JP2004145761A - タッチパネル - Google Patents

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Muneo Kitamura
北村 宗夫
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Kawaguchiko Seimitsu KK
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Abstract

【課題】額縁の幅が小さい薄型のタッチパネルを提供する。
【解決手段】可撓性を有する透明絶縁基板31aの片面に透明電極31bを設けた上基板31と透明絶縁基板21aの片面に透明電極21bを設けた下基板21とを前記透明電極側を内側にして絶縁性のシール剤8を介して対向配置してなり、前記各基板が前記透明電極に接続し方形配置される引き回し配線22、23、32、33と、該引き回し配線の一端と接続し下基板21の一辺に配置されるFPC圧着用電極部17とを有するタッチパネル20において、前記FPC圧着用電極部17を前記下基板21の一方の辺の端部に設け、前記下基板21のFPC圧着用電極部17を有する辺に配置される配線の数を少なくしたことを特徴とする。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータ、各種端末機、自動販売機、ATM等の機器において、液晶ディスプレイやブラウン管等の画面上に配置し、透視した画面の指示に従って使用者が情報の表示画面を指やペン等で直接押してデータの入カが行われるタッチパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術におけるタッチパネルは、可撓性を有する透明絶縁基板とその下面に形成された透明電極とからなる上基板と、透明絶縁基板とその上面に形成された透明電極とからなる下基板とが、所定の空間を隔てて透明電極同士が対面するように配置されている。このタッチパネルにおいて、上基板の上部を入力ペンまたは指で押圧したとき、上基板が撓んでその押圧点において上基板の透明電極が下基板の透明電極と接触する。そして、その接触点の座標が電気抵抗の測定によって検知されて、入力情報が読取られる。
【0003】
このようなタッチパネルのなかで、両基板の透明絶縁基板を透明ガラス板で構成するタッチパネルが開示されている。(例えば、特許文献1参照。)。
以下、従来例を図7、図8、図9、図10を用いて説明する。図7は、従来技術におけるタッチパネルの平面図、図8は、図7におけるD−D断面図、図9は、下基板の平面図、図10は上基板の平面図である。
【0004】
図7、図8、図9、図10に示すように、従来例におけるタッチパネル10は、下基板1と可撓性を有する上基板11とで構成されている。前記下基板1には板厚が例えば1.1mmの透明なガラスからなる透明絶縁基板1aと、この透明絶縁基板1aの上面に形成されている透明電極1bとが設けられている。又、前記透明電極1b上には、ドットスペーサ6がマトリックス状に配置されている。更に、前記下基板1上にシール剤8を介して前記上基板11が装着されており、この上基板11には、板厚が0.2mmの透明なマイクロガラスからなる透明絶縁基板11aと、この透明絶縁基板11aの下面に前記透明電極1bに対向する透明電極11bとが設けられている。
【0005】
又、前記各基板1、11は前記透明電極1b、11bに接続する引き回し配線2、3、12、13を有し、各基板1、11で前記引き回し配線2、3、12、13が方形配置となるように対向配置されている。更に、前記上基板11の引き回し配線12、13の他端14、15と導電性接着剤で接続される独立の連絡電極4、5が対置側基板、即ち、下基板1に設けられている。又、前記引き回し配線2、3と前記連絡電極4、5の他端とはタッチパネルの一辺においてまとめられ、FPC9と接続するためのFPC圧着用電極部7におけるFPC圧着用電極の端部と接続されている。
【0006】
前記引き回し配線2、3、12、13、及び連絡電極4、5は、材料として銀、ニッケル等の金属或いはカーボンなどの導電性の粉末を樹脂バインダー中に分散させた導電性ペーストが使用されており、スクリーン印刷、オフセット印刷、などの印刷法、刷毛塗法などによって形成される。又、上記のようなタッチパネルについては、製品の小型化および薄型化が要求されており、図7に示すように引き回し配線2、3、12、13、連絡電極4、5、及びシール剤等を含む額縁の範囲が小さく納まるように形成することが望まれている。
【0007】
また、前記シール剤8は、エポキシ樹脂接着剤やアクリル樹脂接着剤等が選択され、スクリーン印刷等の方法で、1〜2.5mmの範囲の幅で形成される。このシール剤8には、所要の大きさのプラスチックボールやファイバーガラス等のスペーサ部材が分散されており、このスペーサ部材でもって下基板11と上基板1を所要の間隔に保持する役目を成している。
【0008】
又、前記導電性接着剤としては、たとえばエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂中に導電性金属粉末、或いはアルミナ、ガラスなどの無機絶縁粒の表面を金、ニッケルなどの導電層で被覆したものを含有させたものを用いることが出来る。
【0009】
【特許文献1】
特開平9−146707号公報(第3〜5頁、第1図)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術のタッチパネルにおいては、上基板を、剛性の高いガラスで構成するため、入力を容易とし且つ信頼性を確保するためには、上基板、下基板の隙間を10μm程度に設定する必要がある。このため各基板に形成される引き回し配線、連絡電極等の厚みも小さくすることが要求される。
【0011】
一方、前記導電性ペースト材料で形成された引き回し配線、連絡電極等は、バインダーとして含有する樹脂のために、導電性粉末の固有抵抗以上の抵抗が発生する。このため、配線抵抗を低くするために引き回し配線、連絡電極等の表面積を大きくする必要があり、厚みを小さくすると幅を大きくせざるを得ない状況で、幅は小さくても1mm程度が限界となっていた。従って、引き回し配線、連絡電極等を前記シール剤と並列に配設することを余儀なくされる。このため額縁の範囲を狭くすることが難しく、特にFPC圧着用電極部7の配置される辺においては配線の数が多く額縁の幅aが大きくなるという問題があった。従来例においては、図7に示すようにFPC圧着用電極部7の配置される辺における配線の数は3本で、他の辺における配線の数、1〜2本より多い。又、上基板の透明絶縁基板の材料に使用されるマイクロガラスは材料の価格が高価であるため、コスト的な面からも額縁の幅を小さくし、使用するマイクロガラス板の厚さを小さくする事が望まれていた。
【0012】
(発明の目的)
本発明は、このような従来の課題を解決し、FPC圧着用電極部の接続される辺における額縁の幅を小さくすることによってパネル画面のアクティブエリアが大きく薄型のタッチパネルを提供することを目的とする
【0013】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうちで請求項1に係わるタッチパネルは、可撓性を有する透明絶縁基板の片面に透明電極を設けた上基板と透明絶縁基板の片面に透明電極を設けた下基板とを前記透明電極側を内側にして絶縁性のシール剤を介して対向配置してなり、前記各基板が前記透明電極に接続し方形配置される引き回し配線と、該引き回し配線の一端と接続し下基板の一辺に配置されるFPC圧着用電極部とを有するタッチパネルにおいて、前記FPC圧着用電極部を前記下基板の一方の辺の端部に設け、前記下基板のFPC圧着用電極部を有する辺に配置される配線の数を少なくしたことを特徴とする。
【0014】
又、請求項2の発明に係わるタッチパネルは、前記上基板及び前記下基板構成する透明絶縁基板が、いずれもガラス材からなることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図1、図2、図3、は本発明におけるタッチパネルの第1の実施形態を説明するための図である。図1は本実施形態のタッチパネルの構成を示す平面図、図2は、下基板の平面図、図3は、上基板の平面図である。本実施形態におけるタッチパネルは、長方形の形状からなり、下基板の一方の長辺の端部にFPC圧着電極部を設け、該FPC圧着用電極部を有する辺に配置される配線の数を少なくすることによって狭額縁としたことを特徴としており、その他の点は、従来技術と類似している。尚、従来例と同一部分については同一番号を付与してその説明は省略する。以下、図1、図2、図3を用いて本発明の実施形態におけるタッチパネルについて説明する。
【0016】
図2に示すタッチパネルの下基板21は、板厚が1.1mm程度のソーダーガラス板からなる透明絶縁基板21aと、透明絶縁基板21aの片面の中央部に形成する錫をドープした酸化インジュウム(以後ITOと記載)からなる透明電極21bと、その対向する辺に接続し、且つ透明電極21bの外側の絶縁部分に配設される引き回し配線22、23とを有し、更に、透明電極21bの外側の絶縁部分に配設される連絡電極24、25と、前記透明絶縁基板21aにおける一方の長辺の端部に配置されるFPC圧着用電極部17とを有している。前記連絡電極24、25は、前記引き回し配線22、23とは独立した状態で設けられている。又、前記引き回し配線22、23及び前記連絡電極24、25の他端は透明絶縁基板21aの一方の長辺の端部においてまとめられ、前記FPC圧着用電極部17の各FPC圧着用電極と接続されている。
【0017】
前記FPC圧着用電極部17は、FPC圧着用電極17a、17b、17c、17dを有し、それぞれの一端はFPC9の対応する電極と接続されるようになっている。また、FPC圧着用電極17a、17b、17c、17dの他端は、連絡電極24、引き回し配線22、連絡電極25、引き回し配線23とそれぞれ接続されている。この時、連絡電極24は、下基板21の長辺と平行に配置されおり、その他端がFPC圧着電極17aの他端と接続されている。また、連絡電極25は、下基板21の短辺と平行でFPC圧着電極17cと同一線上に配置され且つFPC圧着電極17cの他端と接続されている。また、引き回し配線22、23は、下基板21の長辺と平行に配置されおり、その延長部は途中で直角に曲げられて延長され、FPC圧着電極17b、17dと同一線上に配置され且つFPC圧着電極17b、17dの他端とそれぞれ接続されている。従って、FPC圧着用電極部17が配置されている長辺の近傍で前記長辺と平行な配線は、連絡電極24と引き回し配線22との2本である。尚、前記下基板21は、上基板31に対してFPC圧着用電極部17のある側が若干大きい形状になっている。
【0018】
一方、図3に示すタッチパネルの上基板31は、板厚が0.2mm程度のマイクロガラス板からなる透明絶縁基板31aと、透明絶縁基板31aの片面の中央部に形成するITOからなる透明電極31bと、その対向する辺に接続し、且つ透明電極31bの外側における絶縁部分に配設される引き回し配線32、33とを有する。この時、引き回し配線32、33は、上基板31の短辺と平行、即ち、長辺に対して直角に配置されている。また、引き回し配線32の延長部は、途中で直角に曲げられ、FPC圧着用電極部17の近傍まで延長されている。又、引き回し配線33は、FPC圧着用電極部17の近傍まで直線状に延長されている。従って、前記基板21においてFPC圧着用電極部17が配置されている長辺に対応する上基板31の長辺で、この長辺と平行な配線は引き回し配線32の1本である。
【0019】
又、図1に示すように、タッチパネル20は、前記上基板31と下基板21とを、透明電極31b、21bを内側にして、且つ上基板31と下基板21とで引き回し配線32、33、22、23が方形配置となるように絶縁性のシール剤8を介して対向配置されている。この時、下基板21の連絡電極24、25と上基板31の引き回し配線32、33のそれぞれの他端34、35とは前記シール剤8の内側で、且つそれぞれの一部が重畳する位置に配置されており、導電性接着剤(図示せず)によって電気的に接続されている。叉、前記下基板21の引き回し配線23も前記シール剤8の内側に配置されている。従って、FPC圧着用電極部17が配置されている長辺の近傍で前記長辺と平行な配線は、引き回し配線32と、連絡電極24と接続されている引き回し配線32の2本である。この結果、FPC圧着用電極部17が配置されている辺の額縁の幅Hを従来より小さくすることが出来る。
尚、引き回し配線、連絡電極、FPC圧着用電極部、導電性接着剤については、従来技術と形状が異なる程度でその他の点は、同様であるため詳細な説明を省略する
【0020】
以上のように本実施形態におけるタッチパネル20は、下基板21の一方の長辺の端部にFPC圧着電極部17を設けことにより、FPC圧着用電極部17が配置されている辺の近傍で前記長辺と平行な配線の数を従来より少ない2本とすることが出来る。この結果、図1に示すFPC圧着用電極部17が配置されている辺の額縁の幅Hを従来より小さくした狭額縁のタッチパネル20を得ることが出来る。
【0021】
(第2の実施形態)
図4、図5、図6は本発明におけるタッチパネルの第2の実施形態を説明するための図である。図4は本実施形態のタッチパネルの構成を示す平面図、図5は、下基板の平面図、図6は、上基板の平面図である。本実施形態におけるタッチパネルは、下基板の一方の短辺の端部にFPC圧着電極部を設け、該FPC圧着用電極部を有する辺に配置される配線の数を少なくし狭額縁とした点が第1の実施形態と異なっており、その他は、第1の実施形態と同様である。従って、第1の実施形態と同様な構成要素については同一番号を付与してその説明は省略する。以下、図4、図5、図6を用いて本実施形態におけるタッチパネルについて説明する。
【0022】
図5に示すタッチパネルの下基板41は、透明絶縁基板41aと、透明絶縁基板41aの片面に形成する透明電極41bと、その対向する辺に接続し、且つ透明電極41bの外側の絶縁部分に配設される引き回し配線42、43とを有し、更に、透明電極41bの外側の絶縁部分に配設される連絡電極44、45と、前記透明絶縁基板41aにおける一方の短辺の端部に配置されるFPC圧着用電極部27とを有している。前記連絡電極44、45は、前記引き回し配線42、43とは独立した状態で設けられている。又、前記引き回し配線42、43及び前記連絡電極44、45の他端は透明絶縁基板21aの前記短辺の端部においてまとめられ、前記FPC圧着用電極部27の各FPC圧着用電極と接続されている。尚、透明絶縁基板41a、透明電極41bは、第1実施形態における透明絶縁基板21a、透明電極21bと形状が若干異なるだけで、その他は同様であるため説明を省略する。
【0023】
前記FPC圧着用電極部27は、FPC圧着用電極27a、27b、27c、27dを有し、それぞれの一端はFPC(図示せず)の対応する電極と接続されるようになっている。また、FPC圧着用電極27a、27b、27c、27dの他端は、連絡電極44、引き回し配線42、連絡電極45、引き回し配線43とそれぞれ接続されている。この時、連絡電極44、45は、下基板41の長辺と平行に配置され、FPC圧着電極27a、27cとそれぞれ同一線上に配置されている。更に、連絡電極44、45の他端はFPC圧着電極27a、27cの他端とそれぞれ接続されている。また、引き回し配線42は、下基板41の長辺と平行に配置されおり、その延長部はFPC圧着電極27bと同一線上に配置され且つFPC圧着電極27bの他端と接続されている。また、引き回し配線43は、下基板41の長辺と平行に配置されおり、その延長部は途中で直角に曲げられ、下基板41の短辺と平行に延長されFPC圧着電極27dの他端と接続されている。従って、FPC圧着用電極部27が配置されている短辺の近傍で前記短辺と平行な配線は、引き回し配線43の1本である。尚、前記下基板41は、上基板51に対してFPC圧着用電極部27のある側が若干大きい形状になっている。
【0024】
一方、図6に示すタッチパネルの上基板51は、透明絶縁基板51aと、透明絶縁基板51aの片面に形成する透明電極51bと、その対向する辺に接続し、且つ透明電極51bの外側における絶縁部分に配設される引き回し配線52、53とを有する。この時、引き回し配線52、53は、上基板51の短辺と平行に配置されている。また、引き回し配線52、53の延長部は、途中で直角に曲げられ、FPC圧着用電極部27の近傍まで延長されている。従って、前記基板41においてFPC圧着用電極部27が配置されている短辺に対応する上基板51の短辺でこの短辺と平行な配線は引き回し配線53の1本である。尚、透明絶縁基板51a、透明電極51bは、第1実施形態における透明絶縁基板31a、透明電極31bと形状が若干異なるだけで、その他は同様であるため説明を省略する。
【0025】
又、図4に示すように、タッチパネル30は、前記上基板51と下基板41とを、透明電極51b、41bを内側にして、且つ上基板51と下基板41とで引き回し配線52、53、42、43が方形配置となるように絶縁性のシール剤8を介して対向配置されている。この時、下基板41の連絡電極44、45と上基板51の引き回し配線52、53のそれぞれの他端54、55とは前記シール剤8の内側で、且つそれぞれの一部が重畳する位置に配置されており、導電性接着剤(図示せず)によって電気的に接続されている。叉、前記下基板41の引き回し配線43も前記シール剤8の内側に配置されている。従って、FPC圧着用電極部27が配置されている短辺の近傍で、この短辺と平行な配線は、引き回し配線43と、連絡電極45と接続されている引き回し配線53との2本である。この結果、FPC圧着用電極部27が配置されている辺の額縁の幅Hを従来より小さくすることが出来る。
尚、引き回し配線42、43、52、53、連絡電極44、45、については、第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
【0026】
以上のように本実施形態におけるタッチパネル30によれば、第1実施形態と同様に、下基板41の一方の短辺の端部にFPC圧着電極部27を設けことにより、FPC圧着用電極部27が配置されている短辺の近傍で、この短辺と平行な配線の数を2本とすることが出来る。この結果、FPC圧着用電極部27が配置されている短辺の額縁の幅Hを従来より小さくした狭額縁のタッチパネル30を得ることが出来る。
【0027】
又、各実施形態においては透明絶縁基板の材質としてガラス板を例して説明したが、この他にポリカーボネート等の透明樹脂板を使用した場合においても、同様の効果を得ることができる。但し、ガラス板を用いたタッチパネルの方がより大きい効果を得ることが出来る。
【0028】
【発明の効果】
以上、本発明のタッチパネルによれば、FPC圧着用電極部を下基板の一方の辺の端部に設けることにより、前記下基板のFPC圧着用電極部を有する一方の辺に配置され、且つ、一方の辺と平行な配線の数を従来より少ない2本とすることが出来る。この結果、FPC圧着用電極部が配置されている辺の額縁の幅を従来より小さくした狭額縁のタッチパネルを得ることが出来、製品の小型化や画面の有効面積を大きくすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるタッチパネルを示す平面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における下基板を示す平面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における上基板を示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態におけるタッチパネルを示す平面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態における下基板を示す平面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態における上基板を示す断面図である。
【図7】従来例におけるタッチパネルを示す平面図である。
【図8】図7におけるDーD断面図である。
【図9】従来例における下基板を示す平面図である。
【図10】従来例における上基板を示す平面図である。
【符号の説明】
1  下基板
1a 透明絶縁基板
1b 透明電極
2、3 引き回し配線
4、5 連絡電極
6  ドットスペーサ
7  FPC圧着電極部
8  シール剤
9 FPC
10  タッチパネル
11  上基板
11a 透明絶縁基板
11b 透明電極
12、13 引き回し配線
14、15 引き回し配線の他端
17 FPC圧着電極部
17a、17b、17c、17d FPC圧着電極
20、30  タッチパネル
21、41 下基板
21a、41a 透明絶縁基板
21b、41b 透明電極
22、23、42、43 引き回し配線
24、25、44、45 連絡電極
27 FPC圧着電極部
27a、27b、27c、27d FPC圧着電極
31、51 上基板
31a、51a 透明絶縁基板
31b、51b 透明電極
32、33、52、53 引き回し配線
34、35、54、55 引き回し配線の他端

Claims (2)

  1. 可撓性を有する透明絶縁基板の片面に透明電極を設けた上基板と透明絶縁基板の片面に透明電極を設けた下基板とを前記透明電極側を内側にして絶縁性のシール剤を介して対向配置してなり、前記各基板が前記透明電極に接続し方形配置される引き回し配線と、該引き回し配線の一端と接続し下基板の一辺に配置されるFPC圧着用電極部とを有するタッチパネルにおいて、
    前記FPC圧着用電極部を前記下基板の一方の辺の端部に設け、前記下基板のFPC圧着用電極部を有する辺に配置される配線の数を少なくしたことを特徴とするタッチパネル。
  2. 前記上基板及び前記下基板構成する透明絶縁基板は、いずれもガラス材からなることを特徴とする請求項1記載のタッチパネル。
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