JP2004143858A

JP2004143858A - Paper tatami mat

Info

Publication number: JP2004143858A
Application number: JP2002311742A
Authority: JP
Inventors: Hisayoshi Yoshii; 吉井　久善
Original assignee: YOSHII, HISAFUMI
Current assignee: YOSHII, HISAFUMI
Priority date: 2002-10-25
Filing date: 2002-10-25
Publication date: 2004-05-20

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a paper tatami mat easily harmonised with a floor surface for laying a TATAMI mat, layable in a smooth state even if there is a recess-projection on the floor surface, restraining the warping of the whole tatami mat by moisture absporption, and easy in laying work. <P>SOLUTION: This tatami mat 1 has a plate-like paper core 2 of turning a seam 20 in the obverse-reverse direction by superposing a plurality of corrugated board materials 23 formed by joining a plate 22 having unit area weight smaller than a corrugated plate 21 on one surface or both surfaces of the corrugated plate 21, a plate material 3 superposed in a noncontact state on at least a surface of the obverse/reverse of the core 2 and a tatami facing 4 arranged on the upper surface of the obverse side plate material 3. The plate material 3 is formed of a paper material of 800 g/m<SP>2</SP>or heavier. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、段ボールを用いた紙製の畳に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
紙製の畳として、本件出願人は既に、波形板の片面または両面に平板を接合してなる紙製の段ボール材の複数が重合され、波形板の目が上下方向を向くように設定された板状の紙製コアを有し、このコアの表裏両面にカバーシートを一体に接合し、この表側のカバーシートの上面に畳表を貼り付けたものを提案した　（特許文献１参照）　。
【０００３】
【特許文献１　】
特願２００２―２０６４９９（図２）
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上記紙製の畳は、軽量で安価という大きな利点を持つが、さらに改良する余地もある。つまり、この畳は、紙製コアにカバーシートを一体に接合し、この表側のカバーシートの上面に畳表を貼り付けているので、畳全体の剛性が高くなる。このため、畳が敷かれる床面に、凹凸やそりがある場合、畳を平滑な状態で敷設することが難しい。また、吸湿などにより前記紙製コアとカバーシートとが異なる伸縮量となったとき、各部材が一体に接合されているので、畳全体が反り返ることがある。さらに、この畳は剛性が高くて曲がりにくいため、床面に畳を順次嵌め込みながら敷設するときの作業が容易とは言い難い。
【０００５】
そこで、本発明の目的は、柔軟性に富むために畳が敷かれる床面に馴染みやすく、床面に凹凸などがあっても平滑な状態で敷設でき、また、吸湿などにより畳全体が反り返るのも抑制できて、しかも敷設作業が容易な紙製の畳を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明にかかる紙製の畳は、波形板の片面または両面に波形板よりも単位面積重量の小さい平板を接合してなる段ボール材の複数が重合されて、目が表裏方向を向くように設定された板状の紙製コアと、このコアの表裏面のうち少なくとも表面に非接触状態で重合された板材と、表側の板材の上面に配置された畳表とを有し、この板材が８００ｇ／ｍ^２以上の紙材で形成されている。
【０００７】
段ボール材は、曲げ応力が主として平板に発生するのに対し、この畳では、紙製コアを構成する段ボール材の平板として、波形板よりも単位面積重量の小さいものが使用されているため、柔軟性に富む曲がり易いものとなって、畳が床面に対し馴染みやすくなる。このため、床面に凹凸などがあっても平滑な状態で畳を敷設することが可能となる。また、前記コアの少なくとも表面に配置される板材は、前記コアに対し非接触状態で重合されるので、この板材により、コアに負荷される畳の荷重が分散されて、コアに局部的な荷重が負荷されるのを防止できるとともに、吸湿などにより両者の伸縮量が異なるものとなっても、畳の反り返りが抑制される。しかも、床面に畳を順次嵌め込みながら敷設するときには、畳が曲がり易いので、敷設作業が容易になる。特に、畳に所定の強度を保持しながら床面に対する馴染み性を付与させるためには、前記波形板として、単位面積重量１６０〜３００ｇ／ｍ^２の紙材、例えば２２０ｇ／ｍ^２の紙材が用いられ、一方、前記平板としては、波形板に対して単位面積重量が０．７５〜０．２５倍、好ましくは０．７０〜０．４０倍、より好ましくは０．６５〜０．５０倍の紙材が用いられる。このとき、前記波形板に対し平板の単位面積重量が０．２５倍より小さいと、畳として使用するときの強度不足を招き、一方、０．７５倍より大きいと、目的とする柔軟性に欠ける。
【０００８】
また、前記板材としては、単位面積重量８００ｇ／ｍ^２以上の紙材が使用される。この板材によれば、畳に負荷される局部的な荷重を十分分散させてコアに負荷させることができる。この板材としては、好ましくは８００ｇ／ｍ^２以上で２０００ｇ／ｍ^２以下、より好ましくは１０００ｇ／ｍ^２以上で１８００ｇ／ｍ^２以下の紙材が用いられる。このとき、単位面積重量が８００ｇ／ｍ^２より小さいときは、局部的な荷重を分散させる作用が不十分となり、一方、２０００ｇ／ｍ^２より大きい場合は、リサイクルするときに、溶けにくくなるので、リサイクルに支障をきたすことになる。
【０００９】
本発明の実施形態では、前記表側の板材と畳表との間に段ボール材からなる段ボールシートが、その目の方向を前記表裏方向と直交させて配置されている。この構成によれば、段ボールシートを設けたことにより畳がクッション性に富むものとなって、畳を踏んだときに良好な感触が得られる。
【００１０】
また、本発明の実施形態では、畳の周縁部のみがその表裏面を貫通させる糸で縫着されている。この構成によれば、畳の周縁部のみを糸で縫着することによって、畳を構成する紙製コア、板材などの各部材を保形しながら、周縁部を除く部分、つまり畳の主要部において、各部材の間の滑り性が良好となって、吸湿などにより各部材の伸縮量が異なっても、畳の反り返りが抑制される。
【００１１】
さらに、本発明の実施形態では、前記段ボール材の波形板および平板に耐水コーティングが施されている。この構成によれば、段ボール材が低吸湿性となって耐水性が高められるので、畳の腐食が防止される。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる紙製の畳の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図１は、紙製の畳の要部を一部切欠いて示す斜視図である。畳１　は、板状の紙製のコア２、このコア２の表裏両面に非接合状態で重合される板材３，３、表側の板材３の上面に設けられるい草などからなる畳表４、および板材３と畳表４との間に配置された段ボールシート５を有している。畳表４は、段ボール材で形成してもよい。
【００１３】
前記紙製のコア２は、波形板２１の片面に帯状の平板２２を接合してなる紙製の段ボール材２３を１つの層として、これの複数層を、平板２２の主面と直交する方向に重ね合わせて接合し、波形板２１の目２０が表裏方向に向くように配置し、さらに、その表裏面に紙材からなるライナ２５を接合して形成されている。これら波形板２１、平板２２およびライナ２５の接合には、市販の耐水糊（澱粉糊に耐水化剤を混合したもの）を使用する。前記平板２２としては、畳１に柔軟性を付与して床面に対する馴染み性を付与するために、波形板２１よりも単位面積重量の小さいもの（薄いもの）が使用される。特に、畳１に所定の強度を保持しながら床面に対する馴染み性を付与させるためには、前述したように、波形板２１に対して、単位面積重量が０．７５〜０．２５倍の平板２２を使用するのが好ましい。前記ライナ２５も、平板２２と同程度、もしくはさらに単位面積重量が小さい（薄い）段ボール用芯紙（ＪＩＳ規格）のような紙材を使用する。ただし、このライナ２５は省略してもよい。また、畳１のより軽量化を図るために、前記段ボール材２３として、波形板２１の目２０の高さＨ（隣接する平板２２，２２間の内側間隔に相当）が５〜１５ｍｍ、好ましくは７〜１２ｍｍで、波形ピッチＰが７〜２４ｍｍ、好ましくは１０〜１８ｍｍの、いわゆる鬼段ボールが用いられている。
【００１４】
前記段ボール材２３の波形板２１および平板２２には、耐水剤を塗着（耐水コーティング）して耐水性を付与することが好ましい。耐水剤としては、例えば、ワックス（ろう）、アクリル樹脂などを使用する。このようにすれば、段ボール材２３が低吸湿性となって耐水性が高められるので、畳１の腐食が防止されて耐久性が高められる。ライナ２５に耐水コーティングを施すと、板材３との間で不快な滑り音を発生させる可能性があるので、ライナ２５は耐水コーティングしないのが好ましい。
【００１５】
前記波形板２１として、この実施形態では正弦波状のものを用いているが、これは台形状のものであってもよい。また、この実施形態では、前記紙製のコア２を形成する段ボール材２３として、波形板２１の片面に１枚の平板２２を接合させたいわゆる片面段ボール材を用いているが、前記コア２は、波形板２１の両面に平板２２を接合させたいわゆる両面段ボール材を用いてもよい。
【００１６】
また、前記コア２の表裏両面に設けられる板材３，３としては、単位面積重量８００ｇ／ｍ^２以上の厚紙が使用される。この厚紙としては、畳１に負荷される荷重を分散して受け止め、畳としての十分な強度を得るために、前述したように、好適には単位面積重量１０００ｇ／ｍ^２以上のものが用いられる。これら板材３，３のうち裏側のものは、必ずしも設ける必要はない。
【００１７】
前記表側の板材３と畳表４との間に介装された段ボールシート５は、畳１をクッション性に富むものにし、踏んだときの感触性を高める。この段ボールシート５は、波形板５１の片面に平板５２を接合してなる段ボール材５３からなり、前記平板５２を下側にして、段ボール材５３の目５０が前記コア２の目２０と直交する横方向（Ｙ方向）に配置されている。ただし、この段ボールシート５は、省略してもよい。また、この段ボールシート５に代えて薄い紙や不織布などを用いることもできる。
【００１８】
前記畳１の周縁部は、これを構成する紙製コア２、板材３、段ボールシート５を保形するために、図１のＩＩ−ＩＩ線断面図である図２に示すように、段ボールシート５から、表側の板材３、コア２および裏側の板材３を貫通する第１の糸６で縫着されている。この第１の糸６で縫着される周縁部は、例えば、畳１の外周縁から２〜５ｃｍ内側までの幅Ｓの領域である。
【００１９】
また、畳１の縦方向（図１のＸ方向）に延びる両側部に、布製の畳べり（縁部材）７が長さ方向に沿って取り付けられている。畳べり７は紙製または樹脂シート製でもよい。前記畳べり７は、縦方向Ｘに沿った側部７１の複数個所において、畳表４、段ボールシート５および表側の板材３を上下方向に貫通する第２の糸７５により縫着される。また、この縫着された一側部７１を除く他の部分が縫着部分から畳表４の端面へと折り返されて、その折り返し部７２が畳表４の横方向側部４１に重ねられている。畳表４は、その横方向側部４１から畳１の裏側へと折り返されて、その折り返し部４２が裏側の板材３の裏面に重ねられている。畳べり７の前記折り返し部７２、畳表４の横方向側部４１、前記コア２、裏側の板材３、および畳表４の前記折り返し部４２は、斜めに貫通する第３の糸７６により縫着されている。
【００２０】
図３は図１のＩＩＩ　―ＩＩＩ　線方向から見た拡大断面図である。同図のように、畳表４は、その横方向Ｙに沿った側部４１Ａからコア２の裏側へと折り返されており、側部４１Ａからこの折り返し部４２Ａへとコア２を斜め状に貫通し、さらに前記折り返し部４２の外面から側部４１Ａの外面を通って、再び側部４１Ａから斜めにコア２に進入する、側面視三角状に配設された第４の糸４３によって縫着されている。
【００２１】
上記構成によれば、図１のコア２は、主として平板２２が曲げ荷重を負担するのに対して、この平板２２が、波形板２１よりも単位面積重量の小さい紙材で形成されているため、畳１が図１の縦方向Ｘに沿って上下の曲がりＢが生じ易い柔軟性に富むものとなり、畳１が床面に対し馴染みやすくなる。このため、床面に凹凸や反りがあっても、上面が平滑な状態で畳１を敷設することが可能となる。また、床面に畳１を順次嵌め込みながら敷設するときには、畳１が曲げ易いことから、敷設作業が容易になる。しかも、前記畳１を構成する紙製コア２、板材３および段ボールシート５の各部材は、その周縁部Ｓのみが第１の糸６によって縫着され、板材３と段ボールシート５の残りの部分、つまり畳１の主要部は、コア２に対し非接合状態に保持されているので、各部材を安定して保形することができながら、各部材間の滑り性を良好として、吸湿などにより各部材間で伸縮量が異なっても、畳１が反り返るのが抑制される。
【００２２】
前記コア２の少なくとも表面に配置される板材３としては、単位面積重量８００ｇ／ｍ^２以上の紙材が使用される。この板材３は、畳１に負荷される局部的な荷重を分散させてコア２に負担させることができるので、畳１としての強度が高くなる。
【００２３】
また、図２のようして畳べり７を第２および第３の糸７５，７６で取り付け、さらに、図３のようにして畳表４を第４の糸４３で取り付けることにより、前記紙製コア２、板材３、段ボールシート５の各主要部間の滑り性を損なうことなく、畳１の柔軟性を確保できる。
【００２４】
また、前記畳表４と畳べり７は、畳１の周縁部Ｓにおいて第２〜第４の糸７５，７６，４３により縫着されているので、これら各糸を切断することにより、い草からなる畳表４と布からなる畳べり７を、紙製のコア２から容易に取り外すことができる。また、このコア２と板材３および段ボールシート５は、畳１の周縁部Ｓにおいて、第１の糸６により縫着されているので、この第１の糸６を切断することにより、紙製板材３と紙製の段ボールシート５もコア２から容易に取り外すことができる。このため、畳１が不要となったときの分別した廃棄処理が容易に行える。また、前記紙製のコア２、板材３および段ボールシート５の各部材の原料は、通常、紙の再生品であって、不要となったときには段ボールの原料に容易にリサイクルできるので、省資源的に優れたものとなる。しかも、火災などが発生したとき、従来の藁材や発泡材は多量の煙が発生し、特に発泡材の場合は有毒ガスを発生するのに対し、本発明の畳１は、有毒ガスを発生せず、また発煙量も少ない。
【００２５】
【発明の効果】
以上のように、本発明の紙製の畳によれば、柔軟性に富むものとなって畳が敷かれる床面に馴染みやすく、床面に凹凸などがあっても平滑な状態で敷設することができ、また、吸湿などにより畳全体が反り返るのを抑制できて、しかも敷設作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る紙製の畳の要部を一部切欠いて示す拡大斜視図である。
【図２】図１のＩＩ―ＩＩ線に沿った拡大断面図である。
【図３】図１のＩＩＩ　―ＩＩＩ　線に沿った拡大断面図である。
【符号の説明】
２…紙製のコア、２０…目、２１…波形板、２２…平板、２３…段ボール材、３…板材、４…畳表、５…段ボールシート、５０…目、５３…段ボール材、６…糸（第１の糸）、Ｓ…周縁部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a paper tatami mat using cardboard.
[0002]
[Prior art]
As a paper tatami, the present applicant has already set a plurality of corrugated cardboards made of paper, which are obtained by joining a flat plate to one or both sides of a corrugated plate, so that the eyes of the corrugated plate are oriented vertically. A proposal has been proposed in which a sheet-shaped paper core is provided, a cover sheet is integrally joined to the front and back surfaces of the core, and a tatami mat is attached to the upper surface of the front cover sheet (see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application 2002-206499 (Fig. 2)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Although the paper tatami mat has the great advantage of being lightweight and inexpensive, there is room for further improvement. That is, in this tatami mat, the cover sheet is integrally joined to the paper core, and the tatami mat is attached to the upper surface of the front cover sheet, so that the rigidity of the whole tatami mat increases. For this reason, it is difficult to lay the tatami in a smooth state when the floor on which the tatami is laid is uneven or warped. In addition, when the paper core and the cover sheet have different amounts of expansion and contraction due to moisture absorption or the like, the entire tatami mat may warp because the members are integrally joined. Furthermore, since the tatami mats have high rigidity and are hard to bend, it is difficult to say that the work of laying the tatami mats while sequentially fitting them into the floor surface is easy.
[0005]
Therefore, an object of the present invention is to make it easy to conform to the floor surface on which the tatami is laid because it is rich in flexibility, to be able to lay in a smooth state even if the floor surface has irregularities, etc. An object of the present invention is to provide a paper tatami that can be suppressed and that can be easily laid.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the paper tatami mat according to the present invention has a plurality of corrugated cardboard members each formed by joining a flat plate having a smaller unit area weight than the corrugated plate to one or both surfaces of the corrugated plate, so that the eyes are superimposed. It has a plate-shaped paper core set to face the front and back sides, a plate material superposed in a non-contact state at least on the front and back surfaces of the core, and a tatami mat arranged on the upper surface of the front plate material. The plate is made of a paper material of 800 g / m ² or more.
[0007]
Bending stress is mainly generated in a flat plate of corrugated cardboard, but in this tatami mat, a flat corrugated cardboard constituting a paper core has a smaller unit area weight than a corrugated plate. The tatami mats are easy to bend, and the tatami mats are easy to adjust to the floor. Therefore, it is possible to lay the tatami mats in a smooth state even if the floor has irregularities. In addition, since the plate material disposed on at least the surface of the core is superimposed on the core in a non-contact state, the load of the tatami mat applied to the core is dispersed by this plate material, and a local load is applied to the core. Can be prevented from being loaded, and even if the expansion and contraction amounts of the two become different due to moisture absorption or the like, the tatami mats are prevented from warping. Moreover, when the tatami mats are laid while being sequentially fitted on the floor, the tatami mats are easily bent, so that the laying work is facilitated. In particular, in order to impart conformability with respect to the floor surface while maintaining a predetermined strength to tatami, as the corrugated plate, the unit area weight 160~300g / ^{m 2} of paper material, for example of 220 g / ^{m 2} paper material On the other hand, the flat plate has a unit area weight of 0.75 to 0.25 times, preferably 0.70 to 0.40 times, more preferably 0.65 to 0.50 times the corrugated plate. Paper material is used. At this time, if the unit area weight of the flat plate with respect to the corrugated plate is smaller than 0.25 times, the strength of the tatami mat when used as a tatami mat is insufficient, and if it is larger than 0.75 times, the intended flexibility is lacking. .
[0008]
Further, a paper material having a unit area weight of 800 g / m ² or more is used as the plate material. According to this plate member, the local load applied to the tatami mat can be sufficiently dispersed and applied to the core. As this plate material, a paper material of preferably 800 g / m ² or more and 2000 g / m ² or less, more preferably 1000 g / m ² or more and 1800 g / m ² or less is used. At this time, if the unit area weight is less than 800 g / m ^2, the action of dispersing the local load becomes insufficient, while if it is more than 2000 g / m ² , it becomes difficult to dissolve at the time of recycling. This will hinder recycling.
[0009]
In an embodiment of the present invention, a corrugated cardboard sheet made of a corrugated cardboard material is arranged between the front plate material and the tatami mat surface so that the direction of the eyes is orthogonal to the front and back directions. According to this configuration, the provision of the corrugated cardboard sheet makes the tatami rich in cushioning properties, and a good feel is obtained when the tatami is stepped on.
[0010]
Further, in the embodiment of the present invention, only the periphery of the tatami is sewn with a thread penetrating the front and back surfaces. According to this configuration, only the peripheral portion of the tatami is sewn with a thread, thereby preserving each member such as a paper core and a plate material constituting the tatami, while excluding the peripheral portion, that is, the main portion of the tatami. In this case, the sliding property between the members is improved, and even if the amounts of expansion and contraction of the members are different due to moisture absorption or the like, the warpage of the tatami is suppressed.
[0011]
Further, in the embodiment of the present invention, the corrugated board and the flat board of the corrugated cardboard are coated with a water-resistant coating. According to this configuration, the corrugated cardboard material has low moisture absorption, and the water resistance is enhanced, so that tatami mat corrosion is prevented.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a paper tatami mat according to the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view showing a main part of a paper tatami mat with a part cut away. The tatami mat 1 includes a plate-shaped paper core 2, plate materials 3 and 3, which are superimposed on the front and back surfaces of the core 2 in a non-bonded state, a tatami mat 4 provided on the upper surface of the front plate material 3, and a plate material. It has a corrugated cardboard sheet 5 arranged between 3 and the tatami table 4. The tatami table 4 may be formed of a cardboard material.
[0013]
The paper core 2 is a paper corrugated cardboard material 23 formed by joining a band-shaped flat plate 22 to one surface of a corrugated plate 21 as one layer, and a plurality of layers are formed in a direction orthogonal to the main surface of the flat plate 22. The corrugated plate 21 is formed such that the eyes 20 of the corrugated plate 21 face the front and back directions, and further, a liner 25 made of a paper material is bonded to the front and back surfaces. A commercially available water-resistant paste (a mixture of a starch paste and a water-resistant agent) is used for joining the corrugated plate 21, the flat plate 22, and the liner 25. As the flat plate 22, one having a smaller unit area weight (thinner) than the corrugated plate 21 is used in order to give flexibility to the tatami mat 1 and to give the tatami mat a conformability to the floor surface. In particular, in order to give the tatami 1 a conformability to the floor surface while maintaining a predetermined strength, as described above, the flat plate having a unit area weight of 0.75 to 0.25 times the corrugated plate 21 is used. Preferably, 22 is used. The liner 25 is also made of a paper material such as corrugated cardboard (JIS standard) having the same or smaller unit area weight as the flat plate 22 (thin). However, the liner 25 may be omitted. In order to reduce the weight of the tatami 1, the height H of the mesh 20 of the corrugated plate 21 (corresponding to the inner distance between the adjacent flat plates 22) is 5 to 15 mm, preferably, as the corrugated cardboard material 23. So-called corrugated cardboard having a length of 7 to 12 mm and a waveform pitch P of 7 to 24 mm, preferably 10 to 18 mm is used.
[0014]
It is preferable that the corrugated plate 21 and the flat plate 22 of the corrugated cardboard material 23 are coated with a water-resistant agent (water-resistant coating) to impart water resistance. As the water resistant agent, for example, wax (wax), acrylic resin, or the like is used. By doing so, the corrugated cardboard material 23 has low moisture absorption and water resistance is increased, so that the tatami 1 is prevented from being corroded and durability is enhanced. If the water-resistant coating is applied to the liner 25, an unpleasant sliding noise may be generated between the liner 25 and the plate material 3. Therefore, it is preferable that the liner 25 is not coated with the water-resistant coating.
[0015]
In this embodiment, the corrugated plate 21 has a sinusoidal shape, but may have a trapezoidal shape. In this embodiment, a so-called single-sided corrugated cardboard material in which one flat plate 22 is bonded to one surface of a corrugated plate 21 is used as the corrugated cardboard material 23 forming the paper core 2. Alternatively, a so-called double-sided corrugated cardboard material in which a flat plate 22 is joined to both surfaces of a corrugated plate 21 may be used.
[0016]
As the plate members 3 provided on the front and back surfaces of the core 2, cardboard having a unit area weight of 800 g / m ² or more is used. As this cardboard, in order to receive the load applied to the tatami mat 1 in a dispersed manner and obtain sufficient strength as the tatami mat, a cardboard having a unit area weight of 1000 g / m ² or more is preferably used as described above. . The back side of these plate members 3 is not necessarily provided.
[0017]
The corrugated cardboard sheet 5 interposed between the front side plate member 3 and the tatami mat table 4 makes the tatami mat 1 rich in cushioning property and enhances tactile sensation when stepped on. The corrugated cardboard sheet 5 is made of a corrugated cardboard 53 formed by joining a flat plate 52 to one surface of a corrugated plate 51, and the stitches 50 of the corrugated cardboard 53 are orthogonal to the stitches 20 of the core 2 with the flat plate 52 facing down. They are arranged in the horizontal direction (Y direction). However, the corrugated cardboard sheet 5 may be omitted. Further, instead of the corrugated cardboard sheet 5, a thin paper or a nonwoven fabric can be used.
[0018]
As shown in FIG. 2, which is a cross-sectional view taken along the line II-II of FIG. 1, the peripheral portion of the tatami mat 1 is used to hold the paper core 2, the plate material 3, and the corrugated cardboard sheet 5 which constitute the tatami mat. 5, the first thread 6 penetrating the front plate 3, the core 2, and the back plate 3 is sewn. The peripheral portion sewn with the first thread 6 is, for example, a region having a width S from the outer peripheral edge of the tatami 1 to 2 to 5 cm inside.
[0019]
A tatami mat (edge member) 7 made of cloth is attached to both sides of the tatami mat 1 extending in the vertical direction (X direction in FIG. 1) along the length direction. The tatami 7 may be made of paper or a resin sheet. The tatami mat 7 is sewn at a plurality of locations on a side portion 71 along the longitudinal direction X with a second thread 75 that vertically passes through the tatami mat 4, the corrugated cardboard sheet 5, and the front side plate material 3. In addition, the other portion except the sewn one side portion 71 is folded back from the sewn portion to the end face of the tatami table 4, and the folded portion 72 is overlapped on the lateral side portion 41 of the tatami table 4. The tatami table 4 is folded from the lateral side portion 41 to the back side of the tatami 1, and the folded portion 42 is overlaid on the back surface of the back plate 3. The folded portion 72 of the tatami mat 7, the lateral side portion 41 of the tatami mat 4, the core 2, the back plate 3 and the folded portion 42 of the tatami mat 4 are sewn with a third thread 76 penetrating diagonally. ing.
[0020]
FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view taken along the line III-III in FIG. As shown in the figure, the tatami table 4 is folded back from the side portion 41A along the lateral direction Y to the back side of the core 2, and penetrates the core 2 obliquely from the side portion 41A to the folded portion 42A. Further, the sewn portion is sewn by a fourth thread 43 disposed in a triangular shape in a side view, which passes through the outer surface of the side portion 41A from the outer surface of the folded portion 42 and enters the core 2 obliquely from the side portion 41A again. I have.
[0021]
According to the above configuration, in the core 2 of FIG. 1, since the flat plate 22 mainly bears the bending load, the flat plate 22 is formed of a paper material having a smaller unit area weight than the corrugated plate 21. In addition, the tatami 1 is rich in flexibility in which a vertical bend B is likely to occur in the vertical direction X in FIG. 1, and the tatami 1 is easily adapted to the floor surface. For this reason, even if the floor surface has irregularities or warpage, the tatami 1 can be laid with the upper surface being smooth. Further, when the tatami mats 1 are laid while being sequentially fitted on the floor surface, the tatami mats 1 are easy to bend, so that the laying work becomes easy. Moreover, each of the members of the paper core 2, the plate member 3, and the cardboard sheet 5 constituting the tatami 1 is sewn only at the peripheral edge S by the first thread 6, and the remaining portions of the plate member 3 and the cardboard sheet 5 In other words, the main part of the tatami 1 is held in a non-joined state with respect to the core 2, so that each member can be kept in a stable shape, while improving the slipperiness between the members and absorbing moisture. Even if the amount of expansion and contraction differs between the members, the tatami 1 is prevented from warping.
[0022]
As the plate material 3 disposed on at least the surface of the core 2, a paper material having a unit area weight of 800 g / m ² or more is used. Since the plate member 3 can distribute the local load applied to the tatami 1 and bear it on the core 2, the strength of the tatami 1 is increased.
[0023]
Further, as shown in FIG. 2, the tatami mat 7 is attached with the second and third yarns 75 and 76, and the tatami mat 4 is attached with the fourth yarn 43 as shown in FIG. 2, the flexibility of the tatami 1 can be secured without impairing the slipperiness between the main parts of the plate material 3 and the cardboard sheet 5.
[0024]
Further, since the tatami mat 4 and the tatami mat 7 are sewn with the second to fourth yarns 75, 76, and 43 at the peripheral edge S of the tatami mat 1, each of these yarns is cut to be made of rush. The tatami mat 4 made of the tatami mat 4 and the cloth can be easily removed from the paper core 2. Further, since the core 2, the board 3 and the corrugated cardboard sheet 5 are sewn by the first thread 6 at the peripheral edge S of the tatami 1, by cutting the first thread 6, the paper board 3 and the cardboard sheet 5 made of paper can also be easily removed from the core 2. For this reason, when the tatami mat 1 becomes unnecessary, the discarded disposal process can be easily performed. Also, the raw materials of the respective members of the paper core 2, the plate material 3, and the corrugated cardboard sheet 5 are usually recycled paper products, and can be easily recycled as corrugated cardboard when they are no longer needed. It will be excellent. Moreover, when a fire or the like occurs, the conventional straw material or foam material generates a large amount of smoke, and in particular, the foam material generates toxic gas, whereas the tatami mat 1 of the present invention generates toxic gas. No emission and little smoke.
[0025]
【The invention's effect】
As described above, according to the paper tatami mat of the present invention, the tatami mat is highly flexible and can be easily adapted to the floor surface on which the tatami mat is laid, and can be laid in a smooth state even if the floor surface has irregularities or the like. In addition, the entire tatami mat can be prevented from warping due to moisture absorption, and the laying work can be facilitated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an enlarged perspective view showing a main part of a paper tatami mat according to the present invention, with a part thereof being cut away.
FIG. 2 is an enlarged sectional view taken along line II-II of FIG.
FIG. 3 is an enlarged sectional view taken along the line III-III in FIG. 1;
[Explanation of symbols]
2 ... paper core, 20 ... eyes, 21 ... corrugated board, 22 ... flat plate, 23 ... corrugated cardboard, 3 ... board, 4 ... tatami table, 5 ... corrugated cardboard sheet, 50 ... eyes, 53 ... corrugated cardboard, 6 ... thread (1st thread), S ... peripheral part

Claims

A plate-shaped paper core, in which a plurality of corrugated cardboard members formed by joining flat plates having a smaller unit area weight than the corrugated plate to one or both surfaces of the corrugated plate are superimposed, and the eyes are set to face front and back.
A plate material polymerized in a non-contact state at least on the front and back surfaces of the core,
Having a tatami mat placed on the upper surface of the front plate material,
The board is a paper tatami made of a paper material of 800 g / m ² or more.

The paper tatami according to claim 1, wherein a corrugated cardboard sheet made of a corrugated cardboard material is arranged between the front side plate member and the tatami mat surface so that the direction of the eyes is orthogonal to the front and back directions.

The paper tatami according to claim 1 or 2, wherein only the peripheral edge of the tatami is sewn with a thread penetrating the front and back surfaces.

The paper-made tatami mat according to claim 1, 2 or 3, wherein the corrugated board and the flat board of the corrugated cardboard are provided with a water-resistant coating.