【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、乗用田植機等の移植機の走行機体に車輪を取り付けるための移植機用の車輪取付け部材に関する。
【０００２】
【従来の技術】
【特許文献１】特開平４ー３１０４０２号公報
【特許文献２】特開２０００ー２３８５０４号公報
上記特許文献１にはディスクホイールタイプの車輪を、スポークタイプの車輪を取付けるための車軸に取付けるために、ディスクホイール自体にボスを設けたものが記載されている。また上記特許文献２には、移植機である田植機にディスクホイールタイプの車輪を取付けたものが記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献１に示されるように、ディスクホイールの中心にボスが設けられているため、ボスはディスク（ホイール）に溶接等によって取り付けられ、ホイールの中央部分の強度が低いという欠点があり、また特許文献２に示されるように、ディスクホイールタイプの車輪を取付けるためには、車軸側にフランジが必要となるため、専用の車軸が必要となり、様々な機種に容易に取り付けることができないほか、作業内容によってディスクホイールタイプの車輪と、スポークタイプの車輪とを交換すること等も困難であった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の移植機用の車輪取付け部材は、車輪のホイールに設けられるボスが挿入される車軸１７を備え、該車軸１７にホイールの固定用のピンを装着するピン孔１７ａを設けた移植機の走行機体１に、円板状のディスクからなるディスクホイール１３を備えた車輪２を取り付ける車輪取付け部材において、上記車輪取付け部材１０が、車軸１７を挿入せしめる筒部２１と、ディスクホイール１３の装着用のフランジ部２２とを備え、上記筒部２１に上記ピン２８を挿入する取付けピン孔２７を設けたことを第１の特徴としている。
【０００５】
また筒部２１のフランジ部近傍の外径ｄ１を、ディスクホイール１３の中心孔１８の径に対して、筒部２１の上記中心孔２８への挿入が許容されるようにされる範囲で略同一とし、筒部２１の外側端側の外径ｄ２を、上記フランジ部近傍の外径ｄ１より小径としたことを第２の特徴としている。
【０００６】
【発明の実施の形態】
図１，図２は本発明のディスクホイールを装着した乗用田植機の平面図及び側面図である。該乗用田植機は走行機体１が前輪２及び後輪３によって支持されているとともに、走行機体１の後方上部には運転席４が設けられている。また走行機体１の前方側にはボンネット６が設けられ、該ボンネット６内にエンジンが搭載されている。
【０００７】
そして走行機体１の後部には昇降リンク機構７を介して接地フロート８を備えた植付作業部９が昇降自在に取り付けられており、従来同様前輪２を運転席４内のステアリングハンドル１１によって操舵しながら走行機体１を圃場内で走行させ、植付作業部９をフロート８が圃場面に接地するように下降させ、植付作業部９を駆動することによって、圃場に所定の条間で苗の植付けを行う構造となっている。
【０００８】
一方上記前輪２は、図２，図３に示されるように、円板状のディスクからなるディスクホイール１３の外周にタイヤ１５が取り付けられたディスクホイールタイプの車輪となっており、後述する車輪取付け部１０を介して車軸１７に取り付けられている。なお上記車軸１７は従来公知の通常のスポークタイプのホイールを取付けることが前提となったタイプのものであり、車軸１７に挿入されるスポークタイプのホイールのボスを固定（抜け止め）するピンを挿入するためのピン孔１７ａが設けられている。
【０００９】
また上記ディスクホイール１３の車軸側（車輪取付け部１０）への取付部１４は、ディスクホイール１３の中心部分に、所定のＰＣＤで所定の径の取付け孔１６が所定の個数穿設された構造となっている。またディスクホイール１３の中心には従来同様所定の径で中心孔１８が穿設されている。
【００１０】
次に上記車輪取付け部材１０の構成について説明する。該車輪取付け部材１０は、図５に示されるように、車軸１７に挿入される中空の筒部２１と、該筒部２１の一端側に設けられるフランジ部２２とからなり、該フランジ部２２には雌ネジからなるボルト孔２３が設けられている。
【００１１】
また筒部２１のフランジ部２２の近傍の外径ｄ１は、上記ディスクホイール１３の中心孔１８の径と、所定の嵌合誤差を有して略同一となっている。そしてフランジ部側の上記ボルト孔２３は筒部２１の軸心を中心に、上記ディスクホイール１３における取付部１４の取付け孔１６と同一のＰＣＤと個数設けられており、上記取付け孔１６に相対する。
【００１２】
これにより図４に示されるように、ディスクホイール１３を中心孔１８を介して筒部２１に挿入し、ボルト孔２３と取付け孔１６とを合わせてディスクホイール１３側からボルト２４を挿入し、ボルト孔２３に螺合させることによって、ディスクホイール１３が車輪取付け部１０に取り付けられる。なお筒部２１の反フランジ側の端部側（外側端側）の外径ｄ２はフランジ部近傍の外径ｄ１より小径となっており、ディスクホイール１３の筒部２１への挿入は容易である。
【００１３】
一方筒部２１の内孔２６は、筒部２１の軸心を中心に車軸１７の外形に対応しており、これにより筒部２１内に車軸１７を挿入することが可能となっている。このとき筒部２１には、フランジ部２２の端面から所定距離Ｌだけ離れた位置に軸心（内孔２６）に直交する取付けピン孔２７が穿設されており、該取付けピン孔２７と車軸１７のピン孔１７ａとを一致させて、ピン２８を両孔２７，１７ａを挿通させて挿入し、ピン２８自身の抜け止めを行うことによって、筒部２１が車軸１７に外嵌されて一体的に固定される。
【００１４】
すなわち上記のようにディスクホイール１３の中心孔１８を筒部２１に挿入して車輪取付け部１０のフランジ部２２にディスクホイール１３を取付け、筒部２１に車軸１７を挿入して筒部２１と車軸１７とを固定することによって、通常スポークタイプのホイールを取付けるための車軸１７にディスクホイールタイプの車輪を取付けることが可能となる。
【００１５】
このときディスクホイール１３の中心孔１８と略同一径の筒部２１のフランジ部近傍にディスクホイール１３が挿入されるため、ディスクホイール１３の筒部２１への挿入時点で、ディスクホイール１３の中心位置、すなわち車輪の中心位置と車軸の中心位置とが一致し、車輪装着時の中心合わせを行うこと無く、フランジ部２２のボルト孔２３とディスクホイール１３の取付け孔１６とを容易に一致させることができ、車輪の取付け作業は容易である。
【００１６】
以上により図６に示されるように、従来通常のスポークタイプのホイール１３’を備えたスポークタイプの車輪が前輪２として、車軸１７にホイール１３のボス２９が挿入されてピン２８’によって固定（抜け止め）されて取付けられる田植機（移植機）の走行機体１に、図４に示されるように容易にディスクホイールタイプの車輪を取り付けることができ、作業状況等に応じて走行機体１にホイールタイプの異なる車輪を交換して取り付けること等も可能となる。
【００１７】
なお図６（ａ）と図６（ｂ）は、タイヤ１５’の太さが異なる車輪を車軸１７に取り付けた場合の例であり、車軸に対する車輪の位置は、ボス２９のピン挿入用の孔２９’の位置によって、調節設定される。
【００１８】
一方ディスクホイールタイプの車輪を車輪取付け部を介して車軸に取り付ける場合、車軸１７に対する車輪（前輪２）の位置は、フランジ部２２に固定されたディスクホイール１３の端面から取付けピン孔２７までの距離Ｌによって決定され、Ｌの長さを予め設定しておくことによって、前輪２が植付け条の中間位置に配置されるように調節することができる。
【００１９】
このためタイヤ１５の太さの異なる車輪（ディスクホイールタイプ）を前輪２として使用する場合、Ｌの長さが異なる車輪取付け部１０を予め用意しておき、タイヤ１５の太さに応じた車輪取付け部１０を使用することができる他、ディスクホイール１３とフランジ部２２との間にスペーサを設けて、車輪（前輪２）の位置を調節することもできる。
【００２０】
これにより様々な種類のディスクホイールタイプの車輪を前輪２として使用することができ、例えばタイヤの外側面とディスクホイールの外側面とがほぼ同一平面上に位置し、ディスクホイール側への泥の付着等を防止する車輪等を容易に取り付け、前輪への泥の付着をより効果的に防止した状態で植え付け作業等を行わせることも可能となる。
【００２１】
【発明の効果】
以上のように構成される本発明の構造によると、スポークタイプのホイールを備えたスポークタイプの車輪を取り付ける走行機体にディスクホイールを備えた車輪を容易に取り付けることができ、作業状況等に応じて走行機体にホイールタイプの異なる車輪を交換して取り付けることができるという効果がある。
【００２２】
また筒部のフランジ部近傍の外径を、ディスクホイールの中心孔の径と略同一とすることによって、ディスクホイールを筒部に挿入することにより、車輪の中心位置を車軸の中心に容易に一致させることができ、車輪取付け部材と車輪との取付け位置合わせを容易に行うことができる。そしてこのとき筒部の外側端側の外径を、上記フランジ部近傍の外径より小径とすることによって、車輪を筒部により容易に挿入することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】乗用田植機の平面図である。
【図２】乗用田植機の側面図である。
【図３】前輪の側面図である。
【図４】前輪部分の断面図である。
【図５】（ａ），（ｂ）は、車輪取付け部単体の正面図及び側断面図である。
【図６】スポークタイプのホイールを備えた車輪の車軸への取り付け状態を示した前輪部分の断面図であり、（ａ）と（ｂ）はタイヤの太さが異なる車輪の取り付け状態を示す。
【符号の説明】
１ 走行機体
２ 前輪（車輪）
１０ 車輪取付け部材
１３ ディスクホイール
１７ 車軸
１７ａ ピン孔
１８ ディスクホイールの中心孔
２１ 筒部
２２ フランジ部
２７ 取付けピン孔
２８ ピン
ｄ１ 筒部のフランジ部近傍の外径
ｄ２ 筒部の外側端側の外径[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a wheel mounting member for a transplanting machine for mounting wheels on a traveling body of a transplanting machine such as a rice transplanter.
[0002]
[Prior art]
[Patent Document 1] Japanese Patent Application Laid-Open No. 4-310402 [Patent Document 2] Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-238504 The above-mentioned Patent Document 1 discloses that a disk wheel type wheel is mounted on an axle for mounting a spoke type wheel. And a boss provided on the disk wheel itself. Further, Patent Literature 2 discloses a rice transplanter, which is a transplanter, in which disc-wheel-type wheels are attached.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
As shown in Patent Document 1, since the boss is provided at the center of the disk wheel, the boss is attached to the disk (wheel) by welding or the like, and has a disadvantage that the strength of the central portion of the wheel is low. As shown in Patent Literature 2, in order to mount a disk wheel type wheel, a flange is required on the axle side, so a dedicated axle is required, so that it cannot be easily mounted on various models, and work is difficult. Depending on the contents, it was also difficult to replace a disc wheel type wheel with a spoke type wheel.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
A wheel mounting member for a transplanter according to the present invention for solving the above-mentioned problem includes a wheel axle 17 into which a boss provided on a wheel of a wheel is inserted, and a pin hole for mounting a wheel fixing pin on the wheel axle 17. A wheel mounting member for mounting a wheel 2 provided with a disk wheel 13 made of a disk-shaped disc on the traveling body 1 of the transplanter provided with 17a, wherein the wheel mounting member 10 includes a cylindrical portion 21 into which the axle 17 is inserted. And a flange portion 22 for mounting the disc wheel 13, and a first feature is that a mounting pin hole 27 for inserting the pin 28 is provided in the cylindrical portion 21.
[0005]
Further, the outer diameter d1 near the flange portion of the cylindrical portion 21 is substantially the same as the diameter of the central hole 18 of the disk wheel 13 within a range where the insertion of the cylindrical portion 21 into the central hole 28 is allowed. A second feature is that the outer diameter d2 on the outer end side of the cylindrical portion 21 is smaller than the outer diameter d1 near the flange portion.
[0006]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
1 and 2 are a plan view and a side view of a riding rice transplanter equipped with a disk wheel of the present invention. The riding rice transplanter has a traveling body 1 supported by front wheels 2 and rear wheels 3, and a driver's seat 4 is provided at an upper rear portion of the traveling body 1. A hood 6 is provided on the front side of the traveling machine body 1, and an engine is mounted in the hood 6.
[0007]
A planting work section 9 having a grounding float 8 is attached to the rear portion of the traveling body 1 via a lifting link mechanism 7 so as to be able to move up and down. The front wheel 2 is steered by a steering handle 11 in a driver's seat 4 as in the prior art. While the traveling machine 1 is running in the field, the planting work unit 9 is lowered so that the float 8 is in contact with the field scene, and the planting work unit 9 is driven. It has a structure for planting.
[0008]
On the other hand, as shown in FIGS. 2 and 3, the front wheel 2 is a disk wheel type wheel in which a tire 15 is mounted on an outer periphery of a disk wheel 13 formed of a disk-shaped disk. It is attached to the axle 17 via the part 10. The axle 17 is of a type on which a conventionally known ordinary spoke type wheel is presumed to be mounted, and a pin for fixing (retaining) the boss of the spoke type wheel inserted into the axle 17 is inserted. A pin hole 17a is provided for the connection.
[0009]
The mounting portion 14 on the axle side (wheel mounting portion 10) of the disk wheel 13 has a structure in which a predetermined number of mounting holes 16 having a predetermined diameter and a predetermined PCD are formed in a central portion of the disk wheel 13. Has become. A center hole 18 having a predetermined diameter is formed in the center of the disc wheel 13 as in the related art.
[0010]
Next, the configuration of the wheel mounting member 10 will be described. As shown in FIG. 5, the wheel mounting member 10 includes a hollow cylindrical portion 21 inserted into the axle 17 and a flange portion 22 provided at one end of the cylindrical portion 21. Is provided with a bolt hole 23 made of a female screw.
[0011]
The outer diameter d1 of the cylindrical portion 21 near the flange portion 22 is substantially the same as the diameter of the center hole 18 of the disc wheel 13 with a predetermined fitting error. The number of the bolt holes 23 on the flange side is equal to the number of PCDs equal to the number of the mounting holes 16 of the mounting portion 14 of the disk wheel 13 around the axis of the cylindrical portion 21. .
[0012]
Thereby, as shown in FIG. 4, the disc wheel 13 is inserted into the cylindrical portion 21 through the center hole 18, the bolt hole 23 is aligned with the mounting hole 16, and the bolt 24 is inserted from the disc wheel 13 side. The disk wheel 13 is mounted on the wheel mounting portion 10 by screwing into the hole 23. The outer diameter d2 of the end portion (outer end side) on the side opposite to the flange side of the cylindrical portion 21 is smaller than the outer diameter d1 near the flange portion, so that the disk wheel 13 can be easily inserted into the cylindrical portion 21. .
[0013]
On the other hand, the inner hole 26 of the cylindrical portion 21 corresponds to the outer shape of the axle 17 centering on the axis of the cylindrical portion 21, so that the axle 17 can be inserted into the cylindrical portion 21. At this time, a mounting pin hole 27 orthogonal to the axis (inner hole 26) is formed in the cylindrical portion 21 at a position away from the end surface of the flange portion 22 by a predetermined distance L, and the mounting pin hole 27 and the axle are formed. The pin portion 17 is aligned with the pin hole 17a, the pin 28 is inserted through both holes 27 and 17a, and the pin 28 itself is prevented from coming off. Fixed to.
[0014]
That is, as described above, the center hole 18 of the disk wheel 13 is inserted into the cylindrical portion 21, the disk wheel 13 is mounted on the flange portion 22 of the wheel mounting portion 10, the axle 17 is inserted into the cylindrical portion 21, and the cylindrical portion 21 and the axle are inserted. By fixing the wheel 17 to a disk wheel, it is possible to mount a disc wheel type wheel to the axle 17 for mounting a spoke type wheel.
[0015]
At this time, since the disc wheel 13 is inserted near the flange of the cylindrical portion 21 having substantially the same diameter as the center hole 18 of the disk wheel 13, the center position of the disk wheel 13 at the time of insertion of the disk wheel 13 into the cylindrical portion 21. That is, the center position of the wheel coincides with the center position of the axle, and the bolt hole 23 of the flange portion 22 and the mounting hole 16 of the disc wheel 13 can be easily matched without centering when mounting the wheel. It is possible and the mounting work of the wheel is easy.
[0016]
As described above, as shown in FIG. 6, a spoke-type wheel provided with a conventional normal spoke-type wheel 13 'is used as the front wheel 2, and the boss 29 of the wheel 13 is inserted into the axle 17 and fixed (extracted) by the pin 28'. As shown in FIG. 4, disc-wheel-type wheels can be easily attached to the traveling machine 1 of the rice transplanter (transplanter) to be stopped and attached, and the wheel-type can be attached to the traveling machine 1 according to work conditions and the like. It is also possible to replace and attach different wheels.
[0017]
6 (a) and 6 (b) show an example in which wheels having different thicknesses of the tires 15 'are mounted on the axle 17, and the positions of the wheels with respect to the axle are the holes for inserting the pins of the boss 29. Adjustment is set by the position of 29 '.
[0018]
On the other hand, when a disk wheel type wheel is mounted on the axle via the wheel mounting portion, the position of the wheel (front wheel 2) with respect to the axle 17 is determined by the distance from the end surface of the disk wheel 13 fixed to the flange portion 22 to the mounting pin hole 27. It is determined by L, and by setting the length of L in advance, it is possible to adjust so that the front wheel 2 is disposed at an intermediate position of the planting strip.
[0019]
For this reason, when wheels (disc wheel type) having different thicknesses of the tires 15 are used as the front wheels 2, wheel mounting portions 10 having different lengths of L are prepared in advance, and the wheel mounting portions corresponding to the thicknesses of the tires 15 are prepared. In addition to using the part 10, a spacer may be provided between the disk wheel 13 and the flange part 22 to adjust the position of the wheel (the front wheel 2).
[0020]
As a result, various types of disc wheel-type wheels can be used as the front wheel 2. For example, the outside surface of the tire and the outside surface of the disc wheel are located substantially on the same plane, and the mud adheres to the disc wheel side. It is also possible to easily attach a wheel or the like for preventing the like, and to perform the planting operation or the like in a state where the adhesion of mud to the front wheel is more effectively prevented.
[0021]
【The invention's effect】
According to the structure of the present invention configured as described above, a wheel with a disc wheel can be easily attached to a traveling body to which a spoke-type wheel with a spoke-type wheel is attached. There is an effect that wheels having different wheel types can be replaced and mounted on the traveling body.
[0022]
The outer diameter near the flange of the cylinder is approximately the same as the diameter of the center hole of the disc wheel. By inserting the disc wheel into the cylinder, the center position of the wheel easily matches the center of the axle. The mounting position of the wheel mounting member and the wheel can be easily adjusted. At this time, by making the outer diameter on the outer end side of the cylindrical portion smaller than the outer diameter near the flange portion, the wheel can be more easily inserted into the cylindrical portion.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a riding rice transplanter.
FIG. 2 is a side view of the riding rice transplanter.
FIG. 3 is a side view of a front wheel.
FIG. 4 is a sectional view of a front wheel portion.
FIGS. 5A and 5B are a front view and a side sectional view of a single wheel mounting portion.
FIGS. 6A and 6B are cross-sectional views of a front wheel portion showing a mounting state of a wheel provided with a spoke type wheel to an axle, and FIGS. 6A and 6B show mounting states of wheels having different tire thicknesses.
[Explanation of symbols]
1 traveling body 2 front wheel (wheel)
Reference Signs List 10 Wheel mounting member 13 Disk wheel 17 Axle 17a Pin hole 18 Center hole 21 of disk wheel 21 Tube portion 22 Flange portion 27 Mounting pin hole 28 Pin d1 Outer diameter d2 near flange portion of tube portion d2 Outer diameter of outer end side of tube portion
