JP2004142115A - 防錆フィルムの貼付け冶具及びその使用方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】防錆フィルムを吸着して素早く確実に通常の環境下で粘着させることのできる簡単な構造の防錆フィルムの貼付け冶具を提供する。
【解決手段】防錆フィルムの貼付け冶具は、表面が粘着面である防錆フィルムの裏面の非粘着面を載置させ、かつ表裏面間を連通させる気孔21が配列された弾性を呈するフィルム載置台20と、このフィルム載置台がその厚み方向に圧縮可能に装着され、かつ吸引口11を有する吸引室10aとを備え、吸引口11からの真空吸引により、気孔21を通して防錆フィルムをフィルム載置台20に吸着させる。
【選択図】 図1
【解決手段】防錆フィルムの貼付け冶具は、表面が粘着面である防錆フィルムの裏面の非粘着面を載置させ、かつ表裏面間を連通させる気孔21が配列された弾性を呈するフィルム載置台20と、このフィルム載置台がその厚み方向に圧縮可能に装着され、かつ吸引口11を有する吸引室10aとを備え、吸引口11からの真空吸引により、気孔21を通して防錆フィルムをフィルム載置台20に吸着させる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、防錆フィルムを貼付け対象面に粘着させるための防錆フィルムの貼付け冶具及びその使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の車両用の防錆フィルムとして、車両を船便で輸送する際に苛酷な環境下で、特に潮風がタイヤのディスクホィールのホィール孔から内部に侵入することにより、ブレーキディスクが錆びるのを防止するために、手作業により防錆フィルムをその離型紙を剥がしてディスクホィール面に粘着させてホィール孔をシールするためものが周知である。その作業に際しては、ディスクホィール面に凹凸があったり或はしわを発生させる可能性があるために、隙間を生じさせないように丁寧に時間を掛けて粘着させる必要がある。
【0003】
一方、特許文献1により、ブラウン管等のパネル面に気泡を混入させないようにフィルムを貼付けるために、ブラウン管の表示面等のパネル面の形状に合わせて予め所定寸法に整形されたフィルムのうち少なくとも一方に接着剤を塗布し、弾性体からなるフィルム保持具にフィルムを保持し、真空状態でパネル面をフィルムに押し付けてフィルム保持具をパネル面の形状に従って弾性変形させてフィルムをパネル面に密着させ、その密着状態で接着剤を硬化させてフィルムをパネル面に貼付けるようになったフィルム貼付け装置が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−287826号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この装置は、フィルムを真空吸引すると共に、貼付け用の真空容器内で全域を確実に密着させて接着剤を硬化させて貼付けを行うもので、真空装置として構造的に複雑になる。つまり、外気下で短時間で貼付け対象面に対してフィルムを粘着する目的には適合せず、構成も複雑になる。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みて、防錆フィルムを吸着して素早く確実に通常の環境下で粘着させることのできる簡単な構造の防錆フィルムの貼付け冶具及びその使用方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、この目的を達成するために、防錆フィルムの貼付け冶具は、請求項1により、表面が粘着面である防錆フィルムの裏面の非粘着面を載置させ、かつ表裏面間を連通させる気孔が配列された弾性を呈するフィルム載置台と、このフィルム載置台がその厚み方向に圧縮可能に装着され、かつ吸引口を有する吸引室とを備え、吸引口からの真空吸引により、気孔を通して防錆フィルムをフィルム載置台に吸着させることを特徴とする。
【0008】
このように構成された貼付け冶具を用いて防錆フィルムを貼付け対象面に粘着させるには、請求項4により、防錆フィルムの非粘着面をフィルム載置台に載置させて、吸引口からの真空吸引により防錆フィルムをフィルム載置台に吸着させ、防錆フィルムの粘着面を貼付け対象面に当てて、フィルム載置台を弾性圧縮させる程度に貼付け対象面に向けて押圧し、この押圧により粘着面を貼付け対象面に粘着させた状態で真空吸引を解除して、フィルム載置台を防錆フィルムから離反させる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を基に本発明の実施の形態の一例による防錆フィルムの貼付け冶具を説明する。図1は、自動車のタイヤ1のディスクホィール2(図2参照)に防錆フィルム5を貼付けるための貼付け冶具を示すもので、吸引室10aを形成するように、吸引口11を有して、ディスクホィール2に対応した直径のディスク状の吸引容器10と、その周壁13及び上壁部12とで形成される収納部14に収納され、かつ表裏面間に連通する気孔21が面状に多数配列されて、防錆フィルム5の裏面の非粘着面を載置させる弾性のフィルム載置台20とを備える。
【0010】
防錆フィルム5は、ディスクホィール2に対応した円形状であり、ハブ孔2aの周囲のボルト取付孔2bの領域を含めた直径の中心孔5aを有するドーナツ形状に形成されている。防錆フィルム5の表面の粘着面は、離型紙6でカバーされている。
【0011】
フィルム載置台20は圧縮弾性を呈するゴム製であり、中心部にタイヤ1のハブ孔2aに対応した内径の開口部24を備え、また上壁部12に載置された状態で周壁13を突出し得る厚さに設定されている。一方、吸引容器10の上壁部12には、気孔21にそれぞれ連通する穿孔15が形成されると共に、中心部にはハブ孔2aに対応した外径のガイドピン16が突設されている。これらの気孔及び穿孔は例えば内径が数mmで全域に均一な密度で半径及び円周方向へ数mm間隔で配列され、図1では簡略的に拡大して示している。吸引口11には開閉弁19が設けられ、その後続のチューブが、工場の圧縮エアを利用した吸気装置、或は真空ポンプ等の例えば−1気圧程度の吸引源に接続している。
【0012】
このように構成されたディスクホィール2用の防錆フィルム5の貼付け冶具の使用方法を図2を参照して説明する。作業台9に貼付け冶具10,20を載せて防錆フィルム5の中心孔5aをガイドピン16に挿通させて、外周をフィルム載置台20の外周に合わせて裏面の非粘着面をフィルム載置台20にセットする。開閉弁19を開放して気孔21及び穿孔15を通して吸気を行い、防錆フィルム5をフィルム載置台20の表面に吸着させる(図2A参照)。吸着後に開閉弁19を閉じる。
【0013】
次いで、防錆フィルム5の粘着面の離型紙6を剥がし、貼付け冶具10,20を反転させてガイドピン16をタイヤ1のハブ孔2aに挿入させ、フィルム載置台20をディスクホィール2の表面に当てて、上方から押圧してその表面に粘着させる(同図B)。ガイドピン16はタイヤ1のハブ孔2aに対応した形状であることにより、防錆フィルム5はディスクホィール2に対して正確に位置決めされる。吸引容器10の周壁13から突出したフィルム載置台20は、押圧によりディスクホィール2の表面の曲面に沿って圧接して弾性圧縮し、防錆フィルム5をディスクホィール2の表面の貼付け対象面の全域にわたり密着させる。
【0014】
続いて、開閉弁19を吸引源側から外して開放することにより、真空状態を解除してフィルム載置台20を防錆フィルム5から離反させる(同図C)。このように両側のディスクホィール2のホィール孔2bがシールされることにより、内部のブレーキディスクが悪環境下で錆びるのが防止される。
【0015】
以上説明した貼付け冶具は、ディスクホィール以外を貼付け対象面として構成することもできる。また、前述の実施の形態では、上壁部にフィルム載置台用ゴムを収納したが、特に貼付け面が小さい場合には上壁部を廃止して、吸引容器10の上面開口部に直接ゴムをその周囲で取付けることも考えられる。
【0016】
【発明の効果】
請求項1又は請求項4の発明によれば、防錆フィルムを真空吸引する簡単な構成のフィルム載置台を通常の外気下で貼付け対象面に押し当てるだけで、しわ或は隙間等を発生させることなく、防錆フィルムを確実に粘着により密着させることが可能となる。請求項2の発明によれば、自動車のタイヤのディスクホィールに、防錆フィルムがハブ穴を基準に位置決めされて簡単に粘着され、特に海路運搬中の苛酷な環境下で内部のブレーキディスク等が確実に防錆される。請求項3の発明によれば、フィルム載置台の吸引容器への装着が容易となり、貼付け対象面を広くしてもフィルム載置台の変形が防止され、したがって弾性圧縮量の範囲で曲面状になった広い範囲の貼付け対象面に常時確実に粘着させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による防錆フィルムの貼付け冶具の断面図である。
【図2】同防錆フィルムの貼付け冶具の使用方法を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 タイヤ
2 ディスクホィール
2a ハブ孔
2b ボルト取付孔
5 防錆フィルム
10 吸引容器
11 吸引口
12 上壁部
13 周壁
14 収納部
15 穿孔
16 ガイドピン
20 フィルム載置台
21 気孔
24 開口部
【発明の属する技術分野】
本発明は、防錆フィルムを貼付け対象面に粘着させるための防錆フィルムの貼付け冶具及びその使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の車両用の防錆フィルムとして、車両を船便で輸送する際に苛酷な環境下で、特に潮風がタイヤのディスクホィールのホィール孔から内部に侵入することにより、ブレーキディスクが錆びるのを防止するために、手作業により防錆フィルムをその離型紙を剥がしてディスクホィール面に粘着させてホィール孔をシールするためものが周知である。その作業に際しては、ディスクホィール面に凹凸があったり或はしわを発生させる可能性があるために、隙間を生じさせないように丁寧に時間を掛けて粘着させる必要がある。
【0003】
一方、特許文献1により、ブラウン管等のパネル面に気泡を混入させないようにフィルムを貼付けるために、ブラウン管の表示面等のパネル面の形状に合わせて予め所定寸法に整形されたフィルムのうち少なくとも一方に接着剤を塗布し、弾性体からなるフィルム保持具にフィルムを保持し、真空状態でパネル面をフィルムに押し付けてフィルム保持具をパネル面の形状に従って弾性変形させてフィルムをパネル面に密着させ、その密着状態で接着剤を硬化させてフィルムをパネル面に貼付けるようになったフィルム貼付け装置が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−287826号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この装置は、フィルムを真空吸引すると共に、貼付け用の真空容器内で全域を確実に密着させて接着剤を硬化させて貼付けを行うもので、真空装置として構造的に複雑になる。つまり、外気下で短時間で貼付け対象面に対してフィルムを粘着する目的には適合せず、構成も複雑になる。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みて、防錆フィルムを吸着して素早く確実に通常の環境下で粘着させることのできる簡単な構造の防錆フィルムの貼付け冶具及びその使用方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、この目的を達成するために、防錆フィルムの貼付け冶具は、請求項1により、表面が粘着面である防錆フィルムの裏面の非粘着面を載置させ、かつ表裏面間を連通させる気孔が配列された弾性を呈するフィルム載置台と、このフィルム載置台がその厚み方向に圧縮可能に装着され、かつ吸引口を有する吸引室とを備え、吸引口からの真空吸引により、気孔を通して防錆フィルムをフィルム載置台に吸着させることを特徴とする。
【0008】
このように構成された貼付け冶具を用いて防錆フィルムを貼付け対象面に粘着させるには、請求項4により、防錆フィルムの非粘着面をフィルム載置台に載置させて、吸引口からの真空吸引により防錆フィルムをフィルム載置台に吸着させ、防錆フィルムの粘着面を貼付け対象面に当てて、フィルム載置台を弾性圧縮させる程度に貼付け対象面に向けて押圧し、この押圧により粘着面を貼付け対象面に粘着させた状態で真空吸引を解除して、フィルム載置台を防錆フィルムから離反させる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を基に本発明の実施の形態の一例による防錆フィルムの貼付け冶具を説明する。図1は、自動車のタイヤ1のディスクホィール2(図2参照)に防錆フィルム5を貼付けるための貼付け冶具を示すもので、吸引室10aを形成するように、吸引口11を有して、ディスクホィール2に対応した直径のディスク状の吸引容器10と、その周壁13及び上壁部12とで形成される収納部14に収納され、かつ表裏面間に連通する気孔21が面状に多数配列されて、防錆フィルム5の裏面の非粘着面を載置させる弾性のフィルム載置台20とを備える。
【0010】
防錆フィルム5は、ディスクホィール2に対応した円形状であり、ハブ孔2aの周囲のボルト取付孔2bの領域を含めた直径の中心孔5aを有するドーナツ形状に形成されている。防錆フィルム5の表面の粘着面は、離型紙6でカバーされている。
【0011】
フィルム載置台20は圧縮弾性を呈するゴム製であり、中心部にタイヤ1のハブ孔2aに対応した内径の開口部24を備え、また上壁部12に載置された状態で周壁13を突出し得る厚さに設定されている。一方、吸引容器10の上壁部12には、気孔21にそれぞれ連通する穿孔15が形成されると共に、中心部にはハブ孔2aに対応した外径のガイドピン16が突設されている。これらの気孔及び穿孔は例えば内径が数mmで全域に均一な密度で半径及び円周方向へ数mm間隔で配列され、図1では簡略的に拡大して示している。吸引口11には開閉弁19が設けられ、その後続のチューブが、工場の圧縮エアを利用した吸気装置、或は真空ポンプ等の例えば−1気圧程度の吸引源に接続している。
【0012】
このように構成されたディスクホィール2用の防錆フィルム5の貼付け冶具の使用方法を図2を参照して説明する。作業台9に貼付け冶具10,20を載せて防錆フィルム5の中心孔5aをガイドピン16に挿通させて、外周をフィルム載置台20の外周に合わせて裏面の非粘着面をフィルム載置台20にセットする。開閉弁19を開放して気孔21及び穿孔15を通して吸気を行い、防錆フィルム5をフィルム載置台20の表面に吸着させる(図2A参照)。吸着後に開閉弁19を閉じる。
【0013】
次いで、防錆フィルム5の粘着面の離型紙6を剥がし、貼付け冶具10,20を反転させてガイドピン16をタイヤ1のハブ孔2aに挿入させ、フィルム載置台20をディスクホィール2の表面に当てて、上方から押圧してその表面に粘着させる(同図B)。ガイドピン16はタイヤ1のハブ孔2aに対応した形状であることにより、防錆フィルム5はディスクホィール2に対して正確に位置決めされる。吸引容器10の周壁13から突出したフィルム載置台20は、押圧によりディスクホィール2の表面の曲面に沿って圧接して弾性圧縮し、防錆フィルム5をディスクホィール2の表面の貼付け対象面の全域にわたり密着させる。
【0014】
続いて、開閉弁19を吸引源側から外して開放することにより、真空状態を解除してフィルム載置台20を防錆フィルム5から離反させる(同図C)。このように両側のディスクホィール2のホィール孔2bがシールされることにより、内部のブレーキディスクが悪環境下で錆びるのが防止される。
【0015】
以上説明した貼付け冶具は、ディスクホィール以外を貼付け対象面として構成することもできる。また、前述の実施の形態では、上壁部にフィルム載置台用ゴムを収納したが、特に貼付け面が小さい場合には上壁部を廃止して、吸引容器10の上面開口部に直接ゴムをその周囲で取付けることも考えられる。
【0016】
【発明の効果】
請求項1又は請求項4の発明によれば、防錆フィルムを真空吸引する簡単な構成のフィルム載置台を通常の外気下で貼付け対象面に押し当てるだけで、しわ或は隙間等を発生させることなく、防錆フィルムを確実に粘着により密着させることが可能となる。請求項2の発明によれば、自動車のタイヤのディスクホィールに、防錆フィルムがハブ穴を基準に位置決めされて簡単に粘着され、特に海路運搬中の苛酷な環境下で内部のブレーキディスク等が確実に防錆される。請求項3の発明によれば、フィルム載置台の吸引容器への装着が容易となり、貼付け対象面を広くしてもフィルム載置台の変形が防止され、したがって弾性圧縮量の範囲で曲面状になった広い範囲の貼付け対象面に常時確実に粘着させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による防錆フィルムの貼付け冶具の断面図である。
【図2】同防錆フィルムの貼付け冶具の使用方法を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 タイヤ
2 ディスクホィール
2a ハブ孔
2b ボルト取付孔
5 防錆フィルム
10 吸引容器
11 吸引口
12 上壁部
13 周壁
14 収納部
15 穿孔
16 ガイドピン
20 フィルム載置台
21 気孔
24 開口部
Claims (4)
- 表面が粘着面である防錆フィルムの裏面の非粘着面を載置させ、かつ表裏面間を連通させる気孔が配列された弾性を呈するフィルム載置台と、このフィルム載置台がその厚み方向に圧縮可能に装着され、かつ吸引口を有する吸引容器とを備え、前記吸引口からの真空吸引により、前記気孔を通して前記防錆フィルムを前記フィルム載置台に吸着させることを特徴とする防錆フィルムの貼付け冶具。
- 貼付け対象面が、自動車のタイヤのディスクホィールであり、タイヤのハブ穴に挿入される位置決めピンが、フィルム載置台の中心部から突設されていることを特徴とする請求項1記載の防錆フィルムの貼付け冶具。
- 貼付け対象面に対応した形状のフィルム載置台が、吸引容器の上壁部に載置されると共に、この上壁部に、前記フィルム載置台の気孔にそれぞれ連通する穿孔が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の防錆フィルムの貼付け冶具。
- 請求項1記載の防錆フィルムの貼付け冶具を用いて貼付け対象面に前記防錆フィルムを粘着させるための防錆フィルムの貼付け冶具の使用方法であって、
前記防錆フィルムの非粘着面を前記フィルム載置台に載置させて、吸引口からの真空吸引により前記防錆フィルムを前記フィルム載置台に吸着させ、
前記防錆フィルムの粘着面を貼付け対象面に当てて、フィルム載置台を弾性圧縮させる程度に貼付け対象面に向けて押圧し、
この押圧により前記粘着面を前記貼付け対象面に粘着させた状態で前記真空吸引を解除して、前記フィルム載置台を前記防錆フィルムから離反させることを特徴とする防錆フィルムの貼付け冶具の使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002306488A JP2004142115A (ja) | 2002-10-22 | 2002-10-22 | 防錆フィルムの貼付け冶具及びその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002306488A JP2004142115A (ja) | 2002-10-22 | 2002-10-22 | 防錆フィルムの貼付け冶具及びその使用方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004142115A true JP2004142115A (ja) | 2004-05-20 |
Family
ID=32453214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002306488A Pending JP2004142115A (ja) | 2002-10-22 | 2002-10-22 | 防錆フィルムの貼付け冶具及びその使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004142115A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1393930A3 (en) * | 2002-08-08 | 2005-03-23 | LINTEC Corporation | Sheet-affixing device and sheet-supplying device |
JP2007131131A (ja) * | 2005-11-10 | 2007-05-31 | Chuo Motor Wheel Co Ltd | 防錆フィルムシートの離型紙剥離装置 |
JP2009066964A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | Kanto Auto Works Ltd | 防錆フイルムの貼付治具 |
-
2002
- 2002-10-22 JP JP2002306488A patent/JP2004142115A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1393930A3 (en) * | 2002-08-08 | 2005-03-23 | LINTEC Corporation | Sheet-affixing device and sheet-supplying device |
JP2007131131A (ja) * | 2005-11-10 | 2007-05-31 | Chuo Motor Wheel Co Ltd | 防錆フィルムシートの離型紙剥離装置 |
JP4660355B2 (ja) * | 2005-11-10 | 2011-03-30 | 中央精機株式会社 | 防錆フィルムシートの離型紙剥離装置 |
JP2009066964A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | Kanto Auto Works Ltd | 防錆フイルムの貼付治具 |
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