JP2004140989A - 電子回路を組込んだ小型電気機械的エネルギー貯蔵装置 - Google Patents

電子回路を組込んだ小型電気機械的エネルギー貯蔵装置 Download PDF

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Abstract

【課題】基板上に一体型に形成された単極発電機を含む小型の高電流源を提供する。
【解決手段】電子回路はまた、例えば、単一の集積回路上に単極発電機を有しながら、該基板上に配されることが可能である。電子回路は単極発電機に接続可能であり、連続的な低電流入力から、パルス状の高電流出力を生成する。電子回路は、単極発電機が、電源及び荷重に代替的に接続するための、少なくとも一つの電気制御スイッチを有する。コントローラーは、コントロール信号を生成するために使用することができる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明の配置物は、一般的にエネルギー貯蔵分野に関し、さらに特に、基盤材料に組み込まれたエネルギー貯蔵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
幾何学物の凝縮及びクロック速度増加は、一貫して、中央演算処理装置、デジタルシグナルプロセッサー、及びその他のプリント回路基盤装置に対する供給電力を低下させてきている。今日、これら装置は、+1.0から+2.0Vの範囲で制御可能であるが、制御電圧は、制御的なものとして、さらに減少するだろう。重要なことに、蓄電器は、十分なレベルの電流を供給するために十分なエネルギーを貯蔵するために、相対的に高い電気容量を有している。従って、補助的に電流を供給するために使用される蓄電器は、ほとんど大型化する傾向にある。蓄電器と高電流を必要とする回路装置との間のスルーレート及び電圧は、蓄電器と回路装置との間の回路の抵抗及びインダクタンスを最小にすべく、通常、回路装置の近傍に位置している。しかしながら、適切な位置にある印刷回路基板上に大型蓄電器が位置することは、挑戦的である。特に、蓄電器は、回路基板のサイズを減少することが可能な程度を限定することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
補助的に電流を供給するために使用される蓄電器は、ほとんど大型化する傾向にある。さらに、蓄電器は、回路基板がその他の装置に適合することを妨害する可能性がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、基板上に一体的に形成された単極発電機を含む小型の高電流源に関する。さらに、この基板上に、電子回路が配されている。一つの配置において、単極発電機及び電子回路は、単一の集積回路上に形成可能である。この電子回路は、連続的な低電流入力によりパルス状の高電流出力を生み出すべく、単極発電機に結合されている。この電子回路は、単極発電機が電源や負荷に代替的に接続するためのコントロール信号に反応する少なくとも一つの電気制御スイッチを含む。コントローラーは、コントロール信号を発生するために使用することができる。さらに、負荷は、デューティーサイクルを有することが可能で、電気制御スイッチは、負荷のデューティーサイクルの一部分の間、単極発電機に電源を接続させることも可能であり、かつ、負荷に単極発電機を接続させることも可能である。
【0005】
基板の材料は、セラミック及び/又は半導体であってもよい。例えば、基板は、低温コファイアーセラミックであってもよい。単極発電機は、基板に形成された円形凹部を有してもよく、少なくとも一つの導電性回転ディスクが、この円形凹部内部に配されている。また、この単極発電機は、電子回路において、磁場源及びコントローラーを含むことも可能であり、これは、この磁場源により生み出される磁場の強度を選択的に制御するためのものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は、基材上に製造された小型電子機械的単極発電機(MEHG)に関する。特に、MEHGは、種々の応用例における蓄電器に使用可能なエネルギー貯蔵装置である。例えば、MEHGは、コンパクトな電源として使用することが可能で、これにより、極限状態での電流要求における電源供給を補完するために一般的に使用される大型の蓄電器が必要なくなる。このような蓄電器は、一般には、0.1 mJ/mmのオーダーのエネルギー記憶密度を有する集積回路(IC)パッケージに組み込まれるには大きすぎる。従って、本発明は、回路設計者に、回路基板あるいはICパッケージにMEHGを組み込むことを許容することにより、追加的な柔軟性を付与する。この追加的な柔軟性は、回路特性及び回路密度の向上を可能とする。
【0007】
【実施例】
典型的なMEHGを図1に示す。MEHG100は、中央部分110及び円周端115を有する導電性ディスク105又はローターを含む。ディスク105は、基板表面近傍に配することが可能であり、例えば、基板125に形成されたアパチャー130内部に配することが可能である。一つの配置において、ディスク105は、ディスク105の中心軸135にて回転を容易にし、かつディスクを適正な制御位置に保持するために、アクセル120を供してもよい。例えば、その他の配置において、アパチャー130は、ディスク105をアパチャー130内に保持する低摩擦性周辺表面140を構築してもよい。さらにその他の配置において、ディスク105の中心軸135にホールを設けてもよい。このホールは、ベアリングなどの円柱構造全体に適合可能であり、ディスク105の制御位置を保つ。
【0008】
図2を参照すると、回転可能な導電性ディスク105が、磁場ライン205にて示した、典型的にディスク105の表面210に対し垂直である磁場内部に存在している。磁場を発生するために、導電性ディスク105の上部及び/又は下部に一つ以上の磁石230を設けることが可能である。磁石230は、永久磁石及び/又は電磁石も含まれる。第一接触ブラシ215は、中央部分110近傍でディスクに接触することができ、ディスクの回転軸135近傍に存在している。第一接触ブラシ215とは半径方向の離れた場所に位置している第二接触ブラシ220は、ディスク105の円周端部115に接触することができる。一つの配置において、接触ブラシ(示していない)は、アクセル120に接触すべく設けられてもよい。追加的な接触ブラシを設けてもよい。例えば、円周端部115の複数地点にて接触すべく、接触ブラシを円形パターンにて分離してもよい。同様に、接触ブラシを、複数地点にて中央部分に接触すべく、あるいは、複数地点にてアクセル120に接触すべく、ディスク105の中央部分110近傍に設けてもよい。
【0009】
二つの接触ブラシ215及び220にわたって電圧をかけ、ディスク105に電流が流れると、動作帯電に磁力が影響を及ぼす。この動作帯電は、次々にディスク105に応力を与え、これにより、ディスク105が回転し、かつ運動エネルギーが蓄積する。この電圧源が、電気的負荷に置き換えられると、回転するディスク105に蓄えられている運動エネルギーは、電力を発生するために使用することができる。導電性ディスク105は磁場内部を回転するので、起電力(emf)は、ディスク105内に誘導され、これにより、負荷に対して電流が生じる。
【0010】
MEHG105によって発生する電流(Vt)は、およそ、式
【0011】
【数1】
Figure 2004140989
にて与えられる。ここで、ωは、ディスクの角速度、Bは、モーターに垂直である磁場の粒子束密度、rは、ディスク105の中心と第一接触ブラシ215との半径方向における距離を、かつ、rは、ディスク105の中心と第二接触ブラシ220との半径方向における距離を表している。さらに、MEHGのインピーダンス(Z)は、式
【0012】
【数2】
Figure 2004140989
にて、及び、等価なキャパシタンス(C)は、式
【0013】
【数3】
Figure 2004140989
にて与えられる。ここで、tは、ローターの厚み、pは、ローター材料の質量密度を表している。さらに、MEHGの変化に関する時定数(t)は、式
【0014】
【数4】
Figure 2004140989
なる比にて表される。したがって、磁場の粒子束密度は、MEHG105の電荷時間(charge time)、出力電流、インピーダンス、及び等価なキャパシタンスを調節すべく改変可能である。例えば、電磁石は、少なくとも磁場の一部を生じるために設けられる場合、この電磁石における電流は、粒子束密度を調節するために調節可能である。特に、電磁石のコンダクターを介した電流を減弱することは、電磁的粒子束密度を減少することができ、電磁石のコンダクターを介した電流を増加することは、電磁的粒子束密度を増加することができる。数多くの装置では、電磁石のコンダクターを介した電流を変化するために使用することが可能であり、例えば、増幅回路、加減抵抗器、電位差計、改変可能な抵抗器、又は出力電流及び電圧の改変可能なその他の装置などがある。
【0015】
MEHG100は、種々の基板上に製造することが可能であり、例えば、セラミック、シリコン、砒化ガリウム、窒化ガリウム、ゲルマニウム、インジウムホスフィド、及び小型電気機械的製造工程に適したその他の基板材料などがある。図3Aから3Dは、セラミック基板上にMEHG100を製造するための工程に関する例を示している。このセラミック基板は、いくつかの適したセラミック基板材料で製造することが可能であり、例えば、低温コファイアーセラミック(LTCC)などがある。LTCC材料の一つには、DuPont社製のGreen Tape(登録商標)、14 NW Alexander Drive、Research Triangle Park、NC27709などがある。
【0016】
図3Aを参照すると、第一セラミック基板層305が設けられている。セラミック基板層のそれぞれに使用されるこのセラミック基板材料は、組立工程に使用する前に前提条件を調節することが可能である。例えば、セラミック材料を、一定時間、適当な温度にて焼成することが可能であり、かつ、一定時間、窒素乾燥ボックスにて放置することも可能である。一般的な前提条件調節サイクルは、20から30分120度で行うか、あるいは、窒素乾燥ボックスにて24時間行うかである。この両前提条件調節工程は、セラミック基板分野にて公知である。
【0017】
一旦、第一セラミック基板層(第一セラミック層)305が前提条件の調節が行われると、導電性ビア340は、このセラミック層を介した電気的導電性を設けるべく、第一セラミック層305に形成される。例えば、セラミック基板に対し、機械的に穴を開けることにより、あるいは、レーザー切断により穴を開けることにより、バイアスを形成することが可能である。その後、この穴を、常套的な厚膜スクリーンプリンター及びフィラーによる押し出し加工などの方法により、導電性材料を埋め込むことが可能である。ビアフィリングを補助するための多孔性石を介した第一セラミック層に、真空操作を適用することが可能である。一旦、導電性ビア340が、第一セラミック層305に形成されると、導電性材料を、ボックスオーブンにて適切な温度、適切な時間にて乾燥することが可能である。例えば、一般的な乾燥工程は、120度5分間、導電性材料を有するセラミック基板を焼成することである。
【0018】
ビアにおける導電性フィラーを乾燥した後、第一導電回路トレース330及び第二導電回路トレース335を設けることができる。この回路トレース330及び335は、常套的な厚膜スクリーンプリンター、例えば、標準的なエマルジョン厚膜スクリーンなど、を使って第一セラミック層305上に配することができる。一つの配置において、回路トレース330及び335は、導電性ビア340と電気的に接触している第一回路トレースを有した第一セラミック層305の反対側に配することが可能である。さらに、第二回路トレース335は、導電性ビア340の周りかつ中心的に拡大可能である。それにもかかわらず、当業者公知のように、多くのその他の回路配置を設けることも可能である。ビアフィリング工程と同様に、この回路トレースが第一セラミック層305に一旦適用されると、適切な温度及び適切な時間にてボックスオーブンにて乾燥することができる。
【0019】
適切な前提条件調節抗体及び回路トレースの乾燥及び/又はビアフィラーの後、第一セラミック層305に対して、続くセラミック基板層を積層することが可能である。特に、第一セラミック層305上に、第二セラミック基板層(第二セラミック層)310をスタックすることが可能である。第二セラミック層310は、第一セラミック層305の上部の回路トレースを分離することが可能である。第二セラミック層はまた、軸接触ブラシ350及び少なくとも一つのラジアル接触ブラシ355をそれぞれ形成するために、材料で満たすことが可能なバイアス341及び342を含めることもできる。このバイアスは、接触ブラシがそれぞれの回路トレース330及び335に電気的な接触を形成するために、位置付けすることが可能である。一つの配置において、複数個のラジアル接触ブラシ355又は連続的なラジアル先端接触ブラシは、軸接触ブラシ350の中心及び単一な円周方向にて配置することが可能である。これは、導電性物質とブラシとの間のネットの接触耐性を軽減するためである。
【0020】
接触ブラシは、接触ブラシの使用に適したいかなる導電性材料が含まれてもよく、例えば、カーボンナノ複合体又は導電性液体などがある。例えば、カーボンナノ複合体などの固体材料を接触ブラシに用いた場合、接触ブラシを、常套的な薄膜スクリーンプリンターを使用して、第二セラミック層310のバイアスにスクリーン印刷することが可能である。接触ブラシとして導電性液体を使用する場合、強磁性体特性をこの導電性液体に組み込みことが可能である。これは、バイアス341及び342内部の導電性液体が磁場を含むことを可能にするためである。一つの配置において、軸接触ブラシ350は、ビア341の一部に充填することが可能である。これは、ビアの上表面が、第二層310の上表面の下に配されるためである。したがって、ビア341は、ベアリングとしての機能を有することが可能となる。
【0021】
第二セラミック層310の上部に、第三セラミック基板層(第三セラミック層)315をスタックすることが可能である。この第三セラミック層315は、バイアス342の外周半径に配置された円周先端343(ビア341から最も離れたビアの一部)を有したアパチャーを組み込むことが可能である。第一セラミック層305の底部上にある回路トレースを分離するために、第一セラミック層305の下部に、第四セラミック基板層(第四セラミック層)320をスタックすることが可能である。最後に、第四セラミック層320の下部に、第五セラミック基板層(第五セラミック層)325をスタックすることが可能である。第三セラミック層と同様に、第五セラミック層はまた、バイアス342の外周半径に配置された半径を有するアパチャー345を有することができる。
【0022】
図3Bに示す種々の基板構造を形成するために、一旦セラミック基板層がスタックされると、この構造は種々の工程を使って積層することが可能である。一つの配置において、セラミック基板層をスタックし、かつ水圧を用いて熱された厚盤をプレスすることが可能である。例えば、単軸ラミネート法は、70度に熱した鋼板を使って、3000 psi、10分間、セラミック基板にプレスする。平衡ラミネート法において、セラミック基板層は、プラスティック製バッグに真空包装され、熱水を使ってプレスされる。時間、温度、及び圧力は、単軸ラミネート法と同様であるが、5分後の回転は必要ない。一旦ラミネートされると、この構造は、窯の平坦なタイル上にて焼成される。例えば、セラミック基板層は、200から500度の温度で、1時間焼成され、その最高温度は、850から875度であり、この温度にて15分以上適用可能である。焼成工程の後、焼成後の制御を行うことも可能である。
【0023】
図3Cを参照すると、運動エネルギーを貯蔵するためのローターとして使用するため、MEHGに、上部表面361及びその反対側の下部表面362を有する導電性ディスク(ディスク)360を設けることができる。一つの配置において、より大きなエネルギー貯蔵能力を達成するため、複数個の導電性ディスクを設けることができる。ディスク360は、下部表面362の軸方向に位置する中央接面365及び下部表面362上に位置する少なくとも一つの円周接面370を有してもよい。一つの配置において、円周接面370は、ディスク360の下部末端領域373周辺に延びていてもよい。ディスク360は、第二セラミック基板層310の上部に位置していてもよい。中央接面365が、軸接触ブラシ350と電気的な接触を形成するため、かつ、円周接面370が、ラジアル接触ブラシ355と電気的な接触を形成するためである。したがって、電流は、接触ブラシ350と355との間に電流を適用した場合、ディスク360の内部分372と末端領域373との間を流れる。アパチャー341の円周壁358は、ディスク360の中央接面365におけるベアリング表面として機能する。代替的に、ベアリング(示していない)は、円周壁358と中央接面365との間に導入可能である。ベアリングは例えば、電磁石又は静電性ベアリングとすることが可能である。
【0024】
図3Dを参照すると、その内部でディスク360が回転可能である、密封領域380を供するため、ディスク360上部にリッド375を設けることが可能である。密封領域380に進入した塵及びその他の汚染物質は、MEHGの効率を減弱する可能性のある、接面365及び370と、接触ブラシ350及び355との間の摩擦を増加させる可能性がある。汚染を減少させるため、第三セラミック層315とリッド375との間にシール層385を設けることが可能であり、これにより、ディスク360の周辺部分にて連続的なシールを形成する。
【0025】
ディスク360の回転軸135に配置された磁場を供するため、ディスク360の上部及び/又は下部に一つ以上の磁石を固定することが可能である。例えば、ディスク361の上部表面から分離された、リッド375の底部に接触させることも可能である。また、ディスク360の下部表面362から離れて、磁石395を配することも可能である。例えば、第五セラミック基板層325のアパチャー345内部の第四セラミック基板層320の下部に磁石を設けてもよい。磁石390及び395は、磁性材料にて形成された磁石などの、永久磁石でもよい。例えば、磁石390及び395は、フェライト、ネオジウム、アルニコ、セラミック、及び/又は磁場形成のために使用されるその他の材料で作られていてもよい。
【0026】
磁石390及び395はまた、非永久磁石、例えば、電磁石であってもよい。その他の例において、磁石は、永久磁石及び非永久磁石との組合せでもよく、例えば、電磁石が、一つ以上の磁性材料層に近接していてもよい。前述したように、電磁石により形成される磁場強度は、電磁石のコンダクターを介する電流の変化により変化し、これもまた先述したことであるが、MEHGの出力電流を変化させるために有用である。
【0027】
その他の具体例において、MEHG100は、たとえば、ポリシリコン微細加工によりシリコン基板上などの、半導体基板上に形成することが可能である。ポリシリコン微細加工は、微細加工分野において公知である。このような加工法には、David A. Koesterら著の、MUMPs Design Handbook(7.0版、2001年)に開示されている。図4Aから4Hには、ポリシリコン微細加工の例を示している。しかしながら、記すべきことは、本発明は、個々に開示した工程により限定されるものではなく、かつ、その他の半導体微細加工も使用可能である、ということである。
【0028】
重要なことに、MEHG100は、組み込まれた電流源を供するため、集積回路(IC)の基板上に製作可能である。これにより、外部エネルギー貯蔵蓄電池が必要なくなる。例えば、近代的なコンピューターシステムは、一般的に、CPUすぐ隣に、エネルギー貯蔵蓄電器の貯蔵庫を有している。MEHGを使用すると、CPUチップの内部に、エネルギー貯蔵蓄電池を製作することができる。さらに、MEHGは、デジタル信号プロセッサー(DSPs)又はその他のタイプの集積回路に組み込むことも可能である。さらに、エネルギー貯蔵許容量が実質的に必要なその他の回路を、単一のICチップ上にコンパクトに製作することができる。
【0029】
図4Aを参照すると、MEHG構造400の形成を開始するために、例えば、典型的にIC製作に使用されるシリコンウエハーなどの、第一シリコン基板層(第一シリコン層)405を設ける。電気的な絶縁特性を有する第一シリコン層405が望ましい。したがって、第一シリコン層405は、ドーピングや若干のドーピングを有するよう形成する。代替的に、第一シリコン層405の上部に電気的絶縁層を設けることも可能である。例えば、第一シリコン層405の上部にシリコン酸化物層を適用することができる。回路トレース410をエッチ付けすることができる基板上に、導電層を配することも可能である。例えば、この基板上に、ドープされたポリシリコン又はアルミニウムなる導電層を配することができる。導電層を配した後、公知のリソグラフィー及びエッチング技術を使って、導電性トレース410を定義することができる。
【0030】
回路トレースが形成された後、第一基板及び回路トレースの上部に、シリコンナイトライド(SiN)などの、電気絶縁層415を配することができる。例えば、絶縁層を配するために、ジクロロシラン(SiHCl)及びアンモニア(NH)との反応生成物を含む低圧化学蒸着法(LPCVD)を使用することができる。SiN層の典型的な厚みは、およそ600 nmである。
【0031】
絶縁層415を介して、内部バイアス420及び外部バイアス425を形成し、回路トレース410を電気的に接続するため、電気的導電性材料(例えばアルミ)を、所望の位置に充填することができる。その後、内部バイアス420上に軸接触ブラシ430を配することが可能であり、かつ、外部バイアス上425に円周先端接触ブラシ435を配することが可能である。これは、二つの接触ブラシ430及び435が、バイアス420及び425とそれぞれに、電気的な連続性を有することを可能にするためである。したがって、電気接触ブラシは、回路トレース410のそれぞれと、電気的に連続性を有する。図には、二つの軸接触ブラシ430及び二つの円周先端接触ブラシ435を示しているが、追加的な軸接触ブラシ及び円周先端接触ブラシを設けることもできる。さらに、接触ブラシは、例えば、カーボンナノ複合体など、接触ブラシの使用に適した導電性材料を含んでもよく、その適用には、当業者公知の、サーモスプレー法(thermo spray method)を使用してもよい。その他のアレンジメントにおいて、接触ブラシは、導電性液体であってもよい。
【0032】
LPCVDを使って、絶縁層415上に、ポリシリコン製の第一構造層(ポリ1)440を配することができる。その後、接触ブラシ430及び435を露出する円周アパチャー445を形成するために、ポリ1層をエッチングする。代替例において、ポリ1層440を適用する前に、アパチャー445領域をマスクしてもよく、これにより、アパチャー445領域に配することを阻止する。
【0033】
図4Bを参照すると、既に適用した層の上の基板に対して、二酸化ケイ素(SiO2)又は燐硅酸ガラス(PSG)などの第一犠牲層を適用してもよい。後述するが、第一犠牲層450は、本工程の後、取り除かれる。犠牲層は、LPCVDにより配され、回路にアニールされる。例えば、PSGが犠牲層に使用される場合、アルゴンにて、1050度でアニールしてもよい。次に、第一犠牲層450は、平坦化エッチバック工程により、アパチャー445内部にて平坦化され、図4Cに示すように、第一犠牲層の上部海抜460よりも陥没しているフラットベース455を形成する。
【0034】
図4Dを参照すると、その後、反対する上部表面466、底部表面467、内部領域468、及び末端領域469を有する導電性ディスク(ディスク)465を形成するために、アパチャー445内に、コンダクターを配してもよい。さらに、ディスク465は、導電性ディスク465と接触している材料が犠牲層のみとするために、アパチャー445内部にその全体が含まれてもよい。ディスク465の厚みは、第一犠牲層450の厚み及びエッチバック量により同定可能である。重要なことに、MEHGの平衡キャパシタンスは、ディスク465の厚みの比である。したがって、ディスク465の厚みは、所望の平衡キャパシタンスを達成するために選ぶことができる。さらに、ディスク465の厚みを選択する際、強固性などの機械的特性を考慮すべきである。
【0035】
図4Eに示したように、その後、第二シリコン基板そう415を露出するため、ディスク465の内部領域468を貫通し、ディスクの中央の下部の第一犠牲層を貫通する第二アパチャー470をエッチングしてもよい。特に、反対側の軸接触ブラシ430と435との円周距離よりも小さいか同等の半径を有するホールを形成するために、第二アパチャー470をディスク内に形成することができる。さらに、第二アパチャー470内部のSiN層415の領域473を曝露するため、SiN層415と接している第一犠牲層をエッチングすることもできる。反応性イオンエッチング、プラズマエッチングなどの、公知のエッチング技術を使用することが可能である。
【0036】
その後、ディスク465の上部表面上、及び第二アパチャー470により形成される円周壁480上に、SiO又はPSGなどの第二犠牲層475を適用することができる。重要なことに、領域473のSiN層に、第二犠牲層475が接することを阻止するため、第二犠牲層475の適用の際、SiN層415の領域473は、マスクされなければならない。代替的に、第二犠牲層を領域473から排除するために、次なるエッチング工程を行うことが可能である。
【0037】
図4Fを参照すると、LPCVDを使って、ディスク465を取り巻くポリ1層などの、既に適用された層に対して、ポリシリコン製の第二層(ポリ2)490を配してもよい。これにより、追加的なシリコン構造を添加する。特に、ポリ2層490は、第二アパチャー470に充填することができる。その後、ディスク465上部に位置するポリ2層490のウォッシャー型領域部分を除去するために、ウォッシャー型領域487をエッチングしてもよい。したがって、ポリ2層490のエッチングは、構造485を残留し、第二アパチャー470内部にて、T型の切断面を有するようになる。構造485の上部部分488は、ディスク465の内部部分468へと伸び、これにより、一旦、犠牲層が除去されると、ディスク465の垂直方向への動きが制限される。さらに、構造485は、ディスク465が回転可能な周囲のベアリングとして機能する。代替的に、第二アパチャー470に、電磁石又は静電気ベアリングを設けてもよい。
【0038】
図4Gを参照すると、当業者公知のフッ化水素(HF)溶液を使って、第一及び第二犠牲層450及び475が除去されている。例えば、MEHG構造400を、HFバスに浸漬することができる。HFは、シリコン又はポリシリコンを攻撃しないが、SiOを急速にエッチングする。特に、HFは、SiNによりも約100倍以上早く配されたSiOをエッチングすることができる。犠牲層450及び475の除去は、ディスク465に、軸及び円周先端接触ブラシ430及び435に電気的な接触を形成させることができるようになる。さらに、犠牲層450及び475の除去により、その軸にて自由に回転することが可能となる。
【0039】
図4Hに示すように、ディスク475が回転可能な、密封領域497を供するため、ディスク465にリッド495を設けてもよい。上述したように、密封領域に侵入した塵やその他の汚染物質は、MEHGの効率を減弱する可能性がある。ディスク465の回転軸に配向した磁場を供するため、ディスク465の上部及び/又は下部に磁石499を固定してもよい。例えば、ディスク465の上部表面466から分離して、磁石は、リッド495の下部に接してもよい。さらに、磁石は、ディスク465の下部の第一シリコン基板の底部に接してもよく、例えば、第三シリコン基板層でもよい。
【0040】
上述したように、磁石499は、永久磁石、非永久磁石、又は永久磁石と非永久磁石との組合せでもよい。例えば、磁石は、電磁石及び一つ以上の磁性材料の層を含んでもよい。電磁石により形成される磁場の強度は、電磁石のコンダクターを介する電流を変化することにより改変可能であり、これも上述したが、MEHGの出力電流を改変するために有用である。制御時、軸接触ブラシ430及び円周先端接触ブラシ435に適用する電流は、ディスク465の内部半径472の近傍領域と、ディスク465の末端領域469との間の電流を生じ、これにより、上述したように、ディスクが回転するようになる。
【0041】
図5では、回路装置510に電流にパルスされた電流を供するためにMEHGが使用された例示的な回路500が示されている。回度装置510に加えて、この回路は、電源505、少なくとも一つのMEHG515、コントローラー520、及び少なくとも一つの2方向スイッチ(スイッチ)525を有している。電源505は、常套的なDC電源でもよい。例えば、この電源は、バッテリー又は変圧器及び整流器を組み込んでもよい。スイッチは、MEHG515に接続された第一ターミナル、電源505に接続された第二ターミナル、及び回路装置510に接続された第三ターミナルを含んでもよい。回路装置510は、入力電流を必要とする回路装置であってもよい。例えば、この回路装置は、CPU、DSP、及びその他のプロセッサーなどの、集積回路(IC)であってもよい。この回路装置はまた、パルス化された電流デジタルアンテナ、微小電気機械システム(MEMS)作動装置、発光体、小型ロボット装置、及び入力電流を必要とするその他の出力装置であってもよい。しかし、本発明は、これらの例に限定されない。
【0042】
MEHG515は、基板上に、小型装置又は超小型装置として製造することができることから、MEHGは回路基板又はICパッケージに導入することが可能であり、これにより、MEHG515は、超小型電子回路の電流源として使用することが可能となる。一つのアレンジメントにおいて、回路装置510、コントローラー520、少なくとも一つのスイッチ525、及び少なくとも一つのMEHG515は、例えば、単一ウエハー又は単一ICパッケージなどの、単一の基板の回路上に導入可能である。特に、単一基板は、コントローラー520、スイッチ525、MEHG515、及びプロセッサーを行くんでもよい。さらに、複数個のこれら回路を、単一ICパッケージ上に設けてもよい。
【0043】
いくつかの回路において、MEHG515に関連するエネルギー充足時間は、放電時間よりも長くすることが可能であり、これは、特定の荷重における瞬間的な出力の必要性を提供するために有する電源供給を安心させる利点を有することができる。しかし、放電時間よりも長い充足時間を有する単一MEHG515は、特定の荷重510により必要とされる特定の電流パルス率を十分供給することが可能でないかもしれない。これを補填するために、荷重510に対する電流パルスを供給するために複数個のMEHG515を用いることができ、これにより、回路を形成可能な電流パルス率を増加することになる。例えば、回路500に、三つのMEHG515を設けることも可能である。
【0044】
スイッチ525の開閉を制御するため、コントローラー520を設けてもよく、これにより、MEHGに対する電流要求を供し、MEHG515の同調性を確保する。一つのアレンジメントにおいて、多重的なMEHG515特定の順序にて、電流パルスを生成し、二つのMEHG515は、同時に電流パルスを生成していない場合において、スイッチ525の閉鎖を実質的に同調することができる。したがって、多重化MEHG515は、単一のMEHG515を使用する場合よりもより安定に荷重に電源を供するために使用することができる。その他のアレンジメントにおいて、MEHG515は、電流パルスを同時に生成するために、同調可能であり、これにより、パルスを生成する電流量を増加することになる。
【0045】
MEHG同調性に加えて、コントローラー520もまた、アナログからデジタルへの変換、信号エンコーディング、変調などの、信号プロセッシングを実行可能である。例えば、コントローラー520は、入力信号、エンコード信号、変調信号、及びデジタル化信号を受信可能であり、デジタル化信号に対応した電流パルスを放送アンテナに送信するために必要なスイッチ525を活性化することができる。
【0046】
本発明に関する好適実施例を示し、述べてきてが、本発明を限定するものでないことは明らかである。数々の改変、変更、変法、置き換え、及び等価なものは、請求項に述べられた本発明の趣旨及び狙いから分離することなく、当業者にて発想されるであろう。
【0047】
【発明の効果】
小型電子機械的単極発電機(MEHG)は、種々の応用例における蓄電器に使用可能なエネルギー貯蔵装置である。例えば、MEHGは、コンパクトな電源として使用することが可能で、これにより、極限状態での電流要求における電源供給を補完するために一般的に使用される大型の蓄電器が必要なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における、典型的な小型機械的単極発電機の斜視図である。
【図2】本発明における、典型的な小型機械的単極発電機の側方図である。
【図3A】本発明における、セラミック基板上に小型機械的単極発電機を製造するための典型的な工程の一部を示している。
【図3B】本発明における、セラミック基板上に小型機械的単極発電機を製造するための典型的な工程の一部を示している。
【図3C】本発明における、セラミック基板上に小型機械的単極発電機を製造するための典型的な工程の一部を示している。
【図3D】本発明における、セラミック基板上に小型機械的単極発電機を製造するための典型的な工程の一部を示している。
【図4A】本発明における、シリコン基板上に小型機械的単極発電機を製造するための典型的な工程の一部を示している。
【図4B】本発明における、シリコン基板上に小型機械的単極発電機を製造するための典型的な工程の一部を示している。
【図4C】本発明における、シリコン基板上に小型機械的単極発電機を製造するための典型的な工程の一部を示している。
【図4D】本発明における、シリコン基板上に小型機械的単極発電機を製造するための典型的な工程の一部を示している。
【図4E】本発明における、シリコン基板上に小型機械的単極発電機を製造するための典型的な工程の一部を示している。
【図4F】本発明における、シリコン基板上に小型機械的単極発電機を製造するための典型的な工程の一部を示している。
【図4G】本発明における、シリコン基板上に小型機械的単極発電機を製造するための典型的な工程の一部を示している。
【図4H】本発明における、シリコン基板上に小型機械的単極発電機を製造するための典型的な工程の一部を示している。
【図5】本発明における、典型的な、回路を組み込んだ小型機械的単極発電機である。
【符号の説明】
100 MEHG
105 導電性ディスク
110 中央部分
115 円柱端部
120 アクセル
125 基板
130 アパチャー
135 中心軸
140 低摩擦性周辺表面
205 磁界ライン
210 表面
215 第一接触ブラシ
220 第二接触ブラシ
230 磁石
305 第一セラミック基板層
310 第二セラミック基板層
315 第三セラミック基板層
320 第四セラミック基板層
325 第五セラミック基板層
330 第一導電回路トレース
335 第二導電回路トレース
340 導電性ビア
341 バイアス
342 バイアス
343 円周先端
345 アパチャー
350 軸接触ブラシ
355 ラジアル接触ブラシ
358 円周壁
360 ディスク
361 ディスク
362 下部表面
365 中央接面
370 円周接面
372 内部分
373 末端部分
375 リッド
380 密封領域
385 シール層
390 磁石
395 磁石
400 MEHG構造
405 第一シリコン基板層
410 回路トレース
415 電気絶縁層
420 内部バイアス
425 外部バイアス
430 軸接触ブラシ
435 円周先端接触ブラシ
440 ポリシリコン製の第一構造層
445 アパチャー
450 第一犠牲層
455 フラットベース
465 導電性ディスク
466 上部表面
467 底部表面
468 内部領域
469 末端領域
470 第二アパチャー
473 領域
475 第二犠牲層
480 円周壁
485 構造
487 ウォッシャー型領域
488 上部部分
490 ポリシリコン製の第二層
495 リッド
497 密封領域
499 磁石
505 電源
510 回路装置
515 MEHG
520 コントローラー
525 スイッチ

Claims (9)

  1. 基板上に一体的に形成された単極発電機;及び
    前記基板上に配された電子回路;
    で構成され、
    連続的な低電流入力から、パルス状の高電流出力を生成するように、該電子回路は、該単極発電機に接続される;
    ことを特徴とする小型のパルス状高電流源。
  2. 前記単極発電機が、電流源及び荷重に代替的に接続するように、コントロール信号に反応する少なくとも一つの電気制御されたスイッチでさらに構成されることを特徴とする請求項1に記載の電流源。
  3. 前記コントロール信号を生成するようにコントローラーでさらに構成される請求項2に記載の電流源。
  4. 前記荷重は、デューティーサイクルを有し;
    前記コントローラーは、前記電気制御スイッチに、前記電流源が、前記荷重デューティーサイクルのオフ状態の間、前記単極発電機へ接続せしめ、かつ、前記単極発電機が、前記荷重デューティーサイクルのオフ状態の間、前記荷重へ接続せしむることを特徴とする請求項2に記載の電源源。
  5. 前記基板を形成する材料は、セラミック及び半導体からなるグループより選ばれることを特徴とする請求項1に記載の電流源。
  6. 前記単極発電機は、前記基板に形成された円形凹部及び該円形凹部内部に配された少なくとも一つの回転可能な導電性ディスクで構成されることを特徴とする請求項5に記載の電流源。
  7. 前記単極発電機及び前記電子回路は、単一の集積回路上に形成されることを特徴とする請求項5に記載の電流源。
  8. 前記基板は、低温コファイアーセラミックであることを特徴とする請求項1に記載の電流源。
  9. 前記単極発電機は、磁場源で構成され、かつ、前記電子回路は、該磁場源により生成された磁場強度を選択的に制御するようにコントローラーで構成されることを特徴とする請求項1に記載の電流源。
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