JP2004140564A - データ送信装置とデータ受信装置 - Google Patents

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Hideki Otaka
大高 秀樹
Yukihisa Matsushita
松下 幸央
Ichiro Okamoto
岡本 一郎
Yukio Shimamura
嶋村 幸男
Toshiyuki Hagiwara
萩原 俊行
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Abstract

【課題】本発明は、素材に対して一意に付加される素材番号の発生方法を一意に規定し、ユーザが素材を正しく管理できることを目的とする。
【解決手段】映像データ及び音声データにメタデーダを付加して送信する場合に、メタデータとして素材番号及び素材番号に関する識別情報を多重して送信し、受信側では送信された識別情報に基づいて素材番号の有効性を判断して記録媒体に記録する素材番号を決定するように構成したものであり、この構成により、送信側、受信側での素材番号の発生方法を一意に規定することができ、ユーザが素材番号を正しく管理することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像データ及び音声データを含む素材データを再生して送信する送信装置、送信された素材データを受信して記録する受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、撮影収録等によって得られた映像データ及び音声データ等からなる素材データを識別するために、各素材データ毎に固有の識別情報子を付与することが試みられており、具体的には、SMPTE(Society of Motion Picture and Television Engineers)−330MにおいてUMID(Unique Material IDentifier)として提唱されている。UMIDの目的及び具体的な構成については、特開2002−271395号公報に詳しく記載されている。UMIDは、例えばカメラでの撮影等で素材データが新規に発生された場合に、発生された素材に対して一意に付与され、全世界的に固有とされる識別子である。UMIDは、複製などによってある素材データから派生した素材データに対しても新たな識別子が付与され、複数の素材データを編集して番組を作成した場合においても、各素材データに関する情報、例えば収録した日時、場所、収録者の情報を探索することができる。
【0003】
次に具体的なUMIDの構成について、図4を用いて説明する。
【0004】
図4はUMIDの具体的な構成を示した図であり、UMIDは、SMPTE規格に基づくKLV(Key Length Value)プロトコルに準拠したフォーマットを有する。KLVフォーマットは、16バイトからなるユニバーサル・ラベル・データ・キー(Universal Label Data Key)領域と、可変長であるバリュー・レングス(Value Length)領域と、可変長であるバリュー(Value)領域とから構成される。
【0005】
このようなKLVプロトコルに準拠するUMIDは、図4に示すように、本来の役割である素材データの識別に用いられる32バイトからなるベーシック・UMID(Basic UMID)と、素材データの内容を用いて識別するための32バイトからなるシグネチャ・メタデータ(Signature Metadata)とに大別され、全体として64バイトからなるエクステンディッド・UMID(Extended UMID)として構成される。
【0006】
ベーシック・UMIDは、12バイトからなるユニバーサル・ラベル(Universal Label)領域1と、1バイトからなるレングス(Length)領域2と、3バイトからなるインスタンス・ナンバ(Instance Number)領域3と、16バイトからなるマテリアル・ナンバ(Material Number)領域4とから構成される。
【0007】
ユニバーサル・ラベル領域1は、データの種別を識別するための符号を格納するものであり、詳細はSMPTE−298Mにおいて規格化されている。レングス領域2は、データ長を示す符号を格納するものであり、ベーシック・UMIDの場合には、“13h”が格納され、エクステンディッド・UMIDの場合には、“33h”が格納される。インスタンス・ナンバ領域3は、素材データの世代管理、例えばダビング処理や編集処理等が施されたか否かを示す符号を格納するものである。マテリアル・ナンバ領域4は、素材データを区別するための符号を格納するものであり、4バイトからなるタイム・スナップ(Time Snap)5と、8バイトからなるランダム・ナンバ(Random Number)6と、4バイトからなるマシン・ノード(Machine Node)7とを有する。タイム・スナップ5は、1日のスナップクロックサンプル数を示し、クロック単位で素材データの作成時刻等を示すものである。ランダム・ナンバ6は、正確でない時刻をセットした場合や、例えばIEEE(Institute ofElectrical and Electronics Engineers、アメリカ電気電子学会)において定義された機器のネットワークアドレスが変化した場合に、重複した番号が付されないようにするための符号である。マシン・ノード7は、ネットワークにおける機器を示すものである。
【0008】
一方、シグネチャ・メタデータは、8バイトからなるタイム/デート・コード(Time/Date Code)領域8と、12バイトからなるスペーシャル・コーディネイト(Spatial Co−ordinates)領域9と、4バイトからなるカントリー(Country)領域10と、4バイトからなるオルガニゼーション(Organization)領域11と、4バイトからなるユーザ(User)領域12とから構成される。
【0009】
タイム/デート・コード領域8は、素材データが作成された時間と日付とを識別するための符号を格納するものである。スペーシャル・コーディネイト領域9は、素材データが作成された場所に関する位置情報を示す符号を格納するものである。カントリー領域10は、省略されたアルファベット等の文字や記号によって国名を定義するものである。オルガニゼーション領域11は、省略されたアルファベット等の文字や記号によって組織名を定義するものである。ユーザ領域12は、省略されたアルファベット等の文字や記号によって素材データを作成したユーザ名を定義するものである。
【0010】
【特許文献1】
特開2002−271395号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、収録された素材データを一意に識別するために、UMIDとして各素材データに固有のマテリアル・ナンバが付与される。すなわち、素材を記録媒体上に最初に記録する場合に、素材データに対して新たな対応するマテリアル・ナンバが発生され、素材データに付加される。
【0012】
ここで、例えばカメラ等で撮影している素材をVTRなどの別の記録機器に伝送して記録する場合、カメラ自身は記録手段を内臓していないため、撮影された素材データが別の記録装置に伝送されて記録媒体に記録された時点で、新たなマテリアル・ナンバが発生される。また、例えば記録装置を内蔵したカメラ(以下カムコーダと記す)で撮影しながらバックアップ用として同時に別の記録装置でも記録する場合、カムコーダ及びVTRで記録媒体に記録された時点でマテリアル・ナンバが発生され、記録される素材データに付加される。
【0013】
しかしながら、従来のUMIDの定義では、カメラ等の撮像装置で撮影された素材を別の記録装置で記録する場合に、オリジナル素材として新しいマテリアル・ナンバを発生して記録媒体に記録すべきなのか、それともすでにマテリアル・ナンバが付加された素材に対して、世代管理情報のみを更新して記録すべきであるのかの区別がつかない。したがって、例えばカメラで撮影している素材をVTRなどの別の記録機器に伝送して記録する場合、カメラから任意のマテリアル・ナンバを付加して伝送すると、それを受信して記録するVTR側では、既にマテリアル・ナンバが付与された素材として世代情報のみを更新して記録する。したがって、VTR側で記録された素材は、世代の進んだナンバーを付加された素材となる。一方、素材の発生源であるカメラ自身では記録を行っていないため、オリジナルのナンバーを付加された素材がどこにも存在しない不具合が発生する。
【0014】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、従来のUMIDのフォーマットとの上位互換性を保ち、かつ記録媒体に素材を記録する場合に、素材の固有の番号であるマテリアル・ナンバの発生方法を一意に規定し、ユーザがUMIDによる運用を行った場合に、素材を正しく管理することが可能なデータ再生装置及びデータ記録装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明は、映像データ及び音声データにメタデーダを付加して送信する場合に、メタデータとして素材番号及び素材番号に関する識別情報を多重して送信し、受信側では送信された識別情報に基づいて素材番号の有効性を判断して記録媒体に記録する素材番号を決定するように構成したものであり、この構成により、送信側、受信側での素材番号の発生方法を一意に規定することができ、ユーザが素材番号を正しく管理することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本願の請求項1に記載の発明によるデータ送信装置は、映像データ及び音声データを含む素材データを外部に伝送するにあたり、上記映像データ及び音声データに関する付加的なデータであるメタデータを発生するメタデータ発生手段と、上記素材データを一意に識別するために上記素材データに対して固有の番号を発生する素材番号発生手段と、上記素材番号の内容に関する情報を発生する素材番号情報発生手段と、上記映像データ、音声データ、メタデータに上記所定の素材番号及び上記素材番号情報を付加して送信する送信手段とを備え、上記素材番号情報発生手段は伝送される上記素材データに対して付加された素材番号の有効性を識別するための情報を発生することを特徴とするものであり、送信される識別情報を参照することにより、素材データを受信した側で素材番号の有効性を判断することができるという作用を有する。
【0017】
また本願の請求項3に記載の発明によるデータ受信装置は、映像データ及び音声データ及び上記映像データと音声データに関する付加的なデータであるメタデータを含む素材データを受信するにあたり、上記メタデータから上記素材データを一意に識別するために付加された固有の素材番号を検出する素材番号検出手段と、上記メタデータから上記素材番号に関する情報を検出する素材番号識別情報検出手段と、検出された上記素材番号識別情報に基づいて上記記録媒体に記録する素材番号を決定する素材番号決定手段と、上記映像データ及び音声データ及び素材番号が上記素材番号決定手段で決定された素材番号に置き換えられたメタデータとを記録媒体に記録する記録手段とを備え、上記素材番号決定手段は検出された上記素材番号識別情報に基づいて上記記録媒体に記録する素材データの素材番号を決定することを特徴とするものであり、送信された識別情報に基づいて記録媒体に記録する素材番号を決定し、識別情報が無効で送信された場合には新たな素材番号を発生して記録することができるという作用を有する。
【0018】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図3を用いて説明する。
【0019】
(実施の形態1)
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態1について図面を参照しながら説明する。図1は本発明による第1の実施の形態のデータ送信装置の構成を示したブロック図である。
【0020】
図1において、100は撮像素子からのデータを電気的な映像データに変換して出力する撮像部、101は映像データの処理を行う映像データ処理部、102は処理された映像データ、103はマイクロフォン、104は音声データを処理する音声データ処理部、105は音声処理を施された音声データ、106はユニバーサル・ラベル発生部、107はユニバーサル・ラベル、108は撮影時の日付、時間、場所等のシグネチャ・メタデータを発生するシグネチャ・メタデータ発生部、109はシグネチャ・メタデータ、110はマテリアル・ナンバを発生するマテリアル・ナンバ発生部、111は発生されたマテリアル・ナンバ、112はマテリアル・ナンバに関する識別情報を発生する識別情報発生器、113は発生された識別情報、114は世代管理情報であるインスタンス・ナンバを発生するインスタンス・ナンバ発生部、115発生されたインスタンス・ナンバ、116はユニバーサル・ラベル107、シグネチャ・メタデータ109、マテリアル・ナンバ111、識別情報113、インスタンス・ナンバ115を多重する多重化部、117はUMID、118は映像データ102、音声データ105、UMID117から所定のフォーマットのストリームを構成するフォーマッタ部、119はフォーマット化されたストリームをさらに伝送用の信号に変換して出力するインターフェース部、120は出力端子である。
【0021】
なお、上記の各構成部分において、請求項1のメタデータ発生手段は、ユニバーサル・ラベル発生部106、シグネチャ・メタデータ発生部108、インスタンス・ナンバ発生部114に、素材番号発生手段はマテリアル・ナンバ発生部110に、素材番号情報発生手段は識別情報発生部112に、送信手段はフォーマッタ部118、インターフェース部119にそれぞれ対応する。
【0022】
以下本実施の形態の具体的な動作を説明する。本実施の形態では、カメラで撮影した映像データ、音声データにUMIDを付加して外部に送信する。なお、厳密には映像データ、音声データに対してUMID以外の補助データも処理されて伝送されるが、本実施の形態では説明を省略する。
【0023】
撮像部100で電気信号に変換されたデータは、映像データ処理部101にて所定のサンプリング周波数でサンプリングされ、映像データ102として出力される。また、マイクロフォン103から取り込まれた音声データは音声データ処理部104で所定のサンプリング周波数でサンプリングされ、映像フレーム周期で所定のサンプル数単位に分割された後、対応する上記映像データに同期して音声データ105として出力される。また、ユニバーサル・ラベル発生部106はユニバーサル・ラベル107を発生し、シグネチャ・メタデータ発生部108は、素材を撮影した日付、時間、位置情報、国名、組織名、撮影者名等を自動または撮影者が手動入力で発生し、シグネチャ・メタデータ109として出力する。次に、マテリアル・ナンバ発生部110は撮影した素材データを識別するための素材データに対する固有のマテリアル・ナンバ111を発生する。ここで、マテリアル・ナンバは本来記録媒体等に記録する場合に記録開始点において固定値に設定するものであるため、本実施の形態のように撮影した素材データを外部に出力するだけの場合は、毎フレームナンバを更新する。つまり、素材データに対して固有のマテリアル・ナンバが付加されていないため、識別情報発生部112では、マテリアル・ナンバの有効性を識別するための識別情報113を設定する。
【0024】
図2は、識別情報発生部112で設定される識別情報としてマテリアル・ナンバの発生方法(マテリアル・ナンバジェネレーションメソッド)の定義を示した説明図であり、この情報によってマテリアル・ナンバがどのような方法で設定されたかを示している。図2において、値が”0”、”1”、”2”に設定された場合には、マテリアル・ナンバが各々対応する発生方法で設定されていることを示しており、発生されたマテリアル・ナンバは有効である。値が”7”に設定されている場合には、マテリアル・ナンバが設定されていない(無効である)ことを示している。またその他の値は、将来的な拡張のためにリザーブされている。
【0025】
本実施の形態では素材に対するマテリアル・ナンバが毎フレーム更新され素材に対して一意に確定していないため、マテリアル・ナンバ発生方法は”7”に設定される。また、インスタンス・ナンバ発生部114は、素材の世代を表すインスタンス・ナンバ115を設定し、本実施の形態では、送信装置自身が素材を発生するため、インスタンス・ナンバとしてはオリジナル素材であることを示す”ゼロ”が設定される。
【0026】
このようにして設定されたユニバーサル・ラベル107、シグネチャ・メタデータ108、マテリアル・ナンバ111、インスタンス・ナンバ115は多重化器116で多重され、一つのUMIDとしてパッケージ化されてUMID117として出力される。
【0027】
各構成要素にて処理された映像データ102、音声データ105、UMID117はフォーマッタ部118で、1つの素材データストリームとしてフォーマット化され、インターフェース部119に送られる。インターフェース部119では、外部に出力するためのパケット化、誤り訂正符号化、チャンネルコーディングが行われ、出力端子120から送信される。なお、外部に出力するフォーマットとしては例えばSMPTE259Mで規定されているシリアルディジタルインターフェースがある。シリアルディジタルインターフェースフォーマットでは、映像データは有効期間に伝送され、音声データはパケット化されて水平ブランキング期間のアンシラリ領域にマッピングされて伝送される。また、UMIDは補助データとしてパケット化され、垂直ブランキング期間に設けられた補助データ用のアンシラリ領域に多重されて伝送される。
【0028】
次に、一連の処理を経て出力端子から出力される素材データに付加されているUMIDの個々のデータの中で、識別情報で示されるようにマテリアル・ナンバが確定していない状態である。したがって、本送信装置から出力された素材データを受信した側では、素材データを記録媒体に記録する場合に、多重された識別情報を検出し、マテリアル・ナンバが確定していないため、新規にマテリアル・ナンバを発生させてオリジナルの素材として記録を行う。また、素材の撮影時の情報であるシグネチャデータについては、撮影時の情報はは正しく付加されて送信されているため、送信されたデータをそのまま記録する。これにより、記録媒体上の素材にはオリジナル素材としてのマテリアル・ナンバ、インスタンス・ナンバが付加され、かつシグネチャデータは、元々送信側で設定された値がそのまま保存される。
【0029】
以上説明したように本実施の形態によれば、素材に固有に付加されるマテリアル・ナンバの有効性を示す識別情報を素材データと合わせて送信を行うことにより、受信側でマテリアル・ナンバの有効性を判断し、それに基づいて新たなマテリアル・ナンバを付加して記録媒体に記録を行うことが可能である。
【0030】
なお、識別情報の意味付けの定義及び送信位置については、上述した実施の形態に限定されるものではなく、上述した実施の形態として示したもの以外であってもよい。
【0031】
また本実施の形態では、インターフェースとしてシリアルディジタルインターフェースを例にあげ、非圧縮の映像データを伝送する場合を説明したが、MPEG、DV等で圧縮された圧縮映像データを、SMPTE305Mで規定されたSDTI(シリアルデータトランスポートインターフェース)で伝送することも可能である。この場合、伝送される映像データの形式が非圧縮から圧縮データに置き換わるだけであり、対応するマテリアル・ナンバの設定はSDIの場合と同様である。
【0032】
また実施の形態では、データ送信装置は主に素材データの収録及び作成時に用いられるカメラに適用した場合について説明したが、本発明は、例えば、編集作業時や送出時に用いられるサーバ装置といったような機器であっても適用することができる
(実施の形態2)
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態2について図面を参照しながら説明する。図3は第2の発明による一実施の形態のデータ受信装置の構成を示したブロック図である。図3において、300は入力端子、301は送信された素材データを受信するインターフェース部、302映像データ、音声データ、UMIDを分離するデフォーマッタ部、303は映像データ、304は音声データ、305はUMID、306はUMID305からマテリアル・ナンバ、インスタンス・ナンバ、識別情報を分離するデータ抽出部、307は抽出されたマテリアル・ナンバ、308は抽出されたインスタンス・ナンバ、309は抽出された識別情報、310は識別情報検出する識別情報検出部、311はマテリアル・ナンバ発生部、312はインスタンス・ナンバ発生部、313はUMID305の中のマテリアル・ナンバ、識別情報、インスタンス・ナンバを置き換えるデータ置換部、314はマテリアル・ナンバ、識別情報、インスタンス・ナンバが置き換えられたUMID、315は映像データ303、音声データ304、UMID314を多重化して誤り訂正用パリティを付加する誤り訂正符号化部、316は記録用のチャンネルコーディングを行う変調部、317は記録媒体である。
【0033】
なお、上記の各構成部分において、請求項3の素材番号検出手段はデータ抽出部306に、素材番号識別情報検出手段は識別情報検出部310に、素材番号決定手段はマテリアルナンバ発生部311、データ置換部313に、記録手段は誤り訂正符号化部315、変調部316にそれぞれ対応する。
【0034】
以下本実施の形態の具体的な動作を説明する。本実施の形態では、外部から入力されたUMIDが多重された素材データを記録媒体に記録する受信装置の動作を説明する。
【0035】
入力端子300から入力されたデータに対して、インターフェース部301は伝送用にパケット化されたデータから元の素材データストリームを取り出す。取り出された素材データはデフォーマッタ部302において、映像データ303、音声データ304とUMID305に分離される。さらにデータ分離部306において、UMID305からマテリアル・ナンバ307、インスタンス・ナンバ308、識別情報309が抽出される。マテリアル・ナンバ発生部311、インスタンス・ナンバ発生部312によるマテリアル・ナンバ、インスタンス・ナンバの発生は識別情報309の検出結果に応じて行われる。以下に、送信された識別情報の設定値に応じて、新しいマテリアル・ナンバ、インスタンス・ナンバを設定する方法について説明する。
【0036】
マテリアル・ナンバ発生部311は識別情報検出部310による識別のための情報として図2に示したマテリアル・ナンバ発生方法の設定値の検出結果に基づいて、記録する素材データに付加するマテリアル・ナンバを発生する。まず、マテリアル・ナンバの発生方法が”0”、”1”、”2”に設定されている場合には、受信した素材データのマテリアル・ナンバを有効と識別し、記録用に発生するマテリアル・ナンバ及びその発生方法は元々設定されていた値を変更せずそのまま使用する。また、世代を管理するためのインスタンス・ナンバについては、記録を行うことによって世代が1つ上がるため、入力されたインスタンス・ナンバを1つインクリメントする。
【0037】
次に、マテリアル・ナンバの発生方法が”7”の場合には、受信した素材データのマテリアル・ナンバを無効と識別し、新規にマテリアル・ナンバを発生するとともに、新しいマテリアル・ナンバ発生方法に設定し直す。マテリアル・ナンバ発生方法の設定はマテリアル・ナンバ発生部311にて行う。またインスタンス・ナンバについては、新規にマテリアル・ナンバを発生させることにより記録する素材がオリジナルの素材となるため、”0”に設定してオリジナル素材であることを示す。
【0038】
以上のように設定された新しいマテリアル・ナンバとその発生方法、インスタンス・ナンバはデータ置換部313において、UMID305の中のこれらの部分のみが新しい設定に置き換えられる。設定し直されたUMID314は誤り訂正符号化部315において映像データ302、音声データ304と多重化され、さらに誤り訂正用パリティが付加される。最後に変調部316によって記録用のチャンネルコーディングが行われて記録媒体317に記録される。記録媒体上に記録されたUMIDについては、マテリアル・ナンバインスタンス・ナンバは送信されたデータに応じて新規に付け替えられているが、素材の撮影時に付加されたシグネチャ・メタデータについては、元々送信側で設定された値がそのまま保存される。
【0039】
また、通常、映像、音声データを受信して記録する場合、記録すると同時に受信した映像、音声データの処理を行って、別の出力端子から出力(以下EE出力と記す)される。
【0040】
例えば、SDIから受信した信号をEE出力として再びSDIから出力する場合、EE出力のアンシラリ領域に多重されるUMIDについては、入力されたUMIDをそのまま伝送する(図示せず)ことにより、EE系出力をさらに受信した側でも、本受信装置と同様の処理を行うことができる。
【0041】
以上説明したように本実施の形態によれば、受信した素材データに付加されたマテリアル・ナンバの識別情報に基づいて、記録するマテリアル・ナンバ、インスタンス・ナンバの発生方法を決定し、識別情報が無効で送信された場合には新たな素材番号を発生しオリジナルの素材として記録することができる。
【0042】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明にかかるデータ送信装置及び受信装置は、素材データに素材番号及び素材番号に関する識別情報を多重して送信し、受信側では識別情報に基づいて記録媒体に記録する素材番号、世代管理番号を判断する。これにより、素材番号、世代管理番号の発生方法を一意に規定することができ、ユーザがUMIDによる運用を行った場合に、素材を正しく管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
第1の発明による実施の形態1のブロック図
【図2】
マテリアル・ナンバ発生方法の定義を示した説明図
【図3】
第2の発明による実施の形態2のブロック図
【図4】
従来のUMIDの構成を示した説明図
【符号の説明】
106 ユニバーサル・ラベル発生部
107 ユニバーサル・ラベル
108 シグネチャ・メタデータ発生部
109 シグネチャ・メタデータ
110,311 マテリアル・ナンバ発生部
111 マテリアル・ナンバ
112 識別情報発生部
113 識別情報
114、312 インスタンス・ナンバ発生部
115 インスタンス・ナンバ
115、305、314 UMID
310 識別情報検出部

Claims (3)

  1. 映像データ及び音声データを含む素材データを外部に伝送するにあたり、上記映像データ及び音声データに関する付加的なデータであるメタデータを発生するメタデータ発生手段と、上記素材データを一意に識別するために上記素材データに対して固有の番号を発生する素材番号発生手段と、上記素材番号の内容に関する情報を発生する素材番号情報発生手段と、上記映像データ、音声データ、メタデータに上記所定の素材番号及び上記素材番号情報を付加して送信する送信手段とを備え、上記素材番号情報発生手段は伝送される上記素材データに対して付加された素材番号の有効性を識別するための情報を発生することを特徴とするデータ送信装置。
  2. 素材番号識別情報発生手段は、伝送される上記素材データに対して付加された素材番号の有効性と素材番号の発生方法を合わせた情報を発生することを特徴とする請求項1記載のデータ送信装置。
  3. 映像データ及び音声データ及び上記映像データと音声データに関する付加的なデータであるメタデータを含む素材データを受信するにあたり、上記メタデータから上記素材データを一意に識別するために付加された固有の素材番号を検出する素材番号検出手段と、上記メタデータから上記素材番号に関する情報を検出する素材番号識別情報検出手段と、検出された上記素材番号識別情報に基づいて上記記録媒体に記録する素材番号を決定する素材番号決定手段と、上記映像データ及び音声データ及び素材番号が上記素材番号決定手段で決定された素材番号に置き換えられたメタデータとを記録媒体に記録する記録手段とを備え、上記素材番号決定手段は検出された上記素材番号識別情報に基づいて上記記録媒体に記録する素材データの素材番号を決定することを特徴とするデータ受信装置。
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