JP2004140418A - Information recording medium, method for simultaneous recording, method for simultaneous reproduction, information recording apparatus, and information reproducing apparatus - Google Patents

Information recording medium, method for simultaneous recording, method for simultaneous reproduction, information recording apparatus, and information reproducing apparatus Download PDF

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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To solve a problem wherein many buffer memories are required in order to simultaneously record a plurality of real time data and reproduction of the recorded data by a different apparatus has been difficult. <P>SOLUTION: An information recording medium, a method for simultaneously recording and an information recording and reproduction apparatus ensuring simultaneous recording can be obtained by recording data in each of an area not smaller than a minimum size satisfying a simultaneous recording condition capable of accessing twice as many times as the number of real time data to be recorded and switching to another recording for performing recording when a buffer has become empty. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のリアルタイム・データを同時に記録することが可能な情報記録媒体、同時記録の方法、同時再生の方法、情報記録装置および情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
セクタ構造を有する情報記録媒体としてハードディスクがある。近年、大容量化、マルチメディア化が進んでおり、パソコンから民生機器まで応用が進んでいる。
【0003】
以下、図面を参照しながら、従来のハードディスクでの同時記録を説明する。ハードディスクでは、予め記録領域のサイズをセクタよりも大きな単位に固定し、固定のブロック単位でアクセスを行なう。
【0004】
図2は、2つのリアルタイム・データを同時記録する同時記録モデルを示す。同時記録モデルは、情報記録媒体に対してリアルタイム・データを記録再生するピックアップ74と、第1のリアルタイム・データを符号化するエンコーダA(エンコーダ70)と、符号化された第1のリアルタイム・データをピックアップ74により記録する前に一時的に保持する記録バッファA(記録バッファ72)と、第2のリアルタイム・データを符号化するエンコーダB(エンコーダ71)と、符号化された第2のリアルタイム・データをピックアップ74により記録する前に一時的に保持する記録バッファB(記録バッファ73)とを含む。
【0005】
図38は、記録バッファA、Bを用いて連続性を確保しながら2つのリアルタイム・データを情報記録媒体に記録する例を示す。この例では、第1のリアルタイム・データを情報記録媒体上の領域83、85に記録しながら、第2のリアルタイム・データを情報記録媒体上の領域81、84に記録する。
【0006】
図38において、A81、A82、A83は、ピックアップ74がアクセスすべき領域間を移動する動作(アクセス動作)を示す。アクセス動作A81、A82、A83に必要な時間は、それぞれ、ピックアップ74が情報記録媒体の最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要な時間(すなわち、最大のアクセス時間Ta)であるとする。記録バッファA、Bとピックアップ74との間のデータ転送レートは、一定のVtであるとする。エンコーダA、Bと記録バッファA、Bとの間のデータ転送レートは、一定のVdであるとする。Vdは、記録されるデータが可変レートで圧縮されている場合には、その可変レートの最大値である。
【0007】
記録動作W81において、記録バッファAに蓄積されたデータは全て領域81に記録される。その後、アクセス動作A81、記録動作W86およびアクセス動作A82の間に、記録バッファAにはデータが蓄積される。記録動作W82において、記録バッファAに蓄積されたデータは全て領域84に記録される。その後、アクセス動作A83、記録動作W87および次のアクセス動作(図示せず)の間に、記録バッファAにはデータが蓄積される。
【0008】
一方、記録動作W81およびアクセス動作A81の間に、記録バッファBにはデータが蓄積され、記録動作W86において、記録バッファBに蓄積されたデータは全て領域83に記録される。その後、アクセス動作A82、記録動作W82およびアクセス動作A83の間に、記録バッファBにはデータが蓄積され、記録動作W87において、記録バッファBに蓄積されたデータは全て領域85に記録される。
【0009】
このように、データ転送レートが一定である場合には、記録バッファA内のデータ量は記録状態と非記録状態との間でバランスされ、記録バッファB内のデータ量も記録状態と非記録状態との間でバランスされる。また、第1のリアルタイム・データの記録(記録A)と第2のリアルタイム・データの記録(記録B)とが交互に行なわれるため、2つのリアルタイム・データの記録を連続して行なうことができる。
【0010】
図38で示す例は、データを記録再生可能な領域の最小サイズを示す条件にもなる。すなわち、記録再生する領域がディスク上のどの場所に存在するかの規定が出来ないために、記録領域と記録領域との間のアクセスは、回転待ちを含む最大アクセス時間で考える。
【0011】
図39は、可変レートのデータを記録した場合の記録バッファA、B内のデータ量の推移を示した図である。記録動作W91、アクセス動作A91、記録動作W96、アクセス動作A92の終了時点で、記録バッファA内に記録領域のサイズ以上のデータが蓄積されていない場合、記録レートが低ければ、記録するデータが途中で足りなくなるために、回転待ちを起こし、記録時間が増えてしまう。この場合、もう一つのリアルタイム・データの記録領域にアクセスするアクセス動作A93を行い、記録動作W97を行なう。このように、固定サイズのブロック毎にデータを記録し、固定ブロック単位でアクセスを行なう場合には、2回のアクセス時間と1つの記録領域の記録時間に蓄積されるデータ量に固定ブロックのサイズを加えたものが、記録バッファAに必要なバッファメモリのサイズとなる。また、逆に、記録バッファBも記録バッファAと同じサイズのバッファメモリが必要になる。
【0012】
ハードディスクの場合には、データの転送能力が高いため、固定ブロックのサイズを小さくできるとともにバッファメモリのサイズも小さくできる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような方式の同時記録を光ディスクへ適用する場合、光ディスクはデータの転送レートが低く、また、アクセス時間も大きいために、大きなバッファメモリが必要になるという課題があった。また、安定して同時記録を行なう必要があるという課題もあった。さらに、記録された複数のリアルタイム・データが編集されて同時に再生する必要もあった。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の方法は、同時記録モデルに従って、複数のリアルタイム・データを情報記録媒体に同時に記録する方法であって、前記同時記録モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、リアルタイム・データDiを符号化する符号化モジュールEMiと、符号化されたリアルタイム・データDiを蓄積する記録バッファWBiとを含み、前記方法は、前記情報記録媒体上のボリューム空間内の未割付け領域を検索し、前記ボリューム空間内の少なくとも1つの未割付け領域をリアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付けるステップと、記録バッファWBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを領域Aiに記録する記録動作Wiを実行するステップと、記録動作Wiを実行している間に、記録バッファWBiがエンプティか否かを判定し、記録バッファWBiがエンプティであると判定された場合には、記録動作Wiを記録動作Wj(i≠j)に切り替え、記録バッファWBiがエンプティでないと判定された場合には、記録動作Wiを継続するステップとを包含し、領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの領域のそれぞれは、多くとも1回のアクセス動作と多くとも2回の記録動作で記録バッファWBiをエンプティにすることができるという同時記録条件を満たすように構成されており、ここで、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時記録する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である。
【0015】
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Y以上のサイズを有しており、ここで、Y=2×n×Ta×Vd×Vt÷(Vt−n×Vd)、Taは、ピックアップPが前記情報記録媒体の最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要なアクセス時間を示し、Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、Vdは、すべてのiに対して、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0016】
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yi以上のサイズを有しており、ここで、Yi=(2×n×Ta×Vt×Vdi)÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、Taは、ピックアップPが前記情報記録媒体の最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要なアクセス時間を示し、Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、Vdiは、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0017】
ピックアップPが領域Aiから領域Ajにアクセスするのに必要な第1のアクセス時間と、領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のうちの1つから他の1つにアクセスするのに必要な第2のアクセス時間とを見積もるステップをさらに包含してもよい。
【0018】
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Y以上のサイズを有しており、ここで、Y={2×(T1+・・・+Tn)×Vt×Vd}÷(Vt−n×Vd)、Tiは、前記第1のアクセス時間または第2のアクセス時間を示し、Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、Vdは、すべてのiに対して、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0019】
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yi以上のサイズを有しており、ここで、Yi={2×(T1+・・・+Tn)×Vt×Vdi}÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、Tiは、前記第1のアクセス時間または第2のアクセス時間を示し、Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、Vdiは、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0020】
領域Aiは、すべてのiに対して、前記情報記録媒体の外周部に設けられていてもよい。
【0021】
本発明の方法は、同時記録モデルに従って、複数のリアルタイム・データを情報記録媒体に同時に記録する方法であって、前記同時記録モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、リアルタイム・データDiを符号化する符号化モジュールEMiと、符号化されたリアルタイム・データDiを蓄積する記録バッファWBiとを含み、前記方法は、前記情報記録媒体上のボリューム空間の未割付け領域を検索し、前記ボリューム空間内の少なくとも1つの未割付け領域をリアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付けるステップと、記録バッファWBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを領域Aiに記録する記録動作Wiを実行するステップと、記録動作Wiにおいて、リアルタイム・データDiが、領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの領域のうちの1つの終端まで記録されたか否かを判定し、リアルタイム・データDiが前記終端まで記録されたと判定された場合には、記録動作Wiを記録動作Wj(i≠j)に切り替え、リアルタイム・データDiが前記終端まで記録されていないと判定された場合には、記録動作Wiを継続するステップとを包含し、領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれは、記録処理の切り替えに伴うn回のアクセス動作と(n−1)回の記録動作との間に記録バッファWBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを1回の記録動作で記録することができるという同時記録条件を満たすように構成されており、ここで、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時記録する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である。
【0022】
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yiのサイズを有しており、ここで、Yi=(n×Ta×Vt×Vdi)÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、Taは、ピックアップPが前記情報記録媒体の最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要なアクセス時間を示し、Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、Vdiは、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0023】
ピックアップPが領域Aiから領域Ajにアクセスするのに必要なアクセス時間を見積もるステップをさらに包含してもよい。
【0024】
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yのサイズを有しており、ここで、Y={(T1+・・・+Tn)×Vt×Vd}÷(Vt−n×Vd)、Tiは、前記アクセス時間を示し、Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、Vdは、すべてのiに対して、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0025】
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yiのサイズを有しており、ここで、Yi={(T1+・・・+Tn)×Vt×Vdi}÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、Tiは、前記アクセス時間を示し、Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、Vdiは、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0026】
領域Aiは、すべてのiに対して、前記情報記録媒体の外周部に設けられていてもよい。
【0027】
本発明の情報記録装置は、同時記録モデルに従って、複数のリアルタイム・データを情報記録媒体に同時に記録する情報記録装置であって、前記同時記録モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、リアルタイム・データDiを符号化する符号化モジュールEMiと、符号化されたリアルタイム・データDiを蓄積する記録バッファWBiとを含み、前記情報記録装置は、前記情報記録媒体上のボリューム空間内の未割付け領域を検索し、前記ボリューム空間内の少なくとも1つの未割付け領域をリアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付ける手段と、記録バッファWBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを領域Aiに記録する記録動作Wiを実行する手段と、記録動作Wiを実行している間に、記録バッファAiがエンプティか否かを判定し、記録バッファWBiがエンプティであると判定された場合には、記録動作Wiを記録動作Wj(i≠j)に切り替え、記録バッファWBiがエンプティでないと判定された場合には、記録動作Wiを継続する手段とを備え、領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの領域のそれぞれは、多くとも1回のアクセス動作と多くとも2回の記録動作で記録バッファWBiをエンプティにすることができるという同時記録条件を満たすように構成されており、ここで、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時記録する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である。
【0028】
本発明の情報記録装置は、同時記録モデルに従って、複数のリアルタイム・データを情報記録媒体に同時に記録する情報記録装置であって、前記同時記録モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、リアルタイム・データDiを符号化する符号化モジュールEMiと、符号化されたリアルタイム・データDiを蓄積する記録バッファWBiとを含み、前記情報記録装置は、前記情報記録媒体上のボリューム空間内の未割付け領域を検索し、前記ボリューム空間内の少なくとも1つの未割付け領域をリアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付ける手段と、記録バッファWBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを領域Aiに記録する記録動作Wiを実行する手段と、記録動作Wiにおいて、リアルタイム・データDiが、領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの領域のうちの1つの終端まで記録されたか否かを判定し、リアルタイム・データDiが前記終端まで記録されたと判定された場合には、記録動作Wiを記録動作Wj(i≠j)に切り替え、リアルタイム・データDiが前記終端まで記録されていないと判定された場合には、記録動作Wiを継続する手段とを備え、領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれは、記録動作の切り替えに伴うn回のアクセス動作と(n−1)回の記録動作との間に記録バッファWBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを1回の記録動作で記録することができるという同時記録条件を満たすように構成されており、ここで、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時記録する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である。
【0029】
本発明の情報記録媒体は、同時記録モデルに従って、複数のリアルタイム・データが記録された情報記録媒体であって、前記同時記録モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、リアルタイム・データDiを符号化する符号化モジュールEMiと、符号化されたリアルタイム・データDiを蓄積する記録バッファWBiとを含み、記録バッファWBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの領域のそれぞれは、多くとも1回のアクセス動作と多くとも2回の記録動作で記録バッファWBiをエンプティにすることができるという同時記録条件を満たすように構成されており、ここで、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時記録する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である。
【0030】
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Y以上のサイズを有しており、ここで、Y=2×n×Ta×Vd×Vt÷(Vt−n×Vd)、Taは、ピックアップPが前記情報記録媒体の最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要なアクセス時間を示し、Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、Vdは、すべてのiに対して、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0031】
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yi以上のサイズを有しており、ここで、Yi=(2×n×Ta×Vt×Vdi)÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、Taは、ピックアップPが前記情報記録媒体の最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要なアクセス時間を示し、Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、Vdiは、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0032】
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Y以上のサイズを有しており、ここで、Y={2×(T1+・・・+Tn)×Vt×Vd}÷(Vt−n×Vd)、Tiは、ピックアップPが領域Aiから領域Ajにアクセスするのに必要な第1のアクセス時間を見積もったもの、または、領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のうちの1つから他の1つにアクセスするのに必要な第2のアクセス時間を見積もったものを示し、Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、Vdは、すべてのiに対して、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0033】
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yi以上のサイズを有しており、ここで、Yi={2×(T1+・・・+Tn)×Vt×Vdi}÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、Tiは、ピックアップPが領域Aiから領域Ajにアクセスするのに必要な第1のアクセス時間を見積もったもの、または、領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のうちの1つから他の1つにアクセスするのに必要な第2のアクセス時間を見積もったものを示し、Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、Vdiは、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0034】
領域Aiは、すべてのiに対して、前記情報記録媒体の外周部に設けられていてもよい。
【0035】
本発明の情報記録媒体は、同時記録モデルに従って、複数のリアルタイム・データが記録された情報記録媒体であって、前記同時記録モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、リアルタイム・データDiを符号化する符号化モジュールEMiと、符号化されたリアルタイム・データDiを蓄積する記録バッファWBiとを含み、記録バッファWBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの領域のそれぞれは、記録処理の切り替えに伴うn回のアクセス動作と(n−1)回の記録動作との間に記録バッファWBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを1回の記録動作で記録することができるという同時記録条件を満たすように構成されており、ここで、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時記録する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である。
【0036】
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yiのサイズを有しており、ここで、Yi=(n×Ta×Vt×Vdi)÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、Taは、ピックアップPが前記情報記録媒体の最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要なアクセス時間を示し、Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、Vdiは、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0037】
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yiのサイズを有しており、ここで、Y={(T1+・・・+Tn)×Vt×Vd}÷(Vt−n×Vd)、Tiは、ピックアップPが領域Aiから領域Ajにアクセスするのに必要なアクセス時間を見積もったものを示し、Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、Vdは、すべてのiに対して、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0038】
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yiのサイズを有しており、ここで、Yi={(T1+・・・+Tn)×Vt×Vdi}÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、Tiは、ピックアップPが領域Aiから領域Ajにアクセスするのに必要なアクセス時間を見積もったものを示し、Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、Vdiは、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0039】
領域Aiは、すべてのiに対して、前記情報記録媒体の外周部に設けられていてもよい。
【0040】
本発明の方法は、同時再生モデルに従って、情報記録媒体に記録された複数のリアルタイム・データを同時に再生する方法であって、前記同時再生モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、前記情報記録媒体から読み出されたリアルタイム・データDiを蓄積する再生バッファRBiと、再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを復号化する復号化モジュールDMiとを含み、前記方法は、リアルタイム・データDiが記録された領域Aiからリアルタイム・データDiを読み出す再生動作Riを実行するステップと、再生動作Riを実行している間に、再生バッファRBiがフルか否かを判定し、再生バッファRBiがフルであると判定された場合には、再生動作Riを再生動作Rj(i≠j)に切り替え、再生バッファRBiがフルでないと判定された場合には、再生動作Riを継続するステップとを包含し、領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの領域のそれぞれは、多くとも1回のアクセス動作と多くとも2回の再生動作で再生バッファRBiをフルにすることができるという同時再生条件を満たすように構成されており、ここで、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時再生する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である。
【0041】
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Y以上のサイズを有しており、ここで、Y=2×n×Ta×Vd×Vt÷(Vt−n×Vd)、Taは、ピックアップPが前記情報記録媒体の最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要なアクセス時間を示し、Vtは、ピックアップPと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示し、Vdは、すべてのiに対して、復号化モジュールDMiと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0042】
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yi以上のサイズを有しており、ここで、Yi=(2×n×Ta×Vt×Vdi)÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、Taは、ピックアップPが前記情報記録媒体の最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要なアクセス時間を示し、Vtは、ピックアップPと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示し、Vdiは、復号化モジュールDMiと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0043】
ピックアップPが領域Aiから領域Ajにアクセスするのに必要な第1のアクセス時間と、領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のうちの1つから他の1つにアクセスするのに必要な第2のアクセス時間とを見積もるステップをさらに包含してもよい。
【0044】
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Y以上のサイズを有しており、ここで、Y={2×(T1+・・・+Tn)×Vt×Vd}÷(Vt−n×Vd)、Tiは、前記第1のアクセス時間または第2のアクセス時間を示し、Vtは、ピックアップPと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示し、Vdは、すべてのiに対して、復号化モジュールDMiと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0045】
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yi以上のサイズを有しており、ここで、Yi={2×(T1+・・・+Tn)×Vt×Vdi}÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、Tiは、前記第1のアクセス時間または第2のアクセス時間を示し、Vtは、ピックアップPと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示し、Vdiは、復号化モジュールDMiと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0046】
領域Aiは、すべてのiに対して、前記情報記録媒体の外周部に設けられていてもよい。
【0047】
リアルタイム・データD1〜Dnは、映像データと複数の音声データとを含み、前記映像データの一部と前記複数の音声データのうちの少なくとも1つとが同時に再生されてもよい。
【0048】
本発明の方法は、同時再生モデルに従って、情報記録媒体に記録された複数のリアルタイム・データを同時に再生する方法であって、前記同時再生モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、前記情報記録媒体から読み出されたリアルタイム・データDiを蓄積する再生バッファRBiと、再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを復号化する復号化モジュールDMiとを含み、前記方法は、リアルタイム・データDiが記録された領域Aiからリアルタイム・データDiを読み出す再生動作Riを実行するステップと、再生動作Riにおいて、リアルタイム・データDiが、領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のうちの1つの終端まで読み出されたか否かを判定し、リアルタイム・データDiが前記終端まで読み出されたと判定された場合には、再生動作Riを再生動作Rj(i≠j)に切り替え、リアルタイム・データDiが前記終端まで読み出されていないと判定された場合には、再生動作Riを継続するステップとを包含し、領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれは、1回の再生動作の間に再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを再生動作の切り替えに伴うn回のアクセス動作と(n−1)回の再生動作との間に消費することができるという同時再生条件を満たすように構成されており、ここで、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時再生する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である。
【0049】
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yiのサイズを有しており、ここで、Yi=(n×Ta×Vt×Vdi)÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、Taは、ピックアップPが前記情報記録媒体の最内周と最外周との間をアクセスするのに必要なアクセス時間を示し、Vtは、ピックアップPと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示し、Vdiは、復号化モジュールDMiと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0050】
ピックアップPが領域Aiから領域Ajにアクセスするのに必要なアクセス時間を見積もるステップをさらに包含してもよい。
【0051】
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yのサイズを有していることであり、ここで、Y={(T1+・・・+Tn)×Vt×Vd}÷(Vt−n×Vd)、Tiは、前記アクセス時間を示し、Vtは、ピックアップPと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示し、Vdは、すべてのiに対して、復号化モジュールDMiと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0052】
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yiのサイズを有しており、ここで、Yi={(T1+・・・+Tn)×Vt×Vdi}÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、Tiは、前記アクセス時間を示し、Vtは、ピックアップPと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示し、Vdiは、復号化モジュールDMiと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0053】
領域Aiは、すべてのiに対して、前記情報記録媒体の外周部に設けられていてもよい。
【0054】
リアルタイム・データD1〜Dnは、映像データと複数の音声データとを含み、前記映像データの一部と前記複数の音声データのうちの少なくとも1つとが同時に再生されてもよい。
【0055】
本発明の情報再生装置は、同時再生モデルに従って、情報記録媒体に記録された複数のリアルタイム・データを同時に再生する情報再生装置であって、前記同時再生モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、前記情報記録媒体から読み出されたリアルタイム・データDiを蓄積する再生バッファRBiと、再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを復号化する復号化モジュールDMiとを含み、前記情報再生装置は、リアルタイム・データDiが記録された領域Aiからリアルタイム・データDiを読み出す再生動作Riを実行する手段と、再生動作Riを実行している間に、再生バッファRBiがフルか否かを判定し、再生バッファRBiがフルであると判定された場合には、再生動作Riを再生動作Rj(i≠j)に切り替え、再生バッファRBiがフルでないと判定された場合には、再生動作Riを継続する手段とを備え、領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの領域のそれぞれは、多くとも1回のアクセス動作と多くとも2回の再生動作で再生バッファRBiをフルにすることができるという同時再生条件を満たすように構成されており、ここで、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時再生する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である。
【0056】
本発明の情報再生装置は、同時再生モデルに従って、情報記録媒体に記録された複数のリアルタイム・データを同時に再生する情報再生装置であって、前記同時再生モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、前記情報記録媒体から読み出されたリアルタイム・データDiを蓄積する再生バッファRBiと、再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを復号化する復号化モジュールDMiとを含み、前記情報再生装置は、リアルタイム・データDiが記録された領域Aiからリアルタイム・データDiを読み出す再生動作Riを実行する手段と、再生動作Riにおいて、リアルタイム・データDiが、領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のうちの1つの終端まで読み出されたか否かを判定し、リアルタイム・データDiが前記終端まで読み出されたと判定された場合には、再生動作Riを再生動作Rj(i≠j)に切り替え、リアルタイム・データDiが前記終端まで読み出されていないと判定された場合には、再生動作Riを継続する手段とを備え、領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれは、1回の再生動作の間に再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを再生動作の切り替えに伴うn回のアクセス動作と(n−1)回の再生動作との間に消費することができるという同時再生条件を満たすように構成されており、ここで、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時再生する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である。
【0057】
本発明の方法は、同時再生モデルに従って複数のリアルタイム・データが同時に再生されることを保証するように、情報記録媒体に記録されたリアルタイム・データを編集する方法であって、前記同時再生モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、前記情報記録媒体から読み出されたリアルタイム・データDiを蓄積する再生バッファRBiと、再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを復号化する復号化モジュールDMiとを含み、前記方法は、リアルタイム・データDiが記録された領域Aiから少なくとも1つの領域を選択するステップと、前記選択された少なくとも1つの領域のそれぞれが、多くとも1回のアクセス動作と多くとも2回の再生動作で再生バッファRBiをフルにすることができるという同時再生条件を満たすように構成されているか否かを判定するステップとを包含する。
【0058】
本発明の方法は、同時再生モデルに従って複数のリアルタイム・データが同時に再生されることを保証するように、情報記録媒体に記録されたリアルタイム・データを編集する方法であって、前記同時再生モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、前記情報記録媒体から読み出されたリアルタイム・データDiを蓄積する再生バッファRBiと、再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを復号化する復号化モジュールDMiとを含み、前記方法は、リアルタイム・データDiが記録された領域Aiから少なくとも1つの領域を選択するステップと、前記選択された少なくとも1つの領域のそれぞれが、1回の再生動作の間に再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを再生動作の切り替えに伴うn回のアクセス動作と(n−1)回の再生動作との間に消費することができるという同時再生条件を満たすように構成されているか否かを判定するステップとを包含する。
【0059】
本発明の編集装置は、同時再生モデルに従って複数のリアルタイム・データが同時に再生されることを保証するように、情報記録媒体に記録されたリアルタイム・データを編集する編集装置であって、前記同時再生モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、前記情報記録媒体から読み出されたリアルタイム・データDiを蓄積する再生バッファRBiと、再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを復号化する復号化モジュールDMiとを含み、前記編集装置は、リアルタイム・データDiが記録された領域Aiから少なくとも1つの領域を選択する手段と、前記選択された少なくとも1つの領域のそれぞれが、多くとも1回のアクセス動作と多くとも2回の再生動作で再生バッファRBiをフルにすることができるという同時再生条件を満たすように構成されているか否かを判定する手段とを備えている。
【0060】
本発明の編集装置は、同時再生モデルに従って複数のリアルタイム・データが同時に再生されることを保証するように、情報記録媒体に記録されたリアルタイム・データを編集する編集装置であって、前記同時再生モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、前記情報記録媒体から読み出されたリアルタイム・データDiを蓄積する再生バッファRBiと、再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを復号化する復号化モジュールDMiとを含み、前記編集装置は、リアルタイム・データDiが記録された領域Aiから少なくとも1つの領域を選択する手段と、前記選択された少なくとも1つの領域のそれぞれが、1回の再生動作の間に再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを再生動作の切り替えに伴うn回のアクセス動作と(n−1)回の再生動作との間に消費することができるという同時再生条件を満たすように構成されているか否かを判定する手段とを備えている。
【0061】
本発明の方法は、同時再生モデルに従って、情報記録媒体に記録されたk個のオーディオデータを再生しながら、1個のビデオデータをサーチする方法であって、前記同時再生モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、前記情報記録媒体から読み出されたビデオデータDvを蓄積する再生バッファRBvと、再生バッファRBvに蓄積されたビデオデータDvを復号化する復号化モジュールDMvと、前記情報記録媒体から読み出されたオーディオデータDiを蓄積する再生バッファRBiと、再生バッファRBiに蓄積されたオーディオデータDiを復号化する復号化モジュールDMiとを含み、前記方法は、ビデオデータDvが記録された領域Avから部分的にビデオデータDvを読み出す再生動作Rvを実行するステップと、ビデオデータDvは領域Avのn箇所から間欠的に再生された後、記録領域Aiにアクセスして、再生動作Rvを再生動作Riに切り替えるステップと、オーディオデータDiが記録された領域AiからオーディオデータDiを読み出す再生動作Riを実行するステップと、同時再生条件で決まるデータ量を領域Aiから読み出した後、記録領域Avにアクセスして、再生動作Riを再生動作Rvに切り替えるステップとを包含し、領域Avにおける、(n−1)回のアクセスとn回の読出し動作と、領域Avから領域Aiへのアクセスと、(k−1)回の領域Ai間のアクセスと、(k−1)回の領域Aiからのデータの読出しと、領域Aiから領域Avへのアクセスの間に、再生バッファDMjにおいて消費されたリアルタイム・データDjを1回の再生動作で読み出し、サーチの倍速数をmとして、m倍の速度で、再生バッファRBjから復号化モジュールDMjにリアルタイム・データを転送することができるという同時再生条件を満たすように構成されており、ここで、iとkとnは任意の整数である。
【0062】
本発明の情報再生装置は、同時再生モデルに従って、情報記録媒体に記録されたk個のオーディオデータを再生しながら、1個のビデオデータをサーチする情報再生装置であって、前記同時再生モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、前記情報記録媒体から読み出されたビデオデータDvを蓄積する再生バッファRBvと、再生バッファRBvに蓄積されたビデオデータDvを復号化する復号化モジュールDMvと、前記情報記録媒体から読み出されたオーディオデータDiを蓄積する再生バッファRBiと、再生バッファRBiに蓄積されたオーディオデータDiを復号化する復号化モジュールDMiとを含み、前記情報再生装置は、ビデオデータDvが記録された領域Avから部分的にビデオデータDvを読み出す再生動作Rvを実行する手段と、ビデオデータDvは領域Avのn箇所から間欠的に再生された後、記録領域Aiにアクセスして、再生動作Rvを再生動作Riに切り替える手段と、オーディオデータDiが記録された領域AiからオーディオデータDiを読み出す再生動作Riを実行する手段と、同時再生条件で決まるデータ量を領域Aiから読み出した後、記録領域Avにアクセスして、再生動作Riを再生動作Rvに切り替える手段とを備え、領域Avにおける、(n−1)回のアクセスとn回の読出し動作と、領域Avから領域Aiへのアクセスと、(k−1)回の領域Ai間のアクセスと、(k−1)回の領域Aiからのデータの読出しと、領域Aiから領域Avへのアクセスの間に、再生バッファDMjにおいて消費されたリアルタイム・データDjを1回の再生動作で読み出し、サーチの倍速数をmとして、m倍の速度で、再生バッファRBjから復号化モジュールDMjにリアルタイム・データを転送することができるという同時再生条件を満たすように構成されており、ここで、iとkとnは任意の整数である。
【0063】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
【0064】
(実施の形態1)
以下、同時記録モデルに従って、複数のリアルタイム・データを情報記録媒体に記録する方法を説明する。同時記録モデルは、記録バッファA、Bという2つの記録バッファを有するという点において、図2に示される同時記録モデルと同一である。ここで、リアルタイム・データとは、映像データおよび音声データのうちの少なくとも1つを含むデータをいう。情報記録媒体とは、光ディスクなどの任意のタイプの記録媒体をいう。
【0065】
図1は、リアルタイム・データA、Bを情報記録媒体に同時記録する場合における、同時記録モデルの記録バッファA、B内のデータ量の推移を示す。
【0066】
図1に示される例では、リアルタイム・データAを情報記録媒体上の領域1、2、3、4に記録しながら、リアルタイム・データBを情報記録媒体上の領域5、6、7、8に記録する。ここで、領域1〜4は、リアルタイム・データAを記録する領域として割付けられた領域であり、領域5〜8は、リアルタイム・データBを記録する領域として割付けられた領域である。
【0067】
図1において、A1〜A7は、ピックアップ74がアクセスすべき領域間を移動する動作(アクセス動作)を示す。アクセス動作A1〜A7に必要な時間は、それぞれ、ピックアップ74が情報記録媒体の最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要な時間(すなわち、最大のアクセス時間Ta)であるとする。記録バッファA、Bとピックアップ74との間のデータ転送レートは、一定のVtであるとする。エンコーダA、Bと記録バッファA、Bとの間のデータ転送レートは、一定のVdであるとする。Vdは、記録されるデータが可変レートで圧縮されている場合には、その可変レートの最大値である。
【0068】
記録動作W1において、記録バッファAに蓄積されたリアルタイム・データAが領域1に記録される。領域1の終端において記録バッファAはエンプティではないため、リアルタイム・データAの記録(記録A)からリアルタイム・データBの記録(記録B)への切り替えは発生しない。アクセス動作A1の後、記録動作W2において、記録バッファAに蓄積されたリアルタイム・データAが領域2に記録される。
【0069】
記録動作W2を実行している間に、記録バッファAがエンプティになる。その結果、リアルタイム・データAの記録(記録A)からリアルタイム・データBの記録(記録B)への切り替えが発生する(アクセス動作A2)。
【0070】
記録動作W5において、記録バッファBに蓄積されたリアルタイム・データBが領域5に記録される。領域5の終端において記録バッファBはエンプティではないため、リアルタイム・データBの記録(記録B)からリアルタイム・データAの記録(記録A)への切り替えは発生しない。アクセス動作A3の後、記録動作W6において、記録バッファBに蓄積されたリアルタイム・データBが領域6に記録される。
【0071】
記録動作W6を実行している間に、記録バッファBがエンプティになる。その結果、リアルタイム・データBの記録(記録B)からリアルタイム・データAの記録(記録A)への切り替えが発生する(アクセス動作A4)。
【0072】
このように、本発明の同時記録の方法は、多くとも1回のアクセス動作と多くとも2回の記録動作とによって記録バッファA、Bをエンプティにすることができるという同時記録条件を満たすように設計されている。これにより、記録バッファA、Bをオーバーフローさせることなく、かつ、記録バッファA、Bをアンダーフローさせることなく、リアルタイム・データA、Bを情報記録媒体に記録することを保証することが可能になる。
【0073】
例えば、リアルタイム・データAを記録する領域として割付けられた少なくとも1つの領域のそれぞれがY以上のサイズを有し、かつ、リアルタイム・データBを記録する領域として割付けられた少なくとも1つの領域のそれぞれがY以上のサイズを有することにより、同時記録条件を満たすことができる。従って、同時記録条件を満たすためには、Y以上のサイズを有する少なくとも1つの未割付け領域を検索し、そのようにして検索された少なくとも1つの領域をリアルタイム・データAを記録する領域として割付けるようにすればよい。リアルタイム・データBを記録する領域についても同様である。
【0074】
図1に示される例では、領域1〜4のそれぞれがY以上のサイズを有し、かつ、領域5〜8のそれぞれがY以上のサイズを有することにより同時記録条件を満たすことができる。
【0075】
ここで、記録領域の最小サイズYと、記録バッファA、Bに必要なバッファサイズBとは、以下の式に従って求められる。
【0076】
Y=4×Ta×Vd×Vt÷(Vt−2×Vd)
B=(4×Ta+Y÷Vt)×Vd
記録領域の最小サイズYの式は、以下のようにして導かれる。
【0077】
リアルタイム・データAを記録する記録動作において、記録バッファA内のデータは、Vt−Vdで消費され、アクセス動作およびリアルタイム・データBを記録する記録動作において、記録バッファA内のデータは、Vdで蓄積される。記録動作W1、アクセス動作A1および記録動作W2の間に消費される記録バッファAのデータ量と、アクセス動作A2、記録動作W5、アクセス動作A3、記録動作W6およびアクセス動作A4の間に蓄積される記録バッファAのデータ量とは等しい。従って、2つのリアルタイム・データを同時記録する場合には、以下の式が成り立つ。
【0078】
Y÷Vt×(Vt−Vd)−Ta×Vd=(3×Ta+Y÷Vt)×Vd
この式を変形することにより、記録領域の最小サイズYの式が得られる。
【0079】
なお、同時記録するリアルタイム・データの数がn(nは2以上の任意の整数)である場合には、同時記録モデルとして、n個のエンコーダと、n個の記録バッファとを含む同時記録モデルが使用される。この場合、アクセス動作の回数が同時記録するリアルタイム・データの数に比例するため、Y÷Vt×(Vt−Vd)−Ta×Vd=((2×n−1)×Ta+(n−1)×Y÷Vt)×Vdが成立する。従って、同時記録するリアルタイム・データの数がnである場合には、記録領域の最小サイズYと、記録バッファに必要なサイズBとは、以下の式に従って求められる。
【0080】
Y=2×n×Ta×Vd×Vt÷(Vt−n×Vd)
B=(2×n×Ta+(n−1)×Y/Vt)×Vd
このように、従来例との違いの1つは、アクセス動作の回数を2倍にしたことである。本発明では、アクセス動作は、リアルタイム・データAの記録(記録A)とリアルタイム・データBの記録(記録B)とを切り替える場合と、リアルタイム・データA(または、リアルタイム・データB)を記録する領域として割付けられた少なくとも1つの領域のうちの1つから他の1つにアクセスする場合とに発生する。従って、本発明では、記録バッファA(または、記録バッファB)がフルになってから記録バッファA(または、記録バッファB)が次にフルになるまでに4回のアクセス動作が可能なモデルを定義している。これにより、記録バッファ内のデータ量の推移に応じて動的に記録動作を切り替えることが可能になり、記録バッファ内のデータ量の推移を安定して制御することが可能になる。すなわち、記録バッファAのデータ量がフルに近くなった場合には、すぐにリアルタイム・データBの記録動作からリアルタイム・データAの記録動作に切り替えることにより、記録バッファAのデータ量を減少させることができる。また、記録バッファBのデータ量がフルに近くなった場合には、すぐにリアルタイム・データAの記録動作からリアルタイム・データBの記録動作に切り替えることにより、記録バッファBのデータ量を減少させることができる。
【0081】
図3は、ECMA167規格で規定されたボリューム・ファイル構造により管理されるファイルが記録された情報記録媒体(光ディスク)の領域配置の一例を示す。
【0082】
図3において、W1〜W8は図1を参照して説明した記録動作を示し、A1〜A7は図1を参照して説明したアクセス動作を示す。
【0083】
図3の上側が光ディスクの内周側を示し、図3の下側が光ディスクの外周側を示している。ボリューム空間には、ボリューム構造領域11と、ファイル構造領域12とが割付けられている。ファイル構造領域12は、ボリューム空間内の未使用領域をセクタ単位に未割付け領域として登録しているスペースビットマップ21と、図7に示されるディレクトリ構造に対応するデータ構造(すなわち、ルートディレクトリのファイルエントリ22、FILE−Aのファイル識別記述子23、FILE−Bのファイル識別記述子24、FILE−Aのファイルエントリ25、FILE−Bのファイルエントリ26)と含む。
【0084】
ECMA167規格では、ファイルのデータが記録された領域をエクステントと呼び、エクステントの位置情報をファイルエントリに登録している。また、ディレクトリ下のファイル毎に、ファイル識別記述子をファイル構造領域12に記録している。
【0085】
また、リアルタイム・データが記録された領域は、一般のデータが記録された領域と区別するために、リアルタイム・エクステントと呼ばれる。
【0086】
図3に示される例では、FILE−Aのリアルタイム・データを記録する領域として光ディスクの内周側にある記録領域13、14、15が割付けられており、FILE−Bのリアルタイム・データを記録する領域として光ディスクの外周側にある記録領域16、17、18が割付けられている。なお、記録領域15と記録領域16とは、それらの領域間をアクセスするのに必要なアクセス時間が、光ディスクの最内周にある領域から最外周にある領域にアクセスするのに必要なアクセス時間に等しいくらい離れているものとする。
【0087】
記録領域13〜18のそれぞれは、上述した同時記録条件を満たすように、記録領域の最小サイズY以上のサイズを有している。これにより、例えば、リアルタイム・データが実際に記録された領域が記録領域の一部であっても、アクセス動作の後、次の記録領域にリアルタイム・データを記録することができるため、合計してY以上のサイズの領域にリアルタイム・データを記録することができる。また、図1を参照して説明した同時記録条件では、アクセス動作に必要な時間(アクセス時間)を光ディスクの最内周にある領域から最外周にある領域にアクセスするのに必要なアクセス時間としているために、記録領域が光ディスク上のどこに配置されていても、同時記録を保証することができる。
【0088】
図4は、記録バッファA、B内のデータ量の推移を示す。
【0089】
以下、図4を参照して、記録するデータのデータレートの変動と記録バッファ内のデータ量の推移との関係を説明する。
【0090】
リアルタイム・データAを記録する領域として、記録領域30、31が割付けられており、リアルタイム・データBを記録する領域として、記録領域35、36が割付けられているとする。記録領域31は、領域32、領域33、領域34を含む。記録領域36は、領域37、領域38、領域39を含む。
【0091】
リアルタイム・データAの記録時、記録バッファAに転送されるデータのレートが最大レートの場合には、記録動作W11、アクセス動作A11、記録動作W13を行った結果、時刻t24で記録バッファAがエンプティになる。記録バッファAに転送されるデータのレートが最大レートより小さい場合には、エンコーダAから記録バッファAに転送されるデータが少ないために、記録動作W11、アクセス動作A11、記録動作W12を行った結果、時刻t24より早い時刻t23で記録バッファAがエンプティになる。すなわち、エンコーダAから記録バッファAへのデータ転送レートが小さい場合には、早い時刻で記録バッファAがエンプティになる。時刻t23において、リアルタイム・データAの記録動作からリアルタイム・データBの記録動作に切り替えた場合には、次に記録動作が切り替わるまでの時間が、3回のアクセス動作に必要な時間と2つの記録領域にデータを記録する2回の記録動作に必要な時間との合計以下であるために、記録バッファAがオーバフローすることがない。また、次の記録動作において、最大レートのデータを記録しなければならないとしても、同時記録の条件から求められたYのサイズを有する領域にそのデータを記録することができる。
【0092】
他方、リアルタイム・データBの記録時においても、記録バッファBに転送されるデータのレートが最大レートの場合には、一回の記録動作でYのサイズの領域にデータを記録することができる。記録バッファBに転送されるデータのレートが最大レートの場合には、記録動作W14、アクセス動作A14、記録動作W16を行った結果、時刻t29で記録バッファBがエンプティになる。記録バッファBに転送されるデータのレートが最大レートより小さい場合には、エンコーダBから記録バッファAに転送されるデータが少ないために、記録動作W14、アクセス動作A14、記録動作W15を行った結果、時刻t29より早い時刻t28で記録バッファBがエンプティになる。すなわち、エンコーダBから記録バッファBへのデータ転送レートが小さい場合には、早い時刻で記録バッファBがエンプティになる。時刻t28において、リアルタイム・データBの記録動作からリアルタイム・データAの記録動作に切り替えた場合には、次に記録動作が切り替わるまでの時間が、3回のアクセス動作に必要な時間と2つの記録領域にデータを記録する2回の記録動作に必要な時間との合計以下であるために、記録バッファBがオーバフローすることがない。また、次の記録動作において、最大レートのデータを記録しなければならないとしても、同時記録の条件から求められたYのサイズを有する領域にそのデータを記録することができる。
【0093】
次に、図3、図5、図6を用いて、本発明の実施の形態の情報記録再生装置と同時記録の方法とを説明する。
【0094】
図5は、本発明の実施の形態の情報記録再生装置の構成を示す。
【0095】
情報記録再生装置は、システム制御部501と、I/Oバス521と、光ディスクドライブ531と、記録モードの指定や同時記録の開始を指示する入力手段532と、TV放送を受信するチューナA、B(チューナ535、536)と、チューナA、Bでそれぞれ選曲されたオーディオビデオ信号を符号化するエンコーダA、B(エンコーダ533、534)と、オーディオビデオデータを復号化するデコーダA(デコーダ540)と、デコーダAからのオーディオビデオ出力を再生するモニタ542と、オーディオデータを復号化するデコーダB(デコーダ541)と、デコーダBからのオーディオ出力を再生するスピーカ543とを含む。
【0096】
システム制御部501は、例えば、マイコンとメモリとによって実現される。システム制御部501に含まれる各手段は、例えば、マイコンが各種のプログラムを実行することによって実現される。システム制御部501に含まれる各メモリは、例えば、単一のメモリの領域を用途ごとに使い分けることによって実現される。
【0097】
記録切替手段502は、複数のリアルタイム・データの記録処理をバッファメモリ内のデータ量をチェックしながら切り替える。未割付け領域検索手段503は、ボリューム空間内の未割付け領域から同時記録条件を満足する領域を検索する。ファイル構造処理手段504は、ファイル構造領域12からデータを読み出し、ファイル構造を解析する。データ記録手段505は、光ディスクドライブ531にデータの記録を指示する。データ再生手段506は、光ディスクドライブ531にデータの再生を指示する。
【0098】
割付け領域用メモリ507は、未割付け領域検索手段503で検索された記録可能領域の位置情報を一時的に保持する。ファイル構造用メモリ508は、ファイル構造領域12から読み出したデータを一旦バッファメモリ上に保持するためのものである。ビットマップ用メモリ509は、スペースビットマップ21より読み出したデータを保持することにより、ディスクへのアクセスを減らすためのものである。記録バッファメモリA(記録バッファメモリ510)と記録バッファメモリB(記録バッファメモリ511)とは、それぞれ、同時記録モデルの記録バッファA(記録バッファ72)と記録バッファB(記録バッファ73)とに対応しており、同時記録条件で算出したサイズ以上のバッファメモリを持つ。再生バッファメモリA(再生バッファメモリ512)と再生バッファメモリB(再生バッファメモリ513)とは、それぞれ、2つのデータを同時に再生する場合のそれぞれのデータを一時的に保持するバッファである。
【0099】
なお、図5に示される情報記録再生装置は、複数のリアルタイム・データを同時に情報記録媒体に記録する機能と、情報記録媒体に記録された複数のリアルタイム・データを同時に再生する機能とを併せもつものであるが、図5に示される情報記録再生装置から同時記録に関連する手段を抽出することにより、複数のリアルタイム・データを同時に情報記録媒体に記録する機能を有する情報記録装置を構成することができ、図5に示される情報記録再生装置から同時再生に関連する手段を抽出することにより、情報記録媒体に記録された複数のリアルタイム・データを同時に再生する機能を有する情報再生装置を構成することができることはいうまでもない。さらに、図5に示される情報記録再生装置からリアルタイム・データの編集に関連する手段を抽出することにより、編集済みのリアルタイム・データを含む複数のリアルタイム・データが同時に再生されることを保証する機能を有する編集装置を構成することができる。
【0100】
図6は、同時記録の方法の手順を示す。このような方法は、例えば、プログラムの形式でシステム制御部501内のメモリに格納され得る。そのようなプログラムは、例えば、システム制御部501内のマイコンによって実行され得る。
【0101】
ユーザは、入力手段532を用いて、同時記録の指示を情報記録再生装置に入力する。同時記録の指示に従って、記録するデータの最大データレートに応じた記録領域の最小サイズYが決定される。記録領域の最小サイズYの求め方は、図1を参照して説明したとおりである(Y=4×Ta×Vd×Vt÷(Vt−2×Vd))。また、映画などの特定の番組を記録する場合には、ユーザが記録時間を設定する。このようにして、記録パラメータが決定される(ステップS601)。
【0102】
未割付け領域検索手段503は、記録するリアルタイム・データ毎に、ステップS601で求められた記録領域の最小サイズY以上のサイズを有する未割付け領域を、ビットマップ用メモリ509に保持されたデータをもとに検索する。ユーザが記録時間を指定した場合には、未割付け領域のサイズの合計が最大レートと記録時間の積以上になるまで、ボリューム空間内の未割付け領域を検索し、ボリューム空間内の少なくとも1つの未割付け領域をリアルタイム・データを記録する領域として割付ける(ステップS602)。従って、リアルタイム・データを記録する領域として割付けられた少なくとも1つの領域のそれぞれは、Y以上のサイズを有していることになる。これにより、同時記録条件を満たすことが可能になる。
【0103】
図3では、リアルタイム・データAを記録する領域として、記録領域13、14、15が割付けられており、リアルタイム・データBを記録する領域として、記録領域16、17、18が割付けられている。記録領域13〜18のそれぞれは、Y以上のサイズを有している。記録領域13〜18の位置情報が、割付け領域用メモリ507に格納される。
【0104】
データ記録手段505は、記録バッファメモリAに蓄積されたリアルタイム・データAを光ディスクに記録するように光ディスクドライブ531に指示するとともに、記録するリアルタイム・データAを光ディスクドライブ531に転送する(ステップS603)。
【0105】
図3では、記録動作W1において記録領域13の一部にリアルタイム・データAが記録される。後述するステップS605で記録動作を継続するように判定された場合には、アクセス動作A1の後、記録動作W2において記録領域14の先頭からリアルタイム・データAが記録される。
【0106】
なお、図3では、記録領域13の途中からリアルタイム・データAを記録する例を示しているが、記録領域13から記録を開始する場合には、記録領域13の先頭からリアルタイム・データAを記録するようにしてもよい。
【0107】
記録切替手段502は、ユーザが、入力手段532を用いて、記録終了の指示を情報記録再生装置に入力した場合には、記録動作を終了する(ステップS604)。
【0108】
記録切替手段502は、記録バッファメモリAがエンプティか否かを判定し、記録バッファAがエンプティであると判定された場合には、リアルタイム・データAの記録動作をリアルタイム・データBの記録動作に切り替え、記録バッファAがエンプティでないと判定された場合には、リアルタイム・データAの記録動作を継続する(ステップS605)。
【0109】
図3では、記録動作W2において記録バッファメモリAがエンプティになるため、リアルタイム・データAの記録動作からリアルタイム・データBの記録動作への切り替えが発生する。その結果、アクセス動作A2の後、記録動作W5において記録領域17の一部にリアルタイム・データBが記録される。なお、記録動作W5において、記録領域17の途中からリアルタイム・データBの記録を開始することは何ら問題がない。もし必要なら、別の記録領域にアクセスして、リアルタイム・データBの記録動作を継続することができるからである。図3では、アクセス動作A3の後、記録動作W6においてリアルタイム・データBの記録動作が継続される。
【0110】
データ記録手段505は、記録バッファメモリBに蓄積されたリアルタイム・データBを光ディスクに記録するように光ディスクドライブ531に指示するとともに、記録するリアルタイム・データBを光ディスクドライブ531に転送する(ステップS606)。
【0111】
記録切替手段502は、記録バッファメモリBがエンプティか否かを判定し、記録バッファBがエンプティであると判定された場合には、リアルタイム・データBの記録動作をリアルタイム・データAの記録動作に切り替え、記録バッファBがエンプティでないと判定された場合には、リアルタイム・データBの記録動作を継続する(ステップS607)。
【0112】
図3では、記録動作W6において記録バッファメモリBがエンプティになるため、リアルタイム・データBの記録動作からリアルタイム・データAの記録動作への切り替えが発生する。その結果、アクセス動作A4の後、記録動作W3において記録領域14の残りの領域にリアルタイム・データAが記録される。なお、記録動作W3において、記録領域14の途中からリアルタイム・データAの記録を開始することは何ら問題がない。もし必要なら、別の記録領域にアクセスして、リアルタイム・データAの記録動作を継続することができるからである。図3では、アクセス動作A5の後、記録動作W4においてリアルタイム・データAの記録動作が継続される。
【0113】
すべてデータの記録が終了した場合には、ファイル構造処理手段504は、リアルタイム・データが記録された領域をリアルタイム・エクステントとして管理するために、ファイル構造領域12の中にファイルエントリを記録する(ステップS608)。
【0114】
このように、記録バッファメモリA、B内のデータの蓄積状態をチェックしながら、リアルタイム・データAの記録動作とリアルタイム・データBの記録動作とが切り替えられる。
【0115】
なお、2つのリアルタイム・データを連続して記録する例を示したが、リアルタイム・データの数の2倍の回数のアクセス動作が可能なサイズ以上の記録領域にデータを記録することで、3つ以上のリアルタイム・データを連続して記録することもできる。
【0116】
なお、n個のリアルタイム・データを情報記録媒体に同時に記録する場合には、情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、リアルタイム・データDiを符号化する符号化モジュールEMiと、符号化されたリアルタイム・データDiを蓄積する記録バッファWBiとを含む同時記録モデル(以下、「n−同時記録モデル」という)が使用される。この場合には、上述した各ステップにおいて以下の動作を行うようにすればよい。
【0117】
ステップS602:未割付け領域検索手段503は、情報記録媒体上のボリューム空間内の未割付け領域を検索し、ボリューム空間内の少なくとも1つの未割付け領域をリアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付ける。
【0118】
ステップS603、S606:光ディスクドライブ531は、データ記録手段505からの記録指示に従って、記録バッファWBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを領域Aiに記録する記録動作Wiを実行する。
【0119】
ステップS605、S607:記録切替手段502は、記録動作Wiを実行している間に、記録バッファWBiがエンプティか否かを判定し、記録バッファWBiがエンプティであると判定された場合には、記録動作Wiを記録動作Wj(i≠j)に切り替え、記録バッファWBiがエンプティでないと判定された場合には、記録動作Wiを継続する。
【0120】
ここで、領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの領域のそれぞれは、多くとも1回のアクセス動作と多くとも2回の記録動作で記録バッファWBiをエンプティにすることができるという同時記録条件を満たすように構成されている。
【0121】
例えば、領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの領域のそれぞれが、Y以上のサイズを有することにより、同時記録条件を満たすことができる。記録領域の最小サイズYの求め方は、図1を参照して説明したとおりである。
【0122】
Y=2×n×Ta×Vd×Vt÷(Vt−n×Vd)
Taは、ピックアップPが情報記録媒体の最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要なアクセス時間を示す。
【0123】
Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0124】
Vdは、すべてのiに対して、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0125】
なお、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時記録する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である。
【0126】
なお、予め割り当てた領域に対し、スキップ記録を行なってもよい。スキップ記録とは、予め検出された欠陥セクタ又はデータの記録中に検出された欠陥セクタを避けて記録する方法である。例えば、スキップ記録の動作を示す図8において、記録する前に領域40内には欠陥セクタが検出されておらず、記録時に欠陥領域41と42と43が検出されたとする。この場合、欠陥領域を避けて記録するために、欠陥領域に記録しようとしたデータは欠陥領域の次の領域に記録する。図8の例では、データはスキップ記録SW1、SW2、SW3、SW4の順番で記録される。スキップ記録は、アクセス時間が小さいためにセクタ単位ではなくECCブロック単位で欠陥領域を含む領域を回避しながらスキップ記録を行なっても良い。ECCブロックのサイズがEとすると、ECCブロック単位のスキップ記録においてECCブロックのアクセス時間は、E÷Vtとなる。同時記録において、機器間の互換性を確保する場合には、スキップするECCブロックの数に制限をかけてもよい。例えば、スキップ記録においてスキップ可能な領域の比率をeとする。図1に示した同時記録の条件において、スキップ記録を適用する場合には、記録領域の最小サイズをYeとして、Ye×(1−e)の領域に記録が行われ、Ye×eの領域はスキップされるために、アクセスのみが行なわれる。特定の比率以内とした場合のスキップ記録を考慮した同時記録の条件は、記録するリアルタイム・データの数を2つとして、Ye×(1−e)÷Vt×(Vt−Vd)−Ta×Vd−Ye×e÷Vt×Vd=(3×Ta+Ye×(1−e)÷Vt)×Vd+Ye×e÷Vt×Vdとなり、Ye=4×Ta×Vd×Vt÷(Vt−e×Vt−2×Vd)となる。この場合に必要なバッファサイズBeは、Be=(4×Ta+Ye×(1−e)÷Vt)×Vd+2×Ye×e÷Vt×Vdとなる。
【0127】
なお、セクタ単位の記録ではなくECCブロック単位の記録を行なってもよい。
【0128】
なお、図示していないが、予め決めたバッファ内の閾値をバッファがエンプティと判定する値と決めて、この値を下回れば、バッファがエンプティであると判断している。このため、バッファメモリのサイズは、最小の読み出し、書き込み単位のマージンまたは回転待ち分のマージンをもっても良い。
【0129】
なお、記録処理が最適なタイミングで切替わるために、記録動作中にエラーが発生して、一定の期間、記録再生が出来ない状態になっても、定常状態への引き込みが早い。
【0130】
なお、図2における図はモデルであり、エンコーダやデコーダは必ずしも必要ない。ストリーマのようなデジタル信号のみを扱うシステムでは、エンコーダやデコーダを持たないが、本発明をストリーマに適用することで、途切れなくAVデータを転送できるという効果が得られる。
【0131】
(実施の形態2)
リアルタイム・データの転送レートが異なる場合の実施例について説明する。実施の形態1では、転送レートが同じとして、同時記録の条件を説明した。本実施の形態では、転送レートの高いデータと転送レートの低いデータに対し同時記録の条件を定めることで、小さな連続空き領域にも転送レートの低いデータを記録することが出来、さらに、バッファメモリも小さく出来る。
【0132】
図9は、転送レートの高いリアルタイム・データAの記録を記録A、転送レートの低いリアルタイム・データBの記録を記録Bとして、2つのリアルタイム・データの記録動作とアクセス動作とを示す。同時記録モデルは、実施の形態1で説明した図2に示されるものと同一である。同時記録動作時における記録バッファ内のデータ量の推移は、実施の形態1で説明したので、割愛する。
【0133】
図10はディスク上の記録領域のレイアウトであり、左側がディスクの内周側、右側がディスクの外周側を表している。図10では、記録領域111、112、113は、リアルタイム・データAを記録する領域として割付けられた領域であり、記録領域114、115、116は、リアルタイム・データBを記録する領域として割付けられた領域である。リアルタイム・データAは、実際には、記録領域111の部分101、記録領域112の部分102、103、記録領域113の部分104に記録される。リアルタイム・データBは、実際には、記録領域114の部分105、記録領域115の部分106、107、記録領域116の部分108に記録される。
【0134】
図9において、A21〜A27は、ピックアップ74がアクセスすべき領域間を移動する動作(アクセス動作)を示す。アクセス動作A1〜A27に必要な時間は、それぞれ、ピックアップ74がディスクの最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要な時間(すなわち、最大のアクセス時間Ta)であるとする。記録バッファA、Bとピックアップ74との間のデータ転送レートは、一定のVtであるとする。エンコーダAと記録バッファAとの間のデータ転送レートは、可変レートの最大値であるVd1であるとし、エンコーダBと記録バッファBとの間のデータ転送レートは、可変レートの最大値であるVd2であるとする。
【0135】
記録動作W21において、リアルタイム・データAが領域101に記録される。アクセス動作A21の後、記録動作W22において、リアルタイム・データAが領域102に記録される。その後、リアルタイム・データAの記録動作からリアルタイム・データBの記録動作への切り替えが発生する(アクセス動作A22)。
【0136】
記録動作W25において、リアルタイム・データBが領域105に記録される。アクセス動作A23の後、記録動作W26において、リアルタイム・データBが領域106に記録される。その後、リアルタイム・データBの記録動作からリアルタイム・データAの記録動作への切り替えが発生する(アクセス動作A24)。
【0137】
このように本発明の同時記録の方法は、多くとも1回のアクセス動作と多くとも2回の記録動作とによって記録動作の切り替えが発生するという同時記録条件を満たすように設計されている。
【0138】
リアルタイム・データAを記録する記録動作において、記録バッファA内のデータは、Vt−Vd1で消費され、アクセス動作およびリアルタイム・データBを記録する記録動作において、記録バッファA内のデータは、Vd1で蓄積される。記録動作W21、アクセス動作A21および記録動作W22の間に消費される記録バッファAのデータ量と、アクセス動作A22、記録動作W25、アクセス動作A23、記録動作W26およびアクセス動作A24の間に蓄積される記録バッファAのデータ量とは等しい。従って、リアルタイム・データAを記録する領域として割付けられた少なくとも1つの記録領域の最小サイズをY1、リアルタイム・データBを記録する領域として割付けられた少なくとも1つの記録領域の最小サイズをY2とすると、以下の式が成り立つ。
【0139】
Y1÷Vt×(Vt−Vd1)=(4Ta+Y2÷Vt)×Vd1
Y2÷Vt×(Vt−Vd2)=(4Ta+Y1÷Vt)×Vd2
この式を変形することにより、記録領域の最小サイズY1、Y2の式が得られる。
【0140】
Y1=(4Ta×Vt×Vd1)÷(Vt−Vd1−Vd2)
Y2=(4Ta×Vt×Vd2)÷(Vt−Vd1−Vd2)
リアルタイム・データAを記録する領域として割付けられた少なくとも1つの記録領域のそれぞれがY1以上のサイズを有し、かつ、リアルタイム・データBを記録する領域として割付けられた少なくとも1つの記録領域のそれぞれがY2以上のサイズを有することにより、異なるデータ転送レートの2つのリアルタイム・データを欠落なく記録するための同時記録条件を満たすことができる。
【0141】
記録バッファAに必要なバッファサイズB1と、記録バッファBに必要なバッファサイズB2とは、以下の式に従って求められる。
【0142】
B1=(4Ta+Y2÷Vt)Vd1
B2=(4Ta+Y1÷Vt)Vd2
このように、Vd1>Vd2とすれば、Y2およびB2は、それぞれ、Y1およびB1より小さく出来る。
【0143】
リアルタイム・データを記録するときに、あらかじめ記録するデータの最大転送レートがわかっていれば、上記の同時記録条件を満たすサイズより大きな連続空き領域を記録領域に割り付けることでデータの記録が可能になる。
【0144】
このように、実施の形態1の図6で説明した同時記録の方法において、未割付け領域の探索で同時記録の条件の式を変えることで、本実施の形態の同時記録が出来る。
【0145】
また、記録する直前まで転送レートがわからなければ、はじめに記録するデータはその転送レートの最大値、将来記録するデータの転送レートはシステムで許される最大値として、記録するデータの記録領域は同時記録の条件を満たすように検索することが出来る。2つ目のデータを記録する場合は、その転送レートがわかるので、最適なサイズの記録領域を検索できる。
【0146】
なお、情報記録再生装置の構成は、記録バッファメモリA、Bのサイズを除いて、実施の形態1で説明した構成と同じである。リアルタイム・データAの記録動作とリアルタイム・データBの記録動作とを切り替えるアルゴリズムは実施の形態1で説明したものと同じである。すなわち、記録バッファメモリAがエンプティになれば、リアルタイム・データAの記録動作をリアルタイム・データBの記録動作に切り替え、記録バッファメモリBがエンプティになれば、リアルタイム・データBの記録動作をリアルタイム・データAの記録動作に切り替える。
【0147】
本発明は複数チャンネルのデジタル放送を録画する場合にも適用可能である。ハイビジョンの映像データと携帯端末用の低レートの映像データを録画する場合に、それぞれの最大転送レートを用いることで、何度も記録と消去が繰り返されたディスク上の空き領域を有効に利用することが出来る。また、低レートのデータをレートの高いデータにインターリーブして記録する必要がなくなるので、低レートのデータを出来るだけ近い場所に記録することも出来、携帯端末に低レートのデータを転送する場合に、アクセスが少なくなり高速でデータを転送できるメリットもある。
【0148】
図11は、異なるデータ転送レートの3つのリアルタイム・データの記録動作とアクセス動作とを示す。図9と同様に、W31〜W42は記録動作、A31〜A40はアクセス動作、121〜132はリアルタイム・データが実際に記録される記録領域の部分を示している。図11に基づいて、2つのリアルタイム・データを同時記録する場合と同様に、3つのリアルタイム・データを同時記録するための条件を求めると、
Y1=(6Ta×Vt×Vd1)÷(Vt−Vd1−Vd2−Vd3)
Y2=(6Ta×Vt×Vd2)÷(Vt−Vd1−Vd2−Vd3)
Y3=(6Ta×Vt×Vd3)÷(Vt−Vd1−Vd2−Vd3)
B1=(6Ta+Y2÷Vt+Y3÷Vt)Vd1
B2=(6Ta+Y3÷Vt+Y1÷Vt)Vd2
B3=(6Ta+Y1÷Vt+Y2÷Vt)Vd3
となる。ここで、Y、Vd、Bはそれぞれ、記録領域の最小サイズ、記録するデータの転送レート、記録バッファのバッファサイズを示し、添え字は、記録するリアルタイム・データの番号を示す。
【0149】
さらに、n個のリアルタイム・データを情報記録媒体に同時に記録する場合には、上述した「n−同時記録モデル」が使用される。リアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの記録領域のそれぞれの最小サイズYiと、リアルタイム・データDiを蓄積する記録バッファWBiのサイズBiとは、以下の式に従って求められる。
【0150】
Yi=(2×n×Ta×Vt×Vdi)÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}
Bi={2×n×Ta+(Y1+Y2+・・・+Yn)÷Vt−Yi÷Vt}Vdi
Taは、ピックアップPが情報記録媒体の最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要なアクセス時間を示す。
【0151】
Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0152】
Vdiは、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0153】
なお、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時記録する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である。
【0154】
なお、上記の同時記録の条件は、各リアルタイム・データの転送レートが同じ場合(すなわち、Vd1=Vd2=・・・=Vdnの場合)にも適用可能である。
【0155】
(実施の形態3)
リアルタイム・データの転送レートが異なり、固定の転送レートのリアルタイム・データの同時記録の場合の実施例について説明する。デジタルビデオカメラに用いられているDVフォーマットのデータでは、MPEGのように可変レートのデータではなく固定の転送レートである。固定レートのリアルタイム・データの場合には、最適な記録領域のサイズを決めることが出来れば記録領域単位で記録動作を切換えることが出来、切換え動作を簡単化できるとともに、記録領域のサイズを小さくすることが出来る。
【0156】
図25は、2つのリアルタイム・データの同時記録を行う記録領域のレイアウトを示す図である。図に示すように各記録領域のサイズは記録するデータの種類毎に異なる固定のサイズで記録さている。
【0157】
図12は、異なるデータ転送レートの2つのリアルタイム・データの記録動作とアクセス動作とを示す。図9と同様に、W51〜W54は記録動作、A51〜A53はアクセス動作、151〜154は記録領域を示している。固定レートであるので記録動作の切り替えは領域単位で行うことが出来る。従って、1つの記録領域への記録が完了した時点で、記録動作を切り替えることが出来る。
【0158】
なお、情報記録再生装置の構成は、未割付け領域検索手段503の動作と記録切替手段502の動作とが異なる点を除いて、図5に示される情報記録再生装置の構成と同じである。
【0159】
図26は、同時記録の方法の手順を示す。このような方法は、例えば、プログラムの形式でシステム制御部501内のメモリに格納され得る。そのようなプログラムは、例えば、システム制御部501内のマイコンによって実行され得る。
【0160】
図26に示される同時記録の手順は、未割付け領域の探索ステップ(S701)における同時記録の条件式が異なる点と、データ記録Aとデータ記録Bとを切り替える条件(S702、S703)が異なる点を除いて、実施の形態1(図6)に示される同時記録の手順と同一である。
【0161】
ステップS701では、未割付け領域検索手段503は、Y1(または、Y2)のサイズを有する未割付け領域を検索し、そのようにして検索された少なくとも1つの未割付け領域をリアルタイム・データを記録する領域として割付ける。Y1、Y2の求め方は後述する。
【0162】
ステップS702では、記録切替手段502は、リアルタイム・データAの記録動作において、リアルタイム・データAが、リアルタイム・データAを記録する領域として割付けられた少なくとも1つの記録領域の終端まで記録されたか否かを判定し、リアルタイム・データAがその記録領域の終端まで記録されたと判定された場合には、リアルタイム・データAの記録動作をリアルタイム・データBの記録動作に切り替え、リアルタイム・データAがその記録領域の終端まで記録されていないと判定された場合には、リアルタイム・データAの記録動作を継続する。
【0163】
ステップS703では、記録切替手段502は、リアルタイム・データBの記録動作において、リアルタイム・データBが、リアルタイム・データBを記録する領域として割付けられた少なくとも1つの記録領域の終端まで記録されたか否かを判定し、リアルタイム・データBがその記録領域の終端まで記録されたと判定された場合には、リアルタイム・データBの記録動作をリアルタイム・データAの記録動作に切り替え、リアルタイム・データBがその記録領域の終端まで記録されていないと判定された場合には、リアルタイム・データBの記録動作を継続する。
【0164】
記録動作W51の間に消費される記録バッファAのデータ量と、アクセス動作A51、記録動作W53、アクセス動作A52の間に蓄積される記録バッファAのデータ量とは等しい。従って、リアルタイム・データAを記録する領域として割付けられた少なくとも1つの記録領域のサイズをY1、リアルタイム・データBを記録する領域として割付けられた少なくとも1つの記録領域のサイズをY2とすると、以下の式が成り立つ。
【0165】
Y1÷Vt×(Vt−Vd1)=(2Ta+Y2÷Vt)×Vd1
Y2÷Vt×(Vt−Vd2)=(2Ta+Y1÷Vt)×Vd2
この式を変形することにより、記録領域のサイズY1、Y2の式が得られる。
【0166】
Y1=(2Ta×Vt×Vd1)÷(Vt−Vd1−Vd2)
Y2=(2Ta×Vt×Vd2)÷(Vt−Vd1−Vd2)
記録バッファAに必要なバッファサイズB1と、記録バッファBに必要なバッファサイズB2とは、以下の式に従って求められる。
【0167】
B1=(2Ta+Y2÷Vt)Vd1
B2=(2Ta+Y1÷Vt)Vd2
このように、記録レートが異なることを利用して、固定レートのリアルタイム・データに対して同時記録の条件を設定することにより、レートの低いデータでは、より小さな記録領域にリアルタイム・データを記録可能になり、ディスク上の空き領域を有効に利用できるようになる。
【0168】
また、同様な考察で、3つのリアルタイム・データを記録する場合を考えると、記録動作とアクセス動作とを示す図は、図13となり、同時記録の条件を求めると、
Y1=(3Ta×Vt×Vd1)÷(Vt−Vd1−Vd2−Vd3)
Y2=(3Ta×Vt×Vd2)÷(Vt−Vd1−Vd2−Vd3)
Y3=(3Ta×Vt×Vd3)÷(Vt−Vd1−Vd2−Vd3)
B1=(3Ta+Y2÷Vt+Y3÷Vt)Vd1
B2=(3Ta+Y3÷Vt+Y1÷Vt)Vd2
B3=(3Ta+Y1÷Vt+Y2÷Vt)Vd3
となる。
【0169】
さらに、n個のリアルタイム・データを情報記録媒体に同時に記録する場合には、上述した「n−同時記録モデル」が使用される。この場合には、図26に示されるステップS701、S603、S606、S702、S703において以下の動作を行うようにすればよい。
【0170】
ステップS701:未割付け領域検索手段503は、情報記録媒体上のボリューム空間の未割付け領域を検索し、ボリューム空間内の少なくとも1つの未割付け領域をリアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付ける。
【0171】
ステップS603、S606:光ディスクドライブ531は、データ記録手段505からの記録指示に従って、記録バッファWBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを領域Aiに記録する記録動作Wiを実行する。
【0172】
ステップS702、S703:記録切替手段502は、記録動作Wiにおいて、リアルタイム・データDiが、領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの記録領域のうちの1つの終端まで記録されたか否かを判定し、リアルタイム・データDiがその記録領域の終端まで記録されたと判定された場合には、記録動作Wiを記録動作Wj(i≠j)に切り替え、リアルタイム・データDiがその記録領域の終端まで記録されていないと判定された場合には、記録動作Wiを継続する。
【0173】
ここで、リアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの記録領域のそれぞれは、記録動作の切り替えに伴うn回のアクセス動作と(n−1)回の記録動作との間に記録バッファWBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを1回の記録動作で記録することができるという同時記録条件を満たすように構成されている。
【0174】
例えば、リアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの記録領域のそれぞれが、Yiのサイズを有することにより、同時記録条件を満たすことができる。
【0175】
記録領域のサイズYiと記録バッファWBiのサイズBiとは、以下の式に従って求められる。
【0176】
Yi=(n×Ta×Vt×Vdi)÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}
Bi={n×Ta+(Y1+Y2+・・・+Yn)÷Vt−Yi÷Vt}Vdi
Taは、ピックアップPが情報記録媒体の最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要なアクセス時間を示す。
【0177】
Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0178】
Vdiは、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0179】
なお、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時記録する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である。
【0180】
次に、ディスクを記録再生するドライブのアクセス性能について説明する。図14は、目標のトラックのセクタまでアクセスする場合のドライブのアクセス時間の内訳を示す図である。アクセスする距離が大きい時には、ピックアップが移動し粗シークの分だけアクセス時間がかかる。データを記録する場合、CLV方式(線速度一定方式)のディスクでは、アクセスする半径位置によってディスクの回転数を変えなければならないので、ディスクを回転しているスピンドルモータの回転を加速または減速して所定の回転数に合わせるためにスピンドルロック時間がかかる。ディスクの回転数がロックすればアドレス検索が可能になるのでピックアップの光学系を主に使って複数のトラック単位でマルチジャンプを行い目的のトラックへアクセスするためのファインシーク分のアクセス時間がかかる。その後、所定のセクタが来るまで回転待ちをすることで、記録または再生が可能になる。アクセスする距離がファインシークの範囲内であれば、アクセス時間はファインシークと回転待ち時間となり、ディスク容量の1/3のアクセスであれば、その分のスピンドルロック時間と粗シーク時間をアクセス時間とすることが出来る。
【0181】
このように、ドライブのアクセス性能を予め調べて決めておくことで、同時記録における各エクステント間のアクセス時間はフルシークではなくドライブのアクセス性能から求められるアクセス時間を使うことが出来る。このことにより、同時記録条件において、フルシーク時間より小さな値を使うことが出来るのでより小さな連続記録領域に記録することが出来る。また、編集時にエクステントが短くなっても連続再生可能と判定出来る場合が増える。
【0182】
図27は、3つのリアルタイム・データの同時記録時のアクセスと記録領域のレイアウトを示す図である。例えば、記録領域128と記録領域129とがディスクの最内周にある領域と最外周にある領域との距離ほど離れていれば、アクセス動作A40、A34、A36に必要な時間は、フルシークのアクセス時間にほぼ等しく、記録領域122と記録領域121とが100トラック程度の距離ほど離れていれば、アクセス動作A31に必要な時間は、ファインシークのアクセス時間にほぼ等しい。
【0183】
図6に示される同時記録の方法において、アクセス時間(第1のアクセス時間または第2のアクセス時間)の見積もりは、未割付け領域の検索ステップS602において行われる。図26に示される同時記録の方法において、アクセス時間の見積もりは、未割付け領域の検索ステップS701において行われる。アクセス時間の見積もりは、未割付け領域検索手段503(図5)によって行われる。
【0184】
よって、実施の形態2で説明した同時記録の条件は、アクセス時間の見積もりを考慮すると、以下のようになる。
【0185】
Yi={2×(T1+・・・+Tn)×Vt×Vdi}÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}
Bi={2×(T1+・・・+Tn)+(Y1+Y2+・・・+Yn)÷Vt−Yi÷Vt}Vdi
ここで、Tiは、第1のアクセス時間または第2のアクセス時間を示す。第1のアクセス時間とは、ピックアップPがリアルタイム・データDiを記録する領域Aiからリアルタイム・データDjを記録する領域Ajにアクセスするのに必要なアクセス時間をいう。第2のアクセス時間とは、リアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの記録領域のうちの1つから他の1つにアクセスするのに必要なアクセス時間をいう。
【0186】
なお、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時記録する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である。
【0187】
なお、上記の同時記録の条件は、各リアルタイム・データの転送レートが同じ場合(すなわち、Vd1=Vd2=・・・=Vdnの場合)にも適用可能である。
【0188】
また、実施の形態3で説明した同時記録の条件は、アクセス時間の見積もりを考慮すると、以下のようになる。
【0189】
Yi={(T1+・・・+Tn)×Vt×Vdi}÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}
Bi={(T1+・・・+Tn)+(Y1+Y2+・・・+Yn)÷Vt−Yi÷Vt}Vdi
ここで、Tiは、ピックアップPがリアルタイム・データDiを記録する領域Aiからリアルタイム・データDjを記録する領域Ajにアクセスするのに必要なアクセス時間を示す。
【0190】
なお、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時記録する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である。
【0191】
なお、上記の同時記録の条件は、各リアルタイム・データの転送レートが同じ場合(すなわち、Vd1=Vd2=・・・=Vdnの場合)にも適用可能である。
【0192】
次に、フルシーク時間を制限することでディスクの利用効率や編集性を向上する方法について説明する。図15はドライブのスピンドルモータの回転数差とアクセス時間の関係を示す図であり、
TRQ=(N1−N2)・J/(dt・Kj)
とする前提において、アクセス時間Taccは、
Tacc=(スピンドルロック時間)+(回転待ち時間)+定数
=(N1−N2)×J÷(TRQ×KJ)+Trev+定数
≒A×dN+B
ここで、A、B:定数、dN:回転数差(=N1−N2)、dt:スピンドルロック時間、J:ディスクのイナーシャ、Kj:換算定数、N1:アクセス前の回転数、N2:アクセス後の回転数、Trev:回転待ち時間、TRQ:モーターのトルクとし、ディスク回転数差とアクセス時間の関係からアクセス性能モデルを設定したものである。図14で説明したようにピックアップを目標トラック近傍に移動させる場合に、粗シークとスピンドルモータの回転数変化が必要である。光ディスク用ドライブで用いられるスピンドルモータの性能では、アクセスタイムはスピンドル回転数変化が支配的になる。そこで、スピンドルロック時間が回転数の差に比例する事に注目して、アクセス時間を上記のように定式化することができる。さらに、回転待ち時間Trevがスピンドルロック時間に比べて十分に小さい場合は省略することができ、アクセスタイムTaccは、ディスクの回転数差dNに対して線形的に推定することができる。
【0193】
また、ディスクの回転数並びに回転数差は、ピックアップの初期位置、目標位置がわかると、ディスクの線速度との関係から一意に求めることができる。
アクセス前のアドレスをA1、アクセス後のアドレスをA2とし、その半径位置を、それぞれ、r1、r2とし、アドレスが0の場所での半径位置をr0とすると、アドレスは、帯状の面積に比例するので、Cを定数として、
A1=C・(π・r1・r1−π・r0・r0)
A2=C・(π・r2・r2−π・r0・r0)
となり、あるアドレスでの回転数はその半径に反比例するから、A1、A2の回転数をN1、N2、Dを定数として、
N1=D/r1
N2=D/r2
となるので、上記の関係式を用いる事で、アドレスから回転数を求める事が出来る。
【0194】
図16は、ディスクの半径位置と回転数の関係を示す図であり、直径12cm、容量25GB、読出しレート72Mbpsのディスクにおける例を示している。半径位置と回転数の積が一定であることから、半径方向に同じ長さの距離でアクセスした場合、外周側では内周側よりも回転数差が小さくなるのでアクセス時間が短くなる。ボリューム空間は半径24mmから58mmまでの領域で、フルシーク時間は回転数差2270rpmに比例する。AVデータを記録する領域を半径38mmから58mmまでの領域とすると、アクセス時間は、回転数差840rpmに比例するので、約2.7分の1になる。図28に示すように、半径24mmから58mmまでの領域のワーストアクセス時間が1000msecの場合、半径38mmから58mmまでの範囲に記録領域を設ければ、ワーストのアクセス時間が370msecとなる。なお、半径38mmから58mmまでの領域の容量は、約3割減の17GBとなり、容量に対する要求が強くなければ、AVデータの記録領域を外周側に、高速アクセスゾーンとして設定することで、アクセス時間が大幅に小さく出来、同時記録の条件における必要な連続記録領域のサイズも、これに比例して小さくすることが出来る。よって、カット編集やAVスプリット編集等を行う場合には、高速アクセスゾーンを設定することでエクステントが短くなっても連続再生を行える場合が増える。
【0195】
上記の特性を利用した記録を行う場合、高速アクセスゾーンを設定したディスクと設定しないディスクでクラス分けしてもよい。高速アクセスゾーンを設定した場合は、クラス1、しない場合はクラス0としてどのクラスかを示す情報をリードイン領域またはボリューム空間に記録しても良い。また、高速アクセスゾーン内での最大のアクセス時間を更に、クラスの情報と共に記録して良い。このようにすることで、そのディスクが異なる機器に挿入されてもクラスに関する情報を知ることが出来るので、機器間の互換性が向上する。
【0196】
また、25GBの光ディスクをVTRのような民生用のビデオレコーダに利用する場合に、記録時間は10時間という長時間記録が可能になり、留守録だけでなく、素材編集など様々な用途を1枚のディスクで行うことが出来る様になる。このような場合に、高速アクセスゾーンを複数設定することで記録後の編集性能を確保することが出来る様になる。
【0197】
また、2層ディスクにおいて、1層目と2層目の記録面において半径位置が同じ位置になるようにそれぞれの面でゾーンを設け、これらの2つのゾーンから構成される高速アクセスゾーンを設定することで、1層のディスクにおいて高速アクセスゾーンを設けることにより、容量減が課題となるが、2層ディスクでは解消される。なお、1層目と2層目の記録面の半径位置は物理的な交差があるために、正確に同じ半径位置とすることが出来ないが、1層目と2層目のそれぞれの記録面を切替えてアクセスする時間は、ピックアップのフォーカス切替え時間と回転待ち時間程度のため、一般にファインシークよりも小さく層間の切り替え時間は、高速アクセスゾーン内の最内周から最外周間をアクセスする時間に対して十分小さい。
【0198】
なお、n個のリアルタイム・データを情報記録媒体に同時に記録する場合において、1以上n以下のすべてのiに対して、リアルタイム・データDiを記録する領域Aiを情報記録媒体の外周部(例えば、高速アクセスゾーン内)に設けるようにしてもよい。これにより、アクセス時間を短縮することができる。
【0199】
(実施の形態4)
本実施の形態では、関連のあるオーディオデータとビデオデータが別々の領域に記録され、記録後、カット編集が行われた場合に同時再生可能かどうかの条件に関し、図18、図19、図20で示された3つの具体的な例を用いて説明する。カット編集とは、記録されたリアルタイム・データに対し、再生開始点(以下in点)と再生終了点(以下out点)を順番に指定して、複数の区間を順番に再生出来る様に指定することをいう。オーディオデータとビデオデータが1つのMPEGストリームとして記録されるのではなく、それぞれが、別々の領域に記録される場合については、オーディオデータとビデオデータが2つのリアルタイム・データであるとみなすことが出来、実施の形態1、2、3で説明した方法を用いて、同時記録が出来る。
【0200】
図17は、2つのリアルタイム・データを同時再生する同時再生モデルを示す。同時再生モデルは、情報記録媒体に対してリアルタイム・データを記録再生するピックアップ74と、情報記録媒体から読み出されたリアルタイム・データAを蓄積する再生バッファA(再生バッファ78)と、再生バッファAに蓄積されたリアルタイム・データAを復号化するデコーダA(デコーダ76)と、情報記録媒体から読み出されたリアルタイム・データBを蓄積する再生バッファB(再生バッファ79)と、再生バッファBに蓄積されたリアルタイム・データBを復号化するデコーダB(デコーダ77)とを含む。
【0201】
同時再生モデルと同時記録のモデルとの違いは、同時再生では、データが読み出されると再生バッファにデータが蓄積され、アクセス時に再生バッファが空にならなければ、リアルタイム・データの再生が途切れることがないのに対し、同時記録では、データが記録されると記録バッファのデータが減少し、アクセス時には記録バッファにデータが蓄積されデータが記録バッファから溢れなければ、記録されるデータが欠落することがないという点である。
【0202】
情報記録媒体上に記録された複数のリアルタイム・データを同時に再生するための同時再生の条件は、同時記録の条件と相似である。異なる点は、Vt、Vd、Vd1、Vd2といったデータ転送レートの意味するところが記録に関するデータ転送レートではなく、再生に関するデータ転送レートであることである。すなわち、同時再生においては、Vtは、ピックアップ74と再生バッファA、Bとの間のデータ転送レートを意味し、Vdは、デコーダA、Bと再生バッファA、Bとの間のデータ転送レートを意味し、Vd1は、デコーダAと再生バッファAとの間のデータ転送レートを意味し、Vd2は、デコーダBと再生バッファBとの間のデータ転送レートを意味する。
【0203】
図29は、実施の形態1で説明した記録領域に記録されたデータを同時に再生する場合のディスク上の同時再生のアクセスと可変サイズの記録領域のレイアウトを示す図である。同時記録されたデータであれば、記録装置と相似の再生装置を用いて同時再生することが出来る。
【0204】
図30は、記録するデータの記録レートが時間的に可変である場合の同時記録方法に対応した同時再生方法を示すフローチャートである。記録との違いは、記録バッファが再生バッファになっている点と、一方の再生から他方の再生に切替える条件が異なることである。すなわち、同時再生では、再生バッファがフルになった時点で再生動作を切替える。
【0205】
なお、情報記録媒体に記録されたn個のリアルタイム・データを同時に再生する場合には、情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、情報記録媒体から読み出されたリアルタイム・データDiを蓄積する再生バッファRBiと、再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを復号化する復号化モジュールDMiとを含む同時再生モデル(以下、「n−同時再生モデル」という)が使用される。この場合には、図30に示されるステップS712、S715、S713、S714において以下の動作を行うようにすればよい。
【0206】
ステップS712、S715:光ディスクドライブ531は、データ再生手段506からの再生指示に従って、リアルタイム・データDiが記録された領域Aiからリアルタイム・データDiを読み出す再生動作Riを実行する。
【0207】
ステップS713、S714:再生切替手段515は、再生動作Riを実行している間に、再生バッファRBiがフルか否かを判定し、再生バッファRBiがフルであると判定された場合には、再生動作Riを再生動作Rj(i≠j)に切り替え、再生バッファRBiがフルでないと判定された場合には、再生動作Riを継続する。
【0208】
ここで、リアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの記録領域のそれぞれは、多くとも1回のアクセス動作と多くとも2回の再生動作で再生バッファRBiをフルにすることができるという同時再生条件を満たすように構成されている。
【0209】
例えば、リアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの記録領域のそれぞれが、Y(または、Yi)以上のサイズを有することにより、同時再生条件を満たすことができる。
【0210】
記録領域の最小サイズYと再生バッファRWiのサイズBとは、以下の式に従って求められる。
【0211】
Y=2×n×Ta×Vd×Vt÷(Vt−n×Vd)
B=(2×n×Ta+(n−1)×Y/Vt)×Vd
Taは、ピックアップPが情報記録媒体の最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要なアクセス時間を示す。
【0212】
Vtは、ピックアップPと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0213】
Vdは、すべてのiに対して、復号化モジュールDMiと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0214】
あるいは、記録領域の最小サイズYiと再生バッファRWiのサイズBiとを、以下の式に従って求めてもよい。
【0215】
Yi=(2×n×Ta×Vt×Vdi)÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}
Bi={2×n×Ta+(Y1+Y2+・・・+Yn)÷Vt−Yi÷Vt}Vdi
Vdiは、復号化モジュールDMiと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示す。
【0216】
あるいは、アクセス時間の見積もりを考慮して、記録領域の最小サイズYiと再生バッファRWiのサイズBiとを、以下の式に従って求めてもよい。
【0217】
Yi={2×(T1+・・・+Tn)×Vt×Vdi}÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}
Bi={2×(T1+・・・+Tn)+(Y1+Y2+・・・+Yn)÷Vt−Yi÷Vt}Vdi
Tiは、第1のアクセス時間または第2のアクセス時間を示す。第1のアクセス時間とは、ピックアップPがリアルタイム・データDiを記録する領域Aiからリアルタイム・データDjを記録する領域Ajにアクセスするのに必要なアクセス時間をいう。第2のアクセス時間とは、リアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの記録領域のうちの1つから他の1つにアクセスするのに必要なアクセス時間をいう。
【0218】
なお、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時記録する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である。
【0219】
なお、上記の同時再生の条件は、各リアルタイム・データの転送レートが同じ場合(すなわち、Vd1=Vd2=・・・=Vdnの場合)にも適用可能である。
【0220】
図31は、可変サイズの記録領域に対する同時再生の条件を示す図であり、各再生バッファがアンダーフローを起こすことなく連続的に、デコーダへデータを転送可能なことと、図示していないが、予め決めたバッファ内の閾値をバッファがフルと判定する値と決めて、この値を超えれば、バッファがフルであると判断している。
【0221】
なお、同時再生の条件式を図31から求めると、対応する同時記録と同じ式になる。
【0222】
図32は、実施の形態3で説明した記録領域に記録されたデータを同時に再生する場合のディスク上の同時再生のアクセスと固定サイズの記録領域のレイアウトを示す図である。
【0223】
図33は、記録するデータの記録レートが固定である場合の同時記録方法に対応した同時再生方法を示すフローチャートである。記録との違いは、記録バッファが再生バッファになっている点と、一方の再生から他方の再生に切替える条件が異なることである。すなわち、同時再生では、再生するデータの記録された領域の終端になるまで再生動作を継続し、終端で再生動作を切替える。
【0224】
なお、情報記録媒体に記録されたn個のリアルタイム・データを同時に再生する場合には、上述した「n−同時再生モデル」が使用される。この場合には、図33に示されるステップS712、S715、S717、S718において以下の動作を行うようにすればよい。
【0225】
ステップS712、S715:光ディスクドライブ531は、データ再生手段506からの再生指示に従って、リアルタイム・データDiが記録された領域Aiからリアルタイム・データDiを読み出す再生動作Riを実行する。
【0226】
ステップS717、S718:再生切替手段505は、再生動作Riにおいて、リアルタイム・データDiが、領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの記録領域のうちの1つの終端まで読み出されたか否かを判定し、リアルタイム・データDiがその記録領域の終端まで読み出されたと判定された場合には、再生動作Riを再生動作Rj(i≠j)に切り替え、リアルタイム・データDiがその記録領域の終端まで読み出されていないと判定された場合には、再生動作Riを継続する。
【0227】
ここで、リアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの領域のそれぞれは、1回の再生動作の間に再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを再生動作の切り替えに伴うn回のアクセス動作と(n−1)回の再生動作との間に消費することができるという同時再生条件を満たすように構成されている。
【0228】
例えば、リアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの記録領域のそれぞれが、Yiのサイズを有することにより、同時再生条件を満たすことができる。
【0229】
記録領域のサイズYiと再生バッファRWiのサイズBiとは、以下の式に従って求められる。
【0230】
Yi=(n×Ta×Vt×Vdi)÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}
Bi={n×Ta+(Y1+Y2+・・・+Yn)÷Vt−Yi÷Vt}Vdi
あるいは、アクセス時間の見積もりを考慮して、記録領域のサイズYiと再生バッファRWiのサイズBiとを、以下の式に従って求めてもよい。
【0231】
Yi={(T1+・・・+Tn)×Vt×Vdi}÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}
Bi={(T1+・・・+Tn)+(Y1+Y2+・・・+Yn)÷Vt−Yi÷Vt}Vdi
Tiは、ピックアップPがリアルタイム・データDiを記録する領域Aiからリアルタイム・データDjを記録する領域Ajにアクセスするのに必要なアクセス時間を示す。
【0232】
なお、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時再生する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である。
【0233】
なお、上記の同時再生の条件は、各リアルタイム・データの転送レートが同じ場合(すなわち、Vd1=Vd2=・・・=Vdnの場合)にも適用可能である。
【0234】
図34は、固定サイズの記録領域に対する同時再生の条件を示す図であり、各再生バッファがアンダーフローを起こすことなく連続的に、デコーダへデータを転送可能なことと、記録領域の終端で再生動作を切替えながら同時再生を行う。
【0235】
なお、同時再生の条件式を図34から求めると、対応する同時記録と同じ式になる。
【0236】
また、情報記録再生装置の構成は、図5に示す情報記録再生装置の構成と同一である。再生切替手段515は、リアルタイム・データの再生動作の切り替えを制御し、再生バッファメモリA、B(512、513)を用いて、再生するデータをバッファリングしながら連続したデータの再生を実現する。
【0237】
図35は、リアルタイム・データを編集する方法の手順を示す。このような方法は、例えば、プログラムの形式でシステム制御部501内のメモリに格納され得る。そのようなプログラムは、例えば、システム制御部501内のマイコンによって実行され得る。
【0238】
ファイル構造処理手段504は、ファイルのデータがどこに記録されているかを取得するために、ファイル構造の再生を行う(ステップS721)。
【0239】
in点out点設定手段514は、リアルタイム・データが記録された領域のうち再生したい領域の範囲をin点とout点とで指定する(ステップS722)。
【0240】
未割付け領域検索手段503は、in点とout点とで指定された領域を再生する場合に同時再生の条件を満足するかどうかを判定する(ステップS723)。判定結果は、任意の方法(例えば、ディスプレイに表示)でユーザに提示される。同時再生の条件を満足する場合には、ユーザは連続再生が可能であることがわかる。同時再生の条件を満足しない場合には、ユーザは、編集点を変更して、連続再生可能なようにするか、あるいは、不連続を起こす部分のデータを移動して連続再生できるようにすることができる。
【0241】
なお、同時再生の条件としては、上述した任意の同時再生の条件を用いることができる。同時再生の条件が満たされた場合にのみ、リアルタイム・データの編集を許可することにより、編集済みのリアルタイム・データを含む複数のリアルタイム・データが同時に再生されることを保証することができる。
【0242】
なお、編集済みのリアルタイム・データを含むn個のリアルタイム・データが同時に再生されることを保証するために、上述した「n−同時再生モデル」が使用される。この場合には、図35に示されるステップS722、S723おいて以下の動作を行うようにすればよい。
【0243】
ステップS722:in点out点設定手段514は、リアルタイム・データDiが記録された領域Aiから少なくとも1つの領域を選択する。選択された少なくとも1つの領域は、ユーザが再生したい領域の範囲を示す。ここで、少なくとも1つの領域を選択する方法は問わない。例えば、in点とout点と用いて領域Aiの範囲を指定することにより、領域Aiから少なくとも1つの領域を選択することができる。
【0244】
ステップS723:未割付け領域検索手段503は、ステップS722において選択された少なくとも1つの領域のそれぞれが、同時再生条件を満たすように構成されているか否かを判定する。判定結果が「Yes」の場合にのみ、リアルタイム・データDiを編集することが許可される。
【0245】
なお、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時再生する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である。
【0246】
図18は、同時に記録されたビデオデータとオーディオデータをカット編集したデータの配置と再生時のアクセスを示す図である。この例では、内周側にビデオデータの記録領域151と対応するオーディオデータの記録領域155が配置され、外周側にビデオデータの記録領域155と対応するオーディオデータの記録領域156が配置されている。カット編集において、ビデオとオーディオそれぞれにin点、out点が指定され、ビデオの記録領域171とオーディオの記録領域172が再生されるように指定されている。アクセスの動作としては、記録領域171を再生した後(R21)、アクセス時間Tfの後、記録領域172を再生し(R22)、アクセス時間Ta後、記録領域155を再生する。内周側に記録されたデータの一部(記録領域171と172)を再生し、外周側に配置されたオーディオとビデオデータの記録領域155と156とが連続して再生可能かどうかについて条件を考える。ディスク上に記録されたリアルタイム・データのデータサイズは、そのデータの読み出しが開始されてからそのデータの次の記録領域へアクセスするまでの時間とそのデータのデータレートの積よりも大きければ、再生バッファがエンプティになることはない。このことから、ビデオデータに関して、
YV÷VdV=>(Ta+YV÷Vt+(Tf+YA÷Vt)+(a+b)×Ts)
オーディオデータに関して、
YA÷VdA=>(Ta+YV÷Vt+(Tf+YA÷Vt)+(a+b)×Ts)
よって、同時再生の条件は、
YV÷VdV=>(Ta+Tf+(a+b)×Ts)×Vt÷(Vt−VdV−VdA)
YA÷VdA=>(Ta+Tf+(a+b)×Ts)×Vt÷(Vt−VdV−VdA)
となり、オーディオデータを再生する時間とビデオデータを再生する時間が同じことから、
YA÷VdA=YV÷VdV
また、必要なバッファサイズは、
BV=>(Ta+Tf+(a+b)×Ts+YA÷Vt)×VdV
BA=>(Ta+Tf+(a+b)×Ts+YV÷Vt)×VdA
ここで、YV、YA:記録領域171、172の最小サイズ、VdV:ビデオデータのデータレート、VdA:オーディオデータのデータレート、Tf:記録領域171から172へのアクセス時間、Ta:記録領域172から記録領域155へのアクセス時間、a、b:記録領域171、172内でスキップするECCブロックの数、Ts:1つのECCブロックを読み出す時間、Vt:ディスクからのデータ読み出しレート、BV:ビデオデータ用に必要な再生バッファのサイズ、BA:オーディオデータ用に必要な再生バッファのサイズである。
【0247】
ビデオデータとオーディオデータは相関があるために、ビデオデータとオーディオデータとがランダムに記録されることは少なく、近くに記録される。例えばファインシーク内の距離に記録されてもよいし、隣り合う領域に記録されても良い。ファインシーク内の距離に記録される場合には、Tfは100msec程度になり、Taをフルシーク時間1secとすれば、TfをTaとみなした場合にくらべ、大幅に同時再生の条件が緩和される。
【0248】
次に、2組の記録領域にin点、out点が設定される場合について同時再生の条件を説明する。図19は、2組の同時に記録されたビデオデータとオーディオデータをカット編集したデータの配置とアクセスを示す図である。記録領域151と153については前の説明と同じであり、この例では、外周側のビデオデータの記録領域155と対応するオーディオデータの記録領域156にもin点、out点が設定され、記録領域171と172に加え、記録領域173と174が再生される。アクセスの動作としては、R23、Tf1、R24、Ta、R25、Tf2、R26の順とする。ビデオデータから読み始めるのではなく、オーディオデータから読み始める理由は、出画可能になるまでの時間が短くなるためである。ビデオデータはオーディオデータよりデータレートが高いため、記録領域171を読み出し、記録領域172にアクセスしなければ、出画が出来ない。逆に、オーディオデータから読み出せば、データサイズの小さい記録領域172を読出し、Tf1で記録領域171へアクセス後、出画が出来る。他方、記録を考えると、ビデオデータから記録を行えば、必要なバッファサイズは少なくなる。なお、図示していないが、再生する方向に対し、オーディオデータの記録領域をビデオデータの記録領域の手前に配置し、ビデオデータを記録後、対応するオーディオデータを記録することで、記録時のバッファサイズが大きくならないと共に、再生時のバッファサイズを小さく出来る。
【0249】
オーディオビデオデータが連続して再生可能かどうかについての条件を考える。R23からTf2までのアクセス動作の期間でビデオの条件を求めると、
YV÷VdV=>(TcA1+b×Ts+Tf1+TcV1+a×Ts+Ta+TcA2+b×Ts+Tf2)
YV=TcV1×Vt
R23からTaまでのアクセス動作の期間でオーディオに関する条件は、
YV÷VdA=>(TcA1+b×Ts+Tf1+TcV1+a×Ts+Ta)
YA=TcA1×Vt
よって、
YV÷VdV=>(TcA1+2×b×Ts+Tf1+a×Ts+Ta+TcA2+Tf2)×Vt÷(Vt−VdV)
YA÷VdA=>(b×Ts+Tf1+TcV1+a×Ts+Ta)×Vt÷(Vt−VdA)
これらの2つの式からYAとYVを求めることが出来る。また、必要なバッファサイズは、
BV=>(TcA1+2×b×Ts+Tf1+a×Ts+Ta+TcA2+Tf2)×VdV
BA=>(TcV1+a×Ts+b×Ts+Tf1+Ta)×VdA
ここで、YV:記録領域171と173を合計したビデオデータの記録領域の最小サイズ、YA:記録領域172と174を合計したオーディオデータの記録領域の最小サイズ、VdV:ビデオデータのデータレート、VdA:オーディオデータのデータレート、TcA1、TcV1、TcA2、TcV2:記録領域172、171、174、173からデータを読み出す正味の読み出し時間、Tf1:記録領域172から171へのアクセス時間、Ta:記録領域171から記録領域174へのアクセス時間、Tf2:記録領域174から記録領域173へのアクセス時間、a:記録領域171、173それぞれの領域内でスキップするECCブロックの数、b:記録領域172、174それぞれの領域内でスキップするECCブロックの数、Ts:1つのECCブロックを読み出す時間、Vt:ディスクからのデータ読み出しレート、BV:ビデオデータ用に必要な再生バッファのサイズ、BA:オーディオデータ用に必要な再生バッファのサイズである。なお、記録領域にa個の欠陥ECCブロックがある場合に記録領域からデータを読み出すための時間は、スキップ記録の説明で述べたように、記録領域の有効なデータを読み出す正味の読み出し時間にa×Tsを加算した時間である。
【0250】
このように、オーディオデータから読み出せばビデオデータとオーディオデータの再生開始時間が早くなる。
【0251】
次に、図20を用いて、連続記録領域が複数のオーディオデータとビデオデータからなる単位でカット編集される例を説明する。オーディオデータとビデオデータの各記録領域は、フルシーク時間から決めるのではなく、例えば、ファインシークのような近距離のアクセス条件から決めるものとする。カット編集で最内周から最外周へのアクセスが必要な場合には、複数の記録領域を再生後、フルシークのアクセスが可能になる。図20において、内周側から、ビデオデータの記録領域とオーディオデータの記録領域が交互に配置されている。ビデオデータの記録領域は、180、182、184であり、オーディオデータの記録領域は、181、183、185である。但し、図示していないが、記録領域183と184の間に、更に複数の記録領域が存在しても良い。ビデオデータとオーディオデータのin点は、それぞれ、記録領域180、181内に設定され、out点は、それぞれ、記録領域184、185に設定されている。図20(a)で、記録領域186、187、182、183から188、189までの記録領域を再生後、Taのアクセスを行っても、オーディオデータとビデオデータの同時再生が連続する条件を考える。図20(b)はアクセス動作を模式的に示したものである。記録領域186の読出しR31、アクセスTf1、記録領域187の読出しR32、アクセスTfi、記録領域182の読出しRV、アクセスTfj、記録領域183の読出しRA、アクセスTf2、記録領域188の読出しR33、アクセスTf3、記録領域189の読出しR34、アクセスTaを考える。ここで、記録領域183と184の間に、更に複数の記録領域が存在することを想定し、記録領域182と183の読出しはP回繰り返されるものとし、ビデオの記録領域からオーディオの記録領域までのアクセスをTfj、オーディオの記録領域からビデオの記録領域までのアクセスをTfiとする。TfjとTfiは、記録領域183と184の間に存在する記録領域の配置に応じたアクセス時間となるために、添え字のi、jを用いて表している。また、R31、R32、RV、RA、R33、R34の読出しに対応した、ディスクからの正味のデータ読出し時間は、TinV、TinA、TcV、TcA、TouV、TouAとし、ビデオとオーディオの各記録領域内でスキップするECCブロックの数をa、bとする。ビデオデータに関する条件は、
YV÷VdV=>(TinV+Tf1+TinA+P×(TcV+Tfj+Tfi+TcA)+Tf2+ToutV+Tf3+TuotA)+Ta+(P+2)×(a+b)×Ts)
YV=(TinV+P×TcV+ToutV)×Vt
となる。
オーディオデータに関する条件は、
YA÷VdA=>(TinV+Tf1+TinA+P×(TcV+Tfj+Tfi+TcA)+Tf2+ToutV+Tf3+TuotA)+Ta+(P+2)×(a+b)×Ts)
YA=(TinA+P×TcA+ToutA)×Vt
となり、よって、ビデオデータとオーディオデータに関する同時再生の条件は、YV÷VdV=>(Tf1+Tf2+Tf3+P×(Tfj+Tfi)+Ta+(P+2)×(a+b)×Ts)×Vt÷(Vt−VdV−VdA)
YA÷VdA=>(Tf1+Tf2+Tf3+P×(Tfj+Tfi)+Ta+(P+2)×(a+b)×Ts)×Vt÷(Vt−VdV−VdA)
となる。
また、YAとYVのデータを再生する時間が等しいことから YA÷VdA=YV÷VdV、同様に、YcVとYcAのデータを再生する時間が等しいことからYcV÷VdV=YcA÷YdA、YcV=TcV×Vt、YcA=TcA×Vt
必要なバッファサイズは、
BV=>((Tf1+TinA)+Tf2+(Tf3+ToutA)+P×(Tfj+Tfi+TcA)+Ta+(P+2)×(a+b)×Ts)×VdV
BA=>(TinV+Tf1+Tf2+(ToutV+Tf3)+P×(TcV+Tfj+Tfi)+Ta+(P+2)×(a+b)×Ts)×VdA
ここで、P:カット内で完全な形で連続して読み出される連続領域の個数(P>=0)、TinV:ビデオデータの記録領域内のin点からのディスク読み出し時間、ToutV:ビデオデータの記録領域内のout点までのディスク読み出し時間、TinA:オーディオデータの記録領域内のin点からのディスク読み出し時間、ToutA:オーディオデータの記録領域内のout点までのディスク読み出し時間、YV:再生するビデオデータの合計サイズ、YA:再生するオーディオデータの合計サイズ、VdV:ビデオデータのデータレート、VdA:オーディオデータのデータレート、Tf1:記録領域186から187へのアクセス時間、Tf2:記録領域183から188へのアクセス時間、Tf3:記録領域188から189へのアクセス時間、Ta:記録領域189から次の記録領域へのアクセス時間、a:記録領域186、182、188それぞれの領域内でスキップするECCブロックの数、b:記録領域187、183、189それぞれの領域内でスキップするECCブロックの数、Ts:1つのECCブロックを読み出す時間、Vt:ディスクからのデータ読み出しレート、YcV:ビデオデータの記録領域182のデータサイズ、YcA:オーディオデータの記録領域183のデータサイズ、BV:ビデオデータ用に必要な再生バッファのサイズ、BA:オーディオデータ用に必要な再生バッファのサイズである。
【0252】
上記の同時再生の条件からPを求めることが出来るので、近距離のアクセス時間を考慮してオーディオとビデオそれぞれの記録領域の最小サイズを決めれば、カット編集に必要な単位として、ビデオデータの記録領域とオーディオデータの記録領域の個数を求めることが出来る。このため、同時再生の条件の式で決まるYVとYAよりも小さな領域にオーディオデータとビデオデータとをインターリーブしながら記録することで、カット編集のin点とout点におけるオーディオデータの再生領域とビデオデータの再生領域との間のアクセス時間を小さくすることができる。
【0253】
なお、図20の例では、オーディオデータとビデオデータが離れて記録される例で考えたが、オーディオデータとビデオデータを連続した領域に記録すれば、オーディオデータとビデオデータ間のアクセスが不要になるので、同時再生の条件が緩和されるのがわかる。
【0254】
(実施の形態5)
実施の形態4では、in点とout点を指定してカット編集を行う例を示したが、本実施の形態では、in点とout点を見つけるためのサーチについて説明する。業務用のVTRでは、高速サーチをしてもサーチしている画像に対する音を出す機能がある。これは、早回しした音声を聞き分けることで、シーンの変わり目や、ナレーションと音楽の識別ができ、in点とout点を見つけるのに役に立つからである。そこで、本実施の形態では、オーディオデータとビデオデータが別領域に記録され、音声を早回しで出力しながらm倍速の画像サーチをディスクで行う例について説明する。音つきサーチの場合は、m倍速のオーディオデータと間欠再生されるビデオデータの2つのリアルタイム・データを同時に再生することになる。ただし、ビデオデータについては、間欠再生の為に、再生バッファ内にデータがなくなれば同じ映像を出しつづけることが出来る。すなわち、ビデオの場合は、ビデオデータの記録領域から選択的にビデオデータが読み出され、オーディオの場合は、オーディオデータの記録領域が全て読み出され、オーディオ用の再生バッファ内に蓄積されたデータは、オーディオのデータレートのm倍の速度でデコーダへ転送される。
【0255】
図21は、オーディオデータを高速再生しながらサーチを行う時のアクセスを示す図である。ビデオデータの記録領域は190と192であり、オーディオデータの記録領域は191と193である。同時刻のオーディオとビデオデータは相関があるので、近くに配置されるが、カット編集などが行われると、オーディオデータとビデオデータ間の距離が異なる場合があるので、この点も考慮して、アクセス時間をTf1、Tf2としている。ビデオデータの記録領域190内のアクセスは、図示しているように小さなアクセス(Tfj)を行いながら所定のビデオデータを読み出す(Rf)。5箇所からデータを読み出す時には、記録領域194、195、196、197、198からデータが読み出される。オーディオの記録領域へのアクセス時間(Tf1)後、オーディオデータの記録領域191が読み出される(RA)、その後、次のビデオデータの記録領域192へアクセスする(Tf2)。
【0256】
図36は音つきのサーチ方法を示すフローチャートである。ビデオデータの再生を再生A、オーディオデータの再生を再生Bとして示している。まず、ビデオデータが記録された領域から部分的にビデオデータを読み出す(ステップS732)。この時、読み出されるビデオデータは、1フレームを構成する圧縮されたビデオデータである。次に、サーチする倍速数に応じて、次のビデオデータが記録された領域にアクセスする。例えば、図21において、領域194から195へのアクセスを行う(ステップS733)。ステップS732とステップS733をn回繰り返す(ステップS731)。n枚のビデオフレームを構成するビデオデータが読み出されれば、次にオーディオデータの記録された領域にアクセスする(ステップS734)。次に、オーディオデータをその記録領域から所定のサイズ読み出す(ステップS735)。次に、ビデオデータの記録された領域にアクセスする(ステップS736)。音つきサーチ方法としては、ステップS731、S732,S733,S734,S735,S736を繰り返す。
【0257】
このように、所定の領域から間欠的にビデオデータを読出し、対応するオーディオデータが記録された領域から全てのオーディオデータを読出し、ビデオデータについては、コマを落として、すなわち、同じフレームを繰り返し出力しながら、フレームを更新し、オーディオデータについては、サーチの倍速数に応じてデコーダにオーディオデータを供給することで、音つきのサーチを実現する。
【0258】
図37は、音つきのサーチにおける同時再生の条件を示す図である。再生バッファAには、ビデオデータが再生される毎にデータが蓄積される。すなわち、時間、t60−t61、t62−t63、t64−t65、t66−t67、t68−t69は、それぞれ、領域194,195,196,197,198からデータが読み出され、再生バッファAに蓄積される様子を示している。再生バッファAからデコーダAへどのタイミングでビデオデータが転送されるのかは図示していないが、サーチの倍速数に応じて読み出されたビデオデータがデコーダへ転送される。なお、t72はTf2のアクセス直後を示しており、t60からt72までが1周期なので、再生バッファAに蓄積されたビデオデータは、Tf2のアクセス後に次のビデオデータが読み出されると、再生バッファAから削除される。また、再生バッファBのデータは、Rf,Tfjが繰り返され、Tf1とTf2の間、再生バッファBから、サーチの倍速数でオーディオデータも倍速でデコーダBに転送されるため、再生バッファB内のデータが消費される。また、RAでオーディオの記録領域からデータが読み出される期間では、サーチの倍速数でオーディオデータがデコーダBに転送されると共に、読み出したオーディオデータが再生バッファBに転送されるために、再生バッファB内のデータは、増加する。この図を用いて以下で同時再生の条件式を導出する。
【0259】
ビデオデータの間欠読出しとオーディオデータの読出しを1周期(Tp)とすれば、Tp=TcV+TcA+Tf2となり、ここで、TcVは1周期内のビデオデータの再生に必要な時間であり、TcV=n×T1V+(n−1)×Tfj+Tf1、但し、n:1周期に出画するフレーム数、Y1V:ビデオデータの1フレームの記録サイズ、T1V:ビデオデータの1フレームのデータをディスクから読み出す時間、Vt:ディスクからのデータ読出しレートである。次に、TcAは1周期内のオーディオデータの再生に必要な時間であり、TcA=YA÷Vt、但し、YA:オーディオデータが記録された連続記録領域である。
【0260】
なお、ビデオデータはデジタルビデオカメラで用いられているDV(デジタルビデオ)のようにフレーム単位で圧縮が行われているとする。
【0261】
そこで、m倍速のオーディオデータが途切れない同時再生の条件は、オーディオデータの通常の再生レートをVdAとして、
YA÷(VdA×m)=>n×T1V+(n−1)×Tfj+Tf1+TcA+Tf2
YA=TcA×Vtとして、
YA÷(VdA×m)=>{n×T1V+(n−1)×Tfj+Tf1+Tf2}×Vt÷(Vt−m×VdA)
また、xをm倍速での1秒あたりの出画コマ数として、x=n÷(YA÷(VdA×m))、YA÷(VdA×m)=>n÷x となり、
よって、
m=<YA×Vt÷{VdA×(Vt×(n×T1V+(n−1)×Tfj+Tf1+Tf2)+YA}
但し、(Vt−m×VdA)>0
となるので、nを与えることで、mの値が求められる。更に、1秒あたりのコマ数xも求めることが出来る。
【0262】
このように、音つきのサーチを実現するためには上記の条件でオーディオデータの記録領域の最小サイズを決めることが出来る。
【0263】
なお、オーディオデータは、LチャンネルとRチャンネルの2チャンネルが1つの記録領域に記録されても良いし、L1チャンネルとR1チャンネルとL2チャンネルとR2チャンネルの4チャンネルが1つの連続領域に記録されてもよい。この場合には、オーディオデータのデータレートは、チャンネル数に比例する。
【0264】
なお、MPEGデータやDVのデータのように、オーディオとビデオがミックスされて符号化されたデータでは一般に2倍速ぐらいまでしか音つきのサーチができない。本発明は、これらのデータを記録するときに、同じ内容のオーディオデータを上記の条件で決まるサイズ以上の記録領域に別途、記録することで、2倍速以上でも音つきのサーチが可能になる。この場合には同じ内容のオーディオがメインデータと別の領域にも記録されるために、オーディオデータの信頼性を向上することも出来る。
【0265】
図21(a)と(b)に示すように、オーディオデータとビデオデータは、インタリーブして記録しても良いし、各データ毎に連続して記録しても良い。図21(a)のようにインターリーブして記録する場合は、オーディオの記録領域とビデオの記録領域の間のアクセス時間が短くなるので同時再生の条件が緩和されるメリットがあるが、サーチする倍速数を大きく取ると、オーディオデータを1回に連続して再生しなければならないデータサイズが大きくなり、インターリブするオーディオの記録領域のサイズと対応するビデオデータの記録領域のサイズが大きくなる。また、図21(b)のオーディオデータとビデオデータを離れた領域に記録する場合には、オーディオデータを連続した長い領域に記録出来るため、アクセス無しにオーディオデータを1回に読出し可能なサイズが大きくとれるので、サーチの倍速数が大きな場合にも対応することが出来る。
【0266】
なお、別領域に記録されるオーディオデータは圧縮されたオーディオであっても良い。この場合にはデータレートが小さくなるために更に音付きのサーチ速度を上げることが出来る。
【0267】
なお、ビデオデータの読出しは1より大きなjフレーム単位に読み出しても良い。この場合は、Y1Vはj個のフレームのデータサイズになり、nは1周期に出画するフレーム数×jとなる。また、MPEGデータの場合には、GOP単位でも良い。
【0268】
また、1個のビデオデータと、k個のオーディオデータがそれぞれ異なる領域に記録される場合には、同時再生モデルは、情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、情報記録媒体から読み出されたビデオデータDvを蓄積する再生バッファRBvと、再生バッファRBvに蓄積されたビデオデータDvを復号化する復号化モジュールDMvと、情報記録媒体から読み出されたオーディオデータDiを蓄積する再生バッファRBiと、再生バッファRBiに蓄積されたビデオデータDiを復号化する復号化モジュールDMiとを含み、ビデオデータDvが記録された領域Avから部分的にビデオデータDvを読み出す再生動作Rvを実行するステップ(S732とS733)と、ビデオデータDvは領域Avのn箇所から間欠的に再生された後、記録領域Aiにアクセスして、再生動作Rvを再生動作Riに切り替えるステップ(S734)と、図示していないが、(i−1)回、オーディオデータDiが記録された領域Aiへアクセスし、i回、領域AiからオーディオデータDiを読み出すステップと、同時再生条件で決まるデータ量をそれぞれの領域Aiから読み出した後、記録領域Avにアクセスして、再生動作Riを再生動作Rvに切り替えるステップ(S736)とを包含し、領域Avにおいて、(n−1)回のアクセスとn回の再生動作と、領域Avから領域Aiへのアクセスと、(k−1)回の領域Ai間のアクセスと、(k−1)回の領域Aiからのデータの読出しと、領域Aiから領域Avへのアクセスの間に、再生バッファDMiにおいて消費されたオーディオデータDiを1回の再生動作で読み出し、サーチの倍速数をmとして、m倍の速度で、再生バッファRBiから復号化モジュールDMiにオーディオデータを転送することができるという同時再生条件を満たすように構成されており、ここで、iとkとnは任意の整数である。
【0269】
この場合も同様に、オーディオデータが途切れない条件は、
YA÷(VdA×m)=>n×T1V+(n−1)×Tfj+Tf1+Tf2+(k−1)×Tfi+k×TcA
ここで、Tfiは、オーディオデータDiが記録された領域Ai間のアクセス時間である。YA=TcA÷Vtより、同時再生の条件は、
YA÷(VdA×m)=>{n×T1V+(n−1)×Tfj+Tf1+Tf2+(k−1)×Tfi}×Vt÷(Vt−k×m×VdA)
となる。
【0270】
(実施の形態6)
本実施の形態では、AVスプリット編集後に同時再生可能となる条件について図22、23、24の3つの具体例を用いて説明する。AVスプリット編集とは、オーディオデータとビデオデータを独立して編集することをいう。例えば、映像のシーンの変わり目で映像と音声を同時に切替えるよりも、映像のシーンの変わり目の数秒前に予めオーディオを先行して切り替えることで、映像のシーンの切替えを予期させることが出来、視聴者にとって映像のシーンの切替えで違和感が少なくなるという効果がある。
【0271】
図22は、オーディオデータとビデオデータとが別々にエンコードされ、それぞれ別領域に記録されたディスクに対してAVスプリット編集を行う場合のディスク上のデータの配置と再生時のアクセス動作を示す図である。図22(a)はデータ配置を示している。予めビデオデータとオーディオデータは交互に記録されているとする。ビデオデータの記録領域は、221、223、224、233、235、236、237、239であり、オーディオデータの記録領域は、220、230、231、232、234、227、229、38である。記録領域232と235は編集により遠く離れていると仮定するする。なお、図示していないが、記録領域220と223の間にはビデオデータの記録領域とオーディオデータの記録領域が(P−1)個あると仮定する。これは、out点で次の記録領域にアクセスするまでに、所定のデータを再生バッファにためる必要があるので、どのくらいの記録領域を予め再生すべきかを求めるためである。ビデオデータのout点は記録領域233に設定されており、同じ時刻のオーディオデータのout点は記録領域232内になる。しかしながら、AVスプリット編集では、ビデオとオーディオのout点はそれぞれ独立して設定され、一般にオーディオのout点はビデオより前に設定され、図20(a)では、記録領域230内に設定されている。ビデオとオーディオのout点の差を大きく出来るように、図示していないが、記録領域231と233の間には、(Q−1)個のビデオデータの記録領域とオーディオデータの記録領域があると仮定している。他方、ビデオのin点は記録領域237に設定され、同じ時刻のオーディオのin点は、記録領域229内になるが、記録領域234内に設定されている。これは、オーディオのin点は、ビデオとオーディオのout点の再生時刻の差と、ビデオとオーディオのin点の再生時刻の差とが等しくなるように設定されるからである。同様に、図示していないが、記録領域227と237の間には、(Q−1)個のビデオデータの記録領域とオーディオデータの記録領域があると仮定している。
【0272】
図22の(b)は各記録領域を再生する場合のアクセス動作を示している。記録領域220までのアクセスをTfi、記録領域220の読出しR50、記録領域221へのアクセスTfj、記録領域221の読出しR51が行われる。これらの領域のアクセスがP回繰り返されると、ビデオの記録領域へのアクセスTfj、ビデオの記録領域の読出し、オーディオの記録領域へのアクセスTfi、これらの記録領域の読出しを1周期としてP回繰り返されることとなる。次に、アクセスTf1、記録領域222の読出しR52、アクセスTf2、記録領域223の読出しR53、アクセスTfkの順で次々とデータが読み出される。ビデオデータの記録領域224の読出しR54が次に行われるが、続くビデオの記録領域を含め、Q回、ビデオ記録領域からの読出しが行われるとしている。Q回という回数はオーディオとビデオのout点での再生時刻の差に応じて決まる。ビデオの記録領域間のアクセスをTfkとしている。次の記録領域225までのアクセスをTf3として、記録領域225の読出しR55が行われ、次にオーディオのin点からデータを読み出すためにアクセスTaが行われる。次に、記録領域226の読出しR56、アクセスTfm、オーディオデータの記録領域227の読出しR57が次に行われるが、続くオーディオの記録領域を含め、Q回、オーディオ記録領域からの読出しが行われるとしている。これは、out点と対応して、Q回という回数はオーディオとビデオのin点での再生時刻の差に応じて決まる。オーディオの記録領域間のアクセスをTfmとしている。次の記録領域228までのアクセスをTf4として、記録領域228の読出しR58が行われ、次にアクセスTf5、記録領域229からのデータ読出しR59が行われる。
【0273】
データの読出しR50からR59のデータの正味の読出し時間は、それぞれ、TcV、TcA、TcV、ToutA、TcV、ToutV、TinA、TcA、TinV、TcAである。また、a:ビデオデータの記録領域内でスキップするECCブロックの数、b:オーディオデータの記録領域内でスキップするECCブロックの数である。
【0274】
ビデオデータに関する同時再生の条件は、
YV÷VdV=>P×(TcA+(a+b)×Ts+TcV+Tfj+Tfi)+Tf1+ToutA+(a+b)×Ts+Tf2+TcV+Q×(TcV+a×Ts+Tfk)+Tf3+ToutV+a×Ts+Ta+TinA+b×Ts+Q×(TcA+b×Ts+Tfm)+Tf4+TcA+b×Ts+Tf5+TinV+a×Ts
YV=(P+1+Q)×YcV+ToutV×Vt+TinV×Vt
となり、オーディオデータに関する同時再生の条件は、
YA/VdA => P×(TcA+(a+b)×Ts+TcV+Tfj+Tfi)+Tf1+ToutA+(a+b)×Ts+Tf2+TcV+Q×(TcV+a×Ts+Tfk)+Tf3+ToutV+a×Ts+Ta+TinA+b×Ts+Q×(TcA+b×Ts+Tfm)+Tf4+TcA+b×Ts+Tf5+TinV+a×Ts
YA= (P+1+Q)×YcA+(ToutA+TinA)×Vt
から、
YV÷VdV => (ToutA+TinA−(ToutV+TinV)×VdA÷VdV+(P+Q+3)×(a+b)×Ts+P×(Tfi+Tfj)+Q×(Tfk+Tfm)+Tf1+Tf2+Tf3+Tf4+Tf5+Ta)×Vt÷(Vt−VdV−VdA)
YV÷VdV => (ToutV+TinV−(ToutA+TinA)×VdV/VdA+(P+Q+3)×(a+b)×Ts+P×(Tfi+Tfj)+Q×(Tfk+Tfm)+Tf1+Tf2+Tf3+Tf4+Tf5+Ta)×Vt÷(Vt−VdV−VdA)
となる。また、オーディオのin点までのオーディオの同時再生条件は、
YA’/VdA => P×(TcV+(a+b)×Ts+TcA+Tfj+Tfi)+Tf1+TcV+(a+b)×Ts+Tf2+ToutA+Q×(TcV+a×Ts+Tfk)+Tf3+ToutV+a×Ts+Ta
ここで、
YA’= P×YcA+ToutA×Vt
YA’÷VdA=(P+Q+2)×a×Ts+(P+1)×b×Ts+P×(Tfj+Tfi)+Q×Tfk+Tf1+Tf2+Tf3+Ta+TspV)÷Vt÷(Vt−VdV−VdA)
但し、TspV=(Q+1)×TcV+ToutV−ToutA×VdV÷VdA
となる。なお、
YA÷VdA=YV÷VdV、TcV×Vt=YcV、TcA×Vt=YcA、YcV÷VdV=YcA÷VdAとしている。
上記の3つの条件式から、ビデオとオーディオの記録領域として必要なサイズを求めることが出来る。なお、YA’/VdAは、Taのアクセスまでにディスクから読み出されるオーディオデータの再生時間を表しており、AVスプリット編集のout点より前にどのくらいのオーディオデータが記録されるべきかの指標となる。
【0275】
なお、ビデオデータの読出しをout点までの途中で、オーディオデータの読み出しに切替えると、ビデオデータからオーディオデータへの記録領域へのアクセスで、フルシークが発生するために、スプリット点の手前に予め記録すべきデータのサイズが大きくなる。本実施例で説明した発明のように、ビデオよりもオーディオが先行して切り替わるスプリット編集では、ビデオデータをout点まで読み出し、そのビデオデータに対応するオーディオデータが記録された領域の先頭までアクセスしてからオーディオデータを読み出すことで、フルシークの回数を減らすことが出来る。また、逆に、オーディオがビデオよりも先行して切り替わるスプリット編集では、オーディオデータをout点まで読出し、そのオーディオデータに対応するビデオデータが記録された領域の先頭までアクセスしてからビデオデータを読み出すことで、フルシークの回数を減らすことが出来る。
【0276】
次に、図23を用いてオーディオデータとビデオデータとがミックスしてエンコードされたデータが記録されたディスクに対してAVスプリット編集を行う場合のディスク上のデータの配置と再生時のアクセス動作について説明する。この例では、MPEGデータやDVのデータのようにオーディオデータとビデオデータとがミックスしてエンコードされたデータをAVM(Audio VideoMix Data)と呼ぶことにする。図23(a)はディスク上に配置された2つのAVMデータの配置を示している。図示しているように、out点、in点はオーディオとビデオについてそれぞれ設定される。前述したように、オーディオとビデオのout点の再生時刻の差は、in点での差と同じである。AIMデータ#1の記録領域の内、記録領域201が読み出されてオーディオとビデオデータがデコードされ、記録領域202が読み出されてビデオデータのみがデコードされる。AIMデータ#2の記録領域の内、記録領域203が読み出されてオーディオデータのみがデコードされ、記録領域204が読み出されてオーディオとビデオデータがデコードされる。記録領域202、203において、全てのデータが読み出されるにもかかわらずオーディオデータまたはビデオデータのみがデコードされるのは、AIMデータはオーディオデータとビデオデータがミックスして記録されているために、どちらかのデータのみを選択的に読み出すよりも全ての領域を読み出した方が時間が少なくてすむからである。このように、記録領域202と203に注目すると、同じ再生時刻のデータとなるので、2つのデータを同時に再生する必要がある。
【0277】
図23(b)はアクセス動作を示しており、記録領域201と202が連続して読み出されR41、アクセスTaの後、記録領域203が読み出され(R42)、続けて記録領域204が読み出される。
【0278】
ビデオデータについてR41からR42までの範囲で同時再生の条件を考えると、
YV÷VdV=>(TcY+(a+b)×Ts+2Tsp+Ta)
YV=(TcY+Tsp)×Vt×(VdV÷Vd)
よって、
YV÷VdV=>((a+b)×Ts+Tsp+Ta)×Vt÷(Vt−Vd)オーディオデータについて、R41からTaまでの範囲で同時再生の条件を考えると、
YA÷VdA=>(TcY+a×Ts+Tsp+Ta)
YA=TcY×Vt×(VdA÷Vd)
よって、
YA÷VdA=>(a×Ts+Tsp+Ta)×Vt÷(Vt−Vd)
または、
YV÷VdV=>(a×Ts+Tsp×Vt÷Vd+Ta)×Vt÷(Vt−Vd)
となる。
必要なバッファのサイズ(B)は、
B=>(Ta+(a+b)×Ts+Tsp)×Vd
オーディオデータを処理するためのバッファサイズ(B−extraA)は、
B−extraA=>Tsp×(Vt×(VdA÷Vd)−VdA)
ここで、Tsp: スプリット期間の記録領域202または203の正味のデータ読出し時間、TcY:オーディオとビデオの両方が再生される記録領域201の正味のデータ読出し時間、a:記録領域201、202内でスキップする欠陥ECCの数、b:記録領域203内でスキップする欠陥ECCの数、Ts:1ECCブロックを読み出す時間、Vt:ディスクからのデータ読出しレート、Vd:AVMデータをバッファからデコーダへ出力するデータレートである。
【0279】
一般にAVMデータの場合、スプリット編集が困難であったが、本発明を用いることで、スプリット編集可能なスプリット時間とスプリット点の手前に予めAVMデータを記録すべき領域のサイズが求められる。
【0280】
なお、スプリットする時間が短ければこの方法でAVスプリット編集が可能であるが、スプリットする時間が長くなると、記録領域203が長くなり、この領域からオーディオデータを抽出する効率が悪くなるために、記録領域201のサイズが大きくなり、実用的ではなくなる。
【0281】
次に、スプリットする時間が長くなった時のAVスプリット編集の方法について説明する。本方法では記録領域203からオーディオデータを抽出する代わりに、予め同じオーディオデータを他の領域に記録しておき、このオーディオデータを用いることでAVスプリット編集を行う。図24(a)はオーディオデータとビデオデータとがミックスしてエンコードされたデータと、同じ内容のオーディオデータが別領域に記録されたディスクに対してAVスプリット編集を行う場合のディスク上のデータの配置を示す図である。図示しているように、out点、in点はオーディオとビデオについてそれぞれ設定される。特に、オーディオデータのin点がAVMデータとは別の領域に記録された記録領域213に設定される。AIMデータ#1の記録領域の内、記録領域211が読み出されてオーディオとビデオデータがデコードされ、記録領域212が読み出されてビデオデータのみがデコードされる。記録領域213のオーディオデータが読み出され、AIMデータ#2の記録領域の内、記録領域214が読み出されてオーディオとビデオデータがデコードされる。
【0282】
図24(b)はアクセス動作を示しており、記録領域211と212が連続して読み出されR43、アクセスTa1の後、記録領域213が読み出され(R44)、アクセスTa2の後、記録領域214が読み出される。
【0283】
ビデオデータについてR43からTa2までの範囲で同時再生の条件を考えると、
YV÷VdV=>(TcY+(a+c)×Ts+Tsp+TspA+Ta1+Ta2)
YV=(TcY+TcV)×Vt×(VdV÷Vd)
よって、
YV/VdV=>((a+c)×Ts+TspA+Ta1+Ta2)×Vt÷ (Vt−Vd)
オーディオデータについてR43からTa1までの範囲で同時再生の条件を考えると、
YA’÷VdA=>(TcY+a×Ts+Tsp+Ta1)
YA’=TcY×Vt×(VdA÷Vd)
よって、
YA’÷VdA=>(a×Ts+Tsp×Vt÷Vd+Ta1)×Vt÷(Vt−Vd)
AVMデータに関し必要な再生バッファサイズ(B)は、
B=>(Ta1+TspA+Ta2+(a+c)×Ts)×Vd
スプリットする分のオーディオデータに関し、必要なバッファサイズ(B−extraA)は、
B−extraA=>TspA×(Vt−VdA)
ここで、TspA:スプリット期間のオーディオデータの記録領域213の正味のデータ読出し時間、a:記録領域211、212内でスキップする欠陥ECCの数、c:記録領域213内でスキップする欠陥ECCの数である。
このように、スプリットする時間が長くなっても、AVMデータと別のオーディオデータを用いることで、AVスプリット編集が可能となる。
【0284】
なお、オーディオデータは、LチャンネルとRチャンネルの2チャンネルが記録されても良いし、L1チャンネルとR1チャンネルとL2チャンネルとR2チャンネルの4チャンネルが記録されていてもよい。この場合には、オーディオデータのデータレートはチャンネル数に比例する。
【0285】
【発明の効果】
本発明の情報記録媒体は、記録処理の切替えタイミングをバッファメモリに蓄積されたデータ量に応じて切替えるために、記録バッファはエンプティに近い状態を保つように制御される。このため、ピックアップが所定の期間データを記録できない等の状態が発生しても、同時記録を安定して行なうことが出来る。記録処理の切替タイミングが適切に切替えられることから、少ないバッファメモリで同時記録を実現できる。また、データが記録される領域がリアルタイム・データの数の2倍のアクセスを考慮した最小サイズ以上になるようにデータを割付けることにより、他の機器でも再生することが出来、再生互換性を確保することが出来る。
【0286】
また、記録するデータの転送レートの違いを利用して最適な同時記録の条件を設定することにより、転送レートの低いデータがより小さな記録領域に記録可能になり、ディスクの利用効率が上がる。
【0287】
また、エクステント間のアクセスをドライブのアクセス性能から推定することで、適切なエクステントの最小サイズを求めることが出来る。
【0288】
また、同時記録の条件が同時再生の条件と相似であることから、サーチや編集等にも利用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の情報記録媒体における同時記録の条件を示す図
【図2】同時記録を実現するモデルを示す図
【図3】本発明の実施の形態1の情報記録媒体におけるディスク上のアクセスを示すレイアウト図
【図4】本発明の実施の形態1の情報記録媒体における同時記録の切替え動作を示す図
【図5】本発明の実施の形態1の情報記録再生装置の構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態1の同時記録方法を示すフローチャート
【図7】記録されるデータのディレクトリ構造を示す図
【図8】スキップ記録の動作を示す図
【図9】本発明の実施の形態2の2つのリアルタイム・データの同時記録時の記録とアクセスの動作を示す図
【図10】本発明の実施の形態2のディスク上の記録領域のレイアウトを示す図
【図11】本発明の実施の形態2の3つのリアルタイム・データの同時記録時の記録とアクセスの動作を示す図
【図12】本発明の実施の形態3の2つのリアルタイム・データの同時記録時の記録とアクセスの動作を示す図
【図13】本発明の実施の形態3の3つのリアルタイム・データの同時記録時の記録とアクセスの動作を示す図
【図14】本発明の実施の形態3のアクセス時間の内訳を示す図
【図15】本発明の実施の形態3のディスクの回転数差とアクセス時間の関係を示す図
【図16】本発明の実施の形態3のディスクの半径位置と回転数差の関係を示す図
【図17】本発明の実施の形態4の同時再生を実現するモデルを示す図
【図18】本発明の実施の形態4の1組のカット編集されたビデオデータとオーディオデータの配置と再生時のアクセスを示す図
【図19】本発明の実施の形態4の2組のカット編集されたビデオデータとオーディオデータの配置と再生時のアクセスを示す図
【図20】本発明の実施の形態4の複数のオーディオデータとビデオデータの単位でカット編集されたビデオデータとオーディオデータの配置と再生時のアクセスを示す図
【図21】本発明の実施の形態5のオーディオデータを高速再生しながらサーチを行う時のアクセスを示す図
【図22】本発明の実施の形態6のオーディオデータとビデオデータがそれぞれ別領域に記録された場合のAVスプリット編集後のオーディオデータとビデオデータの配置と再生時のアクセスを示す図
【図23】本発明の実施の形態6のAVMデータのAVスプリット編集後のオーディオデータとビデオデータの配置と再生時のアクセスを示す図
【図24】本発明の実施の形態6の別領域に記録したオーディオデータを用いたAVMデータのAVスプリット編集後のオーディオデータとビデオデータの配置と再生時のアクセスを示す図
【図25】本発明の実施の形態3の2つのリアルタイム・データの同時記録を行う記録領域のレイアウトを示す図
【図26】本発明の実施の形態3の2つのリアルタイム・データの同時記録方法を示すフローチャート
【図27】本発明の実施の形態2の3つのリアルタイム・データの同時記録時のアクセスと記録領域のレイアウトを示す図
【図28】本発明の実施の形態3のディスク上のアクセス領域とその領域内でのフルシークにかかるアクセス時間を示す図
【図29】本発明の実施の形態4の情報記録媒体におけるディスク上の同時再生のアクセスと可変サイズの記録領域のレイアウトを示す図
【図30】本発明の実施の形態4の可変サイズの記録領域に対する同時再生方法を示すフローチャート
【図31】本発明の実施の形態4の情報記録媒体における可変サイズの記録領域に対する同時再生の条件を示す図
【図32】本発明の実施の形態4の同時再生におけるディスク上の再生領域のアクセスと固定サイズの記録領域のレイアウトを示す図
【図33】本発明の実施の形態4の固定サイズの記録領域に対する同時再生方法を示すフローチャート
【図34】本発明の実施の形態4の情報記録媒体における固定サイズの記録領域に対する同時再生の条件を示す図
【図35】本発明の実施の形態4の編集方法を示すフローチャート
【図36】本発明の実施の形態5の音付きのサーチ方法を示すフローチャート
【図37】本発明の実施の形態5の音付きのサーチにおける同時再生の条件を示す図
【図38】従来の同時記録の条件を示す図
【図39】従来の同時記録の動作を示す図
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an information recording medium capable of simultaneously recording a plurality of real-time data, a simultaneous recording method, a simultaneous reproducing method, an information recording device, and an information reproducing device.
[0002]
[Prior art]
There is a hard disk as an information recording medium having a sector structure. In recent years, the capacity and multimedia have been increased, and applications from personal computers to consumer appliances have been advanced.
[0003]
Hereinafter, simultaneous recording on a conventional hard disk will be described with reference to the drawings. In a hard disk, the size of a recording area is fixed to a unit larger than a sector in advance, and access is performed in fixed block units.
[0004]
FIG. 2 shows a simultaneous recording model for simultaneously recording two real-time data. The simultaneous recording model includes a pickup 74 for recording and reproducing real-time data on an information recording medium, an encoder A (encoder 70) for encoding first real-time data, and an encoded first real-time data. Buffer A (recording buffer 72) for temporarily storing data before recording by the pickup 74, an encoder B (encoder 71) for encoding the second real-time data, and a second encoded real-time data. A recording buffer B (recording buffer 73) for temporarily storing data before recording by the pickup 74.
[0005]
FIG. 38 shows an example in which two real-time data are recorded on an information recording medium while ensuring continuity using the recording buffers A and B. In this example, while recording the first real-time data in the areas 83 and 85 on the information recording medium, the second real-time data is recorded in the areas 81 and 84 on the information recording medium.
[0006]
In FIG. 38, A81, A82, and A83 indicate operations (access operations) in which the pickup 74 moves between areas to be accessed. The time required for the access operations A81, A82, and A83 is the time required for the pickup 74 to access between the innermost area and the outermost area of the information recording medium (that is, the maximum time). It is assumed that the access time is Ta). It is assumed that the data transfer rate between the recording buffers A and B and the pickup 74 is constant Vt. It is assumed that the data transfer rate between the encoders A and B and the recording buffers A and B is constant Vd. When data to be recorded is compressed at a variable rate, Vd is the maximum value of the variable rate.
[0007]
In the recording operation W81, all data stored in the recording buffer A is recorded in the area 81. Thereafter, data is accumulated in the recording buffer A during the access operation A81, the recording operation W86, and the access operation A82. In the recording operation W82, all data stored in the recording buffer A is recorded in the area 84. Thereafter, data is accumulated in the recording buffer A during the access operation A83, the recording operation W87, and the next access operation (not shown).
[0008]
On the other hand, data is accumulated in the recording buffer B between the recording operation W81 and the access operation A81, and all the data accumulated in the recording buffer B is recorded in the area 83 in the recording operation W86. Thereafter, during the access operation A82, the recording operation W82, and the access operation A83, data is accumulated in the recording buffer B, and in the recording operation W87, all the data accumulated in the recording buffer B is recorded in the area 85.
[0009]
As described above, when the data transfer rate is constant, the data amount in the recording buffer A is balanced between the recording state and the non-recording state, and the data amount in the recording buffer B is also the recording state and the non-recording state. Balanced between. Also, the recording of the first real-time data (recording A) and the recording of the second real-time data (recording B) are performed alternately, so that the recording of two real-time data can be performed continuously. .
[0010]
The example shown in FIG. 38 is also a condition indicating the minimum size of the area in which data can be recorded and reproduced. That is, since it is not possible to specify where on the disc the recording / reproducing area exists, the access between the recording areas is considered by the maximum access time including the rotation wait.
[0011]
FIG. 39 is a diagram showing a change in the amount of data in the recording buffers A and B when data of a variable rate is recorded. At the end of the recording operation W91, the access operation A91, the recording operation W96, and the access operation A92, if data larger than the size of the recording area is not stored in the recording buffer A, or if the recording rate is low, the data to be recorded In such a case, rotation waiting occurs, and the recording time increases. In this case, an access operation A93 for accessing another recording area for real-time data is performed, and a recording operation W97 is performed. As described above, when data is recorded for each fixed-size block and access is performed in fixed block units, the size of the fixed block is set to two access times and the amount of data accumulated in the recording time of one recording area. Is the size of the buffer memory required for the recording buffer A. Conversely, the recording buffer B also requires a buffer memory of the same size as the recording buffer A.
[0012]
In the case of a hard disk, since the data transfer capability is high, the size of the fixed block can be reduced and the size of the buffer memory can be reduced.
[0013]
[Problems to be solved by the invention]
However, when applying the above-described simultaneous recording to an optical disc, there is a problem that a large buffer memory is required because the optical disc has a low data transfer rate and a long access time. Another problem is that it is necessary to perform simultaneous recording stably. Furthermore, it is necessary to edit a plurality of recorded real-time data and reproduce them at the same time.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
The method of the present invention is a method for simultaneously recording a plurality of real-time data on an information recording medium according to a simultaneous recording model, wherein the simultaneous recording model comprises: a pickup P for accessing an area on the information recording medium; An encoding module EMi for encoding the data Di; and a recording buffer WBi for accumulating the encoded real-time data Di, wherein the method searches for an unallocated area in a volume space on the information recording medium. Allocating at least one unallocated area in the volume space as an area Ai for recording real-time data Di, and a recording operation Wi for recording real-time data Di stored in the recording buffer WBi in the area Ai. Performing a recording buffer while performing the recording operation Wi. It is determined whether or not WBi is empty. If it is determined that the recording buffer WBi is empty, the recording operation Wi is switched to the recording operation Wj (i ≠ j), and it is determined that the recording buffer WBi is not empty. In this case, the step of continuing the recording operation Wi is included, and each of the at least one area allocated as the area Ai includes the recording buffer WBi in at most one access operation and at most two recording operations. It is configured to satisfy the simultaneous recording condition that it can be made empty, where i is an arbitrary integer of 1 or more and n or less, and n indicates the number of a plurality of real-time data to be simultaneously recorded. It is any integer above.
[0015]
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size of Y or more, where Y = 2 × n × Ta × Vd × VtV (Vt−n × Vd), and Ta is Indicates the access time required for the pickup P to access between the innermost area and the outermost area of the information recording medium, and Vt indicates the data between the pickup P and the recording buffer WBi. Vd indicates the data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi for all i.
[0016]
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size equal to or larger than Yi, where Yi = (2 × n × Ta × Vt × Vdi) ÷ {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)}, Ta indicates an access time required for the pickup P to access between the innermost area and the outermost area of the information recording medium, and Vt indicates the pickup P and the recording buffer. Vdi indicates a data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi.
[0017]
A first access time required for the pickup P to access the area Aj from the area Ai, and a time required for accessing the other one from the at least one area allocated as the area Ai. The method may further include estimating the second access time.
[0018]
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size equal to or larger than Y, where Y = {2 × (T1 +... + Tn) × Vt × Vd} (Vt−n × Vd), Ti indicates the first access time or the second access time, Vt indicates the data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi, and Vd indicates the data transfer rate for all i. , The data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi.
[0019]
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size equal to or greater than Yi, where Yi = {2 × (T1 +... + Tn) × Vt × Vdi} Vt− ( Vd1 + Vd2 +... + Vdn)}, Ti indicates the first access time or the second access time, Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi, and Vdi indicates encoding. The data transfer rate between the module EMi and the recording buffer WBi is shown.
[0020]
The area Ai may be provided on the outer peripheral portion of the information recording medium for all i.
[0021]
The method of the present invention is a method for simultaneously recording a plurality of real-time data on an information recording medium according to a simultaneous recording model, wherein the simultaneous recording model comprises: a pickup P for accessing an area on the information recording medium; An encoding module EMi for encoding the data Di; and a recording buffer WBi for accumulating the encoded real-time data Di, wherein the method searches for an unallocated area of a volume space on the information recording medium. Allocating at least one unallocated area in the volume space as an area Ai for recording real-time data Di, and executing a recording operation Wi for recording the real-time data Di stored in the recording buffer WBi in the area Ai. And real time data D in the recording operation Wi. Is determined to have been recorded to one end of at least one area allocated as the area Ai, and if it is determined that the real-time data Di has been recorded to the end, the recording operation Wi is performed. Switching to the recording operation Wj (i ≠ j), and when it is determined that the real-time data Di has not been recorded to the end, continuing the recording operation Wi. Each of the at least one area stores the real-time data Di accumulated in the recording buffer WBi between n access operations and (n-1) recording operations accompanying the switching of the recording process in one recording operation. Where i is any integer from 1 to n, and n is the number of simultaneous recordings. Is any integer of 2 or greater indicating the number of the plurality of real-time data to be recorded.
[0022]
Each of the at least one region assigned as region Ai has a size of Yi, where Yi = (n × Ta × Vt × Vdi) {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)}. , Ta indicates the access time required for the pickup P to access between the innermost area and the outermost area of the information recording medium, and Vt indicates the time between the pickup P and the recording buffer WBi. Vdi indicates a data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi.
[0023]
The method may further include a step of estimating an access time required for the pickup P to access the area Aj from the area Ai.
[0024]
Each of the at least one region allocated as region Ai has a size of Y, where Y = {(T1 +... + Tn) × Vt × Vd} (Vt−n × Vd) , Ti indicate the access time, Vt indicates the data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi, and Vd indicates the data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi for all i. 3 shows the data transfer rate.
[0025]
Each of the at least one region assigned as region Ai has a size of Yi, where Yi = {(T1 +... + Tn) × Vt × Vdi} Vt− (Vd1 + Vd2 +. + Vdn)}, Ti indicates the access time, Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi, and Vdi indicates data transfer between the encoding module EMi and the recording buffer WBi. Indicates the rate.
[0026]
The area Ai may be provided on the outer peripheral portion of the information recording medium for all i.
[0027]
An information recording apparatus according to the present invention is an information recording apparatus that simultaneously records a plurality of real-time data on an information recording medium according to a simultaneous recording model, wherein the simultaneous recording model accesses an area on the information recording medium. P, an encoding module EMi for encoding the real-time data Di, and a recording buffer WBi for accumulating the encoded real-time data Di, wherein the information recording device is provided in a volume space on the information recording medium. Means for retrieving at least one unallocated area in the volume space as an area Ai for recording real-time data Di, and the real-time data Di stored in the recording buffer WBi for the area Ai. Means for executing a recording operation Wi for recording, and executing the recording operation Wi Then, it is determined whether or not the recording buffer Ai is empty, and if it is determined that the recording buffer WBi is empty, the recording operation Wi is switched to the recording operation Wj (i ≠ j), and the recording buffer WBi is not empty. Means for continuing the recording operation Wi, and each of the at least one area allocated as the area Ai is recorded by at most one access operation and at most two recording operations. The buffer WBi is configured to satisfy the simultaneous recording condition that the buffer WBi can be made empty, where i is an arbitrary integer of 1 or more and n or less, and n is the number of a plurality of real-time data to be simultaneously recorded. Is an arbitrary integer of 2 or more.
[0028]
An information recording apparatus according to the present invention is an information recording apparatus that simultaneously records a plurality of real-time data on an information recording medium according to a simultaneous recording model, wherein the simultaneous recording model accesses an area on the information recording medium. P, an encoding module EMi for encoding the real-time data Di, and a recording buffer WBi for accumulating the encoded real-time data Di, wherein the information recording device is provided in a volume space on the information recording medium. Means for retrieving at least one unallocated area in the volume space as an area Ai for recording real-time data Di, and the real-time data Di stored in the recording buffer WBi for the area Ai. Means for executing a recording operation Wi for recording; It is determined whether or not the time data Di has been recorded to one end of at least one area allocated as the area Ai, and if it is determined that the real-time data Di has been recorded to the end, Means for switching the recording operation Wi to the recording operation Wj (i ≠ j) and, when it is determined that the real-time data Di has not been recorded up to the end, continuing the recording operation Wi, and allocating the area as the area Ai. In each of the at least one area, the real-time data Di stored in the recording buffer WBi is stored once between n access operations and (n-1) recording operations accompanying the switching of the recording operation. , Where the simultaneous recording condition that the recording can be performed by the recording operation is satisfied, where i is an arbitrary integer of 1 or more and n or less. , N is greater than any integer that indicates the number of the plurality of real-time data to be simultaneously recorded.
[0029]
An information recording medium according to the present invention is an information recording medium in which a plurality of real-time data are recorded according to a simultaneous recording model, wherein the simultaneous recording model includes a pickup P for accessing an area on the information recording medium, -Includes an encoding module EMi for encoding the data Di and a recording buffer WBi for storing the encoded real-time data Di, and is allocated as an area Ai for recording the real-time data Di accumulated in the recording buffer WBi. Each of the at least one area is configured to satisfy a simultaneous recording condition that the recording buffer WBi can be made empty by at most one access operation and at most two recording operations. , I is any integer from 1 to n, and n is a plurality of real Is any integer of 2 or greater indicating the number of Lim data.
[0030]
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size of Y or more, where Y = 2 × n × Ta × Vd × VtV (Vt−n × Vd), and Ta is Indicates the access time required for the pickup P to access between the innermost area and the outermost area of the information recording medium, and Vt indicates the data between the pickup P and the recording buffer WBi. Vd indicates the data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi for all i.
[0031]
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size equal to or larger than Yi, where Yi = (2 × n × Ta × Vt × Vdi) ÷ {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)}, Ta indicates an access time required for the pickup P to access between the innermost area and the outermost area of the information recording medium, and Vt indicates the pickup P and the recording buffer. Vdi indicates a data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi.
[0032]
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size equal to or larger than Y, where Y = {2 × (T1 +... + Tn) × Vt × Vd} (Vt−n × Vd), Ti is an estimated first access time required for the pickup P to access the area Aj from the area Ai, or one of the at least one area allocated as the area Ai , The estimated second access time required to access the other one, Vt indicates the data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi, and Vd indicates the On the other hand, a data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi is shown.
[0033]
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size equal to or greater than Yi, where Yi = {2 × (T1 +... + Tn) × Vt × Vdi} Vt− ( Vd1 + Vd2 +... + Vdn)}, Ti is an estimated first access time required for the pickup P to access the area Aj from the area Ai, or Ti of the at least one area allocated as the area Ai. Estimated second access time required to access the other one from one of them, Vt indicates a data transfer rate between pickup P and recording buffer WBi, and Vdi indicates 5 shows a data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi.
[0034]
The area Ai may be provided on the outer peripheral portion of the information recording medium for all i.
[0035]
An information recording medium according to the present invention is an information recording medium in which a plurality of real-time data are recorded according to a simultaneous recording model, wherein the simultaneous recording model includes a pickup P for accessing an area on the information recording medium, -Includes an encoding module EMi for encoding the data Di and a recording buffer WBi for storing the encoded real-time data Di, and is allocated as an area Ai for recording the real-time data Di accumulated in the recording buffer WBi. In each of the at least one area, the real-time data Di accumulated in the recording buffer WBi between the n-time access operation accompanying the switching of the recording process and the (n-1) recording operation is recorded once. It is configured to satisfy the simultaneous recording condition that it can be recorded by operation, and here i is any integer of 1 to n, n is greater than any integer that indicates the number of the plurality of real-time data to be simultaneously recorded.
[0036]
Each of the at least one region assigned as region Ai has a size of Yi, where Yi = (n × Ta × Vt × Vdi) {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)}. , Ta indicates the access time required for the pickup P to access between the innermost area and the outermost area of the information recording medium, and Vt indicates the time between the pickup P and the recording buffer WBi. Vdi indicates a data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi.
[0037]
Each of the at least one region allocated as region Ai has a size of Yi, where Y = {(T1 +... + Tn) × Vt × Vd} (Vt−n × Vd) , Ti indicate the estimated access time required for the pickup P to access the area Aj from the area Ai, Vt indicates the data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi, and Vd indicates For all i, the data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi is shown.
[0038]
Each of the at least one region assigned as region Ai has a size of Yi, where Yi = {(T1 +... + Tn) × Vt × Vdi} Vt− (Vd1 + Vd2 +. + Vdn)}, Ti indicates an estimated access time required for the pickup P to access the area Aj from the area Ai, and Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi. , Vdi indicate the data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi.
[0039]
The area Ai may be provided on the outer peripheral portion of the information recording medium for all i.
[0040]
The method of the present invention is a method for simultaneously reproducing a plurality of real-time data recorded on an information recording medium according to a simultaneous reproduction model, wherein the simultaneous reproduction model includes a pickup P for accessing an area on the information recording medium. A reproduction buffer RBi for storing the real-time data Di read from the information recording medium; and a decoding module DMi for decoding the real-time data Di stored in the reproduction buffer RBi. Performing a reproducing operation Ri for reading out the real-time data Di from the area Ai in which the real-time data Di is recorded; and determining whether or not the reproducing buffer RBi is full during the reproducing operation Ri. When it is determined that the buffer RBi is full, the reproduction operation Ri is performed by the reproduction operation Rj (i j), and when it is determined that the reproduction buffer RBi is not full, the step of continuing the reproduction operation Ri is performed, and each of the at least one region allocated as the region Ai is performed at most once. It is configured to satisfy the simultaneous playback condition that the playback buffer RBi can be full by the access operation and at most two playback operations, where i is any integer from 1 to n, n is an arbitrary integer of 2 or more indicating the number of a plurality of real-time data to be reproduced simultaneously.
[0041]
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size of Y or more, where Y = 2 × n × Ta × Vd × VtV (Vt−n × Vd), and Ta is Indicates the access time required for the pickup P to access between the innermost area and the outermost area of the information recording medium, and Vt indicates the data between the pickup P and the reproduction buffer RBi. Vd indicates the data transfer rate between the decoding module DMi and the reproduction buffer RBi for all i.
[0042]
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size equal to or larger than Yi, where Yi = (2 × n × Ta × Vt × Vdi) ÷ {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)}, Ta indicates an access time required for the pickup P to access between the innermost region and the outermost region of the information recording medium, and Vt indicates the pickup P and the reproduction buffer. Vdi indicates the data transfer rate between the decoding module DMi and the reproduction buffer RBi.
[0043]
A first access time required for the pickup P to access the area Aj from the area Ai, and a time required for accessing the other one from the at least one area allocated as the area Ai. The method may further include estimating the second access time.
[0044]
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size equal to or larger than Y, where Y = {2 × (T1 +... + Tn) × Vt × Vd} (Vt−n × Vd), Ti indicates the first access time or the second access time, Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the reproduction buffer RBi, and Vd indicates the data transfer rate for all i. , The data transfer rate between the decoding module DMi and the reproduction buffer RBi.
[0045]
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size equal to or greater than Yi, where Yi = {2 × (T1 +... + Tn) × Vt × Vdi} Vt− ( Vd1 + Vd2 +... + Vdn)}, Ti indicates the first access time or the second access time, Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the reproduction buffer RBi, and Vdi indicates decoding. The data transfer rate between the module DMi and the reproduction buffer RBi is shown.
[0046]
The area Ai may be provided on the outer peripheral portion of the information recording medium for all i.
[0047]
The real-time data D1 to Dn may include video data and a plurality of audio data, and a part of the video data and at least one of the plurality of audio data may be reproduced simultaneously.
[0048]
The method of the present invention is a method for simultaneously reproducing a plurality of real-time data recorded on an information recording medium according to a simultaneous reproduction model, wherein the simultaneous reproduction model includes a pickup P for accessing an area on the information recording medium. A reproduction buffer RBi for storing the real-time data Di read from the information recording medium; and a decoding module DMi for decoding the real-time data Di stored in the reproduction buffer RBi. Performing a reproducing operation Ri for reading out the real-time data Di from the area Ai in which the real-time data Di is recorded; and in the reproducing operation Ri, the real-time data Di is selected from the at least one area allocated as the area Ai. Judge whether or not the data has been read to one end of the When it is determined that the time data Di has been read to the end, the reproduction operation Ri is switched to the reproduction operation Rj (i ≠ j), and it is determined that the real-time data Di has not been read to the end. Continuation of the reproducing operation Ri, the real-time data stored in the reproducing buffer RBi during one reproducing operation. It is configured to satisfy the simultaneous playback condition that Di can be consumed between n access operations and (n-1) playback operations accompanying switching of playback operations, where i is Any integer from 1 to n, where n is an integer from 2 to 2 indicating the number of a plurality of real-time data to be reproduced simultaneously.
[0049]
Each of the at least one region assigned as region Ai has a size of Yi, where Yi = (n × Ta × Vt × Vdi) {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)}. , Ta indicates an access time required for the pickup P to access between the innermost circumference and the outermost circumference of the information recording medium, and Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the reproduction buffer RBi. Vdi indicates the data transfer rate between the decoding module DMi and the reproduction buffer RBi.
[0050]
The method may further include a step of estimating an access time required for the pickup P to access the area Aj from the area Ai.
[0051]
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size of Y, where Y = {(T1 +... + Tn) × Vt × Vd} (Vt−n × Vd), Ti indicates the access time, Vt indicates the data transfer rate between the pickup P and the reproduction buffer RBi, and Vd indicates the decoding module DMi and the reproduction buffer RBi for all i. And the data transfer rate between the two.
[0052]
Each of the at least one region assigned as region Ai has a size of Yi, where Yi = {(T1 +... + Tn) × Vt × Vdi} Vt− (Vd1 + Vd2 +. + Vdn)}, Ti indicates the access time, Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the reproduction buffer RBi, and Vdi indicates data transfer between the decoding module DMi and the reproduction buffer RBi. Indicates the rate.
[0053]
The area Ai may be provided on the outer peripheral portion of the information recording medium for all i.
[0054]
The real-time data D1 to Dn may include video data and a plurality of audio data, and a part of the video data and at least one of the plurality of audio data may be reproduced simultaneously.
[0055]
An information reproducing apparatus according to the present invention is an information reproducing apparatus that simultaneously reproduces a plurality of real-time data recorded on an information recording medium according to a simultaneous reproduction model, wherein the simultaneous reproduction model is located in an area on the information recording medium. An access pickup P, a reproduction buffer RBi for storing real-time data Di read from the information recording medium, and a decoding module DMi for decoding the real-time data Di stored in the reproduction buffer RBi, The information reproducing apparatus includes means for executing a reproducing operation Ri for reading out the real-time data Di from the area Ai in which the real-time data Di is recorded, and determining whether or not the reproducing buffer RBi is full while the reproducing operation Ri is being executed. And if it is determined that the reproduction buffer RBi is full, the reproduction operation R To the reproduction operation Rj (i ≠ j), and when it is determined that the reproduction buffer RBi is not full, the reproduction operation Ri is continued, and at least one of the regions assigned as the regions Ai is , The reproduction buffer RBi can be made full by at most one access operation and at most two reproduction operations, where i is 1 or more and n or less. An arbitrary integer, and n is an arbitrary integer of 2 or more indicating the number of a plurality of real-time data to be reproduced simultaneously.
[0056]
An information reproducing apparatus according to the present invention is an information reproducing apparatus that simultaneously reproduces a plurality of real-time data recorded on an information recording medium according to a simultaneous reproduction model, wherein the simultaneous reproduction model is located in an area on the information recording medium. An access pickup P, a reproduction buffer RBi for storing real-time data Di read from the information recording medium, and a decoding module DMi for decoding the real-time data Di stored in the reproduction buffer RBi, The information reproducing apparatus includes: means for executing a reproducing operation Ri for reading out the real-time data Di from the area Ai in which the real-time data Di is recorded; and wherein the real-time data Di is assigned as the area Ai in the reproducing operation Ri Read to the end of one of at least one region If it is determined that the real-time data Di has been read to the end, the reproduction operation Ri is switched to the reproduction operation Rj (i ≠ j), and the real-time data Di is read to the end. Means for continuing the reproduction operation Ri when it is determined that the reproduction operation Ri has not been performed, and each of the at least one area allocated as the area Ai is stored in the reproduction buffer RBi during one reproduction operation. The real-time data Di can be consumed between n times of access operations (n-1) times of reproduction operations associated with switching of reproduction operations and a simultaneous reproduction condition that is satisfied; Here, i is an arbitrary integer of 1 or more and n or less, and n is an arbitrary integer of 2 or more indicating the number of a plurality of real-time data to be reproduced simultaneously.
[0057]
The method of the present invention is a method of editing real-time data recorded on an information recording medium so as to guarantee that a plurality of real-time data are simultaneously reproduced according to a simultaneous reproduction model, wherein the simultaneous reproduction model is A pickup P for accessing an area on the information recording medium, a reproduction buffer RBi for storing real-time data Di read from the information recording medium, and a real-time data Di stored in the reproduction buffer RBi. A decoding module DMi, wherein the method comprises the steps of selecting at least one region from the region Ai where the real-time data Di is recorded, wherein each of the at least one selected region is at most once. Access buffer and at most two playback operations to make the playback buffer RBi full. It encompasses the steps of: determining whether it is configured to satisfy the simultaneous reproduction condition that it is.
[0058]
The method of the present invention is a method of editing real-time data recorded on an information recording medium so as to guarantee that a plurality of real-time data are simultaneously reproduced according to a simultaneous reproduction model, wherein the simultaneous reproduction model is A pickup P for accessing an area on the information recording medium, a reproduction buffer RBi for storing real-time data Di read from the information recording medium, and a real-time data Di stored in the reproduction buffer RBi. And a decoding module DMi for selecting at least one area from the area Ai in which the real-time data Di is recorded, wherein each of the at least one selected area is played once. Plays real-time data Di stored in playback buffer RBi during operation Determining whether or not the system is configured so as to satisfy the simultaneous playback condition that it can be consumed between n access operations and (n-1) playback operations accompanying the switching of the work. I do.
[0059]
The editing apparatus according to the present invention is an editing apparatus for editing real-time data recorded on an information recording medium so as to guarantee that a plurality of real-time data are simultaneously reproduced according to a simultaneous reproduction model. The model includes a pickup P for accessing an area on the information recording medium, a reproduction buffer RBi for storing real-time data Di read from the information recording medium, and a real-time data Di stored in the reproduction buffer RBi. A decoding module DMi for decoding, the editing apparatus comprising: means for selecting at least one area from the area Ai in which the real-time data Di is recorded; The reproduction buffer RBi is stored in one access operation and at most two reproduction operations. And a means for determining whether it is configured to satisfy the simultaneous reproduction condition that can be Le.
[0060]
The editing apparatus according to the present invention is an editing apparatus for editing real-time data recorded on an information recording medium so as to guarantee that a plurality of real-time data are simultaneously reproduced according to a simultaneous reproduction model. The model includes a pickup P for accessing an area on the information recording medium, a reproduction buffer RBi for storing real-time data Di read from the information recording medium, and a real-time data Di stored in the reproduction buffer RBi. A decoding module DMi for decoding, the editing device comprising: means for selecting at least one area from the area Ai in which the real-time data Di is recorded; and wherein each of the at least one selected area is 1 Real-time data D stored in the reproduction buffer RBi during one reproduction operation And a means for determining whether or not the system is configured to satisfy the simultaneous playback condition that the data can be consumed between n access operations and (n-1) playback operations accompanying the switching of the playback operation. It has.
[0061]
The method of the present invention is a method of searching for one piece of video data while playing back k pieces of audio data recorded on an information recording medium according to a simultaneous playback model. A pickup P for accessing an area on the medium, a reproduction buffer RBv for storing video data Dv read from the information recording medium, and a decoding module DMv for decoding the video data Dv stored in the reproduction buffer RBv. A playback buffer RBi for storing audio data Di read from the information recording medium, and a decoding module DMi for decoding the audio data Di stored in the playback buffer RBi. A reproduction operation Rv for partially reading video data Dv from an area Av in which The video data Dv is reproduced intermittently from the n places of the area Av, and then accesses the recording area Ai to switch the reproduction operation Rv to the reproduction operation Ri, and the audio data Di is recorded. A step of executing a reproducing operation Ri for reading the audio data Di from the area Ai, and a step of reading the data amount determined by the simultaneous reproduction condition from the area Ai, accessing the recording area Av, and switching the reproducing operation Ri to the reproducing operation Rv. (N-1) accesses and n read operations in the region Av, accesses from the region Av to the region Ai, (k-1) accesses between the regions Ai, and ( It is consumed in the reproduction buffer DMj between k−1) times of reading data from the area Ai and accessing the area Av from the area Ai. Simultaneous reproduction condition that real-time data Dj can be read out by one reproduction operation and real-time data can be transferred from reproduction buffer RBj to decoding module DMj at m-times speed, where m is the double speed of search. Where i, k, and n are arbitrary integers.
[0062]
An information reproducing apparatus according to the present invention is an information reproducing apparatus that searches for one piece of video data while reproducing k audio data recorded on an information recording medium according to a simultaneous reproduction model. A pickup P for accessing an area on the information recording medium, a reproduction buffer RBv for storing video data Dv read from the information recording medium, and a decoding for decoding video data Dv stored in the reproduction buffer RBv. A decoding module DMv for storing the audio data Di read from the information recording medium, a decoding buffer DMi for decoding the audio data Di stored in the reproduction buffer RBi, The device partially converts the video data Dv from the area Av where the video data Dv is recorded. Means for executing a reproducing operation Rv for reading, means for intermittently reproducing the video data Dv from n places in the area Av, accessing the recording area Ai to switch the reproducing operation Rv to the reproducing operation Ri, Means for executing a reproducing operation Ri for reading the audio data Di from the area Ai in which Di is recorded, and reading the amount of data determined by the simultaneous reproduction condition from the area Ai and then accessing the recording area Av to reproduce the reproducing operation Ri. Means for switching to the operation Rv, wherein (n-1) accesses and n read operations in the region Av, access from the region Av to the region Ai, and (k-1) times between the region Ai Between the access, (k-1) times of reading data from the area Ai, and the access from the area Ai to the area Av, the data is consumed in the reproduction buffer DMj. Simultaneous reproduction that real-time data can be transferred from the reproduction buffer RBj to the decoding module DMj at a speed of m times by reading the obtained real-time data Dj by one reproduction operation and setting the double speed of the search to m. It is configured to satisfy the condition, where i, k and n are arbitrary integers.
[0063]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0064]
(Embodiment 1)
Hereinafter, a method of recording a plurality of real-time data on an information recording medium according to a simultaneous recording model will be described. The simultaneous recording model is the same as the simultaneous recording model shown in FIG. 2 in that it has two recording buffers, recording buffers A and B. Here, the real-time data refers to data including at least one of video data and audio data. The information recording medium refers to any type of recording medium such as an optical disk.
[0065]
FIG. 1 shows the transition of the data amount in the recording buffers A and B of the simultaneous recording model when the real-time data A and B are simultaneously recorded on the information recording medium.
[0066]
In the example shown in FIG. 1, the real-time data A is recorded in the areas 5, 6, 7, and 8 on the information recording medium while the real-time data A is recorded in the areas 1, 2, 3, and 4 on the information recording medium. Record. Here, areas 1 to 4 are areas assigned as areas for recording real-time data A, and areas 5 to 8 are areas assigned as areas for recording real-time data B.
[0067]
In FIG. 1, A1 to A7 indicate an operation (access operation) in which the pickup 74 moves between areas to be accessed. The time required for the access operations A1 to A7 is the time required for the pickup 74 to access between the innermost area and the outermost area of the information recording medium (that is, the maximum access time). Ta). It is assumed that the data transfer rate between the recording buffers A and B and the pickup 74 is constant Vt. It is assumed that the data transfer rate between the encoders A and B and the recording buffers A and B is constant Vd. When data to be recorded is compressed at a variable rate, Vd is the maximum value of the variable rate.
[0068]
In the recording operation W1, the real-time data A stored in the recording buffer A is recorded in the area 1. Since the recording buffer A is not empty at the end of the area 1, switching from recording of real-time data A (recording A) to recording of real-time data B (recording B) does not occur. After the access operation A1, the real-time data A stored in the recording buffer A is recorded in the area 2 in a recording operation W2.
[0069]
During execution of the recording operation W2, the recording buffer A becomes empty. As a result, switching from recording of real-time data A (recording A) to recording of real-time data B (recording B) occurs (access operation A2).
[0070]
In the recording operation W5, the real-time data B stored in the recording buffer B is recorded in the area 5. Since the recording buffer B is not empty at the end of the area 5, switching from real-time data B recording (recording B) to real-time data A recording (recording A) does not occur. After the access operation A3, the real-time data B accumulated in the recording buffer B is recorded in the area 6 in a recording operation W6.
[0071]
During the execution of the recording operation W6, the recording buffer B becomes empty. As a result, switching from recording of real-time data B (recording B) to recording of real-time data A (recording A) occurs (access operation A4).
[0072]
As described above, the simultaneous recording method of the present invention satisfies the simultaneous recording condition that the recording buffers A and B can be made empty by at most one access operation and at most two recording operations. Designed. This makes it possible to guarantee that the real-time data A and B are recorded on the information recording medium without causing the recording buffers A and B to overflow and without causing the recording buffers A and B to underflow. .
[0073]
For example, each of at least one area allocated as an area for recording real-time data A has a size of Y or more, and each of at least one area allocated as an area for recording real-time data B has By having a size of Y or more, the simultaneous recording condition can be satisfied. Therefore, in order to satisfy the simultaneous recording condition, at least one unallocated area having a size of Y or more is searched, and at least one area thus searched is allocated as an area for recording the real-time data A. What should I do? The same applies to the area for recording the real-time data B.
[0074]
In the example shown in FIG. 1, the simultaneous recording condition can be satisfied by each of the regions 1 to 4 having a size of Y or more and each of the regions 5 to 8 having a size of Y or more.
[0075]
Here, the minimum size Y of the recording area and the buffer size B required for the recording buffers A and B are obtained according to the following equations.
[0076]
Y = 4 × Ta × Vd × Vt ÷ (Vt−2 × Vd)
B = (4 × Ta + Y ÷ Vt) × Vd
The expression for the minimum size Y of the recording area is derived as follows.
[0077]
In the recording operation for recording the real-time data A, the data in the recording buffer A is consumed by Vt-Vd, and in the access operation and the recording operation for recording the real-time data B, the data in the recording buffer A is Vd-Vd. Stored. The data amount of the recording buffer A consumed during the recording operation W1, the access operation A1, and the recording operation W2, and the data amount is accumulated between the access operation A2, the recording operation W5, the access operation A3, the recording operation W6, and the access operation A4. It is equal to the data amount of the recording buffer A. Therefore, when two pieces of real-time data are recorded simultaneously, the following equation holds.
[0078]
Y ÷ Vt × (Vt−Vd) −Ta × Vd = (3 × Ta + Y ÷ Vt) × Vd
By modifying this formula, a formula for the minimum size Y of the recording area is obtained.
[0079]
When the number of real-time data to be simultaneously recorded is n (n is an arbitrary integer of 2 or more), the simultaneous recording model includes n encoders and n recording buffers. Is used. In this case, since the number of access operations is proportional to the number of simultaneously recorded real-time data, Y ÷ Vt × (Vt−Vd) −Ta × Vd = ((2 × n−1) × Ta + (n−1) × Y ÷ Vt) × Vd. Therefore, when the number of real-time data to be simultaneously recorded is n, the minimum size Y of the recording area and the size B required for the recording buffer can be obtained according to the following equation.
[0080]
Y = 2 × n × Ta × Vd × Vt ÷ (Vt−n × Vd)
B = (2 × n × Ta + (n−1) × Y / Vt) × Vd
As described above, one of the differences from the conventional example is that the number of access operations is doubled. In the present invention, the access operation switches between recording real-time data A (recording A) and recording real-time data B (recording B) and recording real-time data A (or real-time data B). This occurs when one of the at least one area allocated as the area accesses another one. Therefore, in the present invention, a model that allows four access operations from the time when the recording buffer A (or the recording buffer B) becomes full to the time when the recording buffer A (or the recording buffer B) next becomes full is used. Has defined. This makes it possible to dynamically switch the recording operation in accordance with the transition of the data amount in the recording buffer, and to stably control the transition of the data amount in the recording buffer. That is, when the amount of data in the recording buffer A becomes almost full, the operation of recording the real-time data B is immediately switched to the operation of recording the real-time data A, thereby reducing the amount of data in the recording buffer A. Can be. Further, when the data amount of the recording buffer B becomes almost full, the recording operation of the real-time data A is immediately switched to the recording operation of the real-time data B to reduce the data amount of the recording buffer B. Can be.
[0081]
FIG. 3 shows an example of an area arrangement of an information recording medium (optical disk) on which a file managed by the volume file structure defined by the ECMA167 standard is recorded.
[0082]
3, W1 to W8 indicate the recording operation described with reference to FIG. 1, and A1 to A7 indicate the access operation described with reference to FIG.
[0083]
The upper side of FIG. 3 shows the inner side of the optical disk, and the lower side of FIG. 3 shows the outer side of the optical disk. A volume structure area 11 and a file structure area 12 are allocated to the volume space. The file structure area 12 includes a space bitmap 21 in which an unused area in the volume space is registered as an unallocated area in sector units, and a data structure corresponding to the directory structure shown in FIG. An entry 22, a FILE-A file identification descriptor 23, a FILE-B file identification descriptor 24, a FILE-A file entry 25, and a FILE-B file entry 26).
[0084]
In the ECMA167 standard, an area in which data of a file is recorded is called an extent, and position information of the extent is registered in a file entry. Further, a file identification descriptor is recorded in the file structure area 12 for each file under the directory.
[0085]
The area where real-time data is recorded is called a real-time extent to distinguish it from the area where general data is recorded.
[0086]
In the example shown in FIG. 3, recording areas 13, 14, and 15 on the inner peripheral side of the optical disk are allocated as areas for recording FILE-A real-time data, and record FILE-B real-time data. Recording areas 16, 17, and 18 on the outer peripheral side of the optical disk are allocated as areas. It should be noted that the recording area 15 and the recording area 16 are different in the access time required to access between those areas because the access time required to access from the innermost area to the outermost area of the optical disk. Shall be as far apart as
[0087]
Each of the recording areas 13 to 18 has a size equal to or larger than the minimum size Y of the recording area so as to satisfy the above-described simultaneous recording condition. Thereby, for example, even if the area where the real-time data is actually recorded is a part of the recording area, the real-time data can be recorded in the next recording area after the access operation. Real-time data can be recorded in an area having a size of Y or more. Further, under the simultaneous recording condition described with reference to FIG. 1, the time required for the access operation (access time) is defined as the access time required to access from the innermost area to the outermost area of the optical disc. Therefore, simultaneous recording can be guaranteed regardless of where the recording area is located on the optical disc.
[0088]
FIG. 4 shows a change in the amount of data in the recording buffers A and B.
[0089]
Hereinafter, with reference to FIG. 4, the relationship between the fluctuation of the data rate of the data to be recorded and the transition of the data amount in the recording buffer will be described.
[0090]
It is assumed that recording areas 30 and 31 are allocated as areas for recording real-time data A, and recording areas 35 and 36 are allocated as areas for recording real-time data B. The recording area 31 includes an area 32, an area 33, and an area. The recording area 36 includes an area 37, an area 38, and an area 39.
[0091]
At the time of recording the real-time data A, if the rate of the data transferred to the recording buffer A is the maximum rate, as a result of performing the recording operation W11, the access operation A11, and the recording operation W13, the recording buffer A becomes empty at time t24. become. When the rate of the data transferred to the recording buffer A is smaller than the maximum rate, since the data transferred from the encoder A to the recording buffer A is small, the result of performing the recording operation W11, the access operation A11, and the recording operation W12. At a time t23 earlier than the time t24, the recording buffer A becomes empty. That is, when the data transfer rate from the encoder A to the recording buffer A is low, the recording buffer A becomes empty at an early time. At time t23, when switching from the recording operation of the real-time data A to the recording operation of the real-time data B, the time until the next switching of the recording operation is equal to the time required for three access operations and two recording operations. Since the time is equal to or less than the total time required for two recording operations for recording data in the area, the recording buffer A does not overflow. Further, in the next recording operation, even if data of the maximum rate has to be recorded, the data can be recorded in the area having the size of Y obtained from the condition of simultaneous recording.
[0092]
On the other hand, even when recording the real-time data B, if the rate of the data transferred to the recording buffer B is the maximum rate, the data can be recorded in the Y-size area by one recording operation. When the rate of data transferred to the recording buffer B is the maximum rate, the recording buffer B becomes empty at time t29 as a result of performing the recording operation W14, the access operation A14, and the recording operation W16. When the rate of the data transferred to the recording buffer B is smaller than the maximum rate, since the data transferred from the encoder B to the recording buffer A is small, the result of performing the recording operation W14, the access operation A14, and the recording operation W15 At a time t28 earlier than the time t29, the recording buffer B becomes empty. That is, when the data transfer rate from the encoder B to the recording buffer B is low, the recording buffer B becomes empty at an early time. At time t28, when switching from the recording operation of the real-time data B to the recording operation of the real-time data A, the time until the next switching of the recording operation is equal to the time required for three access operations and two recording operations. Since the time is equal to or less than the total time required for two recording operations for recording data in the area, the recording buffer B does not overflow. Further, in the next recording operation, even if data of the maximum rate has to be recorded, the data can be recorded in the area having the size of Y obtained from the condition of simultaneous recording.
[0093]
Next, an information recording / reproducing apparatus and a simultaneous recording method according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 3, 5, and 6. FIG.
[0094]
FIG. 5 shows the configuration of the information recording / reproducing apparatus according to the embodiment of the present invention.
[0095]
The information recording / reproducing apparatus includes a system control unit 501, an I / O bus 521, an optical disk drive 531, an input unit 532 for designating a recording mode and starting simultaneous recording, and tuners A and B for receiving TV broadcasts. (Tuners 535 and 536), encoders A and B (encoders 533 and 534) for encoding audio / video signals selected by the tuners A and B, and a decoder A (decoder 540) for decoding audio / video data. , A monitor 542 for reproducing the audio / video output from the decoder A, a decoder B (decoder 541) for decoding the audio data, and a speaker 543 for reproducing the audio output from the decoder B.
[0096]
The system control unit 501 is realized by, for example, a microcomputer and a memory. Each unit included in the system control unit 501 is realized, for example, by a microcomputer executing various programs. Each memory included in the system control unit 501 is realized by, for example, properly using a single memory area for each application.
[0097]
The recording switching unit 502 switches the recording processing of a plurality of real-time data while checking the data amount in the buffer memory. The unallocated area search unit 503 searches the unallocated area in the volume space for an area that satisfies the simultaneous recording condition. The file structure processing unit 504 reads data from the file structure area 12 and analyzes the file structure. The data recording unit 505 instructs the optical disc drive 531 to record data. The data reproducing unit 506 instructs the optical disk drive 531 to reproduce data.
[0098]
The allocated area memory 507 temporarily stores the position information of the recordable area searched by the unallocated area search unit 503. The file structure memory 508 is for temporarily storing data read from the file structure area 12 in a buffer memory. The bitmap memory 509 holds data read from the space bitmap 21 to reduce access to the disk. The recording buffer memories A (recording buffer memory 510) and B (recording buffer memory 511) correspond to the recording buffer A (recording buffer 72) and the recording buffer B (recording buffer 73) of the simultaneous recording model, respectively. And has a buffer memory larger than the size calculated under the simultaneous recording condition. The reproduction buffer memory A (reproduction buffer memory 512) and the reproduction buffer memory B (reproduction buffer memory 513) are buffers for temporarily holding respective data when two data are simultaneously reproduced.
[0099]
The information recording / reproducing apparatus shown in FIG. 5 has a function of simultaneously recording a plurality of real-time data on an information recording medium and a function of simultaneously reproducing a plurality of real-time data recorded on the information recording medium. However, by extracting means relating to simultaneous recording from the information recording / reproducing apparatus shown in FIG. 5, an information recording apparatus having a function of simultaneously recording a plurality of real-time data on an information recording medium is constituted. By extracting means related to simultaneous reproduction from the information recording / reproducing apparatus shown in FIG. 5, an information reproducing apparatus having a function of simultaneously reproducing a plurality of real-time data recorded on an information recording medium is constituted. It goes without saying that it can be done. Further, a function for assuring that a plurality of real-time data including edited real-time data are simultaneously reproduced by extracting means related to editing of real-time data from the information recording / reproducing apparatus shown in FIG. An editing device having the following configuration can be configured.
[0100]
FIG. 6 shows the procedure of the simultaneous recording method. Such a method can be stored in a memory in the system control unit 501 in the form of a program, for example. Such a program can be executed by a microcomputer in the system control unit 501, for example.
[0101]
The user uses the input unit 532 to input a simultaneous recording instruction to the information recording / reproducing apparatus. In accordance with the instruction for simultaneous recording, the minimum size Y of the recording area according to the maximum data rate of the data to be recorded is determined. The method of obtaining the minimum size Y of the recording area is as described with reference to FIG. 1 (Y = 4 × Ta × Vd × Vt ÷ (Vt−2 × Vd)). When recording a specific program such as a movie, the user sets the recording time. In this way, the recording parameters are determined (step S601).
[0102]
The unallocated area search unit 503 determines, for each real-time data to be recorded, an unallocated area having a size equal to or larger than the minimum size Y of the recording area determined in step S601, based on the data held in the bitmap memory 509. To search for. If the user specifies the recording time, the unallocated area in the volume space is searched until the total size of the unallocated area is equal to or more than the product of the maximum rate and the recording time, and at least one unallocated area in the volume space is searched. The allocation area is allocated as an area for recording real-time data (step S602). Therefore, each of at least one area allocated as an area for recording real-time data has a size of Y or more. This makes it possible to satisfy the simultaneous recording condition.
[0103]
In FIG. 3, recording areas 13, 14, and 15 are allocated as areas for recording real-time data A, and recording areas 16, 17, and 18 are allocated as areas for recording real-time data B. Each of the recording areas 13 to 18 has a size of Y or more. The position information of the recording areas 13 to 18 is stored in the allocation area memory 507.
[0104]
The data recording unit 505 instructs the optical disc drive 531 to record the real-time data A stored in the recording buffer memory A on the optical disc, and transfers the real-time data A to be recorded to the optical disc drive 531 (step S603). .
[0105]
In FIG. 3, real-time data A is recorded in a part of the recording area 13 in the recording operation W1. If it is determined in step S605 to be described later that the recording operation is to be continued, the real-time data A is recorded from the beginning of the recording area 14 in the recording operation W2 after the access operation A1.
[0106]
FIG. 3 shows an example in which the real-time data A is recorded from the middle of the recording area 13. However, when recording is started from the recording area 13, the real-time data A is recorded from the beginning of the recording area 13. You may make it.
[0107]
When the user inputs an instruction to end recording to the information recording / reproducing apparatus using the input unit 532, the recording switching unit 502 ends the recording operation (step S604).
[0108]
The recording switching unit 502 determines whether or not the recording buffer memory A is empty, and if it is determined that the recording buffer A is empty, the recording operation of the real-time data A is changed to the recording operation of the real-time data B. When switching is performed, when it is determined that the recording buffer A is not empty, the recording operation of the real-time data A is continued (step S605).
[0109]
In FIG. 3, since the recording buffer memory A becomes empty in the recording operation W2, switching from the recording operation of the real-time data A to the recording operation of the real-time data B occurs. As a result, after the access operation A2, the real-time data B is recorded in a part of the recording area 17 in the recording operation W5. In the recording operation W5, there is no problem in starting the recording of the real-time data B from the middle of the recording area 17. If necessary, another recording area can be accessed and the recording operation of the real-time data B can be continued. In FIG. 3, after the access operation A3, the recording operation of the real-time data B is continued in the recording operation W6.
[0110]
The data recording unit 505 instructs the optical disc drive 531 to record the real-time data B stored in the recording buffer memory B on the optical disc, and transfers the real-time data B to be recorded to the optical disc drive 531 (step S606). .
[0111]
The recording switching unit 502 determines whether or not the recording buffer memory B is empty, and when it is determined that the recording buffer B is empty, the recording operation of the real-time data B is changed to the recording operation of the real-time data A. If it is determined that the recording buffer B is not empty, the recording operation of the real-time data B is continued (step S607).
[0112]
In FIG. 3, since the recording buffer memory B becomes empty in the recording operation W6, switching from the recording operation of the real-time data B to the recording operation of the real-time data A occurs. As a result, after the access operation A4, the real-time data A is recorded in the remaining area of the recording area 14 in the recording operation W3. In the recording operation W3, there is no problem in starting the recording of the real-time data A from the middle of the recording area 14. If necessary, another recording area can be accessed and the recording operation of the real-time data A can be continued. In FIG. 3, after the access operation A5, the recording operation of the real-time data A is continued in the recording operation W4.
[0113]
When the recording of all data is completed, the file structure processing unit 504 records a file entry in the file structure area 12 in order to manage the area where the real-time data is recorded as a real-time extent (step S1). S608).
[0114]
As described above, the recording operation of the real-time data A and the recording operation of the real-time data B are switched while checking the accumulation state of the data in the recording buffer memories A and B.
[0115]
Although an example in which two real-time data are successively recorded has been described, three data can be recorded in a recording area having a size equal to or larger than an access operation twice as many as the number of real-time data. The above real-time data can be recorded continuously.
[0116]
When n pieces of real-time data are simultaneously recorded on the information recording medium, the pickup P for accessing an area on the information recording medium, the encoding module EMi for encoding the real-time data Di, and the encoded module EMi A simultaneous recording model (hereinafter, referred to as an "n-simultaneous recording model") including a recording buffer WBi for storing the real-time data Di is used. In this case, the following operation may be performed in each step described above.
[0117]
Step S602: The unallocated area search means 503 searches for an unallocated area in the volume space on the information recording medium, and allocates at least one unallocated area in the volume space as an area Ai for recording the real-time data Di. .
[0118]
Steps S603 and S606: The optical disk drive 531 executes the recording operation Wi for recording the real-time data Di stored in the recording buffer WBi in the area Ai according to the recording instruction from the data recording unit 505.
[0119]
Steps S605 and S607: The recording switching unit 502 determines whether the recording buffer WBi is empty during the execution of the recording operation Wi. If it is determined that the recording buffer WBi is empty, the recording switching unit 502 performs recording. The operation Wi is switched to the recording operation Wj (i ≠ j), and when it is determined that the recording buffer WBi is not empty, the recording operation Wi is continued.
[0120]
Here, each of the at least one area allocated as the area Ai satisfies the simultaneous recording condition that the recording buffer WBi can be made empty by at most one access operation and at most two recording operations. Is configured.
[0121]
For example, the simultaneous recording condition can be satisfied by each of the at least one area allocated as the area Ai having a size of Y or more. The method of obtaining the minimum size Y of the recording area is as described with reference to FIG.
[0122]
Y = 2 × n × Ta × Vd × Vt ÷ (Vt−n × Vd)
Ta indicates an access time required for the pickup P to access between an innermost area and an outermost area of the information recording medium.
[0123]
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi.
[0124]
Vd indicates the data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi for all i.
[0125]
Note that i is an arbitrary integer of 1 or more and n or less, and n is an arbitrary integer of 2 or more indicating the number of a plurality of real-time data to be simultaneously recorded.
[0126]
It should be noted that skip recording may be performed on an area allocated in advance. Skip recording is a method of performing recording while avoiding a defective sector detected in advance or a defective sector detected during data recording. For example, in FIG. 8 showing the skip recording operation, it is assumed that no defective sector is detected in the area 40 before recording, and the defective areas 41, 42, and 43 are detected during recording. In this case, the data to be recorded in the defective area is recorded in an area next to the defective area in order to perform recording while avoiding the defective area. In the example of FIG. 8, data is recorded in the order of skip recording SW1, SW2, SW3, and SW4. In the skip recording, since the access time is short, the skip recording may be performed while avoiding an area including a defective area in an ECC block unit instead of a sector unit. Assuming that the size of the ECC block is E, the access time of the ECC block in skip recording in ECC block units is E ÷ Vt. In the simultaneous recording, in order to ensure compatibility between devices, the number of ECC blocks to be skipped may be limited. For example, let e be the ratio of skippable areas in skip recording. When skip recording is applied under the conditions of simultaneous recording shown in FIG. 1, the minimum size of the recording area is set to Ye, and recording is performed in the area of Ye × (1-e), and the area of Ye × e is Only access is performed to be skipped. The condition of simultaneous recording considering skip recording when the ratio is within a specific ratio is as follows: Ye × (1−e) デ ー タ Vt × (Vt−Vd) −Ta × Vd −Ye × e ÷ Vt × Vd = (3 × Ta + Ye × (1-e) ÷ Vt) × Vd + Ye × e ÷ Vt × Vd, and Ye = 4 × Ta × Vd × Vt ÷ (Vt−e × Vt−2) × Vd). The buffer size Be required in this case is Be = (4 × Ta + Ye × (1-e) ÷ Vt) × Vd + 2 × Ye × e ÷ Vt × Vd.
[0127]
It should be noted that recording may be performed in units of ECC blocks instead of recording in units of sectors.
[0128]
Although not shown, a predetermined threshold value in the buffer is determined as a value for determining that the buffer is empty, and if the value falls below this value, it is determined that the buffer is empty. For this reason, the size of the buffer memory may have a minimum read / write unit margin or a rotation wait margin.
[0129]
Since the recording process is switched at an optimal timing, even if an error occurs during the recording operation and recording and reproduction cannot be performed for a certain period of time, pull-in to the steady state is quick.
[0130]
The diagram in FIG. 2 is a model, and an encoder and a decoder are not necessarily required. A system such as a streamer that handles only digital signals does not have an encoder or a decoder, but by applying the present invention to a streamer, it is possible to obtain an effect that AV data can be transferred without interruption.
[0131]
(Embodiment 2)
An embodiment in which the transfer rates of real-time data are different will be described. In the first embodiment, the conditions for simultaneous recording have been described on the assumption that the transfer rates are the same. In the present embodiment, simultaneous recording conditions are determined for data having a high transfer rate and data having a low transfer rate, so that data having a low transfer rate can be recorded even in a small continuous empty area. Can also be smaller.
[0132]
FIG. 9 shows two real-time data recording operations and an access operation, wherein recording of real-time data A with a high transfer rate is record A and recording of real-time data B with a low transfer rate is record B. The simultaneous recording model is the same as that shown in FIG. 2 described in the first embodiment. The change in the amount of data in the recording buffer during the simultaneous recording operation has been described in the first embodiment, and will not be described.
[0133]
FIG. 10 shows the layout of the recording area on the disk, with the left side showing the inner side of the disk and the right side showing the outer side of the disk. In FIG. 10, recording areas 111, 112, and 113 are areas allocated as areas for recording real-time data A, and recording areas 114, 115, and 116 are allocated as areas for recording real-time data B. Area. The real-time data A is actually recorded in a part 101 of the recording area 111, parts 102 and 103 of the recording area 112, and a part 104 of the recording area 113. The real-time data B is actually recorded in a part 105 of the recording area 114, parts 106 and 107 of the recording area 115, and a part 108 of the recording area 116.
[0134]
In FIG. 9, A21 to A27 indicate an operation (access operation) in which the pickup 74 moves between areas to be accessed. The time required for the access operations A1 to A27 is the time required for the pickup 74 to access between the innermost area and the outermost area of the disk (that is, the maximum access time Ta). And It is assumed that the data transfer rate between the recording buffers A and B and the pickup 74 is constant Vt. The data transfer rate between the encoder A and the recording buffer A is Vd1, which is the maximum value of the variable rate, and the data transfer rate between the encoder B and the recording buffer B is Vd2, which is the maximum value of the variable rate. And
[0135]
In a recording operation W21, real-time data A is recorded in the area 101. After the access operation A21, the real-time data A is recorded in the area 102 in a recording operation W22. Thereafter, switching from the recording operation of the real-time data A to the recording operation of the real-time data B occurs (access operation A22).
[0136]
In the recording operation W25, the real-time data B is recorded in the area 105. After the access operation A23, the real-time data B is recorded in the area 106 in a recording operation W26. Thereafter, switching from the recording operation of the real-time data B to the recording operation of the real-time data A occurs (access operation A24).
[0137]
Thus, the simultaneous recording method of the present invention is designed to satisfy the simultaneous recording condition that the recording operation is switched by at most one access operation and at most two recording operations.
[0138]
In the recording operation for recording the real-time data A, the data in the recording buffer A is consumed by Vt−Vd1, and in the access operation and the recording operation for recording the real-time data B, the data in the recording buffer A is Vd1. Stored. The amount of data in the recording buffer A consumed during the recording operation W21, the access operation A21, and the recording operation W22, and is accumulated between the access operation A22, the recording operation W25, the access operation A23, the recording operation W26, and the access operation A24. It is equal to the data amount of the recording buffer A. Therefore, if the minimum size of at least one recording area allocated as an area for recording real-time data A is Y1, and the minimum size of at least one recording area allocated as an area for recording real-time data B is Y2, The following equation holds.
[0139]
Y1 ÷ Vt × (Vt−Vd1) = (4Ta + Y2 ÷ Vt) × Vd1
Y2 ÷ Vt × (Vt−Vd2) = (4Ta + Y1 ÷ Vt) × Vd2
By modifying this equation, the equations for the minimum sizes Y1 and Y2 of the recording area can be obtained.
[0140]
Y1 = (4Ta × Vt × Vd1) ÷ (Vt−Vd1−Vd2)
Y2 = (4Ta × Vt × Vd2) ÷ (Vt−Vd1−Vd2)
Each of at least one recording area allocated as an area for recording real-time data A has a size of Y1 or more, and at least one recording area allocated as an area for recording real-time data B has By having a size equal to or larger than Y2, it is possible to satisfy a simultaneous recording condition for recording two real-time data having different data transfer rates without loss.
[0141]
The buffer size B1 required for the recording buffer A and the buffer size B2 required for the recording buffer B are obtained according to the following equations.
[0142]
B1 = (4Ta + Y2 ÷ Vt) Vd1
B2 = (4Ta + Y1 ÷ Vt) Vd2
Thus, if Vd1> Vd2, Y2 and B2 can be made smaller than Y1 and B1, respectively.
[0143]
When recording the real-time data, if the maximum transfer rate of the data to be recorded is known in advance, data can be recorded by allocating a continuous free area larger than the size satisfying the above simultaneous recording condition to the recording area. .
[0144]
As described above, in the simultaneous recording method described in FIG. 6 of the first embodiment, the simultaneous recording of the present embodiment can be performed by changing the expression of the simultaneous recording condition in the search for the unallocated area.
[0145]
If the transfer rate is not known until immediately before recording, the data to be recorded first is the maximum value of the transfer rate, the transfer rate of data to be recorded in the future is the maximum value allowed by the system, and the recording area of the data to be recorded is simultaneous recording. Can be searched to satisfy the condition. When recording the second data, the transfer rate can be known, so that a recording area having an optimal size can be searched.
[0146]
The configuration of the information recording / reproducing apparatus is the same as the configuration described in the first embodiment, except for the sizes of the recording buffer memories A and B. The algorithm for switching between the recording operation of the real-time data A and the recording operation of the real-time data B is the same as that described in the first embodiment. That is, when the recording buffer memory A becomes empty, the recording operation of the real-time data A is switched to the recording operation of the real-time data B, and when the recording buffer memory B becomes empty, the recording operation of the real-time data B is performed in real time. The operation is switched to the data A recording operation.
[0147]
The present invention is also applicable to a case where a digital broadcast of a plurality of channels is recorded. When recording high-definition video data and low-rate video data for mobile devices, use the maximum transfer rate of each to effectively use the free space on the disk that has been repeatedly recorded and erased many times. I can do it. In addition, since there is no need to interleave low-rate data with high-rate data and record it, low-rate data can be recorded as close as possible, making it possible to transfer low-rate data to mobile terminals. There is also an advantage that data can be transferred at high speed with less access.
[0148]
FIG. 11 shows a recording operation and an access operation of three real-time data having different data transfer rates. 9, W31 to W42 denote a recording operation, A31 to A40 denote an access operation, and 121 to 132 denote recording areas where real-time data is actually recorded. Based on FIG. 11, when conditions for simultaneously recording three real-time data are obtained, as in the case of recording two real-time data simultaneously,
Y1 = (6Ta × Vt × Vd1) ÷ (Vt−Vd1−Vd2−Vd3)
Y2 = (6Ta × Vt × Vd2) ÷ (Vt−Vd1−Vd2−Vd3)
Y3 = (6Ta × Vt × Vd3) ÷ (Vt−Vd1−Vd2−Vd3)
B1 = (6Ta + Y2 ÷ Vt + Y3 ÷ Vt) Vd1
B2 = (6Ta + Y3 ÷ Vt + Y1 ÷ Vt) Vd2
B3 = (6Ta + Y1 ÷ Vt + Y2 ÷ Vt) Vd3
It becomes. Here, Y, Vd, and B indicate the minimum size of the recording area, the transfer rate of the data to be recorded, and the buffer size of the recording buffer, respectively, and the subscript indicates the number of the real-time data to be recorded.
[0149]
Further, when simultaneously recording n pieces of real-time data on the information recording medium, the above-described “n-simultaneous recording model” is used. The minimum size Yi of each of the at least one recording area allocated as the area Ai for recording the real-time data Di and the size Bi of the recording buffer WBi for storing the real-time data Di are obtained according to the following equations.
[0150]
Yi = (2 × n × Ta × Vt × Vdi) {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)}
Bi = {2 × n × Ta + (Y1 + Y2 +... + Yn)} Vt−Yi ÷ Vt} Vdi
Ta indicates an access time required for the pickup P to access between an innermost area and an outermost area of the information recording medium.
[0151]
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi.
[0152]
Vdi indicates a data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi.
[0153]
Note that i is an arbitrary integer of 1 or more and n or less, and n is an arbitrary integer of 2 or more indicating the number of a plurality of real-time data to be simultaneously recorded.
[0154]
Note that the above-described conditions for simultaneous recording are also applicable when the transfer rates of the real-time data are the same (that is, when Vd1 = Vd2 =... = Vdn).
[0155]
(Embodiment 3)
An embodiment in the case of simultaneous recording of real-time data at a fixed transfer rate with different transfer rates of real-time data will be described. DV format data used in digital video cameras has a fixed transfer rate instead of variable rate data as in MPEG. In the case of fixed-rate real-time data, if the optimal size of the recording area can be determined, the recording operation can be switched in units of recording area, so that the switching operation can be simplified and the size of the recording area can be reduced. I can do it.
[0156]
FIG. 25 is a diagram showing a layout of a recording area in which two real-time data are simultaneously recorded. As shown in the figure, the size of each recording area is recorded at a fixed size that differs for each type of data to be recorded.
[0157]
FIG. 12 shows a recording operation and an access operation of two real-time data having different data transfer rates. 9, W51 to W54 indicate a recording operation, A51 to A53 indicate an access operation, and 151 to 154 indicate a recording area. Since the rate is fixed, the switching of the recording operation can be performed in units of areas. Therefore, the recording operation can be switched when the recording in one recording area is completed.
[0158]
The configuration of the information recording / reproducing apparatus is the same as the configuration of the information recording / reproducing apparatus shown in FIG. 5, except that the operation of the unallocated area search unit 503 and the operation of the recording switching unit 502 are different.
[0159]
FIG. 26 shows the procedure of the simultaneous recording method. Such a method can be stored in a memory in the system control unit 501 in the form of a program, for example. Such a program can be executed by a microcomputer in the system control unit 501, for example.
[0160]
The procedure of simultaneous recording shown in FIG. 26 is different in that the conditional expression for simultaneous recording in the unallocated area search step (S701) is different and that the conditions for switching between data recording A and data recording B (S702, S703) are different. Except for this, the procedure is the same as the simultaneous recording procedure shown in the first embodiment (FIG. 6).
[0161]
In step S701, the unallocated area search unit 503 searches for an unallocated area having a size of Y1 (or Y2), and stores at least one unallocated area thus searched for in an area for recording real-time data. Assigned as How to determine Y1 and Y2 will be described later.
[0162]
In step S702, the recording switching unit 502 determines whether or not the real-time data A has been recorded to the end of at least one recording area allocated as the area for recording the real-time data A in the recording operation of the real-time data A. If it is determined that the real-time data A has been recorded to the end of the recording area, the recording operation of the real-time data A is switched to the recording operation of the real-time data B, and the real-time data A is recorded. If it is determined that the data has not been recorded up to the end of the area, the recording operation of the real-time data A is continued.
[0163]
In step S703, the recording switching unit 502 determines whether or not the real-time data B has been recorded to the end of at least one recording area allocated as an area for recording the real-time data B in the recording operation of the real-time data B. If it is determined that the real-time data B has been recorded to the end of the recording area, the recording operation of the real-time data B is switched to the recording operation of the real-time data A, and the real-time data B is recorded. If it is determined that the data has not been recorded up to the end of the area, the recording operation of the real-time data B is continued.
[0164]
The data amount of the recording buffer A consumed during the recording operation W51 is equal to the data amount of the recording buffer A accumulated during the access operation A51, the recording operation W53, and the access operation A52. Accordingly, assuming that the size of at least one recording area allocated as an area for recording real-time data A is Y1 and the size of at least one recording area allocated as an area for recording real-time data B is Y2, The formula holds.
[0165]
Y1 ÷ Vt × (Vt−Vd1) = (2Ta + Y2 ÷ Vt) × Vd1
Y2 ÷ Vt × (Vt−Vd2) = (2Ta + Y1 ÷ Vt) × Vd2
By modifying this equation, an equation for the size Y1 and Y2 of the recording area can be obtained.
[0166]
Y1 = (2Ta × Vt × Vd1) ÷ (Vt−Vd1−Vd2)
Y2 = (2Ta × Vt × Vd2) ÷ (Vt−Vd1−Vd2)
The buffer size B1 required for the recording buffer A and the buffer size B2 required for the recording buffer B are obtained according to the following equations.
[0167]
B1 = (2Ta + Y2 ÷ Vt) Vd1
B2 = (2Ta + Y1 ÷ Vt) Vd2
By using the different recording rates to set simultaneous recording conditions for fixed-rate real-time data, real-time data can be recorded in a smaller recording area for low-rate data. And the free space on the disk can be used effectively.
[0168]
Considering the case of recording three real-time data with the same considerations, FIG. 13 shows a recording operation and an access operation.
Y1 = (3Ta × Vt × Vd1) ÷ (Vt−Vd1−Vd2−Vd3)
Y2 = (3Ta × Vt × Vd2) ÷ (Vt−Vd1−Vd2−Vd3)
Y3 = (3Ta × Vt × Vd3) ÷ (Vt−Vd1−Vd2−Vd3)
B1 = (3Ta + Y2 ÷ Vt + Y3 ÷ Vt) Vd1
B2 = (3Ta + Y3 ÷ Vt + Y1 ÷ Vt) Vd2
B3 = (3Ta + Y1 ÷ Vt + Y2 ÷ Vt) Vd3
It becomes.
[0169]
Further, when simultaneously recording n pieces of real-time data on the information recording medium, the above-described “n-simultaneous recording model” is used. In this case, the following operation may be performed in steps S701, S603, S606, S702, and S703 shown in FIG.
[0170]
Step S701: The unallocated area search unit 503 searches for an unallocated area in the volume space on the information recording medium, and allocates at least one unallocated area in the volume space as an area Ai for recording the real-time data Di.
[0171]
Steps S603 and S606: The optical disk drive 531 executes the recording operation Wi for recording the real-time data Di stored in the recording buffer WBi in the area Ai according to the recording instruction from the data recording unit 505.
[0172]
Steps S702 and S703: The recording switching unit 502 determines whether or not the real-time data Di has been recorded to the end of at least one of the at least one recording area allocated as the area Ai in the recording operation Wi. When it is determined that the data Di has been recorded to the end of the recording area, the recording operation Wi is switched to the recording operation Wj (i ≠ j), and the real-time data Di is not recorded to the end of the recording area. Is determined, the recording operation Wi is continued.
[0173]
Here, each of the at least one recording area allocated as the area Ai for recording the real-time data Di is provided between n access operations and (n-1) recording operations accompanying the switching of the recording operation. The real-time data Di accumulated in the recording buffer WBi is recorded in one recording operation so as to satisfy a simultaneous recording condition.
[0174]
For example, the simultaneous recording condition can be satisfied by each of at least one recording area allocated as the area Ai for recording the real-time data Di having the size of Yi.
[0175]
The size Yi of the recording area and the size Bi of the recording buffer WBi are obtained according to the following equations.
[0176]
Yi = (n × Ta × Vt × Vdi) {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)}
Bi = {n * Ta + (Y1 + Y2 +... + Yn)} Vt-Yi {Vt} Vdi
Ta indicates an access time required for the pickup P to access between an innermost area and an outermost area of the information recording medium.
[0177]
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi.
[0178]
Vdi indicates a data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi.
[0179]
Note that i is an arbitrary integer of 1 or more and n or less, and n is an arbitrary integer of 2 or more indicating the number of a plurality of real-time data to be simultaneously recorded.
[0180]
Next, the access performance of a drive for recording and reproducing a disc will be described. FIG. 14 is a diagram showing the breakdown of the access time of the drive when accessing the sector of the target track. When the access distance is long, the pickup moves and it takes an access time corresponding to the coarse seek. When recording data, in the case of a CLV type (constant linear velocity) disk, the number of rotations of the disk must be changed according to the radial position to be accessed. It takes a spindle lock time to adjust to a predetermined rotation speed. If the number of rotations of the disk is locked, an address search can be performed. Therefore, it takes an access time corresponding to a fine seek for performing a multi-jump in units of a plurality of tracks mainly using an optical system of a pickup and accessing a target track. Thereafter, by waiting for rotation until a predetermined sector comes, recording or reproduction becomes possible. If the access distance is within the range of the fine seek, the access time is the fine seek and the rotation wait time. If the access is 1/3 of the disk capacity, the spindle lock time and the coarse seek time are defined as the access time. You can do it.
[0181]
In this manner, by checking the access performance of the drive in advance and determining it, the access time between the extents in simultaneous recording can use the access time required from the access performance of the drive instead of the full seek. Thus, under the simultaneous recording condition, a value smaller than the full seek time can be used, so that recording can be performed in a smaller continuous recording area. In addition, even if the extent is shortened at the time of editing, the number of cases where it can be determined that continuous reproduction is possible increases.
[0182]
FIG. 27 is a diagram showing an access at the time of simultaneous recording of three real-time data and a layout of a recording area. For example, if the recording area 128 and the recording area 129 are separated from each other by the distance between the innermost area and the outermost area of the disk, the time required for the access operations A40, A34, and A36 is equal to the full seek access time. If the recording area 122 and the recording area 121 are separated from each other by a distance of about 100 tracks, the time required for the access operation A31 is substantially equal to the access time of the fine seek.
[0183]
In the simultaneous recording method shown in FIG. 6, the estimation of the access time (the first access time or the second access time) is performed in the unallocated area search step S602. In the simultaneous recording method shown in FIG. 26, the estimation of the access time is performed in the unallocated area search step S701. The estimation of the access time is performed by the unallocated area search unit 503 (FIG. 5).
[0184]
Therefore, the conditions for simultaneous recording described in the second embodiment are as follows, considering the estimation of the access time.
[0185]
Yi = {2 × (T1 +... + Tn) × Vt × Vdi} ÷ {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)}
Bi = {2 × (T1 +... + Tn) + (Y1 + Y2 +... + Yn)} Vt−Yi ÷ Vt} Vdi
Here, Ti indicates the first access time or the second access time. The first access time refers to an access time required for the pickup P to access the area Aj for recording the real-time data Dj from the area Ai for recording the real-time data Di. The second access time refers to an access time required to access another one from at least one of the recording areas allocated as the area Ai for recording the real-time data Di.
[0186]
Note that i is an arbitrary integer of 1 or more and n or less, and n is an arbitrary integer of 2 or more indicating the number of a plurality of real-time data to be simultaneously recorded.
[0187]
Note that the above-described conditions for simultaneous recording are also applicable when the transfer rates of the real-time data are the same (that is, when Vd1 = Vd2 =... = Vdn).
[0188]
The conditions for simultaneous recording described in the third embodiment are as follows, considering the estimation of access time.
[0189]
Yi = {(T1 +... + Tn) × Vt × Vdi {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)}
Bi = {(T1 +... + Tn) + (Y1 + Y2 +... + Yn)} Vt-Yi {Vt} Vdi
Here, Ti indicates an access time required for the pickup P to access the area Aj for recording the real-time data Dj from the area Ai for recording the real-time data Di.
[0190]
Note that i is an arbitrary integer of 1 or more and n or less, and n is an arbitrary integer of 2 or more indicating the number of a plurality of real-time data to be simultaneously recorded.
[0191]
Note that the above-described conditions for simultaneous recording are also applicable when the transfer rates of the real-time data are the same (that is, when Vd1 = Vd2 =... = Vdn).
[0192]
Next, a method of improving the disk use efficiency and the editability by limiting the full seek time will be described. FIG. 15 is a diagram showing the relationship between the rotation speed difference of the drive spindle motor and the access time,
TRQ = (N1-N2) .J / (dt.Kj)
On the assumption that the access time Tacc is
Tacc = (spindle lock time) + (rotation wait time) + constant
= (N1−N2) × J ÷ (TRQ × KJ) + Trev + constant
≒ A × dN + B
Here, A, B: constants, dN: rotation speed difference (= N1−N2), dt: spindle lock time, J: disk inertia, Kj: conversion constant, N1: rotation speed before access, N2: after access , Trev: rotation waiting time, TRQ: motor torque, and an access performance model set from the relationship between the disk rotation speed difference and the access time. When the pickup is moved to the vicinity of the target track as described with reference to FIG. 14, a coarse seek and a change in the rotation speed of the spindle motor are required. In the performance of the spindle motor used in the optical disk drive, the access time is dominated by the change in the spindle speed. Therefore, noting that the spindle lock time is proportional to the difference in the number of rotations, the access time can be formulated as described above. Furthermore, when the rotation waiting time Trev is sufficiently smaller than the spindle lock time, the access time Tacc can be omitted, and the access time Tacc can be estimated linearly with respect to the disk rotation speed difference dN.
[0193]
Further, when the initial position and the target position of the pickup are known, the rotational speed and the rotational speed difference of the disk can be uniquely obtained from the relationship with the linear velocity of the disk.
Assuming that the address before access is A1, the address after access is A2, and the radial positions are r1 and r2, respectively, and the radial position where the address is 0 is r0, the address is proportional to the band-shaped area. So, let C be a constant,
A1 = C · (π · r1 · r1−π · r0 · r0)
A2 = C · (π · r2 · r2−π · r0 · r0)
Since the rotation speed at a certain address is inversely proportional to the radius, the rotation speeds of A1 and A2 are defined as N1, N2, and D as constants.
N1 = D / r1
N2 = D / r2
Therefore, the rotation speed can be obtained from the address by using the above relational expression.
[0194]
FIG. 16 is a diagram showing the relationship between the radial position of the disk and the number of rotations, and shows an example of a disk having a diameter of 12 cm, a capacity of 25 GB, and a read rate of 72 Mbps. Since the product of the radial position and the number of rotations is constant, when access is made at the same distance in the radial direction, the difference in the number of rotations is smaller on the outer circumference than on the inner circumference, so that the access time is shorter. The volume space is an area with a radius of 24 mm to 58 mm, and the full seek time is proportional to the rotational speed difference 2270 rpm. If the area for recording the AV data is an area with a radius of 38 mm to 58 mm, the access time is approximately 2.7 times smaller because the access time is proportional to the rotation speed difference of 840 rpm. As shown in FIG. 28, in the case where the worst access time in the area from the radius of 24 mm to 58 mm is 1000 msec, if the recording area is provided in the range from the radius of 38 mm to 58 mm, the worst access time becomes 370 msec. The capacity of the area from the radius of 38 mm to 58 mm is reduced by about 30% to 17 GB. If the demand for the capacity is not strong, the access time can be set by setting the recording area of the AV data on the outer peripheral side as a high-speed access zone. Can be greatly reduced, and the size of the necessary continuous recording area under the condition of simultaneous recording can be reduced in proportion to this. Therefore, when performing cut editing or AV split editing, setting a high-speed access zone increases the number of cases where continuous playback can be performed even if the extent is shortened.
[0195]
When performing recording using the above characteristics, the disc may be classified into a disc in which a high-speed access zone is set and a disc in which no high-speed access zone is set. When a high-speed access zone is set, information indicating a class may be recorded in the lead-in area or the volume space as class 1, otherwise, it may be recorded as class 0. Further, the maximum access time in the high-speed access zone may be further recorded together with the class information. By doing so, even if the disc is inserted into a different device, the information on the class can be known, so that the compatibility between the devices is improved.
[0196]
In addition, when a 25 GB optical disk is used for a consumer video recorder such as a VTR, the recording time can be as long as 10 hours. Will be able to do this on the disc. In such a case, editing performance after recording can be secured by setting a plurality of high-speed access zones.
[0197]
Further, in a two-layer disc, zones are provided on each of the recording surfaces of the first and second layers so that the radial positions are the same, and a high-speed access zone composed of these two zones is set. By providing a high-speed access zone in a single-layer disc, the capacity reduction becomes an issue, but it is solved in a two-layer disc. Note that the radius positions of the recording surfaces of the first and second layers cannot be set to exactly the same radius position due to physical intersection, but the recording surfaces of the first and second layers are respectively different. The access time by switching the focus is about the focus switching time of the pickup and the rotation waiting time, so it is generally smaller than fine seek, and the switching time between layers is the time to access from the innermost circumference to the outermost circumference in the high-speed access zone. Small enough.
[0198]
When n pieces of real-time data are simultaneously recorded on the information recording medium, the area Ai for recording the real-time data Di is set to the outer peripheral portion (for example, (In the high-speed access zone). Thus, the access time can be reduced.
[0199]
(Embodiment 4)
In the present embodiment, related audio data and video data are recorded in separate areas, and after recording, the conditions of whether or not simultaneous reproduction is possible when cut editing is performed are described with reference to FIGS. 18, 19, and 20. A description will be given using three specific examples indicated by. In the cut editing, a reproduction start point (hereinafter referred to as an in point) and a reproduction end point (hereinafter referred to as an out point) are sequentially designated with respect to recorded real-time data so that a plurality of sections can be sequentially reproduced. That means. If the audio data and the video data are not recorded as one MPEG stream but each are recorded in separate areas, the audio data and the video data can be regarded as two real-time data. Simultaneous recording can be performed using the method described in the first, second, and third embodiments.
[0200]
FIG. 17 shows a simultaneous reproduction model for simultaneously reproducing two real-time data. The simultaneous reproduction model includes a pickup 74 for recording and reproducing real-time data on an information recording medium, a reproduction buffer A (reproduction buffer 78) for storing real-time data A read from the information recording medium, and a reproduction buffer A A decoder A (decoder 76) for decoding the real-time data A stored in the memory, a reproduction buffer B (reproduction buffer 79) for storing the real-time data B read from the information recording medium, and a reproduction buffer B And a decoder B (decoder 77) for decoding the obtained real-time data B.
[0201]
The difference between the simultaneous playback model and the simultaneous recording model is that, in simultaneous playback, data is accumulated in the playback buffer when data is read out, and playback of real-time data may be interrupted unless the playback buffer becomes empty at the time of access. On the other hand, in simultaneous recording, when data is recorded, the data in the recording buffer decreases, and at the time of access, if the data is accumulated in the recording buffer and the data does not overflow from the recording buffer, the recorded data may be lost. There is no point.
[0202]
The conditions for simultaneous reproduction for simultaneously reproducing a plurality of real-time data recorded on the information recording medium are similar to the conditions for simultaneous recording. The difference is that the data transfer rate such as Vt, Vd, Vd1, Vd2 means not the data transfer rate for recording but the data transfer rate for reproduction. That is, in simultaneous reproduction, Vt means the data transfer rate between the pickup 74 and the reproduction buffers A and B, and Vd indicates the data transfer rate between the decoders A and B and the reproduction buffers A and B. Vd1 means the data transfer rate between the decoder A and the reproduction buffer A, and Vd2 means the data transfer rate between the decoder B and the reproduction buffer B.
[0203]
FIG. 29 is a diagram showing an access for simultaneous reproduction on a disc and a layout of a variable-size recording area when simultaneously reproducing data recorded in the recording area described in the first embodiment. Simultaneously recorded data can be reproduced simultaneously using a reproducing device similar to the recording device.
[0204]
FIG. 30 is a flowchart showing a simultaneous reproduction method corresponding to the simultaneous recording method when the recording rate of the data to be recorded is temporally variable. The difference from the recording is that the recording buffer is a reproduction buffer and the condition for switching from one reproduction to the other reproduction is different. That is, in the simultaneous reproduction, the reproduction operation is switched when the reproduction buffer becomes full.
[0205]
When simultaneously reproducing the n pieces of real-time data recorded on the information recording medium, the pickup P accessing the area on the information recording medium and the real-time data Di read from the information recording medium are stored. A simultaneous playback model (hereinafter, referred to as an "n-simultaneous playback model") including a playback buffer RBi for performing the decoding and a decoding module DMi for decoding the real-time data Di stored in the playback buffer RBi is used. In this case, the following operation may be performed in steps S712, S715, S713, and S714 shown in FIG.
[0206]
Steps S712 and S715: The optical disk drive 531 executes a reproducing operation Ri for reading out the real-time data Di from the area Ai in which the real-time data Di is recorded in accordance with a reproduction instruction from the data reproducing unit 506.
[0207]
Steps S713 and S714: The playback switching means 515 determines whether or not the playback buffer RBi is full during the execution of the playback operation Ri. If it is determined that the playback buffer RBi is full, playback is performed. The operation Ri is switched to the reproduction operation Rj (i ≠ j), and when it is determined that the reproduction buffer RBi is not full, the reproduction operation Ri is continued.
[0208]
Here, each of the at least one recording area allocated as the area Ai for recording the real-time data Di can fill the reproduction buffer RBi with at most one access operation and at most two reproduction operations. It is configured to satisfy the simultaneous reproduction condition that it can be performed.
[0209]
For example, the simultaneous reproduction condition can be satisfied by each of the at least one recording area allocated as the area Ai for recording the real-time data Di having a size of Y (or Yi) or more.
[0210]
The minimum size Y of the recording area and the size B of the reproduction buffer RWi are obtained according to the following equation.
[0211]
Y = 2 × n × Ta × Vd × Vt ÷ (Vt−n × Vd)
B = (2 × n × Ta + (n−1) × Y / Vt) × Vd
Ta indicates an access time required for the pickup P to access between an innermost area and an outermost area of the information recording medium.
[0212]
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the reproduction buffer RBi.
[0213]
Vd indicates the data transfer rate between the decoding module DMi and the reproduction buffer RBi for all i.
[0214]
Alternatively, the minimum size Yi of the recording area and the size Bi of the reproduction buffer RWi may be obtained according to the following equation.
[0215]
Yi = (2 × n × Ta × Vt × Vdi) {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)}
Bi = {2 × n × Ta + (Y1 + Y2 +... + Yn)} Vt−Yi ÷ Vt} Vdi
Vdi indicates a data transfer rate between the decoding module DMi and the reproduction buffer RBi.
[0216]
Alternatively, the minimum size Yi of the recording area and the size Bi of the reproduction buffer RWi may be obtained in accordance with the following formula in consideration of the estimation of the access time.
[0217]
Yi = {2 × (T1 +... + Tn) × Vt × Vdi} ÷ {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)}
Bi = {2 × (T1 +... + Tn) + (Y1 + Y2 +... + Yn)} Vt−Yi ÷ Vt} Vdi
Ti indicates the first access time or the second access time. The first access time refers to an access time required for the pickup P to access the area Aj for recording the real-time data Dj from the area Ai for recording the real-time data Di. The second access time refers to an access time required to access another one from at least one of the recording areas allocated as the area Ai for recording the real-time data Di.
[0218]
Note that i is an arbitrary integer of 1 or more and n or less, and n is an arbitrary integer of 2 or more indicating the number of a plurality of real-time data to be simultaneously recorded.
[0219]
Note that the above-described conditions for simultaneous reproduction can be applied to the case where the transfer rates of the real-time data are the same (that is, the case where Vd1 = Vd2 =... = Vdn).
[0220]
FIG. 31 is a diagram showing conditions of simultaneous reproduction for a variable-size recording area. Each reproduction buffer can continuously transfer data to a decoder without causing an underflow. A predetermined threshold value in the buffer is determined as a value for determining that the buffer is full, and if the value exceeds this value, it is determined that the buffer is full.
[0221]
When the conditional expression for simultaneous reproduction is obtained from FIG. 31, it becomes the same expression as the corresponding simultaneous recording.
[0222]
FIG. 32 is a diagram illustrating a layout of a simultaneous-size access area and a fixed-size recording area on a disc when data recorded in the recording area described in the third embodiment is simultaneously reproduced.
[0223]
FIG. 33 is a flowchart showing a simultaneous reproduction method corresponding to the simultaneous recording method when the recording rate of the data to be recorded is fixed. The difference from the recording is that the recording buffer is a reproduction buffer and the condition for switching from one reproduction to the other reproduction is different. That is, in the simultaneous reproduction, the reproduction operation is continued until the end of the area in which the data to be reproduced is recorded, and the reproduction operation is switched at the end.
[0224]
When simultaneously reproducing the n pieces of real-time data recorded on the information recording medium, the above-described “n-simultaneous reproduction model” is used. In this case, the following operation may be performed in steps S712, S715, S717, and S718 shown in FIG.
[0225]
Steps S712 and S715: The optical disk drive 531 executes a reproducing operation Ri for reading out the real-time data Di from the area Ai in which the real-time data Di is recorded in accordance with a reproduction instruction from the data reproducing unit 506.
[0226]
Steps S717 and S718: The playback switching means 505 determines whether or not the real-time data Di has been read to the end of one of the at least one recording area allocated as the area Ai in the playback operation Ri. When it is determined that the real-time data Di has been read to the end of the recording area, the reproducing operation Ri is switched to the reproducing operation Rj (i ≠ j), and the real-time data Di is read to the end of the recording area. If it is determined that the reproduction has not been performed, the reproduction operation Ri is continued.
[0227]
Here, each of the at least one area allocated as the area Ai for recording the real-time data Di is obtained by switching the real-time data Di accumulated in the reproduction buffer RBi during a single reproduction operation when the reproduction operation is switched. It is configured to satisfy the simultaneous reproduction condition that it can be consumed between n access operations and (n-1) reproduction operations.
[0228]
For example, when each of at least one recording area allocated as the area Ai for recording the real-time data Di has the size of Yi, the simultaneous reproduction condition can be satisfied.
[0229]
The size Yi of the recording area and the size Bi of the reproduction buffer RWi are obtained according to the following equations.
[0230]
Yi = (n × Ta × Vt × Vdi) {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)}
Bi = {n * Ta + (Y1 + Y2 +... + Yn)} Vt-Yi {Vt} Vdi
Alternatively, in consideration of the estimation of the access time, the size Yi of the recording area and the size Bi of the reproduction buffer RWi may be obtained according to the following formula.
[0231]
Yi = {(T1 +... + Tn) × Vt × Vdi {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)}
Bi = {(T1 +... + Tn) + (Y1 + Y2 +... + Yn)} Vt-Yi {Vt} Vdi
Ti indicates an access time required for the pickup P to access the area Aj for recording the real-time data Dj from the area Ai for recording the real-time data Di.
[0232]
Note that i is an arbitrary integer of 1 or more and n or less, and n is an arbitrary integer of 2 or more indicating the number of a plurality of real-time data to be reproduced simultaneously.
[0233]
Note that the above-described conditions for simultaneous reproduction can be applied to the case where the transfer rates of the real-time data are the same (that is, the case where Vd1 = Vd2 =... = Vdn).
[0234]
FIG. 34 is a diagram showing conditions of simultaneous reproduction for a fixed-size recording area. Each reproduction buffer can continuously transfer data to the decoder without underflow, and reproduction at the end of the recording area. Simultaneous playback is performed while switching the operation.
[0235]
When the conditional expression for simultaneous reproduction is obtained from FIG. 34, it becomes the same expression as the corresponding simultaneous recording.
[0236]
The configuration of the information recording / reproducing apparatus is the same as the configuration of the information recording / reproducing apparatus shown in FIG. The reproduction switching means 515 controls the switching of the reproduction operation of the real-time data, and realizes continuous data reproduction while buffering the data to be reproduced using the reproduction buffer memories A and B (512 and 513).
[0237]
FIG. 35 shows a procedure of a method for editing real-time data. Such a method can be stored in a memory in the system control unit 501 in the form of a program, for example. Such a program can be executed by a microcomputer in the system control unit 501, for example.
[0238]
The file structure processing means 504 reproduces the file structure in order to obtain where the data of the file is recorded (step S721).
[0239]
The in-point and out-point setting means 514 specifies the range of the area to be reproduced in the area where the real-time data is recorded by using the in-point and the out-point (step S722).
[0240]
The unallocated area search unit 503 determines whether or not the condition for simultaneous reproduction is satisfied when reproducing the area specified by the in point and the out point (step S723). The determination result is presented to the user by an arbitrary method (for example, displayed on a display). If the conditions for simultaneous playback are satisfied, the user can see that continuous playback is possible. If the conditions for simultaneous playback are not satisfied, the user must change the editing point to enable continuous playback, or move the data of the part that causes discontinuity to enable continuous playback. Can be.
[0241]
Note that the conditions for simultaneous reproduction can be any of the conditions for simultaneous reproduction described above. By permitting the editing of the real-time data only when the conditions for simultaneous reproduction are satisfied, it is possible to guarantee that a plurality of real-time data including the edited real-time data are reproduced simultaneously.
[0242]
Note that the above-described “n-simultaneous reproduction model” is used to ensure that n pieces of real-time data including edited real-time data are reproduced simultaneously. In this case, the following operation may be performed in steps S722 and S723 shown in FIG.
[0243]
Step S722: The in point out point setting means 514 selects at least one area from the area Ai in which the real-time data Di is recorded. The at least one selected area indicates a range of an area that the user wants to reproduce. Here, the method of selecting at least one region does not matter. For example, by specifying the range of the area Ai using the in point and the out point, at least one area can be selected from the area Ai.
[0244]
Step S723: The unallocated area search unit 503 determines whether or not each of the at least one area selected in step S722 is configured to satisfy the simultaneous reproduction condition. Editing of the real-time data Di is permitted only when the determination result is “Yes”.
[0245]
Note that i is an arbitrary integer of 1 or more and n or less, and n is an arbitrary integer of 2 or more indicating the number of a plurality of real-time data to be reproduced simultaneously.
[0246]
FIG. 18 is a diagram showing the arrangement of data obtained by cutting and editing video data and audio data recorded at the same time and access at the time of reproduction. In this example, a recording area 155 of audio data corresponding to the recording area 151 of video data is arranged on the inner side, and a recording area 156 of audio data corresponding to the recording area 155 of video data is arranged on the outer side. . In cut editing, an in point and an out point are specified for video and audio, respectively, and a video recording area 171 and an audio recording area 172 are specified to be reproduced. As an access operation, after reproducing the recording area 171 (R21), the recording area 172 is reproduced after the access time Tf (R22), and after the access time Ta, the recording area 155 is reproduced. A part of the data (recording areas 171 and 172) recorded on the inner side is reproduced, and a condition is determined as to whether the recording areas 155 and 156 of the audio and video data arranged on the outer side can be reproduced continuously. Think. If the data size of the real-time data recorded on the disc is larger than the product of the time from the start of reading the data to the time when the next recording area of the data is accessed and the data rate of the data, the data is reproduced. The buffer is never empty. From this, regarding video data,
YV ÷ VdV => (Ta + YV ÷ Vt + (Tf + YA ÷ Vt) + (a + b) × Ts)
Regarding audio data,
YA ÷ VdA => (Ta + YV ÷ Vt + (Tf + YA ÷ Vt) + (a + b) × Ts)
Therefore, the conditions for simultaneous playback are:
YV ÷ VdV => (Ta + Tf + (a + b) × Ts) × Vt ÷ (Vt−VdV−VdA)
YA {VdA => (Ta + Tf + (a + b) × Ts) × Vt} (Vt−VdV−VdA)
Since the time to play audio data and the time to play video data are the same,
YA ÷ VdA = YV ÷ VdV
The required buffer size is
BV => (Ta + Tf + (a + b) × Ts + YA ÷ Vt) × VdV
BA => (Ta + Tf + (a + b) × Ts + YV ÷ Vt) × VdA
Here, YV, YA: minimum size of the recording areas 171 and 172, VdV: data rate of video data, VdA: data rate of audio data, Tf: access time to the recording areas 171 to 172, Ta: from the recording area 172 Access time to the recording area 155, a, b: number of ECC blocks to be skipped in the recording areas 171 and 172, Ts: time to read one ECC block, Vt: data read rate from the disk, BV: video data Required for reproduction of audio data, BA: size of reproduction buffer required for audio data.
[0247]
Since the video data and the audio data have a correlation, the video data and the audio data are rarely recorded at random, but are recorded near each other. For example, it may be recorded at a distance within a fine seek or may be recorded in an adjacent area. When recording is performed at a distance within the fine seek, Tf is about 100 msec, and when Ta is set to 1 sec, the condition for simultaneous reproduction is greatly eased as compared with the case where Tf is regarded as Ta.
[0248]
Next, conditions for simultaneous reproduction in a case where an in point and an out point are set in two sets of recording areas will be described. FIG. 19 is a diagram showing the arrangement and access of data obtained by cutting and editing two sets of simultaneously recorded video data and audio data. The recording areas 151 and 153 are the same as those described above. In this example, an in point and an out point are set in the recording area 156 of the audio data corresponding to the recording area 155 of the video data on the outer peripheral side. In addition to 171 and 172, recording areas 173 and 174 are reproduced. The access operation is performed in the order of R23, Tf1, R24, Ta, R25, Tf2, and R26. The reason for starting reading from audio data instead of starting from video data is that the time until image output becomes possible is shortened. Since the video data has a higher data rate than the audio data, the image cannot be output unless the recording area 171 is read and the recording area 172 is accessed. Conversely, if the data is read from the audio data, the recording area 172 having a small data size is read, and after accessing the recording area 171 at Tf1, an image can be output. On the other hand, considering recording, if recording is performed from video data, the required buffer size is reduced. Although not shown, the recording area of the audio data is arranged in front of the recording area of the video data with respect to the reproduction direction, and after recording the video data, the corresponding audio data is recorded, so that the audio data is recorded. The buffer size does not increase and the buffer size during reproduction can be reduced.
[0249]
Consider a condition as to whether audio-video data can be reproduced continuously. When the video condition is obtained during the access operation from R23 to Tf2,
YV ÷ VdV => (TcA1 + b × Ts + Tf1 + TcV1 + a × Ts + Ta + TcA2 + b × Ts + Tf2)
YV = TcV1 × Vt
The conditions regarding audio during the access operation from R23 to Ta are as follows:
YV ÷ VdA => (TcA1 + b × Ts + Tf1 + TcV1 + a × Ts + Ta)
YA = TcA1 × Vt
Therefore,
YV ÷ VdV => (TcA1 + 2 × b × Ts + Tf1 + a × Ts + Ta + TcA2 + Tf2) × Vt ÷ (Vt−VdV)
YA {VdA => (b × Ts + Tf1 + TcV1 + a × Ts + Ta) × Vt} (Vt−VdA)
YA and YV can be obtained from these two equations. The required buffer size is
BV => (TcA1 + 2 × b × Ts + Tf1 + a × Ts + Ta + TcA2 + Tf2) × VdV
BA => (TcV1 + a × Ts + b × Ts + Tf1 + Ta) × VdA
Here, YV: the minimum size of the recording area of the video data obtained by adding the recording areas 171 and 173, YA: the minimum size of the recording area of the audio data obtained by adding the recording areas 172 and 174, VdV: the data rate of the video data, VdA : Data rate of audio data, TcA1, TcV1, TcA2, TcV2: Net read time for reading data from recording areas 172, 171, 174, 173, Tf1: Access time from recording areas 172 to 171, Ta: Recording area 171 , Access time to the recording area 174, Tf2: access time from the recording area 174 to the recording area 173, a: number of ECC blocks to be skipped in each of the recording areas 171 and 173, b: recording areas 172 and 174, respectively Of the ECC block to be skipped in the area of , Ts: time for reading one ECC block, Vt: the data readout rate from the disk, BV: size of the reproducing buffers required for the video data, BA: the size of the reproduction buffer required for audio data. Note that when there are a defective ECC blocks in the recording area, the time for reading data from the recording area is, as described in the description of skip recording, equal to the net reading time for reading valid data in the recording area. XTs is the time added.
[0250]
As described above, if the audio data is read, the reproduction start time of the video data and the audio data is shortened.
[0251]
Next, an example in which a continuous recording area is cut and edited in units of a plurality of audio data and video data will be described with reference to FIG. Each recording area of audio data and video data is determined not by the full seek time but by a short-distance access condition such as a fine seek. If access from the innermost circumference to the outermost circumference is required for cut editing, full seek access becomes possible after reproducing a plurality of recording areas. In FIG. 20, recording areas for video data and recording areas for audio data are alternately arranged from the inner circumference side. The recording areas of the video data are 180, 182 and 184, and the recording areas of the audio data are 181, 183 and 185. However, although not shown, a plurality of recording areas may exist between the recording areas 183 and 184. The in points of the video data and the audio data are set in the recording areas 180 and 181, respectively, and the out points are set in the recording areas 184 and 185, respectively. In FIG. 20A, a condition is considered in which simultaneous reproduction of audio data and video data is continued even if Ta is accessed after reproducing the recording areas 186, 187, 182, 183 to 188, 189. . FIG. 20B schematically shows the access operation. Read R31 of the recording area 186, access Tf1, read R32 of the recording area 187, access Tfi, read RV of the recording area 182, access Tfj, read RA of the recording area 183, access Tf2, read R33 of the recording area 188, access Tf3, Consider the read R34 of the recording area 189 and the access Ta. Here, it is assumed that there are a plurality of recording areas between the recording areas 183 and 184, and the reading of the recording areas 182 and 183 is to be repeated P times, from the video recording area to the audio recording area. Is Tfj, and the access from the audio recording area to the video recording area is Tfi. Tfj and Tfi are represented using the subscripts i and j to be access times corresponding to the arrangement of the recording areas existing between the recording areas 183 and 184. The net data read time from the disk corresponding to the read of R31, R32, RV, RA, R33, and R34 is TinV, TinA, TcV, TcA, TouV, and TouA. Let a and b be the numbers of ECC blocks to be skipped. Conditions for video data
YV ÷ VdV => (TinV + Tf1 + TinA + P × (TcV + Tfj + Tfi + TcA) + Tf2 + ToutV + Tf3 + TuotA) + Ta + (P + 2) × (a + b) × Ts)
YV = (TinV + P × TcV + ToutV) × Vt
It becomes.
For audio data,
YA ÷ VdA => (TinV + Tf1 + TinA + P × (TcV + Tfj + Tfi + TcA) + Tf2 + ToutV + Tf3 + TuotA) + Ta + (P + 2) × (a + b) × Ts)
YA = (TinA + P × TcA + ToutA) × Vt
Therefore, the condition for simultaneous reproduction of video data and audio data is as follows: YV ÷ VdV => (Tf1 + Tf2 + Tf3 + P × (Tfj + Tfi) + Ta + (P + 2) × (a + b) × Ts) × Vt ÷ (Vt−VdV−VdA)
YA ÷ VdA => (Tf1 + Tf2 + Tf3 + P × (Tfj + Tfi) + Ta + (P + 2) × (a + b) × Ts) × VtT (Vt−VdV−VdA)
It becomes.
YA こ と VdA = YV ÷ VdV because the time for reproducing the data of YA and YV is equal. Similarly, YcV ÷ VdV = YcA ÷ YdA and YcV = TcV because the time for reproducing the data of YcV and YcA is equal. × Vt, YcA = TcA × Vt
The required buffer size is
BV => ((Tf1 + TinA) + Tf2 + (Tf3 + ToutA) + P × (Tfj + Tfi + TcA) + Ta + (P + 2) × (a + b) × Ts) × VdV
BA => (TinV + Tf1 + Tf2 + (ToutV + Tf3) + P × (TcV + Tfj + Tfi) + Ta + (P + 2) × (a + b) × Ts) × VdA
Here, P: the number of continuous areas (P> = 0) that are read continuously in perfect form within the cut, TinV: the disk read time from the in point in the video data recording area, ToutV: the video data Disk reading time from the in point in the recording area of audio data, TinA: disk reading time from the in point in the recording area of audio data, ToutA: disk reading time to the out point in the recording area of the audio data, YV: reproduction Total size of video data, YA: Total size of audio data to be reproduced, VdV: Data rate of video data, VdA: Data rate of audio data, Tf1: Access time from recording areas 186 to 187, Tf2: From recording area 183 Access time to 188, Tf3: recording area 188 to 18 , Ta: access time from the recording area 189 to the next recording area, a: number of ECC blocks to be skipped in each of the recording areas 186, 182, 188, b: recording areas 187, 183, 189 Number of ECC blocks to be skipped in each area, Ts: time for reading one ECC block, Vt: data read rate from disk, YcV: data size of video data recording area 182, YcA: audio data recording area 183, data size of 183, BV: size of a reproduction buffer required for video data, and BA: size of a reproduction buffer required for audio data.
[0252]
Since P can be obtained from the above simultaneous playback conditions, if the minimum size of each of the audio and video recording areas is determined in consideration of the short-distance access time, video data recording is performed as a unit required for cut editing. The number of areas and audio data recording areas can be obtained. Therefore, by recording the audio data and the video data in an area smaller than YV and YA determined by the expression of the simultaneous playback condition while interleaving the audio data and the video data, the playback area of the audio data at the in point and the out point of the cut editing and the video are recorded. The access time to the data reproduction area can be reduced.
[0253]
In the example of FIG. 20, the case where audio data and video data are recorded separately is considered, but if audio data and video data are recorded in a continuous area, access between audio data and video data becomes unnecessary. It can be seen that the conditions for simultaneous reproduction are relaxed.
[0254]
(Embodiment 5)
In the fourth embodiment, an example in which cut editing is performed by designating the in point and the out point has been described. In the present embodiment, a search for finding the in point and the out point will be described. A commercial VTR has a function of outputting a sound for the searched image even when performing a high-speed search. This is because, by distinguishing the sound that has been advanced earlier, it is possible to distinguish between a scene change, a narration, and music, which is useful for finding the in point and the out point. Therefore, in the present embodiment, an example will be described in which audio data and video data are recorded in different areas, and an m-times speed image search is performed on a disc while audio is output quickly. In the case of a search with sound, two real-time data, ie, m-times speed audio data and intermittently reproduced video data, are reproduced simultaneously. However, as for video data, if there is no more data in the reproduction buffer due to intermittent reproduction, the same video can be continuously output. That is, in the case of video, video data is selectively read from the recording area of video data, and in the case of audio, the entire recording area of audio data is read and the data stored in the audio playback buffer is read. Are transferred to the decoder at a rate m times the data rate of the audio.
[0255]
FIG. 21 is a diagram showing access when performing a search while reproducing audio data at high speed. The recording areas for video data are 190 and 192, and the recording areas for audio data are 191 and 193. Since the audio and video data at the same time have a correlation, they are arranged close to each other, but if cut editing or the like is performed, the distance between the audio data and the video data may be different. The access times are Tf1 and Tf2. In the access in the video data recording area 190, predetermined video data is read out (Rf) while performing a small access (Tfj) as shown in the figure. When reading data from five locations, data is read from the recording areas 194, 195, 196, 197, 198. After the access time (Tf1) to the audio recording area, the recording area 191 for the audio data is read (RA), and then the recording area 192 for the next video data is accessed (Tf2).
[0256]
FIG. 36 is a flowchart showing a search method with sound. Playback of video data is shown as playback A, and playback of audio data is shown as playback B. First, the video data is partially read from the area where the video data is recorded (step S732). At this time, the read video data is the compressed video data constituting one frame. Next, an area where the next video data is recorded is accessed according to the double speed number to be searched. For example, in FIG. 21, access is made from the areas 194 to 195 (step S733). Steps S732 and S733 are repeated n times (step S731). If the video data forming the n video frames has been read, the area where the audio data is recorded is accessed next (step S734). Next, audio data is read from the recording area by a predetermined size (step S735). Next, the area where the video data is recorded is accessed (step S736). As the sound search method, steps S731, S732, S733, S734, S735, and S736 are repeated.
[0257]
As described above, video data is read out intermittently from a predetermined area, all audio data is read out from the area where the corresponding audio data is recorded, and the video data is dropped, that is, the same frame is repeatedly output. While the frame is updated and audio data is supplied to the decoder according to the double speed of the search, a search with sound is realized.
[0258]
FIG. 37 is a diagram showing conditions for simultaneous reproduction in a search with sound. Data is accumulated in the reproduction buffer A every time the video data is reproduced. That is, at the time, t60-t61, t62-t63, t64-t65, t66-t67, t68-t69, data is read from the areas 194, 195, 196, 197, 198, respectively, and accumulated in the reproduction buffer A. It shows the appearance. The timing at which the video data is transferred from the reproduction buffer A to the decoder A is not shown, but the video data read according to the double speed of the search is transferred to the decoder. Note that t72 indicates the time immediately after the access of Tf2, and since t60 to t72 is one cycle, the video data stored in the reproduction buffer A is read from the reproduction buffer A when the next video data is read after the access of Tf2. Deleted. Further, the data in the reproduction buffer B repeats Rf and Tfj, and between Tf1 and Tf2, the audio data is transferred from the reproduction buffer B to the decoder B at the double speed of the search at the double speed. Data is consumed. Also, during a period in which data is read from the audio recording area by RA, the audio data is transferred to the decoder B at the double speed of the search, and the read audio data is transferred to the playback buffer B. The data in increases. Using this figure, a conditional expression for simultaneous reproduction will be derived below.
[0259]
Assuming that the intermittent reading of video data and the reading of audio data are one cycle (Tp), Tp = TcV + TcA + Tf2, where TcV is a time required for reproducing video data within one cycle, and TcV = n × T1V + (N-1) × Tfj + Tf1, where n: number of frames output in one cycle, Y1V: recording size of one frame of video data, T1V: time for reading one frame of video data from the disk, Vt: disk Is the data read rate. Next, TcA is a time required for reproducing audio data within one cycle, and TcA = YAYVt, where YA is a continuous recording area in which audio data is recorded.
[0260]
It is assumed that video data is compressed in frame units like DV (digital video) used in digital video cameras.
[0261]
Therefore, the condition of simultaneous reproduction in which m-times audio data is not interrupted is that the normal reproduction rate of audio data is VdA.
YA ÷ (VdA × m) => n × T1V + (n−1) × Tfj + Tf1 + TcA + Tf2
Assuming YA = TcA × Vt,
YA {(VdA × m) => {n × T1V + (n−1) × Tfj + Tf1 + Tf2} × Vt} (Vt−m × VdA)
Further, x is the number of image frames per second at m-times speed, and x = n ÷ (YA ÷ (VdA × m)), YA ÷ (VdA × m) => n ÷ x,
Therefore,
m = <YA × Vt {VdA × (Vt × (n × T1V + (n−1) × Tfj + Tf1 + Tf2) + YA}
However, (Vt−m × VdA)> 0
Therefore, the value of m is obtained by giving n. Further, the number of frames x per second can be obtained.
[0262]
Thus, in order to realize a search with sound, the minimum size of the recording area of audio data can be determined under the above conditions.
[0263]
In the audio data, two channels of L channel and R channel may be recorded in one recording area, or four channels of L1 channel, R1 channel, L2 channel, and R2 channel may be recorded in one continuous area. Is also good. In this case, the data rate of the audio data is proportional to the number of channels.
[0264]
In general, audio and video data mixed and encoded, such as MPEG data and DV data, can only be searched with sound at a speed up to about twice as fast. According to the present invention, when these data are recorded, audio data having the same content is separately recorded in a recording area having a size equal to or larger than the size determined by the above-described conditions, so that a search with sound can be performed even at a double speed or higher. In this case, since the audio having the same content is recorded in a different area from the main data, the reliability of the audio data can be improved.
[0265]
As shown in FIGS. 21A and 21B, audio data and video data may be interleaved and recorded, or may be recorded continuously for each data. In the case of interleaved recording as shown in FIG. 21A, the access time between the audio recording area and the video recording area is shortened, so that there is an advantage that the condition of simultaneous reproduction is eased. When the number is large, the data size required to reproduce the audio data continuously at one time increases, and the size of the recording area of the interleaved audio and the size of the recording area of the video data corresponding thereto increase. In the case where the audio data and the video data shown in FIG. 21B are recorded in separate areas, the audio data can be recorded in a continuous long area. Since it can be large, it is possible to cope with a case where the double speed number of the search is large.
[0266]
The audio data recorded in another area may be compressed audio. In this case, since the data rate is reduced, the search speed with sound can be further increased.
[0267]
Note that the video data may be read in units of j frames larger than one. In this case, Y1V is the data size of j frames, and n is the number of frames output in one cycle × j. In the case of MPEG data, it may be in GOP units.
[0268]
Further, when one piece of video data and k pieces of audio data are recorded in different areas, the simultaneous reproduction model includes a pickup P that accesses an area on the information recording medium and a read-out from the information recording medium. Reproduction buffer RBv for storing the video data Dv thus obtained, a decoding module DMv for decoding the video data Dv stored in the reproduction buffer RBv, and a reproduction buffer RBi for storing the audio data Di read from the information recording medium. And a decoding module DMi for decoding the video data Di stored in the playback buffer RBi, and performing a playback operation Rv for partially reading the video data Dv from the area Av in which the video data Dv is recorded ( S732 and S733) and the video data Dv is intermittent from n places in the region Av. After the reproduction, the recording area Ai is accessed to switch the reproduction operation Rv to the reproduction operation Ri (S734). Although not shown, the area Ai in which the audio data Di is recorded (i−1) times (not shown). And reading the audio data Di from the area Ai i times, and reading the data amount determined by the simultaneous playback condition from each area Ai, and then accessing the recording area Av to perform the playback operation Ri. (S736), and (n-1) times of access and n reproduction operations, access from the region Av to the region Ai, and (k-1) times of the region Ai in the region Av Between the area Ai, the data read from the area Ai (k−1) times, and the access from the area Ai to the area Av in the reproduction buffer DMi. The simultaneous playback condition that the audio data Di can be read out by one playback operation and the audio data can be transferred from the playback buffer RBi to the decoding module DMi at m times speed, where m is the double speed of the search. Where i, k, and n are any integers.
[0269]
In this case as well, the condition that audio data is not interrupted is
YA ÷ (VdA × m) => n × T1V + (n−1) × Tfj + Tf1 + Tf2 + (k−1) × Tfi + k × TcA
Here, Tfi is an access time between the areas Ai in which the audio data Di is recorded. From YA = TcA ÷ Vt, the conditions for simultaneous playback are:
YA ÷ (VdA × m) => {n × T1V + (n−1) × Tfj + Tf1 + Tf2 + (k−1) × Tfi} × Vt ÷ (Vt−k × m × VdA)
It becomes.
[0270]
(Embodiment 6)
In the present embodiment, conditions for enabling simultaneous reproduction after AV split editing will be described with reference to three specific examples in FIGS. AV split editing refers to independently editing audio data and video data. For example, rather than switching video and audio at the same time at the transition of the video scene, switching the audio ahead in advance several seconds before the transition of the video scene can anticipate the switching of the video scene. Therefore, there is an effect that switching between video scenes reduces discomfort.
[0271]
FIG. 22 is a diagram showing an arrangement of data on a disk and an access operation at the time of reproduction in a case where audio data and video data are separately encoded and AV split editing is performed on disks recorded in different areas. is there. FIG. 22A shows the data arrangement. It is assumed that video data and audio data are recorded alternately in advance. The recording area of the video data is 221 223 224 233 235 236 237 239, and the recording area of the audio data is 220 230 231 232 234 227 229, and 38. Assume that recording areas 232 and 235 are farther apart by editing. Although not shown, it is assumed that there are (P-1) video data recording areas and audio data recording areas between the recording areas 220 and 223. This is because it is necessary to accumulate predetermined data in the reproduction buffer before the next recording area is accessed at the out point, so that it is necessary to determine how much recording area is to be reproduced in advance. The out point of the video data is set in the recording area 233, and the out point of the audio data at the same time is within the recording area 232. However, in the AV split editing, the video and audio out points are set independently of each other, and the audio out point is generally set before the video, and is set in the recording area 230 in FIG. . Although not shown, between the recording areas 231 and 233, there are (Q-1) video data recording areas and audio data recording areas between the recording areas 231 and 233 so that the difference between the video and audio out points can be increased. It is assumed that On the other hand, the in point of the video is set in the recording area 237, and the in point of the audio at the same time is in the recording area 229, but is set in the recording area 234. This is because the audio in point is set so that the difference between the playback times of the video and audio out points is equal to the difference between the playback times of the video and audio in points. Similarly, although not shown, it is assumed that there are (Q-1) video data recording areas and audio data recording areas between the recording areas 227 and 237.
[0272]
FIG. 22B shows an access operation for reproducing each recording area. Access to the recording area 220 is performed by Tfi, reading R50 of the recording area 220, access Tfj to the recording area 221 and reading R51 of the recording area 221 are performed. When the access to these areas is repeated P times, the access Tfj to the video recording area, the reading of the video recording area, the access Tfi to the audio recording area, and the reading of these recording areas are repeated P times in one cycle. It will be. Next, data is read one after another in the order of access Tf1, read R52 of the recording area 222, access Tf2, read R53 of the recording area 223, and access Tfk. The reading R54 of the video data recording area 224 is performed next, and the reading from the video recording area is performed Q times including the subsequent video recording area. The number of times Q is determined according to the difference between the reproduction times at the out point of audio and video. The access between the video recording areas is defined as Tfk. With the access to the next recording area 225 set to Tf3, the reading R55 of the recording area 225 is performed, and then the access Ta is performed to read data from the audio in point. Next, the read R56 of the recording area 226, the access Tfm, and the read R57 of the audio data recording area 227 are performed next, but it is assumed that reading from the audio recording area is performed Q times including the subsequent audio recording area. I have. This corresponds to the out point, and the number of times Q is determined according to the difference between the playback times at the in point of audio and video. The access between the audio recording areas is defined as Tfm. With access to the next recording area 228 being Tf4, readout R58 of the recording area 228 is performed, and then access Tf5 and data readout R59 from the recording area 229 are performed.
[0273]
The net read times of the data read R50 to R59 are TcV, TcA, TcV, ToutA, TcV, ToutV, TinA, TcA, TinV, and TcA, respectively. In addition, a: the number of ECC blocks to be skipped in the video data recording area, and b: the number of ECC blocks to be skipped in the audio data recording area.
[0274]
The conditions for simultaneous playback of video data are as follows:
YV ÷ VdV => P × (TcA + (a + b) × Ts + TcV + Tfj + Tfi) + Tf1 + ToutA + (a + b) × Ts + Tf2 + TcV + Q × (TcV + a × Ts + Tfk) + Tf3 + ToutV + a × Ts + Ta + TinA + b × Ts + Q × (TcA + b × Ts + Tfm) + Tf4 + TcA + b × Ts + Tf5 + TinV + a × Ts
YV = (P + 1 + Q) × YcV + ToutV × Vt + TinV × Vt
And the conditions for simultaneous playback of audio data are:
YA / VdA => P × (TcA + (a + b) × Ts + TcV + Tfj + Tfi) + Tf1 + ToutA + (a + b) × Ts + Tf2 + TcV + Q × (TcV + a × Ts + Tfk) + Tf3 + ToutV + a × Ts + Ta + TinA + b × Ts + Q × (TcA + b × Ts + Tfm) + Tf4 + TcA + b × Ts + Tf5 + TinV + a × Ts
YA = (P + 1 + Q) × YcA + (ToutA + TinA) × Vt
From
YV ÷ VdV => (ToutA + TinA- (ToutV + TinV) × VdA ÷ VdV + (P + Q + 3) × (a + b) × Ts + P × (Tfi + Tfj) + Q × (Tfk + Tfm) + Tf1 + Tf2 + Tf3 + Tf-VtV + TfV + TfV + TfVdVtV + TfV + TfVdV + TfVdVtV + TfV + TfVdVtV + TfVdVtVa
YV ÷ VdV => (ToutV + TinV− (ToutA + TinA) × VdV / VdA + (P + Q + 3) × (a + b) × Ts + P × (Tfi + Tfj) + Q × (Tfk + Tfm) + Tf1 + Tf2 + Tf3 + Tf + Tf + Tf + TfVdV + TfV + TfV + TfV + TfV + TfV + TfV + TfV + TfV + TfV + TfV + VfV + TfV + VfV + VfV + TfV + VfV + VfV + VfV + VfV + VfV + VfV + VfV + VfV + VfV + VfV + VfV + VfV + VfV + VfV + VfV + VfV + VfV + VfV + VfV + TfVd
It becomes. The conditions for simultaneous playback of audio up to the audio in point are as follows:
YA ′ / VdA => P × (TcV + (a + b) × Ts + TcA + Tfj + Tfi) + Tf1 + TcV + (a + b) × Ts + Tf2 + ToutA + Q × (TcV + a × Ts + Tfk) + Tf3 + ToutV + a × T ×
here,
YA ′ = P × YcA + ToutA × Vt
YA '÷ VdA = (P + Q + 2) × a × Ts + (P + 1) × b × Ts + P × (Tfj + Tfi) + Q × Tfk + Tf1 + Tf2 + Tf3 + Ta + TspV) ÷ Vt ÷ (Vt-VdV-VdA)
However, TspV = (Q + 1) × TcV + ToutV−ToutA × VdV ÷ VdA
It becomes. In addition,
It is assumed that YA ÷ VdA = YV ÷ VdV, TcV × Vt = YcV, TcA × Vt = YcA, and YcV ÷ VdV = YcA と し VdA.
From the above three conditional expressions, the size required for the video and audio recording areas can be obtained. Note that YA '/ VdA represents the playback time of audio data read from the disk before Ta access, and is an index of how much audio data should be recorded before the out point of AV split editing. .
[0275]
If the reading of the video data is switched to the reading of the audio data on the way to the out point, a full seek occurs in accessing the recording area from the video data to the audio data, so that the recording is performed before the split point. The size of the data to be increased increases. In the split editing in which the audio switches prior to the video as in the invention described in the present embodiment, the video data is read up to the out point, and access is made to the beginning of the area where the audio data corresponding to the video data is recorded. By reading the audio data after that, the number of full seeks can be reduced. Conversely, in the split editing in which the audio switches prior to the video, the audio data is read to an out point, and the video data is read after accessing the head of the area where the video data corresponding to the audio data is recorded. By doing so, the number of full seeks can be reduced.
[0276]
Next, with reference to FIG. 23, regarding the arrangement of data on the disk and the access operation at the time of reproduction when performing AV split editing on a disk on which data encoded by mixing audio data and video data is recorded. explain. In this example, data encoded by mixing audio data and video data, such as MPEG data or DV data, is referred to as AVM (Audio Video Mix Data). FIG. 23A shows an arrangement of two AVM data arranged on the disk. As shown, the out point and the in point are set for audio and video, respectively. As described above, the difference between the playback times at the out point of the audio and the video is the same as the difference at the in point. Of the recording area of the AIM data # 1, the recording area 201 is read to decode the audio and video data, and the recording area 202 is read to decode only the video data. Of the recording area of the AIM data # 2, the recording area 203 is read to decode only the audio data, and the recording area 204 is read to decode the audio and video data. In the recording areas 202 and 203, only the audio data or the video data is decoded even though all the data is read out, because the AIM data is recorded by mixing the audio data and the video data. This is because reading all the areas requires less time than selectively reading only such data. As described above, focusing on the recording areas 202 and 203, the data becomes the same reproduction time, so that it is necessary to reproduce the two data at the same time.
[0277]
FIG. 23 (b) shows an access operation, in which the recording areas 201 and 202 are successively read out, R41, after the access Ta, the recording area 203 is read out (R42), and subsequently the recording area 204 is read out. It is.
[0278]
Considering the conditions for simultaneous playback of video data in the range from R41 to R42,
YV ÷ VdV => (TcY + (a + b) × Ts + 2Tsp + Ta)
YV = (TcY + Tsp) × Vt × (VdV ÷ Vd)
Therefore,
YV ÷ VdV => ((a + b) × Ts + Tsp + Ta) × Vt ÷ (Vt−Vd) Considering the condition of simultaneous reproduction in the range from R41 to Ta,
YA ÷ VdA => (TcY + a × Ts + Tsp + Ta)
YA = TcY × Vt × (VdA ÷ Vd)
Therefore,
YA {VdA => (a × Ts + Tsp + Ta) × Vt} (Vt−Vd)
Or
YV ÷ VdV => (a × Ts + Tsp × Vt ÷ Vd + Ta) × Vt ÷ (Vt−Vd)
It becomes.
The required buffer size (B) is
B => (Ta + (a + b) × Ts + Tsp) × Vd
The buffer size (B-extraA) for processing audio data is
B-extraA => Tsp × (Vt × (VdA ÷ Vd) −VdA)
Here, Tsp: net data read time of the recording area 202 or 203 during the split period, TcY: net data read time of the recording area 201 for reproducing both audio and video, and a: within the recording areas 201 and 202. The number of defective ECCs to be skipped, b: the number of defective ECCs to be skipped in the recording area 203, Ts: the time for reading the ECC block, Vt: the data read rate from the disk, Vd: the data for outputting AVM data from the buffer to the decoder Rate.
[0279]
In general, in the case of AVM data, split editing is difficult, but by using the present invention, the split time at which split editing is possible and the size of an area in which AVM data is to be recorded before the split point are obtained in advance.
[0280]
Note that if the time for splitting is short, AV split editing can be performed by this method. However, if the time for splitting is long, the recording area 203 becomes long, and the efficiency of extracting audio data from this area deteriorates. The size of the region 201 becomes large and is not practical.
[0281]
Next, a description will be given of a method of AV split editing when the time for splitting becomes long. In this method, instead of extracting audio data from the recording area 203, the same audio data is recorded in another area in advance, and AV split editing is performed by using this audio data. FIG. 24 (a) shows data of audio data mixed with encoded video data and encoded data, and data on the disk when AV split editing is performed on a disk on which audio data of the same content is recorded in another area. It is a figure showing arrangement. As shown, the out point and the in point are set for audio and video, respectively. In particular, the in point of the audio data is set in a recording area 213 recorded in an area different from the AVM data. Of the recording area of the AIM data # 1, the recording area 211 is read to decode the audio and video data, and the recording area 212 is read to decode only the video data. The audio data in the recording area 213 is read, and the recording area 214 is read out of the recording area of the AIM data # 2, and the audio and video data are decoded.
[0282]
FIG. 24B shows an access operation, in which the recording areas 211 and 212 are successively read out, and the recording area 213 is read out after R43 and the access Ta1 (R44), and the recording area is read out after the access Ta2. 214 is read.
[0283]
Considering the conditions for simultaneous playback of video data in the range from R43 to Ta2,
YV ÷ VdV => (TcY + (a + c) × Ts + Tsp + TspA + Ta1 + Ta2)
YV = (TcY + TcV) × Vt × (VdV ÷ Vd)
Therefore,
YV / VdV => ((a + c) × Ts + TspA + Ta1 + Ta2) × Vt ÷ (Vt−Vd)
Considering the conditions for simultaneous playback of audio data in the range from R43 to Ta1,
YA ′ ÷ VdA => (TcY + a × Ts + Tsp + Ta1)
YA ′ = TcY × Vt × (VdA ÷ Vd)
Therefore,
YA ′ ÷ VdA => (a × Ts + Tsp × Vt ÷ Vd + Ta1) × Vt ÷ (Vt−Vd)
The required playback buffer size (B) for AVM data is
B => (Ta1 + TspA + Ta2 + (a + c) × Ts) × Vd
For audio data to be split, the required buffer size (B-extraA) is
B-extraA => TspA × (Vt−VdA)
Here, TspA: the net data read time of the audio data recording area 213 during the split period, a: the number of defective ECCs skipped in the recording areas 211 and 212, c: the number of defective ECCs skipped in the recording area 213 It is.
As described above, even if the time for splitting is long, AV split editing can be performed by using audio data different from AVM data.
[0284]
The audio data may be recorded on two channels, L channel and R channel, or may be recorded on four channels, L1 channel, R1 channel, L2 channel, and R2 channel. In this case, the data rate of the audio data is proportional to the number of channels.
[0285]
【The invention's effect】
In the information recording medium of the present invention, the recording buffer is controlled so as to maintain a state close to empty in order to switch the switching timing of the recording process according to the amount of data stored in the buffer memory. Thus, simultaneous recording can be stably performed even if the pickup cannot record data for a predetermined period. Since the switching timing of the recording process is appropriately switched, simultaneous recording can be realized with a small number of buffer memories. Also, by allocating data so that the area where data is recorded is at least the minimum size considering access twice as many as the number of real-time data, it can be played back on other devices, and playback compatibility is improved. Can be secured.
[0286]
In addition, by setting the optimum simultaneous recording condition by utilizing the difference in the transfer rate of the data to be recorded, data with a low transfer rate can be recorded in a smaller recording area, and the efficiency of use of the disc increases.
[0287]
In addition, by estimating the access between the extents from the access performance of the drive, it is possible to obtain an appropriate minimum extent size.
[0288]
Further, since the conditions for simultaneous recording are similar to the conditions for simultaneous reproduction, it can be used for searching, editing, and the like.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing conditions for simultaneous recording on an information recording medium according to a first embodiment of the present invention;
FIG. 2 is a diagram showing a model for realizing simultaneous recording;
FIG. 3 is a layout diagram showing access on a disc in the information recording medium according to the first embodiment of the present invention;
FIG. 4 is a diagram showing a switching operation of simultaneous recording in the information recording medium according to the first embodiment of the present invention;
FIG. 5 is a block diagram showing a configuration of an information recording / reproducing apparatus according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a flowchart showing a simultaneous recording method according to the first embodiment of the present invention;
FIG. 7 is a diagram showing a directory structure of recorded data.
FIG. 8 is a diagram showing an operation of skip recording.
FIG. 9 is a diagram showing recording and access operations at the time of simultaneous recording of two real-time data according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a diagram showing a layout of a recording area on a disc according to the second embodiment of the present invention;
FIG. 11 is a diagram showing recording and access operations during simultaneous recording of three real-time data according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a diagram showing recording and access operations during simultaneous recording of two real-time data according to the third embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a diagram showing recording and access operations during simultaneous recording of three real-time data according to the third embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a diagram showing a breakdown of access time according to the third embodiment of the present invention;
FIG. 15 is a diagram illustrating a relationship between a difference in the number of rotations of a disk and an access time according to the third embodiment of the present invention;
FIG. 16 is a diagram showing a relationship between a radial position and a rotational speed difference of a disk according to the third embodiment of the present invention.
FIG. 17 is a diagram showing a model for realizing simultaneous reproduction according to the fourth embodiment of the present invention;
FIG. 18 is a diagram showing an arrangement of a set of cut-edited video data and audio data and access at the time of reproduction according to the fourth embodiment of the present invention;
FIG. 19 is a diagram showing the arrangement of two sets of cut-edited video data and audio data and access at the time of reproduction according to the fourth embodiment of the present invention.
FIG. 20 is a diagram showing the arrangement of video data and audio data cut and edited in units of a plurality of audio data and video data according to the fourth embodiment of the present invention, and access at the time of reproduction;
FIG. 21 is a diagram showing access when performing a search while reproducing audio data at high speed according to the fifth embodiment of the present invention.
FIG. 22 is a diagram showing the arrangement of audio data and video data after AV split editing and access during reproduction when audio data and video data are recorded in different areas according to the sixth embodiment of the present invention.
FIG. 23 is a diagram showing the arrangement of audio data and video data after AV split editing of AVM data according to the sixth embodiment of the present invention and the access at the time of reproduction;
FIG. 24 is a diagram showing the arrangement of audio data and video data after AV split editing of AVM data using audio data recorded in another area according to the sixth embodiment of the present invention, and access at the time of reproduction;
FIG. 25 is a diagram showing a layout of a recording area for simultaneously recording two real-time data according to the third embodiment of the present invention.
FIG. 26 is a flowchart showing a method for simultaneously recording two real-time data according to the third embodiment of the present invention;
FIG. 27 is a diagram showing an access and a layout of a recording area when recording three real-time data simultaneously according to the second embodiment of the present invention;
FIG. 28 is a diagram showing an access area on a disk and an access time required for a full seek in the area according to the third embodiment of the present invention.
FIG. 29 is a diagram showing a layout of a recording area of variable size and access for simultaneous reproduction on a disc in the information recording medium according to the fourth embodiment of the present invention;
FIG. 30 is a flowchart showing a simultaneous reproduction method for a variable-size recording area according to the fourth embodiment of the present invention;
FIG. 31 is a diagram showing conditions for simultaneous reproduction of a variable-size recording area in the information recording medium according to the fourth embodiment of the present invention.
FIG. 32 is a diagram showing access to a reproduction area on a disc and layout of a fixed-size recording area in simultaneous reproduction according to the fourth embodiment of the present invention.
FIG. 33 is a flowchart showing a simultaneous reproduction method for a fixed-size recording area according to the fourth embodiment of the present invention;
FIG. 34 is a diagram showing conditions for simultaneous reproduction of a fixed-size recording area in the information recording medium according to the fourth embodiment of the present invention.
FIG. 35 is a flowchart showing an editing method according to the fourth embodiment of the present invention.
FIG. 36 is a flowchart showing a search method with sound according to the fifth embodiment of the present invention.
FIG. 37 is a diagram showing conditions for simultaneous reproduction in a search with sound according to the fifth embodiment of the present invention.
FIG. 38 is a diagram showing conditions for conventional simultaneous recording.
FIG. 39 is a diagram showing a conventional simultaneous recording operation.

Claims (49)

同時記録モデルに従って、複数のリアルタイム・データを情報記録媒体に同時に記録する方法であって、
前記同時記録モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、リアルタイム・データDiを符号化する符号化モジュールEMiと、符号化されたリアルタイム・データDiを蓄積する記録バッファWBiとを含み、
前記方法は、
前記情報記録媒体上のボリューム空間内の未割付け領域を検索し、前記ボリューム空間内の少なくとも1つの未割付け領域をリアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付けるステップと、
記録バッファWBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを領域Aiに記録する記録動作Wiを実行するステップと、
記録動作Wiを実行している間に、記録バッファWBiがエンプティか否かを判定し、記録バッファWBiがエンプティであると判定された場合には、記録動作Wiを記録動作Wj(i≠j)に切り替え、記録バッファWBiがエンプティでないと判定された場合には、記録動作Wiを継続するステップと
を包含し、
領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの領域のそれぞれは、多くとも1回のアクセス動作と多くとも2回の記録動作で記録バッファWBiをエンプティにすることができるという同時記録条件を満たすように構成されており、
ここで、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時記録する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である、方法。
A method of simultaneously recording a plurality of real-time data on an information recording medium according to a simultaneous recording model,
The simultaneous recording model includes a pickup P for accessing an area on the information recording medium, an encoding module EMi for encoding real-time data Di, and a recording buffer WBi for storing encoded real-time data Di. Including
The method comprises:
Searching for an unallocated area in the volume space on the information recording medium, and allocating at least one unallocated area in the volume space as an area Ai for recording real-time data Di;
Executing a recording operation Wi for recording the real-time data Di stored in the recording buffer WBi in the area Ai;
During the execution of the recording operation Wi, it is determined whether or not the recording buffer WBi is empty, and when it is determined that the recording buffer WBi is empty, the recording operation Wi is changed to the recording operation Wj (i ≠ j). And when it is determined that the recording buffer WBi is not empty, the step of continuing the recording operation Wi is included.
Each of the at least one area allocated as the area Ai is configured to satisfy the simultaneous recording condition that the recording buffer WBi can be made empty by at most one access operation and at most two recording operations. And
Here, i is any integer from 1 to n, and n is any integer from 2 to 2 indicating the number of a plurality of real-time data to be simultaneously recorded.
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Y以上のサイズを有しており、
ここで、
Y=2×n×Ta×Vd×Vt÷(Vt−n×Vd)、
Taは、ピックアップPが前記情報記録媒体の最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要なアクセス時間を示し、
Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、
Vdは、すべてのiに対して、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す、請求項1に記載の方法。
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size of Y or more;
here,
Y = 2 × n × Ta × Vd × Vt ÷ (Vt−n × Vd),
Ta indicates an access time required for the pickup P to access between an innermost area and an outermost area of the information recording medium,
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi,
The method according to claim 1, wherein Vd indicates a data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi for all i.
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yi以上のサイズを有しており、
ここで、
Yi=(2×n×Ta×Vt×Vdi)÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、
Taは、ピックアップPが前記情報記録媒体の最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要なアクセス時間を示し、
Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、
Vdiは、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す、請求項1に記載の方法。
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size equal to or greater than Yi;
here,
Yi = (2 × n × Ta × Vt × Vdi) {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)},
Ta indicates an access time required for the pickup P to access between an innermost area and an outermost area of the information recording medium,
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi,
The method of claim 1, wherein Vdi indicates a data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi.
ピックアップPが領域Aiから領域Ajにアクセスするのに必要な第1のアクセス時間と、領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のうちの1つから他の1つにアクセスするのに必要な第2のアクセス時間とを見積もるステップをさらに包含する、請求項1に記載の方法。A first access time required for the pickup P to access the area Aj from the area Ai, and a time required for accessing the other one from one of the at least one area allocated as the area Ai. The method of claim 1, further comprising estimating a second access time. 領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Y以上のサイズを有しており、
ここで、
Y={2×(T1+・・・+Tn)×Vt×Vd}÷(Vt−n×Vd)、 Tiは、前記第1のアクセス時間または第2のアクセス時間を示し、
Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、
Vdは、すべてのiに対して、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す、請求項4に記載の方法。
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size of Y or more;
here,
Y = {2 × (T1 +... + Tn) × Vt × Vd} (Vt−n × Vd), Ti indicates the first access time or the second access time,
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi,
5. The method according to claim 4, wherein Vd indicates a data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi for all i.
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yi以上のサイズを有しており、
ここで、
Yi={2×(T1+・・・+Tn)×Vt×Vdi}÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、
Tiは、前記第1のアクセス時間または第2のアクセス時間を示し、
Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、
Vdiは、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す、請求項4に記載の方法。
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size equal to or greater than Yi;
here,
Yi = {2 × (T1 +... + Tn) × Vt × Vdi {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)},
Ti indicates the first access time or the second access time,
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi,
The method of claim 4, wherein Vdi indicates a data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi.
領域Aiは、すべてのiに対して、前記情報記録媒体の外周部に設けられている、請求項1に記載の方法。The method according to claim 1, wherein the area Ai is provided on an outer peripheral portion of the information recording medium for all i. 同時記録モデルに従って、複数のリアルタイム・データを情報記録媒体に同時に記録する方法であって、
前記同時記録モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、リアルタイム・データDiを符号化する符号化モジュールEMiと、符号化されたリアルタイム・データDiを蓄積する記録バッファWBiとを含み、
前記方法は、
前記情報記録媒体上のボリューム空間の未割付け領域を検索し、前記ボリューム空間内の少なくとも1つの未割付け領域をリアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付けるステップと、
記録バッファWBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを領域Aiに記録する記録動作Wiを実行するステップと、
記録動作Wiにおいて、リアルタイム・データDiが、領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの領域のうちの1つの終端まで記録されたか否かを判定し、リアルタイム・データDiが前記終端まで記録されたと判定された場合には、記録動作Wiを記録動作Wj(i≠j)に切り替え、リアルタイム・データDiが前記終端まで記録されていないと判定された場合には、記録動作Wiを継続するステップと
を包含し、
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれは、記録処理の切り替えに伴うn回のアクセス動作と(n−1)回の記録動作との間に記録バッファWBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを1回の記録動作で記録することができるという同時記録条件を満たすように構成されており、
ここで、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時記録する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である、方法。
A method of simultaneously recording a plurality of real-time data on an information recording medium according to a simultaneous recording model,
The simultaneous recording model includes a pickup P for accessing an area on the information recording medium, an encoding module EMi for encoding real-time data Di, and a recording buffer WBi for storing encoded real-time data Di. Including
The method comprises:
Retrieving an unallocated area of the volume space on the information recording medium and allocating at least one unallocated area in the volume space as an area Ai for recording real-time data Di;
Executing a recording operation Wi for recording the real-time data Di stored in the recording buffer WBi in the area Ai;
In the recording operation Wi, it is determined whether or not the real-time data Di has been recorded to one end of at least one area allocated as the area Ai, and it is determined that the real-time data Di has been recorded to the end. In this case, the recording operation Wi is switched to the recording operation Wj (i 、 j), and if it is determined that the real-time data Di has not been recorded to the end, the recording operation Wi is continued. And
Each of the at least one area allocated as the area Ai is the real-time data stored in the recording buffer WBi between n access operations and (n-1) recording operations accompanying the switching of the recording process. It is configured to satisfy the simultaneous recording condition that Di can be recorded by one recording operation,
Here, i is any integer of 1 or more and n or less, and n is any integer of 2 or more indicating the number of a plurality of real-time data to be simultaneously recorded.
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yiのサイズを有しており、
ここで、
Yi=(n×Ta×Vt×Vdi)÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、
Taは、ピックアップPが前記情報記録媒体の最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要なアクセス時間を示し、
Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、
Vdiは、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す、請求項8に記載の方法。
Each of the at least one region assigned as region Ai has a size of Yi,
here,
Yi = (n × Ta × Vt × Vdi) {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)},
Ta indicates an access time required for the pickup P to access between an innermost area and an outermost area of the information recording medium,
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi,
The method according to claim 8, wherein Vdi indicates a data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi.
ピックアップPが領域Aiから領域Ajにアクセスするのに必要なアクセス時間を見積もるステップをさらに包含する、請求項8に記載の方法。The method according to claim 8, further comprising estimating an access time required for the pickup P to access the area Aj from the area Ai. 領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yのサイズを有しており、
ここで、
Y={(T1+・・・+Tn)×Vt×Vd}÷(Vt−n×Vd)、
Tiは、前記アクセス時間を示し、
Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、
Vdは、すべてのiに対して、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す、請求項10に記載の方法。
Each of the at least one region assigned as region Ai has a size of Y,
here,
Y = {(T1 +... + Tn) × Vt × Vd} (Vt−n × Vd),
Ti indicates the access time,
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi,
The method according to claim 10, wherein Vd indicates a data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi for all i.
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yiのサイズを有しており、
ここで、
Yi={(T1+・・・+Tn)×Vt×Vdi}÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、
Tiは、前記アクセス時間を示し、
Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、
Vdiは、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す、請求項10に記載の方法。
Each of the at least one region assigned as region Ai has a size of Yi,
here,
Yi = {(T1 +... + Tn) × Vt × Vdi {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)},
Ti indicates the access time,
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi,
The method according to claim 10, wherein Vdi indicates a data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi.
領域Aiは、すべてのiに対して、前記情報記録媒体の外周部に設けられている、請求項8に記載の方法。9. The method according to claim 8, wherein the area Ai is provided on the outer peripheral portion of the information recording medium for all i. 同時記録モデルに従って、複数のリアルタイム・データを情報記録媒体に同時に記録する情報記録装置であって、
前記同時記録モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、リアルタイム・データDiを符号化する符号化モジュールEMiと、符号化されたリアルタイム・データDiを蓄積する記録バッファWBiとを含み、
前記情報記録装置は、
前記情報記録媒体上のボリューム空間内の未割付け領域を検索し、前記ボリューム空間内の少なくとも1つの未割付け領域をリアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付ける手段と、
記録バッファWBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを領域Aiに記録する記録動作Wiを実行する手段と、
記録動作Wiを実行している間に、記録バッファAiがエンプティか否かを判定し、記録バッファWBiがエンプティであると判定された場合には、記録動作Wiを記録動作Wj(i≠j)に切り替え、記録バッファWBiがエンプティでないと判定された場合には、記録動作Wiを継続する手段と
を備え、
領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの領域のそれぞれは、多くとも1回のアクセス動作と多くとも2回の記録動作で記録バッファWBiをエンプティにすることができるという同時記録条件を満たすように構成されており、
ここで、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時記録する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である、情報記録装置。
An information recording device that simultaneously records a plurality of real-time data on an information recording medium according to a simultaneous recording model,
The simultaneous recording model includes a pickup P for accessing an area on the information recording medium, an encoding module EMi for encoding real-time data Di, and a recording buffer WBi for storing encoded real-time data Di. Including
The information recording device,
Means for searching for an unallocated area in the volume space on the information recording medium and allocating at least one unallocated area in the volume space as an area Ai for recording real-time data Di;
Means for executing a recording operation Wi for recording the real-time data Di stored in the recording buffer WBi in the area Ai;
During the execution of the recording operation Wi, it is determined whether or not the recording buffer Ai is empty. If it is determined that the recording buffer WBi is empty, the recording operation Wi is changed to the recording operation Wj (i ≠ j). And means for continuing the recording operation Wi when it is determined that the recording buffer WBi is not empty,
Each of the at least one area allocated as the area Ai is configured to satisfy the simultaneous recording condition that the recording buffer WBi can be made empty by at most one access operation and at most two recording operations. And
Here, i is an arbitrary integer from 1 to n, and n is an integer from 2 to 2 indicating the number of a plurality of real-time data to be simultaneously recorded.
同時記録モデルに従って、複数のリアルタイム・データを情報記録媒体に同時に記録する情報記録装置であって、
前記同時記録モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、リアルタイム・データDiを符号化する符号化モジュールEMiと、符号化されたリアルタイム・データDiを蓄積する記録バッファWBiとを含み、
前記情報記録装置は、
前記情報記録媒体上のボリューム空間内の未割付け領域を検索し、前記ボリューム空間内の少なくとも1つの未割付け領域をリアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付ける手段と、
記録バッファWBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを領域Aiに記録する記録動作Wiを実行する手段と、
記録動作Wiにおいて、リアルタイム・データDiが、領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの領域のうちの1つの終端まで記録されたか否かを判定し、リアルタイム・データDiが前記終端まで記録されたと判定された場合には、記録動作Wiを記録動作Wj(i≠j)に切り替え、リアルタイム・データDiが前記終端まで記録されていないと判定された場合には、記録動作Wiを継続する手段と
を備え、
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれは、記録動作の切り替えに伴うn回のアクセス動作と(n−1)回の記録動作との間に記録バッファWBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを1回の記録動作で記録することができるという同時記録条件を満たすように構成されており、
ここで、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時記録する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である、情報記録装置。
An information recording device that simultaneously records a plurality of real-time data on an information recording medium according to a simultaneous recording model,
The simultaneous recording model includes a pickup P for accessing an area on the information recording medium, an encoding module EMi for encoding real-time data Di, and a recording buffer WBi for storing encoded real-time data Di. Including
The information recording device,
Means for searching for an unallocated area in the volume space on the information recording medium and allocating at least one unallocated area in the volume space as an area Ai for recording real-time data Di;
Means for executing a recording operation Wi for recording the real-time data Di stored in the recording buffer WBi in the area Ai;
In the recording operation Wi, it is determined whether or not the real-time data Di has been recorded to one end of at least one area allocated as the area Ai, and it is determined that the real-time data Di has been recorded to the end. Means for switching the recording operation Wi to the recording operation Wj (i ≠ j) in the case where it is determined that the real-time data Di has not been recorded up to the end, and continuing the recording operation Wi. ,
Each of the at least one area allocated as the area Ai is the real-time data accumulated in the recording buffer WBi between n access operations and (n-1) recording operations accompanying the switching of the recording operation. It is configured to satisfy the simultaneous recording condition that Di can be recorded by one recording operation,
Here, i is an arbitrary integer from 1 to n, and n is an integer from 2 to 2 indicating the number of a plurality of real-time data to be simultaneously recorded.
同時記録モデルに従って、複数のリアルタイム・データが記録された情報記録媒体であって、
前記同時記録モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、リアルタイム・データDiを符号化する符号化モジュールEMiと、符号化されたリアルタイム・データDiを蓄積する記録バッファWBiとを含み、記録バッファWBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの領域のそれぞれは、多くとも1回のアクセス動作と多くとも2回の記録動作で記録バッファWBiをエンプティにすることができるという同時記録条件を満たすように構成されており、
ここで、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時記録する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である、情報記録媒体。
An information recording medium on which a plurality of real-time data are recorded according to a simultaneous recording model,
The simultaneous recording model includes a pickup P for accessing an area on the information recording medium, an encoding module EMi for encoding real-time data Di, and a recording buffer WBi for storing encoded real-time data Di. Each of at least one area including the area Ai for recording the real-time data Di stored in the recording buffer WBi includes the recording buffer WBi by at most one access operation and at most two recording operations. It is configured to satisfy the simultaneous recording condition that it can be empty,
Here, i is an arbitrary integer from 1 to n, and n is an integer from 2 to 2 indicating the number of a plurality of real-time data to be simultaneously recorded.
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Y以上のサイズを有しており、
ここで、
Y=2×n×Ta×Vd×Vt÷(Vt−n×Vd)、
Taは、ピックアップPが前記情報記録媒体の最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要なアクセス時間を示し、
Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、
Vdは、すべてのiに対して、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す、請求項16に記載の情報記録媒体。
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size of Y or more;
here,
Y = 2 × n × Ta × Vd × Vt ÷ (Vt−n × Vd),
Ta indicates an access time required for the pickup P to access between an innermost area and an outermost area of the information recording medium,
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi,
17. The information recording medium according to claim 16, wherein Vd indicates a data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi for all i.
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yi以上のサイズを有しており、
ここで、
Yi=(2×n×Ta×Vt×Vdi)÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、
Taは、ピックアップPが前記情報記録媒体の最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要なアクセス時間を示し、
Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、
Vdiは、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す、請求項16に記載の情報記録媒体。
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size equal to or greater than Yi;
here,
Yi = (2 × n × Ta × Vt × Vdi) {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)},
Ta indicates an access time required for the pickup P to access between an innermost area and an outermost area of the information recording medium,
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi,
17. The information recording medium according to claim 16, wherein Vdi indicates a data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi.
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Y以上のサイズを有しており、
ここで、
Y={2×(T1+・・・+Tn)×Vt×Vd}÷(Vt−n×Vd)、
Tiは、ピックアップPが領域Aiから領域Ajにアクセスするのに必要な第1のアクセス時間を見積もったもの、または、領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のうちの1つから他の1つにアクセスするのに必要な第2のアクセス時間を見積もったものを示し、
Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、
Vdは、すべてのiに対して、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す、請求項16に記載の情報記録媒体。
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size of Y or more;
here,
Y = {2 × (T1 +... + Tn) × Vt × Vd} (Vt−n × Vd),
Ti is an estimate of the first access time required for the pickup P to access the area Aj from the area Ai, or one of the at least one area allocated as the area Ai and the other one. Showing an estimate of the second access time required to access
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi,
17. The information recording medium according to claim 16, wherein Vd indicates a data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi for all i.
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yi以上のサイズを有しており、
ここで、
Yi={2×(T1+・・・+Tn)×Vt×Vdi}÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、
Tiは、ピックアップPが領域Aiから領域Ajにアクセスするのに必要な第1のアクセス時間を見積もったもの、または、領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のうちの1つから他の1つにアクセスするのに必要な第2のアクセス時間を見積もったものを示し、
Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、
Vdiは、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す、請求項16に記載の情報記録媒体。
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size equal to or greater than Yi;
here,
Yi = {2 × (T1 +... + Tn) × Vt × Vdi {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)},
Ti is an estimate of the first access time required for the pickup P to access the area Aj from the area Ai, or one of the at least one area allocated as the area Ai and the other one. Showing an estimate of the second access time required to access
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi,
17. The information recording medium according to claim 16, wherein Vdi indicates a data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi.
領域Aiは、すべてのiに対して、前記情報記録媒体の外周部に設けられている、請求項16に記載の情報記録媒体。17. The information recording medium according to claim 16, wherein the area Ai is provided on an outer peripheral portion of the information recording medium for all i. 同時記録モデルに従って、複数のリアルタイム・データが記録された情報記録媒体であって、
前記同時記録モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、リアルタイム・データDiを符号化する符号化モジュールEMiと、符号化されたリアルタイム・データDiを蓄積する記録バッファWBiとを含み、記録バッファWBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを記録する領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの領域のそれぞれは、記録処理の切り替えに伴うn回のアクセス動作と(n−1)回の記録動作との間に記録バッファWBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを1回の記録動作で記録することができるという同時記録条件を満たすように構成されており、
ここで、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時記録する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である、情報記録媒体。
An information recording medium on which a plurality of real-time data are recorded according to a simultaneous recording model,
The simultaneous recording model includes a pickup P for accessing an area on the information recording medium, an encoding module EMi for encoding real-time data Di, and a recording buffer WBi for storing encoded real-time data Di. Each of the at least one area allocated as the area Ai for recording the real-time data Di stored in the recording buffer WBi includes n access operations and (n-1) recordings accompanying the switching of the recording process. The simultaneous recording condition that the real-time data Di accumulated in the recording buffer WBi during the operation can be recorded by one recording operation;
Here, i is an arbitrary integer from 1 to n, and n is an integer from 2 to 2 indicating the number of a plurality of real-time data to be simultaneously recorded.
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yiのサイズを有しており、
ここで、
Yi=(n×Ta×Vt×Vdi)÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、
Taは、ピックアップPが前記情報記録媒体の最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要なアクセス時間を示し、
Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、
Vdiは、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す、請求項22に記載の情報記録媒体。
Each of the at least one region assigned as region Ai has a size of Yi,
here,
Yi = (n × Ta × Vt × Vdi) {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)},
Ta indicates an access time required for the pickup P to access between an innermost area and an outermost area of the information recording medium,
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi,
23. The information recording medium according to claim 22, wherein Vdi indicates a data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi.
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yiのサイズを有しており、
ここで、
Y={(T1+・・・+Tn)×Vt×Vd}÷(Vt−n×Vd)、
Tiは、ピックアップPが領域Aiから領域Ajにアクセスするのに必要なアクセス時間を見積もったものを示し、
Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、
Vdは、すべてのiに対して、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す、請求項22に記載の情報記録媒体。
Each of the at least one region assigned as region Ai has a size of Yi,
here,
Y = {(T1 +... + Tn) × Vt × Vd} (Vt−n × Vd),
Ti indicates an estimated access time required for the pickup P to access the area Aj from the area Ai,
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi,
23. The information recording medium according to claim 22, wherein Vd indicates a data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi for all i.
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yiのサイズを有しており、
ここで、
Yi={(T1+・・・+Tn)×Vt×Vdi}÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、
Tiは、ピックアップPが領域Aiから領域Ajにアクセスするのに必要なアクセス時間を見積もったものを示し、
Vtは、ピックアップPと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示し、
Vdiは、符号化モジュールEMiと記録バッファWBiとの間のデータ転送レートを示す、請求項22に記載の情報記録媒体。
Each of the at least one region assigned as region Ai has a size of Yi,
here,
Yi = {(T1 +... + Tn) × Vt × Vdi {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)},
Ti indicates an estimated access time required for the pickup P to access the area Aj from the area Ai,
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the recording buffer WBi,
23. The information recording medium according to claim 22, wherein Vdi indicates a data transfer rate between the encoding module EMi and the recording buffer WBi.
領域Aiは、すべてのiに対して、前記情報記録媒体の外周部に設けられている、請求項22に記載の情報記録媒体。23. The information recording medium according to claim 22, wherein the area Ai is provided on an outer peripheral portion of the information recording medium for all i. 同時再生モデルに従って、情報記録媒体に記録された複数のリアルタイム・データを同時に再生する方法であって、
前記同時再生モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、前記情報記録媒体から読み出されたリアルタイム・データDiを蓄積する再生バッファRBiと、再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを復号化する復号化モジュールDMiとを含み、
前記方法は、
リアルタイム・データDiが記録された領域Aiからリアルタイム・データDiを読み出す再生動作Riを実行するステップと、
再生動作Riを実行している間に、再生バッファRBiがフルか否かを判定し、再生バッファRBiがフルであると判定された場合には、再生動作Riを再生動作Rj(i≠j)に切り替え、再生バッファRBiがフルでないと判定された場合には、再生動作Riを継続するステップと
を包含し、
領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの領域のそれぞれは、多くとも1回のアクセス動作と多くとも2回の再生動作で再生バッファRBiをフルにすることができるという同時再生条件を満たすように構成されており、
ここで、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時再生する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である、方法。
A method for simultaneously reproducing a plurality of real-time data recorded on an information recording medium according to a simultaneous reproduction model,
The simultaneous reproduction model includes a pickup P for accessing an area on the information recording medium, a reproduction buffer RBi for storing real-time data Di read from the information recording medium, and a real-time data stored in the reproduction buffer RBi. A decoding module DMi for decoding the data Di,
The method comprises:
Executing a reproducing operation Ri for reading out the real-time data Di from the area Ai in which the real-time data Di is recorded;
During the execution of the reproduction operation Ri, it is determined whether or not the reproduction buffer RBi is full. If it is determined that the reproduction buffer RBi is full, the reproduction operation Ri is performed by the reproduction operation Rj (i ≠ j). And when it is determined that the reproduction buffer RBi is not full, a step of continuing the reproduction operation Ri is included.
Each of the at least one area allocated as the area Ai is configured to satisfy the simultaneous reproduction condition that the reproduction buffer RBi can be full by at most one access operation and at most two reproduction operations. And
Here, i is any integer from 1 to n, and n is any integer from 2 to 2 indicating the number of a plurality of real-time data to be reproduced simultaneously.
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Y以上のサイズを有しており、
ここで、
Y=2×n×Ta×Vd×Vt÷(Vt−n×Vd)、
Taは、ピックアップPが前記情報記録媒体の最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要なアクセス時間を示し、
Vtは、ピックアップPと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示し、
Vdは、すべてのiに対して、復号化モジュールDMiと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示す、請求項27に記載の方法。
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size of Y or more;
here,
Y = 2 × n × Ta × Vd × Vt ÷ (Vt−n × Vd),
Ta indicates an access time required for the pickup P to access between an innermost area and an outermost area of the information recording medium,
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the reproduction buffer RBi,
28. The method of claim 27, wherein Vd indicates, for all i, the data transfer rate between the decoding module DMi and the playback buffer RBi.
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yi以上のサイズを有しており、
ここで、
Yi=(2×n×Ta×Vt×Vdi)÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、
Taは、ピックアップPが前記情報記録媒体の最内周にある領域と最外周にある領域との間をアクセスするのに必要なアクセス時間を示し、
Vtは、ピックアップPと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示し、
Vdiは、復号化モジュールDMiと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示す、請求項27に記載の方法。
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size equal to or greater than Yi;
here,
Yi = (2 × n × Ta × Vt × Vdi) {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)},
Ta indicates an access time required for the pickup P to access between an innermost area and an outermost area of the information recording medium,
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the reproduction buffer RBi,
28. The method according to claim 27, wherein Vdi indicates a data transfer rate between the decoding module DMi and the playback buffer RBi.
ピックアップPが領域Aiから領域Ajにアクセスするのに必要な第1のアクセス時間と、領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のうちの1つから他の1つにアクセスするのに必要な第2のアクセス時間とを見積もるステップをさらに包含する、請求項27に記載の方法。A first access time required for the pickup P to access the area Aj from the area Ai, and a time required for accessing the other one from one of the at least one area allocated as the area Ai. 28. The method of claim 27, further comprising estimating a second access time. 領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Y以上のサイズを有しており、
ここで、
Y={2×(T1+・・・+Tn)×Vt×Vd}÷(Vt−n×Vd)、
Tiは、前記第1のアクセス時間または第2のアクセス時間を示し、
Vtは、ピックアップPと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示し、
Vdは、すべてのiに対して、復号化モジュールDMiと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示す、請求項30に記載の方法。
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size of Y or more;
here,
Y = {2 × (T1 +... + Tn) × Vt × Vd} (Vt−n × Vd),
Ti indicates the first access time or the second access time,
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the reproduction buffer RBi,
31. The method of claim 30, wherein Vd indicates, for all i, a data transfer rate between the decoding module DMi and the playback buffer RBi.
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yi以上のサイズを有しており、
ここで、
Yi={2×(T1+・・・+Tn)×Vt×Vdi}÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、
Tiは、前記第1のアクセス時間または第2のアクセス時間を示し、
Vtは、ピックアップPと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示し、
Vdiは、復号化モジュールDMiと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示す、請求項30に記載の方法。
Each of the at least one area allocated as the area Ai has a size equal to or greater than Yi;
here,
Yi = {2 × (T1 +... + Tn) × Vt × Vdi {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)},
Ti indicates the first access time or the second access time,
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the reproduction buffer RBi,
The method according to claim 30, wherein Vdi indicates a data transfer rate between the decoding module DMi and the playback buffer RBi.
領域Aiは、すべてのiに対して、前記情報記録媒体の外周部に設けられている、請求項27に記載の方法。The method according to claim 27, wherein the area Ai is provided on the outer peripheral portion of the information recording medium for all i. リアルタイム・データD1〜Dnは、映像データと複数の音声データとを含み、前記映像データの一部と前記複数の音声データのうちの少なくとも1つとが同時に再生される、請求項27に記載の方法。28. The method according to claim 27, wherein the real-time data D1 to Dn include video data and a plurality of audio data, and a part of the video data and at least one of the plurality of audio data are reproduced simultaneously. . 同時再生モデルに従って、情報記録媒体に記録された複数のリアルタイム・データを同時に再生する方法であって、
前記同時再生モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、前記情報記録媒体から読み出されたリアルタイム・データDiを蓄積する再生バッファRBiと、再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを復号化する復号化モジュールDMiとを含み、
前記方法は、
リアルタイム・データDiが記録された領域Aiからリアルタイム・データDiを読み出す再生動作Riを実行するステップと、
再生動作Riにおいて、リアルタイム・データDiが、領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のうちの1つの終端まで読み出されたか否かを判定し、リアルタイム・データDiが前記終端まで読み出されたと判定された場合には、再生動作Riを再生動作Rj(i≠j)に切り替え、リアルタイム・データDiが前記終端まで読み出されていないと判定された場合には、再生動作Riを継続するステップと
を包含し、
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれは、1回の再生動作の間に再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを再生動作の切り替えに伴うn回のアクセス動作と(n−1)回の再生動作との間に消費することができるという同時再生条件を満たすように構成されており、
ここで、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時再生する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である、方法。
A method for simultaneously reproducing a plurality of real-time data recorded on an information recording medium according to a simultaneous reproduction model,
The simultaneous reproduction model includes a pickup P for accessing an area on the information recording medium, a reproduction buffer RBi for storing real-time data Di read from the information recording medium, and a real-time data stored in the reproduction buffer RBi. A decoding module DMi for decoding the data Di,
The method comprises:
Executing a reproducing operation Ri for reading out the real-time data Di from the area Ai in which the real-time data Di is recorded;
In the reproducing operation Ri, it is determined whether the real-time data Di has been read to one end of the at least one area allocated as the area Ai, and the real-time data Di is read to the end. If it is determined that the reproduction operation Ri has been performed, the reproduction operation Ri is switched to the reproduction operation Rj (i ≠ j). If it is determined that the real-time data Di has not been read to the end, the reproduction operation Ri is continued. Steps and
In each of the at least one area allocated as the area Ai, the real-time data Di stored in the reproduction buffer RBi during one reproduction operation is accessed n times in accordance with switching of the reproduction operation, and (n− 1) It is configured to satisfy the simultaneous playback condition that it can be consumed between one playback operation and
Here, i is any integer from 1 to n, and n is any integer from 2 to 2 indicating the number of a plurality of real-time data to be reproduced simultaneously.
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yiのサイズを有しており、
ここで、
Yi=(n×Ta×Vt×Vdi)÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、
Taは、ピックアップPが前記情報記録媒体の最内周と最外周との間をアクセスするのに必要なアクセス時間を示し、
Vtは、ピックアップPと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示し、
Vdiは、復号化モジュールDMiと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示す、請求項35に記載の方法。
Each of the at least one region assigned as region Ai has a size of Yi,
here,
Yi = (n × Ta × Vt × Vdi) {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)},
Ta indicates an access time required for the pickup P to access between the innermost circumference and the outermost circumference of the information recording medium,
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the reproduction buffer RBi,
The method of claim 35, wherein Vdi indicates a data transfer rate between the decoding module DMi and the playback buffer RBi.
ピックアップPが領域Aiから領域Ajにアクセスするのに必要なアクセス時間を見積もるステップをさらに包含する、請求項34に記載の方法。The method according to claim 34, further comprising estimating an access time required for the pickup P to access the area Aj from the area Ai. 領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yのサイズを有していることであり、
ここで、
Y={(T1+・・・+Tn)×Vt×Vd}÷(Vt−n×Vd)、
Tiは、前記アクセス時間を示し、
Vtは、ピックアップPと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示し、
Vdは、すべてのiに対して、復号化モジュールDMiと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示す、請求項37に記載の方法。
Each of said at least one area allocated as area Ai has a size of Y,
here,
Y = {(T1 +... + Tn) × Vt × Vd} (Vt−n × Vd),
Ti indicates the access time,
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the reproduction buffer RBi,
38. The method of claim 37, wherein Vd indicates, for all i, a data transfer rate between the decoding module DMi and the playback buffer RBi.
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれが、Yiのサイズを有しており、
ここで、
Yi={(T1+・・・+Tn)×Vt×Vdi}÷{Vt−(Vd1+Vd2+・・・+Vdn)}、
Tiは、前記アクセス時間を示し、
Vtは、ピックアップPと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示し、
Vdiは、復号化モジュールDMiと再生バッファRBiとの間のデータ転送レートを示す、請求項37に記載の方法。
Each of the at least one region assigned as region Ai has a size of Yi,
here,
Yi = {(T1 +... + Tn) × Vt × Vdi {Vt− (Vd1 + Vd2 +... + Vdn)},
Ti indicates the access time,
Vt indicates a data transfer rate between the pickup P and the reproduction buffer RBi,
38. The method of claim 37, wherein Vdi indicates a data transfer rate between the decoding module DMi and the playback buffer RBi.
領域Aiは、すべてのiに対して、前記情報記録媒体の外周部に設けられている、請求項35に記載の方法。The method according to claim 35, wherein the area Ai is provided on an outer peripheral portion of the information recording medium for all i. リアルタイム・データD1〜Dnは、映像データと複数の音声データとを含み、前記映像データの一部と前記複数の音声データのうちの少なくとも1つとが同時に再生される、請求項35に記載の方法。The method according to claim 35, wherein the real-time data D1 to Dn include video data and a plurality of audio data, and a part of the video data and at least one of the plurality of audio data are reproduced simultaneously. . 同時再生モデルに従って、情報記録媒体に記録された複数のリアルタイム・データを同時に再生する情報再生装置であって、
前記同時再生モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、前記情報記録媒体から読み出されたリアルタイム・データDiを蓄積する再生バッファRBiと、再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを復号化する復号化モジュールDMiとを含み、
前記情報再生装置は、
リアルタイム・データDiが記録された領域Aiからリアルタイム・データDiを読み出す再生動作Riを実行する手段と、
再生動作Riを実行している間に、再生バッファRBiがフルか否かを判定し、再生バッファRBiがフルであると判定された場合には、再生動作Riを再生動作Rj(i≠j)に切り替え、再生バッファRBiがフルでないと判定された場合には、再生動作Riを継続する手段と
を備え、
領域Aiとして割付けられた少なくとも1つの領域のそれぞれは、多くとも1回のアクセス動作と多くとも2回の再生動作で再生バッファRBiをフルにすることができるという同時再生条件を満たすように構成されており、
ここで、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時再生する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である、情報再生装置。
An information reproducing apparatus for simultaneously reproducing a plurality of real-time data recorded on an information recording medium according to a simultaneous reproduction model,
The simultaneous reproduction model includes a pickup P for accessing an area on the information recording medium, a reproduction buffer RBi for storing real-time data Di read from the information recording medium, and a real-time data stored in the reproduction buffer RBi. A decoding module DMi for decoding the data Di,
The information reproducing device,
Means for executing a reproducing operation Ri for reading out the real-time data Di from the area Ai in which the real-time data Di is recorded;
During the execution of the reproduction operation Ri, it is determined whether or not the reproduction buffer RBi is full. Means for continuing the reproduction operation Ri when it is determined that the reproduction buffer RBi is not full,
Each of the at least one area allocated as the area Ai is configured to satisfy the simultaneous reproduction condition that the reproduction buffer RBi can be full by at most one access operation and at most two reproduction operations. And
Here, i is an arbitrary integer from 1 to n, and n is an arbitrary integer from 2 to 2 indicating the number of a plurality of real-time data to be simultaneously reproduced.
同時再生モデルに従って、情報記録媒体に記録された複数のリアルタイム・データを同時に再生する情報再生装置であって、
前記同時再生モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、前記情報記録媒体から読み出されたリアルタイム・データDiを蓄積する再生バッファRBiと、再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを復号化する復号化モジュールDMiとを含み、
前記情報再生装置は、
リアルタイム・データDiが記録された領域Aiからリアルタイム・データDiを読み出す再生動作Riを実行する手段と、
再生動作Riにおいて、リアルタイム・データDiが、領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のうちの1つの終端まで読み出されたか否かを判定し、リアルタイム・データDiが前記終端まで読み出されたと判定された場合には、再生動作Riを再生動作Rj(i≠j)に切り替え、リアルタイム・データDiが前記終端まで読み出されていないと判定された場合には、再生動作Riを継続する手段と
を備え、
領域Aiとして割付けられた前記少なくとも1つの領域のそれぞれは、1回の再生動作の間に再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを再生動作の切り替えに伴うn回のアクセス動作と(n−1)回の再生動作との間に消費することができるという同時再生条件を満たすように構成されており、
ここで、iは1以上n以下の任意の整数であり、nは同時再生する複数のリアルタイム・データの数を示す2以上の任意の整数である、情報再生装置。
An information reproducing apparatus for simultaneously reproducing a plurality of real-time data recorded on an information recording medium according to a simultaneous reproduction model,
The simultaneous reproduction model includes a pickup P for accessing an area on the information recording medium, a reproduction buffer RBi for storing real-time data Di read from the information recording medium, and a real-time data stored in the reproduction buffer RBi. A decoding module DMi for decoding the data Di,
The information reproducing device,
Means for executing a reproducing operation Ri for reading out the real-time data Di from the area Ai in which the real-time data Di is recorded;
In the reproducing operation Ri, it is determined whether the real-time data Di has been read to one end of the at least one area allocated as the area Ai, and the real-time data Di is read to the end. If it is determined that the reproduction operation Ri has been performed, the reproduction operation Ri is switched to the reproduction operation Rj (i ≠ j). If it is determined that the real-time data Di has not been read to the end, the reproduction operation Ri is continued. Means,
Each of the at least one area allocated as the area Ai may include n times of access operations associated with switching of the reproduction operation between the real-time data Di accumulated in the reproduction buffer RBi during one reproduction operation and (n- 1) It is configured to satisfy the simultaneous playback condition that it can be consumed between one playback operation and
Here, i is an arbitrary integer from 1 to n, and n is an integer from 2 to 2 indicating the number of a plurality of real-time data to be reproduced simultaneously.
同時再生モデルに従って複数のリアルタイム・データが同時に再生されることを保証するように、情報記録媒体に記録されたリアルタイム・データを編集する方法であって、
前記同時再生モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、前記情報記録媒体から読み出されたリアルタイム・データDiを蓄積する再生バッファRBiと、再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを復号化する復号化モジュールDMiとを含み、
前記方法は、
リアルタイム・データDiが記録された領域Aiから少なくとも1つの領域を選択するステップと、
前記選択された少なくとも1つの領域のそれぞれが、多くとも1回のアクセス動作と多くとも2回の再生動作で再生バッファRBiをフルにすることができるという同時再生条件を満たすように構成されているか否かを判定するステップとを包含する、方法。
A method of editing real-time data recorded on an information recording medium so as to ensure that a plurality of real-time data are reproduced simultaneously according to a simultaneous reproduction model,
The simultaneous reproduction model includes a pickup P for accessing an area on the information recording medium, a reproduction buffer RBi for storing real-time data Di read from the information recording medium, and a real-time data stored in the reproduction buffer RBi. A decoding module DMi for decoding the data Di,
The method comprises:
Selecting at least one area from the area Ai in which the real-time data Di is recorded;
Whether each of the selected at least one region is configured to satisfy a simultaneous reproduction condition that the reproduction buffer RBi can be made full by at most one access operation and at most two reproduction operations. Deciding whether or not it is not.
同時再生モデルに従って複数のリアルタイム・データが同時に再生されることを保証するように、情報記録媒体に記録されたリアルタイム・データを編集する方法であって、
前記同時再生モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、前記情報記録媒体から読み出されたリアルタイム・データDiを蓄積する再生バッファRBiと、再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを復号化する復号化モジュールDMiとを含み、
前記方法は、
リアルタイム・データDiが記録された領域Aiから少なくとも1つの領域を選択するステップと、
前記選択された少なくとも1つの領域のそれぞれが、1回の再生動作の間に再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを再生動作の切り替えに伴うn回のアクセス動作と(n−1)回の再生動作との間に消費することができるという同時再生条件を満たすように構成されているか否かを判定するステップと
を包含する、方法。
A method of editing real-time data recorded on an information recording medium so as to ensure that a plurality of real-time data are reproduced simultaneously according to a simultaneous reproduction model,
The simultaneous reproduction model includes a pickup P for accessing an area on the information recording medium, a reproduction buffer RBi for storing real-time data Di read from the information recording medium, and a real-time data stored in the reproduction buffer RBi. A decoding module DMi for decoding the data Di,
The method comprises:
Selecting at least one area from the area Ai in which the real-time data Di is recorded;
Each of the at least one selected area uses the real-time data Di accumulated in the reproduction buffer RBi during one reproduction operation for n times of access operations and (n-1) times for switching the reproduction operation. And determining whether or not the simultaneous playback condition that can be consumed during the playback operation is satisfied.
同時再生モデルに従って複数のリアルタイム・データが同時に再生されることを保証するように、情報記録媒体に記録されたリアルタイム・データを編集する編集装置であって、
前記同時再生モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、前記情報記録媒体から読み出されたリアルタイム・データDiを蓄積する再生バッファRBiと、再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを復号化する復号化モジュールDMiとを含み、
前記編集装置は、
リアルタイム・データDiが記録された領域Aiから少なくとも1つの領域を選択する手段と、
前記選択された少なくとも1つの領域のそれぞれが、多くとも1回のアクセス動作と多くとも2回の再生動作で再生バッファRBiをフルにすることができるという同時再生条件を満たすように構成されているか否かを判定する手段と
を備えた、編集装置。
An editing apparatus for editing real-time data recorded on an information recording medium so as to ensure that a plurality of real-time data are reproduced simultaneously according to a simultaneous reproduction model,
The simultaneous reproduction model includes a pickup P for accessing an area on the information recording medium, a reproduction buffer RBi for storing real-time data Di read from the information recording medium, and a real-time data stored in the reproduction buffer RBi. A decoding module DMi for decoding the data Di,
The editing device,
Means for selecting at least one area from the area Ai in which the real-time data Di is recorded;
Whether each of the at least one selected area is configured to satisfy a simultaneous reproduction condition that the reproduction buffer RBi can be made full by at most one access operation and at most two reproduction operations. An editing device comprising:
同時再生モデルに従って複数のリアルタイム・データが同時に再生されることを保証するように、情報記録媒体に記録されたリアルタイム・データを編集する編集装置であって、
前記同時再生モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、前記情報記録媒体から読み出されたリアルタイム・データDiを蓄積する再生バッファRBiと、再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを復号化する復号化モジュールDMiとを含み、
前記編集装置は、
リアルタイム・データDiが記録された領域Aiから少なくとも1つの領域を選択する手段と、
前記選択された少なくとも1つの領域のそれぞれが、回の再生動作の間に再生バッファRBiに蓄積されたリアルタイム・データDiを再生動作の切り替えに伴うn回のアクセス動作と(n−1)回の再生動作との間に消費することができるという同時再生条件を満たすように構成されているか否かを判定する手段と
を備えた、編集装置。
An editing apparatus for editing real-time data recorded on an information recording medium so as to ensure that a plurality of real-time data are reproduced simultaneously according to a simultaneous reproduction model,
The simultaneous reproduction model includes a pickup P for accessing an area on the information recording medium, a reproduction buffer RBi for storing real-time data Di read from the information recording medium, and a real-time data stored in the reproduction buffer RBi. A decoding module DMi for decoding the data Di,
The editing device,
Means for selecting at least one area from the area Ai in which the real-time data Di is recorded;
Each of the at least one selected area is used for n times of access operations and (n-1) times of the real-time data Di accumulated in the reproduction buffer RBi during the one reproduction operation. Means for judging whether or not it is configured so as to satisfy a simultaneous playback condition that it can be consumed during a playback operation.
同時再生モデルに従って、情報記録媒体に記録されたk個のオーディオデータを再生しながら、1個のビデオデータをサーチする方法であって、
前記同時再生モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、前記情報記録媒体から読み出されたビデオデータDvを蓄積する再生バッファRBvと、再生バッファRBvに蓄積されたビデオデータDvを復号化する復号化モジュールDMvと、前記情報記録媒体から読み出されたオーディオデータDiを蓄積する再生バッファRBiと、再生バッファRBiに蓄積されたオーディオデータDiを復号化する復号化モジュールDMiとを含み、
前記方法は、
ビデオデータDvが記録された領域Avから部分的にビデオデータDvを読み出す再生動作Rvを実行するステップと、
ビデオデータDvは領域Avのn箇所から間欠的に再生された後、記録領域Aiにアクセスして、再生動作Rvを再生動作Riに切り替えるステップと、
オーディオデータDiが記録された領域AiからオーディオデータDiを読み出す再生動作Riを実行するステップと、
同時再生条件で決まるデータ量を領域Aiから読み出した後、記録領域Avにアクセスして、再生動作Riを再生動作Rvに切り替えるステップと
を包含し、
領域Avにおける、(n−1)回のアクセスとn回の読出し動作と、領域Avから領域Aiへのアクセスと、(k−1)回の領域Ai間のアクセスと、(k−1)回の領域Aiからのデータの読出しと、領域Aiから領域Avへのアクセスの間に、再生バッファDMjにおいて消費されたリアルタイム・データDjを1回の再生動作で読み出し、サーチの倍速数をmとして、m倍の速度で、再生バッファRBjから復号化モジュールDMjにリアルタイム・データを転送することができるという同時再生条件を満たすように構成されており、
ここで、iとkとnは任意の整数である、方法。
A method of searching for one piece of video data while playing back k pieces of audio data recorded on an information recording medium according to a simultaneous playback model,
The simultaneous reproduction model includes a pickup P for accessing an area on the information recording medium, a reproduction buffer RBv for storing video data Dv read from the information recording medium, and a video data Dv stored in the reproduction buffer RBv. A decoding module DMv for decoding audio data Di read from the information recording medium, a decoding module DMv for decoding audio data Di stored in the reproduction buffer RBi, and a decoding module DMi for decoding audio data Di read from the information recording medium. Including
The method comprises:
Performing a reproducing operation Rv for partially reading the video data Dv from the area Av in which the video data Dv is recorded;
After the video data Dv is intermittently reproduced from n places in the area Av, accessing the recording area Ai and switching the reproduction operation Rv to the reproduction operation Ri;
Executing a reproducing operation Ri for reading the audio data Di from the area Ai in which the audio data Di is recorded;
Reading the data amount determined by the simultaneous reproduction condition from the area Ai, accessing the recording area Av, and switching the reproduction operation Ri to the reproduction operation Rv,
(N-1) accesses and n read operations in the region Av, access from the region Av to the region Ai, (k-1) accesses between the regions Ai, and (k-1) times Between the reading of the data from the area Ai and the access from the area Ai to the area Av, the real-time data Dj consumed in the reproduction buffer DMj is read in one reproduction operation, and the double speed of the search is m and is configured to satisfy the simultaneous playback condition that real-time data can be transferred from the playback buffer RBj to the decoding module DMj at a speed of m times.
Here, i, k, and n are arbitrary integers.
同時再生モデルに従って、情報記録媒体に記録されたk個のオーディオデータを再生しながら、1個のビデオデータをサーチする情報再生装置であって、
前記同時再生モデルは、前記情報記録媒体上の領域にアクセスするピックアップPと、前記情報記録媒体から読み出されたビデオデータDvを蓄積する再生バッファRBvと、再生バッファRBvに蓄積されたビデオデータDvを復号化する復号化モジュールDMvと、前記情報記録媒体から読み出されたオーディオデータDiを蓄積する再生バッファRBiと、再生バッファRBiに蓄積されたオーディオデータDiを復号化する復号化モジュールDMiとを含み、
前記情報再生装置は、
ビデオデータDvが記録された領域Avから部分的にビデオデータDvを読み出す再生動作Rvを実行する手段と、
ビデオデータDvは領域Avのn箇所から間欠的に再生された後、記録領域Aiにアクセスして、再生動作Rvを再生動作Riに切り替える手段と、
オーディオデータDiが記録された領域AiからオーディオデータDiを読み出す再生動作Riを実行する手段と、
同時再生条件で決まるデータ量を領域Aiから読み出した後、記録領域Avにアクセスして、再生動作Riを再生動作Rvに切り替える手段と
を備え、
領域Avにおける、(n−1)回のアクセスとn回の読出し動作と、領域Avから領域Aiへのアクセスと、(k−1)回の領域Ai間のアクセスと、(k−1)回の領域Aiからのデータの読出しと、領域Aiから領域Avへのアクセスの間に、再生バッファDMjにおいて消費されたリアルタイム・データDjを1回の再生動作で読み出し、サーチの倍速数をmとして、m倍の速度で、再生バッファRBjから復号化モジュールDMjにリアルタイム・データを転送することができるという同時再生条件を満たすように構成されており、
ここで、iとkとnは任意の整数である、情報再生装置。
An information reproducing apparatus for searching for one piece of video data while reproducing k pieces of audio data recorded on an information recording medium according to a simultaneous reproduction model,
The simultaneous reproduction model includes a pickup P for accessing an area on the information recording medium, a reproduction buffer RBv for storing video data Dv read from the information recording medium, and a video data Dv stored in the reproduction buffer RBv. A decoding module DMv for decoding audio data Di read from the information recording medium, a decoding module DMv for decoding audio data Di stored in the reproduction buffer RBi, and a decoding module DMi for decoding audio data Di read from the information recording medium. Including
The information reproducing device,
Means for executing a reproducing operation Rv for partially reading the video data Dv from the area Av in which the video data Dv is recorded;
Means for intermittently reproducing the video data Dv from n places in the area Av, accessing the recording area Ai, and switching the reproduction operation Rv to the reproduction operation Ri;
Means for executing a reproducing operation Ri for reading the audio data Di from the area Ai in which the audio data Di is recorded;
Means for reading the data amount determined by the simultaneous reproduction condition from the area Ai, accessing the recording area Av, and switching the reproduction operation Ri to the reproduction operation Rv,
(N-1) accesses and n read operations in the region Av, access from the region Av to the region Ai, (k-1) accesses between the regions Ai, and (k-1) times Between the reading of the data from the area Ai and the access from the area Ai to the area Av, the real-time data Dj consumed in the reproduction buffer DMj is read in one reproduction operation, and the double speed of the search is m. and is configured to satisfy the simultaneous playback condition that real-time data can be transferred from the playback buffer RBj to the decoding module DMj at a speed of m times.
Here, i, k, and n are arbitrary integers.
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