JP2004140074A - Semiconductor light emitting device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化合物半導体発光素子、特に表示用光源や信号機及びデイスプレイ用の光源としとして用いられる高輝度半導体発光素子に関する分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、InGaAlP系LED等の高輝度半導体発光素子は、従来の汎用LED等と比べて10倍以上の明るさを持っていることから、携帯電話や車載用の照光用光源としてその需要が急拡大している。これらの用途には低電流で高輝度のLEDが要求され、発光効率と光取り出し効率を最大限に高めるための技術開発が進んでいる。とりわけ、最近は取り出し効率に関する技術開発が盛んである。結晶基板上への発光層の形成は、有機金属気相エピタキシャル成長法(MOCVD)や分子線エピタキシャル成長法(MBE)によって行われている。MOCVDは、有機金属の蒸気と水素化物を原料として用い、水素をキャリアガスとしてこれら原料を成長室に導入し、熱分解反応に寄って加熱した基板上に化合物半導体結晶をエピタキシャル成長させる方法である。MBEは、超高真空中で加熱された単結晶基板に、成長させようとする結晶の構成単体元素、すなわちAl、Ga、In、Pの各種ドーパントをエピタキシャル成長させる方法で、成長した各層の組成は分子線強度制御することができる。
【0003】
従来、低コストで高輝度のLEDは、次のように製造されていた。図4及び図5は、従来の発光ダイオードの構成を示す断面図である。まず、図4にしたがって説明する。ここで、n−GaAs基板401上に、MOCVD法により例えば成長温度750℃で成膜していく。例えばSiドーピング゛した膜厚0.5μmのSi−GaAsバッファ−層402を成長させ、膜厚427ÅのSi−In0.5Al0.5Pと膜厚390ÅのIn0.5(Ga0.58Al0.42)o.5Pを交互に20組積層して成るDBR(Distributed Bragg Reflector)反射層403を成長させる。このDBR反射層403は活性層を上下から挟んで共振器の働きをするものである。次いで、膜厚1.0μmのSi−In0.5Al0.5Pクラッド層404を成長させ、次いで、膜厚50ÅのIn0.5(Ga0.8Al0.2)o.5P障壁層と膜厚80ÅのIn0.5(Ga0.8Al0.2)o.5P井戸層を交互に80組積層して成る多重量子井戸(MQW:Multi‐Quantum−Well)活性層405を成長させる。ここで、多重量子井戸は、光と電子の相互作用を増大するためのもので、複数層の量子井戸と量子井戸を分離する障壁層からなり、動作電流の低減や温度特性の向上が図られる。次いで、膜厚1.0μmのZn−In0.5Al0.5Pクラッド層406を成長させる。その後、PH3雰囲気に保ったまま、成長温度を+50℃加算して800℃まで昇温し、直接Zn−GaP層408を成長させる。エピタキシャル成長後、AuGe/Auから成るn側電極409、AuZn/Auから成るp側電極410を形成する。その後、フォトリソグラフィ−技術により光取り出しを考慮した電極パタ−ンを形成していた。
【0004】
このような素子構造のLEDは大きな欠点を有していた。図6(1)は表面レーザ顕微鏡で撮像した像であり、図7(1)は透過電子顕微鏡(TEM:Transmission Electron Microscope)で撮像した像である。GaAs基板に格子整合するInGaAlPエピ層上にGaP層をダイレクトに成長させる場合、格子定数差が3.3%、GaP層との熱膨張係数が17%も異なるエピ膜を成長させることとなる。このため、図6(1)の表面レーザ顕微鏡像に示されるように、格子定数差と熱膨張係数差に起因した高密度の格子欠陥や転位が発生し、InGaAlP膜/GaP膜の界面抵抗の増大、GaP膜の透過率の低下、クラックに到る破壊などが発生していた。さらに、ウエ−ハ割れや組み立て時のチップクラックの発生、及びチップクラックに伴う転位の増大による信頼性の低下を招いていた。また、図7(1) 断面TEM像に示されるように、Zn−InAlPクラッド層406/Zn−GaP層408の間に高密度の欠陥が存在し、界面抵抗を増大させ、結果として素子電圧が高いものとなり、実使用に応えることが難しかった。
【0005】
そこで、InGaP層/GaPエピ層間にInを徐々に変化させたInXGa1−XP格子緩和層を設けるなどの提案がなされている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。かかる格子緩和層を介して電流拡散層であるGaP層を成長させた従来例が図5に示すものである。図5に示される素子断面図の発光ダイオードが、図4に示した素子断面図の発光ダイオードと異なるのは、クラッド層506を成長させた後、PH3雰囲気に保ったまま、成長温度を+50℃加算して800℃まで昇温させ、厚さ0.1μmのZn−InZGa1−ZP格子緩和層507を介して、Zn−GaP層508を成長させた点にある。しかし、Zn−InZGa1−ZP 格子緩和層507(Z=0.5→0)を用いた場合では、Zn−InZGa1−ZP格子緩和層507とZn−GaP層508の界面に0.5μm程度のボイドが発生していた(図7(2) 断面TEM像参照。)。そのため、Zn−GaP層508の結晶性が悪化し、極めて平坦性の悪い膜しか得られなかった(図6(2)の表面レーザ顕微鏡像参照。)。
【0006】
そこで、GaAs基板上に燐を徐々に増加して成長させたGaAsXP1−X基板結晶を用い、この結晶に格子整合したInGaAlP系の結晶を成長させる場合に、AlGaInP系結晶からInの組成を徐々に減らしたグレーデッド層を介してAlXGa1−XPを成長させ、またこの層に歪緩衝層としてAlYIn1−YP(0≦Y≦1)単一の超薄膜層またはAlXGa1−XP/AlYIn1−YPの超格子構造をいれることが提案されている(例えば、特許文献3参照。)。この特許文献3における実施例に関する記載では、いずれの例も、Inの組成を徐々に減らしたp−(Al0.7Ga0.3)XIn1−XPグレーデッド層(X:0.7→1.0、p=5×1017cm3)を2.0μm成長させ、そしてp−Al0.8In0.2P(80Å)/p−GaP(80Å)の超格子を10周期成長させているものであった。
【0007】
【特許文献1】
特開平4−315479号公報(第2−3頁 第3図)
【特許文献2】
特開2001−291895号公報(第3−4頁 第4図)
【特許文献3】
特開平6−61525号公報(第3−4頁 第1図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、InGaAlP層上にGaP層をエピ成長する場合、GaP層のエピ温度は、InGaAlP膜エピ成長温度より、約50 〜100℃程度高くないと一定レベルのGaP膜が得られないことから、InXGa1−XP格子緩和層が高温でのエピもしくは高温のエピ待機状態にさらされる。このため、InXGa1−XP格子緩和層やInXGa1−XP格子緩和膜/GaP膜界面では、大きな面粗さが生じ、界面多数のボイドが発生していた。そこで、この面粗さを出来るだけ抑制すべく、本発明者は鋭意研究を重ねた結果、面粗さの程度はグレーデッド層の厚さと概ね相関関係にあることを見出した。図8は、グレーデッド層の厚さと層面における最大粗さの関係をグラフ化したもので、横軸はグレーデッド層の厚さ(μm)、縦軸は最大粗さ(μm)を示している。図8から明らかなように、上記特許文献3において、好ましい実施例としてGaPを2.0μm成長させている(Al0.7Ga0.3)XIn1−XPグレーデッド層の厚さが、0.5μmを超えると最大粗さが急激に増大していることがわかる。このように、グレーデッド層の面粗さはGaP膜の膜質に影響を与え、デバイスにおいてはGaP膜のクラックが発生し、信頼性が低下するという技術的課題があった。
【0009】
したがって、本発明の目的は、InGaP膜より耐熱性の高いInGaAlP格子緩和層を用いることでInGaAlP膜上に電流拡散層膜形成の際に必要とされる高温エピプロセスに十分に耐えてかつ転位密度低く界面抵抗の低い良好な電流拡散層膜を生成した半導体発光素子を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、本発明の半導体発光素子は、GaAs基板上に、このGaAs基板に格子整合し、少なくとも活性層、クラッド層からなるInGaAlP系発光部と電流拡散層とが形成されてなる半導体発光素子において、上記発光部と上記電流拡散層の間に中間層を介在させ、この中間層は、上記GaAs基板に格子整合するInGaAlPから始めて、少なくともInを含んだ3族組成の内の一つ乃至二つの各組成を略直線的にゼロまでに変化させたInxGayAlzP格子緩和層(x=0.48→0、y≠0、z≠0)、(x=0.48→0、y→0、z≠0)、(x=0.48→0、y≠0、z→0)からなることを特徴とするものである。このことにより、InGaP膜より耐熱性の高いInGaAlP格子緩和層を用いることでInGaAlP膜上に電流拡散層膜形成の際に必要とされる高温エピプロセスに十分に耐えてかつ転位密度低く界面抵抗の低い良好な電流拡散層膜を生成した半導体発光素子が得られる。
【0011】
また、本発明の半導体発光素子においては、上記発光部が、上記したクラッド層と活性層とクラッド層とからなるダブルヘテロ構造もしくはMQW構造を有していることを特徴とするものである。このことにより、活性層の屈折率はクラッド層の屈折率に比べて高くなっているので、発光した光は活性層内に閉じ込められる。
【0012】
また、本発明の半導体発光素子においては、上記電流拡散層上に、電流ブロック層を備えていることを特徴とするものである。このことにより、電流を流す領域を広げることで、発光効率が高くなり、半導体発光素子の動作電流の低減がより図られる。上記電流ブロック層は、上記電流拡散層とは反対の導電型で、GaP、AlP、AlGaP、ZnSe、ZnS、SiO2、Si3N4、Al2O3のいずれかからなる誘電体膜とすることが好適である。
【0013】
また、本発明の半導体発光素子においては、上記電流拡散層は、GaP、AlP、AlGaP、ZnSeのいずれかであることを特徴とするものである。このことにより、格子緩和層の格子定数を臨界膜厚以内で電流拡散層の格子定数に近づける材料が選び得ることになる。
【0014】
また、本発明の半導体発光素子においては、上記格子緩和層の厚さ(t)μmが 0<t≦0.5μmで示される大きさであることを特徴とするものである。このことにより、電流拡散層の界面欠陥を著しく低減することができる。
【0015】
また、本発明の半導体発光素子においては、上記格子緩和層は、Inの組成比をx、Gaの組成比をy、Alの組成比をzとし、さらに構成元素Cを3族格子位置に含むInxGayAlzC1−x−y―zP(x=0.48→0)、(x=0.48→0、y→0、z≠0、1−x−y−z≠0)、(x=0.48→0、y≠0、z→0、1−x−y−z≠0)で形成されることを特徴とするものである。
【0016】
また、本発明の半導体発光素子においては、上記格子緩和層は、Inの組成比をx、Gaの組成比をy、Alの組成比をzとし、さらに構成元素Cを5族格子位置に含むInxGayAlzP1−wCw (x=0.48→0)、(x=0.48→0、y≠0、z→0、w≠0)、(x=0.48→0、y→0、z≠0、w≠0)で形成されることを特徴とするものである。
【0017】
また、本発明の半導体発光素子においては、上記活性層のエネルギーギャップEgaと、上記格子緩和層のエネルギーギャップEggがEgg ≧Egaの関係であることを特徴とするものである。このことにより、活性層で発光した光がGaP電流拡散層に吸収されないようにして、発光効率を大幅に改善することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0019】
<第1の実施の形態>
図1は、本実施の形態にかかる半導体発光素子であるInGaAlP系化合物半導体発光素子の断面図である。まず、n−GaAs基板101を用意し、有機金属気相成長法(MOCVD)により、例えば、成長温度750℃で図1に示すように積層構造を成長させていく。本発明では、現状の化合物半導体基板のなかで最も結晶欠陥の少ない安定な結晶基板であることからGaAs基板を採用するものであり、これに格子整合する良質のInGaAlP系膜が得られ、InGaAlP格子緩和層、電流拡散層であるGaP層エピ成長に好適であることによる。まず、n−GaAs基板101上に、例えばSiをドーピングした膜厚0.5μmのSi−GaAsバッファ層102を成長させる。次いで、膜厚427ÅのSi−In0.48Al0.52P膜と膜厚390ÅのIn0.48(Ga0.3Al0.7)0.5P膜を交互に20組積層してなるDBR(Distributed Bragg Reflector)反射層103を成長させる。このDBR反射層は、活性層の下に配設されるもので、基板方向へ放射される光を反射させ、発光効率を高めるためのものである。次いで、膜厚1.0μmのSi−In0.48Al0.52Pクラッド層104を成長させる。そして、例えば、膜厚50ÅのIn0.48(Ga0.3Al0.7)0.5P障壁層と膜厚80ÅのIn0.48(Ga0.3Al0.7)0.5P井戸層を交互に80組積層してなるMQW活性層105を成長させる。このMQW(多重量子井戸)構造は、光と電子の相互作用を増大するためのもので、複数層の量子井戸と量子井戸を分離する障壁層からなり、動作電流の低減や温度特性の向上が図られる。さらに、例えば、膜厚1.0μmのZn−In0.48Al0.52Pクラッド層106を成長させる。すなわち、MQW活性層とクラッド層とから成るダブルヘテロ構造を成しているものである。MQW活性層の屈折率はクラッド層の屈折率に比べて高くなっているので、発光した光は活性層内に閉じ込められることになる。そして、例えば、膜厚0.15μmのZn−In0.48(Ga0.3Al0.7)0.5P 層からなる拡散抑制層107を形成する。そのまま、PH3雰囲気中に保持し、上述した成長温度に+50℃加算して成長温度を800℃まで昇温させ、GaAs基板に格子整合するInGaAlPから始めて、少なくともInを含んだ3族組成の内の一つ乃至二つの各組成を略直線的にゼロまでに変化させたInxGayAlzP(x=0.48→0、y≠0、z≠0)、(x=0.48→0、y→0、z≠0)、(x=0.48→0、y≠0、z→0)格子緩和層108を形成する。ここでは、例えば組成InxGayAlzP(x=0.48→0、y≠0、z=0.35→0)で、0.05μmの膜厚で形成する。次いで、厚さ5μmの電流拡散層Zn−GaP層109を成長する。エピタキシャル成長後、図1に示すように、AuGe/Auから成るn側電極110、とAuZn/Auから成るp側電極111を形成する。その後、フォトリソグラフィ−技術により、光取り出しを考慮した電極パタ−ンを形成する。
【0020】
本実施の形態によるGaP成長の表面レ−ザ顕微鏡による撮像を図6(3)に、断面TEMによる撮像を図7(3)に示す。界面欠陥密度が低く、従来技術の問題点を克服したボイドフリ−な良好デ−タとなっている。
【0021】
このようにGaAs基板に格子整合するInGaAlPから始めて、少なくともInを含んだ3族組成の内の一つ乃至二つの各組成を略直線的にゼロまでに変化させたInxGayAlzP(x=0.48→0、y≠0、z≠0)、(x=0.48→0、y→0、z≠0)、(x=0.48→0、y≠0、z→0)格子緩和層108を用いることで、透明性の高い平坦なGaP層が成長可能となり、低コストで高輝度の半導体発光素子を得ることができる。
【0022】
さらに、本実施の形態では、活性層105、クラッド層104,106の材料としてInGaAlP系材料を用いていたが、GaAs基板101にエピタキシャル成長できる基板と材料の組み合わせであれば、可能なことはもちろんのことである。また、電流拡散層109もGaP層としていたが、Zn−InxGayAlzP(x=0.48→0、y≠0、z≠0)、(x=0.48→0、y→0、z≠0)、(x=0.48→0、y≠0、z→0)格子緩和層108の格子定数が、臨界膜厚以内で電流拡散層109の格子定数に近づけることができる材料、例えばAlP、AlGaP、ZnSe層でもよいことはもちろんのことである。
【0023】
さらに、格子緩和層108のエネルギーギャップ(バンドギャップ)を活性層105のエネルギーギャップよりも大きくすれば、活性層105で発光した光が電流拡散層に吸収されないようにして、発光効率を大幅に改善することができる。
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施形態を、図2にしたがって説明する。図2に示されるように、第2の実施の形態においては、格子緩和層208を成長させる場合にCBr4材料を構成元素に加えて、構成元素Cを3族格子位置に含むZn−InxGayAlzC1−x−y―zP(x=0.48→0)、(x=0.48→0、y→0、z≠0、1−x−y−z≠0)、(x=0.48→0、y≠0、z→0、1−x−y−z≠0)層を成長させる。また、構成元素Cを5族格子位置に含むInxGayAlzP1−wCw (x=0.48→0)、(x=0.48→0、y≠0、z→0、w≠0)、(x=0.48→0、y→0、z≠0、w≠0)層を成長させてもよい。
【0024】
Cの格子定数は3.67Åと小さいため、本実施の形態のように構成元素にCを少量含ませることにより、次に成長させる電流拡散層209GaPとの間の格子定数(5.4512Å)差による歪を吸収しながら、成長可能となる。
尚、これ以外のプロセスは、第1の実施の形態と全く同じプロセスである。
<第3の実施の形態>
本発明の第3の実施形態を、図3にしたがって説明する。図3に示されるように、第3の実施の形態においては、厚さ2μmのp型GaP電流拡散層309を成長させた後、n型GaP電流ブロック層312を成長させる。その後、例えばフォトリソグラフィ技術と反応性イオンエッチング法(RIE法)により、電流ブロック層312を形成する。さらにp−AuZn/Au電極311を形成し、フォトリソグラフィ技術により電流通電と光取り出しを考慮した電極パタ−ンを形成する。n側にもAuGe/Au電極310を形成し、電流ブロック層312を備えた半導体発光素子が得られる。電流ブロック層は、電流拡散層とは反対の導電型で、GaP、AlP、AlGaP、ZnSe、ZnS、SiO2、Si3N4、Al2O3のいずれかからなる誘電体膜とすることができる。電流ブロック層の存在により、電流を流す領域を広げることで、半導体発光素子の動作電流の低減がより図られる。
【0025】
本発明は上記した実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることはいうまでもない。
【0026】
【発明の効果】
以上説明した本発明の半導体発光素子によれば、次のような効果が得られる。
【0027】
In組成とAl組成をリニアに変化させたZn−InxGayAlzP (x=0.48→0、y≠0、z=0.35→0)を用いることで、GaP成長における転位やクラック発生を抑制できる。
【0028】
素子クラック及び素子信頼性の低下、界面抵抗増大を抑制できる。
【0029】
さらには、Zn―InzGa1−zP格子緩和層で問題となっていたGaP界面とのボイドをボイドフリ−にすることが可能となり、平坦で透明性の高い良質なGaP結晶が得ることができる。これにより、低コストで高輝度、高信頼性の半導体発光素子を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる半導体発光素子の構成を示す断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態にかかる半導体発光素子の構成を示す断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態にかかる半導体発光素子の構成を示す断面図である。
【図4】従来の発光ダイオードの構成を示す断面図である。
【図5】従来の発光ダイオードの構成を示す断面図である。
【図6】表面レーザ顕微鏡による撮像を示す図である。
【図7】断面TEMによる撮像を示す図である。
【図8】グレーデッド層の厚さと層面における最大粗さの関係示すグラフ。
【符号の説明】
101、201、301、401,501:n−GaAs基板
102、202、302、402,502:バッファ層
103、203、303、403,503:反射層
104、204、304、404,504:クラッド層
105、205、305、405,505:MQW活性層
106、206、306、406,506:クラッド層
107、207、307、507:拡散抑制層
108、208、308:格子緩和層
109、209、309、408、508:電流拡散層
110、210、310、409、509:n側電極
111、211、311、410,510:p側電極
312:電流ブロック層[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to the field of compound semiconductor light-emitting devices, particularly to high-luminance semiconductor light-emitting devices used as light sources for displays, traffic lights, and displays.
[0002]
[Prior art]
In recent years, high-brightness semiconductor light-emitting devices such as InGaAlP-based LEDs have 10 times or more the brightness of conventional general-purpose LEDs and the like. are doing. For these applications, low-current and high-brightness LEDs are required, and technology development for maximizing luminous efficiency and light extraction efficiency is progressing. In particular, recently, technology development regarding extraction efficiency has been actively pursued. The formation of a light emitting layer on a crystal substrate is performed by metal organic chemical vapor deposition (MOCVD) or molecular beam epitaxy (MBE). MOCVD is a method in which a vapor of an organic metal and a hydride are used as raw materials, hydrogen is used as a carrier gas, these raw materials are introduced into a growth chamber, and a compound semiconductor crystal is epitaxially grown on a substrate heated by a thermal decomposition reaction. MBE is a method in which various constituent elements of a crystal to be grown, that is, various dopants of Al, Ga, In, and P, are epitaxially grown on a single crystal substrate heated in an ultra-high vacuum. The molecular beam intensity can be controlled.
[0003]
Conventionally, low-cost, high-brightness LEDs have been manufactured as follows. 4 and 5 are cross-sectional views showing a configuration of a conventional light emitting diode. First, a description will be given with reference to FIG. Here, a film is formed on the n-GaAs substrate 401 at a growth temperature of 750 ° C. by MOCVD, for example. For example, a Si-GaAs buffer layer 402 having a thickness of 0.5 μm doped with Si is grown, and a Si-In 0.5 Al 0.5 P film having a thickness of 427 ° and an In 0.5 (Ga 0. 58 Al 0.42 ) o. A DBR (Distributed Bragg Reflector) reflection layer 403 formed by alternately laminating 20 sets of 5P is grown. The DBR reflection layer 403 functions as a resonator with the active layer sandwiched from above and below. Next, a 1.0 μm-thick Si—In 0.5 Al 0.5
[0004]
The LED having such an element structure has a major drawback. FIG. 6 (1) is an image taken by a surface laser microscope, and FIG. 7 (1) is an image taken by a transmission electron microscope (TEM: Transmission Electron Microscope). When a GaP layer is grown directly on an InGaAlP epitaxial layer lattice-matched to a GaAs substrate, an epitaxial film having a lattice constant difference of 3.3% and a thermal expansion coefficient different from that of the GaP layer by 17% is grown. For this reason, as shown in the surface laser microscope image of FIG. 6A, high-density lattice defects and dislocations occur due to a difference in lattice constant and a difference in thermal expansion coefficient, and the interface resistance of the InGaAlP film / GaP film is reduced. An increase, a decrease in the transmittance of the GaP film, breakage leading to cracks, and the like have occurred. In addition, cracks in the wafer, chip cracks during assembly, and an increase in dislocations due to the chip cracks cause a decrease in reliability. Further, as shown in the cross-sectional TEM image of FIG. 7A, a high-density defect exists between the Zn—InAlP cladding layer 406 and the Zn—GaP layer 408, increasing the interface resistance, and as a result, the device voltage is reduced. It was expensive and it was difficult to respond to actual use.
[0005]
Therefore, proposals such as providing the InGaP layer / In X Ga 1-X P lattice relaxation layer gradually changed In the GaP epitaxial layers have been made (for example,
[0006]
Therefore, when a GaAs X P 1-X substrate crystal grown on a GaAs substrate by gradually increasing phosphorus is used to grow an InGaAlP-based crystal lattice-matched to this crystal, the composition of In from the AlGaInP-based crystal is increased. Al X Ga 1- XP is grown through a graded layer in which Al is gradually reduced, and a single ultra thin layer of Al Y In 1-Y P (0 ≦ Y ≦ 1) is used as a strain buffer layer in this layer. or to put a superlattice structure of Al X Ga 1-X P / Al Y in 1-Y P has been proposed (e.g., see
[0007]
[Patent Document 1]
JP-A-4-315479 (page 2-3, FIG. 3)
[Patent Document 2]
JP 2001-291895 A (page 3-4, FIG. 4)
[Patent Document 3]
JP-A-6-61525 (FIG. 1 on page 3-4)
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, when a GaP layer is epitaxially grown on an InGaAlP layer, a constant level GaP film cannot be obtained unless the epi temperature of the GaP layer is about 50 to 100 ° C. higher than the epi growth temperature of the InGaAlP film. The XGa1 - XP lattice relaxation layer is exposed to a high temperature epi or a high temperature epi-standby state. Therefore, in the In X Ga 1-X P lattice relaxation layer or In X Ga 1-X P lattice relaxation film / GaP film interface, a large surface roughness occurs, a large number of voids interface has occurred. The inventor of the present invention has conducted extensive studies in order to suppress the surface roughness as much as possible. As a result, they have found that the degree of the surface roughness is substantially correlated with the thickness of the graded layer. FIG. 8 is a graph showing the relationship between the thickness of the graded layer and the maximum roughness on the layer surface. The horizontal axis indicates the thickness (μm) of the graded layer, and the vertical axis indicates the maximum roughness (μm). . As is apparent from FIG. 8, in
[0009]
Therefore, an object of the present invention is to use an InGaAlP lattice relaxation layer having higher heat resistance than an InGaP film to sufficiently withstand the high-temperature epi-process required for forming a current diffusion layer film on the InGaAlP film and to provide a dislocation density. An object of the present invention is to provide a semiconductor light emitting device which has produced a good current diffusion layer film having low interface resistance and low interface resistance.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the semiconductor light emitting device of the present invention has a structure in which an InGaAlP-based light emitting portion including at least an active layer and a cladding layer and a current diffusion layer are formed on a GaAs substrate so as to lattice match with the GaAs substrate. In the semiconductor light emitting device, an intermediate layer is interposed between the light emitting portion and the current diffusion layer, and the intermediate layer is formed of InGaAlP lattice-matched to the GaAs substrate and includes a group III composition containing at least In. in x Ga y Al z P lattice relaxation layer substantially linearly varied to zero one or two of each composition (x = 0.48 → 0, y ≠ 0, z ≠ 0), (x = 0.48 → 0, y → 0, z ≠ 0) and (x = 0.48 → 0, y ≠ 0, z → 0). Thus, by using the InGaAlP lattice relaxation layer having higher heat resistance than the InGaP film, the InGaAlP film can sufficiently withstand the high-temperature epi-process required for forming the current diffusion layer film on the InGaAlP film, and has a low dislocation density and low interface resistance. A semiconductor light emitting device having a low and excellent current diffusion layer film can be obtained.
[0011]
Further, in the semiconductor light emitting device of the present invention, the light emitting portion has a double hetero structure or an MQW structure including the clad layer, the active layer, and the clad layer. As a result, the refractive index of the active layer is higher than the refractive index of the cladding layer, so that the emitted light is confined in the active layer.
[0012]
Further, the semiconductor light emitting device of the present invention is characterized in that a current blocking layer is provided on the current diffusion layer. As a result, the luminous efficiency is increased by enlarging the region where the current flows, and the operating current of the semiconductor light emitting element is further reduced. The current block layer has a conductivity type opposite to that of the current diffusion layer and is a dielectric film made of any of GaP, AlP, AlGaP, ZnSe, ZnS, SiO 2 , Si 3 N 4 , and Al 2 O 3. Is preferred.
[0013]
Further, in the semiconductor light emitting device according to the present invention, the current diffusion layer is any one of GaP, AlP, AlGaP, and ZnSe. As a result, it is possible to select a material that makes the lattice constant of the lattice relaxation layer close to the lattice constant of the current diffusion layer within the critical film thickness.
[0014]
Further, in the semiconductor light emitting device of the present invention, the thickness (t) μm of the lattice relaxation layer is a size represented by 0 <t ≦ 0.5 μm. Thereby, interface defects of the current diffusion layer can be significantly reduced.
[0015]
Further, in the semiconductor light emitting device of the present invention, the lattice relaxation layer includes an In composition ratio of x, a Ga composition ratio of y, an Al composition ratio of z, and further includes a constituent element C at a
[0016]
Further, in the semiconductor light emitting device of the present invention, the lattice relaxation layer has an In composition ratio of x, a Ga composition ratio of y, an Al composition ratio of z, and further includes a constituent element C at a Group 5 lattice position. In x Ga y Al z P 1 -w C w (x = 0.48 → 0), (x = 0.48 → 0, y ≠ 0, z → 0, w ≠ 0), (x = 0.48 → 0, y → 0, z ≠ 0, w ≠ 0).
[0017]
In the semiconductor light emitting device of the present invention, the energy gap Ega of the active layer and the energy gap Egg of the lattice relaxation layer are Egg. ≧ Ega. As a result, the light emitted from the active layer is not absorbed by the GaP current diffusion layer, and the luminous efficiency can be greatly improved.
[0018]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the illustrated embodiments.
[0019]
<First embodiment>
FIG. 1 is a cross-sectional view of an InGaAlP-based compound semiconductor light emitting device that is a semiconductor light emitting device according to the present embodiment. First, an n-GaAs substrate 101 is prepared, and a stacked structure is grown by metal organic chemical vapor deposition (MOCVD) at a growth temperature of 750 ° C., for example, as shown in FIG. In the present invention, a GaAs substrate is employed because it is a stable crystal substrate having the fewest crystal defects among the current compound semiconductor substrates, and a high-quality InGaAlP-based film lattice-matched to the GaAs substrate is obtained. This is because it is suitable for epitaxial growth of a GaP layer serving as a relaxation layer and a current diffusion layer. First, a 0.5-μm-thick Si-
[0020]
FIG. 6 (3) shows an image of a GaP grown by a surface laser microscope according to the present embodiment, and FIG. 7 (3) shows an image of a cross-sectional TEM. The interface defect density is low, and void free good data overcoming the problems of the prior art is obtained.
[0021]
Thus starting from InGaAlP lattice-matched to GaAs substrate, at least one or two of each composition of the three group composition containing In was substantially linearly changed until zero In x Ga y Al z P ( x = 0.48 → 0, y ≠ 0, z ≠ 0), (x = 0.48 → 0, y → 0, z ≠ 0), (x = 0.48 → 0, y ≠ 0, z → 0) By using the lattice relaxation layer 108, a flat GaP layer having high transparency can be grown, and a high-brightness semiconductor light emitting device can be obtained at low cost.
[0022]
Further, in the present embodiment, an InGaAlP-based material is used as a material for the active layer 105 and the cladding layers 104 and 106. However, it is needless to say that a combination of a substrate and a material capable of epitaxial growth on the GaAs substrate 101 is possible. That is. Moreover, the current spreading
[0023]
Further, when the energy gap (band gap) of the lattice relaxation layer 108 is made larger than the energy gap of the active layer 105, light emitted from the active layer 105 is not absorbed by the current diffusion layer, and the luminous efficiency is greatly improved. can do.
<Second embodiment>
A second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. As shown in FIG. 2, in the second embodiment, when growing the lattice relaxation layer 208, a CBr 4 material is added to the constituent elements, and Zn—In x containing the constituent element C in the group III lattice position. Ga y Al z C 1-x -y-z P (x = 0.48 → 0), (x = 0.48 → 0, y → 0, z ≠ 0,1-x-y-z ≠ 0) , (X = 0.48 → 0, y ≠ 0, z → 0, 1−x−y−z ≠ 0) layers are grown. Further, In x Ga y Al z P 1-w C w (x = 0.48 → 0) containing elements C in group 5 lattice positions, (x = 0.48 → 0, y ≠ 0, z → 0 , W ≠ 0) and (x = 0.48 → 0, y → 0, z ≠ 0, w ≠ 0) layers may be grown.
[0024]
Since the lattice constant of C is as small as 3.67 °, by adding a small amount of C to the constituent elements as in the present embodiment, the lattice constant (5.4512 °) difference between the current diffusion layer 209GaP and the next grown layer is increased. Growth can be achieved while absorbing the strain caused by.
The other processes are exactly the same as those in the first embodiment.
<Third embodiment>
A third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. As shown in FIG. 3, in the third embodiment, after growing a p-type GaP current diffusion layer 309 having a thickness of 2 μm, an n-type GaP current blocking layer 312 is grown. After that, the current block layer 312 is formed by, for example, a photolithography technique and a reactive ion etching method (RIE method). Further, a p-AuZn /
[0025]
The present invention is not limited to the embodiments described above, and various modifications are possible within the scope of the invention described in the claims, and they are also included in the scope of the present invention. Needless to say.
[0026]
【The invention's effect】
According to the semiconductor light emitting device of the present invention described above, the following effects can be obtained.
[0027]
Zn-In varying the In composition and the Al composition linearly x Ga y Al z P (x = 0.48 → 0, y ≠ 0, z = 0.35 → 0) By using, dislocations in GaP growth And crack generation can be suppressed.
[0028]
It is possible to suppress element cracks, decrease in element reliability, and increase in interface resistance.
[0029]
Further, voids with the GaP interface, which have been a problem in the Zn—In z Ga 1-z P lattice relaxation layer, can be made void-free, and a flat, high-quality GaP crystal with high transparency can be obtained. it can. This makes it possible to provide a low-cost, high-brightness, high-reliability semiconductor light emitting device.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view showing a configuration of a semiconductor light emitting device according to one embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view illustrating a configuration of a semiconductor light emitting device according to another embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view illustrating a configuration of a semiconductor light emitting device according to another embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional view illustrating a configuration of a conventional light emitting diode.
FIG. 5 is a cross-sectional view illustrating a configuration of a conventional light emitting diode.
FIG. 6 is a diagram showing imaging by a surface laser microscope.
FIG. 7 is a diagram showing imaging by a cross-sectional TEM.
FIG. 8 is a graph showing the relationship between the thickness of the graded layer and the maximum roughness on the layer surface.
[Explanation of symbols]
101, 201, 301, 401, 501: n-
Claims (9)
0<t≦0.5μm
であることを特徴とする請求項1記載の半導体発光素子。The thickness (t) μm of the lattice relaxation layer is in the following range: 0 <t ≦ 0.5 μm
The semiconductor light emitting device according to claim 1, wherein
InxGayAlzC1−x−y―zP(x=0.48→0)、(x=0.48→0、y→0、z≠0、1−x−y−z≠0)、(x=0.48→0、y≠0、z→0、1−x−y−z≠0)で形成されることを特徴とする半導体発光素子。2. The semiconductor light emitting device according to claim 1, wherein the lattice relaxation layer has an In composition ratio of x, a Ga composition ratio of y, an Al composition ratio of z, and further includes a constituent element C at a Group 3 lattice position. 3. x Ga y Al z C 1- x-y-z P (x = 0.48 → 0), (x = 0.48 → 0, y → 0, z ≠ 0,1-x-y-z ≠ 0 ), (X = 0.48 → 0, y ≠ 0, z → 0, 1−x−y−z ≠ 0).
InxGayAlzP1−wCw (x=0.48→0)、(x=0.48→0、y≠0、z→0、w≠0)、(x=0.48→0、y→0、z≠0、w≠0)で形成されることを特徴とする半導体発光素子。2. The semiconductor light emitting device according to claim 1, wherein the lattice relaxation layer has an In composition ratio of x, a Ga composition ratio of y, an Al composition ratio of z, and a constituent element C at a Group V lattice position. 3. x Ga y Al z P 1- w C w (x = 0.48 → 0), (x = 0.48 → 0, y ≠ 0, z → 0, w ≠ 0), (x = 0.48 → 0, y → 0, z ≠ 0, w ≠ 0).
Egg ≧Ega(バンドギャップ)The semiconductor light emitting device according to any one of claims 1 to 8, and the energy gap Ega of said active layer, said In x Ga y Alz 1-x -y energy gap Egg of P lattice relaxation layer next A semiconductor light emitting device characterized by the following relationship.
Egg ≧ Ega (band gap)
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