JP2004139388A - Content service providing method and its system - Google Patents

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Hiroshi Hanabusa
花房 寛
Seiki Kuraya
倉屋 清貴
Kazuhito Matsumoto
松本 和仁
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a pointing system which users utilizing various content services via mobile communicators such as cell phones unconsciously enjoy. <P>SOLUTION: This method and its system provide content services which the users 1a desire by connection through the mobile communicators 11 such as the cell phones held by the users 1a to a mobile communication network 50 provided by a carrier 2 and connection to a service providing server 30 of a service provider 3 who provides various contents via a communication line 51 such as Internet connected to the mobile communication network 50. They comprise: a database 31 provided in the service providing server 30 for managing user identification numbers (UID) and/or cell phone numbers provided for the service provider 3 by the carrier 2 which the users 1a utilize and for managing the users 1a; and a point granting means for issuing points to the users 1a depending on the services which the users utilize. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも携帯電話などの携帯端末を使用した移動体通信網に接続して、ゲーム提供サイト、音楽配信サイト、チケット販売サイト、着信メロディーダウンロードサイト等から提供されるコンテンツを利用する顧客に対して、コンテンツ・サービスを提供する方法とその提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種の商売において、その商取引の金額等に応じて顧客に対してポイントを与えて、そのポイント数に応じた特典を顧客に与える、いわゆるポイントサービスが例えば特開2000−298773号公報や特開平5−282335号公報などに記載されているように行われている。なお、このポイントシステムとは、顧客を会員化して、購買金額又は取引金額に応じてポイントを付与し、蓄積されたポイント(点数)に応じて顧客に何等かの景品、あるいはサービスの割引などを受ける権利を与える特典のことである。ここでいうポイントには従来店頭で押されるスタンプの類も含まれることは理解されよう。
【0003】
このようなポイントサービスシステムとしては、各種の方式が知られており、例えば磁気ストライプやICチップ等の記録部を有するカードを使用して、ポイント情報をカードの記録部に記録することができるようにして、商取引の際に顧客が購入した商品代金に応じたポイントを算出して、カードリーダライタを用いてカードの記録部にポイントを追加記録したり、または記録部に記録された累積ポイントを使用して代金の代わりとして支払い処理をしたりすることができるようにしている。その際、コンピュータシステムを用いた商品管理POSシステムにポイントシステムを導入して、ポイントサービスシステムを実施することも普通に行われるようになった。
【0004】
ところで、近年、携帯電話を代表例とする移動体通信網の普及には目覚しいものがある。例えば、前記携帯電話では、その機能も本来の電話機能だけでなく、情報端末としての機能を併せ持つようになり、メール機能や各種情報サービスも提供されるようになっている。また、J−フォン、NTTドコモグループ、KDDIグループなどのキャリア(本発明では、移動体通信網を介して携帯電話などの移動通信機を使用できるインフラを提供する前記のNTTドコモグループのような事業者群を「キャリア」と称することにする)が自社が構築した携帯電話などによる移動体通信網を使用して、インターネット接続サービスを介することによって、コンテンツデータの提供を行うサービスも実施している。
【0005】
このようなキャリアが提供する移動体通信網などのインフラを介して、移動通信機から無線でインターネットに接続するサービスについて、各種のコンテンツ情報を受信することができるサービスがサービス提供事業者によって提供されている。例えば、電子メールの送受信やワールド・ワイド・ウェブ(WWW)を利用した情報提供サービス、モバイルバンキングやチケット予約、着信メロディーの提供等のアプリケーションサービスが提供されている。このようなサービスはキャリアが独自に行うものもあるが、その多くはキャリアが提供する移動体通信網というインフラを利用して、キャリアとは異なるサービス提供事業者が各種のコンテンツ情報を顧客に提供することが多い。
【0006】
しかしながら、このようなコンテンツを顧客に提供するサービス提供業は、多様な分野に広がっており、それだけビジネスチャンスも多いと考えられているため、この事業分野に参入しようとする事業者の数は極めて多く、サービス提供事業者間での競争も激化している。そこで、前記コンテンツ・サービスを利用する顧客を新規に開拓するためのアイデアが要求されることとなり、新規に開拓した顧客も含めて自社が提供したサービスを繰り返し受けてもらうために、顧客の固定化を図ることが必要となる。このような顧客の固定化を図るための方策としては、小売業やサービス業などにおいて、既に述べたようなポイントシステムが利用されている。
【0007】
ところで、このようなポイント付与システムでは、顧客を特定する必要がある。このため、顧客と実際に対面して商売やサービスの提供を行う小売業やサービス業などにおいては、サービス窓口又はレジで顧客に会員カードなどの顧客認証手段を提示させることによって、業者側は顧客が誰であるのかを識別して特定することが可能であり、そのための顧客識別手段として、通常、会員カードなどの認証手段を発行している。
【0008】
しかしながら、携帯電話などの移動通信機やパーソナル・コンピュータなどの通信端末機を利用して、移動体通信網やインターネットなどの通信網を通じて何らかのサービスを利用しようとすると、会員カードの提示は全く意味を持たないために、本人を識別するための別の手段が必要となる。そこで、このような場合に慣用される方法として、サービス提供事業者からそのサービスを利用者する顧客に対して会員であることを証明するIDやパスワードを発行して、サービスを利用する際にこれを入力してもらう方法が採用されている。ところが、このような入力作業を顧客に要求することは、顧客にとっては煩雑であって面倒な作業となる。また、顧客がIDやパスワードなどの本人を特定するための符号を忘れてしまうようなことも起こる。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−298773号公報
【0010】
【特許文献2】
特開平5−282335号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
以上に述べた従来技術が有する問題に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、以下に述べる通りである。
【0012】
即ち、第一に、キャリアがインフラとして提供する移動体通信網に接続可能なサイトからコンテンツをダウンロードしたりしてサービスを頻繁に利用する顧客に対して特典を与え、顧客が更にサービスを利用したいというインセンティブを与えることができるようなコンテンツ・サービスの提供方法とその提供システムを提供することにある。
【0013】
第二に、携帯電話などの移動通信機を使用してインターネットに接続し、これによってサービスの提供を希望する顧客に前記ポイントを付与する際に、顧客を特定するためのID、パスワード、あるいは会員証番号などの符号を入力する煩雑な作業を必要としないコンテンツ・サービスの提供方法とその提供システムを提供することにある。
【0014】
第三に、従来のポイント付与システムと併用して、ポイントを一元管理することによって、コンテンツの提供事業者が展開する全ての事業において、顧客に付与されたポイントを利用することができるコンテンツ・サービスの提供方法とその提供システムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
ここに、以上に述べた課題を解決するための請求項1に係る本発明として、「顧客の携帯電話などの移動通信機からキャリアが提供する移動体通信網に接続し、更に前記移動体通信網に接続するインターネットなどの通信回線網を介して各種コンテンツを提供するサービス提供事業者のサービス提供サーバーに接続して、前記顧客が希望するコンテンツ・サービスを提供する方法において、
前記顧客が利用したキャリアがサービス提供事業者に提供する顧客識別番号(UID)及び/又は携帯電話番号を管理して顧客を管理するデータベースを前記サービス提供サーバーに設け、前記顧客が利用したサービスに応じて前記顧客に対してポイントを発行することを特徴とするコンテンツ・サービスの提供方法」が提供される。
【0016】
また、請求項2に係る本発明として、サービス提供事業者がインターネットに繋がるサービス提供サーバーを介して各種コンテンツ・サービスを提供する請求項1記載のコンテンツ・サービスの提供方法」とすることが望ましく提供される。
【0017】
また、請求項3に係る本発明のように、顧客がパーソナル・コンピュータなどの通信端末からID又はパスワードを入力することによって、サービス提供サーバーによる認証を受けて、サービス提供事業者が提供する各種コンテンツ・サービスを受けた顧客に対して共通で使用可能な前記ポイントを付与する請求項1又は2記載のコンテンツ・サービスの提供方法が望ましい。
【0018】
また、請求項4に係る本発明のように、顧客との対面販売において、POS通信端末を前記サービス提供サーバーと通信回線を介して接続し、顧客に付与した会員証などに添付した磁気記録媒体に記録されたデータから顧客を認証して特定し、特定した顧客に対して、共通で使用可能な前記ポイントを付与する請求項1〜3の何れか一項に記載のコンテンツ・サービスの提供方法とすることが望ましい。
【0019】
そして、請求項5に係る本発明のように、サービス提供事業者が提供する各種コンテンツ・サービスにインターネットを介してアクセスした顧客に対して、顧客が購入する商品及び/又はサービスに関連する商品及び/又はサービスの一覧表を表示する請求項1〜4の何れか一項に記載のコンテンツ・サービスの提供方法とすることが望ましい。
【0020】
また、請求項6に係る本発明として、「前記ポイントは、前記サービス提供事業者が提供する1種類以上のサービスにおいて共通に使用でき、商品代金及び/またはサービス利用料などの充当及び/または割引に使用できることを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載のコンテンツ・サービスの提供方法」が提供される。
【0021】
次に、請求項7に係る別の本発明として、「携帯電話などの移動通信機、前記移動通信機を使用可能とするキャリアが提供する移動体通信網、前記移動体通信網にインターネットを介して接続して各種コンテンツ・サービスを顧客に提供するサービス提供サーバー、前記サービス提供サーバーに設けられたデータベースを少なくともその構成要件とするコンテンツ・サービスの提供システムにおいて、前記キャリアから提供される顧客識別番号(UID)及び/又は顧客の携帯電話番号から少なくともなる顧客情報から顧客を識別して特定する顧客識別手段と、
前記顧客情報、顧客属性情報、ポイント情報、そして商品及びサービス情報とが記憶された前記データベースに設けられた顧客、商品及び/又はサービス、そして、ポイントを少なくとも関連付けるテーブルと、
前記顧客識別手段によって認識して特定した顧客に対して、前記テーブルを参照して顧客にポイントを付与するポイント付与手段とを含むコンテンツ・サービスの提供システム」が提供される。
【0022】
その際、請求項8に係る本発明のように、顧客が各種コンテンツ・サービスを希望してサービス提供サーバーにアクセスし、サービスを利用するのに際して、関連商品及び/又はサービスの一覧情報を顧客の通信端末へ送出する関連情報送出手段を前記サービス提供サーバーに設けたことを特徴とする請求項7記載のコンテンツ・サービスの提供システムとすることが望ましい。
【0023】
また、請求項9に係る本発明のように、顧客と直接対面して商品及び/又はサービスを提供するためのPOS通信端末などと、磁気記録媒体などを添付した会員証からポイント付与サービスの提供を受けることができる顧客であることを認識して特定することができる情報を読み書き自在のカードリードライタなどとを通信回線によって前記サービス提供サーバーに接続して、前記ポイント付与手段によってポイントを付与することを特徴とする請求項7又は8に記載のコンテンツ・サービスの提供システムとすることが望ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を必要に応じて図面を参照しながら詳細に説明する。本発明は、各種のコンテンツを提供する事業者のサービスを利用した顧客を特定するために、サービス提供サーバーに顧客の携帯電話番号あるいは顧客識別番号(UID)を識別する識別手段を設ける。そして、このような顧客の携帯電話番号あるいは顧客識別番号(UID)などを活用して、コンテンツを利用した顧客のデータベースを作成し、このデータベースから顧客が利用したサービスに応じて、サービス提供サーバーに設けられたポイント付与手段によってポイントを付与することを一つの特徴とする。このようにすれば、キャリアがインフラとして提供する移動体通信網に接続可能な各種コンテンツ・サービスの提供サイトからコンテンツをダウンロードしたりして、そのサービスを頻繁に利用する顧客に対して特典を与え、顧客が更にサービスを利用したいというインセンティブを与えることができ、顧客の固定化を図ることができる。
【0025】
この場合、顧客を特定して管理するための携帯電話番号と顧客識別番号(UID)とが重要な意味を有するので、これらの関係について先ず説明する。
【0026】
現在、携帯電話などの移動通信機を使用する顧客に対して、移動体通信網というインフラを提供するキャリアは、顧客を識別して特定するための識別手段として顧客の携帯電話番号を使用している。ただ、個人情報の一部である顧客の携帯電話番号をキャリアのネットワーク外にあるコンテンツ・サービスの提供者にそのまま出すことは、セキュリティー上の問題がある。そこで、キャリア側では、ある特定のルールに基づいて携帯電話番号を顧客識別番号(UID)に変換し、携帯電話番号の代りに、このUIDをコンテンツ・サービスを提供する事業者に送信している。この場合、顧客の携帯電話番号と顧客識別番号(UID)とは、一対一に対応していることは言うまでもない。したがって、キャリアの提供する移動体通信網へ接続するサイトを設け、このサイトからコンテンツ・サービスを提供する事業者にとって、キャリアが提供する顧客の携帯電話番号あるいは顧客識別番号(UID)を使用することによって、顧客データベースを作成し、顧客が利用したサービス利用履歴の管理を行うことができる。
【0027】
なお、その際、顧客が利用したサービスに対して課金されるサービス利用料金は、通常、キャリアがサービス提供事業者に代行して顧客から回収して、回収手数料などを除いた回収料金をサービス提供事業者へ還流させるシステムが採られている。
【0028】
本発明においては、このような仕組みを巧妙に利用することによって、携帯電話などの移動通信機からキャリアが提供する移動体通信網に接続した顧客が、各種コンテンツをインターネット等の通信回線を介して提供するサービス提供事業者のサーバーにアクセスした場合に、その顧客を顧客識別手段によってユニークに認識して、その顧客を特定する。したがって、サービス提供事業者が提供するサービスを顧客が無意識に利用したとしても、サービス提供事業者から見れば、顧客の意思とは関係なく顧客を特定できる。このため、顧客が単にサービスを利用したという行為だけで、サービス提供サーバーに顧客管理データベース設けて、このデータベースを照合して、前記サーバーに顧客の照合処理を行わせることにより、サービス提供サーバーに設けられたポイント付与手段によって、顧客が利用したサービスに応じたポイントを発行することができる。
【0029】
したがって、インターネットなどを介することで、実際に顧客と直接対面しないサービスの提供であっても、会員であることを証明するIDやパスワードを顧客にわざわざ入力してもらうことなく、ポイントの発行作業が自動的に行える。つまり、携帯電話などの移動通信機を使用して、キャリアが提供する移動体通信網へアクセスした顧客にとっては、IDやパスワードなどの符号を覚える必要が全くないばかりか、これらの符号を顧客が失念した場合であっても、サービス提供事業者と顧客は何等の影響も受けることなく、無意識の内にサービス提供事業者からサービス提供サーバーに設けられたポイント付与手段によってポイントの発行を受けることができる。
【0030】
なお、本発明のポイント発行システムの特徴の一つは、このような小額のサービス利用についてもポイントを発行することに有るため、顧客がポイントを使用できる期限を設けないか、あるいは例えば10年間はポイントが有効であるといった極めて有効期間の長いポイントシステムとすることが好ましい。
【0031】
以上に述べたように本発明のコンテンツ・サービスの提供方法とその提供システムでは、携帯電話などの移動通信機からキャリアが提供する移動体通信網に接続する顧客に対して、顧客が意識しなくてもポイントを発行ことができるという大きな利点を有するものである。
【0032】
しかしながら、本発明は、従来のポイント付与システムを排除するものではなく、逆に、従来システムと併用することによって更に大きな効果を得ようとするものである。そこで、このような場合も含めた本発明の一実施形態例を図1を参照しながら詳細に説明する。ただし、以下に述べる本発明の実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかしながら、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0033】
図1の実施形態例では、参照符号を図示省略した”顧客1”の態様として、先に述べたような携帯電話などの移動通信機11を使用する顧客1aの場合、パーソナル・コンピュータ(以下、「PC」と略称する)などの通信端末1bを利用する顧客1bの場合、そして、磁気記録媒体などが設けられた会員カード1cを利用する顧客1cの場合などが考えられる。
【0034】
先ず、先に述べた携帯電話などの移動通信端末11を利用する顧客1aの場合には、顧客1aは、移動通信端末11からキャリア2がインフラとして提供する移動通信体網50に接続する。そして、この移動通信体網50から各種のコンテンツを提供するサービス提供事業者3に接続して、提供される各種コンテンツを利用することとなる。このとき、サービス提供事業者3は、前記移動通信体網50に繋がるインターネットなどの通信回線網51(以下、単に”インターネット”と称する)にぶら下っており、顧客1aは移動通信機11から前記インターネット51を介して各種のコンテンツを利用することとなる。なお、サービス提供事業者3は、インターネット51に接続するサービス提供サーバー30上に各種のコンテンツをアップロードしている。その際、サービス提供事業者は、携帯電話などの移動通信機11の電話番号及び/又は顧客識別番号(UID)を利用することによって、図示省略した顧客識別手段を介することによって顧客1aを一対一、即ちユニークに認識して特定できることはすでに述べたとおりである。
【0035】
このようにして、顧客1aが移動通信機11を使用して、各種コンテンツを利用すると、サービス提供事業者3側では、顧客1aがどのようなコンテンツを利用したかをデータベース31の参照テーブルに記憶させられている電話番号及び/又は顧客識別番号(UID)などと照合する。そして、対応する記憶領域にどのようなコンテンツをどのように利用したかなどのサービス情報を、顧客1aの属性情報(もし、知ることができるのであれば、顧客の名前、住所、年齢、性別、固定電話番号、Eメール・アドレスなど)とともに記憶させる。このとき同時に、顧客1aが利用したサービスに対応して顧客1aに付与されるポイントを、前記データベースに記憶させられているマスター・テーブルを参照して、顧客1aに付与するポイントをポイント算出手段によって算出し、算出されたポイントに基いてポイント付与手段によってポイントが付与される。なお、このポイント算出手段とポイント付与手段は、通常、サービス提供サーバー30に記憶させられているプログラムによって実施されるが、このような処理の詳細については後述する。
【0036】
次に、PCなどの通信端末12からインターネット接続プロバイダなどを介してインターネット51から顧客1bがサービス提供事業者3側のサービス提供サーバー30にアクセスすることによって、キャリア2を介さずに各種コンテンツの提供サービス受ける場合について説明する。
【0037】
この場合には、顧客1bが利用したいと考えたコンテンツに顧客1bが接続する場合には、先ず、PCなどの通信端末12を操作して、インターネットなどの通信回線51を介して、コンテンツを提供する事業者のホームページ(サービス提供サーバー30)に接続する。その際、顧客1bが接続した事業者3のホームページ30に表示される有料のコンテンツを利用したいと顧客1bが希望する場合には、予め顧客1bに会員登録をしてもらった会員番号などのIDやパスワードなどの認証符号の入力を顧客1bに要求する。この要求に応じて、顧客1bはPC端末12のキーボードから認証符号を入力し、サービス提供事業者3側では、このとき入力された認証符号とサービス提供サーバー30の顧客データベース31に記憶されている認証符号との照合を行う。そして、両者が一致した時に、顧客1bに対してコンテンツの利用を許可する。したがって、この場合には、従来と同様に顧客1bに対してIDやパスワードなどの符号入力を要求し、入力された符号によってサービスを利用する顧客1bをユニークに特定することとなる。
【0038】
このとき、コンテンツを提供する事業者3側においては、顧客1bが入力した前記認識符号と、既に述べた前記携帯電話番号及び/又は前記顧客認識番号(UID)とを関係付ける前記顧客1bを管理するデータベース31に記憶された照合テーブルを使用して、両者を照合する。そして、両者の照合が一致した場合には、同一の顧客1b(1a)であると特定し、マスター・テーブルを使用して対応するポイントをポイント算出手段によって算出し、特定した顧客1b(1a)が蓄積したポイントに、今回新たに発生したポイントを加算する。
【0039】
なお、顧客1b(1a)によっては、キャリア2がインフラとして提供する移動体通信網50に接続する携帯電話などの移動通信機11からのサービスは受け付けなかったり、あるいはPCなどの通信端末12からインターネット等の通信回線51を介して直接にコンテンツ提供事業者のホームページ30にアクセスするサービスを受け付けなかったりする場合が存在する。しかしながら、このような場合であっても前記照合テーブルには、前記認識符号と前記携帯電話番号及び/又は前記顧客認識番号(UID)とを記憶しておく領域を設けておき、必要な時には、これらを何時でも入力できるようにしておく。なお、顧客1bの了解が得られる場合には、このような場合であっても、顧客1bから必要なデータを提供してもらい、両者を前記参照テーブルに記憶させておくことが望ましいことは言うまでもない。
【0040】
したがって、前記認識符号と前記携帯電話番号及び/又は前記顧客認識番号(UID)とを照合できない場合も存在するが、このような場合には、どちらか一方の顧客識別手段を使用して顧客1を管理する。なお、前記認識符号に基いて算出されたポイントと前記携帯電話番号及び/又は前記顧客認識番号(UID)に基いて算出されたポイントとは別々の記憶領域に記憶させておき、これら両方のポイントは必要に応じて合計できるようにしておき、合計ポイントが必要な場合には、これを何時でも利用することができるような状態にしても良い。また、提供するサービスの種類に応じた別々の記憶領域を設け、この記憶領域にポイントをそれぞれ記憶するようにしておいても良い。このようにすれば、特定の顧客1が利用するサービスの内容を分析でき、各顧客1に対して好みに応じた個別のサービスを提供することができる。
【0041】
以上に述べたような顧客1a及び/又は1bと直接対面しないサービスは、顧客1a及び/又は1bが、サービス提供サーバー30に顧客1a及び/又は1bがアクセスすることによって利用できるため、顧客1a及び/又は1bのデータベースによる管理は極めて容易である。しかしながら、顧客1cと直接対面して提供する小売業のようなポイント発行システムに対しても、併用することが可能である。そこで、このような実施形態例、例えば、磁気ストライプやICチップ等の記録部を有するカードを使用して、ポイント情報をカードの記録部に記録することができるようにしたポイント発行システムの場合について、以下に図1を参照しながら説明する。
【0042】
この場合には、商取引の際に顧客1cが購入した商品代金や利用したサービスに応じたポイントを算出して、カードリーダライタ143を用いて会員カード13の記録部13aにポイントを追加記録したり、または記録部13aに記録された累積ポイントを使用して代金の代わりとして支払い処理をしたりする。このとき、カードリーダライタ143にはPOS管理システムに見られるようなコンピュータからなるPOS端末14が、サービス提供サーバー30を兼ねるPOS管理コンピュータにオンラインで繋がっている。ただし、このPOS端末14は、POS端末機本体141、バーコード・リーダー142、そして、前記カードリーダライタ143から構成されている。その際、バーコード・リーダー142は、顧客1cがサービス提供事業者3から購入した商品あるいはサービスに記載されたバーコード情報を読み込むために使用される。そして、このようにしてバーコード・リーダー142から読み込まれた商品あるいはサービスの価格が専用通信回線52(場合によっては、インターネット51)を介してサービス提供サーバーに読み込まれ、データベース31に記憶されたマスター・テーブルに対応したポイントが付与されることとなる。なお、本発明においては、このPOS管理コンピュータと前記サービス提供サーバー30とを別々に設けて、これらを専用通信回線で結んでLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)を構築し、これにより両者間でデータを共有するようにすることもできる。
【0043】
以上に述べたようなシステムを構築すると、バーコード・リーダー142によって商品に添付されたバーコードを読み取って、読み取ったデータからカードリーダライタ143を用いて会員カード13の記録部13aにポイントを追加記録したり、または記録部13aに記録された累積ポイントを使用して代金の代わりとして支払い処理をしたりする際に、常にPOS管理コンピュータを介して、前記サービス提供サーバーに接続することが、サービス提供サーバー30に設けられた顧客管理データベース31を容易に利用することができる。なお、この場合は、顧客1cは磁気ストライプやICチップ等の記録部13aを有する会員カード13を併用することになるので、このカード13には、サービス提供サーバー30に保管された最新の累積ポイントを読み出して、蓄積するポイントの加減算を行って、最新の合計ポイントがサービス提供サーバー30、別のシステムによってはPOS管理コンピュータ、そして、顧客1cが保管するカード13に対して記録できるようにしておく必要がある。
【0044】
このようにして、従来のポイントシステムとリンクさせておけば、逆に携帯電話からのサービスとは違うサービスでポイントを付与された顧客が、携帯電話などの有料サービスを受けた際に、そのサービス料金が無料になったり、大幅に割り引かれたりするのを確認でき、その意外感と共にお得感をも強く印象付けることができる。なお、このような携帯電話からのサービスを受ける顧客に対しては、累積されたポイントを使用するかどうかの確認メッセージを送付し、顧客1にポイントを使用するかどうかの選択を要求することもできる。
【0045】
図2は、キャリア2が提供する移動体通信網50を介して移動通信機11から各種コンテンツを利用する顧客1a、PC通信端末12から直接各種コンテンツを利用する顧客1b、そして、小売業などの対面販売において会員カード13を利用する顧客1cに対して、どのように顧客1を認識するかを纏めた図である。この図からも分るように、移動体通信機11の場合は、顧客1aはサービス提供事業者3の提供するサービスを利用しただけで、サービス提供事業者3側で顧客1aを自動的に認証して、ポイントを付与する。
【0046】
また、キャリア2を介さずにPC通信端末12からインターネット51を介して直接にサービス提供事業者3の提供するサービスを利用する場合には、顧客1bに対して、会員番号などのIDやパスワードの入力を要求する。そして、これらのIDもしくはパスワードによって、顧客1bを認証し、顧客1bが利用したサービスに相当するポイントを認証によって特定した顧客1bに対して付与することができる。
【0047】
そして、小売業などのように顧客1cが商品を購入したり、サービスを利用したりした場合には、商品やサービスに付けられたバーコード情報を読み取る。そして、一方では、読み取ったバーコード情報から顧客1cが購入した商品や利用したサービスを特定するとともに、他方では、顧客1cに提示してもらった会員カードなどの会員証に記憶された顧客1cの属性情報に基いて、顧客1cを照合して特定し、特定した顧客1cにポイントを付与することとなる。
【0048】
ところで、顧客1が各種のコンテンツを利用できるサービスの実施形態例に関しては、図3に示したように、着信メロディー・サイト301、チケット販売サイト302、ゲーム・サイト303、CD販売サイト304、そして、通販サイト305などの様々なサイトが提供する各種コンテンツを例示することができる。このとき、これらのサイトは、単独のサービス提供サーバー30から提供することもできるが、複数のサービス提供サーバー30によってLANを構築して互にデータを共有するデータベースを設けるようにしても良い。
【0049】
以上のようにすることにより、例えば、着信メロディー・サイト301にアクセスした顧客1aあるいは顧客1bは、このサイト301から自分の好みに合った着信メロディーをダウンロードすることができる。このとき、顧客1aあるいは顧客1b利用したダウンロード・サービスに対しては課金されるが、他方で、顧客1aあるいは顧客1bがサービスを利用したことでその特典としてポイントが付与される。また、サービス提供事業者3の提供するゲーム・サイト303が提供するゲームをした顧客1aあるいは顧客1bに対しても、その顧客1aあるいは顧客1bが利用したサービスの内容に対応したポイントを付与することができる。その際、例えば、顧客1aあるいは顧客1bがゲームに設定された関門をクリアするたびに、その難易度に応じたポイントを付与するというようなきめの細かなサービスを提供することができる。さらに、小売業のように直接対面で顧客1cにサービスを提供する場合にも、図示のように専用通信回線52あるいはインターネット51などを介して、サービス提供サーバー30と接続していれば、このようなサービスを利用した顧客1cであっても同様なサービスを受けることができる。
【0050】
以上に述べたようなサービス提供事業者が提供する各種サービスを受けた顧客1がその対価を支払うシステムについて、図4を参照しながら説明する。先ず、顧客1aが携帯電話などの移動通信機11を利用する場合に限っては、移動通信体網50をインフラとして提供するキャリア2が顧客1aが利用したサービス料金を顧客1aに請求して顧客1aから利用代金の回収を代行してもらうこともできる。なお、キャリア2にサービス料金の回収代行をしてもらった場合には、サービス提供事業者3は、キャリア2に顧客1aから回収した代金の支払いを請求し、キャリア2を介して顧客1aが利用した料金を間接的に徴収することとなる。
【0051】
また、PC通信端末12からインターネット51を介してサービスを利用する顧客1bに関しては、サービス提供事業者3はクレジットカード会社4などに対して顧客1bが利用したサービス料金を請求し、顧客1bが契約するクレジットカード会社4からサービス利用代金を回収することとなる。なお、小売業においても同様に、顧客1cはクレジットカードによる決済も利用可能であり、もちろん、現金決済も可能である。
【0052】
ここで最後に、本発明におけるポイント提供システムについて、移動通信機11あるいはPC通信端末12を利用する顧客1a又は1bの場合を例に採って、図5に示したフローチャートに記載した処理の流れに則って詳細に説明する。
【0053】
先ず、サービスを利用する顧客1a又は1bは、サービス提供事業者3のサービス提供サーバー(ホームページ)30にアクセスすることから始まる。このようにしてサービス提供事業者3のホームページ30にアクセスした顧客1a又は1bは、希望する商品を選択するステップ(S01)を実行する。そうすると、顧客1a又は1bが選択した商品の他に、この商品に関連する商品の提供を顧客1a又は1bが希望するか否かを確認するステップ(S02)に入る。このとき、顧客1a又は1bが、関連する商品の提供を希望しない場合は、決済方法の選択ステップ(S06)へ進む。しかし、顧客1a又は1bが関連する商品に興味を持った場合には、どのような関連商品の提供が可能かを表示するステップ(S03)へ進んで、関連する商品の一覧を顧客1a又は1bの端末ディスプレイへ関連情報送出手段によって表示する。そして、顧客1a又は1bに表示された関連商品を購入するかどうかの選択をしてもらうステップ(S04)へ進む。このS04ステップにおいて、顧客1a又は1bが希望する関連商品がない場合には決済方法の選択ステップ(S06)へ進み、関連商品がある場合には、その商品を決定して選択するステップ(S05)へ進む。
【0054】
なお、前述のように、通信端末11又は12を利用する顧客1a又は1bに対して、顧客1a又は1bが利用した商品あるいはサービスに関連する商品あるいはサービスの一覧をその通信端末11又は12のディスプレイ上に関連情報送出手段(図示せず)によって表示できるようにしておくことの利点は、このような情報から顧客1a又は1bが更にサービス提供事業者3が提供する各種のコンテンツを利用したいというインセンティブを与えることである。
【0055】
以上のようにして、顧客1a又は1bが商品を選択する工程が完了すると、その商品の決済方法を選択するステップ(S06)に移り、蓄積したポイントを顧客1a又は1bが使用するかどうかを選択するステップ(S07)に入る。もし、顧客1a又は1bがポイントの使用を希望しないのであれば、商品代金の決済を行うステップ(S08)を実行する。ただし、この商品代金の決済ステップ(S08)で、顧客1a又は1bが既に多くのポイントを獲得している場合には、そのポイント数に応じて、商品やサービスの提供料金を割り引くステップ(S13)を行ってから処理を終了するようにすることは本発明において好ましい実施形態である。また、このようなステップと共に、顧客1a又は1bが支払う金額、利用したサービスの内容などに応じたポイントを前述のマスター・テーブルを参照して還元するステップ(S09)を実行し、その後、ポイント算出手段によって還元したポイントを加算して前記データベース31の該当する顧客の管理記憶領域に必要なデータを書込むステップ(S14)を行って処理を終了する。
【0056】
また、前記ポイントの使用を選択するステップ(S07)で、顧客1a又は1bがポイントの使用を希望する場合は、次のポイント残高の照会ステップ(S10)へ進む。そして、この照会ステップ(S10)で前記データベースから取得した顧客1a又は1bの累積ポイント数と商品の決済代金とを比較して、商品の全額代金をポイントで決済するか、商品の一部代金をポイントで決済するかの判断を行うステップ(S11)を実行する。そして、商品の全額をポイントで決済できる場合には、次のステップ(S12)へ進んで、顧客1a又は1bが購入した商品代金の全額をポイント処理する。もし、顧客1a又は1bが購入した商品代金の一部だけしかポイントで決済できない場合は、顧客1a又は1bが購入した商品の一部のみをポイントで割り引くステップ(S13)に進む。
【0057】
このようにして、最終的には全てポイント算出手段によるポイントの算出とデータベースの更新ステップ(S14)を実行してから処理を完了する。このステップ(S14)においては、顧客1a又は1bがポイントの使用を希望しない場合には、ポイント算出手段によって、顧客照合テーブルやマスター・テーブルを参照しながら新たに発生したポイントを加算して、データベースに記憶させる。なお、顧客1a又は1bが購入した商品代金は図4を参照しながら既に説明した決済システムによって決済されることは言うまでもない。
【0058】
次に、顧客1a又は1bが商品の決済にポイントを使用することを希望した場合には、顧客1a又は1bが保有する累積ポイントが商品の決済に必要な数に達していれば、ポイント算出手段によって、顧客1a又は1bの累積ポイントから商品の決済に消費したポイントを差し引き、新たに発生したポイントを加算する。そして、前記データベース31の顧客1a又は1bを管理するためまの記憶領域に更新したデータを書込む。更に、顧客1a又は1bの累積ポイントによって商品の全額を決算できない場合も同様の処理を行うが、この場合には、全累積ポイントを使用して商品代金の一部を割引いて商品決済を行うため、累積ポイントは全て消費され、今回新たに発生したポイントのみがデータベースに書込まれることとなる。その際、ポイントによって決済できなかった残りの代金は図4を参照しながら説明した決済システムによって決済されることは言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】
以上に述べた本発明によれば、携帯電話などの移動通信機を使用して顧客が無意識に各種コンテンツを提供するコンテンツ提供事業者のサービスを受けても、意識することなくポイントが付与される。したがって、無意識の内にサービスを利用した顧客であっても、利用したサービスによって特典を享受でき、このようなポイントが与えられたことを知った顧客は、意外感と共にお得感も得ることとなる。このため、サービスを利用する顧客は、特典のより多い事業者からサービスを受けようとするために、顧客の固定化が図れ、その上、顧客が更にサービスを利用したいというインセンティブを与えることもできる。また、このようなポイント付与システムでは、小額決済も可能となる。
【0060】
さらに、このようなサーヒスを他の事業分野、例えば顧客と対面してサービスを行う小売業などにおける従来のポイント付与システムにも拡大して、これらのシステムを併用することによって、携帯電話からのコンテンツ提供事業のみならず、他の事業分野にもサービスの提供範囲を拡大することができる。このようにすれば、顧客に対して、他の事業分野のサービスも利用したいというインセンティブを与えることができる。また、顧客は各サービスで付与されたポイントを共通で利用することができるようになるため、より効率良くポイントを消費することが可能となり、サービス提供事業者にとってはポイントの消費を活性化させることによって、債務を早く消化できるという効果もある。
【0061】
また、従来のポイントシステムとリンクさせることによって、逆に携帯電話のサービスとは違うサービスでポイントを付与された顧客が、このような携帯電話などの有料サービスを受けた際に、そのサービス料金が無料になったり、大幅に割り引かれたりすると、意外感と共にお得感をも顧客に強く印象付けることができる。このため、サービス提供事業者に対して好感を抱かせる結果となり、顧客の固定化という面で大きな効果がある。
【0062】
更には、通信端末を利用する顧客に対して、顧客が利用した商品あるいはサービスに関連する商品あるいはサービスの一覧をその通信端末のディスプレイ上に関連情報送出手段によって表示できるようにしておけば、このような情報から顧客が更にサービス提供事業者が提供する各種のコンテンツを利用したいというインセンティブを与えることができる。そして、サービス提供事業者にとっては、ビジネスチャンスをさらに拡大することができ、商品やサービスの提供機会も増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンテンツ・サービスの提供方法、及びその提供システムの実施形態例の全体を説明するための模式説明図である。
【図2】顧客のサービス利用形態に対応して、顧客を特定して認証するケースを比較して説明するための説明図である。
【図3】サービス提供事業者が提供する各種コンテンツのサービスを具体的に例示した説明図である。
【図4】コンテンツ・サービスを利用した顧客とそのサービスを提供する業者との間のサービス利用料金の決済システムを例示した説明図である。
【図5】顧客にポイントを付与するためのポイント付与システムを模式的に例示したフローチャート図である。
【符号の説明】
1a、1b、1c:顧客
2:キャリア
3:サービス提供事業者
11:移動通信機(携帯電話)
12:PC通信端末
13:会員カード
13a:磁気記録媒体
14:POS端末
30:サービス提供サーバー
31:データベース
50:移動体通信網
51:インターネット
52:専用通信回線
141:POS端末機本体
142:バーコード・リーダー
143:カードリーダライタ
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention is intended for customers who connect to at least a mobile communication network using a mobile terminal such as a mobile phone and use contents provided from a game providing site, a music distribution site, a ticket selling site, a ringtone melody download site, and the like. The present invention also relates to a method for providing a content service and a system for providing the same.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, in various businesses, a so-called point service in which points are given to a customer according to the amount of the commercial transaction and the like and a privilege according to the number of points is provided to the customer is disclosed in, for example, JP-A-2000-298773. This is performed as described in Japanese Unexamined Patent Publication No. Hei 5-282335. In addition, this point system means that a customer is made a member, points are given according to the purchase amount or the transaction amount, and some prizes or service discounts are given to the customer according to the accumulated points (points). It is a privilege that gives the right to receive. It will be understood that the points mentioned here include types of stamps that are conventionally stamped at stores.
[0003]
Various systems are known as such a point service system. For example, a card having a recording unit such as a magnetic stripe or an IC chip can be used to record point information in the recording unit of the card. Then, calculate the points according to the price of the product purchased by the customer at the time of the commercial transaction, and additionally record the points on the recording unit of the card using a card reader / writer, or calculate the accumulated points recorded in the recording unit. It can be used to process payments instead of payments. At that time, a point service system has been introduced to a merchandise management POS system using a computer system, and a point service system has been implemented.
[0004]
By the way, in recent years, there has been a remarkable spread of a mobile communication network represented by a mobile phone. For example, the mobile phone has a function as an information terminal as well as an original telephone function, and a mail function and various information services are provided. In addition, carriers such as J-Phone, NTT Docomo Group, and KDDI Group (in the present invention, businesses such as the NTT Docomo Group that provide an infrastructure that can use mobile communication devices such as mobile phones via a mobile communication network) (Referred to as "carriers") are also implementing a service of providing content data through an Internet connection service using a mobile communication network such as a mobile phone built by the company. .
[0005]
A service that can receive various types of content information is provided by a service provider for a service that wirelessly connects to the Internet from a mobile communication device via an infrastructure such as a mobile communication network provided by such a carrier. ing. For example, application services such as transmission and reception of e-mails, information providing services using the World Wide Web (WWW), mobile banking and ticket reservation, and provision of ringtones are provided. Some of these services are provided by carriers, but most of them use the mobile communication infrastructure provided by carriers to provide various types of content information to customers by service providers different from carriers. Often do.
[0006]
However, the service provider business that provides such content to customers has spread to various fields, and it is thought that there are many business opportunities, so the number of businesses trying to enter this business field is extremely small. In many cases, competition between service providers is intensifying. Therefore, an idea for cultivating a new customer who uses the content service is required, and in order to receive the service provided by the company repeatedly including the newly cultivated customer, the customer is fixed. It is necessary to aim at. As a measure for fixing such customers, the point system as described above is used in the retail business and the service business.
[0007]
By the way, in such a point giving system, it is necessary to specify a customer. For this reason, in a retail business or a service business, which provides business and services in a face-to-face relationship with the customer, the customer can present the customer authentication means, such as a membership card, at the service window or at a cash register, so that the trader can provide the customer with the customer authentication means. It is possible to identify and identify who the user is, and authentication means such as a membership card is usually issued as a customer identification means for that purpose.
[0008]
However, when using a mobile communication device such as a mobile phone or a communication terminal such as a personal computer to use some service through a communication network such as a mobile communication network or the Internet, the presentation of a membership card is completely meaningless. Not having it requires another means of identifying himself. Therefore, as a method commonly used in such a case, the service provider issues an ID or password certifying that the user is a member to the customer who uses the service, and this is used when the service is used. Is input. However, requesting such an input operation from the customer is a complicated and troublesome operation for the customer. Further, the customer may forget a code such as an ID or a password for identifying the user.
[0009]
[Patent Document 1]
JP 2000-298773 A
[0010]
[Patent Document 2]
JP-A-5-282335
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
In view of the above-mentioned problems of the related art, problems to be solved by the present invention are as described below.
[0012]
That is, first, the carrier wishes to give a privilege to a customer who frequently uses the service by downloading content from a site connectable to a mobile communication network provided as an infrastructure, and the customer wants to further use the service. It is an object of the present invention to provide a content service providing method and a providing system that can provide such an incentive.
[0013]
Secondly, when connecting to the Internet using a mobile communication device such as a mobile phone and thereby giving the points to a customer who wants to provide a service, an ID, a password, or a member for identifying the customer. It is an object of the present invention to provide a content service providing method and a providing system which do not require a complicated operation of inputting a code such as a certificate number.
[0014]
Third, a content service that can use points given to customers in all businesses developed by content providers by centrally managing points in combination with the conventional point giving system. And a providing system for the same.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
Here, the present invention according to claim 1 for solving the above-mentioned problem is described as follows. "A mobile communication device such as a customer's mobile phone is connected to a mobile communication network provided by a carrier, and A method for connecting to a service providing server of a service provider that provides various contents via a communication network such as the Internet connected to a network, and providing the content service desired by the customer,
A database for managing a customer by managing a customer identification number (UID) and / or a mobile phone number provided by the carrier used by the customer to the service provider is provided in the service providing server, and the service used by the customer is provided. A content service providing method "characterized by issuing points to the customer in response.
[0016]
Preferably, the invention according to claim 2 is a method for providing a content service according to claim 1, wherein the service provider provides various content services via a service providing server connected to the Internet. Is done.
[0017]
Further, as in the present invention according to claim 3, when a customer inputs an ID or a password from a communication terminal such as a personal computer, the customer is authenticated by a service providing server, and various contents provided by a service provider are provided. It is desirable to provide the content service providing method according to claim 1 or 2, wherein the commonly used points are given to a customer who has received the service.
[0018]
Further, as in the present invention according to claim 4, in face-to-face sales with a customer, a POS communication terminal is connected to the service providing server via a communication line, and a magnetic recording medium attached to a membership card or the like given to the customer. The content service providing method according to any one of claims 1 to 3, wherein the customer is authenticated and identified from the data recorded in the customer, and the common customer can be provided with the identified customer. It is desirable that
[0019]
Then, as in the present invention according to claim 5, for a customer who accesses various content services provided by a service provider via the Internet, a product and / or a product and / or a product related to the service purchased by the customer are provided to the customer. It is desirable to provide the method of providing a content service according to any one of claims 1 to 4, wherein a list of services is displayed.
[0020]
According to a sixth aspect of the present invention, there is provided a method according to claim 6, wherein the points can be used in common in one or more types of services provided by the service provider, and allotments and / or discounts of a product price and / or a service usage fee. A method for providing a content service according to any one of claims 1 to 4, characterized in that the method can be used for a content service.
[0021]
Next, as another aspect of the present invention, there is provided a mobile communication device such as a mobile phone, a mobile communication network provided by a carrier capable of using the mobile communication device, and a mobile communication network via the Internet. Service providing server that provides various types of content services to customers by connecting to the same, and a content service providing system including at least a database provided in the service providing server as a component requirement, a customer identification number provided by the carrier (UID) and / or customer identification means for identifying and identifying a customer from customer information at least consisting of a mobile phone number of the customer;
A table that associates at least the customer, goods and / or services, and points provided in the database in which the customer information, customer attribute information, point information, and product and service information are stored;
A content service providing system "which includes a point giving means for giving points to a customer with reference to the table for the customer identified and identified by the customer identifying means."
[0022]
At this time, as in the present invention according to claim 8, when the customer accesses the service providing server in hope of various contents services and uses the service, the list information of the related products and / or services is provided by the customer. A content service providing system according to claim 7, wherein a related information transmitting means for transmitting to a communication terminal is provided in the service providing server.
[0023]
Further, as in the present invention according to the ninth aspect, the provision of a point granting service from a membership card attached with a POS communication terminal for providing products and / or services in direct contact with the customer and a magnetic recording medium or the like. The service providing server is connected to the service providing server through a communication line, and a card reader / writer that can read and write information that can identify and identify the customer who can receive the service is provided, and points are given by the point giving means. It is desirable to provide a content service providing system according to claim 7 or 8.
[0024]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings as necessary. According to the present invention, a service providing server is provided with an identification unit for identifying a customer's mobile phone number or customer identification number (UID) in order to identify a customer who has used a service of a provider that provides various contents. Utilizing the customer's mobile phone number or customer identification number (UID), a database of the customer using the content is created, and from this database, a service providing server is sent to the service providing server according to the service used by the customer. One feature is that points are provided by the provided point providing means. In this way, a carrier can download content from various content service providing sites that can be connected to a mobile communication network provided as an infrastructure and give benefits to customers who frequently use the service. In addition, the incentive that the customer wants to use the service can be given, and the customer can be fixed.
[0025]
In this case, a mobile phone number for specifying and managing a customer and a customer identification number (UID) have important meanings, and therefore, the relationship between them will be described first.
[0026]
Currently, carriers providing mobile communication network infrastructure to customers using mobile communication devices such as mobile phones use the customer's mobile phone number as an identification means to identify and identify the customer. I have. However, providing a customer's mobile phone number, which is a part of personal information, to a content service provider outside the carrier's network has a security problem. Therefore, the carrier converts the mobile phone number into a customer identification number (UID) based on a specific rule, and transmits this UID to a provider of the content service instead of the mobile phone number. . In this case, it goes without saying that the customer's mobile phone number and customer identification number (UID) correspond one-to-one. Therefore, a site for connecting to the mobile communication network provided by the carrier should be provided, and a business operator providing content services from this site should use the mobile phone number or customer identification number (UID) of the customer provided by the carrier. Thus, it is possible to create a customer database and manage the service usage history used by the customer.
[0027]
In this case, the service usage fee charged for the service used by the customer is usually collected by the carrier on behalf of the service provider from the customer, and the collection fee excluding the collection fee etc. is provided. There is a system to return to the business.
[0028]
In the present invention, a client connected to a mobile communication network provided by a carrier from a mobile communication device such as a mobile phone can transmit various contents via a communication line such as the Internet by using such a mechanism skillfully. When accessing the server of the providing service provider, the customer is uniquely identified by the customer identification means, and the customer is specified. Therefore, even if the customer unconsciously uses the service provided by the service provider, from the viewpoint of the service provider, the customer can be specified regardless of the customer's intention. For this reason, the customer management database is provided in the service providing server only by the act of the customer using the service, the database is collated, and the server is subjected to the collation processing of the customer. With the given point giving means, points according to the service used by the customer can be issued.
[0029]
Therefore, even if a service that does not directly meet the customer is provided through the Internet or the like, the point issuance work can be performed without requiring the customer to input the ID and password for certifying the membership. Can be done automatically. In other words, a customer who accesses a mobile communication network provided by a carrier using a mobile communication device such as a mobile phone does not need to memorize codes such as an ID and a password at all, and the customer can use these codes. Even if you forget, the service provider and the customer can be unconsciously received points issued by the service provider by the point awarding means provided on the service providing server without any influence. it can.
[0030]
One of the features of the point issuing system of the present invention is that points are issued even for the use of such a small amount of service. Therefore, there is no time limit for customers to use the points, or for example, for 10 years. It is preferable to use a point system having a very long validity period such that the points are valid.
[0031]
As described above, in the content service providing method and the providing system of the present invention, a customer who connects to a mobile communication network provided by a carrier from a mobile communication device such as a mobile phone is not aware of the customer. This has the great advantage that points can be issued.
[0032]
However, the present invention does not exclude the conventional point giving system, and conversely seeks to obtain a greater effect by using the system in combination with the conventional system. Therefore, an embodiment of the present invention including such a case will be described in detail with reference to FIG. However, since the embodiments of the present invention described below are preferred specific examples of the present invention, various technically preferable limitations are added. However, the scope of the present invention is not limited to these embodiments unless otherwise specified in the following description.
[0033]
In the embodiment of FIG. 1, as a mode of “customer 1” with reference numerals omitted, in the case of the customer 1 a using the mobile communication device 11 such as a mobile phone as described above, a personal computer (hereinafter, referred to as “customer 1”) is used. Such cases include a customer 1b using a communication terminal 1b such as “PC”, and a customer 1c using a membership card 1c provided with a magnetic recording medium or the like.
[0034]
First, in the case of the customer 1a using the mobile communication terminal 11 such as a mobile phone as described above, the customer 1a connects from the mobile communication terminal 11 to the mobile communication network 50 provided by the carrier 2 as infrastructure. Then, the mobile communication network 50 connects to the service provider 3 that provides various contents, and uses the provided various contents. At this time, the service provider 3 is hanging on a communication network 51 (hereinafter simply referred to as “Internet”) such as the Internet connected to the mobile communication network 50, and the customer 1 a is connected to the mobile communication device 11 by the mobile communication device 11. Various contents are used via the Internet 51. The service provider 3 uploads various contents on the service providing server 30 connected to the Internet 51. At this time, the service provider uses the telephone number and / or customer identification number (UID) of the mobile communication device 11 such as a mobile phone to connect the customer 1a one-on-one through customer identification means (not shown). That is, it can be uniquely recognized and specified as described above.
[0035]
As described above, when the customer 1a uses the mobile communication device 11 to use various contents, the service provider 3 stores what kind of content the customer 1a used in the reference table of the database 31. It is checked against the telephone number and / or customer identification number (UID). Then, the service information such as what kind of content was used in the corresponding storage area and how to use the attribute information of the customer 1a (if it can be known, the name, address, age, gender, Fixed telephone number, e-mail address, etc.). At this time, at the same time, the points to be given to the customer 1a in accordance with the service used by the customer 1a are referred to the master table stored in the database, and the points to be given to the customer 1a are calculated by the point calculating means. The points are calculated and points are provided by the point providing means based on the calculated points. The point calculating means and the point providing means are usually implemented by a program stored in the service providing server 30. Details of such processing will be described later.
[0036]
Next, when the customer 1b accesses the service providing server 30 of the service provider 3 from the Internet 51 via the Internet connection provider or the like from the communication terminal 12 such as a PC, various contents are provided without passing through the carrier 2. The case of receiving a service will be described.
[0037]
In this case, when the customer 1b connects to the content that the customer 1b wants to use, the user first operates the communication terminal 12 such as a PC to provide the content via the communication line 51 such as the Internet. It connects to the homepage (service providing server 30) of the business operator. At this time, if the customer 1b wishes to use the paid content displayed on the homepage 30 of the business 3 to which the customer 1b is connected, if the customer 1b wishes to use the paid content, the ID such as the member number previously registered with the customer 1b is registered. The customer 1b is required to input an authentication code such as a password and a password. In response to this request, the customer 1b inputs an authentication code from the keyboard of the PC terminal 12, and the service provider 3 stores the authentication code input at this time and stored in the customer database 31 of the service providing server 30. Check with the authentication code. When they match, the customer 1b is permitted to use the content. Therefore, in this case, the customer 1b is requested to input a code such as an ID and a password as in the conventional case, and the input code is used to uniquely identify the customer 1b who uses the service.
[0038]
At this time, the content provider 3 manages the customer 1b that associates the identification code input by the customer 1b with the mobile phone number and / or the customer identification number (UID) described above. The two are collated using the collation table stored in the database 31 to be compared. If the two match, the customer 1b (1a) is identified as the same customer, the corresponding point is calculated by the point calculation means using the master table, and the identified customer 1b (1a) is calculated. The newly generated points are added to the accumulated points.
[0039]
Note that, depending on the customer 1b (1a), the service from the mobile communication device 11 such as a mobile phone connected to the mobile communication network 50 provided by the carrier 2 as an infrastructure is not accepted, or the Internet is transmitted from the communication terminal 12 such as a PC. In some cases, a service that directly accesses the homepage 30 of the content provider via the communication line 51 may not be accepted. However, even in such a case, the matching table is provided with an area for storing the identification code and the mobile phone number and / or the customer identification number (UID). Be ready to enter these at any time. It should be noted that, in the case where the consent of the customer 1b is obtained, even in such a case, it is preferable to have the customer 1b provide necessary data and store both in the reference table. No.
[0040]
Therefore, there are cases where the identification code cannot be collated with the mobile phone number and / or the customer identification number (UID). In such a case, the customer 1 is identified by using one of the customer identification means. Manage. The points calculated based on the recognition code and the points calculated based on the mobile phone number and / or the customer identification number (UID) are stored in separate storage areas, and both of these points are stored. May be summed up as needed, and if total points are needed, they may be used at any time. Alternatively, separate storage areas may be provided according to the types of services to be provided, and points may be stored in the storage areas. In this way, it is possible to analyze the contents of the service used by a specific customer 1 and to provide each customer 1 with an individual service according to his / her preference.
[0041]
The services not directly facing the customers 1a and / or 1b as described above can be used by the customers 1a and / or 1b by accessing the service providing server 30 by the customers 1a and / or 1b. Management by the database of 1b is very easy. However, it can also be used in combination with a point issuing system such as a retail business that is provided to face the customer 1c directly. Therefore, such an embodiment, for example, in the case of a point issuing system in which point information can be recorded in a recording unit of a card using a card having a recording unit such as a magnetic stripe or an IC chip. This will be described below with reference to FIG.
[0042]
In this case, at the time of the commercial transaction, the point is calculated according to the price of the product purchased by the customer 1c and the service used, and the point is additionally recorded in the recording unit 13a of the member card 13 using the card reader / writer 143. Alternatively, payment processing is performed instead of the price using the accumulated points recorded in the recording unit 13a. At this time, the card reader / writer 143 has a POS terminal 14 composed of a computer such as that found in a POS management system connected online to a POS management computer also serving as the service providing server 30. However, the POS terminal 14 includes a POS terminal body 141, a barcode reader 142, and the card reader / writer 143. At this time, the barcode reader 142 is used to read barcode information described in a product or service purchased from the service provider 3 by the customer 1c. Then, the price of the product or service read from the barcode reader 142 in this way is read into the service providing server via the dedicated communication line 52 (in some cases, the Internet 51), and is stored in the database 31.・ Points corresponding to the table will be given. In the present invention, this POS management computer and the service providing server 30 are separately provided, and these are connected by a dedicated communication line to construct a LAN (local area network). Can be shared.
[0043]
When the system described above is constructed, the barcode attached to the product is read by the barcode reader 142, and points are added to the recording unit 13a of the membership card 13 from the read data using the card reader / writer 143. When recording or using the accumulated points recorded in the recording unit 13a to perform payment processing instead of the price, it is always necessary to connect to the service providing server via a POS management computer. The customer management database 31 provided in the providing server 30 can be easily used. In this case, since the customer 1c uses the membership card 13 having the recording unit 13a such as a magnetic stripe or an IC chip, the card 13 has the latest accumulated points stored in the service providing server 30. Is read and the points to be accumulated are added and subtracted so that the latest total points can be recorded in the service providing server 30, the POS management computer depending on another system, and the card 13 stored by the customer 1c. There is a need.
[0044]
In this way, by linking with the conventional point system, when a customer who is given points with a service different from the service from a mobile phone receives a paid service such as a mobile phone, You can confirm that the fee is free or that it is significantly discounted, and you can strongly impress the sense of value as well as the unexpectedness. It is also possible to send a confirmation message as to whether or not to use the accumulated points to the customer who receives the service from the mobile phone, and request the customer 1 to select whether to use the points. it can.
[0045]
FIG. 2 shows a customer 1a using various contents from a mobile communication device 11 via a mobile communication network 50 provided by a carrier 2, a customer 1b using various contents directly from a PC communication terminal 12, and a retail business. FIG. 9 is a diagram summarizing how to recognize the customer 1 with respect to the customer 1c who uses the member card 13 in face-to-face sales. As can be seen from the figure, in the case of the mobile communication device 11, the customer 1a automatically authenticates the customer 1a on the service provider 3 side only by using the service provided by the service provider 3. And give points.
[0046]
When the service provided by the service provider 3 is used directly from the PC communication terminal 12 via the Internet 51 without using the carrier 2, the customer 1b receives an ID such as a member number and a password. Prompt for input. Then, the customer 1b can be authenticated by these IDs or passwords, and points corresponding to the services used by the customer 1b can be given to the customer 1b specified by the authentication.
[0047]
When the customer 1c purchases a product or uses a service as in a retail business, the barcode information attached to the product or service is read. On the one hand, the product purchased by the customer 1c and the service used by the customer 1c are specified from the read barcode information. On the other hand, the customer 1c stored in the membership card such as a membership card presented to the customer 1c is identified. Based on the attribute information, the customer 1c is identified by collation, and points are given to the identified customer 1c.
[0048]
By the way, as for the embodiment of the service in which the customer 1 can use various contents, as shown in FIG. 3, the incoming melody site 301, the ticket sales site 302, the game site 303, the CD sales site 304, and Various contents provided by various sites such as the mail order site 305 can be exemplified. At this time, these sites can be provided from a single service providing server 30, but a plurality of service providing servers 30 may construct a LAN to provide a database for sharing data with each other.
[0049]
By doing as described above, for example, the customer 1a or customer 1b who has accessed the ringing melody site 301 can download a ringing melody that suits his / her preference from this site 301. At this time, a fee is charged for the download service used by the customer 1a or the customer 1b. On the other hand, points are given as a privilege by using the service by the customer 1a or the customer 1b. In addition, points corresponding to the contents of the services used by the customer 1a or 1b are given to the customer 1a or 1b who played the game provided by the game site 303 provided by the service provider 3. Can be. At that time, for example, every time the customer 1a or 1b clears the barrier set in the game, a fine-grained service can be provided such that points are given according to the difficulty level. Further, even when the service is provided to the customer 1c in a face-to-face manner as in a retail business, if the service 1 is connected to the service providing server 30 via the dedicated communication line 52 or the Internet 51 as shown in the figure, such a situation is obtained. The same service can be received by the customer 1c who has used the appropriate service.
[0050]
A system in which the customer 1 who receives various services provided by the service provider as described above pays for the services will be described with reference to FIG. First, only when the customer 1a uses the mobile communication device 11 such as a mobile phone, the carrier 2 that provides the mobile communication network 50 as an infrastructure charges the customer 1a for the service fee used by the customer 1a. It is also possible to have the user 1a collect the usage fee from 1a. When the carrier 2 is asked to collect the service fee, the service provider 3 requests the carrier 2 to pay the price collected from the customer 1a, and the customer 1a uses the payment through the carrier 2. Indirect charges will be collected.
[0051]
For the customer 1b who uses the service from the PC communication terminal 12 via the Internet 51, the service provider 3 bills the credit card company 4 or the like for the service fee used by the customer 1b, and the customer 1b makes a contract. The service usage fee is collected from the credit card company 4 to be used. Similarly, in the retail business, the customer 1c can use settlement by a credit card, and of course, can also make cash settlement.
[0052]
Here, finally, regarding the point providing system according to the present invention, taking the case of the customer 1a or 1b using the mobile communication device 11 or the PC communication terminal 12 as an example, the processing flow described in the flowchart shown in FIG. This will be described in detail.
[0053]
First, the customer 1a or 1b using the service starts by accessing the service providing server (homepage) 30 of the service provider 3. The customer 1a or 1b who has accessed the homepage 30 of the service provider 3 executes a step of selecting a desired product (S01). Then, the process enters a step (S02) of confirming whether or not the customer 1a or 1b wants to provide a product related to the product other than the product selected by the customer 1a or 1b. At this time, if the customer 1a or 1b does not want to provide the related merchandise, the process proceeds to the settlement method selection step (S06). However, if the customer 1a or 1b is interested in related products, the process proceeds to a step (S03) of displaying what related products can be provided, and a list of related products is displayed on the customer 1a or 1b. On the terminal display by the related information transmitting means. Then, the process proceeds to a step (S04) for selecting whether or not to purchase the related product displayed on the customer 1a or 1b. In this S04 step, if there is no related product desired by the customer 1a or 1b, the process proceeds to the settlement method selection step (S06). If there is a related product, the product is determined and selected (S05). Proceed to.
[0054]
As described above, for the customer 1a or 1b using the communication terminal 11 or 12, a list of products or services related to the product or service used by the customer 1a or 1b is displayed on the display of the communication terminal 11 or 12. The advantage that the information can be displayed on the related information sending means (not shown) is that the customer 1a or 1b wants to further use various contents provided by the service provider 3 from such information. Is to give.
[0055]
When the customer 1a or 1b completes the process of selecting a product as described above, the process proceeds to a step of selecting a settlement method for the product (S06), and determines whether the customer 1a or 1b uses the accumulated points. Step (S07). If the customer 1a or 1b does not want to use the points, a step (S08) of performing the settlement of the commodity price is executed. However, if the customer 1a or 1b has already acquired many points in the commodity price settlement step (S08), a step of discounting the provision fee of the commodity or service according to the number of points (S13). It is a preferred embodiment of the present invention that the processing is terminated after performing the above. In addition, along with such a step, a step (S09) of returning points according to the amount paid by the customer 1a or 1b, the contents of the used service, and the like with reference to the master table is executed, and thereafter, the point calculation is performed. The step (S14) of adding the points redeemed by the means and writing necessary data to the management storage area of the corresponding customer in the database 31 is performed, and the process ends.
[0056]
If the customer 1a or 1b wants to use the points in the step of selecting the use of the points (S07), the process proceeds to the next point balance inquiry step (S10). Then, in this inquiry step (S10), the accumulated number of points of the customer 1a or 1b obtained from the database is compared with the settlement price of the product, and the entire price of the product is settled in points, or a partial price of the product is settled. A step (S11) of determining whether to settle with points is executed. If the entire price of the product can be settled with points, the process proceeds to the next step (S12), and the entire price of the product purchased by the customer 1a or 1b is point-processed. If only a part of the commodity price purchased by the customer 1a or 1b can be settled with points, the process proceeds to a step (S13) of discounting only a part of the commodity purchased by the customer 1a or 1b with points.
[0057]
In this way, the process is completed after the point calculation means and the database update step (S14) are finally executed. In this step (S14), if the customer 1a or 1b does not wish to use the points, the newly calculated points are added by the point calculating means while referring to the customer collation table or the master table, and the database is added to the database. To memorize. It goes without saying that the commodity price purchased by the customer 1a or 1b is settled by the settlement system already described with reference to FIG.
[0058]
Next, when the customer 1a or 1b desires to use the points for the settlement of the product, if the accumulated points held by the customer 1a or 1b have reached the number necessary for the settlement of the product, the point calculation means Accordingly, the points consumed in the settlement of the product are subtracted from the accumulated points of the customer 1a or 1b, and newly generated points are added. Then, the updated data is written to a storage area for managing the customer 1a or 1b in the database 31. Further, the same processing is performed when the full amount of the product cannot be settled by the accumulated points of the customer 1a or 1b. In this case, however, the product settlement is performed by discounting a part of the product price using all the accumulated points. , All accumulated points are consumed, and only newly generated points are written to the database. At this time, it goes without saying that the remaining price that could not be settled by points is settled by the settlement system described with reference to FIG.
[0059]
【The invention's effect】
According to the present invention described above, even if a customer receives a service of a content provider that provides various contents unconsciously using a mobile communication device such as a mobile phone, points are given without being conscious. . Therefore, even customers who use the service unconsciously can enjoy the benefits by using the service, and customers who know that such points have been given will not only get unexpected feelings but also profitable feelings Become. For this reason, the customer who uses the service can fix the customer in order to receive the service from the company having more benefits, and can also provide an incentive for the customer to further use the service. . Further, in such a point giving system, a small settlement can be made.
[0060]
Furthermore, such services can be extended to other business areas, for example, to a conventional point giving system in a retail business where services are provided in a face-to-face manner with customers, and by using these systems together, content from mobile phones can be obtained. The scope of service provision can be expanded not only to the provided business but also to other business fields. In this way, the customer can be given an incentive to use services in other business fields. In addition, customers will be able to use the points given in each service in common, so they will be able to consume points more efficiently, and will revitalize the consumption of points for service providers. This has the effect of allowing debt to be expedited.
[0061]
In addition, by linking with the conventional point system, when a customer who is given points with a service different from the mobile phone service receives a paid service such as a mobile phone, the service fee is reduced. When it becomes free or is greatly discounted, it is possible to strongly impress customers with not only unexpectedness but also great value. As a result, the service provider has a favorable impression, which is a significant effect in terms of securing customers.
[0062]
Further, if a list of goods or services related to the goods or services used by the customer can be displayed on the display of the communication terminal by the related information transmitting means for the customer using the communication terminal, From such information, it is possible to provide an incentive for the customer to further use various contents provided by the service provider. For the service provider, business opportunities can be further expanded, and opportunities for providing products and services also increase.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic explanatory view for explaining an entire embodiment of a content service providing method and a content providing system according to the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram for comparing and explaining a case in which a customer is specified and authenticated according to a service usage form of the customer.
FIG. 3 is an explanatory diagram specifically illustrating services of various contents provided by a service provider;
FIG. 4 is an explanatory diagram exemplifying a service usage fee settlement system between a customer using a content service and a provider providing the service;
FIG. 5 is a flowchart schematically illustrating a point giving system for giving points to a customer.
[Explanation of symbols]
1a, 1b, 1c: customer
2: Career
3: Service provider
11: Mobile communication device (mobile phone)
12: PC communication terminal
13: Member card
13a: magnetic recording medium
14: POS terminal
30: Service providing server
31: Database
50: Mobile communication network
51: Internet
52: Dedicated communication line
141: POS terminal body
142: Barcode reader
143: Card reader / writer

Claims (9)

顧客の携帯電話などの移動通信機からキャリアが提供する移動体通信網に接続し、更に前記移動体通信網に接続するインターネットなどの通信回線網を介して各種コンテンツを提供するサービス提供事業者のサービス提供サーバーに接続して、前記顧客が希望するコンテンツ・サービスを提供する方法において、
前記顧客が利用したキャリアがサービス提供事業者に提供する顧客識別番号(UID)及び/又は携帯電話番号などを管理して顧客を管理するデータベースを前記サービス提供サーバーに設け、前記顧客が利用したサービスに応じて前記顧客に対してポイントを付与することを特徴とするコンテンツ・サービスの提供方法。
A service provider that connects to a mobile communication network provided by a carrier from a mobile communication device such as a customer's mobile phone, and further provides various contents via a communication network such as the Internet connected to the mobile communication network. A method for connecting to a service providing server to provide a content service desired by the customer,
A service management server for managing a customer by managing a customer identification number (UID) and / or a mobile phone number provided by a carrier used by the customer to a service provider; and a service used by the customer. A content service providing method, wherein points are given to the customer in accordance with the following.
サービス提供事業者がインターネットに繋がるサービス提供サーバーを介して各種コンテンツ・サービスを提供する請求項1記載のコンテンツ・サービスの提供方法。The content service providing method according to claim 1, wherein the service provider provides various content services through a service providing server connected to the Internet. 顧客がパーソナル・コンピュータなどの通信端末からID又はパスワードなどを入力することによって、サービス提供サーバーによる認証を受けて、サービス提供事業者が提供する各種コンテンツ・サービスを受けた顧客に対して共通で使用可能な前記ポイントを付与する請求項1又は2記載のコンテンツ・サービスの提供方法。When a customer inputs an ID or password from a communication terminal such as a personal computer, the customer is authenticated by the service providing server, and is commonly used by customers who have received various content services provided by the service provider. 3. The content service providing method according to claim 1, wherein the possible points are given. 顧客との対面販売において、POS通信端末などを前記サービス提供サーバーと通信回線を介して接続し、顧客に付与した会員証などに添付した磁気記録媒体などに記録されたデータから顧客を認証して特定し、特定した顧客に対して、共通で使用可能な前記ポイントを付与する請求項1〜3の何れか一項に記載のコンテンツ・サービスの提供方法。In face-to-face sales with customers, a POS communication terminal or the like is connected to the service providing server via a communication line, and the customer is authenticated from data recorded on a magnetic recording medium or the like attached to a membership card or the like given to the customer. The content service providing method according to any one of claims 1 to 3, wherein the specified customer is provided with the commonly usable points. サービス提供事業者が提供する各種コンテンツ・サービスにインターネットを介してアクセスした顧客に対して、顧客が購入する商品及び/又はサービスに関連する商品及び/又はサービスの一覧表を表示する請求項1〜4の何れか一項に記載のコンテンツ・サービスの提供方法。A list of goods and / or services related to goods and / or services purchased by the customer is displayed to a customer who accesses various content services provided by the service provider via the Internet. 5. The method for providing a content service according to any one of 4. 前記ポイントは、前記サービス提供事業者が提供する1種類以上のサービスにおいて共通に使用でき、商品代金及び/またはサービス利用料などの充当及び/または割引に使用できることを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載のコンテンツ・サービスの提供方法。The point may be used in common in one or more types of services provided by the service provider, and may be used for appropriation and / or discount of a product price and / or a service usage fee. 5. The method for providing a content service according to any one of 4. 携帯電話などの移動通信機、前記移動通信機を使用可能とするキャリアが提供する移動体通信網、前記移動体通信網にインターネットなどを介して接続して各種コンテンツ・サービスを顧客に提供するサービス提供サーバー、前記サービス提供サーバーに設けられたデータベースを少なくともその構成要件とするコンテンツ・サービスの提供システムにおいて、
前記キャリアから提供される顧客識別番号(UID)及び/又は顧客の携帯電話番号などから少なくともなる顧客情報から顧客を識別して特定する顧客識別手段と、
前記顧客情報、顧客属性情報、ポイント情報、そして商品及びサービス情報とが記憶された前記データベースに設けられた顧客、商品及び/又はサービス、そして、ポイントを少なくとも関連付けるテーブルと、
前記顧客識別手段によって認識して特定した顧客に対して、前記テーブルを参照して顧客にポイントを付与するポイント付与手段とを含むコンテンツ・サービスの提供システム。
A mobile communication device such as a mobile phone, a mobile communication network provided by a carrier capable of using the mobile communication device, and a service for providing various content services to customers by connecting to the mobile communication network via the Internet or the like. A providing server, a content service providing system including at least a database provided in the service providing server,
Customer identification means for identifying and specifying a customer from at least customer information including a customer identification number (UID) and / or a mobile phone number of the customer provided by the carrier;
A table that associates at least the customer, goods and / or services, and points provided in the database in which the customer information, customer attribute information, point information, and product and service information are stored;
Point providing means for giving points to the customer by referring to the table for the customer identified and identified by the customer identifying means.
顧客が各種コンテンツ・サービスを希望してサービス提供サーバーにアクセスし、サービスを利用するのに際して、関連商品及び/又はサービスの一覧情報を顧客の通信端末へ送出する関連情報送出手段を前記サービス提供サーバーに設けたことを特徴とする請求項7記載のコンテンツ・サービスの提供システム。When the customer accesses the service providing server in hope of various content services and uses the service, the service providing server includes related information transmitting means for transmitting list information of related products and / or services to the communication terminal of the customer. 8. The contents service providing system according to claim 7, wherein the contents service is provided. 顧客と直接対面して商品及び/又はサービスを提供するためのPOS通信端末などと、磁気記録媒体などを添付した会員証からポイント付与サービスの提供を受けることができる顧客であることを認識して特定することができる情報を読み書き自在のカードリードライタなどとを通信回線によって前記サービス提供サーバーに接続して、前記ポイント付与手段によってポイントを付与することを特徴とする請求項7又は8に記載のコンテンツ・サービスの提供システム。Recognizing that it is a customer who can receive the point granting service from a POS communication terminal for providing products and / or services in direct contact with the customer and a membership card attached with a magnetic recording medium or the like. 9. The point providing device according to claim 7, wherein the service providing server is connected to a card reader / writer that can read and write the information that can be specified by a communication line to the service providing server, and points are given by the point giving means. Content service provision system.
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