JP2004138502A - 採便装置 - Google Patents

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Mamoru Sugano
菅野 護
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】簡単かつ清潔に1回の操作で便が定量的に採取できる採便装置を提供する。
【解決手段】採便装置は、下端部が便採取空間Sとされる筒状部材1と、筒状部材1内に上下動可能に配置された操作棒2と、操作棒2の下端に設けられかつ筒状部材1内を摺接するピストン状の摺動部2aと、筒状部材1の下端を受ける受け部21が設けられたホルダー3と、筒状部材1に対する操作棒2の停止位置を決める位置決め手段5とを備えている。位置決め手段5は、筒状部材1の内周および操作棒2の外周にそれぞれ設けられた突起13,14からなり、これらの突起13,14は、操作棒2が押し下げられた際に、操作棒2の突起14が筒状部材1の突起13に当接する突起係合位置と、操作棒2の突起14が筒状部材1の突起13を強制的に乗り越えさせられる突起乗り越え位置とに操作棒2が停止可能なように形成されている。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、病院などで便を検査する際に使用される採便装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
病院などで使用されている検査用の採便装置では、便の定量化が求められており、このような採便装置としては、従来、特許文献1、特許文献2および特許文献3に開示されているものが知られている。これらの採便装置は、採便棒の下端に便採取用の溝を有しており、便採取後に、ホルダーに設けられた所定の大きさの開口に採便棒の下端部を挿通させるなどの手段により、過剰の便を拭い取るようになされている。そして、その後に溝に残っている便のみをホルダーの検査液に入れることにより、検査される便の量の定量化が図られている。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−33518号公報(図1から図8まで)
【特許文献2】
特開平9−33519号公報(図1から図5まで)
【特許文献3】
特開平8−292189号公報(図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の採便装置では、便を採取する際に、採便棒下端部の溝に万遍なく、しかも、溝の容積以上に便をすくい取る必要があり、採取時の便の量が溝の容積よりも少ないと、定量採取とならないという問題があった。したがって、採便に際し、何回も同じ操作を繰り返して、溝全てに便が付着しているかをその都度確認する必要があった。
【0005】
この発明の目的は、簡単かつ清潔に1回の操作で便が定量的に採取できる採便装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明による採便装置は、下端部が便採取空間とされる筒状部材と、筒状部材内に上下動可能に配置された操作棒と、操作棒の下端に設けられかつ筒状部材内を摺接するピストン状の摺動部と、筒状部材を保持し、かつその下端を受ける受け部を有するホルダーと、筒状部材に対する操作棒の停止位置を決める位置決め手段とを備えており、位置決め手段は、筒状部材の内周および操作棒の外周にそれぞれ設けられた突起からなり、これらの突起は、操作棒が押し下げられた際に、操作棒の突起が筒状部材の突起に当接する突起係合位置と、操作棒の突起が筒状部材の突起を強制的に乗り越えさせられる突起乗り越え位置とに操作棒が停止可能なように形成されており、操作棒が突起係合位置にある状態で便が筒状部材の便採取空間内に採取され、その後、筒状部材の下端部をホルダーの受け部に載せた状態で、操作棒が突起乗り越え位置まで押し下げられることにより、ホルダーの受け部と操作棒の摺動部によって便採取空間内の便が圧縮されて定量化されるものである。
【0007】
第1の発明の採便装置によると、操作棒が突起係合位置にある状態で便採取空間内に適当量の便を採取した後、操作棒を筒状部材に対して押し下げると、操作棒は、位置決め手段によって突起乗り越え位置に停止させられ、これにより、操作棒のピストン状摺動部によって便採取空間内の便が圧縮されて定量化される。
【0008】
第2の発明による採便装置は、下端部が便採取空間とされる筒状部材と、筒状部材内に上下動可能に配置された操作棒と、操作棒の下端に設けられかつ筒状部材の下端開口を開閉する栓部と、栓部の上にて操作棒に形成された採便部と、操作棒に上下動可能に設けられかつ筒状部材内を摺接するピストン状の摺動部を下端に有する押し部材と、筒状部材に対する操作棒の停止位置を決める位置決め手段とを備えており、位置決め手段は、操作棒を上向きに付勢する付勢部材を有しかつ操作棒を栓部の外周縁部が筒状部材の下端に当接する基準位置に停止させる基準位置停止手段と、操作棒と係合・解除されるように筒状部材に取り付けられた係合部材を有しかつ操作棒が基準位置より下方に移動した便採取位置において係合部材が操作棒に係合して操作棒を停止させる便採取位置停止手段とからなり、操作棒が押し下げられて便採取位置にあるときに、便が採便部に採取され、その後、係合部材の係合が解除されることによって、操作棒が付勢部材の付勢力によって基準位置に復帰させられ、操作棒の採便部に採取された便が操作棒の栓部によって便採取空間内で圧縮されて定量化されるものである。
【0009】
第2の発明の採便装置によると、操作棒を付勢部材の付勢力に抗して押し下げて便採取位置に移動させて、この位置に操作棒を停止させ、この状態で操作棒の採便部に適当量の便を採取する。その後、係合部材を解除させることにより、操作棒は、付勢部材の付勢力によって上方に移動させられて基準位置に復帰し、この際、採取された便が操作棒の栓部によって便採取空間内で圧縮されて定量化される。
【0010】
第2の発明の採便装置において、押し部材は、上向きに付勢されており、操作棒が基準位置にあるときには筒状部材内にあり、操作棒が基準位置から便採取位置に押し下げられる際に操作棒と一体となって押し下げられ、操作棒が便採取位置に達したときに、その摺動部下面が筒状部材の下端から下方に突き出されることが好ましい。このようにすると、便を採取して操作棒を基準位置に復帰させてから、再び、操作棒を便採取位置に押し下げることにより、筒状部材の先端部内周に付着した便が押し部材の摺動部によって押し出され、便採取空間内にある便の全量が操作棒の採便部とともに検査液中に没する。
【0011】
上記の第1および第2の発明の各採便装置において、筒状部材の下端部に、便採取空間に採取された便が定量化される際の過剰の便を筒状部材外部に排出する少なくとも1つの排出孔が設けられていることが好ましい。
【0012】
なお、第1の発明の採便装置のホルダーには、検査液が封入されていることが好ましく、第2の発明の採便装置は、検査液が封入されており筒状部材を保持可能なホルダーをさらに備えていることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を、以下図面を参照して説明する。以下の説明において、図1(a)(b)および図3(a)(b)の上下を上下というものとする。
【0014】
図1は、第1の発明の採便装置の実施形態を示すもので、この採便装置は、上端部近くにドーナツ状の案内部(1a)を内装し下端部が便採取空間(S)とされる筒状部材(1)と、下端にピストン状の摺動部(2a)を、上端につまみ部(2b)をそれぞれ有し筒状部材(1)内にて案内部(1a)のドーナツ孔を通って上下動可能に配置された操作棒(2)と、検査液(6)が封入されておりかつ筒状部材(1)を保持するホルダー(3)と、操作棒(2)のつまみ部(2b)と筒状部材(1)の案内部(1a)との間に介装されたコイル状の押しばね(4)と、筒状部材(1)に対する操作棒(2)の停止位置を決める位置決め手段(5)とを備えている。
【0015】
筒状部材(1)は、円筒状のものであって、その下端壁は便に突き刺しやすいように先細り状に尖っている。筒状部材(1)の下端部には、便採取空間(S)に採取された便が定量化される際の過剰の便を筒状部材(1)外部に排出する複数の排出孔(11)が適宜な間隔をおいて設けられている。筒状部材(1)の上端部近くには、ホルダー(3)の開口に嵌まり合うテーパ状フランジ部(12)が設けられている。
【0016】
操作棒(2)のつまみ部(2b)は、筒状部材(1)より上へ突き出ている。ピストン状の摺動部(2a)は、筒状部材(1)の下端部近くに位置しかつ筒状部材(1)の内面を上下に摺接する。
【0017】
押しばね(4)は、操作棒(2)が押し下げられた際に、操作棒(2)のつまみ部(2b)と筒状部材(1)の案内部(1a)との間で圧縮され、その反発力により操作棒(2)を上方に付勢する。
【0018】
位置決め手段(5)は、筒状部材(1)の内周に設けられた環状の突起(13)と、操作棒(2)の中間部外周に上下に所定間隔をおいて設けられた下端側および上端側の突起(14)(15)とからなる。環状の突起(13)は、断面台形状とされており、操作棒(2)の各突起(14)(15)は、下方に行くに連れてその高さが低くなっている断面直角三角形状とされている。操作棒(2)を押し下げると、まず、下端側の突起(14)が筒状部材(1)の突起(13)に当接してこの第1係合位置で操作棒(2)が停止し、さらに、操作棒(2)を比較的大きい力で押し下げると、下端側の突起(14)が筒状部材(1)の突起(13)を強制的に乗り越えさせられた第1乗り越え位置で操作棒(2)が停止する。その後、操作棒(2)の上端側の突起(15)が筒状部材(1)の突起(13)に当接する第2係合位置まで操作棒(2)を比較的小さい力で移動させることができ、さらに、上端側の突起(15)が筒状部材(1)の突起(13)を強制的に乗り越えさせられた第2乗り越え位置まで操作棒(2)を押し下げることができる。第2乗り越え位置を過ぎると、操作棒(2)のつまみ部(2b)が筒状部材(1)上端に当たり、操作棒(2)のそれ以上の下行は阻止される。
【0019】
操作棒(2)は、便採取前には、図1(a)に示す第1係合位置にあり、操作棒(2)の摺動部(2a)よりも下端側の筒状部材(1)内が便採取空間(S)とされている。そして、筒状部材(1)の下端部を便に突き刺して便採取空間(S)に便を採取した後、操作棒(2)が突起乗り越え位置に押し下げられることにより、便採取空間(S)内の便が定量化されるようになされている。
【0020】
ホルダー(3)は、有底円筒状のものであって、図1(b)に示すように、中間部に筒状部材(1)の下端を受ける受け部としての仕切り(21)を有している。仕切り(21)の中央部には便排出口(22)が設けられおり、この便排出口(22)は、閉鎖部材(23)によって塞がれている。閉鎖部材(23)は、図1(c)に示すように、便排出口(22)の周縁に位置するピン(24)によって回転可能に仕切り(21)に取り付けられている。そして、ホルダー(3)の外側のレバー(23a)の操作により閉鎖部材(23)がピン(24)を支点として回転させられ、仕切り(21)の便排出口(22)が開かれるようになされている。仕切り(21)の便排出口(22)の周縁上面には、筒状部材(1)をホルダー(3)に装着する際に筒状部材(1)の下端部が嵌め合わせられる環状の立上り部(25)が設けられている。ホルダー(3)の上端部には、筒状部材(1)のテーパ状フランジ部(12)が収められるテーパ状開口部(3a)が設けられている。
【0021】
図2は、第1の発明の採便装置の便採取から検査までの作業手順を示している。採取者は、まず、操作棒(2)の下端側突起(14)が筒状部材(1)の環状突起(13)に当接している第1係合位置に操作棒(2)が位置している状態で、筒状部材(1)の下端部の便採取空間(S)に便(T)を採取する(図2(a))。この際の採取量は、例えば、便採取空間(S)に6割から9割程度というように、適当な量でよい。次いで、採取者は、筒状部材(1)をホルダー(3)の上半部内に入れる。これにより、筒状部材(1)の下端部がホルダー(3)の仕切り(21)の環状立上り部(25)に嵌まり合うとともに、筒状部材(1)のテーパ状フランジ部(12)がホルダー(3)のテーパ状開口部(3a)に嵌まり合う。この際、筒状部材(1)の下端部外周に付着している余分な便は、仕切り(21)の環状立上り部(25)によって拭い取られる。そして、筒状部材(1)がホルダー(3)にしっかりと保持される(図2(b))。この後の作業は、採取者または検査員のどちらが行ってもよく、作業者は、まず、操作棒(2)のつまみ部(2b)を手で持ってこれを下方へ押す。これにより、操作棒(2)の下端側の突起(14)が筒状部材(1)の突起(13)を乗り越え、カチッという音がする。この音がしたときに操作棒(2)を押す操作を止めると、押しばね(4)によって上方に付勢されている操作棒(2)は、乗り越え位置に停止し、筒状部材(1)の下端部には、ホルダー(3)の仕切り(21)と操作棒(2)の摺動部(2a)とによって便採取空間(S)内の便が定量化される。便採取空間(S)内の便(T)は、操作棒(2)の摺動部(2a)によって圧縮され、これにより、採取した便(T)に含まれている空気や水分が排除でき、検査用の便(T)の密度がほぼ一定になる。便採取空間(S)に収まらない過剰の便は、筒状部材(2)の下端部に設けられた排出孔(11)から筒状部材(2)の外部に排出される(図2(c))。なお、ホルダー(3)の仕切り(21)の環状立上り部(25)の高さは、排出孔(11)からの過剰の便の排出を妨げない高さとされている。作業者は、次いで、レバー(23a)を操作して閉鎖部材(23)を回転させ、仕切り(21)の便排出口(22)を開く(図2(d))。そして、操作棒(2)をさらに押し下げることにより、操作棒(2)の上端側の突起(15)が筒状部材(1)の突起(13)を乗り越え、これにより、操作棒(2)の摺動部(2a)が定量化された便(T)を仕切り(21)の便排出口(22)から下へ押し出し、検査に適するように定量化された便(T)が検査液(6)に投下される(図2(e))。
【0022】
図3は、第2の発明の採便装置の実施形態を示すもので、採便装置は、下端部近くにドーナツ状の案内部(31a)を内装し下端部が便採取空間(S)とされる筒状部材(31)と、下端に筒状部材(31)の下端開口を開閉する栓部(33)を、中間にフランジ状の摺動部(32a)をそれぞれ有し筒状部材(31)内にて案内部(31a)のドーナツ孔を通って上下動可能に配置された操作棒(32)と、操作棒(32)の栓部(33)と摺動部(32a)との間に相対的に上下動可能に嵌装されかつ下端にピストン状の摺動部(35)を有する筒状の押し部材(34)と、筒状部材(31)に対する操作棒(32)の停止位置を決める位置決め手段とを備えている。
【0023】
採便装置は、これとは別体であってかつ筒状部材(31)を保持するホルダー(40)を下端に備えている。ホルダー(40)には、検査液(6)が封入されている。
【0024】
筒状部材(31)は、円筒状のものであって、その下端部には、採取された便が便採取空間(S)内で定量化される際の過剰の便を筒状部材(31)外部に排出する複数の排出孔(41)が適宜な間隔をおいて設けられている。案内部(31a)は、操作棒(32)の栓部(33)と摺動部(32a)との間に位置するように設けられて、押し部材(34)を案内している。筒状部材(31)の中間部には、ホルダー(40)の開口に嵌り合うテーパ状フランジ部(42)が設けられている。
【0025】
操作棒(32)の栓部(33)は、操作棒(32)が図3(a)に示す基準位置にあるときに、筒状部材(31)の下端開口を閉じるように位置させられており、操作棒(32)を押し下げることにより、操作棒(32)の下端部分が筒状部材(31)の下端より突出可能とされている。操作棒(32)の摺動部(32a)は、筒状部材(31)の中程にて内面を上下に摺接する。操作棒(32)の下端部には、複数(この実施形態では3本)の環状の便採取溝からなる採便部(43)が栓部(33)の上に形成されている。操作棒(32)の上端部には、つまみ部(32b)が設けられている。つまみ部(32b)は、操作棒(32)が基準位置にあるときに、その全体が筒状部材(31)の上端より突き出ており、操作棒(32)を押し下げる際には、その一部が筒状部材(31)内に挿入される。
【0026】
押し部材(34)の摺動部(35)の下面には、下広がりの円錐台状の凹所(35a)が設けられており、操作棒(32)が基準位置にあるときに、この凹所(35a)に一番上の採便部(43)の上縁部が嵌まり込んでいる。そして、押し部材(34)の摺動部(35)の下面、操作棒(32)の栓部(33)の上面、筒状部材(31)の下端部内面および採便部(43)の環状溝に囲まれることにより、便採取空間(S)の容積が一定となっている。押し部材(34)の摺動部(35)と筒状部材(31)の案内部(31a)との間には、下部付勢部材(39)が介装されている。下部付勢部材(39)は、コイル状の引きばねであり、押し部材(34)は、下方に移動した際、同部材(39)によって上方に付勢される。押し部材(34)の上端は、操作棒(32)の摺動部(32a)の下面と所定の間隔(押し部材(34)の摺動部(35)の下面と筒状部材(31)の先端との間隔と同程度の大きさ)をおく位置に設けられており、操作棒(32)を基準位置から押し下げると、初めは、操作棒(32)だけが移動し、操作棒(32)の摺動部(32a)が押し部材(34)の上端に当接してから以後は、押し部材(34)が操作棒(32)と一体となって下方に移動する。
【0027】
位置決め手段は、栓部(33)の外周縁部(33a)が筒状部材(31)の下端に当接する基準位置に操作棒(32)を停止させる基準位置停止手段(36)と、操作棒(32)が基準位置より下方に移動した便採取位置において操作棒(32)を停止させる便採取位置停止手段(37)とからなる。
【0028】
基準位置停止手段(36)は、操作棒(32)を上方に付勢する上部付勢部材(38)と、筒状部材(32)の下端に下から当接して操作棒(32)のそれ以上の上行を阻止している栓部(33)の外周縁部(33a)とからなる。
【0029】
上部付勢部材(38)は、コイル状の押しばねであって、操作棒(32)が押し下げられた際に、操作棒(32)の摺動部(32a)と筒状部材(31)の案内部(31a)との間で圧縮され、その反発力により操作棒(32)を上方に付勢する。
【0030】
便採取位置停止手段(37)は、操作棒(32)と係合・解除されるように筒状部材(31)に取り付けられた係合部材(45)と、操作棒(32)に設けられた突起(47)とからなる。
【0031】
係合部材(45)は、筒状部材(31)の上部に形成された切り欠き部(44)に配置されており、筒状部材(31)の周壁とほぼ面一の下部(45b)と、筒状部材(31)の周壁の外面よりも外にある上部(45a)とからなる。下部(45b)の内面側の下端には、操作棒(32)が基準位置から押し下げられた際に操作棒(32)の突起(47)に下から係合する突起(46)が設けられている。そして、下部(45b)の上寄りの部分に設けられた水平軸部(48)が筒状部材(31)の周壁に揺動可能に支持されるとともに、上部(45a)がばね(47)によって外方に付勢されている。こうして、係合部材(45)は、その突起(46)が操作棒(32)の突起(47)に係合可能な状態に保持されており、その上部(45a)を内方へ押すことにより係合が解除可能とされている。係合部材(45)の突起(46)は、半球状とされており、操作棒(32)の突起(47)は、軸方向の下端に行くに連れてその高さが低くなる断面直角三角形状とされている。操作棒(32)を押し下げると、操作棒(32)の突起(47)の下端部分が係合部材(45)の突起(46)に当接してこの係合位置で操作棒(32)が停止し、さらに、操作棒(32)を比較的大きい力で押し下げると、操作棒(32)の突起(47)が係合部材(45)の突起(46)を強制的に乗り越えさせられた乗り越え位置で操作棒(32)が停止する。この乗り越え位置が便採取位置とされている。便採取位置からの操作棒(32)の上方への復帰は、係合部材(45)の上部(45a)を内方へ押して突起(46)(47)同士の係合を解除することによって、上部付勢部材(38)の付勢力により可能となる。
【0032】
ホルダー(40)は、有底円筒状のものであって、図3(b)に示すように、中間部に筒状部材(31)の下端を支持する仕切り(51)を有している。仕切り(51)の中央部には、便排出口(52)が設けられており、便排出口(52)の周縁上面には、筒状部材(31)をホルダー(40)に装着する際に筒状部材(31)の下端部が嵌め合わせられる環状の立上り部(54)が設けられている。立上り部(54)の高さの中間部分には、便排出口(52)を覆うように突き合わされた薄い樹脂製の1対の半円形の弁(53)が設けられている。立上り部(54)の下部の内径は、上部の内径よりも若干(弁(53)の厚み分程度)大きくされている。ホルダー(40)の上端部には、筒状部材(31)のテーパ状フランジ部(42)が収められるテーパ状開口部(40a)が設けられている。
【0033】
図4は、第2の発明の採便装置の便採取の作業手順を示している。便採取前の筒状部材(31)および操作棒(32)は、図3(a)に示したのと同じ位置関係すなわち基準位置にあり(図4(a))、採取者は、まず、操作棒(32)のつまみ部(32b)を下方に押し、カチッという音がするまで操作棒(32)を押し下げる。これにより、操作棒(32)の突起(47)が係合部材(45)の突起(46)を乗り越えた便採取位置に操作棒(32)が保持され、同時に、操作棒(32)の採便部(43)および押し部材(34)の摺動部(35)の下部が筒状部材(31)の下端から突き出される。(図4(b))。そこで、採取者は、この採便部(43)で便(T)を採取する(図4(c))。その後、係合部材(45)の上部(45a)をばね(49)の付勢力に抗して内方へ押して、操作棒(32)の突起(47)と係合部材(45)の突起(46)との係合を解除することにより、操作棒(32)は、上部付勢部材(38)の付勢力によって図4(a)の位置に復帰する。この際、便採取空間(S)が便(T)で満たされ、過剰分が筒状部材(32)の下端部の排出孔(41)から排出され、便採取空間(S)内の便(T)が一定量とされる。便採取空間(S)内に残った便(T)は、操作棒(32)の栓部(33)が上方に移動する際に圧縮されており、これにより、採取した便(T)に含まれている空気や水分が排除でき、検査用の便(T)の密度がほぼ一定になっている(図4(d))。
【0034】
図5は、第2の発明の採便装置の便検査時の作業手順を示している。図4に示したように便(T)が一定量採取されると、採取者は、筒状部材(31)をホルダー(40)の上半部内に入れる(図5(a))。これにより、まず、筒状部材(31)の下端部がホルダー(40)の仕切り(51)の環状立上り部(54)の上部に嵌まり合い、筒状部材(31)の下端部外周に付着している余分な便は、この立上り部(54)の上部内面によって拭い取られる(図5(b))。次いで、筒状部材(32)の下端が立上り部(54)の中程に設けられた弁(53)に当接して、この弁(53)を強制的に開く(図5(c))。次いで、筒状部材(31)のテーパ状フランジ部(42)がホルダー(40)のテーパ状開口部(40a)に嵌まり合い、筒状部材(31)がホルダー(40)にしっかりと保持される(図5(d))。このとき、操作棒(32)の栓部(33)の下面および筒状部材(32)の下端部外周に付着している余分な便が、弁(53)によって拭い取られる。弁(53)が操作棒(32)および筒状部材(31)に接する面には、拭い取り性能を向上させるために凹凸が設けられていることが好ましい。この図5(d)の状態までは、操作棒(32)の筒状部材(31)に対する移動はない。この後、つまみ部(32b)を押して操作棒(32)をさらに押し下げると、操作棒(32)の突起(47)が係合部材(45)の突起(46)に係合し、さらに、つまみ部(32b)を強く押すことにより、操作棒(32)の突起(47)が係合部材(45)の突起(46)を乗り越える。この突起乗り越え位置は、便採取位置であり、筒状部材(31)と操作棒(32)との位置関係は、図4(b)および(c)に示した状態となり、操作棒(32)の採便部(43)および押し部材(34)の摺動部(35)の下部が筒状部材(31)の下端から突き出され、これにより、筒状部材(31)の先端部内周に付着した便が押し部材(34)の摺動部(35)によって押し出され、便採取空間(S)にある定量化された便(T)の全量が操作棒(32)の採便部(43)とともに検査液(40)中に没する(図5(e))。
【0035】
なお、上記において、基準位置停止手段(36)および便採取位置停止手段(37)の各構成は、上記のものに限られるものではなく、操作棒を基準位置および便採取位置に停止させうるものであれば、種々の変更が可能である。
【0036】
【発明の効果】
第1の発明の採便装置によると、操作棒が突起乗り越し位置に押し下げられた際、操作棒のピストン状の摺動部によって便採取空間内の便が圧縮されて定量化されるので、便採取時には便の採取量を一定量とする必要がなく大まかでよい。また、採取した便に含まれている空気や水分が圧縮により排出でき、密度を一定に近づけることもできる。こうして、簡単かつ清潔に1回の操作で便を定量的に採取することができる。
【0037】
第2の発明の採便装置によると、操作棒が基準位置に復帰させられた際、採取された便が操作棒の栓部によって便採取空間内で圧縮されて定量化されるので、便採取時には便の採取量を一定量とする必要がなく大まかでよい。また、採取した便に含まれている空気や水分が圧縮により排出でき、密度を一定に近づけることもできる。こうして、簡単かつ清潔に1回の操作で便を定量的に採取することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明による採便装置の実施形態を示す図で、(a)は、主要部の断面図、(b)は、(a)の主要部を保持するホルダーの断面図、(c)は、(b)のc−c線に沿う断面図である。
【図2】第1の発明による採便装置の採取および検査の手順を示す図である。
【図3】第2の発明による採便装置の実施形態を示す図で、(a)は、主要部の断面図、(b)は、(a)の主要部を保持するホルダーの断面図である。
【図4】第2の発明による採便装置の採取の手順を示す図である。
【図5】第2の発明による採便装置の検査の手順を示す図である。
【符号の説明】
(1)   筒状部材
(2)   操作棒
(2a)  ピストン状摺動部
(3)   ホルダー
(5)   位置決め手段
(6)   検査液
(11)  排出孔
(13)  突起
(14)  突起
(21)  仕切り(受け部)
(31)  筒状部材
(32)  操作棒
(33)  栓部
(34)  押し部材
(35)  摺動部
(36)  基準位置停止手段
(37)  便採取位置停止手段
(38)  上部付勢部材
(40)  ホルダー
(41)  排出孔
(S)   便採取空間

Claims (3)

  1. 下端部が便採取空間(S)とされる筒状部材(1)と、筒状部材(1)内に上下動可能に配置された操作棒(2)と、操作棒(2)の下端に設けられかつ筒状部材(1)内を摺接するピストン状の摺動部(2a)と、筒状部材(1)を保持し、かつその下端を受ける受け部(21)を有するホルダー(3)と、筒状部材(1)に対する操作棒(2)の停止位置を決める位置決め手段(5)とを備えており、位置決め手段(5)は、筒状部材(1)の内周および操作棒(2)の外周にそれぞれ設けられた突起(13)(14)からなり、これらの突起(13)(14)は、操作棒(2)が押し下げられた際に、操作棒(2)の突起(14)が筒状部材(1)の突起(13)に当接する突起係合位置と、操作棒(2)の突起(14)が筒状部材(1)の突起(13)を強制的に乗り越えさせられる突起乗り越え位置とに操作棒(2)が停止可能なように形成されており、操作棒(2)が突起係合位置にある状態で便が筒状部材(1)の便採取空間(S)内に採取され、その後、筒状部材(1)の下端部をホルダー(3)の受け部(21)に載せた状態で、操作棒(2)が突起乗り越え位置まで押し下げられることにより、ホルダー(3)の受け部(21)と操作棒(2)の摺動部(2a)によって便採取空間(S)内の便が圧縮されて定量化される採便装置。
  2. 下端部が便採取空間(S)とされる筒状部材(31)と、筒状部材(31)内に上下動可能に配置された操作棒(32)と、操作棒(32)の下端に設けられかつ筒状部材(31)の下端開口を開閉する栓部(33)と、栓部(33)の上にて操作棒(32)に形成された採便部(43)と、操作棒(32)に上下動可能に設けられかつ筒状部材(31)内を摺接するピストン状の摺動部(35)を下端に有する押し部材(34)と、筒状部材(31)に対する操作棒(32)の停止位置を決める位置決め手段とを備えており、
    位置決め手段は、操作棒(32)を上向きに付勢する付勢部材(38)を有しかつ操作棒(32)を栓部(33)の外周縁部(33a)が筒状部材(31)の下端に当接する基準位置に停止させる基準位置停止手段(36)と、
    操作棒(32)と係合・解除されるように筒状部材(31)に取り付けられた係合部材(45)を有しかつ操作棒(32)が基準位置より下方に移動した便採取位置において係合部材(45)が操作棒(32)に係合して操作棒(32)を停止させる便採取位置停止手段(37)とからなり、
    操作棒(32)が押し下げられて便採取位置にあるときに、便が採便部(43)に採取され、その後、係合部材(45)の係合が解除されることによって、操作棒(32)が付勢部材(38)の付勢力によって基準位置に復帰させられ、操作棒(32)の採便部(43)に採取された便が操作棒(32)の栓部(33)によって便採取空間(S)内で圧縮されて定量化される採便装置。
  3. 筒状部材(1)(31)の下端部に、便採取空間(S)に採取された便が定量化される際の過剰の便を筒状部材(1)(31)外部に排出する少なくとも1つの排出孔(11)(41)が設けられている請求項1または2に記載の採便装置。
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