JP2004137602A - 基材にコーティングを施す方法 - Google Patents

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Abstract

 【課題】 ロケットエンジンに使用されるマニホルドの表面に銅の堆積物を施すための改良された方法を提供する。
 【解決手段】 銅や銅合金の堆積層をロケットエンジン用の金属合金マニフォルドの内面および/または外面の少なくとも一方の上に形成する方法は、ボーショック層によって基材10から吹き流されるのを回避するのに十分な大きさから50ミクロンの範囲の大きさを有する金属粉末の粒子を準備するステップ、少なくとも1つの表面上に金属粉末粒子を塑性変形させるのに十分な速さでスプレーガン22のノズル20を通って金属粉末粒子を通過させ基材10の少なくとも1つの面24,26の上に堆積層を形成するステップを有してなる。
 【選択図】 図1

Description

 本発明は、基材、特にロケットエンジンに使用されるマニホルドの表面上に銅の堆積物を設けるための方法に関するものである。
 ロケット推力室の設計では、燃焼室に燃料(典型的には、液体水素)を集め且つ分配する2つのマニホルドを含まれる。これらマニホルドのうちの1つは、燃料と酸化剤(典型的には、液体酸素)とが混合され燃焼される場所であるインジェクタアセンブリの直近に隣接して配置されている。2つのマニホルドは高圧で極低温の燃料を入れるために高張力ステンレススチールから形成されている。インジェクタの近くに配置されているマニホルドは非常に高温の燃焼ガスに曝されがちである。このため、このマニホルドは、インジェクタに最も近接した面上を積極的に冷却する必要がある。
 このマニホルド面に純銅を電気メッキし、インジェクタ面までのギャップを越えて冷却剤を導きないし伝える多くの試みがされている。しかしながら、このマニホルドは高温のろう付けサイクルを連続的に受け、この高温のろう付けサイクルによって従来は粗銅が生じる結果を招いてしまう。2、3ミルよりも厚みのある堆積物は、熱に曝された際には、閉じ込められた溶液や不純物の膨張のために非常に膨らみやすい。
 メッキにおいては、部品上に厚いビルドアップ(増強)を達成するために、部品を酸およびメッキ溶液に長時間浸漬する必要がある。有効なマスキングが必要となる。部品を酸を露出することは必ずしも許容されているわけではなく、また疲労よる劣化が生じる。その他の不利な点としては、はビルトアップの厚みを何日もの間測定しなければならないことがある。
 部品にコンフォーマルコーティングを施すその他の技術として溶射がある。溶射は部品を局部的に非常に高温に曝す必要がある。熱感度の良い部品および厳密な寸法公差(熱からの歪み)を要する部品はこのような爆射が制限される。熱溶射による溶融および再固化によって一般的に大気雰囲気中において酸化物が形成される。酸化物はコーティングの延性を著しく低減させ、また取り除くのが困難である。真空システムも可能であるが、非常に高価であり、また管理が困難である。
 よって、ロケットエンジンに使用されるマニホルドの表面に銅の堆積物を設けるための改良された方法が必要とされている。
 よって本発明の目的は、高温のろう付けサイクルを受けた後でも膨らむことがない、基材に銅の堆積物を施すための方法を提供することにある。
 上述の目的は本発明の方法によって達成される。
 本発明によれば、基材に堆積物を施すための方法は、ボーショック層によって基材から吹き流されないし吹き飛ばされるのを回避するのに十分な寸法から50ミクロンまでの範囲の寸法を有した金属粉末粒子を準備するステップと、金属粉末粒子を塑性変形させるのに十分な速度でスプレーノズルを通して金属粉末粒子を基材の少なくとも1つの面上を通過させ(スプレーノズルからこの面に金属粉末粒子を当てて)基材の少なくとも1つの面上に堆積層を形成するステップとを有してなるものである。
 本発明はまた、銅合金コーティングを内面および/または外面の少なくとも1つの上に有するステンレススチール製のマニホルドを有するロケットエンジンに関する。
 本発明の上段のロケットエンジン用のコールドスプレーされた銅の他の詳細、および他の目的並びにこれに伴う特長は、以下の詳細な説明および添付図面に説明されている。添付図面において、類似の参照符号は類似の要素を表す。
 本発明によれば、ロケットエンジンにおいて用いられている金属合金材料(例えばステンレススチール)から形成されているマニホルドのような基材10の外面および/または内面上に、堆積物ないしコーティングを形成するための方法が提供される。この方法は、冷ガスのダイナミックスプレー(あるいは”コールドスプレー”)法である。この方法では、例えばヘリウムあるいは場合によっては窒素のような圧縮ガスを用いて、微細な金属粉末が超音速の速度に加速される。この方法ではヘリウムが好ましく、これは、ヘリウムは分子量が低く、最高のガスコストで最高の速度を生み出すからである。堆積物を形成するために用いられる粉末は典型的には金属粉末であって、この金属粉末は5ミクロンから50ミクロンまでの範囲の粒子寸法を有したものである。一般的な溶射用の粉末は、通常は、コールドスプレーには大きすぎる。上記したような、より小さな粒度(粒径)とすることで、より高い粒子速度を達成できる。直径が5ミクロンより小さい場合、粉末の粒子は基材の直ぐ上にあるボーショック層によって基材から吹き流され(吹き飛ばされて)しまう。これは、ボーショックを通って進むためには質量が不十分であるためである。粒度分布が小さいほど速度は一層望ましいものになる。これは大きな粒子および小さな粒子を有する(双峰つまり2モードの粒子分布)場合、より遅い、より大きな粒子に小さな粒子がぶつかり、双方の速度が事実上低減されるためである。なお、ボーショック(弧状衝撃波)は、物体が空気のような流体を通って移動し、流体の流れにより衝撃を受ける際に物体の全面に発生する衝撃波である。またボーショック層は、この弧状衝撃波を含む流体の層を意味する。
 金属粉末を堆積物に変形させるための本発明の方法において使用される接着機構は完全に固体である。これは粒子が塑性変形することを意味している。形成されているいずれの酸化物層も壊されるとともに、金属同士からなる新たな接触が非常に高圧で作られる。
 堆積物を形成するために使用される粉末は変形された溶射フィーダを用いて搬送される。標準のフィーダを用いて搬送するのが困難なのは、粒子寸法が細かいため、および高圧のためである。使用可能な特注設計のフィーダの1つは、オハイオのパウダーフィードダイナミックスオブクレバーランド社により製造されたものである。このフィーダはオーガ式つまりらせん状の供給機構を有している。流動層フィーダ、および角形スリットを備えたバレルロール形のフィーダも同様に使用可能である。
 本発明の方法において、フィーダは窒素あるいはヘリウムのどちらか一方で加圧される。フィーダの圧力は一般的には主ガスあるいはヘッド圧力よりもわずかに大きく、ヘッド圧力は通常は粉末合金の組成によって、250psiから500psiの範囲に及ぶものである。主ガスは加熱される。ガスの温度は通常300°F(約148.9℃)から1200°F(約648.9)であるが、基材に施される材料によって、約1250°F(約676.7)まで高くなってもよい。ガスがノズルのスロート部を通過して膨張するとすぐにガスが加熱され、急激な冷却および凍結から守られる。堆積の際の約115°F(約46.1℃)の基材温度が正味の効果である(よって、コールドスプレーであり、ウォームスプレーではない)。
 基材10の上に堆積物を形成するためには、スプレーガン22のノズル20が2回以上基材10の表面24および26の上を通過しなければならない。要求される通過回数は施される堆積物の厚みの関数である。本発明の方法では1回の通過につき2−30ミルの厚さを有する堆積物28を形成できる。厚みのある層を形成したい場合には、スプレーガン22は固定して保持されるとともに用いられ、2インチ(50.8ミリ)から3インチ(76.2ミリ)高い堆積層が形成される。堆積層を作り上げる際には、1回の通過毎に厚みを規制ないし制限する必要があり、これにより、残留応力の蓄積と各堆積層間の不必要な接着剥離との回避が図れる。1回の通過につきに5ミルの厚みが最適とされる。
 銅あるいは銅合金の堆積物ないしコーティング28をステンレススチール製のマニホルドのような基材10に施したい場合、50ミクロンまでの粒度(粒径)、好ましくは5ミクロンから30ミクロンの範囲の粒度を有する銅粉末を用いることができる。主ガスは入口30および/または32を介し、ノズル20を通って、0.001SCFMから50SCFM、好ましくは15SCFMから35SCFMの範囲の流量で通過される。これはヘリウムガスが主ガスとして用いられる場合である。主ガスとして窒素が単独で用いられる場合、あるいはヘリウムと併用して用いられる場合、窒素ガスはノズル20を通って、0.001SCFMから30SCFM、好ましくは4.0SCFMから30SCFMの流量で通過される。主ガスの温度は600°F(約315.6℃)から1200°F(約648.9℃)の範囲である。スプレーガン22の圧力は200psiから350psi、好ましくは250psiから350psiの範囲である。銅粉末はライン34を介して、毎分10グラムから毎分100グラム、好ましくは毎分18グラムから毎分50グラムの量でガンの中に搬送される。銅粉末は好ましくは入口30および/または32を介して導入されたキャリヤーガス(搬送ガス)を用いて搬送される。このキャリヤーガスは、ヘリウムに対しては、0.001SCFMから50SCFM、好ましくは10SCFMから35SCFMまでの流量を有し、窒素に対しては、0.001SCFMから30SCFM、好ましくは4.0SCFMから10SCFMの流量を有している。好ましくはスプレーノズル20はコーティングが施される基材10の表面24または26から離れて保持される。この距離は噴射距離として知られている。好ましくは、この噴射距離は10ミリから50ミリの範囲である。1回の通過(パス)につき、堆積物の厚みは0.001インチ(0.0254ミリ)から0.030インチ(0.762ミリ)の範囲である。
 以上、本発明について銅粉末を施すことに関して説明したが、本発明の方法はアルミニウムベースの合金、あるいはニッケルベースの合金の堆積物を施すために用いることもできる。合金が硬ければ硬いほど、より柔らかな合金の噴射された密度に近づけるためにより高いパラメータが必要になる。銅の堆積物を形成する、上記のパラメーターの範囲はアルミニウム堆積物あるいはニッケル堆積物の形成にも用いられる。例えばアルミニウム合金の堆積物は、300psiのガンヘッド圧力、600°F(約315.6℃)のガス温度、毎分21グラムの粉末供給速度、13SCFMのヘリウム搬送流量、およびヘリウム34SCFMの主ガス流量を用いて形成される。
 本発明の方法は、長い準備期間をなくし、環境を考慮しないメッキプロセスをなくすことができ、また多くの場合、何週間も要する他のメッキ技術よりもずっと短時間で達成できる。
 本発明の方法は0.050インチ(1.27ミリ)よりも大である、厚みのある銅の堆積物をロケットエンジンにおいて用いられるステンレススチールのマニホルドの内面および外面に施すのに特に有用である。
 本発明に係わるステンレススチールの基材の上に形成された堆積物は、膨れや接合分離が起こることなしに、1800°F(約982.2℃)の熱処理などの熱処理サイクルに耐え得ることが知得されている。更にこの堆積物は、接合不良やコーティングの一体性を弱めることなく、極低温での衝撃および熱サイクルに耐え得るものである。更に、この堆積物は膨れや接着剥離もしない。
 本発明によれば、上述した各目的、手段、および特長を完全に満足する、上段のロケットエンジン用のコールドスプレーされた銅が提供されることは明らかである。なお、以上の説明では本発明を特定の実施形態に関して説明したが、以上の説明から当業者にはその他の代替、変更、および変形は自明である。添付の特許請求の範囲の広い範囲はこれらの代替、変更および変形を包含するように意図されている。
ロケットエンジンに使用されるマニホルドの表面をコーティングするために用いられるスプレーノズルの図式的な説明図である。
符号の説明
 10 基材
 20 ノズル
 22 スプレーガン
 28 コーティング
 30、32 入口

Claims (23)

  1.  基材にコーティング材料を施す方法であって、
     ボーショック層によって基材から吹き流されるのを回避するのに十分な大きさから50ミクロンまでの範囲の大きさを有する金属粉末の粒子を準備するステップと、
     前記金属粉末が塑性変形するのに十分な速度でスプレーノズルを通って前記金属粉末の粒子を前記基材の少なくとも1つの面上を通過させ前記少なくとも1つの面上に堆積層を形成するステップとを有してなる、ことを特徴とする方法。
  2.  前記金属粉末の粒子を準備するステップが、5ミクロンから50ミクロンまでの範囲の粒度(粒径)を有する金属粉末の粒子を準備することを有してなる、ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3.  前記金属粉末の粒子を準備するステップが、銅合金粒子、アルミニウム合金粒子、およびニッケル合金粒子よりなる群から選択された粉末を準備することを有してなる、ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  4.  前記金属粉末の粒子を準備するステップが、ヘリウム、窒素、およびそれらの混合物の群から選択されるキャリヤーガスを用いて、毎分10グラムから毎分100グラムの供給量で且つ250psiから500psiの範囲の圧力で、前記金属粉末の粒子を前記ノズルへ搬送することを有してなる、ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  5.  前記搬送ステップが、毎分0.001グラムから毎分50グラムの量で前記金属粉末の粒子を前記ノズルへ搬送するステップを有してなる、ことを特徴とする請求項4記載の方法。
  6.  前記キャリヤーガスがヘリウムを有してなり、また前記搬送ステップが0.001SCFMから50SCFMの流量で前記ヘリウムを前記ノズルへ搬送するステップを有してなる、ことを特徴とする請求項4記載の方法。
  7.  前記キャリヤーガスがヘリウムを有してなり、また前記搬送ステップが10SCFMから35SCFMの流量で前記ヘリウムを前記ノズルへ搬送するステップを有してなる、ことを特徴とする請求項4記載の方法。
  8.  前記キャリヤーガスが窒素を有してなり、また前記搬送ステップが0.001SCFMから30SCFMの流量で前記窒素を前記ノズルへ搬送するステップを有してなる、ことを特徴とする請求項4記載の方法。
  9.  前記キャリヤーガスが窒素を有してなり、また前記搬送ステップが4.0SCFMから10SCFMの流量で前記窒素を前記ノズルへ搬送するステップを有してなる、ことを特徴とする請求項4記載の方法。
  10.  前記形成ステップが、ヘリウム、窒素、およびそれらの混合物よりなる群から選択される主ガスを用いて、600°F(315.6℃)から1200°F(648.9℃)の範囲の主ガスの温度で、且つ200psiから350psiの範囲のスプレー圧で、前記ノズルを通って前記金属粉末の粒子を通過させることを更に有してなる、ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  11.  前記通過させるステップが、250psiから350psiまでの範囲のスプレー圧で、前記ノズルを通って前記金属粉末の粒子を通過させることを有してなる、ことを特徴とする請求項10記載の方法。
  12.  前記主ガスがヘリウムを有してなり、また前記通過させるステップが0.001SCFMから50SCFMの範囲の量で前記ヘリウムを前記ノズルへ搬送することを有してなる、ことを特徴とする請求項10記載の方法。
  13.  前記主ガスがヘリウムを有してなり、また前記通過させるステップが15SCFMから35SCFMの範囲の量で前記ヘリウムを前記ノズルへ搬送することを有してなる、ことを特徴とする請求項10記載の方法。
  14.  前記主ガスが窒素を有してなり、また前記通過させるステップが0.001SCFMから30SCFMの範囲の量で前記窒素を前記ノズルへ搬送することを有してなる、ことを特徴とする請求項10記載の方法。
  15.  前記主ガスが窒素を有してなり、また前記通過させるステップが4.0SCFMから30SCFMの範囲の量で前記窒素を前記ノズルへ搬送することを有してなる、ことを特徴とする請求項10記載の方法。
  16.  前記基材がロケットエンジン用のステンレススチール製のマニホルドを有してなり、また前記堆積層の形成ステップが前記マニホルドの外面および内面のうちの少なくとも一方の上に銅合金層を形成することを有してなる、ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  17.  前記堆積層の形成ステップが、前記ノズルのパス毎に(1回のパスにつき)、0.001インチ(0.0254ミリ)から0.030インチ(0.762ミリ)の範囲の厚みを有する前記銅合金の層を前記外面および前記内面の少なくとも一方の上に形成することを有してなる、ことを特徴とする請求項16記載の方法。
  18.  コーティングが施される前記少なくとも1つの面から10ミリから50ミリの距離に前記ノズルを保持することを更に有してなる、ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  19.  少なくとも1つの面の上に銅を含有する材料よりなる堆積物を有するロケットエンジンのマニホルドであって、
     前記銅の堆積が請求項1の方法によって施される、ことを特徴とするロケットエンジンのマニホルド。
  20.  前記マニホルドが金属合金の材料から形成される、ことを特徴とする請求項19記載のロケットエンジンのマニホルド。
  21.  前記銅を含有する材料の堆積が前記マニホルドの内面および外面の少なくとも一方に施される、ことを特徴とする請求項19記載のロケットエンジンのマニホルド。
  22.  前記堆積物が銅合金から形成される、ことを特徴とする請求項19記載のロケットエンジンのマニホルド。
  23.  前記堆積物が0.050インチ(1.27ミリ)よりも大きな厚さを有する、ことを特徴とする請求項22記載のロケットエンジンのマニホルド。

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