JP2004135552A - ヒトハウスキーピング遺伝子とヒト組織特異的遺伝子 - Google Patents

ヒトハウスキーピング遺伝子とヒト組織特異的遺伝子 Download PDF

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油谷 浩幸
Shogo Yamamoto
山本 尚吾
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Abstract

【課題】35種の異なるヒト正常組織で共通に発現しているハウスキーピング遺伝子の集団と、単一の組織でのみ発現している組織特異的遺伝子の集団を提供する。
【解決手段】特定の遺伝子集団より選択される2以上の遺伝子からなるヒトハウスキーピング遺伝子のセットと、組織特異的遺伝子集団より選択される2以上の遺伝子からなる組織特異的遺伝子セット。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、異なる複数のヒト組織で共通に発現する遺伝子(ハウスキーピング遺伝子:Housekeeping genes)および異なる複数のヒト組織でそれぞれ特異的に発現する組織特異的遺伝子(Tissue−specificgenes)に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】
医学生物学的な研究分野、あるいはその成果を活用する産業分野において、DNAマイクロアレイの重要性が増してきている(DNAマイクロアレイについては、例えばU.S.Pat. No. 5,474,796、Schena, M. et al.,Proc. Natl. Acad. Sci. 93:10614−10619, 1996; PCT application W095/251116; PCTapplication W095/35505; Heller, R. A. et al., Proc. Natl. Acad. Sci.94:2150−2155, 1997; U.S. Pat. No. 5,605,662等を参照)。
【0003】
例えば、全体的な発現プロフィールを検出することのできるDNAマイクロアレイは、様々な疾患の診断または治療のための病因遺伝子を特定することに利用されている。
【0004】
また、DNAマイクロアレイを用いた癌のサブタイプの発現フィンガープリントおよび治療オプションに対するそれらの反応についての研究(例えば、Golubetal., Science 286:531−537, 1999; Van’TVeer et al., Nature 415:530−536, 2002; Stauston et al., Proc. Natl. Acad. Sci.USA 98:10787−10792, 2001; Shipp et al., Nature Medicine 8:68−74, 2002; Yeoh etal., Cancer Cell 1:133−143, 2002)も活発に行われており、例えば、国際公開WO 99/50456号パンフレットにはp53遺伝子によって発現調節される複数の遺伝子にそれぞれハイブリダイズするオリゴヌクレオチドプローブのセットと、このプローブセットを備えたDNAマイクロアレイによる癌診断が開示されている。
【0005】
これらの従来知見は、主に1つの特定組織における疾患サンプルに焦点を当てる。しかしながら、正常組織で遺伝子がどのように発現するかを理解することは、病因遺伝子の知見と同様に、分子生物学の基礎を研究するのに極めて重要である(例えば、Warrington
et al., Physiol Genomics 2:143−147,2000; Butte et al., Physiol Genomics 7:95−96, 2001; Vaculescu et al., NatGenet 23:387−388, 1999)。また、そのような正常ヒト組織の発現データベースは、疾患関連遺伝子を診断や治療のために使用するためのレファレンス情報としても極めて有用である。
【0006】
この点について、Hsiaoらは19種の正常ヒト組織に共通して発現している451個の遺伝子をハウスキーピング遺伝子として報告している(Hsiaoet al., Physiol Genomics 7:97−104, 2001)。
【0007】
しかしながら、ヒト組織は19種だけではなく、また発達段階によっても遺伝子発現のプロフィールは異なることが知られている。従って、ヒトのハウスキーピング遺伝子をより正確に特定するためには、さらに多くの組織について探索する必要がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明者らは、可能な限り多くのヒト組織についての発現遺伝子を解析した結果、35種の異なるヒト組織で共通に発現している1189個のハウスキーピング遺伝子集団を、しかも各組織での発現頻度の共通性が高いものから順次にリストアップして特定した。
【0009】
また発明者らは、35種のヒト組織のそれぞれにおいて、他の組織では発現していない組織特異的な遺伝子の集団を特定した。
【0010】
この発明は以上のとおりの新規な遺伝子集団を基礎とするものである。すなわちこの発明は、35種の異なるヒト組織で共通に発現している遺伝子であって、図1〜39に示した番号1〜1189の遺伝子からなる群より選択されるヒトハウスキーピング遺伝子を提供する。この発明のハウスキーピング遺伝子の好ましい態様の一つは図1〜7に示した番号1〜200の遺伝子から選択される遺伝子であり、各遺伝子の転写産物であるcDNAの塩基配列は配列番号1〜200のとおりである。
【0011】
この発明はさらに、前記ハウスキーピング遺伝子の転写産物を提供する。この転写産物は、好ましくはRNAまたはcDNAであり、cDNAの具体例は配列番号1〜200のいずれかの塩基配列を有するDNA断片である
この発明はさらに、前記のハウスキーピング遺伝子または前記の転写産物(RNAまたはcDNA)にハイブリダイズするオリゴヌクレオチドプローブを提供する。この場合のcDNAは、好ましくは配列番号1〜200のいずれかの塩基配列を有している。
【0012】
この発明はさらに、35種の異なるヒト組織で共通に発現している少なくとも2遺伝子のセットであって、各遺伝子が図1〜39に示した番号1〜1189の遺伝子からなる群より選択されるヒトハウスキーピング遺伝子のセットを提供する。この遺伝子セットにおいては、好ましくは各遺伝子が図1〜39に示した番号1の遺伝子から優先的に選択される。またこの遺伝子セットの好ましい態様の一つは図1〜7に示した番号1〜200の遺伝子から選択される遺伝子セットであり、各遺伝子の転写産物であるcDNAの塩基配列は配列番号1〜200のとおりである。
【0013】
この発明はさらに、前記の遺伝子セットを構成する各遺伝子の転写産物セットを提供する。この転写産物セットは、好ましくはRNAまたはcDNAのセットであり、cDNAの具体例は配列番号1〜200のいずれかの塩基配列を有するDNA断片である。
【0014】
この発明はさらに、前記の遺伝子セットを構成する各遺伝子または前記の転写産物セットを構成する各RNAまたはcDNAにそれぞれハイブリダイズするオリゴヌクレオチドプローブのセットを提供する。この場合のcDNAは、好ましくは配列番号1〜200のいずれかの塩基配列を有している。
【0015】
この発明はさらに、前記の転写産物セットまたは前記のプローブセットを備えたDNAマイクロアレイを提供する。
【0016】
この発明はさらにまた、以下の組織特異的遺伝子および/またはその2以上からなる遺伝子セットを提供する。
【0017】
図41〜48に示した番号1〜294の遺伝子からなる群より選択されるヒト全脳特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0018】
図48に示した番号295の遺伝子であるヒト偏桃体特異的遺伝子。
【0019】
図48に示した番号296〜303の遺伝子からなる群より選択されるヒト尾状核特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0020】
図48〜49に示した番号304〜305の遺伝子からなる群より選択されるヒト脳梁特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0021】
図49に示した番号306の遺伝子であるヒト海馬特異的遺伝子。
【0022】
図49〜50に示した番号307〜353の遺伝子からなる群より選択されるヒト小脳特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0023】
図50に示した番号354〜358の遺伝子からなる群より選択されるヒト視床特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0024】
図50〜51に示した番号359〜383の遺伝子からなる群より選択されるヒト下垂体特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0025】
図51に示した番号384〜387の遺伝子からなる群より選択されるヒト脊髄特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0026】
図51に示した番号388〜401の遺伝子からなる群より選択されるヒト唾液腺特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0027】
図51〜52に示した番号402〜437の遺伝子からなる群より選択されるヒト胸腺特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0028】
図52〜53に示した番号438〜457の遺伝子からなる群より選択されるヒト甲状腺特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0029】
図53に示した番号458〜467の遺伝子からなる群より選択されるヒト気管特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0030】
図53に示した番号468〜491の遺伝子からなる群より選択されるヒト肺特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0031】
図53〜54に示した番号492〜505の遺伝子からなる群より選択されるヒト胸部特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0032】
図54〜56に示した番号506〜577の遺伝子からなる群より選択されるヒト皮膚特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0033】
図56〜58に示した番号578〜650の遺伝子からなる群より選択されるヒト骨格筋特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0034】
図58に示した番号651〜679の遺伝子からなる群より選択されるヒト心臓特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0035】
図58〜63に示した番号680〜852の遺伝子からなる群より選択されるヒト肝臓特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0036】
図63〜64に示した番号853〜875の遺伝子からなる群より選択されるヒト脾臓特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0037】
図64に示した番号876〜907の遺伝子からなる群より選択されるヒト腎臓特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0038】
図64〜65に示した番号908〜935の遺伝子からなる群より選択されるヒト副腎特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0039】
図65〜66に示した番号936〜964の遺伝子からなる群より選択されるヒト膵臓特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0040】
図66に示した番号965〜985の遺伝子からなる群より選択されるヒト胃特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0041】
図66〜67に示した番号986〜1021の遺伝子からなる群より選択されるヒト小腸特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0042】
図67〜68に示した番号1022〜1034の遺伝子からなる群より選択されるヒト大腸特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0043】
図68に示した番号1035〜1044の遺伝子からなる群より選択されるヒト膀胱特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0044】
図68に示した番号1045〜1052の遺伝子からなる群より選択されるヒト前立腺特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0045】
図68〜79に示した番号1053〜1459の遺伝子からなる群より選択されるヒト精巣特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0046】
図79に示した番号1460〜1466の遺伝子からなる群より選択されるヒト卵巣特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0047】
図79〜82に示した番号1467〜1561の遺伝子からなる群より選択されるヒト胎盤特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0048】
図82に示した番号1562〜1572の遺伝子からなる群より選択されるヒト子宮特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0049】
図82〜84に示した番号1573〜1647の遺伝子からなる群より選択されるヒト骨髄特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0050】
図84〜85に示した番号1648〜1678の遺伝子からなる群より選択されるヒト胎児脳特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0051】
図85に示した番号1679〜1704の遺伝子からなる群より選択されるヒト胎児肝臓特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
【0052】
この発明はさらに、前記のいずれかの組織特異的遺伝子の転写産物および転写産物セット、並びにオリゴヌクレオチドプローブおよびそのセットを提供する。
【0053】
この発明はさらに、前記の組織特異的遺伝子の転写産物セットまたは前記のプローブセットを備えたDNAマイクロアレイを提供する。
【0054】
すなわち、発明者らは、アフィメトリクス(Affimetrix)社のGeneChipU133マイクロアレイを用いて、35種の正常組織(図40)における20708個の遺伝子を探索した結果、図1〜39に示す1189個の遺伝子(ハウスキーピング遺伝子)を特定した。また同時に、35種の正常組織のそれぞれにおいて特異的に発現している遺伝子(群)を特定した(図41〜85)。
【0055】
図1〜31において、左欄は遺伝子番号、A欄はGeneChip U133のプローブセット、B欄は遺伝子名、C欄はUnigeneID、D欄はGenBank登録番号、E欄は遺伝子略号、F欄は遺伝子が存在する染色体番号、G欄は解析統計処理により得られた平均値(Mean)、H欄は変動係数(coefficientof variance:CV)を示す。「CV値」は小さい値ほど各組織における遺伝子発現の程度が等しいことを意味し、図1〜39はこのCV値が小さい遺伝子(すなわち、発現の共通性の高い遺伝子)から順番にリストアップしている。図41〜85において、左欄は遺伝子番号、A欄は組織、B欄はGeneChipU133のプローブセット、C欄は遺伝子名、D欄はUnigene ID、E欄はGenBank登録番号、F欄は遺伝子略号、G欄は遺伝子が存在する染色体番号、H欄は組織特異的スコア、I欄は各組織における発現頻度、J欄は各組織における発現対数、K欄は他の組織における平均値、L欄は標準偏差を示す。
【0056】
以上の情報はこの発明者らがインターネットを通じて公開しているSBMデータベース(URL:
HYPERLINK
”http://www2.genome.rcast.u−tokyo.ac.jp/database/”http://www2.genome.rcast.u−tokyo.ac.jp/database/)において2002年4月16日(2002年7月17日更新)から公開されている。
【0057】
この発明は、以上のとおりの遺伝子集団を基礎としている。なお、この発明において「遺伝子」とは転写産物の全体(イントロン、発現制御配列等を含む)をコードするDNA配列、好ましくは単離精製されたDNA配列を意味する。
【0058】
「転写産物」は、遺伝子から転写されたRMA分子、このRNA分子から翻訳されたタンパク質またはペプチドを意味する。またRNA(mRNA)から人為的に合成されるcDNAもこの転写産物に含まれる。
【0059】
「正常ヒト組織」とは、特定の疾患等が検知されていないヒト(胎児を含む)の人体組織をいう。
【0060】
「遺伝子の発現」は、遺伝子の転写産物(RNA)の存在が有意に多い(後記する統計解析処理による検出値P<0.05)ことと定義する。従って、「ハウスキーピング遺伝子」は35組織の全てにわたって検出値Pが0.05より小さい遺伝子である。また「組織特異的遺伝子」は1つの組織での検出値Pが0.05未満であり、他の34組織での検出値Pが0.05以上の遺伝子である。
【0061】
「オリゴヌクレオチドプローブ」とは、目的のDNA断片またはRNA断片に対して配列相補性に基づきハイブリダイズするヌクレオチド配列であり、6〜100ヌクレオチドの長さである。ただし、100〜200ヌクレオチド、200〜500ヌクレオチド等の範囲において適宜の長さとすることもできる。
【0062】
この発明において使用するその他の用語や概念については、以下の発明の実施形態の記載において説明する。また、この発明を実施するために使用する様々な遺伝子操作技術等は、特にその出典を明示した技術を除いては、公知の文献(例えば、Sambrook and Maniatis, in Molecular Cloning−ALaboratory Manual, Cold Spring Harbor Laboratory Press, New York, 1989;Ausubel, F. M. et al., Current Protocols in Molecular Biology, John Wiley &
Sons, New York, N.Y,
1995)等に基づいて当業者であれば容易かつ確実に実施可能である。
【0063】
以下、発明の実施の形態を示し、この出願の各発明についてさらに詳しく説明する。
【0064】
【発明の実施の形態】
この発明のハウスキーピング遺伝子は、図1〜39のD欄に示したGenBankデーターベースの登録番号によってその配列(ゲノム配列、mRNA配列等)が公知であり、図1〜7に示した番号1〜200の遺伝子については、そのcDNA配列を配列番号1〜200に示した。従って、このハウスキーピング遺伝子は、データーベースに開示されている配列または配列番号1〜200の配列に基づいて合成したプローブを用いてヒトのゲノムDNAライブラリーをスクリーニングすることによって単離するすることができる。また、ヒトゲノムライブラリーを鋳型とするPCR法によっても個々の遺伝子(DNA断片)を得ることができる。また、登録番号が不明のものであっても、A欄に示したマイクロアレイGeneChipU133のプローブセットを用いることによって目的遺伝子のRNAを特定することができ、このRNAまたはcDNAをプローブとするライブラリースクリーニング等によって目的遺伝子を取得することができいる。
【0065】
得られた遺伝子は、例えば、PCR(Polymerase ChainReaction)法、NASBN(Nucleic acid sequence based amplification)法、TMA(Transcription−mediatedamplification)法およびSDA(Strand Displacement Amplification)法などの通常行われる遺伝子増幅法により増幅し、精製DNA断片とすることができる。
【0066】
この発明のハウスキーピング遺伝子は、例えば特定組織の発現遺伝子を異なる2以上の条件下で測定した場合、それぞれのデータを比較する際のレファレンスとしてその転写産物を使用することができる。またハウスキーピング遺伝子の転写産物は、任意遺伝子の発現局在を調べる際のコントロールとして使用することもできる。
【0067】
この発明のハウスキーピング遺伝子は、単独であってもよいが、2以上のセットとすることができる。この場合の「セット」は、遺伝子番号2〜1189から任意に選択される複数個の遺伝子であって、例えば、5、10、25、50、100、150、200、500、1000遺伝子の集合である。その際に、図1〜39の番号の若い遺伝子から優先的に選択することが好ましい。すなわち、図1〜39の1189遺伝子は、CV値が小さい(各組織間での発現頻度の差が小さい)遺伝子から順次にリストアップされている。従って、図1〜39の遺伝子リストは、例えば任意遺伝子の発現局在を調べる際のコントロールとして頻用されているβ−アクチン(番号176)およびグルセルアルデヒド−3−リン酸デヒドロゲナーゼ(番号182)よりも発現共通性の高い遺伝子を多く提供する。
【0068】
この発明の組織特異的遺伝子もまた、図41〜85のB欄に示したプローブセットやE欄に示したGenBank登録番号に基づいて個々の遺伝子DNA断片を取得し、増幅精製することができる。
【0069】
この組織特異的遺伝子またはそれらのセットは、例えば、その転写産物の有無や発現の程度を指標として、未分化細胞(ES細胞や幹細胞)から特定細胞への分化を判断するためなどに使用することができる。
【0070】
この発明の転写産物は、前記のハウスキーピング遺伝子および組織特異的遺伝子のそれぞれのRNA分子、このRNA分子から翻訳発現されるタンパク質またはペプチド、RNA分子から人工的に合成されるcDNA断片である。RNA分子およびcDNAは公知の方法(例えば、Mol.
Cell Biol. 2, 161−170, 1982; J. Gene 25,
263−269, 1983; Gene, 150, 243−250,
1994)等に基づいて取得することができる。またタンパク質およびペプチドは、前記の遺伝子やcDNA断片を用いた遺伝子工学的方法(たとえば、invitro転写系や宿主−ベクター系を用いる方法)によって取得することができる。例えば、宿主−ベクター系を用いる方法の場合には、形質転換体細胞を培養し、その培養物から、例えば、尿素などの変性剤や界面活性剤による処理、超音波処理、酵素消化、塩析や溶媒沈殿法、透析、遠心分離、限外濾過、ゲル濾過、SDS−PAGE、等電点電気泳動、イオン交換クロマトグラフィー、疎水性クロマトグラフィー、アフィニティークロマトグラフィー、逆相クロマトグラフィー等によって単離、精製することにより目的のタンパク質等を得ることができる。なお、この発明のタンパク質等には、グルタチン−S−トランスフェラ−ゼ(GST)や緑色蛍光蛋白質(GFP)との融合タンパク質、あるいはHisタグやFLAGタグを付加したタンパク質などを包含する。
【0071】
これらの転写産物は、前記のハウスキーピング遺伝子や組織特異的遺伝子の発現レベルを決定するための対象や手段として使用することができる。例えばRNAはノーザンブロット、スロットブロット、ドットブロット、DNAマイクロアレイ等によって発現を調べることができる。タンパク質は、そのタンパク質に特異的な抗体等を用いたサンドウィッチアッセイ、ELISA、免疫沈降、ウエスタンブロット等によって測定することができる。また、cDNA断片はDNAマイクロアレイのキャプチャープローブとして利用することができる。
【0072】
この発明のオリゴヌクレオチドプローブは、前記のハウスキーピング遺伝子DNAや組織特異的遺伝子DNA、あるいはそれらの転写産物であるRNA分子やcDNA断片にハイブリダイズするヌクレオチド(RNAまたはDNA)配列である。プローブは、可溶性または不溶性のポリマーに付着させてもよく、またはフィルター、シート、チップ、スライド、ビーズ等の固体基板に付着または結合してもよい。あるいは酵素、蛍光色素、ラジオアイソトープ等によって標識化してもよい。これらのプローブは、DNAマイクロアレイ等を用いた公知のハイブリダイゼーションアッセイに使用することができる。アッセイは目的に応じて様々なストリンジェント条件下(ハイブリダイゼーションおよび洗浄工程における塩濃度、有機溶媒(ホルムアミド等)の濃度、温度条件等の変更)によって行うことができる(例えば、US
Patent No. 6,100,037等を参照)。
【0073】
この発明のDNAマイクロアレイは、キャプチャープローブとして前記の各転写産物(cDNA断片)セットまたはオリゴヌクレオチドプローブのセットを備えている。キャプチャープローブは、その塩基を一つづつ基板上に合成する方式(アフィメトリックス型)であってもよく、あるいはプローブDNA断片を基板上にスポッティングする方式(スタンフォード型)であってもよい(例えば、U.S.
Pat. No. 5,474,796、Schena, M. et al.,Proc. Natl. Acad. Sci. 93:10614−10619,1996; PCT application W095/251116; PCTapplication W095/35505; Heller, R. A. et al., Proc. Natl. Acad. Sci.94:2150−2155, 1997; U.S. Pat. No. 5,605,662等を参照)。
【0074】
以下、この発明のハウスキーピング遺伝子および組織特異的遺伝子の同定の詳細について記載する。
1. サンプル
図40に示した35組織由来のRNA試料を用いた。トータルRNAおよびpolyARNAはClontech社(Palo
Alto、CA)、Ambion社(Austin、TX)およびStrategene社(LaJolla、CA)から購入した。また、肝臓、胃および肺はインフォームドコンセントに則って外科的切除組織から取得し、公知の方法でRNAを得た。
2. DNAマイクロアレイのプロトコール
マクロアレイの実験手順は、アフィメトリクス社のGeneChip発現解析テクニカルマニュアルに従った。概略は、各々10mgのRNAを用いてビオチン標識化cDNAを合成した。このcDNAをオリゴヌクレオチドアレイ(GeneChipHuman U133アレイ;アフィメトリクス社、Santa Crara、CA)とハイブリダイズさせた。洗浄後、アレイをストレプトアビジン−フィコエリスリンで染色し、Hewlett−Packardスキャナーで画像データを蓄積して解析した。解析ソフト「GeneChipAnalysis Suite software version 5.0」を用いて、アレイ上の各遺伝子プローブにおける「平均誤差:averagedifference」を算出した。平均誤差は、各アレイにおいて中央値100となるように標準化した。さらに、平均誤差値に加え、数十組以上のマッチプローブおよびミスマッチプローブ間の密度差(densitydifference)の統計分析に従い、検出値Pを遺伝子毎に算出した。
3. 統計分析
遺伝子発現の基準は、検出値Pが0.05未満とし、35種の組織の全てについて検出値Pが0.05未満である遺伝子をハウスキーピング遺伝子とした。同様に、1つの組織での発現検出値Pが0.05未満であり、他の34組織での発現検出値Pが0.05以上である遺伝子を組織特異的遺伝子とした。
【0075】
また、ハウスキーピング遺伝子については、従来の報告(Hsiao, L.L.et al., Physiol Genomics 7:97−104,
2001)と同様の変動係数(CV)を算出した。
【0076】
さらに、組織特異的遺伝子の同定に当たっては、異なる組織間の全体的な類似性を得るため、クラスタリング分析を行った。階層クラスタリングは「Cluster」プログラムおよび「Treeview」プログラムを用いて行った(Eisen, M.B. et al., Proc Natl Acad Sci USA 95:14863−14868,1998)。なお、距離メトリクスはピアソン相関である。クラスタリングの前に、サンプル間の標準偏差が50以下、また組織中において最大発現と最小発現間での差が200以下である遺伝子は除外した。その後データをログに換算し、遺伝子発現の平均値および偏差を同一とするように標準化させた。最後に、クラスタープログラムを用いて平均連鎖集団(averagelinkage clustering)を得た。
【0077】
【発明の効果】
以上詳しく説明したとおり、この発明によって、35種の異なるヒト正常組織で共通に発現するハウスキーピング遺伝子の新しい集団と、単一組織でのみ特異的に発現している組織特異的遺伝子の新しい集団が提供される。これらの遺伝子集団から選択される遺伝子または遺伝子セットは、様々な条件下で測定される正常遺伝子発現または疾患遺伝子発現に対するレファレンス等として有用である。またこれらの遺伝子の転写産物やプローブはDNAマイクロアレイのキャプチャープローブとして有用である。
【0078】
【配列表】
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【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によって提供されるハウスキーピング遺伝子のリストである。
【図2】図1から連続する遺伝子リストである。
【図3】図2から連続する遺伝子リストである。
【図4】図3から連続する遺伝子リストである。
【図5】図4から連続する遺伝子リストである。
【図6】図5から連続する遺伝子リストである。
【図7】図6から連続する遺伝子リストである。
【図8】図7から連続する遺伝子リストである。
【図9】図8から連続する遺伝子リストである。
【図10】図9から連続する遺伝子リストである。
【図11】図10から連続する遺伝子リストである。
【図12】図11から連続する遺伝子リストである。
【図13】図12から連続する遺伝子リストである。
【図14】図13から連続する遺伝子リストである。
【図15】図14から連続する遺伝子リストである。
【図16】図15から連続する遺伝子リストである。
【図17】図16から連続する遺伝子リストである。
【図18】図17から連続する遺伝子リストである。
【図19】図18から連続する遺伝子リストである。
【図20】図19から連続する遺伝子リストである。
【図21】図20から連続する遺伝子リストである。
【図22】図21から連続する遺伝子リストである。
【図23】図22から連続する遺伝子リストである。
【図24】図23から連続する遺伝子リストである。
【図25】図24から連続する遺伝子リストである。
【図26】図25から連続する遺伝子リストである。
【図27】図26から連続する遺伝子リストである。
【図28】図27から連続する遺伝子リストである。
【図29】図28から連続する遺伝子リストである。
【図30】図29から連続する遺伝子リストである。
【図31】図30から連続する遺伝子リストである。
【図32】図31から連続する遺伝子リストである。
【図33】図32から連続する遺伝子リストである。
【図34】図33から連続する遺伝子リストである。
【図35】図34から連続する遺伝子リストである。
【図36】図35から連続する遺伝子リストである。
【図37】図36から連続する遺伝子リストである。
【図38】図37から連続する遺伝子リストである。
【図39】図38から連続する遺伝子リストである。
【図40】この発明が対象とした正常ヒト組織のリストである。
【図41】この発明によって提供される組織特異的遺伝子のリストである。
【図42】図41から連続する遺伝子リストである。
【図43】図42から連続する遺伝子リストである。
【図44】図43から連続する遺伝子リストである。
【図45】図44から連続する遺伝子リストである。
【図46】図45から連続する遺伝子リストである。
【図47】図46から連続する遺伝子リストである。
【図48】図47から連続する遺伝子リストである。
【図49】図48から連続する遺伝子リストである。
【図50】図49から連続する遺伝子リストである。
【図51】図50から連続する遺伝子リストである。
【図52】図51から連続する遺伝子リストである。
【図53】図52から連続する遺伝子リストである。
【図54】図53から連続する遺伝子リストである。
【図55】図54から連続する遺伝子リストである。
【図56】図55から連続する遺伝子リストである。
【図57】図56から連続する遺伝子リストである。
【図58】図57から連続する遺伝子リストである。
【図59】図58から連続する遺伝子リストである。
【図60】図59から連続する遺伝子リストである。
【図61】図60から連続する遺伝子リストである。
【図62】図61から連続する遺伝子リストである。
【図63】図62から連続する遺伝子リストである。
【図64】図63から連続する遺伝子リストである。
【図65】図64から連続する遺伝子リストである。
【図66】図65から連続する遺伝子リストである。
【図67】図66から連続する遺伝子リストである。
【図68】図67から連続する遺伝子リストである。
【図69】図68から連続する遺伝子リストである。
【図70】図69から連続する遺伝子リストである。
【図71】図70から連続する遺伝子リストである。
【図72】図71から連続する遺伝子リストである。
【図73】図72から連続する遺伝子リストである。
【図74】図73から連続する遺伝子リストである。
【図75】図74から連続する遺伝子リストである。
【図76】図75から連続する遺伝子リストである。
【図77】図76から連続する遺伝子リストである。
【図78】図77から連続する遺伝子リストである。
【図79】図78から連続する遺伝子リストである。
【図80】図79から連続する遺伝子リストである。
【図81】図80から連続する遺伝子リストである。
【図82】図81から連続する遺伝子リストである。
【図83】図82から連続する遺伝子リストである。
【図84】図83から連続する遺伝子リストである。
【図85】図84から連続する遺伝子リストである。

Claims (58)

  1. 35種の異なるヒト組織で共通に発現している遺伝子であって、図1〜39に示した番号1〜1189の遺伝子からなる群より選択されるヒトハウスキーピング遺伝子。
  2. 図1〜7に示した番号1〜200の遺伝子から選択される請求項1の遺伝子。
  3. 請求項1の遺伝子の転写産物。
  4. RNAまたはcDNAである請求項3の転写産物。
  5. cDNAが配列番号1〜200のいずれかの塩基配列を有する請求項4の転写産物。
  6. 請求項1の遺伝子または請求項4の転写産物にハイブリダイズするオリゴヌクレオチドプローブ。
  7. 転写産物が配列番号1〜200のいずれかの塩基配列を有するcDNAである請求項6のプローブ。
  8. 35種の異なるヒト組織で共通に発現している少なくとも2遺伝子のセットであって、各遺伝子が図1〜39に示した番号1〜1189の遺伝子からなる群より選択されるヒトハウスキーピング遺伝子のセット。
  9. 各遺伝子が図1〜39に示した番号1の遺伝子から優先的に選択される請求項8の遺伝子セット。
  10. 図1〜7に示した番号1〜200の遺伝子から選択される請求項8または9の遺伝子セット。
  11. 請求項8、9または10の遺伝子セットを構成する各遺伝子の転写産物セット。
  12. RNAまたはcDNAである請求項11の転写産物セット。
  13. cDNAが配列番号1〜200のいずれかの塩基配列を有する請求項12の転写産物セット。
  14. 請求項8、9または10の遺伝子セットを構成する各遺伝子または請求項12の転写産物セットを構成する各RNAまたはcDNAにそれぞれハイブリダイズするオリゴヌクレオチドプローブのセット。
  15. 転写産物が配列番号1〜200のいずれかの塩基配列を有するcDNAである請求項14のプローブセット。
  16. 請求項12の転写産物セットまたは請求項14のプローブセットを備えたDNAマイクロアレイ。
  17. 図41〜48に示した番号1〜294の遺伝子からなる群より選択されるヒト全脳特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  18. 図48に示した番号295の遺伝子であるヒト偏桃体特異的遺伝子。
  19. 図48に示した番号296〜303の遺伝子からなる群より選択されるヒト尾状核特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  20. 図48〜49に示した番号304〜305の遺伝子からなる群より選択されるヒト脳梁特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  21. 図49に示した番号306の遺伝子であるヒト海馬特異的遺伝子。
  22. 図49〜50に示した番号307〜353の遺伝子からなる群より選択されるヒト小脳特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  23. 図50に示した番号354〜358の遺伝子からなる群より選択されるヒト視床特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  24. 図50〜51に示した番号359〜383の遺伝子からなる群より選択されるヒト下垂体特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  25. 図51に示した番号384〜387の遺伝子からなる群より選択されるヒト脊髄特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  26. 図51に示した番号388〜401の遺伝子からなる群より選択されるヒト唾液腺特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  27. 図51〜52に示した番号402〜437の遺伝子からなる群より選択されるヒト胸腺特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  28. 図52〜53に示した番号438〜457の遺伝子からなる群より選択されるヒト甲状腺特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  29. 図53に示した番号458〜467の遺伝子からなる群より選択されるヒト気管特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  30. 図53に示した番号468〜491の遺伝子からなる群より選択されるヒト肺特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  31. 図53〜54に示した番号492〜505の遺伝子からなる群より選択されるヒト胸部特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  32. 図54〜56に示した番号506〜577の遺伝子からなる群より選択されるヒト皮膚特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  33. 図56〜58に示した番号578〜650の遺伝子からなる群より選択されるヒト骨格筋特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  34. 図58に示した番号651〜679の遺伝子からなる群より選択されるヒト心臓特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  35. 図58〜63に示した番号680〜852の遺伝子からなる群より選択されるヒト肝臓特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  36. 図63〜64に示した番号853〜875の遺伝子からなる群より選択されるヒト脾臓特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  37. 図64に示した番号876〜907の遺伝子からなる群より選択されるヒト腎臓特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  38. 図64〜65に示した番号908〜935の遺伝子からなる群より選択されるヒト副腎特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  39. 図65〜66に示した番号936〜964の遺伝子からなる群より選択されるヒト膵臓特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  40. 図66に示した番号965〜985の遺伝子からなる群より選択されるヒト胃特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  41. 図66〜67に示した番号986〜1021の遺伝子からなる群より選択されるヒト小腸特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  42. 図67〜68に示した番号1022〜1034の遺伝子からなる群より選択されるヒト大腸特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  43. 図68に示した番号1035〜1044の遺伝子からなる群より選択されるヒト膀胱特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  44. 図68に示した番号1045〜1052の遺伝子からなる群より選択されるヒト前立腺特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  45. 図68〜79に示した番号1053〜1459の遺伝子からなる群より選択されるヒト精巣特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  46. 図79に示した番号1460〜1466の遺伝子からなる群より選択されるヒト卵巣特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  47. 図79〜82に示した番号1467〜1561の遺伝子からなる群より選択されるヒト胎盤特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  48. 図82に示した番号1562〜1572の遺伝子からなる群より選択されるヒト子宮特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  49. 図82〜84に示した番号1573〜1647の遺伝子からなる群より選択されるヒト骨髄特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  50. 図84〜85に示した番号1648〜1678の遺伝子からなる群より選択されるヒト胎児脳特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  51. 図85に示した番号1679〜1704の遺伝子からなる群より選択されるヒト胎児肝臓特異的遺伝子またはその2以上からなる遺伝子セット。
  52. 請求項17から51のいずれかの遺伝子の転写産物。
  53. RNAまたはcDNAである請求項52の転写産物。
  54. 請求項17から51のいずれかの遺伝子、または請求項53の転写産物にハイブリダイズするオリゴヌクレオチドプローブ。
  55. 請求項17、19、20、22から51のいずれかの遺伝子セットを構成する各遺伝子の転写産物セット。
  56. RNAまたはcDNAである請求項55の転写産物セット。
  57. 請求項17、19、20、22から51のいずれかの遺伝子セットを構成する各遺伝子、または請求項56の転写産物セットを構成する各RNAまたはcDNAにそれぞれハイブリダイズするオリゴヌクレオチドプローブのセット。
  58. 請求項56の転写産物セットまたは請求項57のプローブセットを備えたDNAマイクロアレイ。
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