JP2004134838A

JP2004134838A - Communication control method and network terminal in network system

Info

Publication number: JP2004134838A
Application number: JP2002294557A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Tamura; 田村　博
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 2002-10-08
Filing date: 2002-10-08
Publication date: 2004-04-30

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a communication control method and a network terminal in a network system wherein image read from an input apparatus is transmitted / received in units of images and transmission of pages can be confirmed. <P>SOLUTION: Image data in a unit of one read image are transmitted to a receiver in one electronic mail communication operation and the transfer is confirmed by awaiting reception of a response signal from the receiver, and the receiver transmits the response signal denoting a result of reception of the received image data to a transmitter. Even when one or more MTA is interposed as a relay apparatus between a transmitter side and a receiver side, facsimile communication utilizing a D-SMTP function is attained and transmission of image information in units of pages can be confirmed. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像入力手段から読み込んだ画像データを、電子メール転送プロトコルを適用して、送信装置から受信装置へ送信するとともに、送信装置と受信装置との間に１つ以上の中継装置が介在するネットワークシステムの通信制御方法、および、画像入力手段から読み込んだ画像データを、電子メール転送プロトコルを適用して、送信装置から受信装置へ送信するとともに、送信装置と受信装置との間に１つ以上の中継装置が介在するネットワークシステムを構成するネットワーク端末装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
インターネットの普及により、通信を行う際、網として、従来のような公衆回線（ＰＳＴＮやＩＳＤＮ）だけを用いるのでなく、インターネットを用いる通信も広まりつつある。これはインターネットを用いることによる料金削減のメリットを活かそうとするものである。インターネットに接続可能な端末機器も増え、ファクシミリなどの画像の送受信を行う機器にもあてはまる。ＩＴＵ−Ｔ勧告Ｔ．３７や勧告Ｔ．３８などのインターネットファクスの標準規格も存在し、対応製品も増加している（特許文献１参照）。
【０００３】
勧告Ｔ．３７のインターネットファクスは、勧告Ｔ．３８のインターネットファクス（リアルタイム型インターネットファクス）に比べて、パーソナルコンピュータ装置との親和性が高いというメリットがある一方、即時性などに問題があった。そこで、機器がＳＭＴＰの受信機能をサポートし、中継（ＭＴＡ）を介さず、送信側からのＳＭＴＰリクエストを直接解釈し、受信する機能が製品として出始めている（いわゆる、「ＤｉｒｅｃｔＳＭＴＰ（Ｄ−ＳＭＴＰ）」モード）。
【０００４】
しかしながら、イントラネットなどのファイアウォールの関係から、どうしもＭＴＡを介在する必要がほとんどであり、このような製品は対応することができない。
【０００５】
【特許文献１】
特開２００２−０２７１９３号公報
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
一方、通常のファクシミリ通信では、何ページ送ったか、何ページまで送れて、送れなかったページはいくつあるのかなどを、送信側ユーザが確認できることも重要な要素である。特に、通信エラーが生じた場合、送信完了できたページ数を知ることは、同一文書を再送希望する場合に非常に重要なものである。
【０００７】
しかしながら、通常の電子メールの通信プロトコルでは、ページの概念がないため、送信側ユーザは、送信完了したページ数などを確認できないと言う事態を生じる。
【０００８】
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、入力装置から読み込んだ画像を、画像単位で送受信し、ページ送信の確認を取ることができるネットワークシステムの通信制御方法およびネットワーク端末装置を提供することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明は、画像入力手段から読み込んだ画像データを、電子メール転送プロトコルを適用して、送信装置から受信装置へ送信するとともに、送信装置と受信装置との間に１つ以上の中継装置が介在するネットワークシステムの通信制御方法において、送信装置は、１つの電子メール通信動作において、読み込んだ１つの画像単位の画像データを受信装置へ送信するとともに、受信装置からの応答信号を受信するのを待って転送の確認を行い、受信装置は、受信した画像データの受信結果をあらわす応答信号を送信装置へ送信するようにしたものである。
【００１０】
また、画像入力手段から読み込んだ画像データを、電子メール転送プロトコルを適用して、送信装置から受信装置へ送信するとともに、送信装置と受信装置との間に１つ以上の中継装置が介在するネットワークシステムの通信制御方法において、送信装置と受信装置との間で電子メール転送のための接続が確立した後、画像を転送する前段階で、受信装置は、送信装置へ画像処理能力情報を通知し、送信装置は、通知された受信装置の画像処理能力情報に基づいて、送信する画像データの画像モードを読み込んだ画像単位に設定し、１つの電子メール通信動作において、送信対象となる１つの画像単位の画像データの上記画像モードを受信装置へ転送した後に、当該画像データを受信装置へ送信するとともに、受信装置からの応答信号を受信するのを待って転送の確認を行い、受信装置は、受信した画像データの受信結果をあらわす応答信号を送信装置へ送信するようにしたものである。
【００１１】
また、画像入力手段から読み込んだ画像データを、電子メール転送プロトコルを適用して、送信装置から受信装置へ送信するとともに、送信装置と受信装置との間に１つ以上の中継装置が介在するネットワークシステムを構成するネットワーク端末装置において、送信時は、１つの電子メール通信動作において、読み込んだ１つの画像単位の画像データを受信装置へ送信するとともに、受信装置からの応答信号を受信するのを待って転送の確認を行うようにしたものである。
【００１２】
また、画像入力手段から読み込んだ画像データを、電子メール転送プロトコルを適用して、送信装置から受信装置へ送信するとともに、送信装置と受信装置との間に１つ以上の中継装置が介在するネットワークシステムを構成するネットワーク端末装置において、送信時、受信装置との間で電子メール転送のための接続が確立した後、画像を転送する前段階で、受信装置より通知された画像処理能力情報に基づいて、送信する画像データの画像モードを読み込んだ画像単位に設定し、１つの電子メール通信動作において、送信対象となる１つの画像単位の画像データの上記画像モードを受信装置へ転送した後に、当該画像データを受信装置へ送信するとともに、受信装置からの応答信号を受信するのを待って転送の確認を行うようにしたものである。
【００１３】
また、画像入力手段から読み込んだ画像データを、電子メール転送プロトコルを適用して、送信装置から受信装置へ送信するとともに、送信装置と受信装置との間に１つ以上の中継装置が介在するネットワークシステムを構成するネットワーク端末装置において、受信時、送信装置との間で電子メール転送のための接続が確立した後、画像を転送する前段階で、自端末の画像処理能力情報を送信装置へ通知し、受信した画像データの受信結果をあらわす応答信号を送信装置へ送信するようにしたものである。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【００１５】
図１は、本発明の一実施例にかかるネットワークシステムを示している。
【００１６】
同図において、ローカルエリアネットワークＬＡＮには、複数のワークステーション装置ＷＳ１〜ＷＳｎ、メールサーバ装置ＳＭ、および、ネットワークファクシミリ装置ＦＸが接続されているとともに、ルータ装置ＲＴを介してインターネットへ接続されている。したがって、ワークステーション装置ＷＳ１〜ＷＳｎ、メールサーバ装置ＳＭ、および、ネットワークファクシミリ装置ＦＸは、インターネットを介し、他の適宜な端末装置との間でデータをやりとりすることができる。
【００１７】
ここで、メールサーバ装置ＳＭは、ローカルエリアネットワークＬＡＮに接続されているワークステーション装置ＷＳ１〜ＷＳｎを利用するユーザ、および、ネットワークネットワークファクシミリ装置ＦＸに対して、周知の電子メールの収集および配布のサービスを提供するものである。
【００１８】
また、ワークステーション装置ＷＳ１〜ＷＳｎには、ファクシミリ画情報を作成および表示出力するファクシミリアプリケーションソフトウェア、および、ローカルエリアネットワークＬＡＮを介して種々のデータのやりとりを行うための種々のソフトウェアなどの種々のプログラムが導入されており、特定のユーザにより使用されるものである。ここで、特定のユーザは、一人または複数人のユーザであってよい。
【００１９】
また、ネットワークファクシミリ装置ＦＸは、スキャナ（後述）を用いて読み取って得た画像データや画情報や各種レポートなどを電子メールを用いて転送（送受信）するための電子メール処理機能、および、アナログ公衆回線網ＰＳＴＮに接続し、この公衆網を伝送路として用いてグループ３ファクシミリ伝送手順による画情報通信を行うファクシミリ通信機能を備えている。
【００２０】
図２は、ネットワークファクシミリ装置ＦＸの構成例を示している。
【００２１】
同図において、システム制御部１は、このネットワークファクシミリ装置ＦＸの各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御処理を行うものであり、システムメモリ２は、システム制御部１が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部１のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ３は、このネットワークファクシミリ装置ＦＸに固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路４は、現在時刻情報を出力するものである。
【００２２】
スキャナ５は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ６は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部７は、このネットワークファクシミリ装置ＦＸを操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【００２３】
符号化復号化部８は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置９は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
【００２４】
グループ３ファクシミリモデム１０は、グループ３ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能（Ｖ．２１モデム）、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能（Ｖ．１７モデム、Ｖ．３４モデム、Ｖ．２９モデム、Ｖ．２７ｔｅｒモデムなど）を備えている。
【００２５】
網制御装置１１は、このネットワークファクシミリ装置ＦＸをアナログ公衆回線網ＰＳＴＮに接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
【００２６】
ローカルエリアネットワークインターフェース回路１２は、このネットワークファクシミリ装置ＦＸをローカルエリアネットワークＬＡＮに接続するためのものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部１３は、ローカルエリアネットワークＬＡＮを介して、他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりするための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理を実行するためのものである。
【００２７】
これらの、システム制御部１、システムメモリ２、パラメータメモリ３、時計回路４、スキャナ５、プロッタ６、操作表示部７、符号化復号化部８、画像蓄積装置９、グループ３ファクシミリモデム１０、網制御装置１１、および、ローカルエリアネットワーク伝送制御部１３は、内部バス１４に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス１４を介して行われている。
【００２８】
また、網制御装置１１とグループ３ファクシミリモデム１０との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
【００２９】
ここで、本実施例において、基本的には、ローカルエリアネットワークＬＡＮに接続されている端末相互間でのデータのやりとりは、いわゆるＴＣＰ／ＩＰと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み合わせ（いわゆるプロトコルスイート）が適用して行われる。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上位レイヤの通信プロトコルとしてＳＭＴＰ（Ｓｉｍｐｌｅ　Ｍａｉｌ　Ｔｒａｎｓｆｅｒ　Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）またはＥＳＭＴＰ（ＳＭＴＰ　Ｓｅｒｖｉｃｅ　Ｅｘｔｅｎｓｉｏｎｓ；ＲＦＣ１４２５、ＲＦＣ２８２１等参照）という通信プロトコルが適用される。
【００３０】
また、各端末がメールサーバ装置ＳＭに対して、ユーザ宛の電子メールの受信確認や取得要求などのために適用するプロトコルとしては、いわゆるＰＯＰ（Ｐｏｓｔ　Ｏｆｆｉｃｅ　Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）などを適用することができる。
【００３１】
また、ＴＣＰ／ＩＰ，ＳＭＴＰ，ＥＳＭＴＰ，ＰＯＰなどの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式やデータ構造などについては、それぞれＩＥＴＦから発行されているＲＦＣ文書により規定されている。例えば、ＴＣＰはＲＦＣ７９３、ＩＰはＲＦＣ７９３、ＳＭＴＰ，ＥＳＭＴＰはＲＦＣ１４２５，ＲＦＣ２８２１、電子メールの形式は、ＲＦＣ２８２２，ＲＦＣ１５２１，ＲＦＣ１５２２（ＭＩＭＥ（Ｍｕｌｔｉ　Ｐｕｒｐｏｓｅ　Ｍａｉｌ　Ｅｘｔｅｎｓｉｏｎ）形式）などでそれぞれ規定されている。
【００３２】
そして、ネットワークファクシミリ装置ＦＸは、読み取った原稿画像をアナログ公衆回線網ＰＳＴＮを介して他のグループ３ファクシミリ装置へ、または、ローカルエリアネットワークＬＡＮ（さらには、インターネット）を介してワークステーション装置ＷＳ１〜ＷＳｎのユーザや他のネットワークファクシミリ装置ＦＸへ、電子メール転送プロトコルを利用して送信するとともに、アナログ公衆回線網ＰＳＴＮを介して他のグループ３ファクシミリ装置より受信した画情報を、そのときに指定されたサブアドレスに対応したユーザに対して、電子メール転送プロトコルを利用して転送したり、あるいは、ローカルエリアネットワークＬＡＮのワークステーション装置ＷＳより（電子メールで）受信した画情報を、指定されたアナログ公衆回線網ＰＳＴＮのグループ３ファクシミリ装置へ転送する転送サービス機能等を備えている。
【００３３】
また、自端末宛に受信した電子メールについては、本文情報に配置される画情報を取り出して、記録出力するようにしている。
【００３４】
ここで、電子メールを用いて画情報を送信する場合、画情報をＴＩＦＦ−ＦＸの画像データに変換する。このような画像データはバイナリデータであり、ＳＭＴＰモードでＭＴＡ間を転送される場合には、電子メールには、直接バイナリデータを含ませることができないので、所定の変換方法（例えば、Ｂａｓｅ６４符号化方法）を適用して可読情報（７ビットのキャラクタコード）に変換した状態で、電子メールに含められる。このような電子メールの本文情報の形式をＭＩＭＥ形式という。
【００３５】
また、ＥＳＭＴＰモードでＭＴＡ間を転送される場合には、電子メールで送信できるデータが７ビットのキャラクタコードに制限されず、８ビットデータを含ませることができるので、ＭＩＭＥ変換しない状態で画情報を送信することができる。
【００３６】
さらに、上述したＴＩＦＦ−ＦＸの画像データは、画像の属性（紙サイズ、解像度、圧縮方式など）を含んだヘッダ部と実際の画像を含んだデータ部とから構成されるため、画像データよりもデータ量が増え、その結果、通信時間が長くなると言う事態を生じる。
【００３７】
そこで、このような事態を解消するためには、電子メールのデータを送信する前の段階で、送信する画像データの紙サイズ、解像度、圧縮方式などの画像属性情報を通知し、電子メールのデータとしては、画情報のみをＭＩＭＥ変換したものを送信するようにすればよい。
【００３８】
図３〜図６は、電子メールのデータを送信する前の段階で、受信側から送信側へ画像処理能力等を通知するとともに、送信側から受信側へ送信する画像データの画像モードを通知する場合のネットワークファクシミリ装置ＦＸの電子メール送信時の動作の一例を示しておいる。この場合、Ｄ−ＳＭＴＰモードの電子メール転送動作を行っている。また、送信する画情報のページ数が２ページの場合である。また、送信側と受信側との間には、１つの中継装置（ＭＴＡ）が介在している場合である。
【００３９】
また、図７は、図３〜図６に示した送信側とＭＴＡとの間でやりとりされるＳＭＴＰプロトコルレベルのコマンドシーケンスの一例を示している。また、ＭＴＡと受信側との間、または、ＭＴＡが複数介在する場合のＭＴＡとＭＴＡとの間のコマンドシーケンスも、ドメイン名を除いて、図７に示したものとほぼ同一である
【００４０】
また、受信側が送信側へ応答する信号のうち、最初の３桁の数字（２２０，２５０，３４５等）が必須の情報要素であり、それに続く英数文字列は、送信側ユーザへのコメントや付加的に通知する情報等をあらわしており、括弧書きでその内容の説明を加えている。ただし、「２５０−ｍｅｓｓａｇｅ」のように、「−」付きの信号「２５０」は、拡張フォーマットの信号であり、「ｍｅｓｓａｇｅ」の部分（図７の行番号３等を参照）まで含んで有意な内容をあらわしている。
【００４１】
まず、送信側は、中継のＭＴＡへ接続要求し、それにより、ＭＴＡは、信号「２２０（＝サービスレディ）　ｖ．ｃｏｍ（＝ホスト名）」を送信側へ応答する。
【００４２】
送信側は、この信号「２２０　ｖ．ｃｏｍ」を受信すると、ＥＳＭＴＰの開始コマンドであるコマンド「ＥＨＬＯ　ｕ．ｃｏｍ（＝ホスト名）」をＭＴＡへ送信する。これにより、ＭＴＡは、信号「２５０−ｍｅｓｓａｇｅ，２５０−Ｘ−ＲＥＬＡＹ」を送信側へ応答する。ここで、「Ｘ−ＲＥＬＡＹ」は、Ｄ−ＳＭＴＰモードで、能力交換及びページ単位の通信を行う機能（以下、「拡張Ｄ−ＳＭＰ機能」という）を有している旨を通知するためのキーワードである。また、送信側は、このキーワード「Ｘ−ＲＥＬＡＹ」を受信すると、ＭＴＡが拡張Ｄ−ＳＭＰ機能を有している旨を認識する。
【００４３】
次いで、送信側は、コマンド「ＭＡＩＬ　ＦＲＯＭ：　＜ｓｎｄ＠ｕ．ｃｏｍ＞」をＭＴＡへ送信し、送信元のメールアドレスを通知する。ＭＴＡは、信号「２５０　＜ｓｎｄ＠ｕ．ｃｏｍ（＝送信元のメールアドレス）＞．．．　Ｓｅｎｄｅｒ　ｏｋ（＝確認メッセージ）」を送信側へ応答する。
【００４４】
次に、送信側は、コマンド「ＲＣＰＴ　ＴＯ：　＜ｒｃｖ＠ｗ．ｃｏｍ＞（＝宛先メールアドレス）　Ｘ−ＲＥＬＡＹ＝ＩＦＡＸ（＝オプション）」をＭＴＡへ送信し、電子メールの宛先を通知するとともに、コマンドのオプション値として上述したキーワード「Ｘ−ＲＥＬＡＹ」を指定し、拡張Ｄ−ＳＭＰ機能の通信を行う旨をＭＴＡへ通知する。
【００４５】
ＭＴＡは、コマンド「ＲＣＰＴ　ＴＯ：　＜ｒｃｖ＠ｗ．ｃｏｍ＞　Ｘ−ＲＥＬＡＹ＝ＩＦＡＸ」を受信すると、コマンド「ＲＣＰＴ　ＴＯ：　＜ｒｃｖ＠ｗ．ｃｏｍ＞」より宛先の電子メールアドレスを認識するとともに、オプション「Ｘ−ＲＥＬＡＹ＝ＩＦＡＸ」より、拡張Ｄ−ＳＭＰ機能の通信を行う旨を指定したことを認識する。
【００４６】
それにより、ＭＴＡは、コマンド「ＲＣＰＴ」への応答を送信側へ送信する前に、指定された宛先の受信側に対して接続要求する。
【００４７】
また、それにより、受信側は、信号「２２０（＝サービスレディ）　ｗ．ｃｏｍ（＝ホスト名）」をＭＴＡへ応答する。
【００４８】
ＭＴＡは、この信号「２２０　ｗ．ｃｏｍ」を受信すると、ＥＳＭＴＰの開始コマンドであるコマンド「ＥＨＬＯ　ｖ．ｃｏｍ」を受信側へ送信する。これにより、受信側は、信号「２５０−ｍｅｓｓａｇｅ，２５０−Ｘ−ＲＥＬＡＹ」をＭＴＡへ応答する。また、ＭＴＡは、キーワード「Ｘ−ＲＥＬＡＹ」を受信すると、受信側が拡張Ｄ−ＳＭＰ機能を有している旨を認識する。
【００４９】
次いで、ＭＴＡは、コマンド「ＭＡＩＬ　ＦＲＯＭ：　＜ｓｎｄ＠ｕ．ｃｏｍ＞」を受信側へ送信し、送信元（送信側）のメールアドレスを通知する。ＭＴＡは、信号「２５０　＜ｓｎｄ＠ｕ．ｃｏｍ＞．．．　Ｓｅｎｄｅｒ　ｏｋ」をＭＴＡへ送信する。
【００５０】
次に、ＭＴＡは、コマンド「ＲＣＰＴ　ＴＯ：　＜ｒｃｖ＠ｗ．ｃｏｍ＞　Ｘ−ＲＥＬＡＹ＝ＩＦＡＸ」を受信側へ送信し、電子メールの宛先を通知するとともに、上述したキーワード「Ｘ−ＲＥＬＡＹ」を指定し、拡張Ｄ−ＳＭＰ機能の通信を行う旨を受信側へ通知する。
【００５１】
それにより、受信側は、信号「２５０　＜ｒｃｖ＠ｗ．ｃｏｍ＞　Ｒｅｃｉｐｅｎｔ　ｏｋ　＋　能力」をＭＴＡへ応答する。
【００５２】
ここで、オプション「能力」の記述方法は、例えば、ＲＦＣ２８７９に記載された方法（ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｉｅｔｆ．ｏｒｇ／ｉｎｔｅｒｎｅｔ−ｄｒａｆｔｓ／ｄｒａｆｔ−ｉｅｔｆ−ｆａｘ−ｅｓｍｔｐ−ｃｏｎｎｅｇ−０３．ｔｘｔを参照；２００２年１０月３日アクセス可能）や、図７の行番号７に示したような拡張信号「２５０−Ｘ−ＣＡＰＡＢＩＬＩＴＹ」を用いる方法などを適用することができる。
【００５３】
図７の行番号７では、「２５０−Ｘ−ＣＡＰＡＢＩＬＩＴＹ　ｐａｐｅｒ−ｓｉｚｅ：Ａ３／Ｂ４／Ａ４」により使用可能な用紙サイズを通知し、「２５０−Ｘ−ＣＡＰＡＢＩＬＩＴＹ　ｒｅｓｏｌｕｔｉｏｎ：４００ｄｐｉ／２００ｄｐｉ（ｄｐｉ＝（ドット／２４．５ｍｍ））」により使用可能な画像解像度を通知し、「２５０−Ｘ−ＣＡＰＡＢＩＬＩＴＹ　ｃｏｍｐｒｅｓｓｉｏｎ：ＭＭＲ／ＭＲ／ＭＨ」により使用可能な符号化方式を通知し、「２５０　Ｘ−ＣＡＰＡＢＩＬＩＴＹ　ｒａｗ−ｄａｔａ　ｆｏｒ　ｃｏｍｐｒｅｓｓｉｏｎ」により符号化データをそのままの状態で（すなわち、ＴＩＦＦ−ＦＸのヘッダ情報を付加せずに）通信する機能を備えている旨を通知している。
【００５４】
同じ内容をＲＦＣ２８７９に記載された方法で記述すると、図８に示したような内容となる。ただし、上記の「ｒａｗ−ｄａｔａ　ｆｏｒ　ｃｏｍｐｒｅｓｓｉｏｎ」に相当する内容はＲＦＣ２８７９では標準化されていないため、図８の内容には含まれていない。
【００５５】
そして、ＭＴＡは、受信側より信号「２５０　＜ｒｃｖ＠ｗ．ｃｏｍ＞　Ｒｅｃｉｐｅｎｔ　ｏｋ　＋　能力」を受信すると、受信した能力オプションの内容を含む信号「２５０　＜ｒｃｖ＠ｗ．ｃｏｍ＞　Ｒｅｃｉｐｅｎｔ　ｏｋ　＋　能力」を、送信側へ応答する。
【００５６】
これにより、送信側は、受信側が拡張Ｄ−ＳＭＰ機能を含む同一の通信機能を備えている旨を認識し、また、受信側の能力の内容を認識する。また、これ以降、ＭＴＡが介在した通信パス上で拡張Ｄ−ＳＭＴＰ機能を用いるため、コマンドに対応したレスポンスを受信するまでの時間を規定するための受信タイマの時間を、通常の値より長い値に延長する。
【００５７】
そして、送信画像データの１ページ目について、画像属性（例えば、用紙サイズがＡ３で、解像度が４００ｄｐｉで、符号化方式はＭＭＲで、ｒａｗ−ｄａｔａ）を決定し、電子メールのデータを送信開始すること、および、送信画像データの画像属性値を通知するために、コマンド「ＤＡＴＡ　Ｘ−ＲＥＬＡＹ＝ＩＦＡＸ：ＤＡＴＡ＝（画像属性値）」をＭＴＡへ送信する。画像属性値の記述方法は、例えば、「ＤＡＴＡ＝（ｐａｐｅｒ−ｓｉｚｅ：Ａ３，　ｒｅｓｏｌｕｔｉｏｎ：４００ｄｐｉ，　ｃｏｍｐｒｅｓｓｉｏｎ：ＭＭＲ，　ｒａｗ−ｄａｔａ）」などである。
【００５８】
ＭＴＡは、送信側から受信したコマンド「ＤＡＴＡ　Ｘ−ＲＥＬＡＹ＝ＩＦＡＸ：ＤＡＴＡ＝（画像属性値）」を受信側へ転送する。これにより、受信側では、画像属性値の値を保存するとともに、画像受信を準備する。
【００５９】
そして、受信側は、信号「３５４　Ｅｎｔｅｒ　ｍａｉｌ，　ｅｎｄ　ｗｉｔｈ　”．”　ｏｎ　ａ　ｌｉｎｅ　ｂｙ　ｉｔｓｅｌｆ（＝確認メッセージ）」をＭＴＡへ送信し、ＭＴＡは、信号「３５４　Ｅｎｔｅｒ　ｍａｉｌ，　ｅｎｄｗｉｔｈ　”．”　ｏｎ　ａ　ｌｉｎｅ　ｂｙ　ｉｔｓｅｌｆ」を送信側へ送信する。
【００６０】
これにより、送信側は、通知した画像属性（Ａ３，　４００ｄｐｉ，　ＭＭＲ）の１ページ目の送信画情報の送信データを、ＭＩＭＥ変換せずにそのままの状態（ｒａｗ−ｄａｔａのまま）でＭＴＡへ送信し、当該ページの最後まで送信すると、改行コードの後に、「．（ピリオド）」を送信して、１ページ目の画情報の送信の終了を通知する。
【００６１】
ＭＴＡは、送信側より受信した送信データを、受信側へ転送する。当該ページの最後までの転送を終了すると、改行コードの後に、「．（ピリオド）」を送信して、１ページ目の画情報の送信の終了を通知する。
【００６２】
受信側では、１ページ目の画情報の受信が正常に終了した場合には、信号「２５０　ＺＺＸ００１　Ｍｅｓｓａｇｅ　ａｃｃｅｐｔｅｄ（＝受信確認コメント）」をＭＴＡへ応答する。また、受信側では、受信完了した画情報を、既に保存している画像属性のパラメータを適用して、ローカル的に処理することができる。
【００６３】
それにより、ＭＴＡは、信号「２５０　ＺＺＹ００１　Ｍｅｓｓａｇｅ　ａｃｃｅｐｔｅｄ」を送信側へ応答する。これにより、送信側では、１ページ目の画情報が適切に受信側で受信された旨を確認する。
【００６４】
また、このときには、次のページ（２ページ目）の送信を行うので、送信側は、コマンド「ＭＡＩＬ　ＴＯ」を送信する段階から、送信動作を繰り返し行う。また、２ページ目以降の通信動作においては、コマンド「ＲＣＰＴ　ＴＯ」に、キーワード「Ｘ−ＲＥＬＡＹ＝ＩＦＡＸ」を含めない。また、コマンド「ＲＣＰＴ　ＴＯ」に対応した応答信号「２５０」には、能力オプションを含めない。
【００６５】
そして、最終ページである２ページ目の送信を終了し、受信側より信号「２５０」を受信すると、送信側は、コマンド「ＱＵＩＴ　Ｘ−ＲＥＬＡＹ＝ＩＦＡＸ」をＭＴＡへ送信し、ＭＴＡは、コマンド「ＱＵＩＴ　Ｘ−ＲＥＬＡＹ＝ＩＦＡＸ」を受信側へ送信する。
【００６６】
それにより、受信側は、信号「２２１　ｗ．ｃｏｍ　ｃｌｏｓｉｎｇ　ｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎ（＝コネクションの終了確認コメント）」をＭＴＡへ応答し、これによって、ＭＴＡと受信側との間の接続が切断される。
【００６７】
また、ＭＴＡは、信号「２２１　ｗ．ｃｏｍ　ｃｌｏｓｉｎｇ　ｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎ」を送信側へ応答し、それによって、送信側とＭＴＡとの間の接続が切断される。そして、それによって、送信側から受信側への画情報の通信動作が終了する。
【００６８】
また、送信側と受信側とで、互いに同一機能を備えていると認識した場合には、１ページ分の画情報の送信終了から次のページの画情報の送信までの信号のやりとりを一部省略することができる。
【００６９】
例えば、図７の行番号１２から行番号１５の部分、すなわち、送信側からのコマンド「ＭＡＩＬ　ＦＲＯＭ」の送信から、コマンド「ＲＣＰＴ　ＴＯ」への受信側からの信号「２５０」の応答までの部分は省略可能である。
【００７０】
このようにして、本実施例では、送信側と受信側の間に１つ以上のＭＴＡが中継装置として介在する場合でも、Ｄ−ＳＭＴＰ機能を利用したファクシミリ通信ができ、ページ単位に画情報送信の確認を行うことができるので、非常に便利である。
【００７１】
したがって、例えば、ネットワークファクシミリ装置がイントラネットなどのファイアウォールが介在するようなネットワーク環境で使用されており、送信装置となるネットワークファクシミリ装置と受信装置となるネットワークファクシミリ装置とを直接的に接続できないような状況であったとしても、本実施例のようなシステムを適用することで、送信装置と受信装置との間でＤ−ＳＭＴＰ通信を行うことができることとなり、より効率的なインターネットファクシミリ通信を実現することができる。
【００７２】
また、画像を転送する前に、送受信装置間で機器能力を交換し、それを用いて画情報送信を行うようにしているので、受信側の機器能力に合致した画像モードで送信画像を作成することができ、より品質の高い画像を送信することができる。
【００７３】
また、ＴＩＦＦ−ＦＸフォーマットのヘッダ情報を除いた画像データそのものを、送信する画像データとして適用することができるので、通信時間を短縮することができ、ネットワークのトラフィックの増大を抑制することができる。
【００７４】
図９および図１０は、この場合の送信側の処理の一例を示している。
【００７５】
まず、中継のＭＴＡへ接続要求し（処理１０１）、ＭＴＡより信号「２２０」受信すると（処理１０２）、ＥＳＭＴＰの開始コマンドであるコマンド「ＥＨＬＯ」をＭＴＡへ送信する（処理１０３）。
【００７６】
そして、ＭＴＡより信号「２５０」を受信するかどうかを調べる（判断１０４）。判断１０４の結果がＹＥＳになるときには、受信した信号「２５０」にキーワード「Ｘ−ＲＥＬＡＹ」が含まれているかどうかを調べる（判断１０５）。
【００７７】
判断１０５の結果がＹＥＳになるときには、拡張Ｄ−ＳＭＴＰ機能を使用できる場合である。そこで、コマンドを送信してからレスポンスを受信するまでの時間を管理するためのタイマのタイマ値を延長して再設定する（処理１０６）。
【００７８】
そして、コマンド「ＭＡＩＬ　ＦＲＯＭ」をＭＴＡへ送信し、ＭＴＡより信号「２５０」を受信する（処理１０７）。
【００７９】
ここで、送信ページが１ページ目であるかどうかを調べ（判断１０８）、判断１０８の結果がＹＥＳになるときには、オプション「Ｘ−ＲＥＬＡＹ＝ＩＦＡＸ」を付加したコマンド「ＲＣＰＴ　ＴＯ」をＭＴＡへ送信し（処理１０９）、その応答信号として、信号「２５０」を受信するかどうかを調べる（判断１１０）。
【００８０】
判断１１０の結果がＹＥＳになるときには、受信側の能力を通知するオプション「能力」を受信するので、その受信したオプション「能力」の値を解析して、受信側の機器能力を認識する（処理１１１）。
【００８１】
次に、処理１１１で認識した受信側の機器能力に応じて、送信ページの画像データの画像モードを設定し、その設定した画像モードの画像属性値を含むコマンド「ＤＡＴＡ　Ｘ−ＲＥＬＡＹ＝ＩＦＡＸ：ＤＡＴＡ＝（画像属性値）」をＭＴＡへ送信する（処理１１２）。
【００８２】
次いで、ＭＴＡより信号「３４５」を受信すると（処理１１３）、そのときに設定した画像モードの送信ページの１ページ分の画像データをＭＴＡへ送信し、１ページ分の画像データの送信を終了すると、改行コードの後に、「．（ピリオド）」を送信して、１ページ目の画情報の送信の終了を通知する（処理１１４）。
【００８３】
そして、ＭＴＡより信号「２５０」を受信すると（処理１１５）、次の送信ページがあるかどうかを調べる（判断１１６）。判断１１６の結果がＹＥＳになるときには、処理１０７へ戻り、次のページの画像データの送信動作を行う。
【００８４】
また、判断１１６の結果がＮＯになるときには、コマンド「ＱＵＩＴ　Ｘ−ＲＥＬＡＹ＝ＩＦＡＸ」をＭＴＡへ送信し（処理１１７）、ＭＴＡより信号「２２１」を受信すると（処理１１８）、ＭＴＡとの接続を切断して（処理１１９）、一連の送信動作を終了する。
【００８５】
また、送信ページが１ページ目でない場合で、判断１０８の結果がＮＯになるときには、コマンド「ＲＣＰＴ　ＴＯ」をＭＴＡへ送信して、ＭＴＡより信号「２５０」を受信し（処理１２０）、処理１１２へ移行し、その送信ページについて使用する画像モードの設定を行い、画像データの送信を行う。
【００８６】
一方、コマンドＥＨＬＯに対して、ＭＴＡが信号「２５０」を応答しなかった場合で、判断１０４の結果がＮＯになるときには、拡張Ｄ−ＳＭＴＰ機能を使用することができないので、標準的なＳＭＴＰシーケンス処理へ移行する。すなわち、コマンド「ＨＥＬＯ」をＭＴＡへ送信し（処理１２１）、所定のＳＭＴＰシーケンス処理を行って画情報を送信し（処理１２２）、ＭＴＡとの接続を切断して（処理１２３）、送信動作を終了する。
【００８７】
また、コマンド「ＥＨＬＯ」の応答として、信号「２５０」を受信したが、キーワード「Ｘ−ＲＥＬＡＹ」が含まれていなかった場合で、判断１０５の結果がＮＯになるときには、コマンド「ＭＡＩＬ　ＦＲＯＭ」をＭＴＡへ送信し（処理１２４）、それ以降は、所定のＳＭＴＰシーケンス処理を行って画情報を送信し（処理１２５）、ＭＴＡとの接続を切断して（処理１２６）、送信動作を終了する。
【００８８】
また、１ページ目を送信する場合で、オプション「Ｘ−ＲＥＬＡＹ＝ＩＦＡＸ」を付加したコマンド「ＲＣＰＴ　ＴＯ」に対して、ＭＴＡが信号「２５０」を応答しなかった場合で、判断１１０の結果がＮＯになるときには、オプション「Ｘ−ＲＥＬＡＹ＝ＩＦＡＸ」を付加しないコマンド「ＲＣＰＴ　ＴＯ」をＭＴＡへ送信して、ＭＴＡより信号「２５０」を受信し（処理１２７）、それ以降は、所定のＳＭＴＰシーケンス処理を行って画情報を送信し（処理１２８）、ＭＴＡとの接続を切断して（処理１２９）、送信動作を終了する。
【００８９】
図１１，図１２、および、図１３は、ＭＴＡの処理の一例を示している。
【００９０】
送信側または１つ手前のＭＴＡ（以下、「送信側等」という）より接続要求を受信すると（処理２０１）、接続応答して、信号「２２０」を送信側等へ応答する（処理２０２）。
【００９１】
ここで、送信側等よりコマンド「ＥＨＬＯ」を受信するかどうかを調べ（判断２０３）、コマンド「ＨＥＬＯ」を受信した場合で、判断２０３の結果がＮＯになるときには、通常ＳＭＴＰシーケンス処理へ移行する（処理２０４）。
【００９２】
また、判断２０３の結果がＹＥＳになるときには、キーワード「Ｘ−ＲＥＬＡＹ」付きの信号「２５０」を送信側等へ応答し（処理２０５）、送信側等よりコマンド「ＭＡＩＬ　ＦＲＯＭ」を受信すると（処理２０６）、信号「２５０」を送信側等へ応答する（処理２０７）。
【００９３】
次に、送信側等よりコマンド「ＲＣＰＴ　ＴＯ」を受信すると（処理２０８）、そのコマンド「ＲＣＰＴ　ＴＯ」にオプション「Ｘ−ＲＥＬＡＹ＝ＩＦＡＸ」が含まれているかどうかを調べる（判断２０９）。
【００９４】
判断２０９の結果がＹＥＳになるときには、拡張Ｄ−ＳＭＴＰ機能を使用した通信動作を行う。すなわち、送信側等へ信号「２５０」を応答せずに、指定された受信側または次のＭＴＡ（以下、「受信側等」という）へ接続要求し（処理２１０）、受信側等より信号「２２０」を受信すると（処理２１１）、コマンド「ＥＨＬＯ」を送信する（処理２１３）。
【００９５】
そして、応答信号「２５０」を受信して、その信号「２５０」にキーワード「Ｘ−ＲＥＬＡＹ」が含まれているかどうかを調べる（判断２１３，２１４）。判断２１４の結果がＹＥＳになるときには、拡張Ｄ−ＳＭＴＰ機能を使用する。
【００９６】
したがって、ＭＴＡは、コマンド「ＭＡＩＬ　ＦＲＯＭ」を受信側等へ送信し、受信側等より信号「２５０」を受信し（処理２１５）、受信側等へ「ＲＣＰＴＴＯ：　＜ｒｃｖ＠ｗ．ｃｏｍ＞　Ｘ−ＲＥＬＡＹ＝ＩＦＡＸ」を送信して拡張Ｄ−ＳＭＰ機能の通信を行う旨を受信側へ通知し、受信側等より能力オプション付きの信号「２５０」を受信する（処理２１６）。
【００９７】
次に、送信側等へ、能力オプション付きの信号「２５０」を応答して（処理２１７）、電子メールデータの転送段階に移行する。
【００９８】
まず、送信側等よりコマンド「ＤＡＴＡ　Ｘ−ＲＥＬＡＹ＝ＩＦＡＸ：ＤＡＴＡ＝（画像属性値）」を受信すると、そのコマンドを受信側等へ転送する（処理２１８）。受信側等より信号「３５４」を受信すると、それを送信側等へ転送する（処理２１９）。
【００９９】
そして、送信側等より１ページ分の画像データと「．（ピリオド）」を受信すると、その受信した画像データ等を受信側等へ転送する（処理２２０）。受信側等より信号「２５０」を受信すると、それを送信側等へ転送する（処理２２１）。
【０１００】
このようにして、１ページ分の転送動作が終了すると、送信側等よりコマンド「ＭＡＩＬ　ＦＲＯＭ」を受信するかどうかを調べ（判断２２２）、判断２２２の結果がＹＥＳになるときには、コマンド「ＭＡＩＬ　ＦＲＯＭ」を受信側等へ送信し（処理２２３）、受信側等より信号「２５０」を受信すると、それを送信側等へ転送する（処理２２４）。
【０１０１】
次いで、送信側等よりコマンド「ＲＣＰＴ　ＴＯ」を受信すると、それを受信側等へ転送し（処理２２５）、受信側等より信号「２５０」を受信すると、それを送信側等へ転送する（処理２２６）。そして、処理２１８へ戻り、次のページの画像データの転送処理を行う。
【０１０２】
また、最終ページの送信動作が終了した場合で、送信側等よりコマンド「ＭＡＩＬ　ＦＲＯＭ」以外を受信した場合で、判断２２２の結果がＮＯになるときには、そのときにコマンド「ＱＵＩＴ］を受信したかどうかを調べる（判断２２７）。判断２２７の結果がＹＥＳになるときには、受信側等へコマンド「ＱＵＩＴ」を送信し、受信側等より信号「２２１」を受信し、受信側等との接続を切断する（処理２２８）。また、処理２２８と平行して、送信側等へ信号「２２１」を応答し（処理２２９）、送信側等との接続を切断する。
【０１０３】
また、受信したコマンドがコマンド「ＱＵＩＴ」ではない場合で、判断２２７の結果がＮＯになるときには、その段階から、標準的なＳＭＴＰシーケンス処理へ移行する（処理２３０）。
【０１０４】
また、送信側等より最初に受信したコマンド「ＲＣＰＴ　ＴＯ」にキーワード「Ｘ−ＲＥＬＡＹ」が含まれていない場合で、判断２０９の結果がＮＯになるときには、送信側等へ信号「２５０」を応答し（処理２３１）、その段階から、標準的なＳＭＴＰシーケンス処理へ移行する（処理２３２）。
【０１０５】
また、コマンド「ＥＨＬＯ」を送信した応答として、受信側等よりキーワード「Ｘ−ＲＥＬＡＹ」付きの信号「２５０」を受信していない場合で、判断２１３，２１４の結果がＮＯになるときには、それ以降、拡張Ｄ−ＳＭＴＰ機能を使用した通信を維持することができない。
【０１０６】
そこで、この場合には、受信側等で回復不能なエラーが生じた旨を通知するための信号「５０４」を送信側等へ応答し（処理２３５）、その一方で、受信側等へはコマンド「ＱＵＩＴ」を送信し、受信側等より信号「２２１」を受信し、受信側等との接続を切断する（処理２３６）。
【０１０７】
また、送信側等に対しては、コマンド待ちし（処理２３７）、それ以降、通常のＳＭＴＰシーケンス処理へ移行する（処理２３８）。
【０１０８】
図１４および図１５は、受信側の処理の一例を示している。
【０１０９】
ＭＴＡより接続要求を受信すると（処理３０１）、接続応答して、信号「２２０」をＭＴＡへ応答する（処理３０２）。
【０１１０】
ここで、ＭＴＡよりコマンド「ＥＨＬＯ」を受信するかどうかを調べ（判断３０３）、コマンド「ＨＥＬＯ」を受信した場合で、判断３０３の結果がＮＯになるときには、通常ＳＭＴＰシーケンス処理へ移行する（処理３０４）。
【０１１１】
また、判断３０３の結果がＹＥＳになるときには、キーワード「Ｘ−ＲＥＬＡＹ」付きの信号「２５０」をＭＴＡへ応答し（処理３０５）、ＭＴＡよりコマンド「ＭＡＩＬ　ＦＲＯＭ」を受信すると（処理３０６）、信号「２５０」をＭＴＡへ応答する（処理３０７）。
【０１１２】
次に、ＭＴＡよりコマンド「ＲＣＰＴ　ＴＯ」を受信すると（処理３０８）、そのコマンド「ＲＣＰＴ　ＴＯ」にオプション「Ｘ−ＲＥＬＡＹ＝ＩＦＡＸ」が含まれているかどうかを調べる（判断３０９）。
【０１１３】
判断３０９の結果がＹＥＳになるときには、拡張Ｄ−ＳＭＴＰ機能を使用した通信動作を行う。すなわち、能力オプション付きの信号「２５０」をＭＴＡへ応答し（処理２１０）、ＭＴＡよりコマンド「ＤＡＴＡ　Ｘ−ＲＥＬＡＹ＝ＩＦＡＸ：ＤＡＴＡ＝（画像属性値）」を受信すると、受信した画像属性値を保存し（処理３１１）、信号「３５４」をＭＴＡへ応答する。
【０１１４】
次いで、ＭＴＡより１ページ分の画像データと「．（ピリオド）」を受信すると（処理３１３）、信号「２５０」をＭＴＡへ応答する（処理３１４）。
【０１１５】
そして、ＭＴＡよりコマンド「ＭＡＩＬ　ＦＲＯＭ」を受信するかどうかを調べ（判断３１５）、判断３１５の結果がＹＥＳになるときには、信号「２５０」をＭＴＡへ応答し（処理３１６）、ＭＴＡよりコマンド「ＲＣＰＴ　ＴＯ」を受信すると（処理３１７）、信号「２５０」をＭＴＡへ応答する（処理３１８）。次に、処理３１１へ戻って、次のページの受信動作を行う。
【０１１６】
また、最終ページの送信動作が終了した場合で、ＭＴＡよりコマンド「ＭＡＩＬ　ＦＲＯＭ」以外を受信した場合で、判断３１５の結果がＮＯになるときには、そのときにコマンド「ＱＵＩＴ］を受信したかどうかを調べる（判断３１９）。判断３１９の結果がＹＥＳになるときには、信号「２２１」をＭＴＡへ応答し（処理３２０）、ＭＴＡとの切断を切断して（処理３２１）、このときの動作を終了する。
【０１１７】
また、受信したコマンドがコマンド「ＱＵＩＴ」ではない場合で、判断３１９の結果がＮＯになるときには、その段階から、標準的なＳＭＴＰシーケンス処理へ移行する（処理３２２）。
【０１１８】
また、ＭＴＡより最初に受信したコマンド「ＲＣＰＴ　ＴＯ」にキーワード「Ｘ−ＲＥＬＡＹ」が含まれていない場合で、判断３０９の結果がＮＯになるときには、送信側等へ信号「２５０」を応答し（処理３２５）、その段階から、標準的なＳＭＴＰシーケンス処理へ移行する（処理３２６）。
【０１１９】
なお、上述した実施例では、アナログ公衆回線網ＰＳＴＮに接続し、この公衆網を伝送路として用いてグループ３ファクシミリ伝送手順による画情報通信を行うファクシミリ通信機能も備えたネットワークファクシミリ装置について本発明を適用しているが、そのようなファクシミリ通信機能を備えていないネットワーク端末装置についても、本発明を同様に適用することができる。
【０１２０】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、送信側と受信側の間に１つ以上のＭＴＡが中継装置として介在する場合でも、Ｄ−ＳＭＴＰ機能を利用したファクシミリ通信ができ、ページ単位に画情報送信の確認を行うことができるので、非常に便利であるという効果を得る。
【０１２１】
また、画像を転送する前に、送受信装置間で機器能力を交換し、それを用いて画情報送信を行うようにしているので、受信側の機器能力に合致した画像モードで送信画像を作成することができ、より品質の高い画像を送信することができるという効果も得る。
【０１２２】
また、ＴＩＦＦ−ＦＸフォーマットのヘッダ情報を除いた画像データそのものを、送信する画像データとして適用することができるので、通信時間を短縮することができ、ネットワークのトラフィックの増大を抑制することができるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例にかかるネットワークシステムを示したブロック図。
【図２】ネットワークファクシミリ装置ＦＸの構成例を示したブロック図。
【図３】本実施例にかかる拡張Ｄ−ＳＭＴＰ機能を使用した場合の伝送手順を説明するためのタイムチャート。
【図４】本実施例にかかる拡張Ｄ−ＳＭＴＰ機能を使用した場合の伝送手順を説明するためのタイムチャート（続き１）。
【図５】本実施例にかかる拡張Ｄ−ＳＭＴＰ機能を使用した場合の伝送手順を説明するためのタイムチャート（続き２）。
【図６】本実施例にかかる拡張Ｄ−ＳＭＴＰ機能を使用した場合の伝送手順を説明するためのタイムチャート（続き３）。
【図７】ＳＭＴＰプロトコルレベルのコマンドシーケンスの一例を示した説明図。
【図８】能力値をＲＦＣ２８７９に記載された方法で記述した場合の一例を示した説明図。
【図９】送信側の処理の一例を示したフローチャート。
【図１０】送信側の処理の一例を示したフローチャート（続き）。
【図１１】ＭＴＡの処理の一例を示したフローチャート。
【図１２】ＭＴＡの処理の一例を示したフローチャート（続き１）。
【図１３】ＭＴＡの処理の一例を示したフローチャート（続き２）。
【図１４】受信側の処理の一例を示したフローチャート。
【図１５】受信側の処理の一例を示したフローチャート（続き）。
【符号の説明】
ＦＸ　ネットワークファクシミリ装置[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
According to the present invention, image data read from an image input unit is transmitted from a transmitting device to a receiving device by applying an e-mail transfer protocol, and one or more relay devices are interposed between the transmitting device and the receiving device. A communication control method for a network system, and image data read from an image input unit are transmitted from a transmission device to a reception device by applying an electronic mail transfer protocol, and one image data is transmitted between the transmission device and the reception device. The present invention relates to a network terminal device constituting a network system in which the above-mentioned relay device is interposed.
[0002]
[Prior art]
Due to the spread of the Internet, when performing communication, communication using the Internet is becoming widespread, instead of using only a conventional public line (PSTN or ISDN) as a network. This is to take advantage of the benefits of using the Internet to reduce fees. The number of terminal devices that can be connected to the Internet has increased, and the same applies to devices that transmit and receive images, such as facsimile machines. ITU-T Recommendation T. 37 and Recommendation T. There are also Internet fax standards such as No. 38, and the number of compatible products is increasing (see Patent Document 1).
[0003]
Recommendation T. 37 Internet Fax is recommended by Recommendation T.37. Compared with the 38 Internet faxes (real-time type Internet faxes), there is an advantage that the compatibility with the personal computer device is high, but there is a problem in the immediacy and the like. Therefore, the device supports the receiving function of SMTP, directly interprets the SMTP request from the transmitting side without going through the relay (MTA), and the function of receiving is starting to appear as a product (so-called “DirectSMTP (D-SMTP)”). "mode).
[0004]
However, due to the relationship of a firewall such as an intranet, it is almost always necessary to intervene the MTA, and such a product cannot cope with it.
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-027193
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
On the other hand, in normal facsimile communication, it is also an important factor that the transmitting user can confirm how many pages have been sent, how many pages can be sent, and how many pages could not be sent. In particular, when a communication error occurs, knowing the number of pages for which transmission has been completed is very important when resending the same document is desired.
[0007]
However, in a normal e-mail communication protocol, since there is no concept of a page, the user on the transmitting side may not be able to confirm the number of transmitted pages or the like.
[0008]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and provides a communication control method and a network terminal device of a network system capable of transmitting and receiving images read from an input device in image units and confirming page transmission. It is intended to be.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, image data read from an image input unit is transmitted from a transmitting device to a receiving device by applying an e-mail transfer protocol, and one or more relay devices are interposed between the transmitting device and the receiving device. In a communication control method for a network system, a transmitting device transmits read image data of one image unit to a receiving device and waits for a response signal from the receiving device in one e-mail communication operation. Then, the receiving device confirms the transfer, and the receiving device transmits a response signal indicating the reception result of the received image data to the transmitting device.
[0010]
In addition, the image data read from the image input means is transmitted from the transmitting device to the receiving device by applying an e-mail transfer protocol, and one or more relay devices are interposed between the transmitting device and the receiving device. In the communication control method of the system, after a connection for e-mail transfer is established between the transmitting device and the receiving device, before transmitting an image, the receiving device notifies the transmitting device of image processing capability information. The transmitting apparatus sets the image mode of the image data to be transmitted to the read image unit based on the notified image processing capability information of the receiving apparatus, and sets one image to be transmitted in one e-mail communication operation. After transferring the image mode of the unit image data to the receiving device, the image data is transmitted to the receiving device, and a response signal from the receiving device is received. The a confirms the transfer waiting that the reception device is obtained so as to transmit a response signal indicating a reception result of the received image data to the transmitting apparatus.
[0011]
In addition, the image data read from the image input means is transmitted from the transmitting device to the receiving device by applying an e-mail transfer protocol, and one or more relay devices are interposed between the transmitting device and the receiving device. At the time of transmission, in the network terminal device constituting the system, in one e-mail communication operation, the read image data of one image unit is transmitted to the receiving device, and the reception of a response signal from the receiving device is waited. In this case, the transfer is confirmed.
[0012]
In addition, the image data read from the image input means is transmitted from the transmitting device to the receiving device by applying an e-mail transfer protocol, and one or more relay devices are interposed between the transmitting device and the receiving device. In the network terminal device constituting the system, at the time of transmission, after a connection for e-mail transfer is established with the receiving device, at the stage before transferring the image, based on the image processing capability information notified from the receiving device. After setting the image mode of the image data to be transmitted to the read image unit, and transferring the image mode of the image data of one image unit to be transmitted to the receiving device in one e-mail communication operation, Transmits image data to a receiving device and waits for a response signal from the receiving device to confirm transfer. A.
[0013]
In addition, the image data read from the image input means is transmitted from the transmitting device to the receiving device by applying an e-mail transfer protocol, and one or more relay devices are interposed between the transmitting device and the receiving device. In the network terminal device constituting the system, upon reception, after a connection for e-mail transfer is established with the transmission device, before transmitting the image, the image processing capability information of the terminal is notified to the transmission device. Then, a response signal representing the reception result of the received image data is transmitted to the transmission device.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0015]
FIG. 1 shows a network system according to an embodiment of the present invention.
[0016]
In the figure, a plurality of workstation devices WS1 to WSn, a mail server device SM, and a network facsimile device FX are connected to a local area network LAN, and also connected to the Internet via a router device RT. . Therefore, the workstation devices WS1 to WSn, the mail server device SM, and the network facsimile device FX can exchange data with other appropriate terminal devices via the Internet.
[0017]
Here, the mail server device SM provides a well-known electronic mail collection and distribution service to users using the workstation devices WS1 to WSn connected to the local area network LAN and to the network network facsimile device FX. Is provided.
[0018]
The workstation devices WS1 to WSn include various programs such as facsimile application software for creating and displaying facsimile image information and various software for exchanging various data via a local area network LAN. Have been introduced and are used by specific users. Here, the specific user may be one or more users.
[0019]
The network facsimile machine FX has an electronic mail processing function for transferring (transmitting and receiving) image data, image information, various reports, and the like obtained by reading using a scanner (described later) using electronic mail, and an analog public service. It has a facsimile communication function for performing image information communication by a group 3 facsimile transmission procedure using the public network as a transmission path, connected to the PSTN.
[0020]
FIG. 2 shows a configuration example of the network facsimile machine FX.
[0021]
In FIG. 1, a system control unit 1 performs various control processes such as a control process of each unit of the network facsimile machine FX and a facsimile transmission control procedure process. The parameter memory 3 stores a control processing program to be executed and various data necessary for executing the processing program, and constitutes a work area of the system control unit 1. The parameter memory 3 is unique to the network facsimile machine FX. The clock circuit 4 outputs current time information.
[0022]
The scanner 5 is for reading a document image at a predetermined resolution, the plotter 6 is for recording and outputting an image at a predetermined resolution, and the operation display unit 7 operates the network facsimile machine FX. And consists of various operation keys and various indicators.
[0023]
The encoding / decoding unit 8 encodes and compresses the image signal and decodes the encoded and compressed image information into the original image signal. The image storage device 9 encodes and compresses the image signal. This is for storing a large number of image information in the closed state.
[0024]
The group 3 facsimile modem 10 is for realizing a group 3 facsimile modem function, and is a low-speed modem function (V.21 modem) for exchanging transmission procedure signals, and mainly for exchanging image information. It has a high-speed modem function (V.17 modem, V.34 modem, V.29 modem, V.27ter modem, etc.).
[0025]
The network control device 11 is for connecting the network facsimile machine FX to the analog public switched telephone network PSTN, and has an automatic transmission / reception function.
[0026]
The local area network interface circuit 12 is for connecting the network facsimile machine FX to the local area network LAN. The local area network transmission control unit 13 communicates with other data terminal devices via the local area network LAN. It is for executing communication control processing of various predetermined protocol suites for exchanging various kinds of data between them.
[0027]
These are a system control unit 1, a system memory 2, a parameter memory 3, a clock circuit 4, a scanner 5, a plotter 6, an operation display unit 7, an encoding / decoding unit 8, an image storage device 9, a group 3 facsimile modem 10, a network The control device 11 and the local area network transmission control unit 13 are connected to an internal bus 14, and data exchange between these elements is mainly performed through the internal bus 14.
[0028]
Data exchange between the network control device 11 and the group 3 facsimile modem 10 is directly performed.
[0029]
Here, in the present embodiment, basically, data exchange between terminals connected to the local area network LAN is performed by a transmission protocol up to a transport layer called TCP / IP, and a further protocol. This is performed by applying a combination with a communication protocol of an upper layer (so-called protocol suite). For example, in the exchange of e-mail data, a communication protocol called SMTP (Simple Mail Transfer Protocol) or ESMTP (SMTP Service Extensions; see RFC1425, RFC2821, etc.) is applied as a communication protocol of the upper layer.
[0030]
Further, as a protocol applied by each terminal to the mail server device SM for confirming reception of an e-mail addressed to the user and for requesting acquisition, an POP (Post Office Protocol) or the like can be applied.
[0031]
Communication protocols such as TCP / IP, SMTP, ESMTP, and POP, and data formats and data structures of electronic mails are specified by RFC documents issued from the IETF. For example, TCP is RFC 793, IP is RFC 793, SMTP and ESMTP are RFC 1425, RFC 2821, and e-mail formats are RFC 2822, RFC 1521, and RFC 1522 (MIME (Multi-Purpose Mail Extension) format).
[0032]
The network facsimile machine FX sends the read document image to another group 3 facsimile machine via the analog public switched telephone network PSTN, or the workstation devices WS1 to WSn via the local area network LAN (further, the Internet). To the other user or other network facsimile machine FX using an electronic mail transfer protocol, and receives image information received from another group 3 facsimile machine via the analog public switched telephone network PSTN at the time specified. The image information transferred to the user corresponding to the sub-address using an electronic mail transfer protocol or received from the workstation device WS of the local area network LAN (by electronic mail) is transmitted to a designated analog public network. And a transfer service function for forwarding to the line network PSTN of group 3 facsimile apparatus.
[0033]
Further, with respect to the electronic mail received to the own terminal, the image information arranged in the body information is extracted, recorded and output.
[0034]
Here, when the image information is transmitted using an e-mail, the image information is converted into TIFF-FX image data. Such image data is binary data. When the image data is transferred between the MTAs in the SMTP mode, the e-mail cannot directly include the binary data. Therefore, a predetermined conversion method (for example, Base64 encoding) is required. After being converted to readable information (7-bit character code) by applying (method), it is included in the electronic mail. Such a format of the body information of the electronic mail is called a MIME format.
[0035]
Also, when data is transferred between MTAs in the ESMTP mode, the data that can be transmitted by e-mail is not limited to a 7-bit character code and can include 8-bit data. Can be sent.
[0036]
Further, the above-described TIFF-FX image data is composed of a header portion including image attributes (paper size, resolution, compression method, etc.) and a data portion including an actual image. The amount of data increases, and as a result, a situation occurs in which the communication time becomes longer.
[0037]
Therefore, in order to eliminate such a situation, at the stage before sending the e-mail data, the image attribute information such as the paper size, resolution, and compression method of the image data to be sent is notified, and the e-mail data is transmitted. In this case, what is obtained by converting only the image information by MIME is transmitted.
[0038]
3 to 6 show that the image data processing capability and the like are notified from the reception side to the transmission side and the image mode of the image data to be transmitted from the transmission side to the reception side at a stage before the transmission of the e-mail data. An example of the operation of the network facsimile machine FX at the time of transmitting an e-mail in the case is shown. In this case, the e-mail transfer operation in the D-SMTP mode is performed. Also, this is a case where the number of pages of the image information to be transmitted is two. Also, there is a case where one relay apparatus (MTA) is interposed between the transmission side and the reception side.
[0039]
FIG. 7 shows an example of an SMTP protocol level command sequence exchanged between the transmitting side and the MTA shown in FIGS. Also, the command sequence between the MTA and the receiving side, or between the MTAs when a plurality of MTAs intervene, is almost the same as that shown in FIG. 7 except for the domain name.
[0040]
In the signal that the receiving side responds to the transmitting side, the first three digits (220, 250, 345, etc.) are indispensable information elements, and the following alphanumeric character strings are comments or comments to the transmitting side user. Information to be additionally notified is shown, and the description of the content is added in parentheses. However, like “250-message”, the signal “250” with “−” is an extended format signal, and is significant up to and including the “message” portion (see line number 3 and the like in FIG. 7). Represents the contents.
[0041]
First, the transmission side requests a connection to the relay MTA, whereby the MTA responds to the transmission side with a signal “220 (= service ready) v.com (= host name)”.
[0042]
Upon receiving the signal “220 v.com”, the transmitting side transmits a command “EHLO u.com (= host name)”, which is a start command of ESMTP, to the MTA. As a result, the MTA responds to the transmission side with the signal “250-message, 250-X-RELAY”. Here, “X-RELAY” is a keyword for notifying that the D-SMTP mode has a function of exchanging capabilities and performing communication in units of pages (hereinafter, referred to as “extended D-SMP function”). It is. Further, upon receiving the keyword “X-RELAY”, the transmitting side recognizes that the MTA has the extended D-SMP function.
[0043]
Next, the transmission side transmits a command “MAIL FROM: <snd@u.com>” to the MTA, and notifies the MTA of the transmission source. The MTA responds to the transmission side with a signal “250 <snd@u.com (= sender's mail address)>... Sender ok (= confirmation message)”.
[0044]
Next, the transmitting side transmits a command “RCPT TO: <rcv@w.com> (= destination mail address) X-RELAY = IFAX (= option)” to the MTA to notify the destination of the e-mail, The keyword “X-RELAY” described above is specified as an option value of the command, and the MTA is notified that communication of the extended D-SMP function is to be performed.
[0045]
When the MTA receives the command “RCPT TO: <rcv@w.com> X-RELAY = IFAX”, the MTA recognizes the destination e-mail address from the command “RCPT TO: <rcv@w.com>” and sets an option. From “X-RELAY = IFAX”, it is recognized that the communication of the extended D-SMP function is specified.
[0046]
As a result, the MTA requests a connection to the designated destination receiving side before transmitting a response to the command “RCPT” to the transmitting side.
[0047]
Accordingly, the receiving side responds to the MTA with a signal “220 (= service ready) w.com (= host name)”.
[0048]
When receiving the signal “220 w.com”, the MTA transmits a command “EHLO v.com”, which is a start command of ESMTP, to the receiving side. As a result, the receiving side responds to the MTA with the signal “250-message, 250-X-RELAY”. When receiving the keyword “X-RELAY”, the MTA recognizes that the receiving side has the extended D-SMP function.
[0049]
Next, the MTA transmits a command “MAIL FROM: <snd@u.com>” to the receiving side and notifies the mail address of the transmission source (transmission side). The MTA transmits a signal “250 <snd@u.com>... Sender ok” to the MTA.
[0050]
Next, the MTA sends the command “RCPT TO: <rcv@w.com> X-RELAY = IFAX” to the receiving side, notifies the destination of the e-mail, and specifies the keyword “X-RELAY” described above. Then, it notifies the receiving side that communication of the extended D-SMP function is to be performed.
[0051]
Thereby, the receiving side responds to the MTA with the signal “250 <rcv@w.com> Recipient ok + capability”.
[0052]
Here, for the description method of the option “capability”, for example, refer to a method described in RFC2879 (http://www.ietf.org/internet-drafts/draft-ietf-fax-esmtp-conneg-03.txt). A method using an extension signal “250-X-CAPABILITY” as shown in row number 7 in FIG. 7 or the like.
[0053]
In line number 7 in FIG. 7, a usable paper size is notified by “250-X-CAPABILITY paper-size: A3 / B4 / A4”, and “250-X-CAPABILITY resolution: 400 dpi / 200 dpi (dpi = (dot /24.5 mm))) to notify the usable image resolution, and to notify the available coding system by "250-X-CAPABILITY compression: MMR / MR / MH", and to notify "250 X-CAPABILITY raw-data". "for compression" indicates that a function is provided for communicating the encoded data as it is (that is, without adding TIFF-FX header information).
[0054]
If the same contents are described by the method described in RFC2879, the contents are as shown in FIG. However, since the content corresponding to the above-mentioned “raw-data for compression” is not standardized in RFC2879, it is not included in the content of FIG.
[0055]
When the MTA receives the signal “250 <rcv@w.com> Recipient ok + capability” from the receiving side, the signal “250 <rcv@w.com> Recipient ok + capability” including the content of the received capability option. To the sender.
[0056]
Thereby, the transmitting side recognizes that the receiving side has the same communication function including the extended D-SMP function, and also recognizes the content of the capability of the receiving side. Thereafter, since the extended D-SMTP function is used on the communication path interposed by the MTA, the time of the reception timer for specifying the time until the response corresponding to the command is received is set to a value longer than the normal value. Extend to
[0057]
Then, for the first page of the transmission image data, the image attributes (for example, the paper size is A3, the resolution is 400 dpi, the encoding method is MMR, and the raw data is determined), and the transmission of the e-mail data is started. In addition, to notify the image attribute value of the transmission image data, the command “DATA X-RELAY = IFAX: DATA = (image attribute value)” is transmitted to the MTA. The description method of the image attribute value is, for example, “DATA = (paper-size: A3, resolution: 400 dpi, compression: MMR, raw-data)”.
[0058]
The MTA transfers the command “DATA X-RELAY = IFAX: DATA = (image attribute value)” received from the transmission side to the reception side. Thus, the receiving side saves the value of the image attribute value and prepares for image reception.
[0059]
Then, the receiving side outputs the signal “354 Enter mail, end with”. "On a line by itself (= confirmation message)" is transmitted to the MTA, and the MTA transmits the signal "354 Enter mail, endwith". "On a line by itself" is transmitted to the transmitting side.
[0060]
As a result, the transmission side transmits the transmission data of the transmission image information of the first page of the notified image attribute (A3, 400 dpi, MMR) to the MTA in the same state (raw-data) without MIME conversion. Then, when the transmission to the end of the page is completed, ". (Period)" is transmitted after the line feed code to notify the end of the transmission of the image information of the first page.
[0061]
The MTA transfers the transmission data received from the transmission side to the reception side. When the transfer to the end of the page is completed, “. (Period)” is transmitted after the line feed code to notify the end of the transmission of the image information of the first page.
[0062]
When the reception of the image information of the first page ends normally, the reception side responds to the MTA with a signal “250 ZZX001 Message accepted (= reception confirmation comment)”. Also, the receiving side can locally process the image information that has been received by applying the image attribute parameters that have already been stored.
[0063]
Accordingly, the MTA returns a signal “250 ZZY001 Message accepted” to the transmission side. Thus, the transmitting side confirms that the image information of the first page has been properly received by the receiving side.
[0064]
Also, at this time, since the next page (second page) is transmitted, the transmitting side repeats the transmitting operation from the stage of transmitting the command “MAIL TO”. In the communication operation for the second and subsequent pages, the keyword “X-RELAY = IFAX” is not included in the command “RCPT TO”. Also, the response option “250” corresponding to the command “RCPT TO” does not include the capability option.
[0065]
Then, when the transmission of the second page, which is the last page, is completed and the signal “250” is received from the reception side, the transmission side transmits a command “QUIT X-RELAY = IFAX” to the MTA, and the MTA issues the command “ "QUIT X-RELAY = IFAX" is transmitted to the receiving side.
[0066]
As a result, the receiving side responds to the MTA with the signal “221 w. Com closing connection (= commentation confirmation comment for connection)”, thereby disconnecting the connection between the MTA and the receiving side.
[0067]
The MTA also responds to the sender with a signal "221 w. Com closing connection", thereby disconnecting the connection between the sender and the MTA. Then, the communication operation of the image information from the transmission side to the reception side is thereby completed.
[0068]
If the transmitting side and the receiving side recognize that they have the same function, a part of the signal exchange from the end of the transmission of the image information of one page to the transmission of the image information of the next page is partially performed. Can be omitted.
[0069]
For example, the portion from line number 12 to line number 15 in FIG. 7, that is, the portion from the transmission of the command “MAIL FROM” from the transmission side to the response of the signal “250” from the reception side to the command “RCPT TO” Can be omitted.
[0070]
In this manner, in the present embodiment, even when one or more MTAs intervene as a relay device between the transmission side and the reception side, facsimile communication using the D-SMTP function can be performed, and image information transmission can be performed in page units. This is very convenient because you can check the password.
[0071]
Therefore, for example, a situation where a network facsimile apparatus is used in a network environment in which a firewall such as an intranet intervenes, and a network facsimile apparatus serving as a transmitting apparatus cannot be directly connected to a network facsimile apparatus serving as a receiving apparatus However, by applying the system as in the present embodiment, it becomes possible to perform D-SMTP communication between the transmitting device and the receiving device, thereby realizing more efficient Internet facsimile communication. Can be.
[0072]
In addition, before transmitting an image, the device capability is exchanged between the transmitting and receiving apparatuses, and image information is transmitted using the device capability. Therefore, a transmission image is created in an image mode that matches the device capability of the receiving side. Can transmit higher quality images.
[0073]
Further, since the image data itself excluding the header information of the TIFF-FX format can be applied as the image data to be transmitted, the communication time can be shortened, and an increase in network traffic can be suppressed.
[0074]
FIG. 9 and FIG. 10 show an example of processing on the transmission side in this case.
[0075]
First, a connection request is made to the relay MTA (process 101), and when a signal “220” is received from the MTA (process 102), a command “EHLO”, which is an ESMTP start command, is transmitted to the MTA (process 103).
[0076]
Then, it is determined whether the signal “250” is received from the MTA (decision 104). When the result of the determination 104 is YES, it is determined whether or not the received signal “250” includes the keyword “X-RELAY” (a determination 105).
[0077]
When the result of the determination 105 is YES, the extended D-SMTP function can be used. Therefore, the timer value of the timer for managing the time from the transmission of the command to the reception of the response is extended and reset (process 106).
[0078]
Then, the command “MAIL FROM” is transmitted to the MTA, and the signal “250” is received from the MTA (process 107).
[0079]
Here, it is checked whether or not the transmission page is the first page (decision 108). If the result of decision 108 is YES, the command “RCPT TO” with the option “X-RELAY = IFAX” added is transmitted to the MTA. Then, it is checked whether or not a signal “250” is received as the response signal (decision 110).
[0080]
When the result of the determination 110 is YES, the option “capability” for notifying the capability of the receiving side is received, and the value of the received option “capability” is analyzed to recognize the device capability of the receiving side (processing 111).
[0081]
Next, the image mode of the image data of the transmission page is set according to the device capability of the receiving side recognized in the process 111, and the command “DATA X-RELAY = IFAX: DATA” including the image attribute value of the set image mode is set. = (Image attribute value) ”to the MTA (process 112).
[0082]
Next, when the signal “345” is received from the MTA (process 113), the image data of one page of the transmission page in the image mode set at that time is transmitted to the MTA, and the transmission of the image data of one page ends. After the line feed code, ". (Period)" is transmitted to notify the end of the transmission of the image information of the first page (process 114).
[0083]
When signal "250" is received from the MTA (process 115), it is checked whether or not there is a next transmission page (determination 116). When the result of the determination 116 is YES, the process returns to the process 107, where the image data of the next page is transmitted.
[0084]
If the result of the determination 116 is NO, a command "QUIT X-RELAY = IFAX" is transmitted to the MTA (process 117), and when a signal "221" is received from the MTA (process 118), the connection with the MTA is established. The communication is disconnected (step 119), and a series of transmission operations ends.
[0085]
If the transmission page is not the first page and the result of determination 108 is NO, a command “RCPT TO” is transmitted to the MTA, a signal “250” is received from the MTA (processing 120), and processing 112 Then, the image mode to be used for the transmission page is set, and the image data is transmitted.
[0086]
On the other hand, if the MTA did not respond to the command “EHLO” with the signal “250” and the result of the determination 104 is NO, the extended D-SMTP function cannot be used. Move on to processing. That is, the command “HELO” is transmitted to the MTA (process 121), a predetermined SMTP sequence process is performed, image information is transmitted (process 122), the connection with the MTA is disconnected (process 123), and the transmission operation is performed. finish.
[0087]
If the signal “250” is received as a response to the command “EHLO” but the keyword “X-RELAY” is not included, and the result of the determination 105 is NO, the command “MAIL FROM” is After transmitting to the MTA (process 124), a predetermined SMTP sequence process is performed to transmit the image information (process 125), the connection with the MTA is disconnected (process 126), and the transmission operation is terminated.
[0088]
When the first page is transmitted, the MTA does not respond to the signal “250” to the command “RCPT TO” to which the option “X-RELAY = IFAX” is added. If the answer is NO, a command "RCPT TO" without the option "X-RELAY = IFAX" is transmitted to the MTA, a signal "250" is received from the MTA (process 127), and thereafter, a predetermined SMTP sequence is performed. The image information is transmitted by performing the process (process 128), the connection with the MTA is disconnected (process 129), and the transmission operation ends.
[0089]
FIG. 11, FIG. 12, and FIG. 13 show an example of MTA processing.
[0090]
When a connection request is received from the transmitting side or the immediately preceding MTA (hereinafter referred to as “transmitting side or the like”) (process 201), a signal “220” is returned to the transmitting side or the like in response to the connection (process 202).
[0091]
Here, it is checked whether or not a command "EHLO" is received from the transmission side or the like (decision 203). When the command "HELO" is received, and the result of the decision 203 is NO, the process shifts to a normal SMTP sequence process. (Process 204).
[0092]
When the result of the judgment 203 is YES, a signal "250" with the keyword "X-RELAY" is responded to the transmitting side or the like (process 205), and when the command "MAIL FROM" is received from the transmitting side or the like (process) 206), and responds with a signal “250” to the transmission side or the like (process 207).
[0093]
Next, when the command “RCPT TO” is received from the transmission side or the like (process 208), it is checked whether the command “RCPT TO” includes the option “X-RELAY = IFAX” (determination 209).
[0094]
When the result of the determination 209 is YES, a communication operation using the extended D-SMTP function is performed. That is, without responding to the signal “250” to the transmitting side or the like, a connection request is made to the designated receiving side or the next MTA (hereinafter referred to as “the receiving side or the like”) (process 210), and the signal “250” is received from the receiving side or the like. When receiving "220" (process 211), the command "EHLO" is transmitted (process 213).
[0095]
Then, the response signal “250” is received, and it is checked whether or not the signal “250” includes the keyword “X-RELAY” (decisions 213, 214). When the result of the determination 214 is YES, the extended D-SMTP function is used.
[0096]
Therefore, the MTA transmits the command “MAIL FROM” to the receiving side or the like, receives the signal “250” from the receiving side or the like (processing 215), and sends the command “RCPTTO: <rcv@w.com> X- "RELAY = IFAX" is transmitted to notify the receiving side that communication of the extended D-SMP function will be performed, and a signal "250" with the capability option is received from the receiving side or the like (process 216).
[0097]
Next, a signal “250” with the capability option is responded to the transmission side or the like (process 217), and the process shifts to a transfer stage of electronic mail data.
[0098]
First, when a command "DATA X-RELAY = IFAX: DATA = (image attribute value)" is received from the transmission side or the like, the command is transferred to the reception side or the like (process 218). When the signal "354" is received from the receiving side or the like, it is transferred to the transmitting side or the like (process 219).
[0099]
Then, when one page of image data and “. (Period)” are received from the transmission side or the like, the received image data or the like is transferred to the reception side or the like (process 220). When the signal "250" is received from the receiving side or the like, it is transferred to the transmitting side or the like (process 221).
[0100]
In this way, when the transfer operation for one page is completed, it is checked whether a command “MAIL FROM” is received from the transmission side or the like (decision 222). If the result of the decision 222 is YES, the command “MAIL FROM” is received. Is transmitted to the receiving side or the like (process 223). When the signal "250" is received from the receiving side or the like, it is transferred to the transmitting side or the like (process 224).
[0101]
Next, when the command “RCPT TO” is received from the transmission side or the like, it is transferred to the reception side or the like (process 225), and when the signal “250” is received from the reception side or the like, it is transferred to the transmission side or the like (processing 225). 226). Then, the process returns to the process 218 to perform the transfer process of the image data of the next page.
[0102]
In addition, when the transmission operation of the last page is completed, when a command other than “MAIL FROM” is received from the transmission side or the like, and the result of determination 222 is NO, whether the command “QUIT” was received at that time? If the result of determination 227 is YES, a command “QUIT” is transmitted to the receiving side or the like, a signal “221” is received from the receiving side or the like, and the connection with the receiving side or the like is disconnected. (Step 228). In parallel with the process 228, a signal “221” is sent to the transmitting side or the like (process 229) to disconnect the connection with the transmitting side or the like.
[0103]
If the received command is not the command "QUIT" and the result of determination 227 is NO, the process proceeds from this stage to the standard SMTP sequence process (process 230).
[0104]
If the command “RCPT TO” first received from the transmitting side or the like does not include the keyword “X-RELAY” and the result of determination 209 is NO, a signal “250” is returned to the transmitting side or the like. Then, the process proceeds to the standard SMTP sequence process (process 232).
[0105]
If the signal “250” with the keyword “X-RELAY” is not received from the receiving side or the like as a response to the transmission of the command “EHLO”, and if the result of determination 213 or 214 is NO, , Communication using the extended D-SMTP function cannot be maintained.
[0106]
Therefore, in this case, a signal "504" for notifying that an unrecoverable error has occurred on the receiving side or the like is sent to the transmitting side or the like (processing 235), while a command is sent to the receiving side or the like. “QUIT” is transmitted, the signal “221” is received from the receiving side or the like, and the connection with the receiving side or the like is disconnected (process 236).
[0107]
In addition, the command waits for the transmission side or the like (process 237), and thereafter, shifts to a normal SMTP sequence process (process 238).
[0108]
FIG. 14 and FIG. 15 show an example of processing on the receiving side.
[0109]
When a connection request is received from the MTA (process 301), a signal “220” is sent to the MTA in response to the connection (process 302).
[0110]
Here, it is checked whether or not the command “EHLO” is received from the MTA (decision 303). If the command “HELO” is received, and if the result of the decision 303 is NO, the process proceeds to the normal SMTP sequence process (processing). 304).
[0111]
When the result of determination 303 is YES, a signal “250” with the keyword “X-RELAY” is responded to the MTA (process 305), and when a command “MAIL FROM” is received from the MTA (process 306), a signal “250” is returned to the MTA (process 307).
[0112]
Next, when the command “RCPT TO” is received from the MTA (process 308), it is checked whether or not the command “RCPT TO” includes the option “X-RELAY = IFAX” (determination 309).
[0113]
When the result of the determination 309 is YES, a communication operation using the extended D-SMTP function is performed. That is, the signal “250” with the capability option is responded to the MTA (process 210), and when the command “DATA X-RELAY = IFAX: DATA = (image attribute value)” is received from the MTA, the received image attribute value is stored. (Step 311), and sends a signal “354” to the MTA.
[0114]
Next, when one page of image data and “. (Period)” are received from the MTA (process 313), a signal “250” is returned to the MTA (process 314).
[0115]
Then, it is checked whether or not a command "MAIL FROM" is received from the MTA (decision 315). If the result of the decision 315 is YES, a signal "250" is responded to the MTA (process 316). When receiving "TO" (step 317), the mobile station sends a signal "250" to the MTA (step 318). Next, the process returns to the process 311 to perform an operation of receiving the next page.
[0116]
When the transmission operation of the last page is completed and a command other than the command “MAIL FROM” is received from the MTA, and if the result of the determination 315 is NO, it is determined whether the command “QUIT” is received at that time. When the result of the determination 319 is YES, a signal “221” is responded to the MTA (step 320), disconnection from the MTA is disconnected (step 321), and the operation at this time ends. .
[0117]
If the received command is not the command "QUIT" and the result of the determination 319 is NO, the process shifts from this stage to a standard SMTP sequence process (process 322).
[0118]
If the keyword “X-RELAY” is not included in the command “RCPT TO” received first from the MTA and the result of determination 309 is NO, a signal “250” is returned to the transmitting side or the like ( (Process 325) From that stage, the process proceeds to the standard SMTP sequence process (Process 326).
[0119]
In the above-described embodiment, the present invention is applied to a network facsimile apparatus having a facsimile communication function of performing image information communication by a group 3 facsimile transmission procedure using the public network as a transmission path, connected to an analog public network PSTN. Although the present invention is applied, the present invention can be similarly applied to a network terminal device not having such a facsimile communication function.
[0120]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, facsimile communication using the D-SMTP function can be performed even when one or more MTAs intervene as a relay device between a transmission side and a reception side, and image data can be displayed in page units. Since the information transmission can be confirmed, it is very convenient.
[0121]
In addition, before transmitting an image, the device capability is exchanged between the transmitting and receiving apparatuses, and image information is transmitted using the device capability. Therefore, a transmission image is created in an image mode that matches the device capability of the receiving side. And an effect that a higher quality image can be transmitted.
[0122]
Further, since the image data itself excluding the header information of the TIFF-FX format can be applied as the image data to be transmitted, the communication time can be reduced, and an increase in network traffic can be suppressed. Also get the effect.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a network system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration example of a network facsimile machine FX.
FIG. 3 is a time chart for explaining a transmission procedure when the extended D-SMTP function according to the embodiment is used.
FIG. 4 is a time chart for explaining a transmission procedure when the extended D-SMTP function according to the embodiment is used (continued 1).
FIG. 5 is a time chart (continued 2) for explaining a transmission procedure when the extended D-SMTP function according to the embodiment is used.
FIG. 6 is a time chart (continuation 3) for explaining a transmission procedure when the extended D-SMTP function according to the embodiment is used.
FIG. 7 is an explanatory diagram showing an example of a command sequence at the SMTP protocol level.
FIG. 8 is an explanatory diagram showing an example of a case where a capability value is described by a method described in RFC2879.
FIG. 9 is a flowchart illustrating an example of processing on the transmission side.
FIG. 10 is a flowchart (continued) showing an example of processing on the transmission side.
FIG. 11 is a flowchart illustrating an example of MTA processing.
FIG. 12 is a flowchart illustrating an example of MTA processing (continuation 1).
FIG. 13 is a flowchart (continuation 2) showing an example of MTA processing.
FIG. 14 is a flowchart illustrating an example of processing on the receiving side.
FIG. 15 is a flowchart (continued) showing an example of processing on the receiving side.
[Explanation of symbols]
FX network facsimile machine

Claims

The image data read from the image input unit is transmitted from the transmitting device to the receiving device by applying an e-mail transfer protocol, and one or more relay devices are interposed between the transmitting device and the receiving device. In the communication control method,
In one e-mail communication operation, the transmitting device transmits the read image data of one image unit to the receiving device, and waits for reception of a response signal from the receiving device to confirm transfer.
A communication control method for a network system, wherein the receiving device transmits a response signal indicating a reception result of the received image data to the transmitting device.

The image data read from the image input unit is transmitted from the transmitting device to the receiving device by applying an e-mail transfer protocol, and one or more relay devices are interposed between the transmitting device and the receiving device. In the communication control method,
After the connection for e-mail transfer is established between the transmitting device and the receiving device, before transferring the image, the receiving device notifies the transmitting device of the image processing capability information,
The transmitting device sets the image mode of the image data to be transmitted to the read image unit based on the notified image processing capability information of the receiving device, and sets one image unit to be transmitted in one e-mail communication operation. After transferring the image mode of the image data of the image data to the receiving device, while transmitting the image data to the receiving device, waiting to receive a response signal from the receiving device, confirming the transfer,
A communication control method for a network system, wherein the receiving device transmits a response signal indicating a reception result of the received image data to the transmitting device.

A network system in which image data read from image input means is transmitted from a transmitting device to a receiving device by applying an e-mail transfer protocol, and one or more relay devices are interposed between the transmitting device and the receiving device. In the network terminal device to configure,
At the time of transmission, in one e-mail communication operation, the read image data of one image unit is transmitted to the receiving device, and the transfer is confirmed after receiving a response signal from the receiving device. And a network terminal device.

A network system in which image data read from image input means is transmitted from a transmitting device to a receiving device by applying an e-mail transfer protocol, and one or more relay devices are interposed between the transmitting device and the receiving device. In the network terminal device to configure,
At the time of transmission, after a connection for e-mail transfer has been established with the receiving device, and before the image is transferred, the image mode of the image data to be transmitted based on the image processing capability information notified from the receiving device. Is set in the read image unit, and in one e-mail communication operation, after transmitting the image mode of the image data of one image unit to be transmitted to the receiving device, the image data is transmitted to the receiving device. A network terminal device which waits for reception of a response signal from a receiving device to confirm transfer.

A network system in which image data read from image input means is transmitted from a transmitting device to a receiving device by applying an e-mail transfer protocol, and one or more relay devices are interposed between the transmitting device and the receiving device. In the network terminal device to configure,
At the time of reception, after the connection for e-mail transfer is established with the transmitting device, before transmitting the image, the image processing capability information of the own terminal is notified to the transmitting device,
A network terminal device for transmitting a response signal representing a reception result of received image data to a transmission device.