JP2004133831A - 商品の動向収集システム - Google Patents
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Abstract
【課題】身体に直接影響を与える可能性の高い商品に関わる企業、消費者、専門家などの相互の「信頼感」「安心感」「安全性」を高めることで、健全なビジネスによる経済効果をもたらすと同時に業界全体のモラルを向上させる。
【解決手段】システム運用サーバ10がWebページ20とデータベース30とを備える。Webページは、消費者が商品を購入することで取得する商品IDを用いてWeb端末からログイン可能で、商品に関連する情報および専門家に関する情報を表示する紹介ページ22含む。また、消費者がパスワードを用いてWeb端末からログイン可能で、商品についての相談を書き込み可能な相談ページ23含む。また、専門家がパスワードを用いてWeb端末からログイン可能で、相談に対するアドバイス・カウンセリングを書き込み可能な助言ページ25を含む。データベース30は、相談ページ23の相談内容および助言ページ25の助言内容を蓄積する。
【選択図】 図1
【解決手段】システム運用サーバ10がWebページ20とデータベース30とを備える。Webページは、消費者が商品を購入することで取得する商品IDを用いてWeb端末からログイン可能で、商品に関連する情報および専門家に関する情報を表示する紹介ページ22含む。また、消費者がパスワードを用いてWeb端末からログイン可能で、商品についての相談を書き込み可能な相談ページ23含む。また、専門家がパスワードを用いてWeb端末からログイン可能で、相談に対するアドバイス・カウンセリングを書き込み可能な助言ページ25を含む。データベース30は、相談ページ23の相談内容および助言ページ25の助言内容を蓄積する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、商品を購入した消費者がインターネットを利用して専門家に相談可能な商品の動向収集システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、メーカが製造し、消費者が使用する商品について、メーカまたは販売会社にはその商品の品質を保証することが求められる。しかし、商品には、例えば自動車や家電製品などのように、保証期間中に不具合を起こした部品を交換することで品質保証を達成できるものがある反面、例えば化粧品やサプリメントなどのように、それを使った消費者が身体に不具合を起こしてから交換しますでは済まないものもある。
【0003】
後者のような商品を扱うメーカまたは販売会社にとって、商品の品質をどのようにして保証するかは大きな課題である。すなわち、商品を購入した消費者がその商品を使用している間、その使用者に対し継続して安心と安全を提供し続けることこそが重要である。
【0004】
とくに、商品を使用したときに使用者の身体に現れるかもしれない反応については、個人個人の体質や生活習慣の違いに左右される要素が大きいことから、このような「一人一人の違い」(個人差)を考慮に入れて品質を保証することは実際には不可能である。また、一人の使用者についてみても、その商品を使い始めてから使い終わるまでの間に起きる季節や環境や体調の変化などにより、身体に反応が現れたり消えたりすることがあり、このような場合に不安を抱くなといっても無理である。しかし、だからといって「売りっぱなし」では済まされないこともまた異論の余地がない。
【0005】
そのため、商品を購入した消費者に対して、その商品の使用中に何らかの保証をする必要性は認識しているものの、その方法が見つからないというメーカや販売会社が多く存在していた。
【0006】
また、商品を購入して使用していたら身体に不具合が起きたものの、素人では因果関係も不明で、誰にも相談することができなくて困っているという消費者も多く存在していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
この発明の課題は、使用したとき消費者個人個人の体質や生活習慣の違いによって不具合の現れる場合があり、しかもその現れ方が人それぞれで一様でない商品など、主に人間の身体を対象とする商品について、その商品を購入した消費者に今までにない「安心」をもたらすことのできる商品の動向収集システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記課題を解決するものであって、請求項1に係る発明は、商品を購入した消費者がインターネットを利用して専門家に相談可能なシステムであって、システム運用サーバがWebページとデータベースとを備え、前記Webページは、消費者が商品を購入することで取得する商品IDを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、商品に関連する情報および専門家に関する情報を表示する紹介ページと、消費者が前記紹介ページにおいて個人情報を登録することで取得するパスワードを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、前記商品についての相談を書き込み可能であり、また、専門家が登録により取得するパスワードを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、前記相談に対するアドバイス・カウンセリングを書き込み可能な相談・助言ページと、を含み、前記データベースは、前記商品に関連する情報および前記専門家に関する情報を保存してあり、かつ、前記相談・助言ページに書き込まれる前記相談の内容および前記アドバイス・カウンセリングの内容を蓄積する商品の動向収集システムである。
【0009】
請求項2に係る発明は、商品を購入した消費者がインターネットを利用して専門家に相談可能なシステムであって、システム運用サーバがWebページとデータベースとを備え、前記Webページは、消費者が商品を購入することで取得する商品IDを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、商品に関連する情報および専門家に関する情報を表示する紹介ページと、消費者が前記紹介ページにおいて個人情報を登録することで取得するパスワードを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、前記商品についての相談を書き込み可能な相談ページと、専門家が登録により取得するパスワードを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、前記相談に対するアドバイス・カウンセリングを書き込み可能な助言ページと、を含み、前記データベースは、前記商品に関連する情報を保存する商品関連情報データベースと、前記パスワードを取得した消費者の個人情報を保存する会員個人情報データベースと、各会員の前記相談ページを登録して、これに書き込まれる相談の内容を保存する会員別相談内容データベースと、前記パスワードを取得した専門家に関する個人情報を保存する専門家個人情報データベースと、各専門家の前記助言ページを登録して、これに書き込まれるアドバイス・カウンセリングの内容を保存する専門家別助言内容データベースと、を含む商品の動向収集システムである。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、この発明による商品の動向収集システムの一実施の形態を示すブロック図であり、この商品の動向収集システム1はシステム運用サーバ10を備え、システム運用サーバ10は、Webページ20、データベース30、表示制御部40およびメール制御部50を備えている。また、システム運用サーバ10は、多数の消費者A、B、…NのWeb端末100A、100B、…100Nとインターネットを介して接続可能で、また、複数の専門家α、β、γのWeb端末200α、200β、200γとインターネットを介して接続可能に構成されている。
【0011】
Webページ20には、ウェルカムページとなるホームページ21の他、消費者のための紹介ページ22、相談ページ23、専門家のための登録ページ24、助言ページ25、などが含まれる。
【0012】
ホームページ21には、例えば図2に示すように、表紙となる「MY PET−DOC(かかりつけの専門家)」画面21aが設けられ、「ようこそMY PET−DOCへ」が選択されると、購入情報入力画面21bが表示されるものである。システム1の対象となる商品を購入した消費者(購入者、商品の使用者)が、商品名、購入日、商品ID、購入地域など必要な項目をWeb端末100から入力して、「OK」ボタンを押すと、つぎの紹介ページ22にログインできるようになっている。ここで、「商品ID」とは、消費者が商品を購入することで取得するIDコードであり、商品の製品番号や物流管理情報など、製造から流通、販売にいたるその商品のすべての履歴を検索できるものである。
【0013】
また、「MY PET−DOC(かかりつけの専門家)」画面21aで「会員の方はこちらから」が選択されると、会員が取得したパスワードを入力することで自分の相談ページ23にログインするための会員用パスワード入力画面21cが表示され、また、「登録専門家の方はこちらから」が選択されると、専門家が取得したパスワードを入力することで自分の助言ページ25にログインするための登録専門家用パスワード入力画面21dが表示されるものである。そして、ホームページ21は、このシステム1の運用会社と契約している商品のメーカまたは販売会社のホームページともリンクしていて、メーカまたは販売会社のホームページからでもこのシステム1のホームページ21にジャンプできるようになっている。
【0014】
紹介ページ22には、例えば図3に示すように、ログインした商品IDに該当する「商品について」関連する情報を表示する商品関連情報表示部22a、および、登録された「専門家」に関する情報を表示する専門家情報表示部22bを有する紹介情報画面22cが設けられている。ログインした消費者がこれらの紹介情報を見て、「会員になる」ボタンを押すと、「会員登録」画面22dが表示される。
【0015】
「会員登録」画面22dで、消費者が、氏名、年齢、性別、メールアドレス、住所、職業など必要な項目をWeb端末100から入力して、「会員登録」ボタンを押すと、このシステム1に会員登録されてパスワードが付与される。消費者はここで初めて「会員」となるが、これだけではつぎの相談ページ23を利用することはできない。
【0016】
紹介ページ22には、会員が相談ページ23を利用するうえで必要不可欠な「マイカルテ問診表」入力画面22eが設けられている。この「マイカルテ問診表」入力画面22eは、会員が「マイカルテ」を作成して専門家から助言をもらうのに必要なさまざまな項目を自己申告するためのものである。自己申告が必要な項目には、例えば、(1)身長、体重、体脂肪、血圧など、(2)肌タイプ、体質など、(3)生活要素(たばこ、酒、睡眠時間など)、(4)既往歴(過去にかかった病気)、(5)薬歴(過去に長期間服用した薬)、(6)既ケア歴(過去に長期間服用したケア製品)、(7)現在かかっている病気、(8)現在服用している薬、(9)現在行なっているダイエット方法およびその期間、(10)現在摂取しているサプリメント、等々、専門家が助言をするのに必要な個人情報が含まれる。
【0017】
この「マイカルテ」とは、後述するように、相談者(会員)により相談ページ23に書き込まれた「相談内容」と、その相談者(会員)が「マイカルテ問診表」に自己申告した個人情報と、この「相談内容」および「マイカルテ問診表」に基づいて助言ページ25に書き込まれた専門家の「助言内容」とをセットにした概念であり、そのため、相談ページ23(の相談内容およびマイカルテ問診表)と助言ページ25(の助言内容およびマイカルテ問診表)とを合わせて「マイカルテ」と称することができる。
【0018】
したがって、「マイカルテ」にとって、会員の「相談内容」および専門家の「助言内容」だけでなく、会員の年齢、性別、肌質、身長、体重、体脂肪率、特筆すべき体質(アレルギーの有無など)、過去の病歴、過去長く服用していた薬、過去の使用ケア製品歴、現在の健康状態、かかっている医者や疾病、服用している薬、摂取しているサプリメント、実行しているダイエット方法、たばこ・酒の量、平均睡眠時間、等々、「相談内容に影響を与える可能性のある要素」についての情報を網羅した「自己申告された個人情報」が、必須の情報である。但し、相談者(会員)の氏名、住所、メールアドレスなどプライバシーに関わる個人情報については、専門家に対して隠すことができるものとする。
【0019】
相談ページ23には、例えば図4に示すように、ログインした会員がその商品を使って感じたさまざまな質問や相談内容を書き込むことのできる「相談内容書き込み」部23a、および、この相談に対する専門家の助言内容が表示される「助言内容」表示部23bが設けられ、「相談内容書き込み」部23aは、問診表の内容を確認できるように「マイカルテ問診表」表示部23cを逐次参照可能に構成され、また、「助言内容」表示部23bは、助言した専門家を確認できるように「専門家の選択」表示部23dを逐次参照可能に構成されている。
【0020】
専門家のための登録ページ24は、例えば図5に示すように、登録を希望する専門家が、氏名、専門、経歴、メールアドレス、住所、電話番号、勤務先など必要な個人情報をWeb端末200から入力したうえ、「審査」ボタンを押すようになっている。システム運用サーバ10でこの「審査」入力を受け付けると、このシステム1の運用会社が、契約しているメーカまたは販売会社との必要に応じた協議を含む所定の事前審査を行ない、その合格者にパスワードを発行して登録を認めるとともに、専門家として登録する。登録された専門家は、Web端末200からパスワードを入力することで、つぎの助言ページ25にログインすることができる。
【0021】
助言ページ25には、例えば図6に示すように、ログインした専門家が、各会員からシステム運用サーバ10に届いて助言を待っている相談の概要を閲覧できる「相談概要閲覧」部25aと、これらの相談と同様の相談に対してその専門家自身が過去に助言した概要を閲覧できる「助言概要閲覧」部25bと、「相談概要閲覧」部25aから選択した相談内容を表示する「相談内容」表示部25cと、この「相談内容」について自らの助言(アドバイス・カウンセリング)を書き込むことのできる「助言内容書き込み」部25dとが設けられ、「相談内容」表示部25cは、問診表の内容を確認できるように「マイカルテ問診表」表示部25eを逐次参照可能に構成されている。もちろん、「相談概要閲覧」部25aには、希望する専門家として自分(ログインした専門家)を指定した会員からの相談の概要が優先的に表示されるように構成することができる。
【0022】
データベース30には、商品に関連する情報を保存する商品関連情報データベース(DB)31、パスワードを取得して会員となった消費者の個人情報を保存する会員個人情報データベース(DB)32、会員一人一人の相談ページ23を登録して、これに書き込まれる相談の内容を保存する会員別相談内容データベース(DB)33、登録された専門家に関する個人情報を保存する専門家個人情報データベース(DB)34、専門家一人一人の助言ページ25を登録して、これに書き込まれる助言(アドバイス・カウンセリング)の内容を保存する専門家別助言内容データベース(DB)35、などが含まれ、これらの各データベースは検索エンジン36によって適宜検索できるようになっている。
【0023】
表示制御部40は、専門家がWeb端末200に自分の助言ページ25を開いたとき、会員別相談内容データベース(DB)33を検索して得られる各会員の相談内容の概要を、助言ページ25の「相談概要閲覧」部25aに表示させるものである。そのため、専門家は自分の助言ページ25を利用することで、「相談内容」表示部25cに表示される会員の「相談内容」と、「マイカルテ問診表」表示部25eに表示されるその会員の「マイカルテ問診票」の内容を目で見て確認しながら、適切なアドバイス・カウンセリングを「助言内容書き込み」部25dに書き込むことができる。
【0024】
また、表示制御部40は、会員がWeb端末100に自分の相談ページ23を開いたとき、専門家別助言内容データベース(DB)35を検索して得られる当該会員向けの助言内容を、相談ページ23の「助言内容」表示部23bに表示させるものである。そのため、会員は自分の相談ページ23を利用することで、自分が「相談内容書き込み」部23aに書き込んだ「相談内容」を目で見て確認しながら、必要に応じて「マイカルテ問診表」表示部23cに表示される自身の「マイカルテ問診票」の内容を参照しつつ、また、必要に応じて「専門家の選択」表示部23dを参照して助言した専門家を確認しながら、「助言内容」表示部23bに表示される専門家の助言(アドバイス・カウンセリング)の内容を読むことができる。このとき相談ページ23は、「マイカルテ問診票」、「相談内容」および「助言内容」の3つが揃っているから、その会員にとっての「マイカルテ」となる。
【0025】
メール制御部50は、任意の会員向けの助言が専門家によって書き込まれると、当該会員のメールアドレスに、専門家の助言が書き込まれたことを知らせるメールを送信し、また、任意の専門分野の相談が会員によって書き込まれると、当該専門分野の専門家のメールアドレスに、会員の相談が書き込まれたことを知らせるメールを送信するものである。
【0026】
次に、上記の実施の形態の作用について、構成に関する補足説明とともに説明する。
【0027】
一般の消費者が店舗で商品を購入すると、商品IDを獲得する。この場合の商品IDは、物流管理や販売管理のために各商品につけられている商品コードを、商品IDとして併用することができる。
【0028】
消費者が、例えばインターネットに接続可能な自宅のパソコンや携帯電話など各種のWeb端末100を操作してその商品のメーカまたは販売会社のホームページにアクセスし、商品IDを用いて紹介ページ22にログインすることができる。この紹介ページ22を閲覧することで、商品、成分、効果効能、お手入れの方法など、あらゆる関連項目の最新情報、登録された専門家の情報を得ることができる。
【0029】
紹介ページ22から、個人情報の登録などの必要な手続きをすることで、個人のパスワードを取得し、相談ページ23(すなわち「マイカルテ」)を作成することができる。この「マイカルテ」(相談ページ23)には、使用中の商品、使用方法、使用中の感触、症状、疾病、悩みなど、その商品を使用することで現れたあらゆる事柄を、質問や相談として直接、自由に書き込むことができる。
【0030】
一般の専門家は申し出ることで、事前審査を経てこのシステム1に専門家として登録することができる。登録された専門家は各自のパスワードを取得する。
【0031】
登録専門家は、例えばインターネットに接続可能なオフィス、クリニック、自宅のパソコンや携帯電話など各種のWeb端末200を操作して、助言ページ25を開き、相談ページ23に書き込まれている質問や相談を閲覧することができる。そして、これらの質問や相談に対する専門家としての適切なアドバイス・カウンセリングを、助言ページ25に書き込むことができる。
【0032】
そして、消費者は、自分の「マイカルテ」(相談ページ23)に回答として表示される専門家のアドバイス・カウンセリング(助言ページ25に書き込まれたもの)を自由に読むことができ、その商品の使用にまつわるさまざまな事柄を改善することができる。
【0033】
このようにして、たくさんの「マイカルテ」が作られ、各「マイカルテ」には、一人の消費者が申告・追加・更新していった個人情報、およびその商品の使用にまつわるさまざまな事柄や質問や相談が書き込まれ、これに応える専門家のアドバイス・カウンセリングが書き込まれ、データベース化される。会員別相談内容データベース(DB)33および専門家別助言内容データベース(DB)35がこれにあたる。このような大勢の消費者の「マイカルテ」の内容を分析すれば、大勢の個々の消費者にとってその商品の本当の効果効能、および、使用現場の実態、使用中に現れる変化や感想など、「購入時点」以降の状況や使用者をとりまく個人的特性(肌質、体質、食生活などの生活要因、季節などの環境要因)と使用商品との関連(適う、適わないなど)を明らかにすることができる。
【0034】
このデータベースは、このシステム1の運用会社が管理する。そして、システム運用会社は、その商品のメーカまたは販売会社からの求めに応じて、その商品の使用にまつわるさまざまな事柄や質問や相談、これに応える専門家のアドバイス・カウンセリングなどのデータベース情報(「マイカルテ」情報)を、その商品のメーカまたは販売会社に提供することができる。
【0035】
これらのデータベース情報をシステム運用会社から提供されたその商品のメーカまたは販売会社は、そのデータベース情報(「マイカルテ」情報)の内容を分析することで、大勢の消費者をマスとしてではなく、一人一人異なる存在として、また、購入者としてだけではなく「使用者」として扱うことで初めて獲得することのできるその商品の本当の効果効能を、問題点とともに「ナマの声」として把握することができる。
【0036】
したがって、その商品の改良やつぎの商品の開発にあたり、きわめて有用なデータとして役立てることが可能となる。
【0037】
この商品の動向収集システム1は、商品のメーカまたは販売会社、消費者、専門家にとって、つぎのようなメリットが挙げられる。
【0038】
<商品のメーカまたは販売会社のメリット>
(1)企業の差別化と信頼度の向上…安心感と安全性を提供できるため、「売りっぱなし」のイメージを払拭でき、企業の信頼性を獲得できる。
【0039】
(2)情報の収集・蓄積・管理・分析の効果・効率アップ…製造ラインと管理コードを統一することで、店舗までの流通や販売数等の商品情報および顧客の購入・使用情報や個人情報に至るまであらゆる情報の収集・蓄積・管理・分析を効率的に行える。
【0040】
(3)企業戦略の強化…消費者個人とワンツーワンでコミュニケーションすることで顧客のニーズにあった情報提供が可能となり、企業、ブランド、製品への信頼感、安心感、親近感、好感を創出することができる。
【0041】
(4)詳細・精密・正確な情報を随時最新で獲得できる…消費者個人とワンツーワンで随時に高頻度でコミュニケーションすることで得られる情報を製品開発、マーケティング、販売戦略に反映可能。より安全性、効果効能の高い製品・サービスを効率よく提供できる。
【0042】
(5)商品・サービスや顧客層のメリット向上に役立つ情報やサービスのサポートが可能なあらゆる専門家とのネットワークを確立することができる…商品・サービスの質、安全性、効果効能の向上を図りやすくなる。
【0043】
<消費者のメリット>
(1)安心感の向上…「専門家によるケア(質問に対する答え、アドバイス・カウンセリング等)付き」により、安心して商品を選択、購入、使用できる。
【0044】
(2)安全性の向上…商品の購入歴や使用歴データから、自分に適った(適わなかった)商品や成分の特定がしやすくなり、安全で効果的な商品の選択がしやすくなる。
【0045】
<専門家のメリット>
(1)認知獲得機会…規制や予算などの事情から充分な広告活動が困難な現状下において、消費者認知を獲得できる機会となる。
【0046】
(2)新規患者獲得機会…とくに医師にとっては、潜在患者層である消費者とのコミュニケーションによる、新規患者(顧客)獲得の機会となる。
【0047】
(3)情報獲得機会…消費者の抱える疑問、問題、ニーズに直接、深く触れることにより入手できる情報を各専門分野の技術、サービス向上に役立てられる。
【0048】
【発明の効果】
この発明は以上のように、システム運用サーバがWebページとデータベースとを備え、前記Webページは、消費者が商品を購入することで取得する商品IDを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、商品に関連する情報および専門家に関する情報を表示する紹介ページと、消費者が前記紹介ページにおいて個人情報を登録することで取得するパスワードを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、前記商品についての相談を書き込み可能であり、また、専門家が登録により取得するパスワードを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、前記相談に対するアドバイス・カウンセリングを書き込み可能な相談・助言ページとを含み、前記データベースは、前記商品に関連する情報および前記専門家に関する情報を保存してあり、かつ、前記相談・助言ページに書き込まれる前記相談の内容および前記アドバイス・カウンセリングの内容を蓄積するように構成したので、使用したとき消費者個人個人の体質や生活習慣の違いによって不具合の現れる場合があり、しかもその現れ方が人それぞれで一様でない商品など、主に人間の身体を対象とする商品について、その商品を購入した消費者に今までにない「安心」をもたらすことができ、しかもその商品の使用中継続して安心と安全を提供し続けることができる。また、消費者と、商品のメーカまたは販売会社(すなわち業界)と、専門家とが、互いに「信頼」「安心」「安全」を共有し、それを高めることによって、消費者の購買意欲が向上し、それにより、その業界の商品・サービスへのニーズが高まるとともに、専門家の活躍の場も広がり、その結果、業界全体が活性化して経済効果をもたらすことが期待できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による商品の動向収集システムの一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】ホームページの一例を示す説明図である。
【図3】紹介ページの一例を示す説明図である。
【図4】相談ページの一例を示す説明図である。
【図5】専門家登録ページの一例を示す説明図である。
【図6】助言ページの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 商品の動向収集システム
10 システム運用サーバ
20 Webページ
21 ホームページ
22 紹介ページ
23 相談ページ
24 登録ページ
25 助言ページ
30 データベース
31 商品関連情報データベース(DB)
32 会員個人情報データベース(DB)
33 会員別相談内容データベース(DB)
34 専門家個人情報データベース(DB)
35 専門家別助言内容データベース(DB)
36 検索エンジン
40 表示制御部
50 メール制御部
100、200 Web端末
【発明の属する技術分野】
この発明は、商品を購入した消費者がインターネットを利用して専門家に相談可能な商品の動向収集システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、メーカが製造し、消費者が使用する商品について、メーカまたは販売会社にはその商品の品質を保証することが求められる。しかし、商品には、例えば自動車や家電製品などのように、保証期間中に不具合を起こした部品を交換することで品質保証を達成できるものがある反面、例えば化粧品やサプリメントなどのように、それを使った消費者が身体に不具合を起こしてから交換しますでは済まないものもある。
【0003】
後者のような商品を扱うメーカまたは販売会社にとって、商品の品質をどのようにして保証するかは大きな課題である。すなわち、商品を購入した消費者がその商品を使用している間、その使用者に対し継続して安心と安全を提供し続けることこそが重要である。
【0004】
とくに、商品を使用したときに使用者の身体に現れるかもしれない反応については、個人個人の体質や生活習慣の違いに左右される要素が大きいことから、このような「一人一人の違い」(個人差)を考慮に入れて品質を保証することは実際には不可能である。また、一人の使用者についてみても、その商品を使い始めてから使い終わるまでの間に起きる季節や環境や体調の変化などにより、身体に反応が現れたり消えたりすることがあり、このような場合に不安を抱くなといっても無理である。しかし、だからといって「売りっぱなし」では済まされないこともまた異論の余地がない。
【0005】
そのため、商品を購入した消費者に対して、その商品の使用中に何らかの保証をする必要性は認識しているものの、その方法が見つからないというメーカや販売会社が多く存在していた。
【0006】
また、商品を購入して使用していたら身体に不具合が起きたものの、素人では因果関係も不明で、誰にも相談することができなくて困っているという消費者も多く存在していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
この発明の課題は、使用したとき消費者個人個人の体質や生活習慣の違いによって不具合の現れる場合があり、しかもその現れ方が人それぞれで一様でない商品など、主に人間の身体を対象とする商品について、その商品を購入した消費者に今までにない「安心」をもたらすことのできる商品の動向収集システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記課題を解決するものであって、請求項1に係る発明は、商品を購入した消費者がインターネットを利用して専門家に相談可能なシステムであって、システム運用サーバがWebページとデータベースとを備え、前記Webページは、消費者が商品を購入することで取得する商品IDを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、商品に関連する情報および専門家に関する情報を表示する紹介ページと、消費者が前記紹介ページにおいて個人情報を登録することで取得するパスワードを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、前記商品についての相談を書き込み可能であり、また、専門家が登録により取得するパスワードを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、前記相談に対するアドバイス・カウンセリングを書き込み可能な相談・助言ページと、を含み、前記データベースは、前記商品に関連する情報および前記専門家に関する情報を保存してあり、かつ、前記相談・助言ページに書き込まれる前記相談の内容および前記アドバイス・カウンセリングの内容を蓄積する商品の動向収集システムである。
【0009】
請求項2に係る発明は、商品を購入した消費者がインターネットを利用して専門家に相談可能なシステムであって、システム運用サーバがWebページとデータベースとを備え、前記Webページは、消費者が商品を購入することで取得する商品IDを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、商品に関連する情報および専門家に関する情報を表示する紹介ページと、消費者が前記紹介ページにおいて個人情報を登録することで取得するパスワードを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、前記商品についての相談を書き込み可能な相談ページと、専門家が登録により取得するパスワードを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、前記相談に対するアドバイス・カウンセリングを書き込み可能な助言ページと、を含み、前記データベースは、前記商品に関連する情報を保存する商品関連情報データベースと、前記パスワードを取得した消費者の個人情報を保存する会員個人情報データベースと、各会員の前記相談ページを登録して、これに書き込まれる相談の内容を保存する会員別相談内容データベースと、前記パスワードを取得した専門家に関する個人情報を保存する専門家個人情報データベースと、各専門家の前記助言ページを登録して、これに書き込まれるアドバイス・カウンセリングの内容を保存する専門家別助言内容データベースと、を含む商品の動向収集システムである。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、この発明による商品の動向収集システムの一実施の形態を示すブロック図であり、この商品の動向収集システム1はシステム運用サーバ10を備え、システム運用サーバ10は、Webページ20、データベース30、表示制御部40およびメール制御部50を備えている。また、システム運用サーバ10は、多数の消費者A、B、…NのWeb端末100A、100B、…100Nとインターネットを介して接続可能で、また、複数の専門家α、β、γのWeb端末200α、200β、200γとインターネットを介して接続可能に構成されている。
【0011】
Webページ20には、ウェルカムページとなるホームページ21の他、消費者のための紹介ページ22、相談ページ23、専門家のための登録ページ24、助言ページ25、などが含まれる。
【0012】
ホームページ21には、例えば図2に示すように、表紙となる「MY PET−DOC(かかりつけの専門家)」画面21aが設けられ、「ようこそMY PET−DOCへ」が選択されると、購入情報入力画面21bが表示されるものである。システム1の対象となる商品を購入した消費者(購入者、商品の使用者)が、商品名、購入日、商品ID、購入地域など必要な項目をWeb端末100から入力して、「OK」ボタンを押すと、つぎの紹介ページ22にログインできるようになっている。ここで、「商品ID」とは、消費者が商品を購入することで取得するIDコードであり、商品の製品番号や物流管理情報など、製造から流通、販売にいたるその商品のすべての履歴を検索できるものである。
【0013】
また、「MY PET−DOC(かかりつけの専門家)」画面21aで「会員の方はこちらから」が選択されると、会員が取得したパスワードを入力することで自分の相談ページ23にログインするための会員用パスワード入力画面21cが表示され、また、「登録専門家の方はこちらから」が選択されると、専門家が取得したパスワードを入力することで自分の助言ページ25にログインするための登録専門家用パスワード入力画面21dが表示されるものである。そして、ホームページ21は、このシステム1の運用会社と契約している商品のメーカまたは販売会社のホームページともリンクしていて、メーカまたは販売会社のホームページからでもこのシステム1のホームページ21にジャンプできるようになっている。
【0014】
紹介ページ22には、例えば図3に示すように、ログインした商品IDに該当する「商品について」関連する情報を表示する商品関連情報表示部22a、および、登録された「専門家」に関する情報を表示する専門家情報表示部22bを有する紹介情報画面22cが設けられている。ログインした消費者がこれらの紹介情報を見て、「会員になる」ボタンを押すと、「会員登録」画面22dが表示される。
【0015】
「会員登録」画面22dで、消費者が、氏名、年齢、性別、メールアドレス、住所、職業など必要な項目をWeb端末100から入力して、「会員登録」ボタンを押すと、このシステム1に会員登録されてパスワードが付与される。消費者はここで初めて「会員」となるが、これだけではつぎの相談ページ23を利用することはできない。
【0016】
紹介ページ22には、会員が相談ページ23を利用するうえで必要不可欠な「マイカルテ問診表」入力画面22eが設けられている。この「マイカルテ問診表」入力画面22eは、会員が「マイカルテ」を作成して専門家から助言をもらうのに必要なさまざまな項目を自己申告するためのものである。自己申告が必要な項目には、例えば、(1)身長、体重、体脂肪、血圧など、(2)肌タイプ、体質など、(3)生活要素(たばこ、酒、睡眠時間など)、(4)既往歴(過去にかかった病気)、(5)薬歴(過去に長期間服用した薬)、(6)既ケア歴(過去に長期間服用したケア製品)、(7)現在かかっている病気、(8)現在服用している薬、(9)現在行なっているダイエット方法およびその期間、(10)現在摂取しているサプリメント、等々、専門家が助言をするのに必要な個人情報が含まれる。
【0017】
この「マイカルテ」とは、後述するように、相談者(会員)により相談ページ23に書き込まれた「相談内容」と、その相談者(会員)が「マイカルテ問診表」に自己申告した個人情報と、この「相談内容」および「マイカルテ問診表」に基づいて助言ページ25に書き込まれた専門家の「助言内容」とをセットにした概念であり、そのため、相談ページ23(の相談内容およびマイカルテ問診表)と助言ページ25(の助言内容およびマイカルテ問診表)とを合わせて「マイカルテ」と称することができる。
【0018】
したがって、「マイカルテ」にとって、会員の「相談内容」および専門家の「助言内容」だけでなく、会員の年齢、性別、肌質、身長、体重、体脂肪率、特筆すべき体質(アレルギーの有無など)、過去の病歴、過去長く服用していた薬、過去の使用ケア製品歴、現在の健康状態、かかっている医者や疾病、服用している薬、摂取しているサプリメント、実行しているダイエット方法、たばこ・酒の量、平均睡眠時間、等々、「相談内容に影響を与える可能性のある要素」についての情報を網羅した「自己申告された個人情報」が、必須の情報である。但し、相談者(会員)の氏名、住所、メールアドレスなどプライバシーに関わる個人情報については、専門家に対して隠すことができるものとする。
【0019】
相談ページ23には、例えば図4に示すように、ログインした会員がその商品を使って感じたさまざまな質問や相談内容を書き込むことのできる「相談内容書き込み」部23a、および、この相談に対する専門家の助言内容が表示される「助言内容」表示部23bが設けられ、「相談内容書き込み」部23aは、問診表の内容を確認できるように「マイカルテ問診表」表示部23cを逐次参照可能に構成され、また、「助言内容」表示部23bは、助言した専門家を確認できるように「専門家の選択」表示部23dを逐次参照可能に構成されている。
【0020】
専門家のための登録ページ24は、例えば図5に示すように、登録を希望する専門家が、氏名、専門、経歴、メールアドレス、住所、電話番号、勤務先など必要な個人情報をWeb端末200から入力したうえ、「審査」ボタンを押すようになっている。システム運用サーバ10でこの「審査」入力を受け付けると、このシステム1の運用会社が、契約しているメーカまたは販売会社との必要に応じた協議を含む所定の事前審査を行ない、その合格者にパスワードを発行して登録を認めるとともに、専門家として登録する。登録された専門家は、Web端末200からパスワードを入力することで、つぎの助言ページ25にログインすることができる。
【0021】
助言ページ25には、例えば図6に示すように、ログインした専門家が、各会員からシステム運用サーバ10に届いて助言を待っている相談の概要を閲覧できる「相談概要閲覧」部25aと、これらの相談と同様の相談に対してその専門家自身が過去に助言した概要を閲覧できる「助言概要閲覧」部25bと、「相談概要閲覧」部25aから選択した相談内容を表示する「相談内容」表示部25cと、この「相談内容」について自らの助言(アドバイス・カウンセリング)を書き込むことのできる「助言内容書き込み」部25dとが設けられ、「相談内容」表示部25cは、問診表の内容を確認できるように「マイカルテ問診表」表示部25eを逐次参照可能に構成されている。もちろん、「相談概要閲覧」部25aには、希望する専門家として自分(ログインした専門家)を指定した会員からの相談の概要が優先的に表示されるように構成することができる。
【0022】
データベース30には、商品に関連する情報を保存する商品関連情報データベース(DB)31、パスワードを取得して会員となった消費者の個人情報を保存する会員個人情報データベース(DB)32、会員一人一人の相談ページ23を登録して、これに書き込まれる相談の内容を保存する会員別相談内容データベース(DB)33、登録された専門家に関する個人情報を保存する専門家個人情報データベース(DB)34、専門家一人一人の助言ページ25を登録して、これに書き込まれる助言(アドバイス・カウンセリング)の内容を保存する専門家別助言内容データベース(DB)35、などが含まれ、これらの各データベースは検索エンジン36によって適宜検索できるようになっている。
【0023】
表示制御部40は、専門家がWeb端末200に自分の助言ページ25を開いたとき、会員別相談内容データベース(DB)33を検索して得られる各会員の相談内容の概要を、助言ページ25の「相談概要閲覧」部25aに表示させるものである。そのため、専門家は自分の助言ページ25を利用することで、「相談内容」表示部25cに表示される会員の「相談内容」と、「マイカルテ問診表」表示部25eに表示されるその会員の「マイカルテ問診票」の内容を目で見て確認しながら、適切なアドバイス・カウンセリングを「助言内容書き込み」部25dに書き込むことができる。
【0024】
また、表示制御部40は、会員がWeb端末100に自分の相談ページ23を開いたとき、専門家別助言内容データベース(DB)35を検索して得られる当該会員向けの助言内容を、相談ページ23の「助言内容」表示部23bに表示させるものである。そのため、会員は自分の相談ページ23を利用することで、自分が「相談内容書き込み」部23aに書き込んだ「相談内容」を目で見て確認しながら、必要に応じて「マイカルテ問診表」表示部23cに表示される自身の「マイカルテ問診票」の内容を参照しつつ、また、必要に応じて「専門家の選択」表示部23dを参照して助言した専門家を確認しながら、「助言内容」表示部23bに表示される専門家の助言(アドバイス・カウンセリング)の内容を読むことができる。このとき相談ページ23は、「マイカルテ問診票」、「相談内容」および「助言内容」の3つが揃っているから、その会員にとっての「マイカルテ」となる。
【0025】
メール制御部50は、任意の会員向けの助言が専門家によって書き込まれると、当該会員のメールアドレスに、専門家の助言が書き込まれたことを知らせるメールを送信し、また、任意の専門分野の相談が会員によって書き込まれると、当該専門分野の専門家のメールアドレスに、会員の相談が書き込まれたことを知らせるメールを送信するものである。
【0026】
次に、上記の実施の形態の作用について、構成に関する補足説明とともに説明する。
【0027】
一般の消費者が店舗で商品を購入すると、商品IDを獲得する。この場合の商品IDは、物流管理や販売管理のために各商品につけられている商品コードを、商品IDとして併用することができる。
【0028】
消費者が、例えばインターネットに接続可能な自宅のパソコンや携帯電話など各種のWeb端末100を操作してその商品のメーカまたは販売会社のホームページにアクセスし、商品IDを用いて紹介ページ22にログインすることができる。この紹介ページ22を閲覧することで、商品、成分、効果効能、お手入れの方法など、あらゆる関連項目の最新情報、登録された専門家の情報を得ることができる。
【0029】
紹介ページ22から、個人情報の登録などの必要な手続きをすることで、個人のパスワードを取得し、相談ページ23(すなわち「マイカルテ」)を作成することができる。この「マイカルテ」(相談ページ23)には、使用中の商品、使用方法、使用中の感触、症状、疾病、悩みなど、その商品を使用することで現れたあらゆる事柄を、質問や相談として直接、自由に書き込むことができる。
【0030】
一般の専門家は申し出ることで、事前審査を経てこのシステム1に専門家として登録することができる。登録された専門家は各自のパスワードを取得する。
【0031】
登録専門家は、例えばインターネットに接続可能なオフィス、クリニック、自宅のパソコンや携帯電話など各種のWeb端末200を操作して、助言ページ25を開き、相談ページ23に書き込まれている質問や相談を閲覧することができる。そして、これらの質問や相談に対する専門家としての適切なアドバイス・カウンセリングを、助言ページ25に書き込むことができる。
【0032】
そして、消費者は、自分の「マイカルテ」(相談ページ23)に回答として表示される専門家のアドバイス・カウンセリング(助言ページ25に書き込まれたもの)を自由に読むことができ、その商品の使用にまつわるさまざまな事柄を改善することができる。
【0033】
このようにして、たくさんの「マイカルテ」が作られ、各「マイカルテ」には、一人の消費者が申告・追加・更新していった個人情報、およびその商品の使用にまつわるさまざまな事柄や質問や相談が書き込まれ、これに応える専門家のアドバイス・カウンセリングが書き込まれ、データベース化される。会員別相談内容データベース(DB)33および専門家別助言内容データベース(DB)35がこれにあたる。このような大勢の消費者の「マイカルテ」の内容を分析すれば、大勢の個々の消費者にとってその商品の本当の効果効能、および、使用現場の実態、使用中に現れる変化や感想など、「購入時点」以降の状況や使用者をとりまく個人的特性(肌質、体質、食生活などの生活要因、季節などの環境要因)と使用商品との関連(適う、適わないなど)を明らかにすることができる。
【0034】
このデータベースは、このシステム1の運用会社が管理する。そして、システム運用会社は、その商品のメーカまたは販売会社からの求めに応じて、その商品の使用にまつわるさまざまな事柄や質問や相談、これに応える専門家のアドバイス・カウンセリングなどのデータベース情報(「マイカルテ」情報)を、その商品のメーカまたは販売会社に提供することができる。
【0035】
これらのデータベース情報をシステム運用会社から提供されたその商品のメーカまたは販売会社は、そのデータベース情報(「マイカルテ」情報)の内容を分析することで、大勢の消費者をマスとしてではなく、一人一人異なる存在として、また、購入者としてだけではなく「使用者」として扱うことで初めて獲得することのできるその商品の本当の効果効能を、問題点とともに「ナマの声」として把握することができる。
【0036】
したがって、その商品の改良やつぎの商品の開発にあたり、きわめて有用なデータとして役立てることが可能となる。
【0037】
この商品の動向収集システム1は、商品のメーカまたは販売会社、消費者、専門家にとって、つぎのようなメリットが挙げられる。
【0038】
<商品のメーカまたは販売会社のメリット>
(1)企業の差別化と信頼度の向上…安心感と安全性を提供できるため、「売りっぱなし」のイメージを払拭でき、企業の信頼性を獲得できる。
【0039】
(2)情報の収集・蓄積・管理・分析の効果・効率アップ…製造ラインと管理コードを統一することで、店舗までの流通や販売数等の商品情報および顧客の購入・使用情報や個人情報に至るまであらゆる情報の収集・蓄積・管理・分析を効率的に行える。
【0040】
(3)企業戦略の強化…消費者個人とワンツーワンでコミュニケーションすることで顧客のニーズにあった情報提供が可能となり、企業、ブランド、製品への信頼感、安心感、親近感、好感を創出することができる。
【0041】
(4)詳細・精密・正確な情報を随時最新で獲得できる…消費者個人とワンツーワンで随時に高頻度でコミュニケーションすることで得られる情報を製品開発、マーケティング、販売戦略に反映可能。より安全性、効果効能の高い製品・サービスを効率よく提供できる。
【0042】
(5)商品・サービスや顧客層のメリット向上に役立つ情報やサービスのサポートが可能なあらゆる専門家とのネットワークを確立することができる…商品・サービスの質、安全性、効果効能の向上を図りやすくなる。
【0043】
<消費者のメリット>
(1)安心感の向上…「専門家によるケア(質問に対する答え、アドバイス・カウンセリング等)付き」により、安心して商品を選択、購入、使用できる。
【0044】
(2)安全性の向上…商品の購入歴や使用歴データから、自分に適った(適わなかった)商品や成分の特定がしやすくなり、安全で効果的な商品の選択がしやすくなる。
【0045】
<専門家のメリット>
(1)認知獲得機会…規制や予算などの事情から充分な広告活動が困難な現状下において、消費者認知を獲得できる機会となる。
【0046】
(2)新規患者獲得機会…とくに医師にとっては、潜在患者層である消費者とのコミュニケーションによる、新規患者(顧客)獲得の機会となる。
【0047】
(3)情報獲得機会…消費者の抱える疑問、問題、ニーズに直接、深く触れることにより入手できる情報を各専門分野の技術、サービス向上に役立てられる。
【0048】
【発明の効果】
この発明は以上のように、システム運用サーバがWebページとデータベースとを備え、前記Webページは、消費者が商品を購入することで取得する商品IDを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、商品に関連する情報および専門家に関する情報を表示する紹介ページと、消費者が前記紹介ページにおいて個人情報を登録することで取得するパスワードを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、前記商品についての相談を書き込み可能であり、また、専門家が登録により取得するパスワードを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、前記相談に対するアドバイス・カウンセリングを書き込み可能な相談・助言ページとを含み、前記データベースは、前記商品に関連する情報および前記専門家に関する情報を保存してあり、かつ、前記相談・助言ページに書き込まれる前記相談の内容および前記アドバイス・カウンセリングの内容を蓄積するように構成したので、使用したとき消費者個人個人の体質や生活習慣の違いによって不具合の現れる場合があり、しかもその現れ方が人それぞれで一様でない商品など、主に人間の身体を対象とする商品について、その商品を購入した消費者に今までにない「安心」をもたらすことができ、しかもその商品の使用中継続して安心と安全を提供し続けることができる。また、消費者と、商品のメーカまたは販売会社(すなわち業界)と、専門家とが、互いに「信頼」「安心」「安全」を共有し、それを高めることによって、消費者の購買意欲が向上し、それにより、その業界の商品・サービスへのニーズが高まるとともに、専門家の活躍の場も広がり、その結果、業界全体が活性化して経済効果をもたらすことが期待できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による商品の動向収集システムの一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】ホームページの一例を示す説明図である。
【図3】紹介ページの一例を示す説明図である。
【図4】相談ページの一例を示す説明図である。
【図5】専門家登録ページの一例を示す説明図である。
【図6】助言ページの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 商品の動向収集システム
10 システム運用サーバ
20 Webページ
21 ホームページ
22 紹介ページ
23 相談ページ
24 登録ページ
25 助言ページ
30 データベース
31 商品関連情報データベース(DB)
32 会員個人情報データベース(DB)
33 会員別相談内容データベース(DB)
34 専門家個人情報データベース(DB)
35 専門家別助言内容データベース(DB)
36 検索エンジン
40 表示制御部
50 メール制御部
100、200 Web端末
Claims (2)
- 商品を購入した消費者がインターネットを利用して専門家に相談可能なシステムであって、
システム運用サーバがWebページとデータベースとを備え、
前記Webページは、
消費者が商品を購入することで取得する商品IDを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、商品に関連する情報および専門家に関する情報を表示する紹介ページと、
消費者が前記紹介ページにおいて個人情報を登録することで取得するパスワードを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、前記商品についての相談を書き込み可能であり、また、専門家が登録により取得するパスワードを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、前記相談に対するアドバイス・カウンセリングを書き込み可能な相談・助言ページと、
を含み、
前記データベースは、前記商品に関連する情報および前記専門家に関する情報を保存してあり、かつ、前記相談・助言ページに書き込まれる前記相談の内容および前記アドバイス・カウンセリングの内容を蓄積する、
ことを特徴とする商品の動向収集システム。 - 商品を購入した消費者がインターネットを利用して専門家に相談可能なシステムであって、
システム運用サーバがWebページとデータベースとを備え、
前記Webページは、
消費者が商品を購入することで取得する商品IDを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、商品に関連する情報および専門家に関する情報を表示する紹介ページと、
消費者が前記紹介ページにおいて個人情報を登録することで取得するパスワードを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、前記商品についての相談を書き込み可能な相談ページと、
専門家が登録により取得するパスワードを用いてWeb端末からログイン可能で、かつ、前記相談に対するアドバイス・カウンセリングを書き込み可能な助言ページと、
を含み、
前記データベースは、
前記商品に関連する情報を保存する商品関連情報データベースと、
前記パスワードを取得した消費者の個人情報を保存する会員個人情報データベースと、
各会員の前記相談ページを登録して、これに書き込まれる相談の内容を保存する会員別相談内容データベースと、
前記パスワードを取得した専門家に関する個人情報を保存する専門家個人情報データベースと、
各専門家の前記助言ページを登録して、これに書き込まれるアドバイス・カウンセリングの内容を保存する専門家別助言内容データベースと、
を含むことを特徴とする商品の動向収集システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002299859A JP2004133831A (ja) | 2002-10-15 | 2002-10-15 | 商品の動向収集システム |
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JP2002299859A JP2004133831A (ja) | 2002-10-15 | 2002-10-15 | 商品の動向収集システム |
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---|---|
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JP (1) | JP2004133831A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014522031A (ja) * | 2011-07-22 | 2014-08-28 | ネステク ソシエテ アノニム | 小児肥満を低減するための方法 |
JP2014522032A (ja) * | 2011-07-22 | 2014-08-28 | ネステク ソシエテ アノニム | 小児肥満の低減及び小児肥満リスクの計算のための方法 |
WO2016204218A1 (ja) * | 2015-06-18 | 2016-12-22 | Mrt株式会社 | 情報処理装置及び方法、並びにプログラム |
-
2002
- 2002-10-15 JP JP2002299859A patent/JP2004133831A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014522031A (ja) * | 2011-07-22 | 2014-08-28 | ネステク ソシエテ アノニム | 小児肥満を低減するための方法 |
JP2014522032A (ja) * | 2011-07-22 | 2014-08-28 | ネステク ソシエテ アノニム | 小児肥満の低減及び小児肥満リスクの計算のための方法 |
WO2016204218A1 (ja) * | 2015-06-18 | 2016-12-22 | Mrt株式会社 | 情報処理装置及び方法、並びにプログラム |
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