JP2004133670A - 情報機器、情報システム、制御方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】情報機器1に入力する主暗証コードを忘れた際の副暗証コードを認証する副暗証コード認証部6を設け、正しい利用者やサービスマンが副暗証コードを入力した際には、主暗証コードを初期化してクリアするか再表示をする。
更に、副暗証コードをメモリカード14に記憶してキーとして家人が管理したり、情報センタサーバ−12と通信して副暗証コードの再通知プログラムや初期化用プログラムを実行するようにすれば一層安全性を向上できる。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、機器の操作権限の認証に用いる暗証コードを失念した際のバックアップ方法を有する情報機器、情報システムおよびその制御方法、プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、家屋侵入による窃盗犯罪の増加に伴い、住居における監視システムの需要が増加している。従来この種の監視システムは、侵入者検知用の複数のセンサ機器とその情報を収集し警報や通報を発する中央処理装置(情報機器)との組み合わせであった。
【0003】
また最近では、在宅時や外出時などの状況により警備モードを設定解除したり変更したり、警備モードに応じてどのセンサ機器を動作状態にするかを予め設定しておける数種類の警備モードを備えた情報機器などの各種設定が可能なシステムも提案されている。
【0004】
しかし、これらの設定や解除の操作が外部者が簡単に実行できるものでは、監視システムとしての意味をなさないため、家人が入力した4ケタ程度の暗証コードが予め情報機器に登録した暗証コードと一致するかどうかにより認証する暗証番号方式などのセキュリティ機能が一般的に採用されている。
【0005】
ところが、逆に暗証コードなどが必要になる事から、利用者がこれを失念してしまう場合があり、いざ外出する際に警戒モードに設定できなかったり、帰宅時に解除できずに自分自身がセンサに検知されて不便な思いをするといった不都合が生じる。
【0006】
そこで、暗証コードの失念時にも利用者が極力不便を感じずに対処できる第2、第3のセキュリティ機能を備えることが重要になってくる。
【0007】
こうしたセキュリティ機能の例としては、別の補助となるサブ暗証コードを使用できうるようにする提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−34723号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前記従来の構成では、こうしたサブ暗証コードの提示は、利用者の暗証コードの失念に対する懸念を払拭でき、利便性を向上させて使い勝手を向上できうる一方、逆にあまり簡易にサブ暗証コード自体やその想起のきっかけとなるを情報を表示して開示してしまうことは、侵入者などに対してサブ暗証コード自体が新たなセキュリティホールとなりうる課題があった。
【0010】
本発明は、上記従来の課題を解決するためのもので、主となる暗証コードの失念時に補助となるサブ暗証コードを情報端末または情報センターのサーバー装置に記憶させる。こうしたサブ暗証コードは紙などのハードコピーやメモリーカードなどに記憶させ、家人だけが知っている家内の保管場所に隠し置くこともできる。例えば、警戒モード中に家人が帰宅した際に暗証コードを失念した際にも、家人は保管場所を知っているため直ちにサブ暗礁コードを参照できる一方、侵入者などは探し回っている間に、センサ機器が家人を検知してから解除までの猶予時間として設定されたディレイ時間を越えてしまい警報が発令する事となる。
【0011】
このようにして、本発明は予備の暗証コードを備えることにより、暗証コードの失念に対する第2、第3のセキュリティ機能を備えることができる情報機器、情報システムおよびその制御方法、プログラムを提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の情報機器は、家庭内の1つまたは複数の端末機器と通信手段を介して接続することができる情報機器で、前記端末機器の一部がセンサ機器から構成されており、前記センサ機器に対して設定機能を有した情報機器において、第1の暗証コードを認証した際に前記設定機能の一部ないし全部の操作を許可する主暗証コード認証部と、第2の暗証コードを認証した際に前記主暗証コード認証部に登録した第1の暗証コードの初期化や再通知を行う副暗証コード認証部とを設けてなる情報機器を提供するものである。
【0013】
以上のような構成とすることにより、本発明によれば、暗証コードを失念した場合でもその救済手段として、副暗証コードを入力することにより主暗証コードを初期化して再登録したり、再通知して覚え直す事ができうるものである。従って、情報装置は暗証コードを忘れても安全に少ない手間で対応できるバックアップの安全機能を備えることができるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、家庭内の1つまたは複数の端末機器と通信手段を介して接続することができる情報機器で、前記端末機器の一部がセンサ機器から構成されており、前記センサ機器に対して設定機能を有した情報機器において、第1の暗証コードを認証した際に前記設定機能の一部ないし全部の操作を許可する主暗証コード認証部と、第2の暗証コードを認証した際に前記主暗証コード認証部に登録した第1の暗証コードの初期化を行う副暗証コード認証部とを設けた情報機器を提供するものである。以上のような構成とすることにより、本発明によれば、暗証コードを失念した場合でもその救済手段として、副暗証コードを入力することにより主暗証コードを初期化して再登録できうるものである。従って、情報装置は暗証コードを忘れても安全に少ない手間でバックアップの安全機能を備えることができるものである。
【0015】
請求項2に記載の発明は、家庭内の1つまたは複数の端末機器と通信手段を介して接続することができる情報機器で、前記端末機器の一部がセンサ機器から構成されており、前記センサ機器に対して設定機能を有した情報機器において、第1の暗証コードを認証した際に前記設定機能の一部ないし全部の操作を許可する主暗証コード認証部と、第2の暗証コードを認証した際に前記主暗証コード認証部に登録した第1の暗証コードの再通知を行う副暗証コード認証部とを設けた情報機器を提供するものである。以上のような構成とすることにより、本発明によれば、暗証コードを失念した場合でもその救済手段として、副暗証コードを入力することにより主暗証コードを再通知させることができうるものである。従って、情報装置は暗証コードを忘れても安全に少ない手間でバックアップの安全機能を備えることができるものである。
【0016】
請求項3に記載の発明は、請求項1の発明に加えて、家庭外の情報センターのサーバー機器と通信手段を介して接続することができる情報機器を提供するものである。従って、この情報センターから前記情報端末をリモート制御して主暗証コードの初期化を行うことにより、初期化プログラムをセキィリティ性の高いサーバーで管理でき、情報端末のメモリなどの省資源化をも図ることができうるものである。
【0017】
請求項4に記載の発明は、、請求項2の発明に加えて、家庭外の情報センターのサーバー機器と通信手段を介して接続することができる情報機器を提供するものである。従って、この情報センターから前記情報端末をリモート制御して主暗証コードの再通知を行うことにより、暗証コードをセキィリティ性の高いサーバー機器で分散管理できうるものである。
【0018】
請求項5荷記載の発明は、請求項1ないし4の発明に加えて、副暗証コード認証部が、メモリーカードなどの可搬型記憶媒体へのアクセス手段を有し、前記記憶媒体に記憶した副暗証コードを読み出して認証する情報機器を提供できるものである。従って、メモリカードを物理的なキーとして使うことができ、より高いセキュリティ性を確保できる。
【0019】
請求項6に記載の発明は、請求項3または4の発明に加えて、副暗証コード認証部が、メモリーカードなどの可搬型記憶媒体へのアクセス手段を有し、前記記憶媒体に記憶されたサーバー機器への接続に必要な情報を読み出して前記サーバー機器と通信する情報機器を提供できるものである。従って、記憶媒体に記憶された情報を使って通常とは異なるアカウントや権限レベルでサーバー機器との通信できうる構成が採れ、より高い信頼性を確保できる。
【0020】
請求項7に記載の発明は、請求項1または3の発明に加えて、副暗証コード認証部が、メモリーカードなどの可搬型記憶媒体へのアクセス手段を有し、前記記憶媒体に記憶された初期化処理のプログラムを実行する情報機器を提供できうるものである。従って、初期化処理のプログラムを情報機器の中に持たないため、安全性を高められるとともに、情報端末のメモリなどの省資源化をも図ることができうるものである。
【0021】
請求項8に記載の発明は、請求項1または3の発明に加えて、副暗証コード認証部が、メモリーカードなどの可搬型記憶媒体へのアクセス手段を有し、前記記憶媒体に記憶された再通知処理のプログラムを実行する情報機器を提供できうるものである。従って、主暗証コードの再通知処理のプログラムを情報機器の中に持たないため、安全性を高められるとともに、情報端末のメモリなどの省資源化をも図ることができうるものである。
【0022】
請求項9に記載の発明は、請求項3または4の発明に加えて、副暗証コード認証部が、入力された副暗証コードをサーバー機器に送信し、返送された受信結果により認証の是非を判定する情報機器を提供できるものである。従って、情報機器内に副暗証コードのデータを持たないため、より安全性を向上できる。
【0023】
請求項10に記載の発明は、請求項3または4の発明に加えて、副暗証コード認証部が、サーバー機器からの提示条件に応じて入力された暗証コードを送信し、返送された受信結果により認証の是非を判定する情報機器を提供できる。従って、長期間継続して同じ副暗証コードを繰り返し使われることがなく、一層高い安全性の情報機器を提供できる。
【0024】
請求項11に記載の発明は、請求項1〜10のいずれかに記載の情報機器、情報システムおよびその制御方法の少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供するものである。従って、プログラムであるので汎用コンピュータや携帯情報端末を用いて本発明の情報機器の一部あるいは全てを容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布やインストール作業が簡単にできる。
【0025】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0026】
(実施例1)
実施例1の情報機器について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施例1における情報機器およびセンサ機器の概略模式図を示すものである。以下に本実施例における構成を説明する。
【0027】
図1の1は、セキュリティシステムの中央制御装置を構成する情報機器である。2は情報機器1全体を制御する制御部、3は例えば4ケタの番号といった暗証コードを入力操作するキースイッチなどからなる入力部、4は表示部、5は入力部3から入力された主暗証コードを制御部2を経由して受け取り認証を行う主暗証コード認証部、6は同じく主暗証コードを忘れた際などの補助用途として入力される副暗証コードの認証を行う副暗証コード認証部である。主暗証コード認証部5と副暗証コード認証部6は、まず主暗証コード暗礁部5で認証されなかった場合に副暗証コード認証部6で認証の判定を行うように構成しても、暗証コードの前後などに”#”や”*”などのコードを付加して入力させ、これらのコードで判別してもよい。7は宅内のセキュリティ用のセンサ機器群と無線による通信を行う無線通信部であり、情報機器1は無線部7により、洗濯機、エアコン、電子レンジなどのネット機器や防犯機器などを総称した端末機器と通信する。8、9は情報機器1と通信する防犯機器を代表するセンサ機器の一例であり、8は赤外線などにより侵入者の接近や動きを検知する人感センサ、9は磁気センサや赤外線の遮断により扉や窓の開閉を見張ることで侵入者を検知する扉開閉センサである。
【0028】
一般に本実施例のようなセキュリティシステムでは、在宅中には家人自身の出入りや動きを検知して警報を発しないように、センサ機器全てを非動作状態とする「解除モード」や、2階や3階部分など一部のセンサ機器のみを動作状態にする「部分警戒モード」、家人が外出する際に全てのセンサ機器を動作状態にする「警戒モード」などを設けて家人の生活状況に合わせて使い分けるようにしている。また、「警戒モード」で帰宅した際にも玄関に設置した扉開閉センサ9に家人自身が検知されて警報を発するのを防ぐために、一定時間のディレイ時間以内に「解除モード」に変更すれば警報を発しないようなディレイ設定が設けられている。
【0029】
こうした各モードへの移行や解除などの設定機能を、侵入者などが勝手に操作できるのではセキュリティ機器としての用を成さない。このため、安全に関る設定機能の操作の際は、入力部3から入力させた暗証コードを認証して初めて操作ができるように構成する。
【0030】
ところが、この暗証コードを失念した際には情報機器1が操作できなくなるため、この不都合をバックアップする手段が必要となる。本発明では、補助コードとなる副暗証コードを用いて救済手段を実現する。
【0031】
図5のフロー図を用いて外出の前に「解除モード」から「警戒モード」に設定する場合の流れを明する。今、「警戒モード」に設定するためのスイッチを押下して設定が開始される(S11)と、情報装置1は暗証コードの入力を求める音声や表示を流してユーザに主暗証コードを入力させる(S12)。入力された主暗証コードを判定して(S13)、正しければそのまま「警戒モード」に設定して(S20)終了する。主暗証コードが間違っていて認証されなければ、「警戒モード」の設定を中止し(S14)、主暗証コードの失念時のバックアップ処理として副暗証コードの入力を要求する音声や表示を流し副暗証コードを入力させる(S15)。この副暗証コードを判定し(S16)、正しく認証できれば初期化処理を実行して現在登録している主暗証コードを初期化して新しい主暗証コードを設定できる状態にするかどうかを問い合わせる(S17)。YESなら初期化処理を実行し(S18)、新しい主暗証コードを設定して(S19)この主暗証コードで操作認可できうるようにする。副暗証コードを判定し(S16)、間違っていればそのまま終了する。この時、副暗証コードが間違っているケースでは3回など一定回数の再入力を求め、これを越えて一致しない場合は警報を発するようにしておいても良い。
【0032】
(実施例2)
実施例1の図5の説明では、副暗証コードが認証された際の処理は、登録した主暗証コードを初期化する処理としたが、情報機器1の表示部4に登録してある主暗証コードを表示するなどの方法で再通知し、利用者に主暗証コードを想起してもらう構成でも構わない。再通知の方法としては、表示部4に表示する以外にも合成音声で再生するといった方法でも構わない。また、センサの警報の吹鳴処理としたが、家人の携帯電話や、セキュリティ会社など予め登録した電話番号へ発呼を行う処理でも構わない。
【0033】
(実施例3)
実施例3の情報機器について図面を参照しながら説明する。図2は本発明の実施例2における情報機器およびセンサ機器の概略模式図を示すものである。以下に本実施例における構成を説明する。
【0034】
図2の構成では図1の構成に加えて、情報センターサーバとの接続によりリモートメンテナンス機能を付加した構成となっている。10は宅外のインターネット網に接続する通信部、11はインターネットなどのデータ通信網であり、12は情報センターサーバーである。情報センタ−サーバー12は情報端末1の動作状況を収集してリモート管理すると共に、バージョンアップ用プログラムやメンテナンス用プログラムを各家庭の情報端末1にダウンロードして実行させるといった機能を実装する。
【0035】
情報装置1で利用者が入力した副暗証コードが承認されると、情報端末1は情報センターサーバー12の初期化の権限を有するアカウントにログインし、主暗証コード忘れの状況を通知する情報を送信する。情報センターサーバー12は、これに応じて主暗証コード初期化用プログラムを情報端末1にダウンロードして実行する。
【0036】
(実施例4)
実施例3の情報装置1で利用者が入力した副暗証コードが承認された際の処理は、登録した主暗証コードを初期化する処理としたが、情報センターサーバー12予めアップロードしていた主暗証コードをダウンロードして情報機器1の表示部4に表示するなどの方法で再通知し、利用者に主暗証コードを想起してもらう構成でも構わない。再通知の方法としては、表示部4に表示する以外にも合成音声で再生するといった方法でも構わない。情報端末1の表示部4に再表示したり音声でする構成でも構わない。
【0037】
なお、主暗証コード自体は、情報センターサーバー12にアップロードせずに、情報端末1に記憶した主暗証コードを再通知する再通知プログラムのみをダウンロードする構成でも構わない。
【0038】
(実施例5)
実施例5の情報機器について図面を参照しながら説明する。図3は本発明の実施例3における情報機器およびセンサ機器の概略模式図を示すものである。以下に本実施例における構成を説明する。
【0039】
図3の構成では図1の構成に加えて、副暗証コードの入力に物理的なキーとしてメモリカードを使用する構成としている。図3の14は副暗証コードを記憶したメモリカードであり、13はこのメモリカードを読み書きする記憶媒体アクセス部である。
【0040】
この場合の動作例を図6のフロー図で説明する。家人が「警戒モード」で外出した際に帰宅すると、玄関ドアなどの人感センサ8に検知される(S21)と、無線通信部7へセンサの検知を通信すると、情報機器1は警報を吹鳴させるまでの猶予時間をカウントダウンする。家人は情報端末1の所に行き、主暗証コードを覚えている際には(S22)、主暗証コードを入力して(S30)警報の吹鳴をキャンセルして停止する。一方、主暗証コードを失念した際には、副暗証コードを記憶したメモリカード14を宅内の隠し場所や携帯している鞄などから準備し(S23)、これを記憶媒体アクセス部13に装着する(S24)。このときセンサの検知対象が家人以外の侵入者であった場合には、メモリカード14を家人が携帯しているために入手できなかったり、隠し場所から探し出すのに手間が掛るため、猶予時間内にメモリーカード14の装着ができす警報が発令されることになる(S29)。家人の場合には猶予時間内にメモリカード14が装着されたことが確認されると、メモリカード14に記憶された副暗証コードが読込まれ(S25)、センサ端末の警報吹鳴がキャンセルされる(S26)。続いて登録されている主暗証コードを初期化してクリアし(S27)、利用者が新しい主暗証コードを再登録して覚えなおす(S28)。
【0041】
以上のように、副暗証コードの入力を、キーとしてメモリカードに記憶させ、これを家人が家に隠して保管したり、携帯して持ち歩いたりすることにより、万が一のケースとして侵入者がデタラメに入力した副暗証コードが、万が一にもたまたま一致して認証される不都合もなくすことができ、よりセキュリティ性の高いシステムを実現することができる。
【0042】
なお、本実施例においては、副暗証コードが認証された場合には主暗証コードを初期化する処理(S27)を説明したが、初期化処理の変わりに主暗証コードを表示したり音声で再生するなどの再通知処理でも構わない。
【0043】
なお、メモリーカード14には副暗証コード以外の製造シリアル番号などの別の認証コードを記憶しておき、暗証コード自体は利用者が入力部3から入力する方法を用いて、更に高いセキュリティを実現する構成でも構わない。
【0044】
(実施例6)
実施例4の情報機器について図面を参照しながら説明する。図4は本発明の実施例4における情報機器およびセンサ機器の概略模式図を示すものである。以下に本実施例における構成を説明する。
【0045】
図4の構成では図3の構成に加えて、情報センターサーバーとの接続によりリモートメンテナンス機能を付加した構成となっている。10は宅外のインターネットに接続する通信部、11はインターネットなどのデータ通信網であり、12は情報センターサーバである。情報センタ−サーバー12は情報端末1の動作状況をリモート管理すると共に、バージョンアップ用プログラムやメンテナンス用プラグラムを各家庭の情報端末1にダウンロードして実行させる。
【0046】
メモリカード14から副暗証コードがロードされて承認されると、情報端末1は情報センターサーバー12の初期化の権限を有するアカウントにログインし、主暗証コード忘れの状況を通知する情報を送信する。情報センターサーバー12は、これに応じて主暗証コード初期化プログラムや主暗証コード再通知プログラムを情報端末1にダウンロードして実行するものである。
【0047】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、家庭内の1つまたは複数の端末機器と通信手段を介して接続することができる情報機器で、前記端末機器の一部がセンサ機器から構成されており、前記センサ機器に対して設定機能を有した情報機器において、第1の暗証コードを認証した際に前記設定機能の一部ないし全部の操作を許可する主暗証コード認証部と、第2の暗証コードを認証した際に前記主暗証コード認証部に登録した第1の暗証コードの初期化を行う副暗証コード認証部とを設けなる情報機器を提供するものである。
【0048】
以上のような構成とすることにより、本発明によれば、暗証コードを失念した場合でもその救済手段として、副暗証コードを入力することにより主暗証コードを初期化して再登録できうるものである。従って、情報装置は暗証コードを忘れても安全に少ない手間でバックアップの安全機能を備えることができる効果を有するものである。
【0049】
従って、本発明の情報機器、情報システムおよびその制御方法、プログラムを用いることによって、容易に、高精度に、信頼性の高い、低コストな監視システムが可能となり、HII(HOME INFORMATION INFRASTRUCTURE)事業の拡大に大きく寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における情報機器およびセンサ機器の機能ブロック図
【図2】本発明の実施例3における情報機器およびセンサ機器の機能ブロック図
【図3】本発明の実施例5における情報機器およびセンサ機器の機能ブロック図
【図4】本発明の実施例6における情報機器およびセンサ機器の機能ブロック図
【図5】本発明の実施例3における情報機器のフロー図
【図6】本発明の実施例5における情報機器のフロー図
【符号の説明】
1 情報機器
2 制御部
3 表示部
4 主暗証コード認証部
5 副暗証コード認証部
6 宅内無線通信部
7 端末機器
8 人感センサ
9 扉開閉センサ
Claims (11)
- 家庭内の1つまたは複数の端末機器と通信手段を介して接続することができる情報機器において、前記端末機器の一部がセンサ機器から構成され、前記センサ機器に対して設定機能を有し、第1の暗証コードを認証した際に前記設定機能の一部ないし全部の操作を許可する主暗証コード認証部と、第2の暗証コードを認証した際に前記主暗証コード認証部に登録した第1の暗証コードの初期化を行う副暗証コード認証部とを設けた情報機器。
- 家庭内の1つまたは複数の端末機器と通信手段を介して接続することができる情報機器において、前記端末機器の一部がセンサ機器から構成されており、前記センサ機器に対して設定機能を有し、第1の暗証コードを認証した際に前記設定機能の一部ないし全部の操作を許可する主暗証コード認証部と、第2の暗証コードを認証した際に前記主暗証コード認証部に登録した第1の暗証コードの再通知を行う副暗証コード認証部とを設けた情報機器。
- 家庭内の1つまたは複数の端末機器および家庭外の情報センターのサーバー機器と通信手段を介して接続することができる情報機器において、前記端末機器の一部がセンサ機器から構成されており、前記センサ機器に対して設定機能を有し、第1の暗証コードを認証した際に前記設定機能の一部ないし全部の操作を許可する主暗証コード認証部と、第2の暗証コードを認証した際に前記サーバー機器から前記情報端末をリモート制御して前記主暗証コード認証部に登録した第1の暗証コードの初期化を行う副暗証コード認証部とを設けた情報機器。
- 家庭内の1つまたは複数の端末機器および家庭外の情報センターのサーバー機器と通信手段を介して接続することができる情報機器において、前記端末機器の一部がセンサ機器から構成されており、前記センサ機器に対して設定機能を有し、第1の暗証コードを認証した際に前記設定機能の一部ないし全部の操作を許可する主暗証コード認証部と、第2の暗証コードを認証した際に前記サーバー機器から前記情報端末に前記主暗証コード認証部に登録した第1の暗証コードの再通知を行う副暗証コード認証部とを設けた情報機器。
- 副暗証コード認証部が、メモリーカードなどの可搬型記憶媒体へのアクセス手段を有し、前記記憶媒体に記憶した第2の暗証コードを読み出して認証する請求項1ないし4いずれか1項に記載の情報機器。
- 副暗証コード認証部が、メモリーカードなどの可搬型記憶媒体へのアクセス手段を有し、前記記憶媒体に記憶されたサーバー機器への接続に必要な情報を読み出して前記サーバー機器と通信する請求項3または4に記載の情報装置。
- 副暗証コード認証部が、メモリーカードなどの可搬型記憶媒体へのアクセス手段を有し、前記記憶媒体に記憶された初期化処理のプログラムを実行する請求項1から3いずれか1項に記載の情報装置。
- 副暗証コード認証部が、メモリーカードなどの可搬型記憶媒体へのアクセス手段を有し、前記記憶媒体に記憶された再通知処理のプログラムを実行する請求項1から3いずれか1項に記載の情報装置。
- 副暗証コード認証部が、入力された副暗証コードをサーバー機器に送信し、前記サーバー機器から返送された認証結果により認証の是非を判定する請求項3または4項に記載の情報機器。
- 副暗証コード認証部が、サーバー機器からの提示条件に応じて入力された副暗証コードを送信し、前記サーバー機器から返送された認証結果により認証の是非を判定する請求項3または4項に記載の情報機器。
- 請求項1〜10のいずれかに記載の情報機器、情報システムおよびその制御方法の少なくとも一つのステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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