JP2004129827A - 髪用ブラシ - Google Patents

髪用ブラシ Download PDF

Info

Publication number
JP2004129827A
JP2004129827A JP2002297008A JP2002297008A JP2004129827A JP 2004129827 A JP2004129827 A JP 2004129827A JP 2002297008 A JP2002297008 A JP 2002297008A JP 2002297008 A JP2002297008 A JP 2002297008A JP 2004129827 A JP2004129827 A JP 2004129827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
base
engagement
brush unit
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002297008A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4162200B2 (ja
Inventor
Kenji Endo
遠藤 謙治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Hitachi Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyushu Hitachi Maxell Ltd, Hitachi Maxell Ltd filed Critical Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP2002297008A priority Critical patent/JP4162200B2/ja
Publication of JP2004129827A publication Critical patent/JP2004129827A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4162200B2 publication Critical patent/JP4162200B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Brushes (AREA)

Abstract

【課題】ブラシ本体に対してスライド自在に装着したブラシユニットを抜け外れ不能にロック保持でき、従って落下衝撃などを受ける場合にも、ブラシユニットがブラシ本体から分離して脱落するのを確実に防止できる髪用ブラシを提供する。
【解決手段】ブラシ本体1と、そのブラシ台3に着脱可能に装着されるブラシユニット2と、ブラシユニット2を取り外し不能にロック固定するロック構造とを備えている。ブラシ台3とブラシユニット2との接合面は、互いに接近嵌合する第1係合動作と、第1係合動作と交差する向きにスライド嵌合する第2係合動作とを経て互いに係合できる。ロック構造は、ブラシユニット2のベース40に設けた接当部45と、接当部45に係脱するロック体46と、ロック体46をロック解除操作する操作体47とで構成する。ロック体46は、接当部45に係脱するストッパー枠48と、ストッパー枠48から延びる一対の弾性腕49とで門形に形成する。弾性腕49が弾性変形することにより、ストッパー枠48が接当部45に対して係脱できる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、本体ケースに対してブラシユニットを着脱可能に装着してある髪用ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
髪用ブラシにおいて、ブラシ本体に対してブラシユニットを着脱自在に装着することは公知である(例えば特許文献1参照)。特許文献1におけるブラシユニットは、円盤状の基盤の片面に一群のブリッスルを植設してあり、ブラシ本体の取付盤に対して、基盤を回動操作することにより着脱できる。本発明のブラシにおいては、ブラシ本体に対してブラシユニットをスライド操作して着脱するが、この種の着脱構造は公知である(例えば特許文献2参照)。ブラシユニットを本体ケースに対して着脱可能とする髪用ブラシにおいては、落下衝撃を受けるような場合に、ブラシユニットが本体ケースから抜け外れることがある。このようなブラシユニットの抜け落ちを防ぐために、本体ケースやブラシユニットの側にロック爪を設けることは公知である(例えば特許文献3参照)。
【0003】
【特許文献1】
登録実用新案第3042750号公報(段落番号008、図2)
【特許文献2】
実開平5−37133号(項番号0010−0011、図2)
【特許文献3】
特開2001−353020号公報(段落番号0023−0029、図6)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、ブラシ本体に対してスライド装着したブラシユニットを抜け外れ不能にロック保持でき、従って落下衝撃などを受けた場合にも、ブラシユニットがブラシ本体から分離し脱落するのを確実に防止できる髪用ブラシを提供することにある。
【0005】
本発明の目的は、ブラシユニットを抜け外れ不能にロック保持するためのロック構造を簡素化して、ロック構造の構成部品点数を減少し、その分だけ全体コストの削減化を図り、壊れ難くて耐久性に優れた髪用ブラシを提供することにある。
【0006】
本発明の目的は、使用者の明確な意図がない限りは、ブラシユニットのロック状態をロック解除操作することができず、従って使用途中のブラシユニットが誤ってロック解除操作されてブラシ本体から抜け外れるのを防止できる髪用ブラシを提供することにある。
【0007】
本発明の目的は、ブラシ本体をコンパクトに折り畳むことができ、しかも使用者にとって使いやすい携行用の髪用ブラシ、なかでもブラシ本体の内部にイオン発生機能を備えた携行用の髪用ブラシを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の髪用ブラシは、図1に示すごとくブラシ本体1と、ブラシ本体1のブラシ台3に着脱可能に装着されるブラシユニット2と、ブラシ台3とブラシユニット2との間に設けられて、ブラシユニット2を取り外し不能にロック固定するロック構造を備えている。ブラシ台3とブラシユニット2との接合面には、互いに係合できる複数対の第1係合体43と第2係合体22とが設けられる。
【0009】
前記ロック構造は、図5に示すごとくブラシユニット2のベース40に設けた接当部45と、接当部45を受け止めてブラシユニット2の分離スライドを阻止するロック体46と、ロック体46をロック解除操作する操作体47とで構成する。ブラシユニット2はブラシ台3に対して前端側からスライド装着されて、ブラシ台3の前端部に設けたロック体46で受け止め係合してある。
【0010】
具体的には、接当部45をベース40の前端面とした。
【0011】
第1係合体43と第2係合体22とは、互いに接近嵌合する第1係合動作と、第1係合動作と交差する向きにスライド嵌合する第2係合動作を経て係合できるように構成する。
【0012】
ロック体46と操作体47は一体に形成する。
【0013】
ロック体46は、ベース40の接当部45に対して係脱できるストッパー枠48と、ストッパー枠48から延びる一対の弾性腕49とで門形に形成されており、ブラシ台3に固定した弾性腕49が弾性変形することにより、ストッパー枠48が接当部45に対して係脱変位できる。そして、操作体47はストッパー枠48と一体に形成することができる。
【0014】
ブラシ本体1は、それぞれ個別に形成されるブラシ台3とグリップ4とを連結軸5で連結して折り畳み可能に構成する。折り畳み状態において、ブラシユニット2とグリップ4とは対向している。
【0015】
ブラシユニット2のベース40と、ブラシ台3の基壁20との接合面には、図8に示すごとく互いに嵌合してブラシユニット2とブラシ台3との左右方向の遊動を阻止する位置決め壁42と装填凹部23とがそれぞれ設けられている。
【0016】
ブラシ台3とグリップ4とを折り畳んだ状態におけるブリッスル41とグリップ4との対向間隔E1は、図3に示すごとく、第1係合動作における第1係合体43と第2係合体22との係合長さE2よりも小さく寸法設定することができる。
【0017】
ブラシ台3は、内ケース3Aと、内ケース3Aに外嵌装着される外ケース3Cとを含んで内外二重に構成されており、内ケース3Aの基壁20の両側に、図4および図8に示すごとく外ケース3Cの開口端縁28を受け止めるフランジ24が張り出し形成されており、前記フランジ24を含む内ケース3Aの基壁20に、ブラシユニット2のベース40が装着されている。
【0018】
ブラシ本体1の内部にはマイナスイオン発生装置を組み込んであり、マイナスイオン発生装置は、図2に示すごとく電池8、回路基板9、電源スイッチ10、トランス11、放電体12、送風ファン13およびモーター14を含み、乾電池8、回路基板9、電源スイッチ10が、グリップ4内に組み込まれ、トランス11、放電体12、送風ファン13およびモーター14が、ブラシ台3の内部に組み込まれている。
【0019】
【発明の作用効果】
本発明では、複数対の第1係合体43および第2係合体22を介して、ブラシユニット2をブラシ台3に係合装着し、ブラシユニット2のベース40に設けた接当部45をロック体46で受け止めて、ブラシユニット2が分離方向へスライド移動し、両係合体43・22の解離を防止するので、ブラシ本体1が落下衝撃を受ける場合にも、ブラシユニット2を確実にロック保持して、ブラシ台3から抜け外れるのを確実に防止できる。また、ブラシユニット2をブラシ台3に対して前端側からスライド装着し、ブラシ台3の前端部に設けたロック体46で受け止め係合すると、ロック体46およびこれを操作する操作体47が、グリップ4から十分な距離をとることができ、使用状態において、間違ってもグリップ4を握り締めた手で操作体47を操作してしまうことがない。つまり、使用者の明確な意図がない限りは、ブラシユニット2のロック状態をロック解除操作することができず、従って、使用途中のブラシユニット2が誤ってロック解除操作されてブラシ本体1から抜け外れるのを確実に防止できる。
【0020】
ベース40の前端面を接当部45とすることにより、ベース40に係合用突起や係合用凹部を専用に形成する必要がなくなり、ベース40側の係合部の強度低下を防止することができる。また成形用の金型構造も簡素化できる。
【0021】
ブラシユニット2を異なる方向の係合動作を経てブラシ台3に係合装着するので、単一の係合動作のみでブラシユニット2をブラシ台3に係合装着する場合に比べて、ブラシユニット2を外れにくい状態の許に装着固定できる。
【0022】
ロック体46と操作体47を一体に形成することにより、ロック体46と操作体47とを別部品で構成する場合に比べて、部品点数が減り、その分だけ髪用ブラシの製造コストを削減できる。
【0023】
ベース40の接当部45に係脱するストッパー枠48と、一対の弾性腕49とでロック体46を門形に形成し、ロック体46をロック解除操作するための操作体47を、ストッパー枠48と一体に形成したロック構造によれば、ロック構造の構成部品点数を減少し、その分だけ全体コストを削減化できるうえ、壊れ難くて耐久性に優れたロック構造が得られる。弾性腕49が弾性変形することにより、弾性腕49と一体のストッパー枠48が接当部45に対して係脱変位するようにしてあると、ロック体46をロック付勢するためのばねを省略できる。また、ロック体46と操作体47とを別部品で構成する場合に比べて、部品点数が減り、ストッパー枠48を確実に係脱操作できる利点もある。
【0024】
ブラシ台3とグリップ4とを連結軸5を介して折り畳み可能に連結したブラシ本体1によれば、不使用状態においてブラシ台3とグリップ4とをコンパクトに折り畳むことができるので、髪用ブラシを持ち歩く際に嵩張らない。折り畳み状態においては、ブラシユニット2とグリップ4とが対向するので、ブラシユニット2をグリップ4で保護できる利点もある。
【0025】
ブラシユニット2のベース40と、ブラシ台3の基壁20との接合面に、互いに嵌合する位置決め壁42と装填凹部23とが設けられていると、ブラシユニット2をブラシ台3に装着した状態において、ブラシユニット2が左右方向へ遊動したり、あるいはがた付くのを確実に阻止できるので、着脱可能なブラシユニット2を備えた髪用ブラシにおいて、髪を適正に梳き流し、あるいはくせ付けできる。ブラシユニット2に作用する衝撃力は、そのベース40とブラシ台3の基壁20とに分散できる利点もある。
【0026】
ブラシ台3とグリップ4とを折り畳んだ状態において、ブリッスル41とグリップ4との対向間隔E1が、図3に示すごとく第1係合動作における第1係合体43と第2係合体22との係合長さE2より小さく設定されていると、何らかの理由でブラシユニット2が分離スライドして、爪43aと第2係合体22との係合が解除されたとしても、ブリッスル41がグリップ4で受け止められるので、それ以上ブラシユニット2が抜け外れるのを防止できる。従って、ブラシ台3とグリップ4とが折り畳んである状態において、床面に取り落とすことがあっても、ブラシユニット2がブラシ台3から分離して、紛失するのを確実に防止できる。
【0027】
何らかの理由でブラシユニット2が分離する方向にスライドして、爪43aと装着穴22との係合が解除されたとしても、図3の状態においてブリッスル41はグリップ4で受け止められるので、それ以上にブラシユニット2が抜け外れるのを防止できる。
【0028】
ブラシ台3は、内ケース3Aと外ケース3Cとを含んで内外二重に構成したうえで、内ケース3Aの基壁20の両側に設けたフランジ24で外ケース3Cの開口端縁28を受け止め、さらにフランジ24を含む基壁20にブラシユニット2のベース40を装着してあると、ブラシユニット2をより広い面積で安定した状態下に受け止めることができる。ブラシユニット2やブラシ台3に作用する外力や衝撃力は、内外2重のケース3A・3Cで分散して受け止めることができるので、ブラシ台3の破損をよく防止でき、例えばブラシ台3に内蔵の電装品を確実に保護できる。
【0029】
マイナスイオン発生装置の構成部品のうち、電池8、回路基板9、電源スイッチ10をグリップ4内に組み込み、トランス11、放電体12、送風ファン13およびモーター14をブラシ台3の内部に組み込んだ髪用ブラシによれば、髪をブラシユニット2で梳く際に、水分を含むマイナスイオンを毛髪に吹き付けることができるので、髪を水分率の高いしっとりとした状態に維持できる。
【0030】
【実施例】
(実施例1) 図1ないし図9は本発明に係る髪用ブラシの実施例を示す。図1および図3において、髪用ブラシは折り畳み可能に構成したブラシ本体1と、ブラシユニット2と、ブラシ本体1の内部に組み込まれるイオン発生装置とからなる。
【0031】
ブラシ本体1は、側面視がそれぞれ半円状に形成されたブラシ台3とグリップ4とを連結軸5で連結してなり、ブラシ台3とグリップ4とは連結軸5を介して円形に折り畳んだ図3の状態と、アラビア数字の3の形に拡開した図2の状態とに揺動開閉できる。
【0032】
ブラシユニット2は、ブラシ台3におけるグリップ4との対向面に装着され、両者3・4を拡開した状態においてブラシユニット2で髪を梳くことができる。
【0033】
図2においてマイナスイオン発生装置は、電源となる2個の乾電池(電池)8、イオン発生回路が実装された回路基板9、電源スイッチ10、トランス11、針状の放電電極と、同電極に対し所定の距離を設けて配設された対向電極を含む放電体12、送風ファン13およびこれを駆動するモーター14と、中継基板15などを含む。これらの構成部品のうち、乾電池8、回路基板9、それに電源スイッチ10はグリップ4内に組み込む。トランス11、放電体12、送風ファン13およびモーター14、それに中継基板15はブラシ台3内に組み込んである。
【0034】
上記のように構成したイオン発生装置によれば、トランス11で昇圧した高電圧が、放電体12に印加され、放電電極から対向電極へ向かって電子が放出されるので、両電極の周辺の空気中の酸素分子がマイナスイオン化され、空気流とともに吹出口44から放出される。微少水分を含むマイナスイオンは、毛髪の内部深くまで浸透して水分を補給でき、従って髪の水分率を高めることができる。頭部周辺に浮遊するマイナスイオンは、リラックス効果を高める作用も期待でき、イオン健康装置として利用することもできる。各電装品に電力を供給する電源としては、乾電池8に限らず、充電池、スーパーキャパシタ、或いは商用電源であってもよい。
【0035】
図4および図5において、ブラシ台3はブラシユニット2が装着される内ケース3Aと、内ケース3Aの開口側面を塞ぐケース蓋3Bと、内ケース3Aおよびケース蓋3Bに外嵌装着される透明の外ケース3Cと、内外ケース3A・3Cの間に挟み込まれる3枚の装飾シートとで構成してある。
【0036】
内ケース3Aは一側面が開口する花弁形のプラスチック成形品からなり、ケース内に放電体12、トランス11、モーター14を差し込み装着するためのホルダーを有する。図5においてブラシユニット2が装着される内ケース3Aの基壁20には、マイナスイオンを送出するための中央のイオン放出口21と、ブラシユニット2を係合装着するための4個の装着穴(第2係合体)22とが開口している。基壁20の外面の左右中央部には、図8に示すごとくブラシユニット2の左右方向の位置決めを図るための浅い装填凹部23が長手方向に沿って凹み形成されており、その左右両側にフランジ24が張り出し形成されている。基壁20の基端には連結ボス25が一体に設けてある。符号26は内ケース3Aの円弧周面に開口した吸風口である。
【0037】
外ケース3Cは、内ケース3Aより一回り大きなケース体からなり、内ケース3Aの円弧周面と向きあう面が開口している。この開口面の左右幅は、内ケース3Aのフランジ24の左右幅に一致しており、図8に示すように、外ケース3Cを内ケース3Aに被せ付けた状態では、外ケース3Cの開口端縁28がフランジ24で受け止められる。外ケース3Cには、先の吸風口26と対向する円弧周面に吸込口29が開口している。ケース蓋3Bおよび外ケース3Cは、それぞれ内ケース3Aに溶着固定される。
【0038】
図6においてグリップ4は、内ケース4Aと、内ケース4Aの開口側面を塞ぐケース蓋4Bと、内ケース4Aおよびケース蓋4Bに外嵌装着される透明の外ケース4Cと、電池蓋33と、内外ケース4A・4Cの間に挟み込まれる3枚の装飾シートとで構成してある。
【0039】
内ケース4Aは、一側面が開口する花弁形のプラスチック成形品からなり、これのケース内に電池室や、回路基板9用のホルダーを形成してある。グリップ4におけるブラシ台3との対向面、すなわち内ケース4Aの上壁には乾電池8を出し入れするための出入口32が形成されており、この出入口32はスライド開閉される電池蓋33で塞がれる。内ケース4Aの基端には連結ボス34を一体に形成してある。外ケース4Cは、内ケース4Aより一回り大きなケース体からなり、内ケース4Aの円弧周面と向きあう面が開口している。ケース蓋4Bおよび外ケース4Cは、それぞれ内ケース4Aに溶着固定される。
【0040】
図4においてブラシユニット2は、短冊(板)状のベース40の外面に一群のブリッスル41を一体に成形したプラスチック成形品からなる。ベース40の外面の左右中央には、長手方向に沿って位置決め壁42が膨出形成されており、その長手方向両端近くと、左右方向中央部位の左右との4箇所に逆L字状の第1係合体43が突起として一体に突設されている。ベース40の中央には、マイナスイオンを送出するための吹出口44を有する。
【0041】
ブラシ台3に対するブラシユニット2の装着要領を説明すると、図1に示すごとくブラシユニット2側の第1係合体43が、ブラシ台3側の前記装着穴22に対し接近して嵌合する第1係合動作(図1の右向き)と、第1係合動作と直交する向きにブラシユニット2をスライド嵌合する第2係合動作(図1の下向き)とを経て、第1係合体43を装着穴22に抜け止め状に係合する。第2係合動作は、ブラシユニット2をブラシ台3の前端から後端に向けてスライドさせる動作であるが、この第2係合動作だけで抜け止め状に係合される構造とすることができる。
【0042】
両者が係合した図3の状態においては、第1係合体43の横向きの爪43aが装着穴22の開口周縁壁で受け止められており、爪43aによる引き寄せ作用でベース40が基壁20側に密着する。また、図7および図8に示すように、ベース40の位置決め壁42が装填凹部23に嵌合し、髪を梳く際にブラシユニット2がブラシ台3に対して左右方向にもぐらつくことはない。図1、図3に示すように、位置決め壁42と装填凹部23は、ともに湾曲形状となっており互いの接触面積が増大している。この接触抵抗増大により、ブラシユニット2の前後、左右方向のぐらつきをさらに確実に防止できる。
【0043】
ブラシ台3に対するブラシユニット2の装着状態を維持して取り外し不能にロック固定するために、ブラシ台3とブラシユニット2との間にはロック構造を設ける。図5および図7において、そのロック構造は、前記ベース40の前端面の接当部45と、接当部45を受け止めてブラシユニット2が分離する方向にスライドするのを阻止するロック体46と、ロック体46をロック解除操作するための操作体47とを含み、ブラシ台3の基壁20の前端部(図1において上端側)に配備されている。
【0044】
そのためのロック体46は、図5に示すごとくベース40の接当部45に対して係脱できるストッパー枠48と、ストッパー枠48から延びる左右一対の弾性腕49とで門形に一体成形されている。操作体47はストッパー枠48と一体に成形する。図5に示すように、基壁20の前端寄り部位に弾性腕49の突端をかしめて固定することにより、ロック体46はブラシ台3と一体化され、この状態で弾性腕49が弾性変形することでストッパー枠48は接当部45に対して係脱自在に変位できる。操作体47、およびストッパー枠48の変位を許すために、基壁20の前端には凹部50が形成されている。図1、図3に示すように、ベース40の前端面を接当部45とすることにより、ベース40に係合用突起や係合用凹部を専用に形成する必要がなくなり、ベース40側の係合部の強度低下を防止することができる。またベース40成形用の金型構造も簡素化できる。
【0045】
上記のように、ロック体46に操作体47が外部に突出するよう一体成形されていると、ロック構造の構成部品点数を減らすことができるうえ、ロック体46および操作体47を別部品で形成した場合に比べて、構造強度を高めて壊れ難いものになる。図2に示すように操作体47は、グリップ4から最も離れた基壁20の前端に配置されているので、誤って操作体47をロック解除操作することがなく、使用者の明確な意図がない限りは、使用途中のブラシユニット2がロック解除操作されてブラシ台3から抜け外れるのをよく防止できる。なお、ロック体46の一部であるストッパー枠48と操作体47のみを一体成形し、弾性腕49を省略した構造の場合は、基壁20の前端壁とストッパー枠48間にストッパー枠47押し上げ用のコイルばねを配設する構造となる。
【0046】
図2および図9に示すように、ブラシ台3の左右幅寸法Bは、ブラシ台3の前後寸法Wよりも充分に小さいので、ブラシ台3を片手で持って操作体47をロック解除操作したり、他方の手でブラシユニット2を分離する方向にスライド操作したり、あるいは装着操作する場合には、ブラシ台3の円弧周面の全体を手のひらで受け止めて確りと掴み保持できる。従って操作体47をより確実にロック解除操作し、ブラシユニット2の着脱操作が簡便に行えることになる。
【0047】
電源スイッチ10は、ブラシ台3とグリップ4との開閉動作に連動してオン状態とオフ状態とに切り換わる。すなわち、ブラシ台3とグリップ4とが折り畳んであるときはオフ状態になっており、両者3・4を拡開操作するとオン状態に切り換わる。なお、ブラシ台3とグリップ4とを折り畳み状態と拡開状態において位置決め保持するために、両者3・4の連結部には節動機構を組み込んであり、従って使用途中に電源スイッチ10が不用意に切り換わることはない。
【0048】
髪用ブラシを円形に折り畳んだ図3の状態においては、ブリッスル41の下端が連結軸5の回動中心を通る水平面を越えて下面側へ突出する。そのため、ブリッスル41の下方への突出量分だけグリップ4の上面、すなわち電池蓋32は、連結軸5の回動中心を通る水平面から下方へ凹んだ位置に設けてある。
【0049】
この折り畳み状態におけるブリッスル41とグリップ4との対向間隔E1は、図3に示すように、第1係合動作における第1係合体43と第2係合体22との係合長さE2よりも小さく寸法設定してある。そのため、何らかの理由でブラシユニット2が分離方向にスライドして、爪43aと装着穴22との係合が解除されたとしても、ブリッスル41はグリップ4で受け止められるので、それ以上ブラシユニット2が抜け外れるのを阻止する。抜け外れを阻止するために四組すべての第1係合体43と第2係合体22との係合長さE2をブリッスル41とグリップ4との対向間隔E1より大きい寸法にする必要はなく、一組のみの第1係合体43と第2係合体22との係合長さE2をブリッスル41とグリップ4との対向間隔E1より大きい寸法としたものであってもよい。
【0050】
上記構成の髪用ブラシによれば、ロック体46のストッパー枠48がベース40の接当部45を受け止めて、ブラシユニット2が分離する方向(図1での上向き方向)へスライド変位するのを阻止するので、ブラシが床面上に落下して大きな衝撃を受けても、ブラシユニット2がブラシ台3から抜け外れることはなく、ブラシユニット2の装着状態を確実に維持できる。
【0051】
髪を梳く場合には、イオン発生装置によって生成されたマイナスイオンが、ブラシユニット2の吹出口44から空気流とともに噴出されて髪に付着するので、空気中に浮遊する水分子を髪に吸着させてしっとりとした状態に維持できる。
【0052】
ブラシユニット2を水洗い清掃するような場合には、図3の想像線で示すように操作体47を矢印方向へ押し下げ操作すると、ストッパー枠48と接当部45との係合が解除されるので、この状態のままでブラシユニット2をスライド操作して分離することができる。
【0053】
図10は髪用ブラシの別実施例を示す。そこでは、ブラシ台3の基壁20に装填ベース51を膨出形成し、装填ベース51の左右側面の前後に逆L字状の溝を第2係合体22として形成した。また、ブラシユニット2側のベース40は、装填ベース51に外嵌するキャップ状に構成し、その左右側壁の内面前後に先の第2係合体22と係合する第1係合体43を円形突起状に形成した。さらに、ブラシユニット2をブラシ台3に装着する際の第1係合動作によって互いに係合する突起52と係合穴53とが設けられている。図示例の突起52はブラシユニット2のベース40に設け、係合穴53は装填ベース51に長穴として形成した。
【0054】
このように、突起52と係合穴53を付加してあると、何らかの理由でブラシユニット2が分離スライドして、両係合体22・43の係合が解除されたとしても、突起52と係合穴53とによって装着姿勢を維持できるので、ブラシ本体1を折り畳んだ状態におけるブリッスル41とグリップ4との対向間隔E1が大きい場合にも、ブラシユニット2の脱落をよく防止できる。突起52の突出寸法は対向間隔E1より大きく設定した。他は先の実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。以下の別実施例においても同じ扱いとする。
【0055】
図11はロック構造に関する別実施例を示す。図11(a)では、ロック体46と操作体47とを別部品で構成し、ロック体46をばね54でロック姿勢に押圧付勢した。ロック体46はブラシ台3でスライド自在に案内支持して、ベース40の接当部45に係合するロック姿勢と、接当部45との係合が解除されるロック解除姿勢とに変位できる。操作体47はロック体46と直交する向きにスライド自在に案内支持されており、ばね54の付勢力に抗して操作体47を押し込み操作すると、ロック体46をロック解除操作してブラシユニット2を着脱できる。ロック体46と操作体47とは斜めのカム面55を介して接合している。
【0056】
図11(b)では、操作体47が回転ダイヤル57と、これの回転動作をロック体46に伝えるギヤ対58・59とで構成し、回転ダイヤル57を回転操作することによって、ロック体46をロック姿勢とロック解除姿勢とに変位できるようにした。この場合のロック体46には、終段ギヤ59と噛合うラック60が形成してある。
【0057】
上記の実施例以外に、第1係合体43と第2係合体22とは、互いに係合できる突起と、穴または凹部との関係を満足すればよく、どちらが突起であってもよい。第1係合動作は斜め方向の係合動作であってもよい。第2係合動作は第1係合動作と直交する必要はなく、交差する動作で足りる。本発明のブラシ本体1は、実施例で説明した折り畳み構造に限られず、ブラシ台3とグリップ4とが一体に設けられていてもよい。本発明は、バイブレーターを内蔵したブラシ付き頭皮マッサージャーや、ヘアーブロッサー、ヘアードライヤーなどの小型電気機器にも適用できる。また、本発明は、人間用の整髪ブラシに限らず動物(犬、猫など)用のグルーミングブラシにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブラシユニットを分離した状態でのブラシ台側の縦断側面図である。
【図2】ブラシ本体を開いた状態での側面図である。
【図3】ブラシ本体を折り畳んだ状態での縦断側面図である。
【図4】ブラシ台とこれに実装される電装部品の分解斜視図である。
【図5】ブラシユニットをブラシ台に装着した状態での斜視図である。
【図6】グリップの分解斜視図である。
【図7】図1におけるB−B線断面図である。
【図8】図2におけるA−A線断面図である。
【図9】ブラシ本体を開いた状態での正面図である。
【図10】ブラシユニットの装着構造の別実施例を示す正面図と側面図である。
【図11】ロック構造の別実施例を示す原理説明図である。
【符号の説明】
1 ブラシ本体
2 ブラシユニット
3 ブラシ台
4 グリップ
5 連結軸
8 乾電池
9 回路基板
10 電源スイッチ
11 トランス
12 放電体
13 送風ファン
14 モーター
20 ブラシ台の基壁
22 第2係合体
23 装填凹部
40 ブラシユニットのベース
41 ブリッスル
42 位置決め壁
43 第1係合体
45 接当部
46 ロック体
47 操作体
48 ストッパー枠
49 弾性腕

Claims (10)

  1. ブラシ本体1と、ブラシ本体1のブラシ台3に着脱可能に装着されるブラシユニット2と、ブラシ台3とブラシユニット2との間に設けられて、ブラシユニット2を取り外し不能にロック固定するロック構造を備えている髪用ブラシであって、
    ブラシ台3とブラシユニット2との接合面には、互いに係合できる複数対の第1係合体43と第2係合体22とが設けられており、
    ロック構造が、ブラシユニット2のベース40に設けた接当部45と、接当部45を受け止めてブラシユニット2の分離スライドを阻止するロック体46と、ロック体46をロック解除操作する操作体47とで構成されており、
    ブラシユニット2がブラシ台3に対して前端側からスライド装着されて、ブラシ台3の前端部に設けたロック体46で受け止め係合してある髪用ブラシ。
  2. 接当部45がベース40の前端面である請求項1に記載の髪用ブラシ。
  3. 第1係合体43と第2係合体22とが、互いに接近嵌合する第1係合動作と、第1係合動作と交差する向きにスライド嵌合する第2係合動作を経て係合できる請求項1または2に記載の髪用ブラシ。
  4. ロック体46と操作体47とが一体に形成してある請求項12または3に記載の髪用ブラシ。
  5. ロック体46が、ベース40の接当部45に対して係脱できるストッパー枠48と、ストッパー枠48から延びる一対の弾性腕49とで門形に形成されており、
    ブラシ台3に固定した弾性腕49が弾性変形することにより、ストッパー枠48が接当部45に対して係脱変位でき、
    操作体47がストッパー枠48と一体に形成してある請求項1ないし4のいずれかに記載の髪用ブラシ。
  6. ブラシ本体1が、それぞれ個別に形成されるブラシ台3とグリップ4とを連結軸5で連結して折り畳み可能に構成されており、
    折り畳み状態において、ブラシユニット2とグリップ4とが対向している請求項1ないし5のいずれかに記載の髪用ブラシ。
  7. ブラシユニット2のベース40と、ブラシ台3の基壁20との接合面に、互いに嵌合してブラシユニット2とブラシ台3との左右方向の遊動を阻止する装填凹部23と位置決め壁42とが設けてある請求項1ないし6のいずれかに記載の髪用ブラシ。
  8. ブラシ台3とグリップ4とを折り畳んだ状態におけるブリッスル41とグリップ4との対向間隔Eが、第1係合動作における第1係合体43と第2係合体22との係合長さより小さく設定してある請求項6記載の髪用ブラシ。
  9. ブラシ台3が、内ケース3Aと、内ケース3Aに外嵌装着される外ケース3Cとを含んで内外二重に構成されており、
    内ケース3Aの基壁20の両側に、外ケース3Cの開口端縁28を受け止めるフランジ24が張り出し形成されており、
    前記フランジ24を含む内ケース3Aの基壁20にブラシユニット2のベース40が装着してある請求項1ないし8のいずれかに記載の髪用ブラシ。
  10. ブラシ本体1の内部にマイナスイオン発生装置が組み込まれており、
    マイナスイオン発生装置は、電池8、回路基板9、電源スイッチ10、トランス11、放電体12、送風ファン13およびモーター14を含み、
    乾電池8、回路基板9、電源スイッチ10の三者がグリップ4内に組み込んであり、
    トランス11、放電体12、送風ファン13およびモーター14がブラシ台3に組み込んである請求項1ないし9のいずれかに記載の髪用ブラシ。
JP2002297008A 2002-10-10 2002-10-10 髪用ブラシ Expired - Fee Related JP4162200B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002297008A JP4162200B2 (ja) 2002-10-10 2002-10-10 髪用ブラシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002297008A JP4162200B2 (ja) 2002-10-10 2002-10-10 髪用ブラシ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004169825A Division JP3629270B2 (ja) 2004-06-08 2004-06-08 髪用ブラシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004129827A true JP2004129827A (ja) 2004-04-30
JP4162200B2 JP4162200B2 (ja) 2008-10-08

Family

ID=32286817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002297008A Expired - Fee Related JP4162200B2 (ja) 2002-10-10 2002-10-10 髪用ブラシ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4162200B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008194439A (ja) * 2007-01-19 2008-08-28 Mitsubishi Electric Corp 洗濯乾燥機
CN114784584A (zh) * 2022-03-31 2022-07-22 华能伊敏煤电有限责任公司 一种具有压力补偿的高低压环用电刷

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008194439A (ja) * 2007-01-19 2008-08-28 Mitsubishi Electric Corp 洗濯乾燥機
CN114784584A (zh) * 2022-03-31 2022-07-22 华能伊敏煤电有限责任公司 一种具有压力补偿的高低压环用电刷
CN114784584B (zh) * 2022-03-31 2023-05-23 华能伊敏煤电有限责任公司 一种具有压力补偿的高低压环用电刷

Also Published As

Publication number Publication date
JP4162200B2 (ja) 2008-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05154016A (ja) 電気歯ブラシ保持器
JP6670553B2 (ja) 電気掃除機
US20160031099A1 (en) Electric shaver
US20130117949A1 (en) Electric toothbrush with excellent vibration efficiency
JP2018075188A (ja) 電気掃除機
KR20120005357U (ko) 휴대 겸용 공기청정기
CN108742473B (zh) 一种具有扩展手柄功能的除毛球机
JP2004129827A (ja) 髪用ブラシ
JP3629270B2 (ja) 髪用ブラシ
TWI637714B (zh) Electric sweeper
WO2022176584A1 (ja) 電気掃除機
JPWO2019039138A1 (ja) クリーナ
CN214631947U (zh) 一种清洁用刷体及清洁设备
CN210673204U (zh) 用于清洁设备的底座组件和具有其的清洁设备
CN220529897U (zh) 尘杯锁扣装置及吸尘器
CN217547914U (zh) 一种地刷组件及清洁设备
CN217547913U (zh) 一种地刷组件及清洁设备
CN210842844U (zh) 清洁装置
JPH02200230A (ja) 蓄電池式電気掃除機
US20240115888A1 (en) Mask
CN219813979U (zh) 便于尘杯解锁的手持式清洁装置
JPH0228856Y2 (ja)
JPH0517007Y2 (ja)
CN217310676U (zh) 牙刷和牙刷组件
CN110326997B (zh) 清洁设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20051003

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20061123

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071115

A977 Report on retrieval

Effective date: 20080131

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20080312

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20080510

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080716

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20080718

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees