JP2004129121A - Transmitting apparatus and receiving apparatus of digital broadcast content, broadcast system and broadcast method - Google Patents
Transmitting apparatus and receiving apparatus of digital broadcast content, broadcast system and broadcast method Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004129121A JP2004129121A JP2002293581A JP2002293581A JP2004129121A JP 2004129121 A JP2004129121 A JP 2004129121A JP 2002293581 A JP2002293581 A JP 2002293581A JP 2002293581 A JP2002293581 A JP 2002293581A JP 2004129121 A JP2004129121 A JP 2004129121A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stream
- main stream
- packet
- sub
- broadcast
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Television Systems (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声情報などのコンテンツの放送に係り、特に、かかるコンテンツを放送によって視聴者側に配信する放送側装置、放送されたかかるコンテンツを受信する受信側装置、かかるコンテンツを配信する放送システム及び放送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、デジタル放送受信中に電波が途切れて(瞬断して)データが受信できなくなった場合には、「クリフ・エフェクト」と呼ばれる突然放送が途切れる「音切れ」現象が発生することがある。
【0003】
従来、これを補正する1つの方法として、他の機器から受信したTS(トランスポートストリーム)中の付加情報内に不連続情報が含まれているか否かを検出し、不連続情報が検出された場合には、TS中の付加情報の取り込みを行なうことにより、外部から入力されるプログラム(番組)が変化したときのデータの復号化を迅速に行ない、復号出力が途切れないようにする技術がある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、他の方法として、データ放送による送信データファイルが途切れた場合には、放送局からの電波を利用して、データファイルを伝送するとともに、このデータファイルのファイル属性を含む補助情報を有する送信ファイルー覧を、データファイルとは別のファイルとして伝送するデータ放送システムがある。これにより、未到着データファイルの存在を確認して、そのファイル名も特定することができる。また、エラーメッセージを別途表示するような必要がなく、邪魔になることもない。さらに、リトライを繰り返して未到着データを取りに行き、既に受信しているデータやエラーメッセージの表示に時間がかかるという問題を回避する(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−216848号公報
【0006】
【特許文献2】
特開平10−243366号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術においては、不連続情報を検出した後、デジタルデータが再度正常に検出されるまでの間、最後に正常に出力したデジタルデータを出力し続けている。このような方法では、視聴者にとっては音声が不自然になってしまう。
【0008】
また、上記従来技術では、いずれも放送データが来ないことを検知してから、代替データの作成、並びに最後に正常に出力したデータを出力するために、処理の時間遅れが発生し易くリアルタイム性を満足させることが難しい。この時間遅れは、デジタル放送の視聴者にとっては心地よいものではなく、リアルタイムで視聴者が意識しないようにデジタルデータを補完し、出力する方法が望ましい。
【0009】
本発明の目的は、かかる問題を解消し、放送音声コンテンツの瞬断による途切れをリアルタイムで精度良く補完し、良好な品質の音声コンテンツを受信可能としたデジタル放送コンテンツの送信側装置、受信側装置、放送システム及び放送方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明によるデジタル放送コンテンツの送信側装置は、デジタル音声素材をエンコーダで圧縮符号化処理し、この処理によって得られるビットのストリームをデジタル放送コンテンツとして送出するものであって、エンコーダは、圧縮符号化された該デジタル音声素材のメインストリームとサブストリームとの2つのストリームを生成し、メインストリームとサブストリームとを、それら間に放送中で生ずる瞬断の時間長に応じた時間差を持たせて、該デジタル放送コンテンツとする瞬断対応処理手段を設けたものである。
【0011】
また、本発明によるデジタル放送コンテンツの受信側装置は、デジタル音声素材のパケット化されたメインストリームと該メインストリームよりも遅延された該デジタル音声素材のパケット化されたサブストリームとの多重信号からなる番組信号を受信する受信手段と、受信手段で受信された番組信号から所望の番組信号のメインストリームとサブストリームとのパケットを抽出するパケット抽出手段と、パケット抽出手段で抽出されたパケットを、メインストリームのパケットとサブストリームのパケットとを分離するパケット分離手段と、パケット分離手段で分離されたメインストリームのパケットを保持するメインストリームバッファと、パケット分離手段で分離されたサブストリームのパケットを保持するサブストリームバッファと、メインストリームバッファからメインストリームのパケットを順次取り込んで逆パケット化処理して圧縮符号化されたデジタル音声素材に変換し、かつ瞬断によって該インストリームバッファからメインストリームのパケットが取り込めないとき、取り込めないメインストリームに対応するサブストリームのパケットをサブストリームバッファから取り込んでメインストリームの瞬断を補完して逆パケット化処理し、圧縮符号化されたデジタル音声素材とする逆パケット化処理手段と、逆パケット化処理手段からの圧縮符号化されたデータ音声素材を伸長復号するAACデコーダとを備えたものである。
【0012】
さらに、本発明によるデジタル放送コンテンツの放送システムは、デジタル音声素材を圧縮符号化してビット列からなるメインストリームとこのメインストリームよりも放送中に発生する瞬断の時間長に相当する遅延時間遅延されたサブストリームとを生成し、メインストリームとサブストリームとをパケット化して多重し、放送信号として送出する番組素材配信装置と、放送信号を送信して番組放送を行なう放送装置と、放送信号を受信してメインストリームとサブストリームとに分離し、該メインストリームを、瞬断によるその途切れの期間をパケット単位でサブストリームで補完しながら、伸長復号してもとのデジタル音声素材を復元する受信端末とからなるものである。
【0013】
さらに、本発明によるデジタル放送コンテンツの放送方法は、デジタル音声素材を圧縮符号化してビット列からなるメインストリームとメインストリームよりも放送中に発生する瞬断の時間長に相当する遅延時間遅延されたサブストリームとを生成して夫々パケット化し、多重化して放送し、この放送を受信して、受信信号からメインストリームとサブストリームとに分離し、メインストリームを、瞬断によるその途切れの期間をパケット単位でサブストリームで補完しながら、伸長復号してもとのデジタル音声素材を復元するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明によるデジタル放送コンテンツの送信側装置、受信側装置、放送システム及び放送方法の一実施形態を示す構成図である。
【0015】
同図において、送信側装置である。番組素材配信局1では、素材管理編集部3で管理される素材DB(データベース)2が設けられており、これに放送するデジタル情報としての音声の番組素材(コンテンツ)が格納されている。音声番組素材としては、音声番組のモノラル音声やステレオ音声、テレビ番組の音声、移動体端末や携帯端末の音声などがある。かかる番組素材は、磁気テープなどの記録媒体などで収録されたものでもよいし、TVカメラ8やマイクロホン9から入力されたものでもよい。かかる番組素材は、素材管理編集部3で番組用に編集・デジタル化されて素材DB2に蓄積される。素材切替部4で、素材DB2からの蓄積コンテンツとTVカメラ8やマイクロホン9といったライブコンテナツの切替えを行なう。
【0016】
素材DB2に格納されている所定の番組素材を放送する場合には、素材管理編集部3によってこの番組素材が読み出され、エンコーダ5に供給されて圧縮符号化された後、局側瞬断対応処理部6で、この番組素材の放送中に生ずる瞬断を防止するための処理がなされる。この局側瞬断対応処理部6から出力される番組素材は送出部7に供給され、デジタル変調がなされて送出される。
【0017】
かかる番組素材を衛星デジタル通信によって放送する場合には、番組素材配信局1から送出されたかかる番組素材が番組情報としてアップリンク局10に送られ、このアップリンク局10に割り当てられた周波数帯の番組放送信号に変換されて衛星11(放送衛星や通信衛星など)に送信され、そこで所定の処理がなされて地上に送信される。また、番組素材配信局1から送出される番組素材を地上波デジタル通信によって放送する場合には、かかる番組素材が番組情報として地上波デジタル放送局12に送られ、この地上波デジタル放送局12に割り当てられた周波数帯の番組放送信号に変換されて送信される。
【0018】
一方、受信側装置である受信端末13では、ユーザの選局操作により、衛星11もしくは地上波デジタル放送局12からの番組放送信号が受信アンテナ14からRF受信部15で受信され、周波数変換や増幅などの処理がなされる。RF受信部15でかかる処理がなされた番組放送信号は、デジタル復調部16でデジタル復調された後、端末側瞬断対応処理部17に供給される。この端末側瞬断対応処理部17では、衛星11もしくは地上波デジタル放送局12から受信端末13に放送される番組放送信号、特に、音声放送信号(勿論、テレビジョン番組の音声信号も含む)に瞬断が生じた場合、番組素材配信局1の局側瞬断対応処理部6によってなされた瞬断防止処理に基づいて、この瞬断による音声の途切れをなくす処理(瞬断補正処理)が行なわれる。局側瞬断対応処理部6で処理された番組放送信号は、デコーダ18で復号伸長処理がなされた後、アナログ信号に変換され、その映像信号は映像・図形表示部19に供給されて番組の映像が表示され、また、音声信号は音声再生部20に供給されて音声再生が行なわれる。
【0019】
ここで、瞬断は音声情報に対して、特に、問題となるので、局側瞬断対応処理部6は、番組素材のうち、音声情報に対して瞬断防止処理が行なわれる。このようにして、放送注に瞬断が発生しても、受信端末13では、送信側での瞬時防止処理に基づいて、受信した音声信号の瞬断の補正が行なわれ、音声の途切れをなくすことができる。
【0020】
また、番組素材配信局1におけるエンコーダ5は、MPEG(Moving PictureExperts Group)2の規格に基づく圧縮符号化処理(エンコード)を行なうものであり、従って、受信端末13でのデコーダ18は、MPEG2の規格に基づく復号伸長処理(エンコード)を行なうものである。音声情報に対しては、エンコーダ5として、サブバンド符号化を使用し、聴覚心理的な特性を利用して高能率の圧縮を図るAAC(Advanced Audio Coding)エンコーダを用いる。従って、受信端末13側では、デコーダ18として、これによって圧縮符号化された音声情報を伸長復号するAACデコーダを用いる。
【0021】
各放送局12には、図2に示すように、放送のために、5.6MHzの周波数帯が割り当てられており、この周波数帯は13のセグメント1〜13に区分されて使用される。そして、セグメント1〜5,9〜13は、家庭用のチャンネル(固定サービス)用として、高ビット(高品質)の画像の放送に用いられる。また、A階層としてのセグメント7は携帯端末向けのコンテンツの放送に用いられ、B階層としてのセグメント6,8は移動体向けのコンテンツの放送に用いられる。このようにして、各放送局12には、3チャンネルの番組放送の周波数帯が割り当てられており、1つの放送局12から家庭向けと携帯端末向けと移動体向けの3つの放送を行なうことができる。音声番組素材についても、同様である。従って、図1での受信端末は、家庭内のTV受信機やラジオ受信機であってもよいし、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯端末であってもよいし、カーナビなどの移動体端末であってもよい。
【0022】
図3はこの実施形態の局側瞬断対応処理部6と端末側瞬断対応処理部17とによる瞬断の補正処理の基本原理を示す説明図である。
【0023】
同図において、放送局側では、番組素材配信局6での局側瞬断対応処理部6がエンコーダ5から供給される音声番組素材の圧縮符号化データであるビット列からなるストリームそれ自体をメインストリームとし、同じ音声番組素材からこのメインストリームよりも所定時間TDだけ遅延されたサブストリームを作成し、これらメインストリームとサブストリームとを多重化して放送するものである。
受信端末側では、端末側瞬断対応処理部17において、受信した音声番組信号からメインストリームとサブストリームとに分離してバッファに蓄積し、メインストリームに瞬断による音声番組素材の途切れがあると、その部分をサブストリームの対応する部分で補完するものである。
【0024】
この実施形態では、かかる原理のもとに、放送サービスの対象となる端末毎に、即ち、家庭内の上記受信端末に対する固定サービスと移動体端末に対する移動体サービスと携帯端末に対する携帯サービスとでメインストリームとサブストリームとの関係を異ならせ、夫々のサービスに適応した関係とするものである。
【0025】
次に、図1における番組素材配信局1と受信端末13の要部をさらに詳細に説明する。
【0026】
図4は音声番組素材に関する図1での番組素材配信局1の要部の一具体例を示すブロック図であり、図1に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0027】
同図において、瞬断対応プロファイルテーブル28には、放送サービスの種類(即ち、固定サービス,移動体サービス,携帯サービス)毎に瞬断に対処させるためのメインストリームとサブストリームとの関係を規定するプロファイルが格納されている。
【0028】
かかるプロファイルの一具体例を図5で説明すると、ここでは、図示するように、音声番組を音楽向けとニュース向けとする1つの例を示しており、固定サービス,移動体サービス,携帯サービス毎に音楽向けの番組とニュース向けの番組とでメインストリームとサブストリームとのビットレートと、瞬断補完のためのメインストリームに対するサブストリームの遅延時間TD(図3)を規定している。
【0029】
ここでは、家庭などへの固定サービスの場合には、図5(a)に示すように、高品質の音楽やニュースの音声を提供するために、メインストリームを高ビットレートの144kbpsとし、その瞬断を補完するためのサブストリームも、同様に、144kbpsのビットレートとしている。また、瞬断も、落雷時などによる非常に短いものとなるので、上記の遅延時間TDも2秒とし、2秒までの瞬断は補完できるようにしている。
【0030】
車載用受信端末などへの移動体サービスの場合には、図5(b)に示すように、音楽向けの番組の場合には、高品質の音声を提供するために、固定サービスと同様、メインストリーム,サブストリームともに高ビットレートの144kbpsとし、ニュース向けの番組の場合には、メインストリームのビットレートを128kbpsとして音楽向けの番組よりも低くし、サブストリームのビットレートをさらに低下させて64kbpsとする。このように品質を低下させても、ニュース番組を聞く分には支障がないし、また、瞬断の補完をさらに低品質のサブストリームで行なっても、格別目立つようなことはない。また、この移動体向けのサービスの場合には、トンネルなどによって比較的長い瞬断が発生する場合もあるので、瞬断補正のためのメインストリームに対するサブストリームの遅延時間TDとしては、音楽向けの番組の場合、かかる長い瞬断も補完できるようにして高品質の音楽を提供できるようにするために、10秒とし、ニュース向けの番組の場合には、音楽ほどの高品質を必要としないので、5秒として、これ以上の瞬断は短縮するようにする。
【0031】
携帯電話などの携帯サービスの場合には、図5(c)に示すように、高品質の音声を必要としないから、音楽向け,ニュース向けの番組ともに、メインストリームのビットレートを96kbpsとし、サブストリームは音楽向け番組で96kbpsとし、ニュース向け番組で64kbpsとする。そして、瞬断補完のためのメインストリームに対するサブストリームの遅延時間TDも、音楽,ニュースともに、固定サービスと移動体サービスとの中間をとって、5秒とする。
【0032】
図4に戻って、以上のような各サービス毎の規定が瞬断対応プロファイルテーブル28に格納されており、瞬断設定マンマシン29をユーザが操作することにより、放送する音声番組に該当する規定内容を読み出すことができる。即ち、瞬断対応設定マンマシン29は、ユーザの所定操作により、その表示画面に図6に示す設定画面32が表示され、この設定画面32では、サービスの種類として、「固定サービス」,「移動体サービス」,「携帯サービス」のいずれか1つを選択でき、また、音声番組の種類として、「ニュース向け」,「音楽向け」のいずれか1つを選択できる。
【0033】
いま、放送する音声番組が、一例として、移動体サービスのニュース番組とすると、ユーザがこの設定画面32のタッチ操作により、あるいは所定のキー操作により、「移動体サービス」と「ニュース向け」とを選択する。これにより、瞬断対応設定マンマシン29が瞬断対応プロファイルテーブル28に作動し、そこでの図5(b)に示す規定内容からメインストリームに対するビットレート128kbps、サブストリームに対するビットレート64kbpsを夫々読み取ってビットレート設定手段30に供給し、また、遅延時間5秒を読み取って遅延時間設定手段31に供給する。
【0034】
そこで、ビットレート設定手段30は、メインストリーム側のAACエンコーダ21にビットレート128kbpsを設定し、サブストリーム側のAACエンコーダ22に64kbpsを設定する。また、遅延時間設定手段31は、プロトコル処理手段25に遅延時間5秒を設定する。
【0035】
しかる後、放送開始時刻になると、素材管理編集部3(図1)が作動し、素材DB2からこのニュース向けの音声番組素材が読み出され、AACエンコーダ21,22に供給される。AACエンコーダ21では、この音声番組素材が圧縮符号化されてビットレート128kbpsのメインストリームが生成され、メインストリームバッファ23に蓄積され、また、AACエンコーダ22では、この同じ音声番組素材が圧縮符号化されてビットレート64kbpsのサブストリームが生成され、サブストリームバッファ24に蓄積される。
【0036】
プロトコル処理手段25は、メインストリームバッファ23からメインストリームを、サブストリームバッファ24からサブストリームを、さらに、PSI/SI設定手段27からPSI(Program Specific Information:番組特定情報)/SI(Service Information:番組配列情報)のデータを夫々取り込み、MPEG2の規格に基づいてパケット化処理するのであるが、サブストリームバッファ24からのサブストリームの取り込みは、遅延時間設定手段31によって設定された遅延時間TD(=5秒)だけ遅れて開始される。これにより、メインストリームに対してサブストリームが5秒だけ遅延されたものとなる。パケット化されたメイン,サブストリームやPSI/SIのデータは、パケット多重化手段26により、多重化され、1つの多重ストリームとなって送出部7に供給される。
【0037】
ここで、図7により、プロトコル処理手段25とパケット多重化手段26の動作の一具体例を説明する。
【0038】
同図において、音声番組放送の開始では、プロトコル処理手段25は、まず、メインストリームバッファ23のバッファサイズを確保し(ステップ100)、次いで、遅延時間設定手段31によって設定された遅延時間TD(=5秒)をもとに、サブストリームバッファ24のサイズを、メインストリームバッファ23のバッファサイズよりもこの遅延時間TDに相当するサブストリームのデータサイズ分大きいサイズに設定する(ステップ101)。従って、サブストリームバッファ24のサイズは、図5に示すサービスや素材の種類毎の遅延時間TDの違いに応じて、異ならせることになる。メインストリームバッファ23へのメインストリームの書込みとサブストリームバッファ24へのサブストリームの書込みとは同時に開始されるが、サブストリームバッファ24からのサブストリームの読み出しは、メインストリームバッファ23からのメインストリームの読み出しよりも、遅延時間TDだけ遅れて開始されることになる。従って、プロトコル処理手段25には、サブストリームがメインストリームよりも遅延時間TDだけ遅れて供給されることになる。
【0039】
プロトコル処理手段25は、メインストリームバッファ23からのメインストリームやサブストリームバッファ24からのサブストリーム,PSI/SI設定手段27からのPSI/SIのデータを並列処理でもってパケット化するのであるが、まず、メイン,サブストリームをPES(Packetized Elementary Stream)パケット化し(ステップ103,104)、PSI/SIのデータをセクション化する(ステップ108)。
【0040】
なお、図7では、PSI/SIのデータのセクション化処理は番組コンテンツのストリーム(メインストリームやサブストリーム)に対して並列処理として示しているが、番組コンテンツのストリームについては、図面の都合上、同じ処理の流れの中に示している。ステップ102は、便宜的に並列処理であることを示すために挿入したものである。
【0041】
図8はPESパケットのフォーマットの概略を示すものであって、図示するように、PESパケットは、メインストリームやサブストリームを符号化・復号単位であるアクセスユニット単位で区分し、この1つのアクセスユニット単位をペイロードとし、これにPESへッダを付加したものである。PESヘッダには、128ビットの「PES_private_data(PESプライベートデータ)」を付加することができ、この実施形態では、この「PES_private_data」をPESパケットの順番を示す番号(以下、パケット番号という)とするものである。そこで、PESパケットを作成する毎にカウントアップする128ビットのカウンタを用い、PESパケットの作成過程でこのカウンタのカウント値をパケット番号としてPESヘッダに付加する。これにより、一連のPESパケットに、その作成順に、連番となるパケット番号が付与されることになり、PESパケットの順序が判ることになる。また、メインストリームとサブストリームとの同じ順位のPESパケットには、同じパケット番号が付加される。
【0042】
さらに、PESパケットのペイロードのデータ量は、メインストリームとサブストリームとで、図5(b),(c)に示すように、ビットレートが異なる場合には、これらメインストリームのビットレートとサブストリームのビットレートとに比例する。従って、例えば、図5(b)に示す移動体サービスでのニュース向け番組の場合、メインストリームとサブストリームとのペイロードのデータ量の比率が128:64=2:1となる。このように、メインストリームとサブストリームとのペイロードのデータ量を設定することにより、メインストリームとサブストリームとの同じパケット番号のPESパケットのペイロードは、もとの音声番組素材の同じ部分を圧縮符号化したものとなる。また、これにより、後述するように、パケット番号を用いることにより、図3で説明したように、メインストリームの瞬断部分をサブストリームのPESパケットを用いて補完できるようになる。
【0043】
図9は図8におけるPESヘッダの表記法を示す図である。
【0044】
同図において、「stream_id」はPESパケットのペイロードのストリームID(Identification:識別符号)を表わすものであり、これにより、このPESパケットがメインストリームのものか、サブストリームのものかを判定できる。
【0045】
上記のように、PESパケットに連番を付加する場合には、「stream_id」を指定するとともに(このとき、図示するように、if(streamid=110xxxxxx)となる)、図示するように、「PES_extension_frag」を1(フラグを立てる)として「PES_extension_frag = 1」とすると、「if(PES_extension_frag==`1’)」として、「PES_private_data_frag」で始まる括弧{ }内のフラグが設定可能となる。そして、この括弧{ }内のフラグ「PES_extension_frag_2」を1にすると、「if(PES_private_data_frag==`1’)」となり、その直後の括弧{ }内に「PES_private_data」が使用可能となる。
【0046】
このようにして、作成するPESヘッダの各フラグを立てることにより、PES_private_dataを連番として付加可能となり、プロトコル処理手段25は、PESパケットの作成毎にPESパケットのヘッダでかかるフラグを立てる処理を行ない、これとともに、カウンタからのカウント値をパケット番号としてPESヘッダに付加することになる。従って、各PESパケットは、「stream_id」によってストリームの種類が判別でき、「PES_private_data」によって同じストリームでのPESパケットの順番を判別することができるようになる。
【0047】
図10はPESヘッダの「PES_private_data」にパケット番号を付加する処理の一具体例を示すフローチャートである。
【0048】
同図において、番組素材の放送が開始されると(ステップ200)、カウンタはリセットされ、カウント値0(便宜的に、10進数でいうことにする)に設定される(ステップ201)。そして、最初のPESパケットが生成されとき、このカウント値0がこのPESパケットのヘッダにパケット番号として付加され(ステップ202)、このカウンタが1だけインクリメントされてカウンタ値が1となる(ステップ203)。そして、このカウント値が最大値MAXになっていないときには(ステップ204)、次に作成されるPESパケットのヘッダにこのカウント値2がパケット番号として付加される(ステップ202)。
【0049】
このようにして、PESパケットが作成される毎にカウンタのカウント値が1ずつインクリメントされ、これが次に作成されるPESパケットのパケット番号として使用されることにより、順次のPESパケットに連番でパケット番号が付加されることになる。その後、カウンタのカウント値が最大値となると(ステップ204)、ステップ200に戻ってカウンタは初期化され(ステップ201)、そのカウント値が0となって同様の処理が行なわれる。
【0050】
図7に戻って、このようにして、メイン,サブストリームがPESパケット化され(ステップ103,104)、PSI/SI情報がセクション化されると(ステップ108)、次に、作成された夫々のPESパケットが固定長のTS(Transport stream)パケットにパケット化され(ステップ105,106)、また、セクションによって構成されるPSI/SI情報がTSパケット化される(ステップ109)。
【0051】
このTSパケットは、図11に示すように、PESパケットを184バイトに区分した1つをTSペイロードとし、これに4バイトのTSヘッダを付加したものであり、合計188パイトのパケットである。このTSパケットのTSヘッダには、TSペイロードのデータの種類(メインストリームやサブストリームのデータ,PSI/SIのデータ)を示すPID(Packet IDentification:パケットの識別)が付加され、これによって当該TSストリームがどのデータのものかを判別することができる。
【0052】
図7に戻って、このようにTSパケット化された各ストリームはパケット多重化手段26(図4)に供給されて、各ストリームがTSパケット単位で時分割多重化される(ステップ107)。これにより、メイン,サブストリームやPSI/SIのデータが多重化されて1つの多重化信号となり、送出部7(図4)に供給されて放送される。
【0053】
ここで、図12により、PSI/SIについて、簡単に説明する。
【0054】
PSI/SIは番組特定情報(PSI)と番組配列情報(SI)とからなるものであって、番組素材とともに受信端末に送信することにより、受信端末でこの番組素材を識別し、受信端末で選局する番組素材を正しく受信できるようにするものである。
【0055】
かかるPSI/SIは、図12に示すように、受信すべき番組素材をTSパケットのPIDで識別するためのPMT(Program Map Table)と、これを管理し、PMTをこの番組を選局した受信端末に送るためのPAT(Program Association table)とからなっている。PATは放送局単位で割り当てられている。これらPATとPMTとが対で送信され、受信端末で所定の放送局のチャンネルに選局されると、この放送局に割り当てられたPATが受信され、このPATをもとに、これが管理するPMTが受信される。そして、このPMTをもとに、これによって指定されるPIDのTSパケットのみが受信され、選局された番組素材のみが受信されることになる。
【0056】
ここで、PMTでは、複数のPIDを指定することができ、従って、上記のように、メインストリームとサブストリームとをTSパケット単位に送信しても、これらをともに受信することができる。例えば、図示するように、送信側でのAACエンコーダ21(図4)で得られたメインストリームに対しては、PID=300(16進数)とし、同様に、AACエンコーダ22(図4)で得られたサブストリームに対しては、PID=301(16進数)とする。かかるPSI/SIによると、受信端末では、PID=300,301のTSパケットを受信できることになる。
【0057】
また、受信端末では、かかるPSI/SIを用いないと、選局したチャンネル(放送局)の放送番組を受信することができない。このため、かかるPSI/SIは、番組の送信中、例えば、10〜20回/秒の割合で送信されることになり、番組の途中で、いつ選局しても、また、いつ受信端末の電源をオンしても、このPSI/SIを受信できるようにしており、これにより、この番組の受信が可能となる。
【0058】
図13は図1での受信端末13の要部の一具体例を示すブロック図である。
【0059】
同図において、ディジタル復調部16(図1)からのパケット多重化信号はパケット抽出手段33に供給され、PSI/SI管理手段39でのPSI/SIにより、上記のように、このPSI/SIで指定されるPIDを有するTSパケットのみが選択されて逆TSパケット化処理手段34に供給される。この逆TSパケット化処理手段34は、図11に示す構成のTSパケットからTSペイロードを抽出し、これを繋ぎ合わせて図8に示すPESパケットを再構成するものであり、さらに、かかるPESパケットのPESヘッダでの「stream_id」(図9)をもとに、このPESパケットをメイン,サブストリーム毎に分配する。PSI/SIデータのTSパケットはPSI/SI管理手段39に供給され、逆パケット化処理がなされてPSI/SIのデータが得られ、パケット抽出手段33を管理する。これにより、指定のPIDのTSパケットのみを抽出させる。かかるPSI/SIは、受信される毎に、上記のようにしてPSI/SI管理手段39に供給される。
【0060】
また、逆TSパケット化処理手段34からのサブストリームのPESパケットはサブストリームバッファ35に、メインストリームのPESパケットはメインストリームバッファ36に夫々蓄積される。なお、逆TSパケット化処理手段34は、メインストリームのPESパケットを形成する毎に、そのPESヘッダでのパケット番号を読み取り、レジスタ40に格納する。従って、瞬断によってメインストリームのPESパケットが途切れると、レジスタ40には、新たなパケト番号が供給されなくなり、この瞬断直前のPESパケットのパケット番号が、新たにPESパケットが再構成されるまで保持されることになる。
【0061】
逆PESパケット化処理手段37は、メインストリームに瞬断がなく、そのPESパケットの欠落がない場合には、メインストリームバッファ36からメインストリームのPESパケットを読み出し、このとき、図8及び図9で説明したPESヘッダの「stream_id」とパケット番号の「PES_private_data」とから正しくメインストリームのPESパケットを取り込んだか否かを確認し、その確認後、このPESパケットのペイロードを抽出して音声番組素材の連続した圧縮符号化ストリームを再構成する。AACデコーダ38は、この圧縮符号化ストリームを伸長復号し、もとの音声番組素材を再現する。
【0062】
また、瞬断によってメインストリームバッファ36から次のPESパケットが得られないときには、逆PESパケット化処理手段37は、次の「stream_id」とパケット番号の「PES_private_data」とが得られないことからこのことを判定し、レジスタ40にこのとき保持されているパケット番号を読み取る。そして、このレジスタ40から読み取ったパケット番号に1を加えで次のパケット番号を作成し、このパケット番号を持つサブストリームのPESパケットをサブストリーム35から取り込み、これをメインストリームの該当するPESパケットに代えてペイロードを抽出する。その後、逆PESパケット化処理手段37は、サブストリームバッファ35から順番にサブストリームのPESパケットを取り込み、そのペイロードをAACデコーダ38に供給するが、その間もメインストリームバッファ36を監視しており、メインストリームバッファ36から「stream_id」とパケット番号とが検出できるメインストリームのPESパケットが読み取れると、瞬断によるPESパケットの途切れが終了したとして、再びメインストリームバッファ36からメインストリームのPESパケットを読み取るようにする。
【0063】
以上のようにして、受信端末13では、受信した音声番組素材の瞬断による途切れ部分をサブストリームで補完することができ、途切れのない音声番組を聴取することができる。
【0064】
また、このような瞬断の補完のためには、メインストリームバッファ36からのメインストリームの読み出しタイミングとサブストリームバッファ35からのサブストリームの読み出しタイミングとを、上記の遅延時間TDだけ調整することが必要であり、このため、メインストリームバッファ36からのメインストリームの読み出しタイミングがこの遅延時間TDだけ遅れるようにしなければならない。従って、受信してから音声再生部20(図1)で再生するまでにこの遅延時間TDだけ遅れることになるが、かかる遅延時間TDは、図5で説明したように、サービスの種類毎に異ならせ、固定サービスのような瞬断が短いものに対しては、この遅延時間TDを短くして再生までの無駄な遅れ時間を極力短くするようにしており、長い瞬断が発生する移動体サービスに対して、遅延時間TDを長くしており、発生する瞬断の長さに応じて遅延時間TDを設定できるものである。
【0065】
また、瞬断の発生をメインストリームバッファ36からのPESパケットのヘッダの情報を用いて判別するものであるから、瞬断を確実に、かつ瞬時に判別することができ、瞬断の期間のみサブストリームで補完するものであるから、瞬断期間でない部分をもサブストリームのよる補完処理が行なわれるようなこともなく、番組素材の品質の劣化も防止することができる。
【0066】
なお。図1に示す受信端末13において、上記のように瞬断を補完できる音声番組を受信するときには、その番組の聴取開始時、映像・図形表示部19に、図14(a)に示すようなメッセージを表示して、瞬断の補完を行なう処理がなされた番組を受信中であることをユーザに通知し、また、図14(b)に示すようなメッセージを表示して、ユーザに補完可能な最大の瞬断を知らせるようにしてもよい。かかるユーザへの通知方式は、図14(a)においては、受信端末13の映像・図形表示部19(図1)のメモリ空間に格納されている文字あるいはビットマップ情報を瞬断が発生したタイミングで呼び出し、レンダリング処理することで表示してもよい。また、図14(b)においては、番組開始時からサブストリームに格納されたデータのアクセスユニット単位の数を計測し、アクセスユニット単位の再生時間とアクセスユニット単位の数とにより算出することで、何秒途切れないかを表示することが可能である。
【0067】
図15は図1に示す番組素材配信局1の他の具体例の要部を示すブロック図であって、図4に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0068】
同図において、この具体例は、AACエンコーダ21で生成される圧縮符号化されたメインストリームからサブストリームを生成するサブストリーム生成手段41を設け、エンコーダ5(図1)として、メインストリーム用の1個のAACエンコーダ21だけを用いるようにしたものである。
【0069】
サブストリーム生成手段41は、瞬断対応マンマシン29から支持される瞬断対応プロファイルテーブル28での指定内容に応じてAACエンコーダ21からのメインストリームからサブストリームを生成するものであって、メインストリームとサブストリームとのビットレートが等しい固定サービス(図5(a))及び移動体サービス(図5(b))や携帯サービス(図5(c))の音楽番組向けの場合には、メインストリームに付加されているヘッダをサブストリーム用に書き替えるだけで、サブストリームとする。これに対し、サブストリームがメインストリームよりもビットレートが低い移動体サービスや携帯サービスのニュース番組向けの場合には、メインストリームをフィルタ処理、サブバンド処理してビット削減することにより、ビットレートを低減し、さらに、ヘッダをサブストリーム用に書き替えてサブストリームとする。
【0070】
以上のこと以外は図4に示した具体例と同様であり、これと同様の効果が得られる上、AACエンコーダ21とサブストリーム生成手段41とを同じICで構成することができ、回路が占めるスペースを低減できる。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、音声番組素材のストリームの瞬断を補完するための情報をサブストリームとして、この音声番組素材のストリームに多重して送信するものであるから、受信したこの音声番組素材のストリームの瞬断が検出されたときには、直ちにこのサブストリームを用いて補完することができるから、放送音声コンテンツの瞬断による途切れをリアルタイムで精度良く補完し、良好な品質の音声コンテンツを得ることができる。
【0072】
また、かかる瞬断はパケット化されたストリームのパケットに付加されたパケット番号をもとに検出するものであるから、瞬断をパケット単位で検出できてパケット単位で補完することができ、瞬断の期間のみの補完がリアルタイムで可能となって、かつ瞬断の期間以外の期間の不要な補完処理を防止でき、補完処理による受信した音声コンテンツの品質劣化を最小限度に抑えることができる。
【0073】
さらに、放送局側で瞬断対応の放送サービスを実現する上で、放送帯域を有効に活用しつつ、放送運用者にとって容易に瞬断対応のサービス方式の変更が可能である。
【0074】
さらに、放送局側で、高価なエンコーダ装置を複数調達せずとも、瞬断対応のサービスが実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明によるデジタル放送コンテンツの送信側装置、受信側装置、放送システム及び放送方法の一実施形態を示す構成図である。
【図2】放送局に割り当てられた放送周波数帯の説明図である。
【図3】図1に示す実施形態の瞬断の補正処理の基本原理を示す説明図である。
【図4】図1における番組素材配信局の要部の一具体例を示すブロック図である。
【図5】図4における瞬断対応プロファイルテーブルの一具体例を示す図である。
【図6】図4における瞬断対応設定マンマシンの設定画面の一具体例を示す図である。
【図7】図4におけるプロトコル処理手段とパケット多重化手段の処理動作の一具体例を示すフローチャートである。
【図8】図4におけるプロトコル処理手段で生成されるPESパケットの構成を示す図である。
【図9】図8に示すPESパケットにおけるPESヘッダの表記例を示す図である。
【図10】図7におけるステップ103,104,108でのカウンタ値の埋込動作を示すフローチャートである。
【図11】図4におけるプロトコル処理手段で生成されるTSパケットの構成を示す図である。
【図12】図4におけるPSI/SIの構成を示す図である。
【図13】図1における受信端末の要部の一具体例を示すブロック図である。
【図14】図1に示す受信端末の映像・図形表示部での瞬断処理に対する一表示例を示す図である。
【図15】図1における番組素材配信局の要部の他の具体例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 番組素材配信局
5 エンコーダ
6 局側瞬断対応処理部
13 受信端末
17 端末側瞬断対応処理部
18 デコーダ
21,22 AACエンコーダ
23 メインストリームバッファ
24 サブストリームバッファ
25 プロトコル処理手段
26 パケット多重化手段
28 瞬断対応プロファイルテーブル
29 瞬断対応マンマシン
30 ビットレート設定手段
31 遅延時間設定手段
33 パケット抽出手段
34 逆TSパケット化処理手段
35 サブストリームバッファ
36 メインストリームバッファ
37 逆PESパケット化処理手段
38 AACデコーダ
39 PSI/SI管理手段
40 レジスタ
41 サブストリーム生成部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to broadcasting of content such as audio information, and in particular, a broadcasting device for distributing such content to viewers by broadcasting, a receiving device for receiving such broadcasted content, and a broadcasting system for distributing such content And a broadcasting method.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, during reception of a digital broadcast, when radio waves are interrupted (short interruption) and data cannot be received, a phenomenon called “cliff effect” in which the broadcast is suddenly interrupted may occur.
[0003]
Conventionally, as one method of correcting this, it is detected whether or not discontinuous information is included in additional information in a TS (transport stream) received from another device, and the discontinuous information is detected. In such a case, there is a technique of taking in additional information in the TS to quickly decode data when a program (program) input from the outside is changed, so that the decoded output is not interrupted. (For example, see Patent Document 1).
[0004]
As another method, when a transmission data file due to data broadcasting is interrupted, a data file is transmitted using radio waves from a broadcasting station, and transmission with auxiliary information including a file attribute of the data file is performed. There is a data broadcasting system that transmits a file list as a file different from a data file. As a result, the existence of the unarrived data file can be confirmed, and its file name can be specified. In addition, there is no need to separately display an error message, and there is no interruption. Furthermore, it avoids the problem that the retry is repeated to retrieve unarrived data, and it takes time to display already received data and an error message (for example, see Patent Document 2).
[0005]
[Patent Document 1]
JP 2000-216848 A
[0006]
[Patent Document 2]
JP-A-10-243366
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional technology, the last normally output digital data is continuously output until the digital data is detected again normally after the discontinuity information is detected. In such a method, the sound becomes unnatural for the viewer.
[0008]
In addition, in the above-described conventional techniques, since it is detected that no broadcast data is coming, the generation of substitute data and the output of the last normally output data are likely to cause a time lag in processing, so that real-time processing is difficult. Is difficult to satisfy. This time delay is not comfortable for a viewer of digital broadcasting, and a method of complementing and outputting digital data in real time so that the viewer is not conscious of it is desirable.
[0009]
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to solve the above-mentioned problems, to compensate for a break caused by instantaneous interruption of broadcast audio content with high accuracy in real time, and to be able to receive audio content of good quality. , A broadcasting system and a broadcasting method.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a digital broadcast content transmitting apparatus according to the present invention compresses and encodes digital audio material with an encoder and transmits a bit stream obtained by this process as digital broadcast content. Then, the encoder generates two streams of the compressed and encoded digital audio material, a main stream and a substream, and converts the main stream and the substream to a time length of an instantaneous interruption that occurs during broadcasting between them. An instantaneous interruption handling means for providing the digital broadcast content with an appropriate time difference is provided.
[0011]
The digital broadcast content receiving apparatus according to the present invention includes a multiplexed signal of a packetized main stream of digital audio material and a packetized substream of the digital audio material delayed from the main stream. Receiving means for receiving a program signal; packet extracting means for extracting packets of a main stream and a sub-stream of a desired program signal from the program signal received by the receiving means; A packet separating unit that separates a stream packet and a substream packet; a main stream buffer that holds a main stream packet separated by the packet separating unit; and a main stream buffer that holds the substream packet separated by the packet separating unit. Substream buffer and The main stream packets are sequentially fetched from the main stream buffer, depacketized and converted into compression-encoded digital audio material, and when the main stream packets cannot be fetched from the in-stream buffer due to a momentary interruption, they cannot be fetched. A depacketization processing means for taking in a substream packet corresponding to the main stream from a substream buffer, complementing the instantaneous interruption of the main stream and performing depacketization processing to produce compression-encoded digital audio material, And an AAC decoder for decompressing and decoding the data data compressed and coded from the encoding means.
[0012]
Further, in the broadcasting system for digital broadcasting content according to the present invention, the digital audio material is compressed and coded, and a main stream composed of a bit stream and a delay time corresponding to a time length of an instantaneous interruption occurring during broadcasting compared to the main stream are delayed. A sub-stream is generated, a main stream and a sub-stream are packetized and multiplexed, and a program material distribution device that transmits a broadcast signal, a broadcast device that transmits a broadcast signal and broadcasts a program, and a broadcast device that receives a broadcast signal. A receiving terminal for restoring the original digital audio material after decompression decoding, while supplementing the main stream with a sub-stream in a packet unit during the interruption due to a momentary interruption, It consists of
[0013]
Further, the broadcasting method of the digital broadcasting content according to the present invention comprises the steps of: compressing and encoding the digital audio material; a main stream comprising a bit string; Stream, packetize each, multiplex and broadcast, receive this broadcast, separate it from the received signal into a main stream and sub-stream, and divide the main stream into packet breaks due to momentary interruptions. And restores the original digital audio material after decompression decoding while complementing with a substream.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a block diagram showing one embodiment of a transmitting apparatus, a receiving apparatus, a broadcasting system and a broadcasting method of digital broadcast content according to the present invention.
[0015]
In the figure, it is a transmission side device. The program
[0016]
When a predetermined program material stored in the
[0017]
When such a program material is broadcast by satellite digital communication, the program material transmitted from the program
[0018]
On the other hand, in the receiving
[0019]
Here, the instantaneous interruption is particularly problematic for audio information, so the station-side instantaneous interruption
[0020]
Further, the
[0021]
As shown in FIG. 2, each
[0022]
FIG. 3 is an explanatory diagram showing the basic principle of the instantaneous interruption correction process by the station-side instantaneous
[0023]
In the figure, on the broadcast station side, the station side instantaneous interruption
On the receiving terminal side, the terminal-side instantaneous interruption processing unit 17 separates the received audio program signal into a main stream and a sub-stream and accumulates them in a buffer. , Is complemented by the corresponding part of the substream.
[0024]
In this embodiment, based on such a principle, the main service is divided into a fixed service for the reception terminal in the home, a mobile service for the mobile terminal, and a mobile service for the mobile terminal for each terminal to be broadcast service. The relationship between the stream and the sub-stream is made different so that the relationship is adapted to each service.
[0025]
Next, the main parts of the program
[0026]
FIG. 4 is a block diagram showing a specific example of the main part of the program
[0027]
In the drawing, the instantaneous interruption corresponding profile table 28 defines a relationship between a main stream and a substream for coping with an instantaneous interruption for each type of broadcast service (that is, fixed service, mobile service, portable service). The profile is stored.
[0028]
One specific example of such a profile will be described with reference to FIG. 5. Here, as shown in FIG. 5, one example is shown in which the audio program is directed to music and news, and is shown for each fixed service, mobile service, and mobile service. The bit rates of the main stream and the sub-stream between the program for music and the program for news, and the delay time T of the sub-stream with respect to the main stream for instantaneous interruption complementation D (FIG. 3).
[0029]
Here, in the case of a fixed service to a home or the like, as shown in FIG. 5A, the main stream is set to a high bit rate of 144 kbps in order to provide high-quality music and news sound, and Similarly, the substream for complementing the disconnection has a bit rate of 144 kbps. In addition, the instantaneous interruption is very short due to lightning strike or the like. D Is also 2 seconds, so that momentary interruptions up to 2 seconds can be complemented.
[0030]
As shown in FIG. 5 (b), in the case of a mobile service to an in-vehicle receiving terminal or the like, as shown in FIG. Both the stream and the substream have a high bit rate of 144 kbps. In the case of a program for news, the bit rate of the main stream is set to 128 kbps, which is lower than that of a program for music, and the bit rate of the sub stream is further reduced to 64 kbps. I do. Even if the quality is reduced in this way, there is no problem in listening to the news program, and even if the instantaneous interruption is complemented by a lower-quality substream, it will not be particularly noticeable. In the case of this service for mobiles, a relatively long instantaneous interruption may occur due to a tunnel or the like. Therefore, the delay time T D In the case of a program for music, it is set to 10 seconds so as to be able to provide such a high quality music by compensating for such a long momentary break, and in the case of a program for news, it is as high as music. Since the quality is not required, the instantaneous interruption of 5 seconds is shortened.
[0031]
In the case of a mobile service such as a mobile phone, as shown in FIG. 5 (c), since high-quality audio is not required, the main stream bit rate is set to 96 kbps for both music and news programs, and The stream is 96 kbps for music programs and 64 kbps for news programs. Then, the delay time T of the substream with respect to the main stream for instantaneous interruption complementation D For both music and news, the time between the fixed service and the mobile service is set to 5 seconds.
[0032]
Returning to FIG. 4, the rules for each service as described above are stored in the instantaneous interruption corresponding profile table 28, and when the instantaneous interruption setting man-machine 29 is operated by the user, the regulations corresponding to the audio program to be broadcasted The contents can be read. That is, the
[0033]
Now, assuming that the audio program to be broadcast is, for example, a news program of a mobile service, the user can switch between “mobile service” and “for news” by touching the
[0034]
Therefore, the bit rate setting means 30 sets the bit rate of 128 kbps in the
[0035]
Thereafter, when the broadcast start time comes, the material management / editing unit 3 (FIG. 1) operates, and the news audio program material is read from the
[0036]
The protocol processing means 25 includes a main stream from the
[0037]
Here, a specific example of the operation of the
[0038]
In the figure, at the start of audio program broadcasting, the protocol processing means 25 first secures the buffer size of the main stream buffer 23 (step 100), and then sets the delay time T set by the delay time setting means 31. D (= 5 seconds), the size of the
[0039]
The
[0040]
In FIG. 7, the PSI / SI data sectioning process is shown as a parallel process with respect to the program content stream (main stream and sub-stream). However, the program content stream is shown in FIG. It is shown in the same processing flow. Step 102 is inserted for convenience to indicate that the processing is parallel processing.
[0041]
FIG. 8 schematically shows the format of a PES packet. As shown in the drawing, the PES packet divides a main stream or a sub-stream into access units, which are coding / decoding units. The unit is a payload, to which a PES header is added. A 128-bit "PES_private_data (PES private data)" can be added to the PES header. In this embodiment, the "PES_private_data" is a number indicating the order of the PES packet (hereinafter referred to as a packet number). It is. Therefore, a 128-bit counter that counts up each time a PES packet is created is used, and the count value of this counter is added to the PES header as a packet number in the process of creating the PES packet. As a result, a series of PES packets is given a sequential packet number in the order of creation, and the order of the PES packets can be determined. In addition, the same packet number is added to PES packets of the same order in the main stream and the substream.
[0042]
Further, as shown in FIGS. 5B and 5C, when the data amount of the payload of the PES packet differs between the main stream and the sub-stream, the bit rate of the main stream and the sub-stream are different. Is proportional to the bit rate. Therefore, for example, in the case of a news program in the mobile service shown in FIG. 5B, the ratio of the payload data amount between the main stream and the substream is 128: 64 = 2: 1. In this way, by setting the data amount of the payload of the main stream and the substream, the payload of the PES packet having the same packet number of the main stream and the substream compresses the same part of the original audio program material. It becomes a thing. In addition, as described later, by using the packet number, the instantaneous interruption of the main stream can be complemented by using the PES packet of the substream, as described with reference to FIG.
[0043]
FIG. 9 is a diagram showing the notation of the PES header in FIG.
[0044]
In the figure, “stream_id” represents a stream ID (Identification: identification code) of a payload of a PES packet, and it can be determined whether the PES packet is of a main stream or a substream.
[0045]
As described above, when a serial number is added to a PES packet, “stream_id” is specified (at this time, if (streamid = 110xxxxxx) as shown), and “PES_extension_flag” as shown in the figure. Is set to 1 (set a flag) and “PES_extension_flag = 1”, a flag in parentheses {} starting with “PES_private_data_flag” can be set as “if (PES_extension_flag == {1 ′)” ”. When the flag “PES_extension_frag_2” in the parentheses {} is set to 1, “if (PES_private_data_flag == {1 ′)” ”, and“ PES_private_data ”can be used in the parentheses {} immediately after the parentheses.
[0046]
In this way, by setting each flag of the PES header to be created, PES_private_data can be added as a serial number, and the
[0047]
FIG. 10 is a flowchart showing a specific example of a process for adding a packet number to “PES_private_data” in the PES header.
[0048]
In the figure, when the broadcasting of the program material is started (step 200), the counter is reset and the count value is set to 0 (decimal number for convenience) (step 201). Then, when the first PES packet is generated, this
[0049]
In this way, every time a PES packet is created, the count value of the counter is incremented by one, and this is used as the packet number of the next PES packet to be created. A number will be added. Thereafter, when the count value of the counter reaches the maximum value (step 204), the process returns to step 200, where the counter is initialized (step 201), the count value becomes 0, and the same processing is performed.
[0050]
Returning to FIG. 7, in this way, the main and sub-streams are PES-packetized (
[0051]
As shown in FIG. 11, this TS packet is obtained by dividing one PES packet into 184 bytes as a TS payload and adding a 4-byte TS header to the TS payload, for a total of 188 bits. To the TS header of this TS packet, a PID (Packet IDentification: identification of packet) indicating the type of data of the TS payload (data of the main stream or substream, PSI / SI data) is added, whereby the TS stream Can be determined as to what data is.
[0052]
Returning to FIG. 7, each stream thus formed into TS packets is supplied to the packet multiplexing means 26 (FIG. 4), and each stream is time-division multiplexed in units of TS packets (step 107). As a result, the main and sub-stream and PSI / SI data are multiplexed into one multiplexed signal, which is supplied to the transmitting unit 7 (FIG. 4) and broadcast.
[0053]
Here, PSI / SI will be briefly described with reference to FIG.
[0054]
The PSI / SI is composed of program identification information (PSI) and program arrangement information (SI). By transmitting the PSI / SI to the receiving terminal together with the program material, the receiving terminal identifies the program material, and the receiving terminal selects the program material. It is intended to correctly receive the broadcast program material.
[0055]
As shown in FIG. 12, the PSI / SI includes a PMT (Program Map Table) for identifying the program material to be received by the PID of the TS packet, manages the PMT, and receives the PMT by selecting the program. A PAT (Program Association Table) for sending to the terminal. The PAT is assigned on a broadcast station basis. When the PAT and the PMT are transmitted as a pair and the receiving terminal selects a channel of a predetermined broadcasting station, the PAT assigned to the broadcasting station is received, and the PMT managed by the PAT is managed based on the PAT. Is received. Then, based on the PMT, only the TS packet of the PID specified by the PMT is received, and only the selected program material is received.
[0056]
Here, in the PMT, a plurality of PIDs can be specified. Therefore, as described above, even if the main stream and the substream are transmitted in units of TS packets, they can be received together. For example, as shown in the figure, the main stream obtained by the AAC encoder 21 (FIG. 4) on the transmission side is set to PID = 300 (hexadecimal), and similarly, obtained by the AAC encoder 22 (FIG. 4). It is assumed that PID = 301 (hexadecimal number) for the substream obtained. According to such PSI / SI, the receiving terminal can receive TS packets of PID = 300, 301.
[0057]
Further, the receiving terminal cannot receive a broadcast program of a selected channel (broadcasting station) unless the PSI / SI is used. For this reason, such PSI / SI is transmitted at a rate of, for example, 10 to 20 times / second during transmission of a program. Even when the power is turned on, the PSI / SI can be received, so that the program can be received.
[0058]
FIG. 13 is a block diagram showing a specific example of a main part of the receiving
[0059]
In the figure, the packet multiplexed signal from the digital demodulation section 16 (FIG. 1) is supplied to the
[0060]
The PES packet of the substream from the inverse TS packetizing means 34 is stored in the
[0061]
When there is no instantaneous interruption in the main stream and no loss of the PES packet, the reverse PES packetization processing means 37 reads the PES packet of the main stream from the
[0062]
Also, when the next PES packet cannot be obtained from the
[0063]
As described above, the receiving
[0064]
In order to compensate for such an instantaneous interruption, the timing of reading the main stream from the
[0065]
Further, since the occurrence of the instantaneous interruption is determined using the information of the header of the PES packet from the
[0066]
In addition. When the receiving
[0067]
FIG. 15 is a block diagram showing a main part of another specific example of the program
[0068]
In this figure, this specific example is provided with a sub-stream generating means 41 for generating a sub-stream from a compression-encoded main stream generated by the
[0069]
The sub-stream generating means 41 generates a sub-stream from the main stream from the
[0070]
Except for the above, the configuration is the same as that of the specific example shown in FIG. 4, and the same effect is obtained. In addition, the
[0071]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the information for complementing the instantaneous interruption of the stream of the audio program material is transmitted as a sub-stream multiplexed with the stream of the audio program material. When an instantaneous interruption of the stream of audio program material is detected, this substream can be used for complementation immediately. Therefore, the interruption due to the instantaneous interruption of the broadcast audio content can be accurately complemented in real time, and the audio content of good quality can be complemented. Can be obtained.
[0072]
In addition, since the instantaneous interruption is detected based on the packet number added to the packet of the packetized stream, the instantaneous interruption can be detected in packet units, and can be complemented in packet units. Can be complemented in real time only, and unnecessary supplementary processing during periods other than the momentary interruption period can be prevented, and the quality degradation of the received audio content due to the complementary processing can be minimized.
[0073]
Further, when realizing a broadcast service corresponding to the instantaneous interruption on the broadcast station side, the broadcast operator can easily change the service method corresponding to the instantaneous interruption while effectively utilizing the broadcast band.
[0074]
Further, the service corresponding to the instantaneous interruption can be realized without procuring a plurality of expensive encoder devices on the broadcast station side.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram showing an embodiment of a transmitting device, a receiving device, a broadcasting system, and a broadcasting method of digital broadcast content according to the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram of a broadcast frequency band assigned to a broadcast station.
FIG. 3 is an explanatory diagram showing a basic principle of a correction process of an instantaneous interruption of the embodiment shown in FIG. 1;
FIG. 4 is a block diagram showing a specific example of a main part of a program material distribution station in FIG. 1;
FIG. 5 is a diagram showing a specific example of an instantaneous interruption corresponding profile table in FIG. 4;
FIG. 6 is a diagram showing a specific example of a setting screen of the instantaneous interruption correspondence setting man-machine in FIG. 4;
FIG. 7 is a flowchart showing a specific example of a processing operation of a protocol processing unit and a packet multiplexing unit in FIG. 4;
8 is a diagram showing a configuration of a PES packet generated by a protocol processing unit in FIG.
9 is a diagram illustrating a notation example of a PES header in the PES packet illustrated in FIG. 8;
FIG. 10 is a flowchart showing an operation of embedding a counter value in
FIG. 11 is a diagram illustrating a configuration of a TS packet generated by a protocol processing unit in FIG. 4;
FIG. 12 is a diagram showing a configuration of PSI / SI in FIG.
FIG. 13 is a block diagram showing a specific example of a main part of the receiving terminal in FIG. 1;
FIG. 14 is a diagram showing an example of a display for an instantaneous interruption process in the video / graphic display unit of the receiving terminal shown in FIG.
FIG. 15 is a block diagram showing another specific example of a main part of the program material distribution station in FIG. 1;
[Explanation of symbols]
1 Program material distribution station
5 Encoder
6 Station side instantaneous interruption response processing unit
13 receiving terminal
17 Terminal-side instantaneous interruption handling processor
18 Decoder
21,22 AAC encoder
23 Main stream buffer
24 Substream buffer
25 Protocol processing means
26 Packet multiplexing means
28 Profile table for instantaneous interruption
29 Instantaneous interruption man-machine
30 Bit rate setting means
31 Delay time setting means
33 Packet extraction means
34 Reverse TS packetization processing means
35 Substream buffer
36 Main stream buffer
37 Reverse PES packetization processing means
38 AAC decoder
39 PSI / SI management means
40 registers
41 Substream generator
Claims (19)
該エンコーダは、圧縮符号化された該デジタル映像・音声素材のメインストリームとサブストリームとの2つのストリームを生成し、
該メインストリームと該サブストリームとを、それら間に放送中で生ずる瞬断の時間長に応じた時間差を持たせて、該デジタル放送コンテンツとする瞬断対応処理手段を設けたことを特徴とするデジタル放送コンテンツの送信側装置。A digital broadcast content transmission side that performs compression encoding processing on a program composed of digital video and audio material using an encoder that compresses the video and audio by a compression encoding method, and transmits a bit stream obtained by the processing as digital broadcast content. In the device,
The encoder generates two streams of a compressed and coded digital video / audio material, a main stream and a substream,
The main stream and the sub-stream are provided with a time difference corresponding to the time length of an instantaneous interruption occurring during broadcasting between them, and an instantaneous interruption correspondence processing means is provided as the digital broadcast content. A device for transmitting digital broadcast content.
前記エンコーダは、前記デジタル映像・音声素材を圧縮符号化して前記メインストリームを生成する第1のエンコーダと、前記デジタル音声素材を圧縮符号化して前記サブストリームを生成する第2のエンコーダとからなり、
該第1,第2のエンコーダ毎に生成するストリームのビットレートを設定する手段を設けたことを特徴とするデジタル放送コンテンツの送信側装置。In claim 1,
The encoder includes a first encoder that compresses and encodes the digital video / audio material to generate the main stream, and a second encoder that compresses and encodes the digital audio material to generate the substream,
A digital broadcast content transmitting apparatus comprising means for setting a bit rate of a stream generated for each of the first and second encoders.
前記エンコーダは、前記デジタル音声素材を圧縮符号化して前記メインストリームを生成するエンコーダと、該エンコーダで生成された前記メインストリームを処理して前記サブストリームを生成するサブストリーム生成手段とからなり、該第1のエンコーダに前記メインストリームのビットレートを設定する手段と、該サブストリーム生成手段に前記サブストリームのビットレートを設定する手段とを設けたことを特徴とするデジタル放送コンテンツの送信側装置。In claim 1,
The encoder comprises: an encoder that compresses and encodes the digital audio material to generate the main stream; and a sub-stream generating unit that processes the main stream generated by the encoder to generate the sub-stream. An apparatus for transmitting digital broadcast content, comprising: means for setting a bit rate of the main stream in a first encoder; and means for setting a bit rate of the sub stream in the sub stream generating means.
複数の放送サービスが選択可能であって、選択された該放送サービスに応じて前記メインストリーム及び前記サブストリームのビットレートを設定することを特徴とするデジタル放送コンテンツの送信側装置。In claim 2 or 3,
A digital broadcast content transmitting apparatus, wherein a plurality of broadcast services can be selected, and the bit rates of the main stream and the substream are set according to the selected broadcast services.
前記瞬断対応処理手段は、前記時間差を持つ前記メインストリームと前記サブストリームを夫々パケット化し、多重化して放送用のストリームを生成し、かつ前記時間差を前記放送サービスに応じて異ならせることを特徴とするデジタル放送コンテンツの送信側装置。In claim 4,
The instantaneous interruption correspondence processing means packetizes and multiplexes the main stream and the substream having the time difference, respectively, generates a broadcast stream, and varies the time difference according to the broadcast service. Device for transmitting digital broadcast content.
前記瞬断対応処理手段は、前記時間差を持つ前記メインストリームと前記サブストリームと、前記メインストリームと前記サブストリームとに関するPSI(Program Specific Information)/SI(Service Information)情報とを夫々パケット化し、多重化して放送用のストリームを生成し、かつ前記時間差を前記放送サービスに応じて異ならせることを特徴とするデジタル放送コンテンツの送信側装置。In claim 4,
The instantaneous interruption handling processing means packetizes the main stream and the sub-stream having the time difference, and PSI (Program Specific Information) / SI (Service Information) information relating to the main stream and the sub-stream, and multiplexes the packets. A digital broadcast content transmitting apparatus characterized in that the digital broadcast content is converted into a broadcast stream, and the time difference is varied according to the broadcast service.
前記複数の放送サービスを選択する際に、予め保持された前記メインストリームのビットレートと前記サブストリームのビットレートと前記時間差に関する対応データとを参照することを特徴とするデジタル放送コンテンツの送信側装置。In claim 6,
A digital broadcast content transmitting apparatus characterized in that, when selecting the plurality of broadcast services, reference is made to corresponding data relating to the bit rate of the main stream, the bit rate of the sub-stream, and the time difference, which are stored in advance. .
該パケット抽出手段で抽出されたパケットを、該メインストリームのパケットと該サブストリームのパケットとを分離するパケット分離手段と、
該パケット分離手段で分離された該メインストリームのパケットを保持するメインストリームバッファと、
該パケット分離手段で分離された該サブストリームのパケットを保持するサブストリームバッファと、
該メインストリームバッファから該メインストリームのパケットを順次取り込んで逆パケット化処理して圧縮符号化された該デジタル映像・音声素材に変換し、かつ瞬断によって該メインストリームバッファから該メインストリームのパケットが取り込めないとき、取り込めない該メインストリームに対応する該サブストリームのパケットを該サブストリームバッファから取り込んで該メインストリームの瞬断を補完して逆パケット化処理し、圧縮符号化された該デジタル映像・音声素材とする逆パケット化処理手段と、
該逆パケット化処理手段からの該圧縮符号化されたデータ映像・音声素材を伸長復号するデコーダと
を備えたことを特徴とするデジタル放送コンテンツの受信側装置。Receiving means for receiving a program signal comprising a multiplexed signal of a packetized main stream of digital video / audio material and a packetized sub-stream of the digital video / audio material delayed from the main stream; Packet extracting means for extracting packets of a main stream and a sub-stream of a desired program signal from the program signal received by the receiving means;
Packet separating means for separating the packet extracted by the packet extracting means into a packet of the main stream and a packet of the substream;
A main stream buffer for holding the main stream packets separated by the packet separating means;
A sub-stream buffer that holds packets of the sub-stream separated by the packet separating unit;
The main stream packets are sequentially fetched from the main stream buffer, depacketized and converted into the compressed and coded digital video / audio material, and the main stream packets are converted from the main stream buffer by an instantaneous interruption. When the digital video is not captured, the packet of the sub-stream corresponding to the main stream that cannot be captured is captured from the sub-stream buffer, the instantaneous interruption of the main stream is complemented, and depacketization processing is performed. Depacketization processing means for making audio material;
A decoder for expanding and decoding the compression-encoded data video / audio material from the depacketization processing means.
前記メインストリームと前記サブストリームは夫々、ヘッダに連番となるパケット番号が付加されたPES(Packetized Elementary Stream)パケット化されており、
前記逆パケット処理手段は、前記メインストリームバッファから前記メインストリームのPESパケットの該パケット番号が検出できないとき、前記瞬断による途切れ期間の開始と判定し、前記メインストリームバッファから再び前記メインストリームのPESパケットの該パケット番号が検出できるようになると、前記瞬断による途切れ期間の終了と判定し、途切れ期間の開始の判定から途切れ期間の終了の判定までの期間、前記サブストリームの前記メインストリームへの補完処理を行なうことを特徴とするデジタル放送コンテンツの受信側装置。In claim 8,
Each of the main stream and the substream is formed into a PES (Packetized Elementary Stream) packet in which a packet number which is a serial number is added to a header.
When the packet number of the PES packet of the main stream cannot be detected from the main stream buffer, the reverse packet processing means determines that the interruption period due to the instantaneous interruption has started, and returns the PES of the main stream from the main stream buffer again. When the packet number of the packet can be detected, it is determined that the interruption period due to the instantaneous interruption has ended, and during the period from the determination of the start of the interruption period to the determination of the end of the interruption period, the sub-stream is transmitted to the main stream. A receiving device for digital broadcast content, which performs a complementing process.
前記パケット分離手段は、前記多重化信号から前記メインストリームのPESパケットを分離する毎に、分離した該PESパケットからそのパケット番号を抽出して保持手段に保持し、
前記前記逆パケット処理手段は、前記メインストリームのPESパケットの該パケット番号が検出できないとき、該保持手段に保持された該パケット番号の次のパケット番号の前記サブストリームのPESパケットを前記メインストリームに補完することを特徴とするデジタル放送コンテンツの受信側装置。In claim 9,
The packet separating unit extracts the packet number from the separated PES packet every time the PES packet of the main stream is separated from the multiplexed signal, and stores the packet number in a holding unit.
The reverse packet processing means, when the packet number of the PES packet of the main stream cannot be detected, adds the PES packet of the sub-stream of the packet number next to the packet number held in the holding means to the main stream. A receiving device for digital broadcast content, which is supplemented.
前記多重信号には、前記メインストリームと前記サブストリームとに関するPSI(Program Specific Information)/SI(Service Information)情報がパケット化されて多重化されており、
前記パケット抽出手段は、前記多重信号から前記所望の番組の該PSI/SI情報のパケットを抽出するとともに、抽出した該PSI/SIで指定される番組の前記メインストリームと前記サブストリームとのパケットを抽出することを特徴とするデジタル放送コンテンツの受信側装置。In claim 8, 9 or 10,
In the multiplexed signal, PSI (Program Specific Information) / SI (Service Information) information relating to the main stream and the substream is packetized and multiplexed.
The packet extracting means extracts a packet of the PSI / SI information of the desired program from the multiplex signal, and extracts a packet of the main stream and the substream of the program specified by the extracted PSI / SI. An apparatus for receiving digital broadcast content, characterized by extracting the content.
該放送信号を送信して番組放送を行なう放送装置と、
該放送信号を受信して該メインストリームと該サブストリームとに分離し、該メインストリームを、瞬断によるその途切れの期間をパケット単位で該サブストリームで補完しながら、伸長復号してもとの該デジタル映像・音声素材を復元する受信端末と
からなることを特徴とするデジタル放送コンテンツの放送システム。A digital video / audio material is compression-encoded to generate a main stream composed of a bit stream and a sub-stream delayed by a delay time corresponding to the time length of an instantaneous interruption that occurs during broadcasting from the main stream. A program material distribution device that packetizes and multiplexes the sub-stream and transmits the multiplexed sub-stream as a broadcast signal;
A broadcasting device for transmitting the broadcast signal to broadcast a program,
The broadcast signal is received and separated into the main stream and the sub-stream, and the main stream is expanded and decoded while supplementing the discontinuous period due to a momentary interruption with the sub-stream in packet units. And a receiving terminal for restoring the digital video / audio material.
前記放送装置は、番組放送の対象を異にする複数の放送サービスが可能であって、
前記番組素材配信装置は、前記デジタル番組素材の放送の種類や該放送サービスに応じて前記サブストリームの前記メインストリームに対する前記遅延時間を異ならせることを特徴とするデジタル放送コンテンツの放送システム。In claim 12,
The broadcasting device is capable of providing a plurality of broadcast services for different program broadcast targets,
The broadcast system of digital broadcast content, wherein the program material distribution apparatus changes the delay time of the sub stream with respect to the main stream according to a type of broadcast of the digital program material and the broadcast service.
前記番組素材配信装置は、前記デジタル番組素材の放送の種類や前記放送サービスに応じて前記メインストリームのビットレートに対する前記サブストリームのビットレートを設定することを特徴とするデジタル放送コンテンツの放送システム。In claim 13,
The broadcast system of digital broadcast contents, wherein the program material distribution apparatus sets a bit rate of the sub-stream with respect to a bit rate of the main stream according to a type of broadcast of the digital program material and the broadcast service.
前記受信端末は、前記メインストリームのパケット毎に付加されているパケット番号の検出の有無に応じて前記瞬断の期間を検出し、前記メインストリームの検出されないパケット番号と同じパケット番号の前記サブストリームのパケットで前記メインストリームの前記瞬断の期間を補完することを特徴とするデジタル放送コンテンツの放送システム。In claim 12, 13, or 14,
The receiving terminal detects the period of the instantaneous interruption depending on whether or not a packet number added to each packet of the main stream is detected, and the sub stream having the same packet number as a packet number of the main stream not detected. The digital broadcast content broadcasting system, wherein the instantaneous interruption period of the main stream is complemented by the packet.
該放送を受信して、受信信号から該メインストリームと該サブストリームとに分離し、該メインストリームを、瞬断によるその途切れの期間をパケット単位で該サブストリームで補完しながら、伸長復号してもとの該デジタル音声素材を復元することを特徴とするデジタル放送コンテンツの放送方法。A digital video / audio material is compression-encoded to generate a main stream consisting of a bit stream and a sub-stream delayed by a delay time corresponding to the time length of an instantaneous interruption occurring during broadcasting from the main stream, and packetized them, respectively. Multiplex and broadcast
Receiving the broadcast, separating the received signal into the main stream and the sub-stream, and expanding and decoding the main stream while supplementing the interruption period due to the instantaneous interruption with the sub-stream in packet units. A method for broadcasting digital broadcast content, comprising restoring the original digital audio material.
番組放送の対象を異にする複数の放送サービスが可能であって、前記デジタル番組素材の放送の種類や該放送サービスに応じて前記サブストリームの前記メインストリームに対する前記遅延時間を異ならせることを特徴とするデジタル放送コンテンツの放送方法。In claim 16,
A plurality of broadcast services for different program broadcast targets are possible, and the delay time of the sub-stream with respect to the main stream is made different according to the type of broadcast of the digital program material and the broadcast service. The method of broadcasting digital broadcast content.
前記デジタル番組素材の放送の種類や前記放送サービスに応じて前記メインストリームのビットレートに対する前記サブストリームのビットレートを設定することを特徴とするデジタル放送コンテンツの放送方法。In claim 17,
A method for broadcasting digital broadcast content, comprising setting a bit rate of the sub-stream with respect to a bit rate of the main stream according to a type of broadcast of the digital program material and the broadcast service.
受信した前記メインストリームのパケット毎に付加されているパケット番号の検出の有無に応じて前記瞬断の期間を検出し、前記メインストリームの検出されないパケット番号と同じパケット番号の前記サブストリームのパケットで前記メインストリームの前記瞬断の期間を補完することを特徴とするデジタル放送コンテンツの放送方法。In claim 16, 17 or 18,
The instantaneous interruption period is detected in accordance with the presence or absence of the detection of the packet number added to each of the received packets of the main stream, and the packet of the sub stream having the same packet number as the undetected packet number of the main stream is detected. A method of broadcasting digital broadcast content, wherein a period of the momentary interruption of the main stream is complemented.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002293581A JP4003948B2 (en) | 2002-10-07 | 2002-10-07 | Digital broadcast content transmission side device, reception side device, broadcast system, and broadcast method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002293581A JP4003948B2 (en) | 2002-10-07 | 2002-10-07 | Digital broadcast content transmission side device, reception side device, broadcast system, and broadcast method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004129121A true JP2004129121A (en) | 2004-04-22 |
JP4003948B2 JP4003948B2 (en) | 2007-11-07 |
Family
ID=32284449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002293581A Expired - Fee Related JP4003948B2 (en) | 2002-10-07 | 2002-10-07 | Digital broadcast content transmission side device, reception side device, broadcast system, and broadcast method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4003948B2 (en) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006270240A (en) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Fujitsu Ten Ltd | Digital data receiver |
KR100640476B1 (en) | 2004-11-24 | 2006-10-30 | 삼성전자주식회사 | A method and apparatus for processing asynchronous audio stream |
JP2008154145A (en) * | 2006-12-20 | 2008-07-03 | Sony Corp | Receiver, control method of receiver, program, and content distributing method |
JP2011515946A (en) * | 2008-03-20 | 2011-05-19 | トムソン ライセンシング | Method and apparatus for masking signal loss |
US8155286B2 (en) | 2005-12-16 | 2012-04-10 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Communication apparatus |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101930744B (en) * | 2010-09-07 | 2012-06-06 | 北京航空航天大学 | Handshake protocol method for AAC audio coding |
-
2002
- 2002-10-07 JP JP2002293581A patent/JP4003948B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100640476B1 (en) | 2004-11-24 | 2006-10-30 | 삼성전자주식회사 | A method and apparatus for processing asynchronous audio stream |
JP2006270240A (en) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Fujitsu Ten Ltd | Digital data receiver |
JP4606214B2 (en) * | 2005-03-22 | 2011-01-05 | 富士通テン株式会社 | Digital data receiver |
US8155286B2 (en) | 2005-12-16 | 2012-04-10 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Communication apparatus |
JP2008154145A (en) * | 2006-12-20 | 2008-07-03 | Sony Corp | Receiver, control method of receiver, program, and content distributing method |
JP2011515946A (en) * | 2008-03-20 | 2011-05-19 | トムソン ライセンシング | Method and apparatus for masking signal loss |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4003948B2 (en) | 2007-11-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102117445B1 (en) | Method and apparatus for packet header compression | |
KR20160045641A (en) | Digital broadcasting system and method of processing data in digital broadcasting system | |
TW200830874A (en) | Image information transmission system, image information transmitting apparatus, image information receiving apparatus, image information transmission method, image information transmitting method, and image information receiving method | |
US10194196B2 (en) | Decoding device, reception device, transmission device, transmission/reception system, decoding method, and storage medium having decoding program stored therein | |
US10887242B2 (en) | Apparatus for transmitting broadcast signal, apparatus for receiving broadcast signal, method for transmitting broadcast signal and method for receiving broadcast signal | |
JP6700658B2 (en) | Receiving device, receiving method, and program | |
US11128911B2 (en) | Decoding device, reception device, transmission device, transmission/reception system, decoding method, and storage medium having decoding program stored therein | |
KR100501909B1 (en) | Apparatus and Its Method of Multiplexing MPEG-4 Data to DAB Data | |
JP3755697B2 (en) | Broadcast receiving apparatus and method thereof | |
JP4003948B2 (en) | Digital broadcast content transmission side device, reception side device, broadcast system, and broadcast method | |
KR100753540B1 (en) | The method of visual radio broadcasting, the encoder for it and the receiver including the encoder | |
WO2006027846A1 (en) | Zapping stream generating apparatus and method | |
KR20090031322A (en) | Digital broadcasting system and method of processing data in digital broadcasting system | |
WO2007000874A1 (en) | Interpolating apparatus | |
KR20080111374A (en) | Method and apparatus for transporting mobile broadcasting service, and method and apparatus for receiving mobile broadcasting service | |
KR100710393B1 (en) | method for decording packetized streams | |
KR100681639B1 (en) | Apparatus and method for processing broadcasting data of digital multimedia broadcasting system | |
KR100755839B1 (en) | Broadcasting system and method for supporting sound multiplex | |
JP2004187098A (en) | Transmission method, reception method, transmitter and receiver for digital broadcasting | |
Takada et al. | An overview of the ISDB-T one-seg broadcasting ISDB-TSB and ISDB-Tmm | |
KR100950982B1 (en) | The method of digital broadcasting, the encoder and decoder for it, and the receiver including the decoder | |
KR200400113Y1 (en) | Digital multimedia broadcasting decoder | |
JP2005245037A (en) | Image encoding method, image decoding method, and apparatus thereof | |
JPH10108147A (en) | Broadcast receiver | |
KR20080036748A (en) | Method for display broadcasting of digital multimedia broadcasting apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050218 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070305 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070327 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070525 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070807 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070817 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100831 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100831 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110831 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120831 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120831 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130831 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |