JP2004128788A - Ddnsクライアント端末とddnsサーバ、ddnsシステム、及びアクセス管理方法 - Google Patents

Ddnsクライアント端末とddnsサーバ、ddnsシステム、及びアクセス管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、ホスト名によるアクセスを容易に不許可にすることができ、システム構成がシンプルなDDNSクライアント端末とDDNSサーバ、DDNSシステム、及びアクセス管理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、インターネット1に接続されたDDNSクライアント端末3と、インターネット1に接続されたDDNSサーバ2とを備え、DDNSクライアント端末3からDDNSサーバ2にDDNS更新要求を行うときに、アクセスを不許可にする停止時間帯情報を同時に通知することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アクセスを不許可にする停止時間帯を設定できるDDNSクライアント端末とDDNSサーバ、及びこれらからなるDDNSシステム、そしてアクセス管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネットワーク端末のブラウザからホスト名を使って、インターネット等の広域ネットワークのウェブサーバにアクセスするときは、DNSサーバによってホスト名に対応するグローバルIPアドレスを取得してIPパケットを送信する。しかし、グローバルIPアドレスは世界的に枯渇しており、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバによって限られたグローバルIPアドレスを時間制限付で割り当てることが広く行われている。
【0003】
しかし、DNSサーバは動的に変化するグローバルIPアドレスに対応できない。そこで、DDNS(Dynamic Domain Name System)サーバが用いられる。DHCPクライアントであるネットワーク端末がグローバルIPアドレスを更新したときには、DDNSサーバに更新要求を行って、ホスト名を使ってのウェブサーバへのアクセスを可能にしている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
ところで、ADSLやCATVインターネット等のブロードバンドの普及に伴い、常時接続を行うブロードバンドルータが普及している。このブロードバンドルータには複数のネットワーク端末が接続される。例えば、監視カメラ等のネットワークカメラが接続される。これらのネットワーク端末やブロードバンドルータは、動的に変化するグローバルIPアドレスに対応する必要があり、DDNSクライアント端末として自身のグローバルIPアドレスをDDNSサーバへ通知している。
【0005】
DDNSクライアント端末からIPアドレスの通知を受け取ったDDNSサーバは、自身のデータベース内にあるクライアント端末のグローバルIPアドレスと通知されたグローバルIPアドレスを比較し、変化があったときはデータベースの更新と判断し、変更する。なお、DDNSサーバのデータベースにはDDNSクライアント端末の利用者のメールアドレスや住所、電話番号などの個人情報も格納されている。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−112851号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このDDNSサーバとDDNSクライアント端末から構成されるDDNSシステムにおいては、ユーザがネットワーク端末でDDNSクライアント端末にアクセスするとき、DDNSサーバによってDDNSクライアント端末のIPアドレスはホスト名から変換され、ユーザはホスト名によってDDNSクライアント端末へアクセスすることができる。
【0008】
しかし、ネットワークカメラを操作して映像を取得する場合を考えれば分かるように、ブロードバンドルータによりネットワークカメラに常時接続している場合、プライバシー保護等の観点からどうしても所定の時間カメラへのアクセスを停止したいという時間帯が存在する。このような場合にネットワークカメラの電源をOFFして動作させないようにする方法があるが、この場合、ネットワークカメラにアクセスする端末(アクセス元端末)からは、ネットワークカメラからの応答がないということしかわからない。すなわち、ネットワークカメラの電源がOFFされている場合には、アクセス元端末からのアクセスパケットに対し、応答する装置がないとしてアクセス元端末のブラウザ手段によりその情報が表示されることになるが、何故ネットワークカメラが応答しないのかは不明であり、アクセス元端末の利用者は、ネットワークカメラが今後もアクセスできないという認識をもつことも多い。また、電源ON/OFFは手動で行う必要があるため、停止したい時間帯を超えてしまったり、停止したくない時間まで電源OFFしていたりという状況が生じる。この場合に、ネットワークカメラ、すなわち、DDNSクライアント端末側で操作をタイマで停止することにより対応することができるが、なぜネットワークカメラが応答しない理由をアクセス元端末に知らせることはできない。
【0009】
ここで、DDNSクライアント端末側で、タイマ動作によりアクセスできない時間帯であることを報知するWebページを送信するようにもできないことはないが、DDNSクライアント端末側の動作プログラム等のシステム構成が非常に複雑になるという問題があった。
【0010】
そこで、本発明は、ホスト名によるアクセスを容易に不許可にすることができ、システム構成がシンプルなDDNSクライアント端末を提供することを目的とする。
【0011】
また本発明は、ホスト名によるDDNSクライアント端末へのアクセスを容易に不許可にすることができ、システム構成がシンプルなDDNSサーバを提供することを目的とする。
【0012】
そして本発明は、ホスト名によるDDNSクライアント端末へのアクセスを容易に不許可にすることができ、システム構成がシンプルなDDNSシステムを提供することを目的とする。
【0013】
さらに本発明は、ホスト名によるDDNSクライアント端末へのアクセスを容易に不許可にすることができるアクセス管理方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本発明のDDNSサーバは、DDNSクライアント部が、DDNSサーバにDDNS更新要求を行うときに、アクセスを不許可にする停止時間帯情報を同時に通知することを特徴とする。
【0015】
これにより、ホスト名によるアクセスを容易に不許可にすることができ、システム構成がシンプルなDDNSクライアント端末を提供することができる。
【0016】
また、本発明のDDNSサーバは、停止時間取得部が、DDNSクライアント端末のDDNS更新要求から停止時間帯の開始時間情報と終了時間情報を取り出し、制御部が、停止時間帯にはネットワーク端末からのホスト名解決要求に対しデフォルトのグローバルIPアドレスに変換して送信することを特徴とする。
【0017】
これにより、ホスト名によるDDNSクライアント端末へのアクセスを容易に不許可にすることができ、システム構成がシンプルなDDNSサーバを提供することができる。
【0018】
また、本発明のDDNSシステムは、DDNSクライアント端末からDDNSサーバにDDNS更新要求を行うときに、アクセスを不許可にする停止時間帯情報を同時に通知することを特徴とする。
【0019】
これにより、ホスト名によるDDNSクライアント端末へのアクセスを容易に不許可にすることができ、システム構成がシンプルなDDNSシステムを提供することができる。
【0020】
また、本発明のアクセス管理方法は、グローバルIPアドレス更新時、DDNSクライアント端末からDDNSサーバDDNS更新要求を行うときに、DDNSクライアント端末へのアクセスを不許可にする停止時間帯情報を同時に通知し、該停止時間帯にはデフォルトのグローバルIPアドレスを送信することを特徴とする。
【0021】
これにより、ホスト名によるDDNSクライアント端末へのアクセスを容易に不許可にすることができるアクセス管理方法を提供することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の発明は、グローバルIPアドレスが変更されるとDDNSサーバに通知するDDNSクライアント部と、アクセスを不許可にする停止時間帯を管理する停止時間帯管理部とを備え、DDNSクライアント部が、DDNSサーバにDDNS更新要求を行うときに、アクセスを不許可にする停止時間帯情報を同時に通知することを特徴とするDDNSクライアント端末であり、DDNS更新要求を利用して、DDNSクライアント端末に対するアクセス停止時間帯を通知するため、ホスト名によるDDNSクライアント端末へのアクセスを容易に不許可にすることができ、システム構成がシンプルにすることができる。
【0023】
本発明の請求項2記載の発明は、グローバルIPアドレスとホスト名をクライアント情報として格納したクライアント情報データベースを備え、アクセスされたホスト名をグローバルIPアドレスに変換するDDNSサーバであって、停止時間取得部が、DDNSクライアント端末のDDNS更新要求から停止時間帯の開始時間情報と終了時間情報を取り出し、制御部が、停止時間帯にはネットワーク端末からのホスト名解決要求に対しデフォルトのグローバルIPアドレスに変換して送信することを特徴とするDDNSサーバであり、DDNS更新要求を利用して、DDNSクライアント端末に対するアクセス停止時間帯を通知するため、停止時間帯にはデフォルトのグローバルIPアドレスに変換でき、ホスト名によるDDNSクライアント端末へのアクセスを容易に不許可にすることができる。
【0024】
本発明の請求項3記載の発明は、デフォルトのグローバルIPアドレスが、アクセスを不許可にすることを報知するウェブページのグローバルIPアドレスであることを特徴とする請求項2記載のDDNSサーバであり、アクセスを不許可にすることを報知するウェブページに接続されるため、停止を意図するDDNSサーバのグローバルIPアドレスを通知することでユーザにDDNSクライアント端末が停止していることが分かる。
【0025】
本発明の請求項4記載の発明は、広域ネットワークに接続された請求項1記載のDDNSクライアント端末と、広域ネットワークに接続された請求項2または3に記載のDDNSサーバとを備え、DDNSクライアント端末からDDNSサーバにDDNS更新要求を行うときに、アクセスを不許可にする停止時間帯情報を同時に通知することを特徴とするDDNSシステムであり、DDNS更新要求を利用して、DDNSクライアント端末に対するアクセス停止時間帯を通知するため、ホスト名によるDDNSクライアント端末へのアクセスを容易に不許可にすることができる。
【0026】
本発明の請求項5記載の発明は、グローバルIPアドレス更新時、DDNSクライアント端末からDDNSサーバにDDNS更新要求を行うときに、DDNSクライアント端末へのアクセスを不許可にする停止時間帯情報を同時に通知し、該停止時間帯にはデフォルトのグローバルIPアドレスを送信することを特徴とするアクセス管理方法であり、DDNS更新要求を利用して、DDNSクライアント端末に対するアクセス停止時間帯を通知するため、停止時間帯にはデフォルトのグローバルIPアドレスに変換でき、ホスト名によるDDNSクライアント端末へのアクセスを容易に不許可にすることができる。
【0027】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1におけるDDNSシステムとアクセス管理方法について説明する。図1は本発明の実施の形態1におけるDDNSシステムの構成図、図2は本発明の実施の形態1におけるDDNSクライアント端末の構成図、図3(a)は本発明の実施の形態1におけるDDNSサーバの構成図、図3(b)は本発明の実施の形態1におけるウェブサーバの構成図、図4は本発明の実施の形態1におけるDDNSシステムの処理のシーケンス図、図5は本発明の実施の形態1におけるDDNSサーバの処理のフローチャート、図6はDDNS更新要求のHTTPパケットの構成図である。
【0028】
図1において、1はインターネット(本発明の広域ネットワーク)、2はDDNSサーバ、3はブロードバンドルータやこれとその配下のネットワークカメラ等のDDNSクライアント端末、4はインターネット1からメールを受信できるネットワーク端末、5はクライアントからの要求でグローバルIPアドレスを時間制限付で割り当てるDHCPサーバ、11はWebサーバである。
【0029】
次にDDNSクライアント端末3について説明する。図2において、3aはDDNSクライアント端末3のDDNSサーバ2との通信制御と管理を行うDDNSクライアント部、6aは、電子メールの通信管理を行うメール管理部(図示しない)におかれ、ユーザから入力されたメールアドレスを管理するメールアドレス管理部である。6bは、インターネット1で通信する等のためにDHCPサーバ5から割り当てられた自分のIPアドレスを管理するIPアドレス管理部、6cはユーザから入力された停止時間を管理する停止時間帯管理部である。このDDNSクライアント部3a,メールアドレス管理部6a,IPアドレス管理部6b,停止時間帯管理部6c等の管理部は、ファームウェアその他の制御プログラムが中央処理装置(図示しない)にロードされて、機能実現手段として構成される。
【0030】
続いて、DDNSサーバについて説明する。図3(a)において、7はDDNSサーバ2に設けられ、各DDNSクライアント端末3の停止時間を管理するタイマー管理テーブルである。7aはDHCPサーバによって割り当てられ各クライアント情報の中に格納された現在のグローバルIPアドレス、7bは停止時間帯の開始時間、7cは停止時間帯の終了時間である。クライアント情報にはその他ユーザの個人情報も蓄積される。8は各DDNSクライアント端末3からの停止時間帯取得を行う停止時間取得部、9はタイマ(図示しない)で計時した時間に従って処理を行う制御部である。図3(b)において、11aはインターネット1とHTTPで通信できるWebサーバ11の通信部、11bはDDNSサーバ2のタイマ管理テーブルを受信するタイマ管理テーブル受信機能部、11cは受信したタイマ管理テーブル、11dは通信部11aで受信したHTTPメッセージから取出したホスト名及び、そのホスト名に基づいて受信したタイマ管理テーブル11cから読み出した停止時間帯等から後述する停止時間報知用ウェブページを生成する停止時間報知用ウェブページ生成部である。
【0031】
そこで本発明の実施の形態1のDDNSアクセス管理システムの処理のシーケンスについて説明する。まず図4に示すように、DDNSクライアント端末3はDDNSサーバ2のDNS情報を常に最新のものに更新するように、定期的に自分のグローバルIPアドレス等の情報をDDNSサーバ2に通知(以下、「DDNS更新要求」とする)する。また、新しいIPアドレスをDHCPサーバから取得したときにも、DDNS更新要求を行う。
【0032】
すなわち、定期的にもしくはIPアドレス更新時にDDNS更新要求を行う。図6はDDNS更新要求のHTTPパケットの構成図である。このDDNS更新要求の構成を図6に基づいて説明すると、10aはHTTPパケットのHTTPヘッダ、10bはDHCPサーバ5に割り当てられたグローバルIPアドレス、10cはメールアドレス、10dは停止時間帯の停止開始時間、10eは停止時間帯の停止終了時間、10fはクライアントを識別するためのクライアントIDである。
【0033】
DDNSクライアント端末3から停止時間を付加されたDDNS更新要求を受け取ったDDNSサーバ2は、図5に示すサーバ処理を行って、停止時間をHTTPヘッダから入手する。図5に示すように、DDNSサーバ2はDDNS更新要求を受信すると(step1)、停止時間帯取得処理を行う(step2)。停止時間帯を取得後、停止開始時間になったらグローバルIPアドレスをデフォルトのアドレスにする処理を起動するためのタイマと、停止終了時間になったらIPアドレスをDDNSクライアント端末の実際のIPに戻すための処理を起動するためのタイマをセットする(step3)。
【0034】
その後、DDNSサーバ2は、ネットワーク端末からホスト名グローバルIPアドレス変換を求めるホスト名解決要求があるまで待機し(step4)、ホスト名解決要求があった場合に停止開始時間が到来しているか否かをチェックする(step5)。停止開始時間が到来しているとき停止時間開始処理が起動される(step6)。このときDDNSクライアント端末のホスト名解決要求に対して、DDNSサーバはデフォルトのグローバルIPアドレスを返す。このグローバルIPアドレスは、停止していることを報知する旨の画面を表示する所定のウェブサーバのグローバルIPアドレスである。
【0035】
なお、この所定のWebサーバ11にアクセスがあった場合、HTTPメッセージからホスト名を取出し、そのホスト名、このホスト名の端末が停止していることを報知する旨のメッセージ及び停止時間等(例えば、「平日夕方5時〜朝10時まで、及び休日はサービスを停止しております。」というメッセージ)を記述したウェブページを送信するような機能をもたせている。すなわち、本Webサーバ11は、DDNSサーバ2のタイマ管理テーブルの情報を定期的にDDNSサーバ2から受信するタイマ管理テーブル受信機能部11aを有しているとともに、HTTPメッセージから取出したホスト名に基づいて受信したタイマ管理テーブル11cから停止時間を判断し、そのホスト名及び停止時間等からウェブページを動的に生成する停止時間報知用ウェブページ生成部11dを有している。
【0036】
従って、停止時間内においてDDNSクライアント端末3にアクセスしたネットワーク端末4は、DDNSクライアント端末3ではない所定のWebサーバ11にアクセスすることになり、このWebサーバ11からDDNSクライアント端末3のホスト名及びDDNSクライアント端末3がサービスしない時間帯である旨の情報を受信し、表示することができる。
【0037】
その後、停止終了時間になったか否かがチェックされ(step7)、停止終了時間にならないときはこれを繰返し、停止終了時間になったとき停止時間終了処理が起動される(step8)。停止時間帯以外の時間帯になっているのでその後は通常のIPアドレスを返すことになる。
【0038】
図5のフローチャートにおけるstep4〜step6は、図4のシーケンス図において、停止時間帯におけるネットワーク端末からのホスト名解決要求とグローバルIPアドレス(デフォルト)であり、step7,step8は、図4のシーケンス図において、停止時間帯以外のネットワーク端末からのホスト名解決要求とグローバルIPアドレスとなる。
【0039】
このように本実施の形態1のDDNSシステムは、DDNSサーバとDDNSクライアント端末との間で行われるDDNS更新要求を利用して、DDNSクライアント端末に対するアクセス停止時間帯を通知するため、ホスト名によるDDNSクライアント端末へのアクセスを容易に不許可にすることができ、システム構成がシンプルにすることができる。
【0040】
なお、本実施の形態では、DDNSシステムについて説明したが、DDNSクライアント端末を有しないDNSシステム下においてもDNSに停止時間を設定できれば、ホスト名によるDDNSクライアント端末へのアクセスを容易に不許可にすることが可能であり、DDNSクライアント端末からDDNS更新要求に停止時間を含ませるのではなく、固定のグローバルIPアドレスとホスト名をDNSサーバに登録する際に、停止時間帯もDNSサーバに登録するようにするようにしてもよい。
【0041】
また、DDNSクライアント端末の停止時間帯管理部6cに、DDNSクライアント端末3の管理者から曜日毎若しくは/及び年月日毎に停止時間を設定することができるようにしてもよい。この場合、DDNSクライアント端末は、曜日若しくは/及び年月日が切り替わった以降に送信するDDNS更新要求は切り替わった後の曜日若しくは年月日の停止時間を送信するようにすれば、DDNS更新要求の情報量は少なくて済み、またDDNSサーバには曜日若しくは年月日管理は必要なくDDNSは簡単な構成にすることが可能である。なお、曜日や年月日の情報を一括してDDNSサーバ2に送信する構成にすることも当然に可能である。
【0042】
更に、DDNSクライアント端末3において、停止時間の間は、端末の動作を停止する端末動作停止制御部(図示しない)を設けるようにすれば、仮に他のDNSサーバでDDNSクライアント端末のグローバルIPアドレスが停止時間内においても一時的にキャッシュされているような場合であっても、DDNSクライアント端末に対し完全にアクセスすることを阻止できるとともに消費電力の低減をすることが可能となる。また、DDNSクライアント端末3において、停止時間の間における外部からのアクセスに対しては、パスワード等の認証動作を行うようにし、停止時間でない場合には、認証動作をしない認証動作手段を設けて自由にアクセスされることを防止するようにしてもよい。
【0043】
また、DDNSクライアント端末3とDDNSサーバ2間で、停止時間の送受信を行う代わりに、DDNSクライアント端末3から代替IPアドレスと代替する時間とをDDNSサーバ2に送信し、DDNSサーバ2側で代替時間内にアクセスがあった場合に代替IPアドレスをアクセス元に送信するようにしてもよい。このようにすればデフォルトのサーバをDDNSクライアント端末3が自由に設定することができ、また2つ以上の端末に対し同一ホスト名を時間帯に分けて登録するということも可能となる。なお、停止時間と代替IPアドレスおよび代替時間を共にDDNSサーバ2に送信するようにし、DDNSサーバ2は送信された情報に基づいて動作するようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】
本発明のDDNSクライアント端末によれば、DDNS更新要求を利用して、DDNSクライアント端末に対するアクセス停止時間帯を通知するため、ホスト名によるDDNSクライアント端末へのアクセスを容易に不許可にすることができ、システム構成がシンプルにすることができる。
【0045】
本発明のDDNSサーバによれば、DDNS更新要求を利用して、DDNSクライアント端末に対するアクセス停止時間帯を通知するため、停止時間帯にはデフォルトのグローバルIPアドレスに変換でき、ホスト名によるDDNSクライアント端末へのアクセスを容易に不許可にすることができる。アクセスを不許可にすることを報知するウェブページに接続されるため、停止を意図するDDNSサーバのグローバルIPアドレスを通知することでユーザにDDNSクライアント端末が停止していることが分かる。
【0046】
本発明のDDNSシステムによれば、DDNS更新要求を利用して、DDNSクライアント端末に対するアクセス停止時間帯を通知するため、ホスト名によるDDNSクライアント端末へのアクセスを容易に不許可にすることができる。
【0047】
本発明のアクセス管理方法によれば、DDNS更新要求を利用して、DDNSクライアント端末に対するアクセス停止時間帯を通知するため、停止時間帯にはデフォルトのグローバルIPアドレスに変換でき、ホスト名によるDDNSクライアント端末へのアクセスを容易に不許可にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるDDNSシステムの構成図
【図2】本発明の実施の形態1におけるDDNSクライアント端末の構成図
【図3】(a)本発明の実施の形態1におけるDDNSサーバの構成図
(b)本発明の実施の形態1におけるウェブサーバの構成図
【図4】本発明の実施の形態1におけるDDNSシステムの処理のシーケンス図
【図5】本発明の実施の形態1におけるDDNSサーバの処理のフローチャート
【図6】DDNS更新要求のHTTPパケットの構成図
【符号の説明】
1 インターネット
2 DDNSサーバ
3 DDNSクライアント端末
3a DDNSクライアント部
4 ネットワーク端末
5 DHCPサーバ
6a メールアドレス管理部
6b IPアドレス管理部
6c 停止時間帯管理部
7 タイマー管理テーブル
7a,10b グローバルIPアドレス
7b 開始時間
7c 終了時間
8 停止時間取得部
9 制御部
10a HTTPヘッダ
10c メールアドレス
10d 停止開始時間
10e 停止終了時間
10f クライアントID
11 Webサーバ
11a 通信部
11b タイマ管理テーブル受信機能部
11c 受信したタイマ管理テーブル
11d 停止時間報知用ウェブページ生成部

Claims (5)

  1. グローバルIPアドレスが変更されるとDDNSサーバに通知するDDNSクライアント部と、
    アクセスを不許可にする停止時間帯を管理する停止時間帯管理部とを備え、
    前記DDNSクライアント部が、DDNSサーバにDDNS更新要求を行うときに、アクセスを不許可にする停止時間帯情報を同時に通知することを特徴とするDDNSクライアント端末。
  2. グローバルIPアドレスとホスト名をクライアント情報として格納したクライアント情報データベースを備え、アクセスされたホスト名をグローバルIPアドレスに変換するDDNSサーバであって、
    停止時間取得部が、DDNSクライアント端末のDDNS更新要求から停止時間帯の開始時間情報と終了時間情報を取り出し、
    制御部が、停止時間帯にはネットワーク端末からのホスト名解決要求に対しデフォルトのグローバルIPアドレスに変換して送信することを特徴とするDDNSサーバ。
  3. 前記デフォルトのグローバルIPアドレスが、アクセスを不許可にすることを報知するウェブページのグローバルIPアドレスであることを特徴とする請求項2記載のDDNSサーバ。
  4. 広域ネットワークに接続された請求項1記載のDDNSクライアント端末と、広域ネットワークに接続された請求項2または3に記載のDDNSサーバとを備え、前記DDNSクライアント端末から前記DDNSサーバにDDNS更新要求を行うときに、アクセスを不許可にする停止時間帯情報を同時に通知することを特徴とするDDNSシステム。
  5. グローバルIPアドレス更新時、前記DDNSクライアント端末からDDNSサーバにDDNS更新要求を行うときに、前記DDNSクライアント端末へのアクセスを不許可にする停止時間帯情報を同時に通知し、該停止時間帯にはデフォルトのグローバルIPアドレスを送信することを特徴とするアクセス管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007037072A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Kitt Peak:Kk 接続先切り替え通信ネットワークシステム
JP2017055161A (ja) * 2015-09-07 2017-03-16 ビッグローブ株式会社 ネットワークシステム、ネットワーク管理方法およびプログラム

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