JP2004126707A - インタフェース変換装置及びインタフェース変換方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インタフェース変換装置1は、USBとATAPIに対応する第1コマンド変換装置21と、USBとATAに対応する第2コマンド変換装置22とを備える。切換装置16は、接続された第2の機器3が持つインタフェースを診断し、その診断結果に基づいて第1又は第2コマンド変換装置21,22を制御回路12を介して第2の機器3に接続する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インタフェース変換装置及びインタフェース変換方法に関するものである。
【0002】
近年、インタフェースの進化は著しいものがあり、既存の装置は新しいインタフェースへの対応を常に求められている。そのため、主装置と周辺装置の双方に新たなインタフェースを搭載しなければならない。例えば、周辺装置を新たなインタフェースを備えた周辺装置に置き換える場合、主装置に新たなインタフェースを備える必要がある。しかし、インタフェースを備えた主装置を新規に開発するには時間がかかるため、新規に開発することなく新しいインタフェースに対応するためにインタフェース変換装置が求められている。
【0003】
【従来の技術】
従来、パソコン等を構成する主装置や周辺機器は、従来のインタフェースとしてATAPIやATA等のインタフェースを備え、それらにより主装置と周辺機器とはデータ通信が可能に接続されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
近年、周辺機器の接続・切離しを容易に行うためにUSB2.0インタフェースを、主装置や周辺機器に備えるようになってきている。
近年、主装置や周辺機器には、USB2.0インタフェース(以下、単にUSB)を備えたものが出回るようになってきている。USBは、2つの機器の電源を投入した状態で互いを接続又は切り離すことができるため、多くの機器で用いられるようになってきている。
【0005】
ところで、USBを備えた主装置や周辺機器を新規に開発するには時間がかかる。このため、それらの装置には、ATAPIやATAをUSBに変換するインタフェース変換装置が搭載される。
【0006】
インタフェース変換装置は、USBと1つのインタフェースの間でコマンド/ステータス/データを変換する。即ち、1つのインタフェース変換装置は、USBで規定されたコマンド/ステータス/データをATAPIで規定されたそれらに変換する。また、別のインタフェース変換装置は、USBで規定されたコマンド/ステータス/データをATAで規定されたそれらに変換する。
【0007】
これらのインタフェース変換装置を用いることで、USBを備えた主装置や周辺機器を早期に開発することができる。
【0008】
【特許文献1】
米国特許第5715274明細書
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ATAPIとATAは、接続するコネクタ形状が同一であるため、適合していないインタフェース装置を接続してしまうことがある。例えば、USBとATAPIとのコマンド/ステータス/データを変換するインタフェース変換装置を、ATAのコネクタに接続してしまうことがある。しかしながら、ATAPIとATAは、信号線の配列/使用するコマンド等が異なるため、USBを備えた機器と、当該インタフェース変換装置を備えた機器との間の通信ができたりできなかったりするという問題があった。
【0010】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は接続された装置を互いに認識させ、接続することができるインタフェース変換装置及びインタフェース変換方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、第1のインタフェースと第2のインタフェースとの間でコマンドを変換する第1のコマンド変換手段と、第1のインタフェースと第3のインタフェースとの間でコマンドを変換する第2のコマンド変換手段と、接続された機器が前記第2のインタフェースを持つか前記第3のインタフェースを持つかを診断し、該診断結果に基づき該機器が持つインタフェースに対応して前記第1のコマンド変換手段と第2のコマンド変換手段とを切換える診断及び切換手段と、を備えた。従って、第1のインタフェースを持つ機器と接続された機器とを互いに認識され接続される。
【0012】
請求項2に記載の発明は、前記診断及び切換手段は、前記接続された機器に対してコマンドを発行し、該機器のステータス情報に基づいて該機器が持つインタフェースを診断する。従って、接続された機器が容易に診断される。
【0013】
請求項3に記載の発明は、第1及び第2のコマンド変換手段の少なくとも一方は、第1のインタフェースを介して入力されるコマンドを、対応する第2又は第3のインタフェースのコマンドに変換するか否かを判定する判定手段を備え、該判定結果に基づいて変換しない場合に前記第1のインタフェースを介してエラーステータスを出力する。従って、第2又は第3のインタフェースが対応しないコマンドに対する応答が早くなる。
【0014】
請求項4に記載の発明のように、第1のインタフェースと第2のインタフェースとの間でステータスを変換する第1のステータス変換手段と、第1のインタフェースと第3のインタフェースとの間でステータスを変換する第2のステータス変換手段と、を備え、前記診断及び切換手段は、該診断結果に基づき該機器が持つインタフェースに対応して前記第1のステータス変換手段と前記第2のステータス変換手段とを切換える。
【0015】
請求項5に記載の発明のように、第1のインタフェースと第2のインタフェースとの間でデータを変換する第1のデータ変換手段と、第1のインタフェースと第3のインタフェースとの間でデータを変換する第2のデータ変換手段と、を備え、前記診断及び切換手段は、該診断結果に基づき該機器が持つインタフェースに対応して前記第1のステータス変換手段と前記第2のステータス変換手段とを切換える。
【0016】
請求項6に記載の発明は、第1及び第2のデータ変換手段の少なくとも一方は、データ変換時に入力データに対して暗号化・復号化処理を施す。従って、その暗号化したデータを記録した機器が第3者に渡っても、データの漏洩が防がれる。
【0017】
請求項7に記載の発明は、第1及び第2のデータ変換手段の少なくとも一方は、データ変換時に入力データに誤り訂正符号を付加して出力する。従って、データの信頼性が向上する。
【0018】
請求項8に記載の発明は、第1及び第2のデータ変換手段の少なくとも一方は、データ変換時に入力データに所定のデータパターンを含むか否かを判定し、含む場合にはその入力データの出力を停止する。例えばデータパターンをウィルスとした場合、そのウィルスの汚染が防がれ、データの安全性が向上する。
【0019】
請求項9に記載の発明は、第1のインタフェースと第2のインタフェースとの間でコマンドを変換する第1のコマンド変換手段と、第1のインタフェースと第3のインタフェースとの間でコマンドを変換する第2のコマンド変換手段と、を備え、接続された機器が前記第2のインタフェースを持つか前記第3のインタフェースを持つかを診断し、該診断結果に基づき該機器が持つインタフェースに対応して前記第1のコマンド変換手段と第2のコマンド変換手段とを切換えるようにした。従って、第1のインタフェースを持つ機器と接続された機器とを互いに認識され接続される。
【0020】
請求項10に記載の発明は、前記接続された機器に対して第2のインタフェースに対応するコマンドと前記第3のインタフェースに対応するコマンドを順次発行し、各コマンドにそれぞれ対する該機器のステータス情報に基づいて該機器が持つインタフェースを診断する。従って、接続された機器が容易に診断される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1〜図10に従って説明する。
図1は、インタフェース変換装置1のブロック回路図である。
【0022】
このインタフェース変換装置1は、第1のインタフェースとしてのUSB2.0インタフェース(以下、単にUSB)を備えた第1の機器2(ホスト装置)と接続されている。また、インタフェース変換装置1は、第2のインタフェースとしてのATAPIインタフェース(以下、単にATAPI)又は第3のインタフェースとしてのATAインタフェース(以下、単にATA)を備えた第2の機器3(周辺装置)との間に接続されている。つまり、インタフェース変換装置1は第1の機器2と第2の機器3の間に接続されている。インタフェース変換装置1は、USBとATAPIとの間、及びUSBとATAとの間でコマンド/ステータス/データを変換する。
【0023】
インタフェース変換装置1は、第1及び第2制御回路11,12、コマンド変換回路13、ステータス変換回路14、データ変換回路15、診断及び切換手段としてのインタフェース診断および切換装置(以下、単に切換装置という)16を備える。
【0024】
第1制御回路11は、USBインタフェースに対応する制御回路であり、信号送信時には内部で扱う電気信号をUSB規格の電気信号に変換して出力し、信号受信時にはUSB規格の電気信号を装置内部で扱う電気信号に変換する。第2制御回路12は、ATAPI及びATAインタフェースに対応する制御回路であり、信号送信時には内部で扱う電気信号をATAPI及びATA規格の電気信号に変換して出力し、信号受信時にはATAPI及びATA規格の電気信号を装置内部で扱う電気信号に変換する。
【0025】
コマンド変換回路13は、第1及び第2のコマンド変換手段としての第1及び第2コマンド変換装置21,22と切換回路23とから構成されている。第1コマンド変換装置21はUSBとATAPIとの間でコマンドを変換し、第2コマンド変換装置22はUSBとATAとの間でコマンドを変換する。切換回路23は、第1切換信号S1に応答して第1又は第2コマンド変換装置21,22を第1及び第2制御回路11,12に接続する。
【0026】
ステータス変換回路14は、第1及び第2のステータス変換手段としての第1及び第2ステータス変換装置24,25と切換回路26とから構成されている。第1ステータス変換装置24はUSBとATAPIとの間でステータスを変換し、第2ステータス変換装置25はUSBとATAとの間でステータスを変換する。切換回路26は、第2切換信号S2に応答して第1又は第2ステータス変換装置24,25を第1及び第2制御回路11,12に接続する。
【0027】
データ変換回路15は、第1及び第2のデータ変換手段としての第1及び第2データ変換装置27,28と切換回路29とから構成されている。第1データ変換装置27はUSBとATAPIとの間でデータを変換し、第2データ変換装置28はUSBとATAとの間でデータを変換する。切換回路29は、第3切換信号S3に応答して第1又は第2データ変換装置27,28を第1及び第2制御回路11,12に接続する。
【0028】
切換装置16は、インタフェース変換装置1に接続された第2の機器3が持つインタフェースを診断し、その診断結果に基づいて第1〜第3切換信号S1〜S3を生成する。具体的には、切換装置16は、第2制御回路12を介して第2の機器3に対してコマンドを送信し、その応答に基づいて第2の機器3が持つインタフェースを診断する。そして、切換装置16は、第2の機器3が持つインタフェースに対応する変換装置を第2制御回路12に接続するように各切換信号S1〜S3を生成する。
【0029】
このように、本実施形態のインタフェース変換装置1は、接続されうるATAとATAPIにそれぞれ対応した第1及び第2コマンド変換装置21,22、第1及び第2ステータス変換装置24,25、第1及び第2データ変換装置27,28を備える。そして、切換装置16は、接続された第2の機器3の属性としてその第2の機器3が持つインタフェースを診断し、該診断結果に基づいて各変換装置21,22、24,25、27,28の一方を選択して第2制御回路12を介して第2の機器3に接続するようにした。そのため、接続された第2の機器3に最適な変換装置を自動的に選ぶため、確実に第1の機器2と第2の機器3とを接続することができる。
【0030】
次に、第1及び第2コマンド変換装置21,22の構成を説明する。
図2は、第1コマンド変換装置21の一部ブロック回路図である。
第1コマンド変換装置21は、複数(図では4つ)のメモリ31〜34と、選択回路35と、判定手段としての判定回路36と、変換回路37とを備える。各メモリ31〜34には、USBを介して第1の機器2から受け取るコマンドが順次格納される。
【0031】
選択回路35は各メモリ31〜34に格納されたコマンドに応じて、それらのメモリ31〜34のうちの一つを選択し、選択されたメモリに格納されたコマンドが判定回路36に出力される。例えば、選択回路35は、コマンドを実行する第2の機器3における実行順序に応じてメモリ31〜34に格納された複数のコマンドの選択順序を決定する。第2の機器3において実行するコマンドの順序により、複数のコマンドの実行時間の合計が短くなる場合がある。従って、選択回路35は、第2の機器3における実行時間が短くなるように各メモリ31〜34に格納されたコマンドを選択する。
【0032】
判定回路36は、入力されるコマンドを変換するか否かを判定する。そして、判定回路36は、変換するコマンドの場合にはそのコマンドを変換回路37に出力し、変換しないコマンドの場合にはエラー応答出力信号を対応するステータス変換回路14に出力する。
【0033】
詳述すると、判定回路36は、図示しないテーブルからエラー応答するコマンドリストを入力し、メモリ31〜34から入力されるコマンドがリストのコマンドと一致するか否かを判定する。そして、判定回路36は、入力されるコマンドとリストのコマンドとが一致しない場合にはそのコマンドを変換回路37に出力し、それらが一致する場合にはエラー応答出力信号SERをステータス変換回路14に出力する。
【0034】
図1のステータス変換回路14の第1ステータス変換装置24は、エラー応答出力信号SERに応答してエラーステータスを第1の機器2に出力する。即ち、第1の機器2から第2の機器3がサポートしないコマンドを送出した場合、インタフェース変換装置1はそのコマンドを判定してエラーステータスを第1の機器2へ送信する。この構成により、インタフェース変換装置1におけるコマンドの変換処理を実行しないことと、第2の機器3にコマンドが到達しないことにより、応答時間が短くなる、即ち応答性が向上する。
【0035】
変換回路37はフォーマット変換のみを行う。即ち、USBのコマンドは複数バイトのデータであり、そのコマンドにはATAのコマンドが含まれている(同一のコードにて同じ動作を示す)。従って、第1コマンド変換装置21の変換回路37は、USBのコマンドからATAのコマンドを抜き出して出力する。
【0036】
第2コマンド変換装置22は第1コマンド変換装置21と同様に構成され、第1コマンド変換装置21と比較して変換回路37の動作が異なっている。第2コマンド変換装置22の変換回路37はテーブル37aを持ち、該テーブル37aにはUSBのコマンドとATAPIのコマンドとが対応付けて記憶されている。即ち、USBのコマンドとATAPIのコマンドでは、実質的に同じ動作を行うために異なるコードが用いられる。変換回路37は、そのテーブル37aの内容を参照して入力されるUSBのコマンドをATAPIのコマンドに変換して出力する。
【0037】
次に、第1及び第2データ変換装置27,28の構成を説明する。
図3は、第1データ変換装置27のブロック回路図である。尚、第2データ変換装置28の構成は第1データ変換装置27の構成と同じであるため、図面及び説明を省略する。
【0038】
第1データ変換装置27は、データ確認装置41、誤り訂正符号装置42、暗号化装置43、復号化装置44を含む。
データ確認装置41は、USBからのデータとデータパターンとが入力される。データパターンは、ウィルスのパターンであり、予めメモリ等の記憶回路に設定されている。データ確認装置41は、データにデータパターンと一致する部分が存在するか否かを確認し、データパターンと一致する部分を含むデータの出力を停止し、データパターンと一致する部分を含まないデータを誤り訂正符号装置42に出力する。即ち、データ確認装置41は、ウィルスチェックを行い、ウィルスを含まないデータのみを出力する。これにより、第2の機器3にウィルスが入るのを防止する。
【0039】
誤り訂正符号装置42は、ECC等の誤り訂正符号とCRC等の誤り検出符号の少なくとも一方を入力データに付加して出力する。また、誤り訂正符号装置42は、入力データに含まれる誤り訂正符号、誤り検出符号を用いてその入力データに生じた誤りの検出・訂正を行い、その処理後のデータを出力する。この誤り訂正符号装置42により、第1の機器2と第2の機器3との間のデータ転送の信頼性が向上する。
【0040】
暗号化装置43は、入力データを所定のアルゴリズムによって暗号化したデータを出力する。復号化装置44は、暗号化装置43と逆のアルゴリズムによって入力データを復号化したデータを出力する。
【0041】
暗号化装置43により暗号化したデータを第2の機器3に出力する。第2の機器3をハードディスク(HDD)とした場合、USBを備えた第1の機器2から入力されるデータを暗号化してHDDに記録する。逆に、HDDから読出したデータを復号化装置44により復号処理し、その処理後のデータを第1の機器2に出力する。
【0042】
このようにすると、第2の機器3(HDD)のみが第3者に渡った場合、HDDには暗号化されたデータが記録されているため、そのデータをHDDから読出してもにも第3者がデータの内容を確認することができず、情報の漏洩を防ぐことができる。
【0043】
次に、切換装置16の動作を図4に従って説明する。
図4は、切換装置16の診断動作を示すフローチャートである。
切換装置16は、先ず、機器確認コマンド(Identify Device Command) を第2の機器3に対して発行する(ステップ51)。この機器確認コマンドはATAを備えた機器に対応するコマンドである。次に、切換装置16は、第2の機器3のステータス情報、即ちステータスレジスタの内容を読み込み、その読み込んだデータのエラービットを確認する(ステップ52)。そのエラービットが「1」の場合には、コマンドが不正である(サポートしていない)ことを示す。従って、エラービットが「1」ではない(No)の場合、切換装置16は、第2の機器3がATAを備えたデバイスであることを確認する(ステップ53)。
【0044】
一方、ステップ52においてエラービットが「1」の場合、切換装置16は、機器確認パケットコマンド(Identify Packet Device Command) を第2の機器3に対して発行する(ステップ54)。この機器確認コマンドはATAPIを備えた機器に対応するコマンドである。次に、切換装置16は、第2の機器3のステータスレジスタの内容を読み込み、その読み込んだデータのエラービットを確認する(ステップ55)。そのエラービットが「1」の場合には、コマンドが不正である(サポートしていない)ことを示す。従って、エラービットが「1」ではない(No)の場合、切換装置16は、第2の機器3がATAPIを備えたデバイスであることを確認する(ステップ56)。
【0045】
ステップ55においてエラービットが「1」の場合、切換装置16は第2の機器3がATA及びATAPIを備えていない不明なデバイスであると判断し、各変換装置21,22,24,25,27,28を第1及び第2制御回路11,12に接続しない(ステップ57)。
【0046】
図5,6は、第1コマンド変換装置21の動作説明図である。
図5に示すように、USBのコマンドブロック61aは、31バイトのデータからなる。
【0047】
第1コマンド変換装置21は、入力データの1〜4バイト目のデータとコマンドブロック61aのデータサイズからUSBコマンドであることを識別する。5〜8バイト目のデータはタグコードであり、第1コマンド変換装置21はこれをステータス応答のために当該装置21に備えた記憶領域に記憶する。9〜12バイト目は転送サイズであり、データ転送に利用される。13バイト目はデータの転送フラグであり、14バイト目のデータは第1の機器2の論理デバイス番号を示し、15バイト目は次に続くコマンドの有効なバイト数を示す。
【0048】
第1コマンド変換装置21は、16〜27バイト目を第2の機器3に出力するATAPIのコマンドのためのデータ62aとして抽出する。この時、第1コマンド変換装置21は、15バイト目の有効データ数を無視している。これは、第2の機器3に出力するATAPIのコマンドがUSBのコマンドブロック61aの有効データ部分と一致するからである。
【0049】
第1コマンド変換装置21は、図2の判定回路36において、抽出した12バイトのデータ62aが第2の機器3のATAPIがサポートするコマンドであるか否かを判定する。図5において、16バイト目のデータは「12h」(hは16進数を示し、図には「12」のみを示す)であり、これはATAPIがサポートするコマンドである。従って、第1コマンド変換装置21は、データ62aから図2の変換回路37にてATAPIパケット63aを生成し、これを出力する。
【0050】
図6に示すように、USBのコマンドブロック61bの16〜27バイト目を抽出したデータ62bの先頭のデータが「25h」の場合、これはATAPIがサポートしないコマンドである。従って、第1コマンド変換装置21の判定回路36(図2)は、これを変換しないコマンドと判定し、出力しない。従って、ATAPIパケット63bは作成されない。そして、判定回路36は、第1の機器2に対してエラー応答をするべくエラー応答出力信号SERを出力する。
【0051】
図7,8は、第2コマンド変換装置22の動作説明図である。
第1コマンド変換装置21と同様に、第2コマンド変換装置22は、USBのコマンドブロック64aの16〜27バイト目を抽出する。そして第2コマンド変換装置22は、16バイト目のデータからコマンド部分を変換するか否かを判定する。
【0052】
図7に示すコマンドブロック64aの場合、16バイト目のデータは「28h」であり、これはATAがサポートするコマンドである。従って、第2コマンド変換装置22は、抽出したデータ65aからテーブル37a(図2)を用いてATAのコマンド66aを生成する。
【0053】
第2コマンド変換装置22は、抽出したデータ65aがデータ転送を伴うコマンドの場合、23,24バイト目のデータ転送数を確認する。このデータ転送数が256セクタを超える場合、第2コマンド変換装置22は、複数のコマンドに分割して発行する。この時、第2コマンド変換装置22は、アドレスをインクリメントしたATAのコマンド67aを生成する。
【0054】
図8に示すUSBのコマンドブロック64bの場合、16バイト目のデータは「12h」であり、これはATAがサポートしないコマンドである。従って、第2コマンド変換装置22は、抽出したデータ65bを変換しない、即ち判定回路は、この抽出したデータ65bを変換回路に出力しない。従って、ATAのコマンド66b,67bは生成されない。そして、判定回路は、第1コマンド変換装置21の判定回路36と同様に、第1の機器2に対してエラー応答をするべくエラー応答出力信号SERを出力する。
【0055】
図9は、第1ステータス変換装置24の動作説明図である。
予め、インタラプトリクエスト信号(INTRQ信号)アサートするように第2の機器3のATAPIを設定しておく。ATAPIはエラー発生時もしくはコマンド終了時にINTRQをアサートするため、第1ステータス変換装置24は、その都度、第2の機器3に備えられたステータスレジスタ71をリードする。そして、第1ステータス変換装置24は、ステータスレジスタ71の内容に基づいてUSBのステータスブロック72を生成する。
【0056】
ステータスレジスタ71のビット7が「0」のときはこのステータスレジスタ71が有効であるため、ビット0でエラービットによりエラーの有無を判断する。ビット0が「0」の場合にはエラー無しであり、それが「1」の場合にはエラーが発生している。第1ステータス変換装置24は、ステータスレジスタ71のビット0に基づいてステータスブロック72の13バイト目を設定する。ビット0の「0」を「00h」に、「1」を「01h」に変換する。
【0057】
第1ステータス変換装置24は、USBのステータスブロック72の9〜12バイト目の残り転送数に、変換したときのUSB側の残り転送数を設定し、5〜8バイト目には第1コマンド変換装置21で保持したタグコード(例えば図5のUSBのコマンドブロック72の5〜8バイト目)を格納する。そして、第1ステータス変換装置24は、ステータスブロック72の1〜4バイト目にUSBのステータスを示す識別コードを格納し、第1の機器2(USBホスト)に転送する。
【0058】
図10は、第2ステータス変換装置25の動作説明図である。
第2ステータス変換装置25は、第2コマンド変換装置22で発行したコマンドが終了する毎に第2の機器3のステータスレジスタ73をリードする。この時、第2ステータス変換装置25は、ステータスレジスタ73のビット0の内容に基づいて、エラーが発生している場合に残り転送セクタ数をUSBのステータスブロック74の9〜12バイト目に格納する。そして、第2ステータス変換装置25は、ステータスブロック74の13バイト目に「01h」を格納する。ステータスブロック74の5〜8バイト目には、第2コマンド変換装置22で保持したタグコードを格納する。そして、第2ステータス変換装置25は、ステータスブロック74の1〜4バイト目にUSBのステータスを示す識別コード(シグネチャ)を格納し、エラー応答をするべくステータスブロック74を第1の機器2(USBホスト)に転送する。
【0059】
USBのコマンドブロックに示すコマンドが全て正常に終了したとき、第2ステータス変換装置25は、USBのステータスブロック74の9〜13バイト目に「00h」を格納する。そして、第2ステータス変換装置25は、5〜8バイト目に第2コマンド変換装置22で保持したタグコードを格納し、1〜4バイト目にUSBのステータスを示す識別コードをいれてステータス応答をする。
【0060】
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)インタフェース変換装置1は、USBとATAPIに対応する第1コマンド変換装置21と、USBとATAに対応する第2コマンド変換装置22とを備える。切換装置16は、接続された第2の機器3が持つインタフェースを診断し、その診断結果に基づいて第1又は第2コマンド変換装置21,22を制御回路12を介して第2の機器3に接続するようにした。その結果、接続した第2の機器3に対応して第1コマンド変換装置21と第2コマンド変換装置22とを切換えることで、第1の機器2と第2の機器3とを確実に接続することができる。
【0061】
(2)第1及び第2コマンド変換装置21,22は、判定回路36を備え、該判定回路36は、USBからのコマンドをATAPI又はATAのコマンドに変換するか否かを判断し、変換しない場合にはエラー応答出力信号SERを出力する。第1又は第2ステータス変換装置24,25は、そのエラー応答出力信号SERに応答してエラーステータスを第1の機器2に出力するようにした。その結果、ATAPI又はATAでサポートしていないコマンドに対する応答をインタフェース変換装置1が行うため、応答性を改善することができる。
【0062】
(3)第1及び第2データ変換装置27,28はデータ確認装置41を備え、入力されたデータに所定のデータパターンと一致する部分があるか否かを確認し、一致する部分がある場合にはそのデータを出力しないようにした。その結果、ウィルス等の不正なデータを発見し、それを第1又は第2の機器2,3へ転送することを防ぐことができる。
【0063】
(4)第1及び第2データ変換装置27,28は、誤り訂正符号装置42を備え、誤り訂正符号,誤り検出符号をデータに付加して出力するようにした。その結果、各インタフェースでのデータ誤りを防ぐことができる。
【0064】
(5)第1及び第2データ変換装置27,28は暗号化装置43と復号化装置44を備え、データの暗号化・復号化を行うようにした。その結果、暗号化したデータを記録したHDD等の第2の機器3が第3者に渡っても、読み出したデータが暗号化されているのでそのデータの漏洩を防止することができる。
【0065】
尚、前記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
・上記実施形態では、インタフェースの各種変換処理をインタフェース変換装置1、即ちハードウェアにて行うようにしたが、そのインタフェース変換装置1が持つ機能の一部をソフトウェアにて実行するようにしてもよい。
【0066】
即ち、図11に示すように、インタフェース変換装置81は、変換部82とMPU83とを含み、それらは1つのチップ上に形成されている。変換部82は上記実施形態と同様に、第1及び第2制御回路11,12、コマンド変換回路13、ステータス変換回路14、データ変換回路15を含む。MPU83は、インタフェース診断及び切換装置として機能するプログラム84を実行する。このプログラム84は、MPU83が持つメモリやMPU83がアクセスするメモリに予め記憶されている。
【0067】
MPU83がインタフェース診断および切換装置としての機能を実行することで、診断のためのシーケンスや発行コマンドを容易に変更することができるようになる。また、インタフェース診断および切換装置としての機能は、第2の機器3を接続した時や電源投入時に実行すればよく、常時動作させる必要がない。従って、このインタフェース診断および切換装置としての機能をハードウェアにて実現しないことで、インタフェース変換装置81(変換部82)の電力消費を低減することができる。
【0068】
・上記実施形態では、コマンド/ステータス/データをUSBとATA及びATAPIの間で変換するようにしたが、少なくともコマンドを変換すればUSBとATA及びATAPIの間で通信が可能となる。従って、図1のインタフェース変換装置1からステータス変換回路14とデータ変換回路15の少なくとも一方を省略して実施しても良い。また、図12に示すように、インタフェース変換装置81aを、第1及び第2制御回路11,12、コマンド変換回路13、ステータス変換回路14を含む変換部82aとMPU83とから構成しても良い。
【0069】
・上記実施形態において、インタフェース変換装置1が持つ変換のための機能及び診断のための機能をソフトウェアにて実行するようにしても良い。
即ち、図13に示すように、インタフェース変換装置81bは、変換部82aとMPU83aとを含み、それらは1つのチップ上に形成されている。変換部82は、第1及び第2制御回路11,12を含む。MPU83は、インタフェース診断及び切換装置として機能する診断プログラム84、コマンド変換回路として機能するコマンド変換プログラム85、テータス変換回路として機能するステータス変換プログラム86を実行する。尚、データ変換回路として機能するデータ変換プログラムを実行する構成としてもよい。これらのプログラム84,85,86は、MPU83aが持つメモリやMPU83aがアクセスするメモリに予め記憶されている。
【0070】
コマンド変換プログラム85は、第1コマンド変換装置として機能するプログラム91と、第2コマンド変換装置として機能するプログラム92と、切換回路として機能するプログラム93とから構成される。MPU83aは、プログラム91を実行して第1のインタフェースと第2のインタフェースの間でコマンドを変換し、プログラム92を実行して第1のインタフェースと第3のインタフェースの間でコマンドを変換する。プログラム93は、診断プログラム84からの指示に基づいてプログラム91とプログラム92との実行を入れ替える(例えば、MPU83aが実行する命令を示すポインタを切換える)。
【0071】
ステータス変換プログラム86は、第1ステータス変換装置として機能するプログラム94と、第2ステータス変換装置として機能するプログラム95と、切換回路として機能するプログラム96とから構成される。MPU83aは、プログラム94を実行して第1のインタフェースと第2のインタフェースの間でステータスを変換し、プログラム95を実行して第1のインタフェースと第3のインタフェースの間でステータスを変換する。プログラム96は、診断プログラム84からの指示に基づいてプログラム94とプログラム95との実行を入れ替える(例えば、MPU83aが実行する命令を示すポインタを切換える)。
【0072】
このように構成すれば、第1の機器2や第2の機器3が持つインタフェースが変更された場合にも、それに対応する変換のためのプログラムのみを入れ替えればよいので、容易に短時間で新たなインタフェースに対応することができる。
【0073】
・上記各実施形態において、ATAに適合させる変換処理と、ATAPIに適合させる変換処理の双方をハードウェア又はソフトウェアにて実行するようにしたが、ATAとATAPIの一方をハードウェアにて実現し、他方をソフトウェアにて実現するようにしても良い。
【0074】
以上の様々な実施の形態をまとめると、以下のようになる。
(付記1) 第1のインタフェースと第2のインタフェースとの間でコマンドを変換する第1のコマンド変換手段と、
第1のインタフェースと第3のインタフェースとの間でコマンドを変換する第2のコマンド変換手段と、
接続された機器が前記第2のインタフェースを持つか前記第3のインタフェースを持つかを診断し、該診断結果に基づき該機器が持つインタフェースに対応して前記第1のコマンド変換手段と第2のコマンド変換手段とを切換える診断及び切換手段と、
を備えたことを特徴とするインタフェース変換装置。(1)
(付記2) 前記診断及び切換手段は、前記接続された機器に対してコマンドを発行し、該機器のステータス情報に基づいて該機器が持つインタフェースを診断することを特徴とする付記1記載のインタフェース変換装置。(2)
(付記3) 第1及び第2のコマンド変換手段の少なくとも一方は、第1のインタフェースを介して入力されるコマンドを、対応する第2又は第3のインタフェースのコマンドに変換するか否かを判定する判定手段を備え、該判定結果に基づいて変換しない場合に前記第1のインタフェースを介してエラーステータスを出力することを特徴とする付記1又は2記載のインタフェース変換装置。(3)
(付記4) 前記第1及び第2のコマンド変換手段の少なくとも一方は、相互のコマンドが対応付けられて記憶されたテーブルを用いて該コマンドを変換することを特徴とする付記1乃至3のうちの何れか一つに記載のインタフェース変換装置。
(付記5) 第1のインタフェースと第2のインタフェースとの間でステータスを変換する第1のステータス変換手段と、
第1のインタフェースと第3のインタフェースとの間でステータスを変換する第2のステータス変換手段と、を備え、
前記診断及び切換手段は、該診断結果に基づき該機器が持つインタフェースに対応して前記第1のステータス変換手段と前記第2のステータス変換手段とを切換えることを特徴とする付記1乃至4のうちの何れか一つに記載のインタフェース変換装置。(4)
(付記6) 第1のインタフェースと第2のインタフェースとの間でデータを変換する第1のデータ変換手段と、
第1のインタフェースと第3のインタフェースとの間でデータを変換する第2のデータ変換手段と、を備え、
前記診断及び切換手段は、該診断結果に基づき該機器が持つインタフェースに対応して前記第1のステータス変換手段と前記第2のステータス変換手段とを切換えることを特徴とする付記1乃至5のうちの何れか一つに記載のインタフェース変換装置。(5)
(付記7) 第1及び第2のデータ変換手段の少なくとも一方は、データ変換時に入力データに対して暗号化・復号化処理を施すことを特徴とする付記6記載のインタフェース変換装置。(6)
(付記8) 第1及び第2のデータ変換手段の少なくとも一方は、データ変換時に入力データに誤り訂正符号を付加して出力することを特徴とする付記6記載のインタフェース変換装置。(7)
(付記9) 第1及び第2のデータ変換手段の少なくとも一方は、データ変換時に入力データに所定のデータパターンを含むか否かを判定し、含む場合にはその入力データの出力を停止することを特徴とする付記6記載のインタフェース変換装置。(8)
(付記10) 第1のインタフェースと第2のインタフェースとの間でコマンドを変換する第1のコマンド変換手段と、
第1のインタフェースと第3のインタフェースとの間でコマンドを変換する第2のコマンド変換手段と、を備え、
接続された機器が前記第2のインタフェースを持つか前記第3のインタフェースを持つかを診断し、該診断結果に基づき該機器が持つインタフェースに対応して前記第1のコマンド変換手段と第2のコマンド変換手段とを切換えることを特徴とするインタフェース変換方法。(9)
(付記11) 前記接続された機器に対して第2のインタフェースに対応するコマンドと前記第3のインタフェースに対応するコマンドを順次発行し、各コマンドにそれぞれ対する該機器のステータス情報に基づいて該機器が持つインタフェースを診断することを特徴とする付記10記載のインタフェース変換方法。(10)
(付記12) 第1及び第2のコマンド変換手段の少なくとも一方は、第1のインタフェースを介して入力されるコマンドを、対応する第2又は第3のインタフェースのコマンドに変換するか否かを判定する判定手段を備え、該判定結果に基づいて変換しない場合に前記第1のインタフェースを介してエラーステータスを出力することを特徴とする付記10又は11記載のインタフェース変換方法。
【0075】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、接続された装置を互いに認識させ、接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のインタフェース変換装置のブロック回路図である。
【図2】コマンド変換装置のブロック回路図である。
【図3】データ変換装置のブロック回路図である。
【図4】インタフェース診断の処理フローチャートである。
【図5】第1コマンド変換装置の動作説明図である。
【図6】第1コマンド変換装置の動作説明図である。
【図7】第2コマンド変換装置の動作説明図である。
【図8】第2コマンド変換装置の動作説明図である。
【図9】第1ステータス変換装置の動作説明図である。
【図10】第2ステータス変換装置の動作説明図である。
【図11】別のインタフェース変換装置のブロック回路図である。
【図12】別のインタフェース変換装置のブロック回路図である。
【図13】別のインタフェース変換装置のブロック回路図である。
【符号の説明】
1 インタフェース変換装置
2 機器(第1のインタフェースを持つ機器)
3 機器(第2又は第3のインタフェースを持つ機器)
16 診断及び切換手段(インタフェース診断および切換装置)
21 第1のコマンド変換手段(第1コマンド変換装置)
22 第2のコマンド変換手段(第2コマンド変換装置)
24 第1のステータス変換手段(第1ステータス変換装置)
25 第2のステータス変換手段(第2ステータス変換装置)
27 第1のデータ変換手段(第1データ変換装置)
28 第2のデータ変換手段(第2データ変換装置)
Claims (10)
- 第1のインタフェースと第2のインタフェースとの間でコマンドを変換する第1のコマンド変換手段と、
第1のインタフェースと第3のインタフェースとの間でコマンドを変換する第2のコマンド変換手段と、
接続された機器が前記第2のインタフェースを持つか前記第3のインタフェースを持つかを診断し、該診断結果に基づき該機器が持つインタフェースに対応して前記第1のコマンド変換手段と第2のコマンド変換手段とを切換える診断及び切換手段と、
を備えたことを特徴とするインタフェース変換装置。 - 前記診断及び切換手段は、前記接続された機器に対してコマンドを発行し、該機器のステータス情報に基づいて該機器が持つインタフェースを診断することを特徴とする請求項1記載のインタフェース変換装置。
- 第1及び第2のコマンド変換手段の少なくとも一方は、第1のインタフェースを介して入力されるコマンドを、対応する第2又は第3のインタフェースのコマンドに変換するか否かを判定する判定手段を備え、該判定結果に基づいて変換しない場合に前記第1のインタフェースを介してエラーステータスを出力することを特徴とする請求項1又は2記載のインタフェース変換装置。
- 第1のインタフェースと第2のインタフェースとの間でステータスを変換する第1のステータス変換手段と、
第1のインタフェースと第3のインタフェースとの間でステータスを変換する第2のステータス変換手段と、を備え、
前記診断及び切換手段は、該診断結果に基づき該機器が持つインタフェースに対応して前記第1のステータス変換手段と前記第2のステータス変換手段とを切換えることを特徴とする請求項1乃至3のうちの何れか一項に記載のインタフェース変換装置。 - 第1のインタフェースと第2のインタフェースとの間でデータを変換する第1のデータ変換手段と、
第1のインタフェースと第3のインタフェースとの間でデータを変換する第2のデータ変換手段と、を備え、
前記診断及び切換手段は、該診断結果に基づき該機器が持つインタフェースに対応して前記第1のステータス変換手段と前記第2のステータス変換手段とを切換えることを特徴とする請求項1乃至4のうちの何れか一項に記載のインタフェース変換装置。 - 第1及び第2のデータ変換手段の少なくとも一方は、データ変換時に入力データに対して暗号化・復号化処理を施すことを特徴とする請求項5記載のインタフェース変換装置。
- 第1及び第2のデータ変換手段の少なくとも一方は、データ変換時に入力データに誤り訂正符号を付加して出力することを特徴とする請求項5記載のインタフェース変換装置。
- 第1及び第2のデータ変換手段の少なくとも一方は、データ変換時に入力データに所定のデータパターンを含むか否かを判定し、含む場合にはその入力データの出力を停止することを特徴とする請求項5記載のインタフェース変換装置。
- 第1のインタフェースと第2のインタフェースとの間でコマンドを変換する第1のコマンド変換手段と、
第1のインタフェースと第3のインタフェースとの間でコマンドを変換する第2のコマンド変換手段と、を備え、
接続された機器が前記第2のインタフェースを持つか前記第3のインタフェースを持つかを診断し、該診断結果に基づき該機器が持つインタフェースに対応して前記第1のコマンド変換手段と第2のコマンド変換手段とを切換えることを特徴とするインタフェース変換方法。 - 前記接続された機器に対して第2のインタフェースに対応するコマンドと前記第3のインタフェースに対応するコマンドを順次発行し、各コマンドにそれぞれ対する該機器のステータス情報に基づいて該機器が持つインタフェースを診断することを特徴とする請求項9記載のインタフェース変換方法。
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