JP2004125864A - 反射鏡および発光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光源からの光に対する反射効率を向上させる安価な反射鏡および発光装置を提供する。
【解決手段】反射鏡本体40Aの表裏面に、反射面42,導光面43を形成する。一方、反射鏡本体40Aの頂部41Aの表面は、アルミニウムを蒸着しない透過領域とする。反射鏡本体40Aの裏部には、頂部41Aに対応する部位に、入射光LAの入射方向とは異なる方向に入射光LAを反射させる反射部41Bを形成する。そして、上記通過領域,反射部41Bを設けたので、反射鏡40におけるキセノン管30が陰となる陰部分(頂部41A)に照射される照射光を無駄にすることがなくなり、上記照射光を有効利用し得ると共に、反射効率も向上する。また、従来のような光ファイバーを使用することなく、上記陰部分に照射される照射光を照明方向へ導光し得るので、反射鏡40を安価に製造できる。
【選択図】 図5
【解決手段】反射鏡本体40Aの表裏面に、反射面42,導光面43を形成する。一方、反射鏡本体40Aの頂部41Aの表面は、アルミニウムを蒸着しない透過領域とする。反射鏡本体40Aの裏部には、頂部41Aに対応する部位に、入射光LAの入射方向とは異なる方向に入射光LAを反射させる反射部41Bを形成する。そして、上記通過領域,反射部41Bを設けたので、反射鏡40におけるキセノン管30が陰となる陰部分(頂部41A)に照射される照射光を無駄にすることがなくなり、上記照射光を有効利用し得ると共に、反射効率も向上する。また、従来のような光ファイバーを使用することなく、上記陰部分に照射される照射光を照明方向へ導光し得るので、反射鏡40を安価に製造できる。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光源からの光を照明方向側へ反射させるための反射鏡および発光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スチルカメラなどには、一般的に、撮影に必要な明るさを得るためのストロボ点灯装置を備えている。このストロボ点灯装置の中には、通常の撮影モードおよび近距離撮影モードに切換可能となっているものがある(例えば、特許文献1参照)。上記特許文献1はストロボ発光部を上記各モードに連動して回転させ、そして近距離撮影モードではストロボ発光部からの光が複数本の光ファイバーを介して分散されると共にその発光方向も変えていた。
【0003】
一方、従来の反射傘(「反射鏡」と同義)の中には、棒状の光源,たとえば円柱状の蛍光燈の発光を照明方向側へ反射させるものがある。このような反射傘は、一般的に、蛍光燈を近接させている。図6に示すように、反射傘90はその断面形状が弧状となっており、そして反射傘90の頂部91に対向する部位に円柱状の蛍光燈92が近接した状態で位置決めされている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−147612公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図6に示す反射傘90では、その頂部91付近が蛍光燈92の陰部分(蛍光燈92による照明方向の反対側に対応する部分)となり、この陰部分(頂部91)に照射される照射光(図6の矢印参照)が蛍光燈92を越えて照明方向側にまで反射しないか,または上記陰部分の反射光が効率的に照明方向へ導光されないという問題点があった。即ち、図6に示す反射傘90では、陰部分に照射される光が無駄になっていた。
【0006】
一方、上記特許文献1に係る発明において、ストロボ発光部の発光方向を変え分散させるためには、複数本の光ファイバーを必要としている。即ち、上記特許文献1では、高価な光ファイバーを使用するため、発光装置が高価になるという問題が生じる。また、ストロボ発光装置などでは、反射鏡の周辺部(端部)による反射光が光源の中心部における照射光および反射光よりも、暗くなる(ぼやける)という問題があった。
【0007】
本発明の目的は、上記事実を考慮して、光源からの光に対する反射効率を向上させる安価な反射鏡および発光装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の反射鏡では、光源による照明方向の反対側に対応する部位に前記光源からの光が通過される通過領域、および前記光源からの光を前記照明方向側へ反射させる反射面を有する第1の面部と、前記通過領域に対応する部位に、前記通過領域を通過した入射光の入射方向とは異なる方向に前記入射光を反射させる反射部を有する第2の面部と、を備えることを特徴とする。
【0009】
光源からの照射光は、照明方向側へ向かって直接に照射されると共に、反射面に照射された光は反射光として照明方向側へ反射される。また、通過領域を通過した入射光は、第2の面部の反射部により、入射方向とは異なる方向に反射する。例えば、反射部で反射された反射光は、再び通過領域を通過し、光源を飛越えて照明方向側に出射する。
【0010】
請求項1記載の反射鏡においては、光源による照明方向の反対側に対応する部位いわゆる反射鏡における光源が陰となる陰部分に照射される照射光であっても、通過領域を通過した入射光が第2の面部の反射部によって入射方向とは異なる方向に反射するので、例えば反射部で反射された反射光を光源によって遮光されることなく照明方向側に出射させることができる。
【0011】
請求項1記載に係る発明によれば、通過領域および反射部を設けたので、上記陰部分に照射される照射光を無駄にすることがなくなり、上記照射光を有効利用し得ると共に、反射効率も向上する。また、請求項1記載に係る発明によれば、従来のような光ファイバーを使用することなく、上記陰部分に照射される照射光を照明方向へ導光し得るので、反射鏡を安価に製造できる。
【0012】
請求項2記載に係る発明では、前記第2の面部に前記入射光を前記反射面の端部へ導光させる導光面をさらに設け、前記反射部によって反射された前記入射光を、前記導光面と前記反射面との組合わせによって前記反射面の端部から前記照明方向へ向けて出射させることを特徴とする。
【0013】
通過領域を通過した入射光は反射部によって入射方向とは異なる方向に反射すると共に、反射部によって反射された反射光は導光面と反射面との組合わせによって反射面の端部から照明方向へ向けて出射する。即ち、請求項2記載に係る発明によれば、反射部によって反射された反射光が反射面の端部(周辺部)から照明方向へ向けて出射されるので、反射鏡の周辺部における反射光の光量が補われ、従来よりも反射鏡の周辺部が明るくなる。
【0014】
請求項3記載の発光装置では、請求項1または請求項2に記載の反射鏡と、光源と、前記光源を発光させる発光手段と、を備えることを特徴とする。光源は発光手段によって発光し、そして請求項1記載の反射鏡によって上記陰部分に照射される照射光が照明方向へ導光され、そのため上記陰部分に照射される照射光が無駄にならない。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、図1乃至図3に基づいて、本発明の第1実施形態に係る反射鏡およびその反射鏡を備える発光装置の構成について説明する。なお、図1は本実施形態の発光装置としてのストロボ点灯装置を備えるスチルカメラの正面図、図2は図1に示すストロボ点灯装置の要部を示す斜視図、図3は図2の3−3線端面図である。
【0016】
図1に示すように、スチルカメラ10は、被写体像を結像させるためのレンズ12、撮影する被写体の構図を決めるために用いられる光学ファインダ14、撮影を実行する際にユーザによって押圧されるシャッタスイッチ16、露光に際して適正な露光光量が得られない低照度の場合に発光されるストロボ点灯装置18などを備える。
【0017】
ストロボ点灯装置18の窓部19内には、図2に示すように、反射鏡20と、光源である円柱状のキセノン管30とが配置されている。なお、キセノン管30には図示しない駆動回路(電源である電池などをも含む)が接続されており、この駆動回路の駆動信号がキセノン管30に供給されることによってキセノン管30が発光する。シャッタスイッチ16(図1参照)および上記駆動回路は、請求項3に係る発光手段の一部を構成するものである。
【0018】
反射鏡20は透明なガラスで形成された第1反射板22および第2反射板26を備えており、第1反射板22および第2反射板26の断面形状は略弧状に湾曲している(図3参照)。即ち、本実施形態は、第1反射板22および第2反射板26の2つの部材を組合わせることにより、反射鏡20を形成するものである。なお、透明とは、光を透過(通過)できるような半透明,有色透明などを含む概念である。
【0019】
図3に示すように、第1反射板22は第2反射板26よりも曲率半径が小さくなっていると共に、第1反射板22は第2反射板26の前面に所定の距離をもって配置されている。そして、キセノン管30は、第1反射板22の頂部22Aに近接した状態で対向している。
【0020】
なお、図2に示すように、第2反射板26にはアルミニウムを蒸着させた銀白色の側壁29が一対形成されており、かつ第2反射板26は両側壁29に取付けられている。また、キセノン管30は両側壁29に位置決めされており、かつキセノン管30の両端に設けられている接続部は図示しない駆動回路に接続されている。
【0021】
図3に示すように、第1反射板22の表面(本発明に係る「第1の面部」に対応する面)には、そのキセノン管30の陰部分(キセノン管30による照明方向の反対側に対応する部分)となる頂部22A以外の部位に、キセノン管30からの照射光を照明方向側へ反射させる反射面23が設けられている。即ち、反射面23は、頂部22Aを中心に、対称となるように形成されている。
【0022】
反射面23は、透明なガラスである第1反射板22の表面に、アルミニウムを蒸着させることによって形成される。即ち、反射面23の表面は銀白色となっており、そのためキセノン管30からの照射光は反射面23を介して反射する。また、第1反射板22の裏面にも、反射面23に対応するよう頂部22A以外の部位に、アルミニウムを蒸着させた銀白色の導光面24が設けられている。
【0023】
そして、第1反射板22の頂部22Aの表裏面は、反射面23および導光面24がそれぞれ形成されていない透明なガラス面となっている。即ち、第1反射板22の頂部22Aは、キセノン管30からの照射光が透過(通過)される透過(通過)領域となっている。
【0024】
第2反射板26には、透過領域すなわち第1反射板22の頂部22Aに対応する部位に、透過領域を透過した入射光LAの入射方向とは異なる方向に入射光LAを反射させる反射部27が形成されている。反射部27は、頂部22A側(照明方向側)に向かって突出する略V字状の突起形状となっている。
【0025】
また、第2反射板26の表面(本発明に係る「第2の面部」に対応する面)には、その全面にアルミニウムを蒸着させた銀白色の導光面28が設けられている。そのため、入射光LAは、反射部27により、入射光LAの入射方向とは異なる方向に反射される。
【0026】
さらに、反射部27で反射された反射光は、図3の1点鎖線に示すように、導光面24および28により、第1反射板22および第2反射板26の端部間で形成された隙間SKから照明方向へ向けて出射する。即ち、第2反射板26の導光面28および第1反射板22の導光面24は、入射光LAを反射鏡20の隙間SKへ導光させるものである。
【0027】
なお、本実施形態では、第1反射板22の裏面に導光面24を設けた例であるが、導光面24を設けることなく、第2反射板26の導光面28からの反射光を第1反射板22の反射面23によって反射させても良い。また、本実施形態では、第1反射板22および第2反射板26を銀白色のアルミニウム板で成形すると共に、通過領域を開口として形成するようにしても良い。
【0028】
引続き、本実施形態に係るストロボ点灯装置18および反射鏡20の作用について説明する。露光に際して適正な露光光量が得られない低照度において、図1に示すシャッタスイッチ16が操作されると、図示しない駆動回路の駆動信号に基づいて図2に示すキセノン管30が発光する。
【0029】
キセノン管30からの照射光は照明方向側へ向かって直接に照射され、また第1反射板22の反射面23に照射された照射光は反射光として照明方向側へ反射される。透過領域である頂部22Aを透過した入射光LAは、第2反射鏡28の反射部27により、入射方向とは異なる方向に反射する。例えば、反射部27で反射された反射光は、再び頂部22Aを透過し、キセノン管30を飛越えて照明方向側に出射する。
【0030】
本実施形態においては、第1反射板22におけるキセノン管30が陰となる陰部分すなわち頂部22Aに照射される照射光であっても、頂部22Aを透過した入射光LAが第2反射鏡28の反射部27によって入射方向とは異なる方向に反射するので、例えば反射部27で反射された反射光をキセノン管30によって遮光されることなく照明方向側に出射させることができる。
【0031】
即ち、本実施形態によれば、透過領域(光を透過し得る透明な頂部22A)および反射部27を設けたので、上記陰部分に照射される照射光を無駄にすることがなくなり、上記照射光を有効利用し得ると共に、反射効率も向上する。また、本実施形態によれば、従来のような光ファイバーを使用することなく、陰部分となる頂部22Aに照射される照射光を照明方向へ導光し得るので、反射鏡20を安価に製造できる。
【0032】
さらに、本実施形態によれば、透過領域である頂部22Aを透過した入射光LAは反射部27によって入射方向とは異なる方向に反射すると共に、入射光LAは導光面24および28の組合わせによって反射鏡20の隙間SKから照明方向へ向けて出射する。
【0033】
即ち、本実施形態によれば、反射部27によって反射された反射光が反射鏡20の隙間SK(反射鏡20の周辺部)から照明方向へ向けて出射されるので、反射鏡20の周辺部における反射光の光量が補われ、従来よりも反射鏡20の周辺部が明るくなる。
【0034】
(第2実施形態)
以下、図4および図5に基づき、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、1枚の反射鏡本体40Aの表裏面に、反射面および導光面をそれぞれ形成した例である。図4は本実施形態に係るストロボ点灯装置の要部を示す斜視図、図5は図4の5−5線端面図である。なお、図4および図5において、図2および図3と対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0035】
図5に示すように、略弧状に形成された反射鏡本体40Aの表面(本発明に係る「第1の面部」に対応する面)には、そのキセノン管30の陰部分となる頂部41A以外の部位に、キセノン管30からの照射光を照明方向側へ反射させる反射面42が設けられている。即ち、反射面42は、頂部41Aを中心に、対称となるように形成されている。
【0036】
反射面42は、透明なガラスである反射鏡本体40Aの表面に、アルミニウムを蒸着させることによって形成される。即ち、反射面42の表面は銀白色となっており、そのためキセノン管30からの照射光は反射面42を介して反射する。一方、反射鏡本体40Aの頂部41Aの表面側は反射面42が形成されていない透明なガラス面となっており、そのため反射鏡本体40Aの頂部41Aはキセノン管30からの照射光が透過される透過領域となっている。
【0037】
反射鏡本体40Aの裏部には、透過領域すなわち頂部41Aに対応する部位に、頂部41Aを透過した入射光LAの入射方向とは異なる方向に入射光LAを反射させる反射部41Bが形成されている。反射部41Bは、照明方向側に向かって凹設されるように、略V字形状となっている。
【0038】
また、反射鏡本体40Aの裏面(本発明に係る「第2の面部」に対応する面)には、その全面にアルミニウムを蒸着させた銀白色の導光面43が設けられている。そのため、入射光LAは、反射部41Bにより、入射光LAの入射方向とは異なる方向に反射される。例えば、反射部41Bで反射された反射光は、再び頂部41Aを透過し、キセノン管30を飛越えて照明方向側に出射する。
【0039】
さらに、反射部41Bで反射された反射光は、図5の1点鎖線に示すように、導光面43により、反射鏡40の端部40Bから照明方向へ向けて出射する。即ち、反射面42および導光面43は、入射光LAを反射鏡40の端部40Bへ導光させるものである。なお、図4に示すように、反射鏡本体40Aにはアルミニウムを蒸着させた銀白色の側壁40Cが一対形成されており、そして両側壁40Cにキセノン管30の接続部が位置決めされている。
【0040】
本実施形態では、1枚の反射鏡本体40Aの表裏面に、反射面42および導光面43をそれぞれ形成したので、第1実施形態の反射鏡20に比べ、構成が簡易となり、安価に製造できる。なお、本実施形態では、反射鏡本体40Aをアクリル樹脂などのプラスチックで成形すると共に、反射面42および導光面43に銀などの鍍金を施すようにしても良い。また、その他の構成および作用効果は、第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。
【0041】
なお、上記各実施形態の反射部27,41Bは照明方向側に向うような略V字形状となっているが、本発明に係る反射部は通過領域を通過した入射光の入射方向とは異なる方向に入射光を反射できれば、その形状は任意に変更できる。また、上記各実施形態に係る反射板,反射鏡本体の形状などの構成は、上記各実施形態に限定されるものではなく、任意に変更できる。
【0042】
上記各実施形態では光源をキセノン管30とした例であるが、本発明に係る光源は蛍光燈などとしても良い。また、光源の形状は、棒状の他に、球状などであっても良い。さらに、上記各実施形態では発光装置をスチルカメラのストロボ点灯装置とした例であるが、本発明に係る発光装置はいわゆる電気スタンドなどの照明器具等であっても、同様に適用される。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、反射鏡に通過領域および反射部を設けたので、反射鏡における光源が陰となる陰部分に照射される照射光を無駄にすることがなくなり、上記照射光を有効利用し得ると共に、反射効率も向上する。また、本発明によれば、従来のような光ファイバーを使用することなく、上記陰部分に照射される照射光を照明方向へ導光し得るので、反射鏡を安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るストロボ点灯装置を備えるスチルカメラの正面図である。
【図2】図1に示すストロボ点灯装置の要部を示す斜視図である。
【図3】図2の3−3線端面図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るストロボ点灯装置の要部を示す斜視図である。
【図5】図4の5−5線端面図である。
【図6】従来例に係る反射傘および蛍光燈の概略的な構成を示す端面図である。
【符号の説明】
16 シャッタスイッチ(発光手段)
18 ストロボ点灯装置(発光装置)
20,40 反射鏡
22 第1反射板(第1の面部)
22A,41A 頂部(通過領域)
23,42 反射面
26 第2反射板(第2の面部)
27,41B 反射部
28,43 導光面
30 キセノン管(光源)
40A,SK 反射鏡の端部
LA 入射光
【発明の属する技術分野】
本発明は、光源からの光を照明方向側へ反射させるための反射鏡および発光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スチルカメラなどには、一般的に、撮影に必要な明るさを得るためのストロボ点灯装置を備えている。このストロボ点灯装置の中には、通常の撮影モードおよび近距離撮影モードに切換可能となっているものがある(例えば、特許文献1参照)。上記特許文献1はストロボ発光部を上記各モードに連動して回転させ、そして近距離撮影モードではストロボ発光部からの光が複数本の光ファイバーを介して分散されると共にその発光方向も変えていた。
【0003】
一方、従来の反射傘(「反射鏡」と同義)の中には、棒状の光源,たとえば円柱状の蛍光燈の発光を照明方向側へ反射させるものがある。このような反射傘は、一般的に、蛍光燈を近接させている。図6に示すように、反射傘90はその断面形状が弧状となっており、そして反射傘90の頂部91に対向する部位に円柱状の蛍光燈92が近接した状態で位置決めされている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−147612公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図6に示す反射傘90では、その頂部91付近が蛍光燈92の陰部分(蛍光燈92による照明方向の反対側に対応する部分)となり、この陰部分(頂部91)に照射される照射光(図6の矢印参照)が蛍光燈92を越えて照明方向側にまで反射しないか,または上記陰部分の反射光が効率的に照明方向へ導光されないという問題点があった。即ち、図6に示す反射傘90では、陰部分に照射される光が無駄になっていた。
【0006】
一方、上記特許文献1に係る発明において、ストロボ発光部の発光方向を変え分散させるためには、複数本の光ファイバーを必要としている。即ち、上記特許文献1では、高価な光ファイバーを使用するため、発光装置が高価になるという問題が生じる。また、ストロボ発光装置などでは、反射鏡の周辺部(端部)による反射光が光源の中心部における照射光および反射光よりも、暗くなる(ぼやける)という問題があった。
【0007】
本発明の目的は、上記事実を考慮して、光源からの光に対する反射効率を向上させる安価な反射鏡および発光装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の反射鏡では、光源による照明方向の反対側に対応する部位に前記光源からの光が通過される通過領域、および前記光源からの光を前記照明方向側へ反射させる反射面を有する第1の面部と、前記通過領域に対応する部位に、前記通過領域を通過した入射光の入射方向とは異なる方向に前記入射光を反射させる反射部を有する第2の面部と、を備えることを特徴とする。
【0009】
光源からの照射光は、照明方向側へ向かって直接に照射されると共に、反射面に照射された光は反射光として照明方向側へ反射される。また、通過領域を通過した入射光は、第2の面部の反射部により、入射方向とは異なる方向に反射する。例えば、反射部で反射された反射光は、再び通過領域を通過し、光源を飛越えて照明方向側に出射する。
【0010】
請求項1記載の反射鏡においては、光源による照明方向の反対側に対応する部位いわゆる反射鏡における光源が陰となる陰部分に照射される照射光であっても、通過領域を通過した入射光が第2の面部の反射部によって入射方向とは異なる方向に反射するので、例えば反射部で反射された反射光を光源によって遮光されることなく照明方向側に出射させることができる。
【0011】
請求項1記載に係る発明によれば、通過領域および反射部を設けたので、上記陰部分に照射される照射光を無駄にすることがなくなり、上記照射光を有効利用し得ると共に、反射効率も向上する。また、請求項1記載に係る発明によれば、従来のような光ファイバーを使用することなく、上記陰部分に照射される照射光を照明方向へ導光し得るので、反射鏡を安価に製造できる。
【0012】
請求項2記載に係る発明では、前記第2の面部に前記入射光を前記反射面の端部へ導光させる導光面をさらに設け、前記反射部によって反射された前記入射光を、前記導光面と前記反射面との組合わせによって前記反射面の端部から前記照明方向へ向けて出射させることを特徴とする。
【0013】
通過領域を通過した入射光は反射部によって入射方向とは異なる方向に反射すると共に、反射部によって反射された反射光は導光面と反射面との組合わせによって反射面の端部から照明方向へ向けて出射する。即ち、請求項2記載に係る発明によれば、反射部によって反射された反射光が反射面の端部(周辺部)から照明方向へ向けて出射されるので、反射鏡の周辺部における反射光の光量が補われ、従来よりも反射鏡の周辺部が明るくなる。
【0014】
請求項3記載の発光装置では、請求項1または請求項2に記載の反射鏡と、光源と、前記光源を発光させる発光手段と、を備えることを特徴とする。光源は発光手段によって発光し、そして請求項1記載の反射鏡によって上記陰部分に照射される照射光が照明方向へ導光され、そのため上記陰部分に照射される照射光が無駄にならない。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、図1乃至図3に基づいて、本発明の第1実施形態に係る反射鏡およびその反射鏡を備える発光装置の構成について説明する。なお、図1は本実施形態の発光装置としてのストロボ点灯装置を備えるスチルカメラの正面図、図2は図1に示すストロボ点灯装置の要部を示す斜視図、図3は図2の3−3線端面図である。
【0016】
図1に示すように、スチルカメラ10は、被写体像を結像させるためのレンズ12、撮影する被写体の構図を決めるために用いられる光学ファインダ14、撮影を実行する際にユーザによって押圧されるシャッタスイッチ16、露光に際して適正な露光光量が得られない低照度の場合に発光されるストロボ点灯装置18などを備える。
【0017】
ストロボ点灯装置18の窓部19内には、図2に示すように、反射鏡20と、光源である円柱状のキセノン管30とが配置されている。なお、キセノン管30には図示しない駆動回路(電源である電池などをも含む)が接続されており、この駆動回路の駆動信号がキセノン管30に供給されることによってキセノン管30が発光する。シャッタスイッチ16(図1参照)および上記駆動回路は、請求項3に係る発光手段の一部を構成するものである。
【0018】
反射鏡20は透明なガラスで形成された第1反射板22および第2反射板26を備えており、第1反射板22および第2反射板26の断面形状は略弧状に湾曲している(図3参照)。即ち、本実施形態は、第1反射板22および第2反射板26の2つの部材を組合わせることにより、反射鏡20を形成するものである。なお、透明とは、光を透過(通過)できるような半透明,有色透明などを含む概念である。
【0019】
図3に示すように、第1反射板22は第2反射板26よりも曲率半径が小さくなっていると共に、第1反射板22は第2反射板26の前面に所定の距離をもって配置されている。そして、キセノン管30は、第1反射板22の頂部22Aに近接した状態で対向している。
【0020】
なお、図2に示すように、第2反射板26にはアルミニウムを蒸着させた銀白色の側壁29が一対形成されており、かつ第2反射板26は両側壁29に取付けられている。また、キセノン管30は両側壁29に位置決めされており、かつキセノン管30の両端に設けられている接続部は図示しない駆動回路に接続されている。
【0021】
図3に示すように、第1反射板22の表面(本発明に係る「第1の面部」に対応する面)には、そのキセノン管30の陰部分(キセノン管30による照明方向の反対側に対応する部分)となる頂部22A以外の部位に、キセノン管30からの照射光を照明方向側へ反射させる反射面23が設けられている。即ち、反射面23は、頂部22Aを中心に、対称となるように形成されている。
【0022】
反射面23は、透明なガラスである第1反射板22の表面に、アルミニウムを蒸着させることによって形成される。即ち、反射面23の表面は銀白色となっており、そのためキセノン管30からの照射光は反射面23を介して反射する。また、第1反射板22の裏面にも、反射面23に対応するよう頂部22A以外の部位に、アルミニウムを蒸着させた銀白色の導光面24が設けられている。
【0023】
そして、第1反射板22の頂部22Aの表裏面は、反射面23および導光面24がそれぞれ形成されていない透明なガラス面となっている。即ち、第1反射板22の頂部22Aは、キセノン管30からの照射光が透過(通過)される透過(通過)領域となっている。
【0024】
第2反射板26には、透過領域すなわち第1反射板22の頂部22Aに対応する部位に、透過領域を透過した入射光LAの入射方向とは異なる方向に入射光LAを反射させる反射部27が形成されている。反射部27は、頂部22A側(照明方向側)に向かって突出する略V字状の突起形状となっている。
【0025】
また、第2反射板26の表面(本発明に係る「第2の面部」に対応する面)には、その全面にアルミニウムを蒸着させた銀白色の導光面28が設けられている。そのため、入射光LAは、反射部27により、入射光LAの入射方向とは異なる方向に反射される。
【0026】
さらに、反射部27で反射された反射光は、図3の1点鎖線に示すように、導光面24および28により、第1反射板22および第2反射板26の端部間で形成された隙間SKから照明方向へ向けて出射する。即ち、第2反射板26の導光面28および第1反射板22の導光面24は、入射光LAを反射鏡20の隙間SKへ導光させるものである。
【0027】
なお、本実施形態では、第1反射板22の裏面に導光面24を設けた例であるが、導光面24を設けることなく、第2反射板26の導光面28からの反射光を第1反射板22の反射面23によって反射させても良い。また、本実施形態では、第1反射板22および第2反射板26を銀白色のアルミニウム板で成形すると共に、通過領域を開口として形成するようにしても良い。
【0028】
引続き、本実施形態に係るストロボ点灯装置18および反射鏡20の作用について説明する。露光に際して適正な露光光量が得られない低照度において、図1に示すシャッタスイッチ16が操作されると、図示しない駆動回路の駆動信号に基づいて図2に示すキセノン管30が発光する。
【0029】
キセノン管30からの照射光は照明方向側へ向かって直接に照射され、また第1反射板22の反射面23に照射された照射光は反射光として照明方向側へ反射される。透過領域である頂部22Aを透過した入射光LAは、第2反射鏡28の反射部27により、入射方向とは異なる方向に反射する。例えば、反射部27で反射された反射光は、再び頂部22Aを透過し、キセノン管30を飛越えて照明方向側に出射する。
【0030】
本実施形態においては、第1反射板22におけるキセノン管30が陰となる陰部分すなわち頂部22Aに照射される照射光であっても、頂部22Aを透過した入射光LAが第2反射鏡28の反射部27によって入射方向とは異なる方向に反射するので、例えば反射部27で反射された反射光をキセノン管30によって遮光されることなく照明方向側に出射させることができる。
【0031】
即ち、本実施形態によれば、透過領域(光を透過し得る透明な頂部22A)および反射部27を設けたので、上記陰部分に照射される照射光を無駄にすることがなくなり、上記照射光を有効利用し得ると共に、反射効率も向上する。また、本実施形態によれば、従来のような光ファイバーを使用することなく、陰部分となる頂部22Aに照射される照射光を照明方向へ導光し得るので、反射鏡20を安価に製造できる。
【0032】
さらに、本実施形態によれば、透過領域である頂部22Aを透過した入射光LAは反射部27によって入射方向とは異なる方向に反射すると共に、入射光LAは導光面24および28の組合わせによって反射鏡20の隙間SKから照明方向へ向けて出射する。
【0033】
即ち、本実施形態によれば、反射部27によって反射された反射光が反射鏡20の隙間SK(反射鏡20の周辺部)から照明方向へ向けて出射されるので、反射鏡20の周辺部における反射光の光量が補われ、従来よりも反射鏡20の周辺部が明るくなる。
【0034】
(第2実施形態)
以下、図4および図5に基づき、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、1枚の反射鏡本体40Aの表裏面に、反射面および導光面をそれぞれ形成した例である。図4は本実施形態に係るストロボ点灯装置の要部を示す斜視図、図5は図4の5−5線端面図である。なお、図4および図5において、図2および図3と対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0035】
図5に示すように、略弧状に形成された反射鏡本体40Aの表面(本発明に係る「第1の面部」に対応する面)には、そのキセノン管30の陰部分となる頂部41A以外の部位に、キセノン管30からの照射光を照明方向側へ反射させる反射面42が設けられている。即ち、反射面42は、頂部41Aを中心に、対称となるように形成されている。
【0036】
反射面42は、透明なガラスである反射鏡本体40Aの表面に、アルミニウムを蒸着させることによって形成される。即ち、反射面42の表面は銀白色となっており、そのためキセノン管30からの照射光は反射面42を介して反射する。一方、反射鏡本体40Aの頂部41Aの表面側は反射面42が形成されていない透明なガラス面となっており、そのため反射鏡本体40Aの頂部41Aはキセノン管30からの照射光が透過される透過領域となっている。
【0037】
反射鏡本体40Aの裏部には、透過領域すなわち頂部41Aに対応する部位に、頂部41Aを透過した入射光LAの入射方向とは異なる方向に入射光LAを反射させる反射部41Bが形成されている。反射部41Bは、照明方向側に向かって凹設されるように、略V字形状となっている。
【0038】
また、反射鏡本体40Aの裏面(本発明に係る「第2の面部」に対応する面)には、その全面にアルミニウムを蒸着させた銀白色の導光面43が設けられている。そのため、入射光LAは、反射部41Bにより、入射光LAの入射方向とは異なる方向に反射される。例えば、反射部41Bで反射された反射光は、再び頂部41Aを透過し、キセノン管30を飛越えて照明方向側に出射する。
【0039】
さらに、反射部41Bで反射された反射光は、図5の1点鎖線に示すように、導光面43により、反射鏡40の端部40Bから照明方向へ向けて出射する。即ち、反射面42および導光面43は、入射光LAを反射鏡40の端部40Bへ導光させるものである。なお、図4に示すように、反射鏡本体40Aにはアルミニウムを蒸着させた銀白色の側壁40Cが一対形成されており、そして両側壁40Cにキセノン管30の接続部が位置決めされている。
【0040】
本実施形態では、1枚の反射鏡本体40Aの表裏面に、反射面42および導光面43をそれぞれ形成したので、第1実施形態の反射鏡20に比べ、構成が簡易となり、安価に製造できる。なお、本実施形態では、反射鏡本体40Aをアクリル樹脂などのプラスチックで成形すると共に、反射面42および導光面43に銀などの鍍金を施すようにしても良い。また、その他の構成および作用効果は、第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。
【0041】
なお、上記各実施形態の反射部27,41Bは照明方向側に向うような略V字形状となっているが、本発明に係る反射部は通過領域を通過した入射光の入射方向とは異なる方向に入射光を反射できれば、その形状は任意に変更できる。また、上記各実施形態に係る反射板,反射鏡本体の形状などの構成は、上記各実施形態に限定されるものではなく、任意に変更できる。
【0042】
上記各実施形態では光源をキセノン管30とした例であるが、本発明に係る光源は蛍光燈などとしても良い。また、光源の形状は、棒状の他に、球状などであっても良い。さらに、上記各実施形態では発光装置をスチルカメラのストロボ点灯装置とした例であるが、本発明に係る発光装置はいわゆる電気スタンドなどの照明器具等であっても、同様に適用される。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、反射鏡に通過領域および反射部を設けたので、反射鏡における光源が陰となる陰部分に照射される照射光を無駄にすることがなくなり、上記照射光を有効利用し得ると共に、反射効率も向上する。また、本発明によれば、従来のような光ファイバーを使用することなく、上記陰部分に照射される照射光を照明方向へ導光し得るので、反射鏡を安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るストロボ点灯装置を備えるスチルカメラの正面図である。
【図2】図1に示すストロボ点灯装置の要部を示す斜視図である。
【図3】図2の3−3線端面図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るストロボ点灯装置の要部を示す斜視図である。
【図5】図4の5−5線端面図である。
【図6】従来例に係る反射傘および蛍光燈の概略的な構成を示す端面図である。
【符号の説明】
16 シャッタスイッチ(発光手段)
18 ストロボ点灯装置(発光装置)
20,40 反射鏡
22 第1反射板(第1の面部)
22A,41A 頂部(通過領域)
23,42 反射面
26 第2反射板(第2の面部)
27,41B 反射部
28,43 導光面
30 キセノン管(光源)
40A,SK 反射鏡の端部
LA 入射光
Claims (3)
- 光源による照明方向の反対側に対応する部位に前記光源からの光が通過される通過領域、および前記光源からの光を前記照明方向側へ反射させる反射面を有する第1の面部と、
前記通過領域に対応する部位に、前記通過領域を通過した入射光の入射方向とは異なる方向に前記入射光を反射させる反射部を有する第2の面部と、
を備える反射鏡。 - 前記第2の面部に前記入射光を前記反射面の端部へ導光させる導光面をさらに設け、
前記反射部によって反射された前記入射光を、前記導光面と前記反射面との組合わせによって前記反射面の端部から前記照明方向へ向けて出射させる請求項1に記載の反射鏡。 - 請求項1または請求項2に記載の反射鏡と、
光源と、
前記光源を発光させる発光手段と、
を備える発光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002285967A JP2004125864A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 反射鏡および発光装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN101446741B (zh) * | 2007-11-27 | 2012-02-22 | 斯坦雷电气株式会社 | 闪光装置 |
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2002
- 2002-09-30 JP JP2002285967A patent/JP2004125864A/ja active Pending
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