JP2004125312A

JP2004125312A - Exhaust heat recovery system

Info

Publication number: JP2004125312A
Application number: JP2002291727A
Authority: JP
Inventors: Masaru Ito; 伊藤　勝; Satoru Kobayashi; 小林　哲; Kenichi Irikawa; 入川　健一; Masanori Osone; 大曽根　正範; Masaharu Kodera; 古寺　雅晴; Yoshinobu Takagi; 高木　義信; Hiroyuki Otsuka; 大塚　裕之; Manabu Imoto; 井元　学
Original assignee: Chugoku Electric Power Co Inc; Hitachi Zosen Corp; Imex Co Ltd
Current assignee: Chugoku Electric Power Co Inc; Hitachi Zosen Corp; Imex Co Ltd
Priority date: 2002-10-04
Filing date: 2002-10-04
Publication date: 2004-04-22
Anticipated expiration: 2022-10-04
Also published as: JP3960893B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an exhaust heat recovery system capable of reducing manufacturing cost. <P>SOLUTION: The exhaust heat recovery system 1 is provided with a heat recovery unit 6 having a heat exchange chamber 5 arranged with a heat transfer pipe 4 provided with a gas inlet 2 connected to an exhaust gas lead-in pipe 7 and a gas outlet 3 connected to an exhaust gas lead-out pipe 8 and supplied with hot water for heat recovery, a bypass pipe 9 provided between the exhaust gas lead-in pipe 7 and the exhaust gas lead-out pipe 8 to bypass the heat recovery unit 6, and a change-over damper 10 provided in an exhaust gas lead-in pipe 7 side to change over exhaust gas led in by the exhaust gas lead-in pipe 7 to either one of a heat exchange chamber 5 side or a bypass pipe 9 side. A cooling air supply pipe 13 for supplying cooling air into the heat exchange chamber 5 is connected to the exhaust heat recovery system 1, and it is composed so that when heat recovery is not necessary, heat leaking into the heat exchange chamber is cooled by supplying the cooling air into the heat exchange chamber by the cooling air supply pipe and discharging it out to the exhaust gas lead-out pipe from the gas outlet. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばマイクロガスタービンから排出される排ガスの熱を回収するための排熱回収装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
最近、マイクロガスタービンを使用した小規模発電設備が設置されるとともに、この小規模発電設備には、マイクロガスタービンから排出される排ガスを回収するための排熱回収装置が設けられている。
【０００３】
ところで、図３に示すように、この排熱回収装置５１は、上部に排ガスを導入するガス導入口５２および下部に排ガスを導出するガス導出口５３が設けられるとともに内部に伝熱管５４が配置された熱交換室５５を有する熱回収器５６と、上記ガス導入口５２側に接続された排ガス導入管５７と、上記ガス導出口５３側に接続された排ガス導出管５８と、これら排ガス導入管５７と排ガス導出管５８とを接続して上記熱交換室５５をバイパスするバイパス管５９と、上記排ガス導入管５７におけるガス導入口５２とバイパス管５９との接続部分に設けられて排ガスをガス導入口５２側およびバイパス管５９側のいずれかに切り替える切替板６０ａを有する切替ダンパー６０と、上記伝熱管４と熱需要個所側に設けられた熱交換部との間で熱回収用の被加熱水である温水を循環させる被加熱水供給配管６１と、この被加熱水供給配管６１の送り管部６１ａと戻り管部６１ｂとの間に接続されるとともに途中に循環用水ポンプ６２、ラジエータ６３および電磁開閉弁６４が設けられて伝熱管５４にて奪った熱を放出する放熱用管路である放熱用循環管６５とから構成されている。
【０００４】
上記構成において、熱需要箇所において熱需要がある場合、切替ダンパー６０の切替板６０ａがガス導入位置（ハ）にされて、高温の排ガスが熱交換室５側に導かれ、伝熱管５４内を流れる温水を加熱する。この加熱された高温水が熱需要箇所に供給されて熱回収が行われる。しかし、熱需要箇所において熱需要がない場合、切替ダンパー６０の切替板６０ａがバイパス位置（ニ）に切り替えられて、ガス導入口６２を閉塞して熱交換室５５内に排ガスが流入しないようにされる。
【０００５】
このように、切替ダンパー６０にて排ガスが熱交換室５５に流入しないようにされているが、どうしても、切替板６０ａの閉塞部分にて排ガスのリークが生じるとともに、熱回収器５６自体にて伝わる熱、および排ガス導出管５８からガス導出口５３を経て熱交換室５５内に回り込む排ガスにより、熱交換室５５内が高温に曝されるため、その保護用として、伝熱管５４内を流れる温水を放熱用循環管６５に導き、熱交換室５５内にリークする熱をラジエータ６３より放出していた（例えば、特許文献１参照）。
【０００６】
【特許文献１】
特開２００２−４９４４号公報（公報第２頁〜第３頁の段落番号［０００６］および［０００７］，図６および図７）
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の構成によると、熱需要がない場合、すなわち熱回収が行われない場合に対処するために、熱交換室５５内の熱を放出するための水ポンプ６２、ラジエータ６３などの放熱用機器を必要とし、しかも高温の排ガスが排ガス導出管５８からガス導出口５３を経て熱交換室５５内に回り込むのを防止することができないため、どうしても、大きい放熱能力を必要とし、製作コストが高くつくという問題があった。
【０００８】
そこで、本発明は、製作コストが安価な排熱回収装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の排熱回収装置は、排ガス導入管が接続されるガス導入口および排ガス導出管が接続されるガス導出口が設けられるとともに被加熱流体が供給される伝熱管が配置された熱交換室を有する熱回収器と、上記排ガス導入管と排ガス導出管との間に設けられて上記熱回収器をバイパスするバイパス管と、上記排ガス導入管側に設けられて当該排ガス導入管より導入される排ガスを熱交換室側とバイパス管側とのいずれかに切り替える切替器とが具備された排熱回収装置において、
上記熱交換室内に冷却用空気を供給するための冷却空気供給管を接続したものであり、
また上記排熱回収装置において、伝熱管に被加熱流体が供給されない場合に、冷却空気供給管より冷却用空気を熱交換室内に供給するとともにガス導出口から排ガス導出管を経て外部に放出するようにしたものである。
【００１０】
上記の構成によると、排ガスのバイパス時に、熱交換室内に冷却用空気を供給して熱交換器側にリークする熱を冷却することにより、例えばリークする熱を伝熱管内を流れる温水にてその熱を奪うようにしたものに比べると、放熱用管路に設けられる水ポンプ、ラジエータなどの構成機器を不要にすることができる。また、熱交換室側に冷却用空気が供給されることから、バイパス管への切替部分において熱交換室側にリークする排ガスおよびガス導出口側から熱交換室内に回り込む排ガスを殆ど無くすことができるので、熱交換室側にリークする熱量を大幅に減らすことができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る排熱回収装置を、図１および図２に基づき説明する。
【００１２】
本実施の形態における排熱回収装置は、排熱回収ボイラーともいい、例えばマイクロガスタービンを用いた小規模発電設備に設けられて、このマイクロガスタービンから排出される高温の排気ガス（以下、排ガスという）の熱を利用して、例えば高温水を得るとともにこの高温水を熱需要箇所に供給するためのものである。
【００１３】
すなわち、図１に示すように、この排熱回収装置１は、上部に排ガスを導入するためのガス導入口２および下部に排ガスを導出するガス導出口３が設けられるとともに内部に伝熱管４が配置された熱交換室５を有する熱回収器６と、上記ガス導入口２に接続された排ガス導入管７と、上記ガス導出口３に接続された排ガス導出管８と、これら排ガス導入管７と排ガス導出管８とを接続して上記熱交換室５をバイパスするバイパス管９と、上記排ガス導入管７のガス導入口２部分とバイパス管９との接続箇所に設けられて排ガスをガス導入口２側およびバイパス管９側のいずれかに切り替える切替板１０ａを有する切替ダンパー（切替器）１０と、途中に電磁開閉弁１１が設けられるとともに送風ファン１２に接続されて上記熱交換室５に冷却用空気を供給するための冷却空気供給管１３とから構成されている。なお、上記伝熱管４には、熱需要個所との間で熱回収用の温水（被加熱水）を循環させる被加熱水供給配管１４が接続されている。
【００１４】
上記構成において、熱需要箇所にて熱需要（熱負荷）がある場合、切替ダンパー１０の切替板１０ａがガス導入位置（イ）にされて、高温の排ガスが熱交換室５側に導かれ、伝熱管４内を流れる温水を加熱することにより熱回収が行われる。そして、この高温水が熱需要箇所に送られて、熱の有効利用が図られる。
【００１５】
一方、熱需要箇所にて熱需要（熱負荷）がない場合、すなわち熱回収を行わない場合、切替ダンパー１０の切替板１０ａがバイパス位置（ロ）に切り替えられるとともに、電磁開閉弁１１が開かれて送風ファン１２からの冷却用空気が熱交換室５内に供給される。
【００１６】
この冷却用空気により、熱交換室５側にリークする熱、例えば熱交換器６自体にて伝わる熱が冷却されるとともに、この冷却用空気はガス導出口３より排ガス導出管８側に流出して外部に放出される。すなわち、熱交換室５内に供給される冷却用空気により、切替ダンパー１０における切替板１０ａの閉塞部分に生じる隙間からリークする高温の排ガス、および排ガス導出管８からガス導出口３を経て熱交換室５内に回り込む（流入する）排ガスを殆ど無くすことができる。
【００１７】
ここで、空気により熱交換室５内を１００℃以下（熱交換室内を通過した空気の温度で、例えば７０℃、８０℃および９０℃である場合）に冷却する際のリーク熱量と送風ファンの風量との関係を計算により求めた結果を図２に示す。
【００１８】
従来のように、伝熱管を用いて冷却を行う場合、すなわち空気にて冷却を行わない場合には、熱交換室側にリークする熱量は、例えば２０００ｋｃａｌ／ｈｒ以上と非常に多いが、冷却用空気を吹き込む場合には、切替ダンパーの切替板における閉鎖部分からの排ガスのリークおよびガス導出口３からの排ガスの回り込みが殆ど無くなるため、熱回収器６自体にて伝わる熱（リーク熱）だけとなる。この熱量は、例えば７００ｋｃａｌ／ｈｒとかなり少ないため、図２のグラフに示すように、熱交換室を通過する空気温度が８０℃〜９０℃である場合における冷却用空気量は、１ｍ^３／ｍｉｎ程度で済む。
【００１９】
このように、熱回収を行わないバイパス時においては、冷却用空気が熱交換室５内に供給されるだけであるため、バイパス時に制御を必要とするのは電磁開閉弁１１だけとなり、非常に簡単な制御で済み、さらに切替ダンパー１０の切替板１０ａにおける閉塞部分での排ガスのリークおよびガス導出口３からの排ガスの回り込みが殆ど無くなるため、リーク熱量が大幅に減じられ、したがって冷却用空気の供給量も少なくて済むため、空気供給機器の容量も小さくなり、非常に経済的となる。また、切替ダンパー１０については、シール性能が必ずしも高いものでなくてもよいため、さらなる製作コストの低減化に繋がる。
【００２０】
すなわち、上記の構成によると、排ガスのバイパス時に、熱交換室５内に冷却用空気を供給して熱交換室５側にリークする熱を冷却（空冷）するようにしたので、従来のように、リークする熱を伝熱管内を流れる温水にてその熱を奪うようにしたものに比べると、放熱用循環管に設けられる水ポンプ、ラジエータなどの構成機器を不要にすることができるので、製作コストの低減化を図ることができる。さらに、熱交換室５側に冷却用空気が供給されることから、切替ダンパー１０での切替部分において、熱交換室５側にリークする排ガス量および排ガス導出管８側から熱交換室５内に回り込む排ガス量を殆ど無くすことができるので、熱交換室５側にリークする熱量が大幅に減少し、したがって冷却用空気供給機器の容量の小型化を図ることができる。
【００２１】
なお、上記実施の形態においては、排ガス導出口３に排ガス導出管８が接続されている説明したが、図１では、熱回収器６の側部に排ガス導出口３に連通する連通路が設けられた構成となっているが、この連通路を排ガス導出管８の一部として説明したものである。
【００２２】
【発明の効果】
以上のように本発明の排熱回収装置の構成によると、排ガスのバイパス時に、熱交換室内に冷却用空気を供給して当該熱交換室側にリークする熱を冷却するようにしたので、従来のように、リークする熱を伝熱管内を流れる温水にてその熱を奪うようにしたものに比べると、放熱用管路に設けられる水ポンプ、ラジエータなどの構成機器を不要にすることができ、製作コストの低減化を図ることができ、さらに熱交換室側に冷却用空気が供給されることから、バイパス管への切替部分において熱交換室側にリークする排ガスおよびガス導出口側から熱交換室内に回り込む排ガスを殆ど無くすことができるので、熱交換室側にリークする熱量が大幅に減少し、したがって冷却用空気供給機器の容量の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態に係る排熱回収装置の概略構成を示す断面図である。
【図２】同排熱回収装置におけるリーク熱量と送風ファンの風量との関係を示すグラフである。
【図３】従来例に係る排熱回収装置の概略構成を示す断面図である。
【符号の説明】
１　　　排熱回収装置
２　　　ガス導入口
３　　　ガス導出口
４　　　伝熱管
５　　　熱交換室
６　　　熱回収器
７　　　排ガス導入管
８　　　排ガス導出管
９　　　バイパス管
１０　　　切替ダンパー
１０ａ　　切替板
１２　　　送風ファン
１３　　　冷却空気供給管[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an exhaust heat recovery device for recovering heat of exhaust gas discharged from a micro gas turbine, for example.
[0002]
[Prior art]
Recently, a small-scale power generation facility using a micro gas turbine is installed, and the small-scale power generation facility is provided with an exhaust heat recovery device for recovering exhaust gas discharged from the micro gas turbine.
[0003]
As shown in FIG. 3, the exhaust heat recovery apparatus 51 includes a gas inlet 52 for introducing exhaust gas at an upper portion, a gas outlet 53 for extracting exhaust gas at a lower portion, and a heat transfer tube 54 disposed inside. A heat recovery unit 56 having a heat exchange chamber 55, an exhaust gas introduction pipe 57 connected to the gas inlet 52, an exhaust gas outlet pipe 58 connected to the gas outlet 53, and an exhaust gas introduction pipe 57. And a flue gas outlet pipe 58 for bypassing the heat exchange chamber 55, and a flue gas provided at a connection portion between the gas inlet 52 and the bypass pipe 59 in the flue gas inlet pipe 57 to supply the flue gas to the gas inlet. The heat transfer between the heat transfer tube 4 and the heat exchange unit provided on the heat demand point side, and the switching damper 60 having the switching plate 60a for switching to either the 52 side or the bypass pipe 59 side. Heated water supply pipe 61 for circulating hot water as the heated water for use, and a circulating water pump 62 connected between the feed pipe section 61a and the return pipe section 61b of the heated water supply pipe 61 and on the way. , A radiator 63 and a solenoid on-off valve 64 are provided, and a heat-dissipating circulation pipe 65 which is a heat-dissipating pipe for releasing heat taken by the heat transfer pipe 54.
[0004]
In the above configuration, when there is a heat demand at the heat demand location, the switching plate 60a of the switching damper 60 is set to the gas introduction position (C), the high-temperature exhaust gas is guided to the heat exchange chamber 5 side, and the inside of the heat transfer tube 54 is Heat the flowing hot water. The heated high-temperature water is supplied to a heat demand location to recover heat. However, when there is no heat demand at the heat demand location, the switching plate 60a of the switching damper 60 is switched to the bypass position (d) to close the gas inlet 62 and prevent the exhaust gas from flowing into the heat exchange chamber 55. Is done.
[0005]
As described above, the switching damper 60 prevents the exhaust gas from flowing into the heat exchange chamber 55. However, the exhaust gas leaks at the closed portion of the switching plate 60a and is transmitted by the heat recovery unit 56 itself. The heat and exhaust gas flowing from the exhaust gas outlet pipe 58 into the heat exchange chamber 55 via the gas outlet 53 exposes the inside of the heat exchange chamber 55 to high temperatures. The heat that has been guided to the heat radiating circulation pipe 65 and leaked into the heat exchange chamber 55 has been released from the radiator 63 (for example, see Patent Document 1).
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-4944 (Paragraph Nos. [0006] and [0007] of Publications Nos. 2 and 3; FIGS. 6 and 7)
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
According to the above-described conventional configuration, in order to cope with a case where there is no heat demand, that is, a case where heat recovery is not performed, a heat radiating device such as a water pump 62 and a radiator 63 for releasing heat in the heat exchange chamber 55. In addition, since it is impossible to prevent high-temperature exhaust gas from flowing from the exhaust gas outlet pipe 58 to the heat exchange chamber 55 through the gas outlet 53, a large heat dissipation capacity is required, and the manufacturing cost is high. There was a problem.
[0008]
Then, an object of the present invention is to provide an exhaust heat recovery device whose manufacturing cost is low.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the exhaust heat recovery device of the present invention is provided with a gas inlet to which an exhaust gas inlet pipe is connected and a gas outlet to which an exhaust gas outlet pipe is connected, and a power supply to which a fluid to be heated is supplied. A heat recovery unit having a heat exchange chamber in which a heat pipe is disposed, a bypass pipe provided between the exhaust gas introduction pipe and the exhaust gas extraction pipe and bypassing the heat recovery unit, and provided on the exhaust gas introduction pipe side. In a waste heat recovery device equipped with a switch that switches exhaust gas introduced from the exhaust gas introduction pipe to either the heat exchange chamber side or the bypass pipe side,
A cooling air supply pipe for supplying cooling air into the heat exchange chamber is connected,
Further, in the exhaust heat recovery device, when the fluid to be heated is not supplied to the heat transfer tube, the cooling air is supplied from the cooling air supply tube into the heat exchange chamber and discharged from the gas outlet through the exhaust gas outlet tube to the outside. It was made.
[0010]
According to the above configuration, at the time of exhaust gas bypass, by supplying cooling air into the heat exchange chamber to cool heat leaking to the heat exchanger side, for example, the leaked heat is supplied by hot water flowing through the heat transfer tube. Compared with a device that removes heat, components such as a water pump and a radiator provided in a heat radiation pipe can be eliminated. Further, since the cooling air is supplied to the heat exchange chamber side, exhaust gas leaking to the heat exchange chamber side and exhaust gas flowing into the heat exchange chamber from the gas outlet side at the switching portion to the bypass pipe can be substantially eliminated. Therefore, the amount of heat leaking to the heat exchange chamber side can be significantly reduced.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an exhaust heat recovery device according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0012]
The exhaust heat recovery device according to the present embodiment is also referred to as an exhaust heat recovery boiler, and is provided, for example, in a small-scale power generation facility using a micro gas turbine, and is configured to emit high-temperature exhaust gas (hereinafter, exhaust gas) discharged from the micro gas turbine. ) Is used to obtain, for example, high-temperature water and to supply the high-temperature water to a heat demand location.
[0013]
That is, as shown in FIG. 1, the exhaust heat recovery apparatus 1 is provided with a gas inlet 2 for introducing exhaust gas at an upper portion and a gas outlet 3 for extracting exhaust gas at a lower portion, and a heat transfer tube 4 inside. A heat recovery unit 6 having a heat exchange chamber 5 disposed therein, an exhaust gas introduction pipe 7 connected to the gas introduction port 2, an exhaust gas introduction pipe 8 connected to the gas exit port 3, and an exhaust gas introduction pipe 7 And a flue gas outlet pipe 8 for bypassing the heat exchange chamber 5 and a flue gas provided at a connection point between the gas inlet 2 of the flue gas inlet pipe 7 and the bypass pipe 9 to introduce flue gas. A switching damper (switching device) 10 having a switching plate 10a for switching to one of the port 2 side and the bypass pipe 9 side, and an electromagnetic on-off valve 11 provided in the middle and connected to a blower fan 12 to connect to the heat exchange chamber 5 cooling And a cooling air supply pipe 13 for for supplying air. The heat transfer pipe 4 is connected to a heated water supply pipe 14 for circulating hot water (heated water) for heat recovery between the heat transfer pipe 4 and a heat demanding point.
[0014]
In the above configuration, when there is a heat demand (heat load) at the heat demand location, the switching plate 10a of the switching damper 10 is set to the gas introduction position (a), and the high-temperature exhaust gas is guided to the heat exchange chamber 5 side, Heat recovery is performed by heating the hot water flowing in the heat transfer tube 4. Then, the high-temperature water is sent to a heat demand location, and effective use of heat is achieved.
[0015]
On the other hand, when there is no heat demand (heat load) at the heat demand location, that is, when heat recovery is not performed, the switching plate 10a of the switching damper 10 is switched to the bypass position (b), and the electromagnetic on-off valve 11 is opened. Thus, cooling air from the blower fan 12 is supplied into the heat exchange chamber 5.
[0016]
The cooling air cools the heat leaking to the heat exchange chamber 5 side, for example, the heat transmitted by the heat exchanger 6 itself, and the cooling air flows out of the gas outlet 3 to the exhaust gas outlet pipe 8 side. Released to the outside. That is, the cooling air supplied into the heat exchange chamber 5 causes the high-temperature exhaust gas leaking from the gap generated in the closed portion of the switching plate 10 a in the switching damper 10, and the heat exchange via the exhaust gas outlet pipe 8 through the gas outlet 3. Exhaust gas flowing around (inflowing) into the chamber 5 can be almost eliminated.
[0017]
Here, the amount of leak heat when cooling the inside of the heat exchange chamber 5 with air to 100 ° C. or less (when the temperature of the air passing through the heat exchange chamber is, for example, 70 ° C., 80 ° C., and 90 ° C.) and the blower fan FIG. 2 shows the result obtained by calculating the relationship with the air volume.
[0018]
When cooling is performed using a heat transfer tube as in the conventional case, that is, when cooling is not performed using air, the amount of heat leaking to the heat exchange chamber side is very large, for example, 2000 kcal / hr or more. In the case of blowing air, since there is almost no leakage of exhaust gas from the closed portion of the switching plate of the switching damper and exhaust gas from the gas outlet 3, almost no heat (leak heat) is transmitted by the heat recovery unit 6 itself. Become. Since this heat amount is considerably small, for example, 700 kcal / hr, as shown in the graph of FIG. 2, when the air temperature passing through the heat exchange chamber is 80 ° C. to 90 ° C., the cooling air amount is 1 m ³ / min. It only takes about.
[0019]
As described above, at the time of bypass without performing heat recovery, since only cooling air is supplied into the heat exchange chamber 5, only the electromagnetic on-off valve 11 needs to be controlled at the time of bypass. Simple control is sufficient, and furthermore, since there is almost no leakage of exhaust gas at the closed portion of the switching plate 10a of the switching damper 10 and sneaking of exhaust gas from the gas outlet 3, the amount of leak heat is greatly reduced. Since the supply amount is small, the capacity of the air supply device is also small, which is very economical. Further, the switching damper 10 does not necessarily have to have high sealing performance, which leads to a further reduction in manufacturing cost.
[0020]
That is, according to the above configuration, when the exhaust gas is bypassed, the cooling air is supplied into the heat exchange chamber 5 to cool (air-cool) the heat leaking to the heat exchange chamber 5 side. Compared to a device that uses the hot water flowing in the heat transfer tube to take the leaked heat, the components such as a water pump and a radiator that are provided in the circulating tube for heat radiation can be eliminated. Cost can be reduced. Further, since the cooling air is supplied to the heat exchange chamber 5 side, the amount of exhaust gas leaking to the heat exchange chamber 5 side and the exhaust gas outlet pipe 8 side into the heat exchange chamber 5 at the switching portion of the switching damper 10. Since the amount of exhaust gas flowing around can be almost eliminated, the amount of heat leaking to the heat exchange chamber 5 side is greatly reduced, and therefore, the capacity of the cooling air supply device can be reduced.
[0021]
In the above embodiment, the exhaust gas outlet pipe 8 is connected to the exhaust gas outlet 3. However, in FIG. 1, a communication passage communicating with the exhaust gas outlet 3 is provided on the side of the heat recovery unit 6. However, this communication path has been described as a part of the exhaust gas discharge pipe 8.
[0022]
【The invention's effect】
As described above, according to the configuration of the exhaust heat recovery apparatus of the present invention, when bypassing exhaust gas, cooling air is supplied into the heat exchange chamber to cool heat leaking to the heat exchange chamber side. In comparison with the case where the leaked heat is taken away by hot water flowing through the heat transfer tube, the components such as a water pump and a radiator installed in the heat dissipation pipe can be eliminated. In addition, since the manufacturing cost can be reduced, and the cooling air is supplied to the heat exchange chamber side, the exhaust gas leaking to the heat exchange chamber side at the switching part to the bypass pipe and the heat from the gas discharge port side. Since almost no exhaust gas flowing into the exchange chamber can be eliminated, the amount of heat leaking to the heat exchange chamber side is greatly reduced, and thus the capacity of the cooling air supply device can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view showing a schematic configuration of an exhaust heat recovery device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a graph showing the relationship between the amount of leak heat and the amount of air of a blower fan in the exhaust heat recovery device.
FIG. 3 is a cross-sectional view illustrating a schematic configuration of an exhaust heat recovery device according to a conventional example.
[Explanation of symbols]
REFERENCE SIGNS LIST 1 Exhaust heat recovery device 2 Gas inlet 3 Gas outlet 4 Heat transfer tube 5 Heat exchange chamber 6 Heat recovery device 7 Exhaust gas inlet tube 8 Exhaust gas outlet tube 9 Bypass tube 10 Switching damper 10a Switching plate 12 Blower fan 13 Cooling air supply tube

Claims

A heat recovery unit having a heat exchange chamber provided with a gas inlet to which an exhaust gas introduction pipe is connected and a gas outlet to which an exhaust gas outlet pipe is connected, and a heat transfer tube to which a fluid to be heated is provided; A bypass pipe provided between the introduction pipe and the exhaust gas discharge pipe and bypassing the heat recovery unit; and a bypass pipe provided on the exhaust gas introduction pipe side and introducing exhaust gas introduced from the exhaust gas introduction pipe into the heat exchange chamber side and the bypass pipe. And a switch for switching to any one of the side and the exhaust heat recovery device,
An exhaust heat recovery device, wherein a cooling air supply pipe for supplying cooling air to the heat exchange chamber is connected.

When the fluid to be heated is not supplied to the heat transfer tube, cooling air is supplied from the cooling air supply tube into the heat exchange chamber and discharged from the gas outlet through the exhaust gas outlet tube to the outside. Item 2. An exhaust heat recovery device according to Item 1.