JP2004124751A - 蒸気タービンの湿分分離装置 - Google Patents

蒸気タービンの湿分分離装置 Download PDF

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JP2004124751A JP2002287328A JP2002287328A JP2004124751A JP 2004124751 A JP2004124751 A JP 2004124751A JP 2002287328 A JP2002287328 A JP 2002287328A JP 2002287328 A JP2002287328 A JP 2002287328A JP 2004124751 A JP2004124751 A JP 2004124751A
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Naoki Shibukawa
渋川 直紀
Kenichi Okuno
奥野 研一
Junichi Tominaga
富永 純一
Itaru Murakami
村上 格
Tsuguhisa Tajima
田島 嗣久
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Abstract

【課題】タービン駆動蒸気の温度、圧力が比較的低いタービン低圧部において発生するドレンによる侵食を防止し、ドレンによるタービン動翼の回転抵抗を抑制しつつ、ドレンとともに巻き込んだ蒸気によるタービン駆動蒸気の流量減少に伴うタービン性能低下を防止する蒸気タービンの湿分分離装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、タービンケーシングをタービンケーシング上半部CUSとタービンケーシング下半部CDSとに二分割し、二分割したタービンケーシング上半部CUSおよびタービンケーシング下半部CDSのそれぞれにタービンノズル25を収容し、収容したタービンノズル25の背面34および腹面35のそれぞれに翼吸込み口38,39を備えるとともに、前記タービンノズル25の両端をダイアフラム外輪27とダイアフラム外輪28とで支持する蒸気タービンの湿分分離装置において、前記タービンノズル25は、後縁33に吹出し口40を備えた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蒸気タービンの湿分分離装置に係り、特にタービンノズルを支持する外周壁やタービンノズル自体に吸込み口を備え、タービン駆動蒸気とドレンとを分離する蒸気タービンの湿分分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
原子力タービン、地熱タービン、あるいは火力タービンのタービン低圧部では、タービン駆動蒸気の温度・圧力が比較的低いので、膨張仕事中に一部が凝縮し、ドレンとなって蒸気通路の内外周壁やタービン動翼に流れる。
【0003】
蒸気通路の内外周壁やタービン動翼を流れるドレンは、やがて比較的粒径の大きい水滴に成長し、タービン動翼の前縁を浸食したり、タービン動翼の回転に対する衝突抵抗を生じタービン翼の翼効率を低下させる要因になっている。
【0004】
タービン翼の翼効率を低下させる要因となる水滴の軌跡と、タービン駆動蒸気の軌跡との挙動を図26を用いて今少し詳しく説明する。
【0005】
図26における蒸気タービンは、タービン低圧部の一部を子午面から見たものであり、タービン最終段落L−0の一つ前の最終前段タービン段落L−1とタービン最終段落L−0とを示している。
【0006】
最終前段タービン段落L−1とタービン最終段落L−0は、ともに、タービンノズル1とタービン動翼2とをペアにして組合せる構成になっている。
【0007】
ここで、タービンノズル1は、ダイアフラム外輪3とダイアフラム内輪4とで支持され、蒸気の持つエネルギを速度エネルギに替える機能を持っている。
【0008】
また、タービン動翼2は、タービンディスク5に植設され、高い速度エネルギを持つ蒸気の流れを後流側に転向させる機能を持っている。
【0009】
このような構成を備えたタービン低圧部において、破線で示すタービン駆動蒸気が流線Kの軌跡を辿るのに対し、成長した水滴は、遠心力やコリオリ等の影響を受けるため、図示の実線で示すように、最終前段タービン段落L−1とタービン最終段落L−0との間にかけてダイアフラム外輪3の外周壁6に向って水滴流線Lの軌跡を採っている。
【0010】
水滴流線Lとしての軌跡を採る水滴は、タービン最終段落L−0のタービンノズル1に向う間に成長し、タービン最終段落L−0のタービンノズル1の前縁7に付着し、やがて水膜Mとして成長する。
【0011】
水膜Mは、発達しながらタービンノズル1の後縁8に流れた後、タービン駆動蒸気の蒸気力により吹き切られてタービン駆動蒸気の流線Kに混入し、水滴を含む霧状としてタービン動翼2に流れる。このときの水滴は、当初に較べて粒径が数千倍以上になっている。
【0012】
このように大きく成長した水滴は、タービン駆動蒸気の流線Kとともにタービン動翼2の前縁9に衝突し、その衝撃力によりタービン動翼2の前縁9にエロージョンを引き起させる要因になっている。
【0013】
水滴発生の根源場所の一つでもある、例えば最終前段タービン段落L−1のタービンノズル1の湿り度を、モデルタービンにより仔細に観察してみると、その湿り度は、図27に示すように、タービンノズル1のダイアフラム外輪3の外周壁6側がより高くなっていることがわかった。このため、タービン最終段落L−0のタービンノズル1では、図26で示すように、最終前段タービン段落L−1のタービン動翼2で生成された水滴がタービン駆動蒸気の流線Kとともに集められ、水膜Mとなって発達してゆくものと考えられる。
【0014】
このような弊害を取り除く手段には、例えば特公昭49−9522号公報等で示す技術が既に公表されている(特許文献1参照)。
【0015】
この技術は、図24および図25に示すように、タービンノズル1の背面10および腹面11に翼吸込み口12,13を設けるとともに、タービンノズル1の両端を支持するダイアフラム外輪3およびダイアフラム内輪4の内部を空間部14,15として形成し、ダイアフラム外輪3の外周壁16に形成する外周壁吸込み口17やタービンノズル1に形成する翼吸込み口12,13でドレンを吸込み、吸込んだドレンを翼空間部18を介してダイアフラム外輪3の空間部14に集め、ここから復水器19に排出させている。
【0016】
この技術によれば、翼吸込み口12,13は、比較的ドレンの集まり易い背面10の前縁7の外径側や腹面11の後縁8近傍における外径側の通路部外周壁に開口しているので、最終前段タービン段落L−1で発生したドレンを取り除き、後段落のタービン最終段落L−0のタービン動翼2に発生する水滴による弊害を低く抑えている。
【0017】
【特許文献1】
特公昭49−9522号公報
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、翼面や壁面を流れる水滴は、常に均一膜を形成するわけではなく、図24および図25に示すように、翼吸込み口12,13において、水膜20の途切れ部21が生じる。
【0019】
また、ドレンを吸込む翼吸込み口12,13は、通常、水滴を充分に吸込むことができるよう膜厚以上の幅で設計されているため、翼吸込み口12,13の全スパンにわたって水膜20を均一に形成されたとしても、図28に示すように、翼吸込み口12,13が完全に水膜20で満たされることはなく、隙間CLができるようになっている。
【0020】
このような途切れ部21や隙間CLからは、水滴と同時にタービン駆動蒸気の一部が随伴蒸気22として巻き込んで吸込まれ、復水器19まで持ち去られる。このため、後段落のタービン最終段落L−0を通過するタービン駆動蒸気の蒸気量は、随伴蒸気22として巻き込んだ流量分が減少することになり、タービン出力の減少を招き、プラント性能低下の一因になっていた。
【0021】
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、タービン駆動蒸気の温度、圧力が比較的低いタービン低圧部において発生するドレンによる侵食を防止し、ドレンによるタービン動翼の回転抵抗を抑制しつつ、ドレンとともに巻き込んだ蒸気によるタービン駆動蒸気の流量減少に伴うタービン性能低下を防止する蒸気タービンの湿分分離装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、上述の目的を達成するために、請求項1に記載したように、タービンケーシングをタービンケーシング上半部とタービンケーシング下半部とに二分割し、二分割したタービンケーシング上半部およびタービンケーシング下半部のそれぞれにタービンノズルを収容し、収容したタービンノズルの背面および腹面のそれぞれに翼吸込み口を備えるとともに、前記タービンノズルの両端をダイアフラム外輪とダイアフラム内輪とで支持する蒸気タービンの湿分分離装置において、前記タービンノズルは、後縁に吹出し口を備えたものである。
【0023】
また、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、上述の目的を達成するために、請求項2に記載したように、タービンノズルの後縁に設けた吹出し口は、翼ルート側であることを特徴とするものである。
【0024】
また、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、上述の目的を達成するために、請求項3に記載したように、タービンノズルを支持するダイアフラム外輪は、集めたドレンを復水器に排出させるドレン処理配管に流量制御弁を設けたものである。
【0025】
また、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、上述の目的を達成するために、請求項4に記載したように、タービンノズルの後縁に設けた吹出し口は、タービンノズルの下流側に位置するタービン動翼の回転方向と同一方向の向きに形成したものである。
【0026】
また、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、上述の目的を達成するために、請求項5に記載したように、タービンノズルを支持するダイアフラム内輪は、吹出し口を備えたものである。
【0027】
また、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、上述の目的を達成するために、請求項6に記載したように、ダイアフラム内輪に設けた吹出し口は、前記ダイアフラム内輪の頂部側に設けたものである。
【0028】
また、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、上述の目的を達成するために、請求項7に記載したように、
また、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、上述の目的を達成するために、ダイアフラム内輪の頂部側に設けた吹出し口は、タービンケーシング下半部に収容させたものである。
【0029】
また、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、上述の目的を達成するために、請求項8に記載したように、ダイアフラム内輪に設けた吹出し口は、前記ダイアフラム内輪の側部に設けたものである。
【0030】
また、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、上述の目的を達成するために、請求項9に記載したように、ダイアフラム内輪の側部に設けた吹出し口は、タービンケーシング下半部に収容させたものである。
【0031】
また、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、上述の目的を達成するために、請求項10に記載したように、吹出し口は、スリットであることを特徴とするものである。
【0032】
また、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、上述の目的を達成するために、請求項11に記載したように、吹出し口は、円孔であることを特徴とするものである。
【0033】
また、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、上述の目的を達成するために、請求項12に記載したように、タービンノズルは、翼内の翼内空間部を区画し、ダイアフラム外輪とダイアフラム内輪とを互いに連通させる中空筒体の通路を備えたものである。
【0034】
また、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、上述の目的を達成するために、請求項13に記載したように、タービンノズルは、背面の前縁側から腹面の中間部分に向って区画壁を備えたものである。
【0035】
また、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、上述の目的を達成するために、請求項14に記載したように、タービンノズルは、翼内空間部の後縁の吹出し口側に翼高さ方向しゃへい板と翼コード方向しゃへい板とを備えたものである。
【0036】
また、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、上述の目的を達成するために、請求項15に記載したように、タービンケーシングをタービンケーシング上半部とタービンケーシング下半部とに二分割し、二分割したタービンケーシング上半部およびタービンケーシング下半部のそれぞれにタービンノズルを収容し、収容したタービンノズルの背面および腹面のそれぞれに翼吸込み口を備えるとともに、前記タービンノズルの両端をダイアフラム内輪とダイアフラム内輪とで支持する蒸気タービンの湿分分離装置において、前記タービンケーシング下半部に収容し、前記タービンノズルを支持するダイアフラム外輪と復水器とを互いに連通させるドレン処理配管に貯排水処理機構部を備えたものである。
【0037】
また、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、上述の目的を達成するために、請求項16に記載したように、貯排水処理機構部はU字管およびドレントランプのうち、いずれかを選択したものである。
【0038】
また、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、上述の目的を達成するために、請求項17に記載したように、タービンケーシングをタービンケーシング上半部とタービンケーシング下半部とに二分割し、二分割したタービンケーシング上半部およびタービンケーシング下半部のそれぞれにタービンノズルを収容し、収容したタービンノズルの背面および腹面のそれぞれに翼吸込み口を備えるとともに、前記タービンノズルの両端をダイアフラム外輪とダイアフラム内輪とで支持する蒸気タービンの湿分分離装置において、前記タービンケーシング下半部に収容し、前記タービンノズルを支持するダイアフラム外輪と復水器とを互いに連通させるドレン処理配管にドレン水量調節機構部を備えたものである。
【0039】
また、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、上述の目的を達成するために、請求項18に記載したように、ドレン水量調節機構部は、水位計と水位計の信号によって開閉する流量調整弁とを備えたものである。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置の実施形態を図面および図面に付した符号を引用して説明する。
【0041】
図1〜図3は、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置の第1実施形態を示す概念図である。なお、図1〜図3のうち、図1は、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置におけるタービンノズルを示すもので、タービンケーシング上半部に収容したときのタービンノズルの縦断面図であり、図2は、図1のB−B矢視方向から見て切断した切断断面図であり、図3は、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置におけるタービンノズルを示すもので、タービンケーシング下半部に収容したときのタービンノズルの縦断面図である。
【0042】
図1は、タービンノズル25とタービン動翼26とをペアにして組合せたタービン段落の複数段落のうち、一部を抜き出した、例えばタービン最終段落L−0を、タービンケーシングをタービンケーシング上半部CUSとタービンケーシング下半部CDSとに二分割した、そのタービンケーシング上半部CUSに収容していることを示している。
【0043】
このタービン最終段落L−0を構成するタービンノズル25は、前縁32、後縁33、背面34、腹面35を備える滑らかな曲線の流線形状に形成するとともに、両端を、タービンロータ41の中心に対し、翼ルート側(翼根元側)のダイアフラム内輪28とその外側のダイアフラム外輪27とで支持している。
【0044】
ダイアフラム外輪27およびダイアフラム内輪28は、ともにその内部を空間部30,31として形成する一方、ダイアフラム外輪27の外周壁36に外周壁吸込み口37を備え、空間部30に連通させている。
【0045】
また、タービンノズル25は、ドレン47が集中して集まる背面34、腹面35のそれぞれに翼吸込み口38,39を備えて翼内空間部29に連通させるとともに、翼内空間部29に吸込んだドレン47のうち、重力を利用して水滴から分割した熱エネルギの未だ高い蒸気をタービン駆動蒸気(以下、主流STと記す)に合流させる吹出し口40を後縁33の翼ルート側(翼根元部側)に設けている。
【0046】
タービンノズル25の後縁33の翼ルート側に設けた吹出し口40は、図2に示すように、背面34の湾曲面と腹面35の湾曲面とのうち、腹面35の端部側に形成し、スリット、長円孔、または円孔等のうち、いずれかの形状で形成している。
【0047】
図3は、タービンノズル25とタービン動翼26とをペアにして組合わせた、例えばタービン最終段落L−0をタービンケーシング下半部CDSに収容していることを示している。
【0048】
このタービン最終段落L−0を構成するタービンノズル25も、上述のタービンケーシング上半部CUSに収容されたものと同様に、タービンロータ41の中心CLに対する翼ルート側(翼根元側)のダイアフラム内輪28とその外側のダイアフラム外輪27とで支持され、ドレン47が集中して集まる背面34と腹面35のそれぞれに翼吸込み口38,39を備えて翼内空間部29に連通させ、翼内空間部29に吸込んだドレン47のうち、重力を利用して水滴が分離した熱エネルギの未だ高い蒸気を主流STに合流させる吹出し口40を、上述と同様に、後縁33の翼ルート側(翼根元部側)で、腹面35の端部側に設けている。
【0049】
また、タービンノズル25は、その翼チップ(翼先端部)側に備えたダイアフラム外輪27の外周壁36に外周壁吸込み口37を設ける一方、外周壁吸込み口37で吸込んだドレン47を、図1に示すタービンケーシング上半部CUSのダイアフラム内輪28から図2に示すタービンケーシングCDSのダイアフラム内輪28、翼内空間部29を介して流れてくるドレン47に合流させ、合流後、ダイアフラム外輪27のドレン排出口42から流量制御弁43を介して復水器44に排出させるドレン処理配管45を備えている。
【0050】
このような構成を備える蒸気タービンの湿分分離装置において、タービンノズル25が吸込んだドレンおよび蒸気の流れの良否を検討する。
【0051】
(1)タービンノズル25の翼面における圧力分布とドレンの流れとの関係
図4は、タービンノズル25の背面34、腹面35のそれぞれに翼吸込み口38,39を設けたときの軸方向の圧力分布線図を示している。図4から、タービンノズル25の背面34、腹面35のそれぞれに設けた翼吸込み口38,39は、同一圧力レベルの位置に設けている。
【0052】
また、図5は、タービンノズル25の出口圧力(静圧)における半径方向(高さ方向)圧力分布を示す半径方向圧力分布線図である。
【0053】
今、主流STが湿り状態となるタービン低圧部において、タービンノズル25とタービン動翼26の膨張比を表す反動度は、一般に、翼ルート側で小さく、翼チップ側で大きくなる設計を行っている。このため、タービンノズル25の入口側の半径方向圧力(静圧)分布とタービン動翼26の出口側半径方向圧力(静圧)分布を一定として設計すると、タービンノズル25の出口側の半径方向圧力(静圧)分布は、図5に示すように、翼ルート側から翼チップ側に向って増加する。
【0054】
しかも、図4で示したように、翼吸込み口38,39でのドレン吸込み圧力は、タービンノズル25の出口圧力よりも高いから、ドレン吸込み圧力とタービンノズル25における後縁33の吹出し口40の蒸気圧力との差DPminは、図5に示すように充分に確保することができる。
【0055】
また、図6は、タービンノズル25の後縁33における翼ルート側で、腹面35の端部側に設けた吹出し口40の圧力分布とタービンノズル25の背面34、腹面35の圧力分布とを対比させた圧力分布線図である。
【0056】
吹出し口40は、後縁33の強度保証を兼ねて腹面35の端部側に設けているものの、その位置が後縁33の翼ルート側に形成している。このため、図5に示すように、翼ルート側から翼チップ側に向って圧力降下が漸次増加しているので、翼吸込み口38,39のドレン吸込み圧力Pと吹出し口40の吹出し口蒸気圧力Pとの差圧ΔPは確保されることが図6からわかった。
【0057】
図4〜図6に示す圧力分布線図は、すべて実験等で検証したものであり、これらの線図から翼吸込み口38,39から吸込んだドレン47のうち、未だ熱エネルギの高い蒸気48は、滞りなく、かつ良好に吹出し口45から主流STに合流することがわかった。
【0058】
(2)ドレンおよび蒸気の挙動
次に、タービンノズル25の背面34および腹面35に付着する水膜46等に基づくドレン47および水膜46に巻込まれた主流STの一部の蒸気48の挙動を説明する。
【0059】
タービンケーシング上半部CUSに位置するタービンノズル25は、図1に示すように、背面34および腹面35に付着する水膜46と水膜46によって巻込まれた主流STの一部の蒸気48とが同時に翼吸込み口38,39および外周壁吸込み口37から翼内空間部29に吸込まれる。
【0060】
翼内空間部29での水膜46は、流速を失ってドレン47となり、ダイアフラム内輪28の空間部31に大部分が流れる。
【0061】
一方、水膜46によって巻込まれた主流STの一部の蒸気48は、翼吸込み口38,39から流れの向きを変え、後縁33の翼ルート側の吹出し口40に向い、ここから吹出されて主流STと合流する。その際、ドレン47も吹出し口40から吹出されるが、その量はわずかである。
【0062】
このように、本実施形態は、タービンケーシング上半部CUSに収容されたタービンノズル25における後縁33の翼ルート側に吹出し口40を備え、タービンノズル25の背面34および腹面35のそれぞれに設けた翼吸込み口38.39で吸込んだ水膜46および蒸気48のうち、重力を利用して分離した蒸気48を吹出し口40から主流STに合流させるので、蒸気の再活用を図ってタービン性能を向上させることができる。
【0063】
また、本実施形態は、吸込んだ水膜46および蒸気48のうち、重力を利用して分離したドレン47の部分をダイアフラム内輪28の空間部31に集め、吹出し口40から吹出すドレン47をより一層少なくさせたので、下流側に位置するタービン動翼26への侵食を少なくさせることができ、ドレン47に基づくタービン動翼26の回転抵抗を抑制することができる。
【0064】
一方、タービンケーシング下半部CDSに収容されたタービンノズル25は、図3に示すように、背面34および腹面35のそれぞれに設けた翼吸込み口38,39から吸込んだ水膜46と、外周壁36に設けた外周壁吸込み口37から吸込んだドレン47と、タービンケーシング上半部CUSに収容されたタービンノズル25のダイアフラム内輪28から流れてきたドレン47とを翼内空間部29を介してダイアフラム外輪27に集め、ここからドレン排出口42、流量制御弁43を備えたドレン処理配管45を介して復水器44に排出させている。
【0065】
また、翼吸込み口38,39で水膜46を吸込む際に巻込んだ主流STの一部の蒸気48は、翼内空間部29で重力を利用してドレン47と分離し、後縁33の翼ルート側に設けた吹出し口40から吹出し、主流STに合流させる。
【0066】
その際、ダイアフラム内輪27に集められたドレン47は、一部を吹出しドレン49として吹出し口40から吹出され、主流STに合流する。
【0067】
このように、本実施形態は、タービンケーシング下半部CDSに収容されたタービンノズル25にも、その後縁33の翼ルート側に吹出し口40を備え、吸込んだドレン47および蒸気のうち、重力を利用して分離した蒸気48を吹出し口40から主流STに合流させるので、蒸気の再活用を図ってタービン性能を向上させることができる。
【0068】
また、本実施形態は、タービンケーシング上半部CUSに収容されたタービンノズル25と同様に、吸込んだドレン47および蒸気48のうち、重力を利用して分離したドレン47の大部分をダイアフラム外輪27の空間部30に集め、ここからドレン処理配管45を介して復水器44に排出させ、吹出し口45から吹出すドレン47をより一層少なくさせたので、下流側に位置するタービン動翼26への侵食を少なくさせることができ、ドレン47に基づくタービン動翼26の回転抵抗を抑制することができる。
【0069】
(3)翼内で分離された蒸気を翼外に吹出す際、蒸気に混入するドレンの挙動タービンノズル25の翼内空間部29で分離した蒸気48にドレン47が混入し、ドレン47を含んだ蒸気48が後縁33の翼ルート側に設けた吹出し口40から吹出す際、下流側に位置するタービン動翼26にドレン47が与える影響を、その挙動とともに検討する。
【0070】
図7は、タービンノズル25からタービン動翼26に向って流れる水滴等を含むドレンと蒸気との速度三角形を示す従来のベクトル線図である。
【0071】
また、図8は、タービンノズル25からタービン動翼26に向って流れる水滴等を含むドレンと蒸気との速度三角形を表す本実施形態におけるベクトル線図である。
【0072】
従来、タービンノズル25の背面34および腹面35に翼吸込み口38,39のそれぞれを備えていない場合、タービンノズル25からタービン動翼26に向って流れるドレンおよび蒸気は、図7に示すように、翼チップ側の周速UTipが同じであっても、タービンノズル25の後縁33から出るドレンの流出絶対速度C2Dや蒸気の流出絶対速度C2Sに較べて小さく、また、タービン動翼26へのドレンの流入相対速度W2Dが蒸気の流入相対速度W2Sに較べて大きくなっていた。
【0073】
このため、流入相対速度W2Dが大きくなっているドレンは、タービン動翼26の前縁49に衝突し、前縁49を侵食させたり、回転中のタービン動翼26の抵抗になったりして、タービン性能の向上に悪影響を与えていた。
【0074】
しかし、本実施形態では、タービンノズル25の背面34および腹面35に翼吸込み口38,39のそれぞれを設けるとともに、後縁33の翼ルート側に吹出し口40を設けている。この翼ルート側の吹出し口40から吹出すドレンおよび上記の速度三角形のベクトル線図は、図8に示すように、吹出し口40から吹出すドレンの流出絶対速度C2Dが蒸気の流出絶対速度C2Sに較べて小さくなっている。
【0075】
また、タービン動翼26へのドレンの流入相対速度W2Dは、周速URTが同じであっても、蒸気の流入相対速度W2Sに較べて大きくなっている。
【0076】
ところが、図7に示した翼チップ側の周速UTipと図8で示した翼ルート側の周速URTとを較べた場合、翼ルート側の周速URTが小さくなっている。周速URTが小さくなった場合、タービン動翼26へのドレンの流入相対速度W2Dも小さくなる。
【0077】
したがって、今、タービンノズル25の翼チップ側から流出するドレンに含まれる水滴の粒径と、タービンノズル25の翼ルート部側から吹出すドレンに含まれる水滴の粒径を同一径とした場合、タービン動翼26に衝突するエネルギが速度の二乗に比例するから、タービン動翼26への流入相対速度W2Dの小さい本実施形態の方がタービン動翼26への侵食度合がより一層低減される。
【0078】
このように、本実施形態は、タービンケーシング上半部CUSおよびタービンケーシング下半部CDSのそれぞれに収容するタービンノズル25の背面34および腹面35に設けた翼吸込み口38,39から吸込んだドレンおよび蒸気を翼内空間部29で重力を利用して分離させ、分離させたドレンをタービンケーシング下半部CDSのダイアフラム内輪27に集めて復水器44に排出させるとともに、分離させた蒸気をタービンノズル25における後縁33の翼ルート側に設けた吹出し口40から吹出させて主流STに合流させるので、ドレンによるタービン動翼26の侵食をより一層抑制することができ、ドレンに基づくタービン動翼26の抵抗を少なくしてタービン性能を向上させることができる。
【0079】
図9は、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置の第2実施形態を示す概念図である。なお、本実施形態に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、第1実施形態と同様にタービンケーシングを二分割したタービンケーシング上半部CUSおよびタービンケーシング下半部CDSのそれぞれに収容する、例えば、タービン最終段落L−0のタービンノズル25を適用対象としているが、説明の便宜上、タービンケーシング上半部CUSに収容するタービンノズル25にとどめる。
【0080】
また、第1実施形態の構成要素と同一構成要素には同一符号を付す。
【0081】
本実施形態に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、タービンノズル25の背面34および腹面35に翼吸込み口38,39をそれぞれ設けている点、タービンケーシング上半部CUSに収容するダイアフラム外輪27の外周壁36に外周壁吸込み口37を設けている点、図示しないタービンケーシング下半部に収容するダイアフラム外輪からドレン処理配管を介して復水器に接続する点が第1実施形態と同一であるが、タービンケーシング上半部CUSに収容するダイアフラム内輪28の構成が異なっている。
【0082】
このダイアフラム内輪28は、内部を空間部31に形成するとともに、タービンノズル25の後縁33側で、かつ空間部31の頂部側および側部側のそれぞれに吹出し口50,51を備えている。
【0083】
この吹出し口50,51は、図10に示すように、スリット50a,51aとして開口させてもよく、また、図11に示すように、断面、円孔50b,51bとして開口させてもよい。
【0084】
このような構成を備える蒸気タービンの湿分分離装置は、図9に示すように、翼吸込み口38,39や外周壁吸込み口37から吸込んだ水膜46および水膜46に巻込まれた蒸気48が翼内空間部29を流れる間に蒸気48を含むドレン47となるが、この間、重力を利用して、ドレン47と蒸気48とに分離する。
【0085】
分離されたドレン47は、ダイアフラム内輪28の空間部31から吹出し口51を介して下流側のタービン動翼26を植設するタービンディスク52に向って排出される。
【0086】
また、分離された蒸気48のうち、一部は空間部31の側部側に設けた吹出し口51を介してタービンディスク52に向って流れ、残は空間部31の頂部側に設けた吹出し口50を介してタービン動翼26に向って排出される。
【0087】
このように、本実施形態は、ダイアフラム内輪28に吹出し口50,51を設け、タービンノズル25の翼内空間部29で分離させたドレン47を吹出し口51を介してタービンディスク52に向って排出させるとともに、タービンノズル25の翼内空間部29で分離させた蒸気48を吹出し口50を介してタービン動翼26に向かって排出させる一方、ドレン47をタービン動翼26に、直接、衝突させない構成にしたから、タービン動翼26の侵食をより一層少なくさせることができ、蒸気の再活用を図ることができる。
【0088】
図12は、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置の第3実施形態を示す概念図である。なお、第1実施形態の構成要素と同一構成要素には同一符号を付す。
【0089】
本実施形態に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、タービンノズル25における後縁33の翼ルート側に設けた吹出し口40を破線で示す主流STの流れ方向の向きから、タービン動翼26の回転方向と同一方向の向きに偏向させたものである。
【0090】
従来、タービンノズル25における後縁33の翼ルート側に設けた吹出し口40から吹出すドレン53の速度三角形は、流出絶対速度C2D、周速URTに対し、流出相対速度W2Dが比較的大きくなっていた。
【0091】
本実施形態は、ドレン53の流出相対速度W2Dが大きいと、下流側に位置するタービン動翼26に衝突するドレン53の衝突力が大きくなり、タービン動翼26の受ける侵食が大きくなることを考慮したもので、吹出し口40を、破線で示す主流STの流れ方向の向きからタービン動翼26の回転方向と同一方向の向きに偏向させ、ドレン53の流出絶対速度C2D、周速URTに対し、流出相対速度W2Dを従来の流出相対速度W2Dに較べてDVだけ小さくしたものである。
【0092】
このように、本実施形態は、吹出し口40を、主流STの流れ方向の向きからタービン動翼26の回転方向と同一方向の向きに偏向させ、吹出し口40から排出させるドレン53の流出相対速度W2Dを従来に較べてDVだけ小さくさせたので、ドレン53のタービン動翼26への衝突力が低くなり、その分、タービン動翼26の受ける侵食を低く抑えることができる。なお、本実施形態は、吹出し口40を、主流STの流れ方向の向きからタービン動翼26の回転方向と同一方向の向きに偏向させたが、このような手法を図11に示した吹出し口50,51に採り入れてもよい。
【0093】
図13〜図15は、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置の第4実施形態を示す概念図である。なお、図13〜図15のうち、図13は、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置におけるタービンノズルを示すもので、タービンケーシング上半部に収容したときのタービンノズルの一部切欠き縦断面図であり、図14は、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置におけるタービンノズルを示すもので、タービンケーシング下半部に収容したときのタービンノズルの一部切欠き縦断面図であり、図15は、図14のD−D矢視方向から見て切断した切断断面図である。
【0094】
また、第1実施形態の構成要素と同一構成要素には同符号を付す。
【0095】
本実施形態に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、図13および図14に示すように、タービンケーシング上半部CUSおよびタービンケーシング下半部CDSのそれぞれに収容するタービンノズル25の背面34および腹面35に翼吸込み口38,39をそれぞれ設けている点、タービンノズル25における後縁33の翼ルート側に吹出し口40を設けている点、タービンケーシング下半部CDSに収容するダイアフラム外輪27からドレン排出口42を介して復水器(図示せず)に接続する点が第1実施形態と同一であるが、タービンノズル25の翼内部の構成が異なっている。
【0096】
このタービンノズル25の翼内部は、図13に示すように、タービンケーシング上半部CUSに収容するダイアフラム外輪27の空間部30と翼内空間部29との連通状態を隔壁54で塞ぐとともに、塞いだ隔壁54に接続され、図示しない外周壁吸込み口から吸込まれたドレン47や蒸気48をダイアフラム内輪28の空間部28に案内する通路56を備えている。
【0097】
また、タービンケーシング下半部CDSに収容するタービンノズル25の翼内部は、図14に示すように、ダイアフラム内輪28の空間部31と翼内空間部29との連通状態を隔壁55で塞ぐとともに、塞いだ隔壁55に接続され、図13で示すダイアフラム内輪28の空間部31から流れてきたドレン47をダイアフラム外輪27の空間部30に案内する通路57を備えている。
【0098】
一方、タービンケーシング上半部CUSに収容するダイアフラム外輪27の隔壁54に接続する通路56およびタービンケーシング下半部CDSに収容するダイアフラム内輪28の隔壁55に接続する通路57は、ともに、図15に示すように、例えば、円筒等の中空筒体58になっている。
【0099】
このように、本実施形態は、タービンケーシング上半部CUSに収容するダイアフラム外輪27の隔壁54に接続する通路56をタービンノズル25の翼内空間部29に設けるとともに、タービンケーシング下半部CDSに収容するダイアフラム内輪28の隔壁55に接続する通路57をタービンノズル25の翼内空間部29に設け、ダイアフラム外輪27の空間部30あるいはダイアフラム内輪28の空間部31に集められたドレン47を通路56,57のそれぞれを介してダイアフラム内輪28の空間部31あるいはダイアフラム外輪27の空間部30のそれぞれに案内し、ドレン47をタービンノズル25からの排出を少なくさせる構成にしたので、ドレン47の少なくなった分だけ、ドレン47によるタービン動翼の侵食を低く抑えることができる。
【0100】
図16は、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置の第5実施形態を示す概念図である。なお、本実施形態に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、第1実施形態と同様に、タービンケーシング上半部CUSおよびタービンケーシング下半部CDSに収容する、例えばタービン最終段落L−0のタービンノズル25を適用対象としているが、説明の便宜上、タービンケーシング下半部CDSに収容するタービンノズル25にとどめる。
【0101】
また、第1実施形態の構成要素と同一構成要素には同一符号を付す。
【0102】
本実施形態に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、タービンノズル25の背面34および腹面35、翼吸込み口38,39をそれぞれ設けている点、タービンノズル25における後縁33の翼ルート側に吹出し口40を設けている点、ダイアフラム外輪27からドレン排出口42を介して復水器(図示せず)に接続する点が第1実施形態と同一であるが、タービンノズル25の翼内部の構成が異なっている。
【0103】
このタービンノズル25の翼内部は、翼内空間部29を第1空間部59と第2空間部60に区画する区画壁61を設けたものである。
【0104】
区画壁61は、図17に示すように、背面33の前縁32側から腹面35の中間部分に向って設けられている。
【0105】
このように、本実施形態は、タービンノズル25の翼内空間部29を第1空間部59と第2空間部60とに区画する区画壁61を設け、タービンケーシング上半部CUSに収容するダイアフラム内輪(図示せず)から流れ、タービンケーシング下半部CDSに収容するダダイアフラム内輪28の空間部31に集められたドレン47と翼吸込み口38から吸込んだドレン47とを第1空間部59を介してダイアフラム外輪27の空間部30に集め、ここからドレン排出口42から復水器(図示せず)に排出させ、ドレン47をタービンノズル25からの排出を少なくさせる構成にしたので、ドレン47の少なくなった分だけ、ドレン47によるタービン動翼の侵食を低く抑えることができる。
【0106】
図18は、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置の第6実施形態を示す概念図である。なお、本実施形態に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、第1実施形態と同様に、タービンケーシング上半部CUSおよびタービンケーシング下半部CDSに収容する、例えば、タービン最終段落L−0のタービンノズル25を適用対象としているが、説明の便宜上、タービンケーシング上半部CUSに収容するタービンノズル25にとどめる。
【0107】
また、第1実施形態の構成要素と同一構成要素には同一符号を付す。
【0108】
本実施形態に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、タービンノズル25の背面34および腹面35、翼吸い込み口38,39をそれぞれ設けている点、外周壁36に外周壁吸込み口37を設けている点、ダイアフラム内輪28の空間部37に集められたドレン47を図示しないタービンケーシング下半部CDSに収容するタービンノズルのダイアフラム内輪、翼内空間部、ダイアフラム外輪を介して復水器に排出させる点が第1実施形態と同一であるが、タービンノズル25の翼内部の構成が異なっている。
【0109】
このタービンノズル25の翼内部は、後縁33の翼ルート側に備える吸出し口40側に集められたドレン41の翼高さ方向の流れを堰きとめる翼高さ方向しゃへい板62と、翼コード方向の流れを堰きとめる翼コード方向しゃへい板63とを設けている。
【0110】
翼高さ方向しゃへい板62は、図19に示すように、背面34から腹面35まで延ばして設けられている。
【0111】
また、翼コード方向しゃへい板63は、例えば図20に示すように、背面34との間にすき間64を形成して腹面35に設け、ドレン47の流れを防止し、蒸気48のみをすき間64から吹出し口40を介して排出させている。
【0112】
このように、本実施形態は、タービンノズル25における後縁33の翼ルート側に備える吹出し口40側にドレン47の流れを堰きとめて上記48を翼外により多く排出させる翼高さ方向しゃへい板62と翼コード方向しゃへい板63とを設けたので、ドレン47によるタービン動翼の侵食を少なくさせることができ、吹出し口40から排出させる蒸気48の再利用を図ってタービン性能を向上させることができる。
【0113】
図21は、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置の第7実施形態を示す概念図である。なお、本実施形態に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、タービンケーシング下半部CDSに収容する、例えば、タービン最終段落L−0のタービンノズル25を適用対象としている。
【0114】
また、第1実施形態の構成要素と同一構成要素には同一符号を付す。
【0115】
本実施形態に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、タービンケーシング下半部CDSに収容するタービンノズル25の背面34および腹面35に翼吸い込み口38,39をそれぞれ設け、後縁33の翼ルート側に吹出し口40を設け、ダイアフラム外輪27の外周壁36に外周壁吸込み口37を設けて第1実施形態の構成と同一にするとともに、ダイアフラム外輪28や翼吸込み口38,39から翼内空間部29を介してダイアフラム外輪27に集められたドレン47を、ドレン排出口42を介して復水器49に排出させるドレン処理配管45に貯排水処理機構部65、具体的にはU字管66を設けたものである。
【0116】
このような構成を備える本実施形態に係る蒸気タービンの湿分分離装置において、翼吸込み口38,39の吸込み圧力P、翼内空間部29で吸込んだドレン47と蒸気48とを重力を利用して分離し、分離した蒸気を吹出し口40から排出するときの圧力をP、ダイアフラム外輪27の空間部30の圧力をPCAV、貯排水処理機構部65の出口側の圧力をP、ドレン排出口42から排出されるドレン流量をFとするとき、圧力分布は、図22に示す圧力分布線図になっている。
【0117】
この圧力分布線図から、吹出し口40から排出される蒸気48の圧力Pと、貯排水処理機構部65の出口圧力PとがP>Pの関係になっているので、ダイアフラム外輪27の空間部30と復水器44とが何の介装物もない連通状態になっていると、ドレン47とともに吸込んだ蒸気48の大部分は、復水器44に流れる。
【0118】
しかし、本実施形態は、ダイアフラム外輪27のドレン排出口42と復水器44とを接続させるドレン処理配管45に、貯排水処理機構部65を設け、貯排水処理機構部65で、ダイアフラム外輪27の空間部30と復水器44との圧力差ΔPをΔP=PCAV−Pに維持させ、蒸気48の流れを通断させる構成にしたので、蒸気48が吹出し口40から排出するとき、圧力差(P−P)として良好に吹出すことができ、蒸気の再活用を図ってタービン性能を向上させることができる。
【0119】
なお、本実施形態は、貯排水処理機構部65にU字管66を用いたが、これに代えてドレン水位の変化に応じて開閉を行うドレントランプでもよい。
【0120】
また、本実施形態は、ドレン処理配管45に貯排水処理機構部65を設けたが、例えば、図23に示すように、ドレン処理配管45に水位計67と流量調整弁68とを備えたドレン水量調節機構部69を設けてもよい。この場合、ドレン水位WLが予め定められた上段設定値を超えたとき、流量調製弁68を閉じ、また、予め定められた下限設定値よりも低くなったとき、流量調整弁68を開口すれば、吹出し口40から排出される蒸気48の圧力差(P−P)を充分に確保して蒸気48を吹出し口40から良好に吹出すことができる。なお、蒸気タービンに何らかの事情で異常状態が発生し、吹出し口40から排出される蒸気48の圧力差(P−P)が確保できない場合、流量調整弁68を全開させてドレン47および蒸気48の区別なく復水器44に排出すれば、タービン動翼の侵食抑制に有効である。
【0121】
【発明の効果】
以上の説明のとおり、本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置は、タービンノズルの翼内に吸込んだドレンおよび蒸気を重力を利用して分離し、分離したドレンを一括して処理する手段を備えるとともに、分離した蒸気を主流に排出させる手段を備えて蒸気の再活用を図ったので、ドレンによるタービン動翼の侵食をより一層低く抑えることができ、蒸気の再活用を図ってタービン性能をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置の第1実施形態を示すもので、タービンケーシング上半部に収容するタービンノズルの縦断面図。
【図2】図1のB−B矢視方向から見て切断した切断断面図。
【図3】本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置の第1実施形態を示すもので、タービンケーシング上半部に収容するタービンノズルの縦断面図。
【図4】本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置に適用するタービンノズルの翼面に沿った圧力分布を示す圧力分布線図。
【図5】本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置に適用するタービンノズルの半径方向に沿った圧力分布を示す半径方向圧力分布線図。
【図6】本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置に適用するタービンノズルの翼面に沿った圧力分布とタービンノズルの吹出し口の圧力分布とを対比させた圧力分布線図。
【図7】タービンノズルの後縁から流出するドレンと蒸気との速度三角形を示す従来のベクトル線図。
【図8】タービンノズルの後縁から吹出すドレンと蒸気との速度三角形を示す本発明に係るベクトル線図。
【図9】本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置の第2実施形態を示すもので、タービンケーシング上半部に収容するタービンノズルの縦断面図。
【図10】図9のC−C矢視方向から見て切断した切断展開断面図。
【図11】図9に示した吹出し口の他の実施例を示す展開図。
【図12】本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置の第3実施形態を示す概念図。
【図13】本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置の第4実施形態を示すもので、タービンケーシング上半部に収容するタービンノズルの一部切欠き縦断面図。
【図14】本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置の第4実施形態を示すもので、タービンケーシング下半部に収容するタービンノズルの一部切欠き縦断面図。
【図15】図14のD−D矢視方向から見て切断した切断展開断面図。
【図16】本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置の第5実施形態を示す概念図。
【図17】図16のE−E矢視方向から見て切断した切断展開断面図。
【図18】本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置の第6実施形態を示す概念図。
【図19】図18のF−F矢視方向から見て切断した切断断面図。
【図20】図18のG−G矢視方向から見て切断した切断断面図。
【図21】本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置の第7実施形態を示す概念図。
【図22】本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置に適用する圧力分布線図。
【図23】本発明に係る蒸気タービンの湿分分離装置の第8実施形態を示す概念図。
【図24】従来の蒸気タービンの湿分分離装置を示す概念図。
【図25】図24のA−A矢視方向から見て切断した切断展開断面図。
【図26】従来の蒸気タービンに流れる駆動蒸気の流線および水滴流線の軌跡を示す図。
【図27】従来の蒸気タービンの湿分分離装置において、タービンノズルに吸込んだドレンおよび蒸気のタービンノズル高さ方向に対する湿り度を示す線図。
【図28】従来の蒸気タービンの湿分分離装置において、タービンノズルに吸込む水膜の挙動を示す図。
【符号の説明】
1 タービンノズル
2 タービン動翼
3 ダイアフラム外輪
4 ダイアフラム内輪
5 タービンディスク
6 外周壁
7 前縁
8 後縁
9 前縁
10 背面
11 腹面
12 翼吸込み口
13 翼吸込み口
14 空間部
15 空間部
16 外周壁
17 外周壁吸込み口
18 翼空間部
19 復水器
20 水膜
21 途切れ部
22 随伴蒸気
25 タービンノズル
26 タービン動翼
27 ダイアフラム外輪
28 ダイアフラム内輪
29 翼内空間部
30 空間部
31 空間部
32 前縁
33 後縁
34 背面
35 腹面
36 外周壁
37 外周壁吸込み口
38 翼吸込み口
39 翼吸込み口
40 吸出し口
41 タービンロータ
42 ドレン排出口
43 流量制御弁
44 復水器
45 ドレン処理配管
46 水膜
47 ドレン
48 蒸気
49 前縁
50 吹出し口
50a スリット
50b 円孔
51 吹出し口
51a スリット
51b 円孔
52 タービンディスク
53 ドレン
54 隔壁
55 隔壁
56 通路
57 通路
58 中空筒体
59 第1空間部
60 第2空間部
61 区画壁
62 翼高さ方向しゃへい板
63 翼コード方向しゃへい板
64 すき間
65 貯排水処理機構部
66 U字管
67 水位計
68 流量調整弁
69 ドレン水量調整機構部

Claims (18)

  1. タービンケーシングをタービンケーシング上半部とタービンケーシング下半部とに二分割し、二分割したタービンケーシング上半部およびタービンケーシング下半部のそれぞれにタービンノズルを収容し、収容したタービンノズルの背面および腹面のそれぞれに翼吸込み口を備えるとともに、前記タービンノズルの両端をダイアフラム外輪とダイアフラム内輪とで支持する蒸気タービンの湿分分離装置において、前記タービンノズルは、後縁に吹出し口を備えたことを特徴とする蒸気タービンの湿分分離装置。
  2. タービンノズルの後縁に設けた吹出し口は、翼ルート側であることを特徴とする請求項1記載の蒸気タービンの湿分分離装置。
  3. タービンノズルを支持するダイアフラム外輪は、集めたドレンを復水器に排出させるドレン処理配管に流量制御弁を設けたことを特徴とする請求項1記載の蒸気タービンの湿分分離装置。
  4. タービンノズルの後縁に設けた吹出し口は、タービンノズルの下流側に位置するタービン動翼の回転方向と同一方向の向きに形成したことを特徴とする請求項1または2記載の蒸気タービンの湿分分離装置。
  5. タービンノズルを支持するダイアフラム内輪は、吹出し口を備えたことを特徴とする請求項1記載の蒸気タービンの湿分分離装置。
  6. ダイアフラム内輪に設けた吹出し口は、前記ダイアフラム内輪の頂部側に設けたことを特徴とする請求項5記載の蒸気タービンの湿分分離装置。
  7. ダイアフラム内輪の頂部側に設けた吹出し口は、タービンケーシング下半部に収容させたものであることを特徴とする請求項6記載の蒸気タービンの湿分分離装置。
  8. ダイアフラム内輪に設けた吹出し口は、前記ダイアフラム内輪の側部に設けたことを特徴とする請求項5記載の蒸気タービンの湿分分離装置。
  9. ダイアフラム内輪の側部に設けた吹出し口は、タービンケーシング下半部に収容させたものであることを特徴とする請求項8記載の蒸気タービンの湿分分離装置。
  10. 吹出し口は、スリットであることを特徴とする請求項5記載の蒸気タービンの湿分分離装置。
  11. 吹出し口は、円孔であることを特徴とする請求項5記載の蒸気タービンの湿分分離装置。
  12. タービンノズルは、翼内の翼内空間部を区画し、ダイアフラム外輪とダイアフラム内輪とを互いに連通させる中空筒体の通路を備えたことを特徴とする請求項1記載の蒸気タービンの湿分分離装置。
  13. タービンノズルは、背面の前縁側から腹面の中間部分に向って区画壁を備えたことを特徴とする請求項1記載の蒸気タービンの湿分分離装置。
  14. タービンノズルは、翼内空間部の後縁の吹出し口側に翼高さ方向しゃへい板と翼コード方向しゃへい板とを備えたことを特徴とする請求項1記載の蒸気タービンの湿分分離装置。
  15. タービンケーシングをタービンケーシング上半部とタービンケーシング下半部とに二分割し、二分割したタービンケーシング上半部およびタービンケーシング下半部のそれぞれにタービンノズルを収容し、収容したタービンノズルの背面および腹面のそれぞれに翼吸込み口を備えるとともに、前記タービンノズルの両端をダイアフラム外輪とダイアフラム内輪とで支持する蒸気タービンの湿分分離装置において、前記タービンケーシング下半部に収容し、前記タービンノズルを支持するダイアフラム外輪と復水器とを互いに連通させるドレン処理配管に貯排水処理機構部を備えたことを特徴とする蒸気タービンの湿分分離装置。
  16. 貯排水処理機構部はU字管およびドレントランプのうち、いずれかを選択したことを特徴とする請求項15記載の蒸気タービンの湿分分離装置。
  17. タービンケーシングをタービンケーシング上半部とタービンケーシング下半部とに二分割し、二分割したタービンケーシング上半部およびタービンケーシング下半部のそれぞれにタービンノズルを収容し、収容したタービンノズルの背面および腹面のそれぞれに翼吸込み口を備えるとともに、前記タービンノズルの両端をダイアフラム外輪とダイアフラム内輪とで支持する蒸気タービンの湿分分離装置において、前記タービンケーシング下半部に収容し、前記タービンノズルを支持するダイアフラム外輪と復水器とを互いに連通させるドレン処理配管にドレン水量調節機構部を備えたことを特徴とする蒸気タービンの湿分分離装置。
  18. ドレン水量調節機構部は、水位計とこの水位計の信号によって開閉する流量調整弁とを備えたことを特徴とする請求項17記載の蒸気タービンの湿分分離装置。
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