JP2004124694A - Support column structure for double floor and construction method for double floor by the support column structure - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、床板を基礎床から一定高さ浮かせて敷設し、基礎床との間に所要空間を確保する二重床の支柱構造及びこの支柱構造による二重床の施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、二重床の床板は、一辺の長さが500mmで厚みが25mm程度の方形のものが多い。二重床は、OA機器等の設置に必要な配線を床下空間に収容できることから、オフィスルーム等の床構造に多く採用されている。二重床を構築する部屋の基礎床の波打ち(凹凸)は、高低差20mmから30mm程度の粗悪な場合もあるが、通常は1m2 あたり2mm程度以下である。このため二重床は、床板を基礎床上に設置される支柱によって、例えば25mm、50mm等、所定高さ浮かせて支持し、レベル調整しながら敷設するものが主流である。これに用いる支柱は、個々の床板の各コーナー部に螺合した1本のボルト等で支持するタイプのものより、複数の床板の集合したコーナー部を、別体の支柱を用いてまとめて支持するようにした独立支柱タイプのものが、敷設操作が簡便であることから、比較的多く使用されている。
【0003】
独立支柱タイプのものは、施工手順の点から見ると、床板を載設する前に支柱をレベル調整しながら基礎床に接着剤等で固着するもの(特開2000−257243号公報)が一般的であるが、所要の床下空間(床高)の確保、レベル出し調整の煩雑さ、固着に要する養生期間及び手間もさることながら、接着剤の使用によって作業環境を悪化させたり、養生のため工期を遅らせたりするといった問題点を有する。更に、床高さの変更が必要になる等して支柱を取り替える場合、支柱が簡単、且つ、きれいに取り外せず、しかも、取り外した後に残った接着剤の除去や接着剤の除去によって抉られた基礎床の補修作業が必要となる問題点を有する。これらは、近年流行の、旧借り手が撤去時にスケルトン状態に復元し、新借り手が好みの二重床の種類や高さに入れ替える賃貸形態であるところの、所謂、スケルトン貸しオフィスビルにおいては非常に都合の悪いものであった。そこで、高さ調節機能を有して各床板の集合するコーナー部を固定構造によって支柱に対して上下から挟着固定し、支柱を基礎床に固定しない非固定独立支柱タイプのもの(特開2000−257243公報)が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特開2000−257243公報記載の非固定独立支柱タイプのものは、何かと課題が多く、本来のフリーアクセスフロアーの観点から実用的ではない。何故なら、基礎床は必ずしも水平ではないため、施工の巧拙によっては配線に必要な床高の不足部分が発生するし、支柱を基礎床に固着しないと、床板と支柱、又は支柱と基礎床相互の隙間によりガタ付きが生じるから、この支柱は、ネジ部の長いネジ棒を用い、ガタの原因になる接地部と基礎床面との接触面積を減じて隙間を減らすために支柱の接地部の広がりを極端に小さくしている。よって、支柱は非常に安定性が悪く、自立しないから、床板を載せる際に倒れたりする。このため、支柱を先に置き敷いた後に床板を順次載置していく効率的な施工手順が採れず、床板の支柱への固定と敷き込みを同時に行う熟練を要する施工手順を採らざるを得ない。又、配線工事で床板を取り外した状態のときに支柱が倒れたり、床下空間が25mm程度の低い二重床の場合に、レベル調整やガタツキ調整で下げ過ぎて床下のケーブルを傷つける事故が発生したりする等の懸念がある。加えて、この先行例の本来の目的は、支柱の接地部に釣鐘形をした弾性材からなる緩衝材を取り付け、この緩衝材を通常荷重では弾性材として機能させ、これを越えた重荷重では剛体として機能させることで、床板にかかる軽重の荷重を吸収しようとするものである。しかし、これによると、通常荷重である歩行の際に緩衝材の弾性変形によるふわふわ感が避けられないことになる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題の下、本発明は、請求項1に記載した、床板を基礎床から浮かせて支持するための二重床用の支柱構造であって、この支柱構造が、敷き詰められる床板の各コーナー部を固定して支持する上部と、上部に螺合して基礎床上に置かれ、床板の上方からの操作で上部に対して回転可能で、且つ、上部への床板の着脱によっても倒れずに自立する十分な広がりを持つ下部と、からなる支柱を有していることを特徴とする二重床用の支柱構造を提供したものである。そして、この支柱構造による二重床の施工は、請求項8に記載した、支柱を床板に対応した基礎床の所定位置に置いて行き、次いで、床板を上部に固定する操作を所定の施工域で行った後、下部と基礎床との間に隙間が生じている支柱に対しては、床板の上方からの下部の回転操作で下部を基礎床に接地するまで下降させる方法をとることになる。
【0006】
本発明に係る二重床用の支柱構造による二重床の施工法は、基礎床の所定位置に単に置き並べた支柱に対して床板を固定して行けばよいという効率的な施工手順をとることができる点を最大の特徴としている。このためには、床板を着脱するときにも、支柱を自立させておかなければならないが、これを本発明では、基礎床に接地する下部の広がりを床板の着脱では倒れずに自立する十分な広がりを有するものとすることで可能にしている。ここでの下部の十分な広がりとは、上部の広がりに対する相対的なもので、要は、上部に床板を着脱する程度の外力では倒れなければよいのであり、具体的には、請求項2に記載した、下部が、少なくとも、上部と同じかそれ以上の広がりを有するものであれば、これを充足する。即ち、下部の広がりが上部よりかなりの面で小さいと、基礎床の凹凸や傾斜で傾いた際、その重心が下部の外郭からはみ出て自立しなかったり、物の僅かな接触によって倒れたりするからである。尚、支柱を単に置き並べればよいことの利点は、上記の他に手間がかかって作業環境も悪化させる接着剤を不要にするし、支柱の強制的な取外し及びその後の基礎床の補修作業も不要にするという効果もある。従って、この施工法は、上記したスケルトン貸しの際のリニューアル等に最適である。
【0007】
ところで、以上の機能が要求される下部は、請求項3に記載した、下部が、基礎床に接地する弾性材を取り付けた接地部と、接地部から起立する台部とからなるものが考えられる。これによると、最下位の接地部の広がりを上部と同じかそれ以上にしておけばよいことになる。
【0008】
そして、支柱に対する床板の固定が終了した後は、基礎床の凹み等で支柱が床板の張力によって吊り上げられてその下部が基礎床に接地していない個所を探し(乗ったときの床板の下がり等で容易に判別できる)、床板の上方からの操作で支柱を基礎床に接地するまで下げればよい。この操作は、支柱に対する床板の固定を解いたりする必要はなく、床板を固定したままでできるのは上記したとおりである。反対に、基礎床が凸状態になっている個所では支柱が高すぎて床板が持ち上がっている場合もあるが、この場合は、床板の弾性変形等でこれが吸収できる場合が多い。但し、あまり極端な場合は、下部を上部に対して引き上げ、支柱を相対的に低くすればよい。
【0009】
ところで、このように接地部の広がりが大きいと、上記した支柱の降下操作をしても(この操作をしない支柱も同様であるが)、接地部は基礎床に部分的に接地するだけのことがある。このようなとき、この床板の上を歩行したりすると、未接地部分が着地して音鳴りが発生したりする。そのため、請求項3のように、接地部に弾性材を取り付けておけば、これが防止できる。但し、この弾性材は、音鳴りを防ぐものであって、支柱を弾性支持するものではないから、ごく薄いもので足りる。
【0010】
このような状態をできるだけ避ける意味からも、支柱の降下操作をするときには、支柱が基礎床と床板との間を十分に張るまで下げる必要がある。しかし、弾性材の摩擦係数は大きいから、これが僅かに基礎床に当たっただけで、接地部が重たくなって回転できなくなることがある。そこで、請求項3に記載した、台部が接地部に対して、又は接地部が弾性材に対して空回りできる構造であれば、下部(接地部)の回転時、弾性材が基礎床から受ける抵抗を、台部が接地部に対して、又は接地部が弾性材に対して空回りしてこれを吸収できるから、十分に降下させて未接地部分を少なくできる。
【0011】
ところで、以上の台部については、請求項4に記載した、台部が棒状をしており、上部の中心に形成された貫通孔に螺合するもの、請求項5に記載した、台部が接地部と一体となったカップ形をしており、この台部に上部の外周に螺合するネジ部材が空回り不能に取り付けられているもの、請求項6に記載した、台部が接地部と一体となったカップ形をしており、この台部に上部の外周に螺合するネジ部材が空回り可能に取り付けられているものが考えられる。ところで、床板の上を人が歩いたりする繰り返し荷重がかかった場合、ネジ部材が緩んで(回転して)上部(床板)が下がることがある。こうなると、その個所で床板が下がり、床板のレベルが狂うことがある。
【0012】
そこで、請求項7に記載した、上部とネジ部材及びネジ部材と台部とにそれぞれ相互に摺動する摺動部を形成し、この摺動部に、歩行等によって床板にかかる繰り返し荷重程度では回転を規制されるものの、上部の強制回転操作では弾性変形して回転が許容される上部回止め構造及び下部回止め構造を施すとすれば、この事態を防ぐことができる。但し、ネジ部材の上方からの強制回転のときには、この回転が許容されるものでなければならない。又、これら上部及び下部回止め構造の具体例として、請求項8に記載した、上部回止め構造及び下部回止め構造が、一方の摺動部には他方の摺動部に摺動する摺動体が形成され、他方の摺動部には摺動体に当接すると回転が規制される突起体が適当間隔おいて形成されたものが考えられる。この他、請求項9に記載した、台部とネジ部材との間にネジ部材の一定回転を規制するストッパを設けるとすると、ネジ部材を回し過ぎて上部(連結具)が外れてしまうといった事態を防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の第一並びに第二の実施の形態を示す二重床構造の斜視図であるが、第一の形態の二重床構造は、コンクリートスラブ等で構成される基礎床1と、基礎床1上に置かれる一定高さで、床板に対してプラス側、則ち、下部を上部に対して長くする側に高さ調整が可能な支柱2と、支柱2で支持される床板3とからなり、基礎床1と床板3との間に配線空間(所要空間)4が確保されるものである。尚、第二の形態の二重床構造は、壁16際に発生するボーダー部の隙間を埋めるボーダー構造にも適用できるものであり、これについては後で詳述する。
【0014】
図2は支柱2と固定具14との関係を示す斜視図、図3は支柱2と床板3との関係を示す平面図、図4は図3中A−A相当断面図、図5及び図6は図3中B−B相当断面図であるが、支柱2は、基礎床1に接地する接地部5を持つ下部8と、床板3を支柱2上方で支持する支持板6aを有する上部6からなっており、本例のものは、接地部5は平面視円形をした板体であり、この中心から上部にネジ部7bを持つ棒状の台部7を起立させて支持板6aをその中心に穿設された貫通孔の内周に形成されたネジ部6bに螺合するとともに、この支持板6aに床板3を水平方向に位置規制した状態で支持する連結具9を係合載置して支持部6に構成している。このとき、連結具9には、床板3を連結固定するための一定の間隙を形成する係止孔10が形成されており、この係止孔10に後述する固定具14が挿入されて係止される。本例の場合、接地部5は支持板6aに対して同程度又はそれ以上の広がりに形成されており、床板3の敷込み作業や床板3を取り外しての配線作業に際して支柱2が自立して倒れのないようにしている。ところで、この倒れがなければ、接地部5の広がりは支持板6aの広がりよりも小さくてもよい。要は、床板3の着脱や物の僅かな接触等によっては支柱2が倒れなければよいのであり、この点で、接地部5の広がりが支持板6aの広がりよりも少し程度小さい位では倒れることもない。
【0015】
接地部5の外周にはゴムや軟質樹脂等からなるリング状の弾性体11が取り付けられるが、本例では、接地部5の外周端部に弾性体11の内向きコ字状断面をした取付基部11aを側方からの嵌込みによって装着している。この取付基部11aの外側のほぼ全周には、斜め下方に向けてヒレ部11bを延設してクッション性を高めてガタツキ音を防いでいる。従って、基礎床1の傾きで接地部5の一部が多少浮いた状態でもガタツキはしない。尚、90度毎に設けた切欠11cは位置合わせの目印である。この弾性材11は、接地部5が部分的又は全面的に着地した場合の音鳴りを防ぐのが主目的であって、支柱2を弾性支持するものではない。よって、その厚みはごく薄いものに設定してある。
【0016】
図4に示すように、床板3は、支持部6に載置され、固定構造12で係止固定されるが、具体的には、連結具9の上面に床板3の側面間に配置されて水平方向の位置規制を行う位置決め突部9aとこの位置決め突部9aの中心側に位置決め凹部9bをそれぞれ係止孔10の外方に設けて床板3のコーナー部に形成した四半円形の床板係止辺3aを嵌合させ、床板3を位置決めした状態で連結具9に載せ、4枚の床板3の床板係止辺3aが合わさってできた落ち込み段部13の切欠孔13aから連結具9の係止孔10へ上端に鍔部が張出した円柱状の固定具14を挿入するとともに、係止孔10の内周面下端に形成した傾斜カム部10aに固定具14外周下端の左右に設けた係止突起14aを係合させて床板3のコーナー部を締め付けるようにしている。傾斜カム部10aは、固定具14の締め込み方向に下り勾配となる下向きの係止面を係止孔10の円周方向に沿って設けたものであり、更に、その起点部分から上方に向けて固定具14の係止突起14aが挿入可能なガイド溝10bが設けられている。この目的の下では、連結具9は樹脂製のものが適し、位置決め凸部9aや位置決め凹部9bの下方の内部には、下端に開口する内周面を有するぬすみを形成して重量を軽減したものが適する。
【0017】
図5に示すように、固定具14の係止突起14aの位置をガイド溝10bに合わせて差し込んだ後、固定具14を回転操作して係止突起14aを傾斜カム部10aに係止させると、一個の固定具14で四個の床板3のコーナー部が同時に固定されることになる。このとき、固定具14の上面は落ち込み段部13から上方には突出しないようにして床板3の上面と高さが合わされている。尚、本例の係止突起14aは、左右2個所に設けられているから、これに対応して傾斜カム部10aも2箇所あり、固定具14を約半回転させることで2mm程度の締め込み代となるよう設定しているが、係止突起14aを1個にして約1回転締め込みできるようにすれば倍の締め込み代が得られる。このように、カムによる締め付けをとったのは、ネジ等に比べて操作を迅速にするためである。
【0018】
固定具14の中心には上下方向に貫通した操作孔14bが設けられており、上方からドライバー等の回転操作具15を挿入し、台部7の上端に形成した嵌合部7aに嵌合させて回転操作することにより、上部6と下部8の相対的な高さを上下調節可能としている。言うまでもなく、嵌合部7aは回転操作具15の形状に合わせて各種選択可能である。又、操作孔14bの上部は固定具14自身を回転操作するための六角レンチ等の工具が嵌合可能な形状に形成されているが、これも使用する工具に合わせて各種選択可能である。
【0019】
以上の支柱2を用いて床板3を敷設するには、まず、上部6と下部8とを最大限捩じ込んで基準高さに設定(初期設定)した支柱2を基礎床1に配置する。この状態では、基礎床1の傾斜に沿って支柱2は僅か傾いた状態になるものの、接地部5が十分広いので自立する。次に、床板3のコーナー部を連結具9上に載置する。このとき、図4に示すように、床板3と連結具9の間に隙間が生じる個所もあるが、支柱2の各嵌合部分及び床板3が僅かにずれたり、弾性変形をしたりして傾き、連結具9に床板3が沿うことになる。連結具9には床板3の側面間に位置する位置決め突部9aや位置決め凹部9bが設けられていて水平方向のズレが規制されるので、位置合わせに問題はなく、作業中に脱落することもない。
【0020】
次に、固定具14を係止孔10内に挿入して締め込むと、床板3の弾性変形と隣接する床板3の目地部での折れ曲がりで基礎床1の凹凸や傾斜に沿った形に連結具9が床体3を引き寄せ、床板3相互が連結される。この床板3の弾性変形や目地部での折れ曲がりの程度は基礎床1の精度によって左右されるが、通常は床板3の上に敷かれるカーペットの上からでは目立たない僅かなものである。この場合、支柱2の接地部5は基礎床1に固定されていないのであるから、床板3の弾性変形と隣接する床板3の目地部での折れ曲がりが限界に達した箇所では、図5に示すように、支柱2の接地部5の一部または全体が床板3に引き寄せられて基礎床1から浮き上がった宙吊り状態になり、その上を歩くとコトコト音がしたり、ふわふわする感じがしたりする不具合個所が部分的に発生する。
【0021】
そこで、同図に示すように、コトコト音やふわふわ感の発生する不具合個所の固定具14の操作孔14bから回転操作具15を挿入し、その先端を台部7の嵌合部7aに嵌合して回転させれば、支持板6aは連結具9を介して床板3と回転規制されているから、接地部5が基礎床1に部分的に又は全面的に接地して床板3との間を十分に張った状態にするまで接地部5を下降させることができる。このとき、例えば、基礎床1の材質によっては弾性体11との摩擦抵抗が大きかったり、基礎床1の凹凸が激しかったりすると、弾性体11が引っ掛かって床板3を十分に張るまで回転させ難いことがあるから、接地部5に対して弾性体11をある程度ガタを持たせたりして水平回転可能に取り付けて空回りできるようにしておくとよい。更に、接地部5に台部7の下端を抜出不能、且つ、相互に回転可能に取り付けておけば、いずれか抵抗の少ない部分で空回りすることになるから、回転操作がより確実なものとなる。言うまでもないが、これらは何れか一方であってもよい。
【0022】
以上は、本発明の基本的な実施の形態であり、支柱2を初期設定するに際し、上部6と下部8とが当たるまで最大限に捩じ込むのは欠かすことのできない条件である。しかし、このとき、両者の間に、例えば、ゲージのようなものを挟み込んでおき、最大限捩じ込んだ位置が必ずしも両者が最接近する位置ではないようにしておく態様も考えられないではない。これによると、基礎床1が極度に高い地点の支柱2の下部8を上部6に対して上げる(床体3を下げること)操作も可能になり、レベル調整の選択肢が増す。但し、初期設定における上部6と下部8の捩じ込みはゲージに当たるまで行なうのは上記と同じであり、このとき、ゲージは簡単に抜き取ることができるようなものにしておくことで、操作に面倒さは加わらない。
【0023】
このようにして敷設作業は完了するが、支柱2の接地部5は弾性体11を介して部分的に接地するものがある。従って、この上を人が歩いたりして荷重がかかると、支柱2は弾性範囲内の変形をして接地することになるが、このとき、接地部5には弾性体11が取り付けてあるから、ガタツキ音が発生したりしない。尚、このとき、理論的には床板3は僅かに落ち込むわけであるが、調整後の落ち込み量は床仕上げ材(カーペット等)の沈み量に比べても些少の1mm程度以下であるから、歩行感を損なうようなことはない。又、このとき、支柱2が床板3を下から十分に張っていると、たとえ、接地部5に未接地部分があっても、歩行等の通常荷重では、この未接地部分が接地しないままのこともある。
【0024】
本発明の支柱2による施工法は、以上の説明のように、基礎床1上にただ単に設置することを基本とするが、部屋の広さや形状によっては、例えば、縦横一列を接着剤等によって固着して基準にしたり、高い耐震性能要求に応えて部分的に固着したりする場合がある。その場合の支柱2の例を図6の断面図で示す。本例のものは、弾性体11を装着していない接地部5の中心に基礎床1から所定間隔浮き上がった状態となる上向きの張出部22を形成し、この張出部22に台部7の下端を抜出不能、且つ、相互に回転可能に取り付けたものである。これによると、接着剤23で接地部5を基礎床1に固定した場合でも、台部7は回転操作具15によって回転できるから、支柱2の高さ調整を行うことができる。この場合、接地部5に弾性体11を取り付けておく必要はないが、取り付いたままであっても差し支えない。
【0025】
図7も支柱2の他の例を示す断面図であるが、本例の台部7は、防火性能に優れて経年変化の少ない鋼板を亜鉛溶融メッキ処理等で防錆処理したものを絞り加工し、上面周縁からは胴部が下方へ延設され、下端は外方へ水平に折り返して接地部5としたカップ形をしているものである(接地部5が上部6に対して十分な広がりを有する点は変わらない)。台部7の上面は周囲が環状凸部25に形成され、内側の凹部分の中心に回転操作具15の先端が嵌合可能な嵌合部7aを設けている。環状凸部25の内側には内周面に雌ネジ部26が形成されたリング状の樹脂製ネジ部材27が装着されており、環状凸部25の内周面でネジ部材27が広がらないように受けて補強している。ネジ部材27は環状凸部25の内側に設けた係止孔28に係合されて台部7と一体化されている(台部7に対して空回りできない)。
【0026】
接地部5には軟質樹脂からなるリング状の緩衝部材(弾性材)11が装着され、基礎床1の凹凸や傾斜によってガタツキ音が発生するのを防止している。緩衝部材11は、内向きに開口した断面コ字状をした取付基部11a内に接地部5の先端を挿入して取り付けを行う。取付基部11aの外周には斜め下方に向けてヒレ部11bが形成され、クッション性が高められている。ヒレ部はほぼ全周に設けるが、90度毎に切欠11cを設けて位置合わせの目印としている。
【0027】
本例の支柱2も、連結具9と固定具14で床板3を強力に連結固定したままの状態で、操作孔14bから回転操作具15を挿入して台部7を回転させれば、前例同様に連結具9は床板3で回転規制されていることから、台部7に取り付けたネジ部材27と連結具9の外周に形成された雄ネジ部30によるネジ作用で台部7、即ち、下部8を基礎床1側に下降させることができる。図8も支柱2の他の例を示す断面図であるが、本例のものは、台部7の内周に上記したようなネジ部材27を設けるのではなく、台部7(環状凸部25)の内周に直接ネジを形成して連結部9の雄ネジ30と螺合しているものである。
【0028】
図9も支柱2の他の例を示す断面図であるが、本例のものは、上記したネジ部材27を有する点は変わらないが、回転操作具15との嵌合部27aがネジ部材27に形成されている点、ネジ部材27と環状凸部25(台部7)の内周とは相対回転可能、即ち、ネジ部材27は台部7に対して空回りができる点が異なるものである。従って、ネジ部材27を単に載置しただけでは、台部7がネジ部材27から落下してしまうから、ネジ部材27の底面に垂直部32aとこれより外方に向く水平部32bとでL字形をした突起32を形成するとともに、台部7の中心に孔7cを形成して孔7cの外周をこの突起32の水平部32bに引っ掛けて一体化している。尚、図10に示すように、本例の突起32は180度間隔に対向して二個形成されているが、これに限定されるものではない。ネジ部材27と台部7とは空回りできるといっても、台部7が基礎床1から浮き上がって抵抗がないときには、ネジ部材27を回すと、台部7はネジ部材27と一緒に回って下降する。しかし、台部7が基礎床1に接触して僅かでも抵抗が生ずると、ネジ部材27のみが回転して台部7、すなわち接地部5をきつく基礎床1に押し付ける。台部7を回転操作する前例ものでは、接地部5が基礎床1に接すると、基礎床1の凹凸との関係で大きな操作力を要求されることがあるが、本例では、台部7を回転させる必要がないから、操作力がより軽くて済む他、接地部5の形状が回転に適した円状に特定されないのが特徴である。
【0029】
ネジ部材27の回転をいつまでも許容していると(基礎床1の凹凸は最大でも2mm位であるから、その必要もない)、接地部5が基礎床1に接した後も回転し続けてネジ部材27と上部6との螺合が外れる場合がある。そこで、一定回転以上しないストッパを設けるのが適するが、本例では、上記した突起32の垂直部32aと孔7とでストッパを構成している。図10はこれを示す台部7とネジ部材27との関係を示す断面図および底面図であるが、ネジ部材27の底面に二つの突起32と台部7の上面にこの突起32の水平部32bが引っ掛かる径の孔7cを形成しておくのは上述した。そこで、突起32の垂直部32aにおける孔7cの中心からの距離を二つのもので変えておくとともに(水平部32bの先端位置は孔7cの中心から同じ距離にしておく)、この孔7cに中心からの距離が短い方の垂直部32aは通過させるが、長い方の垂直部32aは衝突して通過させない突片33を内方に向けて突設しておくのである。
【0030】
そして、突片33の近傍と対向する180度隔てた位置に両方の突起32を弾性変形させて互いの距離を縮めた状態で挿入できる挿入用切欠34を形成し、両方の突起32を挿入することで、ネジ部材27と台部7との結合を図っている(このとき、中心からの距離が長い方の垂直部32aを突片33の傍の切欠34に位置させる)。この場合、孔7cの周囲と突起32の水平部32bとの係合代は僅かでよく、中心からの距離が短い垂直部32aの長さは孔7cの周囲の肉厚よりも十分に長くしてガタがあってもよい。これによると、ネジ部材27が約180度回転しても中心からの距離が短い垂直部32aは突片33には当接せず、約360度回転すると、中心からの距離が長い方の垂直部32aが突片33に衝突してそれ以上の回転が規制されることになる。よって、基礎床1の凹凸は最大でも2mm位であるから、ネジ部材27の雌ネジ部26に形成したネジのピッチをこれ位にしておけば、基礎床1のすべての凹凸を吸収できることになる。
【0031】
図11はストッパの他の例を示すものであるが、本例のものは、ネジ部材27の上部を台部7の環状突部25の外周から突出させるとともに、上部6の連結部9の外周付近から、下端にこの突出部分の内側に入り込む突出部35aを有する係合片35を突出部分の外側を通って垂下させたものである。これにより、ネジ部材27を回して台部7を下降させるとき、台部7が一定以上下降すると、係合片35の突出部35aが突出部分の下面側に当たり、それ以上の下降を規制する。これによると、ネジ部材27を360度以上に亘って回すことができるから、降下範囲を大きくとれる特徴がある。
【0032】
図12は支柱2の他の例を示す平面図、図13は図12中C−C断面図であるが、本例のものは、台部7としてアルミのダイキャスト製品をイメージしたものであり、ネジ部材27を外ネジ、上部6の連結具9を内ネジにするとともに、台部7の外径を四角形にしたものである。また、本例のものは、上記した図6に示した接地部5を接着剤23で固定する例に依っている。加えて、本例では、台部7の環状突部25の四面に、上下に配線36を通すことができる切込み37を形成する他、その上方に位置する床板3にも、配線36を上方に抜き出すための切欠39を形成し、更にその間に位置する連結具9の対応する位置にも切欠を設け、床板3の上面とほぼ面一となる高さで切欠39に突入して配線36を通す際には切り離し可能な蓋38で覆ってある。
【0033】
ところで、以上において、上部6は、上部6で支持される床板3の上を人が歩いたりする繰り返し荷重がかかると、ネジ部材27に対してネジが緩んで下がることがある。こうなると、床板3も下がり、その個所が凹陥した状態になって好ましくない。そこで、上部6とネジ部材27との間に上部回止め構造を施すのが好ましい。図14、図15、図16は上記した図9の例のものに上部回止め構造を施した説明図であるが、上部回止め構造は、上部6を構成する連結具9とネジ部材27とに相互に摺動する摺動部を形成し、この摺動部に、上方からのネジ部材27の強制回転では回転が許容されるが、繰り返し荷重等の低荷重では、当接して回転が規制される構成とする。具体的には、ネジ部材27の上面に連結具9の内周面に摺接する摺動体40を突設し、ネジ部材27の内周面には、摺動体40に干渉する突起体41を形成したものである。この場合において、摺動体40と突起体41とは、その母材と同質の材質のもので一体成形しておくのが適し、そうすると、弾性変形可能なものになる。
【0034】
これによると、ネジ部材27の強制的な回転操作では、摺動体40と突起体41とは互いに弾性変形して乗越えが可能になるが、繰り返し荷重等では、この乗越えが不能になって回転が規制されるものとなる。この場合の摺動体40は、所定の幅を有するもので対向して2カ所設け、突起体41は、適当間隔おいて複数設けている。突起体41の間隔が狭いと回転規制される範囲(角度)が小さくなるものの、乗越しの回数が増えて操作がやり難くなるから、45°間隔で8個程度設けるのが適する。これによると、1回転で4mm調整できるとすれば、0.5mmの範囲で緩みが規制できることになり、緩み止めとしては、十分である。
【0035】
以上の回止め構造は、ネジ部材27と下部8を構成する台部7との間にも下部回止め構造として設けられるのが好ましい。ネジ部材27が台部7に対して回転しても、上記と同様な現象が生ずるからである。図16、図17は同じく図9の例のものに下部回止め構造を施したものであるが、この下部回止め構造は、両者の間に摺動部を形成し、一方には、摺動体42を、他方には、突起体43を形成する点は変わらない。只、本例では、摺動体42として上記したストッパの突起32の水平部32bの先端を上方に折り曲げ、その上端面を台部7の上面に形成された孔7cの外周の裏面に摺接するもので構成している。一方、突起体43は、この摺動体42が摺動する個所に、台部7の孔7cの外周を下方に突起させたもので構成している。この場合における摺動体42や突起台43の材質、形状、個数については上記と同様にすればよい。
【0036】
以上、カップ状の台部7を用いた例では、棒状の台部7のものに比べねじ径を大きく設定できることによってねじ山の大きな強度の高いもの(ねじピッチ4mm程度)にできるから、樹脂製のネジ部材27や上部6が採用できる。この場合、前記したように台部7の上面周囲に形成した環状凸部25の内周面でネジの部分が広がらないように受けて補強しているから安全性が高い。更に、ねじ径を固定具14の外径よりも大きな床板3の底面が載る位置(ねじ有効径70mm程度)に設定するとともに、接地部5を上部6と同程度の広がりに設定すれば、支柱2にかかる片荷重の影響を小さくできるし、ねじの緩みも生じ難い。
【0037】
次に、支柱に床板を固定したままで接地部の高さを調節する本発明の構造をボーダー部(敷設域の端に残る床板の寸法以内の部分のこと)へ応用した事例を図1及び図8の断面図に示す。図8は図1中D−D断面図であるが、ボーダー用支柱17は、床板に対応した連結具の形状が異なるものの、部材構成は基本的には支柱2と同じである。連結具9に相当する床板受け20の上面側は、受パネル18に合わせたフラット面で、中央は床板の孔と勘合する筒状部31が突設されてそれに係止孔10が開けられ、台部7の環状凸部25の内周面には雌ネジ部26を一体成形してある(図8)。接地部5には、軟質樹脂からなるリング状の緩衝部材11が装着され、基礎床1の凹凸や傾斜によってガタツキ音が発生するのを防止している。
【0038】
ボーダー用支柱17の床板受け20の筒状部31に受けパネル18の低段穴部18aを合わせた状態で受けパネル18を載置し、固定具14でボーダー用支持脚17に固定する。この支柱17も、固定具14で締め付けたままの状態で操作孔14bから回転操作具15を挿入して台部7を回転させれば、台部7の雌ネジ部27と床板受け20の下部に一体成形された雄ネジ部30とで接地部5を下降させることができる。
【0039】
図1には、規格化された寸法の床板3と壁16との間に派生するボーダー部への適用状況が示されている。本例の二重床構造は、壁16際にボーダー用支柱17で支持される受けパネル18と、床板3を支持する支柱2と受けパネル18とに亘って渡し掛けられる橋渡しパネル19等からなり、受けパネル18と橋渡しパネル19との重なり代を調節して敷設することで、様々な幅のボーダー部に対応可能とした構造である。
【0040】
橋渡しパネル19は、金属板等で長方形に形成されたものであり、長辺の一方を補強及び床板3の厚みに揃える目的で下側に折り返して断面コ字形に屈曲させたパネル受部19aを備えており、このパネル受部19aの両端を支柱2で支持するに際し、ここに形成された切欠19bが支柱2の連結具9の上面に突設された水平方向の位置決め突部9bに当接し、水平方向のずれが規制されるものとなっている。又、パネル受部19a側の上面のコーナーには、連結具9の中央の位置決め凹部9bに嵌まり込む低段部19cが形成され、床板3と共に固定具14によって締め付け固定され、上下方向の動きも規制されるものとなっている。
【0041】
受けパネル18は、無機質ボード等からなる長方形板であり、短辺の両端をボーダー用支柱17で支持される。この場合、ボーダー用支柱17の部材構成は、基本的には支柱2と同じで、上面を構成する連結具9に相当する床板受け20のみが異なる形状で床板に合わせている。具体的には、床板受け20の上面側は、筒状部のみが突設されたフラット面で、受けパネル18の短辺の一方には、その筒状部31及び固定具14を挿入して押圧固定できる低段穴部18aが形成されている。
【0042】
この低段穴部18aをボーダー用支柱17の中央に合わせて床板受け20上に降ろし、固定具14を低段穴部18aから挿入して係止孔10の傾斜カム部10aに回転係止させると、受けパネル18は、ボーダー用支柱17に対して水平、上下方向の動きを規制されて固定される。尚、このとき、床板受け20は、外径寸法の約3分の1に相当する部分が受けパネル18の短辺から隣接する受けパネル18側へ突出しており、隣の受けパネル18はここで支持できるようになっている。この他、本例のボーダー用支柱17はボーダー部の幅方向に2基ずつ並んで設けられている。
【0043】
このように、受けパネル18の短辺の他方をフリーでボーダー用支柱17に載置することにより、隣接する受けパネル18相互の位置が規制されないから、隣の受けパネル18との継目の部分を折れ曲がらせた状態でボーダー用支柱17を基礎床1上に設置することができる。従って、壁16にうねりがあっても(通常壁16側は大小のうねりがある)、受けパネル18を1枚単位で壁に沿わせることができる。このとき、受けパネル18の短辺と橋渡しパネル19の短辺の位置を長手方向に互いにずらせておくと、橋渡しパネル19が隣接する受けパネル18間に跨がって架け渡されてビス等で固定されることになり、ボーダー用支持材17に対して固定していない受けパネル18の短辺側の浮き上がりやずれ等を防ぐ挟止ができる。又、橋渡しパネル19と壁16との間には、橋渡しパネル19の板厚分の段差ができるから、この段差を橋渡しパネル19と同じ厚みの樹脂板等の端板24で埋めるのが好ましい。
【0044】
ところで、上記各例において、支柱2やボーダー用支柱17における接地部5は、支持部6と同程度の広がりを有するが、具体的に言えば、接地部5の外郭の一部又は全部は、支持部6の下方投影面からはみ出ていることが望ましい。こうすることで、各支柱2、17の配置作業等に際して支持部6に物を当てたとき或いは床板3の敷込み作業等に際して支持部6の一部に床板3を載せて偏荷重にしたとき等、支柱2、17が転倒し難い効果が期待できるからである。例えば、一辺500mm角の床板3の場合、支持部6の直径は60〜100mm、接地部5の直径はそれよりも大きな範囲で70〜150mm程度のものが適する。
【0045】
【発明の効果】
以上、本発明に係る支柱構造によると、支柱を基礎床の所定位置に単に置き並べておき、次いで各支柱に対して床板を固定して行き、このとき、基礎床と支柱との間に隙間が生じている支柱に対してのみ、床板を支柱で支持したままの状態でその上方からの操作で支柱を下げて接地させればよいという効率的な施工手順をとることができる。そして、これにおいて、支柱を構成する下部は十分な広がりを有していて床板の着脱や物の僅かな接触といった程度では倒れたりしないから、これを起こしたりする作業は必要なく、敷設操作が簡単で迅速である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一並びに第二の実施の形態を示す二重床構造の斜視図である。
【図2】本発明の一例に係る支柱と固定具の関係を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の一例に係る支柱と床板の関係を示す平面図である。
【図4】本発明の一例に係る支柱と床板の関係を示す図3のA−A断面図である。
【図5】本発明の一例に係る支柱と床板の関係を示す図3のB−B断面図である。
【図6】本発明の他の一例に係る支柱と床板の関係を示す図3のB−B断面図である。
【図7】本発明の他の一例に係る支柱と床板の関係を示す断面図である。
【図8】本発明の他の一例に係る支柱と床板の関係を示す図1のD−D断面図である。
【図9】本発明の他の一例に係る支柱と床板の関係を示す断面図である。
【図10】本発明の他の一例に係る支柱を構成する台部とネジ部材との関係を示す一部断面図及び底面図である。
【図11】本発明の他の一例に係る支柱と床板の関係を示す断面図である。
【図12】本発明の他の一例に係る支柱と床板の関係を示す平面図である。
【図13】本発明の他の一例に係る支柱と床板の関係を示す図12のC−C断面図である。
【図14】本発明の一例に係る上部回止め構造の説明図である。
【図15】本発明の一例に係る上部回止め構造を示す上部の一部破断平面図である。
【図16】本発明の一例に係る上部回止め構造及び下部回止め構造を示す図15のE−E断面図である。
【図17】本発明の一例に係る下部回止め構造を示す下部と上部の一部断面図と底面図である。
【符号の説明】
1 基礎床
2 支柱
3 床板
3a 床板係止片
4 配線空間
5 接地部
6 上部
6a 支持板
6b ネジ部
7 台部
7a 嵌合部
7b ネジ部
7c 孔
8 下部
9 連結具
9a 位置決め突部
9b 位置決め凹部
10 係止孔
10a 傾斜カム部
10b ガイド溝
11 弾性体
11a 取付基部
11b ヒレ部
11c 切欠
12 固定構造
13 落ち込み段部
14 固定具
14a 係止突起
14b 操作孔
15 回転操作具
16 壁
17 ボーダー用支柱
18 受パネル
18a 低段穴部
19 橋渡しパネル
19a パネル受部
19b 切欠
19c 低段部
20 床板受け
21 突起部
22 張出部
23 接着剤
24 端板
25 環状凸部
26 雌ネジ部
27 ネジ部材
28 係止穴
29 係止爪
30 雄ネジ部
31 筒状部
32 突起
32a 垂直部
32b 水平部
33 突片
34 挿入用切欠
35a 突出部
35 係合片
36 電線
37 切込み
38 蓋
39 切欠
40 摺動体
41 突起体
42 摺動体
43 突起体[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE
[0002]
[Prior art]
In general, the floorboard of the double floor is often a square having a side length of 500 mm and a thickness of about 25 mm. Double floors are often used for floor structures such as office rooms because double floors can accommodate wiring required for installation of OA equipment and the like in a space under the floor. The waving (unevenness) of the foundation floor of the room where the double floor is constructed may be rough, with a height difference of about 20 mm to 30 mm, but usually 1 m. 2 It is about 2 mm or less per unit. For this reason, the mainstream of the double floor is such that the floorboard is supported at a predetermined height of, for example, 25 mm, 50 mm or the like by a column installed on the base floor, and is laid while adjusting the level. The pillars used for this purpose are different from those of the type that supports with one bolt screwed to each corner of each floorboard, and the corners where a plurality of floorboards are gathered are supported collectively using separate pillars. Relatively independent pillars are relatively widely used because they are easy to lay.
[0003]
From the standpoint of the construction procedure, the independent support type is generally fixed to the foundation floor with an adhesive or the like while adjusting the level of the support before placing the floorboard (Japanese Patent Laid-Open No. 2000-257243). However, in addition to securing the required underfloor space (floor height), complicated leveling adjustment, and the curing time and labor required for fixing, the use of adhesive deteriorates the working environment and the time required for curing. Has a problem that it is delayed. In addition, when replacing a pillar such as when the floor height needs to be changed, the pillar is simple and cannot be removed neatly, and the foundation that has been hollowed out by removing the adhesive remaining after removal and removing the adhesive There is a problem that floor repair work is required. These are very popular in the so-called skeleton rental office buildings, which are popular in recent years, in which the old borrower restores the skeleton state at the time of removal and the new borrower replaces it with the preferred double floor type and height. It was inconvenient. In view of this, a non-fixed independent column type having a height adjustment function and fixing the corners where the floorboards are assembled to the column from above and below by a fixing structure and not fixing the column to the foundation floor (Japanese Patent Laid-Open No. 2000-2000) -257243).
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The non-fixed independent support type described in JP-A-2000-257243 has some problems and is not practical from the viewpoint of the original free access floor. Because the foundation floor is not always horizontal, depending on the skill of construction, there may be insufficient floor height required for wiring, and if the pillar is not fixed to the foundation floor, the floor plate and the pillar or the pillar and the foundation floor Since the backlash is caused by the gap of this column, this pillar uses a long threaded threaded rod, and reduces the contact area between the grounding part causing the backlash and the foundation floor surface and reduces the gap to reduce the gap. The spread is extremely small. Therefore, the pillars are very unstable and do not stand alone, so they fall down when placing the floorboard. For this reason, an efficient construction procedure of sequentially placing the floorboards after laying the pillars first cannot be adopted, and a skilled construction procedure for simultaneously fixing and laying the floorboards on the pillars has to be adopted. Absent. Also, when the floor board was removed during wiring work, the pillars fell down, and if the underfloor space was a low double floor of about 25 mm, the level adjustment and rattling adjustment lowered too much and the cables under the floor could be damaged. There is a concern such as In addition, the original purpose of this prior example is to attach a bell-shaped cushioning material made of an elastic material to the contact portion of the pillar, and make this cushioning material function as an elastic material under normal load, and at a heavy load exceeding this, By functioning as a rigid body, an attempt is made to absorb light and heavy loads on the floorboard. However, according to this, a fluffy feeling due to the elastic deformation of the cushioning material cannot be avoided during walking, which is a normal load.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In view of the above problems, the present invention relates to a column structure for a double floor for supporting a floor plate by floating it from a foundation floor according to
[0006]
The method of constructing a double floor using the strut structure for a double floor according to the present invention employs an efficient construction procedure in which a floor plate may be fixed to a strut simply placed and arranged at a predetermined position on a foundation floor. The biggest feature is that you can do it. For this purpose, when the floorboard is attached or detached, it is necessary to make the support stand independently.However, in the present invention, the spread of the lower part to be grounded to the base floor is sufficient to be able to stand by itself without falling down by attaching and detaching the floorboard. This is made possible by having an expanse. Here, the sufficient expansion of the lower part is relative to the expansion of the upper part. In short, it is sufficient that the lower part does not fall down with an external force enough to attach and detach the floor plate to the upper part. If the lower part described has at least the same or more extent than the upper part, this is satisfied. In other words, if the spread of the lower part is considerably smaller than the upper part, the center of gravity will protrude from the lower part of the outer floor and will not stand on its own when tilted due to unevenness or inclination of the base floor, or it will fall down due to slight contact of objects It is. In addition, the advantage of simply arranging the columns is that, in addition to the above, there is no need for an adhesive which takes time and also deteriorates the working environment, and the forcible removal of the columns and the subsequent repair work of the foundation floor are also required. There is also an effect of making it unnecessary. Therefore, this construction method is most suitable for the renewal or the like when lending the skeleton.
[0007]
By the way, it is conceivable that the lower part which requires the above functions comprises a grounding part described in
[0008]
After the fixing of the floor plate to the support column is completed, search for a place where the support column is lifted by the tension of the floor plate in the dent of the base floor and the lower part is not grounded to the base floor (for example, when the floor plate falls when riding, etc.). It can be easily determined by pressing the support column from above the floorboard until it comes into contact with the base floor. In this operation, it is not necessary to release the fixing of the floor plate to the column, and the floor plate can be kept fixed as described above. Conversely, in places where the foundation floor is in a convex state, the support may be too high and the floorboard may be lifted, but in this case, it is often possible to absorb the floorboard by elastic deformation or the like. However, in a very extreme case, the lower portion may be raised with respect to the upper portion, and the column may be relatively lowered.
[0009]
By the way, if the spread of the grounding part is large, even if the above-mentioned pillar lowering operation is performed (the same applies to the pillar which does not perform this operation), the grounding part is only partially grounded to the foundation floor. There is. In such a case, if the user walks on the floorboard, an ungrounded portion lands and a sound is generated. Therefore, this can be prevented by attaching an elastic material to the grounding portion as in
[0010]
In order to avoid such a state as much as possible, it is necessary to lower the column until the column is sufficiently stretched between the base floor and the floor panel when lowering the column. However, since the elastic material has a large friction coefficient, even if the elastic material slightly hits the foundation floor, the ground contact portion becomes heavy and may not be able to rotate. Therefore, if the base portion can rotate freely with respect to the grounding portion or the grounding portion with respect to the elastic material, the elastic material receives from the base floor when the lower portion (grounding portion) rotates. The resistance can be absorbed by the base portion rotating against the ground portion or the ground portion rotating against the elastic material, so that the resistance can be sufficiently lowered to reduce the ungrounded portion.
[0011]
By the way, as for the above-mentioned base part, the base part described in
[0012]
Therefore, a sliding portion that slides mutually on the upper portion, the screw member, and the screw member and the base portion is formed, and the sliding portion has a repetitive load applied to the floor plate by walking or the like. This situation can be prevented by providing an upper detent structure and a lower detent structure that are elastically deformed and allowed to rotate in the upper forced rotation operation, although the rotation is restricted. However, when the screw member is forcibly rotated from above, this rotation must be allowed. In addition, as a specific example of the upper and lower detent structures, the upper detent structure and the lower detent structure described in
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a perspective view of a double floor structure showing first and second embodiments of the present invention. The double floor structure of the first embodiment has a
[0014]
2 is a perspective view showing the relationship between the
[0015]
A ring-shaped
[0016]
As shown in FIG. 4, the
[0017]
As shown in FIG. 5, after the locking projection 14a of the fixing
[0018]
An
[0019]
In order to lay the
[0020]
Next, when the fixing
[0021]
Therefore, as shown in the figure, the
[0022]
The above is a basic embodiment of the present invention, and it is indispensable that, when the
[0023]
The laying work is completed in this manner, but there are some grounding
[0024]
As described above, the construction method using the
[0025]
FIG. 7 is also a cross-sectional view showing another example of the
[0026]
A ring-shaped cushioning member (elastic material) 11 made of a soft resin is attached to the
[0027]
The
[0028]
FIG. 9 is also a cross-sectional view showing another example of the
[0029]
If the rotation of the
[0030]
Then, an
[0031]
FIG. 11 shows another example of the stopper. In the present example, the upper portion of the
[0032]
FIG. 12 is a plan view showing another example of the
[0033]
By the way, in the above, when a repeated load is applied to the
[0034]
According to this, in the forcible rotation operation of the
[0035]
It is preferable that the above-mentioned detent structure is also provided as a lower detent structure between the
[0036]
As described above, in the example using the cup-shaped
[0037]
Next, FIG. 1 shows an example in which the structure of the present invention in which the height of the ground contact portion is adjusted while the floor plate is fixed to the column is applied to a border portion (a portion within the size of the floor plate remaining at the end of the laying area). This is shown in the sectional view of FIG. FIG. 8 is a cross-sectional view taken along the line DD in FIG. 1. The
[0038]
The receiving
[0039]
FIG. 1 shows an application state to a border portion derived between a
[0040]
The bridging
[0041]
The receiving
[0042]
The
[0043]
In this way, the other short side of the receiving
[0044]
By the way, in each of the above examples, the grounding
[0045]
【The invention's effect】
As described above, according to the strut structure according to the present invention, the struts are simply placed at predetermined positions on the foundation floor, and then the floor plate is fixed to each strut, and at this time, a gap is formed between the foundation floor and the struts. It is possible to take an efficient construction procedure in which it is only necessary to lower the pillar by operation from above and ground the floor plate while the floorboard is supported by the pillar only for the generated pillar. And, in this, the lower part that constitutes the pillar is sufficiently wide and it does not fall down to the extent that the floor plate is attached or detached or slight contact with objects, so there is no need to do this work, and the laying operation is easy And quick.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a double floor structure showing first and second embodiments of the present invention.
FIG. 2 is an exploded perspective view showing a relationship between a support and a fixing device according to an example of the present invention.
FIG. 3 is a plan view showing a relationship between a support and a floor plate according to an example of the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG. 3, illustrating a relationship between a support and a floor panel according to an example of the present invention.
FIG. 5 is a sectional view taken along the line BB of FIG. 3 showing a relationship between a support and a floor plate according to an example of the present invention.
FIG. 6 is a sectional view taken along the line BB of FIG. 3, showing a relationship between a support and a floor plate according to another example of the present invention.
FIG. 7 is a cross-sectional view illustrating a relationship between a support and a floor plate according to another example of the present invention.
FIG. 8 is a cross-sectional view taken along line DD of FIG. 1, illustrating a relationship between a column and a floor plate according to another example of the present invention.
FIG. 9 is a cross-sectional view illustrating a relationship between a support and a floor plate according to another example of the present invention.
FIG. 10 is a partial cross-sectional view and a bottom view showing a relationship between a pedestal part and a screw member constituting a support according to another example of the present invention.
FIG. 11 is a cross-sectional view illustrating a relationship between a support and a floor plate according to another example of the present invention.
FIG. 12 is a plan view showing a relationship between a support and a floor plate according to another example of the present invention.
FIG. 13 is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG. 12, illustrating a relationship between a support and a floor plate according to another example of the present invention.
FIG. 14 is an explanatory diagram of an upper detent structure according to an example of the present invention.
FIG. 15 is a partially broken plan view of an upper part showing an upper detent structure according to an example of the present invention.
FIG. 16 is a cross-sectional view taken along the line EE of FIG. 15 showing an upper detent structure and a lower detent structure according to an example of the present invention.
FIG. 17 is a partial cross-sectional view and a bottom view of a lower portion and an upper portion showing a lower stopper structure according to an example of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 foundation floor
2 props
3 floorboards
3a Floor plate locking piece
4 Wiring space
5 Grounding part
6 Upper part
6a Support plate
6b screw part
7 bases
7a Fitting part
7b screw part
7c hole
8 Lower part
9 Connecting tools
9a Positioning protrusion
9b Positioning recess
10 Lock holes
10a Inclined cam section
10b Guide groove
11 Elastic body
11a Mounting base
11b Fin
11c notch
12 Fixed structure
13 Depressed step
14 Fixture
14a locking projection
14b Operation hole
15 Rotating operation tool
16 walls
17 Border support
18 Receiving panel
18a Low step hole
19 Bridge panel
19a Panel receiving part
19b notch
19c low step
20 Floorboard support
21 Projection
22 Overhang
23 Adhesive
24 End plate
25 annular convex
26 Female thread
27 Screw member
28 Lock hole
29 locking claw
30 Male thread
31 tubular part
32 protrusion
32a vertical part
32b horizontal part
33 projection
34 Notch for insertion
35a Projection
35 Engagement piece
36 electric wires
37 Cut
38 lid
39 Notch
40 sliding body
41 Projection
42 Sliding body
43 Projection
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-
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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