JP2004123089A - 折り畳み式自転車 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自転車の車両構成部品を折り畳むことにより、これらをコンパクトに配置して、自転車をより小形にできるようにし、もって、この自転車の携行が、より容易にできるようにする。
【解決手段】 自転車1が、フロントフォーク5から突出するハンドルステー14と、車体フレーム3に支承される後車輪9,9と、車体フレーム3から突出するシートステー16と、このシートステー16に支持されるシート17と、ハンドルステー14が後方に向って往回動A、復回動自在となるようこのハンドルステー14をフロントフォーク5に枢支させる枢支具47と、シートステー16が前方に向って往回動B、復回動自在となるようこのシートステー16を車体フレーム3に枢支させる枢支具48とを備える。ハンドルステー14とシートステー16のそれぞれの往回動A,Bにより、これらの少なくとも各一部分が車体2の側面視で互いに重なり合うようにする。
【選択図】  図1

Description

 本発明は、自転車が車両構成部品である車体フレーム、ハンドルステー、およびシートステーを備え、これら車両構成部品同士を互いに折り畳み可能とし、この折り畳みにより自転車の携行が容易にできるようにした折り畳み式自転車に関するものである。
 上記折り畳み式自転車には、従来、下記特許文献1に示されるものがある。この特許文献1のものによれば、自転車の車体は、車体フレームの前端部に操向自在に支承されるフロントフォークと、このフロントフォークの下端部に支承される前車輪と、上記フロントフォークの上端部から上方に向って突出するハンドルステーと、このハンドルステーの上端部に支持されるハンドルと、上記車体フレームの後端部に支承される後車輪と、上記車体フレームの前後方向の中途部から上方に向って突出するシートステーと、このシートステーの上端部に支持されるシートとを備えている。
 また、上記自転車は、上記車体フレームの前後方向の中途部に支承されるペダル装置と、このペダル装置に上記後車輪を連動連結させるチェーン巻掛手段とを備えている。
 そして、上記運転者がシートに着座してハンドルを把持し、かつ、上記ペダル装置のペダルを踏動すれば、その踏動力が上記チェーン巻掛手段を介し後車輪に伝達されて、上記自転車が走行させられる。
 また、上記構成において、車体フレームが前、後フレームに分断されて、これら分断端部を互いに枢支する枢支具が設けられ、この枢支具による上記前、後フレームの互いの回動により、上記自転車が折り畳まれて、その携行が容易にできることとされている。
特開平8‐216962号公報
 ところで、上記従来の技術では、自転車を折り畳んだとしても、この折り畳み状態の自転車の車体フレームから外方に向ってハンドルステーとシートステーとがそれぞれ突出しており、このため、自転車の車両構成部品を折り畳んで自転車をより小形にさせようとする上で、改善の余地が残されている。
 本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、自転車の車両構成部品を折り畳むことにより、これらをコンパクトに配置して、自転車をより小形にできるようにし、もって、この自転車の携行が、より容易にできるようにすることである。
 請求項1の発明は、全図に例示するように、車体フレーム3の前端部に操向自在に支承されるフロントフォーク5と、このフロントフォーク5の下端部に支承される前車輪7と、上記フロントフォーク5から上方に向って突出するハンドルステー14と、このハンドルステー14に支持されるハンドル15と、上記車体フレーム3の後端部に支承される後車輪9,9と、上記車体フレーム3の前後方向の中途部から上方に向って突出するシートステー16と、このシートステー16の上端部に支持されるシート17とを備えた折り畳み式自転車において、
 上記ハンドルステー14が後方に向って往回動A、復回動自在となるようこのハンドルステー14を上記フロントフォーク5に枢支させる枢支具47と、上記シートステー16が前方に向って往回動B、復回動自在となるようこのシートステー16を上記車体フレーム3に枢支させる枢支具48とを備え、上記ハンドルステー14とシートステー16のそれぞれの往回動A,Bにより、これらの少なくとも各一部分が車体2の側面視で互いに重なり合うようにしたものである。
 請求項2の発明は、全図に例示するように、車体フレーム3の前端部に操向自在に支承されるフロントフォーク5と、このフロントフォーク5の下端部に支承される前車輪7と、上記フロントフォーク5から上方に向って突出するハンドルステー14と、このハンドルステー14に支持されるハンドル15と、上記車体フレーム3の後端部に支承される後車輪9と、上記車体フレーム3の前後方向の中途部から上方に向って突出するシートステー16と、このシートステー16の上端部に支持されるシート17とを備えた折り畳み式自転車において、
 上記車体フレーム3を前、後フレーム50,51に分断して、これら分断端部52,52を互いに枢支させる枢支具54を備え、この枢支具54による上記前、後フレーム50,51の互いの回動C,Cにより、上記前車輪7と後車輪9の少なくとも各一部分が車体2の側面視で互いに重なり合うようにしたものである。
 請求項3の発明は、全図に例示するように、請求項2の発明に加えて、上記枢支具54をペダル軸38で構成したものである。
 請求項4の発明は、全図に例示するように、請求項2、もしくは3の発明に加えて、上記前車輪7と後車輪9の少なくとも各一部分を車体2の側面視で互いに重ね合わせた状態で、これら前、後車輪7,9の各下端面を地面10上に接地させたとき、この地面10上に自転車1が自立するようにしたものである。
 請求項5の発明は、図1―5に例示するように、請求項2から4のうちいずれか1つの発明に加えて、上記後車輪9を左右一対設け、上記前車輪7と後車輪9の少なくとも各一部分を車体2の側面視で互いに重ね合わせたとき、上記前車輪7が左右後車輪9,9の間に嵌入されるようにしたものである。
 請求項6の発明は、図6―10に例示するように、請求項2から4のうちいずれか1つの発明に加えて、上記前、後車輪7,9をそれぞれ一輪ずつ設け、上記前車輪7に対し後車輪9を車体2の幅方向で一側方に偏位させたものである。
 請求項7の発明は、図6―10に例示するように、請求項4、もしくは6の発明に加えて、上記後フレーム51から後方に突出して、この後フレーム51と共に回動Cするステー63を設け、地面10から上方に離れた位置に配置されると共に、上記後車輪9に対し車体2の幅方向で偏位するよう配置されて上記ステー63に支承される補助車輪64を設け、上記枢支具54による上記前、後フレーム50,51の互いの回動C,Cにより、上記前車輪7と後車輪9の少なくとも各一部分を車体2の側面視で互いに重ね合わせた状態で、これら前、後車輪7,9の各下端面を地面10上に接地させたとき、上記補助車輪64の下端面も上記地面10上に接地するようにしたものである。
 請求項8の発明は、全図に例示するように、車体フレーム3の前端部に操向自在に支承されるフロントフォーク5と、このフロントフォーク5の下端部に支承される前車輪7と、上記フロントフォーク5から上方に向って突出するハンドルステー14と、このハンドルステー14に支持されるハンドル15と、上記車体フレーム3の後端部に支承される後車輪9と、上記車体フレーム3の前後方向の中途部から上方に向って突出するシートステー16と、このシートステー16の上端部に支持されるシート17とを備えた折り畳み式自転車において、
 上記ハンドルステー14が後方に向って往回動A、復回動自在となるようこのハンドルステー14を上記フロントフォーク5に枢支させる枢支具47を備え、上記車体フレーム3を前、後フレーム50,51に分断して、これら分断端部52,52を互いに枢支させる枢支具54を備え、この枢支具54による上記前、後フレーム50,51の互いの回動C,Cにより、互いに接近させた上記前、後車輪7,9の各下端面を水平地面10上に接地させたとき、この地面10上に自転車1が自立するようにし、
 上記ハンドルステー14を往回動Aさせ、かつ、地面10上に自転車1を自立させたとき、この自転車1の後上端部に上記ハンドル15が位置するようにしたものである。
 なお、この項において、上記各用語に付記した符号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項の内容に限定解釈するものではない。
 本発明による効果は、次の如くである。
 請求項1の発明は、車体フレームの前端部に操向自在に支承されるフロントフォークと、このフロントフォークの下端部に支承される前車輪と、上記フロントフォークから上方に向って突出するハンドルステーと、このハンドルステーに支持されるハンドルと、上記車体フレームの後端部に支承される後車輪と、上記車体フレームの前後方向の中途部から上方に向って突出するシートステーと、このシートステーの上端部に支持されるシートとを備えた折り畳み式自転車において、
 上記ハンドルステーが後方に向って往回動、復回動自在となるようこのハンドルステーを上記フロントフォークに枢支させる枢支具と、上記シートステーが前方に向って往回動、復回動自在となるようこのシートステーを上記車体フレームに枢支させる枢支具とを備え、上記ハンドルステーとシートステーのそれぞれの往回動により、これらの少なくとも各一部分が車体の側面視で互いに重なり合うようにしてある。
 このため、上記ハンドルステー、シートステー、およびシートが互いにコンパクトに配置されると共に、これらは車体フレームに対してもコンパクトに配置されて、自転車をより小形にでき、よって、この自転車の携行がより容易にできる。
 請求項2の発明は、車体フレームの前端部に操向自在に支承されるフロントフォークと、このフロントフォークの下端部に支承される前車輪と、上記フロントフォークから上方に向って突出するハンドルステーと、このハンドルステーに支持されるハンドルと、上記車体フレームの後端部に支承される後車輪と、上記車体フレームの前後方向の中途部から上方に向って突出するシートステーと、このシートステーの上端部に支持されるシートとを備えた折り畳み式自転車において、
 上記車体フレームを前、後フレームに分断して、これら分断端部を互いに枢支させる枢支具を備え、この枢支具による上記前、後フレームの互いの回動により、上記前車輪と後車輪の少なくとも各一部分が車体の側面視で互いに重なり合うようにしてある。
 このため、上記したように車体フレームの前、後フレームを互いに回動させれば、上記前、後車輪が車体の前後方向で互いにコンパクトに配置されて、自転車を車体の前後方向でより小形にでき、よって、この自転車の携行が、より容易にできる。
 請求項3の発明は、上記枢支具をペダル軸で構成している。
 このため、上記枢支具にペダル軸が利用された分、自転車における部品点数の増加が防止されて、この自転車の軽量化が達成され、よって、この自転車の携行が、より容易にできる。
 請求項4の発明は、上記前車輪と後車輪の少なくとも各一部分を車体の側面視で互いに重ね合わせた状態で、これら前、後車輪の各下端面を地面上に接地させたとき、この地面上に自転車が自立するようにしたしてある。
 このため、請求項2の発明のように、車体フレームの前、後フレームを互いに回動させることにより、自転車を小形にさせることができることに加えて、この自転車の前、後車輪を地面に接地させてこれら各車輪を転動させることにより自転車を自立させたまま円滑に移動させることができる。よって、この自転車の携行が更に容易にできる。
 請求項5の発明は、上記後車輪を左右一対設け、上記前車輪と後車輪の少なくとも各一部分を車体の側面視で互いに重ね合わせたとき、上記前車輪が左右後車輪の間に嵌入されるようにしてある。
 このため、上記したように、前車輪と後車輪の少なくとも各一部分を車体の側面視で互いに重ね合わせたとき、左右後車輪間の空間が上記前車輪の配置に利用されることから、これら前、後車輪が車体の幅方向で互いにコンパクトに配置されることとなって、車体の幅方向でも、自転車をより小形にでき、よって、この自転車の携行が、更に容易にできる。
 請求項6の発明は、上記前、後車輪をそれぞれ一輪ずつ設け、上記前車輪に対し後車輪を車体の幅方向で一側方に偏位させてある。
 このため、上記請求項2の発明のように、前、後フレームを互いに回動させて、上記前車輪と後車輪の少なくとも各一部分を重ね合わせるとき、この重ね合わせが円滑にできる。
 なお、自転車では、上記したように前車輪と後車輪とが車体の幅方向で多少偏位させられていたとしても、その運転に支障はない。そして、上記したように、前、後車輪をそれぞれ一輪ずつとしたことから、前車輪や後車輪を複数輪設けることに比べて、自転車の軽量化が達成され、よって、この自転車の携行がより容易にできる。
 請求項7の発明は、上記後フレームから後方に突出して、この後フレームと共に回動するステーを設け、地面から上方に離れた位置に配置されると共に、上記後車輪に対し車体の幅方向で偏位するよう配置されて上記ステーに支承される補助車輪を設け、上記枢支具による上記前、後フレームの互いの回動により、上記前車輪と後車輪の少なくとも各一部分を車体の側面視で互いに重ね合わせた状態で、これら前、後車輪の各下端面を地面上に接地させたとき、上記補助車輪の下端面も上記地面上に接地するようにしてある。
 このため、前記請求項4と同様の効果が生じる。
 また、これに加えて、上記補助車輪は後車輪に比べて十分に小径のもので足りるため、その分、自転車の軽量化が達成され、よって、この自転車の携行が更に容易にできる。
 請求項8の発明は、車体フレームの前端部に操向自在に支承されるフロントフォークと、このフロントフォークの下端部に支承される前車輪と、上記フロントフォークから上方に向って突出するハンドルステーと、このハンドルステーに支持されるハンドルと、上記車体フレームの後端部に支承される後車輪と、上記車体フレームの前後方向の中途部から上方に向って突出するシートステーと、このシートステーの上端部に支持されるシートとを備えた折り畳み式自転車において、
 上記ハンドルステーが後方に向って往回動、復回動自在となるようこのハンドルステーを上記フロントフォークに枢支させる枢支具を備え、上記車体フレームを前、後フレームに分断して、これら分断端部を互いに枢支させる枢支具を備え、この枢支具による上記前、後フレームの互いの回動により、互いに接近させた上記前、後車輪の各下端面を水平地面上に接地させたとき、この地面上に自転車が自立するようにし、
 上記ハンドルステーを往回動させ、かつ、地面上に自転車を自立させたとき、この自転車の後上端部に上記ハンドルが位置するようにしてある。
 このため、自転車の車両構成部品である上記ハンドルステー、および車体フレームの前フレームと後フレームをそれぞれ回動させて折り畳むことにより自転車を小形にさせて地面上に自立させれば、この地面上に立ったオペレータは上記ハンドルを押し、もしくは引くよう容易に操作できて自転車を容易に移動させることができることから、この自転車の携行が極めて容易にできる。
 本発明の折り畳み式自転車に関し、自転車の車両構成部品を折り畳むことにより、これらをコンパクトに配置して、自転車をより小形にできるようにし、もって、この自転車の携行が、より容易にできるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための最良の形態は、次の如くである。
 即ち、折り畳み式自転車は、車体フレームの前端部に操向自在に支承されるフロントフォークと、このフロントフォークの下端部に支承される前車輪と、上記フロントフォークから上方に向って突出するハンドルステーと、このハンドルステーに支持されるハンドルと、上記車体フレームの後端部に支承される後車輪と、上記車体フレームの前後方向の中途部から上方に向って突出するシートステーと、このシートステーの上端部に支持されるシートとを備えている。
 上記ハンドルステーが後方に向って往回動、復回動自在となるようこのハンドルステーを上記フロントフォークに枢支させる枢支具と、上記シートステーが前方に向って往回動、復回動自在となるようこのシートステーを上記車体フレームに枢支させる枢支具とが備えられ、上記ハンドルステーとシートステーのそれぞれの往回動により、これらの少なくとも各一部分が車体の側面視で互いに重なり合うようにしてある。
 本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図1―4に従って説明する。
 図1―3において、実線図示の符号1は「通常使用状態」の自転車で、矢印Frはこの自転車1の進行方向前方を示している。また、下記する左右とは上記自転車1の車体2の幅方向をいうものとする。
 上記自転車1の車体2は、前後方向に延びる車体フレーム3と、この車体フレーム3の前端部に前下がりの操向軸心4回りに操向自在となるよう枢支されるフロントフォーク5と、このフロントフォーク5の下端部に車軸6により支承される前車輪7と、上記車体フレーム3の後端部に車軸8により支承され左右に離れて位置する左右一対の後車輪9,9とを備え、上記前車輪7と各後車輪9,9の各下端面が水平な地面10上に接地させられて、上記車体2が地面10上に自立するよう支持されている。また、前車輪7は、車体2の幅方向の中央部11に配置され、左右後車輪9,9は、上記中央部11を基準として左右対称位置に配置されている。
 また、上記車体2は、上記フロントフォーク5の上端部から前上方に向って突出するハンドルステー14と、車体2の幅方向にほぼ直線的に延びてその長手方向の中央部が上記ハンドルステー14の上端部に支持されるハンドル15と、上記車体フレーム3の前後方向の中途部から後上方に向って突出するシートステー16と、このシートステー16の上端部に支持されて乗員が着座可能とされるシート17とを備えている。
 上記車体フレーム3は、その前端部を構成して上記操向軸心4回りにフロントフォーク5を操向自在となるよう枢支するヘッドパイプ20と、このヘッドパイプ20から後方に向って延出してその延出端部に上記車軸8により後車輪9を支承する主フレーム21とを備え、この主フレーム21は左右に少し離れて位置する左右一対のフレーム部材22,22を備え、これら各フレーム部材22はその長手方向(前後方向)の各部断面が上下に長く延びる板形状とされ、これら左右フレーム部材22,22の間の空間23は上記車体フレーム3から下方に向って開口している。
 上記ハンドルステー14は、車体2の正面視で、左右に少し離れかつ互いにほぼ平行に上下方向に延びる左右一対の縦フレーム26,26と、これら縦フレーム26,26の上端部同士と下端部同士とをそれぞれ互いに結合させる上横フレーム27と下横フレーム28とを備え、全体として上下に長い枠形状をなし、上記各フレーム26―28で囲まれた空間29は上下に長い長円形をなしている。また、上記ハンドル15は、上記ハンドルステー14の上端部から車体2の各外側方に向い突出して乗員により把持可能とされる左右一対のハンドル部材30,30を備えている。
 上記シートステー16は、上記車体フレーム3の前後方向の中途部から後上方に向って突出するシートステー本体32と、このシートステー本体32の長手方向(上下方向)に摺動自在となるようこのシートステー本体32に支承され上端部に上記シート17を支持してこのシート17の高さを調整可能とする高さ調整部材33と、上記シート17を任意高さにしたとき、上記シートステー本体32に高さ調整部材33をロック可能とするロック手段34とを備えている。
 上記自転車1は、上記車体フレーム3の前後方向の中途部に支承されるペダル装置36を備えている。このペダル装置36は、上記車体フレーム3の中途部に車体2の幅方向に延びる軸心37回りに回転自在となるよう支承されるペダル軸38と、このペダル軸38の各端部からそれぞれその径方向外方に向って突出する左右一対のペダルアーム39,39と、これら各ペダルアーム39の突出端部から車体2の各外側方に向い突出する左右一対のペダル40,40とを備え、上記ペダル軸38に対し上記後車輪9がチェーン巻掛手段42により連動連結され、このチェーン巻掛手段42の上部側が上記空間23内に収容されている。また、図示しないが、上記チェーン巻掛手段42を覆うチェーンカバーが設けられている。
 上記自転車1は、次のような折り畳み構造とされている。
 即ち、上記自転車1は、上記ハンドルステー14が後方に向って往回動A、復回動(Aの逆)自在となるようこのハンドルステー14の下端部を上記フロントフォーク5の上端部に枢支させる第1枢支具47と、上記シートステー16が前方に向って往回動B、復回動(Bの逆)自在となるようこのシートステー16の下端部を上記車体フレーム3の中途部に枢支させる第2枢支具48とを備えている。
 図1中一点鎖線で示すように、まず、上記ロック手段34を弛緩操作して、シートステー本体32に対し高さ調整部材33を下方摺動させ、上記シート17を最低高さにさせて上記シートステー本体32に対し高さ調整部材33をロック手段34によりロックする。次に、上記ハンドルステー14とシートステー16をそれぞれ往回動A,Bさせれば、上記ハンドルステー14の空間29に上記シートステー16とシート17とが嵌脱自在に嵌入されるようになっており、この嵌入により、上記ハンドルステー14と、シートステー16およびシート17とのそれぞれ少なくとも各一部分が車体2の側面視で互いに重なり合うこととされ、また,この際、上記ハンドルステー14と、シートステー16およびシート17とは、上記車体フレーム3の前部上面に接近するよう位置させられる。これが、上記ハンドルステー14とシートステー16の折り畳み状態とされる。
 上記車体フレーム3は、その中途部の分断により前、後フレーム50,51に分断されている。上記自転車1は、上記前、後フレーム50,51が上記軸心37回りで相対回動自在となるよう上記分断端部52,52を互いに枢支させる第3枢支具54を備えている。上記前、後フレーム50,51は、上記第3枢支具54の下方でこの第3枢支具54回りに互いに接近する方向に往回動C、復回動(Cの逆)自在とされている。この場合、第3枢支具54は上記ペダル軸38で構成されている。
 図4で示すように、上記第3枢支具54により上記前、後フレーム50,51を上記第3枢支具54回りで互いに相対的に往回動C,Cさせると、これと共に上記前車輪7と左右後車輪9,9とが互いに相対的に接近するよう回動C,Cして、上記前車輪7の少なくとも一部分である後部が上記左右後車輪9,9の少なくとも一部分である前部と車体2の側面視で重なり合うこととされており、また、この場合、上記前車輪7の後部が上記左右後車輪9,9の前部の間に嵌入される。これが、上記車体フレーム3の折り畳み状態とされる。
 上記自転車1は、上記ハンドル15の各ハンドル部材30を下方に向って往回動D、復回動(Dの逆)自在となるよう上記ハンドルステー14の上端部に枢支させる第4枢支具56と、上記ペダル装置36の各ペダル40を上下方向で上記ペダル軸38側に向って往回動E、復回動(Eの逆)自在となるよう上記ペダルアーム39の端部に枢支させる第5枢支具57とを備えている。
 図2,3中一点鎖線で示すように、上記各ハンドル部材30とペダル40とをそれぞれ往回動D,Eさせれば、これら各ハンドル部材30とペダル40とは折り畳みと状態される。
 上記車体フレーム3、ハンドルステー14、シートステー16、各ハンドル部材30、および各ペダル40をいずれも折り畳み状態にすると、図4で示すように自転車1が「折り畳み状態」とされる。
 図4で示すように、上記自転車1を「折り畳み状態」として、上記前、後車輪7,9の各下端面を上記地面10上に接地させたとき、これら接地点を互いに結ぶ線は、自転車1の平面視で、車体2の中央部11を中心とする二等辺三角形となって、この地面10上に上記自転車1が自立することとされ、この自立状態で、上記前、後車輪7,9はそれぞれ上記地面10上を前後に転動可能とされている。また、上記自転車1を「折り畳み状態」としたとき、上記自転車1の後上端部に上記ハンドル15の各ハンドル部材30が位置することとされている。
 図示しないが、上記第1―第5枢支具47,48,54,56,57回りでそれぞれ回動する部材同士を、所定の回動状態で互いにロック可能とするロック手段が設けられている。
 ここで、上記シートステー16のシートステー本体32の下面は上記後フレーム51の上面に離反可能に接合させられ、上記シートステー本体32の下面前端部が上記前フレーム50の分断端部52の上端部に上記第2枢支具48により枢支され、上記シート17への乗員の負荷中心が上記第2枢支具48よりも後方に位置させられ、上記シート17への負荷は上記第2枢支具48により支持されるようになっている。このため、この第2枢支具48回りの回動をロック可能とする上記ロック手段の容量は小さくて足りる。
 また、上記車体フレーム3の前、後フレーム50,51の各分断端部52,52は互いに離反可能に接合させられ、これら分断端部52,52の各下端部が上記第3枢支具54(ペダル軸38)により枢支され、上記車体フレーム3への下方に向う乗員等からの負荷は上記第3枢支具54により支持される。このため、この第3枢支具54回りの回動をロック可能とする上記ロック手段の容量は小さくて足りる。
 図1,4中二点鎖線で示すように、ハンドルステー14に荷物59を収容可能とする荷物入れ60を設けてもよく、この場合、自転車1を上記「折り畳み状態」にしたとき、上記シートステー16およびシート17と、荷物入れ60とは互いに干渉し合わないよう成形される。
 図3中一点鎖線で示すように、自転車1のコーナリング時など、水平地面10上でこの自転車1でバンクさせると、左右後車輪9,9のうち、バンクさせた側の一方の後車輪9の下面のみが上記地面10に接地して、他方の後車輪9の下面は上記地面10から浮き上がりがちとなる。
 そこで、上記各後車輪9にはフローティングスポークが採用されており、つまり、一方の後車輪9に大きい負荷が与えられたとき、スポークが弾性変形して上記後車輪9の車軸8の中心からこの後車輪9の中心が偏位することとされ、もって、上記自転車1がバンクしたときでも、左右後車輪9,9が共に地面10に接地して、左右一対の後車輪9,9を備えた自転車1における特有のハンドリングの違和感の発生が軽減されるようになっている。
 上記構成によれば、ハンドルステー14とシートステー16の往回動A,Bにより、上記ハンドルステー14と、シートステー16およびシート17との少なくとも各一部分が車体2の側面視で互いに重なり合うようにし、かつ、上記ハンドルステー14とシートステー16とは、上記車体フレーム3の前フレーム50の上面の上方近傍に位置して、それぞれこの前フレーム50の上面にほぼ平行に延びている。
 このため、上記ハンドルステー14、シートステー16、およびシート17が互いにコンパクトに配置されると共に、これら14,16,17は車体フレーム3に対してもコンパクトに配置されて、自転車1をより小形にでき、よって、この自転車1の携行がより容易にできる。
 また、前記したように、車体フレーム3を前、後フレーム50,51に分断して、これら分断端部52,52を互いに枢支させる第3枢支具54を備え、この第3枢支具54による上記前、後フレーム50,51の互いの回動C,Cにより、上記前車輪7と左右後車輪9,9とが前後方向で互いに接近して、上記前車輪7と後車輪9の少なくとも各一部分が車体2の側面視で互いに重なり合うようにしてある。
 このため、上記したように車体フレーム3の前、後フレーム50,51を互いに回動C,Cさせれば、上記前、後車輪7,9が車体2の前後方向で互いにコンパクトに配置されて、自転車1を車体2の前後方向でより小形にでき、よって、この自転車1の携行が、より容易にできる。
 また、前記したように、第3枢支具54をペダル軸38で構成してある。
 このため、上記第3枢支具54にペダル軸38が利用された分、自転車1における部品点数の増加が防止されて、この自転車1の軽量化が達成され、よって、この自転車1の携行が、より容易にできる。
 また、前記したように、前車輪7と後車輪9の少なくとも各一部分を車体2の側面視で互いに重ね合わせた状態で、これら前、後車輪7,9の各下端面を地面10上に接地させたとき、この地面10上に自転車1が自立するようにしてある。
 このため、上記したように、車体フレーム3の前、後フレーム50,51を互いに回動C,Cさせることにより、自転車1を小形にさせることができることに加えて、この自転車1の前、後車輪7,9を地面10に接地させてこれら各車輪7,9を転動させることにより自転車1を自立させたまま円滑に移動させることができる。よって、この自転車1の携行が更に容易にできる。
 また、前記したように、上記後車輪9を左右一対設け、上記前車輪7と後車輪9の少なくとも各一部分を車体2の側面視で互いに重ね合わせたとき、上記前車輪7が左右後車輪9,9の間に嵌入されるようにしてある。
 このため、上記したように、前車輪7と後車輪9の少なくとも各一部分を車体2の側面視で互いに重ね合わせたとき、左右後車輪9,9間の空間が上記前車輪7の配置に利用されることから、これら前、後車輪7,9が車体2の幅方向で互いにコンパクトに配置されることとなって、車体2の幅方向でも、自転車1をより小形にでき、よって、この自転車1の携行が、更に容易にできる。
 また、前記したように、自転車1を上記「折り畳み状態」にしてこの自転車1を地面10上に自立させたとき、この自転車1の後上端部に上記ハンドル15が位置するようにしてある。
 このため、上記したように自転車1を小形にでき、かつ、円滑に移動させることができることに加えて、更に、地面10上に立ったオペレータは上記ハンドル15を押し、もしくは引くよう容易に操作できて自転車1を容易に移動させることができることから、この自転車1の携行が極めて容易にできる。
 なお、以上は図示の例によるが、上記ハンドルステー14を一本の支柱で構成し、このハンドルステー14を正面視で多少屈曲させ、これにより、上記ハンドルステー14とシートステー16とを折り畳み状態にさせたとき、これらハンドルステー14とシートステー16のそれぞれの少なくとも各一部分が車体2の側面視で互いに重なり合うようにしてもよい。
 また、上記自転車1を「折り畳み状態」にするとき、上記ハンドル15の各ハンドル部材30と各ペダル40とは折り畳み状態でなくてもよい。
 以下の図5―10は、実施例2,3を示している。これら実施例2,3は、前記実施例1と構成、作用効果において多くの点で共通している。そこで、これら共通するものについては、図面に共通の符号を付してその重複した説明を省略し、異なる点につき主に説明する。また、これら実施例における各部分の構成を、本発明の目的、作用効果に照らして種々組み合せてもよい。
 本発明をより詳細に説明するために、その実施例2を添付の図5に従って説明する。
 図5において、上記車体フレーム3とシートステー16とがフレーム材を枠組みしたトラス形状の構造とされている。
 上記構成によれば、横風は上記車体フレーム3とシートステー16とを円滑に通過するため、自転車1が横風の抵抗を受けにくくなるという利点がある。
 本発明をより詳細に説明するために、その実施例3を添付の図6―10に従って説明する。
 図6―8において、上記車体フレーム3はパイプ製のフレームで構成されている。また、上記前、後車輪7,9はそれぞれ一輪ずつ設けられている。上記前車輪7は車体2の幅方向の中央部11に配置され、上記前車輪7(中央部11)に対し上記後車輪9は車体2の幅方向で一側方(右側方)に偏位させられている。
 上記構成によれば、前、後フレーム50,51を互いに回動C,Cさせて、上記前車輪7と後車輪9の少なくとも各一部分を重ね合わせるとき、この重ね合わせが円滑にできる。
 なお、自転車1では、上記したように前車輪7と後車輪9とが車体2の幅方向で多少偏位させられていたとしても、その運転に支障はない。そして、上記したように、前、後車輪7,9をそれぞれ一輪ずつとしたことから、前車輪7や後車輪9を複数輪設けることに比べて、自転車1の軽量化が達成され、よって、この自転車1の携行がより容易にできる。
 上記後フレーム51の後端部から後方に突出して、この後フレーム51と共に回動Cするステー63が設けられている。また、上記地面10から上方に離れた位置に配置されると共に、上記後車輪9に対し車体2の幅方向で上記前車輪7側に偏位し、更に、上記中央部11から他側方(左側方)に偏位するよう配置されて上記ステー63の突出端部に支承される補助車輪64が設けられている。この補助車輪64は上記後車輪9よりも径小で、これら後車輪9と補助車輪64の各後部外周面は、上記後車輪9の径方向で同じところに配置されている。
 図9,10において、上記第3枢支具54により上記前、後フレーム50,51を上記第3枢支具54回りで互いに相対的に回動C,Cさせると、これと共に、上記前車輪7と後車輪9とが互いに相対的に接近するよう回動C,Cして、上記前車輪7の少なくとも一部分である後部が上記後車輪9の少なくとも一部分である前部と車体2の側面視で互いに重なり合うこととされており、これが、上記車体フレーム3の折り畳み状態とされる。
 また、上記前車輪7と後車輪9の少なくとも各一部分を車体2の側面視で互いに重ね合わせた状態で、これら前、後車輪7,9の各下端面を地面10上に接地させたとき、上記補助車輪64の下端面も上記地面10上に接地することとされ、このように前車輪7、後車輪9、および補助車輪64を接地させたとき、これら接地点を互いに結ぶ線は、自転車1の平面視で、車体2の中央部11を中心とする二等辺三角形となって、この地面10上に上記自転車1が自立することとされ、この自立状態で、上記前車輪7、後車輪9、および補助車輪64はそれぞれ上記地面10上を前後に転動可能とされている。
 このため、前記したように、前車輪7と左右後車輪9,9とを地面10上に接地させて、自立させた場合と、同様の効果が生じる。
 また、これに加えて、上記補助車輪64は後車輪9に比べて十分に小径のもので足りるため、その分、自転車1の軽量化が達成され、よって、この自転車1の携行が更に容易にできる。
実施例1を示し、自転車の全体側面図である。 実施例1を示し、自転車の全体平面図である。 実施例1を示し、自転車の全体正面図である。 実施例1を示し、自転車を「折り畳み状態」にした側面図である。 実施例2を示し、図1に相当する図である。 実施例3を示し、図1に相当する図である。 実施例3を示し、図2に相当する図である。 実施例3を示し、図3に相当する図である。 実施例3を示し、図4に相当する図である。 実施例3を示し、図9で示したものの部分正面図である。
符号の説明
 1   自転車
 2   車体
 3   車体フレーム
 4   操向軸心
 5   フロントフォーク
 7   前車輪
 9   後車輪
 10  地面
 11  中央部
 14  ハンドルステー
 15  ハンドル
 16  シートステー
 17  シート
 47  第1枢支具(枢支具)
 48  第2枢支具(枢支具)
 50  前フレーム
 51  後フレーム
 52  分断端部
 54  第3枢支具(枢支具)
 56  第4枢支具
 57  第5枢支具
 63  ステー
 64  補助車輪

Claims (8)

  1.  車体フレームの前端部に操向自在に支承されるフロントフォークと、このフロントフォークの下端部に支承される前車輪と、上記フロントフォークから上方に向って突出するハンドルステーと、このハンドルステーに支持されるハンドルと、上記車体フレームの後端部に支承される後車輪と、上記車体フレームの前後方向の中途部から上方に向って突出するシートステーと、このシートステーの上端部に支持されるシートとを備えた折り畳み式自転車において、
     上記ハンドルステーが後方に向って往回動、復回動自在となるようこのハンドルステーを上記フロントフォークに枢支させる枢支具と、上記シートステーが前方に向って往回動、復回動自在となるようこのシートステーを上記車体フレームに枢支させる枢支具とを備え、上記ハンドルステーとシートステーのそれぞれの往回動により、これらの少なくとも各一部分が車体の側面視で互いに重なり合うようにしたことを特徴とする折り畳み式自転車。
  2.  車体フレームの前端部に操向自在に支承されるフロントフォークと、このフロントフォークの下端部に支承される前車輪と、上記フロントフォークから上方に向って突出するハンドルステーと、このハンドルステーに支持されるハンドルと、上記車体フレームの後端部に支承される後車輪と、上記車体フレームの前後方向の中途部から上方に向って突出するシートステーと、このシートステーの上端部に支持されるシートとを備えた折り畳み式自転車において、
     上記車体フレームを前、後フレームに分断して、これら分断端部を互いに枢支させる枢支具を備え、この枢支具による上記前、後フレームの互いの回動により、上記前車輪と後車輪の少なくとも各一部分が車体の側面視で互いに重なり合うようにしたことを特徴とする折り畳み式自転車。
  3.  上記枢支具をペダル軸で構成したことを特徴とする請求項2に記載の折り畳み式自転車。
  4.  上記前車輪と後車輪の少なくとも各一部分を車体の側面視で互いに重ね合わせた状態で、これら前、後車輪の各下端面を地面上に接地させたとき、この地面上に自転車が自立するようにしたことを特徴とする請求項2、もしくは3に記載の折り畳み式自転車。
  5.  上記後車輪を左右一対設け、上記前車輪と後車輪の少なくとも各一部分を車体の側面視で互いに重ね合わせたとき、上記前車輪が左右後車輪の間に嵌入されるようにしたことを特徴とする請求項2から4のうちいずれか1つに記載の折り畳み式自転車。
  6.  上記前、後車輪をそれぞれ一輪ずつ設け、上記前車輪に対し後車輪を車体の幅方向で一側方に偏位させたことを特徴とする請求項2から4のうちいずれか1つに記載の折り畳み式自転車。
  7.  上記後フレームから後方に突出して、この後フレームと共に回動するステーを設け、地面から上方に離れた位置に配置されると共に、上記後車輪に対し車体の幅方向で偏位するよう配置されて上記ステーに支承される補助車輪を設け、上記枢支具による上記前、後フレームの互いの回動により、上記前車輪と後車輪の少なくとも各一部分を車体の側面視で互いに重ね合わせた状態で、これら前、後車輪の各下端面を地面上に接地させたとき、上記補助車輪の下端面も上記地面上に接地するようにしたことを特徴とする請求項4、もしくは6に記載の折り畳み式自転車。
  8.  車体フレームの前端部に操向自在に支承されるフロントフォークと、このフロントフォークの下端部に支承される前車輪と、上記フロントフォークから上方に向って突出するハンドルステーと、このハンドルステーに支持されるハンドルと、上記車体フレームの後端部に支承される後車輪と、上記車体フレームの前後方向の中途部から上方に向って突出するシートステーと、このシートステーの上端部に支持されるシートとを備えた折り畳み式自転車において、
     上記ハンドルステーが後方に向って往回動、復回動自在となるようこのハンドルステーを上記フロントフォークに枢支させる枢支具を備え、上記車体フレームを前、後フレームに分断して、これら分断端部を互いに枢支させる枢支具を備え、この枢支具による上記前、後フレームの互いの回動により、互いに接近させた上記前、後車輪の各下端面を水平地面上に接地させたとき、この地面上に自転車が自立するようにし、
     上記ハンドルステーを往回動させ、かつ、地面上に自転車を自立させたとき、この自転車の後上端部に上記ハンドルが位置するようにしたことを特徴とする折り畳み式自転車。
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JP2021181294A (ja) * 2020-05-20 2021-11-25 裕 菅原 折り畳み自転車

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