JP2004122060A - 空気清浄化装置 - Google Patents

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JP2004122060A
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Atsushi Asaoka
浅岡 篤
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Abstract

【課題】保守が簡易、容易でありかつ低コストに空気中の有害または不要な浮遊物や成分を、粒子の大きさに拘わらず効果的に除去することができる空気清浄化装置を提供する。
【解決手段】洗浄液が収納される浄化水槽1と、該浄化水槽1に空気を送風する送風手段2と、作動制御手段3と備え、前記作動制御手段3が、有害成分の空気中の濃度を検出し、その検出値に基づいて前記送風手段2の送風を制御することを特徴とする空気清浄化装置Aで、浄化水槽1が、気泡化器12を有していたり、所定配列とされた所要数のバッフル16を有していたり、ミストセパレータ17を有していたりするのが好ましい。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気清浄化装置に関する。さらに詳しくは、空気中の各種不要物を除去するための空気清浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、家庭やオフィス、工場などの室内空気を清浄にする空気清浄化装置として、合成繊維などからなるフィルタに空気を通すようにして、埃、タバコの煙や脂などの空中浮遊物を取り除くようにした空気清浄化装置が知られている。
【0003】
ところが、このような構成の空気清浄化装置(以下、従来型装置という)は、フィルタの目よりも大きい空中浮遊物を除去することはできるが、フィルタの目よりも小さい浮遊物を有効に除去することはできない。その上、ガス状の有害成分については、全く除去することができないといった問題がある。
【0004】
また、一般的に、空気清浄化装置は、定期的にフィルタを清掃したり交換したりする保守を実施する必要がある。しかるに、従来型装置においてはフィルタの清掃、交換の際に埃等の飛散を防止するのが困難であるため、保守はそれほど容易ではなく、むしろかなり煩雑な作業となるのが通常である。
【0005】
このため、フィルタをカセット内部に収容し、これを交換するカートリッジ式とするような対応が考えられ、実施されている。しかしながら、この場合にも埃等の飛散を完全に防止することは困難であるとともに、フィルタの単価が高くなり、コストが増大するといった問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はかかる従来技術の課題に鑑みなされたものであって、保守が簡易、容易でありかつ低コストに空気中の有害または不要な浮遊物や成分を、粒子の大きさに拘わらず効果的に除去することができる空気清浄化装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の空気清浄化装置は、洗浄液が収納される浄化水槽と、該浄化水槽に空気を送風する送風手段と、作動制御手段と備え、前記作動制御手段が、有害成分の空気中の濃度を検出し、その検出値に基づいて前記送風手段の送風を制御することを特徴とする。
【0008】
本発明の空気清浄化装置においては、浄化水槽が、気泡化器を有していたり、所定配列とされた所要数のバッフルを有していたり、ミストセパレータを有していたりするのが好ましい。
【0009】
【作用】
本発明の空気清浄化装置は、前記の如く構成されているので、保守が容易であるとともに、空気中の有害成分を確実に除去できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではない。
【0011】
図1に、本発明の一実施形態に係る空気清浄化装置(以下単に装置という)Aの外観を2面図で示し、図2に装置A内部の様子を示し、図3に水槽1の構造を示す。
【0012】
装置Aは、空気中の埃、タバコの煙や脂、アレルギを誘発するような各種ダストおよび花粉などの有害や不要な粒子状の浮遊物を除去するとともに、排気ガスやタバコの煙中の有毒成分、建材から放出されるアセトアルデヒド、ダイオキシンなどの有害成分を除去するよう空気を洗浄し、清浄化する装置とされる。
【0013】
装置Aは、具体的には、洗浄液(水、または水に滅菌剤や芳香剤などを混入した混合液)Wを収容する浄化水槽1と、浄化水槽1に空気を送り込むための送風機(送風手段)2と、前掲したような有害物質、有害成分(以下、有害成分と総称する)の空気中の量(濃度)を検出し、この検出結果に応じて送風機2の作動および不作動の切り替えを制御する作動制御器(手段)3と、浄化水槽1および送風機2を収納するケースBとを主要構成要素として備えてなる。なお、図1中、符号5は送風量等を調節するための操作盤とされる。
【0014】
ケースBは、例えばステンレス鋼薄板からなる縦長箱状とされ、横幅の広い正面および背面を有するとともに、横幅の狭い両側面を有するものとされる。なお、ケースBはプラスチックなどの合成樹脂などから形成するものとされてもよい。
【0015】
また、ケースBの一方の側面上部には送風機2により浄化水槽1に送り込まれる空気をケースBの内部に取り入れるための、概略正方形形状の空気取り入れ口31が設けられるとともに、正面には浄化水槽1内で洗浄された空気を外部に送り出す長方形形状の空気送出口32が設けられるものとされる。また、空気取り入れ口31および空気送出口32には、例えば合成繊維からなるフィルタ33、34を設けるものとしてもよい。
【0016】
浄化水槽1は例えばステンレス鋼からなり、送風機2により送り込まれる空気を内部に取入れる空気取入口11と、空気取入口11から取り入れられた空気を小さな気泡として送り出す気泡化器12と、気泡化器12から送り出された気泡を液中に通すようにして空気を洗浄する洗浄部13とから構成されている。また、浄化水槽1は、洗浄部13を通過した空気をケースBの空気送出口32まで導く空気送出用ダクト14が設けられた蓋部材15により上部開口1aが覆われるものとされる。
【0017】
空気取入口11は、浄化水槽1最下部の一方の側壁に設けられる丸形透孔からなり、後掲する接続管22が気密かつ水密に取り付けられるよう構成される。
【0018】
気泡化器12は、浄化水槽1の最下部と上部とを仕切るように配設される、例えばΦ10mm程度の透孔が多数設けられたステンレス鋼板製のパンチングメタルからなり、空気取入口11を介して浄化水槽1の最下部に送り込まれる空気を小さな気泡にして上部に送るものとされる。
【0019】
洗浄部13は、気泡化器12から送り出され液中を上昇する気泡を左右に蛇行させつつ上方に送っていくように、互い違いの方向の緩やかな傾斜がつけられた複数のバッフル16、16、…(以下、バッフル16と称す)を上下に互い違いに並べるよう設けてなるものとされる。なお、図中、符号17は空気中から水滴を除去する公知構造のミストセパレータである。
【0020】
送風機2は例えばモータMにより駆動されるターボファンとされ、蓋部材15上面に取り付けられ、その空気吹出し口2aが、浄化水槽1側方のスペースに通される接続管21、22によって浄化水槽1の空気取入口11と接続されるものとされる。
【0021】
作動制御器(手段)3は、空気中の所定物質の量(濃度)に対応する信号を出力する空気汚れセンサ3aと、空気汚れセンサ3aの出力信号に基づき検出される所定物質の量(濃度)が所定値以上のときに送風機2に駆動電力を供給する一方、所定物質の量(濃度)が所定値を下回ったときに、送風機2への駆動電力の供給を停止するように、図示しない制御スイッチの切り替えを行うスイッチ制御部3bとを有する。
【0022】
しかして、かかる構成とされた装置Aは、例えば地下駐車場およびトンネルなどの換気に困難を伴う施設、半導体製造施設や各種精密工場などの高度の空気清浄性が要求される施設、幹線道路沿いの民家やパチンコ店などの空気汚染度の高い施設、ならびに病院、美術館、学校といった清浄な空気が望まれる施設に設置され、これら施設内部の空気を送風機2により浄化水槽1の下部に送り込み、送り込まれた空気を気泡化器12によって洗浄液Wとの接触面積が大きくなるように小さな気泡にし、この状態で洗浄部13に送り込まれる空気の液中の滞留時間および移動距離が長くなるように複数のバッフル16によって、左右に蛇行させるようにして洗浄するものとされる。
【0023】
これによって、空気中の水溶性の不要物、有害物(これらは、ほとんどが水溶性である)を有効に取り除くことが可能となる。したがって、従来の乾式のフィルタを用いた空気清浄化装置では取り除けないような微細な空気中の浮遊物やガス状の有害成分を取り除くことが可能となる。
【0024】
また、装置Aにおいては、合成繊維などからなるいわゆるフィルタではなく、例えば給水管1bを介して浄化水槽1に導入され、排水管1cを介して外部に排出される洗浄液Wにより空気を清浄化するものとされるので、保守が極めて容易となる。
【0025】
以上、本発明を実施形態により説明したが、本発明はこれに限らず種々改変が可能である。例えば、実施形態では各種施設内部の空気を清浄化する場合を説明したが、施設に送り込まれる空気を清浄化する場合、例えばオフィスビルの空調設備の空気取り入れ部分でオフィス内部に送り込まれる空気を清浄化する場合に本発明を適用してもよい。
【0026】
また、特定の施設から外部に放出される空気を清浄化する場合、例えば廃棄物焼却施設の排気ガス清浄化処理の最終段階で、大気中に放出される排ガスを清浄化する場合に本発明を適用することも可能である。
【0027】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の空気清浄化装置は、保守が容易であるにもかかわらず、空気中の有害成分を確実に除去できるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る空気清浄化装置の外観を示す2面図であって、同(a)は正面図を示し、同(b)は側面図を示す。
【図2】同装置の内部構造を示す2面図であって、同(a)は正面図を示し、同(b)は側面図を示す。
【図3】同装置の空気洗浄用の浄化水槽の内部構造を示す断面図である。
【符号の説明】
A   空気清浄化装置
B   ケース
W   洗浄液
1   浄化水槽
2   送風機(送風手段)
3   作動制御器
4   操作盤
12  気泡化器
13  洗浄部
16  バッフル

Claims (4)

  1. 洗浄液が収納される浄化水槽と、該浄化水槽に空気を送風する送風手段と、作動制御手段と備え、
    前記作動制御手段が、有害成分の空気中の濃度を検出し、その検出値に基づいて前記送風手段の送風を制御することを特徴とする空気清浄化装置。
  2. 浄化水槽が、気泡化器を有してなることを特徴とする請求項1記載の空気清浄化装置。
  3. 浄化水槽が、所定配列とされた所要数のバッフルを有してなることを特徴とする請求項1記載の空気清浄化装置。
  4. 浄化水槽が、ミストセパレータを有してなることを特徴とする請求項1記載の空気清浄化装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008043634A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Sanyo Electric Co Ltd 空気除菌装置
JP2009072613A (ja) * 2008-11-27 2009-04-09 Sanyo Electric Co Ltd 空気除菌装置

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JP2008043634A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Sanyo Electric Co Ltd 空気除菌装置
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