JP2004121785A - 脊柱骨盤矯正器 - Google Patents
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Abstract
【課題】一般の家庭内でも気軽に使用することの出来る、自重を利用して頸椎、腰椎及び骨盤等に負担のかからない脊柱、骨盤の矯正装置を提供することである。
【解決手段】基盤上の左右に立設する、筒状の摺動自在に嵌合する支柱の頂部に水平方向の横棒を渡して固定して門型の枠体を構成し、前記横棒に、端部に骨盤保持帯即ちコルセットを設ける吊り下げ用具の多端を取り付けると共に、前記基盤のほぼ中央部に取り外し自在の腰掛け用台座を設け、この台座上に未使用時には重ねて置く脚台を設けて、使用時にはこの脚台を外して足を乗せ、前記コルセットで腰部を固定し、前記吊り下げ用具で腰部を座った状態で吊り下げて、人体を浮かして使用する脊柱、骨盤の矯正装置として課題を解決している。
【選択図】 図1
【解決手段】基盤上の左右に立設する、筒状の摺動自在に嵌合する支柱の頂部に水平方向の横棒を渡して固定して門型の枠体を構成し、前記横棒に、端部に骨盤保持帯即ちコルセットを設ける吊り下げ用具の多端を取り付けると共に、前記基盤のほぼ中央部に取り外し自在の腰掛け用台座を設け、この台座上に未使用時には重ねて置く脚台を設けて、使用時にはこの脚台を外して足を乗せ、前記コルセットで腰部を固定し、前記吊り下げ用具で腰部を座った状態で吊り下げて、人体を浮かして使用する脊柱、骨盤の矯正装置として課題を解決している。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、首痛、腰痛或いは骨盤の歪み等を矯正する器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、病院等で実施されている首痛の治療にあっては、頭部に2点或いは4点吊りの係蹄を装着し、人体に合う高さに、バスタオル等を枕代わりにして、傾斜するベッドに仰向けに寝た状態で、係蹄のロープを滑車を介して錘に依り高さの調節を行いながら牽引するものであり、グリソン牽引或いは実用新案登録第1670611記載の器具の例がある。
この場合に、ベッドに寝た状態にあるか或いは椅子に座った状態にあっても、身体は斜め上か真上に牽引され、頸椎に多大の負担がかかることになる。
【0003】
又、従来の腰痛治療は、腰部に牽引用腰巻具を付け、ベッドに仰向けに寝た状態で、上記従来例の方法に依り身体を真横(水平方向)に牽引するもので、腰椎、骨盤に負担が要かることになる。
【0004】
特開2001−70326記載の骨盤矯正器においては、基盤上に設ける座板に座り、滑車の付いた足台で両足を屈伸する事で骨盤の歪みを矯正するものであり、上記の実施例と共に、いずれの場合でも骨盤が固定されているものである。そのために腰上部の自重が腰部に集中し腰椎、骨盤に負担が要かる器具となっている。
【0005】
上記、牽引療法以外に、針灸療法、薬物療法或いは温熱療法などが一般に行われているが、治療のために病院で長時間待たされる或いは長期間の入院が必要になる等の問題がある。
人体の中でも骨盤は極めて大切な部分であり、その骨盤が歪むと腰椎、胸椎、頸椎も歪むことになり、それによる病症も生じ、特に中高年層の病気として問題になることもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来技術に於ける問題に鑑みなされたものであり、一般の家庭内でも気軽に使用することの出来る、自重を利用して頸椎、腰椎及び骨盤等に負担の要からない脊柱、骨盤の矯正装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
基本的には、基盤上の左右に立設する支柱をパイプ等の嵌合により伸縮自在に構成し、前記支柱のほぼ頂部に横渡しする水平方向の棒状体を設けて、全体を門型に形成する枠体の前記棒状体に、端部に骨盤保持帯即ちコルセットを有する吊り下げ用具を取り付けるとともに、前記基盤のほぼ中央部に取り外し可能に、腰掛け用台座を設け、未使用時には該台座に脚台を重ねて置き、使用時に該脚台を外して足を乗せることで、座った状態の儘、人体を浮かすことの出来る脊柱、骨盤の矯正装置として課題を解決している。
【0008】
【発明の実施の態様】
発明の実施態様を図面に示す実施例に沿って詳述する。
図1、図2及び図3は、本発明の一実施例に於ける外観図である。比較的硬質の素材で形成する基盤1の左右に支柱2を立設し、支柱2の頂部に横渡しする棒状体3を固定して門型枠を構成して成る。支柱2は基盤1上に固定するパイプ2−1とこのパイプ2−1に摺動自在に嵌合する円柱体2−2とにより成り、左右の支柱2と棒状体3はエルボ4に依って固定されている。基盤1のほぼ中央部に台座5を基盤1から脱着或いは移動可能に設置し、台座5に、未使用時には脚台6を重ねて、セット前の腰掛けかさ台として置く。棒状体3に人体の吊り下げ用具7としての2本のベルトの一端を固定し、ベルトの多端にはコルセット8を設けてある。
【0009】
腰掛け用の台座5は、高さの固定されている通常の椅子でも使用に問題が無いが、既存の上下に高さを調節出来るものであれば機構を問わず採用することが可能であり、より望ましい使用方法となる。又吊り下げ用具7もフックを用いて引っかけて吊り下げるベルト等人体を支えうる程度の強度を有するものであれば、その構造を問わず採用し得るものである。更に、棒状体3に吊り下げ用具7を取り付ける際に位置を変えて固定する或いは2本のベルトではなく3本のベルトで吊る等の設計変更は自由であり、いずれも本発明の技術範囲に属するものである。
【0010】
本発明に於ける矯正器の使用にあたっては、使用者は自信の腰部をコルセット8で固定し、台座5に座り、足を延ばして、台座5から外した脚台7に乗せ、その状態で台座5を、例えば付属するレバー等により位置を下げて行くと、座った儘の姿勢で骨盤部が、吊り下げ用具7により支えられて浮いた状態になり、腰部に張力が働き腰部より上方の自重が腰椎、骨盤に負荷として作用せず、結果として腰椎、骨盤部の歪みが矯正されると共に頸椎、胸椎、腰椎の歪みも解消されることになる。
【0011】
【発明の効果】
以上説明した本発明に関わる器具において、発明者自身の過去5年間に亘る使用に拠り、その効果即ち腰椎、骨盤の歪みを矯正する効果を実証するもので、課題を十分に解決しているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に於ける正面外観図である。
【図3】図1に於ける側断面図である。
【符号の説明】
1 基盤
2 支柱
3 棒状体
4 エルボ
5 台座
6 脚台
7 吊り下げ用具
8 コルセット
【発明の属する技術分野】
本発明は、首痛、腰痛或いは骨盤の歪み等を矯正する器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、病院等で実施されている首痛の治療にあっては、頭部に2点或いは4点吊りの係蹄を装着し、人体に合う高さに、バスタオル等を枕代わりにして、傾斜するベッドに仰向けに寝た状態で、係蹄のロープを滑車を介して錘に依り高さの調節を行いながら牽引するものであり、グリソン牽引或いは実用新案登録第1670611記載の器具の例がある。
この場合に、ベッドに寝た状態にあるか或いは椅子に座った状態にあっても、身体は斜め上か真上に牽引され、頸椎に多大の負担がかかることになる。
【0003】
又、従来の腰痛治療は、腰部に牽引用腰巻具を付け、ベッドに仰向けに寝た状態で、上記従来例の方法に依り身体を真横(水平方向)に牽引するもので、腰椎、骨盤に負担が要かることになる。
【0004】
特開2001−70326記載の骨盤矯正器においては、基盤上に設ける座板に座り、滑車の付いた足台で両足を屈伸する事で骨盤の歪みを矯正するものであり、上記の実施例と共に、いずれの場合でも骨盤が固定されているものである。そのために腰上部の自重が腰部に集中し腰椎、骨盤に負担が要かる器具となっている。
【0005】
上記、牽引療法以外に、針灸療法、薬物療法或いは温熱療法などが一般に行われているが、治療のために病院で長時間待たされる或いは長期間の入院が必要になる等の問題がある。
人体の中でも骨盤は極めて大切な部分であり、その骨盤が歪むと腰椎、胸椎、頸椎も歪むことになり、それによる病症も生じ、特に中高年層の病気として問題になることもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来技術に於ける問題に鑑みなされたものであり、一般の家庭内でも気軽に使用することの出来る、自重を利用して頸椎、腰椎及び骨盤等に負担の要からない脊柱、骨盤の矯正装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
基本的には、基盤上の左右に立設する支柱をパイプ等の嵌合により伸縮自在に構成し、前記支柱のほぼ頂部に横渡しする水平方向の棒状体を設けて、全体を門型に形成する枠体の前記棒状体に、端部に骨盤保持帯即ちコルセットを有する吊り下げ用具を取り付けるとともに、前記基盤のほぼ中央部に取り外し可能に、腰掛け用台座を設け、未使用時には該台座に脚台を重ねて置き、使用時に該脚台を外して足を乗せることで、座った状態の儘、人体を浮かすことの出来る脊柱、骨盤の矯正装置として課題を解決している。
【0008】
【発明の実施の態様】
発明の実施態様を図面に示す実施例に沿って詳述する。
図1、図2及び図3は、本発明の一実施例に於ける外観図である。比較的硬質の素材で形成する基盤1の左右に支柱2を立設し、支柱2の頂部に横渡しする棒状体3を固定して門型枠を構成して成る。支柱2は基盤1上に固定するパイプ2−1とこのパイプ2−1に摺動自在に嵌合する円柱体2−2とにより成り、左右の支柱2と棒状体3はエルボ4に依って固定されている。基盤1のほぼ中央部に台座5を基盤1から脱着或いは移動可能に設置し、台座5に、未使用時には脚台6を重ねて、セット前の腰掛けかさ台として置く。棒状体3に人体の吊り下げ用具7としての2本のベルトの一端を固定し、ベルトの多端にはコルセット8を設けてある。
【0009】
腰掛け用の台座5は、高さの固定されている通常の椅子でも使用に問題が無いが、既存の上下に高さを調節出来るものであれば機構を問わず採用することが可能であり、より望ましい使用方法となる。又吊り下げ用具7もフックを用いて引っかけて吊り下げるベルト等人体を支えうる程度の強度を有するものであれば、その構造を問わず採用し得るものである。更に、棒状体3に吊り下げ用具7を取り付ける際に位置を変えて固定する或いは2本のベルトではなく3本のベルトで吊る等の設計変更は自由であり、いずれも本発明の技術範囲に属するものである。
【0010】
本発明に於ける矯正器の使用にあたっては、使用者は自信の腰部をコルセット8で固定し、台座5に座り、足を延ばして、台座5から外した脚台7に乗せ、その状態で台座5を、例えば付属するレバー等により位置を下げて行くと、座った儘の姿勢で骨盤部が、吊り下げ用具7により支えられて浮いた状態になり、腰部に張力が働き腰部より上方の自重が腰椎、骨盤に負荷として作用せず、結果として腰椎、骨盤部の歪みが矯正されると共に頸椎、胸椎、腰椎の歪みも解消されることになる。
【0011】
【発明の効果】
以上説明した本発明に関わる器具において、発明者自身の過去5年間に亘る使用に拠り、その効果即ち腰椎、骨盤の歪みを矯正する効果を実証するもので、課題を十分に解決しているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に於ける正面外観図である。
【図3】図1に於ける側断面図である。
【符号の説明】
1 基盤
2 支柱
3 棒状体
4 エルボ
5 台座
6 脚台
7 吊り下げ用具
8 コルセット
Claims (1)
- 摺動自在に嵌合する伸縮可能の支柱を左右に立設する基盤の略中央部に、腰掛け用台座を取り外し可能に配置し、前記左右の支柱の頂部に渡して設ける棒状体に、端部に骨盤保持帯を有する吊り下げ用具を取り付けると共に、前記台座に、未使用時に脚台を脱着自在に重ね、使用時には、前記脚台を前記台座から外して脚を乗せて、台座に座った儘の状態に在る人体の腰部を前記吊り下げ用具に依って支え、台座を下方に下げることに依り、骨盤部を浮かした状態で使用する脊柱骨盤矯正器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002324515A JP2004121785A (ja) | 2002-10-02 | 2002-10-02 | 脊柱骨盤矯正器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002324515A JP2004121785A (ja) | 2002-10-02 | 2002-10-02 | 脊柱骨盤矯正器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004121785A true JP2004121785A (ja) | 2004-04-22 |
Family
ID=32289868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002324515A Pending JP2004121785A (ja) | 2002-10-02 | 2002-10-02 | 脊柱骨盤矯正器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004121785A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101115938B1 (ko) * | 2009-06-17 | 2012-03-13 | 조윤남 | 척추 견인용 허리 교정기 |
EP2902078A4 (en) * | 2012-09-28 | 2016-07-20 | Kazemi Back Health Sl | DEVICE FOR TREATMENT AND CARE OF THE SPINE |
US11109992B2 (en) | 2017-07-25 | 2021-09-07 | Akiharu Iwagami | Pelvis correction equipment formed of combination of pelvis belt and pressing correction equipment |
-
2002
- 2002-10-02 JP JP2002324515A patent/JP2004121785A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101115938B1 (ko) * | 2009-06-17 | 2012-03-13 | 조윤남 | 척추 견인용 허리 교정기 |
EP2902078A4 (en) * | 2012-09-28 | 2016-07-20 | Kazemi Back Health Sl | DEVICE FOR TREATMENT AND CARE OF THE SPINE |
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