JP2004120752A - 混合トラフィック用無線インターフェイスの基準化方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】テスト用プラットフォーム(3)について、セル・モデル(30)中のGPRSトラフィックの量や、割当時間(TS)に関連して測定(11)を行い、セル構成(20)につき一定量のGSMトラフィックとGPRSデータ転送について、トラフィックシュミレーションシステム(4)によって複数のセッションを生成し、GSM呼出着信とGPRSデータ転送とを形成し、品質パラメータを考慮しGPRS性能のレベル(22,23)を計算し、セル・モデル(30)のセル構成(20)を、GPRSトラフィック(300)に有効な割当時間(TS)かトランシーバー(TRX)の追加/削減(241,242)により、性能レベルが所定の閾値に到達できるように決定する。
【選択図】図1
Description
このような評価方法を測定プラットホームの使用に適用することにより、実験者間の接続を確立し、音声通話の品質に関するデータを収集することが可能となる。
これは、分析用のものであり、音声の品質の基準のみに関するものであるためGPRS通信網の基準化に用いることはできない。
無線資源の利点の最適な活用により、サービス品質と快適な使用感を兼ね備えたものにするために、各ネットワーク・セルに配分するチャンネル数の構成を、当を得たものにする必要がある。
そのためには、割当時間、あるいは業界で単にスロットと呼ばれるものの数の構成を行う必要がある。
これには、ネットワークに追加される容量を推測するために、ネットワークのサイズ設定が必要となる。
このような容量の追加は、トラフィックだけでなく、オペレータが望むある程度のサービス品質を達成することもまた可能にする。
今日の方法でも理論上の結果は得られるが、それは現場で観察されるものとは非常に異なる。
無線資源をGPRS通信網の範囲内で配分し、それにより、GPRS通信網の最適な基準化を行う方法を把握する上での改善が必要とされている。
・GPRSサービス品質を表す測定は、そのテスト用プラットフォームで行われ、これらの測定は前記セル・モデル中のGPRSトラフィックの様々な量について、また、GPRSトラフィックに有効な割当時間の数に関連して行われるものであり、
・前記トラフィックシュミレーションシステムは、そのテスト用プラットフォームで行われる測定を表すデータをメモリに保存し、このデータは品質パラメータとなるものであり、
・少なくとも一つのセル構成につき、そして、一定量のGSMトラフィックとGPRSデータ転送について、前記トラフィックシュミレーションシステムによって複数のセッションが生成され、それにより、GSM呼び出し着信とGPRSデータ転送とが形成され、そして、前記の品質パラメータを計算に入れて、そのセル構成について達成されたGPRS性能のレベルが計算されるものであり、
・二分法により、前記セル・モデル構成は、GPRSトラフィックに有効な少なくとも一つの新しい割当時間か、または、一つのトランシーバーの追加/削減により、前記性能レベルが所定の閾値に到達できるような最低限の構成を決定するように修正される。
すなわち、第1に、移動通信器無線電話通信網のセル・モデル(30)を少なくとも一つ含むテスト用プラットフォーム(3)と、少なくとも一つのサービス品質指標(52)、少なくとも一つのセル構成(20)並びに音声GSMとGPRSデータ転送用のトラフィック量(51)とを記憶するトラフィックシュミレーションシステム(4)を用いる、GPRSトラフィックとGPRS+音声GSM混合トラフィックのための無線インターフェイスを基準化する方法であり、
テスト用プラットフォーム(3)について、GPRSサービス品質を表すための測定(11)が行われ、この測定を、セル・モデル(30)中のGPRSトラフィックの様々な量について、また、GPRSトラフィックに有効な割当時間(TS)の数に関連して行われるものであり、
トラフィックシュミレーションシステム(4)は、テスト用プラットフォーム(3)で行われる測定(11)で得られたデータをメモリに保存し、このデータは品質パラメータとなるものであり、
少なくとも一つのセル構成(20)につき、そして、一定量のGSMトラフィックとGPRSデータ転送(51)について、前記トラフィックシュミレーションシステム(4)によって複数のセッションが生成され(21)、それにより、GSM呼び出し着信とGPRSデータ転送とが形成され、そして、前記の品質パラメータを計算に入れて、そのセル構成(20)について達成されたGPRS性能のレベル(22,23)が計算されるものであり、
二分法により、前記セル・モデル(30)のセル構成(20)は、GPRSトラフィック(300)に有効な少なくとも一つの新しい割当時間(TS)か、または、一つのトランシーバー(TRX)の追加/削減(241,242)により、前記性能レベルが所定の閾値に到達できるような最低限の構成を決定するように修正されることを特徴とする、無線インターフェイスの基準化方法。
・GSM回線呼び出しによって占められる割当時間の数、
・同時に行われるGPRSデータ転送の数、
・GPRSデータ転送に有効な、空いた割当時間の数、
を決定する。
すなわち、第2に、トラフィックシュミレーションシステム(4)は、一定のセル構成(20)について、GSM回線呼び出しによって占められる割当時間(TS)の数と、同時に行われるGPRSデータ転送(312)の数と、GPRSデータ転送(300)に有効な空いた割当時間(TS)の数とを決定することを特徴とする、上記第1に記載の方法。
すなわち、第3に、テスト用プラットフォーム(3)で行われる測定(11)は、同一のアプリケーションについての単位時間の測定、またはGPRS転送速度であり、このアプリケーションのローディングが、前記テスト用プラットホーム(3)の少なくとも一つのコンピューターにおいて同時に開始されることを特徴とする、上記第1または第2に記載の方法。
・強いフィールド、そして静止状態で、
・GPRS用に有効な割当時間を宣言、
・音声GSMトラフィックが一切ない状態、
という条件の下で行われる。
すなわち、第4に、前記測定(11)は、テスト用プラットフォーム(3)により、強いフィールド、そして静止状態と、GPRSに有効な割当時間の宣言と、音声GSMトラフィックが一切ない状態という条件の下で行われることを特徴とする、上記第1から第3のいずれか一つに記載の方法。
すなわち、第5に、前記アプリケーションのローディング時間の測定は、各コンピューターで行われ、GPRS(300)の割当時間(TS)と、同時進行のデータ転送(312)の数と関連して、第一マトリックスと呼ばれる転送結果のマトリックス(100)を得るために、ローディング時間はそのテスト用プラットフォーム(3)で取りまとめて処理されることを特徴とする、上記第3または第4に記載の方法。
すなわち、第6に、前記第一マトリックス(100)のデータが、前記サービス品質指標(52)と比較され、第二マトリックス(400)と呼ばれるマトリックスを形成し、それにより、サービスの品質が達成される好ましい場合と、それが達成されない好ましくない場合とが区別されることを特徴とする、上記第5に記載の方法。
すなわち、第7に、トラフィックシュミレーションシステム(4)は、一つのセル構成(20)に対応するGPRS性能のレベルを計算するために、同時に行われるGPRSデータ転送(312)の数との関連で、第三マトリックス(500)と呼ばれる、各区分が時間の割合を示す割当時間(TS)占有マトリックスを生成することを特徴とする、上記第6に記載の方法。
すなわち、第8に、前記GPRS性能レベルは、サービス品質が達成される好ましい場合に対応する第三マトリックス(500)の区分を合計して得られる性能率であるか、さもなければ、サービス品質が達成されない場合の補足的区分を合計して得られる性能不良率(S)であることを特徴とする、上記第7に記載の方法。
すなわち、第9に、前記サービス品質指標(52)は、所定のタイプのアプリケーションについての、セッションごとの目標平均値であるか、または、所定の百分率の範囲内での最低値の基準により規定された百分位数による値であることを特徴とする、上記第1から上記第8のいずれか一つに記載の方法。
すなわち、第10に、GPRSトラフィックのラッシュ・アワーにおける平均セッション値の目標値は、そのトラフィックのラッシュ・アワーを外れた時間の目標値を百分率で表したものであることを特徴とする、上記第9に記載の方法。
すなわち、第11に、GPRSトラフィックとGPRS+音声GSM混合トラフィックのための無線インターフェイスを基準化することを目指すものであり、可変数の、GPRS(300)に有効な割当時間(TS)について、テスト用プラットフォーム(3)かそれに類似のもので行われたGPRS転送品質の測定結果(11)を示す記憶されたデータを保存する記憶手段と、少なくとも一つのサービス品質指標(52)を保存する記憶手段(41)と、少なくとも二つのセル構成(20)を保存する記憶手段(41)とGSMトラフィックとGPRS転送量(51)とを保存する記憶手段(41)とを有するものであり、そのトラフィックシュミレーションシステム(4)が、このデータを、セッション生成手段(43)とセル構成(20)の選択手段(44)とを介して用いて、GSM呼び出し着信とGPRSデータ転送とをシュミレーションし、それにより、選択されたセル構成(20)に得られるレベルのGPRS性能のレベルを計算手段(45)を用いて計算することを特徴とする、上記第1から10のいずれかに記載の方法を用いたトラフィックシュミレーションシステム(4)。
すなわち、第12に、前記計算手段(45)が、選択されたセル構成(20)について、GPRSデータ転送(300)に有効な割当時間(TS)の数と同時に行われるGPRSデータ転送(312)の数とによって規定される状態に応じて、時間の百分率を決定する手段を含むことを特徴とする、上記第11に記載のトラフィックシュミレーションシステム。
すなわち、第13に、前記の記憶されたデータが、前記テスト用プラットフォーム(3)で行われたGPRS転送品質の測定(11)を表すものであり、分析手段(46)は、該データを計算に入れて前記サービス品質指標(52)に合致しない前記状態の時間的割合を識別し、選択することを特徴とする、上記第12に記載のトラフィックシュミレーションシステム。
また、本発明によれば、テスト用プラットホームで試験を行うことで、通信網の修正結果の評価を容易に行うことができ、無線資源管理を改善できる。
そして、本発明により、例えば、様々な無線資源についての携帯電話の通信容量が増加しても、それに対処して、無線資源の基準化を非常に容易に行うことができる。
・図1は、本発明による基準化方法のフローチャートを示す。
・図2は、本発明の方法を用いた場合のプラットホームに基づき、業務用プラットホームとマトリックス形式で示した結果の一例の概略図である。
・図3は、セル無線資源の構成の見本を示したものである。
・図4は、そのセルを様々に異なった状態で操作した場合に応じてサービス品質が達成されているかどうかを示す、いわゆる品質マトリックス式と呼ばれるものの一例の概略図である。
・図5は、本発明のシュミレーション方式を具体化したものと、この方式で得られた結果をマトリックス形式で表したものの一例の概略図である。
・図6は、本発明のシュミレーション方式で得られた結果の動作曲線を表すグラフである。
図2に示されているように、移動無線電話通信網の、少なくとも一つのセルの、一つのセル・モデル30を含むテスト用プラットホーム3で幾つかの試験が行えるように予め準備をし、GPRSデータ転送の品質指標が得られるようにする必要がある。
試験計画10を作成するプログラムは、セル・モデル30と呼ばれる考慮の対象となったセルでロードを行う時間や待ち時間についての性能を示す測定を行うものである。
前記試験計画10は、例えば、ある同一のアプリケーションについて行われるものであり、ホームページを、インターネットや、それに似たものでロードする時間の測定を、同時に行われる可変数のセッションとGPRSトラフィックに有効な割当時間と関連して行うものであってもよい。
テスト用プラットホーム3のオペレータは、テスト用プラットホーム3とオペレータ間の表示可能なメニューやインターフェイスから、試験計画10の測定対象のパラメータや特性を選択することができる。
図2に示されているように、セル・モデル30は、例えばトランシーバーを二台(TRX1,TRX2)を備えた基地局(BTS)を有していてもよい。
この基地局(BTS)は、無線資源を管理する基地局制御器(BSC)と移動通信器31の間にインターフェイスを形成する。
例えば、無線の電波に対して反応性の強いフィールドにおいて、移動通信器が静止状態でGPRSに有効な割当時間(TS)を宣言し、加えて、セル・モデル30におけるGSM音声回線上に一切のトラフィックのない状態で、測定が行われる。
移動通信器31は、全てCS−2型コード構成に調整可能である。
テスト用プラットホーム3のネットワークのセル・モデル30を用いたコンピューターが、同一のアプリケーションのローディングを同時に開始し、前記アプリケーションを各コンピューターに転送する時間の測定が信頼のおける状態で行えるようにし、その上で平均転送時間が得られるようにする。
測定は、関連性のある平均結果を得るため、例えば40回前後のような試験計画で規定された回数を繰り返し行ってもよい。
構成の仕方によっては、特に、測定結果12が収束していくような場合、繰り返しの回数を減らしてもよい。
セル・モデル30における同時GPRSデータ転送の回数を変化させ、GPRS転送に有効な割当時間(TS)の数の増加に応じて測定を繰り返し、テスト用プラットホーム3で測定11を行うことによってセル構成の分析が可能となる。
測定結果12の収集と使用は、図2で示されるようにテスト用プラットホーム3を介して行われた試験を要約するマトリックス100を生成することを可能にする。
このマトリックス100の内容となる結果は、一つのセルの内部でのサービス品質を表し、それは、GPRS割当時間(TS)及び同時に行われるデータ転送の数との関連で表される。
これらの結果が、このマトリックス100で得られる際は、例えば平均転送速度という形で得られる。
このインターフェイス及びデータ処理管理器32を構成するのは、記憶メモリー・ソフトウエア322で制御する中央処理装置321と、状態データまたはセル・モデル30の構成のメモリー324と、転送311に要する時間を記録し、または試験計画10の実行中に行われる測定を表すデータを記録するメモリー323とである。
前記データ処理管理器32には、セル・モデル30の構成との関連、つまり、GPRSに有効な割当時間(TS)300と同時に行われる転送の回数312との関連で得られた平均転送値を計算する手段が含まれている。
この種の閾値が表すのは、通信網サービス品質の目標値である。
規定してよい閾値には幾つかあるが、例を挙げると、GPRSのラッシュ・アワーについての第一の転送速度と、その通信網のラッシュ・アワーを外れた時間の第二の転送値などである。
本発明の一つの実施態様において、ラッシュ・アワーでのセッション当たりの値の目標値は、ラッシュ・アワーを外れた時間の値の百分率で表される。
本発明の基準化方法は、以上に述べたパラメータと販売上の仕様と関連して、所定のセル構成についてのGPRSトラフィックと音声GSMトラフィックのシュミレーション21からなる。
従って、データ転送結果のマトリックス100をトラフィックシュミレーションシステム4の記憶手段41に保存することができる。
例えばラッシュ・アワーの際の、サービスごとの、その地域、あるいは全国的なトラフィック量51に関するデータもトラフィックシュミレーションシステム4の記憶手段41に保存される。
本発明の一つの実施態様においては、特にセッションのサイズに関して規定されたアプリケーションごとのセッションの型と販売部門がダウンロードしたページ数とをインターフェイスを介して追加することができ、前記記憶手段41に保存することもできるようになっている。
実施態様の一つの変形例においては、販売部門が定めたラッシュ・アワーでの平均転送速度の目標値のようなサービス品質指標52のある性質を、もう一つのパラメータとしてトラフィックシュミレーションシステム4の記憶手段41に追加入力することができるようになっている。
前記サービス品質指標52は、また、百分位数の値であってもよく、その百分位数の値を定める基準は、その基準に基づき例えば90%の場合というように所定の百分率の範囲内で転送速度の最小値が達成されるというような基準である。
この段階において可能となるのは、トラフィックシュミレーションシステム4の分析プログラムを介して転送結果のマトリックス100を分析すること、および、販売上の仕様を満たさない条件を特定することである。
図4に示される第二マトリックス400は、品質マトリックスと呼ばれるものであり、前記分析プログラム42から得られる結果の見本を示すものであり、その分析プログラム42を使えば、サービス品質が達成される好ましいケースとそれが達成されない好ましくないケースとの間の区別を行うことができる。
図に従い説明すると、図4の第二マトリックス400は、目標とするサービス品質を達成するために、二つのデータ転送が同時に行われる場合、GPRSに有効な割当時間(TS)が、例えば少なくとも四つ必要であることを示すものである。
無線インターフェイスの基準化を最適な状態で行い、GPRSに一定の数の割当時間(TS)を与えるシュミレーションの開始前に、前記選択手段44を用いて、一種の通信網セル構成20を選択する。
図3は、トランシーバーを二台(TRX1,TRX2)有する基地局をもつセル構成20の一例を概略的に示すものである。
図3の例においては、無線資源は、一つの共有制御チャンネル(CCCH)、音声GSM専用の割当時間(TS)の九つのチャンネル301、GPRS専用の割当時間(TS)の一つのチャンネル302、そしてGSM回線とGPRSとで共有する割当時間(TS)の五つのチャンネル303に分けられる。
従って、トラフィックシュミレーションシステム4はあるトラフィックを模擬的に示すのであり、そして、テスト用プラットホーム3で前もって記録され、前記トラフィックシュミレーションシステム4に転送311された測定結果を介して、前記の選択されたセル構成について:
・GSM回線呼び出しによって占められる割当時間TSの数、
・同時に行われるGPRSデータ転送の数、
・GPRS転送に有効な空いている割当時間(TS)の数、
の評価を行う。
GPRSに有効な割当時間(TS)の数と同時に行われるGPRSデータ転送の数との関連で確証された無線資源を占有する時間の割合は全て、図5に示されるように第三マトリックス500の形でまとめてよい。
分析プログラム42により、前記サービス品質指標の品質を満たさない状態の時間的割合を識別し選択することが可能になる。
これらの割合についての結果に基づき、また、分析プログラム42により行われた選択を考慮に入れ、トラフィックシュミレーションシステム4の計算手段45によりサービス品質指標の目標値に関して好ましくないケースに対応する全ての占有率を合計する。
例えば、図4の第二マトリックス400で示されるように、一回または複数回のデータ転送についてGPRSに用いることが可能な割当時間(TS)に対応する全ての場合に期待通りのサービス品質が要求されるわけではない。
望ましくない場合に対応する百分率の合計Sの計算23の後、トラフィックシュミレーションシステム4の記憶手段41に入力されるパラメータをもつ性能不良状態53のレベルTとが比較24される。
合計Sが性能不良レベルTを下回る状態のままである場合、セル構成は質的な性能を発揮しているものと見なされる。
本発明の一つの実施態様においては、この性能不良レベルTは16%を下回るものであり、例えば5%と10%との間を変化するものである。
別の異なる変形例においては、品質が達成されており、つまりは、少なくとも前記品質指標のレベルに達するデータ転送条件が可能になっている場合に対応するパーセンテージの合計を、計算手段45によって求めてもよい。
この変形例においては、品質の目標値が達成されるように、その合計は100−T%の性能レベルを上回るものでなければならない。
選択された変形例がどのようなものであっても、選択したセル構成20用に設定した品質を表すGPRS性能のレベルの達成がトラフィックシュミレーションシステム4により可能となる。
二分法により、トラフィックシュミレーションシステム4は、決定する前記性能レベルが所定の品質閾値を達成できるような最小限の構成を、決定することになる。
図1に示される実施態様においては、百分率の合計Sが性能不良レベルTを上回る場合は、GPRSに有効な割当時間(TS)を、前記構成プログラム46により追加241する。
この目的のために可能な選択肢は幾つかある。
図3に示される例では、二つのトランシーバー(TRX1,TRX2)により6個のGPRSに有効な割当時間(TS)ができており、そのうちの5個は共用のもので、一つの共用される割当時間303をGRRS専用の割当時間(TS)302に変換してもよい。
音声GSM専用の割当時間(TS)301も共用割当時間303に変換してもよい。
GPRS品質を改善すると言っても、それが音声GSMを損なう形で達成してはならないため、GPRS用の割当時間(TS)の追加は、更にもう一つのトランシーバー(TRX)を追加することで行ってもよい。
このような追加241を行った上で、それに続く変更ずみセル構成20を選択してトラフィックシュミレーションシステム4が生成したプロセスを反復する。
何故なら、目標とする品質が達成されない限り、セル構成20の変更はGPRSに割り当てられる無線資源を増やすという形で行われるためである。
サービス品質指標52の品質と性能不良状態53のレベルTは、パラメータ化が可能であり、それらにより、取扱い対象となる基準化のケースに応じて、サービス品質QoSの品質目標値を規定することが可能となる。
従って、本発明の方法においては、二分法による任意のトラフィック51の、任意のセルの無線インターフェイスの基準化を達成することが可能である。
GSM回線用のトラフィック量は、例えば回線抑制率2%で標準トランシーバー(TRX)で取り扱うトラフィックの最大値に対応するものであってよい。
GPRS転送に対応するパケット・トラフィックは、パラメータ化されたトラフィック量51の形で計算に入れるのであり、販売部門が公式化するトラフィック予想から導き出されるものである。
このパケット・トラフィックは、GSM回線トラフィックに比例配分で分配される。
同時に行われるセッションの数との関連で、GPRSのために空いている割当時間(TS)のマトリックス500は、回線/パケット量51の二つ一組のそれぞれに、トラフィックシュミレーションシステム4の計算手段45によって生成されるものである。
従って、このマトリックス500の第二の部門(Y%)は、図5に示されているように、GPRSセッションが一つ行われており、空いている割当時間(TS)がない場合に、トラフィックが最も混雑する時間の時間的割合を示すものである。
曲線6によって、標準トランシーバー(TRX)をもう一つ追加することを必要とする通信網セルの数の定量化が可能になる。
本発明の基準化方法は、二つの手順で実行されるものであり、どのような変更を加えるべきかを決定するについては、次の単純な手順である。
テスト用プラットホームで品質試験ができるように準備し、次にシュミレーション段階で、セル構成の企画を決定するという手順。
品質結果は、マトリックス500の形で速やかに得られるのであり、これらの結果により、移動通信器無線電話通信網の範囲内でユーザーが得るサービス品質を変えるということに関連して、定期的に見直すことができる。
テスト用プラットホーム3で試験を行うことで、通信網の修正結果の評価を容易に行うことができる。
GPRSトラフィックに配分された無線資源は、このトラフィックが低い場合、高くついてしまう。
この方法によって得られる結果は、例えば、無線資源の利用率が低い場合は常にユーザーにかかる業務費用を削減することにより、業務提供の管理の改善に用いることもできる。
本発明により、例えば、様々な無線資源についての携帯電話の通信容量がどのような増加しても、それに対処して、無線資源の基準化を非常に容易に行うことができる。
状況によって必要となれば、シュミレーションパラメータの変更も迅速に行える。
本発明により、幾つかの解決策のシュミレーションも行える可能性が得られる。
4 トラフィックシュミレーションシステム
10 試験計画
11 測定
12 測定結果
20 セル構成
21 シュミレーション
22 無線資源の占有率
23 合計Sの計算
24 比較
30 セル・モデル
31 移動通信器
32 データ処理管理器
41 記憶手段
42 分析プログラム
43 セッション生成手段
44 セル構成選択手段
45 計算手段
46 分析手段
46 セル構成プログラム
51 トラフィック量
52 サービス品質指標
53 性能不良状態
Claims (13)
- 移動通信器無線電話通信網のセル・モデルを含むテスト用プラットフォームと、サービス品質指標、セル構成並びに音声GSMとGPRSデータ転送用のトラフィック量を記憶するトラフィックシュミレーションシステムを用いる、GPRSトラフィックとGPRS+音声GSM混合トラフィックのための無線インターフェイスの基準化方法であり、
トラフィックシュミレーションシステムは、テスト用プラットフォームで行われる測定で得られたデータをメモリに保存し、このデータは品質パラメータとなるものであり、
セル構成につき、一定量のGSMトラフィックとGPRSデータ転送について、前記トラフィックシュミレーションシステムによってセッションが生成されることにより、GSM呼び出し着信とGPRSデータ転送とが形成され、そして、前記の品質パラメータを計算に入れて、そのセル構成について達成されたGPRS性能のレベルが計算されるものであり、
前記セル・モデルのセル構成は、GPRSトラフィックに有効な新しい割当時間か、または、トランシーバーの追加や削減により、前記性能レベルが所定の閾値に到達できるような最低限の構成を決定するように修正されることを特徴とする、混合トラフィック用無線インターフェイスの基準化方法。 - トラフィックシュミレーションシステムは、一定のセル構成について、GSM回線呼び出しによって占められる割当時間の数と、同時に行われるGPRSデータ転送の数と、GPRSデータ転送に有効な空いた割当時間の数とを決定することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- テスト用プラットフォームで行われる測定は、同一のアプリケーションについての単位時間の測定、またはGPRS転送速度であり、このアプリケーションのローディングが、前記テスト用プラットホームのコンピューターにおいて同時に開始されることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の方法。
- 前記測定は、テスト用プラットフォームにより、強いフィールド、静止状態、GPRSに有効な割当時間、音声GSMトラフィックがない状態、という条件の下で行われることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の方法。
- 前記アプリケーションのローディング時間の測定は、各コンピューターで行われ、GPRSの割当時間と、同時進行のデータ転送とに関連して、第一マトリックスと呼ばれる転送結果のマトリックスを得るために、ローディング時間はテスト用プラットフォームで取りまとめて処理されることを特徴とする、請求項3または請求項4に記載の方法。
- 前記第一マトリックスのデータが、サービス品質指標と比較され、第二マトリックスと呼ばれるマトリックスを形成することにより、サービスの品質が達成される場合と、達成されない場合とが区別されることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
- トラフィックシュミレーションシステムは、一つのセル構成に対応するGPRS性能レベルを計算するために、同時に行われるGPRSデータ転送との関連で、第三マトリックスと呼ばれる、各区分が時間の割合を示す割当時間占有マトリックスを生成することを特徴とする、請求項6に記載の方法。
- 前記GPRS性能レベルは、サービス品質が達成される場合に対応する第三マトリックスの区分を合計して得られる性能率か、サービス品質が達成されない場合の補足的区分を合計して得られる性能不良率であることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
- 前記サービス品質指標は、所定のタイプのアプリケーションについての、セッションごとの目標平均値であるか、または、所定の百分率の範囲内での最低値の基準により規定された百分位数による値であることを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか一つに記載の方法。
- GPRSトラフィックのラッシュ・アワーにおける平均セッション値の目標値は、そのトラフィックのラッシュ・アワーを外れた時間の目標値を百分率で表したものであることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
- GPRSトラフィックとGPRS+音声GSM混合トラフィックのための無線インターフェイスを基準化することを目指すものであり、可変数の、GPRSに有効な割当時間について、テスト用プラットフォームかそれに類似のもので行われたGPRS転送品質の測定結果を示す記憶されたデータを保存する記憶手段と、少なくとも一つのサービス品質指標を保存する記憶手段と、少なくとも二つのセル構成を保存する記憶手段とGSMトラフィックとGPRS転送量とを保存する記憶手段とを有するものであり、そのトラフィックシュミレーションシステムが、このデータを、セッション生成手段とセル構成選択手段とを介して用いて、GSM呼び出し着信とGPRSデータ転送とをシュミレーションし、それにより、選択されたセル構成に得られるレベルのGPRS性能のレベルを計算手段を用いて計算することを特徴とする、請求項1から10のいずれか一つに記載の方法を用いたトラフィックシュミレーションシステム。
- 前記計算手段が、選択されたセル構成について、GPRSデータ転送に有効な割当時間の数と同時に行われるGPRSデータ転送の数とによって規定される状態に応じて、時間の百分率を決定する手段を含むことを特徴とする、請求項11に記載のトラフィックシュミレーションシステム。
- 前記の記憶されたデータが、前記テスト用プラットフォームで行われたGPRS転送品質の測定で得られたものであり、分析手段は、該データを計算に入れて前記サービス品質指標に合致しない前記状態の時間的割合を識別し、選択することを特徴とする、請求項12に記載のトラフィックシュミレーションシステム。
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