JP2004116011A - 手摺り棒 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性に優れ、その取扱いも容易な手摺り棒を提供する。
【解決手段】階段Sや廊下等の壁Wに固定し、一本タイプまたは二本タイプとして使用することのできる手摺り棒で、二本タイプの場合は、上方の棒である第一棒体2の両端に、それぞれ一端が連結され他端が下方に向けて湾曲または屈曲した2本の下向バー4と、下方の棒である第二棒体3の両端に、それぞれ一端が連結され他端が上方に向けて湾曲又は屈曲した2本の上向バー5とを、相対向する下向バー4の他端と上向バー5の他端とを、それら他端に取付けた雄ネジ金具6と雌ネジ金具7とを螺合して連結した状態で壁Wに固定し、一本タイプの場合は、下向バー4と上向バー5との螺合を解除すると共に、使用するバー5が有する雄ネジ金具6または雌ネジ金具7を取外し、使用するバー5の他端面を壁W側に向けた状態で使用するバー5が連結された第二棒体3を壁Wに固定する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、階段や廊下等の壁に固定される手摺り棒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、病院、老人養護施設あるいは介護施設等においては、階段や廊下等の壁に手摺り棒が取付けられている。この手摺り棒は、身体の不自由な人が単独で歩行する上で欠かせない補助具である。
【0003】
この手摺り棒には、一本の棒で構成したいわゆる一本タイプと、二本の棒を上下に平行に配して構成した二本タイプがある。一本タイプは構成が簡易であるので廉価であり、また、二本タイプは、二本の棒を上下に配しているので、身長に応じた高さの棒を掴むことができ、使用性に優れるといった利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら従来の手摺り棒にあっては、一本タイプと二本タイプの両方を別々の規格に従って製造する必要があるので、生産性が悪く、また、梱包や運搬あるいは保管等における取扱いも厄介であるといった問題があった。
【0005】
そこで、本目的とするところは、生産性に優れ、その取扱いも容易な手摺り棒を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の発明は、階段(S)や廊下等の壁(W)に固定し、一本タイプまたは二本タイプとして使用することのできる手摺り棒であって、前記二本タイプとして使用する際には、上方の棒である第一棒体(2)の両端に、それぞれ一端が連結され他端が下方に向けて湾曲または屈曲した略J字状または略L字状の2本の下向バー(4)と、下方の棒である第二棒体(3)の両端に、それぞれ一端が連結され他端が上方に向けて湾曲又は屈曲した略J字状又は略L字状の2本の上向バー(5)とを、相対向する下向バー(4)の他端と上向バー(5)の他端とを、それら他端に取付けた雄ネジ金具(6)と雌ネジ金具(7)とを螺合して連結した状態で壁(W)に固定し、前記一本タイプとして使用する際には、下向バー(4)と上向バー(5)との螺合を解除すると共に、下向バー(4)および上向バー(5)のうち使用するバー(4または5)が有する前記雄ネジ金具(6)または雌ネジ金具(7)を取外し、あるいは前記雄ネジ金具(6)または雌ネジ金具(7)を取外した後にキャップを取付け、前記使用するバー(4または5)の他端面を前記壁(W)側に向けた状態で前記使用するバー(4または5)が連結された第一棒体(2)または第二棒体(3)を壁(W)に固定してなることを特徴とする。
なお、下向バー(4)を第一棒体(2)の両端ではなく片端に、そして上向バー(5)を第二棒体(3)の両端ではなく下向バー(4)が連結された側の片端に連結するようにしてもよい。
また、一本タイプとして使用する場合に壁(W)側に向けられた下向バー(4)または上向バー(5)の他端面は、壁(W)に直接、ビスや接着材等で固定するようにしてもよく、あるいは壁(W)から離すようにしてもよい。また壁(W)に当接させるだけでもよい。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、階段(S)や廊下等の壁(W)に固定し、一本タイプまたは二本タイプとして使用することのできる手摺り棒であって、前記二本タイプとして使用する際には、上方の棒である第一棒体(2)の両端に、それぞれ一端が連結され他端が下方に向けて湾曲または屈曲した略J字状または略L字状の2本の下向バー(4)と、下方の棒である第二棒体(3)の両端に、それぞれ一端が連結され他端が上方に向けて湾曲又は屈曲した略J字状又は略L字状の2本の上向バー(5)とを、相対向する下向バー(4)の他端と上向バー(5)の他端とを、それら他端に取付けた雄ネジ金具(6)と雌ネジ金具(7)とを螺合して連結した状態で壁(W)に固定し、前記一本タイプとして使用する際には、下向バー(4)と上向バー(5)との螺合を解除すると共に、下向バー(4)および上向バー(5)のうち使用するバー(4または5)が有する前記雄ネジ金具(6)または雌ネジ金具(7)の端面を前記壁(W)側に向け、対向する壁(W)に設けた連結金具に接合するとともに、前記使用するバー(4または5)が連結された第一棒体(2)または第二棒体(3)を壁(W)に固定してなることを特徴とする。
なお、下向バー(4)を第一棒体(2)の両端ではなく片端に、そして上向バー(5)を第二棒体(3)の両端ではなく下向バー(4)が連結された側の片端に連結するようにしてもよい。
【0008】
さらに、請求項3に記載の発明は、前記第一棒体(2)と第二棒体(3)を同一形状に設定すると共に、前記下向バー(4)と上向バー(5)を同一形状に設定してなることを特徴とする。
【0009】
また、請求項4に記載の発明は、階段(S)や廊下等の壁(W)に固定し、一本タイプまたは二本タイプとして使用することのできる手摺り棒であって、前記二本タイプとして使用する際には、上方の棒である第一棒体(2)の片端または両端を下方に向けて湾曲または屈曲した略J字状または略L字状とし、下方の棒である第二棒体(3)の片端または両端を上方に向けて湾曲又は屈曲した略J字状又は略L字状とし、相対向する第一棒体(2)の端部と第二棒体(3)の端部とを、それら端部に取付けた雄ネジ金具(6)と雌ネジ金具(7)とを螺合して連結した状態で壁(W)に固定し、前記一本タイプとして使用する際には、第一棒体(2)と第二棒体(3)との螺合を解除すると共に、第一棒体(2)および第二棒体(3)のうち使用する棒体(2または3)が有する前記雄ネジ金具(6)または雌ネジ金具(7)を取外し、あるいは前記雄ネジ金具(6)または雌ネジ金具(7)を取外した後にキャップを取付け、前記使用する棒体(2または3)の端面を前記壁(W)側に向けた状態で前記使用する棒体(2または3)を壁(W)に固定してなることを特徴とする。
なお、一本タイプとして使用する場合に壁(W)側に向けられた棒体(2または3)の端面は、壁(W)に直接、ビスや接着材等で固定するようにしてもよく、あるいは壁(W)から離すようにしてもよい。また壁(W)に当接させるだけでもよい。
【0010】
また、請求項5に記載の発明は、階段(S)や廊下等の壁(W)に固定し、一本タイプまたは二本タイプとして使用することのできる手摺り棒であって、前記二本タイプとして使用する際には、上方の棒である第一棒体(2)の片端または両端を下方に向けて湾曲または屈曲した略J字状または略L字状とし、下方の棒である第二棒体(3)の片端または両端を上方に向けて湾曲又は屈曲した略J字状又は略L字状とし、相対向する第一棒体(2)の端部と第二棒体(3)の端部とを、それら端部に取付けた雄ネジ金具(6)と雌ネジ金具(7)とを螺合して連結した状態で壁(W)に固定し、前記一本タイプとして使用する際には、第一棒体(2)と第二棒体(3)との螺合を解除すると共に、第一棒体(2)および第二棒体(3)のうち使用する棒体(2または3)が有する前記雄ネジ金具(6)または雌ネジ金具(7)の端面を前記壁(W)側に向け、対向する壁(W)に設けた連結金具に接合するとともに、前記使用する棒体(2または3)を壁(W)に固定してなることを特徴とする。
【0011】
請求項1乃至5では、二本タイプのものを一本タイプとして使用する展開で説明したが、一本タイプのものを二本使用して二本タイプのものとすることも当然可能である。
【0012】
なお、括弧内の記号は、図面および後述する発明の実施の形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
【0013】
本発明の請求項1に記載の手摺り棒によれば、第一棒体に連結された下向バーと、第二棒体に連結された上向バーとを、当該下向バーおよび上向バーに取付けた雄ネジ金具と雌ネジ金具とを螺合して連結することによって二本タイプとして使用することができる。
また、下向バーと上向バーとの螺合を解除すると共に、雄ネジ金具または雌ネジ金具を取外し、あるいは雄ネジ金具または雌ネジ金具を取外した後にキャップを取付け、使用する方の下向バーまたは上向バーの他端面を壁側に向けた状態で使用するバー(下向バーまたは上向バー)が連結された第一棒体または第二棒体を壁に固定することによって一本タイプとしても使用することができる。
従って、一本タイプと二本タイプの両方を別々に製造する必要がなく、その結果、生産性を大きく向上させることができる。
【0014】
また、請求項2に記載の手摺り棒によれば、第一棒体に連結された下向バーと、第二棒体に連結された上向バーとを、それらに取付けた雄ネジ金具と雌ネジ金具とを螺合して連結して二本タイプとして使用することができる。また、下向バーと上向バーとの螺合を解除すると共に、雄ネジ金具または雌ネジ金具の端面を壁側に向け、対向する壁に設けた連結金具に接合するとともに、使用するバー(下向バーまたは上向バー)が連結された第一棒体または第二棒体を壁に固定することによって一本タイプとしても使用することができる。
従って、一本タイプと二本タイプを別々に製造する必要がなく、生産性を高めることができる。
【0015】
また、請求項1および2に記載の発明によれば、第一棒体と下向バーとを連結すると共に、第二棒体と上向バーとを連結するので、これら各部材を必要に応じて分割することができる。
従って、梱包、運搬あるいは保管時等における取扱いが容易となる。
【0016】
さらに、請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明の作用効果に加えて、第一棒体と第二棒体を同一形状に設定すると共に、下向バーと上向バーを同一形状に設定したので、部材の種類を少なくすることができ、さらに生産性を高めることができると共に、その取扱いもさらに容易なものとすることができる。
【0017】
また、請求項4および5に記載の発明によれば、請求項4,5に記載の第一棒体は、請求項1,2に記載の第一棒体の片端または両端に下向バーが分割不能に連結されたもの、あるいは第一棒体と下向バーが一体化されたものと同様であり、しかも請求項4,5に記載の第二棒体は、請求項1,2に記載の第二棒体の片端または両端に上向バーが分割不能に連結されたもの、あるいは第二棒体と上向バーが一体化されたものと同様であるので、分割可能による効果を除いて、請求項1,2に記載のものと同様の作用効果が得られる。
そして、それに加えて部品点数が少ないので低コスト化を図れる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1乃至図5を参照して、本発明の実施形態に係る手摺り棒1について説明する。図1は二本タイプの手摺り棒1を示す正面図であり、図2はその平面図である。また、図3は下向バー4および上向バー5の連結部分を示す拡大正面図である。図4は一本タイプの手摺り棒1を示す正面図であり、図5はその平面図である。
【0019】
本発明の実施形態に係る手摺り棒1は、階段Sの壁Wに固定し、いわゆる一本タイプまたは二本タイプとして使用することのできるものである。
二本タイプとして使用する際には、上方の棒であり、無垢の木材(これに限定されず集成材の木材であってもよい)で形成した第一棒体2の両端に、それぞれ一端が連結され他端が下方に向けて湾曲または屈曲した略J字状(略L字状であってもよい)の2本の下向バー4と、下方の棒であり、同じく無垢の木材(これに限定されず集成材の木材であってもよい)で形成した第二棒体3の両端に、それぞれ一端が連結され他端が上方に向けて湾曲または屈曲した略J字状(略L字状であってもよい)の2本の上向バー5とを、相対向する下向バー4の他端と上向バー5の他端とを、下向バー4の先端部に取付けた雄ネジ金具6と、上向バー5の先端部に取付けた雌ネジ金具7とを螺合して閉ループ状に連結する。なお、下向バー4の先端部に雌ネジ金具7を取付け、上向バー5の先端部に雄ネジ金具6を取付けるようにしてもよい。
【0020】
そして、一定間隔をあけて壁Wに固定したブラケット9で、第一棒体2および第二棒体3を支持し、当該手摺り棒1を壁Wに取付ける。なお、第一棒体2と第二棒体3との間には、複数の連結棒8を設け、必要な強度を確保している。
【0021】
また、一本タイプとして使用する際には、下向バー4と上向バー5との螺合を解除すると共に、下向バー4に取付けた雄ネジ金具6と、上向バー5に取付けた雌ネジ金具7を取外す。なお、雌ネジ金具7を取外した後にキャップを取付け端部をカバーするようにしてもよい。
そして、使用する側の第二棒体3に連結した上向バー5(または、第一棒体2に連結した下向バー4)の平坦な先端面を壁W側に向けた状態で、使用する側の第二棒体3(または、第一棒体2)を複数のブラケット9によって壁Wに固定する。
【0022】
本実施形態に係る手摺り棒1は、一本タイプおよび二本タイプとして使用することができるので、両タイプを別々の規格で製造する必要がない。従って、生産性の向上を図ることができる。
【0023】
なお、本実施形態においては、第一棒体2の先端部に雄ネジ金具6を取付けると共に、下向バー4の後端部に雌ネジ金具7を取付け、この雄ネジ金具6と雌ネジ金具7を螺合することによって第一棒体2と下向バー4を着脱自在に連結している。また、同様に、第二棒体3の先端部に雌ネジ金具7を取付けると共に上向バー5の後端部に雄ネジ金具6を取付け、当該雄ネジ金具6と雌ネジ金具7を螺合して、第二棒体3と上向バー5を着脱自在に連結している。
これにより、各部材を分割することができるので、梱包、運搬あるいは保管等における取扱いが容易となる。
【0024】
さらに、本実施形態に係る手摺り棒1は、第一棒体2と第二棒体3を同一形状に設定すると共に、下向バー4と上向バー5を同一形状に設定している。
従って、部材の種類を少なくすることができ、生産性をさらに高めることができる。
【0025】
なお、この手摺り棒1を一本タイプとして使用する際に、下向バー4と上向バー5との螺合を解除すると共に、雄ネジ金具6または雌ネジ金具7を取外すことなく、その端面を壁W側に向け、対向する壁Wに設けた連結金具(図示しない)に接合させることもできる。
【0026】
また、図6で示すように、第二棒体3に連結した上向バー5(または、第一棒体2に連結した下向バー4)の平坦な先端面を壁Wにビス10あるいは接着材を使用して直接固定するようにしてもよい。この際、第二棒体3(または第一棒体2)は無垢材で形成しているので、ビス10によって強固に壁Wに固定することができる。また、単に先端面を当接させるだけにしてもよい。
【0027】
また、本実施形態では、下向バー4を第一棒体2の両端ではなく片端だけに連結し、そして上向バー5を第二棒体3の両端ではなく下向バー4が連結された側の片端だけに連結するようにしてもよい。
また、第一棒体2の片端または両端に下向バー4を分割不能に連結したり、あるいは第一棒体2と下向バー4とを完全に一体化したり、同様に第二棒体3についても、第二棒体3の片端または両端に上向バー5を分割不能に連結したり、あるいは、第二棒体3と上向バー5とを完全に一体化することもできる。
【0028】
なお本実施形態では、二本タイプのものを一本タイプとして使用する展開で説明したが、一本タイプのものを二本使用して二本タイプのものとすることも当然可能である。
【0029】
【発明の効果】
本発明の請求項1に記載の手摺り棒によれば、第一棒体に連結された下向バーと、第二棒体に連結された上向バーとを、当該下向バーおよび上向バーに取付けた雄ネジ金具と雌ネジ金具とを螺合して連結することによって二本タイプとして使用することができる。また、下向バーと上向バーとの螺合を解除すると共に、雄ネジ金具または雌ネジ金具を取外し、あるいは雄ネジ金具または雌ネジ金具を取外した後にキャップを取付け、使用する方の下向バーまたは上向バーの他端面を壁側に向けた状態で使用するバー(下向バーまたは上向バー)が連結された第一棒体または第二棒体を壁に固定することによって一本タイプとしても使用することができる。
従って、一本タイプと二本タイプの両方を別々に製造する必要がなく、その結果、生産性を大きく向上させることができる。
【0030】
また、請求項2に記載の手摺り棒によれば、第一棒体に連結された下向バーと、第二棒体に連結された上向バーとを、それらに取付けた雄ネジ金具と雌ネジ金具とを螺合して連結して二本タイプとして使用することができる。また、下向バーと上向バーとの螺合を解除すると共に、雄ネジ金具または雌ネジ金具の端面を壁側に向け、対向する壁に設けた連結金具に接合するとともに、使用するバー(下向バーまたは上向バー)が連結された第一棒体または第二棒体を壁に固定することによって一本タイプとしても使用することができる。
従って、一本タイプと二本タイプを別々に製造する必要がなく、生産性を高めることができる。
【0031】
また、請求項1および2に記載の発明によれば、第一棒体と下向バーとを連結すると共に、第二棒体と上向バーとを連結するので、これら各部材を必要に応じて分割することができる。
従って、梱包、運搬あるいは保管時等における取扱いが容易となる。
【0032】
さらに、請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明の作用効果に加えて、第一棒体と第二棒体を同一形状に設定すると共に、下向バーと上向バーを同一形状に設定したので、部材の種類を少なくすることができ、さらに生産性を高めることができると共に、その取扱いもさらに容易なものとすることができる。
【0033】
また、請求項4および5に記載の発明によれば、分割可能による効果を除いて、請求項1,2に記載のものと同様の作用効果が得られる。また、部品点数を少なくなるのでその分、低コスト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る手摺り棒(二本タイプ)を示す正面図である。
【図2】図1に示す手摺り棒の平面図である。
【図3】図1に示す手摺り棒において、下向バーおよび上向バーの連結部分を示す拡大正面図である。
【図4】本発明の実施形態に係る手摺り棒(一本タイプ)を示す正面図である。
【図5】図4に示す手摺り棒の平面図である。
【図6】端面を壁に当接した一本タイプの手摺り棒の平面図である。
【符号の説明】
1   手摺り棒
2   第一棒体
3   第二棒体
4   下向バー
5   上向バー
6   雄ネジ金具
7   雌ネジ金具
8   連結棒
9   ブラケット
10   ビス
W   壁
S   階段

Claims (5)

  1. 階段や廊下等の壁に固定し、一本タイプまたは二本タイプとして使用することのできる手摺り棒であって、
    前記二本タイプとして使用する際には、上方の棒である第一棒体の片端または両端に、一端が連結され他端が下方に向けて湾曲または屈曲した略J字状または略L字状の下向バーと、
    下方の棒である第二棒体の片端または両端に、それぞれ一端が連結され他端が上方に向けて湾曲又は屈曲した略J字状又は略L字状の上向バーとを、
    相対向する下向バーの他端と上向バーの他端とを、それら他端に取付けた雄ネジ金具と雌ネジ金具とを螺合して連結した状態で前記壁に固定し、
    前記一本タイプとして使用する際には、前記下向バーと前記上向バーとの螺合を解除すると共に、下向バーおよび上向バーのうち使用するバーが有する前記雄ネジ金具または雌ネジ金具を取外し、あるいは前記雄ネジ金具または雌ネジ金具を取外した後にキャップを取付け、前記使用するバーの他端面を前記壁側に向けた状態で前記使用するバーが連結された第一棒体または第二棒体を前記壁に固定してなることを特徴とする手摺り棒。
  2. 階段や廊下等の壁に固定し、一本タイプまたは二本タイプとして使用することのできる手摺り棒であって、
    前記二本タイプとして使用する際には、上方の棒である第一棒体の片端または両端に、一端が連結され他端が下方に向けて湾曲または屈曲した略J字状または略L字状の下向バーと、
    下方の棒である第二棒体の片端または両端に、一端が連結され他端が上方に向けて湾曲又は屈曲した略J字状又は略L字状の上向バーとを、
    相対向する下向バーの他端と上向バーの他端とを、それら他端に取付けた雄ネジ金具と雌ネジ金具とを螺合して連結した状態で前記壁に固定し、
    前記一本タイプとして使用する際には、前記下向バーと前記上向バーとの螺合を解除すると共に、下向バーおよび上向バーのうち使用するバーが有する前記雄ネジ金具または雌ネジ金具の端面を前記壁側に向け、対向する壁に設けた連結金具に接合するとともに、前記使用するバーが連結された第一棒体または第二棒体を前記壁に固定してなることを特徴とする手摺り棒。
  3. 前記第一棒体と前記第二棒体を同一形状に設定すると共に、前記下向バーと前記上向バーを同一形状に設定してなることを特徴とする請求項1または2に記載の手摺り棒。
  4. 階段や廊下等の壁に固定し、一本タイプまたは二本タイプとして使用することのできる手摺り棒であって、
    前記二本タイプとして使用する際には、上方の棒である第一棒体の片端または両端を下方に向けて湾曲または屈曲した略J字状または略L字状とし、
    下方の棒である第二棒体の片端または両端を上方に向けて湾曲又は屈曲した略J字状又は略L字状とし、
    相対向する第一棒体の端部と第二棒体の端部とを、それら端部に取付けた雄ネジ金具と雌ネジ金具とを螺合して連結した状態で前記壁に固定し、
    前記一本タイプとして使用する際には、前記第一棒体と前記第二棒体との螺合を解除すると共に、第一棒体および第二棒体のうち使用する棒体が有する前記雄ネジ金具または雌ネジ金具を取外し、あるいは前記雄ネジ金具または雌ネジ金具を取外した後にキャップを取付け、前記使用する棒体の端面を前記壁側に向けた状態で前記使用する棒体を前記壁に固定してなることを特徴とする手摺り棒。
  5. 階段や廊下等の壁に固定し、一本タイプまたは二本タイプとして使用することのできる手摺り棒であって、
    前記二本タイプとして使用する際には、上方の棒である第一棒体の片端または両端を下方に向けて湾曲または屈曲した略J字状または略L字状とし、
    下方の棒である第二棒体の片端または両端を上方に向けて湾曲又は屈曲した略J字状又は略L字状とし、
    相対向する第一棒体の端部と第二棒体の端部とを、それら端部に取付けた雄ネジ金具と雌ネジ金具とを螺合して連結した状態で前記壁に固定し、
    前記一本タイプとして使用する際には、前記第一棒体と前記第二棒体との螺合を解除すると共に、第一棒体および第二棒体のうち使用する棒体が有する前記雄ネジ金具または雌ネジ金具の端面を前記壁側に向け、対向する壁に設けた連結金具に接合するとともに、前記使用する棒体を前記壁に固定してなることを特徴とする手摺り棒。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008045356A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Toyo Exterior Co Ltd 2段ビーム手摺
JP2008240309A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Toyo Exterior Co Ltd 2段ビーム手摺

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