JP2004114976A - 移動体周辺監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動体における所望の位置で確保する視界に対し、不測の物体の進入を回避し、障害となる物体を確実に画像表示する。
【解決手段】移動体の周辺の物体の大きさ、位置等の環境情報を検出し蓄積する環境情報検出手段SR1及びSR2と、移動体の位置及び姿勢を逐次検出し蓄積する移動体情報検出手段MBを備え、これらの検出情報を情報合成手段CB1及びCB2で合成し、移動体の周辺環境に対する相対的な位置及び姿勢の関係を補正して出力する。これらの出力情報に基づき、特定視界作成手段SV1及びSV2により、移動体の特定位置周辺の環境情報から第1及び第2の特定視界を作成し、表示手段VDにより画像に表示する。更に、表示調整手段VAにより、第1の特定視界の画像に対して重合しない第2の特定視界の画像の少なくとも一部を、第1の表示手段の画像に重合して表示するように調整する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動体周辺を監視する移動体周辺監視装置に関し、特に、移動体周辺の環境を監視し、移動体における所望の位置での視界を画像表示する移動体周辺監視装置に係る。例えば、車両の周辺を監視し駐車時に障害となる物体等を適宜表示する装置に好適な移動体周辺監視装置に係る。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
従来から、車両後方の死角を最小化するために、例えば車両後方にカメラを装着し、その画像を運転席に設置したモニタに表示する装置が種々提案されており、既に市販されている。例えば、特開昭62−278477号公報には、距離センサおよびハンドル角センサからの出力信号をもとに自動車の走行軌跡を演算するコンピュータを備え、車両周辺の障害物の位置および予想走行軌跡上にある車両と障害物とが予め設定された距離以内にあるときに警報器でアラーム音を発するようにした自動車の車庫入れ支援システムが提案されている。
【0003】
【特許文献2】
また、特開平1−141137号公報には、車両の前部両側に障害物検出センサを設け、該検出センサにより車両の前部両側の障害物への接近を検出し、該検出情報をモニタ画面に後方視界と同時に表示するようにした車両の後方視界表示装置が提案されている。これにより、運転者はモニタ画面から車両の前方へ視線を移さなくとも車両の前部両側の障害物への接触を回避できる旨記載されている。
【0004】
【特許文献3】
更に、特開2001−187553号公報には、車両の移動中に、単一のカメラによって、異なる第1および第2の地点での周辺画像を、時系列的に視差付けされた第1および第2の画像として撮像する撮像装置、それぞれの画像に撮像された立体物を検出し特定する立体物特定部と、第1の地点から第2の地点まで車両の移動データを算出する車両位置算出部と、立体物の第1および第2の画像上での位置と、車両の移動データとを用いて、車両から立体物までの距離を算出する立体物距離算出部と、撮像装置によって撮像された画像および立体物距離算出部で算出されたデータに基づいて、運転者に伝達するための第3の画像を生成するようにした駐車支援装置が提案されている。これにより、2つの画像に撮像された立体物に対して三角測量の原理で正確に上記立体物までの距離を算出することができる旨記載されている。
【0005】
【特許文献4】
そして、特開2002−052999号公報には、自車両の停止位置マーカと横方向距離計測マーカをモニタ画面に重畳描画し、測距センサを設けることなく、カメラ画像と汎用の舵角センサを利用し、自車両と基準物との相対位置を検出し得る相対位置検出装置、及びこれを備えた駐車補助装置が提案されている。ここで、自車両の停止位置マーカは、自車両と基準物とが所定方位を有する位置関係で自車両を停止させるためのマーカと定義され、横方向距離計測マーカは、モニタ画面上の移動量に応じて自車両と基準物との横方向の距離を計測するマーカと定義されている。
【0006】
【非特許文献1】
一方、画像処理技術の分野においては、2台のカメラから3次元形状を復元する技術が知られている。例えば、「情報処理」誌のVol.37 No.7 (1996年7月号)に「2.ステレオの仕掛けを解き明かす」と題する出口光一郎氏の論文が掲載されており、ステレオによる立体形状計測について解説されている。同誌には、その前提として、2つのカメラそれぞれの結像の特性(レンズの焦点距離、画像中心、画素サイズなど)、2つのカメラの位置、姿勢、そして2つの画像での対応が分かれば、その対応する点の空間での位置が決定できる旨記載されている。
【0007】
【非特許文献2】
同様に、「空間データの数理」と題する書籍 (金谷健一著。1995年3月10日初版第1刷。朝倉書店発行)の161頁及び162頁に「ステレオ視による3次元復元」と題し、ステレオ視(または立体視)とは、2台のカメラから撮った画像間の対応関係から三角測量の原理で物体の3次元形状を計算するものであり、ロボットの制御のために画像から3次元情報を抽出する方法として最も基本的な手段の一つであるとして、原理が解説されている。
【0008】
【非特許文献3】
更に、上記「情報処理」誌の連載であるVol.37 No.8 (1996年8月号)の「3.動画像の扱い」と題する同氏の論文には、上記のステレオと同じ原理に基づき、動画像から対象の3次元形状が復元できると記載されている。特に、動画像として画像の系列が与えられていると、対象の運動の追跡が可能になり、2枚の画像だけが与えられた場合より対応点の抽出が容易である旨説明されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
前掲の特許文献1乃至4に記載の装置によれば、何れも、車両後方の視界をカメラで撮影しモニタに表示することができる。従って、モニタの画像情報を参照して後方の障害物を確認しながら後退し、あるいは駐車することができる。しかし、これらの装置では車両のコーナー付近はカメラの視界からは外れており、その付近はモニタに表示されない。このため、例えば車両を旋回しながら後退する場合において、モニタの画像だけでは、車両の旋回内側のコーナー部分が他の車両や壁等の障害物に対し十分な余裕があるか否かを確認することはできない。
【0010】
これに対処するためには、例えば、自車両のコーナー部分もカメラの視界に入るように、適当な視野角を有するカメラを車体から突出するように配置すればよい。しかし、車種によっては、意匠面で商品性が損なわれることになるので、全ての車種に適用することはできない。また、車両のコーナー付近にカメラを装着することも考えられるが、この付近には灯火装置が装着されているので困難である。例えば、灯火装置の中にカメラを組み込むためには、カメラの耐熱性の確保や、灯火装置の表面カバーをカメラ用の光学材料で製作して画像品質が低下しないようにするといった配慮が必要となり、技術的、コスト的な課題が残る。仮に、灯火装置内にカメラを装着することができたとしても、カメラの装着位置とバンパーの突出部との位置関係によっては、バンパー直下の至近距離の路面をカメラの視界に収めることが困難となる。
【0011】
而して、車両の意匠を損なうことなく、カメラの視界から外れた車両のコーナー付近も画像表示し得る装置が要請されているが、カメラの配置のみによって上記の問題を解決することは至難である。一方、前述の非特許文献1乃至3に記載の画像処理技術を利用すれば、例えば1個のカメラによっても障害物の3次元形状を復元し得るように構成することができる。従って、このような画像処理技術を、車両等の移動体の周辺を監視する装置に適切に組み入れることができれば、一旦カメラの視界に入った障害物等の物体を含む画像をメモリに格納しておき、自車両の動きに応じて画像を取り出すことができる。しかし、上記カメラの視界に入らなかった物体については取り出しようがない。このため、カメラの視界外であった障害物が突然視界内に侵入してくることがあり、即座に対応することが困難であった。
【0012】
尚、特許文献3においては、画像に撮像された立体物を検出し特定する立体物特定部と、車両の移動データを算出する車両位置算出部とを備えており、車両がa地点にある時に撮像された画像Aを、車両の移動データを用いてb地点から撮像されたように画像変換し、画像Cを算出すると説明されている。然し乍ら、これは、2つの画像のずれと移動データに基づき幾何学的に車両から立体物までの距離を算出することとしているものであり、上記の問題の解決には寄与しない。
【0013】
そこで、本発明は、移動体周辺の物体の大きさ、位置等の環境情報を検出する検出手段によって、移動体における所望の位置で確保する視界に対し、不測の物体の進入を回避し、障害となる物体を確実に画像表示し得る移動体周辺監視装置を提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の移動体周辺監視装置は、請求項1に記載のように、移動体の周辺の環境情報を検出し蓄積する第1の環境情報検出手段と、前記移動体の位置及び姿勢を逐次検出し蓄積する移動体情報検出手段と、該移動体情報検出手段の検出情報と前記第1の環境情報検出手段の検出情報を合成し、前記移動体の前記周辺環境に対する相対的な位置及び姿勢の関係を補正して出力する第1の情報合成手段と、該第1の情報合成手段の出力情報に基づき、前記移動体の第1の特定位置周辺の環境情報から前記移動体の第1の特定視界を作成する第1の特定視界作成手段と、該第1の特定視界作成手段が作成した第1の特定視界を画像に表示する第1の表示手段と、前記移動体の周辺の環境情報を検出し蓄積する第2の環境情報検出手段と、前記移動体情報検出手段の検出情報と前記第2の環境情報検出手段の検出情報を合成し、前記移動体の前記周辺環境に対する相対的な位置及び姿勢の関係を補正して出力する第2の情報合成手段と、該第2の情報合成手段の出力情報に基づき、前記移動体の第2の特定位置周辺の環境情報から前記移動体の第2の特定視界を作成する第2の特定視界作成手段と、該第2の特定視界作成手段が作成した第2の特定視界を画像に表示する第2の表示手段と、前記第1の表示手段が表示する第1の特定視界の画像に対して重合しない前記第2の表示手段が表示する第2の特定視界の画像の少なくとも一部を、前記第1の表示手段の画像に重合して表示するように調整する表示調整手段とを備えることとしたものである。尚、上記の環境情報とは、移動体周辺の物体の大きさ、位置等を含み、移動体には、車両のほか、移動ロボット等を含む。
【0015】
前記第1及び第2の環境情報検出手段は、夫々、請求項2に記載のように、前記移動体に搭載し前記移動体の周辺を撮像し画像情報を出力する撮像手段と、前記移動体が第1の状態から第2の状態に移動したときに少なくとも前記第1の状態及び第2の状態で前記撮像手段によって撮像した二つの画像に基づき、前記第1の状態で撮像した画像から特徴点の座標を検出すると共に、前記第2の状態で撮像した画像での前記特徴点に対応する座標を検出する特徴点追跡手段と、少なくとも前記第1の状態及び前記第2の状態における前記移動体の位置及び姿勢を検出する移動状態検出手段と、該移動状態検出手段で検出した前記第1の状態及び前記第2の状態における前記移動体の位置及び姿勢、前記第1の状態で撮像した画像の前記特徴点の座標、及び前記第2の状態で撮像した画像の前記特徴点に対応する座標に基づき前記特徴点の3次元座標を推定する3次元座標推定手段とを備えたものとするとよい。
【0016】
上記請求項2記載の移動体周辺監視装置において、請求項3に記載のように、前記移動状態検出手段は、夫々、前記移動体情報検出手段の検出情報から、前記第1の状態及び前記第2の状態における前記移動体の位置及び姿勢を検出するように構成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の移動体周辺監視装置の実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態の全体構成を示すもので、例えば図2に示す車両1に搭載され、駐車案内装置に供される。図1において、本実施形態の移動体周辺監視装置は、移動体(図示せず)の周辺の物体の大きさ、位置等の環境情報を検出し蓄積する第1及び第2の環境情報検出手段SR1及びSR2と、移動体の位置及び姿勢を逐次検出し蓄積する移動体情報検出手段MBを備えている。この移動体情報検出手段MBは、移動体が車両である場合には、例えば車両の走行速度、操舵状態、旋回状態等の車両運動を検出するセンサによって構成することができ、少なくとも一つのセンサ出力に基づき、車両の位置を表わすファクタとして座標、及び車両の姿勢を表わすファクタとして角度を検出することができるが、これについては後述する。
【0018】
更に、移動体情報検出手段MBの検出情報と第1及び第2の環境情報検出手段SR1及びSR2の検出情報を合成し、移動体の周辺環境に対する相対的な位置及び姿勢の関係を補正して出力する第1及び第2の情報合成手段CB1及びCB2を備えている。そして、第1及び第2の情報合成手段CB1及びCB2の出力情報に基づき、移動体の特定位置周辺の環境情報から移動体の第1及び第2の特定視界を作成する第1及び第2の特定視界作成手段SV1及びSV2を備え、第1及び第2の特定視界作成手段SV1及びSV2が作成した第1及び第2の特定視界を画像に表示する第1及び第2の表示手段VD1及びVD2を備えている。更に、第1の表示手段VD1が表示する第1の特定視界の画像に対して重合しない第2の表示手段VD2が表示する第2の特定視界の画像の少なくとも一部を、第1の表示手段VD1の画像に重合して表示するように調整する表示調整手段VAが設けられている。尚、表示手段VD1及びVD2としては、移動体に搭載するモニタ(図示せず)があり、両手段に共用される。
【0019】
本実施形態の第1及び第2の環境情報検出手段SR1及びSR2は、図1に示すように、移動体に搭載し移動体の周辺を撮像し画像情報を出力する第1及び第2の撮像手段CD1及びCD2と、移動体が第1の状態から第2の状態に移動したときに少なくとも第1の状態及び第2の状態で第1及び第2の撮像手段CD1及びCD2によって撮像した夫々二つの画像に基づき、第1の状態で撮像した画像から特徴点の座標を検出すると共に、第2の状態で撮像した画像での前記特徴点に対応する座標を検出する特徴点追跡手段PFと、少なくとも第1の状態及び第2の状態における移動体の位置及び姿勢を検出する移動状態検出手段DSと、この移動状態検出手段DSで検出した第1の状態及び第2の状態における移動体の位置及び姿勢、第1の状態で撮像した画像の特徴点の座標、及び第2の状態で撮像した画像の前記特徴点に対応する座標に基づき前記特徴点の3次元座標を推定する3次元座標推定手段RCを備えている。上記の移動状態検出手段DSは、移動体が車両である場合には、例えば車両の走行速度、操舵状態、旋回状態等の車両運動を検出するセンサによって構成することができるが、移動体情報検出手段MBの検出情報を用いることとしてもよい。尚、撮像手段CD1及びCD2としては、後述するccdカメラ等がある。
【0020】
上記の移動体が車両である場合には、移動体周辺監視装置は図2及び図3に示す駐車案内装置に供することができる。図2は本実施形態の駐車案内装置を搭載した車両1の全体構成を示すもので、車両1の後部には、その周辺を撮像し画像を取得するバックカメラ2(例えばccdカメラで、第1の撮像手段CD1を構成する)が装着されており、画像情報が電子制御装置10に供給される。また、例えば車両1のドアミラーの端部に、サイドカメラ2x(これもccdカメラで、第2の撮像手段CD2を構成する)が組み込まれており、この画像情報も電子制御装置10に供給される。
【0021】
電子制御装置10は、図2に示すように車両1に搭載された筐体中に収容され、図1に示す移動体情報検出手段MB、第1及び第2の環境情報検出手段SR1及びSR2における夫々の移動状態検出手段DS及び3次元座標推定手段RC、第1及び第2の情報合成手段CB1及びCB2、第1及び第2の特定視界作成手段SV1及びSV2、並びに表示調整手段VAが構成されている。また、ステアリングホイール3の操舵角を検出する操舵角センサ4が車両1に装着されると共に、シフトレバー5がリバース位置とされたときにオンとなるシフトレバースイッチ6が装着されており、これらの検出舵角及びオン信号が電子制御装置10に供給される。
【0022】
更に、本実施形態では、各車輪の回転速度を検出する車輪速度センサ(代表して7で示す)が装着されており、検出車輪速度が電子制御装置10に供給される。これらの車輪速度センサ7の検出結果に基づき移動体の少なくとも2位置間の移動距離を測定することができる。そして、運転者から視認可能な車両1内の所定位置にモニタ8が配置されており、電子制御装置10の出力信号に応じてモニタ8に駐車案内用の視覚情報が表示される。即ち、本実施形態においては、モニタ8が、図1における第1及び第2の表示手段VD1及びVD2として機能している。更に、車両1内の所定位置にスピーカ9が配置されており、電子制御装置10の出力信号に応じてスピーカ9から駐車案内用の音声情報が出力される。
【0023】
図3は、上記の駐車案内装置のシステム構成図であり、電子制御装置10の構成を示すものである。上記の操舵角センサ4、シフトレバースイッチ6及び車輪速度センサ7は、図示しない入力インターフェースを介して電子制御装置10内のCPU11に接続されており、図示しない出力インターフェースを介して、モニタ8が電子制御装置10内のスーパーインポーズ部14に接続され、スピーカ9が音声出力部15を介してCPU11に接続されている。バックカメラ2及びサイドカメラ2xは夫々、図示しない入力インターフェースを介して、画像認識部12、グラフィックス描画部13及びスーパーインポーズ部14に接続されている。尚、CPU11、画像認識部12、グラフィックス描画部13、スーパーインポーズ部14及び音声出力部15は相互にバスバーによって接続されている。尚、メモリ等は示していないが、各部の情報は所定期間蓄積され、適宜読み出し可能に構成されている。
【0024】
本実施形態においては、車両1周辺の環境を表示するバックカメラ2及びサイドカメラ2xの画像信号が画像認識部12を介してCPU11に供給されると共に、車輪速度センサ7等の出力信号がCPU11に供給され、CPU11にて演算処理される。このCPU11の演算結果に基づき、グラフィックス描画部13において、バックカメラ2(及び、必要に応じてサイドカメラ2x)の画像から抽出される同期信号に応じて3次元のグラフィックスが描画される。また、CPU11においては、駐車案内のための演算処理が行われ、その演算結果に基づくグラフィックスがグラフィックス描画部13にて描画される。
【0025】
そして、グラフィックス描画部13にて描画されるグラフィックスとバックカメラ2(又はサイドカメラ2x)の画像とが適宜スーパーインポーズ部14にて重畳され、モニタ8の画面に描画される。尚、バックカメラ2とサイドカメラ2xからの画像の表示は表示調整手段VAによって調整されるが、この調整例については図16乃至図18を参照して後述する。而して、図1の各3次元座標推定手段RC、情報合成手段CB1及びCB2、特定視界作成手段SV1及びSV2並びに表示調整手段VAはCPU11、画像認識部12及びグラフィックス描画部13によって構成されている。
【0026】
上記の3次元座標推定手段RCにおいては、特徴点追跡手段PFにて、車両1が第1の状態から第2の状態に移動したときにバックカメラ2(又はサイドカメラ2x)によって第1の状態で撮像された画像から特徴点の座標が検出されると共に、第2の状態で撮像された画像での前記特徴点に対応する座標が検出され、移動状態検出手段DSでは、第1の状態及び第2の状態における車両1の位置及び姿勢が検出される。そして、第1の状態及び第2の状態における車両1の位置及び姿勢、第1の状態で撮像された画像の特徴点の座標、及び第2の状態で撮像された画像の前記特徴点に対応する座標に基づき、3次元再構成が行われ、前記特徴点の3次元座標が求められる。
【0027】
上記の3次元再構成は、例えば前述の非特許文献2に記載のように、画像を用いて三角測量の原理に基づいて行われるものであり、図19乃至図21を参照して以下に説明する。図19において、少なくとも2つのカメラ位置(左右のo及びo’で示す)から空間中の同一の点Mを観測しているとき、各カメラの画像で観測された点m,mとそれぞれのカメラの光学中心とを結んだ空気中の光線を定義でき、各光線の交点は空間中の点の位置Mを表す。ここで、対象視界(Scene)中の3次元の点Mは各画像間で同定される必要がある。また、単眼カメラで3次元の再構成を行う場合には、画像中から対象物体の特徴点(Point of Interest)の抽出とその追跡が必要である。更に、カメラの内部パラメータ(スケールファクタ、光軸位置座標等)と外部パラメータ(カメラの配置)は既知である(予め校正されている)ことが必要であり、これらを前提に3次元再構成が行われる。
【0028】
次に、対象視界の動きからの3次元構造の復元に関し、時系列画像のそれぞれがどの位置及び姿勢で撮影されたものであるかは、デッドレコニングシステムにより対応が取られて校正されていれば、ステレオ対応という手段を使うことができる。但し、3次元視界の中の同一の点が含まれるように撮影された時系列画像において、その画像列の中から同一の点を見つけることが必要である。即ち、これらの同一の点の対応を取ることによって、対象視界の3次元構造を復元することができる。
【0029】
対象視界からの特徴点の検出に関しては、画像の中から、対象視界の特徴となるべきいくつかの特徴点を検出することになる。この場合の特徴点とは、画像のシーケンスに沿って追跡可能な適切な特徴を有する対象である。このような特徴点の検出には下記[数1]式に示す行列Aによる自動相関(auto−correlation)を用いることができる。行列Aは画像中の点p(x,y)を含むウインドウ領域W中に含まれる画像信号の導関数を平均化するように機能するので、これを用いて最適な特徴点を得る。即ち、追跡に適する特徴点は、一般にはコーナーや直線の交点(例えば、図20の左側の図におけるコーナーの黒点)であり、この行列はこれらの特徴点を検出するものである。尚、下記[数1]式において、I(x,y)は画像の関数、Ixはx軸に沿った画像の勾配、Iyはy軸に沿った画像の勾配、(x ) は(x,y)を中心としたウインドウW中の画像点を夫々表わす。
【0030】
【数1】
Figure 2004114976
【0031】
次に、特徴点の追跡(Feature Tracking)に関し、u=[x,y]T が画像点の座標であるような画像列I(u,t)を考慮する。サンプル周期が十分短ければ微小時刻後の画像ではその輝度値は変化しないと仮定し、下記[数2]式が成り立つ。
【0032】
【数2】
Figure 2004114976
【0033】
上記の[数2]式において、δ(u)はモーションフィールド(3次元の動きベクトルの画像への投影)を表す。サンプル周期が十分に短いので、下記[数3]式に示すように、モーションは並進(translation)のみで近似することができる。尚、[数3]式のdは変移ベクトル(displacement vector)を表わす。
【0034】
【数3】
Figure 2004114976
【0035】
選択された各特徴点に対し、また、画像列での追跡された各点のペアに対して、その変移ベクトルdを計算するため、トラッカー(Tracker)が用いられる。実際には、ノイズの影響により画像のモーションモデルは完全には表せないので[数2]式は十分に機能しない。従って、下記[数4]式に示すように、差の自乗和(Sum of Square Difference)によって変移ベクトルdを計算する。そして、この[数4]式の残渣を最小にする変移ベクトルdを求め、その方向に特徴点を追跡する(図20にこの状態を示す)。尚、下記[数4]式のWは、点uを中心とする特徴点検出のためのウインドウを表わす。
【0036】
【数4】
Figure 2004114976
【0037】
図21はトラッキングの一例を説明するもので、トラック(Tracks)とは画像列中で同一の対象を示す点の集合であり、各トラックの画像点は夫々の3次元点の投影像である。トラックは画像列の中で見失うことは許されないが、追跡する点が画像から外れたり、隠れたり、ノイズ等によって検出できない場合には、トラッキングを停止せざるを得ない。ここでは、最初の画面において検出された特徴点の集合から開始し、前の画像(図21のImg A)での特徴点は次の画像(図21のImg B)で追跡される。画像(Img A)のうちの一部のトラックが停止すると、画像(Img B)において新しい特徴点を探すことになり、この新しい各特徴点はその後のトラッキングの起点となる。
【0038】
そして、3次元構造の再構成に関しては、3次元空間中の位置Mの点の距離がZであるとき、その画像上の投影位置をmとすると下記[数5]式の関係が成り立つ。下記の[数5]式において、距離fは焦点距離と呼ばれるが、ここではf=1なる単位長さを用いて簡単化している。このようにモデル化すると、2台のカメラで空間中の(物体の頂点等の)特徴点を撮影する幾何学的な関係は図19に示すようになる。
【0039】
【数5】
Figure 2004114976
【0040】
図19において、第2のカメラ座標系は第1のカメラ座標系をその原点の周りにRだけ回転してからTだけ平行移動して得られる位置にある。尚、このベクトルTは基線ベクトルと呼ばれる。パラメータ{T,R}は2つのカメラ視点の相対的な位置姿勢関係を表しているので、1台のカメラを移動しながら撮影することとした場合は、デッドレコニングシステムにより計測することができる。
【0041】
図19に示すように、ある3次元空間中の位置Mのそれぞれの画像面上の投影像がm,mにあるとする。この状態で、第2のカメラ座標系の原点0’から見た特徴点の方向は第2のカメラ座標系に関してベクトルmで表されるが、第2のカメラ座標系は第1のカメラ座標系に対してRだけ回転しているから、第1のカメラ座標系に関してはRmである。従って、図19より下記[数6]式の関係が成立する。
【0042】
【数6】
Figure 2004114976
【0043】
上記[数6]式から、距離Z,Z’が下記[数7]式のように計算される。
【0044】
【数7】
Figure 2004114976
【0045】
このようにして、2つの視点から画像面上の投影像の座標m,mから3次元空間上の距離Z,Z’を復元することができる。そして、前述のトラックは対象視界中の特徴点群であるから、全てのトラックに関して上記[数7]式を計算すれば、3次元的な構造を復元することができる。
【0046】
図1に戻り、車両1の移動状態を検出する移動状態検出手段DSとしては、前述のように車両の走行速度、操舵状態、旋回状態等の車両運動を検出するセンサによってデッドレコニングシステムを構成することができるが、本実施形態においては、車輪速度センサ7によって構成され、これは後述するように移動体情報検出手段MBとしても機能するように構成されている。このようにして特定される第1の状態及び第2の状態における車両1の位置及び姿勢と、夫々の状態でバックカメラ2(又はサイドカメラ2x)によって撮像された画像における特徴点の抽出と追跡によって特定される画像間の対応点に基づき、上記のように処理され、撮像領域内に存在する物体が特定され、撮像領域の3次元座標が推定される。
【0047】
本実施形態においては、車輪速度センサ7によって検出された車輪速度信号に基づき、以下のように、車両1の状態、即ち車両1の位置及び方向(鉛直軸周りの角度)を検出するようにデッドレコニングシステムが構成されており、これによって図1に示す移動体情報検出手段MBが構成されている。以下、本実施形態における車両1の状態を検出する方法について説明する。図4は、本実施形態における車両1のモデルを表したものであり、車両1の位置及び方向は、(x,y,θ)の3つの変数により定義される。また、車両1の速度(車速)をV、車両1の角速度をωとすると、車両の状態、車速及び角速度の間に次の等式が成立する。
即ち、dx/dt=V・cosθ、dy/dt=V・sinθ、及びdθ/dt=ωとなる。
【0048】
上記の車速V及び角速度ωは直接計測することはできないが、車輪速度センサ7によって検出された左右後輪の車輪速度を用いて、次のように求めることができる。即ち、V=(Vrr+Vrl)/2、及びω=(Vrr−Vrl)/Ltとなる。ここで、Vrrは右後輪の車輪速度、Vrlは左後輪の車輪速度で、Ltは車両1のトレッド長を表す。
【0049】
上記の式を用いると、時刻tにおける車両の状態(x,y,θ)は、t=0における初期値(x0,y0,θ0)が決まっておれば次のように表すことができる。x=x0+∫(dx/dt)dt ここで、∫はt=0→t=t。
y=y0+∫(dy/dt)dt ここで、∫はt=0→t=t。
θ=θ0+∫(dθ/dt)dt ここで、∫はt=0→t=t。
即ち、下記[数8]式のようになる。
【0050】
【数8】
Figure 2004114976
【0051】
図5は、所定の3次元座標における車両1の移動開始位置の座標及び方向を基準に、移動後の位置の座標と方向を検出し追跡する方法の一例を示す。即ち、図5は(Xo,Yo,Zo)の3次元座標において、Xo−Yo平面(Zo=0)上で車両が旋回運動する状態を示し、位置(座標(x1,y1))及び方向(角度θ1)で決まる車両1の状態から位置(座標(x2,y2))及び方向(角度θ2)で決まる車両1の状態に移動したときの位置関係を特定することができる。本実施形態では、左右後輪の車輪速度センサ7の検出車輪速度に基づき、車両1の位置(座標)及び方向(角度)が検出されるが、操舵角センサ4、ヨーレイトセンサ(図示せず)、距離センサ(図示せず)等を用いることとしてもよく、これらのセンサを組み合わせて用いることとしてもよい。図5は単純円旋回の例であるが、複数円弧や直線が組み合わされた軌跡に対し、上記のように検出された車両1の座標と方向に基づき、同様に追跡することができる。
【0052】
一方、図1に記載の3次元座標推定手段RCにおいて推定された3次元環境が、図6に破線の格子で示すように、(X,Y,Z)の3次元座標を基準とする3次元環境マップとしてメモリに格納されている。尚、図6に破線の格子で示した3次元環境マップの中には、バックカメラ2及びサイドカメラ2xで撮像された他の車両、障害物、建物等も存在するが、これらは図示を省略している(以下、図7乃至図11においても、破線の格子は3次元環境マップを表す)。この3次元環境マップに対し、図5の3次元座標の対応が行われる。即ち、情報合成手段CB1(又はCB2)において、車両1の周辺環境に対する相対的な位置及び姿勢の関係が補正される。具体的には、図6に破線の格子で示す3次元環境マップの中に、図5に示す車両1が配置され、3次元環境マップでの車両1の位置(座標)、及び姿勢、即ち方向(角度)が特定される。
【0053】
そして、前述の特定視界作成手段SV1(又はSV2)によって、周辺状況を含む3次元環境内における車両1の任意の位置で、任意の方向に向けてカメラが装着されたと仮定した場合の特定の視界が作成され、この仮想カメラから見た視界の画像が、表示手段VD1(又はVD2)たるモニタ8に表示される。この場合において、例えば図7に示すように、車両1の後方に仮想カメラ2aが配置されているとしたときに、移動後の車両1から見た3次元環境マップ(図7の破線の格子)において、どの領域が仮想カメラ2aの視界に入っているかが分かる。換言すれば、図7にSaで示す領域が、仮想カメラ2aの視界に入り、モニタ8にバーチャル画像として表示し得る領域(以下、表示視界という)である。
【0054】
図8は、車両1の左前方コーナーに仮想カメラ2bが配置された場合、及び左後方コーナーに仮想カメラ2cが配置された場合に、移動後の車両1からみた3次元環境マップにおいて、これらの仮想カメラ2b及び2cの視界に入る領域(表示視界Sb及びSc)を示す。同様に、図9は、仮想カメラ2dが車両1の側方に配置された場合に、移動後の車両1からみた3次元環境マップにおいて、仮想カメラ2dの視界に入る領域(表示視界Sd)を示す。
【0055】
図7乃至図9の例では、実際のバックカメラ2又はサイドカメラ2xの画角と類似する視界が設定されているが、図10の仮想カメラ2eように、180度の表示視界Seを設定することもできる。これにより、例えば実際のバックカメラ2では視界に入らない車両1の両コーナー部分をも視界に入れたバーチャル画像を表示するように構成することができる。更に、図11に示すように車両1の上空部分に仮想カメラ2fを配置して360度の表示視界Sfを設定し、この視界のバーチャル画像を表示するように構成することもできる。
【0056】
上記のように形成されるバーチャル画像は、車両1の移動、即ち仮想カメラ2a等の移動に伴う視界の移動に応じて変化することになるが、本実施形態においては、移動中に撮像した障害物を含むバーチャル画像を、状況に応じて適宜(移動後も)、表示し得るように構成されている。例えば、図12に示すように、バックカメラ2のみを備えた車両1が、2点鎖線で示す位置から矢印方向に後退し実線で示す位置まで移動したとすると、2点鎖線で示す位置でバックカメラ2によって撮像された2点鎖線の領域Spには障害物OBが存在するので、この位置では障害物OBを含む画像が形成される。しかし、移動後の車両1の位置で撮像される領域Snには障害物OBが存在しなくなっているので、モニタ8(図2)の表示画像には障害物OBが含まれなくなる。この状態から、車両1が更に図12の矢印方向に後退すると、車両1の左後方のコーナーから左前方にかけて障害物OBが接近することになるが、モニタ8の表示画像からは外れており、見えなくなっている。
【0057】
上記のような状況において、図10に示すような車両1の上方に仮想カメラ2eが配置されたときのバーチャル画像をモニタ8に表示すると、図13及び図14に示すように、車両1の両コーナー部分も含む画像となる。尚、図13は、図12に2点鎖線で示す位置の車両1の後部及び障害物OBが表示されたもので、図14は、図12に実線で示す位置(移動後)の車両1の後部及び障害物OBが表示されたものである。図14に示すように、障害物OBの車両1に対する相対的位置は、2点鎖線で示す位置(移動前の図13の位置)から図14の矢印方向に相対移動し、実線で示す位置となっていることが分かる。これにより、障害物OBはバックカメラ2による実際の視界から外れているにも拘わらず、運転者はこれをモニタ8で確認することができる。
【0058】
また、本実施形態においては、モニタ8の表示画像が実際のバックカメラ2で撮像された画像から、図13及び図14に示すようなバーチャル画像に適宜切り替え可能に構成されている。具体的には、図15に示すように、後方視界の通常の画像(図示省略)に加え、左右に「左コーナー」及び「右コーナー」というタッチパネルスイッチが表示されたモニタ8の通常の表示画面(A)に対し、運転者が何れかのタッチパネルスイッチに触れると画面が切り替わり、コーナー部分のバーチャル画像が表示された切替画面(B)が表れるように構成されている。これにより、例えば運転者が通常の表示画面(A)の「左コーナー」の表示に触れると、切替画面(B)の拡大画像に切り替わるので、左コーナーの障害物OBを確認することができる。このように、拡大表示とすることが望ましいが、図13の表示が左右に移動する態様としてもよく、音声と共に報知することとしてもよい。
【0059】
上記の図12においては、車両1の移動前には領域Spに障害物OBが存在し、これを含む画像が形成されている状態から、移動後の領域Snには障害物OBが存在せず、モニタ8(図2)の表示画像から障害物OBが消えた状態となる場合を示し、図13及び図14にその場合の対応を示した。これに対し、図16に示すように、車両1の側方に障害物OBが存在する状態から、車両1が前進する場合には、最初にカメラ視界(2点鎖線で示す領域Sp)に存在しなかった障害物OBが、やがて領域Snの中に入り、車両近傍に突然出現することになる。従って、図12のようにバックカメラ2のみで監視している限り、このような場合には対応できない。
【0060】
そこで、本実施形態においては、図16に示すような状況においても、図10に示すような車両1の上方に仮想カメラ2eが配置されたときのバーチャル画像をモニタ8に表示すると共に、図2に示すようにバックカメラ2に加えてサイドカメラ2xを用い、これらの視界を合成してバーチャル画像として表示するように構成されている。例えば、図16において、車両1の側方に位置した障害物OBは、破線で示すサイドカメラ2xの視界内にあるので、図17に示すようにモニタ8にバーチャル画像として表示される。
【0061】
即ち、図17(及び図18)の画像はバックカメラ2の直接視界とサイドカメラ2xの合成視界で構成されており、バックカメラ2による第1の特定視界の画像に対して重合しないサイドカメラ2xによる第2の特定視界の画像の一部が、モニタ8の画像に重合して表示されるように調整される。そして、図18に矢印で示すように、図17の合成視界にある障害物OBは図18の直接視界に(相対的に)移動することになる。これにより、運転者は障害物OBが車両1の側方に位置しているときから、その存在を認知することができる。而して、このようなカメラ2及びサイドカメラ2xを組み合わせれば、仮に、移動前にサイドカメラ2x又はバックカメラ2の死角になっていたとしても、その死角部分をバーチャル画像で表示することができる。
【0062】
尚、本発明においては図2に示したバックカメラ2及びサイドカメラ2xのほか、フロントカメラ等を利用することができ、特定のカメラに限定されるものではない。また、本発明においては2台のカメラを用いることとしたが、これに限定するものではなく、3台以上のカメラを用いて3次元環境マップを作成することとしてもよい。
【0063】
【発明の効果】
本発明は上述のように構成されているので以下に記載の効果を奏する。即ち、請求項1に記載の移動体周辺監視装置においては、移動体の周辺の物体の大きさ、位置等の環境情報を検出し蓄積する第1及び第2の環境情報検出手段と、移動体の位置及び姿勢を逐次検出し蓄積する移動体情報検出手段を備え、これらの検出情報を夫々第1及び第2の情報合成手段で合成し、移動体の周辺環境に対する相対的な位置及び姿勢の関係を補正して出力し、この出力情報に基づき、第1及び第2の特定視界作成手段により、夫々移動体の特定位置周辺の環境情報から第1及び第2の特定視界を作成し、これらを表示手段により画像に表示し、更に、表示調整手段によって、第1の特定視界の画像に対して重合しない第2の特定視界の画像の少なくとも一部を、第1の表示手段の画像に重合して表示するように調整する構成とされているので、移動体における所望の位置で確保する視界に対し、不測の物体の進入を回避することができ、障害となる物体を確実に画像表示することができる。
【0064】
前記環境情報検出手段は、請求項2に記載のように構成すれば、一つの撮像手段によっても環境情報を容易且つ検出することができ、安価な装置を提供することができる。また、前記移動状態検出手段は、請求項3に記載のように構成すれば個別に設ける必要がないので、安価な装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動体周辺監視装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の移動体周辺監視装置を駐車案内装置に適用したときの一実施形態として、駐車案内装置を搭載した車両を透視して示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る駐車案内装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態における車両モデルの平面図である。
【図5】本発明の一実施形態において、所定の3次元座標における車両の移動開始位置の座標及び方向を基準に、移動後の位置の座標と方向を検出し追跡する方法の一例を示す平面図である。
【図6】本発明の一実施形態において、3次元環境マップでの車両の位置(座標)及び姿勢(方向)を特定する状態の一例を示す平面図である。
【図7】本発明の一実施形態において、車両の後方に仮想カメラが配置されたときの表示視界を示す平面図である。
【図8】本発明の一実施形態において、車両の左前方コーナー及び左後方コーナーに仮想カメラが配置されたときの表示視界を示す平面図である。
【図9】本発明の一実施形態において、車両の側方に仮想カメラが配置されたときの表示視界を示す平面図である。
【図10】本発明の一実施形態において、車両の後方上部に仮想カメラが配置されたときの180度の表示視界を示す平面図である。
【図11】本発明の一実施形態において、車両の上空部分に仮想カメラが配置されたときの360度の表示視界を示す平面図である。
【図12】本発明の一実施形態において、車両が後退したときの表示視界の変化の一例を示す平面図である。
【図13】図12に2点鎖線で示す位置の車両の後部及び障害物が表示された画像の一例を示す平面図である。
【図14】図12に実線で示す位置の車両の後部及び障害物が表示された画像の一例を示す平面図である。
【図15】本発明の一実施形態において、タッチパネルスイッチが表示されたモニタの通常の表示画面(A)から拡大画像が表示された切替画面(B)への変化の一例を示す平面図である。
【図16】本発明の一実施形態において、車両が前進したときの表示視界の変化の一例を示す平面図である。
【図17】図16に2点鎖線で示す位置の車両の後部及び障害物が表示された画像の一例を示す平面図である。
【図18】図16に実線で示す位置の車両の後部及び障害物が表示された画像の一例を示す平面図である。
【図19】本発明の一実施形態における三次元再構成に関し、2台のカメラで空間中の物体の特徴点を撮影するときの幾何学的な関係を示す説明図である。
【図20】本発明の一実施形態における三次元再構成に関し、特徴点の追跡の一例を示す説明図である。
【図21】本発明の一実施形態における三次元再構成に関し、トラッキング状況の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
SR1,SR2 環境情報検出手段, CD1,CD2 撮像手段,
DS 移動状態検出手段, RC 3次元座標推定手段,
MB 移動体情報検出手段, CB1,CB2 情報合成手段,
SV1、SV2 特定視界作成手段, VD1,VD2 表示手段,
1 車両, 2 バックカメラ, 2x サイドカメラ,
3 ステアリングホイール, 4 操舵角センサ,
5 シフトレバー, 6 シフトレバースイッチ, 7 車輪速度センサ,
8 モニタ, 9 スピーカ, 10 電子制御装置

Claims (3)

  1. 移動体の周辺の環境情報を検出し蓄積する第1の環境情報検出手段と、前記移動体の位置及び姿勢を逐次検出し蓄積する移動体情報検出手段と、該移動体情報検出手段の検出情報と前記第1の環境情報検出手段の検出情報を合成し、前記移動体の前記周辺環境に対する相対的な位置及び姿勢の関係を補正して出力する第1の情報合成手段と、該第1の情報合成手段の出力情報に基づき、前記移動体の第1の特定位置周辺の環境情報から前記移動体の第1の特定視界を作成する第1の特定視界作成手段と、該第1の特定視界作成手段が作成した第1の特定視界を画像に表示する第1の表示手段と、前記移動体の周辺の環境情報を検出し蓄積する第2の環境情報検出手段と、前記移動体情報検出手段の検出情報と前記第2の環境情報検出手段の検出情報を合成し、前記移動体の前記周辺環境に対する相対的な位置及び姿勢の関係を補正して出力する第2の情報合成手段と、該第2の情報合成手段の出力情報に基づき、前記移動体の第2の特定位置周辺の環境情報から前記移動体の第2の特定視界を作成する第2の特定視界作成手段と、該第2の特定視界作成手段が作成した第2の特定視界を画像に表示する第2の表示手段と、前記第1の表示手段が表示する第1の特定視界の画像に対して重合しない前記第2の表示手段が表示する第2の特定視界の画像の少なくとも一部を、前記第1の表示手段の画像に重合して表示するように調整する表示調整手段とを備えたことを特徴とする移動体周辺監視装置。
  2. 前記第1及び第2の環境情報検出手段は、夫々、前記移動体に搭載し前記移動体の周辺を撮像し画像情報を出力する撮像手段と、前記移動体が第1の状態から第2の状態に移動したときに少なくとも前記第1の状態及び第2の状態で前記撮像手段によって撮像した二つの画像に基づき、前記第1の状態で撮像した画像から特徴点の座標を検出すると共に、前記第2の状態で撮像した画像での前記特徴点に対応する座標を検出する特徴点追跡手段と、少なくとも前記第1の状態及び前記第2の状態における前記移動体の位置及び姿勢を検出する移動状態検出手段と、該移動状態検出手段で検出した前記第1の状態及び前記第2の状態における前記移動体の位置及び姿勢、前記第1の状態で撮像した画像の前記特徴点の座標、及び前記第2の状態で撮像した画像の前記特徴点に対応する座標に基づき前記特徴点の3次元座標を推定する3次元座標推定手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の移動体周辺監視装置。
  3. 前記第1及び第2の環境情報検出手段は、夫々の前記移動状態検出手段が、前記移動体情報検出手段の検出情報から、前記第1の状態及び前記第2の状態における前記移動体の位置及び姿勢を検出するように構成したことを特徴とする請求項2記載の移動体周辺監視装置。
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