JP2004113640A - 吸引マッサージ装置 - Google Patents

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Takahiro Ohashi
大橋 隆弘
Nobuhiro Shono
庄野 信浩
Koichi Toyoda
豊田 弘一
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Toto Ltd
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Abstract

【課題】吸引具(皮膚接触部)が一定なので、吸引が寄与する部位の面積を調節することができないという問題がある。そのため、吸引マッサージを行う部位や人が限定されてしまうことになる。
【解決手段】第1ガイドと第2ガイドのうち少なくとも一方が皮膚に対して垂直方向に移動する垂直移動手段を有することにより、部位に適した吸引面積及び吸引高さに調節でき、ひいては、より多くの部位や人で効率的な吸引マッサージを行うことができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水ポンプの吸水側を利用して吸引する、吸引マッサージ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
吸引マッサージを行うことにより、脂肪細胞の血管への圧迫を解除することができる。その結果、血行が促進されるので、冷えやむくみが解消される。また、血行促進により、脂肪代謝が活発化されるので、セルライト除去も期待でき、ひいては、でこぼこ肌も解消される。
【0003】
このような吸引による効果を家庭内で手軽に得るために、浴室は最適な場所と言える。なぜならば、浴室では裸になるため、人目を気にせず、多くの部位でマッサージできるためである。特に、冷えやむくみ、さらにはセルライトが問題視される、大腿部や臀部へのマッサージを行うことが容易であり、他の場所ではこのような部位へのマッサージは困難である。さらに、浴室では、温水の温熱効果による血行促進も期待できるので、なおさら良い場所と言える。
【0004】
従来、浴室で吸引マッサージを行うことができる装置として、流入口の開口面積を変えることにより、ポンプの吸引力を調節して、吸引される部位の高さを調節できるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
実公昭44−17516号公報(第1頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1で開示されているような場合では、吸引具(皮膚接触部)が一定なので、吸引が寄与する部位の面積を調節することができないという問題がある。そのため、吸引マッサージを行う部位や人が限定されてしまうことになる。
【0007】
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、第1ガイドと第2ガイドのうち少なくとも一方が皮膚に対して垂直方向に移動する垂直移動手段を有することにより、部位に適した吸引面積及び吸引高さに調節でき、ひいては、より多くの部位や人で効率的な吸引マッサージを行うことができる装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】
上記目的を達成するために請求項1においては、外部に向かって開口し、水ポンプによって水を吸引する吸引口と、吸引口の周りに突出して設けられ、皮膚に接触したときに内部の水が前記吸引口から吸引されるように設けられた第1ガイドと、第1ガイドより内側に設けられ、皮膚に接触したときに内部の水が吸引口から吸引されるように設けられた第2ガイドと、第1ガイドと第2ガイドのうち少なくとも一方は皮膚に対して垂直方向に移動する垂直移動手段とを、有することを特徴とするので、吸引が寄与する部位の面積や高さを調節することができる。よって、部位に適した吸引面積及び吸引高さに調節することができるので、より多くの部位や人で効率的な吸引マッサージを行うことができる。
【0009】
このことについて、もう少し詳細に説明する。水ポンプで吸引する場合、吸引マッサージ装置の皮膚接触部(本発明においては、第1ガイドまたは第2ガイド)を、ある程度皮膚で密閉する必要がある。密閉度が十分でないと、その開放部から水が吸引するため、十分な負圧が得られず、ひいては、吸引力が落ちてしまって吸引による生体効果が期待できないということになる。よって、吸引マッサージ装置の皮膚接触部全面を皮膚にきちんと接触させる必要があるということである。そうすると、例えば、臀部や腹部用には開口面積の大きい皮膚接触部が適しており、一方、腕や脹脛用には開口面積の小さい皮膚接触部が適しているということになる。もちろん、開口面積の小さい皮膚接触部であれば、どこの部位でも使用はできるが、広範囲を効率的に吸引マッサージできないということになる。ゆえに、部位に適した吸引面積とすることにより、より多くの部位で効率的な吸引マッサージを行うことができると言える。
【0010】
さらに、吸引が寄与する面積が同じだとしても、部位や個人によって、吸引される高さは異なってくる。これは、部位や個人によって、脂肪や筋肉の付き方は異なっており、その柔軟度が異なるためである。もちろん、ある程度、吸引高さの高い方が効果は高いが、あまり吸引しすぎると、痛みを伴うようになり、逆に吸引による主効果である血行促進効果を考えると、好ましくない状態である。これは、痛みを感じるようになると、緊張感が生まれ、ひいては血管へ無理な負担がかかるということで、血行促進には不向きであるためである。緊張感がなくリラックスした状態、つまり副交感神経優位の方が、高い血行促進効果を得ることができるというのは周知の事実である。よって、使用者が自分の状態に合わせて調節することが、有効である。ゆえに、部位に適した吸引高さに調節することにより、痛みを伴わずに柔軟度が異なる部位や人への適応が可能となり、より多くの部位や人で効率的な吸引マッサージを行うことができる。
【0011】
また、あまり吸引しすぎると、吸引口を塞ぐことによる、痛みの発生という問題もある。通常、吸引口は皮膚接触部の中央付近に存在するので、吸引口を塞ぐとすると、皮膚が伸びた位置であり、皮膚の弾力性が高い部位である。よって、そこから動かそうとすると、皮膚の弾力性によりなかなか動かず、無理に動かそうとすると、皮膚を引き離すような状態となり、痛みを発するというわけである。これは、上述したように、血行促進という観点からみると、好ましくない状態である。これを防ごうとすると、吸引口と皮膚接触部を極端に離す必要があり、より多くの部位や人を網羅しようとすると、皮膚接触部の大型化により、装置自体がかなり大型化してしまうという問題がある。一方、吸引口を塞がないように吸引口を大きくしてもよいが、これも皮膚接触部の大型化を伴い、装置自体の大型化の要因となってしまう。また、吸引口を塞がないようにするために、水ポンプや流入口の開口面積調節などで吸引力を単に弱くするという方法もあるが、全体的に吸引による生体効果が小さくなってしまう。これに対して、垂直移動手段によると、吸引力は一定のまま、しかも吸引による生体効果が最も大きい中央付近、つまり最も伸びている部位は、ほぼ変わらない状態として調節することができる。ゆえに、吸引による生体効果を保持した状態のまま、吸引口を塞がないように、部位や人に適した吸引高さを調節することで、小型装置でも、より多くの部位や人で効率的な吸引マッサージを行うことができると言える。
【0012】
以上のように、部位に適した吸引面積及び吸引高さに調節することができるので、より多くの部位や人で効率的な吸引マッサージを行うことができる。その結果、より多くの部位や人において、脂肪細胞の血管への圧迫を解除することができ、ひいては血行が促進されるので、冷えやむくみが解消される。また、血行促進により、脂肪代謝が活発化されるので、セルライト除去も期待でき、でこぼこ肌も解消される。なお、本発明における垂直移動手段は、必ずしも垂直方向のみに移動するというわけではなく、皮膚に対して垂直方向成分があればよい。つまり、皮膚に対して斜め方向であっても、垂直方向成分があればよいということである。
【0013】
上記目的を達成するために請求項2においては、第2ガイドは、皮膚に接触して回転する回転体であることを特徴とするので、皮膚に対して水平方向への移動が容易となる。これは、回転体の回転力により、皮膚上を容易に転がることができるためである。すなわち、吸引による生体効果を高くしようとして水ポンプの吸引力を上げたり吸引高さが高くなったりしても、スムーズに動かすことができると言える。言い換えれば、皮膚が吸引口に吸い付いて動かず、1ヶ所の部位を集中的に長時間吸引マッサージしてしまうというような不具合がないということである。1ヶ所の部位を長時間吸引マッサージしてしまうと、うっ血や痛みが発生する可能性が大きい。これは、吸引による主効果である血行促進効果を考えると、好ましくない状態である。うっ血はもちろん血行促進とは逆行しているし、一方、痛みを感じるようになると、上述したように、血行促進に好ましいリラックスした状態で吸引マッサージできないためである。さらに、使用者が任意の速度で移動させることができるので、自分の意志に合った範囲を最適な時間で吸引マッサージすることも可能である。以上のように、スムーズに動かすことができるので、うっ血や痛みを伴うことなくリラックスした状態で、広範囲を効率良く、吸引マッサージを行うことができる。また、他の部位への移動も容易となり、より多くの部位で吸引マッサージを行うことができると言える。
【0014】
上記目的を達成するために請求項3においては、回転体は複数存在し、かつ複数の回転体の端面同士が接触することを特徴とするので、回転体と回転体との間で局部的に強く吸引されるようなことがない。局部的に強く吸引されると、その部分が摺動抵抗となって移動しにくいだけでなく、一部を極端に引っ張られるような状態となる可能性があり、痛みを与えてしまう。すなわち、上述したように、吸引による主効果である血行促進効果には不向きとなってしまう。また、回転体間の隙間を極力小さくすることにより、回転体の内側の密閉度を上げることができる。これは、僅かな隙間があっても皮膚弾力性により、密閉することが可能となるためである。密閉度を上げることにより、十分な負圧が得られ、吸引力を上げることができる。それと同時に、回転体の回転力により、皮膚上を容易に移動可能となるので、広範囲を効率良く、吸引マッサージを行うことができる。以上のように、吸引力を上げることによる吸引による高い生体効果と、回転体による移動性向上が同時に実現でき、より多くの部位や人において吸引マッサージを行うことができる。なお、回転体の端面同士は、必ずしも、常時接触している必要はなく、接触することがあるように設計していればよい。例えば、回転体が動きやすいように、若干の隙間があっても、一部を極端に引っ張られるようなことがなければ問題ない。
【0015】
上記目的を達成するために請求項4においては、垂直移動手段は、第1ガイド及び/又は第2ガイドを周方向に回すことによるネジ作用で移動することを特徴とするので、ネジ加工するだけの簡単加工で、第1ガイド及び/又は第2ガイドが皮膚に対して垂直方向へ移動可能となる。また、使用者は、第1ガイド及び/又は第2ガイドを周方向へ回すだけの簡単操作で、任意の高さに調節することができる。よって、部位毎に適したガイド高さとすることが容易にできるので、より多くの部位に適した吸引マッサージを容易にできると言える。なお、第1ガイド及び/又は第2ガイドは、部分的に移動しても構わないが、全体が一体的に移動する方が、操作が簡単で好ましい。
【0016】
上記目的を達成するために請求項5においては、垂直移動手段を駆動することにより、吸引口から水ポンプへ水が流れる流路、または第1ガイドの内側と外側とを貫通して設けられた流路の開口面積が変更されることを特徴とするので、水ポンプへ吸引する流量を調節することができる。流量を調節することで、負圧力を調節することができ、ひいては、吸引力を調節することができる。吸引力の調節により、部位毎に適した吸引力とすることができる。なお、開口面積が変更される流路は、吸引マッサージ装置の外部の水と連通した方が、吸引力の調節範囲がより広くなり好ましい。吸引マッサージ装置の外部の水と連通した場合、例えば、第2ガイドの高さを第1ガイドよりも相対的に高くして、第1ガイドに設けられている流路の開口面積を大きくすると、より吸引力が小さくなる。逆に、第2ガイドの高さを第1ガイドよりも相対的に低くして、第1ガイドに設けられている流路の開口面積を小さくすると、より吸引力が大きくなる。なお、吸引マッサージ装置の外部の水と連通していない場合は、流路の開口面積と吸引力との大小関係が逆となる。以上のように、吸引力の調節により、部位に適した吸引面積及び吸引高さに調節する範囲を広くすることができるので、さらに多くの部位や人で効率的な吸引マッサージを行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例について説明する。
【0018】
まず、本発明の第1実施例である吸引マッサージ装置を説明する。図1は吸引マッサージ装置1の外観図、図2は吸引マッサージ装置1の内部透視図である。吸引マッサージ装置1のカバーケース2にはスイッチ3が設けられ、カバーケース2の内部には、電源部である電池4、水ポンプ5、回転体部6、吸引口7が設けられている。
【0019】
水ポンプ5は、モータ5a、フィルタ5b、吸水口5c、渦巻室5d、羽根部5e、吐水口5fで構成されている。また、カバーケース2の上部には、第1ガイド11が設けられている。カバーケース2の側面の一部には、水ポンプ5が空運転とならないように、吸引マッサージ装置1の外部の水と連通する小穴8が数個設けられている。
【0020】
そして、回転体部6は、回転体6a、回転軸6b、回転体土台6cから構成されており、この回転体部6が本発明における第2ガイドに相当する。回転体土台6cの外周部にはネジ加工が施された第2垂直移動手段6dが設けられており、第1ガイドの内周部の第1垂直移動手段11dと、ネジ接合するようになっている。
【0021】
図1、図2の構成による、作用及び効果について説明する。スイッチ3をオンすると、電池4を電源としてモータ5aが駆動する。そして、渦巻室5d内に搭載されている羽根部5eがモータ5aに連動して回転することにより、吸水口5cより水を吸引して、渦巻室5dを通過して水の圧力が高められた状態で吐水口5fより水を吐出する。ここで、皮膚を第1ガイド11接触させると、第1ガイド11内の圧力が下がり負圧となるので、第1ガイド11内の皮膚が吸引されるようになる。その吸引された状態のまま、皮膚上を回転する回転体6aの回転力により、吸引マッサージ装置1自体を動かすことができる。その際、図2に示すように、回転体6aの形状を円筒状で、回転軸6bを円柱棒とすると、互いの接触面の断面形状が円同士なので、接触抵抗が少なく、スムーズに回転することができる。その結果、任意の部位、すなわち使用者が吸引マッサージを行いたい部位へ、移動が容易となる。よって、ある特定の部位に吸い付いて動かすことが困難となるというようなことがない。1ヶ所の部位を長時間吸引マッサージしてしまうと、うっ血や痛みが発生する場合があり、特に、皮膚の弱い人は、その可能性が大きい。うっ血や痛みは、吸引による主効果である血行促進効果を考えると、好ましくない状態である。うっ血はもちろん血行促進とは逆行しているし、一方、痛みを感じるようになると、緊張感が生まれ、ひいては血管へ無理な負担がかかるということで、血行促進には不向きであるためである。
【0022】
吸引マッサージ装置1は、うっ血や痛みを発生することなく、スムーズに動かすことができるので、リラックスした状態、すなわち血行促進のためには好適な状態とすることができる。そして、広範囲を効率良く、また他の部位への移動も容易となるので、より多くの部位に対して、吸引マッサージを行うことができる。その結果、脂肪細胞の血管への圧迫を解除することができ、ひいては血行が促進されるので、冷えやむくみが解消される。また、血行促進により、脂肪代謝が活発化されるので、セルライト除去も期待でき、でこぼこ肌も解消される。以上のように、より多くの部位に対して、吸引による高い生体効果を得ることができる。
【0023】
次に、垂直移動手段の動きについて、図3を用いて説明する。図3は、吸引マッサージ装置1における、第1ガイド11と回転体部6(第2ガイド)を中心とした断面図である。回転体土台6cの外周部の第2垂直移動手段6dと、第1ガイド11の内周部の第1垂直移動手段11dにより、回転体部6を周方向に回すことで、回転体部6の位置が図3の上下方向に移動可能となる。この上下方向は、吸引マッサージを行うとき、皮膚に対して垂直方向に相当する。よって、皮膚を第1ガイド11または回転体6aに接触したとき、皮膚に対して垂直方向に移動可能であると言える。そして、回転体部6が移動することで、回転体部6と第1ガイド11との相対的高さが調節されることになる。
【0024】
それでは、垂直移動手段による、吸引が寄与する面積及び高さの変化について、図4〜図6を用いて説明する。これらの図は、図3同様、吸引マッサージ装置1における、第1ガイド11と回転体部6(第2ガイド)を中心とした断面図であるが、垂直移動手段自体は省略している。また、A皮膚15(▲)とB皮膚16(●)は、皮膚のある所定位置を表している。すなわち、A皮膚15とB皮膚16が、第2ガイド6の移動、つまり高さ変化により、どのように変化するかを示している。
【0025】
まず、図4は、第2ガイド6が第1ガイ11よりも、相対的に高い場合を示している。第1ガイド11に接触しているA皮膚15において、第1ガイド11内の密閉度が保持できている。第2ガイド6は、回転体6aでは密閉できないので、密閉度を保持することができない。よって、第2ガイド6が第1ガイド11よりも高すぎると、皮膚の弾力性を越えて第1ガイド11に皮膚が接触できないようになり、密閉度を保持することが困難となって吸引力が激減してしまうことになる。本出願人の実験によると、第1実施例のような形態では、第2ガイド6が第1ガイド11より、高くても10mm以下程度が好ましいと考えている。ただし、この数値は、部位や人による皮膚の弾力性による違いや、皮膚に水平方向における第1ガイド11と第2ガイド6との距離、第1ガイド11と第2ガイド6の開口面積などによって、多少前後する。
【0026】
このようにA皮膚15において密閉度が保持できているので、A皮膚15の内側部分は吸引されるが、主に吸引による生体効果が期待できるのは、第2ガイドの内側部分、つまりB皮膚16の内側部分である。よって、吸引が寄与する面積は、B皮膚16の内側部分であり、比較的小さい。なぜならば、第1ガイド11と第2ガイド6との間は、第2ガイド6によって吸引と逆方向へ押し上げるような感じになっており、吸引作用が小さいためである。さらに、第2ガイド6による押し上げにより、第2ガイド6の内側でも、吸引作用が小さくなっており、吸引が寄与する高さが比較的低くなっている。
【0027】
次に、図5を用いて、図4と比較して、第2ガイド6を第1ガイド11よりも相対的に低くした場合を説明する。この場合、第2ガイド6による押し上げが緩和されるので、第1ガイド11と第2ガイド6との間でも、吸引による生体効果が期待できるようになる。つまり、吸引が寄与する面積が大きくなる。さらに、第1ガイド11と第2ガイド6との間において、第2ガイド6による押し上げの緩和により水平方向にも伸びるので、第2ガイド6に接触していた皮膚の位置が変化し、B皮膚16は図4と比較して内側へ移動したような格好となる。そして、第2ガイド6による押し上げの緩和により、B皮膚16の内側でも、吸引作用が大きくなり、吸引高さが高くなる。以上のように、図5においては、図4と比較して、吸引が寄与する面積(第1ガイド11内)も、特に吸引が寄与する面積(第2ガイド6内)も大きくなる。また、吸引高さも、第1ガイド11内及び第2ガイド6内において、高くなる。
【0028】
次に、図6を用いて、第2ガイド6を第1ガイド11よりも相対的にさらに低くした場合を説明する。この場合、第2ガイド6による押し上げがさらに緩和されるので、第1ガイド11と第2ガイド6との間で、吸引による生体効果がさらに高くなる。このとき、第2ガイド6と皮膚との接触面積が小さくなるので、実質的に第1ガイド11と第2ガイド6との間において、吸引が寄与する面積がより大きくなる。また、第2ガイド6に接触していた皮膚の位置がさらに変化し、B皮膚16はさらに内側へ移動したような格好となる。そして、第2ガイド6による押し上げのさらなる緩和により、B皮膚16の内側でも、吸引作用がより大きくなり、吸引高さがより高くなる。以上のように、図6においては、図5と比較して、吸引が寄与する面積(第1ガイド11内)も、特に吸引が寄与する面積(第2ガイド6内)も、より大きくなる。また、吸引高さも、第1ガイド11内及び第2ガイド6内において、高くなる。
【0029】
ここで、図6と吸引条件は同じだが、部位または人が違った場合にどうなる可能性があるかについて、図7を用いて説明する。弾力性が高い部位、または比較的脂肪が多い人では、図7のように、極端に吸引される場合がある。このように、吸引しすぎると、吸引口7を塞いでしまい、痛みが発生するという問題がある。吸引口7を塞ぐと、皮膚がかなり伸びた位置であり、そこから動かそうとすると、皮膚の弾力性によりなかなか動かず、無理に動かそうとすると、皮膚を引き離すような状態となり、痛みを発生するというわけである。これは、痛みにより、緊張感が生まれ、ひいては血管へ無理な負担がかかるということで、吸引による主効果である血行促進という観点からみると、好ましくない状態である。ここで、垂直移動手段を設けることなく、吸引口7を絶対塞がないようにしようとすると、第1ガイド11や第2ガイド6を吸引口7から極端に離す設計をする必要があり、より多くの部位や人を網羅しようとすると、装置自体がかなり大型化してしまうという問題がある。特に安全率を考慮すると、さらに大型化する可能性がある。一方、吸引口7を塞がないように吸引口7を大きくしてもよいが、第1ガイド11の大径化を伴い、これも装置自体の大型化の要因となってしまう。こういう場合、第2ガイド6を図7における上方向へ移動させることで、吸引力を変えなくても、つまり吸引による生体効果を保持した状態のまま、小型装置でも、吸引口7を塞がないようにすることができる。ゆえに、第2ガイド6の高さを調節することで、吸引による生体効果を最大限に得られる状態を調節することができ、かつ小型装置でも吸引口7を塞がないようにすることができるので、より多くの部位や人で効率的な吸引マッサージを行うことができると言える。
【0030】
以上のように、第1ガイド11と第2ガイド6の相対的高さを変化させることで、小型装置でも、部位や人に適した、吸引が寄与する面積や高さを調節することができる。そして、より多くの部位や人で、効率的な吸引マッサージを行うことができる。その結果、より多くの部位や人において、脂肪細胞の血管への圧迫を解除することができ、ひいては血行が促進されるので、冷えやむくみが解消される。また、血行促進により、脂肪代謝が活発化されるので、セルライト除去も期待でき、でこぼこ肌も解消される。
【0031】
また、小穴8は、水ポンプ5が空運転とならないように、設けられている。この小穴8の開口面積は、水ポンプ5へ過負荷とならない範囲で、なるべく小さい方が、第1ガイド11内の圧力をより下げることができ、吸引力を高めることができる。小穴8の開口面積が大きすぎると、吸引マッサージ装置1の外部の圧力により近づくことになり、所望の吸引力を得られないようになってしまう。また、小穴8を第1ガイド11の側面ではなく、皮膚接触部に設けてもよい。つまり、切り欠きのようなものでもよいということである。
【0032】
なお、水ポンプ5による吸引力が生体に寄与すればよいので、水ポンプ5の吸水口5cと吸引口7との間にホースを介した構成でもよい。また、回転体部6が水ポンプの吸水口内に存在する構成でもよい。この場合、吸水口がそのまま第1ガイドとなっていると解釈できる。
【0033】
次に、第1ガイド11の別形状について説明する。第1実施例では、第1ガイド11の開口部を円で説明したが、第1ガイドが皮膚に接触したときに内部の水が吸引されればよいので、楕円形状や三角形形状、四角形形状でもよい。もちろん、多角形の形状でもよい。特に、楕円形状とすると、腕や足のように細長い部位を吸引するときに好ましい。
【0034】
また、第1実施例においては、電源部を電池4で説明したが、電源コンセントからコードを接続するような方法でもよい。電源コンセントの場合、電圧が低くても、電源コンセントと水ポンプとの間に、絶縁トランスを設けた方が、安全上好ましい。電池の場合、乾電池でも充電式の電池でも構わない。
【0035】
次に、本発明の第2実施例である吸引マッサージ装置21を説明する。なお、第2実施例は、第1実施例と比較すると、第1垂直移動手段31dと、第2垂直移動手段26dを含めた第2ガイド26が異なるだけなので、それ以外のものは省略して説明する。図8は吸引マッサージ装置21の外観図で、図9は第1ガイド31と第2ガイド26を中心とした断面図である。第2ガイド26の皮膚接触部は、第1ガイド31同様、リング状となっている。また、第2ガイド26の外周部には、凸部体である第2垂直移動手段26dが、2ヶ所に設けられている。一方、第1ガイド31の内周部には、溝形状をした第1垂直移動手段31dが、2ヶ所に設けられている。第1垂直移動手段31dは、複数の溝で構成されており、第2垂直移動手段26dが各段の溝に嵌まるようになっている。よって、第2ガイド26の位置が図9の上下方向の各段位置で固定可能となり、皮膚を第1ガイド31または第2ガイド26に接触したとき、皮膚に対して垂直方向に移動可能であると言える。そして、第2ガイド26の嵌め合い段位置を変えることで、第2ガイド26と第1ガイド31との相対的高さが調節されることになる。
【0036】
それでは、垂直移動手段による、吸引が寄与する面積及び高さの変化について、図10〜図12を用いて説明するが、第1実施例と異なる点は、第2ガイド26単独でも、高い密閉度が得られるということである。厳密には、第1ガイド31と第2ガイド26との間には、動かしやすいように小さな隙間をとってあるが、これは第1実施例における小穴8と同様、密閉度にはほとんど影響を与えないレベルである。
【0037】
図10〜図12は、図9同様、吸引マッサージ装置21における、第1ガイド31と第2ガイド26を中心とした断面図であるが、垂直移動手段自体は省略している。また、A皮膚35(▲)とB皮膚36(●)は、皮膚のある所定位置を表している。すなわち、A皮膚35とB皮膚36が、第2ガイド26の移動、つまり高さ変化により、どのように変化するかを示している。
【0038】
まず、図10は、第1ガイド26が第1ガイド31よりも、相対的に高い場合を示している。第1ガイド26に接触しているB皮膚36において、第1ガイド26内の密閉度が保持できている。よって、第1実施例とは異なり、第1ガイド26が第1ガイド31より高すぎても、吸引力が激減してしまうというようなことはない。ただし、第1ガイド26が高すぎると、装置自体の大型化を招いてしまうので、高くても20mm以下程度が好ましいと思われる。
【0039】
このようにB皮膚36において密閉度が保持できているので、B皮膚36の内側部分、つまり第1ガイド26の内側で吸引による生体効果が期待できる。このとき、吸引が寄与する面積が比較的小さいので、腕や脹脛などの小さい面積の部位に適する。また、吸引が寄与する面積が、B皮膚36の内側のみで、B皮膚36付近は十分伸び切っていないので、吸引高さが比較的低くなっている。
【0040】
次に、図11を用いて、図10と比較して、第1ガイド26を第1ガイド31よりも相対的に低くした場合を説明する。この場合、第1ガイド31とA皮膚15において、密閉度が保持できるようになる。よって、第1ガイド31と第1ガイド26との間でも、吸引による生体効果が期待できるようになる。つまり、吸引が寄与する面積が大きくなる。さらに、第1ガイド26が相対的に低くなることにより、第1ガイド31と第1ガイド26との間において水平方向にも伸びるので、第1ガイド26に接触していた皮膚の位置が変化し、B皮膚36は図10と比較して内側へ移動したような格好となる。そして、B皮膚36付近の伸びにより、B皮膚36の内側でも、吸引高さが高くなる。以上のように、図11においては、図10と比較して、吸引が寄与する面積(第1ガイド31内)も、特に吸引が寄与する面積(第1ガイド26内)も大きくなる。また、吸引高さも、第1ガイド31内及び第1ガイド26内において、高くなる。
【0041】
最後に、図12を用いて、第1ガイド26を第1ガイド31よりも相対的にさらに低くした場合を説明する。この場合、第1ガイド26による押し上げが図11のときよりも緩和されるので、第1ガイド31と第1ガイド26との間で、吸引による生体効果がより大きくなる。このとき、第1ガイド26と皮膚との接触面積が小さくなるので、実質的に第1ガイド31と第1ガイド26との間において、吸引が寄与する面積がより大きくなる。また、第1ガイド26に接触していた皮膚の位置が変化し、B皮膚36はさらに内側へ移動したような格好となる。そして、B皮膚36付近のさらなる伸びにより、B皮膚36の内側でも、吸引高さがより高くなる。以上のように、図12においては、図11と比較して、吸引が寄与する面積(第1ガイド31内)も、特に吸引が寄与する面積(第1ガイド26内)も、より大きくなる。また、吸引高さも、第1ガイド31内及び第1ガイド26内において、高くなる。
【0042】
以上のように、第1ガイド31と第1ガイド26の相対的高さを変化させることで、部位や人に適した、吸引が寄与する面積や高さを調節することができる。そして、より多くの部位や人が、吸引による生体効果がより高い吸引マッサージを行うことができる。
【0043】
次に、本発明の第3実施例である吸引マッサージ装置を説明する。図13は吸引マッサージ装置の回転体部46を示した図、図14は回転体部46を構成する1つの回転体46aの断面図である。第3実施例においては、回転体部46が第2ガイドに相当し、第1実施例や第2実施例と比較すると、第2ガイドのみ異なるので、それ以外のものは省略して説明する。もちろん、第1ガイドとの相対的高さが調節できるようになっているが、その部分も省略する。
【0044】
回転体部46は、12個の球形状をした回転体46a、回転体収納部46bから構成されている。そして、回転体46aは、互いの端面同士が接触するようになっている。また、回転体46aは、回転体収納部46b内で、自在に動くようになっているので、皮膚に対して回転体46aの動く方向性は自在となっている。よって、使用者の任意の方向、部位へ、自在に吸引マッサージ装置を動かすことができる。
【0045】
一方、水ポンプを駆動して回転体46aに皮膚を接触することにより、吸引されるようになるが、回転体46aの端面同士が接触しているので、回転体46aと回転体46aの間で局部的に強く吸引されるようなことがない。局部的に強く吸引されると、その部分が摺動抵抗となって移動しにくいだけでなく、一部を極端に引っ張られるような状態となって痛みを与えてしまう可能性がある。また、回転体46aの端面同士が接触しているので、回転体46aの内側の密閉度を上げることができる。これは、僅かな隙間があっても皮膚弾力性により、密閉することが可能となるためである。密閉度を上げることにより、回転体46aの内側で十分な負圧が得られ、吸引力を上げることができ、吸引による高い生体効果が期待できる。よって、第2実施例同様、第2ガイド(回転体部46)の相対的高さが、第1ガイドよりも高くなっても、比較的小さい面積のみで吸引が寄与するようなことが可能となる。すなわち、腕や脹脛などへの吸引マッサージが行いやすいと言える。
【0046】
以上のように、回転体の端面同士を接触させることで、より小さい面積でも密閉度を保持することができ、かつ回転体の動く方向性が自在となる。よって、より多くの部位で可能となるだけでなく、任意の部位へ容易に動かすことができるので、広範囲において効率的な吸引マッサージを行うことができる。
【0047】
最後に、本発明の第4実施例である吸引マッサージ装置を説明する。図15は第1ガイド71と第2ガイド66を中心とした断面図である。第1ガイド71には、第1垂直移動手段71dが設けられており、また、吸引マッサージ装置の外部の水と連通するような流路71eも設けられている。一方、第2ガイド66には、第2垂直移動手段66d、リング形状をした流路塞ぎ部66eが設けられている。そして、第2ガイド66を周方向に回すことにより、第1ガイド71と第2ガイド66の相対的高さを調節できると共に、流路塞ぎ部66eも図15の上下方向に移動するので、流路71eの開口面積を調節することができるようになっている。
【0048】
以上のような構成により、第2ガイド66の皮膚に対して垂直方向への移動が可能となり、流路71eの開口面積を調節することができる。その結果、流路71eから入ってくる流量、つまり水ポンプへ吸引する流量を調節することができる。流量を調節することで、負圧力を調節することができ、ひいては、吸引力を調節することができる。吸引力の調節により、部位毎に適した吸引力とすることができる。万が一、皮膚が第1ガイド71に吸い付いて離れないような状況になっても、吸引マッサージ装置の外部と十分開放すれば、うっ血を防止できるという利点もある。つまり、安全装置としての役割を果たすこともできる。
【0049】
例えば、第2ガイド66を図15の上方向で、流路71eの開口面積を大きくすると、より吸引力が小さくなる。逆に、第2ガイド66を図15の下方向で、流路71eの開口面積を小さくすると、より吸引力が大きくなる。これは、流路71eの開口面積の大きい方が、より吸引マッサージ装置の外部の圧力に近づくので、第1ガイド71内の負圧力を緩和でき、ひいては、吸引力を小さくできるためである。
【0050】
次に、図16を用いて、水ポンプによって吸引された水が流れる流路88の開口面積を調節するような例について、説明する。図16では、水ポンプによって吸引された水が流れる流路88の中でも、吸引口87の開口面積を調節する構成となっている。この構成によれば、第2ガイド86を図16の上方向で、流路88の開口面積を大きくすると、より吸引力が大きくなる。逆に、第2ガイド86を図15の下方向で、流路88の開口面積を小さくすると、より吸引力が小さくなる。これは、流路88の開口面積の大きい方が、水ポンプへの圧力損失が小さいので、第1ガイド91内の負圧力を高めることができ、ひいては、吸引力を大きくできるためである。
【0051】
以上のように、垂直移動手段を駆動することにより、第1ガイドの流路71e、または吸引した水が流れる流路88の開口面積が変更できるので、吸引力の調節ができる。吸引力の調節により、部位に適した吸引面積及び吸引高さに調節する範囲を広くすることができるので、さらに多くの部位や人で効率的な吸引マッサージを行うことができる。
【0052】
以上の実施例において、第1ガイドと第2ガイドという2つのガイドで説明したが、ガイドの数は3つ以上でもよい。3つ以上とすると、さらに、吸引が寄与する面積や高さをより広範囲で調節できるので、さらに多くの部位や人において吸引マッサージを行うことができると言える。また、全ての実施例において、第2ガイドが移動するような構成で説明したが、第1ガイドと第2ガイドにおいて、皮膚に対しての垂直方向の相対的位置が調節できればよいので、第1ガイドが移動するようなものでもよいし、もちろん両ガイドが同時に移動するようなものでもよい。
【0053】
また、水ポンプと吸引口を一体化した装置で説明したが、形態はこれに限られるものではない。水ポンプを浴室外に設置して、そこから吸引口をホースで接続するような形態でも構わない。また、水ポンプへの吸引が可能、つまり水ポンプが空運転しないような構成であれば、第1ガイドや第2ガイドは必ずしも水中に存在する必要性はない。
【0054】
さらに、垂直移動手段としては、ゴムやバネのような弾性体を用いる方式、直線移動可能なギヤ(ラックギヤ、ウォームギヤなど)を用いる方式、電気エネルギーを駆動源とするような方式でもよい。弾性体を用いると、皮膚の多少の凹凸にフィットして、密閉度をアップすることができる。弾性力により、必ず定常状態に復帰するようなものでもよいが、垂直方向の中間位置で保持可能(第2実施例のような凸部体+溝方式を併用)の方が、使用者が合わせた調節位置の再使用が容易で、より多くの部位で使用しやすいので、より好ましい。また、電気エネルギーを駆動源とすると、精度の高い移動制御が可能となる。
【0055】
また、第1ガイドや第2ガイドが着脱可能であると、皮膚接触部の開口面積が異なるようなガイドへの取替が可能となり、さらに多くの部位や人で吸引マッサージを行いやすくなる。さらに、第1ガイド及び第2ガイドをスケルトンとして吸引されている皮膚の状態を観察可能とすれば、使用者が吸引されている様子を自分で確認でき、ガイドの高さをどうするべきか判断しやすいので、大変好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる吸引マッサージ装置の外観図。
【図2】本発明の第1実施例に係わる吸引マッサージ装置の内部透視図。
【図3】第1実施例に係わるガイド形状を示す断面図。
【図4】第1実施例に係わる皮膚の吸引状態を示す図。
【図5】第1実施例に係わる皮膚の吸引状態を示す図。
【図6】第1実施例に係わる皮膚の吸引状態を示す図。
【図7】第1実施例に係わる皮膚の吸引状態の極端な例を示す図。
【図8】本発明の第2実施例に係わる吸引マッサージ装置の外観図。
【図9】第2実施例に係わるガイド形状を示す断面図。
【図10】第2実施例に係わる皮膚の吸引状態を示す図。
【図11】第2実施例に係わる皮膚の吸引状態を示す図。
【図12】第2実施例に係わる皮膚の吸引状態を示す図。
【図13】本発明の第3実施例に係わる回転体の外観図。
【図14】第3実施例に係わる回転体の断面図。
【図15】本発明の第4実施例に係わるガイド形状を示す断面図。
【図16】第4実施例に係わるガイド形状の別例を示す断面図。
【符号の説明】
1…吸引マッサージ装置
2…カバーケース
3…スイッチ
4…電池
5…水ポンプ
5a…モータ
5b…フィルタ
5c…吸水口
5d…渦巻室
5e…羽根部
5f…吐水口
6…回転体部(第2ガイド)
6a…回転体
6b…回転軸
6c…回転体土台
6d…第2垂直移動手段
7…吸引口
8…小穴
11…第1ガイド
11d…第1垂直移動手段
15…皮膚
16…B皮膚
21…吸引マッサージ装置
22…カバーケース
26…第2ガイド
26d…第2垂直移動手段
31…第1ガイド
31d…第1垂直移動手段
35…A皮膚
36…B皮膚
46…回転体部
46a…回転体
46b…回転体収納部
66…第2ガイド
66d…第2垂直移動手段
66e…流路塞ぎ部
67…吸引口
71…第1ガイド
71d…第1垂直移動手段
71e…流路
86…第2ガイド
86d…第2垂直移動手段
87…吸引口
88…流路
91…第1ガイド
91d…第1垂直移動手段
91e…流路塞ぎ部

Claims (5)

  1. 外部に向かって開口し、水ポンプによって水を吸引する吸引口と、
    該吸引口の周りに突出して設けられ、皮膚に接触したときに内部の水が前記吸引口から吸引されるように設けられた第1ガイドと、
    該第1ガイドより内側に設けられ、皮膚に接触したときに内部の水が前記吸引口から吸引されるように設けられた第2ガイドと、
    前記第1ガイドと前記第2ガイドのうち少なくとも一方は皮膚に対して垂直方向に移動する垂直移動手段と、を有することを特徴とする吸引マッサージ装置。
  2. 前記第2ガイドは、皮膚に接触して回転する回転体であることを特徴とする請求項1記載の吸引マッサージ装置。
  3. 前記回転体は複数存在し、かつ複数の回転体の端面同士が接触することを特徴とする請求項2記載の吸引マッサージ装置。
  4. 前記垂直移動手段は、前記第1ガイド及び/又は前記第2ガイドを周方向に回すことによるネジ作用で移動することを特徴とする請求項1ないし3いずれか一項記載の吸引マッサージ装置。
  5. 前記垂直移動手段を駆動することにより、前記吸引口から水ポンプへ水が流れる流路、または前記第1ガイドの内側と外側とを貫通して設けられた流路、の開口面積が変更されることを特徴とする請求項1ないし4いずれか一項記載の吸引マッサージ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012517855A (ja) * 2009-02-18 2012-08-09 スン チャン,テ マッサージ装置及びマッサージ装置用二重構造のマッサージコップ
WO2017164468A1 (ko) * 2016-03-21 2017-09-28 민경선 피부 굴곡에 대응하여 승강하는 내부컵이 형성된 마사지장치용 진공컵 및 이를 구비한 마사지장치
TWI759472B (zh) * 2017-05-02 2022-04-01 日商四葉股份有限公司 皮膚吸引頭及具備其之吸引裝置

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