JP2004113526A - Controlling device for game machine - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技を制御するための制御機器のうち、遊技中における演出を制御するための演出制御機器を収容体に収容した遊技機の制御装置に関し、収容体の不正開放を禁止する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の弾球遊技機やスロットマシン等の遊技機において、出玉に関する制御は、メイン制御基板によって行われている。したがって、メイン制御基板や、このメイン制御基板に実装されている制御ROMは、正規品以外のものの使用を禁止することが要求される。このため、メイン制御基板はケース内に収容されるとともに、ケースの不正開放を禁止するための種々の手段が講じられている。
例えば第1例として、緩める方向に回らないワンウエイネジを用いて基板ケースを封止する(メイン制御基板をケース内に封印後、ケースをかしめたもの)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また第2例として、メイン制御基板をケース内に収容した後に、ケースの開閉部分に封印シールを貼付し、ケースを開放したときには、封印シールが破壊されるようにすることで、開放痕が残るようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−226220号公報
【特許文献2】
特開2001−228800号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年の遊技機では、メイン制御基板以外にも、出玉に関する制御を実質的に行うサブ制御基板が設けられる場合がある。したがって、たとえメイン制御基板を開放痕が残るケースに収容しても、サブ制御基板や、サブ制御基板に実装されている制御ROMが正規品以外のものに交換されるおそれがあるという問題があった。
【0006】
そこで、サブ制御基板についても、メイン制御基板と同様にケース内に収容して、ケースの開放を禁止することが考えられる。
しかし、メイン制御基板及びサブ制御基板のいずれにおいても、第1例のようにワンウエイネジを用いても特殊な手段を用いてワンウエイネジに損傷を与えることなく取り外し、不正改造後に取り外したワンウエイネジを元の位置に締結し直すことで一見しただけでは不正行為を発見することができない事象が報告されている。また、第2例のように、封印シールを貼付したものでは、封印シールをカッター等で精密に切断されると、開放痕を十分に目立たせることができないという問題がある。
このため、修理・保守の場合には、比較的容易にケースを開放することができるとともに、不正な開放を確実に牽制することができる技術が強く要請されている。
【0007】
したがって、本発明が解決しようとする課題は、不正な開放が行われた場合には開放痕が確実に残るようにするとともに、修理・保守の場合にはケースを容易に開放できるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。なお、以下の解決手段中に示すかっこ書は、その解決手段が対応する本実施形態中の構成要素である。
本発明は、遊技中における演出を制御するための演出制御機器(サブ制御基板150)と、前記演出制御機器を内部に収容する収容体(制御ベース180及び制御カバー210)とを備える遊技機の制御装置(制御装置50)であって、前記収容体を封止するとともに、前記収容体を開放するための封止解除操作が可能な収容体封止部(制御カバー210の封止部217、収容ケース120のボス132、及びネジS)と、前記収容体封止部の封止解除操作を阻止するように前記収容体封止部を覆うとともに、外部からの操作によって取り外すことができないように装着され、前記収容体封止部を覆った部分を痕跡が残るように変形させなければ前記収容体封止部の封止解除操作を行うことができないように形成された封止解除阻止部材(キャップ240又は240’)とを備えることを特徴とする。
【0009】
本発明においては、演出制御機器は、収容体封止部により開放可能に収容体内に収容される。また、演出制御機器の収容体への収容後は、封止解除阻止部材により収容体封止部の封止解除操作を阻止するように収容体封止部が覆われ、収容体封止部の封止解除操作が阻止(禁止)される。そして、封止解除阻止部材を痕跡が残るように変形させない限り、収容体封止部の封止解除操作を行うことができない状態となる。
【0010】
したがって、封止解除阻止部材が変形しているか否かを見ることで、収容体封止部の封止解除操作を行ったか否か(収容体を開放したか否か)を確実に判別することができる。また、収容体封止部の封止解除操作を行う必要があるとき(修理・保守時に収容体を開放する必要があるとき)には、封止解除阻止部材を痕跡が残るように変形させることにより、封止解除操作を容易に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明による遊技機の一実施形態であるスロットマシン1全体を示す前面の正面図である。また、図2は、図1中、スロットマシン1のフロントマスク部20を開放し、筐体10の内部が見えるように図示した正面図である。
(遊技機(スロットマシン))
図1及び図2に示すように、スロットマシン1の筐体10は、基体部30と、基体部30の前面に取り付けられるフロントマスク部20とから構成されている。
【0012】
フロントマスク部20は、基体部30の前面を開閉可能に取り付けられ、筐体10の前面部を構成するものである。
フロントマスク部20は、図1に示すように、前面側(遊技者側)に、遊技の進行上必要なスタートスイッチ301やストップスイッチ302等の操作部や、メダル投入口303、メダル受け皿304等が配置されている。また、フロントマスク部20の前面上側には、開口部22が形成されているとともに、この開口部22には、図2に示すように、フロントマスク部20の裏面側から制御装置50が取り付けられている。そして、開口部22から、制御装置50の画像表示面(後述する液晶Assy60の画像表示面)が見えるように配置されている。
【0013】
なお、図1に示すように、開口部22の両側には、複数の長穴を並設した開口部23が形成されている。また、図2に示すように、この開口部23の裏面側には、スピーカ310が取り付けられている。
【0014】
一方、基体部30は、木材等を組み立てて前面が開口されたものである。この基体部30の内部には、メイン制御基板306、リールユニット305、メダルを貯留しておくホッパーを含むメダル払出し装置308、及び電源ユニット309等がそれぞれ所定位置に配置されている。
【0015】
本実施形態のリールユニット305は、並設された3つのリール305aを備え、この位置に対応するフロントマスク部20の中央部には、透明な表示窓21が設けられている。そして、この表示窓21から3つのリール305aが透視できるように構成されている。また、メイン制御基板306は、遊技の進行等、遊技全体を統括制御するための制御基板であり、図示しないが、演算等を行うCPU、遊技プログラムを記憶したROM、及びデータを一時的に記憶するRAM等を備えるものである。メイン制御基板306は、リールユニット305の上方に配置されており、ケース307内に収容されている。ケース307は、メイン制御基板306を収容した後にかしめられており、メイン制御基板306を封印している。
【0016】
(制御装置)
制御装置50は、遊技の進行を制御するための装置であるが、特に本実施形態では、遊技の進行に伴い、遊技中に出力する演出を制御するための装置である。図3は、制御装置50を分解して示す外観斜視図である。
【0017】
制御装置50は、液晶アッセンブリ(以下、「液晶Assy」という。)60と、収容ケース120と、制御ベース180と、サブ制御基板150と、制御カバー210とから構成されている。なお、図3では、制御装置50の液晶Assy60の左側前方面が画像表示面であり、この面が、図1中、フロントマスク部20の開口部22から露出している。
以下、制御装置50について、液晶Assy60、収容ケース120、制御ベース180、サブ制御基板150及び制御カバー210について説明する。
【0018】
(液晶Assy)
図3に示すように、液晶Assy60は、前方側(図中、左前側)に設けられた液晶本体61と、後方側(収容ケース120側)に設けられた液晶ケース62とを備え、略箱形に形成されている。また、図示しないが、液晶Assy60の内部には、各部品を固定するベース部材や、液晶制御基板等が収容されている。液晶本体61は、表示器として液晶を用いたディスプレイであり、表面がほぼ長方形状をなす薄板状に形成され、液晶Assy60の前面を構成するように配置されている。
また、液晶Assy60の上面前側には、図3に示すように、複数の穴を並設した空気穴63が設けられている。なお、図3では図示していないが、空気穴63は、下面側にも同様に設けられており、液晶本体61から発せられる熱を上下方向に逃がすためのものである。
さらにまた、上面及び下面には、それぞれ2箇所に円筒状のボス64が設けられている(図3では、上面の2箇所のボス64のみが図示されている)。このボス64の中心部にはネジ穴64aが形成されている。
【0019】
また、液晶ケース62の上面には、ファン穴62aが形成されている。ここで、液晶Assy60の内部には、ファン(図示せず)が実装されている。そして、このファンの上部にファン穴62aが配置されるように構成されている。また、図示しないが、液晶ケース62の下面には、ファン穴62と対向する位置に空気穴(後述する図8で示す空気穴65)が形成されている。これにより、液晶Assy60では、内部に実装されたファンが回転されると、液晶ケース62の下面の空気穴から内部に空気を取り込むとともに、上面のファン穴62aから排出されることで、冷却が行われる。
【0020】
(収容ケース)
収容ケース120は、液晶Assy60を内部に収容可能なように、図3中、前面側(液晶Assy60側)が開口されたものである。
図4は、収容ケース120をより詳細に示す図であり、(A)は側面図、(B)は正面図を示す。
収容ケース120は、正面壁120a、上壁120b、下壁120c、左側壁120d及び右側壁120eを備える。
【0021】
正面壁120aには、開口部122及び123が形成されている。これらの開口部122及び123は、液晶Assy60が内部に収容されたときに、液晶Assy60の背面に露出しているコネクタ(図示せず)をそれぞれ露出させるためのものである。したがって、収容ケース120に液晶Assy60が収容されたときに、液晶Assy60の上記コネクタがそれぞれ開口部122及び123の領域内に配置される。
【0022】
また、収容ケース120には、正面壁120aと下壁120cとの双方にわたって形成された空気穴121が設けられている。
この空気穴121のうち正面壁120aに形成された部分は、液晶Assy60が内部に収容されたときに、液晶Assy60の背面から発せられる熱をできる限り収容ケース120の背面側に逃がすためのものである。また、空気穴121のうち下壁120cに形成された部分は、制御装置50内に空気を取り込むときの吸気口となるものである。
【0023】
さらにまた、図3及び図4(B)に示すように、上壁120b及び正面壁120aには、両者にまたがるように、複数の長穴から構成された空気穴125が形成されている。
さらに、図3に示すように、上壁120bには、略U形に切り欠いた切欠き開口部126が形成されている。この切欠き開口部126は、液晶Assy60が内部に収容されたとときに、液晶Assy60の上面のファン穴62aを露出させるように形成されており、制御装置50の排気口となるものである。
【0024】
左側壁120d及び右側壁120eには、それぞれ2箇所に左側壁120d及び右側壁120eに垂直な壁状の取付部124が設けられている。さらに、この取付部124は、略U形に形成されたリブ部124aと、このリブ部124aによって囲まれる領域の略中心位置に形成された穴124bとを備える。取付部124は、制御装置50をスロットマシン1のフロントマスク部20に取り付けるためのものである。
【0025】
また、上壁120c及び下壁120cの内側には、それぞれ2箇所に液晶Assy取付部127が形成されている。液晶Assy取付部127は、図3に示すように、略U形の領域を有するとともに、その領域においては、高さを一段低くしたものである。また、図3に示すように、上壁120b側の液晶Assy取付部127には、穴128aが形成されている。さらにまた、下壁120c側の液晶Assy取付部127には、図3に示すように、正面壁120aから液晶Assy取付部127の領域内にまで延在する長穴128bが形成されている。
【0026】
さらに、左側壁120d及び右側壁120eの内側には、液晶Assy60をガイドするためのガイドリブ129が形成されている。また、左側壁120d及び右側壁120eの内側であって各ガイドリブ129の近傍には、断面が略半小判形をなすボス130が設けられている。さらにまた、このボス130には、正面壁120aの裏面側から開口されたネジ穴130aが形成されている。さらに、正面壁120aの裏面側においては、ボス130の領域の周囲を囲むように、略U形の領域の高さを一段低くした段差部131が形成されている。
【0027】
また、正面壁120aの裏面側において、4角部には、裏面側に突出するボス132(本発明における収容体封止部の一部を構成するもの)が形成されている。このボス132の先端部は、その先端部以外の外径より径の小さい嵌合部132aが設けられている。さらにまた、ボス132には、ネジ穴132bが形成されている。
【0028】
(制御ベース(収容体))
図5は、制御ベース180、サブ制御基板150、及び制御カバー210を背面側から示す外観斜視図である。また、図6は、制御ベース180及び制御カバー210を示す図であり、(A)は側面図、(B)は正面図を示す。
制御ベース180は、板状の正面壁180aと、その外周に形成された外周壁180bとを備える。
【0029】
正面壁180aには、2つの開口部181及び182が形成されている。これらの開口部181及び182は、収容ケース120の開口部122及び123に対応するものであり、収容ケース120の背面に制御ベース180が重なり合わせられると、収容ケース120の開口部122及び123とそれぞれ重なり合うように配置されている。
【0030】
また、正面壁180aの3箇所の角部には、穴184が形成されている。この穴184は、収容ケース120の背面に設けられたボス132を貫通可能な大きさの径を有している。
さらにまた、正面壁180aの左右両側外縁近傍には、4つの段差部183が形成されている。段差部183は、円形状の領域を有するとともに、図3に示すように、収容ケース120側においては高さが一段高く、かつ図5に示すように、サブ制御基板150側においては高さが一段低く形成されている。さらに、この段差部183の中心部には、図6(B)に示すように、穴183aが形成されている。
【0031】
制御ベース180の外周壁180bのうち、図5中、上側には、2箇所にフック部187が形成されている。このフック部187は、図3、図5、及び図6(A)に示すように、上方から見て略凹状体をなすとともに、側面から見て略L形をなす基体187aを備え、外周壁180bに連結されている。さらにフック部187の先端部には、凸状の爪部187bが設けられている。フック部187は、外周壁180bとの連結部を支点としてある程度のたわみが可能に形成されている。
また、外周壁180bにおいて、フック部187の内側近傍には、凹状に形成された締結部186が設けられている。
【0032】
さらに、外周壁180bのうち、図5中、下側には、蝶番部185が設けられている。蝶番部185は、図6に示すように、略円筒状に形成された軸部185aと、この軸部185aの内側に形成され、2箇所を略長方形状に開口させた開口部185bとを備える。蝶番部185は、制御カバー210との連結に用いられるものである。
【0033】
なお、正面壁180aには、図5及び図6に示すように、円筒状のガイド部188及び189が所定位置に設けられている。これらのガイド部188及び189は、サブ制御基板150が制御ベース180及び制御カバー210の内部に収容されたときに、サブ制御基板150と所定の間隙を隔ててサブ制御基板150の下面に位置し、サブ制御基板150が上面から押されたときに、一定以上のたわみを防止するためのものである。特に、ガイド部189は、サブ制御基板150の制御ROM152(後述)が実装された部分のほぼ真下に位置するように設けられている。
【0034】
(サブ制御基板(演出制御機器))
サブ制御基板150は、本発明における、遊技中の演出を制御するための演出制御機器に相当するものである。本実施形態におけるサブ制御基板150は、遊技中における演出を制御する基板であって、サウンドの出力、ランプ類の点灯、液晶Assy60による画像表示等の制御を行うものであり、上述したメイン制御基板306と同様に、CPU、ROM、及びRAM等を備えている。なお、上述のメイン制御基板306は、遊技全体を統括制御するものであるが、サブ制御基板150は、メイン制御基板306の下位に属する基板であり、演出の全体の制御を担当する制御基板である。
サブ制御基板150には、図3及び図5に示すように、4角部に取付用の穴151が形成されている。
【0035】
(制御カバー(収容体))
制御カバー210は、サブ制御基板150の上面側を覆うカバーであり、サブ制御基板150側が開口された、略箱形に形成されている。
ここで、上述の制御ベース180及び制御カバー210は、本発明における収容体に相当するものであり、内部に演出制御機器としてのサブ制御基板150を収容するためのものである。
制御カバー210には、上壁210bと正面壁210aとの双方にわたるように、及び正面壁210aと下壁210cとの双方にわたるように、複数の長穴から構成された空気穴211及び212がそれぞれ形成されている。
【0036】
また、正面壁210aには、断面が凹状に形成されるとともにサブ制御基板150側に凸となったガイド部213が形成されている。このガイド部213は、その先端がサブ制御基板150に実装される制御ROM152上に位置するように形成されている。また、正面壁210aには、2箇所に、封止部217が設けられている。この封止部217については後述する。
【0037】
また、図5及び図6に示すように、制御カバー210の上壁210b、右側壁210e、下壁210c、及び左側壁210dには、それぞれ凹状に切り欠いた切欠き部218、219、220、及び221が形成されている。これらの切欠き部218〜221は、サブ制御基板150のコネクタ類を露出させ、サブ制御基板150のコネクタに接続されるハーネスを、制御カバー210外に出すためのものである。
【0038】
また、制御カバー210の下壁210cには、2箇所に、上述の制御ベース180の蝶番部185と嵌合する蝶番部214が設けられている。蝶番部214は、図6に示すように、一定間隔を隔てて配置されるとともに側面から見て円弧状に形成された2つの支持部214aと、正面から見て2つの支持部214a間に配置されたリブ状の支持部214bとから構成されている。これらの支持部214a及び214bにより、蝶番部214には、側面から見て円筒状の空隙が形成されており、この部分に制御ベース180の蝶番部185の軸部185aが入り込み可能となっている。
【0039】
さらに、上壁210bには、2つの突起部216が設けられている。突起部216は、側面から見て略直角三角形状に形成されている。突起部216は、制御ベース180のフック部187に設けられた爪部187bと係合するためのものである。
また、この突起部216の内側近傍であって、制御ベース180の締結部186に対応する位置、すなわち制御ベース180と制御カバー210とが嵌合したときに、制御ベース180の締結部186に重なり合う位置には、締結部186と同様の締結部215が設けられている。
【0040】
次に、制御装置50の組立てについて説明する。図7は、組立後の制御装置50を示す側面図(一部断面図)である。また、図8は、組立後の制御装置50を底面側から見た図(一部断面図)である。さらにまた、図9は、組立後の制御装置50を示す正面図であって、液晶Assy60を除いて図示したものである。以下、図7〜図9を適宜参照しつつ、制御装置50の組立てについて説明する。
【0041】
先ず、図3に示す方向で、液晶Assy60が収容ケース120内に収容される。液晶Assy60の上面及び下面には、上述したように、ボス64が突出している。
そして、液晶Assy60を収容ケース120内に収容する際には、液晶Assy60のボス64が収容ケース120の上壁120b及び下壁120cにそれぞれ形成された液晶Assy取付部127内に入り込むようにする。
【0042】
液晶Assy60を収容ケース120内に挿入する(スライド移動させる)と、ボス64が液晶Assy取付部127内に入り込んだ状態で移動され、ボス64が液晶Assy取付部127の一番奥まで到達した位置で停止する。
この位置が、液晶Assy60の収容ケース120内での取付位置となる。また、液晶Assy60の左右両側面は、収容ケース120の左側壁120d及び右側壁120eにそれぞれ設けられたガイドリブ129により支持される(図8参照)。
【0043】
よって、液晶Assy60を収容ケース120に取り付けるための位置決めを行うときには、ボス64が液晶Assy取付部127内に入り込むようにするとともに、液晶Assy60を収容ケース120内に押し込むようにスライド移動させるだけで良いので、液晶Assy60の収容ケース120への位置決めを容易に行うことができる。
【0044】
さらに、ボス64が液晶Assy取付部127の一番奥まで到達すると、液晶Assy取付部127に形成された穴128a及び長穴128bと、ボス64に形成されたネジ穴とが重なり合う。よって、4箇所ともに、穴128a及び長穴128bからネジを挿入し、ボス64のネジ穴にネジ止めすれば、液晶Assy60は、収容ケース120に固定される(図8参照)。
【0045】
液晶Assy60が収容ケース120に収容されたときには、液晶Assy60のファン穴62aは、収容ケース120の切欠き開口部126によって外部に露出する。また、液晶Assy60の下面側の空気穴65(図8)は、収容ケース120の空気穴121によって露出する。
さらにまた、液晶Assy60の前端の一部は、収容ケース120から突出した状態となり、液晶Assy60に設けられた空気穴63は、収容ケース120外に露出する。図8では、液晶Assy60の下面に設けられた空気穴63が収容ケース120外に露出した状態を示している。
【0046】
さらに、図3に示す方向で、収容ケース120の背面に制御ベース180が取り付けられる(現時点では、サブ制御基板150及び制御カバー210は、未だ取り付けられていない)。
収容ケース120の背面に制御ベース180が重なり合わせられると、収容ケース120の背面に設けられている4つのボス132のうち、3つのボス132は、制御ベース180の3つの穴184を貫通する。また、他の1つのボス132は、制御ベース180の開口部181を貫通する。さらに、収容ケース120側の高さが一段低く形成された段差部131に、制御ベース180側の高さが一段高く形成された段差部183が入り込む(図7参照)。
【0047】
以上により、制御ベース180は、収容ケース120に対して位置決めされる。また、収容ケース120の開口部122と制御ベース180の開口部181、及び収容ケース120の開口部123と制御ベース180の開口部182が重なり合う。よって、液晶Assy60の背面に設けられているコネクタは、制御ベース180の裏面側から露出する。
【0048】
そして、図7に示すように、制御ベース180の段差部183に形成された穴183aからネジSを挿入し、収容ケース120のボス130に形成されたネジ穴130aにネジ止めすれば、制御ベース180が収容ケース120にネジ止めされる。
次に、制御ベース180の裏面側から、サブ制御基板150が図3に示す方向で取り付けられる。収容ケース120に取り付けられた制御ベース180上にサブ制御基板150が載置されると、制御ベース180から突出した、収容ケース120の4つのボス132と、サブ制御基板150に形成された穴151とが重なり合う。
【0049】
ここで、ボス132の嵌合部132aは、穴151を貫通するが、ボス132の嵌合部132a以外の部分は穴151を貫通しない。これにより、サブ制御基板150は、ボス132及び嵌合部132aによって支持され、位置決めされる。そして、図5中、サブ制御基板150の下側の2箇所の穴151からネジを挿入し、ボス132に形成されたネジ穴132bによってネジ止めすれば、サブ制御基板150が固定される。
【0050】
次いで、図3に示す方向で、制御カバー210が取り付けられる。この取付けは、制御ベース180の蝶番部185と制御カバー210の蝶番部214とを嵌合させることにより行う。図6において、制御ベース180の蝶番部185の開口部185bに、制御カバー210の蝶番部210の支持部214aを挿入する。そして、蝶番部185の軸部185aが、蝶番部210の支持部214a及び214bにより回転可能に支持されるように嵌合させる。
これにより、制御カバー210は、蝶番部214を支点として、制御ベース180に対して回転可能に支持される(図7参照)。
【0051】
制御カバー210を制御ベース180に対して取り付けた後、制御ベース180に対して制御カバー210を回動させ、図7に示すように、制御カバー210を制御ベース180に重なり合うようにする。これにより、制御ベース180のフック部187に設けられた爪部187bが制御カバー210の突起部216に当接するが、さらに制御カバー210を回動させると、フック部187がたわみ、フック部187の爪部187bが突起部216を乗り越え、図7に示すように、爪部187bが突起部216の後方に配置される。これにより、フック部187と突起部216とが係合する。
【0052】
また、上述のように制御カバー210が固定されると、図7に示すように、制御カバー210に設けられたガイド部213は、サブ制御基板150上に実装された制御ROM152に近接する。これにより、例えば制御カバー210に形成された切欠き部218、219、220、及び221等から棒等を挿入し、制御ROM152を抜こうとしても、制御カバー210が取り付けられた状態では、制御ROM152を抜くことができない。したがって、制御カバー210の不正な開放を防止しておけば、制御ROM152が正規品以外のものに取り替えられてしまうことを防止することができる。
【0053】
(収容体封止部)
次に、制御カバー210の背面側から封止部217にネジSを挿入し、サブ制御基板150の穴151を貫通させて、制御カバー210の封止部217と収容ケース120のボス132とを連結する(図7参照)。
すなわち、制御カバー210の封止部217、収容ケース120のボス132、及びネジSは、本発明における収容体封止部に相当するものであり、収容体を封止するとともに、収容体を開放するための封止解除操作が可能なものである。
【0054】
図10は、制御カバー210の封止部217と、サブ制御基板150、収容ケース120のボス132との位置関係を詳細に示す断面図である。
図10に示すように、制御カバー210の封止部217は、制御カバー210の背面側(図10中、上側)が開口されるとともに、3つの筒部217a、217b、及び217cが連結されたものである。外径は、筒部217a、217b、217cの順に小さく形成されている。
筒部217aは、所定の深さを有して中空筒状に形成されたものである。筒部217aは、外径及び内径ともに略円形状に形成されている。
【0055】
図11は、封止部217を詳細に示す図であり、(a)は斜視図、(b)は、(a)中、A−A断面を示す矢視断面図、(c)は、(a)中、B−B断面を示す矢視断面図である。
図11に示すように、筒部217bの外形は、略円筒形状に形成されている。また、筒部217bの外周面の対向する2箇所には、筒部217bの中心軸方向に沿って所定幅で開口された開口部217dが形成されている。また、筒部217bの内面は、D状内面217f(一部が円弧面、一部が平坦面)に形成されている。
【0056】
さらに、筒部217cは、外形が略小判形をなすとともに、内形は略円筒形状に形成されている。さらに、図10及び図11に示すように、筒部217cの底部には、ネジを通すための穴217eが形成されている。
【0057】
図10に示すように、制御カバー210が閉じられたときには、制御カバー210の封止部217のうち、筒部217cに形成された穴217eが、サブ制御基板150の穴151(及び収容ケース120のボス132)上に位置する。そして、封止部217内にネジSを挿入し、封止部217の穴217e及びサブ制御基板150の穴151を貫通させて、収容ケース120のボス132のネジ穴132bにネジ止めする。
これにより、制御カバー210、サブ制御基板150及び収容ケース120が一体で固定される。
【0058】
(キャップ)
そして、このネジ止め後は、キャップ240を封止部217内に装着し、ネジSを覆うようにする。キャップ240は、本発明における封止解除阻止部材に相当するものであり、収容体封止部の封止解除操作を阻止するように収容体封止部を覆うとともに、外部からの操作によって取り外すことができないように装着され、収容体封止部を覆った部分を痕跡が残るように変形させなければ収容体封止部の封止解除操作を行うことができないように形成されたものである。
【0059】
図12は、キャップ240を示す外観斜視図である。キャップ240は、樹脂材料から形成され、フランジ部241と、筒部242とを備える。フランジ部241は、略円板状に形成されているとともに、上面(図12中、左前側の面)の略中央には、略正方形状の領域を有する薄肉部241aが設けられている。薄肉部241aは、フランジ部241の他の部分よりも肉厚を薄くしたものであり、例えばドライバーの先端等で強く突き刺すこと等により破壊される程度の強度を有している。
【0060】
筒部242は、中空筒状に形成されるとともに、上述した封止部217の筒部217bの内面形状に対応して、外面がD状外面242c(一部が円弧面、一部が平坦面)に形成されている。すなわち、キャップ240の筒部242が封止部217の筒部217b内に嵌合可能なように形成されている。
また、筒部242の外周面には、嵌合突起242aが設けられている。嵌合突起242aは、図12では1つのみが見えるように図示されているが、対称位置にも設けられている。嵌合突起242aは、フランジ部241側に向かって外方向に厚みが増すように形成されている。また、嵌合突起242aの横幅(筒部242の円周方向の幅)は、封止部217の筒部217bに形成された開口部217dの横幅(筒部217bの円周方向の幅)よりやや小さく形成されている。
【0061】
また、図13は、キャップ240’を示す外観斜視図であり、図12と異なる形態例を示すものである。図13において、嵌合突起242aの周囲部には、嵌合突起242aの根元部を残して開口部242bが略凹状に形成されている。これにより、キャップ240’の場合には、嵌合突起242aは、その弾性力によって根元部を支点としてたわみが可能になっている。
【0062】
図14は、封止部217にキャップ240が嵌合された状態を示す断面図である。キャップ240を封止部217に挿入するときには、キャップ240の筒部242の外形と、封止部217の筒部217bの内形とが合致する位置で、更に、キャップ240のD状外面242cと封止部217のD状内面217fとの形状面が対応するように挿入する。これにより、キャップ240は、位置決めされた状態で封止部217内に挿入される。
キャップ240が封止部217内に挿入されると、キャップ240の嵌合突起242aは、筒部217aと217bとの段差部分を乗り越え、筒部217bに形成された開口部217d内に入り込む。
【0063】
そして、キャップ240の嵌合突起242aの全てが開口部217d内に入り込むと、キャップ240のフランジ部241は、筒部217aと217bとの段差部分に当接する。また、この状態では、図14に示すように、キャップ240の嵌合突起242aの外端は、筒部217bの内壁より外側に位置する。これにより、キャップ240は、一旦封止部217内に挿入されると、外部からの操作によって取り外す(引き抜く)ことができないように装着される。さらに、このキャップ240を硬質で曲げ強さの高い性質を持つ材料(例えばポリカーボネート等)で製造すれば、より取り外しを困難にさせることが可能となる。また、キャップ240が封止部217内に装着されても、キャップ240は、制御カバー210の背面から突出することはなく、制御カバー210の背面は略平坦面である。
【0064】
図14に示すように、制御カバー210、サブ制御基板150、及び収容ケース120のボス132が一体でネジSにて固定された後、キャップ240が封止部217内に装着されると、ネジSのネジ頭はキャップ240によって覆われるので、ネジSの解除操作を行うことができなくなる。これにより、制御カバー210を開放することができなくなるので、サブ制御基板150の制御ROM152が不正に交換されること等を防止することができる。
【0065】
また、サブ制御基板150の修理・保守が必要な場合には、ドライバーDの先端でキャップ240の薄肉部241aを強く突き刺す。これにより、薄肉部241aが破壊(変形)され、図14に示すように、ドライバーDは、キャップ240の内部を通り抜けることが可能となる。したがって、ドライバーDの先端を、封止部217の筒部217cを通してネジSのネジ頭まで到達させることができるので、ネジSの締結を解除して、制御カバー210を開放することができるようになる。
一方、キャップ240の薄肉部241の状態を目視により判別することで(破壊されているか否かを見ることで)、ネジSの解除操作が行われたか否かを容易に判別することができる。また、破壊、変形時に白化を起こす樹脂製品等、破壊、変形履歴が明らかに認識できる材質を使用するとなお良い。
【0066】
なお、上述のようにキャップ240の薄肉部241aを破壊し、サブ制御基板150の修理・保守を行った後は、新たな制御カバー210を用いて、上述のように再度、制御カバー210をネジ止めし、キャップ240を装着すれば良い。このようにサブ制御基板150の修理・保守の際にキャップ240と制御カバー210を交換させることにより、不正行為の実施を困難にする事が可能となる。また、キャップ240の代わりに、図13で示したキャップ240’を用いれば、制御カバー210を取り外した後、キャップ240の嵌合突起242aと、封止部217との嵌合を解除することが容易となる。
【0067】
キャップ240’の嵌合突起242aは、多少のたわみが可能に形成されているので、封止部217の開口部217dから露出している嵌合突起242aを押す等してたわませれば、薄肉部241aを破壊したキャップ240’のみを、制御カバー210から取り外すことが可能である。よって、修理・保守後は、キャップ240’のみを交換すれば、制御カバー210については、再度の利用が可能となる。
また、多少のたわみを可能にすることより、キャップ240の嵌合突起242aと封止部217の開口部217dの嵌合調整を簡易にする事より、金型製造を簡易化することができる。
【0068】
また、制御カバー210、サブ制御基板150及び収容ケース120のボス132が一体でネジSにて固定されたときには、制御ベース180の締結部186と、制御カバー210の締結部215とが隣接するように配置される。したがって、図9に示すように、締結部186及び215の双方に締結バンドBを通して、両者を締結することも可能である。これにより制御ベース180と制御カバー210との開放をさらに困難にすることができる。
【0069】
制御装置50は、図2に示したように、フロントマスク部20の裏面側に取り付けられる。図7では、取付部124に防振ゴム24が嵌合された状態を示すとともに、フロントマスク部20の裏面側に設けられたボス25を併せて図示している。また、図9では、取付部124に防振ゴム24が嵌合された状態を図示している。
防振ゴム24は、図7に示すように、取付部124のリブ部124aの内部に配置されるとともに穴124b内に入り込み可能な形状(外径の異なる2段の筒状体からなる形状)をなし、中心部に穴24aが形成されたものである。
【0070】
フロントマスク部20の開口部22から、制御装置50の液晶Assy60の前面が露出するように制御装置50をフロントマスク部20の裏面側に配置したときに、フロントマスク部20の裏面側において、収容ケース120の取付部124の略U形に形成されたリブ部124aに対応する位置には、ボス25が形成されている。なお、図示しないが、ボス25にはネジ穴が形成されている。
そして、防振ゴム24を介して、図7中、左側から取付部124の穴124b(防振ゴム24の穴24a)にネジ(図示せず)を挿入し、ボス25にネジ止めすれば、制御装置50がフロントマスク部20に固定される。
【0071】
なお、防振ゴム24を用いることなく制御装置50をフロントマスク部20にネジ止めすることも可能であるが、防振ゴム24を用いることにより、スロットマシン1からの振動を、制御装置50に伝わりにくくすることができる。
【0072】
続いて、他の実施形態(変形例)について説明する。
図9では、制御ベース180の正面壁180aに、空気穴190を形成した例を2点鎖線で図示している。空気穴190は、半小判形の開口部を複数(本実施形態では3つ)並設したものから構成されている。
液晶Assy60や、サブ制御基板150のIC(図示せず)等から、熱が発せられるが、これらの熱を効率良く外部に逃がすためには、適当な位置に空気穴を形成することが好ましい。しかし、空気穴の数を多くしたり、開口面積を大きくすると、その空気穴から棒等を挿入し、サブ制御基板150に対して不正な行為がなされるおそれがある。そこで、空気穴は、必要最小限に形成することが好ましい。
【0073】
図9では、制御ベース180の正面壁180aのうち、収容ケース120の空気穴121が形成された領域内に配置されるように、空気穴190を形成したものである。このように形成すれば、空気穴190の形成により制御装置50の外面の開口面積に変化はない。また、収容ケース120の空気穴121と制御ベース180の空気穴190とを重なるように配置することで、収容ケース120側と制御ベース180側とで空気の流通がさらに良くなり、液晶Assy60の背面から発せられる熱をより効率的に背面側に逃がすことができる。
【0074】
また、図8では、制御ベース180の空気穴190に対向する液晶Assy60の背面側に、空気穴66を形成した例を図示している。空気穴66は、例えば制御ベース180に形成した空気穴66と略同一形状に形成されたものである。制御ベース180に空気穴190を形成するとともに、この空気穴190と対向する液晶Assy60の背面側に空気穴66を形成すれば、液晶Assy60の内部に備えられたファンの力による空気穴66の負圧を利用して収容ケース120内の空気をより効率よく循環でき、液晶Assy60と、収容ケース120、及び制御ベース180との間で、さらに空気の流通を図ることができる。
【0075】
ここで、液晶Assy60の空気穴66と、制御ベース180の空気穴190との間には、収容ケース120の空気穴121が介在しているため、空気穴66と空気穴190との間は、実質的に空洞となるので、空気の流通が妨げられることはない。よって、制御装置50の外面に露出する空気穴を形成することなく、空気の流通を図り、冷却効果を高めることができる。
【0076】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、例えば以下のような種々の変形が可能である。
(1)本実施形態の制御装置50は、遊技機の1つとしてスロットマシン1に適用した例を示したが、スロットマシン1に限らず、弾球遊技機や、アレンジボール、雀球遊技機等の種々の遊技機に広く適用することができる。
【0077】
(2)本実施形態では、演出制御機器として、サブ制御基板150を例に挙げたが、これに限られることなく、遊技中における演出を制御するための機器であれば、いかなる演出制御機器であっても良い。例えば、本実施形態で示した液晶Assy60や、液晶等の画像を制御する画像制御基板等が挙げられる。
【0078】
(3)本発明における封止解除阻止部材は、演出制御機器を収容体に収容したものに限られることなく、メイン制御基板等、セキュリティ性を確保すべき制御機器を収容したものに広く適用することが可能である。例えば、本実施形態のメイン制御基板306は、ケース307内に収容した後、ケース307をかしめているが、ケース307についても、封止部217等を設けてキャップ240を装着することにより、本発明を適用することができる。
【0079】
【発明の効果】
本発明によれば、封止解除阻止部材が変形しているか否かを見ることで、収容体封止部の封止解除操作を行ったか否か(収容体を開放したか否か)を確実に判別することができる。また、収容体封止部の封止解除操作を行う必要があるとき(修理・保守時に収容体を開放する必要があるとき)には、封止解除阻止部材を痕跡が残るように変形させることにより、封止解除操作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遊技機の一実施形態であるスロットマシン全体を示す前面の正面図である。
【図2】図1中、スロットマシンのフロントマスク部を開放し、筐体内部が見えるように図示した正面図である。
【図3】制御装置を分解して示す外観斜視図である。
【図4】収容ケースをより詳細に示す図であり、(A)は側面図、(B)は正面図を示す。
【図5】制御ベース、サブ制御基板、及び制御カバーを背面側から示す外観斜視図である。
【図6】制御ベース及び制御カバーを示す図であり、(A)は側面図、(B)は正面図を示す。
【図7】組立後の制御装置を示す側面図(一部断面図)である。
【図8】組立後の制御装置を底面側から見た図(一部断面図)である。
【図9】組立後の制御装置を示す正面図であって、液晶Assyを除いて図示したものである。
【図10】制御カバーの封止部と、サブ制御基板、収容ケースのボスとの位置関係を示す断面図である。
【図11】封止部を詳細に示す図であり、(a)は斜視図、(b)は、(a)中、A−A断面を示す矢視断面図、(c)は、(a)中、B−B断面を示す矢視断面図である。
【図12】キャップを示す外観斜視図である。
【図13】キャップを示す外観斜視図であり、図12と異なるキャップの形態例を示すものである。
【図14】封止部にキャップが嵌合された状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 スロットマシン
10 筐体
20 フロントマスク部
21 表示窓
22、23 開口部
24 防振ゴム
25 ボス
30 基体部
50 制御装置
60 液晶アッセンブリ(液晶Assy)
61 液晶本体
62 液晶ケース
62a ファン穴
63 空気穴
64 ボス
65 空気穴
66 空気穴
120 収容ケース(120a 正面壁、120b 上壁、120c 下壁、120d 左側壁、120e 右側壁)
121 空気穴
122、123 開口部
124 取付部
124a リブ部
124b 穴
125 空気穴
126 切欠き開口部
127 液晶Assy取付部
128a 穴
128b 長穴
129 ガイドリブ
130 ボス
130a ネジ穴
131 段差部
132 ボス(収容体封止部)
132a 嵌合部
132b ネジ穴
150 サブ制御基板(演出制御機器)
151 穴
180 制御ベース(収容体)(180a 正面壁、180b 外周壁)
181、182 開口部
183 段差部
183a 穴
184 穴
185 蝶番部
185a 軸部
185b 開口部
186 締結部
187 フック部
187a 基体
187b 爪部
188、189 ガイド部
190 空気穴
210 制御カバー(収容体)(210a 正面壁、210b 上壁、210c 下壁、210d 左側壁、210e 右側壁)
211、212 空気穴
213 ガイド部
214 蝶番部
214a、214b 支持部
215 締結部
216 突起部
217 封止部(収容体封止部)
217a、217b、217c 筒部
217d 開口部
217e 穴
217f D状内面
218、219、220、221 切欠き部
240、240’ キャップ(封止解除阻止部材)
241 フランジ部
241a 薄肉部
242 筒部
242a 嵌合突起
242b 開口部
242c D状外面
301 スタートスイッチ
302 ストップスイッチ
303 メダル投入口
304 メダル受け皿
305 リールユニット
305a リール
306 メイン制御基板
307 ケース
308 メダル払出し装置
309 電源ユニット
310 スピーカ
B 締結バンド
D ドライバー
S ネジ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a control device for a gaming machine in which an effect control device for controlling an effect during a game is housed in a housing among control devices for controlling the game, and relates to a technique for prohibiting unauthorized opening of the housing. Things.
[0002]
[Prior art]
In a conventional game machine such as a ball-and-ball game machine or a slot machine, control relating to payout is performed by a main control board. Therefore, it is required to prohibit the use of non-genuine main control boards and control ROMs mounted on the main control boards. For this reason, the main control board is accommodated in the case, and various measures are taken to prohibit unauthorized opening of the case.
For example, as a first example, it is known to seal a board case using a one-way screw that does not turn in a loosening direction (the main control board is sealed in the case and then the case is caulked) (for example, Patent Document 1). reference).
[0003]
As a second example, after the main control board is accommodated in the case, a sealing seal is attached to the opening and closing portion of the case, and when the case is opened, the sealing seal is broken so that an opening mark remains. Such a configuration is known (for example, see Patent Document 2).
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-11-226220
[Patent Document 2]
JP 2001-228800 A
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in recent gaming machines, a sub-control board that substantially controls the payout may be provided in addition to the main control board. Therefore, even if the main control board is housed in a case where an open mark remains, there is a problem that the sub-control board and the control ROM mounted on the sub-control board may be replaced with something other than a genuine product. Was.
[0006]
Therefore, it is conceivable that the sub-control board is housed in the case similarly to the main control board, and the opening of the case is prohibited.
However, in any of the main control board and the sub-control board, even if a one-way screw is used as in the first example, the one-way screw is removed by using a special means without damaging the one-way screw. It has been reported that improper behavior cannot be detected at first glance by re-tightening to the original position. Further, in the case where the sealing seal is adhered as in the second example, there is a problem that if the sealing seal is precisely cut with a cutter or the like, the open marks cannot be sufficiently conspicuous.
For this reason, in the case of repair and maintenance, there is a strong demand for a technology that can open the case relatively easily and that can reliably check for unauthorized opening.
[0007]
Therefore, the problem to be solved by the present invention is to ensure that an opening mark remains when an unauthorized opening is performed and that the case can be easily opened for repair and maintenance. It is.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention solves the above-mentioned problems by the following means. Note that the parentheses in the following solving means are constituent elements in the present embodiment to which the solving means correspond.
The present invention relates to a game machine including an effect control device (sub-control board 150) for controlling an effect during a game, and a housing (
[0009]
In the present invention, the effect control device is housed in the housing so as to be openable by the housing sealing portion. Further, after the effect control device is stored in the container, the container sealing portion is covered by the seal release preventing member so as to prevent the unsealing operation of the container sealing portion. The unsealing operation is inhibited (prohibited). Then, unless the sealing release preventing member is deformed so as to leave a trace, the sealing release operation of the container sealing portion cannot be performed.
[0010]
Therefore, it is possible to reliably determine whether or not the unsealing operation of the container sealing portion has been performed (whether or not the container has been opened) by checking whether or not the sealing release preventing member is deformed. Can be. When it is necessary to perform the unsealing operation of the container sealing portion (when it is necessary to open the container at the time of repair / maintenance), the sealing release preventing member may be deformed so as to leave a trace. Thereby, the sealing release operation can be easily performed.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings and the like.
FIG. 1 is a front view of the entire front of a slot machine 1 as an embodiment of a gaming machine according to the present invention. FIG. 2 is a front view of the slot machine 1 shown in FIG. 1 with the
(Game machines (slot machines))
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0012]
The
As shown in FIG. 1, the
[0013]
As shown in FIG. 1, on both sides of the
[0014]
On the other hand, the
[0015]
The
[0016]
(Control device)
The
[0017]
The
Hereinafter, the
[0018]
(Liquid crystal Assy)
As shown in FIG. 3, the
As shown in FIG. 3, an air hole 63 having a plurality of holes is provided in front of the upper surface of the
Further, two
[0019]
Further, a fan hole 62a is formed on the upper surface of the liquid crystal case 62. Here, a fan (not shown) is mounted inside the
[0020]
(Container case)
The
4A and 4B are diagrams showing the
The
[0021]
[0022]
Further, the
The portion of the
[0023]
Furthermore, as shown in FIG. 3 and FIG. 4 (B), the
Further, as shown in FIG. 3, a
[0024]
The
[0025]
Further, liquid crystal
[0026]
Further, a
[0027]
Further, at the four corners on the back side of the
[0028]
(Control base (container))
FIG. 5 is an external perspective view showing the
The
[0029]
Two
[0030]
Furthermore, four
[0031]
In the outer peripheral wall 180b of the
In the outer peripheral wall 180b, a
[0032]
Further, a
[0033]
5 and 6,
[0034]
(Sub control board (production control equipment))
The
As shown in FIGS. 3 and 5, mounting
[0035]
(Control cover (container))
The
Here, the above-described
The
[0036]
Further, the front wall 210a is formed with a
[0037]
As shown in FIGS. 5 and 6, the upper wall 210b, the
[0038]
Further, hinge
[0039]
Further, two
In addition, near the inner side of the
[0040]
Next, the assembly of the
[0041]
First, the
When the
[0042]
When the
This position is the mounting position of the
[0043]
Therefore, when positioning for attaching the
[0044]
Further, when the
[0045]
When the
Furthermore, a part of the front end of the
[0046]
Further, the
When the
[0047]
As described above, the
[0048]
Then, as shown in FIG. 7, a screw S is inserted from a
Next, the
[0049]
Here, the
[0050]
Next, the
Thus, the
[0051]
After attaching the
[0052]
When the
[0053]
(Container sealing part)
Next, a screw S is inserted into the sealing
That is, the sealing
[0054]
FIG. 10 is a cross-sectional view showing the positional relationship between the sealing
As shown in FIG. 10, the sealing
The cylindrical portion 217a has a predetermined depth and is formed in a hollow cylindrical shape. The cylindrical portion 217a is formed in a substantially circular shape in both the outer diameter and the inner diameter.
[0055]
11: is a figure which shows the sealing
As shown in FIG. 11, the outer shape of the
[0056]
Further, the outer shape of the
[0057]
As shown in FIG. 10, when the
As a result, the
[0058]
(cap)
Then, after this screwing, the
[0059]
FIG. 12 is an external perspective view showing the
[0060]
The
A
[0061]
FIG. 13 is an external perspective view showing a
[0062]
FIG. 14 is a cross-sectional view showing a state where the
When the
[0063]
Then, when all of the
[0064]
As shown in FIG. 14, after the
[0065]
When the
On the other hand, by visually determining the state of the
[0066]
After the
[0067]
Since the
In addition, by enabling some bending, the fitting adjustment between the
[0068]
When the
[0069]
The
7, the
[0070]
When the
Then, a screw (not shown) is inserted into the
[0071]
Note that the
[0072]
Subsequently, another embodiment (modification) will be described.
FIG. 9 illustrates an example in which an
Heat is generated from the
[0073]
In FIG. 9, an
[0074]
FIG. 8 illustrates an example in which an air hole 66 is formed on the back surface of the
[0075]
Here, since the
[0076]
As mentioned above, although one Embodiment of this invention was described, this invention is not limited to the above-mentioned embodiment, For example, the following various modifications are possible.
(1) The example in which the
[0077]
(2) In the present embodiment, the
[0078]
(3) The sealing release prevention member in the present invention is not limited to the one in which the effect control device is housed in the housing, but is widely applied to the one in which a control device such as a main control board, which secures security is housed. It is possible. For example, the
[0079]
【The invention's effect】
According to the present invention, by checking whether or not the sealing release prevention member is deformed, it is possible to reliably determine whether or not the sealing release operation of the container sealing portion has been performed (whether or not the container has been opened). Can be determined. When it is necessary to perform the unsealing operation of the container sealing portion (when it is necessary to open the container at the time of repair / maintenance), the sealing release preventing member may be deformed so as to leave a trace. Thereby, the sealing release operation can be easily performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of the entire front of a slot machine which is an embodiment of a gaming machine according to the present invention.
FIG. 2 is a front view of the slot machine shown in FIG. 1 in which a front mask portion is opened so that the inside of the housing can be seen.
FIG. 3 is an external perspective view showing the control device in an exploded manner.
FIGS. 4A and 4B are diagrams showing the storage case in more detail, wherein FIG. 4A is a side view and FIG. 4B is a front view.
FIG. 5 is an external perspective view showing a control base, a sub-control board, and a control cover from the back side.
6A and 6B are diagrams showing a control base and a control cover, wherein FIG. 6A is a side view and FIG. 6B is a front view.
FIG. 7 is a side view (partially sectional view) showing the control device after assembly.
FIG. 8 is a view (partial cross-sectional view) of the control device after assembly as viewed from the bottom surface side.
FIG. 9 is a front view showing the control device after assembling, excluding the liquid crystal assembly.
FIG. 10 is a cross-sectional view illustrating a positional relationship between a sealing portion of a control cover, a sub-control board, and a boss of a storage case.
11 (a) is a perspective view, FIG. 11 (b) is a sectional view taken along the line AA in FIG. 11 (a), and FIG. FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
FIG. 12 is an external perspective view showing a cap.
FIG. 13 is an external perspective view showing a cap, showing a form example of the cap different from that of FIG. 12;
FIG. 14 is a cross-sectional view showing a state where a cap is fitted to a sealing portion.
[Explanation of symbols]
1 slot machine
10 Case
20 Front mask section
21 Display window
22, 23 opening
24 Anti-vibration rubber
25 Boss
30 Base part
50 Control device
60 Liquid Crystal Assembly (Liquid Crystal Assy)
61 LCD body
62 LCD case
62a fan hole
63 air hole
64 Boss
65 air hole
66 air hole
120 storage case (120a front wall, 120b upper wall, 120c lower wall, 120d left side wall, 120e right side wall)
121 air hole
122, 123 opening
124 mounting part
124a rib
124b hole
125 air hole
126 Notch opening
127 LCD Assy mounting part
128a hole
128b slot
129 Guide rib
130 Boss
130a screw hole
131 Step
132 boss (container sealing part)
132a fitting part
132b screw hole
150 Sub-control board (production control equipment)
151 holes
180 control base (container) (180a front wall, 180b outer peripheral wall)
181, 182 opening
183 Step
183a hole
184 holes
185 hinge
185a Shaft
185b opening
186 fastening part
187 hook
187a Substrate
187b claw
188,189 Guide part
190 air hole
210 control cover (container) (210a front wall, 210b upper wall, 210c lower wall, 210d left side wall, 210e right side wall)
211, 212 Air hole
213 Guide section
214 Hinge
214a, 214b support
215 Fastening part
216 protrusion
217 Sealing part (container sealing part)
217a, 217b, 217c cylinder
217d opening
217e hole
217f D-shaped inner surface
218, 219, 220, 221 Notch
240, 240 'cap (sealing release prevention member)
241 Flange
241a Thin part
242 tube
242a fitting projection
242b opening
242c D-shaped outer surface
301 Start switch
302 stop switch
303 medal slot
304 Medal tray
305 reel unit
305a reel
306 Main control board
307 cases
308 Medal payout device
309 Power supply unit
310 speaker
B fastening band
D driver
S screw
Claims (1)
前記演出制御機器を内部に収容する収容体と
を備える遊技機の制御装置であって、
前記収容体を封止するとともに、前記収容体を開放するための封止解除操作が可能な収容体封止部と、
前記収容体封止部の封止解除操作を阻止するように前記収容体封止部を覆うとともに、外部からの操作によって取り外すことができないように装着され、前記収容体封止部を覆った部分を痕跡が残るように変形させなければ前記収容体封止部の封止解除操作を行うことができないように形成された封止解除阻止部材と
を備えることを特徴とする遊技機の制御装置。An effect control device for controlling an effect during a game,
A gaming machine control device comprising:
Along with sealing the container, a container sealing portion capable of performing a sealing release operation for opening the container,
A portion that covers the container sealing portion so as to prevent an operation of releasing the sealing of the container sealing portion, and is attached so as not to be detached by an operation from the outside, and covers the container sealing portion. And an unsealing prevention member formed so that the unsealing operation of the container sealing portion cannot be performed unless the container is deformed so as to leave a trace.
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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