JP2004112920A - 屋内給電システム - Google Patents

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JP2004112920A JP2002272981A JP2002272981A JP2004112920A JP 2004112920 A JP2004112920 A JP 2004112920A JP 2002272981 A JP2002272981 A JP 2002272981A JP 2002272981 A JP2002272981 A JP 2002272981A JP 2004112920 A JP2004112920 A JP 2004112920A
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Nobuhisa Imoto
猪本 修久
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Abstract

【課題】給電系末端の損失低減による省エネルギー化および利便性の向上
【解決手段】コンピュータ7により、交流電源2から送電された電気の配電を行う配電盤3と、配電盤3より配電された交流電流を直流電流に変換するAC/DCコンバータ4と、各可変出力DC/DCコンバータ5a〜5cのON/OFF制御を行うDC/DCコンバータ制御部6の給電処理制御を行い、屋内における給電を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭等における給電システムに係り、特に、給電系末端での損失低減による省エネルギー化および安全性の確保を実現させる屋内給電システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般家庭等における給電システムは、一般的には、交流電源から配電盤を介してAC/DCコンバータを内蔵した給電系末端(各家電製品)に給電する構成となっている。これにより、各家電製品を使用可能な状態としている。また、交流電源にACアダプターを介して各家電製品を接続することによっても、同様に各家電製品は使用可能な状態となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術によれば、少なくとも各家電製品にAC/DCコンバータを搭載させなければならず、家電製品の製造に手間が掛かり、製造工程に無駄が生じていた。また、近年、高調波電流規制による力率の改善が求められているが、ACアダプターを介して各家電製品を接続する場合、ACアダプターは安価ではある反面、小容量,低効率,低力率であり、給電系末端での損失低減が図られていなかった。
【0004】
そこで本発明の目的は、上記不都合を解消し、給電系末端の各家電製品における損失低減により省エネルギー化を実現すると共に、利便性を向上させることができる屋内給電システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の屋内給電システムは、交流電流供給部と、前記交流電流供給部から送電された電気の配電を行う配電盤と、前記配電盤より配電された交流電流を直流電流に変換するAC/DCコンバータと、前記AC/DCコンバータからの直流電力の電圧変換を行い且つ家電製品と接続する少なくとも一つの可変出力DC/DCコンバータと、前記各可変出力DC/DCコンバータのON/OFF制御を行うDC/DCコンバータ制御部と、前記配電盤,AC/DCコンバータ及びDC/DCコンバータ制御部の給電処理制御を行うコンピュータと、を具備して成るものである。
【0006】
また上記屋内給電システムにおいて、前記交流電流供給部は自家発電設備であり、前記コンピュータが前記自家発電設備から配電盤への給電処理制御を行うようにしてもよい。
【0007】
さらに上記屋内給電システムにおいて、前記コンピュータは、自家発電した電力と屋内における消費電力とを管理し、且つその差を余剰電力として算出し、算出された余剰電力を電力会社に卸売りするよう自動処理制御するようにしてもよく、また前記コンピュータは、移動体通信端末から送信された指令に基づいて給電処理制御可能に構成されてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係る屋内給電システムについて、図面を参照して説明する。
【0009】
[屋内給電システムの構成]
まず本発明に係る屋内給電システムの構成について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る屋内給電システムの構成を説明するための図である。尚、図1における太矢印は、屋内給電システムにおける電気の流れを示しており、細矢印は制御信号およびデータの流れを示すものである。
【0010】
本実施形態に係る屋内給電システム1は、交流電源2などの交流電流供給部からの電気の配電を行う配電盤3と、該配電盤3より配電された交流電流を直流電流に変換するAC/DCコンバータ4と、AC/DCコンバータ4からの直流電力の電圧変換を行う複数の可変出力DC/DCコンバータ5a〜5cと、各可変出力DC/DCコンバータ5a〜5cのON/OFF制御を行うDC/DCコンバータ制御部6と、前記配電盤3,AC/DCコンバータ4及びDC/DCコンバータ制御部6の制御を行うコンピュータ7と、から構成されている。また、各家電製品8a〜8cは各可変出力DC/DCコンバータに接続されている。ここで、図1に示すように、交流電源2,配電盤3,AC/DCコンバータ4およびコンピュータ7は屋内に一台ずつ設けられており、前記可変出力DC/DCコンバータ5a〜5cおよびDC/DCコンバータ制御部6は屋内の各部屋毎に設置されている。
【0011】
尚、本実施形態に係る屋内給電システム1では、可変出力DC/DCコンバータと家電製品の数をそれぞれ三台ずつ具備するものとしているが、システム内に備えられる可変出力DC/DCコンバータ及び家電製品の台数は、これに限定されるものではない。
【0012】
[屋内給電システムにおける給電処理の流れ]
次に、以上のような構成の屋内給電システム1における給電処理の流れについて以下説明すると、本システム1では前記コンピュータ7が屋内での給電制御を一括して行うこととなる。具体的には、例えば家電製品8aのみに給電を行う場合、前記コンピュータ7により、前記配電盤3及びAC/DCコンバータ4をON状態に制御する。また同時に、DC/DCコンバータ制御部6が可変出力DC/DCコンバータ5aをON状態にするよう、前記コンピュータ7からDC/DCコンバータ制御部6に指令を送り、その指令に基づいてDC/DCコンバータ制御部6が可変出力DC/DCコンバータ5aのみをON状態にする。
【0013】
このように前記配電盤3,AC/DCコンバータ4及びDC/DCコンバータ制御部6が前記コンピュータ7に制御されることにより、交流電源2からの電気を、配電盤3,AC/DCコンバータ4,可変出力DC/DCコンバータ5aを順に介して所望の家電製品8aのみに給電することが可能となる。また、全ての家電製品8a〜8cに給電する場合には、上記と同様に、前記コンピュータ7により前記配電盤3及びAC/DCコンバータ4をON状態に制御すると共に、DC/DCコンバータ制御部6が全可変出力DC/DCコンバータ5a〜5cをON状態にするよう、前記コンピュータ7からDC/DCコンバータ制御部6に指令を送り、その指令に基づいてDC/DCコンバータ制御部6が全可変出力DC/DCコンバータ5a〜5cをON状態にするようにすればよい。
【0014】
以上のように、本実施形態に係る屋内給電システム1によれば、給電系全体をコンピュータ7により一元管理できるために給電系の管理,制御が容易となると共に、各家電製品8a〜8c毎に個別の電源に代わって可変出力DC/DCコンバータ5a〜5cを用いているため、給電系全体として高効率化および高力率化を実現することができ、その結果、給電系末端での損失低減による省エネルギー化が実現可能となる。
【0015】
さらに、上記屋内給電システム1によれば、各家電製品8a〜8cに従来の如くAC/DCコンバータを余計に搭載させる必要がないため、各家電製品8a〜8cの製造工程を削減できる等、家電製品の製造分野にも多大な効果を奏することができる。
【0016】
[第二実施形態]
また、本実施形態に係る屋内給電システム1において、交流電流供給部として、交流電源2のみならず太陽光発電等の自家発電設備9を設けた場合には、図2のように、前記コンピュータ7が自家発電設備9から配電盤3への給電を制御できるようにしておくことで、上記実施形態と同様に、自家発電設備9から各家電製品8a〜8cへの給電を前記コンピュータ7によって制御可能とすることができる。
【0017】
さらに、上記の自家発電設備9を有する屋内給電システム1において、コンピュータ7が、自家発電した電力と屋内における消費電力とを管理してその差を余剰電力として算出し、その余剰電力を電力会社に卸売りするように、コンピュータ7に自動処理制御させてもよい。このような自動処理制御をコンピュータ7が行うことによって、本実施形態に係る屋内給電システム1の利便性は一層向上する。
【0018】
[第三実施形態]
また、上記実施形態に係る屋内給電システム1において、図3のように、携帯電話等の移動体通信端末10から前記コンピュータ7に指令を送ることによって、前記コンピュータ7が送られた指令に基づいて上記実施形態のような前記配電盤3,AC/DCコンバータ4及びDC/DCコンバータ制御部6の制御を行うようにしてもよい。このように、移動体通信端末10からコンピュータ7に指令送信可能とすることで、例えば室内の冷暖房の空調設備の制御や、不在中の風呂の湯沸かし等の処理について、システム使用者は屋外から給電処理制御を行うことができ、その結果、屋内給電システム1の利便性を向上させることができる。
【0019】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の屋内給電システムによれば、給電系末端の各家電製品における損失低減による省エネルギー化を実現することができ、さらにはコンピュータによる一元管理により、給電系全体として利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る屋内給電システムの構成を説明するための図である。
【図2】本発明の第二実施形態に係る屋内給電システムの構成を説明するための図である。
【図3】本発明の第三実施形態に係る屋内給電システムの構成を説明するための図である。
【符号の説明】
1…屋内給電システム、2…交流電源、3…配電盤、4…AC/DCコンバータ、5a〜5c…可変出力DC/DCコンバータ、6…DC/DCコンバータ制御部、7…コンピュータ、8a〜8c…家電製品、9…自家発電設備、10…移動体通信端末。

Claims (4)

  1. 交流電流供給部と、
    前記交流電流供給部から送電された電気の配電を行う配電盤と、
    前記配電盤より配電された交流電流を直流電流に変換するAC/DCコンバータと、
    前記AC/DCコンバータからの直流電力の電圧変換を行い且つ家電製品と接続する少なくとも一つの可変出力DC/DCコンバータと、
    前記各可変出力DC/DCコンバータのON/OFF制御を行うDC/DCコンバータ制御部と、
    前記配電盤,AC/DCコンバータ及びDC/DCコンバータ制御部の給電処理制御を行うコンピュータと、
    を具備することを特徴とする屋内給電システム。
  2. 前記交流電流供給部は自家発電設備であり、前記コンピュータが前記自家発電設備から配電盤への給電処理制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の屋内給電システム。
  3. 前記コンピュータは、自家発電した電力と屋内における消費電力とを管理し、且つその差を余剰電力として算出し、算出された余剰電力を電力会社に卸売りするよう自動処理制御することを特徴とする請求項2に記載の屋内給電システム。
  4. 前記コンピュータは、移動体通信端末から送信された指令に基づいて給電処理制御可能に構成されていることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の屋内給電システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009217120A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Olympus Corp 観察システム、その観察装置
JP2013162696A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Minebea Co Ltd 直流給電システム用の家電製品、制御手段、dc/dcコンバータ、並びにac/dcコンバータ

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