JP2004112292A - 回線インターフェース回路 - Google Patents

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Naoki Sudo
須藤 直樹
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Abstract

【課題】突発的に発生する高周波の誘導ノイズや放射ノイズによる通信機器の通信速度の低下およびデータエラー等の障害を簡単な構成で防止する回線インターフェース回路を提供する。
【解決手段】回線に接続される1次コイル120と機器側に接続される2次コイル121とを有するライントランス101を有する回線インターフェース回路100において、2次コイル121の中点を抵抗器104を介して接地するとともに、この抵抗器104に並列に高周波ノイズ信号をバイパスするコンデンサーを接続する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は回線インターフェース回路に関し、特にアナログ電話回線網に接続して、2線4線変換を行う方式の通信装置において、電源等からの高周波の誘導ノイズや放射ノイズによる通信速度の低下を防止するようにした回線インターフェース回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータ等のデジタル機器の普及により通信機器もデジタル化されてきている。
【0003】
通信機器のデジタル化に伴ない通信回線網もデジタル化が進められているが、従来のアナログ通信回線網を用いた通信も多く行われている。
【0004】
デジタル通信機器をアナログ電話回線網に接続して通信を行う場合は、デジタル通信機器で生成したデジタル信号をアナログ信号に変調して電話回線網に送信したり、アナログ電話回線網から受信したアナログ信号をデジタル信号に復調してデジタル通信機器に入力する。
【0005】
したがって、デジタル通信機器を用いてアナログ電話回線網を介した通信を行うためには、デジタル信号とアナログ信号とを変復調するモデム装置およびネットワーク網を制御するNCU(Network Control Unit)を備える。
【0006】
図6は、デジタル式ファクシミリ機能装置のNCU基板に組み込まれた回線インターフェース回路の要部を示した回路図である。
【0007】
図6に示すように、回線インターフェース回路はライントランス601を用いてライントランス601の1次コイル620側と2次コイル621側とに分離する2線4線変換を行うとともに、1次コイル620側の通信信号を2次コイル621側の送信信号ライン回路609と着信信号ライン回路611の2回路に分離している。
【0008】
図示しないファクシミリ機能装置を電話回線に接続して通信を行う場合は、電話回線のインピーダンスとファクシミリ機能装置のインピーダンスとを一致させる必要がある。
【0009】
すなわち、アナログ電話回線とデジタルファクシミリ機能装置とのインターフェース部において、インターフェース部の電話回線側とファクシミリ機能装置側とのインピーダンスを一致させる。
【0010】
電話回線とファクシミリ機能装置とはNCUを介して接続されているので、NCUのモデム側のインピーダンスを電話回線側のインピーダンスに一致させる。
【0011】
NCUに内蔵されたライントランス601のインピーダンスを調整するために、ライントランス601の2次コイル621(モデム側)の送信信号ライン609と、着信信号ライン611と、中点接地ライン610には、電話回線インピーダンスの値と一致するように、各抵抗値を有する抵抗器602、605、604が接続されている。
【0012】
またコイルaは、回線閉結時に回線直流電流を流し、交換器にファクシミリのフックオフを認識させるものである。
【0013】
ここでライントランス601を有する回線インターフェース回路が組み込まれたNCUを介してファクシミリ機能装置が画情報の送受信を行う場合の動作について簡単に説明する。
ファクシミリ装置から画情報を送信する場合は、図示しない画情報読み取り装置により画情報を読み込み、読み込んだ画情報信号をモデム607で変調して送信信号ライン609に入力する。
【0014】
ライントランス601の2次コイル621側の送信信号ライン609に入力された画情報信号は1次コイル620に電磁誘導される。
【0015】
トランス601の1次コイル620に電磁誘導された画情報信号は切り替え機606によって電話回線端子に接続されて電話回線へと送信される。
【0016】
なお、切り替え機606はファクシミリ通信の時はファクシミリ通信ライン612、613に接続し、電話通信の場合は電話通信ライン614、615に接続するように電磁リレー等の切り替え機能を有する方法を用いて行う。
【0017】
画情報を受信する場合は、着信信号が電話回線を介して入力すると着信信号に基づいて切り替え機606がファックス通信ライン612、613に接続する。
【0018】
なお、着信信号が電話通信の場合はリンガーモジュール608に着信信号を伝送して着信を知らせるためのリンギング信号を生成するとともに、切り替え機606を電話通信ライン614、615に切り替える。
【0019】
切り替え機606によってファックス通信ライン612、613が電話回線に接続されると、電話回線から送信されてきた画情報信号がライントランス601の1次コイル620に入力する。
【0020】
ライントランス601の1次コイル620に入力した画情報信号は、2次コイル621に電磁誘導されて着信信号ライン611からモデム607へと送信される。
【0021】
モデム607へ入力された画情報信号は、モデム607で復調されて図示しないプリンタ機能装置により印刷される。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の構成においては、電源等から突発的に発生した高周波の誘導ノイズや放射ノイズによりファクシミリ機能装置等の通信機器の通信速度が低下するという問題があった。
【0023】
そこで、本発明は、電源等からの高周波の誘導ノイズや放射ノイズによる通信速度の低下を簡単な構成により防止するようにした回線インターフェース回路を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1の発明は、回線に接続される1次コイルと機器側に接続される2次コイルとを有するライントランスを具備した回線インターフェース回路において、前記2次コイルの中点を接地する接地回路に高周波ノイズ信号をバイパスするコンデンサーを接続したことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0026】
図1は、本発明に係る回線インターフェース回路をデジタル式ファクシミリ機能装置のNCUに用いた場合の要部の構成回路を示したブロック図である。
【0027】
尚、この場合、NCUは、ファクシミリ機能装置の内部に装着する方法若しくは外部に配置する方法等が可能であるが、特に方法は問わない。
【0028】
この回線インターフェース回路は、例えばアナログ電話回線に接続する通信機器と電話回線との回線インターフェース装置にライントランスを用いた回路として用いられるものである。
【0029】
図1に示すように回線インターフェース回路100は、ライントランス101を用いてライントランス101の1次コイル120と2次コイル121とに分離する2線4線変換を行うとともに、ライントランス101の1次コイル120に入力された通信信号を2次コイル121で2つの回路に分離する。
【0030】
電話回線とファクシミリ機能装置とのインターフェース装置であるNCUは、NCUの電話回線側のインピーダンスとモデム側のインピーダンスとを一致させるために、ライントランス101の2次コイル121の送信信号ライン109と、着信信号ライン111と、中点接地ライン110には電話回線インピーダンス値と一致するように各抵抗値を有する抵抗器102、105、104が接続されている。
【0031】
またコイルaは、回線閉結時に回線直流電流を流し、交換器にファクシミリのフックオフを認識させるものである。
【0032】
本発明に係る回線インターフェース回路は、ライントランス101の2次コイル121の中点接地ライン110の抵抗器104と並列にコンデンサー103が接続された中点接地回路130を有する。
【0033】
例えば、電話回線インピーダンスを600Ωとすると、送信信号ライン109と着信信号ライン111の抵抗器102、105の抵抗値を600Ωとし、中点接地ライン110の抵抗器104を300Ω、中点接地ライン110の抵抗器104と並列に接続したコンデンサー103の静電容量を0.22μFとして接続されている。
【0034】
この回線インターフェース回路は、ライントランス101の2次コイル121の中点接地ライン抵抗器104と並列にコンデンサー103を配置した中点接地回路130を有することの他は、図6に示した構成と同様である。
【0035】
この回線インターフェース回路を介してファクシミリ機能装置が画情報の送受信を行う場合の画情報信号の流れを図1を参照しながら簡単に説明する。
【0036】
この回線インターフェース回路を介してファクシミリ機能装置から画情報を送信する場合は、図示しない画情報読み取り装置により画情報を読み込み、読み込んだ画情報信号をモデム107で変調して、送信信号ライン109に入力する。
【0037】
ライントランス101の2次コイル121の送信信号ライン109に入力した画情報信号はライントランス101の1次コイル120に電磁誘導され、切り替え機106を介して電話回線へと送信される。
【0038】
画情報を受信する場合は、電話回線を介して入力した画情報信号が切り替え機106によって接続されたライントランス101の1次コイル120に入力し、2次コイル121に電磁誘導されて着信信号ラインからモデム107へ送信される。
【0039】
この回線インターフェース回路にはライントランス101が用いられている。
このライントランス101を用いることにより、ライントランス101の1次コイル120側の電話回線と2次コイル121のファクシミリ機能装置側の回路とを絶縁して過電流等の漏電防止の安全対策となる。
【0040】
また、ライントランス101の2次コイル121を送信信号ライン回路109と着信信号ライン回路111とに分離することにより(2線−4線変換)、モデム107の送受信信号の合成と分解が容易となる。
【0041】
更に、ライントランス101の1次コイル120(電話回線)側のインピーダンスと2次コイル121(モデム側)側のインピーダンスを平衡に保持する調整が容易となる。
【0042】
ファクシミリ通信においては、電話回線のインピーダンスとファクシミリ機能装置のインピーダンスの平衡が崩れると、ファクシミリ信号が反射する等の現象が生じて送受信能力が低下する。
【0043】
したがって、ライントランス101の電話回線(1次コイル120側)インピーダンスとファクシミリ機能装置(2次コイル121側)インピーダンスを平衡に保持することは、ファクシミリ通信の送受信能力を維持するためにはとても重要である。
【0044】
ここで、図6に示すように従来の回線インターフェース回路におけるライントランス601の1次コイル620(電話回線)側のインピーダンスと2次コイル621(モデム側)側のインピーダンスとを平衡に調整した場合のトランス回路を示すと図2のようになる。
【0045】
図2に示すように、例えば電話回線インピーダンスを600Ωとするとライントランス201の2次コイル221の送信信号ライン209および受信信号ライン211にはそれぞれ600Ωの抵抗器202、205を接続し、中点接地ライン210には300Ωの抵抗器204が接続されている。
【0046】
図3は、図2に示したトランス回路図と等価なブリッジ回路であり、このブリッジ回路を用いて、ファクシミリ信号の流れを説明する。
【0047】
図3(a)に示すように、ブリッジ回路300は、B3C3間、B3D3間(送信信号ライン209)、C3E3間、D3E3間(着信信号ライン211)の各ラインにはそれぞれ600Ωの抵抗器301、302、304、305が接続され、C3D3間(中点接地ライン210)には300Ωの抵抗器303が接続されている。
【0048】
図3(a)に示すように、B3C3間、B3D3間、C3E3間、D3E3間の各ラインの抵抗値が600Ωであるので、点A3と点F3間に電圧を印加してもブリッジライン(C3D3間)には電圧降下が生じない。
【0049】
したがって、ファクシミリ信号が電話回線を介して点A3から入力すると、入力信号はブリッジ回路300のブリッジライン(C3D3間)には流れずに、A3→B3→C3→E3→F3経路若しくはA3→B3→D3→E3→F3経路を流れる。
【0050】
ところが、最近のファックス機能装置を含むデジタル機器には高周波のクロック等を用いた機器が多く、これらの機器や電源装置等から突発的な高周波(2MHz〜6MHz)の誘導ノイズや放射ノイズが発生する場合がある。
【0051】
高周波ノイズの信号が図2に示したライントランス201に入力すると、ライントランス201の1次コイル220側のインピーダンスと2次コイル221側のインピーダンスの平衡が崩れるという現象が発生する。
【0052】
この突発的な高周波(2MHz〜6MHz)ノイズの発生により、図3(a)に示したブリッジ回路300のB3C3間ラインの抵抗値が0Ωとなるような現象を生ずる。この現象と等価な回路を示した回路図が図3(b)である。
【0053】
図3(b)に示すように、ブリッジ回路310のB3’C3’間の抵抗値が0Ωである回路では、点A3’と点F3’間に電圧を印加すると点C3’と点D3’との電位が異なりブリッジライン(C3’D3’間)に電流が流れるようになる。
【0054】
したがって、高周波ノイズを含むファクシミリ信号が電話回線を介して点A3’から入力すると、入力信号はブリッジ回路310のA3’→B3’→C3’→E3’→F3’経路若しくはA3’→B3’→C3’→D3’→E3’→F3’経路を流れる。
【0055】
このことは、図2に示した従来の回線インターフェース回路のライントランス201の1次コイル220(電話回線)側のインピーダンスと2次コイル221側のインピーダンスの平衡が崩れて中点接地ライン210に誘導電流が流れ、ファクシミリ通信の送受信能力および通信速度を低下させるという現象を生ずる。
【0056】
図4は、図1に示した本発明に係る回線インターフェース回路のライントランス101を用いて1次コイル120(電話回線)側のインピーダンスと2次コイル121(モデム側)側のインピーダンスとを平衡に調整した場合のトランス回路図である。
【0057】
図4に示すように、例えば電話回線インピーダンスを600Ωとするとライントランス401の2次コイル421の送信信号ライン409および受信信号ライン411にはそれぞれ600Ωの抵抗器402、405を接続し、中点接地ライン407には300Ωの抵抗器404と0.22μFのコンデンサー403を並列に接続した中点接地回路430が構成されている。
【0058】
図5は、図4に示したトランス回路と等価なブリッジ回路を用いて、ファクシミリ信号の流れを説明するための回路図である。
【0059】
図5(a)に示すようにブリッジ回路500は、B5C5間、B5D5間、C5E5間、D5E5間の各ラインにはそれぞれ600Ωの抵抗器501、502、506、505が接続され、C5D5間のブリッジラインには300Ωの抵抗器504と0.22μFのコンデンサー503が並列に接続されている。
【0060】
図5(a)に示すように、例えば高周波ノイズを含まない通常のファクシミリ信号が電話回線を介して点A5から入力した場合は、図3(a)の説明と同様にブリッジ回路500のブリッジライン(C5D5間)には電圧降下が生じないので、点A5から入力したファクシミリ信号は、ブリッジライン(C5D5間)へは流れずに、A5→B5→C5→E5→F5経路若しくはA5→B5→D5→E5→F5経路を流れる。
【0061】
高周波ノイズを含むファクシミリ信号が電話回線を介して点A5から入力した場合は図3の説明と同様に、図4に示したライントランス401の1次コイル420側のインピーダンスと2次コイル421側のインピーダンスの平衡が崩れるという現象が発生する。
【0062】
図5(a)に示すように本発明に係る回線インターフェース回路は、ブリッジ回路500のブリッジライン(C5D5間)に300Ωの抵抗器504と並列に0.22μFのコンデンサー503が接続されている。
【0063】
コンデンサー503の容量リアクタンスXcの値は、Xc=1/(2×π×f×c)の式で算出される。
【0064】
上記容量リアクタンスXcの算出式において、fはコンデンサーへの入力信号の周波数、cはコンデンサーの静電容量である。
【0065】
容量リアクタンスXcの算出式により、コンデンサー503への入力信号の周波数fの値が大きい高周波数の場合は、コンデンサー503の容量リアクタンスXcは限りなく0Ωの値に近くなる。
【0066】
ブリッジ回路500のブリッジライン(C5D5間)に高周波電圧を印加すると、電流はブリッジライン(C5D5間)のコンデンサー503を導通する。
【0067】
すなわち、ブリッジライン(C5D5間)のG5I5間のラインはコンデンサー503側が0Ωの抵抗で接続された状態である図5(b)に示すようなブリッジ回路510(C5’D5’間のライン513)と等価な現象を生ずる。
【0068】
図5(b)に示すように、ブリッジ回路510のB5’C5’間およびC5’D5’間の抵抗値が0Ωである回路では、点A5’と点F5’間に電圧を印加してもブリッジライン(C5’D5’間)には電圧降下も誘導電流も発生しない。
【0069】
電話回線を介して点A5’から入力した高周波ノイズを含むファクシミリ信号は、ブリッジ回路510のA5’→B5’→C5’→E5’→F5’経路若しくはA5’→B5’→C5’→D5’→E5’→F5’経路を流れる。
【0070】
ブリッジ回路510の点C5’および点D5’は同電位であり、C5’E5’間のラインとD5’E5’間のラインに接続されている抵抗器405、502の抵抗値はそれぞれ600Ωであるので、図1に示した回線インターフェース回路のライントランス101の1次コイル120側のインピーダンスと2次コイル121側のインピーダンスとは平衡となる。
【0071】
このことにより、回線インターフェース回路に高周波の誘導ノイズや放射ノイズが突発的に入力された場合においても、ライントランスの中点接地ラインには電圧降下が発生しないので誘導電流による受信信号のノイズも発生することなく、データエラーや通信速度の低下等の障害を抑えることができる。
【0072】
なお、上記実施の形態においては、本発明に係る回線インターフェース回路をファクシミリ機能装置に用いた例を示したが、ライントランスを用いている回線インターフェース回路であれば同様に適用可能である。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、高周波の誘導ノイズや放射ノイズが突発的に入力された場合においても、ライントランスの中点接地ラインには電圧降下が発生しないので誘導電流による受信信号のノイズも発生することなく、データエラーや通信速度の低下等の障害を抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回線インターフェース回路の要部の構成を示したブロック図である。
【図2】従来の回線インターフェース回路の要部のライントランス部分のトランス回路図である。
【図3】図2に示したトランス回路と等価なブリッジ回路および信号の流れを説明するブリッジ回路図である。
【図4】本発明に係る回線インターフェース回路の要部のライントランス部分のトランス図である。
【図5】図4に示したトランス回路と等価なブリッジ回路および信号の流れを説明するブリッジ回路図である。
【図6】従来の回線インターフェース回路の要部の構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
100 回線インターフェース回路
101 ライントランス
102 送信信号ラインの抵抗器
104 中点接地ラインの抵抗器
105 着信信号ラインの抵抗器
103 コンデンサー
106 切り替え器
107 モデム
108 リンガーモジュール
109 送信信号ライン
110 中点接地ライン
111 着信信号ライン
112、113 ファクシミリ通信ライン
114、115 電話通信ライン
120 ライントランス101の1次コイル
121 ライントランス101の2次コイル
130 中点接地回路

Claims (1)

  1. 回線に接続される1次コイルと機器側に接続される2次コイルとを有するライントランスを具備した回線インターフェース回路において、
    前記2次コイルの中点を接地する接地回路に高周波ノイズ信号をバイパスするコンデンサを接続した
    ことを特徴とする回線インターフェース回路。
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