JP2004110588A - 記憶メディアアクセスシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】書き換え可能な外部記憶メディアにおけるセキュリティを維持し不正な利用を防止できること。
【解決手段】ユーザは、パーソナルコンピュータ(PC)1から外部記憶メディア2にアクセスできるが、PC1から外部記憶メディア2に対しては、外部記憶メディア2上で予め定めたアクセス管理プログラム3以外アクセスできないようになっている。ユーザは、このアクセス管理プログラム3にアクセスすることにより、外部記憶メディア2上に記録されたファイル4のファイル一覧およびファイルの内容を取得でき、ファイルの隠蔽化が図れ不正利用を防止できるようになる。
【選択図】 図1
【解決手段】ユーザは、パーソナルコンピュータ(PC)1から外部記憶メディア2にアクセスできるが、PC1から外部記憶メディア2に対しては、外部記憶メディア2上で予め定めたアクセス管理プログラム3以外アクセスできないようになっている。ユーザは、このアクセス管理プログラム3にアクセスすることにより、外部記憶メディア2上に記録されたファイル4のファイル一覧およびファイルの内容を取得でき、ファイルの隠蔽化が図れ不正利用を防止できるようになる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、外部記憶メディアに対するアクセスを管理する記憶メディアアクセスシステムに関し、より詳しくは、メディア上に記録されたデータの不正利用を防止する記憶メディアアクセスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ソフトウェアの不正利用を防止する方法として、外部記憶メディアとしてのICチップに秘密情報を記憶しておき、鍵を用いて復号することにより秘密情報を保護するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−328032号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記技術はICカード等の書き換えを行わない場合に適用されるものであり、DVD+RWなどの書き換え可能な外部記憶メディアに記録された情報は、記録したユーザ以外のユーザでも自由に内容の閲覧、コピーが容易であり、セキュリティの面においてまったく無防備であった。
【0005】
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、書き換え可能な外部記憶メディアにおけるセキュリティを維持し不正な利用を防止できる記憶メディアアクセスシステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる記憶メディアアクセスシステムは、パーソナルコンピュータと、該パーソナルコンピュータにより制御される機器から読み書き可能な記憶メディアに記録されたファイルに対するアクセスを行う記憶メディアアクセスシステムであって、前記記憶メディアに格納された所定のアクセスプログラムのみを用いて前記ファイルにアクセスを可能とし、前記アクセスプログラム以外を用いたアクセスを排除することを特徴とする。
【0007】
また、請求項2の発明にかかる記憶メディアアクセスシステムは、請求項1に記載の発明において、前記アクセスプログラムにアクセスする際にユーザの認証を必要とし、該認証に失敗したアクセスを排除することを特徴とする。
【0008】
また、請求項3の発明にかかる記憶メディアアクセスシステムは、パーソナルコンピュータと、該パーソナルコンピュータにより制御される機器から読み書き可能な記憶メディアに記録されたファイルに対するアクセスを行う記憶メディアアクセスシステムであって、前記ファイルは前記記憶メディアに暗号化して記録され、前記記憶メディアに格納された所定のアクセスプログラムのみを用いてアクセス可能とし、かつ該アクセスプログラムにより前記ファイルが復号化されることを特徴とする。
【0009】
また、請求項4の発明にかかる記憶メディアアクセスシステムは、請求項3に記載の発明において、前記アクセスプログラムにアクセスする際にユーザの認証を必要とし、該認証に失敗したアクセスを排除することを特徴とする。
【0010】
また、請求項5の発明にかかる記憶メディアアクセスシステムは、請求項1に記載の発明において、前記アクセスプログラムは、前記パーソナルコンピュータ上の対応アプリケーションのみのアクセスを可能とし、前記対応アプリケーション以外からのアクセスを排除するとともに、該対応アプリケーションに前記ファイルの保存およびコピーを防止するプラグインの有無を判断し、ない場合には前記記憶メディアから前記プラグインをインストールすることを特徴とする。
【0011】
また、請求項6の発明にかかる記憶メディアアクセスシステムは、請求項5に記載の発明において、前記アクセスプログラムにアクセスする際にユーザの認証を必要とし、該認証に失敗したアクセスを排除することを特徴とする。
【0012】
また、請求項7の発明にかかる記憶メディアアクセスシステムは、請求項3に記載の発明において、前記アクセスプログラムは、前記パーソナルコンピュータ上の対応アプリケーションのみのアクセスを可能とし、前記対応アプリケーション以外からのアクセスを排除するとともに、該対応アプリケーションに前記ファイルの保存およびコピーを防止するプラグインの有無を判断し、ない場合には前記記憶メディアから前記プラグインをインストールすることを特徴とする。
【0013】
また、請求項8の発明にかかる記憶メディアアクセスシステムは、請求項7に記載の発明において、前記アクセスプログラムにアクセスする際にユーザの認証を必要とし、該認証に失敗したアクセスを排除することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる記憶メディアアクセスシステムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0015】
(実施の形態1)
図1は、この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態1を説明するための図である。ユーザは、パーソナルコンピュータ(PC)1から外部記憶メディア2にアクセスする。PC1から外部記憶メディア2に対しては、外部記憶メディア2上で予め定めたアクセス管理プログラム3以外アクセスできないようになっている。ユーザは、このアクセス管理プログラム3にアクセスすることにより初めて、外部記憶メディア2上に記録されたファイル4のファイルの一覧および内容を取得でき、ファイル4の隠蔽化が図れ不正利用を防止できるようになる。
【0016】
(実施の形態2)
図2は、この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態2を説明するための図である。ユーザは、PC1から外部記憶メディア2にアクセスする。PC1上から外部記憶メディア2には実施の形態1同様にアクセス管理プログラム3以外はアクセスできない。このアクセス管理プログラム3は、アクセスする際に認証が必要であり、認証されることで初めて外部記憶メディア2上に記録されたファイル4の一覧および内容を取得でき、ファイル4の隠蔽化が図れ、不正利用を防止できる。
【0017】
(実施の形態3)
図3は、この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態3を説明するための図である。ユーザは、PC1から外部記憶メディア2にアクセスする。ユーザは、PC1上から外部記憶メディア2上のアクセス管理プログラム3以外のファイルにもアクセス可能である。但し、各ファイル4は全て暗号化されており、容易にファイル内容を利用できないようになっている。そして、アクセス管理プログラム3にアクセスすることにより初めて、外部記憶メディア2上に記録されたファイル4を復号化でき、ファイル4の不正利用を防止できる。
【0018】
(実施の形態4)
図4は、この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態4を説明するための図である。ユーザは、PC1から外部記憶メディア2にアクセスすると、外部記憶メディア2上のアクセス管理プログラム3以外のファイル4にもアクセス可能である。但し、各ファイル4は全て暗号化されており、容易にファイル内容を利用できないようになっている。アクセス管理プログラム3は、アクセスする際に認証が必要であり、認証されることで初めて外部記憶メディア2上に記録されたファイル4を復号化でき、ファイル4の不正利用を防止できる。
【0019】
(実施の形態5)
図5は、この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態5を説明するためのフローチャートである。ユーザがアプリケーション上から外部記憶メディア2にアクセスする場合(ステップS1)、外部記憶メディア2上のアクセス管理プログラム3以外のファイル4にはアクセスできない。また、予め定めた対応アプリケーションであるか判断され(ステップS2)、対応アプリケーション以外であれば(ステップS2:No)、アクセス管理プログラム3へのアクセスは排除される(ステップS3)。
【0020】
対応アプリケーションがアクセス管理プログラム3にアクセスすると(ステップS2:Yes)、アクセス用のプラグインがインストールされているか判断し(ステップS4)、インストールされていな場合は(ステップS4:No)、インストールされ(ステップS5)、外部記憶メディア2上に記録されたファイル4にアクセスして(ステップS6)、ファイル4の一覧および内容を取得でき、ファイル4の隠蔽化が図れ、不正利用を防止できる。そして、プラグインは、対応アプリケーションが読み込んだファイル4を別名で保存すること、およびコピーをすることを防止する。
【0021】
(実施の形態6)
図6は、この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態6を説明するためのフローチャートである。ユーザがアプリケーション上から外部記憶メディア2にアクセスする場合(ステップS11)、アクセス管理プログラム3にはアクセスする際に認証が必要である(ステップS12)。認証に成功すると(ステップS12:Yes)、次に、対応アプリケーションであるか判断される(ステップS13)。対応アプリケーションであれば(ステップS13:Yes)、アクセス管理プログラム3にアクセスできる。
【0022】
一方、認証できない場合(ステップS12:No)、および対応アプリケーションでない場合には(ステップS13:No)、いずれもアクセス管理プログラム3へのアクセスは排除される(ステップS14)。
【0023】
アクセス成功時には、次にアクセス用のプラグインがインストールされているか判断される(ステップS15)。プラグインがインストールされていない場合は(ステップS15:No)、インストールされ(ステップS16)、その上で外部記憶メディア2上に記録されたファイル4にアクセスして(ステップS17)、ファイル4の一覧および内容を取得でき、ファイル4の隠蔽化が図れ、不正利用を防止できる。そして、プラグインは、対応アプリケーションが読み込んだファイル4を別名で保存すること、およびコピーをすることを防止する。
【0024】
(実施の形態7)
図7は、この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態7を説明するためのフローチャートである。ユーザがアプリケーション上から外部記憶メディア2にアクセスする場合(ステップS21)、外部記憶メディア2上のアクセス管理プログラム3以外のファイル4にもアクセス可能であるが、それらは全て暗号化されており、容易にファイル内容を利用できないようになっている。
【0025】
次に、対応アプリケーションであるか判断され(ステップS22)、対応アプリケーション以外であれば(ステップS22:No)、アクセス管理プログラム3へのアクセスは排除される(ステップS23)。対応アプリケーションがアクセス管理プログラム3にアクセスすると(ステップS22:Yes)、次にアクセス用のプラグインがインストールされているか判断される(ステップS24)。
【0026】
インストールされている場合は(ステップS24:Yes)、ステップS26に移行し、インストールされていない場合は(ステップS24:No)、インストールされ(ステップS25)、外部記憶メディア2上に記録されたファイル4にアクセスでき(ステップS26)、ファイル4の一覧および内容を取得でき、ファイル4の隠蔽化が図れ、不正利用を防止できる。そして、プラグインは、対応アプリケーションが読み込んだファイル4を別名で保存すること、およびコピーをすることを防止する。
【0027】
(実施の形態8)
図8は、この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態8を説明するためのフローチャートである。ユーザがアプリケーション上から外部記憶メディア2にアクセスする場合(ステップS31)、外部記憶メディア2上のアクセス管理プログラム3以外のファイル4にもアクセス可能である。しかし、それらは全て暗号化されており、容易にファイル内容を利用できないようになっている。
【0028】
アクセス管理プログラム3にはアクセスする際に認証が必要である(ステップS32)。認証に成功すると(ステップS32:Yes)、次に、対応アプリケーションであるか判断される(ステップS33)。対応アプリケーションであれば(ステップS33:Yes)、アクセス管理プログラム3にアクセスできる。
【0029】
一方、認証できない場合(ステップS32:No)、および対応アプリケーションでない場合には(ステップS33:No)、いずれもアクセス管理プログラム3へのアクセスは排除される(ステップS34)。
【0030】
アクセス成功時には、次にアクセス用のプラグインがインストールされているか判断される(ステップS35)。インストールされている場合は(ステップS35:Yes)、ステップS37に移行する。プラグインがインストールされていない場合は(ステップS35:No)、インストールされ(ステップS36)、その上で外部記憶メディア2上に記録されたファイル4にアクセスして(ステップS37)、ファイル4の一覧および内容を取得でき、ファイル4の隠蔽化が図れ、不正利用を防止できる。そして、プラグインは、対応アプリケーションが読み込んだファイル4を別名で保存すること、およびコピーをすることを防止する。
【0031】
以上説明したように、この発明によれば、書き換え可能な外部記憶メディア2の不正な利用を防止でき、セキュリティを容易に確保できるようになる。また、ファイルを隠蔽し、不正なファイル利用を防止できる。また、認証を行うことで使用ユーザを制限できる。また、アクセス可能な対応アプリケーションを予め設定しておくことにより、対応アプリケーション以外からの利用を排しセキュリティを確保できるようになる。
【0032】
なお、本実施の形態で説明したアクセス方法は、予め用意されたアクセス管理プログラム3をパーソナルコンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このアクセス管理プログラム3は、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのアクセス管理プログラム3は、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、読み書き可能な記憶メディアに格納されたファイルの不正利用を防止することができ、ファイル内容のセキュリティを容易に確保することができる。また、ユーザ認証を行うことにより使用ユーザを制限できるようになる。また、ファイルを暗号化し、特定のアクセスプログラムによってのみ復号化することにより、ファイルの不正利用をより防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態1を説明するための図である。
【図2】この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態2を説明するための図である。
【図3】この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態3を説明するための図である。
【図4】この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態4を説明するための図である。
【図5】この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態5を説明するためのフローチャートである。
【図6】この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態6を説明するためのフローチャートである。
【図7】この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態7を説明するためのフローチャートである。
【図8】この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態8を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ(PC)
2 外部記憶メディア
3 アクセス管理プログラム
4 ファイル
【発明の属する技術分野】
この発明は、外部記憶メディアに対するアクセスを管理する記憶メディアアクセスシステムに関し、より詳しくは、メディア上に記録されたデータの不正利用を防止する記憶メディアアクセスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ソフトウェアの不正利用を防止する方法として、外部記憶メディアとしてのICチップに秘密情報を記憶しておき、鍵を用いて復号することにより秘密情報を保護するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−328032号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記技術はICカード等の書き換えを行わない場合に適用されるものであり、DVD+RWなどの書き換え可能な外部記憶メディアに記録された情報は、記録したユーザ以外のユーザでも自由に内容の閲覧、コピーが容易であり、セキュリティの面においてまったく無防備であった。
【0005】
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、書き換え可能な外部記憶メディアにおけるセキュリティを維持し不正な利用を防止できる記憶メディアアクセスシステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる記憶メディアアクセスシステムは、パーソナルコンピュータと、該パーソナルコンピュータにより制御される機器から読み書き可能な記憶メディアに記録されたファイルに対するアクセスを行う記憶メディアアクセスシステムであって、前記記憶メディアに格納された所定のアクセスプログラムのみを用いて前記ファイルにアクセスを可能とし、前記アクセスプログラム以外を用いたアクセスを排除することを特徴とする。
【0007】
また、請求項2の発明にかかる記憶メディアアクセスシステムは、請求項1に記載の発明において、前記アクセスプログラムにアクセスする際にユーザの認証を必要とし、該認証に失敗したアクセスを排除することを特徴とする。
【0008】
また、請求項3の発明にかかる記憶メディアアクセスシステムは、パーソナルコンピュータと、該パーソナルコンピュータにより制御される機器から読み書き可能な記憶メディアに記録されたファイルに対するアクセスを行う記憶メディアアクセスシステムであって、前記ファイルは前記記憶メディアに暗号化して記録され、前記記憶メディアに格納された所定のアクセスプログラムのみを用いてアクセス可能とし、かつ該アクセスプログラムにより前記ファイルが復号化されることを特徴とする。
【0009】
また、請求項4の発明にかかる記憶メディアアクセスシステムは、請求項3に記載の発明において、前記アクセスプログラムにアクセスする際にユーザの認証を必要とし、該認証に失敗したアクセスを排除することを特徴とする。
【0010】
また、請求項5の発明にかかる記憶メディアアクセスシステムは、請求項1に記載の発明において、前記アクセスプログラムは、前記パーソナルコンピュータ上の対応アプリケーションのみのアクセスを可能とし、前記対応アプリケーション以外からのアクセスを排除するとともに、該対応アプリケーションに前記ファイルの保存およびコピーを防止するプラグインの有無を判断し、ない場合には前記記憶メディアから前記プラグインをインストールすることを特徴とする。
【0011】
また、請求項6の発明にかかる記憶メディアアクセスシステムは、請求項5に記載の発明において、前記アクセスプログラムにアクセスする際にユーザの認証を必要とし、該認証に失敗したアクセスを排除することを特徴とする。
【0012】
また、請求項7の発明にかかる記憶メディアアクセスシステムは、請求項3に記載の発明において、前記アクセスプログラムは、前記パーソナルコンピュータ上の対応アプリケーションのみのアクセスを可能とし、前記対応アプリケーション以外からのアクセスを排除するとともに、該対応アプリケーションに前記ファイルの保存およびコピーを防止するプラグインの有無を判断し、ない場合には前記記憶メディアから前記プラグインをインストールすることを特徴とする。
【0013】
また、請求項8の発明にかかる記憶メディアアクセスシステムは、請求項7に記載の発明において、前記アクセスプログラムにアクセスする際にユーザの認証を必要とし、該認証に失敗したアクセスを排除することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる記憶メディアアクセスシステムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0015】
(実施の形態1)
図1は、この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態1を説明するための図である。ユーザは、パーソナルコンピュータ(PC)1から外部記憶メディア2にアクセスする。PC1から外部記憶メディア2に対しては、外部記憶メディア2上で予め定めたアクセス管理プログラム3以外アクセスできないようになっている。ユーザは、このアクセス管理プログラム3にアクセスすることにより初めて、外部記憶メディア2上に記録されたファイル4のファイルの一覧および内容を取得でき、ファイル4の隠蔽化が図れ不正利用を防止できるようになる。
【0016】
(実施の形態2)
図2は、この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態2を説明するための図である。ユーザは、PC1から外部記憶メディア2にアクセスする。PC1上から外部記憶メディア2には実施の形態1同様にアクセス管理プログラム3以外はアクセスできない。このアクセス管理プログラム3は、アクセスする際に認証が必要であり、認証されることで初めて外部記憶メディア2上に記録されたファイル4の一覧および内容を取得でき、ファイル4の隠蔽化が図れ、不正利用を防止できる。
【0017】
(実施の形態3)
図3は、この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態3を説明するための図である。ユーザは、PC1から外部記憶メディア2にアクセスする。ユーザは、PC1上から外部記憶メディア2上のアクセス管理プログラム3以外のファイルにもアクセス可能である。但し、各ファイル4は全て暗号化されており、容易にファイル内容を利用できないようになっている。そして、アクセス管理プログラム3にアクセスすることにより初めて、外部記憶メディア2上に記録されたファイル4を復号化でき、ファイル4の不正利用を防止できる。
【0018】
(実施の形態4)
図4は、この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態4を説明するための図である。ユーザは、PC1から外部記憶メディア2にアクセスすると、外部記憶メディア2上のアクセス管理プログラム3以外のファイル4にもアクセス可能である。但し、各ファイル4は全て暗号化されており、容易にファイル内容を利用できないようになっている。アクセス管理プログラム3は、アクセスする際に認証が必要であり、認証されることで初めて外部記憶メディア2上に記録されたファイル4を復号化でき、ファイル4の不正利用を防止できる。
【0019】
(実施の形態5)
図5は、この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態5を説明するためのフローチャートである。ユーザがアプリケーション上から外部記憶メディア2にアクセスする場合(ステップS1)、外部記憶メディア2上のアクセス管理プログラム3以外のファイル4にはアクセスできない。また、予め定めた対応アプリケーションであるか判断され(ステップS2)、対応アプリケーション以外であれば(ステップS2:No)、アクセス管理プログラム3へのアクセスは排除される(ステップS3)。
【0020】
対応アプリケーションがアクセス管理プログラム3にアクセスすると(ステップS2:Yes)、アクセス用のプラグインがインストールされているか判断し(ステップS4)、インストールされていな場合は(ステップS4:No)、インストールされ(ステップS5)、外部記憶メディア2上に記録されたファイル4にアクセスして(ステップS6)、ファイル4の一覧および内容を取得でき、ファイル4の隠蔽化が図れ、不正利用を防止できる。そして、プラグインは、対応アプリケーションが読み込んだファイル4を別名で保存すること、およびコピーをすることを防止する。
【0021】
(実施の形態6)
図6は、この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態6を説明するためのフローチャートである。ユーザがアプリケーション上から外部記憶メディア2にアクセスする場合(ステップS11)、アクセス管理プログラム3にはアクセスする際に認証が必要である(ステップS12)。認証に成功すると(ステップS12:Yes)、次に、対応アプリケーションであるか判断される(ステップS13)。対応アプリケーションであれば(ステップS13:Yes)、アクセス管理プログラム3にアクセスできる。
【0022】
一方、認証できない場合(ステップS12:No)、および対応アプリケーションでない場合には(ステップS13:No)、いずれもアクセス管理プログラム3へのアクセスは排除される(ステップS14)。
【0023】
アクセス成功時には、次にアクセス用のプラグインがインストールされているか判断される(ステップS15)。プラグインがインストールされていない場合は(ステップS15:No)、インストールされ(ステップS16)、その上で外部記憶メディア2上に記録されたファイル4にアクセスして(ステップS17)、ファイル4の一覧および内容を取得でき、ファイル4の隠蔽化が図れ、不正利用を防止できる。そして、プラグインは、対応アプリケーションが読み込んだファイル4を別名で保存すること、およびコピーをすることを防止する。
【0024】
(実施の形態7)
図7は、この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態7を説明するためのフローチャートである。ユーザがアプリケーション上から外部記憶メディア2にアクセスする場合(ステップS21)、外部記憶メディア2上のアクセス管理プログラム3以外のファイル4にもアクセス可能であるが、それらは全て暗号化されており、容易にファイル内容を利用できないようになっている。
【0025】
次に、対応アプリケーションであるか判断され(ステップS22)、対応アプリケーション以外であれば(ステップS22:No)、アクセス管理プログラム3へのアクセスは排除される(ステップS23)。対応アプリケーションがアクセス管理プログラム3にアクセスすると(ステップS22:Yes)、次にアクセス用のプラグインがインストールされているか判断される(ステップS24)。
【0026】
インストールされている場合は(ステップS24:Yes)、ステップS26に移行し、インストールされていない場合は(ステップS24:No)、インストールされ(ステップS25)、外部記憶メディア2上に記録されたファイル4にアクセスでき(ステップS26)、ファイル4の一覧および内容を取得でき、ファイル4の隠蔽化が図れ、不正利用を防止できる。そして、プラグインは、対応アプリケーションが読み込んだファイル4を別名で保存すること、およびコピーをすることを防止する。
【0027】
(実施の形態8)
図8は、この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態8を説明するためのフローチャートである。ユーザがアプリケーション上から外部記憶メディア2にアクセスする場合(ステップS31)、外部記憶メディア2上のアクセス管理プログラム3以外のファイル4にもアクセス可能である。しかし、それらは全て暗号化されており、容易にファイル内容を利用できないようになっている。
【0028】
アクセス管理プログラム3にはアクセスする際に認証が必要である(ステップS32)。認証に成功すると(ステップS32:Yes)、次に、対応アプリケーションであるか判断される(ステップS33)。対応アプリケーションであれば(ステップS33:Yes)、アクセス管理プログラム3にアクセスできる。
【0029】
一方、認証できない場合(ステップS32:No)、および対応アプリケーションでない場合には(ステップS33:No)、いずれもアクセス管理プログラム3へのアクセスは排除される(ステップS34)。
【0030】
アクセス成功時には、次にアクセス用のプラグインがインストールされているか判断される(ステップS35)。インストールされている場合は(ステップS35:Yes)、ステップS37に移行する。プラグインがインストールされていない場合は(ステップS35:No)、インストールされ(ステップS36)、その上で外部記憶メディア2上に記録されたファイル4にアクセスして(ステップS37)、ファイル4の一覧および内容を取得でき、ファイル4の隠蔽化が図れ、不正利用を防止できる。そして、プラグインは、対応アプリケーションが読み込んだファイル4を別名で保存すること、およびコピーをすることを防止する。
【0031】
以上説明したように、この発明によれば、書き換え可能な外部記憶メディア2の不正な利用を防止でき、セキュリティを容易に確保できるようになる。また、ファイルを隠蔽し、不正なファイル利用を防止できる。また、認証を行うことで使用ユーザを制限できる。また、アクセス可能な対応アプリケーションを予め設定しておくことにより、対応アプリケーション以外からの利用を排しセキュリティを確保できるようになる。
【0032】
なお、本実施の形態で説明したアクセス方法は、予め用意されたアクセス管理プログラム3をパーソナルコンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このアクセス管理プログラム3は、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのアクセス管理プログラム3は、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、読み書き可能な記憶メディアに格納されたファイルの不正利用を防止することができ、ファイル内容のセキュリティを容易に確保することができる。また、ユーザ認証を行うことにより使用ユーザを制限できるようになる。また、ファイルを暗号化し、特定のアクセスプログラムによってのみ復号化することにより、ファイルの不正利用をより防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態1を説明するための図である。
【図2】この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態2を説明するための図である。
【図3】この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態3を説明するための図である。
【図4】この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態4を説明するための図である。
【図5】この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態5を説明するためのフローチャートである。
【図6】この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態6を説明するためのフローチャートである。
【図7】この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態7を説明するためのフローチャートである。
【図8】この発明の記憶メディアアクセスシステムの実施の形態8を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ(PC)
2 外部記憶メディア
3 アクセス管理プログラム
4 ファイル
Claims (8)
- パーソナルコンピュータと、該パーソナルコンピュータにより制御される機器から読み書き可能な記憶メディアに記録されたファイルに対するアクセスを行う記憶メディアアクセスシステムであって、
前記記憶メディアに格納された所定のアクセスプログラムのみを用いて前記ファイルにアクセスを可能とし、前記アクセスプログラム以外を用いたアクセスを排除することを特徴とする記憶メディアアクセスシステム。 - 前記アクセスプログラムにアクセスする際にユーザの認証を必要とし、該認証に失敗したアクセスを排除することを特徴とする請求項1に記載の記憶メディアアクセスシステム。
- パーソナルコンピュータと、該パーソナルコンピュータにより制御される機器から読み書き可能な記憶メディアに記録されたファイルに対するアクセスを行う記憶メディアアクセスシステムであって、
前記ファイルは前記記憶メディアに暗号化して記録され、前記記憶メディアに格納された所定のアクセスプログラムのみを用いてアクセス可能とし、かつ該アクセスプログラムにより前記ファイルが復号化されることを特徴とする記憶メディアアクセスシステム。 - 前記アクセスプログラムにアクセスする際にユーザの認証を必要とし、該認証に失敗したアクセスを排除することを特徴とする請求項3に記載の記憶メディアアクセスシステム。
- 前記アクセスプログラムは、前記パーソナルコンピュータ上の対応アプリケーションのみのアクセスを可能とし、前記対応アプリケーション以外からのアクセスを排除するとともに、該対応アプリケーションに前記ファイルの保存およびコピーを防止するプラグインの有無を判断し、ない場合には前記記憶メディアから前記プラグインをインストールすることを特徴とする請求項1記載の記憶メディアアクセスシステム。
- 前記アクセスプログラムにアクセスする際にユーザの認証を必要とし、該認証に失敗したアクセスを排除することを特徴とする請求項5に記載の記憶メディアアクセスシステム。
- 前記アクセスプログラムは、前記パーソナルコンピュータ上の対応アプリケーションのみのアクセスを可能とし、前記対応アプリケーション以外からのアクセスを排除するとともに、該対応アプリケーションに前記ファイルの保存およびコピーを防止するプラグインの有無を判断し、ない場合には前記記憶メディアから前記プラグインをインストールすることを特徴とする請求項3に記載の記憶メディアアクセスシステム。
- 前記アクセスプログラムにアクセスする際にユーザの認証を必要とし、該認証に失敗したアクセスを排除することを特徴とする請求項7に記載の記憶メディアアクセスシステム。
Priority Applications (1)
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JP2002274094A JP2004110588A (ja) | 2002-09-19 | 2002-09-19 | 記憶メディアアクセスシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002274094A JP2004110588A (ja) | 2002-09-19 | 2002-09-19 | 記憶メディアアクセスシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004110588A true JP2004110588A (ja) | 2004-04-08 |
Family
ID=32270663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008217390A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Fujitsu Ltd | 情報受け渡し装置、方法、プログラム及び記憶媒体 |
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2002
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007133608A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Sony Corp | 情報処理装置、ソフトウェアインストール方法、および光ディスク |
US8120997B2 (en) | 2005-11-09 | 2012-02-21 | Sony Corporation | Information processing apparatus including a communication unit that communicates with an IC chip and associated methodology |
US8848496B2 (en) | 2005-11-09 | 2014-09-30 | Sony Corporation | Information processing apparatus, software installing method, and recording medium |
JP2008217390A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Fujitsu Ltd | 情報受け渡し装置、方法、プログラム及び記憶媒体 |
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