JP2004110568A - 部品材料管理方法および装置並びにプログラム - Google Patents

部品材料管理方法および装置並びにプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2004110568A
JP2004110568A JP2002273949A JP2002273949A JP2004110568A JP 2004110568 A JP2004110568 A JP 2004110568A JP 2002273949 A JP2002273949 A JP 2002273949A JP 2002273949 A JP2002273949 A JP 2002273949A JP 2004110568 A JP2004110568 A JP 2004110568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
weight
child
input
sum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002273949A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Tsukagoshi
塚越 秀之
Nobuo Nishimura
西村 伸郎
Kaoru Nakahira
中平 薫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2002273949A priority Critical patent/JP2004110568A/ja
Publication of JP2004110568A publication Critical patent/JP2004110568A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】部品を構成する材料の調査後のデータ処理等による不手際を防止し、部品を構成する材料およびその材料毎の重量を適切に管理することのできる部品材料管理方法および装置並びにプログラムを提供する。
【解決手段】仕入先側で部品の重量等が記入された際に、記入された部品材料の重量の和を算出し(ステップ300)、算出した値と記入された部品の重量との誤差を算出し(ステップ301)、算出した誤差に所定値以上の差異があった場合には、これを誤りとした処理を行う(ステップ303)。
【選択図】    図9

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、部品材料管理方法および装置並びにプログラムに関し、特に、部品に含まれる材料およびその重量を管理する部品材料管理方法および装置並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、環境悪化の懸念から工業製品のリサイクルが奨励されるとともに、工業製品に含まれる有害物質の削減も多く実現されようとしている。このような情勢は、法的な規制によるものだけでなく、メーカーの自主的な考えによるものも多い。
【0003】
工業製品のリサイクルや有害物質の削減を行おうとする場合、当然のことながら、各製品を構成する部品がどのような材料から作成されているかを知る必要がある。しかしながら、多くのメーカーでは、部品の全てを自社で作成するとは限らず、部品メーカから購入することもある。
【0004】
部品を部品メーカーから購入している場合には、メーカーが全ての部品を構成する材料を調査するのは困難であり、結果として、部品メーカーの協力が不可欠となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、最近の工業製品における部品は、技術の発達に伴って様々な材料が用いられていることが多い。このため、部品の材料を調査したとしても、その集計等のデータ処理を行う際に間違いが生じることがある。
【0006】
このような間違いは、少ないことが望ましく、当然のことながら、皆無であることが最良である。
【0007】
そこで、この発明は、部品を構成する材料の調査後のデータ処理等による不手際を防止し、部品を構成する材料およびその材料毎の重量を適切に管理することのできる部品材料管理方法および装置並びにプログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、請求項1の発明は、部品を構成する材料を該材料毎の重量とともに管理する部品材料管理方法において、部品の重量を部品重量として入力し、該部品を構成する材料毎の重量を材料重量として入力し、該入力された材料重量の和を算出し、該算出した和と前記部品重量との差異が所定値以上であった場合には、入力した値の間違いを通知することを特徴とする。
【0009】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記部品を構成する子部品毎の重量を子部品重量として入力し、該子部品を構成する材料毎の重量を子部品材料重量として入力し、該入力された子部品材料重量の和を算出し、該算出した和と前記子部品重量との差異が所定値以上であった場合には、入力された値の間違いを通知することを特徴とする。
【0010】
また、請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記子部品重量の和を算出し、該算出した和と前記部品重量との差異が所定値以上であった場合に、入力された値の間違いを通知することを特徴とする。
【0011】
また、請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記通知は、表示された数値または近傍の表示形態を変更することで行うことを特徴とする。
【0012】
また、請求項5の発明は、部品を構成する材料を該材料毎の重量とともに管理する部品材料管理装置において、部品の重量である部品重量と、該部品を構成する材料毎の重量である材料重量とを入力する入力手段と、前記入力手段により入力された材料重量の和を算出する算出手段と、前記算出手段が算出した和と前記入力手段により入力された部品重量との差異が所定値以上であった場合に、前記入力手段により入力された値間違いを通知する通知手段とを具備することを特徴とする。
【0013】
また、請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記入力手段は、前記部品を構成する子部品毎の重量である子部品重量と、該子部品を構成する材料毎の重量である子部品材料重量の入力し、前記算出手段は、前記入力手段により入力された子部品材料重量の和を算出し、前記通知手段は、前記算出手段が算出した子部品材料重量の和と前記入力手段により入力された子部品重量との差異が所定値以上であった場合に、通知を行うことを特徴とする。
【0014】
また、請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記算出手段は、前記子部品重量の和を算出し、前記通知手段は、前記算出手段が算出した子部品重量の和と前記部品重量との差異が所定値以上であった場合に、通知を行うことを特徴とする。
【0015】
また、請求項8の発明は、請求項5の発明において、前記入力手段により入力された部品重量と材料重量との値を表示する表示手段を備え、前記通知手段は、前記表示手段により表示された値またはその近傍の表示形態を変更することで前記通知を行うことを特徴とする。
【0016】
また、請求項9の発明は、部品を構成する材料を該材料毎の重量とともにコンピュータに管理させる部品材料管理プログラムにおいて、部品の重量を部品重量として入力するステップと、前記部品を構成する材料毎の重量を材料重量として入力するステップと、前記材料重量の和を算出するステップと、前記和と前記部品重量との差異が所定値以上であった場合、入力された値の間違いを通知するステップとを具備することを特徴とする。
【0017】
また、請求項10の発明は、請求項9の発明において、前記部品を構成する子部品毎の重量を子部品重量として入力するステップと、前記子部品を構成する材料毎の重量を子部品材料重量として入力するステップと、前記子部品材料重量の和を算出するステップと、前記子部品材料重量の和と前記子部品重量との差異が所定値以上であった場合、入力された値の間違いを通知するステップとをさらに具備することを特徴とする。
【0018】
また、請求項11の発明は、請求項10の発明において、前記子部品重量の和を算出するステップと、前記子部品重量の和と前記部品重量との差異が所定値以上であった場合に、入力された値の間違いを通知するステップとをさらに具備することを特徴とする。
【0019】
また、請求項12の発明は、請求項9の発明において、入力ステップにより入力された部品重量および材料重量の値を表示するステップをさらに具備し、前記通知を、表示された部品重量若しくは材料重量の値またはその近傍位置の表示形態を変更することで行うことを特徴とする。
【0020】
また、請求項13の発明は、コンピュータに表の作成および表示、該表に入力された値に基づく表計算を実行させるソフトウェアを制御し、部品を構成する材料を該材料毎の重量とともに管理させる部品材料管理プログラムにおいて、前記ソフトウェアが作成した表示した表に入力された部品を構成する材料毎の重量を示す材料重量の和を該ソフトウェアに算出させるステップと、前記材料重量の和と前記表に入力された前記部品の重量を示す部品重量との差異を前記ソフトウェアに算出させるステップと、前記材料重量の和と前記部品重量との差異が所定値以上であった場合に、前記表のうち前記部品重量若しくは前記材料重量が入力された位置の表示色を前記ソフトウェアに変更させるステップとを具備することを特徴とする。
【0021】
また、請求項14の発明は、請求項13の発明において、前記表に入力された前記部品を構成する子部品を構成する材料毎の重量を示す子部品材料重量の和を前記ソフトウェアに算出させるステップと、前記子部品材料重量の和と前記表に入力された前記子部品の重量を示す子部品重量との差異を前記ソフトウェアに算出させるステップと、前記子部品材料重量の和と前記子部品重量との差異を前記ソフトウェアに算出させるステップと、前記子部品材料重量の和と前記子部品重量との差異が所定値以上であった場合に、前記表のうち前記子部品材料重量若しくは前記子部品重量が入力された位置の表示色を前記ソフトウェアに変更させるステップとをさらに具備することを特徴とする。
【0022】
また、請求項15の発明は、請求項14の発明において、前記子部品重量の和を前記ソフトウェアに算出させるステップと、前記子部品重量の和と前記部品重量との差異を前記ソフトウェアに算出させるステップと、前記子部品重量の和と前記部品重量との差異が所定値以上であった場合に、前記表のうち前記子部品重量若しくは前記部品重量が入力された位置の表示色を前記ソフトウェアに変更させるステップとをさらに具備することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る部品材料管理方法および装置並びにプログラムの一実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0024】
図1は、この発明を適用した部品材料管理システムの構成例を示すブロック図である。同図に示すように、部品材料管理システムは、部品材料環境DBシステム1と複数のクライアント2(2−1〜2−n)を具備して構成される。
【0025】
部品材料環境DBシステム1は、メーカー等の部品発注側で利用するシステムであり、部品の材料等に関する管理を行う。クライアント2は、部品メーカー等の部品受注側で利用するパーソナルコンピュータであり、インターネットに接続可能なものである。情報交換システム3は、部品材料環境DBシステム1とインターネット2の間での情報交換をインターネットを介して安全、かつ、迅速に行うためのシステムであり、各種のサーバ装置やファイアウォール等を含んで構成されるものである。
【0026】
ここで、部品材料環境DBシステム1について説明する。部品材料環境DBシステム1は、各部品を構成する材料等を管理するデータベースシステムである。このシステムでは、管理する情報として部品受注側(供給側)となる仕入先からの情報提供を必要とする場合には、情報提供を受けるために必要なファイルを生成し、これを部品受注側のクライアント2に提供し、このファイルに基づいた情報提供を部品受注側から受け、提供された情報も部品情報として管理するものである。
【0027】
図2は、部品材料環境DBシステム1の構成を示すブロック図である。同図に示すように、部品材料環境DBシステム1は、部品情報管理装置10と部品材料DB11、仕入先情報DB12、部品重量DB13、複数のクライアント14(14−1〜14−m)、情報交換装置15を具備して構成される。
【0028】
部品情報管理装置10は、部品材料DB11、仕入先情報DB12、部品重量DB13等の各データベースに登録されている情報を管理するとともに、クライアント14へ表示する画面の提供、クライアント14からの指示に基づく各種ファイルの作成や各データベースへの情報の登録、情報交換装置15を介しての情報交換システム3との情報交換等を行う。
【0029】
部品材料DB11、仕入先情報DB12、部品重量DB13は、それぞれ、部品とその部品を構成する材料に関する情報、仕入先とその仕入先から納入される部品の情報、部品の重量および部品を構成する各材料の重量、等が登録されている。
【0030】
クライアント14は、部品情報管理装置10から提供される画面を操作者に表示するとともに、当該画面に対して操作者が入力した情報を部品情報管理装置10に送出する。情報交換装置15は、部品情報管理装置10と情報交換システム3の間での情報交換を仲介する。
【0031】
次に、部品材料環境DBシステム1の動作を部品情報管理装置10がクライアント14に提供する画面の遷移状態を参照して説明する。図3は、部品情報管理装置10がクライアント14に提供する画面の画面遷移例を示した図である。
【0032】
クライアント14から部品情報管理装置10へアクセスすると、部品情報管理装置10からは、まず、メインメニュー画面20がクライアント14へ提供される。このメインメニュー画面20からは、部品材料登録画面21、仕入先別ファイル作成画面22、部品材料ファイル作成画面23、仕入先メンテナンス24、部品重量管理メニュー25の各画面へ遷移する。
【0033】
部品材料登録画面21は、部品材料DB11へ部品とその部品を構成する材料に関する情報を登録するための画面である。仕入先別ファイル作成画面22は、仕入先により部品材料に関する情報を入力させるためのファイルを各仕入先毎に作成する指示を出す画面である。部品材料ファイル作成画面23は、各部品毎に部品を構成する材料を記したファイルを作成する指示を出す画面であり、ここで作成された部品材料が部品の材料変更やリサイクル等の検討を行う際に利用されることとなる。仕入先メンテナンス画面24は、仕入先に関する情報の登録や変更、削除等を行うための画面であり、この画面により仕入先情報DB12の登録内容を変更する。部品重量管理メニュー25は、部品の重量を管理するためのメニュー画面が表示されている。
【0034】
これら各画面からは、それぞれ、これらの他の画面へ遷移することができる。また、部品重量管理メニュー25からは、重量データ参照・更新画面26、FD受領データインポート画面27へ遷移することもできる。
【0035】
重量データ参照・更新画面26は、部品重量DB13に登録されている部品の重量データを参照したり、更新したりするための画面である。また、仕入先に対して依頼を行った情報提供に対する回答の入力等の全体の進捗状況および、情報提供に対する回答の状況を仕入先別に確認することができる。
【0036】
FD受領データインポート画面27は、仕入先にインターネットへ接続できる環境が無い場合に、当該仕入先からの情報をディスク等で受け取り、これを部品重量DB13へ登録するための画面である。このFD受領データインポート画面26からは、重量データ参照・更新画面27へ遷移することができる。
【0037】
また、重量データ参照・更新画面26とFD受領データインポート画面27からは、部品材料登録画面21、仕入先別ファイル作成画面22、部品材料ファイル作成画面23、仕入先メンテナンス24、部品重量管理メニュー25の各画面へ遷移することができる。
【0038】
次に、部品材料環境DBシステム1における仕入先への情報提供の依頼から当該依頼に対する回答の登録までの処理を説明する。図4は、部品材料環境DB13における処理の流れを示すフローチャートである。
【0039】
部品材料環境DBシステム1では、仕入先への情報提供の依頼を行う際には、ます、部品情報管理装置10が部品情報テーブルを作成する(ステップ100)。部品情報テーブルは、部品材料DB11に登録されている部品の構成情報(部品を構成する子部品の情報)に基づいて作成される。
【0040】
次に、部品情報管理装置10は、操作者からの指示があると、仕入先別ファイルを作成する(ステップ101)。仕入先別ファイルの作成は、部品情報管理装置10がクライアント14に提供する仕入先別ファイル作成画面22に対する指示に基づいて行われ、先に作成した部品情報テーブルを仕入先毎に分割したファイルを生成する。
【0041】
ここで、仕入先別ファイル作成画面22の詳細について説明する。図5は、仕入先別ファイル作成画面22の表示例を示した図である。同図に示すように、仕入先別ファイル作成画面22には、作成条件入力欄22Aと作成結果表示欄22Bが表示される。
【0042】
作成条件入力欄22Aには、、管理番号を選択する管理番号選択欄22A−1、提出期限を入力する提出期限入力欄22A−2、ファイル作成指示ボタン22A−3等が表示されている。この作成条件入力欄22Aでは、管理番号選択欄22A−1で、管理番号を選択し、提出期限入力欄22A−2に提出期限を入力した後に、ファイル作成指示ボタン22A−3を押下すると、部品情報管理装置10により、これら指定した作成条件に基づく仕入先別のファイルが作成される。このファイルは、上述したように部品情報テーブルの一部を作成条件に基づいて分割したものである。
【0043】
作成結果表示欄22Bには、当初は何も表示されておらず、ファイル作成指示ボタン22A−3の押下により仕入先別のファイルが作成されると、作成されたファイルのファイル一覧22B−1が表示される。そして、作成結果確認指示ボタン22B−2を押下すると、作成されたファイルの詳細を確認することができるが、その画面の説明については省略する。
【0044】
さて、仕入先別のファイルが生成されると、部品情報管理装置10は、当該ファイルを情報交換装置15を介して情報交換システム3に送信する(ステップ102)。
【0045】
情報交換システム3に送信したファイルは、その後、仕入先のクライアント2が取得し、仕入先で回答が記入される。そして、回答が記入されたファイルが、再び情報交換システム3に登録されることとなる。
【0046】
部品情報管理装置10は、仕入先で回答が記入されたファイルが情報交換システム3に登録されると、情報交換装置15を介してこれを受信し(ステップ103)、これを部品の重量データとして部品重量DB13に登録し(ステップ104)、処理を終了する。
【0047】
次に、仕入先側での処理について説明する。図6は、仕入先側(部品受注側)での処理の流れを示すフローチャートである。
【0048】
仕入先側では、まず、クライアント2により情報交換システム3へアクセスし、部品材料環境DBシステム1により登録されたファイルをダウンロードして取得する(ステップ200)。
【0049】
クライアント2から情報交換システム3へのアクセスは、クライアント2に搭載されているウェブブラウザを利用してインターネットを介して行うが、この際には、クライアント2のウェブブラウザに図7に示すような画面50が表示される。この画面50には、ダウンロード可能なファイル、つまり、情報提供を依頼された部品に対応するファイルのファイル一覧51が表示されるとともに、当該ファイルのダウンロードを指示するためのダウンロード指示ボタン52が表示されている。また、ファイル一覧51に表示されたファイルに対する回答を記入したファイルをアップロードを指示するためのアップロード指示ボタン53も表示されている。仕入先側では、このダウンロード指示ボタン52を押下することで、部品材料環境DBシステム1により登録されたファイルをダウンロードして取得することができる。
【0050】
仕入先側では、ファイルをダウンロードして取得すると、当該ファイルを専用のアプリケーション若しくは汎用の表計算アプリケーション等を用いて、当該ファイルをクライアント2上で開き、このファイルに部品重量を記入する(ステップ201)。クライアント2上で開かれたファイルは、例えば、図8に示すような表形式でクライアント2のディスプレイ等に表示される。このファイルを汎用の表計算アプリケーションで開く際には、この表計算アプリケーションには、専用の制御プログラム(一般にマクロと称されることが多い)を予め組み込んでおく。この制御プログラム若しくは専用のアプリケーションは、事前に部品情報環境DBシステム1から配布されるものである。
【0051】
さて、仕入先側では、ファイルに部品重量を記入すると、アップロード用のファイルの作成を指示する(ステップ202)。このファイルの作成指示は、制御プログラム若しくは専用のアプリケーションの処理により表示されるボタン等で行う。
【0052】
アップロード用のファイルの作成を指示すると、ファイルの作成処理が開始されるが、記入した部品重量に誤りがある場合には、ファイルは作成されないため(ステップ203でNO)、再度、部品重量の記入をやり直すこととなる。
【0053】
また、記入した部品重量に誤りがなく、ファイルが作成されると(ステップ203でYES)、仕入先側では、これを情報交換システム3にアップロードして登録する(ステップ204)。このアップロードは、図7に示した画面50のアップロード指示ボタン53を押下することにより行う。
【0054】
次に、アップロード用のファイルの作成処理について説明する。図9は、アップロード用のファイルの作成処理の流れを示すフローチャートである。なお、アップロード用のファイルは、記入された部品重量に基づいて、制御プログラム若しくは専用のアプリケーション(以下、両者をプログラムと称する)の処理により生成される。
【0055】
アップロード用のファイルの作成が指示されると、まず、プログラムは、子部品の重量を算出する(ステップ300)。子部品の重量は、例えば、図10に示す表の複数のセル81に記入された子部品を構成する材料毎の重量の和を算出することで行われる。
【0056】
続いて、プログラムは、算出した子部品の重量と、記入された子部品の重量を比較し、その誤差を算出する(ステップ301)。この誤差の算出は、例えば、図10に示す表の複数のセル81に記入された重量の和と、セル82に記入された子部品の重量の差異に基づいて行われる。
【0057】
そして、プログラムは、算出した誤差が所定値以上、例えば、1%以上であった場合には(ステップ302でYES)、該当する子部品重量をエラーとして記憶する(ステップ303)。
【0058】
この子部品重量に対する処理は、表中に記載されている全ての子部品(購入する部品となる購入体を構成する全ての部品)に対して行う(ステップ304でNO)。
【0059】
全ての子部品に対する処理が終了すると(ステップ304でYES)、プログラムは、購入体の重量を算出する(ステップ305)。購入体の重量は、例えば、図11に示す表の複数のセル83に記入された子部品重量の和を算出することで行われ、その結果がセル84に自動記入される。
【0060】
続いて、プログラムは、算出した購入体の重量と、記入された購入体の重量の和を比較し、その誤差を算出する(ステップ306)。この誤差の算出は、例えば、図11に示すセル84に自動記入された算出結果と、セル85に記入された購入体の重量の差異に基づいて行われる。
【0061】
そして、プログラムは、算出した誤差が所定値以上、例えば、1%以上であった場合には(ステップ307でYES)、該当する購入体重量をエラーとして記憶する(ステップ308)。
【0062】
次に、プログラムは、ステップ303とステップ308で記憶したエラーがある場合には(ステップ309でYES)、クライアント2の操作者に対してエラーを通知する(ステップ310)。エラーの通知は、例えば、エラーとなった重量が記入されているセルの色を変更することで行われる。その結果、子部品重量にエラーがあった場合(ステップ303で記憶したエラー)には、図12に示すようにセル82の表示色を変更し、購入体重量にエラーがあった場合(ステップ308で記憶したエラー)には、図13に示すようにセル85の表示色を変更する。また、子部品重量と購入体重量の両者にエラーがあった場合には、図14に示すようにセル82とセル85の両者の色を変更する。このとき、エラーの種別により異なる色への変更を行うようにしてもよい。
【0063】
一方、プログラムは、子部品重量と購入体重量の両者にエラーが無かった場合には(ステップ309でNO)、表中に記入されている値を所定の形式で出力したファイルを作成し(ステップ311)、処理を終了する。
【0064】
なお、ここでは、重量値の入力を仕入先側で行う場合のみを説明したが、部品の発注側で重量値を入力する場合にも同様の処理を行うことができる。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、仕入先側で部品の重量等が入力された際に、入力された部品の重量と、入力された部品材料の重量の和とに所定値以上の差異があった場合には、これを誤りとした処理を行うように構成したので、入力誤り等による明かな誤りを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した部品材料管理システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】部品材料環境DBシステム1の構成を示すブロック図である。
【図3】部品情報管理装置10がクライアント14に提供する画面の画面遷移例を示した図である。
【図4】部品材料環境DB13における処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】仕入先別ファイル作成画面22の表示例を示した図である。
【図6】仕入先側(部品受注側)での処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】ファイルのダウンロード画面の例を示した図である。
【図8】クライアント2でのファイルの表示例を示した図である。
【図9】アップロード用のファイルの作成処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】子部品重量の算出例を説明するための図である。
【図11】購入体重量の算出例を説明するための図である。
【図12】子部品重量のエラーを通知する通知例を示した図である。
【図13】購入体重量のエラーを通知する通知例を示した図である。
【図14】子部品重量と購入体重量のエラーを通知する通知例を示した図である。
【符号の説明】
1  部品材料環境DBシステム
2−1〜2−n  クライアント
3  情報交換システム
10  部品情報管理装置
11  部品材料DB
12  仕入先情報DB
13  部品重量DB
14−1〜14−m  クライアント
15  情報交換装置
20  メインメニュー画面
21  部品材料登録画面
22  仕入先別ファイル作成画面
22A  作成条件入力欄
22A−1  コード選択欄
22A−2  管理番号選択欄
22A−3  提出期限入力欄
22A−4  ファイル作成指示ボタン
22B  作成結果表示欄
22B−1  ファイル一覧
22B−2  作成結果確認指示ボタン
23  部品材料ファイル作成画面
24  仕入先メンテナンス
25  部品重量管理メニュー
26  全体進捗確認画面
27  仕入先別回答状況画面
28  重量データ参照・更新画面
29  アップロード画面
50  画面
51  ファイル一覧
52  ダウンロード指示ボタン
53  アップロード指示ボタン
81  セル
82  セル
83  セル
84  セル
85  セル

Claims (15)

  1. 部品を構成する材料を該材料毎の重量とともに管理する部品材料管理方法において、
    部品の重量を部品重量として入力し、該部品を構成する材料毎の重量を材料重量として入力し、該入力された材料重量の和を算出し、該算出した和と前記部品重量との差異が所定値以上であった場合には、入力した値の間違いを通知することを特徴とする部品材料管理方法。
  2. 前記部品を構成する子部品毎の重量を子部品重量として入力し、該子部品を構成する材料毎の重量を子部品材料重量として入力し、該入力された子部品材料重量の和を算出し、該算出した和と前記子部品重量との差異が所定値以上であった場合には、入力された値の間違いを通知することを特徴とする請求項1記載の部品材料管理方法。
  3. 前記子部品重量の和を算出し、該算出した和と前記部品重量との差異が所定値以上であった場合に、入力された値の間違いを通知することを特徴とする請求項2記載の部品材料管理方法。
  4. 前記通知は、
    表示された数値または近傍の表示形態を変更することで行うことを特徴とする請求項1記載の部品材料管理方法。
  5. 部品を構成する材料を該材料毎の重量とともに管理する部品材料管理装置において、
    部品の重量である部品重量と、該部品を構成する材料毎の重量である材料重量とを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された材料重量の和を算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した和と前記入力手段により入力された部品重量との差異が所定値以上であった場合に、前記入力手段により入力された値間違いを通知する通知手段と
    を具備することを特徴とする部品材料管理装置。
  6. 前記入力手段は、
    前記部品を構成する子部品毎の重量である子部品重量と、該子部品を構成する材料毎の重量である子部品材料重量の入力し、
    前記算出手段は、前記入力手段により入力された子部品材料重量の和を算出し、
    前記通知手段は、前記算出手段が算出した子部品材料重量の和と前記入力手段により入力された子部品重量との差異が所定値以上であった場合に、通知を行う
    ことを特徴とする請求項5記載の部品材料管理装置。
  7. 前記算出手段は、
    前記子部品重量の和を算出し、
    前記通知手段は、前記算出手段が算出した子部品重量の和と前記部品重量との差異が所定値以上であった場合に、通知を行う
    ことを特徴とする請求項6記載の部品材料管理装置。
  8. 前記入力手段により入力された部品重量と材料重量との値を表示する表示手段を備え、
    前記通知手段は、前記表示手段により表示された値またはその近傍の表示形態を変更することで前記通知を行う
    ことを特徴とする請求項5記載の部品材料管理装置。
  9. 部品を構成する材料を該材料毎の重量とともにコンピュータに管理させる部品材料管理プログラムにおいて、
    部品の重量を部品重量として入力するステップと、
    前記部品を構成する材料毎の重量を材料重量として入力するステップと、
    前記材料重量の和を算出するステップと、
    前記和と前記部品重量との差異が所定値以上であった場合、入力された値の間違いを通知するステップと
    を具備することを特徴とする部品材料管理プログラム。
  10. 前記部品を構成する子部品毎の重量を子部品重量として入力するステップと、
    前記子部品を構成する材料毎の重量を子部品材料重量として入力するステップと、
    前記子部品材料重量の和を算出するステップと、
    前記子部品材料重量の和と前記子部品重量との差異が所定値以上であった場合、入力された値の間違いを通知するステップと
    をさらに具備することを特徴とする請求項9記載の部品材料管理プログラム。
  11. 前記子部品重量の和を算出するステップと、
    前記子部品重量の和と前記部品重量との差異が所定値以上であった場合に、入力された値の間違いを通知するステップと
    をさらに具備することを特徴とする請求項10記載の部品材料管理プログラム。
  12. 入力ステップにより入力された部品重量および材料重量の値を表示するステップをさらに具備し、
    前記通知を、表示された部品重量若しくは材料重量の値またはその近傍位置の表示形態を変更することで行う
    ことを特徴とする請求項9記載の部品材料管理プログラム。
  13. コンピュータに表の作成および表示、該表に入力された値に基づく表計算を実行させるソフトウェアを制御し、部品を構成する材料を該材料毎の重量とともに管理させる部品材料管理プログラムにおいて、
    前記ソフトウェアが作成した表示した表に入力された部品を構成する材料毎の重量を示す材料重量の和を該ソフトウェアに算出させるステップと、
    前記材料重量の和と前記表に入力された前記部品の重量を示す部品重量との差異を前記ソフトウェアに算出させるステップと、
    前記材料重量の和と前記部品重量との差異が所定値以上であった場合に、前記表のうち前記部品重量若しくは前記材料重量が入力された位置の表示色を前記ソフトウェアに変更させるステップと
    を具備することを特徴とする部品材料管理プログラム。
  14. 前記表に入力された前記部品を構成する子部品を構成する材料毎の重量を示す子部品材料重量の和を前記ソフトウェアに算出させるステップと、
    前記子部品材料重量の和と前記表に入力された前記子部品の重量を示す子部品重量との差異を前記ソフトウェアに算出させるステップと、
    前記子部品材料重量の和と前記子部品重量との差異を前記ソフトウェアに算出させるステップと、
    前記子部品材料重量の和と前記子部品重量との差異が所定値以上であった場合に、前記表のうち前記子部品材料重量若しくは前記子部品重量が入力された位置の表示色を前記ソフトウェアに変更させるステップと
    をさらに具備することを特徴とする請求項13記載の部品材料管理プログラム。
  15. 前記子部品重量の和を前記ソフトウェアに算出させるステップと、
    前記子部品重量の和と前記部品重量との差異を前記ソフトウェアに算出させるステップと、
    前記子部品重量の和と前記部品重量との差異が所定値以上であった場合に、前記表のうち前記子部品重量若しくは前記部品重量が入力された位置の表示色を前記ソフトウェアに変更させるステップと
    をさらに具備することを特徴とする請求項14記載の部品材料管理プログラム。
JP2002273949A 2002-09-19 2002-09-19 部品材料管理方法および装置並びにプログラム Pending JP2004110568A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002273949A JP2004110568A (ja) 2002-09-19 2002-09-19 部品材料管理方法および装置並びにプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002273949A JP2004110568A (ja) 2002-09-19 2002-09-19 部品材料管理方法および装置並びにプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004110568A true JP2004110568A (ja) 2004-04-08

Family

ID=32270571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002273949A Pending JP2004110568A (ja) 2002-09-19 2002-09-19 部品材料管理方法および装置並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004110568A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017221674A (ja) * 2008-02-27 2017-12-21 ナイキ イノベイト セー. フェー. 対話型運動トレーニングログ
JP2022146733A (ja) * 2021-03-22 2022-10-05 本田技研工業株式会社 部品管理装置、部品管理システム、部品管理方法、及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017221674A (ja) * 2008-02-27 2017-12-21 ナイキ イノベイト セー. フェー. 対話型運動トレーニングログ
JP2022146733A (ja) * 2021-03-22 2022-10-05 本田技研工業株式会社 部品管理装置、部品管理システム、部品管理方法、及びプログラム
JP7386199B2 (ja) 2021-03-22 2023-11-24 本田技研工業株式会社 部品管理システム、材料管理装置、材料管理方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210389943A1 (en) Resource processing using an intermediary for context-based customization of interaction deliverables
Grilo et al. Challenging electronic procurement in the AEC sector: A BIM-based integrated perspective
US8381180B2 (en) Visually exposing data services to analysts
TWI645285B (zh) Manufacturing optimization platform and method
US9736269B2 (en) Method and system for sharing metadata between interfaces
CN109597377A (zh) 便于过程控制工厂中的图形显示设计工作流的系统和方法
US20080309665A1 (en) Distributed rapid prototyping
US11023643B2 (en) System and method for interactive datasheets
EP3518161A1 (en) System and method for distributing ar content
JP2015087878A (ja) 産業機器管理システム、産業機器管理サーバ、産業機器管理方法、プログラム、及び情報記憶媒体
JP6278401B2 (ja) 電子マニュアルの配信・進捗管理システム
US20160225193A1 (en) Method and system for communicating product development information
JP2002091818A (ja) 企業間のデータファイル共有・交換システム、および業務協働システム
JP2004110568A (ja) 部品材料管理方法および装置並びにプログラム
US20160210685A1 (en) Interactive component ordering and servicing system and method
JP2007233832A (ja) 基板処理装置の生産工程管理システム
JP7223077B1 (ja) 情報処理システムおよび情報処理方法
KR102045557B1 (ko) 애플리케이션 제공 방법 및 이를 수행하는 장치
JP7223078B1 (ja) 情報処理システムおよび情報処理方法
JP2010287243A5 (ja)
Grilo et al. Electronic public procurement of construction and public works: towards a new reality
Jackson Setting Up Unity Gaming Services Automation
JP2020017245A (ja) Opp袋の価格の自動見積もりシステム
JP2023125712A (ja) 情報処理装置
JP2024019833A (ja) 機械学習アプリケーションの売買システム