JP2004105800A - 膜分離装置と膜分離活性汚泥処理装置と処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】通常の膜分離法に比べてフラックスが大きく、それでいて水質安定性を高めることが可能な膜分離装置と膜分離活性汚泥処理装置と処理方法を提供する。
【解決手段】膜モジュール6、7を有してこれらの複数枚が配置されて活性汚泥処理可能になっている。膜モジュール6、7の膜の孔径が1〜50μmである膜分離装置と膜分離活性汚泥処理装置と処理方法。
【選択図】 図2
【解決手段】膜モジュール6、7を有してこれらの複数枚が配置されて活性汚泥処理可能になっている。膜モジュール6、7の膜の孔径が1〜50μmである膜分離装置と膜分離活性汚泥処理装置と処理方法。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は膜分離装置と膜分離活性汚泥処理装置と処理方法に関し、詳しくは、膜モジュールを有してこれらの複数枚が配置されて活性汚泥処理可能になっている膜分離装置と膜分離活性汚泥処理装置と処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、原水を貯留した浸漬槽内に膜(あるいは膜モジュール)を浸漬して、膜によるろ過作用を利用し、処理水を得る方法が近年多く採用されるようになっている。この方法は、広い面積を要する沈殿池あるいは砂ろ過装置などが不要であるため、比較的狭いところでも排水処理を実施可能にし、立地条件に優れるという利点がある。この膜分離装置は、浸漬槽内に設置した膜(膜モジュール)によって、原水を固液分離し、ろ液はポンプなどにより吸引されて槽外に排出される。
【0003】
この方法は、活性汚泥槽中の微生物濃度を高く維持して、処理能力を大きくし、排水の処理滞留時間を短くすることができる。このような膜分離装置に用いられる分離膜としては、平板状をした平膜と中空糸を用いた中空糸膜などが一般的に使用される。これらの膜は、吸引ろ過法あるいは重力ろ過法によりろ過されるようになっているが、孔径が0.1〜0.4μm程度の膜が一般に使用されており、必ずしもフラックスは大きくない。
【0004】
これとは別に、比較的大きい孔径(75μm以上)を有する不織布などを膜として用い、この膜面上にさらに第2のろ過膜というべき生物層を形成するダイナミックろ過法があり、通常の膜分離法に比べてフラックスが2倍以上と大きい利点があり、処理能力は高い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ダイナミックろ過法を行う場合、所定時間経過後に、その機能上、形成された生物相(付着相)を逆洗法あるいは薬洗法などによって洗浄する必要があるが、洗浄直後の処理水質の変化が大きく、操業上の水質安定性に欠けるという問題がある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の有する問題点に鑑みて、通常の膜分離法に比べてフラックスが大きく、それでいて水質安定性を高めることが可能な膜分離装置と膜分離活性汚泥処理装置と処理方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的は各請求項記載の発明により達成される。すなわち、本発明に係る膜分離装置の特徴構成は、膜モジュールを有してこれらの複数枚が配置されて活性汚泥処理可能になっていて、前記膜モジュールの膜の孔径が1〜50μmであることにある。
【0008】
この構成によれば、通常の膜分離法に比べて膜モジュールの膜の孔径が大きいため、フラックスが大きくなり、処理能力が大きくなる。しかも、ダイナミックろ過法を行う際に、膜モジュール表面に形成された付着相を洗浄して除去した場合の膜モジュールの孔径が、従来のダイナミックろ過法の場合のように大きくないため、洗浄前後の処理能力の変化が小さく、その結果、洗浄直後の処理水質の変化が小さくなり、操業上の水質が安定する。膜モジュールの膜の孔径が1μm未満ではフラックスが小さく、必要膜面積が広くなるため好ましくなく、膜モジュールの膜の孔径が50μmを越えると、膜モジュールを洗浄した後の水質変化が大きく、水質安定性に劣るため好ましくない。その結果、通常の膜分離法に比べてフラックスが大きく、それでいて水質安定性を高めることが可能な膜分離装置を提供することができた。
【0009】
膜モジュールとしては、中空糸膜モジュール、平膜モジュール、管状膜モジュールなど各種膜モジュールを使用することができる。又、本発明における膜モジュールには、本来の膜のみならず、シート状のモジュールをも含む概念として用いる。
【0010】
前記膜モジュールは、中空糸膜モジュール単独、平膜モジュール単独、あるいは中空糸膜モジュールと平膜モジュール単独とが隣接してこれらが交互に配置されて構成されていることが好ましい。
【0011】
更に、本発明に係る膜分離活性汚泥処理装置の特徴構成は、活性汚泥槽に投入された請求項1又は2の膜分離装置と、この膜分離装置から処理水を排出する排出手段とを備え、前記膜分離装置が洗浄可能になっていることにある。
【0012】
この構成によれば、通常の膜分離法に比べてフラックスが大きく、それでいて水質安定性を高めることが可能な膜分離活性汚泥処理装置を提供することができる。膜分離装置の洗浄は、特に限定されるものではなく、逆洗法、薬洗法、更には機械的に掻き取る方法などであってもよく、これらが実施できればよい。
【0013】
更に又、本発明に係る活性汚泥処理方法の特徴構成は、活性汚泥槽中に膜分離装置を配置して活性汚泥を処理する方法において、請求項1又は2の膜分離装置を用いて処理水を得るようにすることにある。
【0014】
この構成によれば、通常の膜分離法に比べてフラックスが大きく、それでいて水質安定性を高めることが可能な膜分離活性汚泥処理方法を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る膜分離活性汚泥処理装置を示す。この膜分離活性汚泥処理装置は、膜分離装置1を活性汚泥槽2に浸漬可能になっていると共に、膜分離装置1に向けて下方から空気を送り込む空気送給管3が設けられており、更に膜分離装置1の上方には、膜分離装置1を透過して処理された透過水を排出する集水管4が配置されている。そして、集水管4の下流側には、排水手段の1種である吸引ポンプPが接続されていると共に、活性汚泥槽2には単位時間あたり所定量の原水が連続的に流入するようになっている。
【0016】
膜分離装置1は、孔径の大きい大口径中空糸膜の多数が層状に張設されたパネル状の中空糸膜モジュール6、あるいは孔径の大きい大口径平膜が張設されたパネル状の平膜モジュール7を単独に並列して配置する、あるいは交互に隣接して並列されて構成されており、これらが例えば、幅1m×高さ1.5m程度のパネルとして、約10〜30mm間隔で30枚程度が並列して配置されている。この膜分離装置1によれば、フラックス量1.0〜5.0(m/日)の処理能力を発揮する。もっとも、形状、並列する枚数、間隔などは仕様、用途、目的などに応じて種々の形態に変更可能である。中空糸膜モジュール6についても、中空糸が横方向に張設されているものでもよいし、縦方向に張設されているものでもよい。
【0017】
膜分離装置1を構成する膜としては、孔径が1〜50μmのものであればよく、その材質も、高分子有機膜、金属質、セラミック質のような無機膜、あるいは不織布、織布などから構成されたろ過膜であってもよい。特に、高分子有機膜を使用すると安価であて好ましく、その材質としては、ポリオレフィン、セルロース、ポリスルホン、ポリカーボネート、ポリアクリルニトリル等を使用できるが、これらに限定されるものではない。要は、目的、用途、規模、原水の性状などによって適宜変更可能である。
【0018】
これらの並列した膜モジュール間で微生物が滞留して繁殖しつつ原水を処理すると、膜を透過した処理水は、膜分離装置1の上方に配置されている集水管4を通流して、活性汚泥槽2から排出されるようになっている。もっとも、処理水は必ずしも上方から取り出されるものでなくてもよいし、側方あるいは下方から取り出されてもよく、これらが組み合わされていてもよい。
【0019】
〔別実施の形態〕
(1)上記実施形態では、処理水の排出を吸引ポンプを用いて吸引ろ過方式で行うようにしたが、この方法に限定されるものではなく、水頭差を利用して重力ろ過する方法、あるいは減圧して排水する方法などを採用してもよい。
【0020】
(2)上記実施形態では、中空糸膜モジュール単独、あるいは平膜モジュール単独、さらには両者を交互に配置されている例を示したが、これに限定されるものではなく、例えば、中空糸膜モジュール−平膜モジュール−平膜モジュール−中空糸膜モジュールの繰り返し構成でもよいし、その他の組み合わせでもよい。更には、中空糸膜モジュールの隣には多孔質の板状セパレーターが配置されていてもよい。
【0021】
(3)上記実施形態では、各膜モジュールにより処理された処理水は、1本の集水管により集められて排出される例を示したが、各モジュール毎、あるいはいくつかのモジュール毎に排水処理してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る膜分離活性汚泥処理装置の構成を示す概略正面図
【図2】本発明の一実施形態に係る膜分離装置の構成を示す模式斜視図
【符号の説明】
2 活性汚泥槽
6、7 膜モジュール
P 排出手段
【発明の属する技術分野】
本発明は膜分離装置と膜分離活性汚泥処理装置と処理方法に関し、詳しくは、膜モジュールを有してこれらの複数枚が配置されて活性汚泥処理可能になっている膜分離装置と膜分離活性汚泥処理装置と処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、原水を貯留した浸漬槽内に膜(あるいは膜モジュール)を浸漬して、膜によるろ過作用を利用し、処理水を得る方法が近年多く採用されるようになっている。この方法は、広い面積を要する沈殿池あるいは砂ろ過装置などが不要であるため、比較的狭いところでも排水処理を実施可能にし、立地条件に優れるという利点がある。この膜分離装置は、浸漬槽内に設置した膜(膜モジュール)によって、原水を固液分離し、ろ液はポンプなどにより吸引されて槽外に排出される。
【0003】
この方法は、活性汚泥槽中の微生物濃度を高く維持して、処理能力を大きくし、排水の処理滞留時間を短くすることができる。このような膜分離装置に用いられる分離膜としては、平板状をした平膜と中空糸を用いた中空糸膜などが一般的に使用される。これらの膜は、吸引ろ過法あるいは重力ろ過法によりろ過されるようになっているが、孔径が0.1〜0.4μm程度の膜が一般に使用されており、必ずしもフラックスは大きくない。
【0004】
これとは別に、比較的大きい孔径(75μm以上)を有する不織布などを膜として用い、この膜面上にさらに第2のろ過膜というべき生物層を形成するダイナミックろ過法があり、通常の膜分離法に比べてフラックスが2倍以上と大きい利点があり、処理能力は高い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ダイナミックろ過法を行う場合、所定時間経過後に、その機能上、形成された生物相(付着相)を逆洗法あるいは薬洗法などによって洗浄する必要があるが、洗浄直後の処理水質の変化が大きく、操業上の水質安定性に欠けるという問題がある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の有する問題点に鑑みて、通常の膜分離法に比べてフラックスが大きく、それでいて水質安定性を高めることが可能な膜分離装置と膜分離活性汚泥処理装置と処理方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的は各請求項記載の発明により達成される。すなわち、本発明に係る膜分離装置の特徴構成は、膜モジュールを有してこれらの複数枚が配置されて活性汚泥処理可能になっていて、前記膜モジュールの膜の孔径が1〜50μmであることにある。
【0008】
この構成によれば、通常の膜分離法に比べて膜モジュールの膜の孔径が大きいため、フラックスが大きくなり、処理能力が大きくなる。しかも、ダイナミックろ過法を行う際に、膜モジュール表面に形成された付着相を洗浄して除去した場合の膜モジュールの孔径が、従来のダイナミックろ過法の場合のように大きくないため、洗浄前後の処理能力の変化が小さく、その結果、洗浄直後の処理水質の変化が小さくなり、操業上の水質が安定する。膜モジュールの膜の孔径が1μm未満ではフラックスが小さく、必要膜面積が広くなるため好ましくなく、膜モジュールの膜の孔径が50μmを越えると、膜モジュールを洗浄した後の水質変化が大きく、水質安定性に劣るため好ましくない。その結果、通常の膜分離法に比べてフラックスが大きく、それでいて水質安定性を高めることが可能な膜分離装置を提供することができた。
【0009】
膜モジュールとしては、中空糸膜モジュール、平膜モジュール、管状膜モジュールなど各種膜モジュールを使用することができる。又、本発明における膜モジュールには、本来の膜のみならず、シート状のモジュールをも含む概念として用いる。
【0010】
前記膜モジュールは、中空糸膜モジュール単独、平膜モジュール単独、あるいは中空糸膜モジュールと平膜モジュール単独とが隣接してこれらが交互に配置されて構成されていることが好ましい。
【0011】
更に、本発明に係る膜分離活性汚泥処理装置の特徴構成は、活性汚泥槽に投入された請求項1又は2の膜分離装置と、この膜分離装置から処理水を排出する排出手段とを備え、前記膜分離装置が洗浄可能になっていることにある。
【0012】
この構成によれば、通常の膜分離法に比べてフラックスが大きく、それでいて水質安定性を高めることが可能な膜分離活性汚泥処理装置を提供することができる。膜分離装置の洗浄は、特に限定されるものではなく、逆洗法、薬洗法、更には機械的に掻き取る方法などであってもよく、これらが実施できればよい。
【0013】
更に又、本発明に係る活性汚泥処理方法の特徴構成は、活性汚泥槽中に膜分離装置を配置して活性汚泥を処理する方法において、請求項1又は2の膜分離装置を用いて処理水を得るようにすることにある。
【0014】
この構成によれば、通常の膜分離法に比べてフラックスが大きく、それでいて水質安定性を高めることが可能な膜分離活性汚泥処理方法を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る膜分離活性汚泥処理装置を示す。この膜分離活性汚泥処理装置は、膜分離装置1を活性汚泥槽2に浸漬可能になっていると共に、膜分離装置1に向けて下方から空気を送り込む空気送給管3が設けられており、更に膜分離装置1の上方には、膜分離装置1を透過して処理された透過水を排出する集水管4が配置されている。そして、集水管4の下流側には、排水手段の1種である吸引ポンプPが接続されていると共に、活性汚泥槽2には単位時間あたり所定量の原水が連続的に流入するようになっている。
【0016】
膜分離装置1は、孔径の大きい大口径中空糸膜の多数が層状に張設されたパネル状の中空糸膜モジュール6、あるいは孔径の大きい大口径平膜が張設されたパネル状の平膜モジュール7を単独に並列して配置する、あるいは交互に隣接して並列されて構成されており、これらが例えば、幅1m×高さ1.5m程度のパネルとして、約10〜30mm間隔で30枚程度が並列して配置されている。この膜分離装置1によれば、フラックス量1.0〜5.0(m/日)の処理能力を発揮する。もっとも、形状、並列する枚数、間隔などは仕様、用途、目的などに応じて種々の形態に変更可能である。中空糸膜モジュール6についても、中空糸が横方向に張設されているものでもよいし、縦方向に張設されているものでもよい。
【0017】
膜分離装置1を構成する膜としては、孔径が1〜50μmのものであればよく、その材質も、高分子有機膜、金属質、セラミック質のような無機膜、あるいは不織布、織布などから構成されたろ過膜であってもよい。特に、高分子有機膜を使用すると安価であて好ましく、その材質としては、ポリオレフィン、セルロース、ポリスルホン、ポリカーボネート、ポリアクリルニトリル等を使用できるが、これらに限定されるものではない。要は、目的、用途、規模、原水の性状などによって適宜変更可能である。
【0018】
これらの並列した膜モジュール間で微生物が滞留して繁殖しつつ原水を処理すると、膜を透過した処理水は、膜分離装置1の上方に配置されている集水管4を通流して、活性汚泥槽2から排出されるようになっている。もっとも、処理水は必ずしも上方から取り出されるものでなくてもよいし、側方あるいは下方から取り出されてもよく、これらが組み合わされていてもよい。
【0019】
〔別実施の形態〕
(1)上記実施形態では、処理水の排出を吸引ポンプを用いて吸引ろ過方式で行うようにしたが、この方法に限定されるものではなく、水頭差を利用して重力ろ過する方法、あるいは減圧して排水する方法などを採用してもよい。
【0020】
(2)上記実施形態では、中空糸膜モジュール単独、あるいは平膜モジュール単独、さらには両者を交互に配置されている例を示したが、これに限定されるものではなく、例えば、中空糸膜モジュール−平膜モジュール−平膜モジュール−中空糸膜モジュールの繰り返し構成でもよいし、その他の組み合わせでもよい。更には、中空糸膜モジュールの隣には多孔質の板状セパレーターが配置されていてもよい。
【0021】
(3)上記実施形態では、各膜モジュールにより処理された処理水は、1本の集水管により集められて排出される例を示したが、各モジュール毎、あるいはいくつかのモジュール毎に排水処理してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る膜分離活性汚泥処理装置の構成を示す概略正面図
【図2】本発明の一実施形態に係る膜分離装置の構成を示す模式斜視図
【符号の説明】
2 活性汚泥槽
6、7 膜モジュール
P 排出手段
Claims (4)
- 膜モジュールを有してこれらの複数枚が配置されて活性汚泥処理可能になっている膜分離装置において、前記膜モジュールの膜の孔径が1〜50μmであることを特徴とする膜分離装置。
- 前記膜モジュールは、中空糸膜モジュール単独、平膜モジュール単独、あるいは中空糸膜モジュールと平膜モジュール単独とが隣接してこれらが交互に配置されて構成されている請求項1の膜分離装置。
- 活性汚泥槽に投入された請求項1又は2の膜分離装置と、この膜分離装置から処理水を排出する排出手段とを備え、前記膜分離装置が洗浄可能になっている膜分離活性汚泥処理装置。
- 活性汚泥槽中に膜分離装置を配置して活性汚泥を処理する活性汚泥処理方法において、請求項1又は2の膜分離装置を用いて処理水を得るようにすることを特徴とする膜分離活性汚泥処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002268603A JP2004105800A (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | 膜分離装置と膜分離活性汚泥処理装置と処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002268603A JP2004105800A (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | 膜分離装置と膜分離活性汚泥処理装置と処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004105800A true JP2004105800A (ja) | 2004-04-08 |
Family
ID=32266783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002268603A Pending JP2004105800A (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | 膜分離装置と膜分離活性汚泥処理装置と処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004105800A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103657420A (zh) * | 2012-09-13 | 2014-03-26 | 株式会社日立制作所 | 膜元件、膜组块以及膜分离系统 |
JP2014217816A (ja) * | 2013-05-09 | 2014-11-20 | 株式会社クボタ | ろ過方法、ならびに、ろ過モジュールおよびこれを備えたろ過装置 |
-
2002
- 2002-09-13 JP JP2002268603A patent/JP2004105800A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103657420A (zh) * | 2012-09-13 | 2014-03-26 | 株式会社日立制作所 | 膜元件、膜组块以及膜分离系统 |
JP2014217816A (ja) * | 2013-05-09 | 2014-11-20 | 株式会社クボタ | ろ過方法、ならびに、ろ過モジュールおよびこれを備えたろ過装置 |
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