JP2004104375A - 情報伝達方法システム - Google Patents

Abstract

【課題】携帯通信端末の画像データに位置情報等のデータを付加することにより、いつでも・どこでも・どこからでも音声・画像情報を収集することができるようし，データを保管し，公開すること。
【構成】フローとしては次のようになる。位置情報を入力または，ＧＰＳなどの機器から位置情報（緯度・経度・標高・方向）の入手（内蔵ＧＰＳでも可能）。日時情報を入力または内蔵時計などから入手。位置情報日時情報を記録する。画像を撮影する。画像に位置情報・日時情報を付加させる。画像をサーバーへ送信する。複数枚でも可能とする。サーバーでは画像を受信する。サーバーで画像の保管をする。画像から位置情報・日時情報を分離しデータ整理し，保管する。位置情報と地図情報をリンクさせて，位置情報・日時情報・地図情報のデータ整理し，保管する。情報の公開区分（公開・非公開）などによって公開する。インターネット上で公開する。
【選択図】図１

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
この発明は、情報伝達方法システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
災害発生時における情報伝達方法は一部の人による音声や，画像定点カメラなどの画像などによるため、誰でもが情報を提供できるわけではない。また，データは時系列的に管理されているわけでもなく、構築物などの状況も音声や画像により情報として提供されるが、一部の人による提供となっているため、すべての地域の情報が収集できるわけではない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術では、災害発生時における情報伝達内容が、ある一部のデータでしかなく、重要なデータを、収集できていない場合が多いことが現実である。
本発明は、携帯通信端末の画像データに位置情報等のデータを付加することにより、いつでも・どこでも・どこからでも音声・画像情報を収集することができるようにし、画像データ、音声データを付加情報と関連して管理することにより、災害発生時等の緊急時の情報伝達内容を、即時に収集し、重要なものとすることにある。
【０００４】
【問題を解決する手段】
本発明は、上記目的を達成するために、カメラ付携帯通信端末において撮影したデジタル画像に日時・緯度・経度・標高・方向・音声などの情報を同時に記録し，記録したデータをサーバーに収集し、サーバー内において、情報を管理、運営することにより実現する。具体的には、サーバー側で日時情報・位置情報と地図情報から、データを管理し、地域を特定することを可能とする。また、データは、非公開情報データと公開情報データ等の管理を可能とすることで、データ利用形態をフレキシブルに分類することを可能としたシステムとする。
【０００５】
【作用】
カメラ付携帯通信端末において撮影したデジタル画像及び日時・緯度・経度・標高・方向・音声などの情報を通信手段によって、サーバーに収集し、サーバー内において、情報を管理、運営することによって情報の集中管理ができる。サーバー側で日時情報・位置情報と地図情報から、データを管理し、地域を特定することを可能とすることによってデータが整理され，地理上の情報管理ができる。　カメラ付携帯通信端末によって，移動中においても，サーバーへ情報をおくることができ，また，情報の入力方法の公開によって
多くの人から正確な情報を集めることが出来る。
集められた情報は　日時情報・位置情報によって整理されるため，時系列的にデータをみることができ，特定地域の情報が地理的に整理されるため，データの整理ができる。整理された情報は情報の公開区分（公開・非公開）によって分け，インターネットのウェブ上でも公開可能となり，多くの人に正確な情報を伝えることが出来る。
【０００６】
【実施例】
１．以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
第図１は本システムの全体構成を示すシステムである。
本システムの入力はカメラ付携帯通信端末（１００）から画像データに位置情報を追加したデータとして入力される。今回の実施例に関しては携帯通信端末装置にＧＰＳ等の位置検出機能が内蔵されている場合で説明する。検出装置がついていない通信端末装置の場合、付加情報を入力して送信可能なソフトを準備し、場合によってはＰＨＳのように基地局から位置情報が入手可能な場合、基地局情報を利用する。カメラ付携帯通信端末（１００）から送信されたデータはサーバー（２００）へ送られる。サーバー（２００）へ送られたデータは画像データから位置情報・日時情報を取り出し，地図等データサーバー（２０１）の地図データとリンクされる。また，設備等の場合は設備等データサーバー（２０２）ともリンクされる。また，工事等の場合は工事等データサーバー（２０３）ともリンクされる。画像データはこれに公開・非公開などのデータも追加され，必要に応じてインターネット上で公開提供される。
フローとしては次のようになる。
１０．位置情報を入力または，ＧＰＳなどの機器から
位置情報（緯度・経度・標高・方向）の入手（内蔵ＧＰＳでも可能）
２０．日時情報を入力または　内蔵時計などから入手
３０．１０．２０．の情報を記録する。
４０．画像を撮影する。
５０．画像に位置情報・日時情報を付加させる。
６０．画像をサーバーへ送信する。複数枚でも可能とする。
７０．サーバーでは画像を受信する。
８０．サーバーで画像の保管をする。
９０．画像から位置情報・日時情報を分離しデータ整理し，
保管する。
１００．　位置情報と地図情報をリンクさせて，位置情報・日時
情報・地図情報のデータ整理し，保管する。
１１０．情報の公開区分（公開・非公開）などによって公開する。
１２０．インターネット上で公開する。
【０００７】
【発明の効果】
１．災害発生時に情報収集は欠かせないが　情報を収集する人の数は限られているが，携帯通信端末を持っている人が携帯通信端末において情報を付加したデジタル画像を情報収集部署へ送信することにより，情報の精度が格段に高まると同時に、リアルタイムでデータを収集することが可能となる。
（イ）　情報を付加したデジタル画像は地図情報とリンクすることにより，地域の災害救助活動の助けとなる。
（ロ）　情報を付加したデジタル画像は地図情報とリンクすることにより，道路情報なども収集し，公開することができる。
２．　通常の保守点検業務などにおいて情報を付加したデジタル画像は　移動中でも報告でき，収集されたデータは時系列に整理され，格納されることにより，点検記録保管などの業務が容易になる。
３．　通常の工事進捗業務などにおいて情報を付加したデジタル画像は　移動中でも報告でき，収集されたデータは時系列に整理され，格納されることにより，工事記録保管などの業務が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の概略図である。
カメラ付携帯通信端末（１００）
カメラ付携帯通信端末（１０１）
携帯通信端末（１０２）
サーバー（２００）
地図等データサーバー（２０１）
設備等データサーバー（２０２）
工事等データサーバー（２０３）
通信端末（４００）

Claims (10)

1. 携帯通信端末を利用した情報収集システムにおいて、収集するデータと当該データを関連して管理し、配信、表示することを可能としたシステム。
2. 請求項１記載の携帯通信端末から収集するデータは、日時・緯度・経度・標高・方向・音声情報・簡易位置情報を付加したデータ画像であることを特徴としたシステム。
3. 請求項１記載の携帯通信端末は、付加したデータを入力可能な機能を有する携帯通信端末。また、位置情報を検出する機能を有する携帯通信端末の場合、自動的に必要なデータを付加して送信する機能を有することを特徴とした携帯通信端末。さらに、付加データはユーザの設定により付加することも、付加しないことも選択可能である携帯通信端末。
4. 請求項２記載のデータ画像から、日時・緯度・経度・標高・方向・音声情報・簡易位置情報を、地図情報等の位置データとリンクさせて管理することを特徴としたシステム。
5. 請求項４記載のデータの区分けは、行政区域（県、市、町、村等）による区分け、企業活動地域の区分け（関連企業、取引先等）、特定地域（国が指定した特別地域等）によりデータを区分けすることを可能とし、さらに、日時情報による条件を付加することを可能としたシステム。
6. 請求項１記載の配信、表示等のデータアクセスに関しては非公開情報データと公開情報に分離して管理し、実際のデータアクセスに関しては、地図情報とリンクしていることを特徴としたシステム。
7. データ収集方法については、上記携帯通信端末以外に、パソコンや、カメラ、ビデオ等からの入力情報を取り扱うことを可能としたシステムで、位置情報が無い場合、他の分類または近隣情報等の分類で情報を管理し、配信可能としたシステム。
8. 上記の請求項目を利用することにより、災害発生等の緊急時、情報を収集し、収集したデータ画像を管理格納し、地図情報とリンクしたデータとしてＷｅｂ等から情報を配信、公開することを特徴としたシステム。
9. 上記の請求項目１−７を利用することにより、日常の設備点検などに情報を収集し、収集したデータ画像を管理格納し、地図情報とリンクしたデータとしてＷｅｂ等から情報を配信、公開することを特徴としたシステム。
10. 上記の請求項目１−７を利用することにより、工事などの情報を収集し、収集したデータ画像を管理格納し、地図情報とリンクしたデータとしてＷｅｂ等から情報を配信、公開することを特徴としたシステム。

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