JP2004104261A - 通信端末機 - Google Patents

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Fumiaki Kobayashi
小林 史明
Yasunori Ishii
石井 康紀
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/20Services signaling; Auxiliary data signalling, i.e. transmitting data via a non-traffic channel
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/18Processing of user or subscriber data, e.g. subscribed services, user preferences or user profiles; Transfer of user or subscriber data
    • H04W8/183Processing at user equipment or user record carrier

Abstract

【課題】ユーザがショートメッセージサービスを利用する際に、より利便性を向上させるとともに、複数のユーザが使用する場合であってもコストを低減することができる通信端末機を提供する。
【解決手段】メモリ装置14のSMS関連テーブル・メモリ部142は、SMSC装置ごとの記憶領域を有し、各記憶領域には、SMSC装置の電話番号、通信プロトコルのプログラムおよびパラメータなどが記憶されている。ショートメッセージを送信する際には、制御装置19が入力装置13から入力したショートメッセージか、子機から送信されたショートメッセージかによってSMSC装置を選択し、SMS関連テーブル・メモリ部142の選択されたSMSC装置の記憶領域を参照し、記憶されているSMSC装置の電話番号および通信プロトコルなどに基づいて網制御装置10からダイアル発信し、回線が確立した後、予め作成されているショートメッセージデータをSMSC装置に送信する。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、公衆回線網に接続され、該公衆回線網に接続されているセンタ装置を介して他の通信端末機とショートメッセージデータの送受信を行う通信端末機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、有線あるいは無線通信を利用し、公衆回線網にゲートウェイなどを経由して接続するショートメッセージサービスセンタ(以下「SMSC」と略称する。)装置が、ストアアンドフォワード、すなわちメッセージの蓄積および転送の形態によって、公衆回線網に接続されている通信端末機間のショートメッセージの送受信を行うショートメッセージサービスシステムが構築されており、多くの通信端末機のユーザがそのシステムを利用している。ショートメッセージとは、数十文字程度の予め定められた文字数以内の文字データである。
【0003】
ショートメッセージの送受信は、2つのステップからなる。第1のステップでであるショートメッセージのストア(蓄積)ステップと、第2のステップであるショートメッセージのフォワード(転送)ステップである。
【0004】
蓄積ステップでは、発信側通信端末機からショートメッセージがSMSC装置へ送信され、SMSC装置は受信したショートメッセージを蓄積する。転送ステップでは、SMSC装置は受信したショートメッセージを受信側通信端末機に送信する。
【0005】
蓄積ステップでは、発信側通信端末機は、ショートメッセージをSMSC装置に送信すべくSMSC装置への接続を行うため、SMSC装置の電話番号を、公衆回線網にダイアルする。公衆回線網の交換機は、発信側通信端末機の発信者ID(すなわち電話番号)を、着呼信号(リンガ)に併せてSMSC装置に送信する。なお、SMSC装置は、この発信者IDを発信側通信端末機を識別するために用い、識別した後サービスの使用料を課金するためにも使用する。通信回線のリンクが発信側通信端末機とSMSC装置の間とで確立されると、発信側通信端末機とSMSC装置との間でショートメッセージ伝送フェーズに入り、発信側通信端末機からのショートメッセージの伝送が終了すると回線は開放される。SMSC装置は、発信側通信端末機から受信したショートメッセージを記憶手段に記憶する。
【0006】
転送ステップでは、SMSC装置は、記憶しているショートメッセージをSMS対応の受信側通信端末機に送信すべく受信側通信端末機への接続を行うために、受信側通信端末機の電話番号を公衆回線網に対してダイアルする。なお、受信側通信端末機のID(電話番号)は、ショートメッセージに予め含まれている。公衆回線網の交換機は、SMSC装置の発信者IDを着呼信号に併せて受信側通信端末機に送信する。受信側通信端末機は、このSMSC装置の発信者IDを用いて発信装置の識別を行う。識別結果がSMSC装置からの着呼であった場合は、受信側通信端末機は、自動的にショートメッセージの受信モードに切り換わって、SMSC装置と通信回線を確立し、回線が確立されるとSMSC装置からショートメッセージが伝送される。伝送が終了すると回線は開放される。
【0007】
以上のようなステップによってショートメッセージの送受信サービス(SMS)が行われており、多くの通信端末機のユーザがSMS業者と加入契約してその恩恵に預かっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来、通信端末機のユーザは、通常ただ一つのショートメッセージサービス業者と加入契約し、ショートメッセージサービス対応の通信端末機は、契約した業者のSMSC装置経由でのみショートメッセージの送受信を行うため、契約業者以外の業者のSMSC装置を使用することはできない。したがって、契約業者以外の業者が提供するショートメッセージの送受信サービスを利用しているユーザとの間では、ショートメッセージの送受信が行えないという問題がある。また、使用料の課金条件やサービスの利用可能な時間帯は業者ごとに異なっているが、契約業者以外の業者のSMSC装置を使用することはできないため、サービスの使用条件に自由度がなく、利便性および経済性などの問題がある。
【0009】
さらに複数のユーザが、異なるSMSC装置を経由して異なるサービスを使用するためには、ユーザごとに、かつ利用するSMSC装置ごとに通信端末機が必要となり、設置面積および設置コストが増加するという問題がある。
【0010】
本発明の目的は、ユーザがショートメッセージサービスを利用する際に、より利便性を向上させるとともに、複数のユーザが使用する場合であってもコストを低減することができる通信端末機を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、公衆回線網に接続され、該公衆回線網に接続されているセンタ装置と通信を行い、センタ装置を介して他の通信端末機とショートメッセージデータの送受信を行う通信端末機であって、
前記通信端末機は、互いに無線通信を行う親機と子機とからなり、
前記子機は、
ショートメッセージデータを入力する子機側入力手段と、
子機側入力手段によって入力されたショートメッセージデータを親機に送信し、親機からショートメッセージデータを受信する子機側無線通信手段とを有し、
前記親機は、
ショートメッセージデータを入力する親機側入力手段と、
公衆回線網に接続してセンタ装置とショートメッセージデータの送受信を行う通信手段と、
通信手段によって受信したショートメッセージデータを子機に送信し、子機からショートメッセージデータを受信する親機側無線通信手段と、
前記通信手段が通信を行うための通信プロトコル情報をセンタ装置ごとに複数記憶する記憶手段と、
所定の条件に基づいて、通信プロトコル情報が記憶されたセンタ装置の中から通信を行うセンタ装置を選択する選択手段と、
選択手段が選択したセンタ装置の通信プロトコル情報に基づいて、ショートメッセージデータの送信時には、親機側入力手段によって入力されたショートメッセージデータまたは親機側無線通信手段が受信したショートメッセージデータをセンタ装置に送信し、ショートメッセージデータの受信時には、センタ装置からショートメッセージデータを受信するように前記通信手段を制御するとともに、センタ装置から受信したショートメッセージデータが子機宛であるか否かを判断し、子機宛であれば、受信したショートメッセージデータを子機に送信するように親機側無線通信手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする通信端末機である。
【0012】
本発明に従えば、公衆回線網に接続され、該公衆回線網に接続されているセンタ装置と通信を行うことで、センタ装置を介して他の通信端末機とショートメッセージデータの送受信を行う。通信端末機は、親機と子機とからなり、互いに無線通信を行うことができる。
【0013】
ユーザが子機を操作してショートメッセージデータを送信する場合、まず、子機側入力手段によってショートメッセージデータが入力される。子機側入力手段によって入力されたショートメッセージデータは、子機側無線通信手段によって親機に送信される。
【0014】
親機側無線通信手段が、子機から送信されたショートメッセージデータを受信すると、選択手段は、所定の条件に基づいて、通信プロトコル情報が記憶されたセンタ装置の中から通信を行うセンタ装置を選択する。センタ装置が選択されると、制御手段は通信手段を制御し、選択手段が選択したセンタ装置の通信プロトコル情報に基づいて、親機側無線通信手段が受信したショートメッセージデータをセンタ装置に送信させる。
【0015】
これにより、ユーザは、子機を操作することで、入力したショートメッセージデータをセンタ装置に送信することができる。
【0016】
親機の通信手段がセンタ装置からショートメッセージデータを受信した場合、制御手段は、センタ装置から受信したショートメッセージデータが子機宛であるか否かを判断する。子機宛であれば、制御手段は親機側無線通信手段を制御して、受信したショートメッセージデータを子機に送信する。
【0017】
これにより、ユーザは、子機宛のショートメッセージデータを子機で受信することができる。
【0018】
また、ユーザが親機を操作してショートメッセージデータを送信する場合、親機側入力手段によってショートメッセージデータが入力されると、選択手段は、所定の条件に基づいて、通信プロトコル情報が記憶されたセンタ装置の中から通信を行うセンタ装置を選択する。センタ装置が選択されると、制御手段は通信手段を制御し、選択手段が選択したセンタ装置の通信プロトコル情報に基づいて、親機側入力手段によって入力されたショートメッセージデータをセンタ装置に送信させる。
【0019】
以上のように、ユーザは、子機および親機を操作してショートメッセージの送受信を行うことができるので、ショートメッセージサービスを利用する際の利便性が向上するとともに、複数のユーザが使用する場合であっても、通信端末機を別途設置する必要がなく設備にかかるコストを低減することができる。
【0020】
また本発明は、前記記憶手段は、通信プロトコル情報が記憶された各センタ装置と親機または子機との関連付けを記憶し、
前記選択手段は、子機側入力手段によって入力されたショートメッセージデータを親機側無線通信手段が受信したときは、ショートメッセージデータを送信した子機に関連付けられたセンタ装置を選択し、親機側入力手段によってショートメッセージデータが入力されたときは、親機に関連付けられたセンタ装置を選択することを特徴とする。
【0021】
本発明に従えば、記憶手段は、通信プロトコル情報が記憶された各センタ装置と親機または子機との関連付けを記憶しており、選択手段は、子機側入力手段によって入力されたショートメッセージデータを親機側無線通信手段が受信したときは、ショートメッセージデータを送信した子機に関連付けられたセンタ装置を選択し、親機側入力手段によってショートメッセージデータが入力されたときは、親機に関連付けられたセンタ装置を選択する。
【0022】
これにより、ユーザは、操作する対象を変えるだけで、ショートメッセージデータを送信するセンタ装置を選択することができる。したがって、ユーザは、センタ装置を選択する操作が不要となり、利便性が向上する。
【0023】
また本発明は、前記制御手段は、通信手段がセンタ装置からショートメッセージデータを受信したときは、前記記憶手段を参照し、ショートメッセージデータを送信したセンタ装置が、子機に関連付けられたセンタ装置かどうかを判断することで、受信したショートメッセージデータが子機宛であるか否かを判断することを特徴とする。
【0024】
本発明に従えば、制御手段は、通信手段がセンタ装置からショートメッセージデータを受信したときは、記憶手段を参照し、ショートメッセージデータを送信したセンタ装置が、子機に関連付けられたセンタ装置かどうかを判断することで、受信したショートメッセージデータが子機宛であるか否かを判断する。
【0025】
これにより、センタ装置から受信したショートメッセージデータが子機宛であるか否かを容易に判断することができる。
【0026】
また本発明は、前記親機は、通信プロトコル情報が記憶されたセンタ装置ごとに、該センタ装置との通信量を示す通信度数を計数し、計数した通信量を前記記憶手段にセンタ装置ごとに記憶させる計数手段を有することを特徴とする。
【0027】
本発明に従えば、計数手段は、通信プロトコル情報が記憶されたセンタ装置ごとに、該センタ装置との通信量を示す通信度数を計数する。また計数した通信量を記憶手段にセンタ装置ごとに記憶させる。
【0028】
これにより、センタ装置を使用することによって発生する料金を、センタ装置ごとに算出することができる。たとえば、使用するセンタ装置がユーザごと、もしくは部署ごとなどで決まっている場合に、それぞれのユーザ、もしくは部署に請求すべき通信費用を用意に算出できる。
【0029】
また本発明は、前記親機は、ショートメッセージデータを印刷する印刷手段を有し、
受信した子機宛のショートメッセージデータの中から、前記印刷手段が印刷するショートメッセージデータをユーザが指示する指示手段を、親機および子機の少なくとも一方が備えていることを特徴とする。
【0030】
本発明に従えば、親機は、ショートメッセージデータを印刷する印刷手段を有している。この印刷手段からショートメッセージデータを印刷するときに、ユーザが指示手段を操作すると、受信した子機宛のショートメッセージデータの中のショートメッセージデータが印刷される。
【0031】
これにより、子機が印刷手段を備えていなくても、子機宛のショートメッセージデータを、親機が備える印刷手段を用いて印刷することができるので、利便性が向上する。
【0032】
また本発明は、前記親機は、ショートメッセージデータを表示する親機側表示手段を有し、
前記子機は、ショートメッセージデータを表示する子機側表示手段を有し、
前記子機側表示手段は、前記親機側表示手段より高解像度であることを特徴とする。
【0033】
本発明に従えば、親機および子機は、それぞれショートメッセージデータを表示する表示手段を有しており、子機側表示手段は、親機側表示手段より高解像度である。
【0034】
また本発明は、前記親機は、文字コードを文字フォントに変換する変換手段を有し、
前記親機側無線通信手段は、受信したショートメッセージデータに含まれる文字コードが変換された文字フォントを、画像データとして子機に送信し、前記子機側無線通信手段は、親機から送信された画像データを受信し、前記子機側表示手段は、子機側無線通信手段が受信した画像データをショートメッセージデータに代えて表示することを特徴とする。
【0035】
本発明に従えば、親機は、文字コードを文字フォントに変換する変換手段を有しており、受信したショートメッセージデータに含まれる文字コードは文字フォントに変換される。親機側無線通信手段は、変換された文字フォントを画像データとして子機に送信する。子機側無線通信手段が親機から送信された画像データを受信すると、子機側表示手段は、受信した画像データをショートメッセージデータに代えて表示する。
【0036】
これにより、子機側表示手段によって、従来表示機能が制限されている親機側表示手段では表示することが困難なショートメッセージデータ、たとえば独仏語のウムラウトや特殊文字などを含むショートメッセージデータを表示することができる。
【0037】
また本発明は、公衆回線網に接続され、該公衆回線網に接続されているセンタ装置とショートメッセージデータの送受信を行うことで、センタ装置を介して他の通信端末機とショートメッセージデータの送受信を行う通信端末機であって、
前記通信端末機は、互いに無線通信を行う親機と子機とからなり、
前記子機は、センタ装置に送信するショートメッセージデータを入力する入力手段と、
センタ装置から受信したショートメッセージデータを出力する出力手段とを有することを特徴とする通信端末装置である。
【0038】
本発明に従えば、公衆回線網に接続され、該公衆回線網に接続されているセンタ装置とショートメッセージデータの送受信を行うことで、センタ装置を介して他の通信端末機とショートメッセージデータの送受信を行う。通信端末機は、親機と子機とからなり、互いに無線通信を行う。ユーザが子機の入力手段から入力したショートメッセージデータは、センタ装置に送信され、センタ装置から受信したショートメッセージデータは子機の出力手段から出力される。
【0039】
これにより、ユーザは、親機と無線接続された子機を操作することで、ショートメッセージデータの送受信を行うことができるので、親機と子機との通信圏内の場所を自由に選択してショートメッセージデータの送受信を行うことができ、利便性が向上する。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下では、図面に示す実施形態に基づいて本発明を詳述する。なお、本発明はこれによって限定されるものではない。
【0041】
図1は、ショートメッセージサービスの送受信システムの概略図である。ショートメッセージサービス対応通信端末機(以下「SMTE」と略称する。)1,2,3およびSMSC装置100,200,300がPSTN(公衆交換電話網)400に接続され、ショートメッセージサービスの送受信システムを構成している。本発明は、PSTN400に接続される種々の通信端末機に適用可能であるが、ここでは通信端末機をファクシミリ装置とする。SMTE1は、親機1aと子機1bおよび子機1cとからなり、親機1aと子機1b,1cとは無線で通信を行うことが可能である。なお、子機は2台に限らず3台以上であってもよい。親機1aと子機1b,1cとは、無線通信によって内線通話が可能であり、子機1b,1cはそれぞれ親機1aを経由してPSTN400に接続されている他の通信端末機と電話通信およびファクシミリ通信を行うことができる。さらに、子機1b,1cは、親機1aを介してSMSC装置と通信を行い、ショートメッセージデータの送受信を行うことができる。図1を用いて本発明の実施形態であるSMTE1がどのように動作してショートメッセージの送受信を行うかを説明する。
【0042】
PSTN400は有線媒体による公衆回線網であり、SMSC装置100、SMSC装置200、およびSMSC装置300は、このPSTN400に接続され、ショートメッセージの送受信サービスを行うSMSC装置群の一部であり、SMSC装置100,200,300は、PSTNでの発信者ID(電話番号)として、987 654 321、876 543 210、765 432 109をそれぞれ有している。また、SMSC装置100,200,300は、それぞれ異なる業者が提供しているショートメッセージサービスを行うSMSC装置である。
【0043】
SMTE1、SMTE2、およびSMTE3は、ショートメッセージサービスを受けるべくPSTN400に接続されたSMTE群の一部であり、SMTE1,2,3は、PSTN400での発信者ID(電話番号)として、123 456 789、234 567 890、345 678 901をそれぞれ有している。また、SMTE1,2,3は、異なるユーザが使用する。なお、SMTE1は本発明の実施形態である通信端末機であり、SMTE2,3は従来の通信端末機である。SMTE1からSMTE2およびSMTE3にそれぞれショートメッセージを送信する場合について説明する。
【0044】
図1における破線の矢印は、SMTE1からSMTE2にショートメッセージAを送信するときの、ショートメッセージAの通信経路を示している。親機1aが、SMSC装置100と通信を行うように設定されているので、ユーザが親機1aを操作することで、ショートメッセージAは、SMSC装置100に送信される。SMSC装置100は、SMTE1から受信したショートメッセージAを一旦記憶する。次にSMSC装置100は、送信先のSMTE2を呼び出し、回線確立後にショートメッセージAを送信する。これにより、SMTE1からSMTE2にショートメッセージAを送信することができる。
【0045】
図1における一点鎖線の矢印は、SMTE1からSMTE3にショートメッセージBを送信するときの、ショートメッセージBの通信経路を示している。子機1bは、親機1aを介してSMSC装置300と通信するように設定されているので、ユーザが子機1bを操作することで、ショートメッセージBは、SMSC装置300に送信される。SMSC装置300は、親機1aを介して子機1bから受信したショートメッセージBを一旦記憶する。次にSMSC装置300は、送信先のSMTE3を呼び出し、回線確立後にショートメッセージBを送信する。これにより、SMTE1からSMTE3にショートメッセージBを送信することができる。
【0046】
次に、上記のようなショートメッセージの送受信が可能な通信端末機について詳細に説明する。
【0047】
図2は、本発明の実施の一形態であるショートメッセージサービス対応通信端末機(SMTE)1の親機1aの構成を示すブロック図である。SMTE1はファクシミリ装置であり、親機1aは、網制御装置10、画像用モデム11、データ用モデム12、入力装置13、メモリ装置14、ROM(リードオンリメモリ)15、画像読取装置16、印刷装置17、表示装置18、制御装置19、スピーチ回路20、チューナ21、アンテナ22および送受話器23から構成される。
【0048】
網制御装置10はPSTN400に接続され、PSTN400が要求する電気的特性を有し、回線の状態監視、およびPSTN400からの信号の受信と、PSTN400への信号の送信を行う。画像用モデム11は、送信しようとする画像のデジタル信号をPSTN400に適したアナログ信号に変調するとともに、網制御装置10が受信した画像のアナログ信号(ファクシミリ信号)を復調する。データ用モデム12は、ショートメッセージおよび発信者ID(CID)の認識をするために、網制御装置10が受信したデータ信号を復調し、送信用の文字データを変調する。網制御装置10およびデータ用モデム12は、通信手段を構成する。
【0049】
画像読取装置16は、ファクシミリ送信または複写するための原稿を読み取る装置であって、レンズとCCDラインセンサの組合せによる縮小光学系読取方式、ロッドレンズアレーを用いた密着センサ方式などの読み取り方式が用いられる。印刷装置17は、網制御装置10が受信した画像データ、ショートメッセージデータ(文字データ)、および画像読取装置16で読み取られた画像データを印刷する印刷手段であって、サーマル式、電子写真方式、インクジェット方式などの印刷方式が用いられる。
【0050】
スピーチ回路20は、網制御装置10が受信した通信信号を音声信号に変換して送受話器23もしくはチューナ21に出力し、送受話器23またはチューナ21から入力された音声信号を通信信号に変換する。チューナ21は、スピーチ回路20から出力された音声信号を増幅して所定の周波数でアンテナ22から電波を発信する。チューナ21およびアンテナ22は親機側無線通信手段を構成する。送受話器23は、スピーカとマイクを備え、マイクによってユーザが発する音声を音声信号に変換し、スピーカによってスピーチ回路20から出力された音声信号を音声に変換して出力する。
【0051】
メモリ装置14は、受信または読み取った画像や、ファクシミリデータの送受信に関連するSMTE1のステータスを記憶したり、動作中の各種データを一時的に記憶するワーキングメモリ、バッファリングなどとして用いられる汎用メモリ部141と、ショートメッセージの送受信に関連する親機1aのステータスやショートメッセージサービスに特化したデータ、たとえば受信したショートメッセージデータを記憶するSMS関連テーブル・メモリ部142とで構成される記憶手段である。SMS関連テーブル・メモリ部142に記憶されるデータについては、後述する。
【0052】
入力装置13は、ファクシミリ送信時や、電話発信時に電話番号を入力するためなどに使用するダイアルキーやその他の操作を行うための汎用操作部131と、ショートメッセージを送信するSMSC装置の選択やその他のショートメッセージの送受信に関連する操作を行うためのSMS関連操作部132とで構成される親機側入力手段である。それぞれの操作部のキー構成例については後述する。
【0053】
表示装置18は、液晶ディスプレイなどで実現され、ファクシミリ送受信時、電話発着信時、ショートメッセージ送受信時などで、SMTE1の動作状態を表示したり、画像データやショートメッセージデータを表示する親機側表示手段である。入力装置13および表示装置18は、親機側入力手段、指示手段および指定手段を構成する。
【0054】
制御装置19は、SMTE1を動作させるための制御プログラムが格納されているROM15およびメモリ装置14と相俟って、入力装置13からの入力情報、PSTN400からの受信情報などに基づいてSMTE1全体の動作を決定し、全体に指令を与える。制御装置19は、選択手段、計数手段、変換手段および制御手段を構成する。
【0055】
図3は、子機1bの構成を示すブロック図である。なお、子機1cの構成は、子機1bと同じであるので、子機1bの構成を説明する。子機1bは、アンテナ30、チューナ31、スピーチ回路32、スピーカ33、マイク34、入力装置35、メモリ装置36、ROM37、表示装置38および制御装置39から構成される。
【0056】
チューナ31は、アンテナ30が受信した電波信号を減衰してスピーチ回路32に出力する。チューナ31およびアンテナ30は、子機側無線通信手段を構成する。スピーチ回路32は、チューナ31から出力された通信信号を音声信号に変換してスピーカ33に出力し、マイク34から出力された音声信号を通信信号に変換する。スピーカ33は、スピーチ回路32から出力された音声信号を音声に変換して出力する。マイク34は、ユーザが発する音声を音声信号に変換してスピーチ回路32に出力する。
【0057】
メモリ装置36は、親機1aで受信または読み取った画像や、ショートメッセージデータの送受信に関連する子機1bのステータスを記憶したり、動作中の各種データを一時的に記憶するワーキングメモリ、バッファリングなどとして用いられる汎用メモリ部361と、親機1aから受信したショートメッセージを記憶するSMS関連メモリ部362とから構成される。
【0058】
入力装置35は、電話発信時に電話番号を入力するためなどに使用するダイアルキーやその他の操作を行うための汎用操作部351と、ショートメッセージデータの送受信に関連する操作を行うためのSMS関連操作部352とで構成される子機側入力手段である。それぞれの操作部のキー構成例については後述する。
【0059】
表示装置38は、親機1aよりも高精細な液晶ディスプレイなどで実現され、電話発着信時、ショートメッセージ送受信時などで、子機1bの動作状態を表示したり、画像データやショートメッセージデータを出力表示する子機側表示手段および出力手段である。なお、ショートメッセージデータの出力は、表示装置38からの表示に限らず、スピーカ33から音声出力させてもよい。
【0060】
制御装置39は、子機1bを動作させるための制御プログラムが格納されているROM37およびメモリ装置36と相俟って、入力装置35からの入力情報、親機1aからの受信情報などに基づいて子機1b全体の動作を決定し、全体に指令を与える。
【0061】
図4は、親機1aの入力装置13のキー構成例を示す図である。汎用操作部131は、数字キー、ファクシミリ用操作キー、電話用操作キーなどから構成される。SMS関連操作部132は、SMSモードキー132a、新しいメッセージキー132b、返信キー132c、表示キー132d、印刷キー132e、スタートキー132fから構成される。
【0062】
SMSモードキー132aは、親機1aの動作モードをファクシミリモードからSMSモードに切り換えるときに入力するキーである。ユーザによって、SMSモードキー132aが入力されると、制御装置19は、その旨を表示装置18に表示させたり、データ用モデム12の初期化など動作準備を行う。
【0063】
新しいメッセージキー132bは、SMSモード時に入力すると、新しいショートメッセージの送信を行うことができる。新しいメッセージキー132b入力後に、ショートメッセージデータの入力などを行う。
【0064】
返信キー132cは、SMSモード時に入力すると、受信したショートメッセージを送信したSMTEに対して、作成したショートメッセージを返信することができる。たとえば、表示キー132dを入力して、受信したショートメッセージを表示装置18に表示させた状態で、返信キー132cを入力し、入力装置13を用いて送信したいショートメッセージを入力すると、表示したショートメッセージを送信したSMTEに対して、作成したショートメッセージを返信することができる。
【0065】
印刷キー132eは、SMSモード時に入力すると、受信したショートメッセージデータを印刷装置17を用いて印刷することができる。たとえば、表示キー132dを入力して、受信したショートメッセージを表示装置18に表示させた状態で、印刷キー132eを入力すると、表示したショートメッセージを印刷することができる。
【0066】
スタートキー132fは、上述のショートメッセージの送信、表示、印刷を行うときに入力し、各操作を確定する。
【0067】
図5は、子機1bの入力装置35のキー構成例を示す図である。汎用操作部351は、数字キー、ファクシミリ用操作キー、電話用操作キーなどから構成される。SMS関連操作部352は、メッセージキー352a、返信キー352b、印刷キー352c、表示キー352dおよびスタートキー352eから構成される。
【0068】
メッセージキー352aを入力すると、制御装置39は親機1aとの無線チャネルを確立し、親機1aに対してSMSモードに移行するように要求信号を送信する。親機1aがSMSモードに移行した後、入力装置35からショートメッセージデータを入力してショートメッセージデータを送信することができる。
【0069】
返信キー352bを入力すると、メッセージキー352a入力時と同様に、親機1aがSMSモードに移行する。親機1aがSMSモードに移行した後、受信したショートメッセージを送信したSMTEに対して、作成したショートメッセージを返信することができる。たとえば、表示キー352dを入力することで親機1aから、すでに受信したショートメッセージを取得して、表示装置38に表示させた状態で、返信キー352dを入力し、入力装置35を用いて送信したいショートメッセージを入力すると、表示したショートメッセージを送信したSMTEに対して、作成したショートメッセージを返信することができる。
【0070】
印刷キー352cは、SMSモード時に入力すると、すでに受信したショートメッセージデータを、親機1aの印刷装置17を用いて印刷することができる。たとえば、表示キー352dを入力することで親機1aから、すでに受信したショートメッセージを取得して、表示装置38に表示させた状態で、印刷キー352cを入力すると、表示したショートメッセージを印刷することができる。
【0071】
表示キー352dは、親機1aから、すでに受信したショートメッセージを取得して、表示装置38に表示させるだけではなく、親機1aに記憶されているファクシミリ画像データや、画像読取装置16で読み取った画像データなどを表示装置38に表示させることができる。親機1aの表示装置18の表示機能は、かなり制限されており、たとえば1文字の表示が7ドット×5ドットであるため、独仏語のウムラウトや特殊文字を含む欧州規格のGSM用文字セットを表示することは困難である。一方、子機1bの表示装置38はVGA準拠というような高精細な表示機能を有しており、画像データは子機1bの表示装置38で表示する方が有効である。表示キー352dが入力されると、親機1aは、制御装置19によってGSM用文字セット準拠のキャラクタジェネレータ(CG)機能を用いて、文字コードを画像データに変換し、子機1bに変換した画像データを送信する。子機1bは、受信した画像データを表示装置38に表示する。なお、すでに受信したショートメッセージおよび画像データのいずれを表示させるかは、表示キー352dが入力された後、ユーザが選択できるようにしておけばよい。
【0072】
スタートキー352eは、上述のショートメッセージの送信、表示、印刷を行うときに入力し、各操作を確定する。
【0073】
図6は、SMS関連テーブル・メモリ部142の記憶領域を示す図である。図に示すようにSMS関連テーブル・メモリ部142は、複数の記憶領域を有している。これらの記憶領域は、それぞれ個別領域であるSMSC装置100,200,300用記憶領域101,201,301となっている。なお、さらに多くのSMSC装置が登録されている場合でもその割付は同じである。
【0074】
SMSC装置100用の記憶領域101には、SMSC装置の名称、端末機の種類、SMSC装置の発信者ID(電話番号)、使用度数、適用プログラムおよび受信データがそれぞれ記憶される。
【0075】
SMSC装置の名称は、ユーザが送信先のSMSC装置を登録する際に、識別できるように入力した名称が記憶される。図では“SMSC装置100”が記憶されている。端末機の種類は、SMSC装置100と通信を行う端末機の種類を示し、親機1a、子機1b、子機1cのいずれかが記憶される。
【0076】
発信者ID(電話番号)は、発信者であるSMSC装置を識別するための識別情報、すなわちSMSC装置固有の番号であり、通常は、SMSC装置に付与されている電話番号が記憶される。図では、SMSC装置100の電話番号“987 654 321”が記憶されている。
【0077】
ショートメッセージデータを送信する場合、制御装置19は、親機1a、子機1b、子機1cのいずれが操作されたか、具体的には、親機1aのSMS関連操作部132が操作されたか、子機1b,1cのSMS関連操作部352が操作されたかを判断し、SMS関連テーブル・メモリ部142の操作された端末機に対応するSMSC装置用の記憶領域を参照し、記憶されている通信プロトコルおよびパラメータを用いてショートメッセージの送信を行う。
【0078】
また、ショートメッセージデータを受信する場合、制御装置19は、いずれのSMSC装置から受信したか、具体的には着呼信号に含まれる電話番号がいずれのSMSC装置の電話番号であるかを判断する。判断結果に基づいて、SMSC装置用の記憶領域を参照し、記憶されている通信プロトコルおよびパラメータを用いてショートメッセージを受信する。受信した後、該当する端末機に対してショートメッセージを受信したことを報知する。該当する端末機が子機1b,1cの場合は、ショートメッセージデータを受信して記憶したのち、無線チャネルを確立して報知メッセージデータを送信する。このとき、受信したショートメッセージデータを同時に送信してもよい。
【0079】
使用度数は、ショートメッセージサービスの使用量、すなわちSMSC装置との通信度数である。通信度数は、ショートメッセージサービスの提供業者によって異なっており、SMSC装置とSTMEとが通信を行った通信時間である場合、SMSC装置とSTMEとの間で送受信されたデータ容量である場合、時間や容量にかかわらず、ショートメッセージデータ送信および受信を行った回数である場合などがある。SMSC装置用の各データを入力する際に、使用度数がいずれの通信度数であるかを設定しておけばよい。制御装置19は、ショートメッセージデータの送受信時に、通信を行ったSMSC装置の使用度数をカウントアップさせる。
【0080】
本実施形態のように端末機が複数の場合は、各端末機はそれぞれ異なるユーザが使用する場合が多いので、通信費用の管理者は、記憶されている使用度数に基づいて各端末機のユーザに対して費用請求することができる。
【0081】
通信プロトコル情報である適用プログラム(プロトコル・パラメータ)は、SMSC装置との相互通信に当って要求される通信プロトコルで通信を行うための通信プログラムおよび通信パラメータである。この適用プログラムの一部あるいは全部は、たとえば、SMSC装置からダウンロードすることで取得することができる。
【0082】
受信データは、SMSC装置から受信したショートメッセージデータであり、ショートメッセージの最大文字数に基づいて規定される。本実施形態では、たとえば160バイトであり、160バイトごとに区画されたブロックに記憶される。
【0083】
なお、SMSC装置の名称、端末機の種類および発信者ID(電話番号)は、前述の入力装置13を用いてユーザによって入力され、記憶される。
【0084】
図7は、SMTE1のショートメッセージ送信処理を示すフローチャートである。図7(a)は親機1aの処理を示し、図7(b)は、子機1b(1c)の処理を示している。親機1aの制御装置19は、親機1aのSMS関連操作部132および子機1bのSMS関連操作部352の動作を監視しており、ステップS100では、いずれのSMS関連操作部が動作したかを判断し、親機1aのSMS関連操作部132が動作していれば、ステップS104に進み、子機1bのSMS関連操作部352が動作していればステップS101に進む。親機1aからショートメッセージを送信する場合は、ステップS104でユーザが入力装置13などを用いて、送信したいショートメッセージを入力する。ステップS102では、端末機の種類として親機1aが記憶されているSMSC装置100用記憶領域を参照し、記憶されている電話番号“987 654 321”にダイアル発信する。ステップS103では、記憶されている適用プログラムに基づく通信プロトコルおよび通信パラメータで、ショートメッセージをSMSC装置100に送信して処理を終了する。
【0085】
子機1bの処理については、ステップS200でユーザによってメッセージキー352aなどが入力されると、SMS関連操作部352が動作し、ステップS201で制御装置39が親機1aとの無線チャネルを確立し、SMSモードへの移行を親機1aに要求する。親機1aのステップS100ではこの要求を受信したことにより、制御装置19は、子機1bのSMS関連操作部352が動作したことがわかる。ステップS202では、ユーザが入力装置35などを用いて、送信したいショートメッセージを入力する。ステップS203では、確立された無線チャネルを通じて親機1aに入力されたショートメッセージを送信する。
【0086】
親機1aは、ステップS101で子機1bからショートメッセージを受信する。ステップS102では、ショートメッセージの送信元の子機、たとえば子機1bが送信元の子機であるとすれば、端末機として子機1bが記憶されているSMSC装置300用記憶領域を参照し、記憶されている電話番号“765 432109”にダイアル発信する。ステップS103では、記憶されている適用プログラムに基づく通信プロトコルおよび通信パラメータで、ショートメッセージをSMSC装置300に送信して処理を終了する。
【0087】
このように、ユーザによって親機1a、子機1b,1cのいずれかの端末機が操作されると、親機1aが操作された端末機に対応するSMSC装置が選択され、適切な通信プロトコルでショートメッセージが送信されるので、複数の端末機からショートメッセージを送信することができる。それぞれの端末機を複数のユーザが操作することで、複数のユーザがショートメッセージを送信することができる。
【0088】
図8は、SMTE1のショートメッセージ受信処理を示すフローチャートである。図8(a)は、親機1aの処理を示し、図8(b)は子機1b(1c)の処理を示している。ステップS300では、PSTN400の交換局からの着呼信号(リンガ)が到来すると、網制御装置10はその着呼信号を検知する。ステップS301では、受信した着呼信号が登録されているSMSC装置からの着呼信号かどうかを判定するために、受信した着呼信号に含まれる電話番号と、全てのSMSC装置用記憶領域に記憶された電話番号とを比較する。比較した結果、ステップS302では、受信した電話番号が、いずれの端末機に対応するSMSC装置の電話番号と一致したかを判断する。端末機が親機1aの場合は、ステップS303に進み、端末機が子機1b,1cの場合は、ステップS307に進む。
【0089】
ステップS303では、端末機の種類として親機1aが記憶されているSMSC装置100用記憶領域を参照し、ステップS304で、記憶されている適用プログラムに基づく通信プロトコルおよび通信パラメータで、SMSC装置100からショートメッセージを受信する。ステップS305では、受信したショートメッセージをSMSC装置100用記憶領域に記憶し、ステップS306で、ショートメッセージを受信したことを表示装置18などに表示して処理を終了する。
【0090】
ステップS302で、たとえば、子機1cに対応するSMSC装置200の電話番号と一致した場合、ステップS307に進む。ステップS307では、端末機の種類として子機1cが記憶されているSMSC装置200用記憶領域を参照し、ステップS308で、記憶されている適用プログラムに基づく通信プロトコルおよび通信パラメータで、SMSC装置200からショートメッセージを受信する。ステップS309では、受信したショートメッセージをSMSC装置200用記憶領域に記憶する。ステップS310では、子機1cとの無線チャネルを確立して、ショートメッセージを受信したことを子機1cに通知する。ステップS311では、受信したショートメッセージを、確立した無線チャネルを通じて子機1cに送信して処理を終了する。
【0091】
子機1cでは、親機1aのステップS310に対応して、ステップS400で無線チャネルを確立して、親機1aが自機宛のショートメッセージを受信した通知を受ける。ステップS401では、親機1aのステップS311で送信されたショートメッセージを、確立した無線チャネルを通じて受信し、SMS関連メモリ部362に記憶する。ステップS402では、ショートメッセージを受信したことを表示装置38などに表示して処理を終了する。
【0092】
このように、親機は適切な通信プロトコルでSMSC装置からショートメッセージを受信し、ショートメッセージ送信元のSMSC装置に対応する端末機が子機である場合は、受信したショートメッセージを子機に対して送信するので、複数の端末機でショートメッセージを受信することができる。それぞれの端末機を複数のユーザが操作することで、複数のユーザがショートメッセージを受信することができる。
【0093】
なお、本実施形態では、SMSC装置の名称、端末機の種類、SMSC装置の発信者ID(電話番号)、使用度数、適用プログラムおよび受信データなどのSMS関連データは、親機1aのSMS関連テーブル・メモリ部142に記憶され、ショートメッセージデータを送受信する際に参照しているが、子機1b,1cのSMS関連メモリ部362に記憶し、たとえば、子機1b,1cからショートメッセージデータを親機1aに送信する際には、子機がショートメッセージデータ送信先のSMSC装置を選択し、選択したSMSC装置のプロトコル情報を、ショートメッセージデータに併せて送信するなどしてショートメッセージデータを送受信するように構成してもよい。また、ショートメッセージデータの入力は、子機1b,1cの入力装置35から可能で、ショートメッセージの出力表示は、子機1b,1cの表示装置38から可能であれば、ユーザは、親機と無線接続された子機を操作することで、ショートメッセージデータの送受信を行うことができるので、親機と子機との通信圏内の場所を自由に選択してショートメッセージデータの送受信を行うことができ、利便性が向上する。したがって、親機1aの入力装置13からの入力および表示装置18からの表示出力が可能である必要はない。さらに、通信を行うSMSC装置は複数台に限らず、1台であってもよく、子機も複数台に限らず、1台であってもよい。
【0094】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ユーザは、子機および親機を操作してショートメッセージの送受信を行うことができるので、ショートメッセージサービスを利用する際の利便性が向上するとともに、複数のユーザが使用する場合であっても、通信端末機を別途設置する必要がなく設備にかかるコストを低減することができる。
【0095】
また本発明によれば、ユーザは、操作する対象を変えるだけで、ショートメッセージデータを送信するセンタ装置を選択することができるので、センタ装置を選択する操作が不要となり、利便性が向上する。
【0096】
また本発明によれば、センタ装置から受信したショートメッセージデータが子機宛であるか否かを容易に判断することができる。
【0097】
また本発明によれば、センタ装置を使用することによって発生する料金を、センタ装置ごとに算出することができる。たとえば、使用するセンタ装置がユーザごと、もしくは部署ごとなどで決まっている場合に、それぞれのユーザ、もしくは部署に請求すべき通信費用を用意に算出できる。
【0098】
また本発明によれば、子機が印刷手段を備えていなくても、子機宛のショートメッセージデータを、親機が備える印刷手段を用いて印刷することができるので、利便性が向上する。
【0099】
また本発明によれば、子機側表示手段によって、従来表示機能が制限されている親機側表示手段では表示することが困難なショートメッセージデータ、たとえば独仏語のウムラウトや特殊文字などを含むショートメッセージデータを表示することができる。
【0100】
また本発明によれば、ユーザは、親機と無線接続された子機を操作することで、ショートメッセージデータの送受信を行うことができるので、親機と子機との通信圏内の場所を自由に選択してショートメッセージデータの送受信を行うことができ、利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ショートメッセージサービスの送受信システムの概略図である。
【図2】本発明の実施の一形態であるショートメッセージサービス対応通信端末機(SMTE)1の親機1aの構成を示すブロック図である。
【図3】SMTE1の子機1bの構成を示すブロック図である。
【図4】親機1aの入力装置13のキー構成例を示す図である。
【図5】子機1bの入力装置35のキー構成例を示す図である。
【図6】SMS関連テーブル・メモリ部142の記憶領域を示す図である。
【図7】SMTE1のショートメッセージデータ送信処理を示すフローチャートである。
【図8】SMTE1のショートメッセージデータ受信処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,2,3 ショートメッセージサービス対応通信端末機(SMTE)
10 網制御装置
11 画像用モデム
12 データ用モデム
13,35 入力装置
14,36 メモリ装置
15,37 ROM
16 画像読取装置
17 印刷装置
18,38 表示装置
19,39 制御装置
20,32 スピーチ回路
21,31 チューナ
22,30 アンテナ
23 送受話器
33 スピーカ
34 マイク
100,200,300 SMSC装置
131,351 汎用操作部
132,352 SMS関連操作部
132a SMSモードキー
132b 新しいメッセージキー
132c,352b 返信キー
132d,352d 表示キー
132e,352c 印刷キー
132f,352e スタートキー
141,361 汎用メモリ部
142 SMS関連テーブル・メモリ部
352a メッセージキー
362 SMS関連メモリ部
400 PSTN(公衆交換電話網)

Claims (8)

  1. 公衆回線網に接続され、該公衆回線網に接続されているセンタ装置と通信を行い、センタ装置を介して他の通信端末機とショートメッセージデータの送受信を行う通信端末機であって、
    前記通信端末機は、互いに無線通信を行う親機と子機とからなり、
    前記子機は、
    ショートメッセージデータを入力する子機側入力手段と、
    子機側入力手段によって入力されたショートメッセージデータを親機に送信し、親機からショートメッセージデータを受信する子機側無線通信手段とを有し、
    前記親機は、
    ショートメッセージデータを入力する親機側入力手段と、
    公衆回線網に接続してセンタ装置とショートメッセージデータの送受信を行う通信手段と、
    通信手段によって受信したショートメッセージデータを子機に送信し、子機からショートメッセージデータを受信する親機側無線通信手段と、
    前記通信手段が通信を行うための通信プロトコル情報をセンタ装置ごとに複数記憶する記憶手段と、
    所定の条件に基づいて、通信プロトコル情報が記憶されたセンタ装置の中から通信を行うセンタ装置を選択する選択手段と、
    選択手段が選択したセンタ装置の通信プロトコル情報に基づいて、ショートメッセージデータの送信時には、親機側入力手段によって入力されたショートメッセージデータまたは親機側無線通信手段が受信したショートメッセージデータをセンタ装置に送信し、ショートメッセージデータの受信時には、センタ装置からショートメッセージデータを受信するように前記通信手段を制御するとともに、センタ装置から受信したショートメッセージデータが子機宛であるか否かを判断し、子機宛であれば、受信したショートメッセージデータを子機に送信するように親機側無線通信手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする通信端末機。
  2. 前記記憶手段は、通信プロトコル情報が記憶された各センタ装置と親機または子機との関連付けを記憶し、
    前記選択手段は、子機側入力手段によって入力されたショートメッセージデータを親機側無線通信手段が受信したときは、ショートメッセージデータを送信した子機に関連付けられたセンタ装置を選択し、親機側入力手段によってショートメッセージデータが入力されたときは、親機に関連付けられたセンタ装置を選択することを特徴とする請求項1記載の通信端末機。
  3. 前記制御手段は、通信手段がセンタ装置からショートメッセージデータを受信したときは、前記記憶手段を参照し、ショートメッセージデータを送信したセンタ装置が、子機に関連付けられたセンタ装置かどうかを判断することで、受信したショートメッセージデータが子機宛であるか否かを判断することを特徴とする請求項2記載の通信端末機。
  4. 前記親機は、通信プロトコル情報が記憶されたセンタ装置ごとに、該センタ装置との通信量を示す通信度数を計数し、計数した通信量を前記記憶手段にセンタ装置ごとに記憶させる計数手段を有することを特徴とする請求項1記載の通信端末機。
  5. 前記親機は、ショートメッセージデータを印刷する印刷手段を有し、
    受信した子機宛のショートメッセージデータの中から、前記印刷手段が印刷するショートメッセージデータをユーザが指示する指示手段を、親機および子機の少なくとも一方が備えていることを特徴とする請求項1記載の通信端末機。
  6. 前記親機は、ショートメッセージデータを表示する親機側表示手段を有し、
    前記子機は、ショートメッセージデータを表示する子機側表示手段を有し、
    前記子機側表示手段は、前記親機側表示手段より高解像度であることを特徴とする請求項1記載の通信端末機。
  7. 前記親機は、文字コードを文字フォントに変換する変換手段を有し、
    前記親機側無線通信手段は、受信したショートメッセージデータに含まれる文字コードが変換された文字フォントを、画像データとして子機に送信し、前記子機側無線通信手段は、親機から送信された画像データを受信し、前記子機側表示手段は、子機側無線通信手段が受信した画像データをショートメッセージデータに代えて表示することを特徴とする請求項6記載の通信端末機。
  8. 公衆回線網に接続され、該公衆回線網に接続されているセンタ装置とショートメッセージデータの送受信を行うことで、センタ装置を介して他の通信端末機とショートメッセージデータの送受信を行う通信端末機であって、
    前記通信端末機は、互いに無線通信を行う親機と子機とからなり、
    前記子機は、センタ装置に送信するショートメッセージデータを入力する入力手段と、
    センタ装置から受信したショートメッセージデータを出力する出力手段とを有することを特徴とする通信端末装置。
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