JP2004101770A - 教育情報提供方法、教育情報出力装置、教育システム、コンピュータプログラム、及び記録媒体 - Google Patents
教育情報提供方法、教育情報出力装置、教育システム、コンピュータプログラム、及び記録媒体 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】教育情報データベース、複数の広告提供者の広告情報及び各広告提供者のサーバへアクセスするためのアドレスを受講者の属性に対応づけて記憶した広告情報データベースを記録した記録媒体を受講者に配布する。受講者の属性に基づいて、広告情報データベースから広告情報及びアドレスを抽出する。抽出した広告情報、アドレスが記述されたリンク及び教育情報は表示され、表示された各広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴を記憶する。広告提供者のリンクに対する操作により、サーバへのアクセスがあった場合、中央装置へ記憶した広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴及び受講者情報を送信する。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、教育情報を出力する教育情報提供方法、教育情報出力装置、教育システム、コンピュータを教育情報出力装置として機能させるためのコンピュータプログラム及び記録媒体に関し、特に教育情報に加えて広告情報を出力し、受講者が閲覧した広告情報に対する閲覧履歴を受講者情報と共に広告提供者に提供する教育情報提供方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータを用いた教育の一つであるe−ラーニングが盛んに行われている。e−ラーニングではCD−ROM等の記録媒体に教育情報を予め記憶しておき、これを配布して受講者のコンピュータにインストールすることにより学習を行う。これにより、受講者は学校等に行くことなく自由な時間帯に自宅等で学習することが可能となる。
記載すべき先行技術文献情報は存在しない。出願人において先行技術調査を行ったが、記載すべき先行技術文献は存在しなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
記録媒体を配布して教育を行うe−ラーニングにおける収益構造は受講者から得られる教育費に加えて、記録媒体中に記録された広告掲載費から成り立っている。しかしながら、記録媒体を配布する形態のe−ラーニングでは、記録媒体に記録された広告情報をどれだけ受講者が閲覧しているのか、また掲載費に対する投資効果がどれだけあるのかが、全く広告提供者が把握できないという問題があった。インターネットを用いたe−ラーニングにおいては、広告提供者のURL等がHTML(Hyper Text Markup language)により記述されたバナー広告を学習用のWebページ中に貼り付け、このバナー広告に対するアクセス回数等を把握することにより、ある程度掲載費に対する投資効果を把握することが可能であるが、記録媒体を配布する形態のe−ラーニングでは、オフラインで講義を行うものであるため、そのような情報を広告提供者が把握することは困難であった。
【0004】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、学習時に受講者に最適な広告を提供し、その閲覧履歴を記憶すると共に、広告提供者のサーバコンピュータに接続された場合は、受講者情報及び閲覧履歴を中央装置で記憶して各広告提供者へ提供することにより、受講者にとって有益な広告が提供され、広告提供者が掲載費に対する投資効果を把握でき、また教材を製作・配布する業者の収益構造を確立することが可能な教育情報提供方法、教育情報出力装置、教育システム、コンピュータを教育情報出力装置として機能させるためのコンピュータプログラム及び記録媒体を提供することにある。
【0005】
また、本発明の他の目的は得られた閲覧履歴及び受講者情報を広告提供者が活用することにより、受講者に適した広告用電子メールを送信することが可能な教育情報出力装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る教育情報提供方法は、教育情報を提供する教育情報提供方法において、教育情報を記憶した教育情報データベース、及び、複数の広告提供者の広告情報及び各広告提供者のサーバコンピュータへアクセスするためのアドレスを受講者の属性に対応づけて記憶した広告情報データベースが予め記憶された記録媒体を受講者に配布し、コンピュータの記録媒体読み取り手段により前記記録媒体を読み取らせ、コンピュータの入力手段から受講者情報を受け付け、受け付けた受講者情報の属性に基づいて、演算手段により前記広告情報データベースから各広告提供者の広告情報及びアドレスを抽出し、抽出した広告情報、アドレスが記述されたリンク及び前記教育情報データベースから読み出した教育情報を表示手段へ出力し、出力された各広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴を記憶し、広告提供者のリンクに対する操作により、サーバコンピュータへのアクセスがあった場合、通信網を介して接続される中央装置へ前記記憶した広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴及び前記受講者情報を送信することを特徴とする。
【0007】
第2発明に係る教育情報出力装置は、教育情報を出力する教育情報出力装置において、教育情報を記憶した教育情報データベースと、複数の広告提供者の広告情報及び各広告提供者のサーバコンピュータへアクセスするためのアドレスを受講者の属性に対応づけて記憶した広告情報データベースと、受講者情報を受け付ける受付手段と、受け付けた受講者情報の属性に基づいて、前記広告情報データベースから各広告提供者の広告情報及びアドレスを抽出する抽出手段と、抽出した広告情報、アドレスが記述されたリンク及び前記教育情報データベースから読み出した教育情報を表示手段へ出力する出力手段と、出力された各広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴を記憶する記憶手段と、広告提供者のリンクに対する操作により、サーバコンピュータへのアクセスがあった場合、通信網を介して接続される中央装置へ前記記憶した広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴及び前記受講者情報を送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
第3発明に係る教育システムは、第2発明の教育情報出力装置、前記中央装置及びサーバコンピュータが通信網を介して接続された教育システムであって、前記管理コンピュータは、前記教育情報出力装置から送信された広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴及び前記受講者情報を、前記広告提供者のサーバコンピュータへ配信する配信手段を備えることを特徴とする。
【0009】
第4発明に係る教育システムは、第2発明の教育情報出力装置、前記中央装置及びサーバコンピュータが通信網を介して接続された教育システムであって、前記サーバコンピュータは前記管理サーバコンピュータへ認証情報を送信する認証情報送信手段を備え、前記管理コンピュータは、送信された認証情報が正当であると判断した場合、前記教育情報出力装置から送信された広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴及び前記受講者情報を、前記広告提供者のサーバコンピュータへ配信する配信手段を備えることを特徴とする。
【0010】
第5発明に係る教育システムは、第3発明または第4発明において、前記サーバコンピュータは、配信された閲覧履歴に基づいて、広告用電子メールを生成する生成手段と、生成した広告用電子メールを前記配信された受講者情報を参照して、教育情報出力装置へ送信するメール送信手段とをさらにそなえることを特徴とする。
【0011】
第6発明に係るコンピュータプログラムは、教育情報をコンピュータに出力させるためのコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、受講者情報を受け付けさせる受付ステップと、コンピュータに、受け付けさせた受講者情報の属性に基づいて、複数の広告提供者の広告情報及び各広告提供者のサーバコンピュータへアクセスするためのアドレスを受講者の属性に対応づけて記憶した広告情報データベースから各広告提供者の広告情報及びアドレスを抽出させる抽出ステップと、コンピュータに、抽出させた広告情報、アドレスが記述されたリンク及び教育情報を記憶した教育情報データベースから読み出した教育情報を表示手段へ出力させる出力ステップと、コンピュータに、出力させた各広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴を記憶させる記憶ステップと、コンピュータに、広告提供者のリンクに対する操作により、サーバコンピュータへのアクセスがあった場合、通信網を介して接続される中央装置へ前記記憶させた広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴及び前記受講者情報を送信させる送信ステップとを実行させることを特徴とする。
【0012】
第7発明に係るコンピュータでの読み取りが可能な記録媒体は、教育情報をコンピュータに出力させるためのコンピュータプログラムが記録されたコンピュータでの読み取りが可能な記録媒体において、教育情報を記憶した教育情報データベースと、複数の広告提供者の広告情報及び各広告提供者のサーバコンピュータへアクセスするためのアドレスを受講者の属性に対応づけて記憶した広告情報データベースとが記憶されており、コンピュータに、受講者情報を受け付けさせる受付ステップと、コンピュータに、受け付けさせた受講者情報の属性に基づいて、前記広告情報データベースから各広告提供者の広告情報及びアドレスを抽出させる抽出ステップと、コンピュータに、抽出させた広告情報、アドレスが記述されたリンク及び前記教育情報データベースから読み出した教育情報を表示手段へ出力させる出力ステップと、コンピュータに、出力させた各広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴を記憶させる記憶ステップと、コンピュータに、広告提供者のリンクに対する操作により、サーバコンピュータへのアクセスがあった場合、通信網を介して接続される中央装置へ前記記憶させた広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴及び前記受講者情報を送信させる送信ステップとを実行させることを特徴とする。
【0013】
本発明にあっては、教育情報を記憶した教育情報データベース、及び、複数の広告提供者の広告情報及び各広告提供者のサーバコンピュータへアクセスするためのアドレスを受講者の属性に対応づけて記憶した広告情報データベースが予め記憶された記録媒体を受講者に配布する。そして、コンピュータの記録媒体読み取り手段により前記記録媒体を読み取らせ、コンピュータの入力手段から受講者情報を受け付ける。コンピュータの演算手段は、受け付けた受講者情報の属性に基づいて、前記広告情報データベースから各広告提供者の広告情報及びアドレスを抽出し、抽出した広告情報、アドレスが記述されたリンク及び前記教育情報データベースから読み出した教育情報を表示手段へ出力する。
【0014】
各広告提供者の広告情報が表示された場合、各広告情報に対する閲覧履歴を記憶する。そして、広告提供者のリンクに対する操作により、サーバコンピュータへのアクセスがあった場合、通信網を介して接続される中央装置へ前記広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴及び前記受講者情報を中央装置へ送信するようにしたので、記録媒体を配布する形態のe−ラーニングにおいても、受講者は有益な広告情報を閲覧でき、広告提供者は中央装置から閲覧履歴及び受講者情報を取得して掲載費に対する投資効果及び受講生の広告に対する反応を把握でき、またe−ラーニング事業者も安定した収益を得ることが可能となる。
【0015】
また、本発明にあっては、サーバコンピュータは、配信された閲覧履歴に基づいて、広告用電子メールを生成し、生成した広告用電子メールを前記配信された受講者情報を参照して、教育情報出力装置へ送信するようにしたので、受講者が興味を持った商品に対する広告を効率的に送信することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下本発明を実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係る教育システムの概要を示す模式図である。図において1は受講生が使用する教育情報出力装置(以下、コンピュータという)であり、教材用の記録媒体10を作成するe−ラーニング事業者の中央装置2にインターネット等の通信網Nを介して接続されている。さらに、通信網Nには各広告提供者のサーバコンピュータ(以下、WWWサーバという)3,3,3…が接続されている。受講生は学習用のアプリケーションソフトを起動する実行ファイル、教育情報データベース、広告情報データベースが記録された記録媒体10の配布を受けこれをコンピュータ1にインストールすることにより、学習でき、また広告情報を閲覧することが可能となる。また、WWWサーバ3にアクセスすることにより、Webページを閲覧することができる。
【0017】
図2はコンピュータ1のハードウェア構成を示すブロック図である。図に示すように、演算手段(以下、CPU(Central Processing Unit)という)11にはバス17を介してRAM12,ハードディスク等の記憶部15、中央装置2及びWWWサーバ3と情報を送受信するためのモデム等の通信部16,液晶ディスプレイ等の表示手段(以下、表示部という)14、及びキーボード、マウス等の入力手段(以下、入力部という)13、CD−ROMドライブ等の記録媒体読取部19が接続される。記憶部15には表示部14,及び入力部13等を制御するための制御プログラム15Pが記憶されている。
【0018】
e−ラーニング事業者から配布される記録媒体10をインストールすることにより、各種実行ファイル103が実行され、RAM12上で展開された各種アプリケーションプログラム104に従い学習用の問題等の教育情報及び広告情報等が表示部14に出力される。アプリケーションプログラム104の指示に従い、CPU11は記録媒体10に予め記憶している教育情報データベース(以下、教育情報DBという)101から学習の進行状況に応じた教育情報を読み出す。また、アプリケーションプログラム104の指示に従い、CPU11は、記録媒体10に予め記憶している広告情報データベース(以下、広告情報DBという)102から後述する処理により広告情報を読み出す。
【0019】
記憶部15にはさらに、受講者の氏名、性別、住所等を記憶した受講者情報記憶ファイル151、Webページを閲覧するためのブラウザ153、及び受講者の広告情報に対する閲覧履歴を記憶した閲覧履歴記憶ファイル152が設けられている。
【0020】
CPU11は、バス17を介してコンピュータ1の上述したようなハードウェア各部と接続されていて、それらを制御すると共に、記憶部15に格納された制御プログラム15P及びRAM12にロードされたアプリケーションプログラム104に従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。表示部14は、液晶表示装置等の表示装置であり、学習用の教育情報、広告提供者から提供される広告情報、Webページ等を表示する。RAM12は、SRAM(Static Random Access Memory)またはフラッシュメモリ等で構成され、ソフトウェアの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。
【0021】
記録媒体10のインストール後、アプリケーションプログラム104がロードされ、図3に示す受講者情報登録メニューが表示される。図3は受講者情報登録メニューのイメージを示す説明図である。図に示すように教育を受ける受講者固有に付与される受講者No、氏名、生年月日、性別、電話番号、及びメールアドレスを入力すべきボックスが、アプリケーションプログラム104に従いCPU11の指示により表示部14に表示される。受講者は入力部13から必要な情報を入力する。CPU11はこれらの情報が入力された場合、これら受講者情報を受け付け、記憶部15の受講者情報記憶ファイル151に記憶する。
【0022】
図4は広告情報DB102のレコードレイアウトを示す説明図である。広告情報DB102はリレーショナルデータベースの形態をなし、CPU11はDBのフィールドのキーを関連づけたスキーマにおいてSQL(Structured Query Language)を用いて対話することにより、必要な情報の登録、検索等の処理を実行する。図に示すように広告提供者(企業A,企業B…)に対応づけて、広告提供者のWWWサーバ3へリンクするためのアドレス(以下、URL(Uniform Resource Locaters)),広告情報(A1.html、A2.html…)、及び受講者の属性(性別、地域、年齢など)が記憶されている。広告情報フィールドには広告提供者が提供する一又は複数の広告ファイルが記憶されている。本実施の形態では、広告情報及び教育情報をブラウザ上で表示するため、ファイル形式はHTML形式となっている。性別フィールドには性別が記憶されている。男女と記憶されている場合は広告情報A1.htmlは受講者が男女どちらにであっても提供される。また広告が女性用化粧品に関するものである場合は、性別フィールドに女が記憶されているA3.htmlが女性の受講者にのみ提供される。
【0023】
地域フィールドには広告情報を提供する受講者の居住地域を記憶している。例えば、受講者が住所を九州地方に属する福岡県と記載した場合は、企業AのA1.html、A2.html、及び企業BのB1.htmlが読み出されて提供される。年齢フィールドには広告情報を提供する受講者の対象年齢が記憶されている。同様に受講者の年齢に応じた広告情報が提供される。CPU11は受講者情報記憶ファイル151に記憶した受講者情報の属性を元に、SQLを生成し、広告情報DB102を検索して受講者のニーズに沿った広告情報を抽出して表示部14に出力する。
【0024】
図5は表示部14に出力される広告情報及び教育情報のイメージを示す説明図である。学習が開始された場合、CPU11はブラウザを起動し、抽出した広告情報及び教育情報を読み出し表示部14に出力する。教育情報は受講者の進捗状況に応じて教育情報DB101からhtmlファイルが読み出されて表示される。なお、進捗状況に関する情報は記憶部15に学習終了時に記憶される。CPU11はフレームF1に教育情報DB101から読み出した教育情報を表示する。また、フレームF2及びF3には受講者の属性に基づき抽出された広告情報が表示される。
【0025】
フレームF2には企業Aの広告情報へアクセスするためのアイコンA1、A2,A6及び企業AのWWWサーバ3へのアドレスが記述されたリンク(以下、バナー広告)Lが表示される。受講者が入力部13から広告情報のアイコンA1,A2,またはA6をクリックした場合、広告情報DB102に記憶した各ファイル(A1.html,A2.html,A6html)がそれぞれ読み出されてフレームF2に表示される。なお、CPU11は受講者の広告情報に対する閲覧履歴を閲覧履歴記憶ファイル152に記憶している。
【0026】
企業Aのバナー広告Lがクリックされた場合、CPU11は、バナー広告Lに記述されたURL(アドレス)を参照して、通信部16のネットワーク接続要求信号を出力し、WWWサーバ3との間で通信を確立する。なお、バナー広告L(リンク)には、タグ<A HREF>と</A>とで囲まれる部分にURLが記述されており、バナー広告Lに対するクリックによりWWWサーバ3の指定されたファイルへ接続される。なお、本実施の形態においてはバナー広告Lを用いているが、これに限らず、リンクはテキストのみからなるハイパーテキスト・リンクであっても良い。また、バナー広告Lに表示される画像データ等は広告情報DB102に予め記憶されている。
【0027】
通信が確立された後、別ウインドウにブラウザが起動されオンラインにて企業AのWWWサーバ3のWebページを閲覧することができる。CPU11はWWWサーバ3との間で通信確立後、中央装置2との間でも通信を確立し、閲覧履歴記憶ファイル152に記憶した企業Aの閲覧履歴及び受講者情報記憶ファイル151に記憶した受講者情報を送信する。フレームF3には、各企業(広告提供者)の広告をそれぞれ切り換えてフレームF2に表示するためのボタンが表示されている。受講者は入力部13から閲覧したい企業のボタンをクリックすることにより、該企業の抽出された広告情報及びバナー広告がフレームF2に表示される。例えば、企業Bの広告をクリックした場合、受講生の属性に基づいて抽出された広告情報が表示され、また企業BのWWWサーバ3へアクセスするためのアドレスが記述されたバナー広告が表示される。
【0028】
図6は閲覧履歴記憶ファイル152のレコードレイアウトを示す説明図である。図に示すように広告提供者である各企業の広告情報に対応させて、閲覧履歴が記憶されている。閲覧履歴としては各広告情報にアクセスするためのアイコンのクリック回数、及び各広告情報に対する閲覧時間等が記憶されている。例えば広告A1は5回も閲覧されており、また閲覧時間も15分と長く、受講生は広告A1に大変興味を持っていると判断できる。一方、広告A2は一度しか閲覧されず、しかも10秒間しか閲覧されていない。したがって、広告提供者である企業Aは、広告を掲載した場合の効果を把握でき、またこの受講生に対しては広告A2に関する商品よりもA1に関する商品を積極的に広告用電子メール(以下、ダイレクトメールという)等により勧めた方が良いことが理解できる。CPU11はブラウザに表示されるこれらアイコンA1等に対する入力部13から操作状況を監視し、閲覧履歴として閲覧履歴記憶ファイル152に記憶する。
【0029】
図7は中央装置2及びWWWサーバ3のハードウェア構成を示すブロック図である。まず、中央装置2のハードウェア構成について説明する。図に示すように、CPU(Central Processing Unit)21にはバス27を介してRAM22,ハードディスク等の記憶部25、WWWサーバ3及びコンピュータ1と情報を送受信するためのゲートウェイ等の通信部26,液晶ディスプレイ等の表示部24、及びキーボード、マウス等の入力部23が接続される。記憶部25には表示部24,及び入力部23等を制御するための制御プログラム25Pが記憶されている。
【0030】
記憶部25には閲覧履歴受講者情報ファイル251A、251B…(場合により、251で代表する)及び認証情報ファイル252が記憶されている。閲覧履歴受講者情報ファイル251には、各受講者のコンピュータ1から送信された受講者情報及び閲覧履歴が広告提供者である企業毎に分類されて記憶されている。たとえば、広告提供者である企業A用の閲覧履歴受講者情報ファイル251Aには、各受講者の受講者情報に対応させて、企業Aの広告に対する閲覧履歴が記憶されている。これらの情報は、広告提供者である各企業のWWWサーバ3へ配信される。認証情報ファイル252には閲覧履歴及び受講者情報を配信する際に要求される、ID及びパスワードが記憶されている。閲覧履歴及び受講者情報は適切に保護する必要があることから、認証を経た上で各WWWサーバ3へ配信される。
【0031】
続いて、WWWサーバ3のハードウェア構成について説明する。図に示すように、WWWサーバ3はインターネット(通信網N)に接続されるhttp(Hypertext Transfer Protocol)サーバエンジンとして機能し、これを構成するCPU31にはバス37を介してRAM32,ハードディスク等の記憶部35、中央装置2及びコンピュータ1等と情報を送受信するためのゲートウェイ等の通信部36,液晶ディスプレイ等の表示部34、及びキーボード、マウス等の入力部33が接続される。
【0032】
RAM32には、コンピュータ1及び中央装置2からの要求に応じて各種処理を実行するC言語、Java(登録商標)等で記述されたCGI(Common Gateway Interface)プログラム32P、その他の制御プログラムがロードされている。記憶部35にはHTMLファイル351が記憶されており、コンピュータ1からWebページの取得要求があった場合は、HTMLファイル351内のHTMLファイルが読み出され、送信される。
【0033】
さらに、記憶部35には、閲覧履歴受講者情報ファイル352及び広告情報ファイル353が記憶されている。図8は閲覧履歴受講者情報ファイル352のレコードレイアウトを示す説明図である。閲覧履歴受講者情報ファイル352は上述した認証処理を経て中央装置2から各WWWサーバ3へ送信されるものである。図に示すように受講者の氏名、受講者のメールアドレス等の受講者情報に対応させて広告情報及び各広告情報に対する閲覧履歴が記憶されている。なお、受講者情報は図示していないが、住所、電話番号、性別等のデータも含まれている。CPU31は閲覧履歴を参照して、ダイレクトメール(広告用電子メール)を生成し、受講者のメールアドレス宛へダイレクトメールを送信する。ダイレクトメールの内容は広告情報ファイル353に記憶されており、クリック回数または閲覧時間の長い広告に係る広告情報を含むダイレクトメールが生成される。
【0034】
図9はダイレクトメールのイメージを示す説明図である。ダイレクトメールは基本テンプレートT1及び広告メッセージT2から構成される。基本テンプレートT1は記憶部35に基本テキスト文が記憶されており、CPU31は抽出した閲覧履歴受講者情報ファイル352の受講者氏名を、基本テキスト分の所定位置に挿入する。また、広告メッセージT2はクリック回数または閲覧時間の長い広告に係る広告情報が広告情報ファイル353から抽出され広告メッセージT2部分に挿入され、CPU31はこれらの基本テンプレートT1及び広告メッセージT2から構成されるダイレクトメールを生成して受講者へ送信する。
【0035】
以上のハードウェア構成において、本発明のソフトウェア処理についてフローチャートを用いて説明する。図10乃至図14は本発明の教育システムの処理手順を示すフローチャートである。まず、e−ラーニング事業者の中央装置2の入力部24から教育情報を記憶部25に記憶する(ステップS101)。なお、教育情報はブラウザ上で閲覧できるように例えばhtml形式で作成しておくことが望ましい。また、広告提供者から提供された広告情報及びURLを受講者の属性対応づけて記憶部25に記憶する(ステップS102)。教育情報及び全ての広告提供者の広告情報及びURLを記憶した場合は、図示しないCD−Rドライブ等の記録媒体書き込み装置に指示して、記録媒体10に記憶した教育情報を読み出して教育情報DB101として記録し、また記憶した広告情報及びURLを読み出して広告情報DB102として記録し、さらに受講者のコンピュータ1で学習用のアプリケーションプログラム104を展開させるための実行ファイル103を記録する(ステップS103)。なお、記録媒体10への各種情報の記録は中央装置で行うのではなく、他の専用の書き込み装置を用いて行っても良い。
【0036】
このようにして製造されたCD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体10は受講者に配布される(ステップS104)。e−ラーニング事業者に対し、受講申込を終えた受講者は、コンピュータ1の記録媒体読取部19に、記録媒体10を挿入する。コンピュータ1のCPU11は挿入された記録媒体10を読み取り(ステップS105)、実行ファイル103を実行して本発明の処理を行うアプリケーションプログラム104をRAM12上に展開してロードする(ステップS106)。
【0037】
CPU11は受講者情報登録メニューを図3の如く表示部14へ出力する(ステップS11)。なお、受講者情報登録メニュー等の各画面データは実行ファイル103を実行した後に、記憶部15に展開されて記憶されている。入力部13から受講者が受講者情報を入力した場合は、CPU11はこれを受け付け(ステップS112)、受け付けた受講者情報(受講者No、氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレスなどの各属性)を受講者情報記憶ファイル151に記憶する(ステップS113)。
【0038】
CPU11は記憶された受講者情報の各属性に基づき、広告情報及びURLを抽出する(ステップS114)。具体的には、CPU11は受講者情報の属性を基に、SQLを作成し、広告情報DB102の属性フィールドから、受講者情報の属性に合致した広告情報ファイル及びURLを抽出する。抽出された広告情報及びURLはいったんRAM12に格納される。次いでCPU11は学習に対する進捗状況を記憶部15から読み出し(ステップS115)、進捗状況に応じて教育情報DB101から教育情報が読み出される(ステップS116)。なお、学習開始時においては、進捗は全くないので、例えばテキストの第1章が読み出される。また、後述する処理により記憶部15に進捗状況が記憶されている場合、例えば第6章まで終了という情報が記憶されている場合は、第7章の内容が読み出されることになる。
【0039】
CPU11は、ブラウザ153を起動し(ステップS117)、教育情報及びRAM12に格納した広告情報及びURLを読み出し、ブラウザ上に図5の如く教育情報、広告情報及びURLが記述されたバナー広告Lを表示する(ステップS118)。受講者はブラウザ上で学習を行い、また必要に応じて各広告提供者の広告を閲覧する。CPU11は広告情報の閲覧履歴を閲覧履歴記憶ファイル152に記憶する(ステップS121)。具体的には図5に示すフレームF2内のアイコンA1等のクリック回数、アイコンA1等をクリックした後に表示される広告情報のファイルA1.htmlの閲覧時間等を図6に示すように閲覧履歴記憶ファイル152に記憶する。
【0040】
CPU11は図6のフレームF2内のバナー広告Lがクリックされたか否かを判断する(ステップS122)。すなわちリンクに対する操作入力が入力部13からあったか否かを判断する。バナー広告Lがクリックされていない場合は(ステップS122でNO)、ステップS121に移行し、学習及び広告の閲覧を繰り返し続ける。一方、バナー広告Lがクリックされた場合は(ステップS122でYES)、CPU11は通信確立要求信号を通信部16に出力し(ステップS123)、バナー広告L内に記述されたURLを参照してWWWサーバ3(上述の例では企業AのWWWサーバ3)へアクセスしWebページの取得要求を行う(ステップS124)。
【0041】
WWWサーバ3のCPU31は記憶部35のHTMLファイル351から、送信されたURLに対応するHTMLファイルを読み出し(ステップS125)、読み出したHTMLファイルをコンピュータ1へ送信する(ステップS126)。コンピュータ1のCPU11は別ウィンドウにブラウザ153を起動し(ステップS127)、送信されたHTMLファイルのHTML文を解釈しWebページの表示を行う(ステップS128)。これにより受講者はWWWサーバ3から最新の情報をオンラインで入手することができる。これと同時に受講者の閲覧履歴及び受講者情報も中央装置2へ送信される。以下にその内容を説明する。
【0042】
CPU11は、接続先の広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴を閲覧履歴記憶ファイル152から読み出す(ステップS131)。上述した例では、企業Aフィールドに記憶されている閲覧履歴が読み出される。さらに、受講者情報を受講者情報記憶ファイル151から読み出す(ステップS132)。CPU11は読み出した閲覧履歴及び受講者情報を中央装置2へ送信する(ステップS133)。中央装置2のCPU21は送信された閲覧履歴及び受講者情報を、広告提供者毎(企業毎)に分類した閲覧履歴受講者情報ファイル251へ記憶する(ステップS136)。なお上述した例では送信された企業Aの広告に対する閲覧履歴及び受講者情報は、企業A向けの閲覧履歴受講者情報ファイル251Aに記憶される。
【0043】
コンピュータ1のCPU11は学習が終了したか否かを判断し(ステップS134)、終了していない場合は(ステップS134でNO)、ステップS121へ移行し以上の処理を繰り返して行う。一方、学習処理が終了する場合は(ステップS134でYES)、進捗状況を記憶部15に記憶し(ステップS135)アプリケーションプログラム104をクローズする。
【0044】
広告提供者は以下に述べる認証処理を経て受講者の閲覧履歴及び受講者情報を取得することができる。まず、WWWサーバ3から中央装置2へアクセスを行う(ステップS137)。認証情報入力画面が表示され、広告提供者は入力部33から認証情報を入力する(ステップS138)。入力された認証情報は中央装置2へ送信される(ステップS139)。なお、認証情報としては広告提供者固有に付与されるID及びパスワードが用いられる。
【0045】
中央装置2のCPU21は記憶部25に記憶した認証情報と送信された認証情報とを比較し、送信された認証情報が正当であるか否かを判断する(ステップS141)。正当でない場合は(ステップS141でNO)、認証失敗であるとして処理を終了する。一方、認証情報が正当であると判断した場合は(ステップS141でYES)、対応する広告提供者の閲覧履歴及び受講者情報を閲覧履歴受講者情報ファイル251から読み出し(ステップS142)、WWWサーバ3に対して読み出した閲覧履歴及び受講者情報を配信する(ステップS143)。
【0046】
WWWサーバ3のCPU31は配信された閲覧履歴及び受講者情報を閲覧履歴受講者情報ファイル352に記憶する(ステップS144)。CPU31は、受講者の閲覧回数が所定回数以上または閲覧時間が所定時間以上の広告情報を、図8に示す閲覧履歴受講者情報ファイル352から抽出する(ステップS145)。さらに、前記受講者の電子メールアドレスも閲覧履歴受講者情報ファイル352から読み出す(ステップS146)。
【0047】
CPU31は基本テンプレートT1及び広告メッセージT2から構成されるダイレクトメールを生成する(ステップS147)。基本テンプレートT1は記憶部35に基本テキスト文が記憶されており、CPU31は抽出した閲覧履歴受講者情報ファイル352の受講者氏名を、基本テキスト分の所定位置に挿入する。また、CPU11は、ステップS145で抽出した広告情報に対応するメッセージを広告情報ファイル353から読み出し、広告メッセージT2部分に挿入する。CPU31はこれらの基本テンプレートT1及び広告メッセージT2から構成されるダイレクトメールを生成して受講者の電子メールアドレス宛へ送信する(ステップS148)。受講生はダイレクトメールを受信する(ステップS149)。これにより、記録媒体配布型のe−ラーニングにおいても、広告提供者は広告に対する受講者の反応、投資効果を把握でき、また受講者の嗜好を把握してダイレクトメールを送信するようにしたので、より商品の販売促進を図ることが可能となる。
【0048】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明にあっては、教育情報を記憶した教育情報データベース、及び、複数の広告提供者の広告情報及び各広告提供者のサーバコンピュータへアクセスするためのアドレスを受講者の属性に対応づけて記憶した広告情報データベースが予め記憶された記録媒体を受講者に配布する。そして、コンピュータの記録媒体読み取り手段により前記記録媒体を読み取らせ、コンピュータの入力手段から受講者情報を受け付ける。コンピュータの演算手段は、受け付けた受講者情報の属性に基づいて、前記広告情報データベースから各広告提供者の広告情報及びアドレスを抽出し、抽出した広告情報、アドレスが記述されたリンク及び前記教育情報データベースから読み出した教育情報を表示手段へ出力する。
【0049】
各広告提供者の広告情報が表示された場合、各広告情報に対する閲覧履歴を記憶する。そして、広告提供者のリンクに対する操作により、サーバコンピュータへのアクセスがあった場合、通信網を介して接続される中央装置へ前記広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴及び前記受講者情報を中央装置へ送信するようにしたので、記録媒体を配布する形態のe−ラーニングにおいても、受講者は有益な広告情報を閲覧でき、広告提供者は中央装置から閲覧履歴及び受講者情報を取得して掲載費に対する投資効果及び受講生の広告に対する反応を把握でき、またe−ラーニング事業者も安定した収益を得ることが可能となる。
【0050】
また、本発明にあっては、サーバコンピュータは、配信された閲覧履歴に基づいて、広告用電子メールを生成し、生成した広告用電子メールを前記配信された受講者情報を参照して、教育情報出力装置へ送信するようにしたので、受講者が興味を持った商品に対する広告を効率的に送信することが可能となる等、本発明は優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る教育システムの概要を示す模式図である。
【図2】コンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】受講者情報登録メニューのイメージを示す説明図である。
【図4】広告情報DBのレコードレイアウトを示す説明図である。
【図5】表示部に出力される広告情報及び教育情報のイメージを示す説明図である。
【図6】閲覧履歴記憶ファイルのレコードレイアウトを示す説明図である。
【図7】中央装置及びWWWサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
【図8】閲覧履歴受講者情報ファイルのレコードレイアウトを示す説明図である。
【図9】ダイレクトメールのイメージを示す説明図である。
【図10】本発明の教育システムの処理手順を示すフローチャートである。
【図11】本発明の教育システムの処理手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の教育システムの処理手順を示すフローチャートである。
【図13】本発明の教育システムの処理手順を示すフローチャートである。
【図14】本発明の教育システムの処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 コンピュータ(教育情報出力装置)
10 記録媒体
2 中央装置
3 WWWサーバ(サーバコンピュータ)
N 通信網
13 入力部
14 表示部
151 受講者情報記憶ファイル
152 閲覧履歴記憶ファイル
101 教育情報データベース
102 広告情報データベース
Claims (7)
- 教育情報を提供する教育情報提供方法において、
教育情報を記憶した教育情報データベース、及び、複数の広告提供者の広告情報及び各広告提供者のサーバコンピュータへアクセスするためのアドレスを受講者の属性に対応づけて記憶した広告情報データベースが予め記憶された記録媒体を受講者に配布し、
コンピュータの記録媒体読み取り手段により前記記録媒体を読み取らせ、
コンピュータの入力手段から受講者情報を受け付け、
受け付けた受講者情報の属性に基づいて、演算手段により前記広告情報データベースから各広告提供者の広告情報及びアドレスを抽出し、
抽出した広告情報、アドレスが記述されたリンク及び前記教育情報データベースから読み出した教育情報を表示手段へ出力し、
出力された各広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴を記憶し、
広告提供者のリンクに対する操作により、サーバコンピュータへのアクセスがあった場合、通信網を介して接続される中央装置へ前記記憶した広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴及び前記受講者情報を送信する
ことを特徴とする教育情報提供方法。 - 教育情報を出力する教育情報出力装置において、
教育情報を記憶した教育情報データベースと、
複数の広告提供者の広告情報及び各広告提供者のサーバコンピュータへアクセスするためのアドレスを受講者の属性に対応づけて記憶した広告情報データベースと、
受講者情報を受け付ける受付手段と、
受け付けた受講者情報の属性に基づいて、前記広告情報データベースから各広告提供者の広告情報及びアドレスを抽出する抽出手段と、
抽出した広告情報、アドレスが記述されたリンク及び前記教育情報データベースから読み出した教育情報を表示手段へ出力する出力手段と、
出力された各広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴を記憶する記憶手段と、広告提供者のリンクに対する操作により、サーバコンピュータへのアクセスがあった場合、通信網を介して接続される中央装置へ前記記憶した広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴及び前記受講者情報を送信する送信手段と
を備えることを特徴とする教育情報出力装置。 - 請求項2に記載の教育情報出力装置、前記中央装置及びサーバコンピュータが通信網を介して接続された教育システムであって、
前記管理コンピュータは、前記教育情報出力装置から送信された広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴及び前記受講者情報を、前記広告提供者のサーバコンピュータへ配信する配信手段を備えることを特徴とする教育システム。 - 請求項2に記載の教育情報出力装置、前記中央装置及びサーバコンピュータが通信網を介して接続された教育システムであって、
前記サーバコンピュータは前記管理サーバコンピュータへ認証情報を送信する認証情報送信手段を備え、
前記管理コンピュータは、送信された認証情報が正当であると判断した場合、前記教育情報出力装置から送信された広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴及び前記受講者情報を、前記広告提供者のサーバコンピュータへ配信する配信手段を備えることを特徴とする教育システム。 - 前記サーバコンピュータは、配信された閲覧履歴に基づいて、広告用電子メールを生成する生成手段と、
生成した広告用電子メールを前記配信された受講者情報を参照して、教育情報出力装置へ送信するメール送信手段と
をさらにそなえることを特徴とする請求項3または4に記載の教育システム。 - 教育情報をコンピュータに出力させるためのコンピュータプログラムにおいて、
コンピュータに、受講者情報を受け付けさせる受付ステップと、
コンピュータに、受け付けさせた受講者情報の属性に基づいて、複数の広告提供者の広告情報及び各広告提供者のサーバコンピュータへアクセスするためのアドレスを受講者の属性に対応づけて記憶した広告情報データベースから各広告提供者の広告情報及びアドレスを抽出させる抽出ステップと、
コンピュータに、抽出させた広告情報、アドレスが記述されたリンク及び教育情報を記憶した教育情報データベースから読み出した教育情報を表示手段へ出力させる出力ステップと、
コンピュータに、出力させた各広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴を記憶させる記憶ステップと、
コンピュータに、広告提供者のリンクに対する操作により、サーバコンピュータへのアクセスがあった場合、通信網を介して接続される中央装置へ前記記憶させた広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴及び前記受講者情報を送信させる送信ステップと
を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 教育情報をコンピュータに出力させるためのコンピュータプログラムが記録されたコンピュータでの読み取りが可能な記録媒体において、
教育情報を記憶した教育情報データベースと、
複数の広告提供者の広告情報及び各広告提供者のサーバコンピュータへアクセスするためのアドレスを受講者の属性に対応づけて記憶した広告情報データベースとが記憶されており、
コンピュータに、受講者情報を受け付けさせる受付ステップと、
コンピュータに、受け付けさせた受講者情報の属性に基づいて、前記広告情報データベースから各広告提供者の広告情報及びアドレスを抽出させる抽出ステップと、
コンピュータに、抽出させた広告情報、アドレスが記述されたリンク及び前記教育情報データベースから読み出した教育情報を表示手段へ出力させる出力ステップと、
コンピュータに、出力させた各広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴を記憶させる記憶ステップと、
コンピュータに、広告提供者のリンクに対する操作により、サーバコンピュータへのアクセスがあった場合、通信網を介して接続される中央装置へ前記記憶させた広告提供者の広告情報に対する閲覧履歴及び前記受講者情報を送信させる送信ステップと
を実行させることを特徴とするコンピュータでの読み取りが可能な記録媒体。
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