JP2004101593A - 広告ゲーム配信方法、及び広告ゲーム配信システム - Google Patents

広告ゲーム配信方法、及び広告ゲーム配信システム Download PDF

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Abstract

【課題】広告及びゲームの配信において、高い宣伝効果を得ること、一般の放送番組において、広告情報とゲーム情報とを組み合わせた広告を適用し、高い宣伝効果を得ること。
【解決手段】番組の受信中に広告ゲームを突然に割り込ませることにより、視聴者に対した大きな印象を与え、これにより宣伝効果を高める。番組の放送又はストリーミング配信中に、広告ゲームを割り込ませて放送又は配信することで、視聴者が受信している番組の途中に広告ゲームを突然に割り込ませる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット等のネットワーク、あるいは地上波や衛星を用いた放送や配信において、広告情報をゲームと共に配信する広告ゲーム配信に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットや各種ネットワーク上において、宣伝広告を行う広告方法として、例えば、端末上に表示されるホームページ等の表示画面上に広告用に領域を設けるものが知られている。この広告では、広告画面上の表示により宣伝を行う他、広告画面にリンク付けされたサーバを呼び出させることにより、より詳細な宣伝を行って広告効果を高めようとしている。
【0003】
また、上記の広告方法のように、広告主と広告対象との間の一対一の関係による他、テレビによる放送広告のように、複数の広告対象に対する一対多の関係によるものも行われている。
【0004】
上記のような広告画面を用いた宣伝では、利用者の注意、関心を喚起させるために、ディスプレイを工夫したり、プレゼントの提供等が行われている。しかしながら、これらの工夫は必ずしも利用者の関心を高める効果を得るに至っていないという問題がある。
【0005】
また、テレビによる放送広告は利用者に対して一方向であり、高い認識効果を期待することは難しいという問題がある。
【0006】
このような問題に対して、高い宣伝効果を得ることを目的として、広告主名、提供する商品名やサービル名、商品内容やサービス内容等の広告情報をゲーム情報に組み込むことにより、ゲームの実施と共に広告情報を表示し、ゲーム結果により景品を提供して利用者の関心を高め、これにより、広告の宣伝効果を高める広告方法を、出願人は提案している(例えば、参考文献1参照)。
参考文献1 特願平2001−105628号
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
広告情報とゲーム情報とを組み合わせることによる広告では、利用者がそのゲームに参加することを前提としている。
【0008】
ネットワーク上のゲームサイト上の場合には、そのサイトにアクセスしている参加者は、そのゲームサイトにおいてゲームが行われていることを認識している。したがって、そのゲームサイトを知らない者に対しては、広告情報とゲーム情報とを組み合わせによる宣伝効果を奏することができない。
【0009】
また、不特定多数を対象として行われる放送が提供する番組は、ゲーム番組を除いて、通常はゲームは行われておらず、一般の放送番組において広告情報とゲーム情報とを組み合わせた広告を適用することができない。
【0010】
したがって、広告情報とゲーム情報とを組み合わせによる広告の適用範囲は限定されたものとなり、より多数の利用者に対して広告を行うことが難しいという問題がある。
【0011】
そこで、本発明は、広告及びゲームの配信において、高い宣伝効果を得ることを目的とする。また、一般の放送番組において、広告情報とゲーム情報とを組み合わせた広告を適用し、高い宣伝効果を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、番組の受信中に広告ゲームを突然に割り込ませることにより、視聴者に対した大きな印象を与え、これにより宣伝効果を高める。
【0013】
本発明の広告ゲーム配信方法は、番組の放送又はストリーミング配信中に、広告ゲームを割り込ませて放送又は配信することで、視聴者が受信している番組の途中に広告ゲームを突然に割り込ませる。
【0014】
この割り込みによる広告ゲームの放送又は配信中において、番組の放送又はストリーミング配信は、中断あるいは続行させることができる。番組を中断させる番組には、受信側において広告ゲームが表示される。一方、番組の放送又ストリーミング配信が続行される場合には、受信側において番組と広告ゲームの両方を表示することも、あるいはいずれか一方のみを表示することができる。番組と広告ゲームの両方の表示あるいは何れか一方のみの表示は、受信者側で選択するようにすることもできる。
【0015】
また、広告ゲームは、受信者側の端末と番組の放送・配信を行う番組供給手段側との間、あるいは、受信者側と双方向管理手段との間で双方向データ通信を行い、この双方向通信でゲーム処理を行うことができる。
【0016】
広告ゲームを割り込ませるタイミングは、抽選あるいは予め定めておいたプログラムに従って定めることができる。この割り込み時期の設定は、番組を放送又はストリーミング配信する側、あるいは広告ゲームを配信する側の何れか一方の側で行うことができる。広告ゲームを配信する側で割り込み時期を設定する番組には、設定した割り込み時期のデータを、番組の放送・配信を行う番組供給手段側に送る。 広告ゲームの放送又は配信は、設定した割り込み時期に達すると同時に行うことも、設定した割り込み時期から所定時間経過した後に行うこともできる。
【0017】
番組は、放送あるいはストリーミング配信の態様で利用者に供給することができ、連続する番組データを単位として1チャンネルで番組を形成する形態や、番組データを所定個数に等分に分割し、この分割を単位として時間をずらせて複数のチャンネルを形成し、この複数のチャンネルにより番組を形成する形態とすることができる。
【0018】
1チャンネルで番組を形成する形態では、割り込み時期に達すると同時に広告ゲームの放送又は配信を開始する場合には、開始と同時に番組の放送又はストリーミング配信を中断し、広告ゲームのみを放送又は配信する。また、広告ゲームの放送又は配信が終了した後、直ちに中断した番組の放送又はストリーミング配信を、中断した位置から再開する。
【0019】
複数のチャンネルで番組を形成する形態では、割り込み時期に達すると同時に広告ゲームの放送又は配信を開始する他、割り込み時期から所定時間経過した後に広告ゲームの放送又は配信を開始することができる。
【0020】
割り込み時期に達すると同時に広告ゲームの放送又は配信を開始する場合には、割り込み時期に達した時点において直ちに、広告ゲームの放送又は配信の開始と、放送又はストリーミング配信中のチャンネルにおける番組の放送又はストリーミング配信の中断を同時に行い、割り込みによる広告ゲームの放送又は配信が終了した後、終了時点の分割領域に続く次の分割領域の開始時点から、中断時における分割領域をその先頭位置から放送又はストリーミング配信を再開する。
【0021】
また、割り込み時期から所定時間経過した後に広告ゲームの放送又は配信を開始する場合には、割り込み時期に達した時点おいて、番組の放送又は配信が行われているときには、その番組の放送又はストリーミング配信中の分割領域をその分割領域の終了時点まで続行し、次の分割領域の開始時点において、広告ゲームの放送又は配信を開始すると同時に、番組の次の分割領域の放送又はストリーミング配信を中断し、広告ゲームの放送又は配信が終了した後、終了時点が含まれる分割領域の次の分割領域の開始時点から、中断した分割領域の次の分割領域をその先頭位置から放送又はストリーミング配信を再開する。
【0022】
広告ゲームの放送又は配信の終了時点と、番組の放送又はストリーミング配信の再開時点の間に時間間隔がある場合には、この時間帯にコンテンツデータを配信することができる。
【0023】
また、本発明の広告ゲーム配信システムは、番組を放送又はストリーミング配信する番組供給手段を備え、広告ゲーム供給手段から配信された広告ゲームを、番組の放送又はストリーミング配信中に割り込ませて放送又は配信する。
【0024】
本発明の広告ゲーム配信システムが備える番組供給手段はサーバ等で構成することができる。
【0025】
番組供給手段は、割り込みによる広告ゲームの放送又は配信中において、番組の放送又はストリーミング配信を中断あるいは、続行する。また、番組供給手段は、広告ゲームを双方向データ通信によりゲームを実行する。
【0026】
割り込み時期は、番組供給手段側あるいは広告ゲームの配信元側で設定することができる。割り込み時期を番組供給手段側で設定する場合には、番組供給手段側は広告ゲームを割り込む時期を定める抽選手段、又は広告ゲームを割り込む時期を定めたプログラムを備え、抽選手段の抽選で設定した割り込み時期、あるいはプログラムで定められた割り込み時期に基づいて広告ゲームの放送又は配信を開始する。
【0027】
また、割り込み時期を広告ゲーム配信元側で設定する場合には、番組供給手段は、広告ゲームの配信元から送られた割り込み時期のデータに基づいて広告ゲームの放送又は配信を開始する。
【0028】
番組供給手段は、割り込み時期において、直ちに広告ゲームの放送又配信を開始する。また、広告ゲームの放送又は配信の開始と同時に、番組の放送又はストリーミング配信を中断し、割り込みによる広告ゲームの放送又は配信が終了した後、直ちに前記中断した番組の放送又はストリーミング配信を、中断した位置から再開する。
【0029】
また、番組供給手段は、所定個数に等分に分割した番組データを、当該分割を単位として時間をずらせて形成する複数のチャンネルにより、番組を放送又はストリーミング配信する。
【0030】
この複数のチャンネルによる番組の放送又はストリーミング配信において、割り込み時期に達した時点において直ちに、広告ゲームの放送又は配信の開始と、放送又はストリーミング配信中のチャンネルにおける番組の放送又はストリーミング配信の中断を同時に行い、割り込みによる広告ゲームの放送又は配信が終了した後、終了時点の分割領域に続く次の分割領域の開始時点から、中断時における分割領域をその先頭位置から放送又はストリーミング配信を再開する態様、あるいは、割り込み時期に達した時点おいて、番組の放送又は配信が行われている場合には、番組の放送又はストリーミング配信中の分割領域をその分割領域の終了時点まで続行し、次の分割領域の開始時点において、広告ゲームの放送又は配信を開始すると同時に、番組の次の分割領域の放送又はストリーミング配信を中断し、広告ゲームの放送又は配信が終了した後、終了時点が含まれる分割領域の次の分割領域の開始時点から、中断した分割領域の次の分割領域をその先頭位置から放送又はストリーミング配信を再開する態様とすることができる。
【0031】
また、番組供給手段は、広告ゲームの放送又は配信の終了時点と、番組の放送又はストリーミング配信の再開時点の間に、コンテンツデータを配信するようにしてもよい。コンテンツデータとしては、広告データや番組の宣伝データ等とすることができる。
【0032】
なお、ここで、放送又は配信は、公衆回線網、データネットワーク回線、衛星回線等の回線網の他、データ放送を含む放送チャンネルやケーブルテレビ等の放送網も含むネットワークを利用することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて詳細に説明する。
本発明において、広告ゲームは、広告情報をゲーム情報に組み込んだ形態で配信され、端末はゲーム情報に基づいてゲームを実行すると共に広告情報を表示する。利用者は、ゲーム情報に基づいてゲームを行い、このゲームの実行に伴って表示される広告情報を見ることになる。ゲームの当たりによって景品を提供する等の付加価値を提供することによりゲームへの参加意欲を高め、利用者による広告情報の接触機会を増やして宣伝効果を高める。本発明は、この広告ゲームの配信を、番組の放送あるいは配信中に突然行うことにより印象を深めさせて、さらに宣伝効果を高める。
【0034】
広告情報のゲーム情報への組み込みは、ゲームを構成する表示要素の表示形態の少なくとも一部を、広告情報を特定する表示形態とすることによって行うことができる。ゲームの表示形態中に広告情報を特定する表示が行われる表示形態とされるため、画面上においてゲームを表示すると、広告情報も必ず表示されることになる。ここで、広告情報は広告主名、提供する商品名、サービス名、商品内容、あるいはサービス内容等を画像表示あるいは音声や音楽の音表示、あるいは画像と音の組み合わせで表示することができる宣伝広告の形態である。
【0035】
ゲームを構成する表示要素は、個々に独立して抽選表示する複数個の表示要素を含み、当該表示要素に表示される表示形態の組み合わせによって、広告情報を表示することができる。
【0036】
画像表示する広告情報は、文字、図柄、絵柄等の表示形態とすることができ、また、音表示する広告情報は、音楽や音声等の表示形態とすることができる。この表示形態を複数に分割し、この分割された表示形態を、個々に独立して抽選表示する複数個のゲームの表示要素に表示し、この表示要素を個々に独立して抽選表示する。この抽選表示によって、表示要素上に表示される表示形態の組み合わせが変更され、この表示形態の組み合わせによってゲームの当否を設定することができる。
【0037】
例えば、広告情報を表す所定の文字,図柄,絵柄の組み合わせが抽選された場合をゲームの当たりとし、予め定めた景品あるいは抽選で表示される文字あるいは図柄,絵柄で表される商品、サービス等の景品を提供する。また、広告情報を表す所定の音楽(例えば、テーマソングやCMソング)や音声(例えば、商品名、サービス名、広告主の音声表現やこれらを表すキャッチコピー)の組み合わせが抽選された場合をゲームの当たりとし、予め定めた景品あるいは抽選で表示される音で表される商品、サービス等の景品を提供する。
【0038】
また、文字、図柄、絵柄等の画像表示と音楽、音声の音表示を単独で用いる他に、両者を組み合わせて用いることもできる。
【0039】
図1は、本発明の広告ゲーム配信を適用することができる広告配信システムの概略構成を説明するための図である。図1において、ネットワーク5には、ゲームサーバ2−1,広告サーバ2−2,及び一般のサーバ111等のサーバ、放送局3、及び利用者側の端末4が接続される。端末4は、直接あるいは一般のサーバ11を介して、ゲームサーバ2−1や広告サーバ2−2と接続することで配信情報を受け取り、画面上でゲームの表示と共に広告情報が表示される。
【0040】
また、放送局3はネットワーク5を介してゲームサーバ2−1や広告サーバ2−2と接続してゲーム情報及び広告情報を含む配信情報を受け取り、放送局3が提供する番組情報と共に放送する。利用者は、放送を受信することで配信情報を受け取り、ゲーム情報及び広告情報を元にして表示画面を形成し表示する。利用者と放送局との間は、電話回線等の通信回線を用いることによって双方向通信を形成して行うことができ、この双方向通信によって、ゲームの実行に伴い発生する通信処理を行わせることができる。また、この双方向通信を前述の配信情報の送受に使用することもできる。双方向通信によって、利用者にゲーム参加への感心を持たせる他、利用者の反応を知ることができ、広告の認識効果や訴求効果を高めることができる。
【0041】
上記構成は、ネットワーク上に設けたゲームサーバを広告配信手段とし、ゲーム情報及び広告情報を配信情報として配信する形態、ネットワーク上に設けた広告サーバーとゲームサーバを広告配信手段とし、ゲームサーバは広告サーバから広告情報を取り込み、ゲーム情報に広告情報を組み込んで配信情報を形成し配信する形態、あるいは、ネットワーク上に設けた広告サーバとゲームサーバ、及び放送局を広告配信手段とする形態等、情報の配信形態に応じて種々の形態とすることができる。
【0042】
また、広告配信手段が放送局を含む形態の場合には、配信情報の形成態様によって種々の態様とすることができる。例えば、放送局は、ゲーム情報に広告情報を組み込んだ配信情報をゲームサーバからネットワークを介して取り込み、放送する態様、放送局は、広告情報及びゲーム情報を広告サーバ及びゲームサーバからネットワークを介してそれぞれ取り込み、取り込んだゲーム情報に広告情報を組み込むことで配信情報を形成し、この配信情報を放送する態様、あるいは、ゲームサーバは広告情報をネットワークを介して広告サーバから取り込み、ゲーム情報に広告情報を組み込んで配信情報を形成し、放送局は配信情報をネットワークを介してゲームサーバから取り込み、放送する態様とすることができる。
【0043】
上記した情報広告配信システムでは、文字や図柄,絵柄等の広告情報の表示態様がゲームの表示要素を構成しているため、ゲームの利用者は必ず広告情報を見ることになる。したがって、利用者はゲームによって配信情報にアクセスする機会が増え、ゲームの実行と共に広告情報が表示されるため、ゲームにアクセスした利用者に有効に広告情報を宣伝広告することができる。また、ゲームで得られる景品によって、利用者にゲーム参加への意欲を駆り立てさせることができ、利用者が広告情報に触れる機会が増すことになる。
【0044】
図2を用いて本発明の広告配信システムの一形態について説明する。図2に示す形態は、ネットワーク上に設けた広告ゲームサーバを広告配信手段とし、ゲーム情報及び広告情報を配信情報として配信する構成である。
【0045】
広告ゲームサーバ2は、図1に示したゲームサーバ2−1と広告サーバ2−2を含む形態であり、ネットワーク上で広告ゲームを専用に配信するサーバであり、送受信手段2Aを介してネットワーク5と接続している。広告ゲームサーバ2は各種のデータベースを備え、データベースに格納される情報をネットワーク5を介して利用者側の端末4に配信したり、ネットワーク5を介して得られた利用情報などをデータベースに格納することによって、ゲームを実施すると共に宣伝広告を行う。データベースとしては、例えば、ゲームを実施させるためのゲーム情報を格納するゲーム情報データベース2D,宣伝広告に用いる広告情報を格納する広告情報データベース2E,ゲーム情報に広告情報を組み込んで形成され配信される配信情報を格納する配信情報データベース2F,ゲームの実施状況を格納するゲーム履歴データベース2G,ゲームに参加した利用者の情報を格納する顧客データベース2H,広告主の情報を格納する広告主データベース2I等があり、これら各データベースはゲーム管理手段2Cによって管理される。
【0046】
また、ゲームサーバ2は、ゲーム情報、あるいはゲーム情報に広告情報を組み込んだ配信情報をネットワーク5を介して放送・配信サーバ3に送り、放送・配信サーバを介して利用者との間でゲーム処理を行う。
【0047】
送受信手段2Aは、ネットワーク5を介して端末4からアクセスを受けると、認証手段2Bにおいて顧客データベース2Hに格納される顧客情報と照合し、登録の有無を判断する。登録の有無は、有料ゲームへの参加承認処理や、新たな顧客データの取得に利用することができる。
【0048】
ゲーム管理手段2Cは、配信情報データベース2Fからゲーム情報に組み込まれた広告情報を読み出し、送受信手段2Aからネットワーク5を介して端末4に配信すると共に、端末4との間で送受信を行ってゲーム処理を行い、ゲーム結果をゲーム履歴データベース2Gに格納する。
【0049】
顧客データベース2Hに格納される顧客データや、ゲーム履歴データベース2Gに格納されるゲーム履歴データは、ネットワーク5を介して、あるいは送受信手段(図示していない)により直接に広告主に送信することもできる。
【0050】
広告情報データベース2Eに広告情報を登録したり、あるいは広告情報の変更・更新を行う場合には、認証手段2Bにおいて、アクセスしてきた広告主情報と広告主データベース2Iに格納される広告主情報と照合し、ゲーム管理手段2Cによって広告サーバ2−2から送信された広告情報を広告情報データベース2Eに格納したり、あるいは新たな広告情報で更新する。
【0051】
放送・配信サーバ3は、利用者に向けて番組を放送する。また、電話回線等の通信回線を介して利用者との間でデータ通信を行い、双方向通信を形成する構成とすることもできる。
【0052】
放送・配信サーバ3は、ネットワーク5と接続する送受信手段3Aを備える。また、双方向通信を行う場合には、端末4との間で電話回線等の通信回線で接続する通信手段3Cを備える。また、利用者に番組を送る放送手段3B、広告ゲームサーバ2から送られる配信情報をダウンロードするためのダウンロードコンバータ3Eの他、配信情報を格納するための配信情報データベース3F、番組を格納するための放送データベース3G、管理データベース3H等のデータベースを備える。また、双方向通信のために、双方向通信を制御する双方向管理手段3Dを備えることもできる。
【0053】
放送・配信サーバ3は、放送データベース3Gから番組を読み出して放送手段3Bから放送する他、配信情報データベース3Fからゲーム情報を含む配信情報を読み出して放送手段3Bから放送する。また、双方向通信では、利用者側の端末4と通信手段3Cとの間で双方向通信の経路を形成する。双方向管理手段3Dは、双方向管理を行って、端末4からの通信に基づいてゲーム処理を行う。なお、双方向通信におけるデータは管理データベース3Hに格納することができる。
【0054】
なお、双方向通信は、放送・配信サーバではなく、他の双方向管理サーバにより行う構成とすることもできる。
【0055】
上記の構成により、ゲーム情報に広告情報を組み込みこんだ情報を端末に対して放送あるいは配信することができる。なお、放送は、不特定の端末に対して番組や広告ゲーム情報を供給する情報の提供態様を意味し、配信は、特定の端末に対して番組や広告ゲーム情報を供給する情報の提供態様である。放送の場合において、端末は受信機やSTBにより構成することができる。
【0056】
次に、本発明の広告ゲーム配信システムの第1の態様〜第6の態様について説明する。
第1の態様及び第2の態様は、放送・配信サーバから特定の利用者側端末に対して番組及び広告ゲームを配信する態様であり、第3の態様〜第6の態様は、放送・配信サーバから不特定の利用者側端末に対して番組及び広告ゲームを放送する態様である。
【0057】
はじめに、第1の態様及び第2の態様について説明する。以下に示す第1の態様及び第2の態様では、上記で説明したゲーム情報に広告情報を付加した広告ゲーム情報は、広告ゲームデータとして既に形成構成されているものとして説明する。したがって、以下に示す広告ゲームサーバ2は、上記の図1,図2におけるゲームサーバ2−1と広告サーバ2−2を含む構成、あるいは、一方のサーバに他方の広告データあるいはゲームデータを取り込んだ構成とする。
【0058】
また、第1の態様と第2の態様の相違は、広告ゲームの割り込み時期を広告ゲームサーバ側で設定するか、あるいは放送・配信サーバ側で設定するかの相違である。
【0059】
第1の態様について、図3の概略ブロック図、及び図4の状態遷移図を用いて説明する。
第1の態様において、広告ゲーム配信システム1は、ゲーム情報に広告情報を付加した広告ゲームデータ2cを持ち、所定のタイミングで放送・配信サーバ3に送信する広告ゲームサーバ2と、番組をネットワーク5を介して配信する放送・配信サーバ3とを備える。放送・配信サーバ3は、広告ゲームサーバ2から広告ゲームデータが送られると、配信中の番組に割り込みを行って、広告ゲームデータを端末4に配信する。端末4では、配信された番組の受信中に、突然ゲームが始まり、その後双方向によりゲームを行うことができる。ゲームには広告情報が盛り込まれており、ゲームの実行により広告効果を高めると共に、番組中に突然にゲームを割り込ませることにより、広告の印象を高める。
【0060】
広告ゲームサーバ2は、広告ゲームデータやゲーム結果の送受信を制御する送受信制御手段2a、放送・配信サーバ3との間でデータの送受信を行う送受信手段2b、ゲーム情報に広告情報が付加された広告ゲームデータを格納する記憶手段2c、ゲーム結果を管理するゲーム管理手段2e及び記憶手段2dを備える。ここで、広告ゲームデータは、前記した態様によってゲーム情報に広告情報が付加されて記憶手段2cに格納されているものとする。
【0061】
また、放送・配信サーバ3は、番組配信や広告ゲームデータの割り込み等を制御する制御手段3a、広告ゲームサーバ2との間で広告ゲームデータ及びゲーム結果の送受信を行う送受信手段3b、ネットワーク5を介して端末4との間で広告ゲームデータ及びゲーム操作データの送受信を行う送受信手段3c、配信する番組を格納する放送配信コンテンツデータを格納する記憶手段3d、及び広告ゲームのアプリケーションを格納する記憶手段3eを備える。
【0062】
第1の態様による広告ゲームの実行について、図4の遷移状態図を用いて説明する。なお、以下に示す( )は、図中の番号と対応している。
【0063】
端末4から放送・配信サーバ3が提供する番組の選択を行うと(1)、放送・配信サーバ3はこの選択された番組の配信を設定し(2)、端末4に対して番組の配信を開始する(3)。端末4は、この番組の配信を受信装置(例えば、STB)受け、視聴する(4)。放送・配信サーバ3は、番組の配信を開始すると共に、広告ゲームサーバ2に番組配信を通知する(5)。
【0064】
広告ゲームサーバ2は、番組開始の通知を受けて、広告ゲームの割り込み時期(挿入時期)を定める抽選、あるいは設定処理を行う。抽選は、例えば、内部で発生させた乱数等を用いて番組配信中に広告ゲームを割り込ませる時期を選び出す。また、設定処理では、あらかじめ番組配信中に広告ゲームを割り込ませる時期や条件をプログラムで定めておく(6)。
【0065】
抽選あるいはプログラム設定で割り込み時期(挿入時期)を決定し(7)、決定した割り込み時期(挿入時期)を放送・配信サーバ3に通知する。また、広告ゲームデータを放送・配信サーバ3に配信する(8)。
【0066】
放送・配信サーバ3は、広告ゲームデータ及び割り込み時期(挿入時期)を受信し(9)、割り込み時期(挿入時期)を設定すると共に広告ゲームデータを広告ゲームアプリケーション3eに格納する(10)。
【0067】
制御手段3aは、割り込み時期(挿入時期)に基づいて、配信中の番組を中断し、広告ゲームの配信を開始する。ここで、中断した番組の中断位置を記憶しておく。なお、ここでは、広告ゲームの配信中は、番組の配信を中断する形態について説明するが、番組の配信を中断することなく番組と広告ゲームの両方を配信し、端末側において、選択的に表示させる態様とすることもできる(11)。
【0068】
端末4では、配信中の番組が中断されて広告ゲームを受信し、広告ゲームが開始される(12)。端末4は、広告ゲームを実行する場合には、放送・配信サーバ3との間で双方向処理を行い(13)、広告ゲームの操作を行うことで広告ゲームを実行する(14)。広告ゲームの実行によるゲーム結果等は、広告ゲームサーバ2に送られ、ゲーム管理が行われる(15)。広告ゲームを終了すると(16)、広告ゲームの終了の通知が広告ゲームサーバ2に送られ、ゲーム管理が行われる(15)。
【0069】
放送・配信サーバ3は、広告ゲームが終了すると、中断した番組の中断位置を読み出し(18)、番組の配信を再開する(19)。端末4は、番組配信の再開により、中断した番組を再び視聴することができる(20)。
【0070】
放送・配信サーバからの番組に配信が終了することにより(21)、端末での番組視聴は終了する(22)。
【0071】
次に、第2の態様について、図5の概略ブロック図、及び図6の状態遷移図を用いて説明する。第2の態様は、広告データの割り込み時期(挿入時期)の設定を放送・配信サーバ側で行う態様である。
【0072】
したがって、第2の態様の図5の概略ブロック図に示す構成は、前記図3の概略ブロック図で示した第1の態様の構成において、広告ゲームサーバ2側に設けた割り込み(挿入時期)時期制御手段2fに代えて、放送・配信サーバ3側に割り込み(挿入時期)時期制御手段3fを設けた点で相違し、その他の共通の構成とすることができる。
【0073】
第2の態様による広告ゲームの実行について、図6の遷移状態図を用いて説明する。なお、以下に示す( )は、図中の番号と対応している。
【0074】
端末4から放送・配信サーバ3が提供する番組の選択を行うと(31)、放送・配信サーバ3はこの選択された番組の配信を設定し(32)、端末4に対して番組の配信を開始する(37)。端末4は、この番組の配信を受信装置(例えば、STB)受け、視聴する(38)。
【0075】
広告ゲームサーバ2は、あらかじめ広告ゲームデータを放送・配信サーバ3に配信しておく(33)。放送・配信サーバ3は配信された広告ゲームデータを受信し(34)、広告ゲームアプリケーション3eに記録する(35)。放送・配信サーバ3中の割り込み(挿入時期)時期制御手段3fは、抽選あるいは予め定めておいたプログラムに基づいて広告ゲームの割り込み時期を設定する(36)。
【0076】
放送・配信サーバ3は、番組の配信中に設定した割り込み時期を監視し、割り込み時期に達した時点で番組を中断し、広告ゲームの配信を開始する(39)。なお、第1の態様と同様に、広告ゲームの配信中は、番組の配信を中断する形態について説明するが、番組の配信を中断することなく番組と広告ゲームの両方を配信し、端末側において、選択的に表示させる態様とすることもできる。
【0077】
端末4では、配信中の番組が中断されて広告ゲームを受信し、広告ゲームが開始される(40)。端末4は、広告ゲームを実行する場合には、放送・配信サーバ3との間で双方向処理を行い(41)、広告ゲームの操作を行うことで広告ゲームを実行する(42)。広告ゲームの実行によるゲーム結果等は、広告ゲームサーバ2に送られ、ゲーム管理が行われる(43)。広告ゲームを終了すると(44)、広告ゲームの終了の通知が広告ゲームサーバ2に送られ、ゲーム管理が行われる(45)。
【0078】
放送・配信サーバ3は、広告ゲームが終了すると、中断した番組の中断位置を読み出し(46)、番組の配信を再開する(47)。端末4は、番組配信の再開により、中断した番組を再び視聴することができる(48)。
【0079】
放送・配信サーバからの番組に配信が終了することにより(49)、端末での番組視聴は終了する(50)。
【0080】
次に、広告ゲームの割り込みの態様、及び割り込みによって中断された番組を再開する態様について説明する。
【0081】
第1の態様は、番組を配信している間の任意の時期に割り込みを行い、番組を中断すると共に広告ゲームを配信し、広告ゲーム終了した時点で中断した番組を再開する。図7は第1の態様を説明ためのタイミングチャートである。
【0082】
図7において、番組1,2,…は順次配信され、端末は配信された番組を視聴する。例えば、番組1の配信により、端末は番組1の視聴を開始する。番組1の開始した後、Taの時間が経過した時点で割り込みが発生すると配信を中断し、広告ゲームの配信を開始する。広告ゲームが終了すると、中断した番組が再開される。
【0083】
一番組中には、複数の割り込みを行って、複数回の広告ゲームを行うようにすることもできる。
【0084】
これにより、番組1は複数の番組1a,1b,1cに分割される。なお、分割数は任意とすることができる。番組1の総配信時間をTとすると、番組1a,1b,1cは、それぞれ各配信時間Ta,Tb,Tcで分割されて配信されることになる。また、割り込みにより行われる各広告ゲームは、同一時間幅とすることも、あるいは異なる時間幅とすることもできる。
【0085】
中断した位置から番組を再開する番組には、各広告ゲームの時間幅をTG1,TG2とすると、番組2の開始は、番組の時間幅T(=Ta+Tb+Tc)の広告ゲームの時間幅(TG1+TG2)を加算した(Ta+Tb+Tc+TG1+TG2)後となる。
【0086】
また、中断した位置から、所定時間戻った位置から番組を再開するようにしてもよい。この番組には、番組1の配信に要する時間は、前記した(Ta+Tb+Tc+TG1+TG2)よりも重複した部分だけ長くなる。
【0087】
図8は、前記第1の態様における放送・配信サーバの動作例を説明するためのフローチャートである。
抽選あるいはプログラムで設定された広告ゲームの割り込み(挿入)時期を監視し(ステップS1)、割り込み時期の時点で配信中の番組の配信を中断し(ステップS2)、中断した位置を記憶する。中断位置は、番組の配信を再開するときに、番組の再開位置の参考となる。なお、この中断した位置を記憶する代わりに、設定した割り込み時期を用いることもできる(ステップS3)。
【0088】
番組を中断すると共に広告ゲームの配信を開始する(ステップS4)。この広告ゲームの配信において、端末との間で双方向通信が設定されていない場合には、双方向の設定処理を行い、広告ゲームを実行する(ステップS5)。
【0089】
広告ゲームが終了した後(ステップS6)、記憶手段に記憶しておいた中断位置あるいは割り込み時期を読み出して番組の中断した位置を求め(ステップS7)、番組を再開する。この再開において、前記したように、中断位置から再生することも、所定時間戻って再開することもできる(ステップS8)。
【0090】
広告データの割り込み処理は、番組が終了するまで複数回繰り返すこともできる。あるいは、一番組中における割り込み数を限定し、これを越える割り込み要求は受け付けないようにしてもよい(ステップS9、10)。
【0091】
第2の態様は、番組を複数のチャンネルで配信する配信態様に適用する態様例である。番組を例えばA〜Dに等しい時間間隔で分割し、これらを分割時間を単位として順次ずらして配列して、開始時間を異にする複数のチャンネルCH1〜CH4を形成し、配信する。この配信形態により、利用者は、番組の終了を待つことなく、希望するときに併せて番組を視聴することができる。この配信方式は、例えば、ニアオンデマンド(NVOD)と呼ばれている。
【0092】
このような配信態様において、本発明の広告ゲームの割り込み及び番組を再開するには、次のような2つの例により行うことができる。
【0093】
第1の例は(図9(b))、割り込みと同時に中断し、中断した分割領域を最初から再開する態様である。
【0094】
例えば、端末においてCH1の配信を受け、CH1の分割領域Bの途中で広告ゲームの割り込み要求が出された場合に、分割領域Bの配信を直ぐに中断して広告ゲームを割り込ませる。広告ゲームが終了し、分割領域Bの配信を再開する場合、広告ゲームの終了後に新たに分割領域Bの配信が行われるチャンネルを検出し(図9(b))に示す例ではCH4のチャンネル)、このチャンネルから分割領域Bの配信を受けて再開する。なお、このとき、広告ゲームの終了と分割領域Bとの間に時間間隔がある場合には、この時間帯に他の番組あるいは広告を配信して、分割領域間をつなぐようにしてもよい。
【0095】
第2の例(図9(c))は、分割領域の配信が終了した後に中断し、次の分割領域から再開する態様である。
【0096】
例えば、端末においてCH1の配信を受け、CH1の分割領域Bの途中で広告ゲームの割り込み要求が出された場合に、分割領域Bの配信が終了するまで中断を行わず、分割領域Bの配信が終了して後に、次の分割領域Cの配信を中止して広告ゲームを割り込ませる。広告ゲームが終了し、番組の配信を再開する場合、広告ゲームの終了後に新たに分割領域Cの配信が行われるチャンネルを検出し(図9(c))に示す例ではCH4のチャンネル)、このチャンネルから分割領域Cの配信を受けて再開する。なお、このとき、広告ゲームの終了と分割領域Cとの間に時間間隔がある場合には、この時間帯に他の番組あるいは広告を配信して、分割領域間をつなぐようにしてもよい。
【0097】
図10は、前記例における放送・配信サーバの動作例を説明するためのフローチャートである。
抽選あるいはプログラムで設定された広告ゲームの割り込み(挿入)時期を監視し(ステップS11)、広告ゲームの割り込み要求されると、ニアオンデマンドの配信中の分割領域を確認して番組の分割位置を確認する(ステップS12)。分割位置で番組を中断し(ステップS13)、中断した分割領域を記録する。中断位置は、番組の配信を再開するときに、番組の再開位置の参考となる。なお、この中断した位置を記憶する代わりに、設定した割り込み時期を用いることもできる(ステップS14)。
【0098】
番組を中断すると共に広告ゲームの配信を開始する(ステップS15)。この広告ゲームの配信において、端末との間で双方向通信が設定されていない場合には、双方向の設定処理を行い、広告ゲームを実行する(ステップS16)。
【0099】
広告ゲームが終了した後(ステップS17)、記憶手段に記憶しておいた中断位置あるいは割り込み時期を読み出して番組の中断した位置を求め(ステップS18)、番組を再開する。
【0100】
番組再開において、広告ゲームの終了時点が分割領域の開始時期である否かを判定する(ステップS19)。分割領域の開始時期までに時間がある場合には、他の番組あるいは広告を配信する。なお、この他番組あるいは広告は、予め放送・配信サーバ内に記憶させておいたデータに基づいて配信するようにしてもよい(ステップS20)。
【0101】
分割領域の開始時期において、中断した分割領域あるいは、次の分割領域を先頭から再開する(ステップS21)。広告データの割り込み処理は、番組が終了するまで複数回繰り返すこともできる。あるいは、一番組中における割り込み数を限定し、これを越える割り込み要求は受け付けないようにしてもよい(ステップS22,23)。
【0102】
次に、本発明の第3の態様〜第6の態様について説明する。これらの態様は、放送・配信サーバから不特定の利用者側端末に対して番組及び広告ゲームを放送する態様である。
【0103】
図11は、放送の態様を説明するための概略ブロック図である。図11において、放送は、送信システム7を介して番組や広告を放送する放送局6と、放送された番組や広告を受信する受信機(STBやTV)8と、双方向通信を行うための双方向管理手段9を備える。
【0104】
放送局6は、例えば委託放送事業者による運営される。送信リンク7のアップリンク設備を介し、衛星放送等を通して受信機(STBやTV)に番組が放送される。放送局6は、放送する番組を統合的に管理する番組管理手段6aと、放送により送られる各種情報を管理する情報管理手段6bと、各種情報を送出する送出手段(本線送出手段6c,EPG生成送出手段6d,字幕送出手段6e,データ放送送出手段6f)と、これら各種情報を多重化する多重化手段6gと、データ放送を形成するデータ放送形成手段6hと、データ放送作成手段6hに情報を供給する番組サーバ6i等を備える。
【0105】
なお、本線送出手段6cは一般の番組を送出する手段であり、EPG生成送出手段6dは電子番組ガイドの情報を生成し送出する手段であり、字幕送出手段6eは字幕等の文字情報を送出する手段であり、データ放送送出手段6fは種々のデジタルデータを送出する手段である。広告ゲームは、この放送送出手段6fを用いて放送することができる。
【0106】
また、双方向管理手段9は、利用者との間で行う双方向通信を管理する手段であり、STB等の受信機8を用いて双方向通信を行う他、パソコンや携帯電話等の端末4を用いて双方向通信を行うこともできる。双方向管理手段9は、受信機8との間で双方向通信を行って広告ゲームを実行するために、STBゲートウエイ9d、及びアプリケーション応答手段9bを備える。また、双方向管理手段9は、パソコンや携帯電話等の端末4との間で双方向通信を行って広告ゲームを実行するために、インターネットゲートウエイ9c、及び番組アプリケーション手段9aを備える。
【0107】
パソコンや携帯電話等の端末4や受信機8と双方向管理手段9との間で行われた広告ゲームのデータは、番組アプリケーション手段9aからデータ放送作成手段6hに送られて、データ放送用のデータに変換され、放送が行われる。
【0108】
以下、本発明の第3の態様〜第6の態様について図12〜図17を用いて説明する。以下に示す第3の態様〜及び第6の態様では、上記で説明したゲーム情報に広告情報を付加した広告ゲーム情報は、広告ゲームデータとして既に形成構成されているものとして説明する。したがって、以下に示す広告ゲームサーバ2は、上記の図1,図2におけるゲームサーバ2−1と広告サーバ2−2を含む構成、あるいは、一方のサーバに他方の広告データあるいはゲームデータを取り込んだ構成とする。
【0109】
第3の態様は、広告ゲームをデータ放送により放送し、ゲーム管理を双方向管理手段の番組アプリケーション手段で行う態様であり、広告ゲームの割り込み時期を双方向管理手段側で設定する態様である。
【0110】
図12は、第3の態様を説明するための概略ブロック図である。第3の態様は、前記した図11の放送態様において、広告・ゲームサーバ2を備える。広告・ゲームサーバ2は、情報管理制御手段6bに広告ゲームを配信することを通知し、広告・ゲームアプリケーション手段9aに広告ゲームデータを配信する。
【0111】
第3の態様による動作例を図13の遷移状態図を用いて説明する。なお、( )で示される番号は、図13中の番号と対応している。
【0112】
放送局6は、作成した番組放送(51)を多重化手段6gで多重化した信号をアップリンク設備を有する送信システム7に送り(52)、放送衛星等を介して放送する。利用者は、STB等の受信機8で番組を受信し視聴する(53)。広告ゲームサーバ2は、ゲーム情報に広告情報を付加した広告ゲームを双方向管理手段9に配信する(54)。双方向管理手段9は、配信された広告ゲームを広告ゲームアプリケーション手段9aに記録する(55)。広告ゲームアプリケーション9aは、広告ゲームを割り込ませる時期を設定し(56)、広告ゲームの表示データを作成する(57)。
【0113】
作成した広告ゲームのデータは、放送局6のデータ放送作成手段6hに送られて、データ放送を作成する(58)。作成したデータ放送のデータは、データ放送送出手段6fに送られた後、多重化手段6gで他のデータと多重化される(60)。多重化されたデータは送信システム7に送られ(61)、送信システム7から放送される(62)。
【0114】
STB8は、放送された放送データを受信して表示すると共に(63)、双方向管理手段9との間の双方向通信により、ゲーム操作を行う(64)。双方向通信によるゲーム操作は、STB8から送られたゲーム操作の信号に基づいてアプリケーション応答手段9bを駆動させて広告ゲームを行い、広告ゲームアプリケーション手段9aによりゲーム管理を行う(65)。また、パソコンや携帯端末等の端末4を用いて双方向通信を行う場合には、インターネットゲートウエイ9cを通して端末4からのゲームの操作信号(66)を広告・ゲームアプリケーション手段9aで処理する(67)。
【0115】
第4の態様は、広告ゲームをデータ放送により放送し、ゲーム管理を放送局のデータ放送作成手段で行う態様であり、広告ゲームの割り込み時期を放送局側で設定する態様である。
【0116】
図14は、第4の態様を説明するための概略ブロック図である。第4の態様は、前記した図11の放送態様において、広告・ゲームサーバ2を備える。広告・ゲームサーバ2は、情報管理制御手段6bに広告ゲームを配信することを通知し、広告ゲームデータを放送局6のデータ放送作成手段6hに送る。
【0117】
第4の態様による動作例を図15の遷移状態図を用いて説明する。なお、( )で示される番号は、図15中の番号と対応している。
【0118】
放送局6は、作成した番組放送(71)を多重化手段6gで多重化した信号をアップリンク設備を有する送信システム7に送り(72)、放送衛星等を介して放送する。利用者は、STB等の受信機8で番組を受信し視聴する(73)。広告ゲームサーバ2は、ゲーム情報に広告情報を付加した広告ゲームを放送局のデータ放送作成手段6hに配信する(74)。データ放送作成手段6hは、配信された広告ゲームに基づいて、広告ゲームのデータ放送を作成し(75)、割り込み時期を設定し(76)、広告ゲームの放送データを作成する(77)。
【0119】
作成したデータ放送のデータは、データ放送送出手段6fに送られた後、多重化手段6gで他のデータと多重化される(78)。多重化されたデータは送信システム7に送られ(79)、送信システム7から放送される(80)。
【0120】
STB8は、放送された放送データを受信して表示すると共に(81)、双方向管理手段9との間の双方向通信により、ゲーム操作を行う(82)。双方向通信によるゲーム操作は、STB8から送られたゲーム操作の信号に基づいてアプリケーション応答手段9bを駆動させて広告ゲームを行い、広告ゲームアプリケーション手段9a′によりゲーム管理を行う(83)。また、パソコンや携帯端末等の端末4を用いて双方向通信を行う場合には、インターネットゲートウエイ9cを通して端末4からのゲームの操作信号(84)を広告・ゲームアプリケーション手段9a′で処理する(85)。
【0121】
第5,6の態様は、放送局側において、広告ゲームの放送データ作成及び送出を、前記態様のデータ放送作成手段6h及びで放送送出手段6fを用いる代わりに、専用のゲーム・広告放送作成手段6j及びゲーム・広告放送送出手段6kを用いる態様である。
【0122】
また、第5の態様は、ゲーム管理を双方向管理手段のアプリケーション手段で行う態様であり、第6の態様は、ゲーム管理を放送局のデータ放送作成手段で行う態様である。
【0123】
図16は、第5の態様を説明するための概略ブロック図である。第5の態様は、放送局6側にゲーム・広告放送作成手段6j及び広告・ゲーム放送送出手段6kを備え、また、双方向管理手段9側にゲーム管理を行う広告・ゲームアプリケーション手段9a′を備える。
【0124】
広告ゲームのゲームデータは広告・ゲーム放送作成手段6jで作成され、広告・ゲーム放送送出手段6kから送出される。また、広告ゲームの割り込み時期は、広告・ゲームアプリケーション手段9a′で設定される。
【0125】
図17は、第6の態様を説明するための概略ブロック図である。第6の態様は、放送局6側に広告・ゲーム放送作成手段6j及び広告・ゲーム放送送出手段6kを備える。
【0126】
広告ゲームのゲームデータは広告・ゲーム放送作成手段6jで作成され、広告・ゲーム放送送出手段6kから送出される。また、広告ゲームの割り込み時期は、広告・ゲーム放送作成手段6jで設定される。
【0127】
【発明の効果】
本発明の広告ゲーム配信方法、及び広告ゲーム配信システムによれば、広告及びゲームの配信において、高い宣伝効果を得ることができる。また、一般の放送番組において、広告情報とゲーム情報とを組み合わせた広告を適用し、高い宣伝効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の広告ゲーム配信を適用することができる広告配信システムの概略構成を説明するための図である。
【図2】本発明の広告配信システムの一形態を説明するための図である。
【図3】本発明の第1の態様を説明するための概略ブロック図である。
【図4】本発明の第1の態様を説明するための状態遷移図である。
【図5】本発明の第2の態様を説明するための概略ブロック図である。
【図6】本発明の第2の態様を説明するための状態遷移図である。
【図7】本発明の第1の態様を説明ためのタイミングチャートである。
【図8】本発明の第1の態様における放送・配信サーバの動作例を説明するためのフローチャートである。
【図9】本発明の広告ゲームの割り込み及び番組再開の一例を説明するため図である。
【図10】本発明の広告ゲームの割り込み及び番組再開の一例において放送・配信サーバの動作例を説明するためのフローチャートである。
【図11】放送の態様を説明するための概略ブロック図である。
【図12】本発明の第3の態様を説明するための概略ブロック図である。
【図13】本発明の第3の態様を説明するための状態遷移図である。
【図14】本発明の第4の態様を説明するための概略ブロック図である。
【図15】本発明の第4の態様を説明するための状態遷移図である。
【図16】本発明の第5の態様を説明するための概略ブロック図である。
【図17】本発明の第6の態様を説明するための概略ブロック図である。
【符号の説明】
1 広告ゲーム配信システム
2 広告ゲームサーバ
2A 送受信手段
2B 認証手段
2C ゲーム管理手段
2D ゲーム情報データベース
2E 広告情報データベース
2F 配信情報データベース
2G ゲーム履歴データベース
2H 顧客データベース
2I 広告主データベース
2a 送受信制御手段
2b 送受信手段
2c 広告ゲームデータ
2d 管理データ
2e ゲーム管理手段
2f 割り込み(挿入)時期制御手段
2−1 ゲームサーバ
2−2 広告サーバ
3 放送配信サーバ
3A 送受信手段
3B 放送手段
3C 通信手段
3D 双方向管理手段
3E ダウンロードコンバータ
3F 配信情報データベース
3G 放送データベース
3H 管理データベース
3a 制御手段
3b,3c 送受信手段
3d 放送配信コンテンツデータ
3e 広告ゲームアプリケーション
4 端末
5 ネットワーク
6 放送局
6a 番組管理手段
6b 情報管理制御手段
6c 本線放出手段
6d EPG送出手段
6e 字幕送出手段
6f データ放送送出手段
6g 多重化手段
6h データ放送作成手段
6i 番組サーバ
6j 広告・ゲーム放送作成手段
6k 広告・ゲーム放送送出手段
7 送信システム
8 TV、STB
9 双方向管理手段
9a 番組アプリケーション手段
9a′ 広告・ゲームアプリケーション手段
9b アプリケーション応答手段
9c インターネットゲートウエイ
9d STBゲートウエイ
10 広告配信システム
11 サーバ
12 金融サーバ

Claims (24)

  1. 番組の放送又はストリーミング配信中に、割り込みにより広告ゲームを放送又は配信することを特徴とする、広告ゲーム配信方法。
  2. 前記割り込みによる広告ゲームの放送又は配信中において、番組の放送又はストリーミング配信を中断することを特徴とする、請求項1に記載の広告ゲーム配信方法。
  3. 前記割り込みによる広告ゲームの放送又は配信中において、番組の放送又はストリーミング配信を続行し、広告ゲーム及び番組の少なくとも何れか一方をデフォルトあるいは選択により表示させることを特徴とする、請求項1に記載の広告ゲーム配信方法。
  4. 前記広告ゲームは、双方向データ通信によりゲームを実行することを特徴とする、請求項1乃至3の何れか一つに記載の広告ゲーム配信方法。
  5. 前記割り込みを行う時期は、抽選又は予め定めておいたプログラムにより定めることを特徴とする、請求項1乃至4の何れか一つに記載の広告ゲーム配信方法。
  6. 前記割り込みの時期の設定は、番組を放送又はストリーミング配信する側、又は広告ゲームを配信する側の何れか一方の側で行うことを特徴とする、請求項5に記載の広告ゲーム配信方法。
  7. 前記割り込み時期に達すると、直ちに広告ゲームの放送又は配信を開始することを特徴とする請求項5又は6に記載の広告ゲーム配信方法。
  8. 前記割り込みによる広告ゲームの放送又は配信の開始と同時に、番組の放送又はストリーミング配信を中断することを特徴とする請求項7に記載の広告ゲーム配信方法。
  9. 前記割り込みによる広告ゲームの放送又は配信が終了した後、直ちに前記中断した番組の放送又はストリーミング配信を、中断した位置から再開することを特徴とする、請求項8に記載の広告ゲーム配信方法。
  10. 前記番組は、番組データを所定個数に等分に分割し、当該分割を単位として時間をずらせて形成される複数のチャンネルにより放送又はストリーミング配信され、
    前記割り込み時期に達した時点において直ちに、広告ゲームの放送又は配信の開始と、放送又はストリーミング配信中のチャンネルにおける番組の放送又はストリーミング配信の中断を同時に行い、
    前記割り込みによる広告ゲームの放送又は配信が終了した後、当該終了時点の分割領域に続く次の分割領域の開始時点から、中断時における分割領域をその先頭位置から放送又はストリーミング配信を再開することを特徴とする、請求項5又は6に記載の広告ゲーム配信方法。
  11. 前記番組は、番組データを所定個数に等分に分割し、当該分割を単位として時間をずらせて形成される複数のチャンネルにより放送又はストリーミング配信され、
    前記割り込み時期に達した時点において、番組の放送又は配信が行われている場合には、当該番組の放送又はストリーミング配信中の分割領域をその分割領域の終了時点まで続行し、
    次の分割領域の開始時点において、広告ゲームの放送又は配信を開始すると同時に、番組の次の分割領域の放送又はストリーミング配信を中断し、
    当該広告ゲームの放送又は配信が終了した後、当該終了時点が含まれる分割領域の次の分割領域の開始時点から、中断した分割領域の次の分割領域をその先頭位置から放送又はストリーミング配信を再開することを特徴とする、請求項5又は6に記載の広告ゲーム配信方法。
  12. 前記広告ゲームの放送又は配信の終了時点と、番組の放送又はストリーミング配信の再開時点の間に、コンテンツデータを配信することを特徴とする、請求項10又は11に記載の広告ゲーム配信方法。
  13. 番組を放送又はストリーミング配信する番組供給手段を備え、前記番組供給手段は、広告ゲーム供給手段から配信された広告ゲームを、番組の放送又はストリーミング配信中に割り込ませて放送又は配信することを特徴とする、広告ゲーム配信システム。
  14. 前記番組供給手段は、前記割り込みによる広告ゲームの放送又は配信中において、番組の放送又はストリーミング配信を中断することを特徴とする、請求項13記載の広告ゲーム配信システム。
  15. 前記番組供給手段は、前記割り込みによる広告ゲームの放送又は配信中において、番組の放送又はストリーミング配信を続行することを特徴とする、請求項13に記載の広告ゲーム配信システム。
  16. 前記番組供給手段は、前記広告ゲームを双方向データ通信によりゲームを実行することを特徴とする、請求項13乃至15の何れか一つに記載の広告ゲーム配信システム。
  17. 前記番組供給手段は、広告ゲームを割り込む時期を定める抽選手段又は広告ゲームを割り込む時期を定めたプログラムを備え、
    当該割り込み時期に基づいて広告ゲームの放送又は配信を開始することを特徴とする、請求項13乃至16の何れか一つに記載の広告ゲーム配信システム。
  18. 前記番組供給手段は、広告ゲームの配信元から送られた広告ゲームを割り込む時期のデータに基づいて、広告ゲームの放送又は配信を開始することを特徴とする、請求項13乃至16の何れか一つに記載の広告ゲーム配信システム。
  19. 前記番組供給手段は、前記割り込み時期において、直ちに広告ゲームの放送又は配信を開始することを特徴とする請求項17又は18に記載の広告ゲーム配信システム。
  20. 前記番組供給手段は、前記割り込みによる広告ゲームの放送又は配信の開始と同時に、番組の放送又はストリーミング配信を中断することを特徴とする請求項19に記載の広告ゲーム配信システム。
  21. 前記番組供給手段は、前記割り込みによる広告ゲームの放送又は配信が終了した後、直ちに前記中断した番組の放送又はストリーミング配信を、中断した位置から再開することを特徴とする、請求項20に記載の広告ゲーム配信システム。
  22. 前記番組供給手段は、所定個数に等分に分割した番組データを、当該分割を単位として時間をずらせて形成する複数のチャンネルにより、番組を放送又はストリーミング配信し、
    前記割り込み時期に達した時点において直ちに、広告ゲームの放送又は配信の開始と、放送又はストリーミング配信中のチャンネルにおける番組の放送又はストリーミング配信の中断を同時に行い、
    前記割り込みによる広告ゲームの放送又は配信が終了した後、当該終了時点の分割領域に続く次の分割領域の開始時点から、中断時における分割領域をその先頭位置から放送又はストリーミング配信を再開することを特徴とする、請求項17又は18に記載の広告ゲーム配信システム。
  23. 前記番組供給手段は、所定個数に等分に分割した番組データを、当該分割を単位として時間をずらせて形成する複数のチャンネルにより、番組を放送又はストリーミング配信し、
    前記割り込み時期に達した時点おいて、番組の放送又は配信が行われている場合には、当該番組の放送又はストリーミング配信中の分割領域をその分割領域の終了時点まで続行し、
    次の分割領域の開始時点において、広告ゲームの放送又は配信を開始すると同時に、番組の次の分割領域の放送又はストリーミング配信を中断し、
    当該広告ゲームの放送又は配信が終了した後、当該終了時点が含まれる分割領域の次の分割領域の開始時点から、中断した分割領域の次の分割領域をその先頭位置から放送又はストリーミング配信を再開することを特徴とする、請求項17又は18に記載の広告ゲーム配信システム。
  24. 前記番組供給手段は、前記広告ゲームの放送又は配信の終了時点と、番組の放送又はストリーミング配信の再開時点の間に、コンテンツデータを配信することを特徴とする、請求項22又は23に記載の広告ゲーム配信システム。
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