JP2004100597A - 排気浄化方法及び排気浄化装置 - Google Patents

排気浄化方法及び排気浄化装置 Download PDF

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Abstract

【課題】排気ガスの捕集容器からの排出に関して自由度の高い排気浄化装置を提供する。
【解決手段】排気浄化装置10は、内燃機関1の排気通路4から取り込んだ排気ガスを保持可能な捕集容器11と、捕集容器11内の排気ガスを浄化するフィルタ22とを備える。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排気浄化方法及び排気浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関の排気ガスを浄化する技術として、排気通路に設けられたゼオライト触媒からNOxが放出されるときに、その排気通路に接続された捕集容器に排気ガスを捕集し、その排気ガスをEGRガスとして吸気通路に還流させる排気浄化装置がある(特許文献1又は2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−70539号公報
【特許文献2】
特開2002−147227号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の捕集容器を備える排気浄化装置は、EGR条件に従って、流量、時期を制御する必要があり、排気ガスの捕集容器からの排出に関する制限が多かった。
【0005】
そこで、本発明は、排気ガスの捕集容器からの排出に関して自由度の高い排気浄化方法及び排気浄化装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の排気浄化装置は、内燃機関から排出される排気ガスを捕集容器に捕集する工程と、前記捕集容器内に排気ガスを保持しつつ、その排気ガスを前記捕集容器に設けられた浄化手段を利用して浄化する工程とを備えることにより上述した課題を解決する(請求項1)。
【0007】
本発明の排気浄化方法によれば、捕集容器内で排気ガスを浄化することから、排気ガスの排出に関して自由度が高くなる。すなわち、捕集容器内の排気ガスを吸気通路や排気通路に還流させることも可能であるし、捕集容器から直接大気へ放出することも可能である。しかも、排気通路で排気ガスを浄化する場合には、排気ガスを逐次浄化して排出する必要性から、排気ガスが触媒に流入してから流出するまでの短時間に排気ガスを浄化しなければならず、迅速な浄化作用を有する触媒を利用しなければならないが、捕集容器にて浄化する場合には、排気ガスを逐次浄化して排出する必要はなく、繰り返し排気ガスを触媒に接触させることも可能であり、浄化作用が徐々に出現する触媒を利用することも可能である。さらに、捕集された排気ガスは次第に冷却されることから、常温で使用される触媒を利用することも可能である。常温で使用される触媒としては、例えば、複合酸化物、塩化パラジウム、パラジウム、白金、金等が利用可能である。
【0008】
本発明の排気浄化方法において、前記浄化する工程では、前記捕集容器内の排気ガスが前記浄化手段を通過するように前記捕集容器内で排気ガスを循環させてもよい(請求項2)。この場合、排気ガスが複数回浄化手段を通過することにより、確実に捕集した排気ガスを浄化することが可能である。
【0009】
本発明の排気浄化方法において、所定のレベルまで浄化された排気ガスを前記捕集容器から排出する工程を更に備えてもよい(請求項3)。この場合、所定のレベルまで浄化された排気ガスを排出することから、有害物質を含む排気ガスの大気への放出を確実に防止することが可能である。
【0010】
本発明の排気浄化装置は、内燃機関の排気通路から取り込んだ排気ガスを保持可能な捕集容器と、前記捕集容器内の排気ガスを浄化する浄化手段とを備えることにより、上述した課題を解決する(請求項4)。
【0011】
本発明の排気浄化装置によれば、捕集容器に排気ガスを捕集することが可能であり、その捕集した排気ガスを浄化手段が浄化することから、本発明の排気浄化方法を実現可能である。ここで、前記浄化手段として吸着触媒が設けられていてもよいし(請求項5)、前記浄化手段として光触媒が設けられていてもよい(請求項6)。
【0012】
本発明の排気浄化装置において、上述した本発明の排気浄化方法の好ましい態様(請求項2)を実現するために、前記捕集容器内の排気ガスが前記浄化手段を通過するように前記捕集容器内で排気ガスを循環させる循環手段を備えてもよい(請求項7)。
【0013】
本発明の排気浄化装置において、前記捕集容器は、排気ガスを循環させる循環通路を含んで構成され、前記浄化手段は前記循環通路内の排気ガスを浄化してもよい(請求項8)。この場合、排気ガスの流れが循環通路を介して収束され、効率的に排気ガスが浄化手段を通過することから、速やかに排気ガスを浄化することが可能である。
【0014】
本発明の排気浄化装置において、前記捕集容器は、排気ガスを蓄える収納部と、前記収納部の外部に設けられる管状部とを含み、前記管状部の内部は前記循環通路として利用され、前記浄化手段は、前記管状部に取り付けられていてもよい(請求項9)。この場合、収納部の容量を節約可能である。また、管状部は収納部に比較して配置位置の自由度が高いことから、浄化手段の配置が容易である。例えば、浄化手段の取り付け位置をメンテナンスが容易な位置とすることが可能である。なお、収納部又は管状部はそれぞれ1つだけ設けられてもよいし、複数設けられてもよい。管状部は1つの収納部に両端を接続されるものであってもよいし、異なる収納部同士を連結するものであってもよい。
【0015】
本発明の排気浄化装置において、前記捕集容器は、排気ガスを蓄える収納部を含み、前記循環通路は、前記収納部の内部を仕切るように形成されていてもよい(請求項10)。この場合、上述した管状部を設けることができない場合でも循環通路を形成することが可能である。
【0016】
本発明の排気浄化装置において、上述した本発明の排気浄化方法の好ましい態様(請求項3)を実現するために、前記捕集容器内の排気ガスの排出を許可する位置とその排出を阻止する位置との間で切り替え可能な弁手段と、前記弁手段の切り替えを制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、所定のレベルまで浄化された排気ガスを前記捕集容器から排出するように前記弁手段を制御してもよい(請求項11)。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の排気浄化装置の実施形態を示す。図1において、内燃機関1は4つのシリンダ2…2が直列に配置された車両用の4気筒エンジンとして構成されている。周知のように、内燃機関1には吸気通路3及び排気通路4が接続され、吸気通路3には吸気濾過用のエアフィルタ5、吸気量調整用のスロットルバルブ6が、排気通路4には排気浄化用の触媒7がそれぞれ設けられている。また、内燃機関1には各シリンダ2に対応してインジェクタ(燃料噴射弁)8…8が設けられている。インジェクタ8は吸気通路3に燃料を噴射するように設けられてもよいし、シリンダ2内に燃料を噴射するように設けられてもよい。内燃機関1は火花点火式又は自着火式のいずれでもよい。触媒7としては三元触媒、NOx吸蔵還元触媒等を利用可能である。
【0018】
内燃機関1の運転状態はエンジンコントロールユニット(ECU)9により制御される。ECU9は、例えばマイクロプロセッサ及びその主記憶装置として機能するROM、RAM等を組み合わせたコンピュータとして構成され、種々のセンサーからの出力信号を参照して内燃機関1の運転状態の制御に必要な各種の演算処理及び各種の機器の動作制御を実行する。ECU9と接続されるセンサとしては、例えば吸入空気量に対応した信号を出力するスロットルセンサ、排気ガス中の酸素量に対応した信号を出力するOセンサ等がある。また、ECU9によって動作が制御される機器としては例えばインジェクタ8等がある。
【0019】
触媒7の活性前あるいは飽和時等に有害物質の排出量を削減するため、内燃機関1は排気浄化装置10を備えている。排気浄化装置10は、排気ガスを保持可能な捕集容器11と、その捕集容器11と排気通路4とを接続する排気ガス取出し通路12と、排気ガス取り出し通路12と排気通路4との接続位置に設けられた切替弁14と、捕集容器11に設けられた弁手段としての開閉弁15とを備えている。
【0020】
排気取り出し通路12は触媒7よりも下流側において排気通路4から分岐する。切替弁14は、触媒7を通過した排気ガスを切替弁14よりもさらに排気通路4の下流側に導く排気放出位置と、排気ガスを排気ガス取り出し通路12に導く排気捕集位置との間で切り替え可能である。排気捕集位置において、切替弁14は排気ガスの全量を排気ガス取り出し通路12に導いてもよいし、排気通路4の下流側への一部の排気ガスの通過を許容し、残りの排気ガスを排気ガス取り出し通路12に導いてもよい。
【0021】
捕集容器11は所定量の排気ガスを蓄えることが可能な収納部11aを備える。収納部11aは金属製の箱のように容積不変の剛体容器として構成されてもよいし、容積可変のバッグ状に構成されてもよい。排気ガス取り出し通路12は金属等の剛体にて構成された配管でもよいし、フレキシブルなチューブでもよい。
【0022】
開閉弁15は捕集容器11に設けられた排出口Hを開閉可能である。開閉弁15が開かれることにより、捕集容器11に蓄えられた排気ガスは排出口Hを介して大気へ直接放出される。なお、捕集容器11内の排気ガスを車両の適宜の位置から大気へ放出するための通路を捕集容器11に接続し、開閉弁15によりその通路を開閉してもよい。
【0023】
切替弁14及び開閉弁15の動作はECU9によって制御される。ECU9は所定の捕集開始条件が満たされると排気捕集位置に、所定の捕集終了条件が満たされると排気放出位置に切替弁14を切り替える。捕集開始条件としては、例えば触媒7が活性化されていないこと、触媒7が飽和する時期であることを設定してよい。捕集終了条件としては、例えば触媒7が活性化したこと、排気ガスの捕集量が捕集容器11の捕集限界に達したことを設定してよい。開閉弁15の制御については後述する。
【0024】
捕集容器11には、捕集容器11内の排気ガスを浄化するための浄化部16が設けられている。浄化部16は、図2に示すように、収納部11aに取り付けられた筐体20と、循環手段としてのファン21と、浄化手段としてのフィルタ22とを備える。
【0025】
筐体20は収納部11aに対して着脱可能に取り付けられている。筐体20の内部には排気ガスが循環する循環通路20aが形成されている。また、筐体20の上部には循環通路20aに排気ガスを導入する取り入れ口20b、循環通路20aから排気ガスを排出する吹き出し口20cが形成されている。なお、循環通路20aの上部は収納部11aの内部に位置する。換言すれば、循環通路20aの一部は筐体20によって収納部11aの内部を仕切るようにして形成されている。
【0026】
ファン21は循環通路20aに取り付けられ、取り入れ口20bから吹き出し口20cへの排気ガスの流れを発生させる。
【0027】
フィルタ22は循環通路20aに取り付けられ、フィルタ層22aと、フィルタ層22bとを含む。フィルタ層22a、22bには、排気ガスに含まれる有害物質を酸化又は還元する触媒や有害物質を吸着する物質を利用可能である。例えば、有害物質を常温で酸化する触媒として、複合酸化物(CuO−MnO,Ag−Mn−Co等)、塩化パラジウム(PdCl−CuCl/γ−Al)、パラジウムまたは白金(Pd/活性炭,Pd/SnO)、金(Au/α−FeO)を利用可能である。なお、フィルタ22が有害物質を酸化するものである場合、排気ガスの酸素濃度が低いときに浄化部16前でエアを導入可能な構成としてもよい。
【0028】
以上の構成により、内燃機関1から排出される排気ガスを捕集容器11に捕集し、捕集容器11内に排気ガスを保持しつつ、その排気ガスを浄化することが可能である。すなわち、切替弁14を排気導入位置とすることにより排気ガスを捕集容器11に捕集し、開閉弁15を閉じることにより捕集した排気ガスを保持可能である。ファン21を駆動することにより捕集容器11内の排気ガスを循環させ、フィルタ22によってその循環する排気ガスを浄化することが可能である。従って、触媒7の上流側に還流させるだけでなく、捕集容器から直接大気へ放出することも可能であり、排気ガスの捕集容器11からの排出に関する自由度が高い。ここで、捕集容器11からの排出は、種々の条件に従って制御してよいが、例えば以下のように行うことができる。
【0029】
図3は、ECU9が実行する排出ルーチンの手順を示すフローチャートである。このルーチンは、例えば、車両のイグニッションスイッチをオン(IG ON)した時点で開始され、その後、所定の周期(例えば1秒)で繰返し実行される。
【0030】
まず、ECU9は、捕集容器11内の排気ガスが所定レベルまで浄化されたか否かを判定する(ステップS1)。所定レベルまで浄化されていないと判定した場合は開閉弁15を閉じ(ステップS2)、所定レベルまで浄化されたと判定した場合は開閉弁15を開く(ステップS3)。
【0031】
ステップS1の所定レベルは、例えば、触媒7が有効に機能している場合の排気ガスの浄化レベルと同等のレベルとしてもよいし、それよりも浄化が進んだレベルとしてもよい。捕集容器11内の排気ガスの浄化が所定レベルまで浄化されたか否かは、浄化レベルと相関する種々のパラメータに基づいて判定してよい。例えば、捕集を終了してからの経過時間に基づいて判定してもよいし、捕集容器11内にCO濃度を検出するセンサを取り付け、そのセンサからの信号に基づいて判定してもよい。
【0032】
以上の処理によれば、所定レベルまで浄化された排気ガスを捕集容器11から排出可能であり、有害物質の大気への放出を確実に防止することが可能である。
【0033】
本発明は、以上の実施形態に限定されず、本発明の技術的思想と実質的に同一である限り、種々の形態で実施してよい。
【0034】
捕集容器11からの排気ガスの排出に関しては、排気ガスを捕集容器11から直接大気へ放出する例に限られず、排気ガスを吸気通路3や排気通路4へ還流させるようにして排出してもよい。
【0035】
フィルタ層に利用する触媒に関しては、図4に示すように、光触媒を利用してもよい。この場合、フィルタ層を照射可能な位置に光源23を配置する。光触媒としては、例えば、排気ガスを酸化する2酸化チタン(TiO)を利用可能である。
【0036】
浄化部16に関しては、収納部11aに筐体20を設ける例に限られず、図5(a)に示すように、収納部11aの外部に管状部11bを設け、管状部11bにファン21、フィルタ22を取り付けてもよい。
【0037】
収納部11aは一つに限られず、図5(b)に示すように、複数の収納部11a…11aが設けられてもよい。この場合、バンパー、ルーフ等の車両の適宜の場所に収納部11aを設けることにより、無理なく捕集容器11の容量の増大を図ることが可能である。また、この場合、図に示すように収納部11a…11a同士を連結する管状部11bにファン21、フィルタ22を取り付けてもよい。もちろん、収納部11aそれぞれにファン21、フィルタ22を取り付けてもよい。
【0038】
捕集容器11内の排気ガスを浄化する場合、排気通路4の排気ガスを浄化する場合に比較して、常温で排気ガスを浄化する触媒を利用可能な点において有利である。そこで、図6に示すように、捕集容器11内の排気ガスを速やかに冷却可能とすることにより、一層有利な効果を奏することが可能である。
【0039】
図6(a)では、収納部11aに冷却フィン11c…11cを設けている。冷却フィン11cによって収納部11aの表面積が大きくなり、捕集容器11内の排気ガスを速やかに冷却することが可能である。
【0040】
図6(b)では、捕集容器11全体を管状に形成している。管状であることから捕集容器11の表面積は大きく、捕集容器11内の排気ガスを速やかに冷却することが可能である。
【0041】
図6(c)では、捕集容器11の周囲に空気の流れを生じさせ、熱交換率を高めている。図に示すように、車両の走行によって生じる空気の流れを利用して捕集容器11を冷却してもよいし、冷却ファン30…30を設け、積極的に捕集容器11を冷却してもよい。
【0042】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の排気浄化方法によれば、捕集容器内で排気ガスを浄化することから、排気ガスの排出に関して自由度が高くなる。すなわち、捕集容器内の排気ガスを吸気通路や排気通路に還流させることも可能であるし、捕集容器から直接大気へ放出することも可能である。しかも、排気通路で排気ガスを浄化する場合には、排気ガスを逐次浄化して排出する必要性から、排気ガスが触媒に流入してから流出するまでの短時間に排気ガスを浄化しなければならず、即時性に富む触媒を利用しなければならないが、捕集容器にて浄化する場合には、排気ガスを逐次浄化して排出する必要はなく、繰り返し排気ガスを触媒に接触させることも可能であり、即時性に乏しい触媒を利用することも可能である。さらに、捕集された排気ガスは次第に冷却されることから、常温で使用される触媒を利用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る排気浄化装置の構成を示す図。
【図2】図1の排気浄化装置の浄化部の構成を示す図。
【図3】図1のECUが実行する排出ルーチンの手順を示すフローチャート。
【図4】図2の浄化部の変形例を示す図。
【図5】図1の捕集容器及び浄化部の変形例を示す図。
【図6】図1の排気浄化装置の変形例を示す図。
【符号の説明】
1 内燃機関
3 吸気通路
4 排気通路
7 触媒
9 ECU(制御装置)
10 排気浄化装置
11 捕集容器
11a 収納部
11b 管状部
12 排気ガス取り出し通路
14 切替弁
15 開閉弁(弁手段)
20 筐体
20a 循環通路
21 ファン(循環手段)
22 フィルタ(浄化手段)

Claims (11)

  1. 内燃機関から排出される排気ガスを捕集容器に捕集する工程と、前記捕集容器内に排気ガスを保持しつつ、前記捕集容器に設けられた浄化手段を利用してその排気ガスを浄化する工程とを備えたことを特徴とする排気浄化方法。
  2. 前記浄化する工程では、前記捕集容器内の排気ガスが前記浄化手段を通過するように前記捕集容器内で排気ガスを循環させることを特徴とする請求項1に記載の排気浄化方法。
  3. 所定のレベルまで浄化された排気ガスを前記捕集容器から排出する工程を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の排気浄化方法。
  4. 内燃機関の排気通路から取り込んだ排気ガスを保持可能な捕集容器と、前記捕集容器内の排気ガスを浄化する浄化手段とを備えたことを特徴とする排気浄化装置。
  5. 前記浄化手段として吸着触媒が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の排気浄化装置。
  6. 前記浄化手段として光触媒が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の排気浄化装置。
  7. 前記捕集容器内の排気ガスが前記浄化手段を通過するように前記捕集容器内で排気ガスを循環させる循環手段を備えることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の排気浄化装置。
  8. 前記捕集容器は、排気ガスを循環させる循環通路を含んで構成され、前記浄化手段は前記循環通路内の排気ガスを浄化することを特徴とする請求項7に記載の排気浄化装置。
  9. 前記捕集容器は、排気ガスを蓄える収納部と、前記収納部の外部に設けられる管状部とを含み、
    前記管状部の内部は前記循環通路として利用され、
    前記浄化手段は、前記管状部に取り付けられていることを特徴とする請求項8に記載の排気浄化装置。
  10. 前記捕集容器は、排気ガスを蓄える収納部を含み、
    前記循環通路は、前記収納部の内部を仕切るように形成されていることを特徴とする請求項8に記載の排気浄化装置。
  11. 前記捕集容器内の排気ガスの排出を許可する位置とその排出を阻止する位置との間で切り替え可能な弁手段と、
    前記弁手段の切り替えを制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、所定のレベルまで浄化された排気ガスを前記捕集容器から排出するように前記弁手段を制御することを特徴とする請求項4〜10のいずれか1項に記載の排気浄化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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