JP2004098854A - Pneumatic tire - Google Patents

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JP2004098854A
JP2004098854A JP2002263743A JP2002263743A JP2004098854A JP 2004098854 A JP2004098854 A JP 2004098854A JP 2002263743 A JP2002263743 A JP 2002263743A JP 2002263743 A JP2002263743 A JP 2002263743A JP 2004098854 A JP2004098854 A JP 2004098854A
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Hiroshi Nakada
中田 広
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a pneumatic tire capable of suppressing uneven wear while maintaining high wet performance. <P>SOLUTION: A tread 12 has total four peripheral main grooves consisting of two center peripheral main grooves 14 extending along a tire peripheral direction and two shoulder peripheral main grooves 16, developing high draining performance. A center block is in an approximate Z-shape allowing lower rigidity than a rectangular block having the same width and a second block 30 is in an approximately rectangular shape allowing higher block rigidity. A ratio A1: A2: A3 of a dimension A1 of the center block 28 in a tire cross direction: a dimension A2 of the second block 30 in the tire cross direction: a dimension A3 of a shoulder block 32 in the tire cross direction is 100: 50-70: 60-80, thereby optimizing the rigidity of the second block 30 relative to the center block 28 and preventing the uneven wear of the second block 30. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブロックパターンを有する空気入りタイヤに係り、特に、偏摩耗を回避すると共に、ウエット路面における走行性能のより一層の改善を図った空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気入りタイヤ、特にブロックパターンを有する重荷重用の空気入りタイヤにおいては、例えば、図5に示すブロックパターンを有する空気入りタイヤ、及び図6に示すブロックパターンを有する空気入りタイヤ(例えば、非特許文献1参照。)がある。
【0003】
図5に示す空気入りタイヤ100のトレッド102には、タイヤ赤道面CLを挟んで両側に配置されるジグザグ状のセンター側周方向主溝104、センター側周方向主溝104のタイヤ幅方向外側に配置されるジグザグ状のショルダー側周方向主溝106、一対のセンター側周方向主溝104の間に配置されて、トレッド平面視で略Z字(略逆S字)形状の溝を形成するトレッド平面視で左上がりに傾斜した一対の横溝108、110、及びトレッド平面視で右上がりに傾斜する周方向短尺溝112、センター側周方向主溝104とショルダー側周方向主溝106とを連結するタイヤ幅方向に平行な幅方向溝112、ショルダー側周方向溝106からトレッド端へ向けて延びるタイヤ幅方向に平行な幅方向溝114が形成されている。
【0004】
そしてトレッド102のタイヤ幅方向中央部には、センター側周方向主溝104、横溝108,110、及び周方向短尺溝112とで区画されるトレッド平面視で略S字形状とされた複数のセンターブロック116からなるセンターブロック列が形成され、そのタイヤ幅方向外側にはセンター側周方向主溝104、ショルダー側周方向主溝106、及び幅方向溝112で区画される複数のセカンドブロック118からなるセカンドブロック列が、さらにその外側には、ショルダー側周方向主溝106、及び幅方向溝114で区画される複数のショルダーブロック120からなるショルダーブロック列が形成されている。
【0005】
ここで、センターブロック116のタイヤ幅方向の寸法(最大寸法)をA1、セカンドブロック118のタイヤ幅方向の寸法(最大寸法)をA2、ショルダーブロック120のタイヤ幅方向の寸法(最大寸法)をA3としたときに、A1、A2、及びA3の比率A1:A2:A3は、100:47:63に設定されていた。
【0006】
また、図6に示す空気入りタイヤ200のトレッド202には、トレッド幅方向中央部に配置されるジグザグ状のセンター周方向主溝204、センター側周方向主溝204のタイヤ幅方向外側に配置されるジグザグ状のショルダー側周方向主溝206、センター側周方向主溝204とショルダー側周方向主溝206との間に配置されて、トレッド平面視で略Z字(略逆S字)形状の溝を形成するトレッド平面視で右上がりに傾斜した一対の横溝208,210、及びトレッド平面視で左上がりに傾斜する周方向短尺溝212、ショルダー側周方向溝206からトレッド端へ向けて延びるタイヤ幅方向に平行な幅方向溝208が形成されている。
【0007】
そしてトレッド202のタイヤ赤道面CL両側には、センター側周方向主溝204、横溝208,210、及び周方向短尺溝212とで区画されるトレッド平面視で略クランク形状とされた複数のセンターブロック214からなるセンターブロック列が形成され、そのタイヤ幅方向外側には、ショルダー側周方向主溝206、及び幅方向溝208で区画される複数のショルダーブロック216からなるショルダーブロック列が形成されている。
【0008】
なお、ショルダー側周方向主溝206の溝底部には、偏摩耗犠牲突起218がショルダー周方向主溝に沿って設けられている。
【0009】
【非特許文献1】
株式会社ブリヂストン トラック・バス用タイヤ トラック・バス用更生タイヤ 産業車両用タイヤ総合カタログ 2001年12月作成
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図5に示すブロックパターンを有する従来の空気入りタイヤ100は、セカンドブロック118の剛性がセンターブロック116の剛性対比低いため、使用条件が今後厳しくなった場合には、セカンドブロック118にブロックパンチ等の偏摩耗が発生する憂いがあった。
【0011】
また、図6に示すブロックパターンを有する従来の空気入りタイヤ200は、周方向主溝が3本であり、図5に示すブロックパターンを有する空気入りタイヤ100に比較してウエット性能の両立が難しかった。
【0012】
本発明は上記事実を考慮し、高いウエット性能を確保しつつ、偏摩耗を抑制することのできる空気入りタイヤを提供することが目的である。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、タイヤ周方向に沿って延びる4本の周方向主溝を備え、トレッドパターンがブロックパターンとされた空気入りタイヤであって、タイヤ赤道面側の2本の前記周方向主溝の内の一方の前記周方向主溝から他方の周方向主溝に向けてタイヤ赤道面を越えて延びると共に前記他方の周方向主溝に接続することなく終端する複数の第1のセンター横溝と、前記第1のセンター横溝とはタイヤ周方向に交互に配置され、前記他方の前記周方向主溝から前記一方の周方向主溝に向けてタイヤ赤道面を越えて延びると共に前記一方の周方向主溝に接続することなく終端する複数の第2のセンター横溝と、前記第1のセンター溝と前記第2のセンター溝とを連結するタイヤ周方向に沿って延びるセンター周方向溝と、タイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝とタイヤ赤道面側の前記周方向主溝とを連結するセカンド横溝と、タイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝からトレッド端に向けて延びるショルダー横溝と、をトレッドに備え、前記トレッドのタイヤ幅方向中央部には、タイヤ赤道面側の2本の前記周方向主溝、前記第1のセンター溝、前記第2のセンター溝、及びセンター周方向溝とで区画される複数のセンターブロックがタイヤ周方向に沿って列をなしてセンターブロック列が形成され、前記センターブロックのタイヤ幅方向外側には、2本の前記周方向主溝とセカンド横溝とによって区画される複数のセカンドブロックがタイヤ周方向に沿って列をなしてセカンドブロック列が形成され、前記セカンドブロックのタイヤ幅方向外側には、前記周方向主溝とショルダー横溝とによって区画される複数のショルダーブロックがタイヤ周方向に沿って列をなしてショルダーブロック列が形成され、センターブロックのタイヤ幅方向の寸法をA1、セカンドブロックのタイヤ幅方向の寸法をA2、ショルダーブロックのタイヤ幅方向の寸法をA3としたときに、A1:A2:A3=100:50〜70:60〜80を満足する、ことを特徴としている。
【0014】
次に、請求項1に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0015】
先ず、本実施形態の空気入りタイヤでは、トレッドにタイヤ周方向に沿って延びる4本の周方向主溝を備えているので、高い排水性能が得られる。
【0016】
タイヤ赤道面側の2本の周方向主溝、第1のセンター横溝、第2のセンター横溝、及びセンター周方向溝とで区画されたトレッド平面視で略Z字(略逆S字)とされたセンターブロックは、トレッド平面視の形状が矩形(長方形、平行四辺形等)とされた同じ幅(タイヤ幅方向)のブロックに比較してブロック剛性を低下でき、矩形のブロックに比較して偏摩耗(ヒール・アンド・トゥ摩耗)が発生し難い。
【0017】
また、周方向主溝とセカンド横溝とで区画されるセカンドブロックは、トレッド平面視形状が略矩形となるので、ブロック剛性の高い形状となる。
【0018】
ここで、センターブロックのタイヤ幅方向の寸法(最大寸法)をA1、セカンドブロックのタイヤ幅方向の寸法(最大寸法)をA2、ショルダーブロックのタイヤ幅方向の寸法(最大寸法)をA3としたときに、A1:A2:A3=100:50〜70:60〜80を満足させているので、センターブロックに対するセカンドブロックの剛性を最適化、即ち、センターブロックの剛性とセカンドブロックの剛性との剛性差を小さくでき、偏摩耗(ブロックパンチ)を発生し難いようにセカンドブロックの剛性を確保できる。
【0019】
なお、ウエット性能、及び雪上性能は、接地圧の高いタイヤ赤道面付近のエッジ成分が効果的であるが、ブロック剛性はブロックの大きさで略決定される事から、センターブロックを小さくすることで、エッジ成分をタイヤ赤道面付近に集中させる事が可能となり、ウエット性能、及び雪上性能を向上させることができる。
【0020】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の空気入りタイヤにおいて、タイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝の底部には、頂部の位置が踏面より低く設定され、かつ接地時に路面と接触する偏摩耗犠牲突起が前記周方向主溝に沿って設けられている、ことを特徴としている。
【0021】
次に、請求項2に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0022】
トレッドの径と偏摩耗犠牲突起の頂部での径とに径差があるので、空気入りタイヤが回転して路面と接地した時に、偏摩耗犠牲突起が路面に対して引きずられて摩耗し、該周方向溝に隣接する偏摩耗を抑制する。また、陸部の偏摩耗がセンター側に進展することも抑制する。
【0023】
複数の周方向溝をトレッドに備えた空気入りタイヤの場合、特に、ショルダー側の陸部に偏摩耗を生じ易い。
【0024】
したがって、ショルダー側の陸部を区画するタイヤ幅方向最外側の周方向溝の溝底に偏摩耗犠牲突起を設ければ、ショルダー側の陸部の偏摩耗を効果的に抑制でき、また、ショルダー側の陸部の偏摩耗がセンター側に進展することを効果的に抑制できる。
【0025】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤにおいて、前記センターブロック、前記セカンドブロック、及び前記ショルダーブロックの内の何れかは、少なくとも周方向中央部に比較して周方向ブロック端が低く形成されている、ことを特徴としている。
【0026】
次に、請求項3に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0027】
少なくとも周方向中央部に比較して周方向ブロック端が低く形成されているブロックは、新品時及び摩耗初期の接地圧の最大位置はブロックの周方向中央部となる。したがって、空気入りタイヤが回転すると、接地圧の低い部位、即ち、ブロックの踏込み端はブロックの周方向中央部よりも路面に対して多く滑ることとなり、踏込み端の摩耗の進展速度が大きくなり、摩耗初期後におけるヒール・アンド・トゥ摩耗の進展を遅らせることができる。
【0028】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、前記第1のセンター溝、及び前記第2のセンター溝はトレッド平面視で左上がりに傾斜している、ことを特徴とする。
【0029】
次に、請求項5に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0030】
日本のような左車線走行の場合、道路は左下がりに設計されているため、進行方向左側からのサイドフォース入力により摩耗仕事量が増加するが、そのサイドフォース入力に対し、センターブロックを区画する第1のセンター溝、及び第2のセンター溝をトレッド平面視で左上がりに傾斜させることで、入力方向に対して交差する方向に延びるエッジ成分確保することができ、同時に、第1のセンター溝、及び第2のセンター溝が開き易くなることから、例えば、雪を掴む事による雪柱剪断力を向上することができ、これによりウエット、及び雪上性能を向上することができる。
【0031】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、セカンド横溝はトレッド平面視で右上がりに傾斜している、ことを特徴とする。
【0032】
次に、請求項5に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0033】
日本のような左車線走行の場合、道路は左下がりに設計されているため、進行方向左側からのサイドフォース入力により摩耗仕事量が増加するが、そのサイドフォース入力に対し、セカンドブロックを右上がりにする事で、前輪での入力に対するセカンドブロックの剛性を確保するこができ、これによってセカンドブロックの耐偏摩耗性を向上することができる。
【0034】
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、前記ショルダー横溝はトレッド平面視で右上がりに傾斜している、ことを特徴としている。
【0035】
次に、請求項6に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0036】
日本のような左車線走行の場合、道路は左下がりに設計されているため、進行方向左側からのサイドフォース入力により摩耗仕事量が増加するが、そのサイドフォース入力に対し、ショルダーブロックを区画するショルダー横溝をトレッド平面視で右上がりに傾斜させることで、前輪での入力に対するショルダーブロックの剛性を確保するこができ、これによってショルダーブロックの耐偏摩耗性を向上することができる。
【0037】
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、前記第1のセンター溝、及び前記第2のセンター溝はトレッド平面視で右上がりに傾斜している、ことを特徴としている。
【0038】
次に、請求項7に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0039】
例えば、アメリカのような右車線走行の場合、道路は右下がりに設計されているため、進行方向右側からのサイドフォース入力により摩耗仕事量が増加するが、そのサイドフォース入力に対し、センターブロックを区画する第1のセンター溝、及び第2のセンター溝をトレッド平面視で右上がりに傾斜させることで、入力方向に対して交差する方向に延びるエッジ成分確保することができ、同時に、第1のセンター溝、及び第2のセンター溝が開き易くなることから、例えば、雪を掴む事による雪柱剪断力を向上することができ、これによりウエット、及び雪上性能を向上することができる。
【0040】
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至請求項3、及び請求項7の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、セカンド横溝はトレッド平面視で左上がりに傾斜している、ことを特徴としている。
【0041】
次に、請求項8に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0042】
例えば、アメリカのような右車線走行の場合、道路は右下がりに設計されているため、進行方向右側からのサイドフォース入力により摩耗仕事量が増加するが、そのサイドフォース入力に対し、セカンドブロックを左上がりにする事で、前輪での入力に対するセカンドブロックの剛性を確保するこができ、これによってセカンドブロックの耐偏摩耗性を向上することができる。
【0043】
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至請求項3、請求項7及び請求項8の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、前記ショルダー横溝はトレッド平面視で左上がりに傾斜している、ことを特徴としている。
【0044】
次に、請求項9に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0045】
日本のような右車線走行の場合、道路は右下がりに設計されているため、進行方向右側からのサイドフォース入力により摩耗仕事量が増加するが、そのサイドフォース入力に対し、ショルダーブロックを区画するショルダー横溝をトレッド平面視で左上がりに傾斜させることで、前輪での入力に対するショルダーブロックの剛性を確保するこができ、これによってショルダーブロックの耐偏摩耗性を向上することができる。
【0046】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]
本発明の空気入りタイヤの第1の実施形態を図1及び図2にしたがって説明する。
【0047】
図1には本実施形態に係る空気入りタイヤ10のトレッド12のパターン(一部)が示されている。
【0048】
トレッド12には、タイヤ赤道面CLの両側にタイヤ周方向(矢印A方向、及び矢印A方向。なお、矢印A方向はタイヤ回転方向。)に沿ってジグザグ状に延びるセンター周方向主溝14が形成され、そのセンター周方向主溝14のタイヤ幅方向(矢印W方向)外側には同じくタイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延びるショルダー周方向主溝16が形成されている。
【0049】
図1及び図2に示すように、ショルダー周方向主溝16の底部には、頂部の位置が踏面より低く設定され、かつ接地時に路面とすべり接触するリブ状の偏摩耗犠牲突起18がショルダー周方向主溝16に沿って連続して設けられている。なお、偏摩耗犠牲突起18には、タイヤ幅方向に延びるサイプ20が複数形成されている。
【0050】
図1に示すように、トレッド12の一対のセンター周方向主溝14の間には、左側のセンター周方向主溝14のジグザグのタイヤ赤道面CL側の頂部から右側のセンター周方向主溝14に向けてタイヤ赤道面CLを越えて延びると共に右側のセンター周方向主溝14に接続することなく終端する複数の第1のセンター横溝22Lと、この第1のセンター横溝22Lとはタイヤ周方向に交互に配置され、左側のセンター周方向主溝14のジグザグのタイヤ赤道面CL側の頂部から右側のセンター周方向主溝14に向けてタイヤ赤道面CLを越えて延びると共に左側のセンター周方向主溝14に接続することなく終端する複数の第2のセンター横溝22Rと、第1のセンター横溝22Lと第2のセンター横溝22Rとを連結するタイヤ赤道面CL上を直線状に延びるセンター周方向溝22Cが形成されている。
【0051】
これら第1のセンター横溝22L、第2のセンター横溝22R、及びセンター周方向溝22Cによって、トレッド平面視で略クランク形状を呈したクランク溝部22が形成されている。
【0052】
ここで、第1のセンター横溝22L、及び第2のセンター横溝22Rは、左上がりに傾斜している。
【0053】
トレッド12のセンター周方向主溝14とショルダー周方向主溝16との間には、センター周方向主溝14とショルダー周方向主溝16とを連結するセカンド横溝24が、タイヤ周方向に間隔をあけて複数形成されている。このセカンド横溝24は、右上がりに傾斜している。
【0054】
ショルダー周方向主溝16のタイヤ幅方向外側には、ショルダー周方向主溝16からトレッド端12Eに向けて延びるショルダー横溝26が形成されている。このショルダー横溝26は、右上がりに傾斜している。
【0055】
トレッド12のタイヤ幅方向中央部には、センター周方向主溝14、及びクランク溝部22で区画されるトレッド平面視で略Z(略逆S字)形状を呈したセンターブロック28がタイヤ周方向に沿って列をなしてセンターブロック列を形成している。
【0056】
センターブロック28のタイヤ幅方向外側には、センター周方向主溝14、ショルダー周方向主溝16、及びセカンド横溝24とによって区画される略矩形のセカンドブロック30がタイヤ周方向に沿って列をなしてセカンドブロック列を形成している。
【0057】
セカンドブロック30のタイヤ幅方向外側には、ショルダー周方向主溝16とショルダー横溝26とによって区画される略矩形のショルダーブロック32がタイヤ周方向に沿って列をなしてショルダーブロック列を形成している。
【0058】
ここで、センターブロック28のタイヤ幅方向の寸法(最大寸法)をA1、セカンドブロック30のタイヤ幅方向の寸法(最大寸法)をA2、ショルダーブロック32のタイヤ幅方向の寸法(最大寸法)をA3としたときに、A1:A2:A3=100:50〜70:60〜80を満足することが好ましい。
【0059】
本実施形態では、A1:A2:A3が100:58:67に設定されている。
(作用)
本実施形態の空気入りタイヤ10は、トレッド12にタイヤ周方向に沿って延びるセンター周方向主溝14、及びショルダー周方向主溝16が各々2本、即ち、トレッド全体で4本の周方向主溝を備えているので高い排水性能が得られる。
【0060】
トレッド平面視の形状が略Z字形状を呈したセンターブロック28は、踏面の面積が同じであるトレッド平面視の形状が矩形(長方形、平行四辺形等)のブロックに比較してブロック剛性を低く設定でき、偏摩耗(ヒール・アンド・トゥ摩耗)を発生し難い。
【0061】
一方、トレッド平面視形状が略矩形であるセカンドブロック30は、ブロック剛性が高い形状である。
【0062】
さらに、本実施形態では、センターブロック28のタイヤ幅方向の寸法A1、セカンドブロック30のタイヤ幅方向の寸法A2、ショルダーブロック32のタイヤ幅方向の寸法A3の比率A1:A2:A3が100:58:67に設定されているので、センターブロック28に対するセカンドブロック30の剛性を最適化、即ち、センターブロック28の剛性とセカンドブロック30の剛性との剛性差を小さくでき、セカンドブロック30の偏摩耗(ブロックパンチ)を抑えることができる。
【0063】
なお、ウエット性能、及び雪上性能は、接地圧の高いタイヤ赤道面CL付近のエッジ成分が効果的であり、ブロック剛性はブロックの大きさで略決定される事から、本実施形態のようにセンターブロック28の形状を設定し、他のブロックとの面積の比率を上記のように設定することで、エッジ成分をタイヤ赤道面CL付近に集中させる事が可能となり、ウエット性能、及び雪上性能を向上させることができる。
【0064】
空気入りタイヤ10が回転すると、トレッド12の踏面の径と偏摩耗犠牲突起28の頂部の径との径差により、接地時に偏摩耗犠牲突起28が路面と滑り接触し、偏摩耗犠牲突起28に隣接するショルダーブロック32に生ずべき偏摩耗(ショルダー周方向主溝16に沿う)を肩代わりして摩耗する。
【0065】
特に、偏摩耗し易いショルダーブロック32を区画するショルダー周方向主溝16内に偏摩耗犠牲突起18を設けることで、ショルダーブロック32の偏摩耗を効果的に抑制することができ、また、偏摩耗がタイヤ赤道面CL側に進展することも抑制できる。
【0066】
なお、ヒール・アンド・トゥ摩耗を発生し易いショルダーブロック32において、図3のタイヤ回転軸に直角な断面図で示すように、ショルダーブロック32の踏面を略円弧形状とし、踏み込み端、及び蹴り出し端を周方向中央部分よりも低く設定すると、新品時及び摩耗初期の接地圧の最大位置は周方向中央部となり、タイヤ回転時には、接地圧の低い部位、即ち、踏込み端付近が周方向中央部よりも路面に対して多く滑ることとなり、踏込み端付近の摩耗の進展速度が大きくなり、摩耗初期後におけるヒール・アンド・トゥ摩耗の進展を遅らせることができる。
【0067】
また、センターブロック28、及びセカンドブロック30の踏面も、ショルダーブロック32の踏面と同様に略円弧形状とすれば、ヒール・アンド・トゥ摩耗の進展を遅らせることができる。
【0068】
なお、ここでは、タイヤ回転軸に直角な断面で見たときのブロック踏面の形状を略円弧形状としたが、少なくとも踏み込み端、及び蹴り出し端付近がブロック中央部分よりも低く設定されていれば良く、踏み込み端、及び蹴り出し端に面取りを施しても良い。
【0069】
ところで、日本のような左車線走行の場合、道路は左下がりに設計されているため、進行方向左側からのサイドフォース入力により摩耗仕事量が増加するが、そのサイドフォース入力に対し、センターブロック28を区画する第1のセンター横溝22L、及び第2のセンター横溝22Rをトレッド平面視で左上がりに傾斜させることで、入力方向に対して交差する方向に延びるエッジ成分確保することができ、同時に、第1のセンター横溝22L、及び第2のセンター横溝22Rが開き易くなることから、例えば、雪を掴む事による雪柱剪断力を向上することができ、これによりウエット、及び雪上性能を向上することができる。
【0070】
また、上述した進行方向左側からのサイドフォース入力に対し、セカンドブロック30を右上がりにする事で、前輪での入力に対するセカンドブロック30の剛性を確保するこができ、これによってセカンドブロック30の耐偏摩耗性を向上することができる。
【0071】
さらに、上述した進行方向左側からのサイドフォース入力に対し、ショルダーブロック32を区画するショルダー横溝26をトレッド平面視で右上がりに傾斜させることで、前輪での入力に対するショルダーブロック32の剛性を確保するこができ、これによってショルダーブロック32の耐偏摩耗性を向上することができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の空気入りタイヤの第2の実施形態を図4にしたがって説明する。なお、上記実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0072】
第1の実施形態の空気入りタイヤ10のブロックパターンは左車線走行用に適したブロックパターンであるため、右車線走行用には適していない。
【0073】
右車線を走行したときのサイドフォースの入力方向は、左車線を走行したときのサイドフォースの入力方向と反対方向となるため、空気入りタイヤ40のトレッド12は、図4に示すように、第1のセンター横溝22L、及び第2のセンター横溝22Rは右上がりに、セカンド横溝24は左上がりに、そしてショルダー横溝26は左上がりに傾斜している。
【0074】
なお、作用効果は第1の実施形態と同様である。
(試験例)
本発明の効果を確かめるために、従来例のタイヤ2種、及び本発明の適用された実施例のタイヤ1種を用意し、実地試験、及び実車試験を行った。
【0075】
実地試験:試験タイヤをリム(7.50×22.5)に組み付けて内圧900kPaとして車両(3軸20t車。2D4形式)に装着し、一般道を5万km走行させた。評価は、5万km走行後の偏摩耗量(深さ×幅×長さ)をセンターブロック、及びセカンドブロックについて調べ、従来例1の偏摩耗量の逆数を100とする指数で表した。評価は、指数の数値が大きいほど偏摩耗が少なく、耐偏摩耗性能が良いことを表す。
【0076】
実車試験:ウエットブレーキ性能と、雪上性能を調べた。ウエットブレーキ性能は、水深2mmのテストコースにおける35k/mからの制動距離を測定した。雪上性能は、雪上路面における30k/mからの制動距離を測定した。評価は、従来例1の制動距離の逆数を100とする指数で表した。評価は、指数の数値が大きいほど制動距離が短く、性能が良いことを表している。
【0077】
実施例のタイヤ:上記第1の実施形態のタイヤである(図1,2参照)。
【0078】
従来例1のタイヤ:従来例で説明した図5に示すトレッドパターンを有するタイヤである。
【0079】
従来例2のタイヤ:従来例で説明した図6に示すトレッドパターンを有するタイヤである。
【0080】
試験結果は以下の表1に記載する通りである。
【0081】
【表1】

Figure 2004098854
試験の結果から、本発明の適用された実施例のタイヤは、従来例1,2のタイヤに比較して耐偏摩耗性が高く、かつウエットブレーキ性能、及び雪上ブレーキ性能が高いことが分かる。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の空気入りタイヤは上記の構成としたので、高いウエット性能を確保しつつ、偏摩耗を抑制することができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る空気入りタイヤのトレッドの平面図である。
【図2】ショルダー周方向主溝の断面図である。
【図3】ショルダーブロックのタイヤ回転軸に直角な断面図である。
【図4】第2の実施形態に係る空気入りタイヤのトレッドの平面図である。
【図5】従来例1に係る空気入りタイヤのトレッドの平面図である。
【図6】従来例2に係る空気入りタイヤのトレッドの平面図である。
【符号の説明】
10   空気入りタイヤ
12   トレッド
14   センター周方向主溝
16   ショルダー周方向主溝
18   偏摩耗犠牲突起
22L  第1のセンター横溝
22R  第2のセンター横溝
22C  センター周方向溝
24   セカンド横溝
26   ショルダー横溝
28   センターブロック
30   セカンドブロック
32   ショルダーブロック[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a pneumatic tire having a block pattern, and more particularly to a pneumatic tire that avoids uneven wear and further improves running performance on a wet road surface.
[0002]
[Prior art]
Conventional pneumatic tires, particularly heavy duty pneumatic tires having a block pattern, include, for example, a pneumatic tire having a block pattern shown in FIG. 5 and a pneumatic tire having a block pattern shown in FIG. See Patent Document 1.).
[0003]
The tread 102 of the pneumatic tire 100 shown in FIG. 5 has a zigzag center-side circumferential main groove 104 disposed on both sides of the tire equatorial plane CL, and a radially outer side of the center-side circumferential main groove 104. A tread that is disposed between a zigzag shoulder-side circumferential main groove 106 and a pair of center-side circumferential main grooves 104 to form a substantially Z-shaped (substantially inverted S-shaped) groove in a tread plan view. A pair of lateral grooves 108 and 110 inclined upward to the left in plan view, a short circumferential groove 112 inclined upward to the right in a tread plan view, and a center-side circumferential main groove 104 and a shoulder-side circumferential main groove 106 are connected. A width direction groove 112 parallel to the tire width direction, and a width direction groove 114 parallel to the tire width direction extending from the shoulder side circumferential groove 106 toward the tread end are formed.
[0004]
At the center of the tread 102 in the tire width direction, a plurality of centers having a substantially S-shape in a tread plan view are defined by a center-side circumferential main groove 104, lateral grooves 108 and 110, and a circumferential short groove 112. A center block row composed of blocks 116 is formed, and a plurality of second blocks 118 defined on the outer side in the tire width direction by a center-side circumferential main groove 104, a shoulder-side circumferential main groove 106, and a width-direction groove 112. A shoulder block row composed of a plurality of shoulder blocks 120 partitioned by the shoulder-side circumferential main groove 106 and the width direction groove 114 is further formed outside the second block row.
[0005]
Here, the dimension (maximum dimension) of the center block 116 in the tire width direction is A1, the dimension (maximum dimension) of the second block 118 in the tire width direction is A2, and the dimension (maximum dimension) of the shoulder block 120 in the tire width direction is A3. Then, the ratio A1: A2: A3 of A1, A2, and A3 was set to 100: 47: 63.
[0006]
In the tread 202 of the pneumatic tire 200 shown in FIG. 6, a zigzag center circumferential main groove 204 arranged at the center in the tread width direction, and a center side circumferential main groove 204 are arranged outside in the tire width direction. The zigzag shoulder-side circumferential main groove 206, the center-side circumferential main groove 204, and the shoulder-side circumferential main groove 206 are disposed between the shoulder-side circumferential main groove 204 and the shoulder-side circumferential main groove 206. A pair of lateral grooves 208 and 210 inclined upward to the right in plan view of the tread, a short circumferential groove 212 inclined to the left upward in plan view of the tread, and a tire extending from the shoulder-side circumferential groove 206 toward the tread end. A width direction groove 208 parallel to the width direction is formed.
[0007]
On both sides of the tire equatorial plane CL of the tread 202, a plurality of center blocks having a substantially crank shape in a tread plan view defined by a center-side circumferential main groove 204, lateral grooves 208 and 210, and a circumferential short groove 212. A center block row consisting of 214 is formed, and a shoulder block row consisting of a plurality of shoulder blocks 216 partitioned by the shoulder side circumferential main groove 206 and the width direction groove 208 is formed on the outer side in the tire width direction. .
[0008]
At the groove bottom of the shoulder-side circumferential main groove 206, uneven wear sacrificial projections 218 are provided along the shoulder circumferential main groove.
[0009]
[Non-patent document 1]
Bridgestone Corporation Truck and bus tires Truck and bus retreaded tires Industrial vehicle tire general catalog Created in December 2001
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional pneumatic tire 100 having the block pattern shown in FIG. 5, the rigidity of the second block 118 is lower than the rigidity of the center block 116. There was a concern that uneven wear, etc. would occur.
[0011]
Further, the conventional pneumatic tire 200 having the block pattern shown in FIG. 6 has three circumferential main grooves, and it is difficult to achieve both wet performance compared to the pneumatic tire 100 having the block pattern shown in FIG. Was.
[0012]
An object of the present invention is to provide a pneumatic tire that can suppress uneven wear while ensuring high wet performance in consideration of the above fact.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 is a pneumatic tire provided with four circumferential main grooves extending along the tire circumferential direction, and a tread pattern having a block pattern, wherein the two tires on the tire equatorial plane side are provided. A plurality of first circumferential grooves extending beyond the tire equatorial plane from one circumferential main groove toward the other circumferential main groove and terminating without being connected to the other circumferential main groove; The center lateral groove and the first center lateral groove are alternately arranged in the tire circumferential direction, and extend beyond the tire equatorial plane from the other circumferential main groove toward the one circumferential main groove, and A plurality of second center lateral grooves that terminate without being connected to one circumferential main groove; and a center circumferential groove extending along the tire circumferential direction that connects the first center groove and the second center groove. And the tire width direction A second lateral groove for connecting the outer circumferential main groove on the outer side and the circumferential main groove on the tire equatorial plane side; and a shoulder lateral groove extending from the outermost circumferential main groove in the tire width direction toward the tread end. In the center portion of the tread in the tire width direction, two circumferential main grooves on the tire equatorial plane side, the first center groove, the second center groove, and a center circumferential groove are defined. A plurality of center blocks are formed in a row along the tire circumferential direction to form a center block row, and the outer side of the center block in the tire width direction is partitioned by two circumferential main grooves and a second lateral groove. A plurality of second blocks are formed in a row along the tire circumferential direction to form a second block row, and the circumferential main groove and the shoulder are formed outside the second block in the tire width direction. -A plurality of shoulder blocks defined by the lateral grooves are arranged in a row along the tire circumferential direction to form a shoulder block row, and the size of the center block in the tire width direction is A1, and the size of the second block in the tire width direction is A2. And A1: A2: A3 = 100: 50 to 70:60 to 80 when the dimension of the shoulder block in the tire width direction is A3.
[0014]
Next, the operation of the pneumatic tire according to claim 1 will be described.
[0015]
First, in the pneumatic tire of the present embodiment, since the tread is provided with four circumferential main grooves extending along the tire circumferential direction, high drainage performance is obtained.
[0016]
It is substantially Z-shaped (substantially inverted S-shape) in a tread plan view defined by two circumferential main grooves on the tire equatorial plane side, a first center horizontal groove, a second center horizontal groove, and a center circumferential groove. The center block can reduce the block stiffness as compared with a block having the same width (tire width direction) having a tread planar shape of a rectangle (rectangle, parallelogram, etc.), and is more skewed than a rectangular block. Wear (heel and toe wear) hardly occurs.
[0017]
In addition, the second block defined by the circumferential main groove and the second lateral groove has a substantially rectangular shape in a tread plan view, and therefore has a high block rigidity.
[0018]
Here, when the dimension (maximum dimension) of the center block in the tire width direction is A1, the dimension (maximum dimension) of the second block in the tire width direction is A2, and the dimension (maximum dimension) of the shoulder block in the tire width direction is A3. In addition, since A1: A2: A3 = 100: 50-70: 60-80, the rigidity of the second block with respect to the center block is optimized, that is, the rigidity difference between the rigidity of the center block and the rigidity of the second block. And the rigidity of the second block can be ensured so that uneven wear (block punch) does not easily occur.
[0019]
For wet performance and snow performance, the edge component near the tire equatorial plane where the contact pressure is high is effective, but since the block rigidity is roughly determined by the size of the block, the center block is made smaller to reduce the rigidity. The edge component can be concentrated near the equatorial plane of the tire, and wet performance and snow performance can be improved.
[0020]
According to a second aspect of the present invention, in the pneumatic tire according to the first aspect, a position of a top is set lower than a tread surface at a bottom portion of the circumferential main groove on an outermost side in a tire width direction, and a road surface is provided at the time of ground contact. The uneven wear sacrifice projection which comes into contact with the peripheral main groove is provided along the circumferential main groove.
[0021]
Next, the operation of the pneumatic tire according to claim 2 will be described.
[0022]
Since there is a diameter difference between the diameter of the tread and the diameter at the top of the uneven wear sacrificial projection, when the pneumatic tire rotates and comes into contact with the road surface, the uneven wear sacrificial protrusion is dragged with respect to the road surface and is worn. Suppresses uneven wear adjacent to the circumferential groove. Also, the uneven wear of the land portion is prevented from progressing toward the center.
[0023]
In the case of a pneumatic tire provided with a plurality of circumferential grooves in the tread, uneven wear tends to occur particularly on the land portion on the shoulder side.
[0024]
Therefore, if the uneven wear sacrificial projection is provided on the groove bottom of the outer circumferential groove in the tire width direction that defines the land portion on the shoulder side, uneven wear on the land portion on the shoulder side can be effectively suppressed, and It is possible to effectively suppress the uneven wear of the land portion on the side from progressing to the center side.
[0025]
According to a third aspect of the present invention, in the pneumatic tire according to the first or second aspect, at least one of the center block, the second block, and the shoulder block is compared with at least a circumferential central portion. And the circumferential block ends are formed low.
[0026]
Next, the operation of the pneumatic tire according to claim 3 will be described.
[0027]
In a block in which the circumferential block ends are formed at least lower than at least the circumferential center, the maximum position of the contact pressure at the time of brand-new and at the beginning of wear is the circumferential center of the block. Therefore, when the pneumatic tire rotates, the portion with a low contact pressure, that is, the stepping end of the block slides more on the road surface than the center in the circumferential direction of the block, and the speed of progress of wear of the stepping end increases, The development of heel-and-toe wear after the initial wear can be delayed.
[0028]
According to a fourth aspect of the present invention, in the pneumatic tire according to any one of the first to third aspects, the first center groove and the second center groove rise leftward in a tread plan view. Characterized by the following:
[0029]
Next, the operation of the pneumatic tire according to claim 5 will be described.
[0030]
In the case of left lane driving like in Japan, the road is designed to descend left, so the amount of wear work increases due to the side force input from the left side in the traveling direction, but the center block is divided for the side force input By inclining the first center groove and the second center groove upward to the left in a tread plan view, an edge component extending in a direction intersecting the input direction can be secured, and at the same time, the first center groove , And the second center groove can be easily opened, so that, for example, the snow column shearing force caused by gripping the snow can be improved, thereby improving wet and on-snow performance.
[0031]
According to a fifth aspect of the present invention, in the pneumatic tire according to any one of the first to third aspects, the second lateral groove is inclined upward to the right in plan view of the tread.
[0032]
Next, the operation of the pneumatic tire according to claim 5 will be described.
[0033]
In the case of left lane driving like in Japan, the road is designed to descend left, so the work input wears from the left side in the direction of travel, which increases wear work, but in response to the side force input, the second block rises to the right. By doing so, it is possible to secure the rigidity of the second block with respect to the input from the front wheel, thereby improving the uneven wear resistance of the second block.
[0034]
According to a sixth aspect of the present invention, in the pneumatic tire according to any one of the first to fifth aspects, the shoulder lateral groove is inclined upward to the right in a tread plan view. .
[0035]
Next, the operation of the pneumatic tire according to claim 6 will be described.
[0036]
In the case of left lane driving like in Japan, the road is designed to descend left, so the amount of wear work increases due to the side force input from the left side in the traveling direction, but the shoulder block is divided for the side force input By inclining the shoulder lateral groove upward to the right in plan view of the tread, it is possible to secure the rigidity of the shoulder block with respect to input from the front wheel, thereby improving the uneven wear resistance of the shoulder block.
[0037]
According to a seventh aspect of the present invention, in the pneumatic tire according to any one of the first to third aspects, the first center groove and the second center groove rise rightward in a tread plan view. It is characterized by being inclined.
[0038]
Next, the operation of the pneumatic tire according to claim 7 will be described.
[0039]
For example, in the case of driving in the right lane such as the United States, the road is designed to descend to the right, so the amount of wear work increases due to the side force input from the right side in the traveling direction. By inclining the first center groove and the second center groove to be divided upward in the tread plan view, it is possible to secure an edge component extending in a direction intersecting the input direction. Since the center groove and the second center groove can be easily opened, for example, the snow column shearing force caused by gripping snow can be improved, thereby improving wet and on-snow performance.
[0040]
According to an eighth aspect of the present invention, in the pneumatic tire according to any one of the first to third aspects and the seventh aspect, the second lateral groove is inclined leftward and upward in a tread plan view. It is characterized by.
[0041]
Next, the operation of the pneumatic tire according to claim 8 will be described.
[0042]
For example, when driving in the right lane like in the United States, the road is designed to descend to the right, so the amount of wear work increases due to the side force input from the right side in the traveling direction, but a second block is added to the side force input. By raising it to the left, the rigidity of the second block with respect to the input from the front wheels can be ensured, whereby the uneven wear resistance of the second block can be improved.
[0043]
According to a ninth aspect of the present invention, in the pneumatic tire according to any one of the first to third aspects, the seventh aspect, and the eighth aspect, the shoulder lateral groove inclines leftward upward in a tread plan view. It is characterized by that.
[0044]
Next, the operation of the pneumatic tire according to claim 9 will be described.
[0045]
In the case of right lane driving such as in Japan, the road is designed to descend to the right, so the amount of wear work increases due to the side force input from the right side in the traveling direction, but the shoulder block is divided for the side force input By inclining the shoulder lateral groove upward to the left in a tread plan view, rigidity of the shoulder block with respect to input from the front wheel can be ensured, and thereby uneven wear resistance of the shoulder block can be improved.
[0046]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
[First Embodiment]
First Embodiment A pneumatic tire according to a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0047]
FIG. 1 shows a pattern (part) of a tread 12 of a pneumatic tire 10 according to the present embodiment.
[0048]
The tread 12 has a center circumferential main groove 14 extending in a zigzag manner along the tire circumferential direction (the direction of the arrow A and the direction of the arrow A. The direction of the arrow A is the tire rotation direction) on both sides of the tire equatorial plane CL. A shoulder circumferential main groove 16 extending in a zigzag manner along the tire circumferential direction is formed outside the center circumferential main groove 14 in the tire width direction (arrow W direction).
[0049]
As shown in FIG. 1 and FIG. 2, a rib-shaped uneven wear sacrificial projection 18 whose top is set lower than the tread surface and which is in sliding contact with the road surface when touching the ground is provided at the bottom of the shoulder circumferential main groove 16. It is provided continuously along the direction main groove 16. A plurality of sipes 20 extending in the tire width direction are formed on the uneven wear sacrifice projection 18.
[0050]
As shown in FIG. 1, between the pair of center circumferential main grooves 14 of the tread 12, the zigzag of the left center circumferential main groove 14 from the top of the tire equatorial plane CL side to the right center circumferential main groove 14. And a plurality of first center lateral grooves 22L extending beyond the tire equatorial plane CL toward the right side and terminating without being connected to the right central circumferential main groove 14, and the first center lateral grooves 22L extend in the tire circumferential direction. The zigzag of the left center circumferential main groove 14 is arranged alternately and extends beyond the tire equatorial plane CL toward the right center circumferential main groove 14 from the top of the zigzag side of the tire equatorial plane CL. A plurality of second center lateral grooves 22R that terminate without being connected to the groove 14, and a tire equatorial plane CL that connects the first center lateral groove 22L and the second center lateral groove 22R. Center circumferential groove 22C extending linearly are formed a.
[0051]
The first center lateral groove 22L, the second center lateral groove 22R, and the center circumferential groove 22C form a crank groove portion 22 having a substantially crank shape in a tread plan view.
[0052]
Here, the first center lateral groove 22L and the second center lateral groove 22R are inclined to the upper left.
[0053]
Between the center circumferential main groove 14 and the shoulder circumferential main groove 16 of the tread 12, a second lateral groove 24 connecting the center circumferential main groove 14 and the shoulder circumferential main groove 16 has an interval in the tire circumferential direction. A plurality of openings are formed. The second lateral groove 24 is inclined upward to the right.
[0054]
A shoulder lateral groove 26 extending from the shoulder circumferential main groove 16 toward the tread end 12E is formed outside the shoulder circumferential main groove 16 in the tire width direction. The shoulder lateral groove 26 is inclined upward to the right.
[0055]
At the center of the tread 12 in the tire width direction, a center block 28 having a substantially Z (substantially inverted S-shape) shape in a tread plan view is defined by a center circumferential main groove 14 and a crank groove 22 in a tire circumferential direction. Along the rows, a center block row is formed.
[0056]
On the outer side of the center block 28 in the tire width direction, a substantially rectangular second block 30 defined by the center circumferential main groove 14, the shoulder circumferential main groove 16, and the second lateral groove 24 forms a line along the tire circumferential direction. To form a second block row.
[0057]
On the outer side in the tire width direction of the second block 30, a substantially rectangular shoulder block 32 defined by the shoulder circumferential main groove 16 and the shoulder lateral groove 26 forms a row along the tire circumferential direction to form a shoulder block row. I have.
[0058]
Here, the dimension (maximum dimension) of the center block 28 in the tire width direction is A1, the dimension (maximum dimension) of the second block 30 in the tire width direction is A2, and the dimension (maximum dimension) of the shoulder block 32 in the tire width direction is A3. In this case, it is preferable to satisfy A1: A2: A3 = 100: 50 to 70:60 to 80.
[0059]
In this embodiment, A1: A2: A3 is set to 100: 58: 67.
(Action)
In the pneumatic tire 10 of the present embodiment, the tread 12 has two center circumferential main grooves 14 extending along the tire circumferential direction and two shoulder circumferential main grooves 16, that is, four circumferential main grooves in the entire tread. Since it has grooves, high drainage performance can be obtained.
[0060]
The center block 28 having a substantially t-shape in a tread plan view has a lower block rigidity compared to a rectangular (rectangular, parallelogram, etc.) block in a tread plan view having the same tread area. It can be set and it is hard to generate uneven wear (heel and toe wear).
[0061]
On the other hand, the second block 30 having a substantially rectangular tread plan shape has a high block rigidity.
[0062]
Further, in this embodiment, the ratio A1: A2: A3 of the dimension A1 of the center block 28 in the tire width direction, the dimension A2 of the second block 30 in the tire width direction, and the dimension A3 of the shoulder block 32 in the tire width direction is 100: 58. : 67, the rigidity of the second block 30 with respect to the center block 28 can be optimized, that is, the difference in rigidity between the rigidity of the center block 28 and the rigidity of the second block 30 can be reduced, and uneven wear of the second block 30 ( Block punch).
[0063]
It should be noted that the wet performance and the performance on snow are effective in the edge component near the tire equatorial plane CL having a high contact pressure, and the block rigidity is substantially determined by the size of the block. By setting the shape of the block 28 and setting the ratio of the area to the other blocks as described above, it is possible to concentrate the edge component near the tire equatorial plane CL, and improve wet performance and snow performance. Can be done.
[0064]
When the pneumatic tire 10 rotates, the uneven wear sacrifice projection 28 comes into sliding contact with the road surface at the time of contact with the ground, due to the diameter difference between the diameter of the tread surface of the tread 12 and the diameter of the top of the uneven wear sacrifice projection 28, and The uneven wear (along the shoulder circumferential main groove 16) to be generated in the adjacent shoulder block 32 is worn as a shoulder.
[0065]
In particular, the uneven wear of the shoulder block 32 can be effectively suppressed by providing the uneven wear sacrificial projections 18 in the shoulder circumferential main groove 16 that defines the shoulder block 32 that is likely to be unevenly worn. Can be suppressed from progressing to the tire equatorial plane CL side.
[0066]
In the shoulder block 32 in which heel-and-toe wear easily occurs, as shown in a cross-sectional view perpendicular to the tire rotation axis in FIG. 3, the tread surface of the shoulder block 32 is formed in a substantially arc shape, and the stepped end and kick-out are performed. If the end is set lower than the center in the circumferential direction, the maximum position of the contact pressure at the time of new and initial wear is the center in the circumferential direction. As a result, the rate of wear development near the stepped end increases, and the progress of heel-and-toe wear after the initial stage of wear can be delayed.
[0067]
Further, if the treads of the center block 28 and the second block 30 are also formed in a substantially circular arc shape like the tread of the shoulder block 32, the progress of heel-and-toe wear can be delayed.
[0068]
Note that, here, the shape of the block tread surface when viewed in a cross section perpendicular to the tire rotation axis is a substantially arc shape, but at least the stepping end and the vicinity of the kicking end are set lower than the block central portion. The chamfer may be applied to the stepping end and the kicking end.
[0069]
By the way, in the case of traveling in the left lane as in Japan, since the road is designed to descend left, the amount of wear work increases due to the side force input from the left side in the traveling direction. By inclining the first center lateral groove 22L and the second center lateral groove 22R that partition the left upward in the tread plan view, it is possible to secure an edge component extending in a direction intersecting the input direction. Since the first center lateral groove 22L and the second center lateral groove 22R can be easily opened, for example, it is possible to improve the snow column shearing force caused by grabbing snow, thereby improving wet and on-snow performance. Can be.
[0070]
Further, by raising the second block 30 to the right in response to the side force input from the left side in the traveling direction described above, the rigidity of the second block 30 with respect to the input from the front wheels can be ensured. The uneven wear property can be improved.
[0071]
Furthermore, in response to the side force input from the left side in the traveling direction described above, the shoulder lateral groove 26 that defines the shoulder block 32 is inclined upward to the right in plan view of the tread, so that the rigidity of the shoulder block 32 with respect to the input from the front wheels is ensured. Accordingly, the uneven wear resistance of the shoulder block 32 can be improved.
[Second embodiment]
Next, a second embodiment of the pneumatic tire of the present invention will be described with reference to FIG. The same components as those of the above embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted.
[0072]
Since the block pattern of the pneumatic tire 10 according to the first embodiment is a block pattern suitable for traveling in the left lane, it is not suitable for traveling in the right lane.
[0073]
Since the input direction of the side force when traveling in the right lane is the opposite direction to the input direction of the side force when traveling in the left lane, the tread 12 of the pneumatic tire 40 is, as shown in FIG. The first center lateral groove 22L and the second center lateral groove 22R are inclined to the right, the second lateral groove 24 is inclined to the left, and the shoulder lateral groove 26 is inclined to the left.
[0074]
The operation and effect are the same as those of the first embodiment.
(Test example)
In order to confirm the effects of the present invention, two types of conventional tires and one type of tire according to the example to which the present invention was applied were prepared, and a field test and a real vehicle test were performed.
[0075]
Practical test: The test tire was mounted on a rim (7.50 × 22.5) and mounted on a vehicle (3-axle 20t vehicle, 2D4 format) with an internal pressure of 900 kPa, and was driven on a general road for 50,000 km. In the evaluation, the uneven wear amount (depth × width × length) after traveling 50,000 km was examined for the center block and the second block, and expressed as an index with the reciprocal of the uneven wear amount of Conventional Example 1 being 100. The evaluation indicates that the larger the index value, the smaller the uneven wear and the better the uneven wear resistance.
[0076]
Actual vehicle test: Wet brake performance and snow performance were examined. For the wet brake performance, a braking distance from 35 k / m on a test course at a depth of 2 mm was measured. The on-snow performance measured the braking distance from 30 k / m on the on-snow road surface. The evaluation was expressed by an index with the reciprocal of the braking distance of Conventional Example 1 being 100. The evaluation indicates that the larger the index value, the shorter the braking distance and the better the performance.
[0077]
Example tire: The tire according to the first embodiment (see FIGS. 1 and 2).
[0078]
Conventional example 1 tire: A tire having a tread pattern shown in FIG. 5 described in the conventional example.
[0079]
Conventional example 2 tire: A tire having the tread pattern shown in FIG. 6 described in the conventional example.
[0080]
The test results are as described in Table 1 below.
[0081]
[Table 1]
Figure 2004098854
The test results show that the tires of the examples to which the present invention is applied have higher uneven wear resistance and higher wet braking performance and snow braking performance than the tires of Conventional Examples 1 and 2.
[0082]
【The invention's effect】
As described above, since the pneumatic tire of the present invention has the above-described configuration, it has an excellent effect of suppressing uneven wear while ensuring high wet performance.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a tread of a pneumatic tire according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a sectional view of a shoulder circumferential main groove.
FIG. 3 is a cross-sectional view of the shoulder block perpendicular to the tire rotation axis.
FIG. 4 is a plan view of a tread of a pneumatic tire according to a second embodiment.
FIG. 5 is a plan view of a tread of a pneumatic tire according to Conventional Example 1.
FIG. 6 is a plan view of a tread of a pneumatic tire according to Conventional Example 2.
[Explanation of symbols]
10 Pneumatic tires
12 tread
14 Center circumferential main groove
16 Shoulder circumferential main groove
18 Irregular wear sacrificial projection
22L 1st center lateral groove
22R 2nd center horizontal groove
22C Center circumferential groove
24 Second horizontal groove
26 Shoulder lateral groove
28 Center block
30 Second Block
32 shoulder block

Claims (9)

タイヤ周方向に沿って延びる4本の周方向主溝を備え、トレッドパターンがブロックパターンとされた空気入りタイヤであって、
タイヤ赤道面側の2本の前記周方向主溝の内の一方の前記周方向主溝から他方の周方向主溝に向けてタイヤ赤道面を越えて延びると共に前記他方の周方向主溝に接続することなく終端する複数の第1のセンター横溝と、
前記第1のセンター横溝とはタイヤ周方向に交互に配置され、前記他方の前記周方向主溝から前記一方の周方向主溝に向けてタイヤ赤道面を越えて延びると共に前記一方の周方向主溝に接続することなく終端する複数の第2のセンター横溝と、
前記第1のセンター溝と前記第2のセンター溝とを連結するタイヤ周方向に沿って延びるセンター周方向溝と、
タイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝とタイヤ赤道面側の前記周方向主溝とを連結するセカンド横溝と、
タイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝からトレッド端に向けて延びるショルダー横溝と、をトレッドに備え、
前記トレッドのタイヤ幅方向中央部には、タイヤ赤道面側の2本の前記周方向主溝、前記第1のセンター溝、前記第2のセンター溝、及びセンター周方向溝とで区画される複数のセンターブロックがタイヤ周方向に沿って列をなしてセンターブロック列が形成され、
前記センターブロックのタイヤ幅方向外側には、2本の前記周方向主溝とセカンド横溝とによって区画される複数のセカンドブロックがタイヤ周方向に沿って列をなしてセカンドブロック列が形成され、
前記セカンドブロックのタイヤ幅方向外側には、前記周方向主溝とショルダー横溝とによって区画される複数のショルダーブロックがタイヤ周方向に沿って列をなしてショルダーブロック列が形成され、
センターブロックのタイヤ幅方向の寸法をA1、セカンドブロックのタイヤ幅方向の寸法をA2、ショルダーブロックのタイヤ幅方向の寸法をA3としたときに、A1:A2:A3=100:50〜70:60〜80を満足する、ことを特徴とする空気入りタイヤ。
A pneumatic tire including four circumferential main grooves extending along the tire circumferential direction, and a tread pattern serving as a block pattern,
One of the two circumferential main grooves on the tire equatorial plane side extends beyond the tire equatorial plane from one circumferential main groove toward the other circumferential main groove and is connected to the other circumferential main groove. A plurality of first center transverse grooves terminating without
The first center lateral grooves are alternately arranged in the tire circumferential direction, extend from the other circumferential main groove toward the one circumferential main groove beyond the tire equatorial plane, and have one circumferential main groove. A plurality of second center transverse grooves terminating without being connected to the grooves;
A center circumferential groove extending along the tire circumferential direction connecting the first center groove and the second center groove;
A second lateral groove connecting the circumferential main groove on the outermost side in the tire width direction and the circumferential main groove on the tire equatorial plane side,
A shoulder lateral groove extending from the circumferential main groove on the outermost side in the tire width direction toward the tread end, on the tread,
At the center of the tread in the tire width direction, a plurality of sections are defined by two circumferential main grooves on the tire equatorial plane side, the first center groove, the second center groove, and a center circumferential groove. Center blocks are formed in a row along the tire circumferential direction to form a center block row,
On the outer side of the center block in the tire width direction, a plurality of second blocks partitioned by the two circumferential main grooves and the second lateral grooves form a row along the tire circumferential direction to form a second block row,
On the outer side in the tire width direction of the second block, a plurality of shoulder blocks partitioned by the circumferential main groove and the shoulder lateral groove are arranged in a row along the tire circumferential direction to form a shoulder block row,
When the size of the center block in the tire width direction is A1, the size of the second block in the tire width direction is A2, and the size of the shoulder block in the tire width direction is A3, A1: A2: A3 = 100: 50 to 70:60. A pneumatic tire that satisfies 80.
タイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝の底部には、頂部の位置が踏面より低く設定され、かつ接地時に路面と接触する偏摩耗犠牲突起が前記周方向主溝に沿って設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。At the bottom of the circumferential main groove on the outermost side in the tire width direction, the position of the top is set lower than the tread surface, and uneven wear sacrifice protrusions that come into contact with the road surface at the time of ground contact are provided along the circumferential main groove. The pneumatic tire according to claim 1, wherein: 前記センターブロック、前記セカンドブロック、及び前記ショルダーブロックの内の何れかは、少なくとも周方向中央部に比較して周方向ブロック端が低く形成されている、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤ。The peripheral block end is formed lower than at least the peripheral center part in any one of the said center block, the said 2nd block, and the said shoulder block, The Claim 1 or Claim 2 characterized by the above-mentioned. 3. The pneumatic tire according to 2. 前記第1のセンター溝、及び前記第2のセンター溝はトレッド平面視で左上がりに傾斜している、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。The pneumatic tire according to any one of claims 1 to 3, wherein the first center groove and the second center groove are inclined upward and left in a tread plan view. . 前記セカンド横溝はトレッド平面視で右上がりに傾斜している、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。The pneumatic tire according to any one of claims 1 to 4, wherein the second lateral groove is inclined upward to the right in a tread plan view. 前記ショルダー横溝はトレッド平面視で右上がりに傾斜している、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。The pneumatic tire according to any one of claims 1 to 5, wherein the shoulder lateral groove is inclined upward to the right in a tread plan view. 前記第1のセンター溝、及び前記第2のセンター溝はトレッド平面視で右上がりに傾斜している、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。The pneumatic tire according to any one of claims 1 to 3, wherein the first center groove and the second center groove are inclined rightward upward in a tread plan view. . セカンド横溝はトレッド平面視で左上がりに傾斜している、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3、及び請求項7の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。The pneumatic tire according to any one of claims 1 to 3, wherein the second lateral groove is inclined upward and left in a tread plan view. 前記ショルダー横溝はトレッド平面視で左上がりに傾斜している、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3、請求項7及び請求項8の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。The pneumatic tire according to any one of claims 1 to 3, wherein the shoulder lateral groove is inclined upward and left in a tread plan view.
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