JP2004098276A - 移動テーブル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】固定ベース上に移動テーブルを設け、この移動テーブルが固定ベースに対して左右方向移動,前後方向移動,水平回動可能な移動テーブルを提供する。
【解決手段】固定テーブル1と移動テーブル4を回転支柱3を介して回転自在に設け、固定テーブルと移動テーブルの間に±X軸方向、±Y軸方向に移動可能な十字スライドを四個設け、また−X、+X軸、−Y、+Y軸の各方向に移動させる四個のボールネジ・ナット移動機構を配置し、各ボールナット移動機構をステッピングモータによって位置制御し、十字スライドを介して移動テーブル4を固定ベース1に対して左右方向移動,前後方向移動,水平回動可能に設けた移動テーブル装置。
【選択図】 図1
【解決手段】固定テーブル1と移動テーブル4を回転支柱3を介して回転自在に設け、固定テーブルと移動テーブルの間に±X軸方向、±Y軸方向に移動可能な十字スライドを四個設け、また−X、+X軸、−Y、+Y軸の各方向に移動させる四個のボールネジ・ナット移動機構を配置し、各ボールナット移動機構をステッピングモータによって位置制御し、十字スライドを介して移動テーブル4を固定ベース1に対して左右方向移動,前後方向移動,水平回動可能に設けた移動テーブル装置。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は固定ベース上に設けた移動テーブルを、固定ベースに対して左右方向移動,前後方向移動,並びに水平回動可能に設けた移動テーブル装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
固定ベース上に設けた移動テーブルを固定ベースに対して左右方向に移動せしめたり前後方向に移動せしめたりする移動テーブル装置が多用されているが、この移動テーブルに回動作動を付加するため、移動テーブルに回動軸を立設し、この回動軸に回動テーブルを回動可能に被嵌止着し、移動テーブル・回動テーブル間に設けた回動機構により回動テーブルを回動せしめる装置も使用されているが、この構成は固定ベース・移動テーブル・回動テーブルの三層構成となるため高さスペースに制約のある場合には対応できない欠点があるばかりでなく回動テーブルを回動せしめる回動機構が必要であった。
【0003】
本発明は、上記欠点を解決するため固定ベースと移動テーブル間に移動機構を設け、移動テーブルを固定ベースに対して左右方向移動・前後方向移動・水平回動可能な移動テーブルを提供することを技術的課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0005】
固定ベース1上に、下部X軸ガイドレールX1 ,X’1を左右方向に、下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1を前後方向に横設し、この下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に、X軸ハウジングX2 ,X’2の基部を左右スライド可能に被嵌し、このX軸ハウジングX2 ,X’2の上部に下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に直交する上部Y軸ガイドレールXY ,X’Yを前後スライド可能に嵌入し、前記下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1にY軸ハウジングY2 ,Y’2の基部を前後スライド可能に被嵌し、このY軸ハウジングY2 ,Y’2の上部に下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に直交する上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xを左右スライド可能に嵌入し、このX軸ハウジングX2 ,X’2を下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に所望の距離でスライド移動せしめるX軸用移動機構X3 ,X’3と、Y軸ハウジングY2 ,Y’2を下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に所望の距離でスライド移動せしめるY軸用移動機構Y3 ,Y’3を固定ベース1に設け、前記上部Y軸ガイドレールXY ,X’Yと上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xに夫々回動支柱3を設け、前記回動支柱3の上部に軸受6を介して被嵌止着して移動テーブル4を固定ベース1の上方に平行状態に設け、前記X軸用移動機構X3 ,X’3、Y軸用移動機構Y3 ,Y’3により移動テーブル4を固定ベース1に対して左右方向移動,前後方向移動,水平回動可能に設けたことを特徴とする移動テーブル装置に係るものである。
【0006】
また、固定ベース1上に、固定ベース1の基点2より前後・左右対向状態に等しい長さの距離Lを置いて所定長さの下部X軸ガイドレールX1 ,X’1を左右方向に下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1を前後方向に横設し、この前後の下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に、夫々X軸ハウジングX2 ,X’2の基部を左右スライド可能に被嵌し、このX軸ハウジングX2 ,X’2の上部に下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に直交する所定長さの上部Y軸ガイドレールXY ,X’Yを前後スライド可能に嵌入し、前記左右の下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に夫々Y軸ハウジングY2 ,Y’2の基部を前後スライド可能に被嵌し、このY軸ハウジングY2 ,Y’2の上部に下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に直交する所定長さの上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xを左右スライド可能に嵌入し、この前後のX軸ハウジングX2 ,X’2を夫々の下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に所望の距離でスライド移動せしめるX軸用移動機構X3 ,X’3と、左右のY軸ハウジングY2,Y’2を夫々の下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に所望の距離でスライド移動せしめるY軸用移動機構Y3 ,Y’3を固定ベース1に設け、前記前後の上部Y軸ガイドレールXY ,X’Yと左右の上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xの中央上面に夫々回動支柱3を立設し、移動テーブル4の下面に前記前後・左右の下部X・Y軸ガイドレール間の距離2Lと等しい直径長さの同心円上に等間隔に四個の固定孔5を穿孔し、この固定孔5を前記回動支柱3の上部に軸受6を介して被嵌止着して移動テーブル4を固定ベース1の上方に平行状態に設け、前記前後のX軸用移動機構X3 ,X’3 、左右のY軸用移動機構Y3 ,Y’3により移動テーブル4を固定ベース1に対して左右方向移動,前後方向移動,水平回動可能に設けたことを特徴とする移動テーブル装置に係るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を作用効果を示して実施の一例である図面に基づいて説明する。
【0008】
移動テーブル4を固定ベース1に対して左右方向に移動せしめる実施の形態について説明する。
【0009】
例えば、左右のY軸用移動機構Y3 ,Y’3の作動を固定し、前後のX軸用移動機構X3 ,X’3を同時に正・逆同じ移動量だけ作動して前後のX軸ハウジングX2 ,X’2を前後の下部X軸ガイドレールX1 ,X’1をガイドとして同時に同じ距離だけ右方にスライド移動せしめて移動テーブル4を固定ベース1に対して右方向にスライド移動せしめる。
【0010】
このとき固定ベース1上の左右の下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に被嵌した左右のY軸ハウジングY2 ,Y’2の基部は左右方向の動きが拘束されているので固定ベース1上のそのままの位置で保持され、左右のY軸ハウジングY2 ,Y’2の上部は移動テーブル4と共に移動する上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xを右方にガイドスライド移動せしめる。
【0011】
移動テーブル4を左方にスライド移動せしめる場合は、前記と同様手段によりX軸ハウジングX2 ,X’2をX軸用移動機構X3 ,X’3により左方向に移動せしめる。
【0012】
次に、移動テーブル4を固定ベース1に対して前後方向に移動せしめる実施の形態について説明する。
【0013】
例えば、前後のX軸用移動機構X3 ,X’3の作動を固定し、左右のY軸用移動機構Y3 ,Y’3を同時に正・逆同じ移動量だけ作動して左右のY軸ハウジングY2 ,Y’2を左右の下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1をガイドとして同時に同じ距離だけ前方にスライド移動せしめて移動テーブル4を固定ベース1に対して前方向にスライド移動せしめる。
【0014】
このとき、前記と同様に、固定ベース1上の前後の下部X軸ガイドレールX1,X’1に被嵌した前後のX軸ハウジングX2 ,X’2の基部は前後方向の動きが拘束されているので固定ベース1上のそのままの位置で保持され、前後のX軸ハウジングX2 ,X’2の上部は移動テーブル4と共に移動する上部Y軸ガイドレールXY ,X’Yを前方にガイドスライド移動せしめる。
【0015】
移動テーブル4を後方にスライド移動せしめるときは、前記と同様手段によりY軸ハウジングY2 ,Y’2をY軸用移動機構Y3 ,Y’3により後方に移動せしめる。
【0016】
続いて、移動テーブル4を固定ベース1に対して水平回動せしめる実施の形態について説明する。
【0017】
例えば、前後のX軸用移動機構X3・X’3 ,左右のY軸用移動機構Y3・Y’3を同時に正の方向に同じ所望の移動量Sだけ作動せしめると、前後のX軸用移動機構X3 ,X’3により前側のX軸ハウジングX2の基部が下部X軸ガイドレールX1上を右方向に、後側のX軸ハウジングX’2の基部が下部X軸ガイドレールX’1上を左方向に、左右のY軸用移動機構Y3・Y’3により左側のY軸ハウジングY2の基部が下部Y軸ガイドレールY1上を前側方向に、右側のY軸ハウジングY’2の基部が下部Y軸ガイドレールY’1上を下側方向に移動する。
【0018】
この移動により移動テーブル4に同心円上に等間隔で配設した四個の固定孔5に垂設した回動支柱3が、前後のX軸ハウジングX2 ,X’2及び左右のY軸ハウジングY2 ,Y’2の移動距離に対応した偏差距離Dで上部Y軸ガイドレールXY,X’Y及び上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xを内側に押圧して上部Y軸ガイドレールXY ,X’YをX軸ハウジングX2 ,X’2の上部内にスライド移動し、上部X軸ガイドレールYX・Y’XをY軸ハウジングY2 ,Y’2の上部内にスライド移動せしめるので、移動テーブル4を移動テーブル4の同心円の中心を回動中心として時計方向にα°水平回動せしめる。
【0019】
また、前後のX軸用移動機構X3・X’3 ,左右のY軸用移動機構Y3・Y’3を同時に逆の方向に同じ所望の量だけ作動せしめると、前記と同じ理により移動テーブル4が同心円の中心を回動中心として反時計方向に水平回動する。
【0020】
【実施例】
添付図面により本発明の実施例について説明する。
【0021】
固定ベース1上に、固定ベース1の基点2より前後・左右対向状態に等しい長さの距離Lを置いて所定長さの下部X軸ガイドレールX1 ,X’1を左右方向に下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1を前後方向に横設し、この前後の下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に、夫々X軸ハウジングX2 ,X’2の基部を左右スライド可能に被嵌し、このX軸ハウジングX2 ,X’2の上部に下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に直交する所定長さの上部Y軸ガイドレールXY ,X’Yを前後スライド可能に嵌入し、前記左右の下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に夫々Y軸ハウジングY2 ,Y’2の基部を前後スライド可能に被嵌し、このY軸ハウジングY2 ,Y’2の上部に下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に直交する所定長さの上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xを左右スライド可能に嵌入し、この前後のX軸ハウジングX2 ,X’2を夫々の下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に所望の距離でスライド移動せしめるX軸用移動機構X3 ,X’3と、左右のY軸ハウジングY2 ,Y’2を夫々の下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に所望の距離でスライド移動せしめるY軸用移動機構Y3 ,Y’3を固定ベース1に設け、前記前後の上部Y軸ガイドレールXY ,X’Yと左右の上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xの中央上面に夫々回動支柱3を立設し、移動テーブル4の下面に前記前後・左右の下部X・Y軸ガイドレール間の距離2Lと等しい直径長さの同心円上に等間隔に四個の固定孔5を穿孔し、この固定孔5を前記回動支柱3の上部に軸受6を介して被嵌止着して移動テーブル4を固定ベース1の上方に平行状態に設け、前記前後のX軸用移動機構X3 ,X’3、左右のY軸用移動機構Y3 ,Y’3により移動テーブル4を固定ベース1に対して左右方向移動,前後方向移動,水平回動可能に設ける。
【0022】
図示した下部X軸ガイドレールX1 ,上部Y軸ガイドレールXY ,X軸ハウジングX2の構成について図6により簡単に説明する(後側の下部X軸ガイドレールX’1 ,上部Y軸ガイドレールX’Y ,X軸ハウジングX’2及び左右の下部Y軸ガイドレールY1・Y’1 ,上部X軸ガイドレールYX・Y’X ,Y軸ハウジングY2・Y’2も同様である。)。
【0023】
左右対向状態に環状の玉型転動体を内蔵し、左右側面に玉型転動体の受ける荷重を担いながら玉型転動体が転がり運動で転動する転送軌道を刻設したブロックをクロス型に背面合わせに直交させて形成してX軸ハウジングX2を構成し、前記X軸ハウジングX2内の環状の玉型転動体をガイドとして転がり運動で直線状にスムースにガイド移動するよう左右両側面に対向状態に転送軌道を形成した下部X軸ガイドレールX1を前記X軸ハウジングX2の基部にスライド可能に嵌入し、このX軸ハウジングX2の上部にX軸ガイドレールX1と同形の上部Y軸ガイドレールXYをスライド可能に嵌入してX軸ガイドレールX1と直交する上部Y軸ガイドレールを形成する。
【0024】
本実施例のハウジング及び上下のガイドレールを上記のように構成したので、組み立て全高さが従来品に比して著しく低くなるうえに極めて高い直進精度と直交精度が得られるとともに高負荷に耐え摩擦抵抗が小さいクロスタイプの上下のガイドレールとハウジングが構成される。
【0025】
次に、固定ベース1の前左部に設けたX軸ハウジングX2を前側下部X軸ガイドレールX1に所望の距離でスライド移動せしめるX軸用移動機構X3について説明する(固定ベース1の後右部に設けた後側のX軸用移動機構X’3 ,固定ベース1の左後部及び右前部に設けた左・右のY軸用移動機構Y3・Y’3についても同様である。)。
【0026】
X軸ハウジングX2の左側端部に下方に開口部を有するチャンネル形状の連結体9の基部のフランジ面を止着し他部のフランジ面の内側に内径にボール螺子の雌螺子を螺設したボール雌螺子体10を止着する。固定ベース1の前左部にアングル状のモータベース11を止着し、このモータベース11の縦板の左側にステッピングモータ12若しくはサーボモータを止着する。
【0027】
前記連結体9・モータベース11間の固定ベース1上に軸受部13を立設し、ボール雌螺子体10のボール螺子の雌螺子部にボール雄螺子を螺設したボール雄螺子杆14を螺合してその基端部を左方に延設しこの延長設端部を軸受部13内に設けたベアリングケース13’を介して二列のベアリング15で支承してナット16で止着し、このボール雄螺子杆14の延設端と前記ステッピングモーター12の出力軸端部とをカップリング17で連結してX軸用移動機構X3を構成する。
【0028】
本実施例のX軸用移動機構X3を上記のように構成したので、ステッピングモーター12を正回転せしめるとボール雄螺子杆14が回転し、このボール雄螺子杆14に螺合しているボール雄螺子体10のボール螺子機構によりX軸ハウジングX2が前部の下部X軸ガイドレールX1をガイドとして右方にスライド移動する。
【0029】
本実施例は上記のように移動機構のアクチェータとしてステッピングモーター12を採用し、このステッピングモーター12の回転をボール螺子機構によりX軸ハウジングの直進運動に転換するよう構成したので、ステッピングモーター12の回転を高精度で数値制御できるうえに、この制御回転をバックラッシュがなく高精度のボール螺子機構によりX軸ハウジングX2を下部X軸ガイドX1上に直進移動せしめるため、X軸ハウジングX2の直進移動を極めて高い精度で規制でき、且つ、繰り返し位置決め精度が保証される秀れた精度の移動機構となる。
【0030】
移動テーブル4を固定ベース1の上方に平行状態に設ける構成について説明する。
【0031】
前後の上部Y軸ガイドレールXY ,X’Yと左右の上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xの夫々の中央に回動支柱3の基部を止めボルト(図示省略)で止着して回動支柱3を上部のY・X軸ガイドレールに立設する。
【0032】
移動テーブル4の下面に、前後・左右の下部X・Yガイドレールの軸線間の距離2Lに等しい直径長さの同心円上に等間隔で四個の固定孔5を穿孔する。この同心円の中心を2’とする。上部にフランジ部を有するハブ型形状のベアリングハウジング18の上部フランジ面より下方に開口孔を有するカウンターボア部を穿孔し、このカウンターボア部内に軸受6として二個の玉軸受を嵌入し、回動支柱3に段部を介して軸部を上方に突設し、この回動支柱3に前記ベアリングハウジング18を被嵌して軸部に玉軸受19を圧入し、回動支柱3の軸部端部に設けた雄螺子部に固定ナット20を螺着して前記段部と固定ナット20で軸受6を締め付ける。このベアリングハウジング18のフランジ部に前記固定孔5に嵌入する突設円筒鍔部を設け、この夫々の突設円筒鍔部に夫々の固定孔5を被嵌してベアリングハウジング18のフランジ部を止着ボルト21で移動テーブル4に固定する。
【0033】
夫々の固定孔3の上部寄りに固定孔より径大の嵌入孔を穿孔し、この嵌入孔に上部が嵌入孔に係合し下部円筒部が固定孔5に係合する盲フランジボス形状のカバー22を嵌入し、このカバー22のボス部に前記固定ナット20の外径と干渉しないよう逃げ孔を穿孔し、このカバー22のフランジ部を止めボルト23で移動テーブル4に止着して移動テーブル4を固定ベース1上に玉軸受19を介して平行状態に設ける。
【0034】
本発明の実施例を上記のように構成したので、左右のY軸用移動機構Y3 ,Y’3の作動を停止し、例えば前後のX軸用移動機構X3 ,X’3のステッピングモーター12を同時に所望の正・逆回転で作動せしめると夫々のボール雄螺子杆14が回転し、ボール雄螺子杆14・ボール雌螺子体10のボール螺子機構により前後のX軸ハウジングX2 ,X’2が前後の下部X軸ガイドレールX1 ,X’1上を同時に同じ移動距離で正確に右方に移動するので、移動テーブル4が固定ベース1上に所望の移動距離で正確に右方向に移動する(このとき後側のX軸用移動機構X’3のボール雄螺子杆14・ボール雌螺子体10のボール螺子の螺子部を前側のボール螺子と逆螺子形状に形成すれば、ステッピングモーター12の回転は同じで良い。)。
【0035】
同様に前後のX軸用移動機構X3 ,X’3の作動を停止し、例えば左右のY軸用移動機構Y3 ,Y’3のステッピングモーター12を同時に所望の正・逆回転で作動せしめると前記と同じ作動により移動テーブル4が固定ベース1上に所望の移動距離で正確に前方向にスライド移動する。
【0036】
また、例えば前後のX軸用移動機構X3 ,X’3及び左右のY軸用移動機構Y3,Y’3の夫々のステッピングモーターを同時に所望の正回転で作動せしめると、夫々のボール雄螺子杆14により前後のX軸ハウジングX3 ,X’3の基部が及び左右のY軸ハウジングY2 ,Y’2の基部が前後の下部X軸ガイドレールX1・X’1 ,左右の下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1上を同時に同じ移動距離で正確に前進移動し、この動きに連動して移動テーブル4に同心円上に等間隔で配設した四個の固定孔5に軸受19を介して垂設した回動支柱3が前後のX軸ハウジングX2・X’2及び左右のY軸ハウジングY1 ,Y’1の移動距離を応じた偏差距離Dで上部Y軸ガイドレールXY・X’Y及び上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xを夫々内側に押圧して上部Y軸ガイドレールXY・X’YをX軸ハウジングX2・X’2の上部内に、及び上部X軸ガイドレールYX ,Y’XをY軸ハウジングY2 ,Y’2の上部内にスライド移動せしめるので、移動テーブル4が移動テーブル4の同心円の中心2’を回動中心として時計方向に水平回動せしめる。
【0037】
尚、ステッピングモータ12の回転数はNC制御することが望ましい。
【0038】
また、図5は本発明の考え方を取り入れた他の実施例を示した図面で、固定ベース1上に固定ベース1に設けた基点2を図心とし対辺間距離が夫々2Lの長さの正四角形を想定し、この正四角形の前左頂角点及び後右頂角点となる固定ベース1上の前左隅部と後右隅部に、所定長さの下部X軸ガイドレールX1 ,X’1を左右方向に横設し、前記想定正四角形の左後頂角点及び右前頂角点となる固定ベース1上の左後隅部と右前隅部に、所定長さの下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1を前後方向に横設し、この前後の下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に、夫々X軸ハウジングX2 ,X’2の基部を左右スライド可能に被嵌し、このX軸ハウジングX2 ,X’2の上部に下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に直交する所定長さの上部Y軸ガイドレールXY ,X’Yを前後スライド可能に嵌入し、前記左右の下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に夫々Y軸ハウジングY2 ,Y’2の基部を前後スライド可能に被嵌し、このY軸ハウジングY2 ,Y’2の上部に下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に直交する所定長さの上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xを左右スライド可能に嵌入し、前後のX軸ハウジングX2 ,X’2を夫々の下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に所望の距離でスライド移動せしめるX軸用移動機構X3 ,X’3と、左右のY軸ハウジングY2 ,Y’2を夫々の下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に所望の距離でスライド移動せしめるY軸用移動機構Y3 ,Y’3を固定ベース1に設け、前記前後の上部Y軸ガイドレールXY ,X’Yと左右の上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xの中央上面に夫々回動支柱3を立設し、移動テーブル4の下面に、前記想定正四角形の各頂点を通る直径長さの同心円上に等間隔に四個の固定孔5を穿孔し、この固定孔5を前記回動支柱3の上部に軸受6を介して被嵌止着して移動テーブル4を固定ベース1の上方に平行状態に設けた場合を図示している。
【0039】
この場合も前記と同様に前後のX軸用移動機構X3・X’3 ,左右のY軸用移動機構Y3 ,Y’3により移動テーブル4を固定ベース1に対して左右方向移動,前後方向移動,水平回動可能に移動できる。
【0040】
【発明の効果】
本発明を上記のように構成したので、移動テーブルを固定ベースに対して所望の移動量で左右方向移動,前後方向移動が可能となるのみならず、所望の角度で移動テーブルを水平回動できる実用上秀れた効果を発揮する移動テーブルとなる。
【0041】
また、固定ベース上に下部ガイドレールを設け、この下部ガイドレールにハウジングを介して移動テーブルに止着した上部ガイドレールを直交状態に配設する構成と、前後・左右に設けた夫々のX,Y軸用移動機構を同時に同じ移動量だけ作動することにより移動テーブルが所望の角度で水平回動する構成を採用したので、移動テーブル上に回動テーブルを設けた従来型の移動テーブルに比較して構造が著しくコンパクトで簡単になるのみならず、装置の高さを著しく低く構成できる。
【0042】
また、移動テーブルの左右方向移動及び前後方向移動を夫々二個の移動機構で作動せしめる構成のため、従来型の移動機構が夫々一個の移動機構で作動せしめる構成に比し一個当たりの移動機構の負荷が半減するのみならず、水平回動を四個の移動機構で作動せしめる構成のため、夫々の移動機構の受ける負荷が等分に案分されそれだけ負荷が軽くなるので移動機構の剛性が維持されるうえに、従来の回動機構が中心部に設けた回動軸を軸心として回動する構成に比し、対向状態に設けた下部がガイドレールの延長線上で移動機構を駆動して移動テーブルを回動せしめるため誤差が拡大しない極めて正確な回動が得られる移動テーブル装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の構成を示す一部を切欠いた説明用平面図である。
【図2】本実施例の構成を示す一部を切欠いた説明用側面図である。
【図3】本実施例の使用状態の移動テーブルを固定ベースに対して水平回動せしめる作動を示す一部を省略した説明用平面図である。
【図4】本実施例の移動テーブルを固定ベースに対して右方向にt距離,前方向にμ距離移動せしめたあとβ°水平回動せしめた一部を省略した説明用平面図である。
【図5】本発明の考え方を取り入れた他の実施例の一部を切欠いた説明用平面図である。
【図6】本実施例の上下のガイドレールとハウジングの構成を示す説明用斜視図である。
【符号の説明】
L 長さ
X1 ,X’1 下部X軸ガイドレール
X2 ,X’2 X軸ハウジング
X3 ,X’3 X軸用移動機構
XY ,X’Y 上部Y軸ガイドレール
Y1 ,Y’1 下部Y軸ガイドレール
Y2 ,Y’2 X軸ハウジング
Y3 ,Y’3 Y軸用移動機構
YX ,Y’X 上部X軸ガイドレール
1 固定ベース
2 基点
3 回動支柱
4 移動テーブル
5 固定孔
6 軸受
【発明の属する技術分野】
本発明は固定ベース上に設けた移動テーブルを、固定ベースに対して左右方向移動,前後方向移動,並びに水平回動可能に設けた移動テーブル装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
固定ベース上に設けた移動テーブルを固定ベースに対して左右方向に移動せしめたり前後方向に移動せしめたりする移動テーブル装置が多用されているが、この移動テーブルに回動作動を付加するため、移動テーブルに回動軸を立設し、この回動軸に回動テーブルを回動可能に被嵌止着し、移動テーブル・回動テーブル間に設けた回動機構により回動テーブルを回動せしめる装置も使用されているが、この構成は固定ベース・移動テーブル・回動テーブルの三層構成となるため高さスペースに制約のある場合には対応できない欠点があるばかりでなく回動テーブルを回動せしめる回動機構が必要であった。
【0003】
本発明は、上記欠点を解決するため固定ベースと移動テーブル間に移動機構を設け、移動テーブルを固定ベースに対して左右方向移動・前後方向移動・水平回動可能な移動テーブルを提供することを技術的課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0005】
固定ベース1上に、下部X軸ガイドレールX1 ,X’1を左右方向に、下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1を前後方向に横設し、この下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に、X軸ハウジングX2 ,X’2の基部を左右スライド可能に被嵌し、このX軸ハウジングX2 ,X’2の上部に下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に直交する上部Y軸ガイドレールXY ,X’Yを前後スライド可能に嵌入し、前記下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1にY軸ハウジングY2 ,Y’2の基部を前後スライド可能に被嵌し、このY軸ハウジングY2 ,Y’2の上部に下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に直交する上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xを左右スライド可能に嵌入し、このX軸ハウジングX2 ,X’2を下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に所望の距離でスライド移動せしめるX軸用移動機構X3 ,X’3と、Y軸ハウジングY2 ,Y’2を下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に所望の距離でスライド移動せしめるY軸用移動機構Y3 ,Y’3を固定ベース1に設け、前記上部Y軸ガイドレールXY ,X’Yと上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xに夫々回動支柱3を設け、前記回動支柱3の上部に軸受6を介して被嵌止着して移動テーブル4を固定ベース1の上方に平行状態に設け、前記X軸用移動機構X3 ,X’3、Y軸用移動機構Y3 ,Y’3により移動テーブル4を固定ベース1に対して左右方向移動,前後方向移動,水平回動可能に設けたことを特徴とする移動テーブル装置に係るものである。
【0006】
また、固定ベース1上に、固定ベース1の基点2より前後・左右対向状態に等しい長さの距離Lを置いて所定長さの下部X軸ガイドレールX1 ,X’1を左右方向に下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1を前後方向に横設し、この前後の下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に、夫々X軸ハウジングX2 ,X’2の基部を左右スライド可能に被嵌し、このX軸ハウジングX2 ,X’2の上部に下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に直交する所定長さの上部Y軸ガイドレールXY ,X’Yを前後スライド可能に嵌入し、前記左右の下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に夫々Y軸ハウジングY2 ,Y’2の基部を前後スライド可能に被嵌し、このY軸ハウジングY2 ,Y’2の上部に下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に直交する所定長さの上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xを左右スライド可能に嵌入し、この前後のX軸ハウジングX2 ,X’2を夫々の下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に所望の距離でスライド移動せしめるX軸用移動機構X3 ,X’3と、左右のY軸ハウジングY2,Y’2を夫々の下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に所望の距離でスライド移動せしめるY軸用移動機構Y3 ,Y’3を固定ベース1に設け、前記前後の上部Y軸ガイドレールXY ,X’Yと左右の上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xの中央上面に夫々回動支柱3を立設し、移動テーブル4の下面に前記前後・左右の下部X・Y軸ガイドレール間の距離2Lと等しい直径長さの同心円上に等間隔に四個の固定孔5を穿孔し、この固定孔5を前記回動支柱3の上部に軸受6を介して被嵌止着して移動テーブル4を固定ベース1の上方に平行状態に設け、前記前後のX軸用移動機構X3 ,X’3 、左右のY軸用移動機構Y3 ,Y’3により移動テーブル4を固定ベース1に対して左右方向移動,前後方向移動,水平回動可能に設けたことを特徴とする移動テーブル装置に係るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を作用効果を示して実施の一例である図面に基づいて説明する。
【0008】
移動テーブル4を固定ベース1に対して左右方向に移動せしめる実施の形態について説明する。
【0009】
例えば、左右のY軸用移動機構Y3 ,Y’3の作動を固定し、前後のX軸用移動機構X3 ,X’3を同時に正・逆同じ移動量だけ作動して前後のX軸ハウジングX2 ,X’2を前後の下部X軸ガイドレールX1 ,X’1をガイドとして同時に同じ距離だけ右方にスライド移動せしめて移動テーブル4を固定ベース1に対して右方向にスライド移動せしめる。
【0010】
このとき固定ベース1上の左右の下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に被嵌した左右のY軸ハウジングY2 ,Y’2の基部は左右方向の動きが拘束されているので固定ベース1上のそのままの位置で保持され、左右のY軸ハウジングY2 ,Y’2の上部は移動テーブル4と共に移動する上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xを右方にガイドスライド移動せしめる。
【0011】
移動テーブル4を左方にスライド移動せしめる場合は、前記と同様手段によりX軸ハウジングX2 ,X’2をX軸用移動機構X3 ,X’3により左方向に移動せしめる。
【0012】
次に、移動テーブル4を固定ベース1に対して前後方向に移動せしめる実施の形態について説明する。
【0013】
例えば、前後のX軸用移動機構X3 ,X’3の作動を固定し、左右のY軸用移動機構Y3 ,Y’3を同時に正・逆同じ移動量だけ作動して左右のY軸ハウジングY2 ,Y’2を左右の下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1をガイドとして同時に同じ距離だけ前方にスライド移動せしめて移動テーブル4を固定ベース1に対して前方向にスライド移動せしめる。
【0014】
このとき、前記と同様に、固定ベース1上の前後の下部X軸ガイドレールX1,X’1に被嵌した前後のX軸ハウジングX2 ,X’2の基部は前後方向の動きが拘束されているので固定ベース1上のそのままの位置で保持され、前後のX軸ハウジングX2 ,X’2の上部は移動テーブル4と共に移動する上部Y軸ガイドレールXY ,X’Yを前方にガイドスライド移動せしめる。
【0015】
移動テーブル4を後方にスライド移動せしめるときは、前記と同様手段によりY軸ハウジングY2 ,Y’2をY軸用移動機構Y3 ,Y’3により後方に移動せしめる。
【0016】
続いて、移動テーブル4を固定ベース1に対して水平回動せしめる実施の形態について説明する。
【0017】
例えば、前後のX軸用移動機構X3・X’3 ,左右のY軸用移動機構Y3・Y’3を同時に正の方向に同じ所望の移動量Sだけ作動せしめると、前後のX軸用移動機構X3 ,X’3により前側のX軸ハウジングX2の基部が下部X軸ガイドレールX1上を右方向に、後側のX軸ハウジングX’2の基部が下部X軸ガイドレールX’1上を左方向に、左右のY軸用移動機構Y3・Y’3により左側のY軸ハウジングY2の基部が下部Y軸ガイドレールY1上を前側方向に、右側のY軸ハウジングY’2の基部が下部Y軸ガイドレールY’1上を下側方向に移動する。
【0018】
この移動により移動テーブル4に同心円上に等間隔で配設した四個の固定孔5に垂設した回動支柱3が、前後のX軸ハウジングX2 ,X’2及び左右のY軸ハウジングY2 ,Y’2の移動距離に対応した偏差距離Dで上部Y軸ガイドレールXY,X’Y及び上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xを内側に押圧して上部Y軸ガイドレールXY ,X’YをX軸ハウジングX2 ,X’2の上部内にスライド移動し、上部X軸ガイドレールYX・Y’XをY軸ハウジングY2 ,Y’2の上部内にスライド移動せしめるので、移動テーブル4を移動テーブル4の同心円の中心を回動中心として時計方向にα°水平回動せしめる。
【0019】
また、前後のX軸用移動機構X3・X’3 ,左右のY軸用移動機構Y3・Y’3を同時に逆の方向に同じ所望の量だけ作動せしめると、前記と同じ理により移動テーブル4が同心円の中心を回動中心として反時計方向に水平回動する。
【0020】
【実施例】
添付図面により本発明の実施例について説明する。
【0021】
固定ベース1上に、固定ベース1の基点2より前後・左右対向状態に等しい長さの距離Lを置いて所定長さの下部X軸ガイドレールX1 ,X’1を左右方向に下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1を前後方向に横設し、この前後の下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に、夫々X軸ハウジングX2 ,X’2の基部を左右スライド可能に被嵌し、このX軸ハウジングX2 ,X’2の上部に下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に直交する所定長さの上部Y軸ガイドレールXY ,X’Yを前後スライド可能に嵌入し、前記左右の下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に夫々Y軸ハウジングY2 ,Y’2の基部を前後スライド可能に被嵌し、このY軸ハウジングY2 ,Y’2の上部に下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に直交する所定長さの上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xを左右スライド可能に嵌入し、この前後のX軸ハウジングX2 ,X’2を夫々の下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に所望の距離でスライド移動せしめるX軸用移動機構X3 ,X’3と、左右のY軸ハウジングY2 ,Y’2を夫々の下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に所望の距離でスライド移動せしめるY軸用移動機構Y3 ,Y’3を固定ベース1に設け、前記前後の上部Y軸ガイドレールXY ,X’Yと左右の上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xの中央上面に夫々回動支柱3を立設し、移動テーブル4の下面に前記前後・左右の下部X・Y軸ガイドレール間の距離2Lと等しい直径長さの同心円上に等間隔に四個の固定孔5を穿孔し、この固定孔5を前記回動支柱3の上部に軸受6を介して被嵌止着して移動テーブル4を固定ベース1の上方に平行状態に設け、前記前後のX軸用移動機構X3 ,X’3、左右のY軸用移動機構Y3 ,Y’3により移動テーブル4を固定ベース1に対して左右方向移動,前後方向移動,水平回動可能に設ける。
【0022】
図示した下部X軸ガイドレールX1 ,上部Y軸ガイドレールXY ,X軸ハウジングX2の構成について図6により簡単に説明する(後側の下部X軸ガイドレールX’1 ,上部Y軸ガイドレールX’Y ,X軸ハウジングX’2及び左右の下部Y軸ガイドレールY1・Y’1 ,上部X軸ガイドレールYX・Y’X ,Y軸ハウジングY2・Y’2も同様である。)。
【0023】
左右対向状態に環状の玉型転動体を内蔵し、左右側面に玉型転動体の受ける荷重を担いながら玉型転動体が転がり運動で転動する転送軌道を刻設したブロックをクロス型に背面合わせに直交させて形成してX軸ハウジングX2を構成し、前記X軸ハウジングX2内の環状の玉型転動体をガイドとして転がり運動で直線状にスムースにガイド移動するよう左右両側面に対向状態に転送軌道を形成した下部X軸ガイドレールX1を前記X軸ハウジングX2の基部にスライド可能に嵌入し、このX軸ハウジングX2の上部にX軸ガイドレールX1と同形の上部Y軸ガイドレールXYをスライド可能に嵌入してX軸ガイドレールX1と直交する上部Y軸ガイドレールを形成する。
【0024】
本実施例のハウジング及び上下のガイドレールを上記のように構成したので、組み立て全高さが従来品に比して著しく低くなるうえに極めて高い直進精度と直交精度が得られるとともに高負荷に耐え摩擦抵抗が小さいクロスタイプの上下のガイドレールとハウジングが構成される。
【0025】
次に、固定ベース1の前左部に設けたX軸ハウジングX2を前側下部X軸ガイドレールX1に所望の距離でスライド移動せしめるX軸用移動機構X3について説明する(固定ベース1の後右部に設けた後側のX軸用移動機構X’3 ,固定ベース1の左後部及び右前部に設けた左・右のY軸用移動機構Y3・Y’3についても同様である。)。
【0026】
X軸ハウジングX2の左側端部に下方に開口部を有するチャンネル形状の連結体9の基部のフランジ面を止着し他部のフランジ面の内側に内径にボール螺子の雌螺子を螺設したボール雌螺子体10を止着する。固定ベース1の前左部にアングル状のモータベース11を止着し、このモータベース11の縦板の左側にステッピングモータ12若しくはサーボモータを止着する。
【0027】
前記連結体9・モータベース11間の固定ベース1上に軸受部13を立設し、ボール雌螺子体10のボール螺子の雌螺子部にボール雄螺子を螺設したボール雄螺子杆14を螺合してその基端部を左方に延設しこの延長設端部を軸受部13内に設けたベアリングケース13’を介して二列のベアリング15で支承してナット16で止着し、このボール雄螺子杆14の延設端と前記ステッピングモーター12の出力軸端部とをカップリング17で連結してX軸用移動機構X3を構成する。
【0028】
本実施例のX軸用移動機構X3を上記のように構成したので、ステッピングモーター12を正回転せしめるとボール雄螺子杆14が回転し、このボール雄螺子杆14に螺合しているボール雄螺子体10のボール螺子機構によりX軸ハウジングX2が前部の下部X軸ガイドレールX1をガイドとして右方にスライド移動する。
【0029】
本実施例は上記のように移動機構のアクチェータとしてステッピングモーター12を採用し、このステッピングモーター12の回転をボール螺子機構によりX軸ハウジングの直進運動に転換するよう構成したので、ステッピングモーター12の回転を高精度で数値制御できるうえに、この制御回転をバックラッシュがなく高精度のボール螺子機構によりX軸ハウジングX2を下部X軸ガイドX1上に直進移動せしめるため、X軸ハウジングX2の直進移動を極めて高い精度で規制でき、且つ、繰り返し位置決め精度が保証される秀れた精度の移動機構となる。
【0030】
移動テーブル4を固定ベース1の上方に平行状態に設ける構成について説明する。
【0031】
前後の上部Y軸ガイドレールXY ,X’Yと左右の上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xの夫々の中央に回動支柱3の基部を止めボルト(図示省略)で止着して回動支柱3を上部のY・X軸ガイドレールに立設する。
【0032】
移動テーブル4の下面に、前後・左右の下部X・Yガイドレールの軸線間の距離2Lに等しい直径長さの同心円上に等間隔で四個の固定孔5を穿孔する。この同心円の中心を2’とする。上部にフランジ部を有するハブ型形状のベアリングハウジング18の上部フランジ面より下方に開口孔を有するカウンターボア部を穿孔し、このカウンターボア部内に軸受6として二個の玉軸受を嵌入し、回動支柱3に段部を介して軸部を上方に突設し、この回動支柱3に前記ベアリングハウジング18を被嵌して軸部に玉軸受19を圧入し、回動支柱3の軸部端部に設けた雄螺子部に固定ナット20を螺着して前記段部と固定ナット20で軸受6を締め付ける。このベアリングハウジング18のフランジ部に前記固定孔5に嵌入する突設円筒鍔部を設け、この夫々の突設円筒鍔部に夫々の固定孔5を被嵌してベアリングハウジング18のフランジ部を止着ボルト21で移動テーブル4に固定する。
【0033】
夫々の固定孔3の上部寄りに固定孔より径大の嵌入孔を穿孔し、この嵌入孔に上部が嵌入孔に係合し下部円筒部が固定孔5に係合する盲フランジボス形状のカバー22を嵌入し、このカバー22のボス部に前記固定ナット20の外径と干渉しないよう逃げ孔を穿孔し、このカバー22のフランジ部を止めボルト23で移動テーブル4に止着して移動テーブル4を固定ベース1上に玉軸受19を介して平行状態に設ける。
【0034】
本発明の実施例を上記のように構成したので、左右のY軸用移動機構Y3 ,Y’3の作動を停止し、例えば前後のX軸用移動機構X3 ,X’3のステッピングモーター12を同時に所望の正・逆回転で作動せしめると夫々のボール雄螺子杆14が回転し、ボール雄螺子杆14・ボール雌螺子体10のボール螺子機構により前後のX軸ハウジングX2 ,X’2が前後の下部X軸ガイドレールX1 ,X’1上を同時に同じ移動距離で正確に右方に移動するので、移動テーブル4が固定ベース1上に所望の移動距離で正確に右方向に移動する(このとき後側のX軸用移動機構X’3のボール雄螺子杆14・ボール雌螺子体10のボール螺子の螺子部を前側のボール螺子と逆螺子形状に形成すれば、ステッピングモーター12の回転は同じで良い。)。
【0035】
同様に前後のX軸用移動機構X3 ,X’3の作動を停止し、例えば左右のY軸用移動機構Y3 ,Y’3のステッピングモーター12を同時に所望の正・逆回転で作動せしめると前記と同じ作動により移動テーブル4が固定ベース1上に所望の移動距離で正確に前方向にスライド移動する。
【0036】
また、例えば前後のX軸用移動機構X3 ,X’3及び左右のY軸用移動機構Y3,Y’3の夫々のステッピングモーターを同時に所望の正回転で作動せしめると、夫々のボール雄螺子杆14により前後のX軸ハウジングX3 ,X’3の基部が及び左右のY軸ハウジングY2 ,Y’2の基部が前後の下部X軸ガイドレールX1・X’1 ,左右の下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1上を同時に同じ移動距離で正確に前進移動し、この動きに連動して移動テーブル4に同心円上に等間隔で配設した四個の固定孔5に軸受19を介して垂設した回動支柱3が前後のX軸ハウジングX2・X’2及び左右のY軸ハウジングY1 ,Y’1の移動距離を応じた偏差距離Dで上部Y軸ガイドレールXY・X’Y及び上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xを夫々内側に押圧して上部Y軸ガイドレールXY・X’YをX軸ハウジングX2・X’2の上部内に、及び上部X軸ガイドレールYX ,Y’XをY軸ハウジングY2 ,Y’2の上部内にスライド移動せしめるので、移動テーブル4が移動テーブル4の同心円の中心2’を回動中心として時計方向に水平回動せしめる。
【0037】
尚、ステッピングモータ12の回転数はNC制御することが望ましい。
【0038】
また、図5は本発明の考え方を取り入れた他の実施例を示した図面で、固定ベース1上に固定ベース1に設けた基点2を図心とし対辺間距離が夫々2Lの長さの正四角形を想定し、この正四角形の前左頂角点及び後右頂角点となる固定ベース1上の前左隅部と後右隅部に、所定長さの下部X軸ガイドレールX1 ,X’1を左右方向に横設し、前記想定正四角形の左後頂角点及び右前頂角点となる固定ベース1上の左後隅部と右前隅部に、所定長さの下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1を前後方向に横設し、この前後の下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に、夫々X軸ハウジングX2 ,X’2の基部を左右スライド可能に被嵌し、このX軸ハウジングX2 ,X’2の上部に下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に直交する所定長さの上部Y軸ガイドレールXY ,X’Yを前後スライド可能に嵌入し、前記左右の下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に夫々Y軸ハウジングY2 ,Y’2の基部を前後スライド可能に被嵌し、このY軸ハウジングY2 ,Y’2の上部に下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に直交する所定長さの上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xを左右スライド可能に嵌入し、前後のX軸ハウジングX2 ,X’2を夫々の下部X軸ガイドレールX1 ,X’1に所望の距離でスライド移動せしめるX軸用移動機構X3 ,X’3と、左右のY軸ハウジングY2 ,Y’2を夫々の下部Y軸ガイドレールY1 ,Y’1に所望の距離でスライド移動せしめるY軸用移動機構Y3 ,Y’3を固定ベース1に設け、前記前後の上部Y軸ガイドレールXY ,X’Yと左右の上部X軸ガイドレールYX ,Y’Xの中央上面に夫々回動支柱3を立設し、移動テーブル4の下面に、前記想定正四角形の各頂点を通る直径長さの同心円上に等間隔に四個の固定孔5を穿孔し、この固定孔5を前記回動支柱3の上部に軸受6を介して被嵌止着して移動テーブル4を固定ベース1の上方に平行状態に設けた場合を図示している。
【0039】
この場合も前記と同様に前後のX軸用移動機構X3・X’3 ,左右のY軸用移動機構Y3 ,Y’3により移動テーブル4を固定ベース1に対して左右方向移動,前後方向移動,水平回動可能に移動できる。
【0040】
【発明の効果】
本発明を上記のように構成したので、移動テーブルを固定ベースに対して所望の移動量で左右方向移動,前後方向移動が可能となるのみならず、所望の角度で移動テーブルを水平回動できる実用上秀れた効果を発揮する移動テーブルとなる。
【0041】
また、固定ベース上に下部ガイドレールを設け、この下部ガイドレールにハウジングを介して移動テーブルに止着した上部ガイドレールを直交状態に配設する構成と、前後・左右に設けた夫々のX,Y軸用移動機構を同時に同じ移動量だけ作動することにより移動テーブルが所望の角度で水平回動する構成を採用したので、移動テーブル上に回動テーブルを設けた従来型の移動テーブルに比較して構造が著しくコンパクトで簡単になるのみならず、装置の高さを著しく低く構成できる。
【0042】
また、移動テーブルの左右方向移動及び前後方向移動を夫々二個の移動機構で作動せしめる構成のため、従来型の移動機構が夫々一個の移動機構で作動せしめる構成に比し一個当たりの移動機構の負荷が半減するのみならず、水平回動を四個の移動機構で作動せしめる構成のため、夫々の移動機構の受ける負荷が等分に案分されそれだけ負荷が軽くなるので移動機構の剛性が維持されるうえに、従来の回動機構が中心部に設けた回動軸を軸心として回動する構成に比し、対向状態に設けた下部がガイドレールの延長線上で移動機構を駆動して移動テーブルを回動せしめるため誤差が拡大しない極めて正確な回動が得られる移動テーブル装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の構成を示す一部を切欠いた説明用平面図である。
【図2】本実施例の構成を示す一部を切欠いた説明用側面図である。
【図3】本実施例の使用状態の移動テーブルを固定ベースに対して水平回動せしめる作動を示す一部を省略した説明用平面図である。
【図4】本実施例の移動テーブルを固定ベースに対して右方向にt距離,前方向にμ距離移動せしめたあとβ°水平回動せしめた一部を省略した説明用平面図である。
【図5】本発明の考え方を取り入れた他の実施例の一部を切欠いた説明用平面図である。
【図6】本実施例の上下のガイドレールとハウジングの構成を示す説明用斜視図である。
【符号の説明】
L 長さ
X1 ,X’1 下部X軸ガイドレール
X2 ,X’2 X軸ハウジング
X3 ,X’3 X軸用移動機構
XY ,X’Y 上部Y軸ガイドレール
Y1 ,Y’1 下部Y軸ガイドレール
Y2 ,Y’2 X軸ハウジング
Y3 ,Y’3 Y軸用移動機構
YX ,Y’X 上部X軸ガイドレール
1 固定ベース
2 基点
3 回動支柱
4 移動テーブル
5 固定孔
6 軸受
Claims (1)
- 固定ベース上に、下部X軸ガイドレールを左右方向に、下部Y軸ガイドレールを前後方向に横設し、この下部X軸ガイドレールに、X軸ハウジングの基部を左右スライド可能に被嵌し、このX軸ハウジングの上部に下部X軸ガイドレールに直交する上部Y軸ガイドレールを前後スライド可能に嵌入し、前記下部Y軸ガイドレールにY軸ハウジングの基部を前後スライド可能に被嵌し、このY軸ハウジングの上部に下部Y軸ガイドレールに直交する上部X軸ガイドレールを左右スライド可能に嵌入し、このX軸ハウジングを下部X軸ガイドレールに所望の距離でスライド移動せしめるX軸用移動機構と、Y軸ハウジングを下部Y軸ガイドレールに所望の距離でスライド移動せしめるY軸用移動機構を固定ベースに設け、前記上部Y軸ガイドレールと上部X軸ガイドレールに夫々回動支柱を設け、前記回動支柱の上部に軸受を介して被嵌止着して移動テーブルを固定ベースの上方に平行状態に設け、前記X軸用移動機構、Y軸用移動機構により移動テーブルを固定ベースに対して左右方向移動,前後方向移動,水平回動可能に設けたことを特徴とする移動テーブル装置。
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Cited By (3)
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CN102133710A (zh) * | 2011-01-25 | 2011-07-27 | 厦门大学 | 一种用于机械加工的三轴倾角可调平台 |
CN102225511A (zh) * | 2011-06-07 | 2011-10-26 | 昆山长运电子工业有限公司 | 四轴四面加工机 |
CN102501078A (zh) * | 2011-11-10 | 2012-06-20 | 大连永明数控机床有限公司 | 一种新型工作台 |
-
2003
- 2003-06-09 JP JP2003164222A patent/JP2004098276A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |