JP2004093737A - 画像読取記録装置 - Google Patents

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青木 典之
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大櫛 博
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Abstract

【課題】シート材を供給する開口部に埃が入らなく、コンパクトで操作性の良い画像読取記録装置を提供する。
【解決手段】記録紙トレイ32の開閉は、圧板21の開閉とは干渉しないようになっており、お互いどの角度の状態であっても、開閉可能となっている。このように記録紙トレイ32が折り畳めることにより、通常使わない時は出っ張りがなくコンパクトにできるだけでなく、記録部を使用しないときには記録紙を装置へ供給する開口部である給紙部等に埃等が入るのも防止することができる。
【選択図】 図11

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばファクシミリ、複写機、複合機等の画像読取記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図18に示すように、ファクシミリ機能や複写機機能を有する複合機では、画像等を読み取るために原稿台80にセットされた原稿を押える圧板81が、装置の正面側(図中右側)から矢印J方向に回動可能に設けられている。また、装置内の図示しない画像形成部で画像が形成される記録紙を供給するための給紙装置82が装置の後側に配置されており、給紙装置82に設けられている記録紙を保持するための記録紙トレイ82aが矢印K方向に回動可能に設けられている。
【0003】
記録紙トレイ82aが開いた状態では記録紙トレイ82aは画像形成部に供給するための記録紙を支持し、記録紙トレイ82aが閉じられた状態では記録紙トレイ82aは給紙口83を覆う。
【0004】
記録紙トレイ82aが閉じられた状態ではさらに記録紙トレイ82aの先端部82bは圧板81の上に覆い被さるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、圧板81を開放して原稿をセットし画像を読み取るためのスキャナ機能を使用する場合、記録紙トレイ82aが閉じられたままの状態では記録紙トレイ82aが圧板81の開放時に圧板81と一体的に回動し、圧板81を閉じても記録紙トレイ82aが開いた状態となり、そのままにしておくと記録紙を供給する給紙口83から埃が入ってしまうという問題があった。
【0006】
本発明は上記従来技術に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、シート材を供給する開口部に埃が入らなく、コンパクトで操作性の良い画像読取記録装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にあっては、
原稿を載置する原稿台と、
該原稿台上の原稿画像を読み取る原稿読取手段と、
一辺を回動軸として前記原稿台から開放可能に設けられ前記原稿台に載置された原稿を原稿台側に押圧するカバー部材と、
複数枚のシート材を積載するシート材積載部と、
該シート材積載部に積載されたシート材を1枚ずつ分離して給送するシート材給送部と、
前記原稿読取手段の下方に配置され前記シート材給送部から給送されたシート材に画像を記録する画像記録手段と、
を有する画像読取記録装置において、
前記シート材積載部は開閉状態へ回動可能なシート材を支持する第1支持部材を有し、
前記カバー部材の開閉時における回動角の領域が、前記第1支持部材の開閉時における回動角の領域と重ならないことを特徴とする。
【0008】
上記構成では、カバー部材を開放して原稿をセットしスキャナ機能を使用する場合、カバー部材の開閉と第1支持部材の開閉とが干渉しないようになっているので、第1支持部材が閉じた状態の時には、カバー部材の開閉動作によらず第1支持部材が開いた状態にならないので、開口部に埃が入ることを防止することができる。
【0009】
また、第1支持部材を閉じた状態にできるので装置をコンパクトにすることができる。
【0010】
前記シート材給送部が装置後方に配置され、前記カバー部材は装置後方の一辺を回動軸として開閉方向が装置前方を開放することが好適である。
【0011】
上記構成では、シート材給送部の上部でカバー部材が開かれるため、設置面積を小さくすることができる。
【0012】
前記第1支持部材が閉状態の時に前記シート材積載部のシート材を供給する開口部を塞ぐことが好適である。
【0013】
上記構成では、通常不使用時には第1支持部材の出っ張りがなくコンパクトにできるだけでなく、開口部等に埃等が入るのも防止することができる。
【0014】
前記シート材積載部は回動可能で前記第1支持部材に収納可能なシート材の端部を支持する第2支持部材を有することが好適である。
【0015】
上記構成では、長いシート材を使用するときには第2支持部材を開いた状態にしてシート材を支持することができ、積載性能を向上することができる。また短いシート材を使用するときには第2支持部材を第1支持部材に収納することで装置をコンパクトにすることができる。
【0016】
また、第1支持部材を閉じた状態にする場合、第2支持部材を第1支持部材に収納することで、第2支持部材を第1支持部材と一体的に回動することができ、操作性を向上することができる。また、第1支持部材と一体的に閉じられた状態にできるので装置をコンパクトにすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0018】
図1〜図17を参照して、実施の形態に係る画像読取記録装置を図に従って説明する。
【0019】
図1は本実施の形態に係る画像読取記録装置の斜視図である。図2は本実施の形態に係る画像読取記録装置の中央断面図である。図1、図2に示すように、画像読取記録装置は、装置の操作や表示をするパネル部1、原稿読取手段としての画像読取部2、記録部3、電気基板部4、カードスロット部5により構成されている。
【0020】
まず、パネル部1について説明する。図3はパネル部の拡大斜視図である。図4はパネル部の部分断面図である。図5はパネルユニットの裏面図である。
【0021】
パネル部1の構造として、パネルカバー11にキー12a〜12fがはまっておりパネル基板16がネジ止めされている。なお、キー12a〜12cは不図示の個所で一体的に構成されておいる。
【0022】
パネル基板16上には、タクトスイッチ19がキー12a〜12fの下に半田付けされている。また、パネル基板16上には、スペーサ15を介して、LCD14が装着されている。このLCD14の上にはLCD窓13が取り付けてある。また、パネル基板16の裏面には、電解コンデンサ17が半田付けされている。
【0023】
次に、カードスロット部5について説明する。図1に示すように、カードスロット部5はパネル部1の下に配置されており、本体の正面に配置されている。
【0024】
図6はパネル部1を取り外した時の図である。カードスロット部5は、カード基板51、カードコネクタ部52、イジェクトボタン53で構成されている。
【0025】
本体上の挿入口54からPCカードが挿入できるようになっている。また、挿入されたPCカードはイジェクトボタン53を押すことにより、取り外しが出来る。
【0026】
このPCカードは、PCMCIAの規格に準拠したカードのことであり、本実施の形態では、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック、SDカードなどの各種メモリーカードを各メモリーカードに対応したアダプタを介したものを示している。
【0027】
カードスロット部5は、デジタルカメラの画像等をPCカードを通じて、本体に読み込ませ、それらを記録部3から直接印刷させること、また、PCと直接接続することによりメモリーカードをPCよりリード、ライトさせることができる。
【0028】
次に画像読取部2の説明をする。図7は原稿をセットする際の本体図である。
【0029】
原稿を裏向きにセットするガラス23を有し、突き当て基準白123がガラス23の上面から貼り付けてある。突き当て基準白123は、原稿の端部の突き当て部となると同時にガラス23を通して裏側からの読み取りの絶対白基準となる役割がある。ガラス23はカバー125により上から押えられている。
【0030】
原稿の浮きを押えるカバー部材としての圧板21が装置後方の一辺のヒンジ124を介して回動可能に取り付けられている。圧板21にはスポンジと白色シートで構成されている圧板白シート22が貼り付けられている。
【0031】
ここで、圧板21の回動方向はヒンジ124のある装置後方の一辺を回動軸として開閉方向が装置前方を大きく開放する装置前後方向であり、開放状態の時には圧板21は後述の給紙部の上部にあるため、設置面積を小さくすることができる。
【0032】
図8は図7からガラス23、カバー125を外した状態で、画像読取部2の内部構造がわかるようにしたものである。これらの内部部品はすべてスキャナフレーム120に取り付けられている。
【0033】
画像を読み取るコンタクトイメージセンサー(以下、CIS)24を保持しているCISホルダー27が、軸25の上をガイドされて動くようになっている。
【0034】
また、CISホルダー27はモータ28を動力として、駆動ギア部122で減速され、タイミングベルト26を介して駆動されている。タイミングベルト26は駆動ギア部122との対向部のプーリー29に掛けられている。
【0035】
これらの動作について説明すると、コピーやPCからのスキャン動作の時に、CIS24とCISホルダー27が、矢印Aの方向に駆動され、ガラス23を介して原稿を読み取る。
【0036】
次に、記録部3について説明する。図2で示すように、矢印Bの方向にシート材としての記録紙100aは搬送される。
【0037】
第1支持部材としての記録紙トレイ32と第2支持部材としての記録紙補助トレイ31を開いた状態にした外観図が図9であり、図2と合わせて説明すると、ASFベース30と中板36にセットされた記録紙100aの先端部は記録紙トレイ32と記録紙補助トレイ31により保持されている。
【0038】
また、記録紙100aは左右方向にスライド可能なスライダー33により、端部をガイドされており、斜行等を防止している。
【0039】
記録紙補助トレイ31は、ヒンジ部31aを中心に矢印Cの方向に回転可能で記録紙トレイ32に収納できる。
【0040】
また、記録紙トレイ32は、ヒンジ部32aを中心に矢印Dの方向に回転可能であり、本体に突き当たるまで回転することができる。
【0041】
図10は図2の記録紙トレイ32と記録紙補助トレイ31を開いた状態の外観図、図11が記録紙トレイ32と記録紙補助トレイ31を閉じた状態の外観図である。
【0042】
なお、記録紙トレイ32の開閉は、図7の圧板21の開閉とは干渉しないようになっており、お互いどの角度の状態であっても、開閉可能となっている。このように記録紙トレイ32が折り畳めることにより、通常使わない時は出っ張りがなくコンパクトにできるだけでなく、記録部3を使用しないときには記録紙100aを装置へ供給する開口部である給紙部等に埃等が入るのも防止することができる。
【0043】
また、記録紙補助トレイ(第2支持部材)31を回動可能で記録紙トレイ(第1支持部材)32に収納可能に設けたことにより、長いシート材を使用するときには記録紙補助トレイ(第2支持部材)31を開いた状態にし、シート材を支持することで、積載性能を向上することができる。また短いシート材を使用する場合には、記録紙補助トレイ(第2支持部材)31を記録紙トレイ(第1支持部材)32に収納することで装置をコンパクトにすることができる。
【0044】
さらに、記録紙トレイ(第1支持部材)32を閉じた状態にする場合、記録紙補助トレイ(第2支持部材)31を記録紙トレイ(第1支持部材)32に収納することで、記録紙補助トレイ(第2支持部材)31を記録紙トレイ(第1支持部材)32と一体的に回動することができ、操作性を向上することができる。また、記録紙補助トレイ(第2支持部材)31を記録紙トレイ(第1支持部材)32と一体的に閉じられた状態にできるので装置をコンパクトにすることができる。
【0045】
以上のように積載された記録紙100aは、不図示のカムにより中板36が押し上げられ、給紙ローラ34と分離ローラ35により構成されるシート材給送部としての給紙部にて一枚に分離され給送される。
【0046】
この分離機構は、実際に駆動されるのは給紙ローラ34で、分離ローラ35は、回転方向に一定以上のトルクがかからないと回転しないようになっており、複数枚の紙がこのローラ間に入ったとき、紙を分離する力より分離ローラを回転させる力の方が強いので、一枚ずつ記録紙を搬送することができる。
【0047】
これらのローラで分離された原稿は搬送ローラ37aとピンチコロ37bとの間に搬送され、一定速度で画像記録手段としてのインクジェット印字部に搬送される。
【0048】
図12は正面からカートリッジドア133を開けた図である。インクジェット印字部にはプリントヘッドを一体的に構成しているカートリッジ39、カラーインクタンク38aとブラックインクタンク38bが装着されている。
【0049】
カートリッジ39は、ガイドシャフト134にガイドされ記録紙の送り方向に対して垂直方向に動かすことにより、記録紙に印字する。
【0050】
印字された記録紙は、排紙ローラ対130により、記録紙排紙トレイ131と記録紙排紙補助トレイ132に排出される。
【0051】
なお、カートリッジドア133を図12の矢印Gの方向に開けることにより、通常、ユーザは外部からカラーインクタンク38aとブラックインクタンク38bを交換することができる。
【0052】
カートリッジドア133には、図13に示すような突起部133aがあり、アクチエータ135を押し、制御基板41の裏に実装されているフォトインタラプタ42を遮ったりして、カートリッジドア133の開閉を検知している。
【0053】
なお、通常、カートリッジ39のヘッド部が乾燥してしまうのを防止するために図示しない図12の右奥側に退避している。
【0054】
しかし、このカートリッジドア133の開閉を検知することにより、カートリッジドア133が開いたことを検知すると、ユーザがカラーインクタンク38aやブラックインクタンク38bを交換できるような図12の位置にカートリッジ39が移動する。
【0055】
また、記録紙排紙トレイ131および記録紙排紙補助トレイ132は、記録を行っていないときは、記録紙排紙補助トレイ132を矢印Eの方向にスライドさせ、記録紙排紙トレイ131の中に収納できる。
【0056】
さらに、記録紙排紙トレイ131は矢印Fの方向に閉じることができ、最終的には図1のような状態にすることができる。
【0057】
逆に、カラーインクタンク38aやブラックインクタンク38bを交換するには、まず、図2の矢印Fと反対方向に記録紙排紙トレイ131を開き、図9のような状態にし、さらに、カートリッジドア133を図12の矢印G方向に開くことにより交換等のメンテナンスを行うことができる。
【0058】
このカートリッジドア133は、記録紙排紙トレイ131と違い、矢印Gの開く方向が横方向であるため、カートリッジ39の手前側に手を入れるスペースを広くできるメリットがある。
【0059】
なお、本実施の形態で使用しているインクジェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーによりインクの状態変化を生起させる方式のプリント装置について説明したが、かかる方式によれば記録の高密度化、高精細化が達成できる。
【0060】
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許第4723129号明細書、米国特許第4740796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ましい。
【0061】
この方式はいわゆるオンデマンド型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体(インク)内の気泡を形成できるので有効である。
【0062】
この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状にすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0063】
このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359号明細書、同第4345262号明細書に記載されているようなものが適している。
【0064】
なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4313124号明細書に記載されている条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0065】
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。
【0066】
加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成としても良い。
【0067】
さらに、画像読取記録装置が記録できる最大記録媒体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているような複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0068】
加えて、装置本体に装着されることで、装置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0069】
また、本発明の画像読取記録装置の構成として設けられる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にできるので好ましいものである。
【0070】
これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行うことも安定した記録を行うために有効である。
【0071】
さらに、記録装置の記録モードとしては黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってでも良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもできる。
【0072】
次に電気基板部4について説明する。図14は全体の電気基板の構成と周辺の構成を表した図である。
【0073】
ボトムケース300に電源45が取り付けてあり、その上から記録部3が取り付けてある。電源45のインレット45aは外部より電源コードが取り付けられる。
【0074】
インレット45aは抜き差し時に根元に力がかかり基板から引き剥がされる力がかかるため、電源窓140をつけてボトムケース300に電源窓140を直接ネジ止めしている。
【0075】
電源部詳細図の図15に示すように、インレット溝45bに電源窓端部140aが入り、電源窓穴140bとボトムケースビス穴300aとがネジ止めされる。
【0076】
中継基板44は、記録部3のモータのコネクタ46、記録紙の位置を検出するフォトインタラプタ47、中板36を押し下げるカムの位置を検出するフォトインタラプタ48が実装されており、これらをコネクタ49からまとめて制御基板41と接続されている。これにより、制御基板41との接続が集中できるため、組立が容易になる。
【0077】
記録部3の上にはミドルフレーム200を取り付け、ミドルフレーム200には制御基板41と、前述のカード基板51がほぼ同一の高さに取り付けてある。
【0078】
制御基板41は、本体では後方に取り付けてある。また、制御基板41には、USBコネクタ43が実装されており、図11の背面カバーの開口部と符合している。
【0079】
図6と図15に示したように、ミドルフレームの左面200aは基板取り付け面より高くなっている。これは、前述のカラーインクタンク38aやブラックインクタンク38b交換の際のカートリッジ39の交換位置の上に当る位置であり、カートリッジ39の上の天井を高くすることにより、手の入るスペースを確保したものである。
【0080】
また、ミドルフレームの左端200bは基板取り付け面と同じ高さになっている。これにより、画像読取部2の駆動ギア部122が出っ張っており、それが収まるスペースとなっている。
【0081】
図17は図16にパネル部1を取り付けた図で、前述のように、カードスロット部5のほぼ真上に配置されており、制御基板41との接続が容易となっている。
【0082】
このような基板配置された状態で、図14において、画像読取部2が上から収まる構成となっている。以上のような、電気基板構成にすることにより、デッドスペースがほとんどなく、効率的にかつ、使いやすいレイアウトにできている。
【0083】
次に画像読取記録装置のオペレーションの一例について説明する。図1のパネル部1のキーを操作することにより動作させる。
【0084】
例えば、コピーを行うときの操作について説明する。電源キー12fを押す。次に、機能キー12cでコピーキーを選択する。メニューキーで、画質、記録させるメディアを選択、矢印キー12aでコピー枚数を設定する。カラー選択キー12bでカラーコピーか、白黒コピーかを選択する。その後、圧板21を開けて、コピーしたい原稿をガラス23上にセットする。記録紙を記録紙トレイ32にセットし、最後にパネル部1のスタートキー12eを押すと、コピーができる。
【0085】
このように、パネル部1のキーは、操作する順番に左から右に操作することにより、すべての操作が抜けなく、自然におこなうことができるように配置されている。
【0086】
操作方法の例として、コピーを説明したが、最初の機能キー12cで、スキャンを選択すると、USB43を通じて接続されているPCからのスキャンをさせることができる。また、写真を選択すると、前述のカードスロット部5に挿入されている画像を直接記録部3に記録させることができる。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、第1支持部材の開閉と、カバー部材の開閉とが干渉しないようになっており、お互いどの角度の状態であっても、開閉可能となっている。このように第1支持部材が折り畳めることにより、通常使わない時は出っ張りがなくコンパクトにできるだけでなく、開口部に埃等が入るのも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る画像読取記録装置を示す斜視図である。
【図2】実施の形態に係る画像読取記録装置を示す断面図である。
【図3】実施の形態に係る画像読取記録装置のパネル部を示す拡大図である。
【図4】実施の形態に係る画像読取記録装置のパネル部を示す断面図である。
【図5】実施の形態に係る画像読取記録装置のパネル部の裏面図である。
【図6】実施の形態に係る画像読取記録装置の電気基板の取り付け図である。
【図7】実施の形態に係る画像読取記録装置の圧板を開いた状態図である。
【図8】実施の形態に係る画像読取記録装置の画像読取部の構造図である。
【図9】実施の形態に係る画像読取記録装置の記録紙トレイを開いた状態の外観図である。
【図10】実施の形態に係る画像読取記録装置の記録紙トレイを開いた状態の背面外観図である。
【図11】実施の形態に係る画像読取記録装置の記録紙トレイを閉じた状態の背面外観図である。
【図12】実施の形態に係る画像読取記録装置のカートリッジドアを開いた状態の外観図である。
【図13】実施の形態に係る画像読取記録装置のカートリッジドアのセンサ配置図である。
【図14】実施の形態に係る画像読取記録装置の電気基板の配置組立図である。
【図15】実施の形態に係る画像読取記録装置の電源部の詳細図である。
【図16】実施の形態に係る画像読取記録装置の電気基板取り付けの平面図である。
【図17】実施の形態に係る画像読取記録装置の電気基板取り付けかつパネル部を取り付けた状態図である。
【図18】従来の画像読取記録装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 パネル部
2 画像読取部
3 記録部
4 電気基板部
5 カードスロット部
21 圧板
22 圧板白シート
23 ガラス
24 CIS
26 タイミングベルト
27 CISホルダー
28 モータ
29 プーリー
30 ASFベース
31 記録紙補助トレイ
31a ヒンジ部
32 記録紙トレイ
32a ヒンジ部
33 スライダー
34 給紙ローラ
35 分離ローラ
36 中板
37a 搬送ローラ
37b ピンチコロ
38a カラーインクタンク
38b ブラックインクタンク
39 カートリッジ
41 制御基板
44 中継基板
45 電源
120 スキャナフレーム
122 駆動ギア部
123 突き当て基準白
125 カバー
130 排紙ローラ対
131 記録紙排紙トレイ
132 記録紙排紙補助トレイ
133 カートリッジドア
200 ミドルフレーム
300 ボトムケース

Claims (4)

  1. 原稿を載置する原稿台と、
    該原稿台上の原稿画像を読み取る原稿読取手段と、
    一辺を回動軸として前記原稿台から開放可能に設けられ前記原稿台に載置された原稿を原稿台側に押圧するカバー部材と、
    複数枚のシート材を積載するシート材積載部と、
    該シート材積載部に積載されたシート材を1枚ずつ分離して給送するシート材給送部と、
    前記原稿読取手段の下方に配置され前記シート材給送部から給送されたシート材に画像を記録する画像記録手段と、
    を有する画像読取記録装置において、
    前記シート材積載部は開閉状態へ回動可能なシート材を支持する第1支持部材を有し、
    前記カバー部材の開閉時における回動角の領域が、前記第1支持部材の開閉時における回動角の領域と重ならないことを特徴とする画像読取記録装置。
  2. 前記シート材給送部が装置後方に配置され、前記カバー部材は装置後方の一辺を回動軸として開閉方向が装置前方を開放することを特徴とする請求項1に記載の画像読取記録装置。
  3. 前記第1支持部材が閉状態の時に前記シート材積載部のシート材を供給する開口部を塞ぐことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像読取記録装置。
  4. 前記シート材積載部は回動可能で前記第1支持部材に収納可能なシート材の端部を支持する第2支持部材を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像読取記録装置。
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