JP2004090969A - Resin cap having superior separate disposability - Google Patents

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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a resin cap whose body has a double wall structure to improve the separate disposability of the cap. <P>SOLUTION: According to the cap body, an outer cylinder is formed via a horizontal connecting part 42 horizontally extending from the outer surface of a cylindrical side wall, and an outer cylinder tearing area (X) and a cylindrical side wall tearing start area (Y) are consecutively formed circumferentially. The thickness of the horizontal connecting part 42 is made small in the outer cylinder tearing area (X), and is made greater than that in the tearing area (X) in the tearing start area (Y). At the end of the tearing area (X) opposite to that of the tearing start area (Y), a first weakening line 52 is formed to extend from the lower end to the upper end of the outer cylindrical body. At the boundary between the tearing start area (Y) and the tearing area (X), a second weakening line is formed on the interior of the cylindrical side wall to extend axially up to the position corresponding to the top of the horizontal connecting part, and a third weakening line continuous with the upper end of the second weakening line is extended circumferentially. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器口部に嵌合固定されるキャップ本体と、該キャップ本体に開閉可能に装着された上蓋とから成る樹脂キャップに関するものであり、より詳細には、該キャップ本体の側壁に二重壁構造が形成されている樹脂キャップに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
最近になって、ゴミの廃棄処理や省資源の見地からゴミの分別廃棄が要求されるようになり、例えば容器口部に装着されている樹脂キャップについては、これを容器から取り外して、容器とは別個に廃棄することが要求されている。
一般に、各種の調味料容器などに使用されている多くの樹脂キャップは、容器口部に嵌合固定されるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジ連結或いはネジ締結された上蓋とから構成されており、キャップ本体の筒状側壁の内面に形成されている係止突条が、容器口部外面に形成されている係止突条を乗り越えて密に係止している。従って、この種のキャップ（使用済みキャップ）を容器口部から取り除くためには、栓抜きのような工具が必要であり、分別廃棄作業が極めて面倒であるという問題がある。
【０００３】
上記のような問題点が解決された樹脂キャップとして、キャップ本体の側壁（スカート壁）を二重壁構造としたものが知られている。かかる樹脂キャップでは、キャップ本体の側壁が、ほぼ全周にわたって、その上端から下方に延びているスリットによって外側壁と内側壁とに分断され、該外側壁と内側壁とは下端で互いに連なっており、また、内側壁の内面には、容器口部の外面と係合する周状の係止突起が形成された構造となっている。
即ち、筒状側壁の外側壁に引き裂き用の弱化線を設けておき、この弱化線に連続させて内側壁にも弱化線を設けておき、これら弱化線を引き裂くことにより、内側壁の係止突起と容器口部との係合力を低下せしめ、この結果、栓抜きのような格別の工具を使用せずに、容易にキャップ本体を容器口部から取り除くことができるというものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように、キャップ本体の側壁が上端から下方に延びているスリット（上方スリット）により内側壁と外側壁とに分断された二重壁構造となっている樹脂キャップでは、冷却水や注ぎ出された容器内容液がスリット内に入ってしまい、これを拭き取ることが難しいという問題がある。
【０００５】
従って本発明の目的は、キャップ本体の側壁は二重壁構造を有しているが、上方からのスリットによる二重壁構造部分は形成されておらず、このようなスリット部分への内容液の侵入が防止され、容器口部からのキャップ本体の取り外し性（即ち、分別廃棄性）もさらに向上した樹脂キャップを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、容器口部に嵌合固定されるキャップ本体と、該キャップ本体に開閉可能に装着された上蓋とを備え、前記キャップ本体は、弱化線により区画された内容液注出用開口形成領域を有する頂板部と、頂板部周縁から垂下した筒状側壁とから成り、該筒状側壁の内面には、周方向に位置して内方に突出している係止用突起が形成されており、該係止用突起が容器口部の外面と係合することにより、キャップ本体が容器口部に嵌合固定される樹脂キャップにおいて、
前記筒状側壁の外側には、該筒状側壁を取り囲むようにして外筒体が設けられており、
前記外筒体の上端は、その全周にわたって、前記筒状側壁の外面から水平方向に張り出した水平接続部を介して前記筒状側壁の外面に連なっており、
前記キャップ本体には、上方からみて、外筒体引裂き領域（Ｘ）と筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）とが周方向に連続して形成されており、
前記水平接続部は、その上面が、前記頂板部の周縁部分の下面よりも下方で且つ前記係止用突起よりも上方に位置しているとともに、　　　　　　　前記外筒引裂き領域（Ｘ）において、該水平接続部の厚みは引裂き可能な程度の薄肉に形成されており、且つ前記筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）において、水平接続部は、前記外筒体引裂き領域（Ｘ）よりも厚肉に形成されており、
前記外筒体引裂き領域（Ｘ）では、筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）とは反対側の端部において、外筒体の下端から上端まで延びている第１の弱化線が形成されており、
前記筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）では、外筒体引裂き領域（Ｘ）との境界部において、筒状側壁の内面には、その下端から前記水平接続部の上面に対応する位置もしくはその近傍まで延びている第２の弱化線と、該第２の弱化線の上端に連なる第３の弱化線が形成されており、
前記第３の弱化線は、第２の弱化線の上端から、外筒体引裂き領域（Ｘ）とは反対側方向に向かって、前記係止用突起よりも高い位置のまま周方向に延びていることを特徴とする分別廃棄性に優れた樹脂キャップが提供される。
【０００７】
即ち、本発明の樹脂キャップにおいては、キャップ本体の筒状側壁を取り囲むようにして外筒体を設けることにより二重壁構造が形成されているが、この外筒体の上端は、その全周にわたって、筒状側壁の外面から延びている水平接続部を介して筒状側壁に接続されている。従って、筒状側壁と外筒体との間の空間は、その上端部が水平接続部によって遮断されており、冷却水の侵入や注ぎ出された容器内容液が、この空間内に該内容液が侵入するという不都合は確実に防止される。
【０００８】
また、本発明において、頂板部と係止用突起との間に周状の弱化線（第３の弱化線）を形成したため、内容液のシール性を確実に保持でき、且つ該弱化線の引裂きによって容器口部からのキャップの除去を容易に行うことができる。また、上記のような位置に周状の第３の弱化線を形成するため、上記水平接続部は、キャップ本体の頂板部周縁部分の下面よりも低い位置に形成される。
本発明において、容器口部からのキャップ本体の除去は、以下のようにして、格別の工具を用いることなく、容易に行うことができる。
【０００９】
外筒体引裂き領域（Ｘ）には、外筒体の下端から上端まで、軸方向に延びている第１の弱化線が形成されているとともに、この領域（Ｘ）では、水平接続部の厚みは、引き裂き可能な程度の薄肉となっている。
先ず、上記の第１の弱化線に沿って外筒体を引裂く。この状態で、引き裂かれた外筒体を、筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）側方向に向かって捲っていくと、水平接続部が容易に引裂かれる。即ち、外筒体引裂き領域（Ｘ）において、外筒体は完全に引裂かれた状態となる。
【００１０】
一方、外筒体引裂き領域（Ｘ）に隣接している筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）では、水平接続部の厚みは、領域（Ｘ）よりも厚肉に形成されている。従って、この領域では、水平接続部は引裂かれず、外筒体引裂き領域（Ｘ）と筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）との境界部は、水平接続部の引裂き終了点となる。
また、上記境界部では、筒状側壁の内面に、下端から軸方向上方に向かって第２の弱化線が延びており、この第２の弱化線は、水平接続部の上面に対応する位置或いはその近傍まで延びている。従って、外筒体引裂き領域（Ｘ）において、外筒体を完全に引裂いた後に、この第２の弱化線に沿って筒状側壁を引裂くことにより、筒状側壁を周方向に引裂くための引裂き開始部が形成される。
さらに、上記の第２の弱化線の上端に連なって、外筒体引裂き領域（Ｘ）とは反対側に周方向に延びている第３の弱化線が筒状側壁の内面に形成されている。従って、筒状側壁が第２の弱化線に沿って引裂かれた状態で、これを周方向に捲っていくことにより、筒状側壁は、さらに第３の弱化線に沿って周方向に引裂かれる。
しかるに、上記の第３の弱化線は、容器口部との係止用突起よりも上方の位置で周方向に延びている。従って、上記のようにして引裂かれた片には、係止用突起が付いており、このようにして引裂かれた部分では、キャップ本体と容器口部との係合は完全に解除されている。従って、第３の弱化線をある程度引裂くことにより、キャップ本体を容易に容器口部から取り除くことができる。
【００１１】
本発明においては、前記第３の弱化線は、筒状側壁の半周以上にわたって形成されていることが好ましい。即ち、筒状側壁を引き裂くための第３の弱化線が筒状側壁の半周以上にわたって形成されていることにより、第３の弱化線の引裂きによってキャップ本体と容器口部との係合が解除される領域が大きくなり、この結果、キャップ本体の容器口部からの取り除きを容易に行うことができるからである。
【００１２】
また本発明において、前記筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）の外筒体引裂き領域（Ｘ）とは反対側部分は、第３の弱化線が延びている筒状側壁引裂き進行領域（Ｚ）となるが、該領域（Ｚ）において、水平接続部の厚みは、筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）よりも薄肉、特には外筒体引裂き領域（Ｘ）と同様の薄肉に形成されていることが好ましい。
即ち、筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）においては、水平接続部が厚肉に形成されており、筒状側壁と外筒体とは強固に接続されている。従って、第３の弱化線が形成されている筒状側壁引裂き進行領域（Ｚ）において、水平接続部の厚みを薄肉とした場合にも、第３の弱化線の引裂きに際して、該領域（Ｚ）における薄肉の水平接続部が破断する等のトラブルを有効に回避することができる。
また、該領域（Ｚ）での水平接続部の厚みは、領域（Ｙ）と同様に厚肉であったり、或いは外筒体と筒状側壁とが完全に一体化されていてもよいが、一般的には、この領域（Ｚ）での水平接続部は薄肉とすることが好ましい。これにより、樹脂目付け量を少なくすることによるコストの低減化を図ることができるばかりか、水平接続部の厚みのバランスがよくなり、キャップ本体の変形等を有効に防止することができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】
本発明を、以下、螺子キャップを例にとって、添付図面に基づいて詳細に説明する。
図１は、本発明の樹脂キャップの要部であるキャップ本体の上面図であり、
図２は、図１のキャップ本体の側面図であり、
図３は、図１のキャップ本体を有する本発明の樹脂キャップ全体の構造を、容器口部と共に示す側断面図であり、
図４は、図１のキャップ本体のΑ−Α側面図であり、
図５は、図１のキャップ本体のΒ−Β断面図であり、
図６は、図１のキャップ本体のＣ−Ｃ断面図であり、
図７は、図１のキャップ本体のＤ−Ｄ断面図であり、
図８は、図１のキャップ本体について、引き裂きを開始して、外筒体引裂き領域（Ｘ）で外筒体の引裂きが行われた状態を示す図であり、（ａ）は上面図、（ｂ）は側面図であり、
図９は、図８の状態から更に引き裂きが行われ、筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）及び筒状側壁引裂き進行領域（Ｚ）での筒状側壁の引裂きが行われて引き裂きが完了した状態を示す図であり、（ａ）は上面図、（ｂ）は側面図である。
【００１４】
図１乃至図３（特に図３）を参照して、本発明の樹脂キャップは、キャップ本体１と上蓋２とから成る。
キャップ本体１は、大まかに言って、頂板部５と、頂板部５の周縁部から垂下している筒状側壁６とから成っている。
【００１５】
頂板部５の内面には、筒状側壁６とは間隔を置いて下方に延びているインナーリング９が形成されている。即ち、このインナーリング９と筒状側壁６との間の空間に、８０で示す容器口部が嵌め込まれてキャップ本体１は、容器口部８０に装着される。
また頂板部５には、注出用開口を形成するための弱化線１０が形成されており、頂板部５の上面側には、弱化線破断用のタブリング１２が設けられている。即ち、このタブリング１２を引っ張ることにより、弱化線１０が破断し、内容物を注ぎ出すための開口が頂板部５に形成されるようになっている。尚、この弱化線１０は、内容物の注ぎ出しを行うためのものであって、後述するキャップ本体１を容器口部から取り除くために設けられる各種の弱化線とは全く別のものである。
頂板部５の上面側には、弱化線１０を取り囲む様にして、注出液案内用の筒状突起１４が形成されており、注出用開口を介して注ぎ出された内容物は、この筒状突起１４に沿って案内される。
また、この筒状突起１４の外面には、上蓋２を螺子締結するための螺条１５が形成されている。
【００１６】
キャップ本体１の筒状側壁６の内面には、筒状側壁６の全周にわたって、周状の係止用突起１６が形成されており、この係止用突起８と容器口部８０の外面との係合により、キャップ本体１は、容器口部にしっかりと固定される。
尚、上記の係止用突起１６には、適当な間隔で切欠き２０が形成されており、容器口部８０へのキャップ本体１の嵌め込みを容易に行い得るようになっている。
【００１７】
一方、上蓋２は、天板３０と、天板３０の周縁部から延びているスカート３１とから形成されている。
天板３０の内面には、シール用の周状突起３３が形成されており、また、スカート３１の内面には、筒状突起１４の外面に設けられている前記螺条１５と螺子係合する螺条３５が設けられている。即ち、上蓋２は、螺条１５と螺条３５との螺子係合により、キャップ本体１に装着され、この螺子係合により上蓋２を閉じたとき、周状突起３３の外面が筒状突起１４の内面に密着するようになっており、この密着により、弱化線１０を破断しての注出用開口形成後のシール性が確保される。
【００１８】
再びキャップ本体１に戻って、本発明の樹脂キャップでは、キャップ本体１の筒状側壁６を取り囲むように、外筒体４０が設けられている。
特に図３に示されているように、この外筒体４０は、その上端の全周にわたって、水平方向に張り出した水平接続部４２を介して筒状側壁６の外面に連なっている。
さらに、図３から理解されるように、水平接続部４２の上面は、キャップ本体１の頂板部５の周縁部の下面よりも下方で且つ筒状側壁６の内面に形成されている係止突起１６の上方に位置しており、上蓋２を閉じたとき、上蓋２のスカート３１の下端が、水平接続部４２の上面と当接するようになっている。
【００１９】
即ち、上記の樹脂キャップによれば、キャップ本体１を容器口部８０に嵌め込む際に筒状側壁６が外方に拡がるが、外筒体４０によって保護され且つタガ締めされるため、筒状側壁６の過度の変形が有効に防止され、且つ筒状側壁６に形成される弱化線（かかる弱化線については後述する）の破断も有効に回避でき、良好なシール性を確保することができる。
また、図３において、４４で示されている外筒体４０と筒状側壁６の間の空間の上方部分は、水平接続部４２によって完全に閉じられているため、この内容液の注ぎ出しに際して、上方からこの空間４４内に内容液が侵入するという不都合はまったく生じない。
【００２０】
図１を参照して、本発明の樹脂キャップにおいては、キャップ本体１の３／４周にわたって、引裂き領域（α）が形成されており、この引裂き領域（α）は、外筒体引裂き領域（Ｘ）、筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）及び筒状側壁引裂き進行領域（Ｚ）とからなっており、これらの領域（Ｘ），（Ｙ）及び（Ｚ）は、この順に周方向に連続している。
即ち、これらの領域で、外筒体４０或いは筒状側壁６の引裂きが行われ、キャップ本体１の容器口部８０からの取り外しが行われるものである。
【００２１】
以下、領域（Ｘ），（Ｙ）及び（Ｚ）について、各領域におけるキャップ本体１の側断面を示す図４乃至図７に基づいて説明する。
尚、図５〜７の側断面図では、タブリング１２により弱化線１０を破断して注出用開口を形成した状態が示されている。従って、これらの図では、タブリング１２は取り除かれているため、示されていない。
【００２２】
先ず、図４乃至図７と共に、図２を参照して、外筒体引裂き領域（Ｘ）では、その一方側の周方向端部（筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）とは反対側の端部）において、外筒体４０の下端にノッチ５０が形成されており、更に、下端から上端にまで、第１の弱化線５２が軸方向に延びている。
更に、この外筒体引裂き領域（Ｘ）では、水平接続部４２の厚みは、引裂き可能な程度に薄く形成されている。
【００２３】
筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）では、前記領域（Ｘ）に比して水平接続部４２が厚肉に形成されている（特に図７参照）。
また、筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）と外筒体引裂き領域（Ｘ）との境界部において、筒状側壁６の内面には、その下端から上方に延び、水平接続部４２の上面に対応する位置もしくはその近傍にまで達している第２の弱化線５４が形成されている（図６参照）。
更に、筒状側壁６の内面には、周方向に延びている第３の弱化線５６が設けられており、この第３の弱化線５６は、第２の弱化線５４の上端に連なっており、第２の弱化線５４の上端から筒状側壁引裂き進行領域（Ｚ）側に延びている。
【００２４】
筒状側壁引裂き進行領域（Ｚ）では、筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）において筒状側壁６の内面に形成されている第３の弱化線５６が、連続して周方向に延びている。
また、この具体例では、領域（Ｚ）では、容器口部にキャップを装着した状態で、外筒体４０が周方向で均一となるようにするために、水平接続部４２の厚みは、外筒体引裂き領域（Ｘ）と同様、薄肉に形成されているが、領域（Ｙ）と同様に厚肉にすることもでき、さらには筒状側壁６と外筒体４０の全面を一体に形成することもできる。
【００２５】
上述した第３の弱化線５６は、筒状側壁引裂き進行領域（Ｚ）の周方向端部（筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）側とは反対側の端部）で終結している。即ち、筒状側壁６を周方向に引裂くための第３の弱化線５６は、上述した領域（Ｙ）及び（Ｚ）にのみ形成されており、その他の領域（引裂き領域（α）を除く領域及び外筒体引裂き領域（Ｘ））には、第３の弱化線５６は形成されていない。
また、第３の弱化線５６は、筒状側壁６の内面に形成されている係止用突起１６よりも上方位置で周方向に延びている。従って、第３の弱化線５６に沿って筒状側壁６が周方向に引裂かれると、引裂かれた部分では、筒状側壁６（キャップ本体１）と容器口部８０との係合は、完全に解除される。
【００２６】
本発明では、上述した第１、第２、第３の弱化線に沿って外筒体４０或いは筒状側壁６を引裂き、また水平接続部４２の薄肉部の一部を引き裂くことにより、格別の工具を用いることなく、キャップ本体１を容器口部８０から取り除くことができる。この操作を、図８及び図９に示した。
【００２７】
先ず、図８に示されているように、外筒引裂き領域（Ｘ）の一方側の端部において、外筒体４０に形成されている第１の弱化線５２に沿って、ノッチ５０を開始点として外筒体４０を引き裂く。この状態で、引き裂かれた外筒体４０を、筒状側壁開始領域（Ｙ）側方向に向かって捲っていくと、筒状側壁６と外筒体４０とを接続している薄肉の水平接続部４２が周方向に容易に引き裂かれる。
【００２８】
ところで、筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）では、水平接続部４２が厚肉に形成されている。従って、上記のように外筒引裂き領域（Ｘ）での水平接続部４２を周方向に引裂いていくと、その引裂きは、外筒引裂き領域（Ｘ）と筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）との境界部で停止する。この結果、以後は、図９に示されるようにして引裂きが行われる。
【００２９】
即ち、外筒引裂き領域（Ｘ）において、第１の弱化線５２に沿って外筒体４０が引裂かれ且つ薄肉の水平接続部４２が周方向に引裂かれた後、外筒引裂き領域（Ｘ）と筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）との境界部において、第２の弱化線５４に沿って筒状側壁６を軸方向に引き裂く。
この状態で、既に引裂かれている外筒体４０を摘み片として、周方向に捲っていくと、第２の弱化線５４に連なっている第３の弱化線５６に沿って筒状側壁６は周方向に引裂かれる。
即ち、筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）では水平接続部４２が厚肉に形成されているため、上記の第２の弱化線５４の引裂きを容易に行うことができ、しかも、第３の弱化線５６の引裂き開始に伴って水平接続部４２が引裂かれることはなく、筒状側壁引裂き進行領域（Ｚ）において水平接続部４２が薄肉に形成されていたとしても、筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）から筒状側壁引裂き進行領域（Ｚ）にわたって、第３の弱化線５６に沿って筒状側壁６がスムーズに引裂かれる。このようにして引裂かれた筒状側壁６（図９において６ａで示す）には、外筒体４０が引裂かれていない水平接続部４２を介して連なっている。
【００３０】
このようにして引裂き作業が完了すると、筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）から筒状側壁引裂き進行領域（Ｚ）にわたって、筒状側壁６が引裂かれており、引裂かれた筒状側壁６には、図９に示されているように、容器口部８０との係止用突起１６が連なっている。従って、この状態では、筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）から筒状側壁引裂き進行領域（Ｚ）にわたって、キャップ本体１と容器口部８０との係合が解除されており、容器口部８０に残存するキャップ本体１を容易に取り除くことができる。
【００３１】
上述した本発明の樹脂キャップにおいて、筒状側壁６を引裂くための第３の弱化線５６の長さ、即ち筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）及び筒状側壁引裂き進行領域（Ｚ）の合計での周方向幅は、少なくとも半周以上（キャップ本体１の中心に対する弧の角度θで表して９０度以上、図１参照）であることが好ましい。即ち、この周方向幅が小さいと、筒状側壁６を引裂いたとしても、容器口部８０と係合している部分の筒状側壁６が大面積であるため、容器口部８０に残存するキャップ本体を取り除くことが困難となるおそれを生じるからである。
【００３２】
また、筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）の周方向幅は、特に制限されないが、この幅が余り短いと、筒状側壁引裂き進行領域（Ｚ）での水平接続部４２を薄肉としたとき、該領域（Ｚ）での水平接続部４２の破断を生じてしまい、第３の弱化線５６の引裂きが困難となってしまうおそれがある。また、領域（Ｙ）の周方向幅が必要以上に大きいと、キャップを容器口部８０に装着した状態で、外筒体４０が周方向で不均一となったり、或いは筒状側壁６の引裂きを容易に行うことが困難となるおそれも生じる。
【００３３】
外筒体引裂き領域（Ｘ）の周方向幅は、特に制限されず、この領域での薄肉の水平接続部４２を引裂いて形成される引裂き片を摘むことができ、これを周方向に捲っていく作業を容易に行い得る程度の大きさを有していれば良い。
また、上述した領域（Ｘ）、（Ｙ）及び（Ｚ）からなる引裂き領域（α）は、キャップ本体１の全周にわたって形成されていてもよい。
【００３４】
また、本発明において、水平接続部４２の厚みは、領域（Ｘ）において引裂き可能な程度の薄肉となっており且つ領域（Ｙ）において厚肉となっているという条件を満足する限り、特に制限されない。例えば、上述した例では、領域（Ｚ）、及び引裂き領域（α）以外の領域における水平接続部４２の厚みは、領域（Ｘ）と同様、引裂き可能な程度に薄肉に形成されているが、これらの領域では水平接続部４２の引裂きは行われないため、これよりも厚肉に形成することができ、水平接続部４２を肉厚にするほど、キャップ本体の容器口部への保持力は高まるという利点がある。しかしながら、既に述べた通り、容器口部８０に装着された状態で外筒体４０が不均一に変形してしまうなどの不都合を回避するためには、領域（Ｚ）、及び引裂き領域（α）以外の領域における水平接続部４２の厚みを薄肉とすることが好ましく、特に、領域（Ｙ）を除き、すべて領域（Ｘ）と同様、水平接続部４２を薄肉に形成することが好適である。
【００３５】
上述した本発明のキャップは、上蓋２がキャップ本体１にヒンジ連結されるタイプのヒンジキャップにも適用し得る。
【００３６】
上述した本発明の樹脂キャップ（キャップ本体１及び上蓋２）の成形に用いる樹脂としては、各種のプラスチック、例えば、低−、中−または高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、熱可塑性ポリエステル、ポリアミド、スチレン系樹脂、ΑΒＳ樹脂等が一般に使用される。このような樹脂を用いての射出成形、圧縮成形等の一体成形により、本発明の樹脂キャップを製造することができる。尚、筒状側壁６と外筒体４０との間の空間４４は、カッティング加工等の後加工によって形成することもできる。
【００３７】
【発明の効果】
本発明によれば、各種弱化線の引き裂きにより、格別の工具を使用することなしに、キャップ本体の容器口部からの取り除き作業を容易に行うことができるとともに、筒状側壁と外筒体との間の空間は、上部の水平接続部によって完全に閉じられているため、冷却水や注ぎ出された容器内容液が、かかる空間内に侵入ことが有効に防止でき、またかかる空間内に液が溜まる等の不都合も有効に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の樹脂キャップの要部であるキャップ本体の上面図。
【図２】図１のキャップ本体の側面図。
【図３】図１のキャップ本体を有する本発明の樹脂キャップ全体の構造を、容器口部と共に示す側断面図。
【図４】図１のキャップ本体のΑ−Α側面図。
【図５】図１のキャップ本体のΒ−Β断面図。
【図６】図１のキャップ本体のＣ−Ｃ断面図。
【図７】図１のキャップ本体のＤ−Ｄ断面図。
【図８】図１のキャップ本体について、引き裂きを開始して、外筒体引裂き領域（Ｘ）での引き裂きが行われた状態を示す図であり、（ａ）は上面図、（ｂ）は側面図である。
【図９】図９の状態から更に引き裂きが行われ、筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）及び筒状側壁引裂き進行領域（Ｚ）での筒状側壁の引き裂き行われた状態を示す図であり、（ａ）は上面図、（ｂ）は側面図である。
【符号の説明】
１：キャップ本体　　　　　　　　２：上蓋
６：筒状側壁　　　　　　　　　　１６：係止用突起
４０：外筒体　　　　　　　　　　４２：水平接続部
５２：第１の弱化線　　　　　　　５４：第２の弱化線
５６：第３の弱化線[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a resin cap including a cap main body fitted and fixed to a container mouth portion, and an upper lid attached to the cap main body so as to be openable and closable. The present invention relates to a resin cap in which a heavy wall structure is formed.
[0002]
[Prior art]
Recently, it has become necessary to separate and dispose of waste from the viewpoint of waste disposal and resource saving. For example, the resin cap attached to the container mouth is removed from the container, Are required to be disposed of separately.
In general, many resin caps used in various seasoning containers and the like are composed of a cap body that is fitted and fixed to a container mouth portion, and an upper lid that is hinged or screwed to the cap body. Locking ridges formed on the inner surface of the cylindrical side wall of the cap body are tightly locked over the locking ridges formed on the outer surface of the container mouth. Therefore, in order to remove this kind of cap (used cap) from the container mouth, a tool such as a bottle opener is required, and there is a problem that the separation and disposal work is extremely troublesome.
[0003]
As a resin cap in which the above problems have been solved, a cap having a double wall structure on the side wall (skirt wall) of the cap body is known. In such a resin cap, the side wall of the cap main body is divided into an outer wall and an inner wall by a slit extending downward from the upper end over substantially the entire circumference, and the outer wall and the inner wall are connected to each other at the lower end. In addition, the inner wall of the inner wall has a structure in which a circumferential locking projection that engages with the outer surface of the container mouth is formed.
That is, a weakening line for tearing is provided on the outer side wall of the cylindrical side wall, and a weakening line is provided on the inner side wall continuously from the weakening line, and the inner side wall is locked by tearing these weakening lines. The engagement force between the protrusion and the container mouth is reduced, and as a result, the cap body can be easily removed from the container mouth without using a special tool such as a bottle opener.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, as described above, in the resin cap having a double wall structure in which the side wall of the cap body is divided into the inner wall and the outer wall by the slit (upper slit) extending downward from the upper end, the cooling water or the There is a problem that the liquid in the container poured out enters the slit and it is difficult to wipe it off.
[0005]
Therefore, the object of the present invention is that the side wall of the cap body has a double-wall structure, but the double-wall structure portion is not formed by the slit from above, and the liquid content to such a slit portion is not formed. It is an object of the present invention to provide a resin cap that is prevented from entering and further improved in the detachability of the cap body from the container mouth (that is, separation and disposal).
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, the cap main body is fitted and fixed to the container mouth portion, and the upper lid is attached to the cap main body so as to be openable and closable. It consists of a top plate part having an opening forming region and a cylindrical side wall depending from the periphery of the top plate part. On the inner surface of the cylindrical side wall, a locking projection is formed that protrudes inwardly in the circumferential direction. In the resin cap in which the cap main body is fitted and fixed to the container mouth portion by engaging the locking projection with the outer surface of the container mouth portion,
An outer cylinder is provided outside the cylindrical side wall so as to surround the cylindrical side wall,
The upper end of the outer cylindrical body is connected to the outer surface of the cylindrical side wall through a horizontal connection portion that protrudes in the horizontal direction from the outer surface of the cylindrical side wall over the entire circumference thereof.
In the cap body, as viewed from above, an outer tubular body tear region (X) and a tubular side wall tear start region (Y) are continuously formed in the circumferential direction,
The horizontal connection portion has an upper surface positioned below the lower surface of the peripheral portion of the top plate portion and above the locking projection, and in the outer cylinder tear region (X), the horizontal connection portion The connecting portion is formed to be thin enough to be torn, and in the tubular side wall tear starting region (Y), the horizontal connecting portion is formed to be thicker than the outer tubular body tearing region (X). Has been
In the outer cylinder tear area (X), a first weakening line extending from the lower end to the upper end of the outer cylinder is formed at the end opposite to the cylindrical side wall tear start area (Y). ,
In the cylindrical side wall tearing start area (Y), at the boundary with the outer cylindrical body tearing area (X), the inner surface of the cylindrical side wall is located at or near the position corresponding to the upper surface of the horizontal connection part from the lower end A second weakening line extending to the upper end of the second weakening line and a third weakening line connected to the upper end of the second weakening line are formed,
The third weakening line extends in the circumferential direction from the upper end of the second weakening line in the direction opposite to the outer cylinder tearing region (X) while maintaining a position higher than the locking protrusion. A resin cap excellent in separation and disposal, which is characterized in that it is provided.
[0007]
That is, in the resin cap of the present invention, a double wall structure is formed by providing an outer cylindrical body so as to surround the cylindrical side wall of the cap body. It is connected to the cylindrical side wall via a horizontal connection portion extending from the outer surface of the cylindrical side wall. Therefore, the space between the cylindrical side wall and the outer cylindrical body is blocked at the upper end by the horizontal connection portion, and the intruding or pouring out of the cooling water is contained in the content liquid in the space. The inconvenience of entering is surely prevented.
[0008]
In the present invention, since the circumferential weakening line (third weakening line) is formed between the top plate portion and the locking projection, the sealing property of the content liquid can be reliably maintained, and the weakening line is torn. Thus, the cap can be easily removed from the container mouth. Further, in order to form the circumferential third weakening line at the position as described above, the horizontal connection portion is formed at a position lower than the lower surface of the peripheral portion of the top plate portion of the cap body.
In the present invention, the removal of the cap body from the container mouth portion can be easily performed without using a special tool as follows.
[0009]
A first weakening line extending in the axial direction from the lower end to the upper end of the outer cylinder is formed in the outer cylinder tearing area (X). In this area (X), the thickness of the horizontal connection portion Is thin enough to be torn.
First, the outer cylinder is torn along the first weakening line. In this state, if the torn outer cylinder body is rolled toward the cylindrical side wall tear start region (Y) side direction, the horizontal connection portion is easily torn. That is, in the outer cylinder tearing region (X), the outer cylinder is completely torn.
[0010]
On the other hand, in the cylindrical side wall tear start region (Y) adjacent to the outer tubular body tear region (X), the thickness of the horizontal connection portion is thicker than the region (X). Therefore, in this region, the horizontal connection portion is not torn, and the boundary portion between the outer tubular body tear region (X) and the cylindrical side wall tear start region (Y) is the tear end point of the horizontal connection portion.
In the boundary portion, a second weakening line extends axially upward from the lower end on the inner surface of the cylindrical side wall, and the second weakening line corresponds to a position corresponding to the upper surface of the horizontal connection portion or It extends to the vicinity. Therefore, in the outer cylinder tearing region (X), after tearing the cylindrical side wall along the second weakening line after tearing the outer cylinder completely, the cylindrical side wall is torn in the circumferential direction. The tear start portion is formed.
Furthermore, the 3rd weakening line extended in the circumferential direction on the opposite side to the outer cylinder tearing area | region (X) continues to the upper end of said 2nd weakening line is formed in the inner surface of a cylindrical side wall. . Accordingly, when the cylindrical side wall is torn along the second weakening line, the cylindrical side wall is further torn along the third weakening line in the circumferential direction. .
However, the third weakening line extends in the circumferential direction at a position above the locking projection with the container mouth portion. Accordingly, the piece torn as described above is provided with a locking projection, and the engagement between the cap body and the container mouth is completely released at the portion thus torn. . Therefore, the cap body can be easily removed from the container mouth by tearing the third weakening line to some extent.
[0011]
In this invention, it is preferable that the said 3rd weakening line is formed over the semicircle of a cylindrical side wall. That is, since the third weakening line for tearing the cylindrical side wall is formed over a half circumference of the cylindrical side wall, the engagement between the cap body and the container mouth portion is released by the tearing of the third weakening line. This is because the area to be removed increases, and as a result, the cap body can be easily removed from the container mouth.
[0012]
In the present invention, a portion of the tubular side wall tear start region (Y) opposite to the outer tubular body tear region (X) is a tubular side wall tear progress region (Z) in which a third weakening line extends. However, in the region (Z), the thickness of the horizontal connection portion is thinner than the cylindrical side wall tear start region (Y), in particular, the same thin wall as the outer tubular body tear region (X). Is preferred.
That is, in the cylindrical side wall tear start region (Y), the horizontal connection portion is formed thick, and the cylindrical side wall and the outer cylindrical body are firmly connected. Therefore, in the cylindrical side wall tear progress region (Z) where the third weakening line is formed, even when the horizontal connection portion is thin, the region (Z) Troubles such as breakage of the thin horizontal connecting portion can be effectively avoided.
In addition, the thickness of the horizontal connection portion in the region (Z) may be thick like the region (Y), or the outer cylinder and the cylindrical side wall may be completely integrated. In general, it is preferable that the horizontal connection portion in this region (Z) is thin. Thereby, not only can the cost be reduced by reducing the amount of resin, but also the balance of the thickness of the horizontal connection portion can be improved, and deformation of the cap body can be effectively prevented.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings, taking a screw cap as an example.
FIG. 1 is a top view of a cap body that is a main part of the resin cap of the present invention,
FIG. 2 is a side view of the cap body of FIG.
FIG. 3 is a side sectional view showing the structure of the entire resin cap of the present invention having the cap body of FIG.
FIG. 4 is a side view of the cap body of FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view of the cap body of FIG.
FIG. 6 is a cross-sectional view of the cap body of FIG.
FIG. 7 is a cross-sectional view taken along the line DD of the cap body of FIG.
FIG. 8 is a diagram showing a state in which tearing of the cap body of FIG. 1 is started and the outer cylinder body is torn in the outer cylinder tear region (X), (a) is a top view, b) is a side view;
FIG. 9 shows a state in which tearing is further completed from the state of FIG. 8 and tearing of the cylindrical side wall is completed in the cylindrical side wall tearing start region (Y) and the cylindrical side wall tearing progress region (Z). (A) is a top view and (b) is a side view.
[0014]
Referring to FIGS. 1 to 3 (particularly FIG. 3), the resin cap of the present invention comprises a cap body 1 and an upper lid 2.
Roughly speaking, the cap body 1 is composed of a top plate portion 5 and a cylindrical side wall 6 depending from the peripheral portion of the top plate portion 5.
[0015]
An inner ring 9 is formed on the inner surface of the top plate portion 5 so as to extend downward with a space from the cylindrical side wall 6. That is, the container mouth portion indicated by 80 is fitted into the space between the inner ring 9 and the cylindrical side wall 6, and the cap body 1 is attached to the container mouth portion 80.
Further, the top plate portion 5 is formed with a weakening line 10 for forming a dispensing opening, and a weak ring breaking tab ring 12 is provided on the top surface side of the top plate portion 5. That is, when the tab ring 12 is pulled, the weakening line 10 is broken, and an opening for pouring out the contents is formed in the top plate portion 5. The weakening line 10 is used to pour out the contents, and is completely different from various weakening lines provided for removing the cap body 1 described later from the container mouth.
On the upper surface side of the top plate portion 5, a cylindrical projection 14 for guiding the liquid to be poured is formed so as to surround the weakening line 10, and the content poured out through the opening for pouring is this Guided along the cylindrical projection 14.
Further, on the outer surface of the cylindrical protrusion 14, a screw thread 15 for screwing the upper lid 2 is formed.
[0016]
On the inner surface of the cylindrical side wall 6 of the cap body 1, a circumferential locking projection 16 is formed over the entire circumference of the cylindrical side wall 6, and the locking projection 8 and the outer surface of the container mouth portion 80 are arranged. The cap body 1 is firmly fixed to the container mouth by the engagement.
In addition, notches 20 are formed in the above-described locking projections 16 at appropriate intervals so that the cap body 1 can be easily fitted into the container mouth portion 80.
[0017]
On the other hand, the upper lid 2 is formed of a top plate 30 and a skirt 31 extending from the peripheral edge of the top plate 30.
A circumferential projection 33 for sealing is formed on the inner surface of the top plate 30, and the inner surface of the skirt 31 is threadedly engaged with the screw 15 provided on the outer surface of the cylindrical projection 14. A thread 35 is provided. That is, the upper lid 2 is attached to the cap body 1 by screw engagement between the screw 15 and the screw 35, and when the upper lid 2 is closed by this screw engagement, the outer surface of the circumferential protrusion 33 is the cylindrical protrusion 14. The tightness is ensured after the weakening line 10 is broken and the opening for dispensing is formed.
[0018]
Returning to the cap body 1 again, in the resin cap of the present invention, the outer cylinder body 40 is provided so as to surround the cylindrical side wall 6 of the cap body 1.
In particular, as shown in FIG. 3, the outer cylindrical body 40 is connected to the outer surface of the cylindrical side wall 6 via a horizontal connection portion 42 that protrudes in the horizontal direction over the entire circumference of the upper end.
Further, as can be understood from FIG. 3, the upper surface of the horizontal connection portion 42 is below the lower surface of the peripheral portion of the top plate portion 5 of the cap body 1 and is formed on the inner surface of the cylindrical side wall 6. 16, the lower end of the skirt 31 of the upper lid 2 comes into contact with the upper surface of the horizontal connection portion 42 when the upper lid 2 is closed.
[0019]
That is, according to the above-described resin cap, the cylindrical side wall 6 expands outward when the cap body 1 is fitted into the container mouth portion 80, but is protected by the outer cylindrical body 40 and is tightened. Excessive deformation of the side wall 6 is effectively prevented, and breakage of a weakening line formed on the cylindrical side wall 6 (this weakening line will be described later) can be effectively avoided, and good sealing performance can be secured. .
In FIG. 3, the upper portion of the space between the outer cylinder 40 and the cylindrical side wall 6 indicated by 44 is completely closed by the horizontal connecting portion 42. There is no inconvenience that the content liquid enters the space 44 from above.
[0020]
Referring to FIG. 1, in the resin cap of the present invention, a tear region (α) is formed over 3/4 of the cap body 1, and the tear region (α) is an outer cylinder tear region ( X), a cylindrical side wall tear start region (Y), and a cylindrical side wall tear progress region (Z), and these regions (X), (Y), and (Z) are continuous in this order in the circumferential direction. doing.
That is, in these regions, the outer cylinder 40 or the cylindrical side wall 6 is torn, and the cap body 1 is detached from the container mouth 80.
[0021]
Hereinafter, the regions (X), (Y), and (Z) will be described with reference to FIGS. 4 to 7 showing a side cross section of the cap body 1 in each region.
In addition, in the sectional side view of FIGS. 5-7, the state which fractured | ruptured the weakening line 10 with the tab ring 12 and formed the opening for extraction is shown. Accordingly, the tab ring 12 is not shown in these figures because it has been removed.
[0022]
First, referring to FIG. 2 together with FIG. 4 to FIG. 7, in the outer cylinder tear region (X), one end in the circumferential direction (end opposite to the cylindrical side wall tear start region (Y)) Part), a notch 50 is formed at the lower end of the outer cylindrical body 40, and a first weakening line 52 extends in the axial direction from the lower end to the upper end.
Further, in the outer tubular body tearing region (X), the thickness of the horizontal connecting portion 42 is formed thin enough to be torn.
[0023]
In the cylindrical side wall tear start region (Y), the horizontal connection portion 42 is formed thicker than the region (X) (see particularly FIG. 7).
In addition, at the boundary between the cylindrical side wall tear start region (Y) and the outer cylindrical body tear region (X), the inner surface of the cylindrical side wall 6 extends upward from the lower end and corresponds to the upper surface of the horizontal connection portion 42. A second weakened line 54 is formed that reaches the position where it is located or the vicinity thereof (see FIG. 6).
Further, a third weakening line 56 extending in the circumferential direction is provided on the inner surface of the cylindrical side wall 6, and the third weakening line 56 is continuous with the upper end of the second weakening line 54. , Extending from the upper end of the second weakening line 54 toward the cylindrical side wall tearing progress region (Z).
[0024]
In the cylindrical side wall tear progress region (Z), the third weakening line 56 formed on the inner surface of the cylindrical side wall 6 in the cylindrical side wall tear start region (Y) continuously extends in the circumferential direction.
Further, in this specific example, in the region (Z), the thickness of the horizontal connection portion 42 is set so that the outer cylindrical body 40 is uniform in the circumferential direction with the cap attached to the container mouth portion. Although it is formed thin like the cylindrical tear region (X), it can also be thick like the region (Y), and the entire surface of the cylindrical side wall 6 and the outer cylindrical body 40 are integrally formed. You can also
[0025]
The above-described third weakening line 56 terminates at the circumferential end of the cylindrical side wall tear progress region (Z) (the end opposite to the cylindrical side wall tear start region (Y) side). That is, the third weakening line 56 for tearing the cylindrical side wall 6 in the circumferential direction is formed only in the above-described regions (Y) and (Z), and other regions (excluding the tear region (α)). In the region and the outer cylinder tearing region (X)), the third weakening line 56 is not formed.
Further, the third weakening line 56 extends in the circumferential direction at a position higher than the locking protrusion 16 formed on the inner surface of the cylindrical side wall 6. Therefore, when the cylindrical side wall 6 is torn in the circumferential direction along the third weakening line 56, the engagement between the cylindrical side wall 6 (cap body 1) and the container mouth portion 80 is completely at the torn portion. Is released.
[0026]
In the present invention, the outer cylindrical body 40 or the cylindrical side wall 6 is torn along the first, second, and third weakening lines described above, and a part of the thin wall portion of the horizontal connecting portion 42 is torn apart. The cap body 1 can be removed from the container mouth 80 without using a tool. This operation is shown in FIGS.
[0027]
First, as shown in FIG. 8, the notch 50 is started along the first weakening line 52 formed in the outer cylinder 40 at one end of the outer cylinder tearing region (X). The outer cylinder 40 is torn as a point. In this state, when the torn outer cylinder 40 is rolled toward the cylindrical side wall start region (Y), the thin horizontal connection connecting the cylindrical side wall 6 and the outer cylinder 40 is performed. The part 42 is easily torn in the circumferential direction.
[0028]
By the way, in the cylindrical side wall tear start region (Y), the horizontal connection portion 42 is formed thick. Therefore, when the horizontal connection portion 42 in the outer cylinder tearing region (X) is torn in the circumferential direction as described above, the tearing is divided between the outer tube tearing region (X) and the cylindrical side wall tearing start region (Y). Stop at the border. As a result, after that, tearing is performed as shown in FIG.
[0029]
That is, in the outer cylinder tear region (X), after the outer tube body 40 is torn along the first weakening line 52 and the thin horizontal connecting portion 42 is torn in the circumferential direction, the outer tube tear region (X) And the cylindrical side wall tear start region (Y), the cylindrical side wall 6 is torn along the second weakening line 54 in the axial direction.
In this state, when the outer tubular body 40 that has already been torn is used as a gripping piece and rolled in the circumferential direction, the cylindrical side wall 6 extends along the third weakened line 56 that is continuous with the second weakened line 54. Torn in the circumferential direction.
That is, since the horizontal connection portion 42 is formed thick in the cylindrical side wall tear start region (Y), the second weakening line 54 can be easily torn, and the third weakening is achieved. The horizontal connection portion 42 is not torn with the start of the tearing of the line 56, and even if the horizontal connection portion 42 is formed thin in the cylindrical side wall tear progress region (Z), the cylindrical side wall tear start region ( The cylindrical side wall 6 is smoothly torn along the third weakening line 56 from Y) to the cylindrical side wall tear progress region (Z). The cylindrical side wall 6 (represented by 6a in FIG. 9) thus torn is connected to the outer cylindrical body 40 via a horizontal connection portion 42 that is not torn.
[0030]
When the tearing operation is completed in this way, the cylindrical side wall 6 is torn from the cylindrical side wall tear start region (Y) to the cylindrical side wall tear progress region (Z), and the torn cylindrical side wall 6 has As shown in FIG. 9, the locking projection 16 with the container mouth 80 is continuous. Therefore, in this state, the engagement between the cap body 1 and the container mouth 80 is released from the tubular side wall tear start region (Y) to the tubular side wall tear progress region (Z), and the container mouth 80 The remaining cap body 1 can be easily removed.
[0031]
In the above-described resin cap of the present invention, the length of the third weakening line 56 for tearing the cylindrical side wall 6, that is, the total of the cylindrical side wall tear start area (Y) and the cylindrical side wall tear progress area (Z). The width in the circumferential direction is preferably at least half a circle or more (90 degrees or more represented by the angle θ of the arc with respect to the center of the cap body 1, see FIG. 1). That is, if this circumferential width is small, even if the cylindrical side wall 6 is torn, the portion of the cylindrical side wall 6 that is engaged with the container mouth 80 has a large area and therefore remains in the container mouth 80. This is because it may be difficult to remove the cap body.
[0032]
Further, the circumferential width of the cylindrical side wall tear start region (Y) is not particularly limited, but if this width is too short, when the horizontal connection portion 42 in the cylindrical side wall tear progress region (Z) is thin, There is a possibility that the horizontal connection portion 42 is broken in the region (Z) and it is difficult to tear the third weakened line 56. Further, if the circumferential width of the region (Y) is larger than necessary, the outer cylinder 40 may become uneven in the circumferential direction or the tubular side wall 6 may be torn with the cap attached to the container mouth portion 80. There is also a risk that it may be difficult to perform the above.
[0033]
The circumferential width of the outer tubular body tearing region (X) is not particularly limited, and a tear piece formed by tearing the thin horizontal connecting portion 42 in this region can be picked, and this is stretched in the circumferential direction. It suffices to have a size that allows easy operation.
Further, the tear region (α) composed of the regions (X), (Y), and (Z) described above may be formed over the entire circumference of the cap body 1.
[0034]
Further, in the present invention, the thickness of the horizontal connection portion 42 is particularly limited as long as it satisfies the condition that the region (X) is thin enough to be torn and the region (Y) is thick. Not. For example, in the above-described example, the thickness of the horizontal connection portion 42 in the region other than the region (Z) and the tear region (α) is thin enough to be torn like the region (X). In these regions, since the horizontal connection portion 42 is not torn, it can be formed thicker than this, and as the horizontal connection portion 42 is made thicker, the holding force of the cap body to the container mouth portion is increased. There is an advantage to increase. However, as described above, the region (Z) and the tear region (α) can be avoided in order to avoid inconveniences such as non-uniform deformation of the outer cylindrical body 40 in the state of being attached to the container mouth 80. It is preferable to make the thickness of the horizontal connection portion 42 in a region other than the thin region, and it is particularly preferable to form the horizontal connection portion 42 in a thin shape as in the region (X) except for the region (Y).
[0035]
The cap of the present invention described above can also be applied to a hinge cap of the type in which the upper lid 2 is hinged to the cap body 1.
[0036]
Examples of the resin used for molding the above-described resin cap (cap body 1 and upper lid 2) of the present invention include various plastics such as low-, medium- or high-density polyethylene, linear low-density polyethylene, polypropylene, and thermoplastic polyester. Polyamide, styrene resin, ΑΒ S resin, etc. are generally used. The resin cap of the present invention can be manufactured by integral molding such as injection molding and compression molding using such a resin. The space 44 between the cylindrical side wall 6 and the outer cylindrical body 40 can also be formed by post-processing such as cutting.
[0037]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to easily remove the cap main body from the container mouth portion without using a special tool by tearing various weakening lines, and the cylindrical side wall and the outer cylindrical body. Since the space between the two is completely closed by the upper horizontal connection portion, it is possible to effectively prevent the cooling water and the poured liquid in the container from entering the space, and the liquid in the space can be prevented. Inconveniences such as accumulation can be effectively avoided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a top view of a cap body which is a main part of a resin cap according to the present invention.
FIG. 2 is a side view of the cap body of FIG.
3 is a side sectional view showing the entire structure of the resin cap of the present invention having the cap body of FIG.
4 is a side view of the cap body of FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view of the cap body of FIG.
6 is a cross-sectional view taken along the line CC of the cap body of FIG.
7 is a cross-sectional view of the cap main body of FIG. 1 taken along the line DD.
8 is a diagram showing a state in which tearing is started in the cap body of FIG. 1 and tearing is performed in the outer tubular body tearing region (X), (a) is a top view, and (b) is a top view. It is a side view.
9 is a view showing a state in which the cylindrical side wall is further torn from the state of FIG. 9 and the cylindrical side wall is torn in the cylindrical side wall tear start region (Y) and the cylindrical side wall tear progress region (Z). , (A) is a top view, (b) is a side view.
[Explanation of symbols]
1: Cap body 2: Upper lid 6: Cylindrical side wall 16: Locking projection 40: Outer cylinder 42: Horizontal connection portion 52: First weakening line 54: Second weakening line 56: Third weakening line

Claims (5)

容器口部に嵌合固定されるキャップ本体と、該キャップ本体に開閉可能に装着された上蓋とを備え、前記キャップ本体は、弱化線により区画された内容液注出用開口形成領域を有する頂板部と、頂板部周縁から垂下した筒状側壁とから成り、該筒状側壁の内面には、周方向に位置して内方に突出している係止用突起が形成されており、該係止用突起が容器口部の外面と係合することにより、キャップ本体が容器口部に嵌合固定される樹脂キャップにおいて、
前記筒状側壁の外側には、該筒状側壁を取り囲むようにして外筒体が設けられており、
前記外筒体の上端は、その全周にわたって、前記筒状側壁の外面から水平方向に張り出した水平接続部を介して前記筒状側壁の外面に連なっており、
前記キャップ本体には、上方からみて、外筒体引裂き領域（Ｘ）と筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）とが周方向に連続して形成されており、
前記水平接続部は、その上面が、前記頂板部の周縁部分の下面よりも下方で且つ前記係止用突起よりも上方に位置しているとともに、前記外筒引裂き領域（Ｘ）において、該水平接続部の厚みは引裂き可能な程度の薄肉に形成されており、且つ前記筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）において、水平接続部は、前記外筒体引裂き領域（Ｘ）よりも厚肉に形成されており、
前記外筒体引裂き領域（Ｘ）では、筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）とは反対側の端部において、外筒体の下端から上端まで延びている第１の弱化線が形成されており、
前記筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）では、外筒体引裂き領域（Ｘ）との境界部において、筒状側壁の内面には、その下端から前記水平接続部の上面に対応する位置もしくはその近傍まで延びている第２の弱化線と、該第２の弱化線の上端に連なる第３の弱化線が形成されており、
前記第３の弱化線は、第２の弱化線の上端から、外筒体引裂き領域（Ｘ）とは反対側方向に向かって、前記係止用突起よりも高い位置のまま周方向に延びていることを特徴とする分別廃棄性に優れた樹脂キャップ。A top plate having a cap main body fitted and fixed to the container mouth portion, and an upper lid attached to the cap main body so as to be openable and closable, the cap main body having an opening forming region for content liquid extraction partitioned by a weakening line And a cylindrical side wall hanging from the periphery of the top plate portion, and an inner surface of the cylindrical side wall is formed with a locking projection that protrudes inwardly located in the circumferential direction. In the resin cap in which the cap body is fitted and fixed to the container mouth portion by engaging the projection for the outer surface of the container mouth portion,
An outer cylinder is provided outside the cylindrical side wall so as to surround the cylindrical side wall,
The upper end of the outer cylindrical body is connected to the outer surface of the cylindrical side wall through a horizontal connection portion that protrudes in the horizontal direction from the outer surface of the cylindrical side wall over the entire circumference thereof.
In the cap body, as viewed from above, an outer tubular body tear region (X) and a tubular side wall tear start region (Y) are continuously formed in the circumferential direction,
The horizontal connecting portion has an upper surface positioned below the lower surface of the peripheral portion of the top plate portion and above the locking projection, and in the outer cylinder tearing region (X), The connecting portion is formed to be thin enough to be torn, and in the tubular side wall tear start region (Y), the horizontal connecting portion is formed to be thicker than the outer tubular body tear region (X). Has been
In the outer cylinder tear area (X), a first weakening line extending from the lower end to the upper end of the outer cylinder is formed at the end opposite to the cylindrical side wall tear start area (Y). ,
In the cylindrical side wall tearing start area (Y), at the boundary with the outer cylindrical body tearing area (X), the inner surface of the cylindrical side wall is located at or near the position corresponding to the upper surface of the horizontal connection part from the lower end A second weakening line extending to the upper end of the second weakening line and a third weakening line connected to the upper end of the second weakening line are formed,
The third weakening line extends in the circumferential direction from the upper end of the second weakening line in the direction opposite to the outer cylinder tearing region (X) while maintaining a position higher than the locking protrusion. Resin cap with excellent separation and disposal characteristics. 前記第３の弱化線は、筒状側壁の半周以上にわたって形成されている請求項１に記載の樹脂キャップ。The resin cap according to claim 1, wherein the third weakening line is formed over a half circumference of the cylindrical side wall. 前記筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）の外筒体引裂き領域（Ｘ）とは反対側部分は、筒状側壁引裂き進行領域（Ｚ）が形成されており、該領域（Ｚ）において、前記水平接続部の厚みは、筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）よりも薄肉となっており、前記第３の弱化線は、該領域（Ｚ）内に延びている請求項１または２に記載の樹脂キャップ。A cylindrical side wall tearing progress region (Z) is formed on a portion of the cylindrical side wall tear start region (Y) opposite to the outer tubular body tear region (X). The resin according to claim 1 or 2, wherein a thickness of the connecting portion is thinner than a cylindrical side wall tear start region (Y), and the third weakening line extends into the region (Z). cap. 前記水平接続部は、筒状側壁引裂き開始領域（Ｙ）を除き、同一厚みを有している請求項１乃至３の何れかに記載の樹脂キャップ。The said horizontal connection part is a resin cap in any one of Claims 1 thru | or 3 which has the same thickness except a cylindrical side wall tear start area | region (Y). 前記上蓋は、キャップ本体に螺子締結によりまたはヒンジ連結により装着される請求項１乃至４の何れかに記載の樹脂キャップ。The resin cap according to any one of claims 1 to 4, wherein the upper lid is attached to the cap body by screw fastening or by hinge connection.
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