JP2004089518A

JP2004089518A - Flight rubber balloon

Info

Publication number: JP2004089518A
Application number: JP2002256674A
Authority: JP
Inventors: Keisuke Hashimoto; 橋本　▲敬▼介
Original assignee: TIGER GOMME KK
Current assignee: TIGER GOMME KK
Priority date: 2002-09-02
Filing date: 2002-09-02
Publication date: 2004-03-25
Anticipated expiration: 2022-09-02
Also published as: JP3677743B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a flight rubber balloon having a high added value which rotatingly flies in a new form having high variation where balloon flies while generating a whistling sound. <P>SOLUTION: An opening 2a of a rubber balloon body 2 is engaged with a peripheral wall 3c of a hollow member 3 of which upper wall 3a and lower wall 3b have respective openings 5 and 6 from the upper wall side or the lower wall side. One or more protrusions 8 for rotation where the vertical length (m) of one of both right and left side surfaces 8a and 8b is longer than the vertical length (n) of the other side surface are projected on the inner surface of the peripheral wall 3c of the hollow member. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、風船内に空気を注入して膨らませ、該空気の噴出力によって空中に飛行させる飛行ゴム風船に関する。
【０００２】
【従来の技術】
上記飛行ゴム風船としては、従来より、上壁及び下壁に開口部が設けられた中空部材の周側壁に、風船の口部を外嵌状態に嵌着したものが公知である。風船内に空気を注入して膨らませた後、空中に手放すと下壁の開口部より空気が外に噴出し、この噴出力が推進力となってゴム風船が略垂直方向に上昇していくのであるが、風船内に充填された空気が上壁開口部から下壁開口部に抜けていく際にその少なくとも一部が中空部材の中空空間内を還流することによってピーというような高い吹鳴音を発生し、この吹鳴し状態で空気中を飛行するものである。
【０００３】
このように高い吹鳴音を発生しながら空中を飛行するので、目立つ上に興趣性にも優れるものであり、一般的な玩具として用いられるのみならず、近年では例えばプロ野球やサッカー等のスタンドで観客が自身の好きなチームを応援するためにこの飛行ゴム風船を一斉に空中に飛行させてその雰囲気を一気に盛り上げる、というような形態で使用されることも多くなってきている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述のように、従来の飛行ゴム風船は、高い吹鳴音を発生しながら飛行するので興趣性のあるものとなるのであるが、飛行ゴム風船として更に変化に富んだ飛行をするものとできれば、一層目立つと共に興趣性も更に向上されてより付加価値の高いものとできて、例えば前記プロ野球等のスタンドで観客が一斉に空中に飛行させれば、その雰囲気を一層大きく盛り上げることができるが、現在のところ更に変化に富んだ斬新な形態で飛行をするような飛行ゴム風船は上市されていないのが現状である。
【０００５】
この発明は、かかる技術的背景に鑑みてなされたものであって、高い吹鳴音を発生しつつ、回転しながら飛行するというこれまでにない斬新な形態で飛行する付加価値の高い飛行ゴム風船を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、飛行ゴム風船として従来品よりも更に変化に富んだ斬新な形態で飛行をするものとすべく、鋭意研究の結果、ゴム風船本体が回転しながら飛行するものとすれば、一層目立つと共に興趣性も更に向上されてより付加価値の高いものとできることを見出し、軽量性、低コストを十分に確保できると共に、高い吹鳴音を発生しつつ、ゴム風船本体を回転させながら飛行させることのできる手段を鋭意検討した結果、中空部材の周側壁の内面側に回転用突起を設け、かつ該回転用突起の左右両側面のうちのいずれか一方の側面の上下方向の長さが、他方の側面の上下方向の長さよりも大きくなるように構成することによって、前記目的を達成できることを見出すに至り、この発明を完成した。
【０００７】
即ち、この発明に係る飛行ゴム風船は、上壁及び下壁に開口部が設けられた中空部材の周側壁に、ゴム風船本体の口部が上壁側又は下壁側から嵌着されてなり、前記中空部材の周側壁の内面側に、ゴム風船本体にその軸線を中心とする回転力を付与する回転用突起が突設され、前記中空部材の中空内部空間の中心位置から前記回転用突起を見た際に、該回転用突起の左右両側面のうちのいずれか一方の側面の上下方向の長さが、他方の側面の上下方向の長さよりも大きくなるように構成されていることを特徴とするものである。
【０００８】
風船本体内に空気を注入して膨らませた後、空中に手放すと開口部より空気が外に噴出し、この噴出力が推進力となってゴム風船が略垂直方向に上昇していく。この時、回転用突起の左右両側面のうちのいずれか一方の側面の上下方向の長さが、他方の側面の上下方向の長さよりも大きくなるように構成されているので、空気が流れている際に一方の側面側（長い側）が他方の側面側（短い側）よりも負圧になり、これによって回転用突起を該負圧側（一方の側面側）に移動させる力が作用するものとなるので、中空部材において回転力が生じ、ひいてはゴム風船本体にその軸線を中心とする回転力が付与されるものとなるから、ゴム風船は回転しながら飛行するというこれまでにない斬新な形態で飛行するものとなり、一層目立つと共に興趣性も更に向上されてより付加価値の高いものとなる。かつ、風船本体内に充填された空気が中空部材内を抜けていく際にその少なくとも一部が中空部材の中空空間内を還流するのでピーというような高い吹鳴音を発生しながら空中を飛行する。周側壁の内面に回転用突起を設けただけの構成であるから、前記吹鳴音の音量や音の高低が低減されることはなく、従来通りの音量でかつ従来通りの高い吹鳴音を発生するものとなる。また、このように中空部材の周側壁の内面に回転用突起を設けるだけで回転機能を付与させることができるので、軽量性、低コストを十分に維持しつつ新たな機能（回転機能）付与をなし得る利点がある。
【０００９】
回転用突起が複数個設けられ、これら複数個の回転用突起のいずれにおいても、その左右両側面のうち同じ側の側面の上下方向の長さが、他方側の側面の上下方向の長さよりも大きくなるように構成されているのが好ましい。これによりゴム風船本体により強い回転力を付与することができる。
【００１０】
ゴム風船本体には、その軸線を中心とする螺旋状模様等の模様、図柄が設けられているのが好ましい。風船の回転に伴って模様、図柄も動いて刻々と変化するので、一層目立たせることができる上に、より美麗なものとなし得て興趣性も更に向上させることができ、一層付加価値の高いものとなし得る。
【００１１】
また、ゴム風船本体の長さ方向の少なくとも一部の横断面形状において、厚肉部と薄肉部とを有するものとなされているのが、好ましい。このような構成を採用すれば、風船本体を膨らました際に、厚肉部の方がより伸びるので風船本体が薄肉部側を内側にして曲がるものとなり、このような構成により、回転時の回転力をより増大できる。また、曲がり状態の風船が回転しつつ上昇していくものとなるので、これまでになかった特異的な動きも加わって変化に富んだ形態で飛行するものとなり、より一層目立つものになるし、興趣性も格段に向上する。
【００１２】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態に係る飛行ゴム風船を図１〜５に示す。この飛行ゴム風船（１）は、上壁（３ａ）及び下壁（３ｂ）のそれぞれに開口部（５）（６）が設けられた略円柱形状の中空部材（３）の周側壁（３ｃ）に、略長尺状のゴム風船本体（２）の口部（２ａ）が上壁（３ａ）側から外嵌状態に嵌着されてなり、前記中空部材の周側壁（３ｃ）の内面に、回転用突起（８）（８）が対向状態に突設されたものである。この回転用突起（８）（８）は、いずれも中空部材（３）の中空内部空間の中心位置から該回転用突起（８）を見た際に、図２に示すように回転用突起（８）の左側面（８ａ）の上下方向の長さ（ｍ）が右側面（８ｂ）の上下方向の長さ（ｎ）よりも大きくなっている。
【００１３】
前記中空部材（３）は、いずれも合成樹脂で製作された底部体（２０）と上部体（２１）とが嵌合一体化されてなるものである。底部体（２０）は、上端を全開口した中空円柱体であり、図４に示すように、その下壁（３ｂ）の中央部には開口部（６）が形成されている。この底部体（２０）の周側壁の外面の中央には１条の環状突起（１１）が突設され、更に該周側壁の内面の上端側には高さの低い係止用凸条（１４）が形成されている（図２、４参照）。
【００１４】
一方、前記上部体（２１）は下端を全開口した中空円柱体であり、図２、４に示すように、その上壁（３ａ）の中央部には開口部（５）が形成され、その周側壁の外面の中央には１条の環状突起（１２）が突設され、更に該周側壁外面の下端側には高さの低い係止用凸条（１３）が内方に向けて突設されている。
【００１５】
しかして、これら底部体（２０）と上部体（２１）とをそれぞれの全開口側を向き合わせて上部体（２１）の周側壁に底部体（２０）の周側壁を外嵌状態に嵌合し、更に上部体（２１）を底部体（２０）側に押し込めば、上部体（２１）の係止用凸条（１３）が底部体（２０）の係止用凸条（１４）より下壁（３ｂ）側に押し込まれて該係止用凸条（１４）と係合される（図２参照）ので、底部体（２０）と上部体（２１）とが強く嵌合一体化されて、前記中空部材（３）が構成される。
【００１６】
この中空部材（３）の周側壁には２条の環状突起（１１）（１２）が平行して突設されており、両者（１１）（１２）の間の周溝（１５）内に、ゴム風船本体（２）の肉厚口部（２ａ）が上壁（３ａ）側から外嵌状態に嵌着されている（図２参照）。このように周溝（１５）内にゴム風船本体（２）の口部（２ａ）が嵌着されているので、ゴム風船本体（２）と中空部材（３）とが離脱することを効果的に防止することができる。なお、図１に示すように、ゴム風船本体（２）の外周面には風船本体（２）の軸線（Ｌ）を中心とする螺旋状の色模様が付されている。
【００１７】
前記ゴム風船本体（２）の長さ方向の中間部は、その横断面形状において、図３に示すように、厚さの厚い厚肉部（３１）と薄い薄肉部（３０）とを有しており、ゴム風船本体（２）を膨らませた際には、薄肉部（３０）の方が厚肉部（３１）よりも伸びるので風船本体（２）が厚肉部（３１）側を内側にして曲がるものとなる（図６参照）。
【００１８】
上記構成の飛行ゴム風船（１）の風船本体（２）内に空気を注入して膨らませた後、空中に手放すと中空部材（３）の下壁（３ｂ）の開口部（６）より空気が外に噴出し、この噴出力が推進力となってゴム風船（１）が略垂直方向に上昇していく。この時、前述したように回転用突起（８）の左側面（８ａ）の上下方向の長さ（ｍ）が右側面（８ｂ）の上下方向の長さ（ｎ）よりも大きくなっているので、図４、５に示すように、中空部材（３）の中空空間内を空気が上から下方に向けて流れる際に、回転用突起（８）の周囲では、左側面（８ａ）側が右側面（８ｂ）側よりも負圧になり、従って図中短い矢印で示すように回転用突起（８）を負圧側（左側面側）に移動させる力が作用するものとなるので、中空部材（８）に対して図中長い矢印で示すような方向に回転力が生じ、ひいてはゴム風船本体（２）にその軸線（Ｌ）を中心とする回転力が付与され、ゴム風船（１）は回転しながら飛行する（図４、５における長い矢印方向に回転する）。このように回転しながら飛行するというこれまでにない斬新な形態で飛行するものとなるので、一層目立つと共に興趣性も更に向上させることができる。更に、ゴム風船本体（２）の回転に伴って螺旋状模様も動いて刻々と変化するので、回転していることを目立たせることができると共に、より美麗なものとなし得て興趣性を一層向上させることができる。かつ、風船本体（２）内に充填された空気が中空部材（３）内を通過する際にその少なくとも一部が中空部材（３）内を還流（対流）するので、高い吹鳴音を発生しながら空中を飛行する。
【００１９】
更に、本実施形態では、ゴム風船本体（２）の長さ方向の中間部の横断面形状において、厚肉部（３１）と薄肉部（３０）とを有するものとなされているから、膨らまし状態での風船本体（２）は、図６に示すように厚肉部（３１）側を内側にして曲がるものとなる。このように、風船本体（２）が曲がった状態で膨らんでいるので、前記回転力をより一層増大させることができる利点がある。更に、このような曲がり状態の風船（１）が回転しつつ上昇していくものとなるので、これまでになかった特異的な動きも加わって変化に富んだ形態で飛行するものとなり、より一層目立つものになると共に、興趣性も格段に向上する。
【００２０】
図７と図８に、回転用突起（８）の変形例をそれぞれ示す。図７に示す回転用突起（８）では、右側面（８ｂ）が垂直方向に延びる平面に形成されているのに対し、左側面（８ａ）が緩やかな円弧面に形成されることによって、前記実施形態と同様に左側面（８ａ）の上下方向の長さ（ｍ）が右側面（８ｂ）の上下方向の長さ（ｎ）よりも大きくなるように構成されている。また、図８に示す回転用突起（８）では、右側面（８ｂ）が垂直方向に延びる平面に形成されているのに対し、左側面（８ａ）が長さ方向の中間部で内側に少し屈曲した２段平面状に形成されることによって、左側面（８ａ）の上下方向の長さ（ｍ）が右側面（８ｂ）の上下方向の長さ（ｎ）よりも大きくなるように構成されている。
【００２１】
なお、前記実施形態では、左側面（８ａ）の上下方向の長さ（ｍ）が右側面（８ｂ）の上下方向の長さ（ｎ）よりも大きくなるように構成されているが、これとは逆に、右側面（８ｂ）の上下方向の長さ（ｎ）が左側面（８ａ）の上下方向の長さ（ｍ）よりも大きくなるように構成しても良いことは言うまでもない。
【００２２】
また、上記実施形態では、ゴム風船本体（２）の口部（２ａ）は、中空部材の周側壁（３ｃ）に対して上壁（３ａ）側から嵌着された構成となされているが、下壁（３ｂ）側から嵌着された構成を採用しても良い。
【００２３】
また、上記実施形態では、中空部材（３）は、上部体（２１）と底部体（２０）とが嵌合一体化された構成となされているが、特にこのような構成に限定されるものではなく、一体形状で構成されていても良い。
【００２４】
また、上記実施形態では、回転用突起（８）を、中空部材の周側壁（３ｃ）の内面に設けているが、特にこのような形態に限定されるものではなく、例えば回転用突起（８）を中空部材の上壁（３ａ）の内面に垂下状に設けることによって回転用突起（８）を中空部材の周側壁（３ｃ）の内面側に設けた構成を採用しても良い。
【００２５】
更に、上記実施形態では、回転用突起（８）を２個設けた構成としているが、その数は特に限定されるものではなく、１個としても良いし、或いは３個以上としても良い。
【００２６】
中でも、回転用突起（８）は複数個設けられて、これら複数個の回転用突起のいずれにおいても、その左右両側面（８ａ）（８ｂ）のうち同じ側の側面の上下方向の長さが、他方側の側面の上下方向の長さよりも大きくなるように構成されているのが好ましい。このような構成を採用することで、ゴム風船本体（２）により強い回転力を付与することができる利点がある。
【００２７】
なお、この明細書において、「ゴム風船」の語は、ゴムからなる風船はもちろんのこと、ゴム弾性を有する素材からなる風船をも含む意味で用いている。
【００２８】
【発明の効果】
この発明の飛行ゴム風船は、風船本体内に空気を注入して膨らませたのち手放すと、開口部より空気が外に噴出することで略垂直方向に上昇していくのであるが、左右両側面のうちのいずれか一方の側面の上下方向の長さが他方の側面のそれよりも大きくなるように構成された回転用突起が中空部材の周側壁の内面側に突設されていることでゴム風船本体にその軸線を中心とする回転力が付与され、ゴム風船は回転しながら飛行するというこれまでにない斬新な形態で飛行するものとなり、一層目立つと共に興趣性も更に向上されてより付加価値の高いものとなる。かつ、噴出する空気の少なくとも一部が中空部材内を還流するので高い吹鳴音を発生しながら空中を飛行する。また、中空部材の周側壁の内面側に回転用突起を設けるだけで回転機能を付与させることができるので、軽量性、低コストを十分に維持しつつ新たな回転機能を付与した高付加価値製品を提供できる利点がある。
【００２９】
回転用突起が複数個設けられ、これら複数個の回転用突起のいずれにおいても、その左右両側面のうち同じ側の側面の上下方向の長さが、他方側の側面の上下方向の長さよりも大きくなるように構成されている場合には、ゴム風船により強い回転力を付与することができる。
【００３０】
ゴム風船本体の長さ方向の少なくとも一部の横断面形状において、厚肉部と薄肉部とを有するものとなされている場合には、風船本体を膨らました状態時において風船本体に曲がりが生じるものとなり、これによって一段と回転力が高まると共に、曲がり状態の風船が回転しつつ上昇していくものとなることでこれまでになかった特異的な動きも加わって変化に富んだ形態で飛行するものとなり、より一層目立つものになるし、興趣性も格段に向上する。
【００３１】
ゴム風船本体に螺旋状模様等の模様、図柄が設けられている場合には、飛行の際に風船の回転に伴って模様等が刻々と変化するので、一層目立つ上により美麗なものとでき、興趣性を更に向上させることができて、一層付加価値を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施形態に係る飛行ゴム風船を示す正面図である。
【図２】図１におけるＡ−Ａ線の断面図である。
【図３】図１におけるＢ−Ｂ線の断面図である。
【図４】中空部材を分離状態にして示す斜視図である。
【図５】中空部材の上部体の底面図である。
【図６】ゴム風船本体が膨らんだ状態を示す正面図である（模様は省略した）。
【図７】回転用突起の変形例を示す図であって、（イ）は断面図、（ロ）は斜視図である。
【図８】回転用突起の他の変形例を示す図であって、（イ）は断面図、（ロ）は斜視図である。
【符号の説明】
１…飛行ゴム風船
２…風船本体
２ａ…口部
３…中空部材
３ａ…上壁
３ｂ…下壁
３ｃ…周側壁
５…開口部（上壁）
６…開口部（下壁）
８…回転用突起
８ａ…左側面
８ｂ…右側面
９…模様
３０…薄肉部
３１…厚肉部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a flying rubber balloon that inflates air by injecting air into the balloon and flies into the air by the jetting power of the air.
[0002]
[Prior art]
As the above-mentioned flying rubber balloon, there has been conventionally known a balloon in which the mouth portion of a balloon is externally fitted to a peripheral side wall of a hollow member having openings provided on upper and lower walls. After injecting air into the balloon and inflating it, letting go of the air releases the air from the opening in the lower wall, and the jet power becomes the propulsion force, and the rubber balloon rises almost vertically. However, when the air filled in the balloon passes from the upper wall opening to the lower wall opening, at least a part of the air returns to the inside of the hollow space of the hollow member, thereby generating a high sound like a beep. It is generated and flies in the air with this noise.
[0003]
Flying in the air while generating such a high sounding noise, it is conspicuous and excellent in interest, and it is not only used as a general toy, but also in recent years, for example, in professional baseball and soccer stands. It is becoming more and more common for spectators to support the team they like by flying these flying balloons all at once to enliven the atmosphere.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, as described above, the conventional flying rubber balloon is interesting because it flies while generating a high sounding sound.However, if it can fly with more variety as a flying rubber balloon, However, it can be made more prominent and interesting, and the added value can be further improved.For example, if the audience flies all at once in the air at a stand such as the above-mentioned professional baseball, the atmosphere can be further enhanced. At present, there are no flying rubber balloons that fly in a more varied and innovative form at present.
[0005]
The present invention has been made in view of such a technical background, and a high value-added flying rubber balloon which flies in an unprecedented novel form of flying while rotating while generating a high sounding sound. The purpose is to provide.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present inventor, as a flying rubber balloon, to fly in a novel form that is more varied than conventional products, as a result of earnest research, assuming that the rubber balloon body will fly while rotating, Finding that it can be made more conspicuous and more entertaining, it can be more value-added, and it is possible to ensure lightness and low cost, and to fly while rotating the rubber balloon body while generating high sound. As a result of diligent study of the means that can be performed, a rotation projection is provided on the inner surface side of the peripheral side wall of the hollow member, and the length in the vertical direction of one of the left and right side surfaces of the rotation projection is the other. It has been found that the above-mentioned object can be achieved by configuring the side surface to be longer than the vertical length of the side surface, and the present invention has been completed.
[0007]
That is, the flying rubber balloon according to the present invention is such that the mouth of the rubber balloon main body is fitted from the upper wall side or the lower wall side to the peripheral side wall of the hollow member provided with openings on the upper wall and the lower wall. On the inner surface side of the peripheral side wall of the hollow member, a rotation projection for applying a rotational force to the rubber balloon body around its axis is projected, and the rotation projection is provided from a center position of the hollow internal space of the hollow member. When viewed, the vertical length of any one of the left and right side surfaces of the rotation projection is configured to be larger than the vertical length of the other side surface. It is a feature.
[0008]
After injecting air into the balloon body and inflating it, when letting go of the air, the air blows out from the opening, and the ejection power serves as a propulsion force, and the rubber balloon rises in a substantially vertical direction. At this time, since the vertical length of one of the left and right side surfaces of the rotation projection is configured to be larger than the vertical length of the other side surface, air flows. When one side (long side) becomes negative pressure than the other side (short side), the force to move the rotation projection to the negative pressure side (one side) is applied. Therefore, a rotational force is generated in the hollow member, and a rotational force is applied to the rubber balloon body around its axis, so that the rubber balloon flies while rotating. It will be more prominent and entertaining, and will be more value-added. In addition, when the air filled in the balloon body passes through the hollow member, at least a part of the air flows back in the hollow space of the hollow member, so that the balloon flies in the air while generating a high-pitched sound such as a beep. . Since the rotation projection is merely provided on the inner surface of the peripheral side wall, the volume and pitch of the blowing sound are not reduced, and the conventional high volume sound is generated at the same volume as before. It will be. In addition, since a rotation function can be provided simply by providing a rotation projection on the inner surface of the peripheral side wall of the hollow member, a new function (rotation function) can be provided while sufficiently maintaining light weight and low cost. There are benefits you can do.
[0009]
A plurality of rotation protrusions are provided, and in each of the plurality of rotation protrusions, the vertical length of the side surface on the same side of the left and right side surfaces is greater than the vertical length of the other side surface. Preferably, it is configured to be large. Thereby, a stronger rotational force can be applied to the rubber balloon body.
[0010]
It is preferable that the rubber balloon main body is provided with a pattern or pattern such as a spiral pattern centered on its axis. The pattern and design move with the rotation of the balloon and change every moment, so it can be made more prominent, and it can be made more beautiful, and the amusement can be further improved, and the added value is higher I can do it.
[0011]
Further, it is preferable that at least a part of the cross-sectional shape in the length direction of the rubber balloon main body has a thick portion and a thin portion. If such a configuration is adopted, when the balloon body is inflated, the thick portion extends more, so that the balloon body bends with the thin portion side inward. Power can be increased more. Also, since the balloon in the bent state will rise while rotating, it will fly in a variety of forms with the addition of unprecedented unique movements, making it even more noticeable, Interestingness is greatly improved.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIGS. 1 to 5 show a flying rubber balloon according to an embodiment of the present invention. The flying rubber balloon (1) has a peripheral wall (3c) of a substantially cylindrical hollow member (3) provided with openings (5) and (6) in an upper wall (3a) and a lower wall (3b). The mouth portion (2a) of the substantially long rubber balloon body (2) is externally fitted from the upper wall (3a) side, and the inner surface of the peripheral side wall (3c) of the hollow member is The rotation projections (8) (8) are provided so as to protrude in an opposed state. When the rotation projections (8) and (8) are viewed from the center position of the hollow internal space of the hollow member (3), as shown in FIG. The length (m) of the left side surface (8a) in the vertical direction of (8) is larger than the length (n) of the right side surface (8b) in the vertical direction.
[0013]
The hollow member (3) is formed by fitting and integrating a bottom body (20) and an upper body (21) made of synthetic resin. The bottom body (20) is a hollow cylindrical body having a fully open upper end, and as shown in FIG. 4, an opening (6) is formed at the center of the lower wall (3b). An annular projection (11) is provided at the center of the outer surface of the peripheral wall of the bottom body (20), and a low-height locking ridge (14) is formed on the upper end side of the inner surface of the peripheral wall. ) Is formed (see FIGS. 2 and 4).
[0014]
On the other hand, the upper body (21) is a hollow cylindrical body having a fully open lower end, and as shown in FIGS. 2 and 4, an opening (5) is formed at the center of the upper wall (3a). A single annular projection (12) protrudes at the center of the outer surface of the peripheral side wall, and a low-height locking ridge (13) protrudes inward from the lower end of the outer surface of the peripheral side wall. Is established.
[0015]
The bottom body (20) and the upper body (21) face each other with their full openings facing each other, and the peripheral wall of the bottom body (20) is fitted into the outer wall of the upper body (21). Then, when the upper body (21) is further pushed into the bottom body (20) side, the locking ridge (13) of the upper body (21) is lower than the locking ridge (14) of the bottom body (20). Since it is pushed into the wall (3b) side and is engaged with the locking ridge (14) (see FIG. 2), the bottom body (20) and the upper body (21) are strongly fitted and integrated. And the hollow member (3).
[0016]
On the peripheral side wall of the hollow member (3), two annular projections (11) and (12) are protruded in parallel, and in a peripheral groove (15) between the two (11) and (12), The thick mouth portion (2a) of the rubber balloon body (2) is fitted in an externally fitted state from the upper wall (3a) side (see FIG. 2). Since the mouth portion (2a) of the rubber balloon body (2) is fitted in the circumferential groove (15) in this manner, the rubber balloon body (2) and the hollow member (3) are effectively separated from each other. Can be prevented. As shown in FIG. 1, a spiral color pattern centering on the axis (L) of the balloon main body (2) is provided on the outer peripheral surface of the rubber balloon main body (2).
[0017]
The intermediate portion in the longitudinal direction of the rubber balloon main body (2) has a thick portion (31) having a large thickness and a thin portion (30) having a small thickness, as shown in FIG. When the rubber balloon body (2) is inflated, the thin-walled portion (30) extends more than the thick-walled portion (31), so that the balloon body (2) faces the thick-walled portion (31) inward. Bends (see FIG. 6).
[0018]
After injecting air into the balloon body (2) of the flying rubber balloon (1) having the above configuration and inflating it, letting go of the air releases the air from the opening (6) in the lower wall (3b) of the hollow member (3). The jetting force acts as a driving force, and the rubber balloon (1) rises in a substantially vertical direction. At this time, as described above, the vertical length (m) of the left side surface (8a) of the rotation projection (8) is larger than the vertical length (n) of the right side surface (8b). As shown in FIGS. 4 and 5, when air flows downward from above in the hollow space of the hollow member (3), the left side (8a) side is the right side around the rotation projection (8). The pressure becomes lower than that of the (8b) side, so that a force acts to move the rotation projection (8) to the negative pressure side (left side) as shown by a short arrow in the figure. ), A rotational force is generated in a direction indicated by a long arrow in the figure, and a rotational force about the axis (L) is applied to the rubber balloon body (2), and the rubber balloon (1) rotates. (Rotate in the long arrow direction in FIGS. 4 and 5). In this way, since the airplane flies in an unprecedented and novel form in which it flies while rotating, it can be more noticeable and more interesting. Furthermore, since the spiral pattern moves and changes every moment with the rotation of the rubber balloon body (2), it is possible to make the rotation stand out, and it can be made more beautiful and more interesting. Can be improved. Further, when the air filled in the balloon body (2) passes through the hollow member (3), at least a part of the air returns (convects) in the hollow member (3), so that a high sound is generated. While flying in the air.
[0019]
Further, in the present embodiment, the rubber balloon main body (2) has a thick section (31) and a thin section (30) in the cross-sectional shape of the intermediate portion in the longitudinal direction, so that the balloon balloon is in an inflated state. As shown in FIG. 6, the balloon body (2) bends with the thick portion (31) side inward. As described above, since the balloon body (2) is expanded in a bent state, there is an advantage that the rotational force can be further increased. Furthermore, since the balloon (1) in such a bent state rises while rotating, the balloon (1) can fly in a variety of forms with the addition of a unique movement that has never been seen before. It becomes noticeable, and the interest is greatly improved.
[0020]
7 and 8 show modified examples of the rotation projection (8). In the rotation projection (8) shown in FIG. 7, the right side surface (8b) is formed as a plane extending in the vertical direction, whereas the left side surface (8a) is formed as a gentle arc surface, thereby making the rotation protrusion (8a) gentle. Like the embodiment, the vertical length (m) of the left side surface (8a) is configured to be larger than the vertical length (n) of the right side surface (8b). Further, in the rotation projection (8) shown in FIG. 8, the right side surface (8b) is formed in a plane extending in the vertical direction, whereas the left side surface (8a) is slightly inward at the middle portion in the length direction. The vertical length (m) of the left side surface (8a) is larger than the vertical length (n) of the right side surface (8b) by being formed in a bent two-step plane shape. ing.
[0021]
In the above embodiment, the vertical length (m) of the left side surface (8a) is configured to be larger than the vertical length (n) of the right side surface (8b). Conversely, it goes without saying that the vertical length (n) of the right side surface (8b) may be larger than the vertical length (m) of the left side surface (8a).
[0022]
In the above embodiment, the mouth portion (2a) of the rubber balloon body (2) is configured to be fitted to the peripheral side wall (3c) of the hollow member from the upper wall (3a) side. A configuration fitted from the lower wall (3b) side may be adopted.
[0023]
Further, in the above embodiment, the hollow member (3) has a configuration in which the upper body (21) and the bottom body (20) are fitted and integrated, but is particularly limited to such a configuration. Instead, it may be configured as an integral shape.
[0024]
Further, in the above embodiment, the rotation projection (8) is provided on the inner surface of the peripheral side wall (3c) of the hollow member. However, the present invention is not particularly limited to such a form. ) May be provided in a hanging manner on the inner surface of the upper wall (3a) of the hollow member so that the rotation projection (8) is provided on the inner surface of the peripheral side wall (3c) of the hollow member.
[0025]
Further, in the above embodiment, the configuration is such that two rotation projections (8) are provided, but the number is not particularly limited, and may be one or three or more.
[0026]
Among them, a plurality of rotation projections (8) are provided, and in each of the plurality of rotation projections, the vertical length of the side surface on the same side of the left and right side surfaces (8a) and (8b) is set. It is preferable that the length is larger than the length of the other side surface in the vertical direction. By employing such a configuration, there is an advantage that a stronger rotational force can be applied to the rubber balloon body (2).
[0027]
In this specification, the term “rubber balloon” is used to mean not only a balloon made of rubber but also a balloon made of a material having rubber elasticity.
[0028]
【The invention's effect】
In the flying rubber balloon of the present invention, when air is injected into the balloon main body and inflated and then released, the air is blown out from the opening and rises in a substantially vertical direction. A rubber balloon is provided in which a rotation projection configured such that one of the side surfaces in the vertical direction is larger than that of the other side surface is provided on the inner surface side of the peripheral side wall of the hollow member. Rotational force is applied to the main body about its axis, and the rubber balloon flies in an unprecedented and novel form of flying while rotating. It will be expensive. In addition, since at least a part of the ejected air returns in the hollow member, the air flies in the air while generating a high sound. In addition, since a rotation function can be provided simply by providing a rotation projection on the inner surface side of the peripheral side wall of the hollow member, a high value-added product having a new rotation function provided while sufficiently maintaining light weight and low cost. There are advantages that can be provided.
[0029]
A plurality of rotation protrusions are provided, and in each of the plurality of rotation protrusions, the vertical length of the side surface on the same side of the left and right side surfaces is greater than the vertical length of the other side surface. When configured to be large, a stronger rotational force can be applied to the rubber balloon.
[0030]
In a case where the balloon body has a thick-walled portion and a thin-walled portion in at least a part of the cross-sectional shape in the length direction of the rubber balloon body, the balloon body bends when the balloon body is inflated. As a result, the rotating force further increases and the balloon in the bent state rises while rotating, so that it will fly in a variety of forms with the addition of unprecedented unusual movements , It will be even more noticeable, and the interest will be greatly improved.
[0031]
If the rubber balloon body is provided with a pattern, such as a spiral pattern, or a pattern, the pattern changes with the rotation of the balloon during flight, so it can be more conspicuous and more beautiful. Interestingness can be further improved, and added value can be further increased.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing a flying rubber balloon according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 3 is a sectional view taken along line BB in FIG. 1;
FIG. 4 is a perspective view showing the hollow member in a separated state.
FIG. 5 is a bottom view of the upper body of the hollow member.
FIG. 6 is a front view showing a state where the rubber balloon body is inflated (patterns are omitted).
7A and 7B are diagrams showing a modification of the rotation projection, wherein FIG. 7A is a cross-sectional view, and FIG.
FIG. 8 is a view showing another modification of the rotation projection, in which (A) is a sectional view and (B) is a perspective view.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Flying rubber balloon 2 ... Balloon body 2a ... Mouth 3 ... Hollow member 3a ... Upper wall 3b ... Lower wall 3c ... Peripheral side wall 5 ... Opening (upper wall)
6 ... Opening (lower wall)
8 ... Rotation projection 8a ... Left side 8b ... Right side 9 ... Pattern 30 ... Thin part 31 ... Thick part

Claims

On the peripheral side wall of the hollow member provided with an opening in the upper wall and the lower wall, the mouth of the rubber balloon body is fitted from the upper wall side or the lower wall side,
On the inner surface side of the peripheral side wall of the hollow member, a projection for rotation that applies a rotational force about the axis to the rubber balloon main body is protruded,
When the rotation protrusion is viewed from the center position of the hollow internal space of the hollow member, the vertical length of one of the left and right side surfaces of the rotation protrusion is equal to the vertical length of the other side surface. A flying rubber balloon configured to be larger than a length in a direction.

A plurality of the rotation protrusions are provided, and in each of the plurality of rotation protrusions, the vertical length of the side surface on the same side of the left and right side surfaces is greater than the vertical length of the other side surface. The flying rubber balloon according to claim 1, wherein the flying rubber balloon is configured to be larger.

The flying rubber balloon according to claim 1, wherein a pattern or a pattern such as a spiral pattern is provided on the rubber balloon body.

The flying rubber balloon according to any one of claims 1 to 3, wherein at least a part of a cross-sectional shape in a length direction of the rubber balloon main body has a thick portion and a thin portion.