JP2004089437A - 遊技機 - Google Patents

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JP2004089437A
JP2004089437A JP2002254742A JP2002254742A JP2004089437A JP 2004089437 A JP2004089437 A JP 2004089437A JP 2002254742 A JP2002254742 A JP 2002254742A JP 2002254742 A JP2002254742 A JP 2002254742A JP 2004089437 A JP2004089437 A JP 2004089437A
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Masahiro Takeuchi
竹内 正博
Yoshio Wakana
若菜 芳生
Makoto Tayui
田結 誠
Hidekatsu Takeuchi
竹内 英勝
Seiichi Yanagawa
梁川 誠市
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Takeya Co Ltd
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Takeya Co Ltd
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Abstract

【課題】新しい遊技方法を備えた遊技機を提案する。
【解決手段】所定回数(例えば50回、設計事項であり、遊技機の設計思想により、適宜変更する。)の特別図柄遊技や普通図柄遊技の時短遊技を提供(S2000)する遊技機5で、所定回数(50回)の時短遊技中に大当りが入ったら(S1300)、特別図柄遊技の時短遊技を更に50回延長する。この様にして、延長を繰り返し、延長した時短遊技が終了するときに(S2100)、大当り遊技を提供する(S220)。
【選択図】図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技や回胴式遊技などの遊技を提供する遊技機の遊技方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ機などの遊技機は、遊技に減り張りを付けて、遊技性を向上するために、例えば大当りになったときの特別図柄が特定の図柄(例えば奇数の図柄)の場合に、大当りの抽選確率と普通図柄の抽選確率とが高確率に変動するとともに、特別図柄や普通図柄の抽選間隔が短縮される所謂確変時短遊技を提供する仕様のものが多かった。この様な確変時短遊技は、例えば大当りになったときに2分の1の確率で発生し、大当りを連続的に発生させる所謂連ちゃんを演出することもある。
【0003】
ところで、この場合の連ちゃんは、大当りと大当りとの間が比較的に短時間で発生し、その間の持ち玉の消費が殆ど無いという状態を言う。
又、時短に関する技術として、特開平9ー122317号公報が開示されている。この技術は、大当り遊技が発生すると、時短中かの判定を行って、時短中でなければ時短回数を50回にし、時短中であれば、残りの時短回数をクリアせずに、大当り遊技の終了後に、残りの時短回数を継続させる処理を行う。
【0004】
つまり、時短遊技中に大当りした場合は、時短回数が50回以上にされ、早期の大当りの利点を強調しようとする技術である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、最近、回胴式の遊技機、所謂パチスロ機では、極めて短時間、例えば数ゲーム以内に次の大当りが発生する遊技性を備えたものが見受けられる様になり、従来の技術のパチンコ機の連ちゃんや早期の大当りの利点の強調程度では、物足りなさを感じる事態となってきた。
【0006】
このため、この様な数ゲーム以内の大当りが連続する遊技性匹敵、或いは陵駕する新しい遊技性を備えた遊技機の開発が望まれていた。
又、時短の残り回数を大当りの後に続ける技術では、大当りの発生間隔を短縮する作用はなく回胴式遊技機に対抗するには不十分であった。
【0007】
そこで、本発明では、射幸性、つまり大当り等の抽選確率や賞品の量を現在の遊技機と同等にした上で、大当りなどによる賞品が極めて短時間に大量に得られる遊技性を演出することが出来る遊技機の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記発明の目的を達成する手段として、請求項1の発明の遊技機は、遊技を提供する毎に所定の当り遊技を提供するかを判断する当り遊技提供判断手段と、上記当り遊技提供判断手段によって提供すると判断された当り遊技を提供する当り遊技提供手段と、上記当り遊技提供手段によって第1種類の当り遊技が提供されている状態で、上記当り遊技提供判断手段が第2種類の当り遊技を提供すると判断した場合に、上記当り遊技提供手段による当り遊技の提供方法を所定の方法に変更する当り遊技提供方法変更手段とを備えることを要旨とする。
【0009】
これにより、遊技機は、遊技を提供するが、この遊技を提供する毎に、当り遊技提供判断手段が所定の当り遊技を提供するかを判断し、ここで所定の当り遊技を提供すると判断すると、当り遊技提供手段がその判断された当り遊技を提供する。
【0010】
この様に動作する遊技機で、当り遊技提供手段によって第1種類の当り遊技(例えば、時短遊技)が提供されている状態で、当り遊技提供判断手段が第2種類の当り遊技(例えば大当り遊技と時短遊技とが複合された遊技、又は大当り遊技)を提供すると判断すると、当り遊技提供方法変更手段が当り遊技提供手段による当り遊技の提供方法(例えば、大当り遊技と時短遊技との提供順に係わる方法)を所定の方法に変更(例えば提供順を逆に)する。
【0011】
この結果、第1種類の当り遊技中に第2種類の当り遊技が入った場合に、この入った第2種類の当り遊技をそのまま提供することなく、変更した第2種類の当り遊技を提供することが出来るので、例えば第2種類の当り遊技が入っている間はそのまま第2種類の当り遊技を提供せずに貯留し、第1種類でも第2種類でもない第3番目の種類の当り遊技(第3種類の当り遊技という)が入ってから、或いは第2種類の当り遊技が入らない状態が所定回数に達したとき、それまでに貯留していた第2種類の当り遊技を連続して提供するということが可能になり、大当り遊技の連続提供を強調した遊技性の提供が可能になる。従って、当りの抽選確率や賞品の量等の射幸性に係わる部分を所定の範囲に保持したままで、大量の賞品を集中して提供する機会が発生し、遊技者に非常に大きな喜びや楽しみ、或いは期待感を提供することが出来るという高い遊技性を備えた遊技機の提供が可能になると言う極めて優れた効果を奏する。
【0012】
例えば、確変時短中に、確変時短大当りを引いた場合は、大当りの発生を貯留して、そのまま現在実行中の確変時短遊技を継続し、確変と時短が伴わない通常の大当りを引いたら、それまで貯留した大当りと、今回入った大当りとを連続して提供するという遊技の提供が可能になる。つまり、大当り遊技を貯め込む確変時短遊技と、確変時短遊技の終了時に発生する連続大当りとを有する遊技機が提供可能になる。又、確変時短遊技が所定回数に達するまでに第2種類の当り遊技が入らなかった場合は、それまで貯留していた第2種類の当りを連続提供する。
【0013】
尚、最初の第1種類の当り遊技は、色々な形態で提供することが可能である。
例えば、独立した抽選によって、第1種類の当り遊技状態になる。
或いは、第2種類の当り遊技に付随して第1種類の当り遊技状態になる(第2種類の当り遊技が第1種類の当り遊技+大当り遊技で構成される意味)、この場合には、先ず第1種類の当り遊技を提供してから残りの大当り遊技の提供を行う場合と、先ず大当り遊技を提供してから第1種類の当り遊技の提供状態になる場合とがある。何れの遊技にしても高い遊技性を得ることが出来る。
【0014】
請求項2の発明の遊技機は、上記当り遊技提供方法変更手段は、上記当り遊技提供判断手段が第2種類の当り遊技を提供すると判断した回数に応じて、上記当り遊技提供手段による当り遊技の提供方法を変更することを特徴とする請求項1に記載の遊技機を要旨とする。
【0015】
これにより、遊技を提供する毎に、当り遊技提供判断手段が第2種類の当り遊技を提供するかを判断して、当り遊技提供手段がその判断された第2種類の当り遊技を提供する遊技機で、当り遊技提供手段によって第1種類の当り遊技が提供されている状態で、当り遊技提供判断手段が第2種類の当り遊技を提供すると判断した回数に応じて、当り遊技提供方法変更手段が当り遊技提供手段による当り遊技の提供方法を変更する。
【0016】
この結果、第1種類の当り遊技中に第2種類の当り遊技が複数回入った場合に、この入った第2種類の当り遊技をそのまま順次提供することなく、変更して提供することが出来るので、例えば第2種類の当り遊技が次々に入っている間はそのまま第2種類の当り遊技を提供せずに貯留し、第1種類でも第2種類でもない第3種類の当り遊技が入ってから(或いは第2種類の当り遊技が入らない状態が所定回数に達したとき)、それまでに貯留していた第2種類の当り遊技を連続して提供するということが可能になり、大当り遊技の連続提供を強調した遊技性の提供が可能になる。従って、当りの抽選確率や賞品の量等の射幸性に係わる部分を所定の範囲に保持したままで、大量の賞品を集中して提供する機会が発生し、遊技者に非常に大きな喜びや楽しみ、或いは期待感を提供することが出来るという高い遊技性を備えた遊技機の提供が可能になると言う極めて優れた効果を奏する。
【0017】
請求項3の発明の遊技機は、上記当り遊技提供方法変更手段は、上記当り遊技提供手段による上記第1種類の当り遊技の提供状態を変更することを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の遊技機を要旨とする。
これにより、遊技を提供する毎に、当り遊技提供判断手段が第2種類の当り遊技を提供するかを判断して、当り遊技提供手段がその判断された第2種類の当り遊技を提供する遊技機で、当り遊技提供手段によって第1種類の当り遊技が提供されている状態で、当り遊技提供判断手段が第2種類の当り遊技を提供すると判断した場合に、当り遊技提供方法変更手段が当り遊技提供手段による第1種類の当り遊技の提供方法を変更する。
【0018】
この結果、第1種類の当り遊技中に第2種類の当り遊技が入った場合に、この入った第2種類の当り遊技を提供することなく、第1種類の当り遊技をそのまま継続して提供することが出来るので、例えば第2種類の当り遊技が次々に入っている間はそのまま第2種類の当り遊技を提供せずに貯留し、第1種類でも第2種類でもない第3種類の当り遊技が入ってから(或いは第2種類の当り遊技が入らない状態が所定回数に達したとき)、それまでに貯留していた第2種類の当り遊技を連続して提供するということが可能になり、大当り遊技の連続提供を強調した遊技性の提供が可能になる。従って、当りの抽選確率や賞品の量等の射幸性に係わる部分を所定の範囲に保持したままで、大量の賞品を集中して提供する機会が発生し、遊技者に非常に大きな喜びや楽しみ、或いは期待感を提供することが出来るという高い遊技性を備えた遊技機の提供が可能になると言う極めて優れた効果を奏する。
【0019】
請求項4の発明の遊技機は、上記当り遊技提供方法変更手段は、上記当り遊技提供手段による上記第1種類の当り遊技の終了時期を変更することを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の遊技機を要旨とする。
これにより、遊技を提供する毎に、当り遊技提供判断手段が第2種類の当り遊技を提供するかを判断して、当り遊技提供手段がその判断された第2種類の当り遊技を提供する遊技機で、当り遊技提供手段によって第1種類の当り遊技が提供されている状態で、当り遊技提供判断手段が第2種類の当り遊技を提供すると判断した場合に、当り遊技提供方法変更手段が当り遊技提供手段による第1種類の当り遊技の終了時期を変更する。
【0020】
この結果、第1種類の当り遊技中に第2種類の当り遊技が入った場合に、この入った第2種類の当り遊技を提供することなく、第1種類の当り遊技をそのまま継続して提供することが出来るので、例えば第2種類の当り遊技が次々に入っている間はそのまま第2種類の当り遊技を提供せずに貯留し、第1種類でも第2種類でもない第3種類の当り遊技が入ってから(或いは第2種類の当り遊技が入らない状態が所定回数に達したとき)、それまでに貯留していた第2種類の当り遊技を連続して提供するということが可能になり、大当り遊技の連続提供を強調した遊技性の提供が可能になる。従って、当りの抽選確率や賞品の量等の射幸性に係わる部分を所定の範囲に保持したままで、大量の賞品を集中して提供する機会が発生し、遊技者に非常に大きな喜びや楽しみ、或いは期待感を提供することが出来るという高い遊技性を備えた遊技機の提供が可能になると言う極めて優れた効果を奏する。
【0021】
請求項5の発明の遊技機は、上記当り遊技提供方法変更手段は、上記当り遊技提供手段による上記第2種類の当り遊技の提供時機を変更することを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載の遊技機を要旨とする。
これにより、遊技を提供する毎に、当り遊技提供判断手段が第2種類の当り遊技を提供するかを判断して、当り遊技提供手段がその判断された第2種類の当り遊技を提供する遊技機で、当り遊技提供手段によって第1種類の当り遊技が提供されている状態で、当り遊技提供判断手段が第2種類の当り遊技を提供すると判断した場合に、当り遊技提供方法変更手段が当り遊技提供手段による第2種類の当り遊技の提供時期を変更する。
【0022】
この結果、第1種類の当り遊技中に第2種類の当り遊技が入った場合に、この入った第2種類の当り遊技の提供を開始することなく、第1種類の当り遊技をそのまま提供し続けることが出来るので、例えば第2種類の当り遊技が次々に入っている間はそのまま第2種類の当り遊技の提供を開始せずに貯留し、第1種類でも第2種類でもない第3種類の当り遊技が入ってから(或いは第2種類の当り遊技が入らない状態が所定回数に達したとき)、それまでに貯留していた第2種類の当り遊技を連続して提供開始するということが可能になり、大当り遊技の連続提供を強調した遊技性の提供が可能になる。従って、当りの抽選確率や賞品の量等の射幸性に係わる部分を所定の範囲に保持したままで、大量の賞品を集中して提供する機会が発生し、遊技者に非常に大きな喜びや楽しみ、或いは期待感を提供することが出来るという高い遊技性を備えた遊技機の提供が可能になると言う極めて優れた効果を奏する。
【0023】
請求項6の発明の遊技機は、上記当り遊技提供方法変更手段は、上記当り遊技提供手段による上記第1種類の当り遊技の提供の終了後に、上記第2種類の当り遊技の提供を開始することを特徴とする請求項1に記載の遊技機を要旨とする。これにより、遊技を提供する毎に、当り遊技提供判断手段が第2種類の当り遊技を提供するかを判断して、当り遊技提供手段がその判断された第2種類の当り遊技を提供する遊技機で、当り遊技提供手段によって第1種類の当り遊技が提供されている状態で、当り遊技提供判断手段が第2種類の当り遊技を提供すると判断した場合に、当り遊技提供方法変更手段が当り遊技提供手段による第1種類の当り遊技の提供の終了後に、第2種類の当り遊技の提供を開始する。
【0024】
この結果、第1種類の当り遊技中に第2種類の当り遊技が入った場合に、この入った第2種類の当り遊技の提供を、第1種類の当り遊技が終了するのを待って、提供することが出来るので、例えば第2種類の当り遊技が次々に入っている間はそのまま第1種類の当り遊技を続け、第1種類でも第2種類でもない第3種類の当り遊技が入ったら(或いは第2種類の当り遊技が入らない状態が所定回数に達したとき)、第1種類の当り遊技を終了して、それまでに貯留していた第2種類の当り遊技を連続して提供開始するということが可能になり、大当り遊技の連続提供を強調した遊技性の提供が可能になる。従って、当りの抽選確率や賞品の量等の射幸性に係わる部分を所定の範囲に保持したままで、大量の賞品を集中して提供する機会が発生し、遊技者に非常に大きな喜びや楽しみ、或いは期待感を提供することが出来るという高い遊技性を備えた遊技機の提供が可能になると言う極めて優れた効果を奏する。
【0025】
請求項7の発明の遊技機は、上記第1種類の当り遊技は、遊技を継続するために必要とする量に見合っただけ賞品が得られる遊技が継続される遊技、第1種パチンコ遊技機の普通図柄遊技の抽選間隔を短縮したり、電動役物の開放時間を延長する時短機能を伴う遊技、又は第3種パチンコ遊技機のスタートチャッカーの入賞後に開放する電動チューリップの開放時間を延長するデンジャータイムを伴う遊技であることを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れかに記載の遊技機を要旨とする。
【0026】
これにより、遊技を継続するために必要とする量に見合っただけ賞品が得られる遊技が継続される遊技、第1種パチンコ遊技機の普通図柄遊技の抽選間隔を短縮したり、電動役物の開放時間を延長する時短機能を伴う遊技、又は第3種パチンコ遊技機のスタートチャッカーの入賞後に開放する電動チューリップの開放時間を延長するデンジャータイムを伴う遊技が提供されている状態で、当り遊技提供判断手段が第2種類の当り遊技を提供すると判断した場合に、遊技を継続するために必要とする量に見合っただけ賞品が得られる遊技が継続される遊技、第1種パチンコ遊技機の普通図柄遊技の抽選間隔を短縮したり、電動役物の開放時間を延長する時短機能を伴う遊技、又は第3種パチンコ遊技機のスタートチャッカーの入賞後に開放する電動チューリップの開放時間を延長するデンジャータイムを伴う遊技がそのまま継続される。
【0027】
請求項8の発明の遊技機は、上記第2種類の当り遊技は、遊技を継続するために必要とする量より大量の賞品が得られる遊技、少量の賞品が得られる遊技が継続される遊技、又は大当り遊技であることを特徴とする請求項1ないし請求項7の何れかに記載の遊技機を要旨とする。
【0028】
これにより、第1種類の当り遊技中に、遊技を継続するために必要とする量より大量の賞品が得られる遊技、少量の賞品が得られる遊技が継続される遊技、又は大当り遊技が入った場合に、第1種類の当り遊技が継続されて、遊技を継続するために必要とする量より大量の賞品が得られる遊技、少量の賞品が得られる遊技が継続される遊技、又は大当り遊技が貯留される。
【0029】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施例の遊技機5の正面図、図2は、遊技機5の主基板1と、賞球制御基板3、音声ランプ図柄制御基板7と、発射制御基板13と、電源基板15との間のインタフェースに関するブロック図、図3は、遊技機5の電気制御系のブロック図を示す。
【0030】
遊技機5は、パチンコ遊技を提供するものであって、図1に示すように、遊技機5の筺体を提供する遊技機枠101と、この遊技機枠101に取り付けられた慣用されている遊技盤103と、上皿105と、下皿107と、発射ハンドル109とを備えている。遊技盤103には、周知の特別図柄遊技を表示する特別図柄表示装置(特別図柄LCDとも記す)47と、特別図柄始動入賞口111と、2個の普通図柄始動口113と、遊技機5のマスコット飾り115と、特別図柄の大当りの場合に開放する大入賞口116とが取り付けられている。又、特別図柄始動入賞口111には、普通図柄始動口113への遊技球106の通過で変動を開始する普通図柄表示装置49と、この普通図柄表示装置49が当りの場合に開放される普通電動役物112とが取り付けられている。この普通電動役物112が開放されると、特別図柄始動入賞口111に遊技球106が入賞し易くなる。
【0031】
一方、遊技機枠101に取り付けられている発射ハンドル109の近傍には、詳細を後述する帰宅ボタン117と、保護カバー119とが配設されている。
又、遊技機5は、遊技機枠101の内部に、図2と図3に示すような主制御を行う主基板1と、副制御を行う賞球制御基板3、音声ランプ図柄制御基板7、発射制御基板13、及び電源基板15とを備えている。
【0032】
主基板1には、図3に示すように、下記に内容を示すような入力スイッチ(入力SW)16と、大入賞口SOL、普通電動役物SOLなどの出力ソレノイド(出力SOL)18と、図柄確定回数、大当り、大入賞口、大当り貯留中などの状態信号を出力する盤用外部端子板21と、補給球不足スイッチ(補給球不足SW)23と、下受け皿満杯スイッチ(下受け皿満杯SW)25と、帰宅ボタン117とが接続されている。
【0033】
入力SW16は、第1種始動口SW、特定領域SW、大入賞口SW(カウントSW兼用)、左右の普通図柄作動ゲートSW、普通電動役物SW、普通入賞口SW(左右袖入賞口SW、左右落し入賞口SW)などから構成され、これらの出力を9ビットのスイッチ(SW)信号線によって、主基板1に供給する。
【0034】
又、主基板1は、電源基板15から+32V電源と、+12V電源と、+5V電源と、バックアップ電源と、リセット信号と、停電信号と、クリア信号とを入力する。
この様に入力した信号は、主基板1で遊技を提供するために利用される。又、主基板1から、8ビットのデータ信号と、1ビットのストローブ信号と、リセット信号と、停電信号と、クリア信号とが賞球制御基板3に供給される。
【0035】
又、8ビットのデータ信号と、1ビットのストローブ信号と、リセット信号とが音声ランプ図柄制御基板7に供給される。
これらにより、概ね以下に示すような処理が行われる。
賞球制御基板3は、主基板1から入力したデータ信号と、ストローブ信号とに基づき、賞球SW1(31)、賞球SW2(32)、貸球SW1(33)、貸球SW2(34)、賞球モータ制御SW35、賞球モータ37を利用して、枠用外部端子板41に情報出力などを実行したり、遊技球106を上皿105に払い出すと共に、1ビットの発射制御信号を発射制御基板13に出力する。又、賞球制御基板3には、状態表示器46が取り付けられると共に、枠用外部端子板41が接続されている。尚、枠用外部端子板41には、情報出力端子、不正出力端子、賞球端子、球貸し端子、金枠開放端子、内枠開放端子が設けられ、この金枠開放端子に金枠開放SW43が接続され、内枠開放端子に内枠開放SW45が接続されている。
【0036】
賞球SW1(31)と、賞球SW2(32)とは、賞球個数をカウントする。貸球SW1(33)と、貸球SW2(34)とは、貸球個数をカウントする。
尚、明細書中では、貸球と、球貸し等の用語が混在しているが、ほぼ同意味である。
【0037】
音声ランプ図柄制御基板7は、主基板1から送信されてきたデータ信号と、ストローブ信号と、リセット信号とに基づき、特別図柄表示装置(特別図柄LCD)47と、普通図柄表示装置(普通図柄7セグメントLCD)49とを利用して、遊技の特別図柄と、普通図柄とを表示する。
【0038】
又、LEDが発光する電飾53を利用して、特別図柄や遊技内容に同期した電飾パターンを発生すると共に、スピーカー51から遊技内容に対応した効果音やアナウンスを発生する。この音声ランプ図柄制御基板7は、従来、音声基板、ランプ基板、図柄制御基板というように分かれていた副制御基板を1つにしたものである。従って、音声ランプ図柄制御基板7は、従来の音声基板、ランプ基板、図柄制御基板が実行していた処理とほぼ同様の処理を実行する。
【0039】
又、この様に1体化したことにより、省スペース、省エネルギ、低コスト化、及び音響、電飾、画像表示の同期化が可能になる。
発射制御基板13は、1ビットの発射制御信号を賞球制御基板3から入力し、タッチプレート61と、発射停止SW63と、発射モータ65とに接続され、遊技球の発射状態を制御する。
【0040】
以上に概略を説明した主基板1と、賞球制御基板3と、音声ランプ図柄制御基板7と、発射制御基板13とには、電源基板15からのリセット信号線RSWと、+5V電源供給線DGW5と、+12V電源供給線DGW12とが接続されている。又、主基板1と、発射制御基板13とには、+32V電源供給線DGW32が接続され、音声ランプ図柄制御基板7には、+24V電源供給線DGW24が接続されている。
【0041】
リセット信号線RSWは、主基板1と、賞球制御基板3と、音声ランプ図柄制御基板7と、発射制御基板13とを電源基板15から一括して、リセットするためのものであって、主として、電源供給開始時の初期化に用いられる。尚、リセット信号線RSWは、電源基板15から、先ず主基板1と発射制御基板13とに供給される。次いで、主基板1内で、分岐されて、賞球制御基板3と、音声ランプ図柄制御基板7とに送られる。この様に主基板1から送り配線によって、リセット信号を各基板に配給することにより、電源基板15から賞球制御基板3や音声ランプ図柄制御基板7など各基板に直接配線する数が低減され、接続配線の組み付け工数や解体工数の低減を図ることが可能になる。
【0042】
又、電源基板15からは、停電信号線TSWと、バックアップ電源線BKWと、クリア信号線CSWとが主基板1に接続されている。電源基板15から賞球制御基板3には、バックアップ電源線BKWが接続されている。尚、停電信号線TSWは、電源基板15から、先ず主基板1に供給され、主基板1内で、分岐されて、賞球制御基板3に送られている。
【0043】
クリア信号線CSWは、電源基板15から、先ず主基板1に供給され、主基板1内で、分岐されて、賞球制御基板3に送られている。
停電信号線TSWと、バックアップ電源線BKWと、クリア信号線CSWとが供給される主基板1と、賞球制御基板3には、共に周知の遊技機用のセキュリティを考慮したマイクロ制御ユニット(マイクロコンピュータを利用した制御ユニット)が備えられている。このマイクロ制御ユニットには、CPU、ROM、RAMが備えられている。RAMは、バックアップ電源線BKWが供給するバックアップ電源によって、+5V電源供給線DGW5が供給する+5V電源の電力の低下後もデータを保持する。ここでは、バックアップ電源線BKWに電力を供給する電源基板15は、遊技機5に供給されていたAC24V電源が遮断されて後、20時間以上バックアップ電源を供給する能力を有する。
【0044】
次に、図2に基づいて、電源基板15と、主基板1と、賞球制御基板3と、音声ランプ図柄制御基板7と、発射制御基板13との間で、電源供給と信号供給とを行う構成を説明する。なお、詳細な構成の説明は省略する。
電源基板15は、主基板1と、賞球制御基板3と、音声ランプ図柄制御基板7と、発射制御基板13とに、電源供給と信号供給とを行うために、クリアSW121と、停電信号作成回路123と、リセット信号作成回路125と、主基板及び賞球制御基板用バックアップ電源作成回路127と、+5V、+12V電源作成回路131と、+24V、+32V電源作成回路133とを備えている。
【0045】
クリアSW121は、遊技機5の裏側から操作可能な位置に取り付けられている押しボタンスイッチ構造であって、電源基板15上に取り付けられている。なお、押しボタン構造に替えて、所定の鍵によって操作するキースイッチ構造としても良い。クリアSW121には、クリア信号線CSWが接続されている。クリア信号線CSWは、先ず、主基板1に接続され、次いで、送り配線で賞球制御基板3に接続されている。
【0046】
停電信号作成回路123は、停電信号線TSWに接続され、停電信号を主基板1と、賞球制御基板3とに出力する。
リセット信号作成回路125は、リセット信号線RSWに接続され、リセット信号を主基板1と、賞球制御基板3と、音声ランプ図柄制御基板7と、発射制御基板13とに出力する。
【0047】
主基板及び賞球制御基板用バックアップ電源作成回路127は、バックアップ電源線BKWに接続され、バックアップ電源を主基板1と、賞球制御基板3とに出力する。
+5V、+12V電源作成回路131は、+5V電源供給線DGW5と、+12V電源供給線DGW12とに接続され、+5V電源と、+12V電源とを主基板1と、賞球制御基板3と、音声ランプ図柄制御基板7と、発射制御基板13とに出力する。
【0048】
+24V、+32V電源作成回路133は、+24V電源供給線DGW24と、+32V電源供給線DGW32とに接続され、後述する+24V電源を音声ランプ図柄制御基板7に供給し、+32V電源を主基板1と、発射制御基板13とに出力する。
【0049】
電源基板15から電源(+5V、+12V、+32V)やリセット信号等の供給を受ける主基板1は、CPU,ROM,RAM等を備えたマイクロ制御ユニット(MPU)71と、このMPU71に接続されたシステムリセット回路141と、停電信号受信回路143と、クリア信号受信回路145と、ポート回路147と、ストローブ信号送信回路149と、データ信号送信回路150とを備えている。
【0050】
MPU71は、RESET端子151と、NMI端子153と、PORT端子157と、DATA端子159とを備えている。なお、NMI端子153の様に、「NMI」の文字の上のラインである、ローイネーブルを示すラインは、図面にのみ記載し、明細書中では、記載を省略する。MPU71、83の端子の説明に用いる各記号に関しては、特に説明のない限り米国ザイログ社の商標「Z80」で表示されるマイクロプロセッサーの規格に準拠する。
【0051】
RESET端子151は、リセット信号線RSWに接続されたシステムリセット回路141が接続されており、システムリセット回路141を介して、リセット信号を入力する。なお、MPU71の詳細な動作の説明は、省略する。
NMI端子153は、停電信号線TSWに接続された停電信号受信回路143が接続されており、停電信号受信回路143を介して、停電信号を入力する。
【0052】
PORT端子157は、クリア信号線CSWに接続されたクリア信号受信回路145が接続されており、クリア信号受信回路145を介して、クリア信号を入力する。
DATA端子159は、ポート回路147を介して、ストローブ信号送信回路149と、データ信号送信回路150とにデータを出力することによって、賞球制御基板3と、音声ランプ図柄制御基板7とを直接制御するためのストローブ信号と、データ信号とを出力する。ストローブ信号は、ストローブ信号線STBWに出力され、データ信号は、データ信号線DATAWに出力される。
【0053】
電源基板15から電源(+5V、+12V)の供給を受け、主基板1を経由して電源基板15からリセット信号等の供給を受ける賞球制御基板3は、CPU,ROM,RAM等を備えたマイクロ制御ユニット(MPU)83と、このMPU83に接続されたシステムリセット回路161と、停電信号受信回路163と、ストローブ信号受信回路165と、データ信号受信回路167と、ポート回路169と、発射制御信号出力回路171と、クリア信号受信回路177とを備えている。
【0054】
MPU83は、RESET端子173と、NMI端子175と、PORT端子180と、CLK/TRG2端子179と、DATA端子183とを備えている。
RESET端子173は、リセット信号線RSWに接続されたシステムリセット回路161が接続されており、システムリセット回路161を介して、リセット信号を入力する。なお、MPU83の動作の詳細な説明は、省略する。
【0055】
NMI端子175は、停電信号線TSWに接続された停電信号受信回路163が接続されており、停電信号受信回路163を介して、停電信号を入力する。
CLK/TRG2端子179は、ストローブ信号線STBWに接続されたストローブ信号受信回路165が接続されており、ストローブ信号受信回路165を介して、ストローブ信号を入力する。
【0056】
DATA端子183は、データ信号線DATAWに接続されたデータ信号受信回路167と、ポート回路169とを介して、データ信号を入力する。
又、ポート回路169によって分岐されたデータ信号は、発射制御信号出力回路171に接続されている。
【0057】
電源基板15から電源(+5V、+12V、+24V)やリセット信号等の供給を受ける音声ランプ図柄制御基板7は、CPU,ROM,RAM等を備えたマイクロ制御ユニット(MPU)181と、このMPU181に接続されたシステムリセット回路184と、ストローブ信号受信回路185と、データ信号受信回路187と、同期信号出力回路182とを備えている。尚、同期信号出力回路182は、音声ランプ図柄制御基板7の動作タイミングを他の遊技機5と同期させる場合に用いる同期信号を出力するものである。ここでは、詳細な説明を省略する。又、この同期信号出力回路182は、音声ランプ図柄制御基板7に備えられていてもよく、或いは備えられていなくても良い。
【0058】
この同期信号出力回路182によって、音声ランプ図柄制御基板7の図柄の表示開始(デモ図柄やアイドリング図柄の表示開始)や電飾の表示開始(大当りの電飾の表示開始)の動作タイミングを例えば、リセット信号の入力後、5秒刻みで、他の遊技機5と同期させている場合には、所謂ゴト行為によって、リセット信号を不正に発生させると、その遊技機5の図柄の表示開始や電飾の表示開始の動作タイミングだけが変更されることになる。即ち、不正が仕掛けられた遊技機5の図柄の表示タイミングや電飾の表示タイミングだけがずれることになり、間接的にゴト行為が仕掛けられたことの表示がなされることになる。
【0059】
MPU181は、RESET端子189と、INT0端子191と、PORT端子193、194、196とを備えている。
RESET端子189は、リセット信号線RSWに接続されたシステムリセット回路184が接続されており、システムリセット回路184を介して、リセット信号を入力する。なお、MPU181の詳細な動作の説明は省略する。
【0060】
INT0端子191は、ストローブ信号線STBWに接続されたストローブ信号受信回路185が接続されており、ストローブ信号受信回路185を介して、ローイネーブルのストローブ信号を入力する。
PORT端子193は、データ信号線DATAWに接続されたデータ信号受信回路187を介して、データ信号を入力する。
【0061】
PORT端子194と、PORT端子196とは、同期信号出力回路182に接続されている。又、同期信号出力回路182には、リセット信号が入力されている。
電源基板15から電源(+5V、+12V、+32V)やリセット信号等の供給を受ける発射制御基板13は、電子制御回路を備えた発射制御回路251と、この発射制御回路251に接続されたリセット回路253と、発射制御信号入力回路255とを備えている。
【0062】
発射制御回路251は、リセット信号線RSWに接続されたリセット回路253を介して、リセット信号を入力し、発射制御信号線HSSWに接続された発射制御信号入力回路255を介して、発射制御信号を入力する。
発射ハンドル109の近傍に位置する帰宅ボタン117は、図4に示すように、遊技機枠101に形成された収容穴118内に配設され、保護カバー119で覆われている。これは、不用意に帰宅ボタン117が操作されることを防止するためである。又、保護カバー119上や、この周辺の遊技機枠101には、帰宅ボタン117の使用法に関する注意事項が表記されている。この帰宅ボタン117の動作の詳細は後述するが、連ちゃん状態を終了する機能を有する。
【0063】
図5は、遊技機5に電源が供給された場合に実行される処理の概要を示す電源投入処理ルーチンのフローチャートである。
この電源投入処理が主基板1で起動されると、先ず、MPU71をこれから作動させるための条件を設定する初期化処理が行われる(S100)。初期化処理では、スタック・ポインタの設定、マスカブル割込みの設定、CPU内蔵RAM(MPU71が備えるRAM)のアクセスの許可等の処理を行う。
【0064】
次いで、電源が切断された時点の発生情報に基づいて、停電復旧かを判断し(S200)、電源が切断された時点の発生情報が正常に設定されていれば、停電時の状態に復旧することが可能であることから、停電復旧であると判断して、停電前の状態に復旧する処理を実行し(S300)、電源が切断された時点の処理(電源断前の処理と略す。)に移行する。以後、電源が切断された時点の状態から、続きの処理が行われる。
【0065】
一方、停電復旧かの判断で(S200)、停電の復旧ではなく、初期状態からのスタートであると判断した場合には、次に遊技機5の各部を初期状態にする初期状態の設定を行って(S400)、遊技を開始させる遊技開始入出力処理に移行する(S500)。これにより、遊技機5は、各センサが検出した情報を主基板1に入力して、詳細を図示しない各種制御処理で参照可能になる。例えば、帰宅ボタン117や入力SW16等が検出した情報が主基板1に入力される。又、主基板1から賞球制御基板3や音声ランプ図柄制御基板7などに情報が実際に出力され、特別図柄表示装置(特別図柄LCD)47や普通図柄表示装置(普通図柄7セグメントLCD)49等の表示が行われる。
【0066】
次いで、慣用されている普通図柄の表示や当りの判定を行う普通図柄動作処理を実行して(S600)、この普通図柄が当りで有れば普通電動役物SOLを駆動する処理を行う普通電動役物動作処理を実行する(S700)。これらにより、普通図柄遊技の提供が行われる。
【0067】
この普通図柄遊技の提供後、次に、詳細を後述する特別図柄の表示や大当りの判定を行う時短先取り特別図柄動作処理を実行し(S800)、この処理で、大当り遊技の実行であると判断された場合に、大入賞口SOLを駆動して大当り遊技を提供する特別電動役物動作処理を実行する(S900)。これらにより、特別図柄遊技が提供される。以上のS500ないしS900の処理は、電源が切断されるまで、繰り返し実行される。
【0068】
尚、以下に詳述する時短先取り特別図柄動作処理以外は、周知の第1種特別図柄遊技を提供する遊技機とほぼ同様である。従って、時短先取り特別図柄動作処理以外に関しては、詳細な内容の説明は、省略する。
次に、図6の時短先取り特別図柄動作処理ルーチンのフローチャートと、図7の特別図柄表示装置(特別図柄LCD)47の表示状態の説明図に基づいて、時短先取り特別図柄動作処理の詳細を説明する。
【0069】
図6の時短先取り特別図柄動作処理が起動されると、先ず、慣用されている方法で、低確率(例えば330分の1の抽選確率)での、大当りの抽選を行う(S1000)。この低確率で大当りの抽選を行った結果、外れの間は(S1100)、この慣用されている低確率での大当りの抽選を繰り返す(S1000)。尚、このS1000の低確率での大当りの抽選が1回処理される毎に、詳細な図示を省略する特別図柄表示処理ルーチンによって、特別図柄表示装置(特別図柄LCD)47に、この抽選の結果を反映させた特別図柄遊技の画像が表示される。ここで(S1000に対応する特別図柄表示処理によって)表示される特別図柄遊技は、遊技の結果を表現する確定図柄が大当りを意味しない図柄にされるが、S1000で大当りであるとの判断が行われた場合には、特別の意味を有する図柄表現(プレミアム表現)を介して後、外れの確定図柄にされる。
【0070】
従って、このS1000、S1100の処理が繰り返されている間は、S900の処理では、何もされることはない。
一方、S1100で、当りであると判断された場合には、次に、抽選確率を高確率にするかの可否を判断する時短当りの抽選を行う(S1200)。ここで外れ(当りでない)であると判断した場合には(S1300)、先ず低確率時短遊技を50回処理し、その間に当りが入った回数を積算する低確率時短遊技(50回)・当り回数積算を行い(S1400)、この後、当り回数が「0」であるかの判断処理に移行する(S1500)。つまり、このS1400の処理では、低確率時短遊技、ここでは普通図柄の抽選確率が高く(10分の8)、抽選間隔が短く(2秒)、特別図柄の抽選確率が低く(330分の1)された特別図柄遊技が50回処理され、その50回の処理の間に、当りであると判断された回数を積算する処理が行われる。通常であれば、殆ど当りであると判断されることはない抽選確率であり、殆ど次のS1500で当り回数が「0」であるとの判断が行われる。尚、このS1400の処理中は、時短遊技の特別図柄が特別図柄表示装置(特別図柄LCD)47に表示される。又、普通図柄の表示は、S600の処理で実行され、普通電動役物112の駆動は、S700の処理で実行される。尚、特別図柄遊技の確定図柄は、49回目まで、そのまま外れ図柄が表現され、最後の50回目は、S1500の判断結果に基づいて、当り回数が「0」であれば、確定図柄を大当りにし、当り回数が「0」でなければ、確定図柄を外れにする処理が行われる。この49回の間は、図7に示すように、特別図柄表示装置(特別図柄LCD)47に確定図柄などを表示する変動図柄48Aと、面白い画像を提供する動画48Bと、「大当りを貯留中」表示48Cとが表示される。この「大当りを貯留中」表示48Cは、未消化の大当り遊技があることを表現する。又、連ちゃんの発生を予感させる。
【0071】
また、S1400で、低確率時短遊技を50回処理する間に、1度も当りであるとの判断が行われなかった場合には、その50回目に、大当りの確定図柄を特別図柄表示装置(特別図柄LCD)47に表示して、大当り遊技を行う(S1600)。このS1600の大当り遊技では、後述する大当り回数に1を加えた回数の大当り遊技を提供する。尚、S1400で1回も当りであるとの判断が行われなかった場合には、S1600では、1回だけ大当り遊技が提供される。
【0072】
この大当り遊技の提供に伴って、図5のS900による特別電動役物動作処理が実行されて、大入賞口116が開放され、特別図柄表示装置(特別図柄LCD)47に大当りの遊技図柄が表示される。
一方、S1500によって、S1400で1度以上当りであると判断されたことを示す、当り回数が「0」ではないと判断された場合には、次に当り回数を大当り回数に加算し(S1700)、次いで当り回数のクリアを行って(S1800)、S1400の処理を再び実行する。つまり、S1400で、当りであると判断されると、S1400、S1500、S1700、S1800のループ処理が構成され、S1400による低確率時短遊技を50回処理が繰り返し実行される。例えば、S1400が2回処理されれば、100回の低確率時短遊技が実行され、その間にS1400で当りと判断された回数が大当り回数とされる。つまり、その大当り回数は、S1600の大当り遊技の回数に反映される。
【0073】
以上のS1400ないしS1800の処理により、低確率での時短先取り特別図柄遊技が提供され、その間に当った大当り遊技が時短遊技の終了後に連続して提供される。
一方、S1200の時短当りの抽選で、当りであると判断した場合には(S1300)、先ず高確率時短遊技を50回処理し、その間に当りが入った回数を積算する高確率時短遊技(50回)・当り回数積算を行い(S2000)、この後、当り回数が「0」であるかの判断処理に移行する(S2100)。つまり、このS2000の処理では、高確率時短遊技、ここでは普通図柄の抽選確率が高く(10分の8)、抽選間隔が短く(2秒)、特別図柄の抽選確率が高く(50分の1)された特別図柄遊技が50回処理され、その50回の処理の間に、当りであると判断された回数を積算する処理が行われる。通常であれば、1回当りであると判断される抽選確率である。
【0074】
尚、このS2000の処理中は、時短遊技の特別図柄が特別図柄表示装置(特別図柄LCD)47に表示される。又、普通図柄の表示は、S600の処理で実行され、普通電動役物112の駆動は、S700の処理で実行される。尚、特別図柄遊技の確定図柄は、49回目まで、そのまま外れ図柄が表現され、最後の50回目は、S2100の判断結果に基づいて、当り回数が「0」であれば、確定図柄を大当りにし、当り回数が「0」でなければ、確定図柄を外れにする処理が行われる。この49回の間は、図7に示すように、特別図柄表示装置(特別図柄LCD)47に確定図柄などを表示する変動図柄48Aと、面白い画像を提供する動画48Bと、「大当りを貯留中」表示48Cとが表示される。この「大当りを貯留中」表示48Cは、未消化の大当り遊技があることを表現する。又、連ちゃんの発生を予感させる。
【0075】
また、S2000で、高確率時短遊技を50回処理する間に、1度も当りであるとの判断が行われなかった場合には、その50回目に、大当りの確定図柄を特別図柄表示装置(特別図柄LCD)47に表示して、大当り遊技を行う(S2200)。このS2200の大当り遊技では、後述する大当り回数に1を加えた回数の大当り遊技を提供する。尚、S2000で1回も当りであるとの判断が行われなかった場合には、S2200では、1回だけ大当り遊技が提供される。
【0076】
この大当り遊技の提供に伴って、図5のS900による特別電動役物動作処理が実行されて、大入賞口116が開放され、特別図柄表示装置(特別図柄LCD)47に大当りの遊技図柄が表示される。
一方、S2100によって、S2000で1度以上当りであると判断されたことを示す、当り回数が「0」ではないと判断された場合には、次に当り回数を大当り回数に加算し(S2300)、次いで当り回数のクリアを行って(S2400)、S2000の処理を再び実行する。つまり、S2000で、当りであると判断されると、S2000、S2100、S2300、S2400のループ処理が構成され、S2000による高確率時短遊技を50回処理が繰り返し実行される。例えば、S2000が2回処理されれば、100回の高確率時短遊技が実行され、その間にS2000で当りと判断された回数が大当り回数とされる。つまり、その大当り回数は、S2200の大当り遊技の回数に反映される。
【0077】
以上のS2000ないしS2400の処理により、高確率での時短先取り特別図柄遊技が提供され、その間に当った大当り遊技が時短遊技の終了後に連続して提供される。
尚、S1400ないしS1800の処理や、S2000ないしS2400の処理による貯留は、長時間貯留を続け、大当りに移行しないことがある。この様な場合に、遊技者が貯留を止めにしたい場合には、帰宅ボタン117を5秒以上押し続けると、図示しない強制終了処理が起動され、処理がS1600、又はS2200に移行する。これにより、S1400、又はS2000の処理が中止されて、大当りが発生し、遊技者は連ちゃん状態から抜け出して、心置きなく帰宅することが可能になる。この場合に、帰宅ボタン117を押したときから、特別図柄表示装置(特別図柄LCD)47に、図8に示すような、連ちゃんの解除を警告する残り時間表示48D、例えば「帰宅ボタンが押されました。連ちゃん貯留の解除まであと○○秒です。」を表示して、遊技者が誤って、連ちゃん状態を解除しないようにする。
【0078】
尚、S1400やS2000の処理などで抽選確率や抽選間隔などが示されているがこれは設計値であり、遊技機5の設計思想に応じて、適宜適切な値が選択される。
以上に説明した遊技機5は、以下に示すような優れた作用効果を奏する。
【0079】
遊技機5は、先ず低確率時短遊技、又は高確率時短遊技を提供してから大当り遊技の提供を行う。又、この低確率時短遊技、又は高確率時短遊技中に、更に大当りの抽選で当りとされれば、さらに低確率時短遊技、又は高確率時短遊技が延長される。従って、場合によっては、低確率時短遊技、又は高確率時短遊技の延長が数限りなく繰り返されて、非常に多回数の大当り遊技を提供する機会の発生が考えられ、この大当りが短時間に集中して提供される。この結果、大当りの抽選確率などを従来の射幸性を抑えた状態にしたままで、遊技者に連チャンによる非常に大きな勝利感を提供することが出来、高い遊技性の提供が可能になる。
【0080】
又、所定回数の低確率時短遊技、又は高確率時短遊技中(第1種の当り遊技中)に、1度も当りが入らない場合(第2種の当り遊技が入らない場合)に、低確率時短遊技、又は高確率時短遊技を終了して、大当り遊技に移行するようにしたことで、遊技者の運の良さを反映した遊技性を提供することが出来る。つまり、遊技者がついている状態の場合には、低確率時短遊技、又は高確率時短遊技の継続が運の良さを反映して相当多数回になって、結果として非常に多数回の連ちゃんとなる機会を与え、一方、遊技者に運がない場合は、高確率時短遊技でも所定回数の間に1度も大当りを引かずに最小回の大当りだけで済んでしまうという遊技性を提供することが可能になる。
【0081】
尚、第1種類の当り遊技としては、大当り遊技が継続される遊技、第1種パチンコ遊技機の普通図柄遊技の抽選間隔を短縮したり、電動役物の開放時間を延長する時短機能を伴う遊技、又は第3種パチンコ遊技機のスタートチャッカーの入賞後に開放する電動チューリップの開放時間を延長するデンジャータイムを伴う遊技が提供されている状態で、当り遊技提供判断手段が第2種類の当り遊技を提供すると判断した場合に、遊技を継続するために必要とする量に見合っただけ賞品が得られる遊技が継続される遊技、第1種パチンコ遊技機の普通図柄遊技の抽選間隔を短縮したり、電動役物の開放時間を延長する時短機能を伴う遊技、又は第3種パチンコ遊技機のスタートチャッカーの入賞後に開放する電動チューリップの開放時間を延長するデンジャータイムを伴う遊技が対応する。
【0082】
又、第2種類の当り遊技としては、第1種類の当り遊技中に、遊技を継続するために必要とする量より大量の賞品が得られる遊技、少量の賞品が得られる遊技が継続される遊技、又は大当り遊技が入った場合に、第1種類の当り遊技が継続されて、遊技を継続するために必要とする量より大量の賞品が得られる遊技、少量の賞品が得られる遊技が継続される遊技、又は大当り遊技が対応する。
【0083】
その上、強制的に連ちゃんを終了させる帰宅ボタン117を設けたことで、大当りが未消化の状態で遊技機5を離れる不具合が解消されるので、長い連ちゃん(時短遊技)を提供する遊技機5であっても遊技者に最良の心遣いを示すことが可能になり、顧客満足度の高い遊技機5を提供することが可能になる。
【0084】
又、誤って、強制的に連ちゃんを終了させる帰宅ボタン117が操作され、遊技者に不利益が被らないように、警告表示を行うことと、帰宅ボタン117を5秒間押し続けることとを連ちゃんの解除の要件としたため、より遊技者の利益が保護される。
【0085】
しかも、本発明は、パチンコ遊技に限定されるものでなく、賞品やポイントなどを提供する遊技機であればどの様なものにも適用することが可能である。
次に特許請求の範囲と実施例との対応関係を説明する。
請求項1の当り遊技提供判断手段は、図6のS1100、S1300、S1400、S2000が対応する。
【0086】
当り遊技提供手段は、S1400によって実行される低確率時短遊技と、S2000で実行される高確率時短遊技と、S1600の大当り遊技と、S2200の大当り遊技が対応する。
第1種類の当り遊技が提供されている状態は、S1400の遊技と、S2000の遊技が対応し、第2種類の当り遊技を提供すると判断した場合は、S1400やS2000で当りと判断した場合が対応する。
【0087】
当り遊技提供方法変更手段は、S1400ないしS1800の処理と、S2000ないしS2400の処理が対応する。
請求項2の当り遊技提供方法変更手段は、S1600やS2200にて、大当り回数+1回の大当り遊技を提供する処理が対応する。
【0088】
請求項3、4、5の当り遊技提供方法変更手段は、S1500で「NO」とされた場合に、再度S1400による低確率時短遊技を50回実行させる処理と、S2100で[NO]とされた場合に、再度S2000による高確率時短遊技を50回実行させる処理とが対応する。
【0089】
請求項6の当り遊技提供方法変更手段は、S1400、S1500、S1700、S1800の処理から、S1500で「YES」とされ、S1600に移行する処理、S2000、S2100、S2300、S2400の処理から、S2100で「YES」とされ、S2200に移行する処理が対応する。
【0090】
請求項7は、第1種類の当り遊技の範囲が遊技機5の特定のものに限定されるものでなく、色々なものに適用されることを示すものである。
請求項8は、第2種類の当り遊技の範囲が遊技機5の特定のものに限定されるものでなく、色々なものに適用されることを示すものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機5の正面図である。
【図2】遊技機5の主基板1と、賞球制御基板3、音声ランプ図柄制御基板7と、発射制御基板13と、電源基板15との間のインタフェースに関するブロック図である。
【図3】遊技機5の電気制御系のブロック図である。
【図4】帰宅ボタン117の正面図と、断面図である。
【図5】遊技機5に電源が投入された場合に実行される処理のフローチャートである。
【図6】時短先取り特別図柄動作処理ルーチンのフローチャートである。
【図7】特別図柄表示装置(特別図柄LCD)47の表示状態の説明図である。
【図8】連ちゃんの解除を警告する残り時間表示48Dの説明図である。
【符号の説明】
1…主基板、3…賞球制御基板、5…遊技機、7…音声ランプ図柄制御基板、
13…発射制御基板、15…電源基板、21…盤用外部端子板、
37…賞球モータ、41…枠用外部端子板、46…状態表示器、
47…特別図柄表示装置、48A…変動図柄、48B…動画、
48C…表示、48D…連ちゃんの解除を警告する残り時間表示、
49…普通図柄表示装置、51…スピーカー、53…電飾、
61…タッチプレート、65…発射モータ、101…遊技機枠、
103…遊技盤、105…上皿、106…遊技球、107…下皿、
109…発射ハンドル、111…特別図柄始動入賞口、
112…普通電動役物、113…普通図柄始動口、
115…マスコット飾り、116…大入賞口、
117…帰宅ボタン、119…保護カバー、
123…停電信号作成回路、125…リセット信号作成回路、
127…主基板及び賞球制御基板用バックアップ電源作成回路、
131…+5V、+12V電源作成回路、
133…+24V、+32V電源作成回路、
141…システムリセット回路、143…停電信号受信回路、
145…クリア信号受信回路、147…ポート回路、
149…ストローブ信号送信回路、150…データ信号送信回路、
151、173、189…RESET端子、153、175…NMI端子、
157、180、193、194、196…PORT端子、
159、183…DATA端子、
161、184…システムリセット回路、163…停電信号受信回路、
165…ストローブ信号受信回路、167、187…データ信号受信回路、
169…ポート回路、171…発射制御信号出力回路、
177…クリア信号受信回路、179…CLK/TRG2端子、
182…同期信号出力回路、
185…ストローブ信号受信回路、
191…INT0端子、251…発射制御回路、
253…リセット回路、255…発射制御信号入力回路、
BKW…バックアップ電源線、CSW…クリア信号線、
DATAW…データ信号線、DGW12…+12V電源供給線、
DGW24…+24V電源供給線、DGW32…+32V電源供給線、
DGW5…+5V電源供給線、HSSW…発射制御信号線、
RSW…リセット信号線

Claims (8)

  1. 遊技を提供する毎に所定の当り遊技を提供するかを判断する当り遊技提供判断手段と、
    上記当り遊技提供判断手段によって提供すると判断された当り遊技を提供する当り遊技提供手段と、
    上記当り遊技提供手段によって第1種類の当り遊技が提供されている状態で、上記当り遊技提供判断手段が第2種類の当り遊技を提供すると判断した場合に、上記当り遊技提供手段による当り遊技の提供方法を所定の方法に変更する当り遊技提供方法変更手段と
    を備える遊技機。
  2. 上記当り遊技提供方法変更手段は、上記当り遊技提供判断手段が第2種類の当り遊技を提供すると判断した回数に応じて、上記当り遊技提供手段による当り遊技の提供方法を変更することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 上記当り遊技提供方法変更手段は、上記当り遊技提供手段による上記第1種類の当り遊技の提供状態を変更することを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の遊技機。
  4. 上記当り遊技提供方法変更手段は、上記当り遊技提供手段による上記第1種類の当り遊技の終了時期を変更することを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の遊技機。
  5. 上記当り遊技提供方法変更手段は、上記当り遊技提供手段による上記第2種類の当り遊技の提供時機を変更することを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載の遊技機。
  6. 上記当り遊技提供方法変更手段は、上記当り遊技提供手段による上記第1種類の当り遊技の提供の終了後に、上記第2種類の当り遊技の提供を開始することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  7. 上記第1種類の当り遊技は、遊技を継続するために必要とする量に見合っただけ賞品が得られる遊技が継続される遊技、第1種パチンコ遊技機の普通図柄遊技の抽選間隔を短縮したり、電動役物の開放時間を延長する時短機能を伴う遊技、又は第3種パチンコ遊技機のスタートチャッカーの入賞後に開放する電動チューリップの開放時間を延長するデンジャータイムを伴う遊技であることを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れかに記載の遊技機。
  8. 上記第2種類の当り遊技は、遊技を継続するために必要とする量より大量の賞品が得られる遊技、少量の賞品が得られる遊技が継続される遊技、又は大当り遊技であることを特徴とする請求項1ないし請求項7の何れかに記載の遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011087748A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP2012196299A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Takao Co Ltd 遊技機
JP2013046867A (ja) * 2012-12-06 2013-03-07 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機

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