JP2004089164A - 携帯用電動結束器 - Google Patents

Abstract

【課題】防虫対策・日焼け防止対策により果実の商品的価値を守るための保護袋を被せる作業を簡素化して多品種対応作業効率
向上及び労働負担の軽減。
【解決手段】保護袋を果実に被せる手段として携帯可能、且つ、簡単な操作で作業可能な機器の発明。小型軽量とし、簡単な操作方法として電動式により結束部の上下を固定し保護袋を結束し保護袋の各種大きさに対応できる位置決め機構を備えた結束器の発明。それにより簡単な操作で移動しながら多品種に応
用できる保護袋かけ作業が可能となる。
【選択図】　　　　図４

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】果実の商品価値を守るための方法のひとつである保護用袋を被せる携帯可能で操作簡易な機器である。
【０００２】
【発明の属する技術分野】操作簡易な電動とし携帯自由な軽量・小型とし作業の労働負担軽減及び作業効率向上を図った。
【０００３】果実の品種により使用する袋の大きさに対応できる位置決め装置により使用範囲を多くした。
【０００４】
【従来の技術】果実の防虫・日焼けなどの商品価値を守るために果実に手作業で袋を被せる作業を行っていた。
【０００５】作業は一個一個の果実に手作業で袋を取り付けていたため作業効率が悪く、又、重労働となりがちである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】手作業によるため効率が悪く、また、作業姿勢の面から長時間作業を行うと重労働となる。
【０００７】その為、作業の効率向上と労働の負担軽減できる装置の開発が求められた。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明は電動式による操作の簡易性を図り、且つ、小型軽量により移動安易な機器の発明による作業効率向上と労働の負担軽減を図った。
【０００９】作業効率向上と労働負担軽減を図るため移動作業を可能とした。
【００１０】移動作業を可能とするため小型の部品を採用し樹脂等の軽量材質を使い携帯可能とした。
【００１１】果実の多品種に対応するため袋の大小の対応を可能とした。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明は電動で袋を被せるアームの開閉を可能としたため片手で操作可能となり、又、連続操作可能としたため作業効率の向上が図れるとともに、小型軽量機器であるため作業が簡易となり作業の負担軽減となる。
【００１３】使用部品の小型化及び軽量化により携帯して移動しながら作業可能なため、作業効率が良くなる。
【００１４】結束する個所の上下を▲１▼メインアーム▲３▼サブアームで固定し中央部を結束する機構。
【００１５】小型充電式蓄電池の使用により作業時間中の作動維持を可能とした。
【００１６】▲７▼結束位置決め用可動底板により袋の大小に対応可能とした。
【００１６】以上により、本発明は携帯自由、且つ、簡易操作で果実等へ袋を被せ多品種対応可能な機能を持った電動式結束機器である。
【００１７】
【実施例】使用例として、
【図２】可動前の側面図中の▲７▼結束位置決め用可動底板を使用する袋の大きさに位置決めし、袋を結束する果実の穂梗にメインア
ームを位置づけしてトリガーを引くと
【図３】
【図４】結束可動時の動きとなり果実に保護袋を被せる。
【００１８】
【発明の効果】果実の商品価値の維持作業が簡素化され、従来より労働負担が軽減し多品種に対応でき、且つ作業効率が向上する。
【００１９】労働負担軽減により労働力確保の心配が少なくなる。
【００２０】作業効率向上により作付け面積を広げることができる。
【００２１】多品種の栽培が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】結束可動前の上面図。
【図２】結束可動前の側面図。
【図３】結束可動時の上面図。
【図４】結束可動時の側面図。
【符号の説明】
▲１▼　メインアーム
▲２▼　ガイドリブ
▲３▼　サブアーム
▲４▼　サブアーム支点
▲５▼　結束部
▲６▼　結束位置決め用可動底板
▲７▼　ワークホルダー

Claims (3)

1. 小型で主要材質を樹脂等とし携帯可能とした袋結束器。
2. 開閉式アームにより果実保護袋等を簡易な操作で上下を固定し中央で結束できる結束器。
3. 可動式結束位置決め装置により袋の大きさに対処できる袋結束器。

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