JP2004084802A - ハンドル取付け構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】合成樹脂製の外郭部材1,2で構成した本体と、この本体に係止された合成樹脂製のハンドル5とを有し、前記本体には左右で角度差を有する鍵状穴3,4を設け、前記ハンドル5の左右両端には前記鍵状穴3,4と同形状の突起8,9を有する軸部6,7を形成して、前記ハンドル4の左右両端軸部6,7を前記鍵状穴3,4に挿入することにより、ハンドル5を本体に対して取外し自在に取付けるようにしたものにおいて、前記本体の鍵状穴3,4に対する前記ハンドル5の左右両端軸部6,7の挿入のうち、少なくとも片方は使用時のハンドル5の動作範囲外の角度で挿入されるように構成した。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、合成樹脂で構成された本体を有する加湿器等のハンドル取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、加湿器等の電気製品に装着される持ち運び用ハンドルは、製品組立時には取り付け易く、製品使用時には容易に取外せない様、かつ安価に製造できる方法がとられている。
【0003】
そこで、従来は特開平10−75890号公報に示されている様なハンドル取付け構造が提案されている。
この従来技術では、鍵状穴を設けた本体と、この本体の鍵状穴と同形状を有する係止穴と複数の爪を持つ座と、左右両端の軸に鍵状の突起を設けたハンドルとで構成され、まず、本体の鍵状穴に座を係止させ、次にハンドルの鍵状突起を座の係止穴へ挿入することで、座に設けた複数の爪によってハンドルを係止する構造となっている。
【0004】
そして、座を介しての本体へのハンドルの着脱挿入位置は本体に設けた鍵状穴が左右で角度差を有していることで、機体組立て後は着脱できない位置とすることにより、使用中はハンドルが外れることのないようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平10−75890号に示されている様な従来の構成では、本体に設けた鍵状穴が左右で角度差を有していることで、機体組立て後は容易に着脱できない構成にはなっているものの、本体とハンドルの間に座が介在することとなり、部品点数、組立て工数ともに増えてしまうといった課題があった。
【0006】
本発明は、上記課題を解消する為になされたもので、部品点数および組立て工数ともに増えることなく安価で構成され、製品組立時には取り付け易く、客先使用時には外れにくく、かつ製品修理時等の際には外し易いハンドル取付け構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るハンドル取付け構造は、合成樹脂製の外郭部材で構成した本体と、この本体に係止された合成樹脂製のハンドルとを有し、前記本体には左右で角度差を有する鍵状穴を設け、前記ハンドルの左右両端には前記鍵状穴と同形状の突起を有する軸部を形成して、前記ハンドルの左右両端軸部を前記鍵状穴に挿入することにより、ハンドルを本体に対して取外し自在に取付けるようにしたものにおいて、前記本体の鍵状穴に対する前記ハンドルの左右両端軸部の挿入のうち、少なくとも片方は使用時のハンドルの動作範囲外の角度で挿入されるように構成したものである。
【0008】
また、前記使用時におけるハンドルの動作範囲外の角度で挿入されるハンドルの軸部挿入は、本体に設けられたハンドルストッパ部よりも下方の角度で挿入されるように構成したものである。
【0009】
また、前記ハンドルの左右両端軸部に設けられた鍵状の突起は、その半径が前記本体に設けられた左右の鍵状穴の半径に対し、隙間を有するように設定されているものである。
【0010】
また、前記本体に設けられた左右の鍵状穴とそれぞれ対峙するハンドル左右両端軸部に設けられた鍵状の突起は、左右で鍵形状が異なるようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1である気化式加湿器の本体とハンドルの位置関係を示す模式図、図2は同気化式加湿器の断面図、図3は同気化式加湿器のハンドル動作説明図である。
図において、1,2は気化式加湿器の本体を構成する左右二分割された合成樹脂製の外郭部材であり、ファンユニット15を挟み込むように構成され、ファンユニット15から放出された風は、常時一定量の水を収容する水槽13に設置された気化エレメント14を通り機体外へ放出される。
【0012】
3,4は前記外郭部材1,2に設けられた鍵状穴、5は合成樹脂製のハンドル、6,7はこのハンドルの左右両端に設けられた軸部、8,9は前記軸部6,7に設けられた前記鍵状穴3,4とそれぞれ同形状の突起で、12は外郭部材1,2に一体成形されたハンドルストッパ部である。
ここで、前記突起8,9はその半径が鍵状穴3,4の半径に対し、隙間をもって設定されている。また、前記外郭部材1,2に設けられた鍵状穴3,4とそれぞれ対峙するハンドル5の左右両端軸部6,7に設けられた鍵状の突起8,9は左右にて鍵形状が異なるように形成されている。
【0013】
次に、上記の構成からなる実施の形態1の作用について説明する。
ハンドル5を前記外郭部材1,2に装着する際、まず片方の外郭部材1に設けられた鍵状穴3に、前記ハンドルストッパ部12よりも下方に設定された任意の角度αにて、前記軸部6を挿入する。ここで、前記突起8はその半径が鍵状穴3の半径に対し、隙間をもって設定されているため、無理ばめではない。
【0014】
次に、他方の外郭部材2に設けられた鍵状穴4に前記軸部7を挿入するが、その際、任意の角度αから、合成樹脂製のハンドル5の弾性を利用し、ハンドルストッパ部12を乗り越え、ハンドルストッパ部12よりも上方の任意の角度βにて鍵状穴4に軸部7を挿入する。ここでも前記突起9はその半径が鍵状穴4の半径に対し、隙間をもって設定されているため、無理ばめではない。
【0015】
すなわち、双方の前記鍵状穴3,4に前記軸部6,7を挿入する際は、無理ばめでないため、力を要せず、組立性を阻害しない。
【0016】
さらに、前記外郭部材1,2に設けられた左右の鍵状穴3,4とそれぞれ対峙するハンドル5の左右両端軸部6,7に設けられた鍵状の突起8,9は左右にて鍵形状が異なるため、組立時において、誤挿入が防げるものである。
【0017】
また、客先での使用時におけるハンドル5の動作範囲は図3のようになる。まず、ハンドル5を持って本体を持ち上げた際には、ハンドル5は直立となり、ハンドル5を収納する際には、ハンドル5は水平となり、ハンドルストッパ部12にて受け止められる。すなわち、ハンドル5が本体から着脱可能な角度にならないため、ハンドル5が本体から外れてしまうことはない。
【0018】
また、客先で故意にハンドル5を本体から外そうとしても、たとえ、前記ハンドルストッパ部12よりも上方に設定された任意の角度βにて、前記鍵状穴4に挿入された前記軸部7が外されたとしても、前記鍵状穴3に挿入された前記軸部6を外すためには、前記ハンドルストッパ部12をハンドル5が乗り越え、前記着脱可能な角度αにならなければならないため、客先では分かりづらく、ハンドル5は外しにくい。
【0019】
また、製品の点検や修理時等のように、分解の必要がある際には、着脱可能な角度αおよびβを事前に修理マニュアル等で開示しておくことにより、また、前記突起8、9はその半径が鍵状穴3、4の半径に対し、それぞれ隙間をもって設定されていることにより、サービスマンはハンドル5を容易に外すことができる。
【0020】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項1及び2によれば、部品点数および組立て工数ともに増えることなく安価で構成され、製品組立時には取り付け易く、客先使用時には外れにくく、かつ製品の点検や修理時等の際には外し易い、ハンドル取付け構造を提供することができる。
【0021】
また、本発明の請求項3によれば、前記ハンドルの左右両端軸部に設けられた鍵状の突起は、その半径が前記本体左右に設けられた鍵状穴の半径に対し、隙間を設けて設定されているので、無理ばめにはならないため、組立時にも力を要せず、特に左右二分割された合成樹脂製の外郭部材にて本体を構成した場合も、製品修理時等の際には分解が容易である。
【0022】
また、本発明の請求項4によれば、前記本体左右に設けられた鍵状穴とそれぞれ対峙するハンドル左右両端部に設けられた鍵状の突起は、左右にて鍵形状が異なるように構成しているので、組立時において誤挿入を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である気化式加湿器の本体とハンドルの位置関係を示す模式図である。
【図2】同気化式加湿器の断面図である。
【図3】同気化式加湿器のハンドル動作説明図である。
【符号の説明】
1,2 外郭部材、3,4 鍵状穴、5 ハンドル、6,7 ハンドル両端軸部、8,9 突起、12 ハンドルストッパ部、13 水槽、14 気化エレメント、15 ファンユニット。
Claims (4)
- 合成樹脂製の外郭部材で構成した本体と、この本体に係止された合成樹脂製のハンドルとを有し、前記本体には左右で角度差を有する鍵状穴を設け、前記ハンドルの左右両端には前記鍵状穴と同形状の突起を有する軸部を形成して、前記ハンドルの左右両端軸部を前記鍵状穴に挿入することにより、ハンドルを本体に対して取外し自在に取付けるようにしたものにおいて、前記本体の鍵状穴に対する前記ハンドルの左右両端軸部の挿入のうち、少なくとも片方は使用時のハンドルの動作範囲外の角度で挿入されるように構成したことを特徴とするハンドル取付け構造。
- 前記使用時におけるハンドルの動作範囲外の角度で挿入されるハンドルの軸部挿入は、本体に設けられたハンドルストッパ部よりも下方の角度で挿入されるように構成したことを特徴とする請求項1記載のハンドル取付け構造。
- 前記ハンドルの左右両端軸部に設けられた鍵状の突起は、その半径が前記本体に設けられた左右の鍵状穴の半径に対し、隙間を有するように設定されていることを特徴とする請求項1項記載のハンドル取付け構造。
- 前記本体に設けられた左右の鍵状穴とそれぞれ対峙するハンドル左右両端軸部に設けられた鍵状の突起は、左右で鍵形状が異なることを特徴とする請求項1項記載のハンドル取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002246820A JP2004084802A (ja) | 2002-08-27 | 2002-08-27 | ハンドル取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JP2004084802A true JP2004084802A (ja) | 2004-03-18 |
Family
ID=32054618
Family Applications (1)
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JP2002246820A Pending JP2004084802A (ja) | 2002-08-27 | 2002-08-27 | ハンドル取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004084802A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008069520A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Okamura Corp | 部材の枢着構造 |
-
2002
- 2002-08-27 JP JP2002246820A patent/JP2004084802A/ja active Pending
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