JP2004082235A - Wall surface working method and device, and floor surface working device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、気中又は水中で、壁面に対して所定の作業を行う壁面作業方法及びその実施に直接使用する壁面作業装置、並びに気中又は水中で、床面に対して所定の作業を行う床面作業装置に関し、特に、核燃料貯蔵用のプール内での作業に用いられる壁面作業方法、壁面作業装置及び床面作業装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来の床面作業装置の一つとして、特開平7−275820号公報に開示されている貯水槽清掃装置がある。かかる公報に開示されている貯水槽清掃装置は、モータの動力によって貯水槽の床面を走行する走行車に汚泥吸込口を設け、該汚泥吸込口によって貯水槽の床面に堆積した汚泥を水とともに吸い込み、この汚泥水を搬送ホースによって貯水槽の外部へ搬送して廃棄するように構成されている。
【0003】
しかしながら、かかる特開平7−275820号公報に開示されている貯水槽清掃装置にあっては、走行車が貯水槽の切り立った壁面を走行することはできず、壁面に対する作業に使用することができなかった。
【0004】
また、貯水槽又はプール等の壁面又は床面に対して水中で作業する従来の作業装置の一つには、走行面(壁面又は床面)付近の水を吸い上げるポンプ又はファン等の背圧発生装置を内蔵する自走式のものがある。この作業装置は、前記背圧発生装置によって走行面付近の水を走行面から離反する方向へ放出することによって、装置自体を走行面に押し付ける力を発生させながら走行するようになっており、これによって壁面から離脱することなく走行することが可能となっている。
【0005】
しかしながら、かかる従来の作業装置にあっては、ポンプ又はファン等の背圧発生装置を内蔵する構成であるため、装置自体が大型であるという問題があった。核燃料貯蔵用のプールでは、核燃料を収容するラックが、プールの壁面又は床面から離隔した状態でプール内に収容されており、このようなプールから水を抜かずにプールの壁面又は床面に対して作業を行う場合には、壁面又は床面とラックとの間の空間内を作業装置が走行する必要があるため、上述の如き従来の作業装置を、かかるプールにおける作業に使用するには、出力が小さい小型の背圧発生装置しか搭載することができなかった。このように、背圧発生装置の出力を十分に確保することができない場合には、作業装置を十分に大きな力で走行面に押さえ付けることができず、作業装置が壁面を走行するときに、壁面から離脱してしまうことがあった。
【0006】
また、核燃料貯蔵用のプールは、コンクリートの枠の内壁にステンレス製パネルの内張りが取り付けられ、相隣するパネルが溶接によって接合された構造であり、パネルの接合箇所からの水漏れを防止するために、エポキシ樹脂系の材料を主成分として含む粘着性材料が一面に塗布されたステンレス製の貼着パネルを、前記接合箇所に貼着することが行われている。このような貼着パネルをプールの壁面又は床面に貼着する作業は、プールの外部へラックを移送した上でプールから水を抜き、空となったプールに作業者が入って手作業で行っており、プール内にラックを収容し、水を満たしたままの状態で、作業者がプールに入ることなく、前記貼着パネルを貼着するための作業装置の開発が望まれていた。
【0007】
また、従来の背圧発生装置内蔵型の作業装置は、上述のように壁面を走行することが可能であるが、その走行速度が遅いという問題もあった。上述したような貼着パネルの貼着作業においては、粘着性材料が硬化するまでに貼着パネルを壁面に貼着する必要があるため、可及的速やかに作業を完了できることが要望されている。かかる観点においても、従来の背圧発生装置内蔵型の作業装置は、この貼着作業に不向きであった。
【0008】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、従来の背圧発生装置内蔵型の作業装置に比して小型でありながら、十分に大きな力で壁面に吸着する壁面作業用ロボットによって壁面に対する作業を行うことができる壁面作業方法、その実施に直接使用する壁面作業装置を提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明の他の目的は、従来の背圧発生装置内蔵型の作業装置に比して十分に速く前記壁面作業用ロボットを壁面で移動させることが可能な壁面作業方法及び壁面作業装置を提供することにある。
【0010】
更に、本発明の他の目的は、核燃料貯蔵用のプールの壁面又は床面に前記貼着パネルを貼着する作業に使用することができる壁面作業装置又は床面作業装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る壁面作業方法は、吸着力を発生することが可能な吸着部を有するガイドレールを壁面に沿って移動させて、前記吸着部を前記壁面に吸着させる第1ステップと、壁面に対して所定の作業が可能な作業部を有し、前記ガイドレールに沿って移動することが可能な壁面作業用ロボットを、前記ガイドレールに沿って移動させる第2ステップと、前記作業部に前記壁面に対して所定の作業を行わせる第3ステップとを有することを特徴とする。
【0012】
また、本発明に係る壁面作業装置は、吸着力を発生することが可能な吸着部を有するガイドレールと、壁面に対して所定の作業が可能な作業部を有し、前記ガイドレールに沿って移動することが可能な壁面作業用ロボットと、該壁面作業用ロボットを前記ガイドレールに沿って移動させる移動部とを備えることを特徴とする。
【0013】
本発明においては、壁面に対して前記所定の作業を行うに足るだけの吸着力で、前記吸着部がガイドレールを壁面に吸着させ、このガイドレールに沿って壁面作業用ロボットが移動するので、大型のポンプ又はファン等の背圧発生装置を壁面作業用ロボットに内蔵する必要がなく、壁面作業用ロボットを、従来の作業装置に比して小型としながら、十分に大きな力で壁面に吸着させることができる。
【0014】
また、壁面作業用ロボットは、ガイドレールに沿って移動する構成であるので、従来の作業装置に比して高速に壁面作業用ロボットを移動させることが可能である。
【0015】
なお、本発明においては、水中の壁面に対して壁面作業用ロボットを作業させる構成であってもよいし、気中の壁面に対して壁面作業用ロボットを作業させる構成であってもよい。
【0016】
また、上記発明においては、前記壁面が、複数のパネル状部材が互いに接合されて構成されており、前記作業部が、一面に粘着性材料が塗布された貼着パネルを着脱可能に保持すべくなしてあり、前記第1ステップは、前記ガイドレールを前記接合箇所の近傍まで移動させて、前記吸着部を前記パネル部材に吸着させ、前記第2ステップは、前記壁面作業用ロボットを、前記ガイドレールに沿って前記接合箇所に対向する位置まで移動させて配置し、前記第3ステップは、前記作業部を前記接合箇所へ向けて移動して、該作業部が保持している貼着パネルの貼着面を前記接合箇所に密着させた後に、前記作業部から前記貼着パネルを離反させる構成とすることが望ましい。
【0017】
これにより、壁面作業用ロボットによって、水中又は気中の壁面の前記接合箇所に貼着パネルを貼着する作業を行うことができる。
【0018】
また、上記発明においては、前記ガイドレールが、互いに略平行に設けられた2つのチャネル部材を有し、前記壁面作業用ロボットが、前記チャネル部材に転動可能に係合するローラを有する構成とすることができる。これにより、簡単な構成で、壁面作業用ロボットをガイドレールに沿って移動させることができる。
【0019】
また、上記発明においては、前記壁面作業用ロボットが、両チャネル部材の間で位置を調節する位置調節機構を更に有する構成とすることが可能である。これにより、壁面作業用ロボットを高精度に位置決めすることができる。
【0020】
また、上記発明においては、前記吸着部を、吸着力を発生しながら移動することが可能な吸盤として構成することができる。これにより、ガイドレールを壁面に対して吸着させながら移動させることができる。
【0021】
また、上記発明においては、核燃料貯蔵用のプール内での作業に用いることが望ましい。これにより、核燃料貯蔵用のプール内にラックを収容し、水を満たしたままの状態で、作業者がプールに入ることなく、貼着パネルをプールの壁面に貼着することができる。
【0022】
また、本発明に係る床面作業装置は、床面の走行用の無限軌道と、一面に粘着性材料が塗布された粘着パネルを着脱可能に保持する保持部と、該保持部を床面に近接又は離反する方向へ移動させる移動部とを有する作業部とを備えることを特徴とする。
【0023】
上記発明に係る床面作業装置においては、水中又は気中の床面に貼着パネルを貼着する作業を行うことができる。
【0024】
また、上記発明においては、核燃料貯蔵用のプール内での作業に用いることが望ましい。これにより、核燃料貯蔵用のプール内にラックを収容し、水を満たしたままの状態で、作業者がプールに入ることなく、貼着パネルをプールの床面に貼着することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る壁面作業装置及び床面作業装置について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0026】
図1は、本発明の実施の形態に係る壁面作業装置の全体の構成を示す斜視図である。図1に示す如く、本実施の形態に係る壁面作業装置1は、走行台2,ガイドレール3,及び壁面作業用ロボット4から主として構成されている。核燃料貯蔵用のプール5には、コンクリートの壁面に、複数のステンレス製のパネル部材6が内張りとして隙間なく取り付けられており、各パネル部材6は互いに溶接によって接合されている。
【0027】
かかるプール5には、水が満たされており、この水中に核燃料を収容するためのラック7がプール5の壁面8と若干の距離を隔ててた状態で沈み込まれている。また、プール5の両側には、ラック7を昇降させるための図示しないクレーンの移動を案内するためのレール9が、プール5の縁部と略平行に設けられており、このレール9に前記走行台2が係合されている。
【0028】
走行台2には、ガイドレール3及び壁面作業用ロボット4を操作に用いられる操作盤(図示せず)と、ウインチ10とが設けられている。また、走行台2の上面には、2本の支持アーム11がプール5側へ向かうように斜め上方へ延設されている。この支持アーム11の上端は、プール5の縁部を越えて、プール5の壁面8とラック7との間の空間の上方まで延びている。また、これらの支持アーム11の下端は、走行台2の上面に枢着されており、夫々上端がプール5へ近接する又は離反する方向へ回動し、角度調節が可能となっている。これらの支持アーム11の上端間には、横長の棒状部材12が渡されている。棒状部材12の中間部分には、滑車13が設けられており、この滑車13に、ウインチ10から延びたワイヤ14が係合されている。
【0029】
また、支持アーム11の上端には、下方に延びるガイドレール3の上端が取り付けられている。このガイドレール3は、開口部分が対向するように平行配置された2つのチャネル部材15を有しており、各チャネル部材15の上端は、各支持アーム11の上端に固着されている。
【0030】
また、チャネル部材15の長手方向の複数箇所では、両チャネル部材15の間を渡すようにブリッジ16が設けられている。これらのブリッジ16は、棒状部材がチャネル形状に屈曲された如き形状をなしており、プール5の内側、即ちラック7側が山側になるように両チャネル部材15に固着されている。このようなブリッジ16がチャネル部材15に取り付けられることにより、両チャネル部材15の間の距離が一定となるように構成されている。
【0031】
両チャネル部材15の下端から所定距離上方の位置と、この位置から更に所定距離上方の位置には、夫々吸盤17(図2参照)が設けられている。これらの吸盤17が、プール5の壁面8に吸着し、これによってガイドレール3がプール5の壁面8に固定されるようになっている。この吸盤17は、底部が開口した略円錐形状をなしており、開口側が壁面8に臨むように配置されている。また、後に詳述する図2〜4に示すように、吸盤17にはモータ17aの出力軸が連結されており、モータ17aが動作したときに吸盤17がその開口部の円周方向へ回転するように構成されている。
【0032】
また、吸盤17が壁面8に密着したときには、この吸盤17と壁面8とによって囲まれた閉塞空間が構成されることとなる。吸盤17には、この閉塞空間内の水を空間の外部へ放出することによって、閉塞空間を減圧する図示しないポンプ等の減圧装置が接続されており、この減圧装置が前記閉塞空間を減圧することによって、吸盤17が壁面8に吸着することとなる。なお、この減圧装置は、吸盤17の近傍に設けられていてもよいし、地上に設けられていて、吸盤17とホースによって接続されていてもよい。
【0033】
このように、前記閉塞空間内を減圧すると同時に、モータ17aを駆動して、吸盤17を回転させることによって、吸盤17は、壁面8に対する吸着力を発生させながら、壁面8に沿って移動することが可能となる。また、各吸盤17に連結されたモータ17aの回転速度を独立的に制御し、吸盤17の回転速度を各々異ならせることにより、ガイドレール3の移動方向を制御することができる。
【0034】
また、モータ17a及び減圧装置は、ケーブルによって走行台2に電気的に接続されており、走行台2から送信された電気信号に応じて夫々駆動されるようになっている。
【0035】
なお、ガイドレール3を壁面8に吸着させながら移動させるような構成であれば、以上のような構成に限るものではなく、例えば、吸盤17に代えて特許第3175052号公報に開示されている公知の装置を使用してもよい。
【0036】
滑車13から垂下されたワイヤ14の先端には、壁面作業用ロボット4が取り付けられている。図2は、壁面作業用ロボット4の構成を示す平面図であり、図3は、その正面断面図、図4は、その側面図である。図2〜4に示す如く、壁面作業用ロボット4は、筐体18,ローラ19,及び作業部20から主として構成されている。
【0037】
筐体18は、その幅が両チャネル部材15の離隔距離よりも若干短寸とされており、またその厚さがブリッジ16の高さよりも若干短寸とされている。これによって、筐体18はブリッジ16をくぐり抜けることが可能となっている。かかる筐体18を幅方向へ貫通するように、2本のシャフト21が夫々設けられており、これらのシャフト21の両端に、チャネル部材15に転動可能に係合するローラ19が取り付けられている。シャフト21は、筐体18の内側面に夫々取り付けられた軸受け22によって支持されている。この軸受け22は、シャフト21を回動自在とするだけでなく、軸長方向へ摺動させることも可能に支持している。よって、ローラ19と筐体18とは、所定範囲で相対的にシャフト21の軸長方向へ移動することが可能となっている。
【0038】
また、夫々のシャフト21はその中間部分が他の部分よりも細くなっており(図2においては省略)、この細い部分に円筒部材23が嵌合固定されている。この円筒部材23の外周面には、外周に沿った溝が軸長方向に複数設けられている。このような円筒部材23の溝は、回転軸方向がシャフト21の軸長方向と直交するギヤ24に噛合している。ギヤ24は、筐体18の内部で固定支持された図示しないモータの回転軸に連結されており、このモータによって回転するようになっている。このようにして、筐体18の位置調節機構が構成されている。また、このモータは、ケーブルによって走行台2に電気的に接続されており、走行台2から送信された電気信号に応じて駆動されるようになっている。
【0039】
従って、このモータが動作したときには、ギヤ24が回転し、その回転方向及び回転量に応じて円筒部材23とギヤ24との相対的な位置がシャフト21の軸長方向で変化することとなる。このとき、ローラ19はチャネル部材15に係合しているので、これらのローラ19にシャフト21を介して連結された円筒部材23は、チャネル部材15に対して前記軸長方向へは位置が概ね変化することがない。従って、ギヤ24が回転したときには、筐体18がシャフト21の軸長方向へ移動することとなる。
【0040】
筐体18の中央から長手方向(即ち、チャネル部材15の長手方向)及び幅方向(即ち、シャフト21の長手方向)に夫々離隔した4箇所には、シリンダ25が厚さ方向に貫通するように夫々取り付けられている。各シリンダ25は、シリンダチューブが筐体18に固定支持されており、このシリンダチューブから壁面8側へ向けてピストンロッドが突出するように配置されている。シリンダ25のピストンロッド先端には、吸盤26が取り付けられている。そして、これらのシリンダ25及び吸盤26によって、作業部20が構成されている。
【0041】
各吸盤26には、エポキシ樹脂系の材料を主成分として含む粘着性材料が一面に塗布されたステンレス製の貼着パネル27が吸着されることとなる。シリンダ25が縮短されている状態にあるときには、吸盤26に吸着されている貼着パネル27は、壁面8から離隔した位置にある。この状態からシリンダ25を伸長させることによって、前記貼着パネル27が壁面8に押圧されるようになっている。
【0042】
また、各吸盤26には、前述した減圧装置と同様のもの(図示せず)が接続されており、この減圧装置によって吸盤26と貼着パネル27とによって囲まれて構成される閉塞空間内を減圧して、貼着パネル27を吸盤26に吸着させるようになっている。また、減圧装置は、減圧の解除が指示された場合には、減圧した閉塞空間内に水を送り込み、吸盤26から貼着パネル27を離脱させるようになっている。
【0043】
このようなシリンダ25及び減圧装置は、ケーブルによって走行台2に電気的に接続されており、走行台2から送信された電気信号に応じて夫々駆動されるようになっている。
【0044】
また、筐体18の長手方向両端近傍及び幅方向両端近傍の4箇所には、夫々水中CCDカメラ28が設けられている。これらのCCDカメラ28は、撮像光軸が壁面8と略直角となるように配置されており、夫々壁面8を撮像するようになっている。
【0045】
また、筐体18の正面、即ち壁面8からの距離が大きい方の一面には、下方、即ちプール5の床面側を撮影するCCDカメラ29が設けられている。そして、これらのCCDカメラ28,29は、ケーブルによって走行台2に接続されており、撮像信号を走行台2へ送信して、走行台2に設けられた図示しないモニタに撮像画像を表示させるようになっている。
【0046】
次に、本実施の形態に係る壁面作業装置1の動作について説明する。作業者が走行台2に設けられた操作盤を操作してウインチ10を駆動し、壁面作業用ロボット4を地上まで引き上げる。この状態で、作業者は、壁面作業用ロボット4に貼着パネル27を取り付ける。上下方向へ延びた溶接線30(図1参照)に対して貼着パネル27の貼着作業を行う場合には、筐体18の中央から長手方向に離隔した1対の吸盤26に、該長手方向に長い長方形の貼着パネル27を密着させた状態で、これらの吸盤26に接続された減圧装置を駆動して、吸盤26に貼着パネル27を吸着させる。なお、このときには、各シリンダ25は縮短された状態にある。
【0047】
次に作業者が前記操作盤を操作し、ウインチ10を駆動して、壁面作業用ロボット4を水中まで進行させる。このとき、作業者は、CCDカメラ29の撮像画像をモニタによって確認することにより、所要の位置まで壁面作業用ロボット4を移動させることができる。
【0048】
また、作業者が走行台2に設けられた操作盤を操作し、ガイドレール3の移動方向を指示する。なお、本実施の形態においては、レール9に沿った方向(即ち、レール9に沿った一及び他方向の何れか)のみを指示することが可能とされた構成について説明する。走行台2からは、この指示に応じた電気信号が各モータ17aへ出力され、各モータ17aの回転速度が制御される。また、走行台2からは減圧装置へ電気信号が出力され、減圧装置の駆動が制御される。これによって、吸盤17が壁面8に吸着すると同時に所要の回転速度で回転し、ガイドレール3が指示された方向へ移動する。ガイドレール3の移動に伴って、ガイドレール3に支持アーム11を介して連結された走行台2もレール9に沿って移動する。
【0049】
このとき作業者は、走行台2のモニタに表示されるCCDカメラ28の撮像画像を確認し、壁面作業用ロボット4の幅方向の中央位置と、作業対象の溶接線30とが略一致するまで、ガイドレール3を移動させる。
【0050】
また、壁面作業用ロボット4の幅方向の中央位置と、作業対象の溶接線30とが若干ずれている場合には、作業者は前記操作盤を操作し、壁面作業用ロボット4の移動とその方向を指示する。このような操作入力に応じて、走行台2から壁面作業用ロボット4へ電気信号が出力され、前述したモータが駆動されて、筐体18が指示された方向へ移動することとなる。これによって、壁面作業用ロボット4の位置の微調節が行われる。
【0051】
また、必要があれば、更にウインチ10を駆動して、壁面作業用ロボット4を昇降させることにより、壁面作業用ロボット4の上下方向の位置調節を行うこともできる。
【0052】
所要の位置への壁面作業用ロボット4の配置が完了したときには、作業者が前記操作盤を操作することにより、貼着パネル27の壁面8への押圧を指示する。この操作入力に応じて、走行台2からシリンダ25へ電気信号が出力され、シリンダ25が縮短状態から伸長するように駆動されて、貼着パネル27が壁面8に押圧せしめられる。
【0053】
この後、作業者は、前記操作盤を操作することによって、吸盤26からの貼着パネル27の離脱を指示する。このとき、走行台2から減圧装置へ電気信号が出力され(又は電気信号の出力が停止され)、減圧装置の閉塞空間の減圧が解除されて、吸盤26から貼着パネル27が離脱する。
【0054】
次に、作業者は、前記操作盤を操作することによって、吸盤26の後退を指示する。この操作入力に応じて、走行台2からシリンダ25へ電気信号が出力され(又は電気信号の出力が停止され)、シリンダ25が伸長状態から縮短して、吸盤26が後退する。これによって、貼着パネル27から吸盤26が離反する。
【0055】
この後、作業者が前記操作盤を操作して、ウインチ10を駆動させ、壁面作業用ロボット4を地上へ引き上げる。必要があれば、再度貼着パネル27をセットし、貼着作業を行えばよい。また、同一の溶接線30に対して、貼着パネル27の貼着作業を行う場合には、ガイドレール3を移動させることなく、壁面作業用ロボット4のみを昇降させるだけで、所要の位置まで壁面作業用ロボット4を移動させることができるため、迅速に作業することができる。
【0056】
一方、横方向へ延びた溶接線30に対して貼着パネル27の貼着作業を行う場合には、筐体18の中央から幅方向に離隔した1対の吸盤26に、該幅方向に長い長方形の貼着パネル27を吸着させる。そして、作業者が操作盤を操作することによって、上述したような動作指示を行い、所要の位置に貼着パネル27を貼着させるべく、壁面作業装置1を動作させる。また、この場合には、作業者が走行台2のモニタに表示されるCCDカメラ28の撮像画像を確認し、壁面作業用ロボット4の長手方向の中央位置と、作業対象の溶接線30とが略一致するまで、ガイドレール3を移動させて、壁面作業用ロボット4の位置決めを行えばよい。
【0057】
以上の如き構成により、本実施の形態に係る壁面作業装置1によれば、壁面作業用ロボット4に自走するためのアクチュエータ等がないため、壁面作業用ロボット4を小型に構成することができる。
【0058】
なお、本実施の形態においては、2つのシリンダ25の夫々に取り付けられた吸盤26に貼着パネル27を吸着させ、夫々のシリンダ25を伸長させることによって、壁面8に貼着パネル27を貼着させる構成について述べたが、これに限定されるものではなく、貼着パネル27を吸着させる吸盤の数は1つであっても、また3つ以上であってもよいし、貼着パネル27を複数の吸盤に吸着させ、各吸盤を1つのシリンダに連結させて、このシリンダを伸長させることにより、各吸盤を壁面8側へ移動させて、貼着パネル27を壁面8に貼着させる構成であってもよい。
【0059】
また、本実施の形態においては、ガイドレール3を走行台2に一体的に固定し、しかもガイドレール3の長さが一定であって、吸盤17を横方向にしか移動させない構成について述べたが、これに限定されるものではなく、例えばチャネル部材15が伸縮自在な構成であり、吸盤17を縦方向に移動することも可能な構成とすることもできるし、ガイドレール3が走行台2に対して昇降自在な構成であり、吸盤17を縦方向に移動することによって、ガイドレール3が昇降する構成とすることもできる。このように、吸盤17が縦方向に移動する構成とすれば、上下に延びる溶接線30に吸盤17を摺動させることによって、溶接線30及びその近傍に付着した付着物を、吸盤17によって擦り取ることができ、貼着パネル27をより一層良好な状態で貼着させることが可能である。
【0060】
次に、本発明の実施の形態に係る床面作業装置の構成について説明する。図5は、本発明の実施の形態に係る床面作業装置の構成を示す斜視図であり、図6は、その平面図、図7は、その正面部分断面図、図8は、その側面部分断面図である。
【0061】
図5〜8に示すように、本実施の形態に係る床面作業装置31は、車体32,無限軌道33から主として構成されている。車体32は、下面が開放された扁平な略角箱形をなしており、その対向する両側方に一対の無限軌道33が夫々設けられている。無限軌道33は、車体32の長手方向に離隔して配された2つのローラ34と、これらのローラを連結する環状のベルト35とを備えている。
【0062】
一方のローラ34は、車体32に内蔵された図示しないモータの出力軸に接続されている。両方の無限軌道33のローラ34は、別々のモータに夫々接続されており、夫々独立的に回転させることができるようになっている。従って、夫々の無限軌道33の回転速度を異ならせることによって、床面作業装置31の進行方向を転向させることが可能であるし、両方のモータの回転方向を逆転させることによって、床面作業装置31を後退させることも可能である。また、これらのモータは、地上に設けられた遠隔操作盤(図示せず)にケーブルによって電気的に接続されており、遠隔操作盤から送信された電気信号に応じて駆動されるようになっている。
【0063】
両方の無限軌道33のローラ34のうち、前記モータに接続されていないもの同士は、車体32を幅方向に貫通するシャフト36の両端に夫々取り付けられている。シャフト36は、前述したシャフト21の取り付け構造と同様の構造で車体32に取り付けられている。また、シャフト36と車体32との間には、前述した壁面作業装置1のシャフト21と筐体18との間に設けられた位置調節機構と同様の構造の位置調節機構が設けられている。よって、両無限軌道33の間で車体32のシャフト36の軸長方向の位置を調節することができる。
【0064】
また、車体32の長手方向の一端(以下、こちらを前方といい、これと逆方向を後方という)には、合成樹脂製の清掃ブラシ37が設けられている。この清掃ブラシ37は、横長の丸棒状に形成されており、車体32の略全幅に亘って設けられている。この清掃ブラシ37は、床面作業装置31が進行したときに、床面38に摺接し、床面38に堆積した沈殿物を除去するようになっている。
【0065】
車体32の上面の長手方向の両端の幅方向略中央部には、CCDカメラ39が夫々設けられている。車体32の前側に設けられたCCDカメラ39は、その撮像面を前方に向けられており、車体32の後側に設けられたCCDカメラ39は、その撮像面を後方に向けられている。このようなCCDカメラ39は、ケーブルによって遠隔操作盤に接続されており、撮像信号を遠隔操作盤へ送信して、遠隔操作盤に設けられたモニタに撮像画像を表示するようになっている。
【0066】
また、車体32の上面の中央部より若干前方の箇所には、丸孔が開設されており、この丸孔にファン40が取り付けられている。このファン40は、図示しないモータによって回転されるようになっており、ファン40が回転することによって、車体32の下方の水を車体32の上方へ放出し、車体32を床面38に押し付ける力を発生するようになっている。
【0067】
この車体32の上板の下面の略中央部には、シリンダ41が取り付けられている。このシリンダ41は、下方へ向けてピストンロッドが突出するように、前記上板の下面の略中央部にシリンダチューブが固定支持されている。また、シリンダ41のピストンロッドの先端には、吸盤42が取り付けられている。吸盤42は、前述した吸盤26と同様に、貼着パネル27が吸着される。シリンダ41が縮短されている状態にあるときには、吸盤42に吸着されている貼着パネル27は、床面38から離隔した位置にある。この状態からシリンダ41を伸長させることによって、前記貼着パネル27が床面38に押圧されるようになっている。
【0068】
また、この吸盤42には、吸盤26に取り付けられた減圧装置と同様のもの(図示せず)が接続されている。この減圧装置を駆動することによって、吸盤42に貼着パネル27を吸着させたり、離脱することが可能である。このようなシリンダ41及び減圧装置は、ケーブルによって遠隔操作盤に接続されており、遠隔操作盤から送信された電気信号に応じて夫々駆動されるようになっている。
【0069】
また、車体32の上面の中央より若干後方の位置からは、円筒形状のケーブルノズル43が突出しており、このケーブルノズル43から、前述したような各種ケーブル及びホース類が地上側の遠隔操作盤等に延設されている。
【0070】
次に、本実施の形態に係る床面作業装置31の動作について説明する。まず、地上まで床面作業装置31を引き上げておき、作業者が手作業で、吸盤42に貼着パネル27を密着させ、この吸盤42に接続された減圧装置を駆動して、吸盤42に貼着パネル27を吸着させる。なお、このときには、シリンダ41は縮短された状態にある。
【0071】
次に、作業者は、クレーン等を用いて、床面作業装置31を水中へ沈め、床面38まで到達させる。
【0072】
そして、作業者が遠隔操作盤を操作して、床面作業装置31の進行方向を指示する。このような操作入力に応じて、遠隔操作盤から床面作業装置31へ電気信号が出力され、無限軌道33に接続されたモータが駆動されて、床面作業装置31が指示された方向へ移動することとなる。
【0073】
このとき作業者は、地上のモニタに表示されるCCDカメラ39の撮像画像を確認し、床面作業装置31の幅方向の中央位置と、作業対象の溶接線30とが略一致するまで、床面作業装置31を移動させる。
【0074】
また、床面作業装置31の幅方向の中央位置と、作業対象の溶接線30とが若干ずれている場合には、作業者は前記遠隔操作盤を操作し、車体32の位置の微調節とその移動方向を指示する。このような操作入力に応じて、遠隔操作盤から床面作業装置31へ電気信号が出力され、前述した位置調節機構に連結されたモータが駆動されて、車体32が指示された方向へ移動することとなる。これによって、車体32の位置の微調節が行われる。
【0075】
所要の位置への床面作業装置31の配置が完了したときには、作業者が前記遠隔操作盤を操作することにより、貼着パネル27の床面38への押圧を指示する。この操作入力に応じて、遠隔操作盤からシリンダ41へ電気信号が出力され、シリンダ41が縮短状態から伸長するように駆動されて、貼着パネル27が床面38に押圧せしめられる。
【0076】
この後、作業者は、前記遠隔操作盤を操作することによって、吸盤42からの貼着パネル27の離脱を指示する。このとき、遠隔操作盤から減圧装置へ電気信号が出力され(又は電気信号の出力が停止され)、減圧装置の閉塞空間の減圧が解除されて、吸盤42から貼着パネル27が離脱する。
【0077】
次に、作業者は、前記遠隔操作盤を操作することによって、吸盤42の後退を指示する。この操作入力に応じて、遠隔操作盤からシリンダ41へ電気信号が出力され(又は電気信号の出力が停止され)、シリンダ41が伸長状態から縮短して、吸盤42が後退する。これによって、貼着パネル27から吸盤42が離反する。
【0078】
この後、作業者がクレーン等を操作して、床面作業装置31を地上へ引き上げる。必要があれば、再度貼着パネル27をセットし、貼着作業を行えばよい。
【0079】
【発明の効果】
本発明に係る壁面作業方法及び壁面作業装置による場合は、壁面に対して所定の作業を行うに足るだけの吸着力で、吸着部がガイドレールを壁面に吸着させ、このガイドレールに沿って壁面作業用ロボットが移動するので、大型のポンプ又はファン等の背圧発生装置を壁面作業用ロボットに内蔵する必要がなく、壁面作業用ロボットを、従来の作業装置に比して小型としながら、十分に大きな力で壁面に吸着させることができる。
【0080】
また、壁面作業用ロボットは、ガイドレールに沿って移動する構成であるので、従来の作業装置に比して高速に壁面作業用ロボットを移動させることが可能である。
【0081】
また、本発明に係る壁面作業装置及び床面作業装置による場合は、核燃料貯蔵用のプール内にラックを収容し、水を満たしたままの状態で、作業者がプールに入ることなく、貼着パネルをプールの壁面又は床面に貼着することができる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る壁面作業装置の全体の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る壁面作業装置が備える壁面作業用ロボットの構成を示す平面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る壁面作業装置が備える壁面作業用ロボットの構成を示す正面断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る壁面作業装置が備える壁面作業用ロボットの構成を示す側面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る床面作業装置の構成を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る床面作業装置の構成を示す平面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る床面作業装置の構成を示す正面部分断面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る床面作業装置の構成を示す側面部分断面図である。
【符号の説明】
1 壁面作業装置
2 走行台
3 ガイドレール
4 壁面作業用ロボット
5 プール
6 パネル部材
7 ラック
8 壁面
9 レール
10 ウインチ
11 支持アーム
12 棒状部材
13 滑車
14 ワイヤ
15 チャネル部材
16 ブリッジ
17 吸盤
17a モータ
18 筐体
19 ローラ
20 作業部
21 シャフト
22 軸受け
23 円筒部材
24 ギヤ
25 シリンダ
26 吸盤
27 貼着パネル
28 CCDカメラ
29 CCDカメラ
30 溶接線(接合箇所)
31 床面作業装置
32 車体
33 無限軌道
34 ローラ
35 ベルト
36 シャフト
37 清掃ブラシ
38 床面
39 CCDカメラ
40 ファン
41 シリンダ
42 吸盤
43 ケーブルノズル[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention provides a wall surface working method for performing a predetermined operation on a wall surface in the air or underwater, a wall surface working device directly used for performing the method, and a predetermined operation on the floor surface in the air or underwater. More particularly, the present invention relates to a wall surface working method, a wall surface working device, and a floor surface working device used for work in a pool for storing nuclear fuel.
[0002]
Problems to be solved by the prior art and the invention
As one of the conventional floor working apparatuses, there is a water tank cleaning apparatus disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-275820. In the water tank cleaning device disclosed in this publication, a sludge suction port is provided in a traveling vehicle that travels on the floor surface of the water tank by the power of a motor, and the sludge deposited on the floor surface of the water tank is drained by the sludge suction port. The sludge water is conveyed to the outside of the water storage tank by a conveying hose and discarded.
[0003]
However, in the water tank cleaning device disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-275820, the traveling vehicle cannot travel on the steep wall surface of the water tank and can be used for work on the wall surface. Did not.
[0004]
In addition, one of the conventional working devices for working on the wall surface or floor surface of a water storage tank or a pool underwater includes a back pressure generated by a pump or a fan that sucks water near a running surface (wall surface or floor surface). There is a self-propelled type with a built-in device. The working device is configured to travel while generating a force for pressing the device itself against the traveling surface by discharging water near the traveling surface in a direction away from the traveling surface by the back pressure generating device, This allows the vehicle to travel without leaving the wall.
[0005]
However, such a conventional working device has a problem that the device itself is large because it has a built-in back pressure generating device such as a pump or a fan. In a pool for storing nuclear fuel, a rack for storing nuclear fuel is stored in the pool at a distance from the wall or floor of the pool, and the pool is kept on the wall or floor of the pool without draining water from such a pool. When performing work on the pool, the work device needs to travel in the space between the wall surface or the floor surface and the rack. However, only a small back pressure generator having a small output can be mounted. As described above, when the output of the back pressure generating device cannot be sufficiently secured, the working device cannot be pressed against the traveling surface with a sufficiently large force, and when the working device travels on the wall surface, In some cases, she was separated from the wall.
[0006]
The pool for storing nuclear fuel has a structure in which a stainless steel panel lining is attached to the inner wall of a concrete frame, and adjacent panels are joined by welding to prevent water leakage from the joints of the panels. Then, a sticking panel made of stainless steel, which is coated on one side with an adhesive material containing an epoxy resin-based material as a main component, is attached to the joint. The work of sticking such a sticking panel to the wall or floor of the pool is done by transferring water from the pool to the rack outside the pool, draining water from the pool, and manually entering the empty pool. It has been desired to develop a working device for sticking the sticking panel without a worker entering the pool while the rack is housed in the pool and filled with water.
[0007]
Further, the conventional working device with a built-in back pressure generating device can run on the wall surface as described above, but has a problem that the running speed is slow. In the sticking operation of the sticking panel as described above, it is necessary to stick the sticking panel to the wall surface before the adhesive material is cured, and thus it is demanded that the work can be completed as quickly as possible. . Also from this viewpoint, the conventional working device with a built-in back pressure generating device is not suitable for this sticking operation.
[0008]
The present invention has been made in view of such circumstances, and has a wall surface working robot that is small in size as compared with a conventional working device with a built-in back pressure generating device, and that adheres to the wall surface with a sufficiently large force. It is an object of the present invention to provide a wall surface working method capable of performing work on a wall, and a wall surface working device directly used for carrying out the method.
[0009]
Another object of the present invention is to provide a wall work method and a wall work apparatus capable of moving the robot for wall work on a wall surface sufficiently quickly as compared with a conventional work apparatus having a built-in back pressure generator. To provide.
[0010]
Still another object of the present invention is to provide a wall working device or a floor working device that can be used for attaching the sticking panel to a wall surface or a floor surface of a pool for storing nuclear fuel. .
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, a wall surface working method according to the present invention includes a step of moving a guide rail having a suction portion capable of generating a suction force along a wall surface to suction the suction portion to the wall surface. 1 step, and a second step of moving a wall working robot, which has a working portion capable of performing a predetermined work on a wall surface and can move along the guide rail, along the guide rail. And a third step of causing the work section to perform a predetermined work on the wall surface.
[0012]
Further, the wall surface working device according to the present invention has a guide rail having an attraction portion capable of generating an attraction force, and a working portion capable of performing a predetermined operation on the wall surface, and along the guide rail. It is characterized by comprising a movable wall work robot, and a moving unit that moves the wall work robot along the guide rail.
[0013]
In the present invention, the suction unit causes the guide rail to be suctioned to the wall surface with a suction force enough to perform the predetermined work on the wall surface, and the wall work robot moves along the guide rail, It is not necessary to incorporate a back pressure generating device such as a large pump or fan into the wall work robot, and the wall work robot is made smaller than the conventional work device, and is adsorbed on the wall with a sufficiently large force. be able to.
[0014]
Further, since the wall working robot is configured to move along the guide rail, it is possible to move the wall working robot at a higher speed than a conventional working device.
[0015]
In the present invention, the configuration may be such that the wall working robot works on the underwater wall surface, or the wall surface working robot may work on the underwater wall surface.
[0016]
Further, in the above invention, the wall surface is configured by joining a plurality of panel-shaped members to each other, and the working unit is configured to detachably hold a sticking panel coated with an adhesive material on one surface. Wherein the first step is to move the guide rail to a position near the joint, and to make the suction part adhere to the panel member, and the second step is to move the wall working robot to the guide The third step is to move the working section toward the joining section along the rail so as to move to a position facing the joining section, and to move the working section toward the joining section, It is preferable that the sticking panel is separated from the working unit after the sticking surface is brought into close contact with the joining portion.
[0017]
Thereby, the operation | work which sticks a sticking panel to the said junction part of a wall surface in water or air can be performed by the robot for wall surface work.
[0018]
Further, in the above invention, the guide rail has two channel members provided substantially parallel to each other, and the wall surface working robot has a roller rotatably engaged with the channel member. can do. This allows the wall working robot to be moved along the guide rails with a simple configuration.
[0019]
Further, in the above invention, it is possible that the wall working robot further has a position adjusting mechanism for adjusting a position between the two channel members. Thereby, the wall work robot can be positioned with high accuracy.
[0020]
Further, in the above invention, the suction unit can be configured as a suction cup that can move while generating a suction force. Thus, the guide rail can be moved while being attracted to the wall surface.
[0021]
Further, in the above invention, it is desirable to use the work in a pool for storing nuclear fuel. Thus, the rack can be accommodated in the pool for storing nuclear fuel, and the sticking panel can be stuck to the wall surface of the pool without the worker entering the pool while being filled with water.
[0022]
Further, the floor working apparatus according to the present invention is an endless track for traveling on the floor surface, a holding portion for detachably holding an adhesive panel coated with an adhesive material on one surface, and the holding portion on the floor surface. A working unit having a moving unit that moves in a direction of approaching or moving away from the working unit.
[0023]
In the floor working device according to the above invention, the work of attaching the sticking panel to the underwater or air floor can be performed.
[0024]
Further, in the above invention, it is desirable to use the work in a pool for storing nuclear fuel. Thereby, the rack can be accommodated in the pool for storing nuclear fuel, and the sticking panel can be stuck to the floor of the pool without the worker entering the pool while being filled with water.
[0025]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a wall working device and a floor working device according to an embodiment of the present invention will be specifically described with reference to the drawings.
[0026]
FIG. 1 is a perspective view showing an overall configuration of a wall surface working device according to an embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1, a wall surface working device 1 according to the present embodiment mainly includes a traveling
[0027]
The pool 5 is filled with water, and a
[0028]
The traveling
[0029]
The upper end of the guide rail 3 extending downward is attached to the upper end of the
[0030]
[0031]
Suction cups 17 (see FIG. 2) are provided at positions above the lower ends of both
[0032]
Further, when the
[0033]
As described above, by simultaneously reducing the pressure in the closed space and driving the
[0034]
The
[0035]
The configuration is not limited to the above configuration as long as the guide rail 3 is moved while adsorbing the guide rail 3 on the wall surface 8. For example, a known technique disclosed in Japanese Patent No. 3175052 instead of the
[0036]
The
[0037]
The width of the
[0038]
Each
[0039]
Therefore, when this motor operates, the
[0040]
The
[0041]
On each
[0042]
Further, each
[0043]
Such a
[0044]
In addition,
[0045]
In addition, a
[0046]
Next, an operation of the wall surface working device 1 according to the present embodiment will be described. The operator operates the operation panel provided on the traveling
[0047]
Next, the operator operates the operation panel, drives the
[0048]
In addition, an operator operates an operation panel provided on the traveling
[0049]
At this time, the worker checks the captured image of the
[0050]
When the center position in the width direction of the
[0051]
If necessary, the
[0052]
When the placement of the
[0053]
Thereafter, the operator instructs the detachment of the sticking
[0054]
Next, the operator instructs the
[0055]
Thereafter, the operator operates the operation panel to drive the
[0056]
On the other hand, when performing the attaching operation of the attaching
[0057]
With the above configuration, according to the wall surface working device 1 according to the present embodiment, since the wall
[0058]
In this embodiment, the sticking
[0059]
Further, in the present embodiment, the configuration has been described in which the guide rail 3 is integrally fixed to the traveling
[0060]
Next, the configuration of the floor working device according to the embodiment of the present invention will be described. FIG. 5 is a perspective view showing the configuration of the floor working apparatus according to the embodiment of the present invention, FIG. 6 is a plan view thereof, FIG. 7 is a front partial sectional view thereof, and FIG. It is sectional drawing.
[0061]
As shown in FIGS. 5 to 8, the
[0062]
The one
[0063]
Of the
[0064]
A cleaning
[0065]
[0066]
A round hole is formed at a position slightly forward of the center of the upper surface of the
[0067]
A
[0068]
The
[0069]
A
[0070]
Next, the operation of the
[0071]
Next, the worker sinks the
[0072]
Then, the operator operates the remote control panel to instruct the traveling direction of the
[0073]
At this time, the worker confirms the captured image of the
[0074]
When the center position in the width direction of the
[0075]
When the placement of the
[0076]
Thereafter, the operator instructs the detachment of the sticking
[0077]
Next, the operator instructs the
[0078]
Thereafter, the operator operates the crane or the like to lift the
[0079]
【The invention's effect】
In the case of using the wall surface working method and the wall surface working device according to the present invention, the suction unit sucks the guide rail to the wall surface with a suction force enough to perform a predetermined work on the wall surface, and the wall surface is moved along the guide rail. Since the work robot moves, there is no need to incorporate a large-scale pump or fan or other back pressure generator into the wall work robot, making the wall work robot smaller and smaller than conventional work devices. It can be adsorbed on the wall with great force.
[0080]
Further, since the wall working robot is configured to move along the guide rail, it is possible to move the wall working robot at a higher speed than a conventional working device.
[0081]
Further, in the case of the wall working device and the floor working device according to the present invention, a rack is accommodated in a pool for storing nuclear fuel, and the water is filled, and the worker does not enter the pool without sticking. The present invention has an excellent effect such that the panel can be attached to the wall surface or the floor surface of the pool.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an overall configuration of a wall surface working device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing a configuration of a wall work robot provided in the wall work device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a front sectional view showing a configuration of a wall work robot provided in the wall work device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a side view showing a configuration of a wall work robot provided in the wall work device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view showing a configuration of a floor working device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a plan view showing the configuration of the floor working device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a front partial sectional view showing the configuration of the floor working apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a partial side sectional view showing the configuration of the floor working device according to the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Wall work equipment
2 Running platform
3 Guide rail
4 Wall work robot
5 pool
6 Panel members
7 racks
8 wall
9 rails
10 winches
11 Support arm
12 rod-shaped members
13 Pulley
14 wires
15 Channel member
16 Bridge
17 Sucker
17a motor
18 Housing
19 Laura
20 Working unit
21 shaft
22 bearing
23 cylindrical member
24 gears
25 cylinder
26 Sucker
27 Adhesive panel
28 CCD camera
29 CCD camera
30 welding line (joining point)
31 Floor work equipment
32 body
33 Endless track
34 rollers
35 belt
36 shaft
37 Cleaning brush
38 floor
39 CCD camera
40 fans
41 cylinder
42 Sucker
43 cable nozzle
Claims (11)
壁面に対して所定の作業が可能な作業部を有し、前記ガイドレールに沿って移動することが可能な壁面作業用ロボットを、前記ガイドレールに沿って移動させる第2ステップと、
前記作業部に前記壁面に対して所定の作業を行わせる第3ステップと
を有することを特徴とする壁面作業方法。A first step of moving a guide rail having a suction unit capable of generating a suction force along a wall surface to suction the suction unit to the wall surface;
A second step of moving a robot for wall work, which has a work unit capable of performing a predetermined work on a wall surface and can move along the guide rail, along the guide rail,
A third step of causing the work unit to perform a predetermined work on the wall surface.
前記作業部は、一面に粘着性材料が塗布された貼着パネルを着脱可能に保持すべくなしてあり、
前記第1ステップは、前記ガイドレールを前記パネル上部材の接合箇所の近傍まで移動させて、前記吸着部を前記パネル部材に吸着させ、
前記第2ステップは、前記壁面作業用ロボットを、前記ガイドレールに沿って前記接合箇所に対向する位置まで移動させて配置し、
前記第3ステップは、前記作業部を前記接合箇所へ向けて移動して、該作業部が保持している貼着パネルの貼着面を前記接合箇所に密着させる第4ステップと、前記作業部から前記貼着パネルを離反させる第5ステップとを有する
ことを特徴とする請求項1に記載の壁面作業方法。The wall surface is configured by joining a plurality of panel-shaped members to each other,
The working unit is adapted to detachably hold an adhesive panel coated with an adhesive material on one surface,
In the first step, the guide rail is moved to a position near a joint of the panel upper member, and the suction unit is sucked to the panel member.
The second step is to move and arrange the wall working robot to a position facing the joint along the guide rail,
A third step of moving the working section toward the joint portion and bringing a sticking surface of a sticking panel held by the working section into close contact with the joint section; 5. The method according to claim 1, further comprising: a fifth step of separating the adhesive panel from the wall.
壁面に対して所定の作業が可能な作業部を有し、前記ガイドレールに沿って移動することが可能な壁面作業用ロボットと、
該壁面作業用ロボットを前記ガイドレールに沿って移動させる移動部と
を備えることを特徴とする壁面作業装置。A guide rail having a suction portion capable of generating a suction force,
A wall working robot having a working unit capable of performing a predetermined work on a wall surface and capable of moving along the guide rail,
A moving unit for moving the robot for wall work along the guide rail.
前記壁面作業用ロボットは、前記チャネル部材に転動可能に係合するローラを有する
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の壁面作業装置。The guide rail has two channel members provided substantially parallel to each other,
The wall surface working device according to claim 3, wherein the wall surface working robot includes a roller that rotatably engages with the channel member.
一面に粘着性材料が塗布された粘着パネルを着脱可能に保持する保持部と、該保持部を床面に近接又は離反する方向へ移動させる移動部とを有する作業部と
を備えることを特徴とする床面作業装置。An endless track for traveling on the floor,
A holding unit that detachably holds an adhesive panel coated with an adhesive material on one surface, and a working unit having a moving unit that moves the holding unit toward or away from the floor surface. Floor working equipment.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002243778A JP2004082235A (en) | 2002-08-23 | 2002-08-23 | Wall surface working method and device, and floor surface working device |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011200285A (en) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Nihon Bisoh Co Ltd | Method and device for cleaning photocatalyst-coated exterior surface |
-
2002
- 2002-08-23 JP JP2002243778A patent/JP2004082235A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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